JP2014122900A - 坑内流体分析のための方法及び装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】坑内流体分析のための方法及び装置の提供。
【解決手段】本発明は、光源が点灯しているときに、第1の分光計及び第2の分光計から第1の測定値を取得することと、光源が消灯しているときに、第1の分光計及び第2の分光計から第2の測定値を取得することと、第1の測定値及び第2の測定値に基づいて、第1の分光計を較正することと、を含む。
【選択図】図1

Description

本発明は、坑内流体分析のための方法及び装置に関する。
坑内流体は、その流体を特徴付けるために分光計を用いて分析することができる。
流体の適正な分析を可能にするために、分光計は較正されることができる。
米国特許第7,114,562号明細書
本概要は、発明を実施するための形態に更に後述する概念の選択を紹介するために提供される。本概要は、特許請求される主題の重要な又は本質的な特徴を特定することを意図されず、また特許請求される主題の範囲を制限するために使用されることも意図されない。
本開示の教示による方法例は、光源が点灯しているときに、第1の分光計及び第2の分光計から第1の測定値を取得することと、光源が消灯しているときに、第1の分光計及び第2の分光計から第2の測定値を取得することと、第1の測定値及び第2の測定値に基づいて第1の分光計を較正することと、を含む。
本開示の教示による方法例は、第1の分光計を用いて坑内流体試料の第1の測定値を取得することと、温度係数を第1の測定値に適用して、第1の測定値におけるドリフトを補償することと、を含む。温度係数は、光源が第1の状態にあるとき及び光源が第2の状態にあるときに取得される第2の測定値に基づいて決定される。
本開示の教示による装置例は、第1の流体分析装置と、第2の流体分析装置と、光源と、第1及び第2の流体分析装置から受信される測定値に基づいて温度係数値を決定するためにプロセッサとを含む。
坑内流体分析のためのシステム及び方法の実施形態を、以下の図面を参照しながら説明する。同一の番号は、図面を通して類似の特徴及び構成要素を参照するために使用される。
坑内流体分析のための方法及び装置の実施形態を実装することができるシステム例を例証する。 坑内流体分析のための方法及び装置の実施形態を実装することができる別のシステム例を例証する。 坑内流体分析のための方法及び装置の実施形態を実装することができる装置例を例証する。 本明細書に開示される実施例の結果を示すグラフである。 坑内流体分析のための装置例を用いて実装することが可能なプロセス例を示す。 図6は、本明細書に開示される任意又は全ての方法例及び装置例を実装するために使用及び/又はプログラムすることができる、プロセッサプラットフォーム例の概略図である。
以下の実施形態の詳細な説明では、本発明の一部を形成する添付の図面への参照がなされ、その中には、本明細書に記載する実施例を実施することができる特定の実施形態が例証のために示される。他の実施形態が利用されてもよく、また構造的な変化が本開示の範囲から逸脱することなくなされてもよいことを理解されたい。
本明細書に開示される実施例は、流体分析装置及び同一のものを較正する方法に関する。流体分析装置は、坑内流体の組成を決定するために使用されてもよい。いくつかの実施例では、坑内流体試料は、流体と通して光を通過させること、1つ以上の分光計を用いて伝送及び/又は後方散乱された光のスペクトルを検出すること、及び取得した測定値を処理して流体試料を特徴付けることによって分析される。処理することは、取得された分光計測定値を、データベース及び/又は基準測定値内の値と比較することを含んでもよい。
いくつかの実施例では、基準分光計及び測定分光計が、本明細書に開示される実施例とともに使用される。基準分光計は、光源からの光を直接測定し、測定分光計は、流体試料を通して伝送される光を測定する。基準分光計は、較正の目的のために使用されてよく、測定分光計は、流体試料の組成を決定するために使用されてよい。いくつかのかかる実施例では、分光計及び/又はその測定値を較正するために、光源が点灯しているとき及び光源が消灯しているときに、2つの分光計が測定値を取得してもよい。坑内環境は相対的に苛酷(例えば、高温及び高圧)であるため、流体試料が正確に特徴付けられることを妨げるエラーが、坑内測定値に導入される可能性がある(例えば、基線ドリフト)。このエラーを修正するため、いくつかの実施例では、基準分光計によって取得される測定値を使用して、測定分光計から取得される測定値が実時間で較正されてもよく、及び/又は温度係数が決定されて、測定分光計から取得される測定値に実時間で適用されてもよい。温度係数は、基準及び/又は測定分光計にて採取される光学的値及び/又は温度値を用いて決定されてよい。
図1は、本明細書に開示される実施例を採用することが可能な坑井現場システムを例証する。坑井現場は、陸上又は海上であることができる。このシステム例では、ボーリング孔11が回転掘削によって地表下構成に形成される。しかしながら、本明細書に説明される実施例は、本明細書に後述されるように傾斜掘削も同様に使用することができる。
掘削ストリング12は、ボーリング孔11内に吊るされ、またその下方端に掘削ビット105を含む杭穴アセンブリ100を有する。地表システムは、ボーリング孔11の上に位置するプラットフォーム及びデリックアセンブリ10を含む。アセンブリ10は、回転台16、ケリー17、フック18、及び回転スイベル19を含む。掘削ストリング12は、16によって回転される。回転台16は、図示されないデバイス又はシステムによってエネルギーを供給されてよい。回転台16は、掘削ストリング12の上端にてケリー17と係合し得る。掘削ストリング12は、移動滑車(同様に図示なし)に取着されるフック18から吊るされる。それに加えて、掘削ストリング12は、ケリー17及び回転スイベル19を通して位置付けられ、それはフック18に対する掘削ストリング12の回転を可能にする。それに加えて、又は代替として、上部駆動システムが、掘削ストリング12に回転を付与するために使用されてもよい。
本実施例では、地表システムは、坑井現場に形成される窪み27内に保管される掘削流体又は泥26を更に含む。ポンプ29は、掘削流体26をスイベル19を介して掘削ストリング12の内側に送達し、掘削ストリング12を通じて掘削流体26を矢印8によって示されるように下方に流れさせる。掘削流体26は、掘削ビット105内のポートを介して掘削ストリング12を出て、矢印9によって示されるように掘削ストリング12の外側とボーリング孔11の壁との間の環領域を通って上方へ巡回する。この様式では、掘削流体26は、掘削ビット105を円滑にし、また再循環のために窪み27へと戻る際に地表まで地層切り抜きを運搬する。
図1に例証される実施例の杭穴アセンブリ100は、掘削同時検層(logging-while-drilling:LWD)モジュール120、掘削同時測定(measuring-while-drilling:MWD)モジュール130、回転可動システム及びモータ150、及び掘削ビット105を含む。
LWDモジュール120は、特殊な種類の掘削カラー内に収容されてもよく、また1つ以上の検層工具を含有することができる。いくつかの実施形態では、杭穴アセンブリ100は、追加のLWD及び/又はMWDモジュールを含んでもよい。したがって、この説明を通じて参照番号120への参照は、120Aを追加的又は代替的に含んでもよい。LWDモジュール120は、情報を測定、処理、及び記憶するための能力、ならびに地表設備と通信するための能力を含んでもよい。それに加えて、又は代替として、LWDモジュール120は、音波測定デバイスを含む。
MWDモジュール130も、同様に掘削カラー内に収容されてよく、また掘削ストリング12及び/又は掘削ビット105の特性を測定するための1つ以上のデバイスを含有することができる。MWDモジュール130は、杭穴アセンブリ100の少なくとも一部分に対して電力を発生させるための装置(図示せず)を更に含んでもよい。電力を発生させるための装置としては、掘削流体の流れによって動力を供給される泥タービン発電機を挙げることができる。しかしながら、他の電源及び/又は電池システムが採用されてもよい。この実施例において、MWDモジュール130は、以下の種類の測定デバイスのうちの1つ以上を含む。ビット荷重測定デバイス、トルク測定デバイス、振動測定デバイス、ショック測定デバイス、付着滑り測定デバイス、方向測定デバイス、及び/又は斜面測定デバイス。
図1の構成要素は特定の運搬型に実装されて図示及び説明されているが、本明細書に開示される実施例は、特定の運搬型に限定されず、しかしその代わりに、例えば、コイルドチュービング、ワイヤライン配線式掘削パイプ、及び/又は業界において既知である任意の他の運搬型を含む、異なる運搬型とともに実装されてもよい。
図2は、LWD工具120又は120Aを実装するために使用することができる、参照により本明細書に援用される特許文献1:米国特許第7,114,562号に説明される種類の掘削同時サンプリング検層デバイス及び/又は装置200の簡略図である。図2の装置例は、地層と流体連通を確立し、また流体21を矢印によって示されるように工具内へと引き込むための探針6とともに提供される。探針6は、例えば、装置200の安定翼23内に位置付けられてもよく、またそこから延在して、ボーリング孔壁202と係合してもよい。安定翼23は、ボーリング孔壁202と接触する1つ以上の翼を備える。
探針26を用いて装置200内へと引き込まれる流体は、例えば、予備試験及び/又は圧力パラメータを決定するために測定されてよい。それに加えて、装置200は、例えば、試料チャンバといった、地表での回収のために流体試料を収集するためのデバイスとともに提供されてもよい。バックアップピストン81が、ボーリング孔壁202に対して掘削工具及び/又は探針を押すための力を印加するのを補助するために、同様に提供されてもよい。
図3は、坑内環境内の地層流体の汚染及び/又は組成分析のために使用することができる装置例300を示す。装置300は、光源302、基準信号経路304、試料及び/又は測定信号経路306、禁止経路フィルタ308、310、第1及び第2の検出器及び/又は分光計312、314、ならびに第1及び第2の温度センサ316、318を含む。信号経路304、306は、光ファイバを含んでもよい。禁止経路フィルタ308、310は、分光計312、314によって受信される光が特定の周波数帯内にあるように、光源302からの光をフィルタリングしてよい。光源302は、ハロゲンランプ、発光ダイオード(light emitting diode:LED)、レーザーなどであってよい。いくつかの例では、温度センサ316、318からの値は、分光計312、314を較正するために使用される。
本明細書に開示される実施例は、分光計312、314を較正するための点灯/消灯光シーケンスを使用してもよい。光源302を点灯/消灯することによって、それぞれの分光計312、314に較正の目的のためにダーク信号が提供されてもよい。それに加えて、各分光計312、314は、不均一な坑内温度分布が存在する(例えば、分光計312、314における温度が異なる)場合であっても、分光計312、314が独立して及び/又は正確に較正されることを可能にする、関連温度センサ(例えば、抵抗温度検出器(resistance temperature detector:RTD))316、318を含む。
操作中、光源302は、基準信号経路304を通って、及び測定信号経路306を通って移動する光を発する。光は、基準分光計312へと直接移動し、また窓(例えば、サファイア窓)315及び/又はフローライン319内に含有される流体317を通って、測定分光計314へと移動する。分光計312、314を較正するために、測定値は、光源302が点灯(例えば、発光)しているとき、及び光源302が消灯(例えば、非発光)しているときに採取されてよい。測定値は、分光計312、314によって取得される光学的測定値、及び/又は温度センサ316、318によって取得される温度測定値を含んでもよい。光源302の状態及び/又は点灯/消灯シーケンスは、プロセッサ320によって制御されてよく、また分光計312、314及び/又は温度センサ316、318によって取得される測定値は、データベース322内に記憶されてよい。
測定値が取得される坑内環境(例えば、高温)を理由として、測定値にエラーが導入される可能性がある(例えば、基線ドリフト)。いくつかの実施例では、温度係数(temperature coefficient:TC)が、この基線ドリフトを補償するために決定される。温度係数は、温度の関数として表すことができる。いくつかの実施例では、温度係数は、別個の及び/又は異なる温度点における乾燥フローラインのログ測定源比(log measure source ratio:LMSR)を測定することによって、抗井上で決定される。温度点は、25℃、50℃、75℃、100℃、125℃、150℃、及び175℃(例えば、Ti(i=0〜6))を含んでもよい。いくつかの実施例では、温度較正及び/又は係数は、線形補間を用いて決定されてよい。ログ測定源比は、式1を用いて決定されてよく、また温度係数は、式2を用いて決定されてよい。
温度センサ316、318によって測定される際、両分光計(例えば、基準分光計及び測定分光計)312、314が実質的に同じ温度にあるならば、中間温度領域における温度係数TC(T)は、式3によって表される通り、線形補間、TCiによって与えられる。
しかしながら、式3は、温度センサ316、318によって測定されるように、両分光計312、314が同じではない(例えば、温度が不均一である)ときには使用されない場合がある。分光計312、314における温度が異なる及び/又は不均一であるときに、分光計312、314が正確に及び/又は個別に較正されることを可能にするために、各分光計312、314は、それらに隣接する関連温度センサ316、318を有する。式4〜7は、温度係数を決定するために使用することができる。式4を参照すると、VMEASON,iは、光源302がある温度点(例えば、25℃、50℃、75℃、100℃、125℃、150℃、及び175℃)にて点灯しているときの測定分光計314からの電圧測定値に対応し、VMEASOFF,iは、光源302がその温度点にて消灯しているときの測定分光計314からの電圧測定値に対応し、VMEASON,0は、光源302が基準温度点(例えば、室温、25℃)にて点灯しているときの測定分光計314からの電圧測定値に対応し、またVMEASOFF,0は、光源302が基準温度点にて消灯しているときの測定分光計314からの電圧測定値に対応する。式6を参照すると、VREFON,iは、ある温度点(例えば、25℃、50℃、75℃、100℃、125℃、150℃、及び175℃)にて光源302が点灯しているときの基準分光計312からの電圧測定値に対応し、またVREFOFF,iは、光源302がその温度点にて消灯しているときの基準分光計312からの電圧測定値に対応し、VREFON,0は、光源302が基準温度点(例えば、室温、25℃)にて点灯しているときの基準分光計312からの電圧測定値に対応し、またVREFOFF,0は、光源302が基準温度点にて消灯しているときの基準分光計312からの電圧測定値に対応する。
図4は、本明細書に開示される実施例を用いて取得された結果を含むグラフを示し、y軸402は分光計312、314のうちの1つにて測定された信号強度に対応し、x軸は404時間に対応する。
図5は、例えば、流体分析装置を用いて流体を較正及び/又は分析するために使用されることができる、コンピュータ可読及び実行可能な命令を用いて実装されることが可能なプロセスを表す流れ図例を示す。図5のプロセス例は、プロセッサ、コントローラ、及び/又は任意の他の好適な処理デバイスを用いて実行されてよい。例えば、図5のプロセス例は、フラッシュメモリ、読み取り専用メモリ(read-only memory:ROM)、及び/又はランダムアクセスメモリ(random-access memory:RAM)といった、有形コンピュータ可読媒体に記憶される符号化された命令(例えば、コンピュータ可読命令)を用いて実装されてもよい。本明細書で使用するとき、有形コンピュータ可読媒体という用語は、任意の種類のコンピュータ可読記憶装置を含み、また伝搬信号を除くように明確に定義される。それに加えて、又は代替として、図5のプロセス例は、フラッシュメモリ、読み取り専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、キャッシュ、又はその中に情報が任意の期間(例えば、延長された時間、永久、短い間、一時的バッファリングの間、及び/又は情報のキャッシュの間)記憶される任意の他の記憶媒体といった、非一時的コンピュータ可読媒体に記憶される符号化された命令(例えば、コンピュータ可読命令)を用いて実装されてもよい。本明細書で使用するとき、非一時的コンピュータ可読媒体という用語は、任意の種類のコンピュータ可読媒体を含み、また伝搬信号を除くように明確に定義される。
代替として、図5のプロセス例のうちの一部又は全部は、特定用途向け集積回路(application specific integrated circuit(s):ASIC)、プログラム可能論理デバイス(programmable logic device(s):PLD)、フィールドプログラム可能論理デバイス(field programmable logic device(s):FPLD)、個別論理、ハードウェア、ファームウェアなどの任意の組み合わせを用いて実装されてよい。同様に、図5のプロセス例のうちの一部又は全部は、手動で、又は例えば、ファームウェア、ソフトウェア、個別論理、及び/もしくはハードウェアなどの、前述の技術のうちの任意のものの組み合わせとして実装されてもよい。更に、図5のプロセス例は、図5の流れ図を参照して説明されるが、図5のプロセスを実装する他の方法が採用されてもよい。例えば、ブロックの実行の順序は変更されてもよく、及び/又は説明されるブロックのうちの一部が変更、排除、細分化、もしくは組み合わされてもよい。それに加えて、図5のプロセス例のうちのいずれか又は全部は、例えば、別々の処理スレッド、プロセッサ、デバイス、個別論理、回路などによって、経時的に及び/又は平行して実施されてもよい。
図5のプロセス例500は、光源を点灯すること、及び/又は光源を第1の状態にすること(ブロック502)、ならびに1つ以上の測定を取得すること(ブロック504)によって開始されてよい。例えば、第1の分光計及び/又は温度センサは、第1の測定値を取得してよく、また第2の分光計及び/又は温度センサは、第2の測定値を取得してよい。第1の分光計は、光源から直接光を受信してよく、また第2の分光計は、坑内流体試料及び/又はフローラインを通して伝送される光を受信してよい。
光源は、消灯され、及び/又は第2の状態にあってよく(ブロック506)、また1つ又は測定値が取得されてよい(ブロック508)。例えば、第1の分光計及び/又は温度センサは、第3の測定値を取得してもよく、また第2の分光計及び/又は温度センサは、第4の測定値を取得してもよい。プロセス例500は次に、第2の分光計を較正するために使用することができる測定値及び/又はそこから受信される測定値に基づいて、温度係数を決定してもよい(ブロック510)。いくつかの実施例では、温度係数は、基線ドリフトを補償するために第2の分光計によって取得される値に適用されてもよい。
図6は、検層及び制御コンピュータ(図6)、プロセッサ320、及び/又は本明細書に説明される実施例のうちの任意のものを実装するために実装するために使用及び/又はプログラムすることが可能な、プロセッサプラットフォーム例P100の概略図である。例えば、プロセッサプラットフォームP100は、1つ以上の多目的プロセッサ、プロセッサコア、マイクロコントローラなどによって実装されることができる。
図6の実施例のプロセッサプラットフォームP100は、少なくとも1つの多目的プログラム可能プロセッサP105を含む。プロセッサP105は、プロセッサP105のメインメモリ内(例えば、RAM P115及び/又はROM P120内)に存在する符号化された命令P110及び/又はP112を実行する。プロセッサP105は、プロセッサコア、プロセッサ及び/又はマイクロコントローラといった、任意の種類の処理ユニットであってよい。プロセッサP105は、とりわけ、本明細書に説明される方法例及び装置例を実行してよい。
プロセッサP105は、バスP125を介して、メインメモリ(ROM P120及び/又はRAM P115を含む)と通信する。RAM P115は、ダイナミックランダムアクセスメモリ(dynamic random-access memory:DRAM)、同期式ダイナミックランダムアクセスメモリ(synchronous dynamic random-access memory:SDRAM)、及び/又は任意の他の種類のRAMデバイスによって実装されてよく、またROMは、フラッシュメモリ及び/又は任意の他の所望の種類のメモリデバイスによって実装されてよい。メモリP115及びメモリP120へのアクセスは、メモリコントローラ(図示せず)によって制御されてよい。
プロセッサプラットフォームP100はまた、インターフェース回路P130を含む。インターフェース回路P130は、外部記憶インターフェース、シリアルポート、多目的入力/出力などといった、任意の種類のインターフェース標準によって実装されてよい。1つ以上の入力デバイスP135及び1つ以上の出力デバイスP140が、インターフェース回路P130に接続される。
本明細書に開示される通り、方法例は、光源が点灯しているときに、第1の分光計及び第2の分光計から第1の測定値を取得することと、光源が消灯しているときに、第1の分光計及び第2の分光計から第2の測定値を取得することと、第1の測定値及び第2の測定値に基づいて第1の分光計を較正することとを含む。いくつかの実施例では、第1の測定値は、光学的測定値及び温度測定値を含み、また第2の測定値は、光学的測定値及び温度測定値を含む。いくつかの実施例では、第1の分光計を較正することは、温度係数を決定することを含む。いくつかの実施例では、本方法はまた、第1の分光計から第3の測定値を取得することも含む。いくつかの実施例では、本方法はまた、温度係数を第3の測定値に適用して、第3の測定値におけるドリフトを補償することも含む。いくつかの実施例では、温度係数は、第3の測定値に実時間で適用される。いくつかの実施例では、第1の分光計によって取得される測定値のうちの1つ以上は、流体試料を通して取得される。いくつかの実施例では、流体試料は、坑内流体試料を含む。
方法例は、 第1の分光計を用いて坑内流体試料の第1の測定値を取得することと、温度係数を第1の測定値に適用して、第1の測定値におけるドリフトを補償することとを含む。温度係数は、光源が第1の状態にあるとき及び光源が第2の状態にあるときに取得される第2の測定値に基づいて決定される。いくつかの実施例では、第1の状態において光源が点灯し、また第2の状態において光源は消灯する。いくつかの実施例では、第2の測定値は、第1の分光計において取得される光学的及び温度測定値、ならびに第2の分光計において取得される光学的及び温度測定値を含む。いくつかの実施例では、第1の分光計は、測定分光計を含み、また第2の分光計は、基準分光計を備える。
装置例は、第1の流体分析装置と、第2の流体分析装置と、光源と、第1及び第2の流体分析装置から受信される測定値に基づいて温度係数値を決定するためのプロセッサと、を含む。測定値は、光源が点灯しているとき及び光源が消灯しているときに受信される。いくつかの実施例では、測定値は、第1の測定値、第2の測定値、第3の測定値、及び第4の測定値を含む。第1の流体分析装置は、光源が点灯しているときに第1の測定値を、また光源が消灯しているときに第2の測定値を取得するためのものである。第2の流体分析装置は、光源が点灯しているときに第3の測定値を、また光源が消灯しているときに第4の測定値を取得するためのものである。いくつかの実施例では、装置は、第1の流体分析装置において第1のセンサを、また第2の流体分析装置において第2のセンサを含む。
第1のセンサは、第1の温度値を測定するためのものであり、また第2のセンサは、第2の温度値を測定するためのものである。いくつかの実施例では、プロセッサは、第1の温度値及び第2の温度値に基づいて温度係数を決定するためのものである。いくつかの実施例では、プロセッサは、温度係数を第2の流体分析装置によって取得される第2の測定値に適用して、第2の測定値におけるドリフトを補償するためのものである。いくつかの実施例では、第1の流体分析装置は、基準分光計を含み、また第2の流体分析装置は、測定分光計を含む。いくつかの実施例では、温度係数は、異なる温度におけるログ測定源比に基づいて決定される。いくつかの実施例では、温度係数値は、第1の値である第1の流体分析装置における温度と、第2の値である第2の流体分析装置における温度とに基づいて決定される。第1の値は、第2の値と異なる。
ほんの数例の実施形態を上述で詳細に説明してきたが、当業者は、多くの修正が本発明から実質的に逸脱することなく実施形態例において可能であることを容易に理解するであろう。したがって、全てのかかる修正は、以下の特許請求の範囲に定義する、本開示の範囲内に含まれることを意図される。特許請求の範囲において、ミーンズプラスファンクション項目は、記載される機能を実行するものとして、本明細書に説明される構造、及び構造的等価物のみでなく等価構造も同様に網羅することを意図される。それゆえ、釘及びネジは、釘は木製部品を合わせて固定するために円筒面を採用し、一方ネジは螺旋面を採用するという点で、構造的等価物ではないかもしれないが、木製部品を締結する環境において、釘及びネジは、等価構造であり得る。本明細書におけるいずれの請求項のいずれの制限のためにも米国特許法第112条、第6段落の適用を受けないことは、請求項内において「ミーンズフォー」という語が関連する機能とともに明確に使用されているものを除いて、出願者の明白な意図である。
10 プラットフォーム及びデリックアセンブリ
11 ボーリング孔
12 掘削ストリング
16 回転台
17 ケリー
18 フック
19 回転スイベル
21 流体
23 安定翼
26 掘削流体又は泥
27 窪み
29 ポンプ
81 バックアップピストン
100杭穴アセンブリ
105 掘削ビット
120 掘削同時検層(LWD)モジュール
130 掘削同時測定(MWD)モジュール
150 回転可動システム及びモータ
200 装置
202 ボーリング孔壁
300 装置
302 光源
304 基準信号経路
306 試料及び/又は測定信号経路
308、310 禁止経路フィルタ
312 第1の検出器及び/又は分光計
314 第2の検出器及び/又は分光計
315 窓
316 第1の温度センサ
317 流体
318 第2の温度センサ
319 フローライン
320 プロセッサ
322 データベース
P100 プロセッサプラットフォーム
P105 プロセッサ
P110、P112 命令
P115 RAM
P120 ROM
P125 バス
P130 インターフェース回路
P135 入力デバイス
P140 出力デバイス

Claims (20)

  1. 光源が点灯しているときに、第1の分光計及び第2の分光計から第1の測定値を取得することと、
    前記光源が消灯しているときに、前記第1の分光計及び前記第2の分光計から第2の測定値を取得することと、
    前記第1の測定値及び前記第2の測定値に基づいて、前記第1の分光計を較正することと、
    を含む、方法。
  2. 前記第1の測定値は、光学的測定値と温度測定値とを含み、前記第2の測定値は、光学的測定値と温度測定値とを含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1の分光計を較正することは、温度係数を決定することを含む、請求項1に記載の方法。
  4. 前記第1の分光計から第3の測定値を取得することを更に含む、請求項3に記載の方法。
  5. 前記温度係数を前記第3の測定値に適用して、前記第3の測定値におけるドリフトを補償することを更に含む、請求項4に記載の方法。
  6. 前記温度係数は、前記第3の測定値に実時間で適用される、請求項5に記載の方法。
  7. 前記第1の分光計によって取得される前記測定値のうちの1つ以上が、流体試料を通じて取得される、請求項1に記載の方法。
  8. 前記流体試料は、坑内流体試料を含む、請求項7に記載の方法。
  9. 第1の分光計を用いて坑内流体試料の第1の測定値を取得することと、
    温度係数を前記第1の測定値に適用して、前記第1の測定値におけるドリフトを補償するこことであって、前記温度係数は、光源が第1の状態にあるとき及び前記光源が第2の状態にあるときに取得される第2の測定値に基づいて決定されることと、
    を含む、方法。
  10. 前記第1の状態において、前記光源は点灯し、前記第2の状態において、前記光源が消灯している、請求項9に記載の方法。
  11. 前記第2の測定値は、前記第1の分光計にて取得される光学的測定値及び温度測定値と、第2の分光計にて取得される光学的測定値及び温度測定値とを含む、請求項9に記載の方法。
  12. 前記第1の分光計は、測定分光計を含み、前記第2の分光計は、基準分光計を含む、請求項11に記載の方法。
  13. 第1の流体分析装置と、
    第2の流体分析装置と、
    光源と、
    前記第1及び前記第2の流体分析装置から受信された測定値に基づいて温度形数値を決定するためのプロセッサであって、前記測定値は、前記光源が点灯しているとき及び前記光源が消灯しているときに受信される、プロセッサと、
    を備える、装置。
  14. 前記測定値は、第1の測定値、第2の測定値、第3の測定値、及び第4の測定値を含み、前記第1の流体分析装置は、前記光源が点灯しているときに前記第1の測定値を取得し、かつ前記光源が消灯しているときに前記第2の測定値を取得するためのものであり、前記第2の流体分析装置は、前記光源が点灯しているときに前記第3の測定値を取得し、かつ前記光源が消灯しているときに前記第4の測定値を取得するためのものである、請求項13に記載の装置。
  15. 前記第1の流体分析装置に第1のセンサを更に備え、前記第2の流体分析装置に第2のセンサを更に備え、前記第1のセンサは、第1の温度値を測定するためのものであり、前記第2のセンサは、第2の温度値を測定するためのものである、請求項14に記載の装置。
  16. 前記プロセッサは、前記第1の温度値及び前記第2の温度値に基づいて前記温度係数を決定するためのものである、請求項15に記載の装置。
  17. 前記プロセッサは、前記第2の流体分析装置によって取得された第2の測定値に前記温度係数を適用して、前記第2の測定値におけるドリフトを補償するためのものである、請求項13に記載の装置。
  18. 前記第1の流体分析装置は基準分光計を備え、前記第2の流体分析装置は測定分光計を備える、請求項13に記載の装置。
  19. 前記温度係数は、異なる温度におけるログ測定源比の値に基づいて決定される、請求項13に記載の装置。
  20. 前記温度係数値は、第1の値である前記第1の流体分析装置における温度と、第2の値である前記第2の流体分析装置における温度とに基づいて決定され、前記第1の値は前記第2の値と異なる、請求項13に記載の装置。
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