JP2014140108A - 画像処理装置、画像符号化装置及び画像処理方法 - Google Patents

画像処理装置、画像符号化装置及び画像処理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】符号化データを復号するための処理量を削減する。
【解決手段】実施形態によれば、画像処理装置150は、復号部151と、復号部152と、選択部153と、生成部154とを備える。復号部151は、第1の符号化データを復号することによって、第1の復号画像を生成する。復号部152は、第2の符号化データを復号することによって、第2の復号画像を生成する。選択部153は、表示タイミング毎に第1の復号画像及び第2の復号画像のうちいずれか一方を選択する。生成部154は、第1の復号画像が選択される表示タイミングにおいて表示される表示画像を、当該第1の復号画像に基づいて生成する。第2の復号画像は、第1の復号画像に比べて、フレームレートが低く解像度が高い。
【選択図】図1

Description

実施形態は、画像の符号化、復号及び再生に関する。
MPEG(Moving Picture Experts Group)−2及びH.264において、スケーラブル符号化のプロファイルが規定されている。スケーラブル符号化は、例えば解像度、PSNR(Peak Signal−to−Noise Ratio)またはフレームレートなどのスケーラビリティを実現する。
スケーラブル符号化は、通常のMPEG−2またはH.264に従ってベースレイヤを符号化すると共に拡張レイヤと称される差分情報を更に符号化するものである。具体的には、解像度スケーラビリティの例として、既存の放送が対象とする低解像度の画像をベースレイヤとして用い、当該既存の放送が対象とするよりも高解像度の画像を拡張レイヤとして用いることが想定できる。係るスケーラブル符号化によれば、既存の放送に比べて符号量は増大するものの、低解像度の画像及び高解像度の画像を選択的に再生することが可能となる。
一般に、拡張レイヤは、ベースレイヤの情報を利用して符号化することで符号量を削減可能である。しかしながら、拡張レイヤとして用いられる画像の解像度が高いほど、拡張レイヤの符号量に対して上記符号量の削減効果は相対的に小さくなる。また、拡張レイヤとして用いられる画像の解像度が高いほど当該拡張レイヤの符号化データを復号するための処理量は増大する。
2視差の画像に関して、一方の視差画像として高解像度の画像を用い、他方の視差画像として低解像度の画像を用いる符号化方式が提案されている。この符号化方式によれば、画像の再生時に高解像度の視差画像と低解像度の視差画像とが交互に表示されるので、主観画質の劣化を抑制しつつ符号量を削減することが可能となる。但し、この符号化方式は、視差の異なる画像を対象とするので、解像度スケーラビリティを実現するものではない。
特開2012−44537号公報
Heiko et al., ITU−T Recommendation H.264 (01/2012) "Overview of the Scalable Video Coding Extension of the H.264/AVC Standard," IEEE Trans. on Circuits and Video Technology, VOL. 17, NO. 9, Sep. 2007.
実施形態は、画像を符号化することによる発生符号量を削減することを目的の1つとする。また、実施形態は、符号化データを復号するための処理量を削減することを目的の1つとする。
実施形態によれば、画像処理装置は、第1の復号部と、第2の復号部と、選択部と、生成部とを備える。第1の復号部は、第1の符号化データを復号することによって、第1の復号画像を生成する。第2の復号部は、第2の符号化データを復号することによって、第2の復号画像を生成する。選択部は、表示タイミング毎に第1の復号画像及び第2の復号画像のうちいずれか一方を選択する。生成部は、第1の復号画像が選択される表示タイミングにおいて表示される表示画像を、当該第1の復号画像に基づいて生成する。第2の復号画像は、第1の復号画像に比べて、フレームレートが低く解像度が高い。
第1の実施形態に係る画像符号化装置及び画像処理装置を例示するブロック図。 第1の実施形態に係る画像処理装置の動作を例示する図。 第2の実施形態に係る画像符号化装置及び画像処理装置を例示するブロック図。 第3の実施形態に係る画像符号化装置及び画像処理装置を例示するブロック図。 第4の実施形態に係る画像符号化装置及び画像処理装置を例示するブロック図。 第5の実施形態に係る画像符号化装置及び画像処理装置を例示するブロック図。
以下、図面を参照しながら実施形態の説明が述べられる。尚、以降、説明済みの要素と同一または類似の要素には同一または類似の符号が付され、重複する説明は基本的に省略される。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に係る画像符号化装置100及び画像処理装置150を例示する。
画像符号化装置100は、第1の符号化部101及び第2の符号化部102を備える。画像符号化装置100は、第1の画像及び第2の画像を入力し、これらを符号化することによって第1の符号化データ及び第2の符号化データを生成する。具体的には、画像符号化装置100は、例えばMPEG−2 Scalable Profile,H.264/SVCなどの解像度スケーラブル符号化方式に従って、第1の画像及び第2の画像を符号化してもよい。画像符号化装置100は、第1の符号化データ及び第2の符号化データを例えば伝送路を介して画像処理装置150へと出力する。
ここで、伝送路とは、放送波、IP(Internet Protocol)通信網または他の種々の伝送路であってもよい。また、伝送路は、記録媒体に置き換えられてもよい。記録媒体とは、磁気ディスク、光ディスクまたは他の種々の記録媒体であってもよい。第1の符号化データ及び第2の符号化データは、異なる伝送路または記録媒体を介して画像処理装置150へ出力されてよい。
画像処理装置150は、第1の復号部151、第2の復号部152、画像選択部153及び表示画像生成部154を備える。画像処理装置150は、第1の符号化データ及び第2の符号化データを例えば伝送路を介して画像符号化装置100から入力し、これらを復号することによって第1の復号画像及び第2の復号画像を生成する。具体的には、画像処理装置150は、画像符号化装置100によって行われたスケーラブル符号化処理に対応する復号処理を行う。更に、画像処理装置150は、第1の復号画像及び第2の復号画像に基づいて表示画像を生成するための種々の処理(即ち、再生処理)を行う。
尚、以降の説明において、画像処理装置は、符号化データを復号し、復号画像を再生するものである。従って、画像処理装置は、画像復号装置または画像再生装置などと称されてもよい。
第1の符号化部101は、第1の画像を入力する。第1の符号化部101は、第1の画像を符号化することによって、第1の符号化データを生成する。例えば、第1の符号化部101は、H.264/AVCに従って第1の画像を符号化してもよい。第1の符号化部101は、第1の符号化データを例えば伝送路を介して第1の復号部151へと出力する。また、第1の符号化部101は、符号化処理を通じて得られた符号化情報(例えば、局所復号画像、動きベクトルの情報など)を第2の符号化部102へと出力する。
尚、第1の画像は、後述される第2の画像に比べて、フレームレートが高くかつ解像度が低い。第1の符号化部101は、ベースレイヤ符号化部と称されてもよい。また、第1の符号化データは、ベースレイヤ符号化データと称されてもよい。
第2の符号化部102は、第2の画像を入力する。また、第2の符号化部102は、第1の符号化部101から符号化情報を入力する。第2の符号化部102は、符号化情報を利用して第2の画像を符号化することによって、第2の符号化データを生成する。例えば、第2の符号化部102は、H.264/SVCの解像度スケーラブル符号化方式において規定される拡張レイヤ符号化処理を行ってもよい。第2の符号化部102は、第2の符号化データを例えば伝送路を介して第2の復号部152へと出力する。
尚、第2の画像は、前述の第1の画像に比べて、フレームレートが低くかつ解像度が高い。第2の符号化部102は、拡張レイヤ符号化部と称されてもよい。また、第2の符号化データは、拡張レイヤ符号化データと称されてもよい。
第1の画像及び第2の画像は、例えば高フレームレート高解像度の単一のオリジナル映像に基づいて作成されてもよい。具体的には、第1の画像は、オリジナル映像をダウンコンバート(またはダウンサンプリング)することによって作成されてよい。第2の画像は、オリジナル映像を時間的に間引くことによって作成されてよい。
第1の復号部151は、第1の符号化データを例えば伝送路を介して第1の符号化部101から入力する。第1の復号部151は、第1の符号化データを復号することによって第1の復号画像を生成する。具体的には、第1の復号部151は、H.264/SVCにおいて規定されるベースレイヤ復号処理を行ってもよい。第1の復号部151は、第1の復号画像を画像選択部153へと出力する。また、第1の復号部151は、復号処理を通じて得られた符号化情報(例えば、第1の復号画像、動きベクトルの情報など)を第2の復号部152へと出力する。尚、第1の復号部151は、ベースレイヤ復号部と称されてもよい。
第2の復号部152は、第2の符号化データを例えば伝送路を介して第2の符号化部102から入力する。また、第2の復号部152は、第1の復号部151から符号化情報を入力する。第2の復号部152は、符号化情報を利用して第2の符号化データを復号することによって、第2の復号画像を得る。具体的には、第2の復号部152は、H.264/SVCにおいて規定される拡張レイヤ復号処理を行ってもよい。第2の復号部152は、第2の復号画像を画像選択部153へと出力する。尚、第2の復号部152は、拡張レイヤ復号部と称されてもよい。
画像選択部153は、第1の復号画像を第1の復号部151から入力する。また、画像選択部153は、第2の復号画像を第2の復号部152から入力する。画像選択部153は、第1の復号画像及び第2の復号画像のうちいずれか一方を所定の表示タイミング毎に選択する。画像選択部153は、選択された画像(以降、単に選択画像と称される)と、第1の復号画像及び第2の復号画像のうちいずれが選択されたかを示す選択情報とを表示画像生成部154へと出力する。
前述の通り、第2の画像は第1の画像に比べてフレームレートが低いので、第2の復号画像もまた第1の復号画像に比べてフレームレートが低い。要するに、第1の復号画像は存在するものの第2の復号画像は存在しない表示タイミングが生じることになる。画像選択部153は、係る表示タイミングに対して第1の復号画像を選択し、それ以外の表示タイミング(即ち、第1の復号画像及び第2の復号画像の両方が存在する表示タイミング)に対して第2の復号画像を選択することによって、高解像度映像を再生できる。
画像選択部153は、第1の復号画像と第2の復号画像との間の表示タイミングの対応関係を示す情報(以降、同期情報と称される)に基づいて、所与の表示タイミングにおいて第2の復号画像が存在するか否かを判定できる。具体的には、SVCによれば符号化された各ピクチャに対して表示順を示す番号(Picture Order Count;POC)が付与されるので、画像選択部153はPOCの情報に基づいて同期情報を導出できる。
尚、画像選択部153は、第2の復号画像の存在の有無に関わらず第1の復号画像を選択することによって、低解像度映像を再生してもよい。画像選択部153の動作を所望の解像度に応じて制御することにより、解像度スケーラビリティが実現可能である。
表示画像生成部154は、表示画像生成部154から選択画像及び選択情報を入力する。表示画像生成部154は、表示タイミングにおいて表示される表示画像を選択画像に基づいて生成する。表示画像生成部154は、選択情報に応じて表示画像の生成処理を変更できる。
具体的には、選択情報が第1の復号画像を示す場合には、表示画像生成部154は選択画像を例えば第2の復号画像と同一の解像度にアップコンバート(またはアップサンプリング)することによって表示画像を生成する。他方、選択情報が第2の復号画像を示す場合には、表示画像生成部154は選択画像をそのまま表示画像として取り扱ってよい。或いは、表示画像生成部154は、選択画像にフィルタリング処理を施すことによって表示画像を生成してもよい。表示画像生成部154は、表示画像を例えば図示されない表示装置へと出力する。
第2の復号画像のフレームレート(即ち、第2の画像のフレームレート)が第1の復号画像のフレームレート(即ち、第1の画像のフレームレート)の半分に設定されるならば、表示画像生成部154は図2に例示されるように表示画像を生成してもよい。図2の例では、時刻0,2,4において第1の復号画像及び第2の復号画像の両方が存在し、時刻1,3,5において第1の復号画像が存在するものの第2の復号画像は存在しないものとする。
前述の通り、時刻0,2,4では、第2の復号画像が選択される。故に、表示画像生成部154は、選択画像をそのまま表示画像として取り扱う。他方、時刻1,3,5では、第1の復号画像が選択される。故に、表示画像生成部154は、選択画像をアップコンバートすることによって表示画像を生成する。係る動作例によれば、第1の画像と同一のフレームレート及び第2の画像と同一の解像度を兼ね備える表示画像を生成することができる。
尚、図2は例示であるので、第2の画像のフレームレートは、第1の画像のフレームレートの半分に設定される必要はなく、半分より高く設定されてもよいし低く設定されてもよい。第2の画像のフレームレートを高くするほど、第2の復号画像が選択される表示タイミングは増えるので、表示画像の画質は向上する。但し、第2の符号化データの量及び第2の符号化データを復号するための処理量もまた増大する。他方、第2の画像のフレームレートを低くするほど、第2の符号化データの量及び第2の符号化データを復号するための処理量を削減することができる。但し、第2の復号画像が選択される表示タイミングは減るので、表示画像の画質は低下する。
以上説明したように、第1の実施形態に係る画像符号化装置は、第1の画像に比べて低フレームレートの第2の画像を符号化する。従って、この画像符号化装置によれば、第2の符号化データの量及び第2の符号化データを復号するための処理量を削減することができる。また、第1の実施形態に係る画像処理装置は、高解像度の第2の復号画像が存在するタイミングでは第2の復号画像を選択し、それ以外のタイミングでは高フレームレートの第1の復号画像を選択し、選択画像に基づいて表示画像を生成する。故に、この画像処理装置によれば、高フレームレート高解像度の表示画像を生成することができるので、高い主観画質を維持することができる。
尚、第1の画像及び第2の画像は、インターレース映像であってもよい。この場合に、第1の符号化部101、第2の符号化部102、第1の復号部151及び第2の復号部152は、インターレース映像をサポートする符号化処理及び復号処理を行う必要がある。また、この場合に、図1に示されるその他の機能部は、インターレース映像としての第1の復号画像及び第2の復号画像のフィールドまたはフレーム単位で前述の処理を行えばよい。
また、本実施形態に係る画像符号化装置100及び画像処理装置150は、解像度スケーラビリティに限らずPSNRスケーラビリティを実現してもよい。この場合に、第1の画像及び第2の画像の解像度は同一であってよい。また、この場合に、表示画像生成部154は、アップコンバートを行う必要はない。即ち、表示画像生成部154は、選択情報によらず選択画像をそのまま表示画像として扱ってよい。
(第2の実施形態)
図3は、第2の実施形態に係る画像符号化装置300及び画像処理装置350を例示する。
画像符号化装置300は、第1の符号化部301、第2の符号化部302及び同期情報符号化部303を備える。画像符号化装置300は、第1の画像及び第2の画像を入力し、これらを符号化することによって第1の符号化データ及び第2の符号化データを生成する。具体的には、画像符号化装置300は、いわゆるサイマル符号化を行う。画像符号化装置300は、第1の符号化データ及び第2の符号化データを符号化された同期情報と共に例えば伝送路を介して画像処理装置350へと出力する。
ここで、伝送路については第1の実施形態において説明された通りである。尚、第1の符号化データと、第2の符号化データ及び符号化された同期情報とは、異なる伝送路または記録媒体を介して画像処理装置350へ出力されてよい。
画像処理装置350は、第1の復号部351、第2の復号部352、画像選択部353及び表示画像生成部354を備える。画像処理装置350は、第1の符号化データ及び第2の符号化データを例えば伝送路を介して画像符号化装置300から入力し、これらを復号することによって第1の復号画像及び第2の復号画像を生成する。具体的には、画像処理装置350は、画像符号化装置300によって行われたサイマル符号化処理に対応する復号処理を行う。更に、画像処理装置350は、第1の復号画像及び第2の復号画像に基づいて表示画像を生成するための種々の処理(即ち、再生処理)を行う。
第1の符号化部301は、第1の画像を入力する。第1の画像は、後述される第2の画像に比べて、フレームレートが高くかつ解像度が低い。第1の符号化部301は、第1の画像を符号化することによって、第1の符号化データを生成する。例えば、第1の符号化部301は、MPEG−2、H.264/AVCまたはMotion JPEGに従って第1の画像を符号化してもよい。第1の符号化部301は、第1の符号化データを例えば伝送路を介して第1の復号部351へと出力する。
第2の符号化部302は、第2の画像を入力する。第2の画像は、前述の第1の画像に比べて、フレームレートが低くかつ解像度が高い。第2の符号化部302は、第2の画像を符号化することによって、第2の符号化データを生成する。例えば、第2の符号化部302は、MPEG−2、H.264/AVCまたはMotion JPEGに従って第2の画像を符号化してもよい。第2の符号化部302は、第1の符号化部301と同一の符号化方式を採用してもよいし異なる符号化方式を採用してもよい。第2の符号化部302は、第2の符号化データを例えば伝送路を介して第2の復号部352へと出力する。
同期情報符号化部303は、同期情報を入力する。同期情報は、第1の画像と第2の画像との間の時間的な対応関係(換言すれば、第1の復号画像と第2の復号画像との間の表示タイミングの対応関係)を示す。同期情報符号化部303は、同期情報を符号化することによって、符号化された同期情報を得る。同期情報符号化部303は、符号化された同期情報を例えば伝送路を介して画像選択部353へと出力する。
同期情報は、例えば、第2の画像の各々に対応する第1の画像を示す情報(例えば、フレーム番号、タイムスタンプ情報など)であってもよい。或いは、同期情報は、いずれかの第2の画像(例えば、第2の画像のうち最も表示タイミングの早いもの)に対応する第1の画像を示す情報と、第1の画像のフレームレートを示す情報及び第2の画像のフレームレートを示す情報との組み合わせであってもよい。また、上記第1の画像のフレームレートを示す情報及び第2の画像のフレームレートを示す情報は、第1の画像と第2の画像との間のフレームレート比を示す情報に置き換えられてもよい。
尚、同期情報符号化部303は、同期情報を入力する代わりに同期情報を生成し、生成された同期情報を符号化してもよい。例えば、同期情報符号化部303は、第1の画像の時間情報(例えば、タイムスタンプ情報)と第2の画像の時間情報とを比較して同期情報を生成すればよい。
第1の画像、第2の画像及び同期情報は、例えば高フレームレート高解像度の単一のオリジナル映像に基づいて作成されてもよい。具体的には、第1の画像は、オリジナル映像をダウンコンバートすることによって作成されてよい。第2の画像は、オリジナル映像を時間的に間引くことによって作成されてよい。同期情報は、第1の画像の時間情報と第2の画像の時間情報との比較を通じて生成されてよい。
第1の復号部351は、第1の符号化データを例えば伝送路を介して第1の符号化部301から入力する。第1の復号部351は、第1の符号化データを復号することによって第1の復号画像を生成する。具体的には、第1の復号部351は、第1の符号化部301によって行われた符号化処理に対応する復号処理を行う。例えば、第1の符号化部301がMPEG−2に従って符号化処理を行うならば、第1の復号部351もまたMPEG−2に従って復号処理を行う。第1の復号部351は、第1の復号画像を画像選択部353へと出力する。
第2の復号部352は、第2の符号化データを例えば伝送路を介して第2の符号化部302から入力する。第2の復号部352は、第2の符号化データを復号することによって、第2の復号画像を生成する。具体的には、第2の復号部352は、第2の符号化部302によって行われた符号化処理に対応する復号処理を行う。第2の復号部352は、第2の復号画像を画像選択部353へと出力する。
画像選択部353は、第1の復号画像を第1の復号部351から入力する。また、画像選択部353は、第2の復号画像を第2の復号部352から入力する。更に、画像選択部353は、符号化された同期情報を例えば伝送路を介して同期情報符号化部303から入力する。画像選択部353は、同期情報に基づいて、第1の復号画像及び第2の復号画像のうちいずれか一方を所定の表示タイミング毎に選択する。尚、同期情報は、画像選択部353或いは他の機能部によって復号されるものとする。画像選択部353は、選択された画像(以降、単に選択画像と称される)と、第1の復号画像及び第2の復号画像のうちいずれが選択されたかを示す選択情報とを表示画像生成部354へと出力する。
前述の通り、第2の画像は第1の画像に比べてフレームレートが低いので、第2の復号画像もまた第1の復号画像に比べてフレームレートが低い。要するに、第1の復号画像は存在するものの第2の復号画像は存在しない表示タイミングが生じることになる。画像選択部353は、係る表示タイミングに対して第1の復号画像を選択し、それ以外の表示タイミング(即ち、第1の復号画像及び第2の復号画像の両方が存在する表示タイミング)に対して第2の復号画像を選択することによって、高解像度映像を再生できる。画像選択部353は、同期情報に基づいて、所与の表示タイミングにおいて第2の復号画像が存在するか否かを判定できる。
尚、画像選択部353は、第2の復号画像の存在の有無に関わらず第1の復号画像を選択することによって、低解像度映像を再生してもよい。画像選択部353の動作を所望の解像度に応じて制御することにより、解像度スケーラビリティが実現可能である。
表示画像生成部354は、第1の実施形態において説明された表示画像生成部154と同一または類似の処理を行う。
以上説明したように、第2の実施形態に係る画像符号化装置は、第1の画像に比べて低フレームレートの第2の画像を符号化する。従って、この画像符号化装置によれば、第2の符号化データの量及び第2の符号化データを復号するための処理量を削減することができる。また、第2の実施形態に係る画像処理装置は、高解像度の第2の復号画像が存在するタイミングでは第2の復号画像を選択し、それ以外のタイミングでは高フレームレートの第1の復号画像を選択し、選択画像に基づいて表示画像を生成する。故に、この画像処理装置によれば、高フレームレート高解像度の表示画像を生成することができるので、高い主観画質を維持することができる。
本実施形態は、サイマル符号化方式を採用するので、例えば既存の放送システムから次世代の放送システムへの移行期での活用が期待される。例えば、既存のHD放送の映像を第1の画像として使用し、将来の4K2Kの高解像度放送の映像を時間的に間引くことによって生成される映像を第2の画像として使用することが想定される。この場合に、既存の画像処理装置(放送波受信装置と称されてもよい)は、第1の符号化データを復号及び再生することによって、既存のHD放送の映像の視聴を可能にする。他方、本実施形態に係る画像処理装置は、第1の符号化データ及び第2の符号化データを復号及び再生することによって、将来の4K2Kの高解像度放送に準ずる映像の視聴を可能にする。更に、前述の通り、第2の符号化部及び第2の復号部に適用される符号化方式は、第1の符号化部及び第1の復号部に適用される符号化方式と異なっていてもよい。従って、第2の符号化部及び第2の復号部に例えば次世代の放送システムへの移行時における最新の符号化方式を適用することによって、符号化効率を向上させて第2の符号化データの量を更に削減することができる。
尚、第1の画像及び第2の画像は、インターレース映像であってもよい。この場合に、第1の符号化部301、第2の符号化部302、第1の復号部351及び第2の復号部352は、インターレース映像をサポートする符号化処理及び復号処理を行う必要がある。また、この場合に、図3に示されるその他の機能部は、インターレース映像としての第1の復号画像及び第2の復号画像のフィールドまたはフレーム単位で前述の処理を行えばよい。
また、第1の画像がインターレース映像であり、第2の画像はプログレッシブ映像であってもよい。この場合に、第1の符号化部301及び第1の復号部351は、インターレース映像をサポートする符号化処理及び復号処理を行う必要がある。また、この場合に、第1の復号部351は、第1の復号画像に対しデインタレース処理(例えば、BOB、WEAVEなど)を行い、プログレッシブな復号画像を生成し、出力してよい。
また、前述の通り、第2の復号画像が存在する表示タイミングに対して第1の復号画像は選択されない。即ち、係る表示タイミングに対して、第1の復号画像が存在しなかったとしても表示画像生成部354は問題なく表示画像を生成できる。そこで、第1の符号化部301は、係る表示タイミングに対応する第1の画像を非参照ピクチャとして符号化するように動作してもよい。非参照ピクチャとは他のピクチャを復号するために必要とされないピクチャであり、換言すれば第1の復号部351は非参照ピクチャの復号をスキップしても他のピクチャを復号できる。従って、第1の復号部351は、係る表示タイミングにおいて非参照ピクチャとしての第1の復号画像を生成するための復号処理を省略できる。即ち、第1の符号化データを復号するための処理量を削減することが可能となる。
また、一般に、非参照ピクチャは、参照ピクチャ(他のピクチャの復号するために必要とされるピクチャ)よりも低い画質で符号化される。故に、前述のように第2の画像が存在する表示タイミングに対応する第1の画像を非参照ピクチャとして符号化しつつ、第2の画像が存在しない表示タイミングに対応する第1の画像を参照ピクチャとして符号化することによって、表示画像の画質を改善することが可能である。
(第3の実施形態)
図4は、第3の実施形態に係る画像符号化装置400及び画像処理装置450を例示する。
画像符号化装置400は、第1の符号化部401、アップコンバート部402、差分画像生成部403、第2の符号化部404及び同期情報符号化部405を備える。画像符号化装置400は、第1の画像及び第2の画像を入力し、これらを符号化することによって第1の符号化データ及び第2の符号化データを生成する。具体的には、画像符号化装置400は、いわゆる差分符号化を行う。
尚、アップコンバート部402、差分画像生成部403及び第2の符号化部404は、まとめて1つの符号化部として読み替えられてもよい。
差分符号化方式は、例えば、低解像度の第1の画像及び高解像度の第2の画像を符号化する場合に適用される。差分符号化方式によれば、第1の符号化処理が第1の画像に対して適用されて第1の符号化データが生成される。更に、差分符号化方式によれば、第1の符号化処理の結果に基づいて第2の画像から差分画像が生成される。それから、第2の符号化処理が差分画像に対して適用されて第2の符号化データが生成される。
画像符号化装置400は、第1の符号化データ及び第2の符号化データを符号化された同期情報と共に例えば伝送路を介して画像処理装置450へと出力する。尚、伝送路については第1の実施形態及び第2の実施形態において説明された通りである。
画像処理装置450は、第1の復号部451、第2の復号部452、アップコンバート部453、加算部454、画像選択部455及び表示画像生成部456を備える。画像処理装置450は、第1の符号化データ及び第2の符号化データを例えば伝送路を介して画像符号化装置400から入力し、これらを復号することによって第1の復号画像及び第2の復号画像を生成する。具体的には、画像処理装置450は、画像符号化装置400によって行われた差分符号化処理に対応する復号処理を行う。
尚、第2の復号部452、アップコンバート部453及び加算部454は、まとめて1つの復号部として読み替えられてもよい。
差分符号化方式によれば、第1の符号化データに対して第1の復号処理が適用されて第1の復号画像が生成される。更に、差分符号化方式によれば、第2の符号化データに対して第2の復号処理が適用されて復号差分画像が生成される。それから、第1の復号処理の結果に基づいて復号差分画像から第2の復号画像が生成される。
更に、画像処理装置450は、第1の復号画像及び第2の復号画像に基づいて表示画像を生成するための種々の処理(即ち、再生処理)を行う。
第1の符号化部401は、第1の画像を入力する。第1の画像は、後述される第2の画像に比べて、フレームレートが高くかつ解像度が低い。第1の符号化部401は、第1の画像を符号化することによって、第1の符号化データを生成する。例えば、第1の符号化部401は、MPEG−2、H.264/AVCまたはMotion JPEGに従って第1の画像を符号化してもよい。第1の符号化部401は、第1の符号化データを例えば伝送路を介して第1の復号部451へと出力する。また、第1の符号化部401は、符号化処理を通じて得られた局所復号画像(或いは、第1の符号化データを復号することによって生成される第1の復号画像)をアップコンバート部402へと出力する。
アップコンバート部402は、第1の符号化部401から局所復号画像を入力する。アップコンバート部402は、局所復号画像をアップコンバートすることによって、拡大復号画像を得る。拡大復号画像の解像度は、第2の画像の解像度を同じであってもよい。
差分画像生成部403は、第2の画像及び同期情報を入力する。第2の画像は、前述の第1の画像に比べて、フレームレートが低くかつ解像度が高い。同期情報は、第1の画像と第2の画像との間の時間的な対応関係を示す。同期情報は、第2の実施形態において説明されたものと同一または類似であってよい。また、差分画像生成部403は、拡大復号画像をアップコンバート部402から入力する。差分画像生成部403は、同期情報に基づいて第2の画像に対応する拡大復号画像を特定する。差分画像生成部403は、第2の画像から当該第2の画像に対応する拡大復号画像を減算することによって、差分画像を生成する。差分画像生成部403は、差分画像を第2の符号化部404へと出力する。
第2の符号化部404は、差分画像を差分画像生成部403から入力する。第2の符号化部404は、差分画像を符号化することによって、第2の符号化データを生成する。第2の符号化部404は、第1の符号化部401と同一の符号化方式を採用してもよいし異なる符号化方式を採用してもよい。第2の符号化部404は、第2の符号化データを例えば伝送路を介して第2の復号部452へと出力する。
同期情報符号化部405は、同期情報を入力する。同期情報符号化部405は、同期情報を符号化することによって、符号化された同期情報を得る。同期情報符号化部405は、符号化された同期情報を例えば伝送路を介して加算部454及び画像選択部455へと出力する。
第1の復号部451は、第1の符号化データを例えば伝送路を介して第1の符号化部401から入力する。第1の復号部451は、第1の符号化データを復号することによって第1の復号画像を生成する。具体的には、第1の復号部451は、第1の符号化部401によって行われた符号化処理に対応する復号処理を行う。例えば、第1の符号化部401がMPEG−2に従って符号化処理を行うならば、第1の復号部451もまたMPEG−2に従って復号処理を行う。第1の復号部451は、第1の復号画像をアップコンバート部453及び画像選択部455へと出力する。
第2の復号部452は、第2の符号化データを例えば伝送路を介して第2の符号化部404から入力する。第2の復号部452は、第2のデータを復号することによって、復号差分画像を生成する。具体的には、第2の復号部452は、第2の符号化部404によって行われた符号化処理に対応する復号処理を行う。第2の復号部452は、復号差分画像を加算部454へと出力する。
アップコンバート部453は、第1の復号部451から第1の復号画像を入力する。アップコンバート部453は、第1の復号画像をアップコンバートすることによって、拡大復号画像を得る。拡大復号画像の解像度は、復号差分画像の解像度と同じであってもよい。アップコンバート部453は、アップコンバート部402と同一または類似のアップコンバート処理を行ってよい。アップコンバート部453は、拡大復号画像を加算部454へと出力する。
加算部454は、復号差分画像を第2の復号部452から入力する。また、加算部454は、拡大復号画像をアップコンバート部453から入力する。更に、加算部454は、符号化された同期情報を例えば伝送路を介して同期情報符号化部405から入力する。加算部454は、同期情報に基づいて復号差分画像に対応する拡大復号画像を特定する。尚、同期情報は、加算部454或いは他の機能部によって復号されるものとする。加算部454は、復号差分画像に対応する拡大復号画像を当該復号差分画像に加算することによって第2の復号画像を生成する。加算部454は、第2の復号画像を画像選択部455へと出力する。
画像選択部455は、第1の復号画像を第1の復号部451から入力する。また、画像選択部455は、第2の復号画像を加算部454から入力する。更に、画像選択部455は、符号化された同期情報を例えば伝送路を介して同期情報符号化部405から入力する。画像選択部455は、同期情報に基づいて、第1の復号画像及び第2の復号画像のうちいずれか一方を所定の表示タイミング毎に選択する。尚、同期情報は、画像選択部455或いは他の機能部によって復号されるものとする。画像選択部455は、選択された画像(以降、単に選択画像と称される)と、第1の復号画像及び第2の復号画像のうちいずれが選択されたかを示す選択情報とを表示画像生成部456へと出力する。
前述の通り、第2の画像は第1の画像に比べてフレームレートが低いので、第2の復号画像もまた第1の復号画像に比べてフレームレートが低い。要するに、第1の復号画像は存在するものの第2の復号画像は存在しない表示タイミングが生じることになる。画像選択部455は、係る表示タイミングに対して第1の復号画像を選択し、それ以外の表示タイミング(即ち、第1の復号画像及び第2の復号画像の両方が存在する表示タイミング)に対して第2の復号画像を選択することによって、高解像度映像を再生できる。画像選択部455は、同期情報に基づいて、所与の表示タイミングにおいて第2の復号画像が存在するか否かを判定できる。
尚、画像選択部455は、第2の復号画像の存在の有無に関わらず第1の復号画像を選択することによって、低解像度映像を再生してもよい。画像選択部455の動作を所望の解像度に応じて制御することにより、解像度スケーラビリティが実現可能である。
表示画像生成部456は、第1の実施形態において説明された表示画像生成部154と同一または類似の処理を行う。尚、画像選択部455は、第1の復号画像を第1の復号部451から入力する代わりに拡大復号画像をアップコンバート部453から入力してもよい。拡大復号画像はアップコンバートされた第1の復号画像に相当するので、この場合に表示画像生成部456は選択画像をアップコンバートする必要はない。
以上説明したように、第3の実施形態に係る画像符号化装置は、第1の画像に比べて低フレームレートの第2の画像を符号化する。従って、この画像符号化装置によれば、第2の符号化データの量及び第2の符号化データを復号するための処理量を削減することができる。また、第3の実施形態に係る画像処理装置は、高解像度の第2の復号画像が存在するタイミングでは第2の復号画像を選択し、それ以外のタイミングでは高フレームレートの第1の復号画像を選択し、選択画像に基づいて表示画像を生成する。故に、この画像処理装置によれば、高フレームレート高解像度の表示画像を生成することができるので、高い主観画質を維持することができる。
差分符号化方式は、第2の画像そのものではなく差分画像を符号化することから、例えばサイマル符号化方式に比べて第2の符号化データの量を削減できる。但し、一般的に、差分画像の空間周波数は高いので、差分符号化による第2の符号化データの量の削減効果は必ずしも十分ではない。これに対して、本実施形態は、第2の画像のフレームレートを低く設定することで、第2の符号化データの量の削減効果を更に高めることができる。
また、本実施形態は差分符号化方式を採用するので、サイマル符号化方式と同様に、第2の符号化部及び第2の復号部に適用される符号化方式は、第1の符号化部及び第1の復号部に適用される符号化方式と異なっていてもよい。即ち、第2の実施形態と同様に、本実施形態は例えば既存の放送システムから次世代の放送システムへの移行期での活用が期待される。
尚、第1の画像及び第2の画像は、インターレース映像であってもよい。この場合に、第1の符号化部401、第2の符号化部404、第1の復号部451及び第2の復号部452は、インターレース映像をサポートする符号化処理及び復号処理を行う必要がある。また、この場合に、図4に示されるその他の機能部は、インターレース映像としての第1の復号画像及び第2の復号画像のフィールドまたはフレーム単位で前述の処理を行えばよい。
また、第1の画像がインターレース映像であり、第2の画像はプログレッシブ映像であってもよい。この場合に、第1の符号化部401及び第1の復号部451は、インターレース映像をサポートする符号化処理及び復号処理を行う必要がある。また、この場合に、第1の復号部451は、第1の復号画像に対しデインタレース処理(例えば、BOB、WEAVEなど)を行い、プログレッシブな復号画像を生成し、出力してよい。
また、本実施形態に係る画像符号化装置400及び画像処理装置450は、解像度スケーラビリティに限らずPSNRスケーラビリティを実現してもよい。この場合に、第1の画像及び第2の画像の解像度は同一であってよい。また、この場合に、表示画像生成部456はアップコンバート処理を行う必要はなく、アップコンバート部402及びアップコンバート部453は省略されてよい。即ち、表示画像生成部456は選択情報によらず選択画像をそのまま表示画像として出力できるし、拡大復号画像の代わりに第1の復号画像(或いは局所復号画像)が利用されてよい。
(第4の実施形態)
第4の実施形態は、前述の第3の実施形態を変形したものに相当する。具体的には、第4の実施形態は、画素レンジの変換及び画素レンジの逆変換を更に行う点で前述の第3の実施形態とは異なる。
図5は、第4の実施形態に係る画像符号化装置500及び画像処理装置550を例示する。画像符号化装置500は、第1の符号化部401、アップコンバート部402、差分画像生成部403、第2の符号化部404、同期情報符号化部405及び画素レンジ変換部506を備える。画像処理装置550は、第1の復号部451、第2の復号部452、アップコンバート部453、加算部454、画像選択部455、表示画像生成部456及び画素レンジ逆変換部557を備える。
尚、アップコンバート部402、差分画像生成部403、第2の符号化部404及び画素レンジ変換部506は、まとめて1つの符号化部として読み替えられてもよい。また、第2の復号部452、アップコンバート部453、加算部454及び画素レンジ逆変換部557は、まとめて1つの復号部として読み替えられてもよい。
図5の差分画像生成部403は、差分画像を画素レンジ変換部506へと出力する点で図4のものとは異なる。尚、本実施形態では、差分画像生成部403によって生成される差分画像は、便宜的に第1の差分画像と称される。図5の第2の符号化部404は、後述されるように、第2の差分画像を画素レンジ変換部506から入力する点で図4のものとは異なる。
図5の第2の復号部452は、復号差分画像を画素レンジ逆変換部557へと出力する点で図4のものとは異なる。尚、本実施形態では、第2の復号部452によって生成される復号差分画像は、便宜的に第1の復号差分画像と称される。図5の加算部454は、後述されるように、第2の復号差分画像を画素レンジ逆変換部557から入力する点で図4のものとは異なる。
画素レンジ変換部506は、差分画像生成部403から第1の差分画像を入力する。画素レンジ変換部506は、第1の差分画像の画素レンジを変換することによって、第2の差分画像を得る。具体的には、画素レンジ変換部506は、第1の差分画像の画素レンジを縮小するための変換を行う。画素レンジを縮小するための変換は、例えば、オフセット処理及びスケーリング処理の組み合わせであってもよいし、オフセット処理及びクリッピング処理の組み合わせであってもよいし、オフセット処理、スケーリング処理及びクリッピング処理の組み合わせであってもよい。
画素レンジ逆変換部557は、第2の復号部452から第1の復号差分画像を入力する。画素レンジ逆変換部557は、第1の復号差分画像の画素レンジを逆変換することによって、第2の復号差分画像を得る。具体的には、画素レンジ逆変換部557は、画素レンジ変換部506によって行われる変換に対応する逆変換、即ち、第1の復号差分画像の画素レンジを拡大するための変換を行う。
前述の通り、第1の差分画像は、第2の画像から拡大復号画像を減算することによって生成される。故に、第1の差分画像の画素レンジは、第2の画像の画素レンジよりも大きくなる。例えば、第2の画像(及び第1の画像)の各画素が符号なし8ビット値である場合に、第1の差分画像の各画素は符号あり9ビット値である。故に、第2の符号化部404は、第1の差分画像を符号化するためには、第2の画像をそのまま符号化する場合に比べて、より大きな画素レンジをサポートする必要がある。本実施形態では、第2の符号化部404は、第1の差分画像に比べて画素レンジの縮小された第2の差分画像を符号化すればよいので、サポート可能な画素レンジが(例えば8ビット値に)制限される汎用の符号化器によって実装可能である。同様に、本実施形態では、第2の復号部452は、サポート可能な画素レンジが(例えば8ビット値に)制限される汎用の復号器によって実装可能である。
以上説明したように、第4の実施形態に係る画像符号化装置及び画像処理装置は、差分画像の画素レンジを縮小してから符号化及び復号を行う。故に、この画像符号化装置及び画僧処理装置によれば、サポート可能な画素レンジが制限される汎用の符号化器及び復号器によって差分画像の符号化及び復号を実装することが可能である。
(第5の実施形態)
第5の実施形態は、前述の第1乃至第4の実施形態の変形例に相当する。具体的には、第5の実施形態は、第1の画像及び第2の画像の性質において前述の第1乃至第4の実施形態とは異なる。
図6は、第5の実施形態に係る画像符号化装置600及び画像処理装置650を例示する。ここで、図6の画像符号化装置600及び画像処理装置650は、図1の画像符号化装置100及び画像処理装置150と夫々対応する。
第1の画像及び第2の画像は、フレームレートが同じであるが解像度及び表示タイミングの位相が異なる。第1の画像の解像度は、第2の解像度に比べて低い。また、第1の画像及び第2の画像の表示タイミングの位相差は、例えばフレームレートに対応する周期の半分である。
第1の画像及び第2の画像は、例えば高フレームレート高解像度の単一のオリジナル映像に基づいて作成されてもよい。具体的には、第1の画像は、オリジナル映像から偶数番目のフレームを分離し、これら偶数番目のフレームをダウンコンバートすることによって作成されてよい。第2の画像は、オリジナル映像から奇数番目のフレームを分離することによって作成されてよい。
以上説明したように、第5の実施形態は、低フレームレート低解像度の第1の画像と低フレームレート高解像度の第2の画像とを符号化する。第1の画像及び第2の画像は表示タイミングにおいて異なるので、表示画像のフレームレートは第1の画像及び第2の画像のフレームレートの2倍となる。第1の画像の解像度を低く設定することで、第1の符号化データの量を削減すると共に第1の符号化データを復号するための処理量を削減することが可能となる。
(第6の実施形態)
第6の実施形態は、前述の第1乃至第5の実施形態の変形例に相当する。具体的には、第6の実施形態は、選択情報が第1の復号画像を示す場合に表示画像を生成するための処理において第1乃至第5の実施形態とは異なる。
例えば、図1の表示画像生成部154は、選択情報が第1の復号画像を示す場合に、選択画像を例えば第2の復号画像と同一の解像度にアップコンバート(またはアップサンプリング)することによって表示画像を生成する。このアップコンバート処理において、選択画像以外の画像は用いられない(参照されない)。
本実施形態において、表示画像生成部は、選択情報が第1の復号画像を示す場合に、同期情報に基づいて選択画像に時間的に近接する(典型的には、隣接する)1以上の第2の復号画像を特定する。それから、表示画像生成部は、特定された1以上の第2の復号画像を用いて選択画像を例えば第2の復号画像と同一の解像度にアップコンバートすることによって表示画像を生成する。例えば、表示画像生成部は、上記1以上の第2の復号画像を用いて補間処理を行うことによって、表示画像を生成してもよい。補間処理は、典型的には、フレームレートを増加させるために用いられるフレーム補間処理である。
また、本実施形態において、表示画像生成部は、選択情報が第1の復号画像を示す場合に、選択画像を他の画像を用いずにアップコンバートすること(第1のアップコンバート処理)によって表示画像を生成するか、選択画像に時間的に近接する1以上の第2の復号画像を用いて当該選択画像をアップコンバートすること(第2のアップコンバート処理)によって表示画像を生成するかを選択してもよい。
表示画像を生成するための処理は、画像毎に切り替え可能であってもよいし、画像内の局所領域(例えば、画素ブロック)毎に切り替え可能であってもよい。また、表示画像生成部は、切り替え単位(例えば、画像または画素ブロック)の動き情報に基づいて表示画像を生成するための処理を選択してもよい。
例えば、表示画像生成部は、切り替え単位について導出された動き量が閾値未満である場合には第2のアップコンバート処理を行うことを選択し、上記動き量が閾値以上である場合には第1のアップコンバート処理を行うことを選択してもよい。一般に、動き量の小さい画像は、時間的に近接する画像との間の相関が高いので、高精度な補間処理が可能である。故に、切り替え単位の動き量が小さい場合には、高解像度の第2の復号画像を用いる第2のアップコンバート処理を行うことによって、高解像度かつ誤差の小さい表示画像を生成することができる。反面、動き量の大きい画像は、時間的に近接する画像との間の相関が低いので、高精度な補間処理が困難である。故に、切り替え単位の動き量が大きい場合には、他の画像を用いない第1のアップコンバート処理を行うことによって、第2の復号画像を用いる第2のアップコンバート処理に比べて表示画像の誤差を抑えることができる。従って、切り替え単位の動き情報に基づいて表示画像を生成するための処理を選択することによって、選択情報が第1の復号画像を示す場合にも表示画像の画質を安定的に高めることが可能である。
尚、動き情報は、選択画像に時間的に近接する2以上の第2の復号画像に基づいて導出されてもよいし、選択画像と当該選択画像に時間的に近接する1以上の第1の復号画像とに基づいて導出されてもよいし、選択画像をアップコンバートすることによって得られる画像と当該選択画像に時間的に近接する1以上の第2の復号画像とに基づいて導出されてもよい。
以上説明したように、第6の実施形態に係る画像処理装置は、選択情報が第1の復号画像を示す場合に、選択画像に時間的に近接する1以上の第2の復号画像を用いてアップコンバート処理を行うことによって表示画像を生成することを許容する。従って、この画像処理装置によれば、選択画像の動き情報に適した処理を行うことによって、より高画質な表示画像を生成することが可能である。
前述の第1乃至第6の実施形態において、2つの復号画像から選択された選択画像に基づいて表示画像が生成されているが、3つ以上の復号画像から選択された選択画像に基づいて表示画像が生成されてもよい。この場合にも、前述の第1乃至第6の実施形態と同一または類似の方針で、例えば、解像度、フレームレート、表示タイミングの位相などに基づいていずれかの復号画像を表示タイミング毎に選択することができる。
上記各実施形態の処理は、汎用のコンピュータを基本ハードウェアとして用いることで実現可能である。上記各実施形態の処理を実現するプログラムは、コンピュータで読み取り可能な記憶媒体に格納して提供されてもよい。プログラムは、インストール可能な形式のファイルまたは実行可能な形式のファイルとして記憶媒体に記憶される。記憶媒体としては、磁気ディスク、光ディスク(CD−ROM、CD−R、DVD等)、光磁気ディスク(MO等)、半導体メモリなどである。記憶媒体は、プログラムを記憶でき、かつ、コンピュータが読み取り可能であれば、何れであってもよい。また、上記各実施形態の処理を実現するプログラムを、インターネットなどのネットワークに接続されたコンピュータ(サーバ)上に格納し、ネットワーク経由でコンピュータ(クライアント)にダウンロードさせてもよい。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
100,300,400,500,600・・・画像符号化装置
101,301,401,601・・・第1の符号化部
102,302,404,602・・・第2の符号化部
150,350,450,550,650・・・画像処理装置
151,351,451,651・・・第1の復号部
152,352,452,652・・・第2の復号部
153,353,455,653・・・画像選択部
154,354,456,654・・・表示画像生成部
303,405・・・同期情報符号化部
402,453・・・アップコンバート部
403・・・差分画像生成部
454・・・加算部
506・・・画素レンジ変換部
557・・・画素レンジ逆変換部

Claims (9)

  1. 第1の符号化データを復号することによって、第1の復号画像を生成する第1の復号部と、
    第2の符号化データを復号することによって、第2の復号画像を生成する第2の復号部と、
    表示タイミング毎に前記第1の復号画像及び前記第2の復号画像のうちいずれか一方を選択する選択部と、
    前記第1の復号画像が選択された表示タイミングにおいて表示される表示画像を、当該第1の復号画像に基づいて生成する生成部と
    を具備し、
    前記第2の復号画像は、前記第1の復号画像に比べて、フレームレートが低く解像度が高い、
    画像処理装置。
  2. 前記選択部は、前記第2の復号画像が存在する表示タイミングに対して当該第2の復号画像を選択し、前記第1の復号画像が存在し、かつ、前記第2の復号画像が存在しない表示タイミングに対して当該第1の復号画像を選択する、
    請求項1の画像処理装置。
  3. 前記生成部は、前記第1の復号画像が選択される表示タイミングにおいて表示される表示画像を、当該第1の復号画像をアップコンバートする処理を行うことによって生成する、請求項2の画像処理装置。
  4. 前記生成部は、前記第1の復号画像が選択される表示タイミングにおいて表示される表示画像を、当該第1の復号画像及び当該第1の復号画像に時間的に近接する1以上の第2の復号画像を用いてアップコンバートする処理を行うことによって生成する、請求項3の画像処理装置。
  5. 前記第2の復号部は、
    前記第2の符号化データを復号することによって、復号差分画像を生成する第3の復号部と、
    前記第1の復号画像をアップコンバートすることによって拡大復号画像を得るアップコンバート部と、
    前記拡大復号画像に前記復号差分画像を加算することによって、前記第2の復号画像を生成する加算部と、
    を具備することを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  6. 第1の画像を符号化することによって、第1の符号化データを生成する第1の符号化部と、
    第2の画像を符号化することによって、第2の符号化データを生成する第2の符号化部と
    を具備し、
    前記第2の画像は、前記第1の画像に比べて、フレームレートが低く解像度が高い、
    画像符号化装置。
  7. 前記第1の符号化部は、前記第1の画像と同一の表示タイミングに対応する第2の画像が存在する場合に、当該第1の画像を非参照ピクチャとして符号化する、請求項6の画像符号化装置。
  8. 第1の符号化データを復号することによって、第1の復号画像を生成する第1の復号部と、
    第2の符号化データを復号することによって、第2の復号画像を生成する第2の復号部と、
    表示タイミング毎に前記第1の復号画像及び前記第2の復号画像のうちいずれか一方を選択する選択部と、
    前記第1の復号画像が選択される表示タイミングにおいて表示される表示画像を、当該第1の復号画像に基づいて生成する生成部と
    を具備し、
    前記第2の復号画像は、前記第1の復号画像に比べて、解像度が高く、
    前記第1の復号画像及び前記第2の復号画像は、フレームレートが同一であって表示タイミングの位相が異なる、
    画像処理装置。
  9. 第1の符号化データを復号することによって、第1の復号画像を生成することと、
    第2の符号化データを復号することによって、第2の復号画像を生成することと、
    表示タイミング毎に前記第1の復号画像及び前記第2の復号画像のうちいずれか一方を選択することと、
    前記第1の復号画像が選択される表示タイミングにおいて表示される表示画像を、当該第1の復号画像に基づいて生成することと
    を具備し、
    前記第2の復号画像は、前記第1の復号画像に比べて、フレームレートが低く解像度が高い、
    画像処理方法。
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