JP2014140138A - テーマ色の割当割合を調整可能な色変換処理プログラム、装置及び方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本色変換処理プログラムは、色テーマの各テーマ色について、入力画像の画素値をテーマ色に変換する際のコストを、対応画素に付与したコストマップを生成するコストマップ生成手段と、コストマップのコストCtに加算パラメータhtを加算した加算コスト(Ct+ht)が、他のコストマップでの加算コスト(Ci+hi)以下となるようなコストCtを有する対応画素の割合を、最小コスト画素割合として算出する最小コスト画素割合算出手段と、最小コスト画素割合が所定の割当割合範囲内となるような加算パラメータhtの値Htを決定し、加算コスト(Ct+Ht)≦(Ci+Hi)となるコストCtを有するコストマップのテーマ色を、入力画像の画素に割り当てる割当制御手段として機能する。
【選択図】図3
Description
色テーマに含まれる複数のテーマ色の各々について、入力画像の各画素の画素値を当該テーマ色に変換する際のコストを、入力画像の各画素に対応する対応画素毎に付与した、テーマ色毎のコストマップを生成するコストマップ生成手段と、
コストマップの対応画素に付与されたコストCtに加算パラメータhtを加算した加算コスト(Ct+ht)が、他のコストマップにおける対応する対応画素に付与されたコストCiに加算パラメータhiを加算した加算コスト(Ci+hi)以下となるようなコストCtを有する対応画素の割合を、加算パラメータhtの関数となる最小コスト画素割合Gとして算出する最小コスト画素割合算出手段と、
コストマップの各々について、最小コスト画素割合Gが所定の割当割合範囲内となるような加算パラメータhtの値Htを決定し、加算コスト(Ct+Ht)が加算コスト(Ci+Hi)以下となるコストCtを有するコストマップのテーマ色を、入力画像の対応する画素に対して割り当てる割当制御手段と
してコンピュータを機能させる色変換処理プログラムが提供される。
色テーマに含まれる複数のテーマ色の各々について、入力画像の各画素の画素値を当該テーマ色に変換する際のコストを、入力画像の各画素に対応する対応画素毎に付与した、テーマ色毎のコストマップを生成するコストマップ生成手段と、
コストマップの対応画素に付与されたコストCtに加算パラメータhtを加算した加算コスト(Ct+ht)が、他のコストマップにおける対応する対応画素に付与されたコストCiに加算パラメータhiを加算した加算コスト(Ci+hi)以下となるようなコストCtを有する対応画素の割合を、加算パラメータhtの関数となる最小コスト画素割合Gとして算出する最小コスト画素割合算出手段と、
コストマップの各々について、最小コスト画素割合Gが所定の割当割合範囲内となるような加算パラメータhtの値Htを決定し、加算コスト(Ct+Ht)が加算コスト(Ci+Hi)以下となるコストCtを有するコストマップのテーマ色を、前記入力画像の対応する画素に対して割り当てる割当制御手段と
を有する色変換処理装置が提供される。
色テーマに含まれる複数のテーマ色の各々について、入力画像の各画素の画素値を当該テーマ色に変換する際のコストを、入力画像の各画素に対応する対応画素毎に付与した、テーマ色毎のコストマップを生成する第1のステップと、
コストマップの対応画素に付与されたコストCtに加算パラメータhtを加算した加算コスト(Ct+ht)が、他のコストマップにおける対応する対応画素に付与されたコストCiに加算パラメータhiを加算した加算コスト(Ci+hi)以下となるようなコストCtを有する対応画素の割合を、加算パラメータhtの関数となる最小コスト画素割合Gとして算出する第2のステップと、
コストマップの各々について、当該最小コスト画素割合Gが所定の割当割合範囲内となるような加算パラメータhtの値Htを決定し、加算コスト(Ct+Ht)が加算コスト(Ci+Hi)以下となるコストCtを有するコストマップのテーマ色を、前記入力画像の対応する画素に対して割り当てる第3のステップと
を有する色変換処理方法が提供される。
(a)1つの第3のコストマップにおける対応画素に付与された変換コストCt ''に加算パラメータhtを加算した加算コスト(Ct ''+ht)と、他のコストマップにおける対応する対応画素に付与されたコストCi ''に加算パラメータhiを加算した加算コスト(Ci ''+hi)とを算出し、さらに、
(b)加算コスト(Ct ''+ht)が、加算コスト(Ci ''+hi)以下(Ct ''+ht≦Ci ''+hi)となる変換コストCt ''を有する対応画素の割合を、加算パラメータhtの関数となる最小コスト画素割合(「累積分布」)Gt(ht)として算出する。
(c)第3のコストマップの各々について、「累積分布」Gt(ht)が所定の割当割合範囲内となるような加算パラメータhtの値Htを決定し、さらに、
(d)加算コスト(Ct ''+Ht)が加算コスト(Ci ''+Hi)以下となるコストCt ''を有するコストマップのテーマ色を、入力画像の対応する画素に対して割り当てる。
(c')「累積分布」Gt(ht)が所定の割当割合範囲内となるような値Htであって、且つ値Htを所定のパラメータ幅Δh内で変動させても、対応する「累積分布」Gt(ht)が所定の割合幅Δr内に収まるような加算パラメータの値Htを決定することも好ましく、または、
(C'')「累積分布」Gt(ht)が所定の割当割合範囲内となるような値Htであって、且つ値Htを所定のパラメータ幅Δh内で変動させた際の「累積分布」Gt(ht)の変動幅が最小となるような値Htを決定することも好ましい。
このように、値Htを決定することによって、
(α)各テーマ色の割当割合を安定的に制御し、且つ
(β)画像内の1つの領域(1つのオブジェクト)に同様の色を割り当て易くする
ことができる。
(β)テーマ色の領域分割も適切である、即ち、画像内における領域(オブジェクト)が概ね同様の色で占められている(割り当てられた色による領域分割が適切な箇所で行われている)。
(a)所望の色テーマの情報、及び
(b)色テーマに含まれる各テーマ色に対する所望の割当割合(の下限値)の情報
を入力する。ここで、割当割合の下限値は、例えば「全てのテーマ色が3割以上含まれている」という制約として与えられてもよい。色テーマ・割当割合設定部11は、次いで、これらの情報を、コストマップ生成部12及び割当制御部15に出力する。
図4は、第1のコストマップを平滑化処理して第2のコストマップを生成する一実施形態を示すグラフである。
(1) C=((a*−at *)2+(b*−bt *)2)0.5
のように表されてもよい。
(イ)ノイズが除去され、(ロ)隣接画素が同様の色に変換される。
さらに、バイラテラルフィルタリング処理特有の作用(色距離だけではなく輝度の差も考慮し、輝度変化の大きいところは重みを小さくする作用)によって、
(ハ)変換コストの変わる境目(エッジ)をぼかさずに保存しつつ、平滑化を実現する
ことができる。
図5は、第2のコストマップを階調化して第3のコストマップを生成する一実施形態を示すグラフである。
(ステップ1):k個のクラスタの中心をランダムに設定する。
(ステップ2):それぞれの個体を最も近い中心に割り当てる。
(ステップ3):クラスタ毎に中心を計算し直す。
ステップ3で、すべてのクラスタ中心が変化しなければ終了し、それ以外の場合、ステップ2に戻って処理を継続する。
図6は、累積分布Gtを算出する一実施形態を示すグラフ及び概略図である。
(4) Ct ''(x,y)≦Ci ''(x,y)
となる場合である。ここで、Ct ''(x,y)及びCi ''(x,y)は、それぞれ色t及び色iに対応する第3のコストマップの対応画素位置(x,y)における変換コスト値である。例えば、テーマ色が2つ(n=2)である場合は、C1 ''(x,y)≦C2 ''(x,y)の場合に色1が適用され、それ以外の場合に色2が適用される。
制約(α):各テーマ色の割当割合を適切にする(各テーマ色を十分に割り当てる)、及び
制約(β):テーマ色の領域分割を適切にする(割り当てられた色による領域分割が適切な箇所で行われるようにする)
を満たす保証はない。そこで、加算パラメータhを用い、各コストマップの変換コストに下駄を履かせて(コスト値hを追加(加算)して)、
(5) Ct ''(x,y)+ht≦Ci ''(x,y)+hi
の場合に、色tが割り当てられるとする。
(6) rt=Gt(ht)
とする。この累積分布Gt(ht)が制約(α)及び制約(β)を満たすことになる適切な加算パラメータhtの値Htを決定することで、適切な色の割り当て制御を実現する。
(7) 、C1 ''(x,y)−C2 ''(x,y)≦h2−h1
の場合に、色1が割り当てられる。
次いで、累積分布Gt(hs)が上記制約(α)及び制約(β)を満たすことになるような加算パラメータhtの値Htを決定する。
最初に、制約(α)を定式化する。色テーマのうちの1つのテーマ色tが画像全体に割り当てられる(反映される)割合の下限値が、ユーザ又はシステム設計者等によって予め設定される。この値をλt∈[0,1]とする。指定された色テーマに含まれるテーマ色がn個である場合、λ1+λ2+・・・+λn≦1である。ここで、累積分布Gt(ht)において、全てのテーマ色のうちでテーマ色tが割り当てられる割合(割当割合)をrtとすると、
(8) rt=Gt(Ht)≧λt
となるn個の値Htを決定することによって、テーマ色毎の割当割合r1,r2,・・・,rnを実現することができる。
次に、制約(β)を定式化する。着色の自然さを保つために、一つの領域(オブジェクト)にできるだけ同じ色が適用される必要がある。そのための理想的な状態は、同じ領域内の画素に同じ変換コストが付加されていることである。このような制約(β)を満たすために、(第2の)コストマップが階調化される。これにより、平滑化された後においても同じ領域内で尚異なっていた変換コスト値の差が吸収され、同じ領域内で同じ変換コストを持たせることが可能となる。
(β)加算パラメータhtを所定のパラメータ幅Δh内で変動させても、対応する累積分布Gtが所定の割合幅Δr内に収まるような値Htを決定することも好ましく、または、
(β’)加算パラメータhtを所定のパラメータ幅Δh内で変動させた際の累積分布Gtの変動幅が最小となるような値Htを決定する(例えば、|Gt(ht)−Gt(ht+Δh)|を最小にするht値を値Htとする)ことも好ましい。
次に、以上のように定式化された制約(α)及び制約(β)を満たす加算パラメータHtを決定し、i≠tである全てのi∈{1,2,・・・,n}に対してCt ''(x,y)+ht≦Ci ''(x,y)+hiとなる変換コストCt ''を有するコストマップのテーマ色tを、入力画像の対応する画素に対して割り当てる。
(9) Ψ(h1,h2,・・・,hn)=(r1,r2,・・・,rn)
を求める。色割当関数Ψは、以下のように算出される。
(ステップ2)まだ色が割り当てられていない画素位置(x,y)について、i≠tである全てのi∈{1,2,・・・,n}に対して、Ct ''(x,y)+ht≦Ci ''(x,y)+hiであれば色tを割り当て、当該画素の割合rtを算出する。
(ステップ3)t=t+1とする。
(ステップ4)t<nであるか否かを判定する。ここで、t<nであれば、ステップ2に戻る。一方、t≧nであれば、まだ割り当てられていない画素に色nを割り当て、終了とする。
(ステップ2)累積分布Gu(hu)を算出する。
(ステップ3)λu≦Gt(h)≦1−Σνλν(Σνはνについての1からnまで(但しν≠u)の総和)を満たすGt(h)について、
(10) hu=arghmin|Gu(h)−Gu(h+Δh)|
を算出する。ここで、argdminは、argument of the minimumであり、関数値(|Gu(h)−Gu(h+Δh)|)が最小となるような定義域(h)の元の集合である。
(ステップ4)色割当関数Ψ(h1,h2,・・・,hn)を用いて、(r1,r2,・・・,rn)を算出する。
(ステップ6)i≠tである全てのi∈{1,2,・・・,n}に対してCt ''(x,y)+ht≦Ci ''(x,y)+hiとなる変換コストCt ''を有するコストマップのテーマ色tを、入力画像の対応する画素に対して割り当てる。
次に、最終的な変換色の決定を説明する。
図7は、出力画像の画素値である変換先画素値を決定する一実施形態を示す概略図である。また、図8は、入力画像の画素値と、理想変換先としてのテーマ色とのブレンドの効果を示す画像例である。
(11) f'(x,y)=(1−β)・f(x,y)+β・fT(t)
のように表される。ここで、βは、大きい値であるほど変換先画素値f'(x,y)が理想変換先としてのテーマ色fT(t)に近い位置になることを示す変換パラメータである。
(a)画素位置(x,y)における変換コストCt ''(x,y)がθ1以下であれば、入力画像の色が所定の変換パラメータαによって変換され、
(b)変換コストCt ''(x,y)がθ1よりも大きくなるほど、変換先画素値は、入力画像の色に近づき、
(c)変換コストCt ''(x,y)がθ2以上になると、入力画像の色がそのまま変換先画素値に適用される。
100 入力部
101 出力部
102 表示・操作部
103 色テーマ記憶部
11 色テーマ・割当割合設定部
12 コストマップ生成部
120 コスト算出部
121 平滑化部
13 コストマップ階調化部
14 最小コスト画素割合算出部
15 割当制御部
150 コスト差パラメータ決定部
151 テーマ色割当部
16 変換色決定部
17 色適用部
Claims (12)
- 所定の色テーマに基づいて入力画像の色を変換する装置に搭載されたコンピュータを機能させる色変換処理プログラムであって、
前記色テーマに含まれる複数のテーマ色の各々について、前記入力画像の各画素の画素値を当該テーマ色に変換する際のコストを、前記入力画像の各画素に対応する対応画素毎に付与した、テーマ色毎のコストマップを生成するコストマップ生成手段と、
当該コストマップの対応画素に付与されたコストCtに加算パラメータhtを加算した加算コスト(Ct+ht)が、他のコストマップにおける対応する対応画素に付与されたコストCiに加算パラメータhiを加算した加算コスト(Ci+hi)以下となるようなコストCtを有する対応画素の割合を、当該加算パラメータhtの関数となる最小コスト画素割合Gとして算出する最小コスト画素割合算出手段と、
当該コストマップの各々について、当該最小コスト画素割合Gが所定の割当割合範囲内となるような加算パラメータhtの値Htを決定し、加算コスト(Ct+Ht)が加算コスト(Ci+Hi)以下となるコストCtを有するコストマップのテーマ色を、前記入力画像の対応する画素に対して割り当てる割当制御手段と
してコンピュータを機能させることを特徴とする色変換処理プログラム。 - 前記色変換処理プログラムは、
生成された当該テーマ色毎のコストマップのコストを所定数kの階調にクラスタリングして、k階調化されたテーマ色毎のコストマップを生成するコストマップ階調化手段
としてコンピュータを更に機能させ、
前記最小コスト画素割合算出手段は、当該k階調化したテーマ色毎のコストマップを用いて当該最小コスト画素割合Gを算出する
ことを特徴とする請求項1に記載の色変換処理プログラム。 - 前記割当制御手段は、当該最小コスト画素割合Gが所定の割当割合範囲内となるような値Htであって、且つ当該値Htを所定のパラメータ幅Δh内で変動させても、対応する当該最小コスト画素割合Gが所定の割合幅Δr内に収まるような加算パラメータの値Htを決定する
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の色変換処理プログラム。 - 前記割当制御手段は、当該コストマップの各々についての当該最小コスト画素割合Gが所定の割当割合範囲内となるような値Htであって、且つ当該値Htを所定のパラメータ幅Δd内で変動させた際の当該最小コスト画素割合Gの変動幅が最小となるような加算パラメータの値Htを決定する
ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の色変換処理プログラム。 - 前記コストマップ生成手段は、前記色テーマに含まれる複数のテーマ色の各々について、前記入力画像の各画素に対応する対応画素毎に当該コストを付与し、さらに、対応画素毎に付与された当該コストに対し、色的カーネル及び空間的カーネルを用いたバイラテラルフィルタリング(bilateral filtering)処理を実施して、テーマ色毎のコストマップを生成する
ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の色変換処理プログラム。 - 前記色変換処理プログラムは、
前記入力画像の画素毎に、色空間において当該画素の画素値と、当該画素に割り当てられた理想変換先としてのテーマ色の値との間に位置する変換先画素値を決定する変換色決定手段
としてコンピュータを更に機能させることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の色変換処理プログラム。 - 前記変換色決定手段は、大きい値であるほど当該変換先画素値が理想変換先としてのテーマ色に近い位置になることを示す変換パラメータβであって、前記入力画像の各画素について、当該画素の画素値を当該理想変換先としてのテーマ色に変換する際のコストが大きくなるにつれてゼロに近づき、当該コストが所定値θ2以上のときにゼロとなる変換パラメータβを決定する
ことを特徴とする請求項6に記載の色変換処理プログラム。 - 前記コストマップ生成手段は、前記入力画像の各画素の画素値を前記色テーマの当該テーマ色に変換する際のコストを、前記入力画像の当該画素の画素値と前記色テーマの当該テーマ色との色距離に基づいて決定することを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の色変換処理プログラム。
- 前記割当制御手段は、前記所定の割当割合範囲を、各テーマ色について予め設定された割当割合の下限値λtに基づいて決定することを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の色変換処理プログラム。
- 前記割当制御手段は、前記色テーマに含まれるテーマ色の数をn個とし、各コストマップの加算パラメータをhiとし、各コストマップのテーマ色の割当割合をriとして、色割当関数Ψ(h1,h2,・・・,hn)=(r1,r2,・・・,rn)を決定し、当該色割当関数と、算出された最小コスト画素割合Gと、予め設定された割当割合の下限値λi(ri≧λi)とを用いて値Htを算出する
ことを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記載の色変換処理プログラム。 - 所定の色テーマに基づいて入力画像の色を変換する色変換処理処置であって、
前記色テーマに含まれる複数のテーマ色の各々について、前記入力画像の各画素の画素値を当該テーマ色に変換する際のコストを、前記入力画像の各画素に対応する対応画素毎に付与した、テーマ色毎のコストマップを生成するコストマップ生成手段と、
当該コストマップの対応画素に付与されたコストCtに加算パラメータhtを加算した加算コスト(Ct+ht)が、他のコストマップにおける対応する対応画素に付与されたコストCiに加算パラメータhiを加算した加算コスト(Ci+hi)以下となるようなコストCtを有する対応画素の割合を、当該加算パラメータhtの関数となる最小コスト画素割合Gとして算出する最小コスト画素割合算出手段と、
当該コストマップの各々について、当該最小コスト画素割合Gが所定の割当割合範囲内となるような加算パラメータhtの値Htを決定し、加算コスト(Ct+Ht)が加算コスト(Ci+Hi)以下となるコストCtを有するコストマップのテーマ色を、前記入力画像の対応する画素に対して割り当てる割当制御手段と
を有することを特徴とする色変換処理装置。 - 所定の色テーマに基づいて入力画像の色を変換する色変換処理方法であって、
前記色テーマに含まれる複数のテーマ色の各々について、前記入力画像の各画素の画素値を当該テーマ色に変換する際のコストを、前記入力画像の各画素に対応する対応画素毎に付与した、テーマ色毎のコストマップを生成する第1のステップと、
当該コストマップの対応画素に付与されたコストCtに加算パラメータhtを加算した加算コスト(Ct+ht)が、他のコストマップにおける対応する対応画素に付与されたコストCiに加算パラメータhiを加算した加算コスト(Ci+hi)以下となるようなコストCtを有する対応画素の割合を、当該加算パラメータhtの関数となる最小コスト画素割合Gとして算出する第2のステップと、
当該コストマップの各々について、当該最小コスト画素割合Gが所定の割当割合範囲内となるような加算パラメータhtの値Htを決定し、加算コスト(Ct+Ht)が加算コスト(Ci+Hi)以下となるコストCtを有するコストマップのテーマ色を、前記入力画像の対応する画素に対して割り当てる第3のステップと
を有することを特徴とする色変換処理方法。
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