JP2014125847A - 吊り引戸の縦枠調整装置 - Google Patents

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Masaya Egawa
雅也 江川
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Abstract

【課題】簡単な構造で微妙な調整を行う吊り引戸の縦枠調整装置を提供する。
【解決手段】上枠2、下枠と左右の縦枠4とによって方形に枠組みされ、縦枠4端部の側面に上枠2を突き当てて取り付け、縦枠4の側板部6の上下部を貫通した固定ネジ7を上枠2に止着するとともに、上枠2の左右端部付近に吊りローラ8を固定した吊り引戸1において、水平片14と長孔を有する垂直片16とを備えたL字形の調整金具13を縦枠4と上枠2との突き当て部に配置し、垂直片16を側板部6の外側に当接して固定し、上部の固定ネジ7は長孔を通して側板部6を貫通させるとともに、水平片14を上枠2の上面部に当接して調整ネジ20により上枠2に止着し、固定ネジ7と調整ネジ20とにより、縦枠4を上下方向に移動調整する。
【選択図】図1

Description

本発明は、吊り引戸が変形して2つの吊り引戸の縦枠同士の間又は吊り引戸と戸当りとの間に上下不均一な隙間が生じた場合に、吊り引戸の縦枠の垂直度を調整することにより吊り引戸の変形を補正して上記隙間を均一にする吊り引戸の縦枠調整装置に関するものである。
一般に、2枚の上吊り式引き戸を取り付けた場合、施工後に両引き戸を突き合わせて両吊り引戸間の隙間(具体的には両吊り引戸の縦枠間の隙間)が均一になるように建付け調整をしている。突き合わせられた両引戸の上部と下部の隙間が均一でなく、一方の隙間が他方の隙間に比べて大きくなると、外観が損なわれるだけでなく、施錠解錠が困難になることがある。引戸の高さが大きくなればなるほど、上下部の一方のずれが他方で大きくなるので目立ちやすくなり、調整が必要となるのである。
そこで、従来は、この不均一を補正するため、吊り引戸を吊っている2つの吊りローラのうちの片側の吊りローラと吊り引戸との間隔を調整し、吊り引戸の吊り高さを調整する方法が知られている。これは、吊りローラと吊り引戸とを連結する連結部に長孔を形成し、この長孔に吊り引戸からの固定ネジが挿通して締結固定するようにしたもので、固定ネジを緩めることにより、吊りローラと吊り引戸との間隔を調整しようとするものである。
また、特許文献1に示すように、建具の下框の下端に建て付け調整用操作部3を設けた調整桟2を上下方向に移動可能に設け、調整操作部3のネジ軸5を下框と縦框との連結片20に螺合し、ネジ軸5に固定したダイヤルを回して調整桟2を上下に移動させて建て付けを調整するものが知られている。
特開平11−6365号公報
しかしながら、吊り引戸の吊り高さを調整する構造では、高さ調整機能を備えた吊りローラは比較的価格が高いほか、吊り引戸の重量が重い場合、固定ネジを緩めた際に吊り引戸がその重量で大きく下がってしまい、固定ネジを長孔の途中で止めるという微妙な調整が難しい。微妙な調整をするためには、重い吊り引戸を下から支えなければならないため、複数の作業員が必要となる。
また、特許文献1の発明は、下框のほかに調整桟を設け、また調整桟に調整操作部を設ける構造であるから、重量が重くなったり、構造が複雑でコストアップを招いたりする要因になっていた。
本発明は上記問題点を解消し、簡単な構造であって微妙な調整を行うことができる吊り引戸の縦枠調整装置を提供することをその課題とする。
上記課題を解決するため、請求項1に係る発明は、上下枠と左右の縦枠とによって方形に枠組みされ、縦枠端部の側面に上枠を突き当てて取り付け、縦枠の側板部の上下部を貫通した固定ネジを上下枠に止着するとともに、上枠の左右端部付近に吊りローラを固定した吊り引戸において、水平片と長孔を有する垂直片とを備えたL字形の調整金具を縦枠と上枠との突き当て部に配置し、上記垂直片を上記側板部の外側に当接して固定し、上記上部の固定ネジは上記長孔を通して上記側板部を貫通させるとともに、上記水平片を上枠の上面部に当接して調整ネジにより上枠に止着し、上記固定ネジと調整ネジとにより、上記縦枠を上下方向に移動調整することを特徴とする。
請求項2に係る発明は、請求項1において、上記調整ネジは上枠の内側に配置された裏板に止着されていることを特徴とする。
請求項1に係る発明によれば、L字形の調整金具を縦枠と上枠との突き当て部に配置し、調整金具の垂直片を縦枠の側板部の外側に当接して固定し、固定ネジは垂直片の長孔を通して上記側板部を貫通し、さらに上枠に止着させるとともに、調整金具の水平片を上枠の側面部に当接して調整ネジにより上枠に止着した構成であるから、まず固定ネジを緩めることにより、縦枠は引戸本体の自重で下がるように力を受けるが、しかし縦枠は調整金具の垂直片に固定されているから、調整金具に支持され、移動することはできない。次に、調整ネジを緩めると、調整ネジの頭部は浮き上がるから、水平片の押えが緩む。調整金具には縦枠等の荷重が加えられているので、この荷重により調整金具の水平片は調整ネジが緩んだ分だけ浮き上がる。水平片のネジ止め部分が浮き上がると、垂直片は下がるから、それに対応して縦枠もずり落ちる。必要な量だけ調整したら、調整ネジ等を再び固定すればよい。このようにして、縦枠の移動量を調整することができるが、その移動量は微小なので、微妙な移動調整を行うことができる。縦枠が下方に移動調整することにより、引戸全体の変形を補正することができる。
また、調整ネジの緩み方向と水平片の浮き上がり方向は同じで、吊り引戸の重量に関係なく、調整ネジの緩み量に対応する分しか水平片は浮き上がらない。したがって、吊り引戸1の高さが高く、重量が重くても、縦枠の微調整を行うことができる。しかも、吊り引戸パネルを吊り下げた状態で微調整することができるから、調整作業は一人でも行うことができる。
以上のように、倒立L字形という簡単な構造の調整金具のほかに特別の部品を使わないから部品点数が少なくて済み、調整金具を取り付けるのに上枠や縦枠を加工する必要がない。しかも、吊り引戸本体の自重によって縦枠が下がることを利用して強制的に歪ませて調整する。したがって、比較的安価に製作することができる。
請求項2に係る発明によれば、調整ネジによる調整金具の支持をより強固にすることができる。
吊り引戸構造の要部の正面図 図1のX−X線上の断面図 図1のY−Y線上の断面図 図1の吊り引戸の平面図 (a)(b)(c)は調整金具の正面図、平面図及び側面図 調整後の吊り引戸構造の要部の正面図 図6を図1のX−X線と同じ断面で示した側面図 (a)は吊り引戸の歪み状態を簡単に示した簡略図、(b)は調整による吊り引戸の補正態様説明図
図1は吊り引戸構造の要部の拡大図で、符号1は吊り引戸を示す。この引戸1は上枠2、下枠(図示せず)と左右の縦枠4とにより、縦枠4の端部の側面に上枠2の端部を突き当てて方形に枠組みし、内側にパネル5を設けたものである。縦枠4の側板部6からは上部左右の2本と中央下部の3本の固定ネジ7が貫通(図2参照)し、それぞれ上枠2に形成されたビスホール(図示せず)に止着され、これによって縦枠4と上枠2とが連結固定されている。他のコーナー部も同様である。そして、上枠2の左右端部付近には吊りローラ8が固定されている。吊りローラ8は2個の回転ローラ9を支持した支持部材10の中央には吊り棒11が設けられ、吊り棒11の下端は上枠2に固定されている。
12は上レールを示す。上レール12には吊りローラ8の回転ローラ9を転動自在に支持するレール(図示せず)が形成され、吊りローラ8を介して吊り引戸1が上レール12に沿ってスライドできるようになっている。
次に、縦枠4と上枠2との突き当て部には調整金具13が配置されている。図5に示されるように、調整金具13は水平片14と垂直片16とから倒立L字形に形成され、水平片14には1個の長孔17が形成され、垂直片16には左右の上下部と中央下部にそれぞれ3個の長孔15が形成され、左右の中間部には円孔18が形成されている。
上記固定ネジ7は調整金具13の垂直片16の3個の長孔15を通り、さらに縦枠4の側板6を貫通して上枠2のビスホール(図示せず)に螺着されている。水平片14は上枠2の上面に当接し、調整ネジ20により上枠2に固定されている。図1及び図3に示されるように、上枠2の内側にはU字形の裏板21が配置され、調整ネジ20は上枠2を貫通して裏板21に止着されている。垂直片16は、短ネジ22によって縦枠4に固定されている。
次に、吊り引戸1が歪んだときの調整作業について図6〜図8(a)(b)に基づき説明する。
まず、3本の固定ネジ7を緩める。これにより、縦枠4は引戸1本体の自重で下がるように力を受けるが、しかし縦枠4は調整金具13の垂直片16に短ネジ22で固定されているから、調整金具13に支持され、移動することはできない。次に、調整ネジ20を緩めると、調整ネジ20の頭部20aは浮き上がるから、水平片14の押えが緩む。調整金具13には縦枠4等の荷重が加えられているので、この荷重により調整金具13の水平片14は調整ネジ20が緩んだ分だけ矢印のように浮き上がる。このとき、調整ネジ20は長孔17に沿って移動する。水平片14のネジ止め部分が浮き上がると、垂直片16は下がるから、それに対応して縦枠4もずり落ちる。このとき、固定ネジ7は長孔15に沿って相対的に上方に移動する。縦枠4の移動量は微小なので、微妙な移動調整を行うことができる。必要な量だけ調整した後は、固定ネジ7を締め、さらに調整ネジ20を締めて調整金具13を固定すればよい。
以上のように縦枠4が下方に移動すると、下枠3と他方の縦枠4も変形するため、吊り引戸1全体を望ましい形状に変えられる。すなわち、図8(a)の状態にある吊り引戸1を、上述の調整作業により同図(b)のように一方の縦枠4のみを下げると、上枠2以外はその重量により、相対的に他方の縦枠4は上がるから、下枠3は矢印のように他方の縦枠4側に押されて移動するので、両側の縦枠4の垂直度が補正される。したがって、同図(a)における両縦枠4の上部と下部の間の隙間を均一にしてぴったりと合わせることができ、施錠解錠が困難になったり、外観が損なわれてしまったりした状態を元の状態に補正することができる。
また、調整ネジ20の緩み方向と水平片14の浮き上がり方向は同じで、吊り引戸1の重量に関係なく、調整ネジ20の緩み量に対応する分しか水平片14は浮き上がらない。したがって、吊り引戸1の高さが高く、重量が重くても、縦枠4の微調整を行うことができる。しかも、吊り引戸1パネルを吊り下げた状態で微調整することができるから、調整作業は一人でも行うことができる。
以上のように、倒立L字形という簡単な構造の調整金具13のほかに特別の部品を使わないから部品点数が少なくて済み、調整金具13を取り付けるのに上枠2や縦枠4を加工する必要がない。しかも、吊り引戸1の本体の自重によって縦枠4が下がることを利用して強制的に歪ませて調整する。したがって、比較的安価に製作することができる。
調整ネジ20は上枠2の内側に配置された裏板に止着されているので、調整ネジ20による調整金具13の支持をより強固にすることができる。
1 吊り引戸
2 上枠
3 下枠
4 縦枠
6 側板部
7 固定ネジ
8 ローラ
13 調整金具
14 水平片
15 長孔
16 垂直片
20 調整ネジ

Claims (2)

  1. 上下枠と左右の縦枠とによって方形に枠組みされ、縦枠端部の側面に上枠を突き当てて取り付け、縦枠の側板部の上下部を貫通した固定ネジを上下枠に止着するとともに、上枠の左右端部付近に吊りローラを固定した吊り引戸において、
    水平片と長孔を有する垂直片とを備えたL字形の調整金具を縦枠と上枠との突き当て部に配置し、上記垂直片を上記側板部の外側に当接して固定し、上記上部の固定ネジは上記長孔を通して上記側板部を貫通させるとともに、上記水平片を上枠の上面部に当接して調整ネジにより上枠に止着し、上記固定ネジと調整ネジとにより、上記縦枠を上下方向に移動調整する
    ことを特徴とする吊り引戸の縦枠調整装置。
  2. 上記調整ネジは上枠の内側に配置された裏板に止着されていることを特徴とする、請求項1に記載の吊り引戸の縦枠調整装置。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5235851U (ja) * 1975-09-05 1977-03-14
JPS52171138U (ja) * 1976-06-19 1977-12-26
JPS5559081U (ja) * 1978-10-16 1980-04-22

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