JP2014150479A - 通信装置、通信方法およびプログラム - Google Patents

通信装置、通信方法およびプログラム Download PDF

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翔一 生田
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Abstract

【課題】必要としない通信モードが動作することによる、不要に大きな電流消費を回避する。
【解決手段】時刻取得部120が取得した現在の時刻と、記憶部130に記憶されている通信ログとに基づいて、モード設定部140が、カードエミュレーションモード、R/Wモード、P2Pモードの複数の動作モードの中から動作モードを決定し、決定した動作モードを通信部110に設定し、通信部110が、モード設定部140が設定した動作モードで通信を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、電気通信を行う通信装置、通信方法およびプログラムに関する。
近年、近距離無線通信を行う携帯端末等の通信装置として、例えば、通信装置を所定のリーダにかざすことで精算を行うという、当該通信装置を財布のように利用することができる非接触型ICカード技術方式を用いた通信モードに対応した通信装置(以下、非接触型ICカード端末と称する)や、近距離無線通信の国際標準であるNFCに対応した通信装置(以下、NFC端末と称する)が普及してきている。
NFC端末では、例えば、カードエミュレーションモードや、R/W(Reader/Writer)モード、P2P(Pear to Pear)モードの通信モードを用いた通信が可能となっている。
カードエミュレーションモードは、非接触ICカードのように通信装置が非接触ICカード機能を実現する通信モードである。
また、R/Wモードは、通信装置を情報のリーダ/ライタとして使う通信モードである。この通信モードでは、通信装置が13.56MHzの搬送波を出力する。このとき、通信装置は、当該通信装置に実装された発振子を用いて搬送波を出力する。そのため、通信装置がR/Wモードで動作する場合は、カードエミュレーションモードで動作する場合と比べて、消費電流が大きい。
P2Pモードは、通信装置間(1対1)で双方向のデータ通信を行う通信モードである。P2Pモードで動作する場合も、通信装置がR/Wモードで動作する場合と同様の通信動作を行うため、消費電流が大きい。
非接触型ICカード端末においては、通常、非接触型ICカード技術方式を用いたカードエミュレーションモードが動作しているが、R/Wモードを使用する場合、当該通信装置の保持者が所定の操作を行って専用のアプリケーションを動作させる。P2Pモードを使用する場合も同様である。そのため、非接触型ICカード端末は、通信装置の保持者が操作を行ったとき以外は、R/WモードやP2Pモードで動作することはない。
図12は、非接触型ICカード端末において動作している通信モードと消費電流との関係の一例を示す図である。ここでは、時刻Aで保持者が所定の操作を行った場合を例に挙げて示す。
図12に示すように、動作する通信モードは保持者の操作にしたがって変化する。また、動作している通信モードがカードエミュレーションモードである場合と比べて、動作している通信モードがR/WモードやP2Pモードの場合は、消費電流が大きい。
一方、NFC端末は、上述した3つの通信モードを標準で有しており、あるプラットフォームが搭載されたNFC端末では、通信装置の電源を立ち上げると3つの通信モード全ての動作が有効となる。そのため、通信装置の保持者が操作を行うことなく、R/WモードやP2Pモードが動作していることとなる。
図13は、NFC端末において動作している通信モードと消費電流との関係の一例を示す図である。
図13に示すように、動作する通信モードがあらかじめ決められたタイミングで変化する。図13では、通信装置の表示部(ディスプレイ)がOFFである場合、カードエミュレーションモードだけが動作し、表示部がONである場合は、3つの通信モードが動作する場合を例に挙げて示す。また、動作している通信モードがカードエミュレーションモードである場合と比べて、3つの通信モードが動作している場合は、消費電流が大きい。
また、通信デバイスがリーダ/ライタとして機能する通信モードと、パッシブタグとして機能する通信モードとを、通信相手の情報処理装置の稼働状態に基づいて切り替える技術が開示されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2011−28615号公報
上述したように、NFC端末においては、当該通信装置の保持者が、例えば、電子メールを作成しているときや、ネットサーフィンを行っているとき、動画を視聴しているとき等、近距離無線通信を利用していないときであっても、上述した3つの通信モードが動作し、消費電流が不要に大きくなってしまうという問題点がある。
また、例えば、特許文献1に開示された技術においても、通信相手の情報処理装置の稼働状態を判断することができなければ、必要としない通信モードが動作することが考えられ、消費電流が不要に大きくなってしまうおそれがある。
本発明の目的は、上述した課題を解決する通信装置、通信方法およびプログラムを提供することである。
本発明の通信装置は、
外部の装置との間で通信を行う通信部と、
時刻を取得する時刻取得部と、
前記通信部の通信ログを記憶する記憶部と、
現在の時刻と、前記記憶部に記憶されている通信ログとに基づいて、前記動作モードを決定し、該決定した動作モードを前記通信部に設定するモード設定部とを有し、
前記通信部は、複数の動作モードのうち前記モード設定部が設定した動作モードで通信を行う。
また、本発明の通信方法は、
時刻を取得する処理と、
通信ログを記憶する処理と、
現在の時刻と前記通信ログとに基づいて、動作モードを決定する処理と
前記決定した動作モードで通信を行う処理とを行う。
また、本発明のプログラムは、
コンピュータに実行させるためのプログラムであって、
時刻を取得する手順と、
通信ログを記憶する手順と、
現在の時刻と前記通信ログとに基づいて、動作モードを決定する手順と
前記決定した動作モードで通信を行う手順とを実行させる。
以上説明したように、本発明においては、不要に大きな電流消費を回避することができる。
本発明の通信装置の第1の実施の形態を示す図である。 図1に示した記憶部の内部構造の一例を示す図である。 図2に示したログ記憶部に記憶された通信ログの一例を示す図である。 図2に示した動作モード記憶部に記憶された通信モードと動作モードとの対応付けの一例を示す図である。 図1に示したモード設定部が通信部に通常電流モードを設定した場合の、通信部において各通信モードが動作する時間的割合の一例を円グラフで示した図である。 図1に示したモード設定部が通信部に小電流モードを設定した場合の、通信部において各通信モードが動作する時間的割合の一例を示す図である。 図1に示した通信装置における通信方法の一例を説明するためのフローチャートである。 消費電流の時間的変化の一例を示す図である。 本発明の通信装置の第2の実施の形態を示す図である。 図9に示した通信装置における通信方法の一例を説明するためのフローチャートである。 本発明の通信装置の第3の実施の形態を示す図である。 非接触型ICカード端末において動作している通信モードと消費電流との関係の一例を示す図である。 NFC端末において動作している通信モードと消費電流との関係の一例を示す図である。
以下に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の通信装置の第1の実施の形態を示す図である。
本形態における通信装置100には図1に示すように、通信部110と、時刻取得部120と、記憶部130と、モード設定部140とが設けられている。なお、図1には、通信装置100に設けられた構成要素のうち、本実施の形態に関わる主要な構成要素の一例を示す。
通信部110は、通信装置100の外部の装置との間で通信を行う。また、通信部110は、複数の通信モードで通信を行うことができる。この通信モードとして、例えば、非接触ICカードのように通信装置100が非接触ICカード機能を実現するカードエミュレーションモード(以下、カードモードと称する)や、通信装置100をリーダ/ライタとして使うR/Wモード、通信装置100が他の通信装置との間で、1対1で双方向のデータ通信を行うP2Pモードが挙げられる。また、通信部110は、複数の動作モードのうちモード設定部140が設定した動作モードで通信を行う。この動作モードは、上述した通信モードをどのように動作させるかというモードであり、詳細については後述する。
時刻取得部120は、現在の時刻を取得する。例えば、時刻取得部120は時計であっても良い。
記憶部130は、通信部110が行った通信ログを記憶する。
モード設定部140は、現在の時刻と記憶部130に記憶されている通信ログとに基づいて、動作モードを通信部110に設定する。この現在の時刻は、時刻取得部120が取得した時刻で良い。
図2は、図1に示した記憶部130の内部構造の一例を示す図である。
図1に示した記憶部130には図2に示すように、ログ記憶部131と、動作モード記憶部132とが設けられている。
ログ記憶部131は、通信部110が行った通信履歴、つまり、通信ログを記憶する。
図3は、図2に示したログ記憶部131に記憶された通信ログの一例を示す図である。
図2に示したログ記憶部131には図3に示すように、時間帯と、その時間帯に使用されていた通信モードとが対応付けられた通信ログが記憶されている。図3に示した例では、ログ記憶部131には、9時から12時までは、R/Wモードの通信モードが使用され、12時から13時30分までは、P2Pモードの通信モードが使用され、13時30分から15時までは、R/Wモードの通信モードが使用され、さらに、15時から17時までは、カードモードの通信モードが使用されたことを示す通信ログが記憶されている。なお、図3では、ログ記憶部131は時間帯を記憶しているが、曜日や日にち、月、季節等も対応付けて記憶するものであっても良い。
動作モード記憶部132は、複数の通信モードと動作モードとをあらかじめ対応付けて記憶する。
図4は、図2に示した動作モード記憶部132に記憶された通信モードと動作モードとの対応付けの一例を示す図である。
図2に示した動作モード記憶部132には図4に示すように、通信モードと動作モードとが対応付けられて記憶されている。この対応付けは、あらかじめ設定されているものである。図4に示した例では、通信モード「カードモード」と動作モード「小電流モード」とが対応付けられて記憶されている。また、通信モード「R/Wモード」と動作モード「通常電流モード」とが対応付けられて記憶されている。また通信モード「P2Pモード」と動作モード「通常電流モード」とが対応付けられて記憶されている。
以下に、通常電流モードおよび小電流モードについて説明する。
図5は、モード設定部140が通信部110に通常電流モードを設定した場合の、通信部110において各通信モードが動作する時間的割合の一例を円グラフで示した図である。
図5に示すように、通信部110に通常電流モードが設定された場合、通信部110において、カードモードで動作する時間と、R/Wモードで動作する時間と、P2Pモードで動作する時間とがほぼ同じとなる。
図6は、モード設定部140が通信部110に小電流モードを設定した場合の、通信部110において各通信モードが動作する時間的割合の一例を示す図である。
図6に示すように、通信部110に小電流モードが設定された場合、通信部110において、カードモードで動作する時間に対して、R/Wモードで動作する時間およびP2Pモードで動作する時間の割合が低くなる。この小電流モードは、消費電流の大きなR/WモードおよびP2Pモードで動作する時間的割合を、消費電流の小さなカードモードで動作する時間的割合よりも低くする動作モードである。通信部110にこの小電流モードを設定することで消費電流が不要に大きくなることを防止している。
以下に、図1に示した通信装置100における通信方法について説明する。ここで、通信ログがログ記憶部131に記憶されていることが前提である。このログ記憶部131の通信ログの記憶方法は、図3に示した時間帯と、その時間帯に使用された通信モードとの対応付けを記憶できる方法であれば、一般的な通信履歴を記憶する方法で良い。例えば、ログ記憶部131が、通信部110がどの通信モードで通信を行っているかを時刻取得部120が取得している時刻とともに管理し、その管理した結果を記憶するものであっても良い。
図7は、図1に示した通信装置100における通信方法の一例を説明するためのフローチャートである。
まず、時刻取得部120が、現在の時刻を取得する(ステップS1)。時刻取得部120は取得した時刻をモード設定部140へ通知する。すると、モード設定部140は、時刻取得部120から通知された時刻を検索キーとして、当該時刻に対応する時間帯に使用されていた通信モードをログ記憶部131に記憶されている通信ログから検索する(ステップS2)。例えば、時刻取得部120から通知された時刻が10時であった場合、モード設定部140は、ログ記憶部131に記憶されている通信ログ(例えば、図3に示したもの)の時間帯9時から12時までと対応付けられた通信モードを検索する。
続いて、モード設定部140は、ステップS2で検索した通信モードと対応付けられている動作モードを動作モード記憶部132から検索する(ステップS3)。検索された動作モードが通常電流モードである場合、モード設定部140は、通信部110に設定する動作モードを通常電流モードに決定し、通常電流モードを通信部110に設定する(ステップS4)。一方、検索された動作モードが小電流モードである場合、モード設定部140は、通信部110に設定する動作モードを小電流モードに決定し、小電流モードを通信部110に設定する(ステップS5)。
例えば、図4に示した対応付けが動作モード記憶部132に記憶されている場合、ステップS2にて通信モードとしてカードモードが検索されると、モード設定部140は、通信部110に設定する動作モードを、動作モード記憶部132にてカードモードを対応付けられている小電流モードに決定する。また、ステップS2にて通信モードとしてR/Wモードが検索されると、モード設定部140は、通信部110に設定する動作モードを、動作モード記憶部132にてR/Wモードを対応付けられている通常電流モードに決定する。また、ステップS2にて通信モードとしてP2Pモードが検索されると、モード設定部140は、通信部110に設定する動作モードを、動作モード記憶部132にてP2Pモードを対応付けられている通常電流モードに決定する。
その後、通信部110において、それぞれ設定された動作モードが動作する。
図8は、上述したように設定された後の消費電流の時間的変化の一例を示す図である。図8では、通信部110に、6時から9時までは小電流モードが設定され、9時から15時までは通常電流モードが設定され、15時から24時までは小電流モードが設定された場合を例に挙げて示す。
図8に示すように、通常電流モードが設定された9時から15時までの、消費電流の大きなR/WモードやP2Pモードが動作する時間の割合と消費電流の小さなカードモードで動作する時間の割合とが同じである一方、小電流モードが設定された6時から9時までおよび15時から24時までの、R/WモードやP2Pモードが動作する時間の割合がカードモードで動作する時間の割合に対して小さくなる。
このように、過去の通信履歴に基づいて、通信モードの動作を制御することで、ライフサイクルに合った通信モードを動作させることができ、不要に大きな電流消費を回避することができる。
(第2の実施の形態)
図9は、本発明の通信装置の第2の実施の形態を示す図である。
本形態における通信装置200には図9に示すように、通信部110と、状態判定部230と、モード設定部240とが設けられている。なお、図9には、通信装置200に設けられた構成要素のうち、本実施の形態に関わる主要な構成要素の一例を示す。
通信部110は、第1の実施の形態におけるものと同じものである。
状態判定部230は、通信装置200の動作状態を判定する。具体的には、状態判定部230は、通信装置200が具備する機能を監視し、それぞれの機能が動作しているかどうかを判定する。例えば、電源ICが、各機能を具備する専用ICの稼働状況を監視して動作状態を監視するという構成で状態判定部230を実現するものであっても良い。また、状態判定部230は、加速度センサ等のセンサを用いて、通信装置200が移動しているかどうかを動作状態として判定する。
モード設定部240は、状態判定部230が判定した動作状態に基づいて、動作モードを通信部110に設定する。このとき、モード設定部240は、動作状態と動作モードとをあらかじめ対応付けて記憶しておき、状態判定部230が判定した動作状態に基づいて、この対応付けから動作モードを検索するものであっても良い。この動作モードは、第1の実施の形態で説明したものと同じである。
以下に、図9に示した通信装置200における通信方法について説明する。ここでは、モード設定部240に、動作状態と動作モードとがあらかじめ対応付けられて記憶されている場合を例に挙げて説明する。
図10は、図9に示した通信装置200における通信方法の一例を説明するためのフローチャートである。
まず、状態判定部230が、通信装置200の現在の動作状態を判定する(ステップS11)。これは、上述したように、状態判定部230が、各機能を具備する専用ICの稼働状況に基づいて、動作状態を判定するもので良い。
続いて、モード設定部240は、状態判定部230が判定した動作状態と対応付けられている動作モードを検索する(ステップS12)。検索された動作モードが通常電流モードである場合、モード設定部240は、通信部110に設定する動作モードを通常電流モードに決定し、通常電流モードを通信部110に設定する(ステップS13)。一方、検索された動作モードが小電流モードである場合、モード設定部240は、通信部110に設定する動作モードを小電流モードに決定し、小電流モードを通信部110に設定する(ステップS14)。
また、動作モードとして、例えば、通信モードとしてカードモードのみが動作する動作モード(以下、カード動作モードと称する)を設けるものであっても良い。
例えば、通信装置200の保持者がカメラを使用している時にはカメラ専用ICが動作している。カメラ専用ICが動作しているときには、R/WモードおよびP2Pモードの使用はない。また、カメラ専用ICを動作させるために、電源ICが所定のシリアルバスを経由してカメラ専用ICを制御している。状態判定部230が、この電源ICの制御を監視し、カメラ専用ICが動作していると判定した場合、モード設定部240は、動作モードをカード動作モードに決定し、通信部110にカード動作モードを設定する。また、モード設定部240が通信部110にカード動作モードを設定した後、状態判定部230が、カメラ専用ICが非動作となったと判定した場合も、状態判定部230は他の専用IC(動作中はR/WモードおよびP2Pモードの使用はないもの)の動作状態を判定する。状態判定部230が、他の専用ICが動作し続けていると判定した場合、モード設定部240は、通信部110へのカード動作モードの設定を維持し、状態判定部230が、他の専用ICが非動作となったと判定した時点で、モード設定部240は、通信部110へのカード動作モードの設定を解除する。この方法では、専用ICが動作してカード動作モードとなってから、専用ICが非動作になるまでの時間、不要に大きな電流消費を回避することができる。
また、通信装置200の移動中は、R/WモードおよびP2Pモードの使用はない。そのため、状態判定部230が、通信装置200が移動中であると判定した場合、モード設定部240は、通信部110に小電流モードやカード動作モードを設定することで、移動中に不要に大きな電流消費を回避することができる。
(第3の実施の形態)
また、第1の実施の形態と第2の実施の形態とを融合したものであっても良い。
図11は、本発明の通信装置の第3の実施の形態を示す図である。
本形態における通信装置300には図11に示すように、通信部110と、時刻取得部120と、記憶部130と、状態判定部230と、モード設定部340とが設けられている。なお、図11には、通信装置300に設けられた構成要素のうち、本実施の形態に関わる主要な構成要素の一例を示す。
通信部110、時刻取得部120および記憶部130は、第1の実施の形態におけるものと同じものである。また、状態判定部230は、第2の実施の形態におけるものと同じものである。
モード設定部340は、現在の時刻と、記憶部130に記憶されている通信ログと、状態判定部230が判定した動作状態とに基づいて、動作モードを通信部110に設定する。つまり、モード設定部340は、第1の実施の形態におけるモード設定部140が行う動作モードの判定と、第2の実施の形態におけるモード設定部240が行う動作モードの判定とを行う。例えば、モード設定部340は、現在の時刻と記憶部130に記憶されている通信ログとに基づいて、通信部110に設定する動作モードが小電流モードであると判定し、状態判定部230が判定した動作状態に基づいて、通信部110に設定する動作モードが小電流モードであると判定した場合、通信部110に小電流モードを設定するものであっても良い。また、モード設定部340は、現在の時刻と記憶部130に記憶されている通信ログとに基づいて、通信部110に設定する動作モードが通常電流モードであると判定し、状態判定部230が判定した動作状態に基づいて、通信部110に設定する動作モードが小電流モードであると判定した場合、通信部110に小電流モードを設定するものであっても良い。また、モード設定部340は、現在の時刻と記憶部130に記憶されている通信ログとに基づいて、通信部110に設定する動作モードが小電流モードであると判定し、状態判定部230が判定した動作状態に基づいて、通信部110に設定する動作モードが通常電流モードであると判定した場合、通信部110に小電流モードを設定するものであっても良い。また、モード設定部340は、現在の時刻と記憶部130に記憶されている通信ログとに基づいて、通信部110に設定する動作モードが通常電流モードであると判定し、状態判定部230が判定した動作状態に基づいて、通信部110に設定する動作モードが通常電流モードであると判定した場合、通信部110に通常電流モードを設定するものであっても良い。
このように、ライフサイクルや通信装置300の動作状態に応じて通信部110の動作モードを変更するため、不要に大きな電流消費を回避することができる。
以上説明したように、本発明においては、不要に大きな電流消費を回避することができ、通信装置の起動時間を長くすることができる。
なお、上述した通信装置100,200,300は、携帯電話機、携帯端末、タブレット型やノート型のPC(Personal Computer)、スマートフォン、PDA(Personal Digital Assistants)、ゲーム機等の電子機器である。
また、上述した通信装置100,200,300に設けられた各構成要素が行う処理は、目的に応じてそれぞれ作製された論理回路で行うようにしても良い。また、処理内容を手順として記述したコンピュータプログラム(以下、プログラムと称する)を通信装置100,200,300にて読取可能な記録媒体に記録し、この記録媒体に記録されたプログラムを通信装置100,200,300に読み込ませ、実行するものであっても良い。通信装置100,200,300にて読取可能な記録媒体とは、フロッピー(登録商標)ディスク、光磁気ディスク、DVD、CDなどの移設可能な記録媒体の他、通信装置100,200,300に内蔵されたROM、RAM等のメモリやHDD等を指す。この記録媒体に記録されたプログラムは、通信装置100,200,300に設けられたCPU(不図示)にて読み込まれ、CPUの制御によって、上述したものと同様の処理が行われる。ここで、CPUは、プログラムが記録された記録媒体から読み込まれたプログラムを実行するコンピュータとして動作するものである。
上記の実施の形態の一部または全部は、以下の付記のようにも記載され得るが、以下には限られない。
(付記1)外部の装置との間で通信を行う通信部と、
時刻を取得する時刻取得部と、
前記通信部の通信ログを記憶する記憶部と、
現在の時刻と、前記記憶部に記憶されている通信ログとに基づいて、動作モードを決定し、該決定した動作モードを前記通信部に設定するモード設定部とを有し、
前記通信部は、複数の動作モードのうち前記モード設定部が設定した動作モードで通信を行う通信装置。
(付記2)前記モード設定部は、現在の時刻を検索キーとして、前記記憶部から該時刻に応じた動作モードを検索し、該検索した動作モードを前記通信部に設定する動作モードとして決定することを特徴とする、付記1に記載の通信装置。
(付記3)前記記憶部は、
前記通信ログを記憶するログ記憶部と、
複数の通信モードと前記動作モードとをあらかじめ対応付けて記憶する動作モード記憶部とを有し、
前記モード設定部は、現在の時刻に対応する時間帯に使用されていた通信モードを前記ログ記憶部から検索し、該検索した通信モードと対応付けられている動作モードを前記動作モード記憶部から検索し、該検索した動作モードを前記通信部に設定する動作モードとして決定することを特徴とする、付記1または付記2に記載の通信装置。
(付記4)当該通信装置の動作状態を判定する状態判定部を有し、
前記モード設定部は、現在の時刻と、前記記憶部に記憶されている通信ログと、前記状態判定部が判定した動作状態とに基づいて、前記動作モードを決定することを特徴とする、付記1から3のいずれか1項に記載の通信装置。
(付記5)時刻を取得する処理と、
通信ログを記憶する処理と、
現在の時刻と前記通信ログとに基づいて、動作モードを決定する処理と
前記決定した動作モードで通信を行う処理とを行う通信方法。
(付記6)コンピュータに、
時刻を取得する手順と、
通信ログを記憶する手順と、
現在の時刻と前記通信ログとに基づいて、動作モードを決定する手順と
前記決定した動作モードで通信を行う手順とを実行させるためのプログラム。
(付記7)通信装置であって、
外部の装置との間で通信を行う通信部と、
当該通信装置の動作状態を判定する状態判定部と、
前記状態判定部が判定した動作状態に基づいて、動作モードを決定し、該決定した動作モードを前記通信部に設定するモード設定部とを有し、
前記通信部は、複数の動作モードのうち前記モード設定部が設定した動作モードで通信を行う通信装置。
100,200,300 通信装置
110 通信部
120 時刻取得部
130 記憶部
131 ログ記憶部
132 動作モード記憶部
140,240,340 モード設定部
230 状態判定部

Claims (6)

  1. 外部の装置との間で通信を行う通信部と、
    時刻を取得する時刻取得部と、
    前記通信部の通信ログを記憶する記憶部と、
    現在の時刻と、前記記憶部に記憶されている通信ログとに基づいて、動作モードを決定し、該決定した動作モードを前記通信部に設定するモード設定部とを有し、
    前記通信部は、複数の動作モードのうち前記モード設定部が設定した動作モードで通信を行う通信装置。
  2. 請求項1に記載の通信装置において、
    前記モード設定部は、現在の時刻を検索キーとして、前記記憶部から該時刻に応じた動作モードを検索し、該検索した動作モードを前記通信部に設定する動作モードとして決定することを特徴とする通信装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の通信装置において、
    前記記憶部は、
    前記通信ログを記憶するログ記憶部と、
    複数の通信モードと前記動作モードとをあらかじめ対応付けて記憶する動作モード記憶部とを有し、
    前記モード設定部は、現在の時刻に対応する時間帯に使用されていた通信モードを前記ログ記憶部から検索し、該検索した通信モードと対応付けられている動作モードを前記動作モード記憶部から検索し、該検索した動作モードを前記通信部に設定する動作モードとして決定することを特徴とする通信装置。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載の通信装置において、
    当該通信装置の動作状態を判定する状態判定部を有し、
    前記モード設定部は、現在の時刻と、前記記憶部に記憶されている通信ログと、前記状態判定部が判定した動作状態とに基づいて、前記動作モードを決定することを特徴とする通信装置。
  5. 時刻を取得する処理と、
    通信ログを記憶する処理と、
    現在の時刻と前記通信ログとに基づいて、動作モードを決定する処理と
    前記決定した動作モードで通信を行う処理とを行う通信方法。
  6. コンピュータに、
    時刻を取得する手順と、
    通信ログを記憶する手順と、
    現在の時刻と前記通信ログとに基づいて、動作モードを決定する手順と
    前記決定した動作モードで通信を行う手順とを実行させるためのプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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