JP2014121105A - 電源装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】電源装置1は、トランス20を備えた主回路部2と、出力端子3と、出力基板43を備えた出力回路部4と、導体からなるケース5とを有する。ケースは、主回路部及び出力回路部のそれぞれを個別に収容する複数の収容空間511、512、513が形成されるようにケース本体と一体的に形成された隔壁部531、532を備えている。隔壁部には、隣り合う収容空間を繋ぐスリット533が形成されている。少なくとも一つの出力回路部における出力基板は、基板本体431と突起部432とを有し、かつ、基板本体を隔壁部の立設方向と直交する状態で収容空間の一つに配置し、突起部をスリットから隣接する他の収容空間に突出させた状態で配置された突起付基板430である。
【選択図】図1
Description
ところが、かかる電源装置において、トランスから漏洩する磁束が上記出力回路部に鎖交することにより、出力電力にノイズがのってしまうおそれがある。そこで、例えば、特許文献1に記載の電源装置のように、磁束の発生源と、フィルタ回路との間に、磁束を遮蔽する遮蔽板を配置することが考えられる。
また、ケース内に遮蔽板を設けることにより複数に分けられた個々の収容空間が小さいと、部品の配置作業が困難となることも考えられる。特に、出力回路部における出力基板を、狭い収容空間に配置する作業は困難であり、生産効率の低下につながるおそれがある。そして、近年、電源装置の小型化の要請に対して、出力回路部の収容空間を小さくすることが求められることがある。その際、出力基板を小さくすると、ノイズフィルタ用の部品(コンデンサ、コイル等)を小さくせざるを得ず、出力回路部におけるノイズ低減効果が小さくなってしまうため、出力基板の小型化は困難である。そうすると、狭い収容空間に出力基板を配置せざるを得ず、その結果、出力基板の配置作業が難しくなっている。
電力変換後の電力を出力する出力端子と、
上記主回路部と上記出力端子との間の電気経路に設けられると共に出力基板を備えた1又は複数の出力回路部と、
上記主回路部及び上記出力回路部を収容する導体からなるケースとを有し、
該ケースは、上記主回路部及び上記1又は複数の出力回路部のそれぞれを個別に収容する複数の収容空間が形成されるようにケース本体と一体的に形成された1又は複数の隔壁部を備え、
該隔壁部には、隣り合う上記収容空間を繋ぐスリットが形成されており、
少なくとも一つの上記出力回路部における上記出力基板は、基板本体と該基板本体から主面と平行に突出した突起部とを有し、かつ、上記基板本体を上記隔壁部の立設方向と直交する状態で上記収容空間の一つに配置し、上記突起部を上記隔壁部の上記スリットから隣接する他の上記収容空間に突出させた状態で配置された、突起付基板であることを特徴とする電源装置にある(請求項1)。
また、上記隔壁部は上記ケース本体と一体的に形成されているため、上記漏れ磁束の遮蔽のために、別部材としての遮蔽板を組み付けるなどの必要がない。それゆえ、電源装置の生産性を向上させることができると共に、コスト低減を図ることができる。
上記電源装置の実施例につき、図1〜図8を用いて説明する。
本例の電源装置1は、図1に示すごとく、トランス20を備えた主回路部2と、電力変換後の電力を出力する出力端子3と、主回路部2と出力端子3との間の電気経路に設けられると共に出力基板43を備えた出力回路部4と、主回路部2及び出力回路部4を収容する導体からなるケース5とを有する。本例の電源装置1は、2つの出力回路部4を備え、そのうちの一方を、第1出力回路部41といい、他方を第2出力回路部42というものとする。
隔壁部531、532には、隣り合う収容空間511、512、513を繋ぐスリット533が形成されている。
このようにして、電源装置1の出力電力が、出力端子3から出力される。
なお、出力回路部4は、コンデンサ411及びコイル412を有する第1出力回路部41と、コンデンサ421を有する第2出力回路部42とからなる。第2出力回路部42は、第1出力回路部41と出力端子3との間に電気的に介在している。
なお、本例において、第1出力回路部41の出力基板43は、突起付基板430ではない。
したがって、ケース5に出力基板43を取り付けるにあたっては、図2に示すごとく、第2出力回路部42の出力基板43(突起付基板430)を収容空間513に配置した後、図3に示すごとく、第1出力回路部41の出力基板43を収容空間512に配置する。
上記電源装置1において、ケース5は隔壁部531、532を備えている。隔壁部531、532によって複数の収容空間511、512、513が形成されて、各収容空間511、512、513に主回路部2と第1出力回路部41と第2出力回路部42とが、それぞれ個別に収容される。そして、隔壁部531はケース本体52と一体的に形成されており、導体からなる。それゆえ、主力回路部2のトランス20からの漏れ磁束は隔壁部531、532によって遮蔽され、漏れ磁束が出力回路部4に鎖交することを抑制することができる。
また、隔壁部531、532はケース本体52と一体的に形成されているため、漏れ磁束の遮蔽のために、別部材としての遮蔽板を組み付けるなどの必要がない。それゆえ、電源装置1の生産性を向上させることができると共に、コスト低減を図ることができる。
また、突起付基板430の突起部432は、厚み方向から見たとき、突起部432が突出した収容空間512に配された出力基板43の一部と重なっている。そのため、電源装置1の小型化を容易にすることができる。
本例は、図9に示すごとく、第1出力回路部41の出力基板43と第2出力回路部42の出力基板43との双方を、突起付基板430(図5参照)とした例である。
2つの突起付基板430は、いずれも、第1出力回路部41と第2出力回路部42とを隔てる隔壁部532に設けたスリット533に、突起部432を配置している。すなわち、第1出力回路部41の突起付基板430は、突起部432を隔壁部532から第2出力回路部42の収容空間513へ突出させている。また、第2出力回路部42の突起付基板430は、突起部432を隔壁部532から第1出力回路部41の収容空間512へ突出させている。
その他は、実施例1と同様である。なお、本例に関する図面において用いた符号のうち、実施例1において用いた符号と同一のものは、特に示さない限り、実施例1と同様の構成要素等を表す。
その他、実施例1と同様の作用効果を有する。
本例は、図10に示すごとく、第1出力回路部41の突起付基板430の突起部432を、主回路部2の収容空間511へ突出させた例である。
すなわち、本例においても、実施例2と同様に、第1出力回路部41の出力基板43と第2出力回路部42の出力基板43との双方を、突起付基板430(図5参照)としている。そして、第1出力回路部41の出力基板43(突起付基板430)の突起部432を、主回路部2と出力回路部4とを隔てる隔壁部531に設けたスリット533に配置すると共に、主回路部2用の収容空間511へ突出させている。
その他は、実施例1と同様である。なお、本例に関する図面において用いた符号のうち、実施例1において用いた符号と同一のものは、特に示さない限り、実施例1と同様の構成要素等を表す。
その他、実施例1と同様の作用効果を有する。
本例は、図11、図12に示すごとく、ケース5が2つの収容空間511、514を有する例である。
すなわち、本例の電源装置1において、出力回路部4は一つであり、この一つの出力回路部4が、一つの収容空間514に収容されている。出力回路部4は、例えば、実施例1における第1出力回路部41と第2出力回路部42とを一体化した構成とすることができる。すなわち、出力回路部4は、一枚の出力基板43と、これに接続されたコンデンサ及びコイル(図示略)とからなる。
その他は、実施例1と同様である。なお、本例に関する図面において用いた符号のうち、実施例1において用いた符号と同一のものは、特に示さない限り、実施例1と同様の構成要素等を表す。
本例の場合にも、実施例1と同様の作用効果を得ることができる。
2 主回路部
20 トランス
3 出力端子
4 出力回路部
43 出力基板
430 突起付基板
431 基板本体
432 突起部
5 ケース
511、512、513、514 収容空間
52 ケース本体
531、532 隔壁部
533 スリット
Claims (6)
- トランス(20)を備えた主回路部(2)と、
電力変換後の電力を出力する出力端子(3)と、
上記主回路部(2)と上記出力端子(3)との間の電気経路に設けられると共に出力基板(43)を備えた1又は複数の出力回路部(4、41、42)と、
上記主回路部(2)及び上記出力回路部(4、41、42)を収容する導体からなるケース(5)とを有し、
該ケース(5)は、上記主回路部(2)及び上記1又は複数の出力回路部(4、41、42)のそれぞれを個別に収容する複数の収容空間(511、512、513、514)が形成されるようにケース(5)本体と一体的に形成された1又は複数の隔壁部(531、532)を備え、
該隔壁部(531、532)には、隣り合う上記収容空間(511、512、513、514)を繋ぐスリット(533)が形成されており、
少なくとも一つの上記出力回路部(4、41、42)における上記出力基板(43)は、基板本体(431)と該基板本体(431)から主面と平行に突出した突起部(432)とを有し、かつ、上記基板本体(431)を上記隔壁部(531、532)の立設方向と直交する状態で上記収容空間(512、513、514)の一つに配置し、上記突起部(432)を上記隔壁部(531、532)の上記スリット(533)から隣接する他の上記収容空間(511、512、513、514)に突出させた状態で配置された、突起付基板(430)であることを特徴とする電源装置(1)。 - 請求項1に記載の電源装置(1)において、上記出力回路部(4、41、42)を複数有し、上記突起付基板(430)の上記突起部(432)は、2つの隣り合う上記出力回路部(4、41、42)を隔てる上記隔壁部(531、532)に形成された上記スリット(533)に配置されていることを特徴とする電源装置(1)。
- 請求項2に記載の電源装置(1)において、上記突起付基板(430)は、上記突起部(432)が突出した上記収容空間(512、513、514)に配された上記出力基板(43)に対して、厚み方向の位置がずれていることを特徴とする電源装置(1)。
- 請求項3に記載の電源装置(1)において、上記突起付基板(430)の上記突起部(432)は、厚み方向から見たとき、該突起部(432)が突出した上記収容空間(511、512、513、514)に配された上記出力基板(43)の一部と重なっていることを特徴とする電源装置(1)。
- 請求項1に記載の電源装置(1)において、上記突起付基板(430)の上記突起部(432)は、上記出力回路部(4、41、42)と上記主回路部(2)とを隔てる上記隔壁部(531、532)に形成された上記スリット(533)に配置されていることを特徴とする電源装置(1)。
- 請求項1〜5のいずれか一項に記載の電源装置(1)において、上記突起付基板(430)の上記突起部(432)には、接地パターン(433)が形成されていることを特徴とする電源装置(1)。
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