JP2014126283A - 超電導装置の冷却システム及び冷却方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】超電導装置110の冷却システム100は、リザーバタンク120、循環ポンプ140、冷却器150を有する循環ループ130を備え、液化ガスをサブクール状態で循環させる。特に、第1の第1のバイパスライン161から導入した液化ガスを熱交換器162で気化して供給する第1の加圧手段160と、第2の第2のバイパスライン171から導入した液化ガスを供給する減圧手段170と、リザーバタンク内の圧力を検出する圧力センサ200と、制御手段220とを備えたことを特徴とする。
【選択図】図1
Description
このように特許文献1の冷却システムでは、その冷却性能を維持するために、様々なメンテナンス作業が必要となる。
また、ヒータのON/OFFによってリザーバタンク内の圧力を制御する場合、リザーバタンクの圧力変化との間に大きなタイムラグが生じる。具体的に言うと、ヒータを停止した場合、リザーバタンク内の温度が低下するまでにはある程度の時間を要する。そのため、ヒータを用いた加圧方法は、リザーバタンクを適切な圧力範囲に精度よく制御することが難しい。
第1の加圧手段は、循環ループを流れる液化ガスの一部を気化してリザーバタンクに供給することで加圧を行うため、外部から液化ガスを補給する必要がない。また、液化ガスは熱交換器を用いて、例えば外気との間で熱交換して気化できるので、電力消費量も少なくて済む。
減圧手段は、リザーバタンク内の気化ガスの一部を第2のバイパスラインに導入して凝縮することにより減圧するため、システム外部から液化ガスを補給する必要がない。このとき、減圧手段は、リザーバタンク内の存在する気化ガスを、第2のバイパスラインに存在する液化ガスに接触させることよって凝縮する。そのため、リザーバタンク内の気化ガスをシステム外部に排出して無駄にすることもない。
従って、上記冷却システムでは、循環ループを流れる液化ガスを有効利用しながら、リザーバタンク内の圧力を適切な範囲に維持できる。このように、電力消費量が少なく、長期に亘って安定的な運用が可能な超電導装置の冷却システムを提供することができる。
上記冷却システムでは、圧力検出手段の検出値に基づいて第1の加圧手段及び減圧手段を作動させることによって、リザーバタンク内の圧力を第1の閾値以上、第2の閾値未満に精度よく制御することができる。
上記冷却システムでは、第2のバイパスラインに設けた圧力制御弁の開閉状態を制御手段によって制御することによって、リザーバタンク内の圧力を適切な範囲に減圧することができる。例えば制御手段による圧力制御弁の開閉制御にPID制御を採用することにより、リザーバタンク内の圧力が上昇した場合にでも第2の閾値になるように良好に制御することができる。
上記冷却システムでは、リザーバタンク内の圧力が第3の閾値未満になった場合には、第2の加圧手段を作動させることにより、第1の加圧手段による加圧性能を補助して、リザーバタンク内の圧力を適切な範囲に維持することができる。
第2の加圧手段は液化ガスを加熱する必要があるため、第1の加圧手段に比べて消費電力が大きい。そのため、第1の加圧手段による加圧性能が足りない場合に限って第2の加圧手段を作動させることにより、消費電力量を抑制しつつ、リザーバタンク内の圧力を適切な範囲に維持することができる。
また、何らかの原因によって第1の加圧手段が故障等によって停止した場合であっても、第2の加圧手段をバックアップとして作動させることによって、リザーバタンクを加圧することができる。これにより、冷却システムに不具合が生じた場合でもリザーバタンク内の圧力を適切な範囲に維持することができ、信頼性を向上させることができる。尚、第1の加圧手段が停止して第2の加圧手段のみによって加圧制御した場合には、リザーバタンク内の圧力は第1の閾値より低い第3の閾値を基準に加圧されるが、リザーバタンク内の圧力が極端に低下することによって冷却システムが重大な故障に陥ることを効果的に防ぐことができる。
上記冷却システムでは、リザーバタンク内の圧力が第4の閾値未満になった場合には、第3の加圧手段を作動させることにより、第1の加圧手段及び第2の加圧手段による加圧性能を更に補助して、リザーバタンク内の圧力を適切な範囲に維持することができる。
第3の加圧手段はガスボンベからリザーバタンクに気化ガスを供給するため、ガスボンベの残量ガスが少なくなった場合に、ガスボンベの補給作業又は交換作業などのメンテナンスが必要となる。そのため、第1の加圧手段及び第2の加圧手段によっても依然として加圧性能が足りない場合に限って第3の加圧手段を作動させることにより、ガスボンベのガス消費量を抑制してメンテナンス頻度を少なくしつつ、リザーバタンク内の圧力を適切な範囲に維持することができる。
また、何らかの原因によって第1の加圧手段及び第2の加圧手段が故障等によって停止した場合であっても、第3の加圧手段をバックアップとして作動させることによって、リザーバタンクを加圧することができる。これにより、冷却システムに不具合が生じた場合でもリザーバタンク内の圧力を適切な範囲に維持することができ、より良好な信頼性を有する冷却システムを実現することができる。尚、第1の加圧手段及び第2の加圧手段が停止して第3の加圧手段のみによって加圧制御した場合には、リザーバタンク内の圧力は第3の閾値より低い第4の閾値を基準に加圧されるが、リザーバタンク内の圧力が極端に低下することによって冷却システムが重大な故障に陥ることを効果的に防ぐことができる。
上記冷却システムでは、長距離送電に用いられる超電導ケーブルなど、少ないメンテナンス負担で、長期に亘って安定的な運用が求められる超電導装置に適用することができる。
前記検出した圧力が前記第1の閾値より高く予め設定された第2の閾値以上になった場合に、前記循環ループから分岐した第2のバイパスラインに前記リザーバタンク内の気化ガスを導入し、前記第2のバイパスライン内部において凝縮することにより、前記リザーバタンクを減圧するステップとを備えたことを特徴とする。
一実施形態に係る超電導装置の冷却方法は、前記検出した圧力が前記第1の閾値より低く設定された第3の閾値未満になった場合に、前記リザーバタンク内に貯留された液化ガスを加熱することにより、前記リザーバタンクを加圧するステップを更に備える。
一実施形態に係る超電導装置の冷却方法は、前記液化ガスを加熱することにより得られたガスに対する流量調整弁を設けることで加圧速度の調整を行う。
一実施形態に係る超電導装置の冷却方法は、前記検出した圧力が前記第3の閾値より低く設定された第4の閾値未満になった場合に、前記液化ガスと同種のガスを高圧で貯めたガスボンベから、圧力調整弁を介して前記リザーバタンクに供給することにより、前記リザーバタンクを加圧するステップを更に備える。
第1の加圧手段は、循環ループを流れる液化ガスの一部を気化してリザーバタンクに供給することで加圧を行うため、外部から液化ガスを補給する必要がない。また、液化ガスは熱交換器を用いて、例えば外気との間で熱交換して気化できるので、電力消費量も少なくて済む。
減圧手段は、リザーバタンク内の気化ガスの一部を第2のバイパスラインに導入して凝縮することにより減圧するため、システム外部から液化ガスを補給する必要がない。このとき、減圧手段は、リザーバタンク内に存在する気化ガスを、第2のバイパスラインに存在する液化ガスに接触させることよって凝縮する。そのため、リザーバタンク内の気化ガスをシステム外部に排出して無駄にすることもない。
従って、上記冷却システムでは、循環ループを流れる液化ガスを有効利用しながら、リザーバタンク内の圧力を適切な範囲に維持できる。このように、電力消費量が少なく、長期に亘って安定的な運用が可能な超電導装置の冷却システムを提供することができる。
リザーバタンク120内の圧力が所定値(後述する圧力目標値P※1)まで加圧されると、ダイヤフラム166によってスプリング165と共に弁体が図中上方に押し上げられ、圧力制御弁163は閉状態となる。すると、第1のバイパスライン161の上流側から下流側への窒素ガスの供給、則ち加圧動作は停止する。
このように、熱交換器162で生成された窒素ガスが、圧力制御弁163の開度に応じてリザーバタンク120に供給され、リザーバタンク120を加圧できるように構成されている。このように、第1のバイパスライン161、熱交換器162、圧力制御弁163は第1の加圧手段160を構成している。
第2のバイパスライン171に導入された窒素ガスは、第2のバイパスライン171に存在している液体窒素に接触することによって凝縮され、リザーバタンク120が減圧される。このように、第2のバイパスライン171、圧力制御弁172は減圧手段170を構成している。
圧力制御弁192は、供給ライン193のうち当該圧力制御弁192の下流側の圧力(リザーバタンク内圧力)が所定値(後述する圧力目標値P※4)を下回った場合に開く圧力調整弁である。圧力制御弁192の具体的な構成は、上述の第1の加圧手段における圧力制御弁163と同様である。
まず制御部220は、圧力センサ200から検出値Pを取得すると共に、不図示のメモリ等の記憶手段から圧力目標値P※1を取得する(ステップS101)。ここで、圧力目標値P※1は第1の加圧手段160によってリザーバタンク120内の圧力を制御する際に用いる第1の閾値である。
尚、圧力制御弁163として電磁弁を使用した場合には、当該電磁弁の開閉状態を制御部220が切換制御するように構成してもよい。
第1の加圧手段160は、循環ループ130を流れる液体窒素の一部を気化してリザーバタンクに供給することで加圧を行うため、外部から液体窒素や窒素ガスを補給する必要がなく、メンテナンス負担が小さくて済む。また、第1の加圧手段160では、熱交換器162によって液体窒素と外気との間で熱交換し、外部からエネルギーを供給することなく窒素ガスを生成できるので、電力消費量も少なくて済む。
また、何らかの原因によって第1の加圧手段160が故障等によって停止した場合であっても、第2の加圧手段180をバックアップとして作動させることによって、リザーバタンク120を加圧することができる。これにより、冷却システム100に不具合が生じた場合でもリザーバタンク120内の圧力を適切な範囲に維持することができ、信頼性を向上させることができる。尚、第1の加圧手段160が停止して第2の加圧手段180のみによって加圧制御した場合には、リザーバタンク120内の圧力は圧力目標値P※1より低い圧力目標値P※3を基準に加圧されるため、P※3を適切な値に設定することによりリザーバタンク120内の圧力が極端に低下することがなく、冷却システム100が重大な故障に陥ることを防ぐことができる。
尚、圧力制御弁192として電磁弁を使用した場合には、当該電磁弁の開閉状態を制御部220が切換制御するように構成してもよい。
また、何らかの原因によって第1の加圧手段160及び第2の加圧手段180が故障等によって停止した場合であっても、第3の加圧手段190をバックアップとして作動させることによって、リザーバタンク120を加圧することができる。これにより、冷却システム100に不具合が生じた場合でもリザーバタンク120内の圧力を適切な範囲に維持することができ、より良好な信頼性を有する冷却システム100を実現することができる。尚、第1の加圧手段160及び第2の加圧手段180が停止して第3の加圧手段190のみによって加圧制御した場合には、リザーバタンク120内の圧力は圧力目標値P※3より低い圧力目標値P※4を基準に加圧されるが、リザーバタンク120内の圧力が極端に低下することによって冷却システムが重大な故障に陥ることを効果的に防ぐことができる。
制御部220は検出値Pが圧力目標値P※2より高いか否かを判断する(ステップS114)。検出値Pが圧力目標値P※2より高い場合(ステップS114:YES)、減圧手段170を作動させてリザーバタンク120を減圧する(ステップS115)。減圧手段170は、圧力制御弁172の開度を調整することによって、リザーバタンク120の気相部123に存在している窒素ガスを第2のバイパスライン171に導入し、該第2のバイパスライン171内に存在している液体窒素に接触させることによって凝縮させて減圧する。
図3を参照して説明したように、リザーバタンク120の圧力が第1の圧力目標値P※1より低くなると第1の加圧手段160が作動する。リザーバタンク120の圧力が第3の圧力目標値P※3より低くなると、更に第2の加圧手段180が作動する。リザーバタンク120の圧力が第4の圧力目標値P※4より低くなると、更に第3の加圧手段190が作動する。
このように、リザーバタンク120内の圧力が適切な圧力範囲から乖離するに従い、第1の加圧手段160、第2の加圧手段180、第3の加圧手段190を順に作動させることにより、作動中に外部からの窒素ガス供給が必要である、第3の加圧手段190の作動期間が短くなるように制御されている。その結果、無人でも長期に亘って安定的な運用が可能な冷却システム100を実現できる。また、窒素ガス及び電力消費量を抑えることが可能である。
従って、上記冷却システム100では、循環ループ130を流れる液体窒素を有効利用しながら、リザーバタンク120内の圧力を適切な範囲に維持できる。このように、電力消費量が少なく、信頼性に優れ、長期に亘って安定的な運用が可能な超電導装置の冷却システム100を提供することができる。
制御部220は圧力センサ200から検出値Pを取得すると共に、不図示のメモリ等の記憶手段から圧力目標値P※2を取得する(ステップS201)。そして、偏差(P−P※2)を算出し、予め用意したマップに基づいて、該偏差(P−P※2)に対応する圧力制御弁172の操作量MVを求める(ステップS202)。
ここで図6は偏差(P−P※2)と圧力制御弁172の操作量MVとの関係を規定するマップの一例である。操作量MVは偏差(P−P※2)が増加するに従って比例的に増加する傾向を有しており、偏差(P−P※2)が所定値に達すると一定に維持される。
このように、減圧手段170では、リザーバタンク120から第2のバイパスライン171への窒素ガスの導入量を調整することによって、気相部123の窒素ガスを凝縮させて、リザーバタンク120を減圧する。
図8に示すように、制御部220は圧力制御弁172の開度を増減することによって、リザーバタンク120内の圧力を適正な値に維持することができる。
まず制御部220は圧力センサ200から検出値Pを取得し、温度センサ210から検出値Tを取得すると共に、不図示のメモリ等の記憶手段から圧力目標値P※3、温度目標値T※を取得する(ステップS301)。ここで、圧力目標値P※3は第2の加圧手段180によってリザーバタンク120内の圧力を制御する際に用いる目標値である。温度目標値T※は圧力目標値P※3を達成するために必要な輻射板181の温度を制御する際に用いる目標値である。
110 超電導ケーブル
120 リザーバタンク
121 貯留槽
122 外装部
123 気相部
130 循環ループ
131−134 ライン
140 循環ポンプ
150 冷却器
160 第1の加圧手段
161 バイパスライン
162 熱交換器
163 圧力制御弁
170 減圧手段
171 バイパスライン
172 圧力制御弁
180 第2の加圧手段
181 輻射板
182 ヒータ
190 第3の加圧手段
191 ガスボンベ
192 圧力制御弁
193 バイパスライン
200 圧力センサ
210 温度センサ
220 制御部
Claims (14)
- 液化ガスを貯留するリザーバタンク、該リザーバタンクに貯留された前記液化ガスを循環させる循環ポンプ、及び、前記循環する液化ガスを冷却する冷却装置を有する循環ループを備え、前記液化ガスをサブクール状態で循環させることにより超電導装置を冷却する超電導装置の冷却システムであって、
前記循環ループから分岐した第1のバイパスラインを介して導入した前記液化ガスを、該第1のバイパスライン上に設けた熱交換器で気化して、前記リザーバタンクの上部に供給する第1の加圧手段と、
前記循環ループから分岐した第2のバイパスラインに前記リザーバタンク内の気化ガスを導入し、前記第2のバイパスライン内部において凝縮することにより前記前記リザーバタンクを減圧する機能手段を有する超電導装置の冷却システム。 - 前記リザーバタンク内の圧力を検出する圧力検出手段と、前記圧力検出手段の検出値に基づいて、前記第1の加圧手段及び前記減圧手段を作動させる制御手段とを備えたことを特徴とする超電導装置の冷却システム。
- 前記制御手段は、前記圧力検出手段の検出値が予め設定された第1の閾値未満になった場合に前記第1の加圧手段を作動させ、前記圧力検出手段の検出値が前記第1の閾値より高く設定された第2の閾値以上になった場合に前記減圧手段を作動させることを特徴とする請求項1に記載の超電導装置の冷却システム。
- 前記制御手段は、前記第2のバイパスラインに設けられた圧力制御弁を開状態に切り替えることによって、前記リザーバタンク内の気化ガスを前記第2のバイパスラインに導入して前記減圧手段を作動させることを特徴とする請求項1に記載の超電導装置の冷却システム。
- 前記リザーバタンク内に貯留された液化ガスを加熱することにより、前記リザーバタンクを加圧する第2の加圧手段を更に備え、
前記制御手段は、前記圧力検出手段の検出値が前記第1の閾値より低く設定された第3の閾値未満になった場合に、前記第2の加圧手段を作動させることを特徴とする請求項1に記載の超電導装置の冷却システム。 - 前記リザーバタンク内の温度を検出する温度検出手段を更に備え、
前記制御手段は、前記圧力検出手段の検出値と予め設定された目標圧力値との偏差に基づいて目標温度値を算出し、前記温度検出手段の検出値が前記算出された目標温度値になるように前記第2の加圧手段を制御することを特徴とする請求項4に記載の超電導装置の冷却システム。 - 前記液化ガスと同種のガスを高圧で貯めたガスボンベから、圧力調整弁を介して前記リザーバタンクに供給することにより、前記リザーバタンクを加圧する第3の加圧手段を更に備え、
前記制御手段は、前記圧力検出手段の検出圧力値が前記第3の閾値より低く設定された第4の閾値未満になった場合に、前記第3の加圧手段を作動させることを特徴とする請求項4に記載の超電導装置の冷却システム。 - 前記第1のバイパスラインは、前記循環ループのうち前記ポンプの上流側から分岐していることを特徴とする請求項1に記載の超電導装置の冷却システム。
- 前記第2のバイパスラインは、前記循環ループのうち前記リザーバタンクの上流側から分岐していることを特徴とする請求項1に記載の超電導装置の冷却システム。
- 前記超電導装置は超電導ケーブルであることを特徴とする請求項1に記載の超電導装置の冷却システム。
- 液化ガスを貯留するリザーバタンク、該リザーバタンクに貯留された前記液化ガスを循環させる循環ポンプ、及び、前記循環する液化ガスを冷却する冷却装置を有する循環ループを備え、前記液化ガスをサブクール状態で循環させることにより超電導装置を冷却する超電導装置の冷却方法であって、
前記リザーバタンク内の圧力を検出するステップと、
前記検出した圧力が予め設定された第1の閾値未満になった場合に、前記循環ループから分岐した第1のバイパスラインを介して導入した前記液化ガスを、該第1のバイパスライン上に設けられた第2の熱交換器で気化して、前記リザーバタンクの上部に供給するステップと、
前記検出した圧力が前記第1の閾値より高く予め設定された第2の閾値以上になった場合に、前記循環ループから分岐した第2のバイパスラインに前記リザーバタンク内の気化ガスを導入し、前記第2のバイパスライン内部において凝縮することにより、前記リザーバタンクを減圧するステップと
を備えたことを特徴とする超電導装置の冷却方法。 - 前記検出した圧力が前記第1の閾値より低く設定された第3の閾値未満になった場合に、前記リザーバタンク内に貯留された液化ガスを加熱することにより、前記リザーバタンクを加圧するステップを更に備えたことを特徴とする請求項11に記載の超電導装置の冷却方法。
- 前記液化ガスを加熱することにより得られたガスに対する流量調整弁を設けることで加圧速度の調整を行うことを特徴とする請求項11に記載の超電導装置の冷却方法。
- 前記検出した圧力が前記第3の閾値より低く設定された第4の閾値未満になった場合に、前記液化ガスと同種のガスを高圧で貯めたガスボンベから、圧力調整弁を介して前記リザーバタンクに供給することにより、前記リザーバタンクを加圧するステップを更に備えたことを特徴とする請求項11に記載の超電導装置の冷却方法。
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