JP2014127139A - カード決済を提供する認証サーバ、認証システム及び認証方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】カードが使用された場所を改竄されることなく、確実に位置情報を用いた認証を行い、セキュリティ性の高い安全な決済取引を提供する。
【解決手段】カード情報と携帯端末情報とを対応付けたデータベースを記憶しておき、決済端末2から認証サーバ1に対して決済可否の問合せがされたカード3の位置情報と、該カードに対応付けられている携帯端末4の位置情報との両方を、認証サーバが取得して双方の位置情報を比較し、2つの位置情報が近しいか否か、つまりカードと利用者の携帯端末がほぼ同じ位置に存在していることの確認が取れるか否かによって、決済の可否を判定する。
【選択図】図1
【解決手段】カード情報と携帯端末情報とを対応付けたデータベースを記憶しておき、決済端末2から認証サーバ1に対して決済可否の問合せがされたカード3の位置情報と、該カードに対応付けられている携帯端末4の位置情報との両方を、認証サーバが取得して双方の位置情報を比較し、2つの位置情報が近しいか否か、つまりカードと利用者の携帯端末がほぼ同じ位置に存在していることの確認が取れるか否かによって、決済の可否を判定する。
【選択図】図1
Description
本発明は、商品やサービスを提供している店舗の店頭におけるカード決済に関する技術である。
従来、店頭でのカード決済時の本人確認には、出力された伝票にカード契約者の氏名をサインするか、カードを専用のカードリーダに読ませた状態で利用者が暗証番号を入力する等といった方法が用いられてきた。しかしながら、例えば伝票へのサインでは、契約者ではない他人が、契約者名を偽って記入している場合があったとしても、店頭でリアルタイムに確認することはできなかった。
これに対して、カードリーダの位置情報と正当なカード所有者の持つ携帯端末の位置情報とを用いて認証を行い、それぞれの位置情報が近いときのみカードが使用できるというアイデアが提案されている。このような認証を行うことで、例えば正当な所有者がカードを紛失し、第三者に入手されてしまった場合であっても、カードの利用場所と正当な所有者の携帯端末の位置情報が近くなければカードが使用できないため、第三者の不正利用をある程度困難にすることが可能となった。
しかしながら、カードリーダの位置情報を用いる認証方法では、カードリーダが不正を働いた場合には不正利用が成立してしまう可能性がある。即ち、たとえカードの利用場所と正当な所有者の携帯端末の位置とが離れていたとしても、不正利用を行おうとする悪意のある第三者であれば、カードを入手した場所や、カード所有者の住所等が分かる物を一緒に入手していた場合に、所有者の居場所(=携帯端末の場所)をある程度予測することができる。
そして、カードリーダの出力する位置情報を、所有者が居ると予測される位置情報に改竄することで、データ上、カードリーダと正当な所有者の携帯端末との位置情報が一致若しくは近似してしまった場合には、第三者の不正利用が成立してしまうこととなる。
本発明は、上記問題を解決するためになされたものであり、その課題とするところは、不正なカードリーダに対しても、カードが使用された場所を改竄されることなく、確実に位置情報を用いた認証を行うことが可能な安全性の高い店頭決済を提供することである。
上述した課題を解決するために、本発明は、決済取引の取引可否を判定する認証サーバであって、カード情報と携帯端末情報とを対応付けて記憶したデータベースを有し、決済端末からカード情報を含む取引可否の問合せを受信すると、受信した前記カード情報の正当性を確認する手段と、前記カード情報が示すカードからカード位置情報を取得し、且つ受信した前記カード情報に対応付けて記憶している携帯端末情報を読出し、該携帯端末情報の示す携帯端末から携帯端末位置情報を取得する手段と、取得した前記カード位置情報と前記携帯端末位置情報とを比較して、前記カードと前記携帯端末との位置情報同士の近さの度合いにより取引可否を判定して取引可否情報を生成し、該取引可否情報を前記決済端末に対して送信する手段と、を少なくとも具備することを特徴とする認証サーバとしたものである。
また本発明は、前記取引可否の判定は、前記カードと前記携帯端末との位置情報の差分が、予め設定した閾値の範囲内であれば取引許可、前記位置情報の差分が、前記閾値の範囲外であれば取引拒否と判定することを特徴とする上記認証サーバとしたものである。
さらにまた本発明は、前記取引可否の判定に用いる位置情報の方式が予め定義されており、前記カード及び前記携帯端末から取得した前記位置情報が前記方式とは異なる方式による位置情報である場合には、予め定義した前記方式による位置情報に変換した後に、取引可否の判定を行うことを特徴とする上記認証サーバとしたものである。
さらにまた本発明は、オンラインでの電子決済取引の取引可否を判定する認証システムであって、認証サーバ、決済端末、携帯端末、カード、及びカード情報と携帯端末情報とを対応付けて記憶したデータベースを具備し、前記認証サーバが、前記決済端末から前記カード情報を含む取引可否の問合せを受信すると、受信した前記カード情報の正当性を確認する手段と、前記カード情報が示すカードからカード位置情報を取得し、且つ受信した前記カード情報に対応付けて記憶している前記携帯端末情報を読出し、該携帯端末情報の示す携帯端末から携帯端末位置情報を取得する手段と、前記認証サーバが、取得した前記カード位置情報と前記携帯端末位置情報とを比較して、前記カードと前記携帯端末との位置情報同士の近さの度合いにより取引可否を判定して取引可否情報を生成し、該取引可否情報を前記決済端末に対して送信する手段と、を少なくとも具備することを特徴とする認証システムとしたものである。
さらにまた本発明は、オンラインでの電子決済取引の取引可否を判定する認証方法であって、認証サーバが、決済端末からカード情報を含む取引可否の問合せを受信すると、受信した前記カード情報の正当性を確認するステップと、前記カード情報が示すカードからカード位置情報を取得するステップと、認証サーバが、カード情報と携帯端末情報とが対応付けて記憶されているデータベースから、受信した前記カード情報に対応付けて記憶している前記携帯端末情報を読出し、該携帯端末情報の示す携帯端末から携帯端末位置情報を取得するステップと、前記認証サーバが、取得した前記カード位置情報と前記携帯端末位置情報とを比較して、前記カードと前記携帯端末との位置情報同士の近さの度合いにより取引可否を判定して取引可否情報を生成し、該取引可否情報を前記決済端末に対して送信するステップと、を少なくとも具備することを特徴とする認証方法としたものである。
本発明は、以上説明したような構成であるから、以下に示す如き効果がある。
即ち、本発明の構成を採用すれば、カードが使用された場所を改竄されることなく、確実に位置情報の認証を行い、セキュリティ性の高い安全な店頭決済を提供することが可能となる。
以下、本発明におけるカード決済におけるセキュリティの高い認証を提供する為の、認証サーバ、認証システム、認証方法について図面を用いて詳細に説明する。
図1は、本発明におけるカード決済を提供する構成の一実施例を示す概要図である。図1では、カードと携帯端末、決済端末、認証サーバから構成される実施例を示した。
本発明におけるカードは、クレジットカード、デビットカード等と呼ばれる、金融決済を行うためのカードであり、本実施例においては、カードがクレジットカードである場合について基本的に説明する。カードは決済端末との情報の授受を行うため、磁気ストライプを有する磁気カード、接触式又は非接触式のICチップを搭載したICカード等であることが望ましく、若しくは磁気ストライプとICチップの双方を有するカードであっても良い。
また、本実施例におけるカードは、GPS衛星等から位置情報を取得するGPS機能に代表されるような、位置情報を取得する手段を有している。これは、GPS機能を搭載したICチップを別途設けるか、若しくは、ICカードが元より有しているICチップに、GPS機能を搭載させることにより実現可能である。
携帯端末は、携帯電話、スマートフォン等の、携帯回線若しくは無線LAN等によりインターネットに接続する通信機能を備えた携帯端末であれば良い。ただし、本実施例における携帯端末は、カードと同様にGPS機能等の位置情報を取得する手段を有しているものとする。
決済端末は、店頭にてカード決済を行う為の端末であり、インターネット等のネットワーク回線を用いて認証サーバに接続する通信機能や、例えばタッチパネル、キーボード、テンキー等の入力機能、表示画面等を備えた、例えば、レジ端末、POS端末等があげられる。
また、決済端末はカードからカード情報を読み取るためのリーダ機能を有しており、例えば、決済端末本体に、磁気ストライプを読み取るための磁気カードリーダ部分を有している場合や、ICチップと通信をするためのICカードリーダを、決済端末本体と通信可能な子機等として有している場合等があるが、カードと情報の授受が可能な態様であれば良く、その構成は限定しない。
認証サーバは、店頭でのカード決済において、決済端末から決済可否の問合せがあったカードが正当なカードであり、且つ正当な利用者が使用しているかを認証するサーバであり、一般的には、最終的な決済を行うカード会社が運営しているサーバである。商品やサービスを提供する販売者は、事前にカード会社の審査等を経て認証サーバと接続するためのシステムを構築しているか、若しくは決済代行会社のシステムを経由してカード会社の認証サーバと接続している。そして、商品の購入金額等、決済端末にて入力された取引情報は、カード会社の認証サーバに送信され、認証サーバにおいて正当性の認証が行われることが通常であるが、本発明における認証サーバはカード会社側にあるものに限定はしない。
また本発明における認証サーバでは、同一の利用者が保有するカードと携帯端末に関して、カード情報と、携帯端末を一義に特定が可能な携帯端末情報とを対応付けて記憶している。携帯端末情報としては、携帯端末が保持しているSIMのID、電話番号、メールアドレス等が利用できる。これらの携帯端末情報は、事前に信頼性の高い手段で、例えば、クレジットカードの入会申込の際に、申込用紙に利用者に記入させる等して入手したものを、データベース化して記憶しておくと良い。又は、携帯端末に本発明のシステムを使用するためのアプリケーション等をダウンロード、インストールさせて利用者に使用させる場合には、アプリケーションのダウンロード、インストール若しくは初回起動時に、利用者にユーザ登録を行わせることで、ユーザID及びパスワードを付与するか又は利用者に設定させて、このユーザIDを携帯端末情報として利用することも可能である。
図2は、本発明の店頭におけるカード決済のフローの一実施例を示したシーケンス図である。図2のシーケンス図は、商品やサービスを提供する販売者の店頭において、利用者が商品を購入した等して購入代金が発生して、支払方法としてクレジットカードを用いたカード決済が選択されたことが前提となっている。
まず、決済端末が、カードと通信を行い、カード情報として、例えば、カード番号や、ICカードである場合には、ICチップの固有ID等を受信する。これは、決済端末が有しているリーダ機能の態様によって異なるが、磁気カードリーダであれば、スリット状のリーダ部分に磁気カードの磁気ストライプを設けた部分をスライドさせることにより行われる。また、接触式のICカードリーダであれば、カードリーダにカードを挿入して、接触通信を行い、非接触式のICカードリーダであれば、カードリーダにカードをかざすことで非接触通信を行う。そして決済端末は、カード情報を受信すると、このカード情報を、認証サーバに送信して、取引可否を問い合わせる。この際、セキュリティ向上の為に、カード情報を暗号化して認証サーバに送信しても良い。
認証サーバは、決済端末から受信したカード情報を、暗号化されていれば必要に応じて復号し、カード情報を記憶したデータベースにおいて、受信したカード情報が正当なカード情報であるかを照合する。受信したカード情報が、データベースに登録されている何れのカード情報とも一致せず、若しくは、カード番号、有効期限、契約者名、セキュリティコード等の何れか1つ以上が異なる場合には、認証サーバは正当なカード情報ではないとして、認証エラーの返答を決済端末に送信する。ここで決済端末に対して再度カードとの通信を要求するようにしても良い。また、例えば暗証番号のエラー回数にカウンター制限を設けることで、連続して設定した回数以上認証エラーとなった場合には、カードを使用できない状態(破棄モード)に遷移させるように設定しても良い。
一方で、認証サーバが受信したカード情報が、データベースに登録されているカード情報の一つと合致し、正当なカード情報であるとして照合が成功した場合、認証サーバは、受信したカード情報に関連付けて記憶している携帯端末を特定可能な携帯端末情報を読出し、カード及び携帯端末の各々に対して、位置情報の問合せを行う。
カードへの位置情報の問合せは、決済端末を経由して行うことが可能であり、カードのGPS機能を有したICチップに対して、位置情報の提供を要求することにより可能である。この時、位置情報を提供するカードが、カード情報の照合に使用されたカードであることを確認する為、カード情報の一部で、秘密性の高い情報、例えばICチップ自体に元々ふられている固有ID等を同時に取得することが好ましく、セキュリティ向上の為にはさらにカードにおいて位置情報及びカード情報を署名対象として署名を生成し、この署名を認証サーバへの送信に用いることが望ましい。若しくは、カード情報を照合する際のカード情報入力受付のステップにおいて、あらかじめGPS情報を合わせて取得しておくようにしても良い。
また、携帯端末がリーダ機能を有している場合には、認証サーバからカード情報に対応付けて記憶している携帯端末に対して、カードの位置情報及びカード情報の一部(例えば、ICチップの固有ID)を、カードから取得するように指示を送り、利用者がカードを携帯端末と通信させると、カードの位置情報及びカード情報の一部が携帯端末経由で認証サーバに送られるようにしても良い。この場合も、位置情報及びカード情報の一部を署名対象として生成した署名を用いることが、セキュリティ上は望ましい。
決済端末及び携帯端末のリーダ機能を使用しない場合には、カードから直接位置情報を取得する方法がある。これには、例えば無線LAN等のネットワークを使用した接続、電子メール、若しくはダイレクトな認証サーバへの通信等、通信機能を備えたカードを使用する必要がある。カードの通信のための起電については、カード自体に電源を別途設けても良く、若しくは、カードリーダ又は携帯端末等のリーダとの通信により起電され、通信が可能となるのであっても良い。
カードからの位置情報が正常に取得されなかった場合には、位置情報が経由する決済端末又は携帯端末に対して、エラーを返答し、再度カードから位置情報を取得するか、若しくは取引をキャンセルするかを、利用者に選択させるようにしても良い。また、数回連続でエラーが出た場合には、取引を中止するよう、エラー回数の上限を設定しておいても良い。
携帯端末への位置情報の問合せは、データベースからカードと関連付けて記憶している携帯端末の情報を読出し、この携帯端末へ、位置情報の提供を要求することにより行う。位置情報を要求する方法としては、例えば、携帯端末に事前に専用のアプリケーションをインストールさせておき、このアプリケーションを経由して位置情報を取得する方法がある。この場合、アプリケーションからのアラートで、位置情報の送信の許可等を利用者に対して求めるステップ、又は決済端末側に、携帯端末の位置情報を取得する旨を表示して利用者に対して許可を求めるステップを挟むようにしても良い。
また、認証サーバが携帯端末の位置情報を取得する別の方法としては、認証サーバから携帯端末に対して電子メールを送信し、電子メールの本文に書かれたURLにアクセスするよう、利用者を誘導し、アクセス時に、またはアクセス先において携帯端末の位置情報を取得するようにしても良い。ただし、カード、携帯端末のいずれにおいても、本発明における位置情報の取得は、これらの方法に限られるものではない。
携帯端末からの位置情報が正常に取得されなかった場合には、携帯端末に対して、又は決済手続を行っている決済端末に対して、エラーを返答し、再度携帯端末から位置情報を取得するか、若しくは取引をキャンセルするかを、利用者に選択させるようにしても良い。また、数回連続でエラーが出た場合には、取引を中止するよう、エラー回数の上限を設定しておいても良い。
カード及び携帯端末の両者の位置情報の取得が成功すると、認証サーバは、それぞれの位置情報の比較・認証を行い、2つの位置情報の近さの度合いにより、取引可否を判定する。判定の方法としては例えば、まず取得した位置情報が、様々ある何れの方式(プロトコル)で測定された位置情報であるかを判断し、必要であれば変換式や対比表等を用いて他の方式に変換し、2つの位置情報を共通の方式とする。この際、認証サーバ側で定義した一つの方式の位置情報に全て変換するのであっても良いし、カード及び携帯端末から得た二つの位置情報が同じ方式を用いていれば、その方式を優先するようにしても良い。また、いずれか一方の位置情報の方式に合わせてもう一方の位置情報のみを変換することで共通の方式とする方法であっても良い。
このようにして位置情報の方式を一致させたうえで、二つの位置情報を比較しカードと携帯端末とがほぼ同じ場所に位置しているか否かによって取引の可否を判定する。ここで、採用する位置情報の基準によっても異なるが、ある程度の誤差は容認するように特定の閾値を設定しておき、カードと携帯端末との位置情報の差分がこの閾値の範囲内であれば取引許可の判定を、範囲外であれば取引拒否の判定をするように設定することが好ましい。なお、この閾値は、位置情報の方式によって、細かさや誤差の度合いが異なる為、それぞれ個別に設定することが望ましい。
そして、認証サーバは判定結果である取引可否情報を決済端末に送信する。なお、認証サーバから決済端末へは、暗号化した取引可否情報を送信することがセキュリティ上好ましい。なお、取引の成立は、取引許可の取引可否情報が送信された時点で成立としても良いし、取引許可の取引可否情報が決済端末に送信された後に、決済端末において最終的に取引を成立させるか否かを利用者に選択させ、利用者が取引成立を選択した時点で取引が成立するものとしても良い。
また、カードにおいて、取引額の上限や取引回数の上限を記憶し管理している場合には、認証サーバは、決済端末へ送信した取引可否情報を、カードへも送信することが好ましい。取引額の加算や取引回数のカウントアップのみが目的であれば、取引許可の場合のみ、カードへの送信を行うようにしても良いし、取引拒否の場合も送信するようにしても良い。
カードへの取引可否情報の送信は、決済端末や携帯端末等のカードリーダ経由で行っても良いし、直接カードへ送信しても良い。この際、暗号化した取引可否情報を、決済端末では復号せずに、暗号化されたままカードへ送信し、カード側で復号を行うようにすることがセキュリティ上好ましい。このようにすることで、例えば、決済端末において取引可否情報を改竄され、取引が成立しているにも関わらず、カード側へは取引拒否の情報が送信され、カード側では取引額の加算や取引回数のカウントアップが行われないことにより、際限なく取引が可能となってしまうことを防止することが可能となる。
1・・・認証サーバ
2・・・決済端末
3・・・カード
4・・・携帯端末
2・・・決済端末
3・・・カード
4・・・携帯端末
Claims (5)
- 決済取引の取引可否を判定する認証サーバであって、
カード情報と携帯端末情報とを対応付けて記憶したデータベースを有し、
決済端末からカード情報を含む取引可否の問合せを受信すると、受信した前記カード情報の正当性を確認する手段と、
前記カード情報が示すカードからカード位置情報を取得し、且つ受信した前記カード情報に対応付けて記憶している携帯端末情報を読出し、該携帯端末情報の示す携帯端末から携帯端末位置情報を取得する手段と、
取得した前記カード位置情報と前記携帯端末位置情報とを比較して、前記カードと前記携帯端末との位置情報同士の近さの度合いにより取引可否を判定して取引可否情報を生成し、該取引可否情報を前記決済端末に対して送信する手段と、
を少なくとも具備することを特徴とする認証サーバ。 - 前記取引可否の判定は、前記カードと前記携帯端末との位置情報の差分が、予め設定した閾値の範囲内であれば取引許可、前記位置情報の差分が、前記閾値の範囲外であれば取引拒否と判定することを特徴とする請求項1に記載の認証サーバ。
- 前記取引可否の判定に用いる位置情報の方式が予め定義されており、
前記カード及び前記携帯端末から取得した前記位置情報が前記方式とは異なる方式による位置情報である場合には、予め定義した前記方式による位置情報に変換した後に、取引可否の判定を行うことを特徴とする請求項1又は2に記載の認証サーバ。 - オンラインでの電子決済取引の取引可否を判定する認証システムであって、
認証サーバ、決済端末、携帯端末、カード、及びカード情報と携帯端末情報とを対応付けて記憶したデータベースを具備し、
前記認証サーバが、前記決済端末から前記カード情報を含む取引可否の問合せを受信すると、受信した前記カード情報の正当性を確認する手段と、
前記カード情報が示すカードからカード位置情報を取得し、且つ受信した前記カード情報に対応付けて記憶している前記携帯端末情報を読出し、該携帯端末情報の示す携帯端末から携帯端末位置情報を取得する手段と、
前記認証サーバが、取得した前記カード位置情報と前記携帯端末位置情報とを比較して、前記カードと前記携帯端末との位置情報同士の近さの度合いにより取引可否を判定して取引可否情報を生成し、該取引可否情報を前記決済端末に対して送信する手段と、
を少なくとも具備することを特徴とする認証システム。 - オンラインでの電子決済取引の取引可否を判定する認証方法であって、
認証サーバが、決済端末からカード情報を含む取引可否の問合せを受信すると、受信した前記カード情報の正当性を確認するステップと、
前記カード情報が示すカードからカード位置情報を取得するステップと、
認証サーバが、カード情報と携帯端末情報とが対応付けて記憶されているデータベースから、受信した前記カード情報に対応付けて記憶している前記携帯端末情報を読出し、該携帯端末情報の示す携帯端末から携帯端末位置情報を取得するステップと、
前記認証サーバが、取得した前記カード位置情報と前記携帯端末位置情報とを比較して、前記カードと前記携帯端末との位置情報同士の近さの度合いにより取引可否を判定して取引可否情報を生成し、該取引可否情報を前記決済端末に対して送信するステップと、
を少なくとも具備することを特徴とする認証方法。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2012285361A JP2014127139A (ja) | 2012-12-27 | 2012-12-27 | カード決済を提供する認証サーバ、認証システム及び認証方法 |
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JP2014127139A true JP2014127139A (ja) | 2014-07-07 |
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JP2012285361A Pending JP2014127139A (ja) | 2012-12-27 | 2012-12-27 | カード決済を提供する認証サーバ、認証システム及び認証方法 |
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JP (1) | JP2014127139A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7446274B2 (ja) | 2020-01-14 | 2024-03-08 | Lineヤフー株式会社 | 情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム |
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2012
- 2012-12-27 JP JP2012285361A patent/JP2014127139A/ja active Pending
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