JP2014134960A - Vehicle information recording device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、車両と物体との衝突を記録する車両情報記録装置に関する。 The present invention relates to a vehicle information recording apparatus that records a collision between a vehicle and an object.
従来、車両と物体との衝突を検出して、当該衝突に係る衝突データを記録するものとして車両情報記録装置が提案されている。例えば、特許文献1には、加速度センサにより車両に加わる衝撃を検出して、衝突の前後の一定時間における各種センサの検出値などの車両情報を衝突データとして記録する構成が開示されている。このような車両情報記録装置は、例えば、車両における衝突の有無を判定する車載ECUに設けられた内部メモリに衝突データを記録している。
Conventionally, a vehicle information recording device has been proposed as a device that detects a collision between a vehicle and an object and records collision data relating to the collision. For example,
ところで、記録された衝突データは、衝突時における車両の挙動の検証や車両の運行管理などに使用される。そして、エアバッグなどの乗員保護装置の作動を要する衝突が発生した場合には、当該衝突に係る衝突データを記録した後に、データ保護を目的として、以降の車両情報の記録処理を規制することがある。その場合には、作動した乗員保護装置の復帰処理とともに、車両情報記録装置が新規のものに交換される。そうすると、衝突歴のある車両であっても、車両情報記録装置の内部メモリには衝突以前の車両情報が記録されていない状態となってしまう。 By the way, the recorded collision data is used for verifying the behavior of the vehicle at the time of the collision and for managing the operation of the vehicle. When a collision that requires the operation of an occupant protection device such as an airbag occurs, after the collision data relating to the collision is recorded, the subsequent vehicle information recording process may be restricted for the purpose of data protection. is there. In that case, the vehicle information recording device is replaced with a new one along with the return processing of the activated occupant protection device. Then, even if the vehicle has a collision history, the vehicle information before the collision is not recorded in the internal memory of the vehicle information recording device.
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、内部メモリにおける衝突データの適正な記録状態を維持することができる車両情報記録装置を提供することを目的とする。 The present invention has been made in view of such circumstances, and an object of the present invention is to provide a vehicle information recording apparatus capable of maintaining an appropriate recording state of collision data in an internal memory.
上記目的を達成するためになされた請求項1に記載の発明は、車両に加わる衝撃を検出する衝撃センサの検出値に基づいて、前記車両に対する前記物体の衝突の有無を判定する衝突判定部と、前記衝突判定部による判定結果に基づいて、前記衝突に係る衝突データを内部メモリに記録する情報管理部とを備え、前記情報管理部は、通信可能に接続された1または複数の外部メモリに前記衝突データを複写した予備データを記録し、前記内部メモリの状態に応じて前記予備データを前記外部メモリから取得して前記衝突データを復元することを特徴とする。
The invention according to
この構成によると、情報管理部は、内部メモリに記録されている衝突データが不足しているなどの状態に応じて、当該衝突データを復元する。これにより、車両情報記録装置は、内部メモリにおける衝突データの適正な記録状態を維持することができる。よって、車両情報記録装置は、新規に車両に搭載されたとしても、当該車両が衝突歴を有する場合には、衝突以前の車両情報が記録された状態に復元することができる。
尚、この欄および特許請求の範囲で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
According to this configuration, the information management unit restores the collision data according to a state in which the collision data recorded in the internal memory is insufficient. Thereby, the vehicle information recording device can maintain an appropriate recording state of the collision data in the internal memory. Therefore, even if the vehicle information recording device is newly installed in the vehicle, when the vehicle has a collision history, the vehicle information recording device can restore the vehicle information before the collision is recorded.
In addition, the code | symbol in the bracket | parenthesis of each means described in this column and the claim shows the correspondence with the specific means as described in embodiment mentioned later.
以下、本発明の車両情報記録装置を具体化した実施形態について図面を参照して説明する。この車両情報記録装置は、車両と物体の衝突に係る衝突データを記録するものであり、本実施形態では、車両の乗員保護装置であるエアバッグ装置の作動を制御するエアバッグECU(本発明の「乗員保護ECU」に相当する)に車両情報記録装置が適用され、全体として情報記録システムを構成した形態を例示する。 Hereinafter, an embodiment in which a vehicle information recording apparatus of the present invention is embodied will be described with reference to the drawings. This vehicle information recording apparatus records collision data relating to a collision between a vehicle and an object. In this embodiment, an airbag ECU that controls the operation of an airbag apparatus that is an occupant protection apparatus for a vehicle (of the present invention). A vehicle information recording device is applied to “an occupant protection ECU”, and an information recording system is configured as a whole.
<実施形態>
(情報記録システム1の全体構成)
情報記録システム1は、図1に示すように、エアバッグ装置10と、複数の加速度センサ21と、複数のバンパセンサ22と、エアバッグECU30と、複数の車載ECU40〜70と、通信装置80と、ドライブレコーダ90とを備えて構成される。また、情報記録システム1は、通信バス2を介してエアバッグ装置10や各種センサ21,22、各種車載ECU30〜70等が互いに通信可能に接続され、車両LANが構築されている。この車両LANでは、種々の通信プロトコルにより各種データが送受信される。本実施形態では、通信プロトコルとしてCAN(Controller Area Network)が採用されている。
<Embodiment>
(Overall configuration of information recording system 1)
As shown in FIG. 1, the
エアバッグ装置10は、車両の走行中において障害物等との衝突があった場合に、乗員を保護する乗員保護装置である。このエアバッグ装置10は、エアバッグECU30と通信バス2を介して接続された駆動回路11により駆動される。駆動回路11は、エアバッグECU30の制御信号に基づいて、エアバッグ装置10のインフレータを点火させて、図示しないエアバッグを展開する回路である。
The
加速度センサ21は、車両に加わる衝撃を検知する衝撃センサである。衝撃センサとしては種々のものが考えられるが、本実施形態では、所定方向の加速度を検出する加速度センサとしている。また、加速度センサ21は、車両の前後部、左右部の各所に複数設けられている。また、加速度センサ21は、エアバッグECU30と通信バス2を介してそれぞれ接続されている。そして、加速度センサ21は、例えば、検出方向の加速度の変化により極板の変位に伴う静電容量の変化を利用して、加速度に応じた検出値をエアバッグECU30に対して出力する。
The
バンパセンサ22は、車両が物体と衝突した際に、車両のバンパの変形を検出する。このバンパセンサ22は、バンパの変形に伴って変化する内部圧力を検出する圧力センサなどが適用され、車両の前後のバンパ部に複数設けられている。また、バンパセンサ22は、エアバッグECU30と通信バス2を介してそれぞれ接続されている。バンパセンサ22による検出値は、例えば、衝突物が歩行者であるか否かの判定に用いられる。そして、エアバッグECU30は、加速度センサ21が衝撃を検出した場合に、歩行者判定の結果に基づいて図示しない歩行者保護装置の起動の要否を判定する。
The
エアバッグECU30は、車両における衝突に応じてエアバッグ装置10や歩行者保護装置を起動させるとともに、各種の衝突を記録する制御ユニットである。このエアバッグECU30は、上述したように、加速度センサ21、バンパセンサ22、図示しない車速センサなどの各種センサと通信バス2を介して接続され、各種センサの検出値を入力する。また、エアバッグECU30は、エアバッグ装置10の駆動回路11や歩行者保護装置の駆動回路などと接続され、各駆動回路に制御信号を出力する。本実施形態では、エアバッグECU30は、車両のイグニッションスイッチがONの場合に、車載バッテリより電力を供給される構成としている。
The
このエアバッグECU30は、衝突判定部31と、情報管理部32と、内部メモリ33とを有する。衝突判定部31は、複数の加速度センサ21の検出値に基づいて、車両に対する物体の衝突の有無を判定する。具体的には、衝突判定部31は、加速度センサ21から検出値を入力した場合に、車両に加えられた衝撃が、エアバッグ装置10の作動を要する衝突によるものか否か、衝突データの記録を要する衝突によるものか否かを各判断基準に基づいて判定する。そして、衝突判定部31は、少なくとも衝突データの記録を要すると判断した場合には、車両に対する物体の衝突があったものと判定する。
The
ここで、上記の「衝突データ」とは、衝突に係る各種データであって、図2に示すように、例えば、加速度センサのセンサ情報(センサNo、検出値、検出時刻)、衝突の種別、前後方向の最大検出値、左右方向の最大検出値、車両に対する物体の衝突位置、イグニッションスイッチがON/OFFの状態にされた時刻などが含まれる。情報管理部32は、衝突判定部31による判定結果に基づいて、衝突データを内部メモリ33に記録する。内部メモリ33は、フラッシュメモリなどの不揮発性の記録媒体により構成され、エアバッグECU30が実行する各種処理のプログラムや判定に用いられる閾値などが記録されている。また、内部メモリ33は、EDR(Event Data Recorder)としての記憶領域が確保され、衝突データを新しいものから順に所定数量だけ記録するように構成されている。
Here, the above “collision data” is various data relating to the collision, and as shown in FIG. 2, for example, sensor information (sensor No., detection value, detection time) of the acceleration sensor, type of collision, The maximum detection value in the front-rear direction, the maximum detection value in the left-right direction, the collision position of the object with respect to the vehicle, the time when the ignition switch is turned on / off, and the like are included. The
また、エアバッグECU30の情報管理部32は、上述のように衝突データを内部メモリ33に記録するとともに、通信可能に接続された複数の外部メモリに衝突データを複写した予備データを記録する。この予備データは、衝突データの一部または全部を複写したものであって、本実施形態では図2で示される衝突データのデータフォーマットおよび記録内容と同一であるものとしている。そして、情報管理部32は、内部メモリ33の状態に応じて予備データを複数の外部メモリから取得して衝突データを復元する。この情報管理部32による予備データの記録処理、および衝突データの復元処理の詳細については後述する。
In addition, the
複数の車載ECU40,50,60,70は、エアバッグECU30とは機能が異なる他の車載ECUであって、通信バス2を介してエアバッグECU30と通信可能に接続されている。本実施形態において、車載ECU40,50,60,70は、電動パワーステアリング、ナビゲーション、ブレーキ、およびエンジンの制御にそれぞれ用いられる。また、車載ECU40,50,60,70は、CPUやROM等から構成される制御回路41,51,61,71と、不揮発性の記録媒体であるフラッシュメモリ42,52,62,72とを有する。このフラッシュメモリ42,52,62,72は、上記の「外部メモリ」に相当する。
The plurality of in-
より詳細には、電動パワーステアリング用の車載ECU40は、図示しないEPSモータの作動を制御することで、車両の操舵角を制御する。ナビゲーション用の車載ECU50は、例えばGPS信号に基づいて車両の位置を検出し、目的地までの案内表示を行う。ブレーキ用の車載ECU60は、ブレーキペダルの踏み込み量や車両の走行状態などに応じて、車両の制動を制御する。エンジン用の車載ECU70は、アクセルペダルの踏み込み量やアクセル開度などに応じて、エンジンの駆動力を制御する。
More specifically, the in-
通信装置80は、車両の外部とデータ通信を行う通信モジュール(DCM:Data Communication Module)である。通信装置80は、データの送受信を行う制御回路81と、不揮発性の記録媒体であるフラッシュメモリ82とを有する。この通信装置80は、具体的には、車両外の情報収集センタなどと所定の通信手段を用いて片方向通信又は双方向通信を行う。また、通信装置80のフラッシュメモリ82は、上記の「外部メモリ」に相当する。
The
ドライブレコーダ90は、車両に衝突や急減速が発生した場合に、映像や走行データなどの車両情報を記録する。ドライブレコーダ90は、車両情報の記録の要否を判定する制御回路91と、各種設定値や車両情報を記録する不揮発性のフラッシュメモリ92とを有する。このドライブレコーダ90は、具体的には、車速センサや加速度センサなどの検出値を入力して、車両に発生した衝突を検出する。そして、ドライブレコーダ90は、検出した衝突をトリガとして、バッファリングしていた衝突時の前後の車両情報をフラッシュメモリ92に記録する。また、ドライブレコーダ90のフラッシュメモリ92は、上記の「外部メモリ」に相当する。
The
(情報記録システム1の制御処理)
次に、上述した構成からなる情報記録システム1の基本的な制御処理について説明する。車両に衝撃が加えられ、複数の加速度センサ21のうち少なくとも一つが衝撃を検出すると、エアバッグECU30に検出値Vgが入力される。これにより、エアバッグECU30は、図3に示すような処理を実行するプログラムを呼び出して、エアバッグ装置10の駆動や車両情報の記録などの制御処理を実行する。
(Control processing of information recording system 1)
Next, basic control processing of the
衝突判定部31は、エアバッグECU30に入力された加速度センサ21による検出値Vgを取得し、この検出値Vgとエアバッグ装置10を作動させるか否かの判断基準の一つである閾値Tg1とを比較するステップ(以下、ステップをSと略記する)11。ここで、検出値Vgが閾値Tg1以上(Vg≧Tg1)の場合には(S11:Yes)、衝突判定部31は、エアバッグ装置10を起動させるべき衝突(以下、「重衝突」とも称する)が車両に発生したものと判定する。より詳細には、重衝突の場合の検出値Vgは、図4の曲線Lg1で示すような値となる。そして、衝突判定部31は、検出値Vgが閾値Tg1を超えた時刻T1において、重衝突が発生したものと判定する。
The
また、ここでは説明を簡易にするために、S11において、衝突判定部31が加速度センサ21による検出値Vgに基づいて重衝突か否かを判定するものとしている。実際には、衝突判定部31は、例えば車速センサや着座センサなどの他のセンサによる検出値を勘案して総合的にエアバッグ装置10の起動判定を行い、エアバッグ装置10の誤作動を防止している。
Further, here, in order to simplify the explanation, in S11, the
そして、エアバッグECU30によるエアバッグ装置10の起動処理に移行する(S12)。具体的には、エアバッグECU30からエアバッグ装置10の駆動回路11に対して制御信号が出力され、駆動回路11がエアバッグ装置10のインフレータを点火させてエアバッグを展開させる。このとき、エアバッグECU30は、エアバッグ装置10の起動処理に並行して、歩行者保護装置の起動処理を行うようにしてもよい。その場合には、エアバッグECU30は、複数のバンパセンサ22による検出値を入力し、衝突物が歩行者であるかを判定して、当該判定の結果に基づいて歩行者保護装置を起動させる。その後に、エアバッグECU30は、エアバッグ装置10の起動後の処理に移行する(S13)。この起動後の処理には、例えばエアバッグの作動を示すウォーニングランプの点灯などが含まれる。
And it transfers to the starting process of the
また、S11の重衝突か否かの判定において、検出値Vgが閾値Tg1未満(Vg<Tg1)の場合には(S11:No)、衝突判定部31は、検出値Vgと衝突データを記録するかの判断基準の一つである閾値Tg2とを比較する(S16)。この場合の検出値Vgは、例えば、図4の曲線Lg2,Lg3で示すような値となる。また、上記の閾値Tg2は、図4に示すように、エアバッグ装置10を作動させるか否かの判断基準である閾値Tg1より小さい値に設定されている(Tg1>Tg2)。
If the detection value Vg is less than the threshold value Tg1 (Vg <Tg1) (S11: No) in the determination of whether or not the collision is a heavy collision in S11, the
ここで、検出値Vgが閾値Tg2以上(Vg≧Tg2)の場合には(S16:Yes)、衝突判定部31は、エアバッグ装置10や歩行者保護装置を起動する必要はないが車両情報として衝突データを記録するべき衝突(以下、「軽衝突」と称する)が車両に発生したものと判定する。より詳細には、軽衝突の場合の検出値Vgは、図4の曲線Lg2で示すような値となる。そして、衝突判定部31、検出値Vgが閾値Tg2を超えた時刻T2において、軽衝突が発生したものと判定する。
Here, when the detected value Vg is equal to or greater than the threshold value Tg2 (Vg ≧ Tg2) (S16: Yes), the
このように、衝突判定部31は、S11において重衝突とは判定されなかった衝撃について、S16において軽衝突なのか否かを判定している。そして、衝突判定部31が当該制御処理においてエアバッグ装置10等の起動判定(S11)を優先するのは、重衝突の際にエアバッグ装置10等の安全装置を迅速に起動することを目的としているためである。また、検出値Vgが閾値Tg2未満(Vg<Tg2)の場合には(S16:No)、エアバッグECU30は、検出された衝撃が車両の走行時の振動や物体との軽衝突、またはノイズによるものとする。そして、図4に示すように、情報管理部32における記録のOFF状態が維持され、エアバッグECU30は、この制御処理を終了する。
Thus, the
また、情報管理部32は、衝突判定部31により重衝突または軽衝突が車両に発生したものと判定された場合には(S11,S16:Yes)、衝突データの記録処理を行う(S14)。詳細には、情報管理部32は、図4に示すように、加速度センサ21の検出値Vgが閾値Tg1を超えた時刻T1から所定時間Lの間、および検出値Vgが閾値Tg2を超えた時刻T2から所定時間Lの間、記録をON状態とする。
If the
そして、情報管理部32は、この期間に検出された検出値Vgを加速度センサ21のセンサ情報(センサNo、検出値Vg、検出時刻など)と、エアバッグ装置10に対して制御信号を出力した履歴情報などを併せて衝突データとして内部メモリ33に記録する。また、情報管理部32は、検出値Vgをバッファリングしておき、衝突判定部31により重衝突が発生したものと判定された場合に、例えば時刻T1(T2)以降に検出されたものを内部メモリ33に記録するようにしてもよい。なお、情報管理部32は、重衝突が車両に発生した場合には、データ保護を目的として、以降の内部メモリ33に対する車両情報の記録処理を規制する構成としている。
Then, the
さらに、情報管理部32は、S14において内部メモリ33に記録した衝突データを複写した予備データを複数の外部メモリにそれぞれ記録する(S15)。複数の外部メモリとは、エアバッグECU30と通信可能に接続された他の車載ECU40,50,60,70、通信装置80、およびドライブレコーダ90の各フラッシュメモリ42,52,62,72,82,92に相当する。ここでは、説明を簡易にするために、情報管理部32と電動パワーステアリング用の車載ECU40とによる予備データの記録処理について説明する。
Further, the
電動パワーステアリング用の車載ECU40は、車両のイグニッションスイッチがオンとなり電源が投入されると、図5に示すような処理を実行するプログラムを呼び出す。先ず、車載ECU40は、CAN通信の受信の可否を判定する(S21)。次に、車載ECU40は、CAN通信の受信を許可していない場合には(S21:No)、受信を許可状態にする(S22)。一方で、車載ECU40は、既に受信を許可状態にしている場合には(S21:Yes)、S23に移行する。
When the vehicle ignition switch is turned on and the power is turned on, the in-
続いて、車載ECU40は、エアバッグECU30から処理要求の信号を受信したか否かを判定する(S23)。エアバッグECU30から何ら信号を受信していない場合には(S23:No)、この処理を終了する。そして、車載ECU40は、所定の間隔で当該プログラムを呼び出して、S21〜S23を繰り返すことにより、エアバッグECU30から送出される処理要求の信号を待機した状態としている。そして、情報管理部32は、衝突があったものと判定した場合に(S11,S16:Yes)、通信バス2上に予備データの記録に係る処理要求の信号を送出する。
Subsequently, the in-
車載ECU40は、エアバッグECU30から処理要求の信号を受信すると(S23:Yes)、エアバッグECU30とのCAN通信が開始される。そして、車載ECU40は、受信した処理要求が予備データの記録か、予備データの読み出しかを判定する(S24)。ここでは、予備データの記録に係る処理要求であるものとし(S24:Yes)、車載ECU40は、CAN通信により衝突データを入力して、フラッシュメモリ42に記録する(S25)。
When the in-
また、エアバッグECU30は、他の車載ECU50,60,70、通信装置80、ドライブレコーダ90とも同様の予備データの記録処理を実行する。これにより、他の車載ECU50等のフラッシュメモリに同一の予備データがそれぞれ記録された状態となる。その後に、エアバッグECU30は、車載ECU40等とのCAN通信を切断して、予備データの記録処理および制御処理を終了する。
Further, the
(情報記録システム1による衝突データの復元処理)
次に、情報記録システム1による衝突データの復元処理について説明する。エアバッグECU30は、車両のイグニッションスイッチがオンとなり電源が投入されると、図6に示すような処理を実行するプログラムを呼び出す。先ず、情報管理部32は、電源投入のカウンタNに今回分を加算する(S31)。このカウンタNは、エアバッグECU30が製造されてから電力を供給された回数であって、内部メモリ33に記憶されている。
(Collision data restoration processing by the information recording system 1)
Next, collision data restoration processing by the
続いて、情報管理部32は、カウンタNと予め設定されている定数Cnとを比較する(S32)。定数Cnは、例えば、エアバッグECU30の製造後の検品や車両搭載後の試験起動の回数を勘案して設定されている。そして、情報管理部32は、カウンタNが定数Cn以下(N≦Cn)の場合には(S32:Yes)、内部メモリ33に衝突データが未記録の状態か否かを判定する(S33)。情報管理部32は、内部メモリ33に衝突データが未記録の場合には(S33:Yes)、内部メモリ33がエアバッグECU30の交換や初期化により初期状態であるものと判定する。
Subsequently, the
このように、情報管理部32は、本実施形態において、エアバッグECU30に電源が投入された回数と、内部メモリ33における衝突データの有無とに基づいて、内部メモリ33が初期状態か否かを判定している(S32,S33)。次に、情報管理部32は、エアバッグECU30におけるCAN通信の受信を許可状態とし(S34)、通信バス2上に衝突データの復元に係る処理要求の信号を送出する(S35)。
Thus, in this embodiment, the
このとき、他の車載ECU40等は、上述したように、車両のイグニッションスイッチがオンとなってからエアバッグECU30による処理要求の信号を待機した状態となっている(図5のS21〜S23)。そして、例えば電動パワーステアリング用の車載ECU40が処理要求の信号を受信すると(S23:Yes)、エアバッグECU30とのCAN通信が開始される。そして、車載ECU40は、受信した処理要求が予備データの記録か、予備データの読み出しかを判定する(S24)。ここでは、衝突データの復元に係る処理要求であるものとし(S24:No)、車載ECU40は、CAN通信によりフラッシュメモリ42に記録されている全ての予備データを送信する(S26)。
At this time, as described above, the other vehicle-mounted
続いて、情報管理部32は、CAN通信により衝突データとしての予備データを受信したかを判定する(図6のS36)。他の車載ECU40等の外部メモリに予備データが記録されており、且つ正常に通信が実行された場合には(S36:Yes)、情報管理部32は、予備データを取得して内部メモリ33に記録することにより衝突データを復元する(S37)。これにより、内部メモリ33は、エアバッグECU30の交換や初期化により初期状態となる以前の記録状態に戻される。その後に、エアバッグECU30は、衝突データの復元処理を終了する。
Subsequently, the
一方で、他の車載ECU40等とのCAN通信を実行したにも関わらず、衝突データとしての予備データを受信できなかった場合には(S36:No)、情報管理部32は、衝突データを復元することなく当該処理を終了する。例えば、内部メモリ33が初期状態であるものの、車両には衝突歴がない、またはイグニッションスイッチがオフにされてCAN通信が中断されたなどの場合である。
On the other hand, when the preliminary data as the collision data cannot be received despite the CAN communication with the other in-
また、情報管理部32は、S32においてカウンタNが定数Cnより大きい(N>Cn)場合には(S32:No)、電源の投入回数が定数Cnに達する前に衝突データの復元処理が実行されたものとして、以降の復元処理を省略する。さらに、情報管理部32は、S33において内部メモリ33に衝突データが未記録ではない状態の場合には(S33:No)、以降の復元処理を省略する。例えば、電源の投入回数が定数Cnに達する前の復元処理によって、既に衝突データが内部メモリ33に復元されている場合などである。
Further, when the counter N is larger than the constant Cn (N> Cn) in S32 (S32: No), the
このように、情報記録システム1は、情報管理部32により衝突データの復元処理が不要と判定された場合には(S32,S33:No)、他の車載ECU40等とのCAN通信を実行することなく復元処理を終了する。一方で、情報記録システム1は、エアバッグECU30の内部メモリ33が初期状態であると判定された場合に(S32,S33:Yes)、予備データを記録している複数の車載ECU40等のうち、何れかから予備データを取得して衝突データを復元する(S37)する構成としている。
As described above, when the
(実施形態の構成による効果)
以上詳述したことから明らかなように、本実施形態の車両情報記録装置を適用したエアバッグECU30によると、情報管理部32は、内部メモリ33の状態に応じて、外部メモリに記録された予備データを取得して衝突データを復元する構成とした(S37)。これにより、エアバッグECU30は、内部メモリ33における衝突データの適正な記録状態を維持することができる。よって、エアバッグECU30は、新規に車両に搭載されたとしても、当該車両が衝突歴を有する場合には、衝突以前の車両情報が記録された状態に復元することができる。
(Effects of the configuration of the embodiment)
As is clear from the above detailed description, according to the
また、情報管理部32は、内部メモリ33が初期状態の場合に(S32,S33:Yes)、衝突データの復元処理を要するものと判定した。これにより、エアバッグECU30と他の車載ECU40等とが不要な通信を実行することを抑制することができる。よって、通信バス2における通信負荷を軽減することができる。さらに、情報管理部32は、内部メモリ33が初期状態か否かの判定において、エアバッグECU30に電源が投入された回数(カウンタN)を用いるものとした(S31,S32)。これにより、情報管理部32は、簡易に内部メモリ33の状態を把握できるので、処理負荷を軽減することができる。
Further, the
本実施形態において、衝突判定部31および情報管理部32は、エアバッグ装置10の作動の要否を判定するエアバッグECU30を構成するものとした。ここで、エアバッグECU30には、加速度センサ21などの各種センサの検出値が入力されるとともに、通信バス2を介して他の車載ECU40等と通信可能に接続されている。よって、このようなエアバッグECU30に車両情報記録装置を適用した構成とすることで、専用装置を追加することなく効率的に情報記録システム1を構成することができる。
In the present embodiment, the
また、情報管理部32が予備データを記録する外部メモリは、他の車載ECU40,50,60,70、通信装置80、ドライブレコーダ90に設けられているフラッシュメモリ42,52,62,72,82,92であるものとした。これにより、既存の通信設備(通信バス2)および記録媒体を利用することができる。また、本実施形態のように、予備データを複数の車載ECU40等に分散させて記録することにより、予備データの消失を防止して、衝突データを確実に復元することができる。
The external memory in which the
情報管理部32が記録する衝突データには、図2に示すように、加速度センサ21の検出値、および車両に対する物体の衝突位置が含まれるものとした。このような記録内容を含む衝突データは、衝突時における記録対象の期間に係る所定時間Lの長さにもよるが、他の車両情報の中でも記憶容量を要することになる。そこで、当該衝突データの記録および復元を対象とするエアバッグECU30に本発明の情報記録装置を適用することは、衝突データの記録処理および復元処理の効率化を図ることができるので特に有用である。
The collision data recorded by the
<実施形態の変形態様>
尚、本発明は上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を施すことが可能であることはいうまでもない。例えば、上記実施形態においては、情報管理部32は、内部メモリ33が初期状態である場合に(S32,S33:Yes)、衝突データの復元処理を実行するものとした。その他に、情報管理部32は、例えば内部メモリ33の記録内容が不正に書き換えられた状態を検出するなどして、内部メモリ33の状態に応じて衝突データの復元処理を適宜実行してもよい。
<Modification of Embodiment>
Note that the present invention is not limited to the above-described embodiment, and it is needless to say that various modifications can be made without departing from the gist of the present invention. For example, in the above embodiment, the
また、情報管理部32は、内部メモリ33が初期状態か否かを判定する際に、エアバッグECU30に電源が投入された回数に相当するカウンタNに基づくものとした。これに対して、情報管理部32は、内部メモリ33が初期状態か否かの判定に、例えば衝突判定部31により判定の回数に基づく構成としてもよい。つまり、加速度センサ21などの検出値に基づいて実際に衝突の有無を判定した回数と、記録されている衝突データの数量により内部メモリ33の状態を把握することが可能である。その他にも、情報管理部32は、例えば定期的に、内部メモリ33と外部メモリとにそれぞれ記憶されている衝突データまたは予備データの照合を行って、その結果に基づいて衝突データの復元処理の要否を判定してもよい。
The
上記実施形態では、エアバッグECU30に情報記録装置が適用され、衝突判定部31および情報管理部32がエアバッグECU30を構成するものとした。これに対して、情報記録装置は、エアバッグECU30とは別に設けられたEDRとして車両に設けられる構成としてもよい。また、外部メモリについても、エアバッグECU30とは異なる他の車載ECU40等に設けられているものとしたが、予備データを記録可能な専用の記録媒体を設ける構成としてもよく、また通信装置80によりデータ通信を行う車両外の情報収集センタに設置されたPCなどの記憶装置としてもよい。
In the above embodiment, the information recording device is applied to the
また、情報管理部32は、同一の予備データを複数の外部メモリに記録するものとした。これに対して、他の車載ECU40等が複数の場合でも、情報管理部32は、予備データを1の外部メモリに記録し、また予備データごとに異なる外部メモリに分散して記録するようにしてもよい。そして、情報管理部32は、取得した複数の予備データに含まれる加速度センサ21の検出時刻に基づいて整列させることで衝突データを復元することができる。このような構成によると、個々の外部メモリに要する記録容量を低減することができる。
The
さらに、情報管理部32は、衝突判定部31により重衝突または軽衝突が車両に発生したものと判定された場合に(S11,S16:Yes)、その都度、衝突データを複写した予備データを外部メモリに記録するものとした。これに対して、情報管理部32は、衝突データがある程度累積した場合や車両のイグニッションスイッチがオン/オフが切り換えられた場合に、まとめて予備データを記録するようにしてもよい。
Further, when the
1:情報記録システム、 10:エアバッグ装置(乗員保護装置)、 21:加速度センサ(衝撃センサ)、 30:エアバッグECU(乗員保護ECU,車両情報記録装置)、 31:衝突判定部、 32:情報管理部、 33:内部メモリ、 40,50,60,70:車載ECU、 42,52,62,72:フラッシュメモリ(外部メモリ)、 Vg:検出値
1: information recording system, 10: airbag device (occupant protection device), 21: acceleration sensor (impact sensor), 30: airbag ECU (occupant protection ECU, vehicle information recording device), 31: collision determination unit, 32: Information management unit, 33: internal memory, 40, 50, 60, 70: in-vehicle ECU, 42, 52, 62, 72: flash memory (external memory), Vg: detection value
Claims (7)
前記衝突判定部による判定結果に基づいて、前記衝突に係る衝突データを内部メモリ(33)に記録する情報管理部(32)とを備え、
前記情報管理部は、通信可能に接続された1または複数の外部メモリ(42,52,62,72)に前記衝突データを複写した予備データを記録し、前記内部メモリの状態に応じて前記予備データを前記外部メモリから取得して前記衝突データを復元することを特徴とする車両情報記録装置(30)。 A collision determination unit (31) for determining whether or not the object collides with the vehicle based on a detection value Vg of an impact sensor (21) that detects an impact applied to the vehicle;
An information management unit (32) for recording collision data related to the collision in an internal memory (33) based on a determination result by the collision determination unit;
The information management unit records spare data obtained by copying the collision data in one or a plurality of external memories (42, 52, 62, 72) that are communicably connected, and the spare data is stored in accordance with the state of the internal memory. A vehicle information recording device (30), wherein the collision data is restored by acquiring data from the external memory.
前記衝突判定部および前記情報管理部は、前記乗員保護装置の作動の要否を判定する乗員保護ECU(30)を構成することを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項に記載の車両情報記録装置。 The vehicle is provided with an occupant protection device (10) for protecting an occupant during the collision,
The said collision determination part and the said information management part comprise occupant protection ECU (30) which determines the necessity of the action | operation of the said occupant protection apparatus, The Claim 1 thru | or 4 characterized by the above-mentioned. Vehicle information recording device.
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