JP2014145347A - 軸流水車発電装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ランナに流入する流水の速度を増大させると共に自己起動性を向上させることができる軸流水車発電装置を提供する。
【解決手段】実施の形態による軸流水車発電装置10は、流水に浸漬されて流水により発電を行う。この軸流水車発電装置10は、流水の主流方向Pに延び、当該主流方向Pに徐々に拡大する外側筒状体11と、少なくとも一部が外側筒状体11の内側に設けられた内側筒状体13と、を備えている。外側筒状体11の内側にランナ14が配置されている。ランナ14は、内側筒状体13に回転自在に設けられており、主流方向Pに延びる回転軸線Xを中心にして流水により回転する。内側筒状体11に、ランナ14の回転により発電を行う発電機15が内蔵されている。外側筒状体11の下流端部11dに、当該下流端部11dから半径方向外側に延びる延長片20が設けられている。
【選択図】図1

Description

本発明の実施の形態は、軸流水車発電装置に関する。
地球温暖化防止の観点から、再生可能エネルギの積極的利用が叫ばれて久しい。数ある再生可能エネルギの中でも水力は古くから積極的に開発、利用が進んでいる。しかし、その主流はダムを利用した大規模集中型発電であるため、新規開発に適した建設地は少なく、環境負荷への懸念から新規建造は困難な状況である。このような事情から、これまでの大規模集中型発電から、未開発の地点が豊富な中小規模分散型発電への転換が望まれている。中小規模分散型発電の一つとして、ダムのような大規模な施設を利用しない、超低落差水力を利用した発電方式が挙げられる。
超低落差水力の利用に適した水車として、水平軸揚力型ランナを有する軸流水車が挙げられる。この軸流水車は、ダリウス水車やサボニウス水車等の垂直軸の水車と比較して格段に高効率である。また、軸流水車は、近年の生産技術の進歩や新素材の開発等の技術革新により、製造コストも比較的安価なものとなっている。
このような水平軸揚力型ランナを有する軸流水車の場合、その出力は、流入する流速の3乗に比例する。このため、軸流水車の出力を増大させるためには、流速の速い地点への設置が望ましい。しかし、そのような地点は限られており、設置可能箇所の枯渇は時間の問題である。加えて、超低落差水力の規模の観点から、発電容量が10kW以下のナノ/ピコ水車の適用が多くなることが予測される。このようなナノ/ピコ水車の場合、発電量に対して相対的に設備コストが大きくなってしまう。ナノ/ピコ水車への適用も念頭に入れると、超低落差大流量の地点へ設置する水車は、水力効率の改善はもちろん、製造、設置、維持コストを低く抑える必要がある。
このような出力向上を目的とした軸流水車が、特許文献1および2において提案されている。
特許第4001485号公報 特開2005−240786号公報
しかしながら、特許文献1においては、ランナの先端部に発電機の回転子が設置されている。このことにより、必然的にランナの慣性モーメントが大きくなる。また、永久磁石式発電機を利用する場合、発電機のコギングトルクの影響を大きく受けてしまう。このため、性能上、自己起動性に問題を有している。
特許文献2の発電装置は、潮汐発電を適用対象としている。しかしながら、当該発電装置においては、ランナは、ディフューザ管の下流側に設けられた直管部内に配置されている。このため、ディフューザ管の増速効果を十分に得られないという問題がある。
本発明は、このような点を考慮してなされたものであり、ランナに流入する流水の速度を増大させると共に自己起動性を向上させることができる軸流水車発電装置を提供することを目的とする。
実施の形態による軸流水車発電装置は、流水に浸漬されて流水により発電を行う。この軸流水車発電装置は、流水の主流方向に延び、当該主流方向に徐々に拡大する外側筒状体と、少なくとも一部が外側筒状体の内側に設けられた内側筒状体と、を備えている。外側筒状体の内側にランナが配置されている。ランナは、内側筒状体に回転自在に設けられており、主流方向に延びる回転軸線を中心にして流水により回転する。内側筒状体に、ランナの回転により発電を行う発電機が内蔵されている。外側筒状体の下流端部に、当該下流端部から半径方向外側に延びる延長片が設けられている。
また、実施の形態による軸流水車発電装置は、流水に浸漬されて流水により発電を行う。この軸流水車発電装置は、流水の主流方向に延び、当該主流方向に徐々に拡大する外側筒状体と、少なくとも一部が外側筒状体の内側に設けられた内側筒状体と、を備えている。外側筒状体の内側にランナが配置されている。ランナは、内側筒状体に回転自在に設けられており、主流方向に延びる回転軸線を中心にして流水により回転する。内側筒状体に、ランナの回転により発電を行う発電機が内蔵されている。外側筒状体の上流端部に、流水を外側筒状体の内側に案内する案内筒が設けられている。案内筒は、外側筒状体の上流端部から主流方向とは反対方向に徐々に拡大しながら延びている。
図1は、水路に設置された、第1の実施の形態における軸流水車発電装置を示す図である。 図2は、図1の軸流水車発電装置を主流方向上流側から見た図である。 図3は、図1の部分拡大図である。 図4は、第2の実施の形態における軸流水車発電装置の部分拡大図である。 図5は、第3の実施の形態における軸流水車発電装置の部分拡大図である。 図6(a)は、図5のA−A線断面図であり、図6(b)は、図5のB−B線断面図である。 図7は、第4の実施の形態における軸流水車発電装置を主流方向上流側から見た図である。 図8は、第5の実施の形態における軸流水車発電装置の部分拡大図である。 図9は、図8の軸流水車発電装置を主流方向の下流側から見た図である。
(第1の実施の形態)
図1および図2を用いて、本発明の第1の実施の形態における軸流水車発電装置について説明する。軸流水車発電装置は、水路や河川に設置され得るものであり、流水に浸漬されて流水により発電を行うための装置である。
図1および図2に示すように、軸流水車発電装置10は、流水の主流方向(後述する水路1における水の流れの方向)Pに延びる外側筒状体(ディフューザ管)11と、少なくとも一部が外側筒状体11の内側に設けられた内側筒状体(内筒)13と、を備えている。このうち、外側筒状体11は、主流方向Pに徐々に拡大している。
すなわち、外側筒状体11は、主流方向Pの上流端部11cから下流端部11dに向かって、外径が徐々に大きくなっている。また、外側筒状体11の内径は、同様に、上流端部11cから下流端部11dに向かって、徐々に大きくなっている。すなわち、外側筒状体11の内側には、管内流路12が形成されており、管内流路12の流路面積は、上流側から下流側に向かって徐々に増大している。なお、外側筒状体11の断面は、図1においては概略的に示しているが、全体的に流線型形状を有していることが好ましい。このことにより、外側筒状体11の内面11aおよび外面11bを沿う流れが剥離することを防止することができる。
内側筒状体13は、外側筒状体11の内側から下流側に延出している。言い換えると、外側筒状体11の下流端部11dは、主流方向Pにおいて、内側筒状体13の途中位置に配置されている。なお、これに限らず、内側筒状体13の全体が、外側筒状体11の内側に配置されていてもよい。また、内側筒状体13は、管内流路12を流れる流水が乱れることを抑制するために、全体的に流線型形状を有していてもよい。
ここで、図1および図2においては、一例として、軸流水車発電装置10が水路1に設置されている例を示している。この場合、水路1の両脇の地面2に設置台5が設置され、この設置台5に、固定部材6を介して内側筒状体13が固定されている。外側筒状体11は、ステー40(図5参照)を介して内側筒状体13に固定されている。このようにして、軸流水車発電装置10が、水路1の流水に浸漬されるようになっている。
図1に示すように、内側筒状体13にランナ(水平軸揚力型ランナ)14が回転自在に設けられている。ランナ14は、全体的に外側筒状体11の内側(すなわち、管内流路12)に配置され、主流方向Pに延びる回転軸線Xを中心にして、管内流路12を流れる流水により回転するようになっている。このようにして、ランナ14は、流水が持つ運動エネルギを回転エネルギに変換する。なお、ランナ14は、複数(ここでは2つ)のランナ羽根14aを有していることが好適である。
内側筒状体13には、発電機15が内蔵されている。この発電機15は、同様に内側筒状体13に内蔵された連結軸16を介して、ランナ14に連結されている。このようにして、ランナ14の回転が連結軸16を介して発電機15に伝達され、発電機15は、ランナ14の回転により発電を行うように構成されている。
ところで、図1乃至図3に示すように、外側筒状体11の下流端部11dに、当該下流端部11dから半径方向外側(具体的には回転軸線Xに対して垂直)に延びる顎片(延長片)20が設けられている。このことにより、顎片20の下流側領域に渦を形成することができ、顎片20の下流側領域において圧力を低下させることができる。なお、本実施の形態においては、外側筒状体11の下流端部11dは、主流方向Pから見た場合に環状に形成されており、顎片20も同様に、環状に形成されている。
図3に示すように、顎片20の半径方向長さ(高さ、B)は、外側筒状体11の下流端部11dと内側筒状体13の表面との間の半径方向距離(出口流路幅、Dout)の10%〜40%であることが好ましい。顎片20の高さBを、出口流路幅Doutの10%以上とすることにより、顎片20の下流側領域に効果的な渦を形成することができる。すなわち、顎片20の下流側領域に形成される渦が、顎片20よりも半径方向内側に形成されて、管内流路12の流れに渦による損失が生じることを防止できる。一方、顎片20の高さBを、出口流路幅Doutの40%以下とすることにより、顎片20の下流側領域に形成される渦が、顎片20よりも半径方向外側に形成されて、管内流路12の出口側領域から遠ざかることを防止できる。
このような構成からなる本実施の形態の作用について説明する。
水路1内の流水に軸流水車発電装置10が浸漬されると、流水の一部は、管内流路12を流れる。この管内流路12を流れる流水により、ランナ14が回転する。
残りの流水は、外側筒状体11の外側において、主流方向Pに徐々に拡大する外側筒状体11の外面11bに沿って流れる。このことにより、外側筒状体11の外側の流水は、ランナ14の回転軸線Xから遠ざかる方向に流れる。このため、外側筒状体11の外側の流水によって、外側筒状体11の出口側領域における管内流路12の流水が外側筒状体11の外側に引き寄せられて、管内流路12の圧力が低下し、管内流路12の入口側領域と出口側領域との間で圧力差が増大する。この結果、管内流路12を流れる流水の速度が増大し、ランナ14の回転速度が上昇する。
また、外側筒状体11の外側の流水の流れの向きは、外側筒状体11の下流端部11dに設けられた顎片20によって、半径方向外側に変えられる。その後、この流水が顎片20を通過すると、その一部が顎片20の下流側領域に引き込まれて、顎片20の下流側領域において渦が形成される。このため、顎片20の下流側領域において圧力が低下する。この結果、管内流路12の入口側領域と出口側領域との間で圧力差が増大し、管内流路12を流れる流水の速度が増大して、ランナ14の回転速度が上昇する。
ランナ14が回転すると、内側筒状体13に内蔵された連結軸16を介してランナ14の回転が発電機15に伝達される。このようにして、発電機15により発電が行われる。
このように本実施の形態によれば、外側筒状体11の下流端部11dに、半径方向外側に延びる顎片20が設けられている。このことにより、上述したように、外側筒状体11の管内流路12を流れる流水の速度を増大させることができる。このため、ランナ14に流入する流水の速度が増大し、ランナ14の回転速度を上昇させて、発電機15により発電される電力量を増やすことができる。
また、本実施の形態によれば、内側にランナ14が配置された外側筒状体11が主流方向Pに徐々に拡大するように形成されている。このことによっても、上述したように、外側筒状体11の管内流路12を流れる流水の速度を増大させることができる。すなわち、ランナ14に流入する流水の速度が増大し、ランナ14の回転速度を上昇させて、発電機15により発電される電力量を増やすことができる。
さらに、本実施の形態によれば、ランナ14は、内側筒状体13に回転自在に設けられ、当該内側筒状体13に発電機15が内蔵されている。このことにより、ランナ14の慣性モーメントが大きくなることを抑制でき、自己起動性を向上させることができる。
(第2の実施の形態)
次に、図4を用いて、本発明の第2の実施の形態における軸流水車発電装置について説明する。
図4に示す第2の実施の形態においては、外側筒状体の上流端部に、流水を外側筒状体の内側に案内する案内筒が設けられている点が主に異なり、他の構成は、図1乃至図3に示す第1の実施の形態と略同一である。なお、図4において、図1乃至図3に示す第1の実施の形態と同一部分には同一符号を付して詳細な説明は省略する。
図4に示すように、外側筒状体11の上流端部11cに、流水を外側筒状体11の内側(すなわち管内流路12)に案内する案内筒30が設けられている。この案内筒30は、外側筒状体の上流端部11cから主流方向Pとは反対方向(上流側)に徐々に拡大しながら延びている。このような案内筒30を設けることにより、多くの流水を外側筒状体11の管内流路12に案内して引き込むことができる。なお、本実施の形態における案内筒30は、主流方向Pから見た場合に環状に形成されており、管内流路12に多くの流れを効率良く引き込むようになっている。
ランナ14の回転軸線Xを含む平面における案内筒30の断面は、ランナ14の回転軸線Xの側(外側筒状体11の内側)に向って凸状となるように曲線状に形成されていることが好適である。この場合、案内筒30によって引き込まれた流れが、剥離することを抑制でき、流れをスムースに引き込むことができる。ここで、ランナ14の回転軸線Xを含む平面における案内筒30の断面は、例えば、図4に示すような断面に相当する。
案内筒30の上流端部30aとランナ14の回転軸線Xとの間の半径方向距離(入口流路幅、Din)は、外側筒状体11の下流端部11dと内側筒状体13の表面との間の半径方向距離(出口流路幅、Dout)の60%〜80%であることが好ましい。案内筒30の入口流路幅Dinを、出口流路幅Doutの60%以上とすることにより、外側筒状体11の管内流路12に、効果的に流れを引き込むことができる。一方、案内筒30の入口流路幅Dinを、出口流路幅Doutの80%以下とすることにより、外側筒状体11の外面11bにおいて、流れが剥離して澱み点が発生することを防止できる。また、入口流路幅Dinを、出口流路幅Doutの80%以下とすることにより、顎片20に向う流れが減少することを防止できる。すなわち、顎片20に向う流れが減少すると、顎片20による渦形成の効果が低減され、管内流路12における流れの増速効果が低減されるが、上述のように入口流路幅Dinを、出口流路幅Doutの80%以下とすることにより、顎片20に向う流れが減少することを抑制できる。
このように本実施の形態によれば、外側筒状体11の上流端部11cに設けられた案内筒30が、外側筒状体11の上流端部11cから主流方向Pとは反対方向に徐々に拡大しながら延びている。このことにより、外側筒状体11の管内流路12に引き込まれる流れを増大させ、管内流路12を流れる流水の速度を増大させることができる。このため、ランナ14に流入する流水の速度が増大し、ランナ14の回転速度を上昇させて、発電機15により発電される電力量を増やすことができる。
なお、上述した本実施の形態においては、外側筒状体11の上流端部11cに案内筒30が設けられ、当該外側筒状体11の下流端部11dに顎片20が設けられている例について説明した。しかしながら、このことに限られることはなく、外側筒状体11の下流端部11dに、顎片20は設けられていなくてもよい。この場合においても、上述したように、案内筒30によって、外側筒状体11の管内流路12に引き込まれる流れを増大させて、管内流路12を流れる流水の速度を増大させることができる。
(第3の実施の形態)
次に、図5および図6を用いて、本発明の第3の実施の形態における軸流水車発電装置について説明する。
図5および図6に示す第3の実施の形態においては、外側筒状体と内側筒状体とを連結するステーが、捻れている点が主に異なり、他の構成は、図1乃至図3に示す第1の実施の形態と略同一である。なお、図5および図6において、図1乃至図3に示す第1の実施の形態と同一部分には同一符号を付して詳細な説明は省略する。
図5および図6に示すように、外側筒状体11と内側筒状体13とは、半径方向に延びるステー40によって連結されている。ステー40は、ランナ14の下流側に配置されている。外側筒状体11の側から見た場合の各ステー40の外側筒状体11と内側筒状体13との間の流れに沿った断面形状は、ステー軸線Yに沿って形成されている。ここで、外側筒状体11の側から見た場合の外側筒状体11と内側筒状体13との間の流れに沿った断面は、例えば、図6に示すような図5のA−A線断面、B−B線断面に相当する。なお、図6に示すように、外側筒状体11の側から見た場合の外側筒状体11と内側筒状体13との間の流れに沿った各ステー40の断面形状は、翼型形状を有していることが好適である。また、ステー40の本数は、ランナ14の羽根14aの個数に応じて適宜設定されることが好適である。例えば、ランナ14が2つの羽根14aを有している場合、3つのステー40が、周方向に略等間隔に配置されていることが好適である。
各ステー40は、第1ステー部分41と、第1ステー部分41より半径方向外側に位置する第2ステー部分42と、を含んでいる。図6に示すように、第1ステー部分41におけるステー軸線Y、および第2ステー部分42におけるステー軸線Yは、ランナ14の回転軸線Xに対してそれぞれ傾斜している。そして、第2ステー部分42におけるステー軸線Yとランナ14の回転軸線Xとの角度(図6(b)に示すφ)は、第1ステー部分41におけるステー軸線Yとランナ14の回転軸線Xとの角度(図6(a)に示すφ)より小さくなっている。言い換えると、第2ステー部分42におけるステー軸線Yとランナ14の回転面(回転軸線Xに垂直な面)との角度は、第1ステー部分41におけるステー軸線Yとランナ14の回転面との角度より大きくなっている。このようにして、ステー40は、捻れるように形成されている。
ところで、ランナ14を通過した流れ(ランナ14の下流側領域における流れ)は、ランナ14の回転方向とは反対方向の旋回速度成分を有している。そして、この旋回速度成分は、ランナ14の半径方向において異なっている。一般に、ランナ14の半径方向外側に向って、旋回速度成分が小さくなる傾向にある。このようなランナ14を通過した流れに沿うように、本実施の形態におけるステー40は形成されている。すなわち、上述したように、半径方向外側に位置する第2ステー部分42におけるステー軸線Yは、半径方向内側に位置する第1ステー部分41におけるステー軸線Yよりも、ランナ14の回転軸線Xに対する傾斜が小さくなっている。このことにより、ステー40の形状を、半径方向外側に向って旋回速度成分が小さくなるランナ14を通過した流れに沿わせることができる。
なお、ステー40は、半径方向外側に向って、ステー軸線Yと回転軸線Xとの角度が徐々に小さくなるように形成されていることが好適である。この場合、ステー40の形状を、ランナ14を通過した流れにより一層沿った形状とすることができる。
このように本実施の形態によれば、半径方向外側に位置する第2ステー部分42におけるステー軸線Yとランナ14の回転軸線Xとの角度が、半径方向内側に位置する第1ステー部分41におけるステー軸線Yとランナ14の回転軸線Xとの角度より小さくなっている。このことにより、ステー40の形状を、ランナ14を通過した流れに沿わせることができる。このため、ステー40の表面に沿う流れが剥離することを防止するとともに、ステー40によって渦が形成されて損失が発生することを防止できる。このため、外側筒状体11の管内流路12を流れる流水の速度が、ステー40による損失によって低下することを防止し、ランナ14に流入する流水の速度を増大させることができる。この場合、ランナ14の回転速度を上昇させて、発電機15により発電される電力量を増やすことができる。
また、本実施の形態によれば、外側筒状体11の側から見た場合の外側筒状体11と内側筒状体13との間の流れに沿ったステー40の断面は、翼型形状を有している。このことにより、ステー40の表面に沿う流れが剥離されることをより一層抑制できるとともに、ステー40によって渦が形成されて損失が発生することをより一層防止できる。
なお、上述した本実施の形態においては、外側筒状体11の上流端部11cに案内筒30が設けられ、当該外側筒状体11の下流端部11dに顎片20が設けられている例について説明した。しかしながら、このことに限られることはなく、外側筒状体11に、案内筒30及び顎片20のいずれかが設けられていなくてもよく、さらには、案内筒30及び顎片20のいずれもが設けられていなくてもよい。この場合においても、外側筒状体11の管内流路12を流れる流水の速度が、ステー40による損失によって低下することを防止し、ランナ14に流入する流水の速度を増大させることができる。
(第4の実施の形態)
次に、図7を用いて、本発明の第4の実施の形態における軸流水車発電装置について説明する。
図7に示す第4の実施の形態においては、外側筒状体が、主流方向から見た場合に外側筒状体の上側部分が水平に切り欠かれた切欠部を有し、当該切欠部に顎片が設けられていない点が主に異なり、他の構成は、図1乃至図3に示す第1の実施の形態と略同一である。なお、図7において、図1乃至図3に示す第1の実施の形態と同一部分には同一符号を付して詳細な説明は省略する。
図7に示すように、外側筒状体11は、主流方向Pから見た場合に当該外側筒状体11の上側部分が直線状に切り欠かれた切欠部50を有している。この切欠部50は、外側筒状体11の下流端部11dから上流側に延びるように形成されている。なお、切欠部50は、上流端部11cにまでは達していないことが好適である。
本実施の形態における顎片20は、外側筒状体11の下流端部11dのうち切欠部50以外の部分に設けられている。すなわち、当該切欠部50には、顎片20が設けられていない。また、図7においては、外側筒状体11のうち主流方向Pから見た場合に回転軸線Xより上側部分において、切欠部50の左右両側の部分が直線状(より具体的には、垂線に対して傾斜した直線状)に形成されており、当該直線状の部分にも顎片20が形成されている。しかしながら、当該直線状の部分は、回転軸線Xより下側の部分から連続するように円弧状に形成されていることが好適である。なお、外側筒状体11の入口側端部は、主流方向Pから見た場合に円形状に形成されている。このため、外側筒状体11の円形状の上流端部11cと、一部が直線状に形成された下流端部11dとは、上流端部11cと下流端部11dとの間において滑らかに繋がるように形成されていることが好ましい。
このように本実施の形態によれば、外側筒状体11は、当該外側筒状体11の下流端部11dから上流側に延びる切欠部50であって、主流方向Pから見た場合に当該外側筒状体11の上側部分が水平に切り欠かれた切欠部50を有している。このことにより、軸流水車発電装置10が水路1を流れる水の水面(自由表面)の近傍に設置される場合であっても、自由表面近傍における急激な形状変化(例えば、水面の部分的な上昇、盛り上がり)を抑制することができる。このため、外側筒状体11の抗力によって水面の形状変化による損失、造波抵抗による損失等の自由表面に起因する損失を、低減することができる。また、本実施の形態によれば、顎片20は、外側筒状体11の下流端部11dのうち切欠部50以外の部分に設けられており、当該切欠部50には顎片20が設けられていない。このことにより、上述した自由表面に起因する損失を確実に低減することができる。
また、本実施の形態によれば、上述したように、外側筒状体11に切欠部50を設けることによって、水路1を流れる水の自由表面に起因する損失を低減することができる。このことにより、流水を多く引き込むために外側筒状体11の外径を大きくすることができる。すなわち、外側筒状体11の管内流路12を流れる流水の速度を増大させるとともに、自由表面に起因する損失を低減し得る軸流水車発電装置10を提供することができる。
(第5の実施の形態)
次に、図8および図9を用いて、本発明の第5の実施の形態における軸流水車発電装置について説明する。
図8および図9に示す第5の実施の形態においては、外側筒状体の下流側領域に、主流方向に延びるカバーが設けられている点が主に異なり、他の構成は、図1乃至図3に示す第1の実施の形態と略同一である。なお、図8および図9において、図1乃至図3に示す第1の実施の形態と同一部分には同一符号を付して詳細な説明は省略する。
図8に示すように、外側筒状体11の下流側領域に、カバー60が設けられている。このカバー60は、主流方向Pに、すなわちランナ14の回転軸線Xに沿って延びている。
図9に示すように、本実施の形態におけるカバー60は、主流方向Pの下流側から見たときに、円弧状に形成されており、ここでは、外側筒状体11、内側筒状体13および顎片20と略同心円状に形成されている。そして、図8および図9に示すように、カバー60は、内側筒状体13の上方に配置されるとともに、主流方向Pの下流側から見たときに、外側筒状体11の下流端部11dにおける当該外側筒状体11の内面11aより半径方向外側に配置されている。本実施の形態においては、カバー60は、主流方向Pの下流側から見たときに顎片20の半径方向外側端部に重なる位置に配置されている。このようにして、カバー60は、外側筒状体11の管内流路12の出口側領域から主流方向Pに延長した延長領域61を覆い、ランナ14を通過した流水の流れる領域を画定している。
主流方向Pの下流側から見たとき、カバー60は、120°〜180°の円弧状に形成されていることが好適である。カバー60を120°以上の円弧状に形成することにより、後述するカバー60の機能を効果的に発揮することができる。一方、カバー60を180°以下の円弧状に形成することにより、上述した顎片20の機能を効果的に発揮させることができ、管内流路12を流れる流水の速度を効果的に増大させることができる。なお、カバー60を、120°〜180°の円弧状に形成することにより、上述した延長領域61の1/3〜1/2程度を覆うことができる。また、カバー60は、図9に示すように、回転軸線Xを通る垂直軸線に対して略線対称となっていることが好適である。
このように本実施の形態によれば、外側筒状体11の下流側領域に、主流方向Pに延びるカバー60が設けられている。ところで、軸流水車発電装置10が水路1を流れる水の水面(自由表面)の近傍に設置される場合、水面が部分的に上昇して盛り上がることにより、外側筒状体11の上方の流れが乱れる場合がある。この流れの乱れは、管内流路12における流水がスムースに流れることを困難にするおそれがある。しかしながら、上述したカバー60により、外側筒状体11の上方の流れが乱れた場合であっても、管内流路12内の流れに影響を及ぼすことを抑制できる。このため、ランナ14に流入する流水の速度が低下することを抑制できる。
なお、上述した本実施の形態においては、カバー60が、主流方向Pの下流側から見たときに、顎片20の半径方向外側端部に重なる位置に配置されている例について説明した。しかしながら、このことに限られることはなく、カバー60は、主流方向Pの下流側から見たときに、外側筒状体11の下流端部11dにおける内面11aより半径方向外側に配置されれば、顎片20の内周側端部、すなわち外側筒状体11の下流端部11dに重なる位置に配置されていてもよい。この場合においても、外側筒状体11の上方の流れの乱れが、管内流路12内の流れに影響を及ぼすことを抑制することができる。また、この場合には、外側筒状体11のうちカバー60に対応する部分には、顎片20は設けられていなくてもよい。
また、上述した本実施の形態においては、カバー60が、円弧状に形成されている例について説明した。しかしながらこのことに限られることはない。例えば、図7に示したように、外側筒状体11の上側部分に切欠部50が設けられている場合には、カバー60は、この切欠部50に沿った形状、すなわち平板状に形成されていることが好適である。この場合においても、外側筒状体11の上方の流れの乱れが、管内流路12内の流れに影響を及ぼすことを抑制できる。なお、この場合、カバー60は、切欠部50を覆うように形成し、管内流路12の流れと外側筒状体11の上方の流れとが区画されることが好ましい。
以上、本発明の実施の形態について詳細に説明してきたが、本発明による軸流水車発電装置は、上記実施の形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。また、上述した実施の形態を、部分的に、適宜組み合わせることも可能である。
10 軸流水車発電装置
11 外側筒状体
11a 内面
11b 外面
11c 上流端部
11d 下流端部
13 内側筒状体
14 ランナ
15 発電機
20 顎片
30 案内筒
30a 上流端部
40 ステー
41 第1ステー部分
42 第2ステー部分
50 切欠部
60 カバー

Claims (16)

  1. 流水に浸漬されて流水により発電を行う軸流水車発電装置において、
    流水の主流方向に延び、当該主流方向に徐々に拡大する外側筒状体と、
    少なくとも一部が前記外側筒状体の内側に設けられた内側筒状体と、
    前記外側筒状体の内側に配置され、前記内側筒状体に回転自在に設けられたランナであって、主流方向に延びる回転軸線を中心にして流水により回転するランナと、
    前記内側筒状体に内蔵され、前記ランナの回転により発電を行う発電機と、を備え、
    前記外側筒状体の下流端部に、当該下流端部から半径方向外側に延びる延長片が設けられていることを特徴とする軸流水車発電装置。
  2. 前記外側筒状体の上流端部に、流水を前記外側筒状体の内側に案内する案内筒が設けられ、
    前記案内筒は、前記外側筒状体の上流端部から主流方向とは反対方向に徐々に拡大しながら延びていることを特徴とする請求項1に記載の軸流水車発電装置。
  3. 前記ランナの前記回転軸線を含む平面における前記案内筒の断面は、当該回転軸線の側に向って凸状となるように曲線状に形成されていることを特徴とする請求項2に記載の軸流水車発電装置。
  4. 前記外側筒状体と前記内側筒状体とを連結するステーを更に備え、
    前記外側筒状体の側から見た場合の前記外側筒状体と前記内側筒状体との間の流れに沿った前記ステーの断面形状は、ステー軸線に沿って形成され、
    前記ステーは、第1ステー部分と、前記第1ステー部分より半径方向外側に位置する第2ステー部分と、を含み、
    前記第1ステー部分および前記第2ステー部分における前記ステー軸線は、前記ランナの前記回転軸線に対して傾斜しており、
    前記第2ステー部分における前記ステー軸線と前記ランナの前記回転軸線との角度は、前記第1ステー部分における前記ステー軸線と当該ランナの当該回転軸線との角度より小さいことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の軸流水車発電装置。
  5. 前記外側筒状体の側から見た場合の前記外側筒状体と前記内側筒状体との間の流れに沿った前記ステーの断面は、翼型形状を有していることを特徴とする請求項4に記載の軸流水車発電装置。
  6. 前記外側筒状体の下流側領域に設けられ、主流方向に延びるカバーを更に備え、
    前記カバーは、前記内側筒状体の上方に配置されるとともに、主流方向の下流側からみたときに前記外側筒状体の下流端部における当該外側筒状体の内面より半径方向外側に配置されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の軸流水車発電装置。
  7. 前記外側筒状体は、当該外側筒状体の下流端部から上流側に延びる切欠部であって、主流方向から見た場合に当該外側筒状体の上側部分が直線状に切り欠かれた切欠部を有し、
    前記延長片は、前記外側筒状体の前記下流端部のうち前記切欠部以外の部分に設けられていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の軸流水車発電装置。
  8. 前記外側筒状体の下流側領域に設けられた平板状のカバーを更に備え、
    前記カバーは、前記切欠部を覆うとともに当該切欠部から主流方向に延びていることを特徴とする請求項7に記載の軸流水車発電装置。
  9. 前記延長片の半径方向長さは、前記外側筒状体の下流端部と前記内側筒状体との間の半径方向距離の10%〜40%であることを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載の軸流水車発電装置。
  10. 前記案内筒の上流端部と前記ランナの前記回転軸線との間の半径方向距離は、前記外側筒状体の下流端部と前記内側筒状体との間の半径方向距離の60%〜80%であることを特徴とする請求項2または3に記載の軸流水車発電装置。
  11. 流水に浸漬されて流水により発電を行う軸流水車発電装置において、
    流水の主流方向に延び、当該主流方向に徐々に拡大する外側筒状体と、
    少なくとも一部が前記外側筒状体の内側に設けられた内側筒状体と、
    前記外側筒状体の内側に配置され、前記内側筒状体に回転自在に設けられたランナであって、主流方向に延びる回転軸線を中心にして流水により回転するランナと、
    前記内側筒状体に内蔵され、前記ランナの回転により発電を行う発電機と、を備え、
    前記外側筒状体の上流端部に、流水を前記外側筒状体の内側に案内する案内筒が設けられ、
    前記案内筒は、前記外側筒状体の上流端部から主流方向とは反対方向に徐々に拡大しながら延びていることを特徴とする軸流水車発電装置。
  12. 前記ランナの前記回転軸線を含む平面における前記案内筒の断面は、当該回転軸線の側に向って凸状となるように曲線状に形成されていることを特徴とする請求項11に記載の軸流水車発電装置。
  13. 前記外側筒状体と前記内側筒状体とを連結するステーを更に備え、
    前記外側筒状体の側から見た場合の前記外側筒状体と前記内側筒状体との間の流れに沿った前記ステーの断面形状は、ステー軸線に沿って形成され、
    前記ステーは、第1ステー部分と、前記第1ステー部分より半径方向外側に位置する第2ステー部分と、を含み、
    前記第1ステー部分および前記第2ステー部分における前記ステー軸線は、前記ランナの前記回転軸線に対して傾斜しており、
    前記第2ステー部分における前記ステー軸線と前記ランナの前記回転軸線との角度は、前記第1ステー部分における前記ステー軸線と当該ランナの当該回転軸線との角度より小さいことを特徴とする請求項11または12に記載の軸流水車発電装置。
  14. 前記外側筒状体の側から見た場合の前記外側筒状体と前記内側筒状体との間の流れに沿った前記ステーの断面は、翼型形状を有していることを特徴とする請求項13に記載の軸流水車発電装置。
  15. 前記外側筒状体の下流側領域に設けられ、主流方向に延びるカバーを更に備え、
    前記カバーは、前記内側筒状体の上方に配置されるとともに、主流方向の下流側からみたときに前記外側筒状体の下流端部における当該外側筒状体の内面より半径方向外側に配置されていることを特徴とする請求項11乃至14のいずれかに記載の軸流水車発電装置。
  16. 前記案内筒の上流端部と前記ランナの前記回転軸線との間の半径方向距離は、前記外側筒状体の下流端部と前記内側筒状体との間の半径方向距離の60%〜80%であることを特徴とする請求項11乃至15のいずれかに記載の軸流水車発電装置。
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