JP2014139548A - 検出装置、測定システム、紙葉類鑑別装置及び自動取引装置 - Google Patents

検出装置、測定システム、紙葉類鑑別装置及び自動取引装置 Download PDF

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聡 清水
Noriyasu Kikuchi
典恭 菊池
Hironobu Hatamoto
浩伸 畑本
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Abstract

【課題】無線通信による電磁波の影響を受けない検出を行う。
【解決手段】アナログ量を検出し、検出データを測定装置2に無線送信する検出装置1は、アナログ量をA/D変換するADコンバータ15と、A/D変換された変換後デジタルデータ122を逐次蓄積する記憶部12と、蓄積された変換後デジタルデータ122を測定装置2に無線送信する無線通信部16と、無線通信部16が無線送信を実行中は、記憶部12への変換後デジタルデータ122の蓄積を禁止する制御部11とを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、検出装置、測定システム、紙葉類鑑別装置及び自動取引装置に関し、特に、アナログ量を検出し、検出データを測定装置に無線送信する技術に関する。
従来のプローブ本体(検出装置)は、オシロスコープ(測定装置)と電線(ケーブル)で接続され、検出したアナログ量(アナログ電圧)をそのまま、又は減衰して有線送信していた。しかしながら、測定点のプローブ本体からオシロスコープまでの電線の配線が複雑な場合、特に多チャンネルのオシロスコープでは複雑に他の電線と絡み合い、使い勝手が悪かった。
そこで、特許文献1や特許文献2には、オシロスコープと有線で接続されるのではなく、無線で通信可能に接続されるプローブが記載されている。この無線通信機能を有するプローブは、検出した検出信号を増幅し(増幅部)、デジタル信号に変換し(AD変換部)、信号波形データとして無線送信していた(送信部)。
特開平8−292211号公報 特開平9−297155号公報
しかしながら、従来の無線通信機能を有するプローブ(検出装置)は、検出/AD変換と無線送信とを同時に行っていた。このため、無線送信する際にアンテナで発生する強力な電磁波の影響を受けて、プローブの端子(検出端子)で検出される検出信号(検出アナログ量)が変動した。そして、無線送信が逐次行われるため、検出アナログ量は常に変動するという問題があった。
本発明は、以上のような問題を解決するためになされたものであり、無線通信による電磁波の影響を受けない検出を行う検出装置、測定システム、紙葉類鑑別装置及び自動取引装置を提供することを課題とする。
前記課題を解決するために、本発明の検出装置は、アナログ量を検出し、検出データを測定装置(例えば、オシロスコープ本体、主制御部49)に無線送信する検出装置(例えば、プローブ、紙葉類鑑別装置48)であって、前記アナログ量をA/D変換するADコンバータと、前記A/D変換された変換後デジタルデータを逐次蓄積する記憶部と、蓄積された前記変換後デジタルデータを前記測定装置に無線送信する無線通信部と、前記無線通信部が前記無線送信を実行中は、前記記憶部への前記変換後デジタルデータの蓄積を禁止する制御部とを備える構成とした。
本発明によれば、無線通信を行うにもかかわらず、正しいデジタルデータを測定装置に提供することができる。
本発明に係る測定システムの全体構成図である。 第1の実施形態に係る検出装置の構成を示すブロック図である。 第1の実施形態に係る測定装置の構成を示すブロック図である。 第1の実施形態に係る検出装置の検出値蓄積処理のフローチャートである。 第1の実施形態に係る検出装置のデジタルデータ送信処理動作のフローチャートである。 第2の実施形態に係る検出装置の構成を示すブロック図である。 第2の実施形態に係る測定装置の構成を示すブロック図である。 第3の実施形態に係る検出装置を備える自動取引装置の構成を示すブロック図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態(以下、「本実施形態」と称する)につき詳細に説明する。なお、各図は、本発明について概略的に示してあるに過ぎない。よって、本発明は、図示例のみに限定されるものではない。また、各図において、共通する構成要素や同様な構成要素については、同一の符号を付し、それらの重複する説明を省略する。
≪第1の実施形態≫
図1に示すように、測定システム100は、被測定物の電圧を検出する検出装置1と、検出結果を表示する測定装置2とを備える。検出装置1と測定装置2とは電波3を介して無線通信を行う。
この電波3を用いて行われる無線通信(無線送信及び無線受信)は、いかなる無線通信方式であってもかまわない。例えば、Bluetooth(登録商標)、Wi−Fi(登録商標)、ZigBee(登録商標)、無線LAN等である。
この第1の実施形態についての説明は、すでに検出装置1と測定装置2とが互いに電波3を介して無線で通信可能に接続されている状態である。
また、検出装置1と測定装置2とが、ACK/NACKのメッセージ送信を定期的に行う、すなわち間欠受信を行う無線通信方式を用いる場合については、後述する。
[検出装置1]
図2を用いて、検出装置1の構成について説明する。
検出装置1は、制御部11と、記憶部12と、検出端子13と、信号処理部14と、ADコンバータ15と、無線通信部16と、アンテナ17とを備える。
(制御部11)
制御部11は、検出装置1の全体を制御する構成部であり、例えばCPU(Central Processing Unit)等で構成され、CPUが記憶部12に格納されるプログラム(不図示)を実行することによって検出装置1の各機能が実現される。この制御部11は、無線通信部16を制御して、接続先(測定装置2)とのデータの送受信を実行させる通信制御機能を有する。
また、第1の実施形態において、制御部11は、検出値蓄積処理(S100)及びデジタルデータ送信処理(S200)を実行して、信号処理部14、ADコンバータ15及び無線通信部16を制御する。制御部11が実行する制御については詳細を後記する。
(記憶部12)
記憶部12は、データやプログラムを記憶する構成部であり、例えば、RAM(Random Access Memory)等の記憶手段である。この記憶部12には、設定情報121と変換後デジタルデータ122とが記憶される。
設定情報121は、信号処理部14、ADコンバータ15、及び無線通信部16のそれぞれが機能を実現するために用いる情報である。例えば、ゲイン(利得)、サンプリング周波数、カットオフ周波数、オフセット、変調方式等である。
変換後デジタルデータ122は、後記するADコンバータ15によりA/D変換されたデジタルデータである。なお、変換後デジタルデータ122は、FIFO(First In First Out)メモリにより逐次蓄積される。
(検出端子13)
検出端子13は、被測定物に接触することでその接触箇所からアナログ信号(アナログ量)を取得する。本実施形態において検出端子13は、プローブ端子とGND端子(図1)とで構成される。
(信号処理部14)
信号処理部14は、アナログ信号を信号処理する。この信号処理部14は、記憶部12から設定情報121を取得して機能を実現する。
第1の実施形態における信号処理部14は、少なくとも、アナログ信号を増幅するアンプと、ノイズを低減するローパスフィルタ(以下、LPFという。)とで構成され、減衰器が備えられることもある。この信号処理部14により、アナログ信号は、設定情報121に基づき増幅され、さらに、サンプリング周波数に応じて、LPFのカットオフ周波数が特定され、折り返し歪みが生じない帯域に制限される。
(ADコンバータ15)
ADコンバータ15は、アナログ信号をデジタルデータにA/D変換し、記憶部12に蓄積させる。これにより、A/D変換されたデジタルデータが変換後デジタルデータ122として記憶部12に逐次蓄積される。このADコンバータ15は、設定情報121(サンプリング周波数)に基づいて、制御部11により制御される。
(無線通信部16)
無線通信部16は、アンテナ17を介して、無線通信(無線送信、無線受信)を行う。この無線通信部16は、変調機能と復調機能と無線送受信機能とを有し、記憶部12から設定情報121を取得して各機能を実現する。
無線送信する場合、無線通信部16は、変調機能でデジタルデータを電波3に変調し、無線送受信機能でアンテナ17から電波3を送信する。
一方、無線受信する場合、無線通信部16は、無線送受信機能でアンテナ17から電波3を受信し、復調機能で電波3をデジタルデータに復調する。
この無線通信部16が無線通信をしている間、アンテナ17は電磁波を発生する。
(制御部11の制御機能)
ここで、制御部11が実行する制御機能について説明する。
制御部11は、信号処理部14、ADコンバータ15及び無線通信部16を制御し、前記した各機能を実行させる。
さらに、制御部11は、測定データ送信機能と、通信時蓄積制御機能とを有する。
(測定データ送信機能)
制御部11が有する測定データ送信機能は、記憶部12に蓄積された変換後デジタルデータ122を無線通信部16に取得させる機能である。この測定データ送信機能が実現されることで、無線通信部16は無線送信を開始する。
この測定データ送信機能を実現する制御部11は、記憶部12に蓄積された変換後デジタルデータ122のデータ量を管理する。そして、記憶部12に蓄積された変換後デジタルデータ122のデータ量が所定量以上となったことを、制御部11(測定データ送信機能)が検知した時が、無線通信部16に記憶部12から変換後デジタルデータ122の全部又は一部を一括して取得させるタイミングである。この変換後デジタルデータ122の一部取得は、間引きを意味する。
この変換後デジタルデータ122を取得させるタイミングは、所定の周期のタイミングであってもよい。
また、無線通信部16に取得させる変換後デジタルデータ122のデータ量は、記憶部12に蓄積された変換後デジタルデータ122の全てである必要はない。例えば、1回の無線送信で送信するデータ量を予め決めておいてもよいし、予め決められた期間(例えば1分間)や時間帯(例えば0:00〜0:01)のデータ量であってもよい。
また、測定データ送信機能は、変換後デジタルデータ122の全部又は一部を無線通信部16に取得させた後、記憶部12に蓄積された変換後デジタルデータ122を破棄する。
(通信時蓄積制御機能)
制御部11が有する通信時蓄積制御機能は、無線通信部16が無線通信をしている間に測定したアナログ信号を、変換後デジタルデータ122として記憶部12に蓄積させない機能である。
例えば、通信時蓄積制御機能は、制御部11がADコンバータ15を制御して、ADコンバータ15にA/D変換処理を実行させない機能、つまり、サンプリングクロックを停止させる機能であってもよいし、ADコンバータ15がA/D変換処理した変換後デジタルデータ122を記憶部12に蓄積させない機能、つまり、FIFOメモリのIN側クロックを停止させる機能であってもよい。
第1の実施形態における通信時蓄積制御機能は、ADコンバータ15にA/D変換処理を実行させない機能であり、これにより、変換後デジタルデータ122が生成されない。そのため、結果的に変換後デジタルデータ122として記憶部12に記憶させないこととなる。また、通信時蓄積制御機能は、ADコンバータ15によりA/D変換された変換後デジタルデータ122を、記憶部12に記憶させることなく、そのまま破棄する機能であってもよい。
また、通信時蓄積制御機能は、ADコンバータ15ではなく、信号処理部14を制御してもよい。例えば、信号処理部14を制御して、検出端子13から入力されるアナログ信号に対して信号処理を実行させない機能であってもよく、これにより、アナログ信号からデジタルデータが生成されず、結果的に変換後デジタルデータ122を記憶部12に記憶させないこととなる。
また、信号処理部14が設定情報121に基づき周期的に測定を行う場合、通信時蓄積制御機能は、その周期に合わせて、測定しない期間に無線通信部16に無線送信を許可する機能であってもよい。これにより、無線通信部16が無線送信している間は測定しない期間であるため、結果的に変換後デジタルデータ122を記憶部12に記憶させないこととなる。
[測定装置2]
図3を用いて、測定装置2の構成について説明する。
測定装置2は、制御部21と、記憶部22と、無線通信部23と、DAコンバータ24と、信号処理部25と、測定表示部26と、アンテナ27とを備える。
制御部21は、測定装置2の全体を制御する構成部である。例えばCPU等で構成され、CPUが記憶部22に格納されるプログラム(不図示)を展開し実行することによって測定装置2の各機能が実現される。また、制御部21は、無線通信部23を制御して、接続先(検出装置1)とのデータの送受信を実行させる通信制御機能を有する。
さらに、制御部21は、無線通信部23によって受信されたデータが、変換後デジタルデータ122であれば、測定表示部26に対して表示を開始させるトリガを出力する。
記憶部22は、データやプログラムを記憶する構成部であり、例えば、HDD、RAM、光ディスク等の記憶手段である。
無線通信部23は、無線通信部16(図2)と同様に、アンテナ27を介して、無線通信(無線送信、無線受信)を行う。
DAコンバータ24は、無線通信部23が一括して受信した変換後デジタルデータ122の全部又は一部を、所定のスイープ時間でアナログデータにD/A変換する。
信号処理部25は、記憶部22に記憶された設定情報221に基づき、D/A変換後のアナログ信号を所定のカットオフ周波数のLPF等で信号処理する。
測定表示部26は、スイープされたアナログデータを二次元のグラフにして画面表示する。
(制御部11が実行する制御)
検出装置1の制御部11が実行する、検出値蓄積処理(S100)及びデジタルデータ送信処理(S200)について、図4及び図5を用いて説明する。
≪検出値蓄積処理S100≫
図4を用いて、制御部11の検出値蓄積処理(S100)について説明する。制御部11は、図示しない電源スイッチの投入によるリセットにより、検出値蓄積処理を実行開始する。以下、信号処理部14、ADコンバータ15及び無線通信部16は制御部11に制御されて処理を行う。
まず、制御部11には、被測定物に接触した検出端子13を介してアナログ信号が入力される。
制御部11は、信号処理部14に対して、設定情報121に基づき、入力されたアナログ信号を信号処理させる(ステップS101)。次に、ADコンバータ15は、信号処理されたアナログ信号を数値化して、デジタルデータにA/D変換する(ステップS102)。そして、制御部11は、無線通信部16が通信中であるか否かを判定する(ステップS103)。
通信中であれば(ステップS103,Yes)、制御部11は、A/D変換したデジタルデータ(変換後デジタルデータ122)を破棄させ(ステップS104)、検出値蓄積処理を終了する。
一方、通信中でなければ(ステップS103,No)、制御部11は、A/D変換したデジタルデータ(変換後デジタルデータ122)を記憶部12に蓄積させ(ステップS105)、検出値蓄積処理(S100)を終了する。
≪デジタルデータ送信処理S200≫
図5を用いて、制御部11のデジタルデータ送信処理(S200)について説明する。
制御部11は、例えば、変換後デジタルデータ122が記憶部12に蓄積されたタイミングで、記憶部12に所定量以上の変換後デジタルデータ122が蓄積されたか否かを判定する(ステップS201)。
所定量未満であれば(ステップS201,No)、制御部11は、次の変換後デジタルデータ122が記憶部12に蓄積されたタイミングで再びステップS201の処理を行う。
一方、所定量以上であれば(ステップS201,Yes)、制御部11は、無線通信部16に通信処理を実行開始させ、無線通信部16を「待機中」の状態から「通信中」の状態に切り替える(ステップS202)。
以下、制御部11が無線通信部16を制御する送信処理について説明する。
制御部11は、無線通信部16に対して、記憶部12に蓄積された変換後デジタルデータ122を逐次取得させ(ステップS203)、変調した後、変換後デジタルデータ122を無線送信させる(ステップS204)。
無線通信部16により、記憶部12に蓄積された全ての変換後デジタルデータ122が送信された後、制御部11は、無線通信部16に通信処理を終了させ、記憶部12に蓄積された全ての変換後デジタルデータ122を破棄し、無線通信部16を「通信中」の状態から「待機中」の状態に切り替える(ステップS205)。そして、制御部11は、デジタルデータ送信処理(S200)を終了する。
(効果)
以上のように、第1の実施形態に係る検出装置1によれば、検出装置1がアンテナ17から電波3を発生する時間帯は、検出端子13から入力されるアナログ信号がA/D変換されたデジタルデータの測定値(電圧値)が記憶部12に蓄積されない。つまり、このアンテナ17から電波3を発生する時間帯のデータが測定装置2に送信されない。したがって、被測定物である電子回路や測定されるアナログ信号がアンテナ17から発生する電磁波の影響を受けたとしても、アンテナ17から電波3を発生する時間帯の測定値が、測定装置2の測定表示部26に表示される測定値に反映されることはない。このように、測定表示部26には被測定物の正しい測定値が表示される。
また、本発明の検出装置1に取り替えるだけで、従来の無線通信を行う測定装置2を用いて測定することができる。
≪第2の実施形態≫
第2の実施形態に係る発明について、図6及び図7を用いて説明する。
第2の実施形態に係る測定システム100A(不図示)は、無線通信で新たな設定情報送信し、検出装置1の記憶部12に記憶された設定情報121と、測定装置2の記憶部22に記憶された設定情報221とを、新たな設定情報で書き換えるというものである。
この第2の実施形態に係る測定システム100A(不図示)は、第1の実施形態に係る測定システム100と同様に、検出装置1A(図6)と、測定装置2A(図7)とを備え、さらに、外部装置30(図6、図7)を備える。ここで、第1の実施形態に係る測定システム100と同様に、検出装置1Aと測定装置2Aとは互いに無線で通信可能に接続される。そして、外部装置30は、検出装置1Aと測定装置2Aとに無線で通信可能に接続される。
[外部装置30]
外部装置30は、新たな設定情報を無線送信する装置(設定情報送信装置)であり、例えば、無線通信機能を有するコンピュータでよい。この外部装置30は、不図示の入力部を介して利用者が入力したパラメータを設定情報121、設定情報221として取得する。そして、無線通信機能を使って、設定情報121(図6)を検出装置1A宛てに無線送信し、設定情報221(図7)を測定装置2A宛てに無線送信する。
[検出装置1A]
検出装置1Aは、制御部11Aと、記憶部12と、検出端子13と、信号処理部14と、ADコンバータ15と、無線通信部16Aとを備える。ここで、第1の実施形態に係る検出装置1と同じ符号の構成については、同様の処理を行うため説明を省略する。
(無線通信部16A)
無線通信部16Aは、アンテナ17を介して、測定装置2Aと無線通信を行うと共に、外部装置30と無線通信を行い、外部装置30から受信した設定情報121を記憶部12に記憶(更新)させる。
[測定装置2A]
測定装置2Aは、制御部21Aと、記憶部22と、無線通信部23Aと、DAコンバータ24と、信号処理部25と、測定表示部26と、アンテナ27とを備える。ここで、第1の実施形態に係る測定装置2と同じ符号の構成については、同様の処理を行うため説明を省略する。
(無線通信部23A)
無線通信部23Aは、アンテナ27を介して、検出装置1Aと無線通信を行うと共に、外部装置30と無線通信を行い、外部装置30から受信した設定情報221を記憶部22に記録(更新)させる。
(効果)
以上のように、外部装置30を備えることで、検出装置1Aの設定情報121と、測定装置2Aの設定情報221との双方の各種パラメータを設定することができ、無線通信で更新することができる。
また、ADコンバータ15とDAコンバータ24とのサンプリング周波数や、信号処理部14と信号処理部25とのアンプ・フィルタの帯域等の、設定情報121と設定情報221とが互いが干渉する設定項目についての設定が容易になる。例えば、干渉する設定項目同士を表1に示すように対応付けておくことで、設定情報121を変更するだけで、自動的に設定情報221が設定されるようにしてもよい。これにより、誤設定を防止することができる。
また、検出装置1Aにはなく測定装置2Aにしかない、すなわち干渉しない設定項目も、外部装置30で設定できるようにしてもよい。これにより、設定作業が容易になる。
Figure 2014139548
≪第3の実施形態≫
第3の実施形態に係る発明について、図8を用いて説明する。
第3の実施形態に係る発明は、自動取引装置4(ATM)が備える紙葉類鑑別装置48に第2の実施形態に係る検出装置1Aを設け、主制御部49に測定装置2Aの無線通信部23A、制御部21A、及び外部装置30を設けたものである。
まず、ATM4について説明する。
[自動取引装置(ATM)4]
ATM4は、筐体41の内部に、入出金口42、一括カセット43、リジェクトカセット44、金種別金庫45、搬送路46、搬送ローラ47、紙葉類鑑別装置48、及び主制御部49を有している。
入出金口42は、紙葉類としての紙幣が投入及び放出される接客部である。
一括カセット43は、ATM4に対して紙幣を補充したり、回収したりするための収納庫である。
リジェクトカセット44は、再使用が不能なリジェクト紙幣を保管するための収納庫である。ATM4は、入金時や出金時に、紙葉類鑑別装置48によって、再使用が不能であると鑑別されたリジェクト紙幣を、リジェクトカセット44に収納する。
金種別金庫45は、一万円券、五千円券、千円券等の金種別に紙幣を収納する収納庫である。
搬送路46は、紙幣が搬送される通路である。
搬送ローラ47は、紙幣を搬送する搬送手段である。
紙葉類鑑別装置48は、紙幣の真贋や、金種、汚損の度合い等を鑑別する鑑別装置である。紙葉類鑑別装置48は、紙幣から紙葉類情報(金種を判別可能な判別情報を含む)を取得する、例えば、厚みセンサ、光学センサ、及び磁気センサ(不図示)等の各種センサ(検出手段)を有している。
光学センサは、紙葉類情報として、紙幣の先頭位置情報や紙幣の模様情報等を取得するセンサである。光学センサは、発光側センサ及び受光側センサの2つのセンサによって構成されている。光学センサは、発光側センサが搬送路に向けて出射した光を受光側センサで検知して、搬送される紙幣による光の遮断や反射光等に応じて、紙幣の先頭位置情報や紙幣の模様情報等を取得する。
磁気センサは、紙葉類情報として、紙幣の磁気記録情報を取得するセンサであり、磁気抵抗素子を使用して磁界強度を検出する。磁気センサは、搬送される紙幣に書き込まれた磁気記録情報を読み取ることによって、紙幣の磁気記録情報を取得する。
厚みセンサは、紙葉類情報として、紙幣の厚み情報を取得するセンサである。厚みセンサは、搬送路を構成する、対向して配置された2つのフレームに、互いに対向して配置された2つのローラと、2つのローラの一方を他方に押し付ける押圧用スプリングと、一方のローラの変位量を検知する変位センサとを有する構成となっている。厚みセンサは、変位センサが、一方のローラの変位量を検知することによって、紙幣の厚み情報を取得する。
紙葉類鑑別装置48は、第2の実施形態に係る検出装置1Aを備え、磁気センサ(特に磁気抵抗を測定するオペアンプの出力端子)が検出端子13に該当する。以下、便宜上、紙葉類鑑別装置48が備える検出装置を、検出装置1Bとして説明する。
(1)利用者により操作されてATM4の入出金口42に紙幣(紙幣束)が入金される。この紙幣束のうちの1枚が搬送ローラ47により搬送路46に沿って紙葉類鑑別装置48に搬送される。紙葉類鑑別装置48は、厚みセンサ、光学センサ、及び磁気センサ(検出端子13)で搬送された1枚目の紙幣を読み取る。その後、記憶部12に変換後デジタルデータ122が逐次蓄積される。
(2)2枚目の紙幣が紙葉類鑑別装置48に搬送されるまでの間に、記憶部12に蓄積された1枚目の紙幣の変換後デジタルデータ122を一括して無線送信する。
(3)主制御部49は、無線を受信して、受信データを復調し、厚みセンサ、光学センサ、及び磁気センサの測定結果(磁気記録情報)を取得する。
(4)主制御部49は、測定結果である磁気センサが取得した紙幣の磁気記録情報と、厚みセンサが取得した紙幣の厚み情報と、光学センサが取得した紙幣の先頭位置情報や紙幣の模様情報等とを含む、紙葉類鑑別装置48が備える各種センサが取得した紙葉類情報に基づいて、1枚目の紙幣の金種や真贋を判断する。この判断結果に基づいて1枚目の紙幣の搬送先を決定し、搬送先へ紙幣を搬送する。そして、引き続き、2枚目の紙幣が紙葉類鑑別装置48に搬送される。
このとき、検出装置1Aの制御部11Aは、直前に搬送された1枚目の紙幣から磁気センサが磁気記録情報を読み取り後、次の2枚目の紙幣が磁気センサに搬送されるまでの間に、無線通信部16に無線送信を実行させ、無線送信を実行中は、記憶部12に変換後デジタルデータ122を蓄積させない。
(5)以降、入出金口42に投入された全ての紙幣についての金種や真贋が主制御部49により判断されると、すなわち、入出金口42内の紙幣がなくなった(0枚)ときに全ての処理を終了する。
以上の処理により、センサのアナログ値に影響を与えることなく、紙葉類鑑別装置48から主制御部49まで検出値を無線送信することができる。このため、センサ用の配線が不要になる。
≪間欠受信を行う無線通信方式≫
ACK/NACKのメッセージ送信を定期的に行う、つまり間欠受信を行う無線通信方式を用いる場合について、図2を用いて説明する。
この場合の検出装置1が備える制御部11の通信制御機能は、無線通信部16を制御して測定装置2とのデータの送受信を行う機能だけでなく、この測定装置2との間で行われる、ACK/NACKのメッセージの送受信タイミングを決める機能をさらに有する。すなわち、検出装置1が測定装置2との間で行う無線通信を制御する。
これにより、制御部11は、測定装置2から送信されるデータ受信タイミングが来る前に、通信時蓄積制御機能を実行することで、無線通信部16が無線通信をしている間に測定したアナログ信号を、変換後デジタルデータ122として記憶部12に蓄積されないようにすることができる。
また、制御部11は、測定装置2との間で行われる送受信タイミングを決めることができるため、何の前触れもなく測定装置2からデータが送信されてしまったがために、そのデータを受信中に測定したアナログ信号を、変換後デジタルデータ122として記憶部12に蓄積されないようにすることができる。
ここで、制御部11は、例えば、次のように、送受信タイミングを決定すればよい。制御部11は、測定装置2との間で無線通信する時間帯T1を設定する。そして、制御部11は、現在時刻が前回設定した時間帯T0の範囲になったときに、先ほど設定した時間帯T1の情報を、変換後デジタルデータ122と共に、無線通信部16に測定装置2へ送信させる。これにより、制御部11は、測定装置2と互いに無線通信する時間帯T1を共有することができる。
その後、制御部11は、現在時刻が時間帯T1の範囲になったときに、次に無線通信する時間帯T2の情報を、変換後デジタルデータ122と共に、無線通信部16に測定装置2へ送信させる。以上により、測定装置2との間で無線通信する時間帯が事前に分かるため、制御部11の通信時蓄積制御機能は、その時間帯に測定したアナログ信号を、変換後デジタルデータ122として記憶部12に蓄積させないようにすることができる。
また、制御部11は、例えば、次のように、測定装置2からの受信タイミングのみを決定してもよい。制御部11は、測定装置2から送信されるデータを無線受信する時刻tを設定し、無線通信部16にこの時刻tの情報を測定装置2へ送信させる。これにより、制御部11は、測定装置2にデータを送信してよい時刻tを通知することができる。また、このとき、無線通信部16が無線通信をしている間(通信中)となるため、制御部11の通信時蓄積制御機能は、この通信中に測定したアナログ信号を、変換後デジタルデータ122として記憶部12に蓄積させない。
その後、現在時刻が時刻tとなったときに、これから無線通信部16が無線通信を行うことが分かっているため、制御部11の通信時蓄積制御機能は、この時刻t以降に測定したアナログ信号を、変換後デジタルデータ122として記憶部12に蓄積させない。
以上により、測定装置2から送信されるデータを無線受信する時刻が事前に分かるため、制御部11の通信時蓄積制御機能は、その時刻以降で測定したアナログ信号を、変換後デジタルデータ122として記憶部12に蓄積させないようにすることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記した実施形態に限定されず、適宜変更して実施することが可能である。
第1の実施形態において、記憶部12を備えることで、測定時間と伝送時間を分離することを示したが、極めて短時間で接点の電圧を測定してディジタル化し、それを送信する際には測定を停止する構成も可能である。
また、検出装置1の制御部11は、無線通信部16を介して、測定装置2から無線受信したデータから、測定開始のトリガ信号を取得したとき、その無線通信の終了後から、検出装置1全体を制御して、被測定物の電圧の検出を開始する構成にしてもよい。
第2の実施形態において、測定システム100Aは、検出装置1と測定装置2とは別の独立した装置として、外部装置30を備え、その外部装置30から設定情報121及び設定情報221が無線送信されるという構成にした。
ここで、検出装置1(制御部11の通信制御機能)が、記憶部12に記憶された測定装置2側の設定情報221を、測定装置2へ無線送信する構成としてもよい。また、逆に、測定装置2(制御部21の通信制御機能)が、記憶部22に記憶された検出装置1側の設定情報121を、検出装置1へ無線送信する構成としてもよい。
また、オシロスコープを例に測定装置2の説明を行ったが、測定装置2は、ロジックアナライザ、スペクトルアナライザ、周波数カウンタなど電気信号を測定する測定器であればよい。
また、第3の実施形態において説明したように、検出装置1は、センサネットワークの無線部や、ATM4などのメカトロ機器におけるセンサ部分の配線の無線化など、センサ回路を検出端子13として用いることで、センサ回路(検出端子13)にて電波3(電磁波)が干渉して測定値に誤差が生じてしまうことを回避することができる。なお、検出装置1は、隣接するセンサ回路に対する電磁波の影響を回避するため、ATM4の主制御部49(メインCPU)からの指示で、その隣接するセンサ回路が動作中に無線送信を行わない構成にしてもよい。
また、検出装置1は内部に時計部(不図示)を備える構成であってもよい。この場合、制御部11が時計部から時刻を取得する。
制御部11は、信号処理部14が検出端子13からアナログ信号を取得したときに、時計部から時刻(検出時刻)を取得し、ADコンバータ15を制御して、そのアナログ信号がA/D変換された変換後デジタルデータ122を、検出時刻と関連付けて記憶部12に蓄積させる。そして、制御部11は、無線通信部16が送受信を行った時間帯に、検出端子13が取得した時刻のアナログ信号に係る全ての変換後デジタルデータ122を、検出時刻に基づき記憶部12から削除する。これにより、制御部11は、無線通信部16が無線通信をしている間に測定したアナログ信号を、変換後デジタルデータ122として記憶部12に蓄積させないようにすることができる。
この検出時刻は、検出端子13がアナログ信号を取得したタイミングがわかる時刻であればよく、信号処理部14がアナログ信号を信号処理したときの時刻であってもよいし、ADコンバータ15が信号処理後のアナログ信号をA/D変換したときの時刻であってもよい。
また、ステップS204(図5)の処理において、全ての変換後デジタルデータ122を送信する必要はなく、所定量を送信してもよいし、所定時間分を送信してもよい。
また、第2の実施形態において、外部装置30は、検出装置1Aと、測定装置2Aと無線で通信可能に接続されているが、有線で通信可能に接続されてもよい。この場合、検出装置1Aと、測定装置2Aとには、有線で通信可能なように有線通信部を備えればよい。
ここで、検出装置1(1A,1B)は、不図示の電池を内蔵して、その電池に蓄電された電気を動力源とする。この電池は、コンデンサや二次電池であればよい。また、太陽電池であってもよい。
また、検出装置1(1A,1B)は、無線で電力が供給されて電池に電気が蓄積されるようにしてもよい。この場合、検出装置1(1A,1B)は、例えばRFIDを備え、RFIDがアナログ信号(電気信号)を電気に変えて、電池に蓄積する構成にすればよい。しかし、RFIDが無線で電力を供給する場合、電波3を受信することで、RFIDが備えるアンテナにて電磁波が発生する。そのため、無線で電力が供給される期間において制御部11は通信時蓄積制御機能を実行する。これにより、制御部11は、無線で電力が供給される期間に測定したアナログ信号を、変換後デジタルデータ122として記憶部12に蓄積されないようにすることができる。
1 検出装置
2 測定装置
3 電波
4 自動取引装置(ATM)
11 制御部(検出側制御部)
12 記憶部
13 検出端子
14 信号処理部
15 ADコンバータ
16 無線通信部
17 アンテナ
21 制御部(測定側制御部)
22 記憶部
23 無線通信部
24 DAコンバータ
25 信号処理部
26 測定表示部
27 アンテナ
30 外部装置
41 筐体
42 入出金口
43 一括カセット
44 リジェクトカセット
45 金種別金庫
46 搬送路
47 搬送ローラ
48 紙葉類鑑別装置
49 主制御部(判別装置)
100 測定システム
121 設定情報
122 変換後デジタルデータ
221 設定情報

Claims (14)

  1. アナログ量を検出し、検出データを測定装置に無線送信する検出装置であって、
    前記アナログ量をA/D変換するADコンバータと、
    前記A/D変換された変換後デジタルデータを逐次蓄積する記憶部と、
    蓄積された前記変換後デジタルデータを前記測定装置に無線送信する無線通信部と、
    前記無線通信部が前記無線送信を実行中は、前記記憶部への前記変換後デジタルデータの蓄積を禁止する制御部と
    を備えることを特徴とする検出装置。
  2. 時計部を備え、
    前記アナログ量を検出時の時刻を前記時計部から取得し、
    当該アナログ量がA/D変換された前記変換後デジタルデータに、前記検出時の時刻を関連付けて、前記記憶部に蓄積させ、
    前記無線通信部が前記無線送信を実行していた時間帯の時刻が関連付けられた前記変換後デジタルデータを、前記記憶部から削除することを特徴とする請求項1に記載された検出装置。
  3. 前記記憶部には、設定情報が記憶され、
    前記設定情報に基づき、検出されたアナログ量の波形を調整する信号処理部をさらに備えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載された検出装置。
  4. 前記ADコンバータは、前記設定情報に基づき、前記調整された調整後アナログ量をA/D変換することを特徴とする請求項3に記載された検出装置。
  5. 前記設定情報は、外部から前記無線通信部が無線受信した受信データから得られることを特徴とする請求項3または請求項4に記載された検出装置。
  6. 前記制御部は、前記無線通信部が前記無線送信を実行中に検出された前記アナログ量に対応する前記変換後デジタルデータを破棄することを特徴とする請求項1ないし請求項5の何れか一項に記載された検出装置。
  7. 前記制御部は、前記無線通信部が無線受信を実行中は、前記記憶部への前記変換後デジタルデータの蓄積を禁止することを特徴とする請求項1ないし請求項6の何れか一項に記載された検出装置。
  8. 前記制御部は、前記無線通信部が、前記測定装置から測定開始のトリガ信号を無線受信したとき、当該無線受信の終了後から、前記記憶部への前記変換後デジタルデータの蓄積を許可することを特徴とする請求項7に記載された検出装置。
  9. アナログ量を検出し、検出データを無線送信する検出装置と、前記検出データを受信し、測定結果を表示する測定装置とを備える測定システムであって、
    前記検出装置は、
    前記アナログ量をA/D変換するADコンバータと、
    前記A/D変換された変換後デジタルデータを逐次蓄積する記憶部と、
    蓄積された前記変換後デジタルデータを前記測定装置に無線送信する検出側無線通信部と、
    前記無線通信部が前記無線送信を実行中は、前記記憶部への前記変換後デジタルデータの蓄積を禁止する制御部とを備え、
    前記測定装置は、
    無線受信して前記変換後デジタルデータを取得する測定側無線通信部と、
    前記変換後デジタルデータを信号処理する信号処理部と、
    信号処理後のデータを測定結果として表示する測定表示部と
    を備えることを特徴とする測定システム。
  10. 前記制御部は、
    前記測定側無線通信部から無線受信する受信タイミングを決定し、
    前記検出側無線通信部に、前記受信タイミングの情報を前記測定装置へ無線送信させ、
    前記受信タイミングが到来した時に、前記記憶部への前記変換後デジタルデータの蓄積を禁止することを特徴とする請求項9に記載された測定システム。
  11. 前記制御部は、
    前記検出側無線通信部と前記測定側無線通信部との間で無線送受信する第1の時間帯を決定し、
    前回決定した第2の時間帯が到来した時に、前記検出側無線通信部に、前記第1の時間帯の情報および前記変換後デジタルデータを、前記測定装置へ無線送信させ、
    前記第1の時間帯が到来した時に、前記記憶部への前記変換後デジタルデータの蓄積を禁止することを特徴とする請求項9に記載された測定システム。
  12. 紙葉類からアナログ量を検出し、検出データを判別装置に無線送信することによって前記紙葉類の種類を判別する紙葉類鑑別装置であって、
    前記紙葉類から判別情報をアナログ量として検出する検出手段と、
    前記アナログ量をA/D変換するADコンバータと、
    前記A/D変換された変換後デジタルデータを逐次蓄積する記憶部と、
    蓄積された前記変換後デジタルデータを前記判別装置に無線送信する無線通信部と、
    前記無線通信部が前記無線送信を実行中は、前記記憶部への前記変換後デジタルデータの蓄積を禁止する制御部と
    を備えることを特徴とする紙葉類鑑別装置。
  13. 前記検出手段は、磁界強度をアナログ量として検出する磁気センサであることを特徴とする請求項12に記載された紙葉類鑑別装置。
  14. 紙葉類からアナログ量を検出し、検出データを無線送信する紙葉類鑑別装置と、前記検出データを受信し、紙葉類の判定を行う判別装置と、紙葉類を1枚ずつ前記紙葉類鑑別装置に搬送する搬送部とを備える自動取引装置であって、
    前記紙葉類鑑別装置は、
    前記紙葉類から判別情報をアナログ量として検出する検出手段と、
    前記アナログ量をA/D変換するADコンバータと、
    前記A/D変換された変換後デジタルデータを逐次蓄積する記憶部と、
    蓄積された前記変換後デジタルデータを前記判別装置に無線送信する無線通信部と、
    直前に搬送された紙葉類から前記磁気センサが磁気記録情報を読み取り後、次の紙葉類が前記磁気センサに搬送されるまでの間に、前記無線通信部に前記無線送信を実行させ、前記無線送信を実行中は、前記記憶部への前記変換後デジタルデータの蓄積を禁止する制御部と
    を備えることを特徴とする自動取引装置。
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