JP2014150503A - 通信装置、通信方法、及び、通信プログラム - Google Patents

通信装置、通信方法、及び、通信プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】複数の物理ポートを持つ一般の通信装置において、物理ポート間のフレーム転送のループを検出することができる通信装置を提供する。
【解決手段】第1の対向装置と通信する第1の物理ポートと、第2の対向装置と通信する第2の物理ポートと、生成元の装置の識別子を含む識別情報を含む検査フレームを生成し、第1の物理ポートから検査フレームを送信し、第1の物理ポート又は第2の物理ポートにて受信したフレームが検査フレームであるか否かの検査結果及び受信したフレームの識別情報に基いて、第1の物理ポートから第1の物理ポート又は第2の物理ポートへのループの発生を検出するループ検出手段とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、物理ポート間のフレーム転送のループを検出することができる、通信装置、通信方法、及び、通信プログラムに関する。
例えば、イーサネット(登録商標)等のレイヤ2ネットワークでは、ネットワークにループが存在する場合は、フレームを無限に送信し続ける状態(ブロードキャストストーム)が発生し、通信帯域を圧迫してネットワーク機器やサーバの過負荷等の障害を引き起こす可能性がある。
ネットワークのループを構成する一部のリンクの利用を禁止することによりフレーム転送のループを回避する技術として、IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)802.1Dとして規定されるスパニングツリープロトコル(STP)等の標準規格や、ネットワーク機器メーカによる独自のプロトコル等の技術が知られている。
しかし、ネットワーク端のスイッチ等のネットワーク機器にパーソナルコンピュータ等の端末が接続された際、その端末を用いて即座に通信を可能にするために、STPが利用されないことが多い。そのため、ネットワークの一部ではSTPが利用されていても、STPが利用されていないネットワーク機器のポート間の接続によるフレーム転送のループの発生を抑止できないという問題がある。
LAN(Local Area Network)におけるアクセス部分でのループ接続を検出してネットワークのダウン状態を未然に防ぐ、ループ接続検出方法の一例が、特許文献1に開示されている。
特許文献1のループ接続検出方法では、LANのアクセス部分において、受信フレームのトラフィック量が検出され、トラフィック量が所定の閾値を超えているか否かが判定される。次に、ループ接続検出方法では、トラフィック量が閾値を超えていると判定されたとき、受信フレームに固有のフレーム情報が取得され、更に取得されたフレーム情報が、予め保持しているフレーム情報と比較される。そして、両者が同一である回数が、所定時間内に所定数あったとき、フレーム転送のループが発生していると判定される。
装置間の接続異常箇所を検出する接続異常検出方法の一例が、特許文献2に開示されている。
特許文献2の接続異常検出方法は、マスター装置とスレーブ装置を有するネットワークシステムにおいて、スレーブ装置の接続異常を検出するための技術である。ネットワークシステムは、マスター装置と複数のスレーブ装置とを含む。各スレーブ装置は、上流側ポートと下流側ポートを有する。マスター装置からのデータは、各スレーブ装置を経由してマスター装置へ戻される。
特許文献2の接続異常検出方法は、ネットワークシステムのトポロジ情報を取得するステップと、対象スレーブ装置が最下流である直列のトポロジを形成するように、各スレーブ装置のポートを接続又は切断するポート制御のステップと、ポート制御の後で検査用データを送信するステップと、検査用データの戻り状況に基づいて装置の接続異常を検出するステップとを有する。
特許文献2のマスター装置は、マスター装置と隣接する最上流のスレーブ装置とからなるネットワークから検査を始め、ポートを接続することにより順次スレーブ装置を追加して、マスター装置と最下流のスレーブ装置までを含むネットワークまで検査対象を拡大する。マスター装置は、ネットワークシステムのトポロジ情報に基づき、ネットワーク拡大の各段階で検査を行うことにより接続異常箇所を検出する。
フレーム転送経路のループを回避するリンク集約方法の一例が、特許文献3に開示されている。
特許文献3のリンク集約方法は、複数のリンクで接続された2台のスイッチ間で、フレーム転送経路のループを回避するための技術である。特許文献3ネットワークシステムは、複数のリンクで互いに接続されたリンク集約スイッチ及び対向スイッチと、複数のホストとを含む。リンク集約スイッチは、複数の物理ポートと、対向スイッチに接続された複数の物理ポートからなる論理ポートと、フレーム転送部と、MAC(Media Access Control)アドレス学習テーブルとを有する。
特許文献3リンク集約スイッチのフレーム転送部は、フレーム送信要求を受けると、フレーム転送部から引き渡されたフレームの送信元アドレスを基に、所定のハッシュ関数を用いてフレームを送信する物理ポートを一つ選択する。フレーム転送部は、フレームを受信した場合は、論理ポートに集約される物理ポートから引き渡された受信フレーム内の宛先アドレスを基に、所定のハッシュ関数を用いて対応する物理ポートを一つ選択する。つまり、リンク集約スイッチは、対向スイッチとの間で、フレーム送信の際には送信元アドレスにより1つの物理ポートを特定し、フレーム受信の際には宛先アドレスにより1つの物理ポートを特定する。
特開2006−101094号公報(第6−7ページ、図1、3、4) 特開2012−195653号公報(第9−12ページ、図1、3、5) 特開2005−130408号公報(第10ページ、図5)
特許文献1のループ接続検出方法では、閾値を超えたトラフィック量を検出することによりループが検出される。そのため、特許文献1のループ接続検出方法では、予め閾値が設定される必要があるが、その閾値の決定が困難であるという問題がある。
更に、特許文献1のループ接続検出方法には、ブロードキャストストーム発生源となるパケットが発信されるまで、パケット転送経路のループの存在が分からないという問題がある。
特許文献2の接続異常検出方法では、マスター装置と隣接する最上流のスレーブ装置とからなるネットワークから検査を始め、マスター装置と最下流のスレーブ装置までを含むネットワークまで検査対象を拡大する。そして、ネットワーク拡大の各段階で検査が行われることにより接続異常箇所が検出される。そのため、特許文献2の接続異常検出方法には、マスター装置とスレーブ装置を有するネットワークシステムにしか適用できないという問題がある。
更に、特許文献2の接続異常検出方法は、ネットワークシステムのトポロジ情報を必要とする。そのため、接続異常検出方法には、トポロジ情報を利用できない場合には、適用できないという問題がある。
特許文献3のリンク集約方法では、リンク集約スイッチと対向スイッチ間に接続された複数のリンクによるフレーム転送のループが回避される。しかし、特許文献3のリンク集約方法では、フレーム転送のループは検出されない。そのため、リンク集約方法は、フレーム転送のループを検出することには、そもそも適用できない。
(発明の目的)
本発明の目的は、複数の物理ポートを持つ一般の通信装置において、物理ポート間のフレーム転送のループを検出することができる、通信装置、通信方法、及び、通信プログラムを提供することにある。
本発明の通信装置は、第1の対向装置と通信する第1の物理ポートと、第2の対向装置と通信する第2の物理ポートと、生成元の装置の識別子を含む識別情報を含む検査フレームを生成し、第1の物理ポートから検査フレームを送信し、第1の物理ポート又は第2の物理ポートから受信したフレームが検査フレームであるか否かの検査結果及び受信したフレームの識別情報に基いて、第1の物理ポートから第1の物理ポート又は第2の物理ポートへのループの発生を検出するループ検出手段と、を備えることを特徴とする。
本発明の通信方法は、生成元の装置の識別子を含む識別情報を含む検査フレームを生成して第1の物理ポートから送信し、第1の物理ポート又は第2の物理ポートにて受信したフレームが検査フレームであるか否かの検査結果及び受信したフレームの識別情報に基いて、第1の物理ポートから第1の物理ポート又は第2の物理ポートへのループの発生を検出することを特徴とする。
本発明の通信プログラムは、第1の対向装置と通信する第1の物理ポート及び第2の対向装置と通信する第2の物理ポートを備えた通信装置が備えるコンピュータを、生成元の装置の識別子を含む識別情報を含む検査フレームを生成する手段と、第1の物理ポートから前記検査フレームを送信する手段と、第1の物理ポート又は第2の物理ポートにて受信する手段と、受信したフレームが検査フレームであるか否か、及び受信したフレームの識別情報を検査する手段と、検査結果に基いて、第1の物理ポートから第1の物理ポート又は第2の物理ポートへのループの発生を検出するループ検出手段として機能させることを特徴とする。
本発明によれば、複数の物理ポートを持つ一般の通信装置において、物理ポート間のフレーム転送のループを検出することができるという効果がある。
本発明の第1の実施形態における通信装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態における通信装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態における通信装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態における折り返し装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第2の実施形態における通信装置の動作を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。尚、すべての図面において、同等の構成要素には同じ符号を付し、適宜説明を省略する。
(第1の実施形態)
図1は、本実施形態における通信装置の構成を示すブロック図である。
本実施形態の通信装置100は、第1物理ポート110と、第2物理ポート120と、ループ検出手段150とを備える。通信装置100は、スイッチやルータであってもよいし、NIC(Network Interface Card)を備えたコンピュータであってもよい。
第1物理ポート110、第2物理ポート120は、それぞれ、1台の対向装置210、220とそれぞれ1本のリンク310、320を介して通信を行う。対向装置210、220は、リピータ、スイッチ等であってもよい。尚、対向装置210、220は、互いに接続されていてもよいし(リンク330)、他のホスト、リピータ、スイッチ等に接続されていてもよい(リンク350、360)。
本実施形態において、「ループ」とは、ある通信装置から同じ通信装置へのフレーム転送のループを意味する。「ループ」には、ある通信装置のある物理ポートから、同じ通信装置の同じ物理ポートへのフレーム転送のループ(自己ループ)も含まれる。
ループ検出手段150によるループ検出処理は、第1物理ポート110、第2物理ポート120を制御するポート制御手段(図示しない)等の起動元手段の処理中で起動される。そして、ループ検出手段150は、ループ検出処理が終了すると、起動元手段にループ検出処理の終了を通知する。起動元手段は、ループ検出処理の終了の通知を受けとると、ループ検出処理の呼出し後の処理を継続する。例えば、ポート制御手段は、第1物理ポート110、第2物理ポート120に対する、ポートの初期化、ポートの試験、フレームの送受信の開始や停止、又は、その他のプロトコル処理等の機能を有してもよい。ループ検出手段150は、例えば、ポートの初期化中のポート制御手段から起動されてもよいし、ポートの試験中のポート制御手段から起動されてもよい。又は、ループ検出手段150は、例えば、通信装置100のループ検出処理開始用のボタン(図示しない)の押下等により、起動されてもよい。
ループ検出手段150は、検査フレームを生成する。検査フレームは、本発明のために使われるフレームであることが判別できる必要がある。そのためには、例えば、検査フレームのペイロードは、特定のビットパターンを含んでもよい。
更に、通信装置100は、検査フレームに基づき、検査フレームの生成元装置である通信装置100を一意に識別できる必要がある。そのためには、例えば、検査フレームのペイロードは、通信装置100が有する物理アドレスの一つを含んでもよいし、通信装置100を特定する特定のビットパターンを含んでもよい。
尚、検査フレームは、同じネットワークのすべての端末に配信されるブロードキャストフレーム、又は、存在しない物理アドレスを宛先に持つフレームであってもよい。ブロードキャストフレーム、又は、存在しない物理アドレスを宛先に持つフレームは、リピータ又はスイッチの、フレームを受信したポートを除くすべてのポートから送信(フラッディング)されるからである。
複数の検査フレームが送信される場合には、複数の検査フレームは、ブロードキャストフレーム又は存在しない物理アドレスを宛先に持つフレームと、その他のフレームとの組み合わせであってもよい。あるいは、フレーム転送のループの検出対象のネットワークが、通信装置100と、リピータと、ホストから構成される場合には、検査フレームは、任意の物理アドレスを宛先に持つフレームであってもよい。任意の物理アドレスを宛先に持つフレームは、リピータのすべてのポートから送信されるからである。
ループの検出を行うために、初めに、ループ検出手段150は、複数の物理ポートから検査フレームを送信する。すなわち、ループ検出手段150は、フレーム転送のループの検出対象のネットワークに含まれるすべての物理ポート110、120から検査フレームを送信する。その際、ループ検出手段150は、複数の物理ポートから同時に検査フレームを送信してもよいし、ポート毎に順次、検査フレームを送信してもよい。
次に、ループ検出手段150は、複数の物理ポートから検査フレームを受信する。すなわち、ループ検出手段150は、フレーム転送のループの検出対象のネットワークに含まれるすべての物理ポート110、120から検査フレームを受信する。その際、ループ検出手段150は、複数の物理ポートから同時に検査フレームを受信してもよいし、ポート毎に順次、検査フレームを受信してもよい。
次に、ループ検出手段150は、受信したフレームが検査フレームであるか否かを判定する。例えば、ループ検出手段150は、受信したフレームのペイロードに特定のビットパターンが含まれるか否かを調べることにより、検査フレームであるか否かを判定することができる。
そして、ループ検出手段150は、受信した検査フレームを生成した装置が通信装置100であるか否かを判定する。例えば、ループ検出手段150は、受信した検査フレームのペイロードに含まれる物理アドレスが通信装置100が有する物理アドレスであるか否かを調べることにより、検査フレームを生成した装置が通信装置100であるか否かを判定することができる。又は、ループ検出手段150は、受信した検査フレームのペイロードに通信装置100を特定するビットパターンが含まれるか否かを調べることにより、検査フレームを生成した装置が通信装置100であるか否かを判定してもよい。
最後に、ループ検出手段150は、受信したフレームが検査フレームであり、かつ受信した検査フレームの生成元装置が通信装置100ならば、ループが存在すると判断する。検査フレームをポート毎に順次、送信する場合等では、ループ検出手段150は、受信した検査フレームを送信した物理ポートを、検査フレームを受信したタイミングから判別することができる。あるいは、ループ検出手段150は、検査フレームに含まれる情報から送信した物理ポートを判別してもよい。
ループ検出手段150は、ループの存在を検出したとき、受信した検査フレームを送信した物理ポートからのすべてのフレームの送信又は送受信を禁止してもよい。
尚、ループ検出手段150は、受信したフレームが検査フレームでない、又は受信した検査フレームの生成元装置が通信装置100でないならば、所定の時間内に受信したフレームについて、同じ処理を繰り返す。
尚、本実施形態では、通信装置100が2つの物理ポートを経由して2台の対向装置と接続される例を挙げたが、通信装置100は、3つ以上の物理ポートを経由して3台以上の対向装置と接続されてもよい。すなわち、通信装置100がn(nは3以上の整数)個の物理ポートを経由して、n台の対向装置と接続される場合には、n個の物理ポートの1番目の物理ポートからn番目の物理ポートまで順に、1個の物理ポートから検査フレームを送信する。そして、1個の物理ポートからの検査フレームの送信毎に、いずれかの物理ポートで検査フレームが受信されるか否かによって、ループの存在を検出することができる。ループの存在が検出されたたときは、送信元の物理ポートからのフレームの送信を停止する等、適宜、必要な処理を行えばよい。通信装置100は、次の物理ポートあれば、その物理ポートを選択して、同じ処理を繰り返す。
図2は、本実施形態における通信装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
通信装置907は、記憶装置902と、CPU(Central Processing Unit)903と、キーボード904と、モニタ905と、I/O(Input/Output)908とを備え、これらが内部バス906で接続されている。記憶装置902は、ループ検出手段150等のCPU903の動作プログラムを格納する。CPU903は、通信装置907全体を制御し、記憶装置902に格納された動作プログラムを実行し、I/O908を介してループ検出手段150等のプログラムの実行やデータの送受信を行なう。なお、上記の通信装置907の内部構成は一例である。通信装置907は、CPU903のみを備え、外部に備えられた、記憶装置902、キーボード904、モニタ905、及びI/O908を用いて動作してもよい。
次に、本実施形態の動作を説明する。
図3は、本実施形態における通信装置の動作を示すフローチャートである。
ループ検出手段150は、すべての未処理の物理ポートから、1つの物理ポートを選択する(ステップS110)。
ループ検出手段150は、生成元の識別情報を含む検査フレームを生成し、選択された物理ポートから検査フレームを送信する(ステップS120)。
ループ検出手段150は、すべての物理ポートから受信したすべてのフレームを検査する(ステップS125)。
受信したフレームが、検査フレームであり、かつ検査フレームを生成した装置が通信装置100ならば(ステップS125:Yes)、ループ検出手段150は、フレーム転送のループが検出されたと判断し、選択されたポートの送受信を禁止する(ステップS130)。
受信したフレームが、検査フレームでないか、又は検査フレームを生成した装置が通信装置100でないならば(ステップS125:No)、ループ検出手段150は、まだフレーム転送のループが検出されていないと判断し、次の処理に進む(ステップS180)。
ループ検出手段150は、ステップS120の終了から所定の時間が経過しているか否かを判定し(ステップS180)、経過していなければステップS125に戻り(ステップS180:No)、経過していればステップS190に進む(ステップS180:Yes)。
ループ検出手段150は、未処理の物理ポートがあるか否かを判定し(ステップS190)、あればステップS110に戻り(ステップS190:Yes)、なければ処理を終了する(ステップS190:No)。
以下に、具体例として、スイッチである第1対向装置210と第2対向装置220とがリンク330で接続される場合について説明する。
通信装置100のループ検出手段150は、第1物理ポート110を選択する(ステップS110)。
ループ検出手段150は、生成元の識別情報を含む検査フレームを生成し、第1物理ポート110から検査フレームを送信する(ステップS120)。
通信装置100からリンク310を経由して送信された検査フレームは、第1対向装置210により受信される。
第1対向装置210がスイッチの場合、検査フレームの宛先はブロードキャストアドレス又は第1対向装置210が未学習(MACアドレス学習テーブルに未登録)のアドレスなので、第1対向装置210は、受信したリンク310を除く全てのリンク330、350から検査フレームを送信する。
あるいは、第1対向装置210がリピータの場合、第1対向装置210は、受信したリンク310を除く全てのリンク330、350から検査フレームを送信する。
尚、第1対向装置210が一般のホストの場合、第1対向装置210はリンク330、350を持たないので、第1対向装置210は、検査フレームをどこにも送信しない。
ただし、第1対向装置210が受信したフレームと同じペイロードを持つフレームを折り返し送信する特殊なホスト(以下、「折り返し装置」という。)の場合、第1対向装置210は、受信したリンク310から検査フレームを送信する。折り返し装置は、入力信号をそのまま出力信号として折り返す回路であってもよい。
第1対向装置210からリンク330を経由して送信された検査フレームは、第2対向装置220により受信される。
第2対向装置220も、第1対向装置210と同様な動作を行う。第2対向装置220がスイッチなので、検査フレームの宛先はブロードキャストアドレス又は第2対向装置220が未学習のアドレスなので、第2対向装置220は、受信したリンク330を除く全てのリンク320、360から検査フレームを送信する。
第2対向装置220からリンク320を経由して送信された検査フレームは、通信装置100のループ検出手段150により受信される(ステップS125)。受信したフレームが検査フレームであり、かつ検査フレームを生成した装置が通信装置100なので、ループ検出手段150は、フレーム転送のループが検出されたと判断する。そして、ループ検出手段150は、選択された第1物理ポート110の送受信を禁止する(ステップS130)。
ループ検出手段150は、ステップS120の終了から所定の時間が経過するまで(ステップS180)、受信したフレームを検査する(ステップS180:No)。
ループ検出手段150は、ステップS120の終了から所定の時間が経過した場合は、次の未処理のポートの処理を行う(ステップS190:Yes)。
尚、ループ検出手段150が送信した検査フレームが他の機器により転送される際に、検査フレームに不正な送信元物理アドレスが設定される可能性がある。更に、対向装置210、220がスイッチの場合、対向装置210、220が不正な送信元物理アドレスを持つ検査フレームを転送すると、対向装置210、220は不正な物理アドレスを学習(MACアドレス学習テーブルに登録)する可能性がある。そこで、ループ検出手段150は、次の未処理のポートの処理を行う前に、対向装置210、220に、学習した物理アドレスの消去(MACアドレス学習テーブルからの削除)を指示してもよい。MACアドレス学習テーブルの学習内容の消去の指示には、例えば、Y.1731やIEEEE802.1agで規定されるRDI(Remote Deficit Indication)フレーム等を利用してもよい。
通信装置100のループ検出手段150は、第2物理ポート120を選択する(ステップS110)。
ループ検出手段150は、第2物理ポート120から検査フレームを送信する(ステップS120)。
通信装置100からリンク320を経由して送信された検査フレームは、第2対向装置220により受信される。
第2対向装置220がスイッチなので、検査フレームの宛先はブロードキャストアドレス又は第2対向装置220が未学習のアドレスなので、第2対向装置220は、受信したリンク330を除く全てのリンク330、360から検査フレームを送信する。
第2対向装置220からリンク330を経由して送信された検査フレームは、第1対向装置210により受信される。
第1対向装置210がスイッチなので、検査フレームの宛先はブロードキャストアドレス又は第1対向装置210が未学習のアドレスなので、第1対向装置210は、受信したリンク330を除く全てのリンク310、350から検査フレームを送信する。
第1物理ポート110の送受信は禁止されているので、第1対向装置210からリンク310を経由して送信された検査フレームは、通信装置100により受信されない。
ループ検出手段150は、ステップS120の終了から所定の時間が経過するまで(ステップS180)、受信したフレームを検査する(ステップS180:No)。
ループ検出手段150は、ステップS120の終了から所定の時間が経過した場合は、未処理のポートがないので処理を終了する(ステップS190:No)。
以上の処理の結果、ループ検出手段150は、通信装置100の第1物理ポート110から第2物理ポート120への、フレーム転送のループが検出されたと判断する。その際、第1物理ポート110の送受信は禁止されるので(第2物理ポート120の送受信は禁止されない)、リンク330に起因する第1物理ポート110から第2物理ポート120へのフレーム転送のループは発生しなくなる。この際、第1物理ポート110の送信と受信の両方が禁止されるので、同時に、同じくリンク330に起因する、第2物理ポート120から第1物理ポート110へのフレーム転送のループも発生しなくなる。
以上説明したように、本実施形態における通信装置100は、物理ポート間のフレーム転送のループを検出することができる。その理由は、ループ検出手段150は、検査フレームを送信し、ループ検出手段150が送信した検査フレームを受信するか否かを検査するからである。
更に、通信装置100が物理ポート間のフレーム転送のループを検出する際、通信装置100は、閾値を設定した上で、トラフィック量を測定して、閾値を超えるトラフィック量を検出する必要はないという効果がある。その理由は、ループ検出手段150は、トラフィック量には関係なく、検査フレームを送信し、送信された検査フレームが受信されるか否かを検査するからである。
更に、通信装置100が、ポートの初期化中に、ループ検出手段150によるフレーム転送のループ検出を行えば、通信装置100は、直ちに物理ポート間のフレーム転送のループを検出することができる。その理由は、ループ検出手段150は、通常のフレームの送受信前に検査フレームを送信し、ループ検出手段150が送信した検査フレームを受信するか否かを検査するからである。
更に、通信装置100は、マスター装置とスレーブ装置を有するネットワークシステム以外にも適用できるという効果がある。その理由は、通信装置100は、通信装置100、スイッチ、リピータ、又はホストを含む一般のアクセスネットワークを、フレーム転送のループを検出する対象にするからである。
更に、通信装置100は、ネットワークシステムのトポロジ情報を利用できない場合にも、適用できるという効果がある。その理由は、ループ検出手段150は、予めトポロジ情報を取得せずに、検査フレームを送信し、ループ検出手段150が送信した検査フレームを受信するか否かを検査するからである。
更に、通信装置100は、複数のリンクで接続された2台のスイッチを有するネットワークシステム以外にも適用できるという効果がある。その理由は、通信装置100は、通信装置100、スイッチ、リピータ、又はホストを含む一般のアクセスネットワークを、フレーム転送のループを検出する対象にするからである。
更に、通信装置100は、フレーム転送のループを検出すると同時に、通信装置100に接続された複数のリンクによるフレーム転送のループを回避できるという効果がある。その理由は、ループ検出手段150は、複数の物理ポートから検査フレームを送信し、ループ検出手段150が送信した検査フレームを受信するか否かを検査し、フレーム転送のループが検出された物理ポートの送信又は送受信を禁止するからである。
(第2の実施形態)
図4は、本実施形態における折り返し装置の構成を示すブロック図である。
本発明の第2の実施形態における通信装置の構成は、図1に示した第1の実施形態における通信装置の構成と同じである。但し、通信装置105は、それぞれ物理ポート110、120におけるイベントの発生を利用者に知らせるLED(Light Emitting Diode)115、125を更に備える。本実施形態の説明においては、第1の実施形態と本実施形態とで共通する説明は省略し、第1の実施形態に対する本実施形態の相違点のみについて説明する。
折り返し装置390は、受信したフレームと同じペイロードを持つフレームを送信する。折り返し装置390は、LANケーブル370又は380の一端に取り付けられて、LANケーブル370、380の他端に取り付けられた通信装置105の物理ポート110、120との間でフレームを送受信する。
折り返し装置390に示したピン位置は、10BASE−T、100BASE−TX、1000BASE−T等で利用されるLANケーブル370、380の8P8Cモジュラーコネクタにおけるピン位置を示す。ここでは、折り返し装置390が、ピン位置1と3の間、及び、ピン位置2と6の間で受信信号を折り返して送信する例を示す。折り返し装置390のピン間は、電気的に直接接続されてもよい。折り返し装置390は、入力信号を受信フレームとして一旦記憶して、受信フレームと同じペイロードを持つ別のフレームを折り返し送信してもよい。折り返し装置390は、フレームのペイロード以外の構成要素を更に置き換えたフレームを折り返し送信してもよい。
図5は、本実施形態における通信装置の動作を示すフローチャートである。
ループ検出手段150は、生成元及び最初の送信元の物理ポートの識別情報を含む検査フレームを生成し、すべての物理ポートから検査フレームを送信する(ステップS125)。例えば、検査フレームのペイロードは、検査フレームの送信元の物理ポート番号を表すビットパターンを含んでもよい。
ループ検出手段150は、すべての物理ポートから受信した各フレームを検査する(ステップS135)。ここでは、一度に1つの受信フレームが検査されるものとする。
ループ検出手段150は、受信したフレームが、検査フレームであり、かつ検査フレームを生成した装置が通信装置105か否かを検査する(ステップS140)。
受信したフレームが、検査フレームであり、かつ検査フレームを生成した装置が通信装置105ならば(ステップS140:Yes)、ループ検出手段150は、フレーム転送のループが検出されたと判断し、選択されたポートの送信を禁止する(ステップS150)。
ループ検出手段150は、受信した検査フレームの最初の送信元の物理ポートが、検査フレームを受信した物理ポートと同じか否かを検査する(ステップS160)。
受信した検査フレームの最初の送信元の物理ポートが、検査フレームを受信した物理ポートと同じならば(ステップS160:Yes)、ループ検出手段150は、フレーム転送の自己ループ(1つの物理ポートによるフレーム転送のループ)が検出されたと判断し、物理ポートにおけるイベントの発生を利用者に知らせるLEDを点灯する(ステップ175)。尚、ループ検出手段150がLEDを点灯する例を示したが、ループ検出手段150は、LEDを点滅したり、点灯色を変えたりすることにより、フレーム転送の自己ループの発生を利用者に知らせてもよい。
受信した検査フレームの最初の送信元の物理ポートが、検査フレームを受信した物理ポートと同じでないならば(ステップS160:No)、ループ検出手段150は、自己ループではないフレーム転送のループ(2つ以上の物理ポートによるフレーム転送のループ)が検出されたと判断し、アラームを発報する(ステップ170)。尚、ループ検出手段150がアラームを発報する例を示したが、ループ検出手段150は、ステップS175とは異なる形式でLEDを点灯したり、アラーム音を鳴らしたりすることにより、自己ループ以外のフレーム転送のループの発生を利用者に知らせてもよい。
受信したフレームが、検査フレームでないか、又は検査フレームを生成した装置が通信装置105でないならば、ループ検出手段150は、ステップS180に進む(ステップS140:No)。
ループ検出手段150は、ステップS125の終了から所定の時間が経過しているか否かを判定し(ステップS180)、経過していなければステップS135に戻り(ステップS180:No)、経過していれば処理を終了する(ステップS180:Yes)。
例えば、スイッチである第1対向装置210と第2対向装置220とが、リンク330で接続される場合について説明する。
ループ検出手段150は、生成元及び最初の送信元の物理ポートの識別情報を含む検査フレームを生成し、第1物理ポート110及び第2物理ポート120から検査フレームを送信する(ステップS125)。
通信装置105からリンク310を経由して送信された検査フレームは、第1対向装置210により受信される。
第1対向装置210がスイッチなので、検査フレームの宛先はブロードキャストアドレス又は第1対向装置210が未学習のアドレスなので、第1対向装置210は、受信したリンク310を除く全てのリンク330、350から検査フレームを送信する。
第1対向装置210からリンク330を経由して送信された検査フレームは、第2対向装置220により受信される。
第2対向装置220がスイッチなので、検査フレームの宛先はブロードキャストアドレス又は第2対向装置220が未学習のアドレスなので、第2対向装置220は、受信したリンク330を除く全てのリンク320、360から検査フレームを送信する。
通信装置105からリンク320を経由して送信された検査フレームは、第2対向装置220により受信される。
第2対向装置220がスイッチなので、検査フレームの宛先はブロードキャストアドレス又は第2対向装置220が未学習のアドレスなので、第2対向装置220は、受信したリンク320を除く全てのリンク330、360から検査フレームを送信する。
第2対向装置220からリンク330を経由して送信された検査フレームは、第1対向装置210により受信される。
第1対向装置210がスイッチなので、検査フレームの宛先がブロードキャストアドレス又は第1対向装置210が未学習のアドレスなので、第1対向装置210は、受信したリンク330を除く全てのリンク310、350から検査フレームを送信する。
第2対向装置220からリンク320を経由して送信された検査フレームは、通信装置105のループ検出手段150により受信される(ステップS135)。
受信したフレームが検査フレームであり、かつ検査フレームを生成した装置が通信装置105なので(ステップS140:Yes)、ループ検出手段150は、フレーム転送のループが検出されたと判断する。そして、ループ検出手段150は、選択された第1物理ポート110の送信を禁止する(ステップS150)。
ループ検出手段150は、受信した検査フレームの最初の送信元の物理ポートが、検査フレームを受信した物理ポートと同じか否かを検査する(ステップS160)。
受信した検査フレームの最初の送信元の物理ポートが、検査フレームを受信した物理ポートと同じでないので(ステップS160:No)、ループ検出手段150は、自己ループではないフレーム転送のループが検出されたと判断し、アラームを発報する(ステップ170)。
ループ検出手段150は、ステップS125の終了から所定の時間が経過するまで(ステップS180)、受信したフレームを検査する(ステップS180:No)。
第1対向装置210からリンク310を経由して送信された検査フレームは、通信装置105のループ検出手段150により受信される(ステップS135)。受信したフレームが検査フレームであり、かつ検査フレームを生成した装置が通信装置105なので(ステップS140:Yes)、ループ検出手段150は、フレーム転送のループが検出されたと判断し、選択された第2物理ポート120の送信を禁止する(ステップS150)。
ループ検出手段150は、受信した検査フレームの最初の送信元の物理ポートが、検査フレームを受信した物理ポートと同じか否かを検査する(ステップS160)。
受信した検査フレームの最初の送信元の物理ポートが、検査フレームを受信した物理ポートと同じでないので(ステップS160:No)、ループ検出手段150は、自己ループではないフレーム転送のループが検出されたと判断し、アラームを発報する(ステップ170)。
ループ検出手段150は、ステップS125の終了から所定の時間が経過した場合は、処理を終了する(ステップS180:Yes)。
以上の動作の結果、ループ検出手段150は、通信装置105の第1物理ポート110及び第2物理ポート120でフレーム転送のループが検出されたと判断する。その際、第1物理ポート110及び第2物理ポート120の送信は禁止されるので、リンク330によるフレーム転送のループは発生しなくなる。
以下に、具体例として、通信装置105の第1物理ポート110にLANケーブル370が接続され、第2物理ポート120にLANケーブル380が接続される場合について説明する。尚、LANケーブル370、380は、それぞれ物理ポート110、120のどちらに接続されているのかが容易に確認できない状態にある。そこで、折り返し装置390が、LANケーブル370又は380の任意の一方(ここは、LANケーブル370)に接続される。
その後、通信装置105のループ検出処理開始用のボタン(図示しない)が押下されると、ループ検出手段150の処理が起動される。
ループ検出手段150は、前述と同じ動作(ステップS125からS160)を行う。
通信装置105からリンク370を経由して送信された検査フレームは、折り返し装置390により受信される。折り返し装置390は、受信した検査フレームと同じペイロードを持つ検査フレームをリンク370から送信する。
受信された検査フレームの最初の送信元の物理ポートが、検査フレームを受信した物理ポートと同じなので(ステップS160:Yes)、ループ検出手段150は、フレーム転送の自己ループが検出されたと判断し、第1物理ポート110を指し示す第1LED115を点灯する(ステップ170)。
ループ検出手段150は、第2物理ポート120から検査フレームを受信しないので、第2物理ポート120を指し示す第2LED125を点灯しない。
以上の処理の結果、折り返し装置390が接続された第1物理ポート110を指し示す第1LED115が点灯するので、折り返し装置390が接続されたLANケーブル370が第1物理ポート110に接続されていることがわかる。
以上説明したように、本実施形態における通信装置105は、第1の実施例の効果に加えて、以下の効果を有する。
第一に、本実施形態における通信装置105は、第1の実施例の効果に加えて、フレームの転送ループを検出する時間を短縮することができる。その理由は、全ての物理ポートから同時に検査フレームを送信し、所定の時間内で検査フレームを並列に受信するからである。
第二に、本実施形態における通信装置105は、自己ループを検出し、自己ループが発生した物理ポートを特定することができる。その理由は、ループ検出手段150が、受信した検査フレームの最初の送信元の物理ポートが、検査フレームを受信した物理ポートと同じか否かを検査し、同じであれば、自己ループの発生した物理ポートのLEDを点灯するからである。
なお、図3、5の各処理は、ソフトウェアによって実行されてもよい。すなわち、各処理を行うためのコンピュータプログラムが、通信装置が備えるCPU(図2:903)によって読み込まれ、実行されてもよい。プログラムを用いて各処理を行っても、上述の実施形態の処理と同内容の処理を行うことができる。そして、上記のプログラムは、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ等の半導体記憶装置、光ディスク、磁気ディスク、光磁気ディスク等、非一時的な媒体に格納されてもよい。
あるいは、各処理は、個別の回路等の構成要素によって実行されてもよい。
尚、本願発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、本願発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変更、変形して実施することができる。

Claims (9)

  1. 第1の対向装置と通信する第1の物理ポートと、
    第2の対向装置と通信する第2の物理ポートと、
    生成元の装置の識別子を含む識別情報を含む検査フレームを生成し、前記第1の物理ポートから前記検査フレームを送信し、前記第1の物理ポート又は前記第2の物理ポートにて受信したフレームが前記検査フレームであるか否かの検査結果及び前記受信したフレームの前記識別情報に基いて、前記第1の物理ポートから前記第1の物理ポート又は前記第2の物理ポートへのループの発生を検出するループ検出手段と、
    を備えることを特徴とする通信装置。
  2. 前記ループ検出手段は、前記第1の物理ポートから前記検査フレームを送信した後、所定の時間の間、前記第1の物理ポート又は前記第2の物理ポートにて受信したフレームが前記検査フレームであるか否かを検査する
    ことを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記第1の物理ポート及び前記第2の物理ポートを含む複数の物理ポートを備え、
    前記ループ検出手段は、前記複数の物理ポートから前記第1の物理ポートを選択し、前記複数の物理ポートにて受信したフレームが前記検査フレームであるか否かを検査し、更に、前記複数の物理ポートから前記第1の物理ポート以外の第3の物理ポートを選択し、前記複数の物理ポートにて受信したフレームが前記検査フレームであるか否かを検査する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の通信装置。
  4. 前記第1の物理ポート及び前記第2の物理ポートを含む複数の物理ポートを備え、
    前記ループ検出手段は、前記複数の物理ポートから、前記検査フレームを同時に送信する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の通信装置。
  5. 前記識別情報は、前記生成元の装置において、前記検査フレームが送信された物理ポートの識別子を更に含む
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の通信装置。
  6. 前記ループ検出手段は、前記ループを検出したとき、前記第1の物理ポートの送信を禁止する
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の通信装置。
  7. 前記ループ検出手段は、前記受信したフレームを送信した物理ポートの送信を禁止した場合は、アラームを発報する
    ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の通信装置。
  8. 生成元の装置の識別子を含む識別情報を含む検査フレームを生成して第1の物理ポートから送信し、
    前記第1の物理ポート又は第2の物理ポートにて受信したフレームが前記検査フレームであるか否かの検査結果及び前記受信したフレームの前記識別情報に基いて、前記第1の物理ポートから前記第1の物理ポート又は前記第2の物理ポートへのループの発生を検出する
    ことを特徴とする通信方法。
  9. 第1の対向装置と通信する第1の物理ポート及び第2の対向装置と通信する第2の物理ポートを備えた通信装置が備えるコンピュータを、
    生成元の装置の識別子を含む識別情報を含む検査フレームを生成する手段と、
    前記第1の物理ポートから前記検査フレームを送信する手段と、
    前記第1の物理ポート又は前記第2の物理ポートにて受信する手段と、
    前記受信したフレームが前記検査フレームであるか否か、及び前記受信したフレームの前記識別情報を検査する手段と、
    前記検査結果に基いて、前記第1の物理ポートから前記第1の物理ポート又は前記第2の物理ポートへのループの発生を検出するループ検出手段と
    して機能させるための通信プログラム。
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