JP2014119182A - Humidity controller - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は調湿装置に関する。さらに詳しくは、熱交換器がファンの吸込口側に配設された調湿装置に関する。 The present invention relates to a humidity control apparatus. More specifically, the present invention relates to a humidity control apparatus in which a heat exchanger is disposed on the fan inlet side.
下記特許文献1には、空気の水分を吸着する吸着剤が担持された熱交換器によって室外空気及び室内空気の一方を除湿し他方を加湿した後、当該室外空気を室内に供給し当該室内空気を室外に排出する調湿装置が開示されている。 In the following Patent Document 1, after dehumidifying one of outdoor air and indoor air and humidifying the other with a heat exchanger carrying an adsorbent that adsorbs moisture of the air, the outdoor air is supplied indoors and the indoor air is supplied. Has been disclosed.
具体的には、図10に示されるように、直方体形状のケーシング111の一側面121には、室外空気を取り入れるための外気取入口151と、室内空気を取り入れるための内気取入口153とが形成され、また、前記一側面121の両側に隣接する他の2側面122,123には、当該室外空気を室内へ供給するための給気吹出口154と、当該室内空気を室外へ排出するための排気吹出口152とがそれぞれ形成されている。
Specifically, as shown in FIG. 10, one
ケーシングの前記一側面121に対向する他側面124の近傍には、2つのファン134,135が配置されており、それぞれの吐出口が給気吹出口154と排気吹出口152に接続されている。この2つのファン134,135の作動によって、ケーシング111内には、外気取入口151及び内気取入口153から取り入れた空気を給気吹出口154及び排気吹出口152から吹き出す空気の流れが生成される。また、2つのファン134,135の間には圧縮機127や膨張弁等が配置されている。調湿装置の制御基板等が設けられた電装品ユニット(電装品箱)は、通常、ファン134,135や圧縮機127の近傍にあるケーシング111の他側面124の外側に取り付けられている。
Two
2台の熱交換器131、132は、区画壁141、142、143、144により区画された熱交換器室145、146にそれぞれ配設されている。そして、室内空気及び室外空気の流れ方向を基準として上流側の区画壁141と下流側の区画壁143には、開閉動作によりケーシング111内の空気の流れを変更させるダンパ160a、160b及び161a、161bがそれぞれ取り付けられている。
The two
また、前記外気取入口151及び内気取入口153と、前記ダンパ160a、160bとの間の平面視矩形状のチャンバ180内にはエアフィルタ171が配設されている。このエアフィルタ171は、その表面が、前記外気取入口151及び内気取入口153からの空気の流れと略直交するように配置されている。
An
前述した調湿装置では、エアフィルタ171の表面が外気取入口151及び内気取入口153からの空気の流れと略直交するように配置されているので、両取入口151、153からの空気流がエアフィルタ171に当たる部分から横方向にずれた領域において空気流の大きな淀みが生じ、両取入口151、153からダンパ160a、160bへの空気の流れが乱れ、その結果、圧力損失が大きくなるという問題がある。具体的に、外気取入口151から吸い込まれた外気が、図10において右側の熱交換器132を通過して、給気吹出口154から空調室に吹き出される流路の場合、図10においてCで示される部分に空気流の淀みが生じ、ダンパ160bのDで示される部分の風速が他の部分に比べて大きく低下してしまう。これにより、圧力損失が大きくなってしまう。
In the humidity control apparatus described above, since the surface of the
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、エアフィルタを通過する空気流に淀みが生じるのを抑制し、圧力損失を低減させることができる調湿装置を提供することを目的としている。 The present invention has been made in view of such circumstances, and an object of the present invention is to provide a humidity control apparatus that can suppress the stagnation of the air flow passing through the air filter and reduce the pressure loss. It is said.
(1)本発明の調湿装置は、空気の水分を吸着する吸着剤が担持された熱交換器によって室外空気及び室内空気の一方を除湿し他方を加湿した後、当該室外空気を室内に供給し当該室内空気を室外に排出する調湿装置であって、
前記熱交換器は、ファンの吸込口側に配設されており、
空調室又は屋外からの吸込ダクトの前記調湿装置への入口中心と、前記熱交換器上流側のダンパ中心とが水平又は垂直方向に位置ずれすることで前記入口から前記ダンパに至る空気の通路に曲がり部が存在しており、
前記入口とダンパとの間のチャンバにエアフィルタが配設されており、
このエアフィルタは、前記吸込ダクトの中心線と直交する面に対し傾斜して配置されていることを特徴としている。
(1) The humidity control apparatus of the present invention supplies the outdoor air to the room after dehumidifying one of the outdoor air and the indoor air with a heat exchanger carrying an adsorbent that adsorbs moisture in the air and humidifying the other. A humidity control device for discharging the room air to the outside,
The heat exchanger is disposed on the inlet side of the fan,
An air passage from the inlet to the damper by shifting the center of the inlet of the suction duct from the air conditioning room or the outside to the humidity control device and the damper center upstream of the heat exchanger in the horizontal or vertical direction. There is a bend in
An air filter is disposed in the chamber between the inlet and the damper;
This air filter is characterized by being inclined with respect to a plane orthogonal to the center line of the suction duct.
本発明の調湿装置では、エアフィルタが吸込ダクトの中心線と直交する面に対し傾斜して配置されているので、当該エアフィルタに対して均一に空気をあてることが可能となり、エアフィルタの端部付近において空気の淀みが生じるのを防止することができる。その結果、ダンパ入口部における空気速度にばらつきが発生するのが抑制され、圧力損失を小さくすることができる。 In the humidity control apparatus of the present invention, since the air filter is inclined with respect to the plane orthogonal to the center line of the suction duct, air can be uniformly applied to the air filter. It is possible to prevent air stagnation in the vicinity of the end. As a result, the occurrence of variations in the air velocity at the damper inlet is suppressed, and the pressure loss can be reduced.
(2)前記(1)の調湿装置において、前記エアフィルタを、平面視でくの字状に配置することができる。吸込ダクトが並設された2つのダンパの中間付近に配設されている場合、エアフィルタを、平面視でくの字状に配置することにより、当該エアフィルタに対して均一に空気をあてることが可能となり、エアフィルタの端部付近において空気の淀みが生じるのを防止することができる。 (2) In the humidity control apparatus of (1), the air filter can be arranged in a dogleg shape in plan view. When the suction duct is arranged near the middle of two dampers arranged side by side, the air filter is arranged in a square shape in plan view so that air is uniformly applied to the air filter. It is possible to prevent air stagnation in the vicinity of the end of the air filter.
(3)前記(1)の調湿装置において、前記エアフィルタを、平面視矩形状のチャンバの対角を結ぶ線上に配置することができる。吸込ダクトが並設された2つのダンパのうち一方のダンパの略正面に配設されている場合、エアフィルタを、平面視矩形状のチャンバの対角を結ぶ線上に配置することにより、当該エアフィルタに対して均一に空気をあてることが可能となり、エアフィルタの端部付近において空気の淀みが生じるのを防止することができる。 (3) In the humidity control apparatus according to (1), the air filter can be disposed on a line connecting diagonals of a rectangular chamber in plan view. When the suction duct is disposed substantially in front of one of the two dampers provided side by side, the air filter is disposed on a line connecting the diagonals of the rectangular chamber in plan view. Air can be uniformly applied to the filter, and air stagnation can be prevented in the vicinity of the end of the air filter.
本発明の調湿装置によれば、エアフィルタを通過する空気流に淀みが生じるのを抑制し、圧力損失を低減させることができる。 According to the humidity control apparatus of the present invention, it is possible to suppress the stagnation in the air flow passing through the air filter and reduce the pressure loss.
以下、添付図面を参照しつつ、本発明の調湿装置の実施の形態を詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係る調湿装置の内部の平面説明図である。図2は、図1におけるA−A線矢視方向から見た調湿装置の内部の説明図である。図3は、図1におけるB−B線矢視方向から見た調湿装置の内部の説明図である。
本実施の形態に係る調湿装置10は、室内の換気を行いながら除湿又は加湿を行うものであり、ケーシング11と、冷媒回路12と、空気流制御機構13等を備えている。
Hereinafter, embodiments of the humidity control apparatus of the present invention will be described in detail with reference to the accompanying drawings.
FIG. 1 is an explanatory plan view of the inside of a humidity control apparatus according to an embodiment of the present invention. FIG. 2 is an explanatory diagram of the inside of the humidity control apparatus as viewed from the direction of arrows AA in FIG. FIG. 3 is an explanatory diagram of the inside of the humidity control apparatus as viewed from the direction of arrows BB in FIG.
A
ケーシング11は、平面形状が長方形で扁平な直方体の箱形に形成されている。具体的に、ケーシング11は、底板18と、天板19と、4枚の側板(第1〜第4側板)21〜24とを備えている。これら底板18、天板19、及び側板21〜24によって囲まれた空間内に冷媒回路12の一部や空気流制御機構13等が収容されている。また、ケーシング11の一側面(第1側板21の外面)には、電装品ユニット15が設けられている。なお、以下の説明においては、ケーシング11の平面形状(長方形状)における長辺に沿った方向を前後方向とし、短辺に沿った方向を左右方向とする。また、前後方向については、第1側板21側を前側とし、第4側板24側を後側とする。
The
図4は、調湿装置10の冷媒回路12を示す配管系統図である。冷媒回路12は、第1熱交換器31、四路切換弁(切換機構)26、圧縮機27、第2熱交換器32、及び電動膨張弁(膨張機構)28を冷媒配管29によって接続してなり、冷媒を循環させることによって蒸気圧縮式の冷凍サイクルを実行するように構成されている。
FIG. 4 is a piping system diagram showing the
圧縮機27は、その吐出側が四路切換弁26の第1のポートに接続され、その吸入側が四路切換弁26の第2のポートに接続されている。第1熱交換器31の一端は、四路切換弁26の第3のポートに接続されている。第1熱交換器31の他端は、電動膨張弁28に接続されている。第2熱交換器32の一端は、四路切換弁26の第4のポートに接続されている。第2熱交換器32の他端は、電動膨張弁28に接続されている。
The
圧縮機27は、いわゆる全密閉型であり、インバータによって回転数が制御される容量可変型の圧縮機とされている。
第1熱交換器31及び第2熱交換器32は、いずれも、伝熱管と多数のフィンとを備えた、いわゆるクロスフィン型のフィン・アンド・チューブ式熱交換器により構成されている。また、第1熱交換器31及び第2熱交換器32の外表面には、その概ね全面に亘ってゼオライト等の吸着剤が担持されている。
The
Each of the
四路切換弁26は、第1のポートと第3のポートが連通しかつ第2のポートと第4のポートが連通する状態(図4(a)参照)と、第1のポートと第4のポートが連通しかつ第2のポートと第3のポートが連通する状態(図4(b)参照)とに切り換え可能に構成されている。そして、冷媒回路12は、この四路切換弁26のポートの連通状態を切り換えることにより、冷媒循環方向を反転させ、第1熱交換器31が凝縮器として機能し、第2熱交換器32が蒸発器として機能する第1の冷凍サイクル動作と、第1熱交換器31が蒸発器として機能し、第2熱交換器32が凝縮器として機能する第2の冷凍サイクル動作とを行うことができる。
The four-
図1〜3に示されるように、空気流制御機構13は、ケーシング11内に室外空気及び室内空気を取り込み、それぞれ熱交換器31,32を通過させた後にケーシング11から室内及び室外に吹き出す空気流を生成するものである。具体的に、空気流制御機構13は、ケーシング11内から空気を吹き出す第1ファン34及び第2ファン35を備えている。
As shown in FIGS. 1 to 3, the air
第1ファン34及び第2ファン35は、シロッコファンにより構成されている。シロッコファンは、図1に示されるように、モータ36によって回転する多翼の羽根車37をファンケーシング38内に設けたものである。ファンケーシング38は円筒形に形成され、ファンケーシング38の側面には吸込口38bが形成され、外周面には吐出口38aが形成されている(図2〜3参照)。また、第1ファン34及び第2ファン35は、インバータ制御によって風量を調整可能に構成されている。
The
また、空気流制御機構13は、図1〜3に示されるように、第1,第2ファン34,35によってケーシング11内に取り込まれた空気の流通路を制御する複数のダンパ41〜48を備えている。このダンパ41〜48の具体的な動作については後述する。
In addition, as shown in FIGS. 1 to 3, the air
図1に示されるように、ケーシング11の第2側板22には、室外の空気をケーシング11内に取り入れるための外気取入口52と、ケーシング11から室外に空気を排出するための排気吹出口51とが形成されている。排気吹出口51は、ケーシング11の前部側に形成されており、外気取入口52は、ケーシング11の前後方向の略中央部に形成されている。そして、排気吹出口51の近傍には、排気吹出用の第1ファン34が配置されている。排気吹出口51と外気取入口52とには、それぞれダクトD1,D2の一端が接続され、これらのダクトD1,D2の他端側は室外(屋外)に接続されている。
As shown in FIG. 1, the
ケーシング11の第3側板23には、室内の空気をケーシング11内に取り入れるための内気取入口54と、ケーシング11から室内に空気を供給するための給気吹出口53とが形成されている。給気吹出口53は、ケーシング11の前部側に形成されており、内気取入口54は、ケーシング11の前後方向の略中央部に形成されている。そして、給気吹出口53の近傍には、給気吹出用の第2ファン35が配置されている。給気吹出口53と内気取入口54とには、それぞれダクトD3,D4の一端が接続され、これらのダクトD3,D4の他端側は室内に接続されている。
The
以上の構成により、室外と室内とは、ダクトD1〜D4及びケーシング11を介して相互に連通されている。
なお、以下の説明においては、図1に示されるように、外気取入口52からケーシング11内に取り入れられる空気をOA、内気取入口54からケーシング11内に取り入れられる空気をRA、排気吹出口51からケーシング11外へ排出される空気をEA、給気吹出口53からケーシング11外へ排出される空気をSAと表記することがある。
With the above configuration, the outdoor and indoor spaces communicate with each other via the ducts D1 to D4 and the
In the following description, as shown in FIG. 1, the air taken into the
図1に示されるように、ケーシング11の内部には、第1ファン34及び第2ファン35が配置される送風室56a,56bと、その後方の空間とを区画する第1区画壁61が設けられている。また送風室56a,56bは、第2区画壁62によって、排気吹出用の第1ファン34が配置される第1送風室56aと、給気吹出用の第2ファン35が配置される第2送風室56bとに区画されている。第2送風室56bは第1送風室56aよりも左右方向に広く形成されている。
As shown in FIG. 1, a
第1ファン34と第2ファン35との間における第2送風室56b内のスペースSには、冷媒回路12を構成する電動膨張弁28や四路切換弁26等(図4参照)が配置されている。このスペースSから第1側板21を貫通して引き出された冷媒配管29には、ケーシング11の外部に設置された圧縮機27が接続されている。ただし、圧縮機27はケーシング11内のスペースSに配置されていてもよい。
In the space S in the
ケーシング11内における第1,第2送風室56a,56bの後方には、熱交換器室57,58と空気流通路59,60とが形成されている。具体的に、第1区画壁61の後方には、前後方向に沿って延びる第3区画壁63と第4区画壁64とが左右方向に並べて設けられている。第3区画壁63及び第4区画壁64の前端は第1区画壁61に接続され、後端は第4側板24に接続されている。第3区画壁63と第4区画壁64との間には、第1,第2熱交換器31,32が配置される熱交換器室57,58が形成されている。第3区画壁63と第2側板22との間、及び、第4区画壁64と第3側板23との間には、それぞれ第1空気流通路59及び第2空気流通路60が形成されている。
熱交換器室57,58は、第5区画壁65によって前後に区画されている。そして、前側の第1熱交換器室57には第1熱交換器31が配置され、後側の第2熱交換器室58には第2熱交換器32が配置されている。本実施の形態では、第1熱交換器31及び第2熱交換器32は、図7及び図8に示されるように、それぞれ第1空気流通路59側が第2空気流通路60側よりも高くなるように傾斜した姿勢で配置されている。そのため、第1及び第2熱交換器室57,58内の空気流は、第1及び第2熱交換器31,32を左右方向かつ上下方向に流通するようになっている。このように第1及び第2熱交換器31,32を傾斜した姿勢で配置することで、空気の流通面積を拡大し、熱交換効率の向上及び吸着剤による水分の吸着効率の向上を図ることができる。
The
図2に示されるように、第1空気流通路59は、第6区画壁66によって上下2段に区画されている。排気吹出口51の近傍に配置された排気吹出用の第1ファン34は、その吸込口38bが下段側の第1空気流通路59bに接続されている。また、外気取入口52は、上段側の第1空気流通路59aに連通している。そして、調湿装置10への外気の入口である外気取入口52と、熱交換器31、32の上流側のダンパ43、44との間のチャンバである、上段側の第1空気流通路59aには、エアフィルタ71が配設されている。このエアフィルタ71は、吸込ダクトであるダクトD2の中心線と直交する面に対し傾斜して配置されている。換言すれば、エアフィルタ71は、平面視が矩形状である第1空気流通路59aの対角を結ぶ線上に位置するように配置されている。
As shown in FIG. 2, the first
図3に示されるように、第2空気流通路60は、第7区画壁67によって上下2段に区画されている。給気吹出口53の近傍に配置された給気吹出用の第2ファン35は、その吸込口38bが上段側の第2空気流通路60aに接続されている。また、内気取入口54は、下段側の第2空気流通路60bに連通している。そして、調湿装置10への内気(RA)の入口である内気取入口54と、熱交換器31、32の上流側のダンパ47、48との間のチャンバである、下段側の第2空気流通路60bには、エアフィルタ71が配設されている。このエアフィルタ71は、吸込ダクトであるダクトD4の中心線と直交する面に対し傾斜して配置されている。換言すれば、エアフィルタ71は、平面視が矩形状である第2空気流通路60bの対角を結ぶ線上に位置するように配置されている。
As shown in FIG. 3, the second
第1側板21の前面に配置された電装品ユニット15は、電装品箱内に、調湿装置10全体の制御基板、圧縮機27や第1,第2ファン34,35の制御基板(インバータ基板)等の電気部品を収容してなる。この電装品ユニット15の点検や部品交換等を行うため、ケーシング11の前方にはメンテナンス用の作業スペースが形成される。また、第1,第2ファン34,35に対するメンテナンスや冷媒回路12における膨張弁28や四路切換弁26等のメンテナンスも第1側板21を取り外すことによってケーシング11の前方の作業スペースにおいて行うことができる。
The
すなわち、本実施の形態では、電装品ユニット15、第1,第2ファン34,35、及び冷媒回路12の一部28,26がケーシング11の一側部である前部側の領域(第1側板21の近傍の領域)に集中して配置されているので、これらのメンテナンスのための作業スペースもケーシング11の前側に集中して形成することができる。その結果、当該作業スペースをケーシング11の周囲に分散して形成する場合に比べて、作業スペース全体の平面的な面積を可及的に小さくすることができるとともに、調湿装置10の周囲全体に広くスペースを確保する必要がなくなるので、調湿装置10の設置場所の制約が少なくなり、調湿装置10の設置の自由度を高めることができる。
That is, in the present embodiment, the
また、排気吹出口51及び外気取入口52は、ケーシング11の第2側板22に形成され、給気吹出口53及び内気取入口54は、ケーシング11の第3側板23に形成されている。そのため、第2側板22及び第3側板23の周囲にはダクトD1〜D4を配設するためのスペースを確保する必要がある。一方、ケーシング11の第4側板24には、開口も形成されず、部品も設けられていないので、第4側板24の周囲には特にスペースを確保する必要がない。そのため、第4側板24を建物の壁際等に配置するような調湿装置10の設置が可能となり、これによっても調湿装置10の設置場所の制約を少なくし、設置の自由度を高めることができる。
Further, the
また、第2側板22に形成された排気吹出口51及び外気取入口52には、それぞれ室外へ向けて配設されるダクトD1,D2が接続されている。第3側板23に形成された給気吹出口53及び内気取入口54には、それぞれ室内に向けて配設されるダクトD3,D4が接続されている。したがって、いずれのダクトD1〜D4も、同一の場所へ向けて配設されるものがケーシング11の同一の側板22,23に接続されている。このような構成によって、ダクトの曲げ回数を少なくする等、配設経路を簡素化することができ、ダクトの設置に要するスペースを小さくすることができる。
In addition, ducts D1 and D2 disposed toward the outside of the room are connected to the
図2に示されるように、第3区画壁63には、4つの通気口81〜84が前後上下に並べて形成されている。これらの通気口81〜84は、それぞれダンパ41〜44によって開閉可能に構成されている。
また、図3に示されるように、第4区画壁64には、4つの通気口85〜88が前後上下に並べて形成されている。これらの通気口85〜88は、それぞれダンパ45〜48によって開閉可能に構成されている。
As shown in FIG. 2, four
As shown in FIG. 3, four
図2に示されるように、第3区画壁63に形成された上段側の通気口83,84は、上段側の第1空気流通路59aに連通している。また、下段側の通気口81,82は、下段側の第1空気流通路59bに連通している。
図3に示されるように、第4区画壁64に形成された上段側の通気口85,86は、上段側の第2空気流通路60aに連通している。また、下段側の通気口87,88は、下段側の第2空気流通路60bに連通している。
As shown in FIG. 2, the upper vent holes 83 and 84 formed in the
As shown in FIG. 3, the upper vent holes 85, 86 formed in the
また、第3,第4区画壁63,64に形成された通気口81〜88のうち、前側に配置された4つの通気口81,83,85,87は、前側の第1熱交換器室57(図1参照)に連通し、後側に配置された4つの通気口82,84,86,88は、後側の第2熱交換器室58(図1参照)に連通している。
Of the
次に、ダンパ41〜48の具体的な開閉動作とケーシング11内の空気流について説明する。各ダンパ41〜48は、次の開閉パターンに従って開閉動作を行う。
図2に示されるように、第3区画壁63に設けられたダンパ41〜44のうち、上段側の前後のダンパ43,44は交互に開閉し(一方が開いたときに他方が閉じ、他方が開いたときに一方が閉じる)、同様に、下段側の前後のダンパ41,42も交互に開閉する。また、図3に示されるように、第4区画壁64に設けられたダンパ45〜48のうち、上段側の前後のダンパ45,46は交互に開閉し、下段側の前後のダンパ47,48も交互に開閉する。
Next, specific opening / closing operations of the
2, among the
また、第3,第4区画壁63,64に設けられた下段側のダンパ41,42,47,48のうち、前側に配置された2つのダンパ41,47が組となって同時に開閉し(一方が開いたときに他方も開き、一方が閉じたときに他方も閉じる)、後側に配置された2つのダンパ42,48が組となって同時に開閉する。
同様に、第3,第4区画壁63,64に設けられた上段側のダンパ43,44,45,46のうち、前側に配置された2つのダンパ43,45が組となって同時に開閉し、後側に配置された2つのダンパ44,46が組となって同時に開閉する。
Of the
Similarly, of the
そして、本実施の形態では、以上のようなダンパ41〜48の開閉パターンの組み合わせによって、図5に示される態様と、図6に示される態様とに空気流が切り換えられる。
図5に示される態様は、第1ファン34によって内気取入口54から取り入れられた室内空気が第1熱交換器室57を通過して排気吹出口51から排出され、第2ファン35によって外気取入口52から取り入れられた室外空気が第2熱交換器室58を通過して給気吹出口52から排出される態様である。また、図6に示される態様は、第1ファン34によって内気取入口54から取り入れられた室内空気が第2熱交換器室58を通過して排気吹出口51から排出され、第2ファン35によって外気取入口52から取り入れられた室外空気が第1熱交換器室57を通過して給気吹出口53から排出される態様である。
In the present embodiment, the air flow is switched between the mode shown in FIG. 5 and the mode shown in FIG. 6 by the combination of the opening and closing patterns of the
In the embodiment shown in FIG. 5, the indoor air taken in from the
図7は、図5に示される空気流の態様に対応した、第1,第2空気流通路59,60と第1,第2熱交換器室57,58との間の空気流れを示す説明図である。
図7(a)に示されるように、内気取入口54から下段側の第2空気流通路60bに流入した空気流は、エアフィルタ71を通過し、第4区画壁64の下段前側に形成された通気口87を介して第1熱交換器室57に流入する。その後、当該空気流は、第1熱交換器31を通過し、第3区画壁63の下段前側に形成された通気口81を介して下段側の第1空気流通路59bに流入し、排気吹出口51から室外に排出される。
FIG. 7 is an explanatory diagram showing the air flow between the first and second
As shown in FIG. 7A, the air flow that has flowed into the second
この場合、本実施の形態では、エアフィルタ71が吸込ダクトであるダクトD4の中心線と直交する面に対し傾斜して配置されているので、当該エアフィルタ71に対して均一に空気をあてることが可能となり、エアフィルタ71の端部付近において空気の淀みが生じるのを防止することができる。その結果、通気口87に配設されたダンパ47の入口部における空気速度にばらつきが発生するのが抑制され、圧力損失を小さくすることができる。
In this case, in the present embodiment, since the
同時に、図7(b)に示されるように、外気取入口52から上段側の第1空気流通路59aに流入した空気流は、第3区画壁63の上段後側に形成された通気口84を介して第2熱交換器室58に流入する。その後、当該空気流は、第2熱交換器32を通過し、第4区画壁64の上段後側に形成された通気口86を介して上段側の第2空気流通路60aに流入し、給気吹出口53から室内に供給される。
At the same time, as shown in FIG. 7 (b), the airflow that flows into the
この場合も、本実施の形態では、エアフィルタ71が吸込ダクトであるダクトD2の中心線と直交する面に対し傾斜して配置されているので、当該エアフィルタ71に対して均一に空気をあてることが可能となり、エアフィルタ71の端部付近において空気の淀みが生じるのを防止することができる。その結果、通気口84に配設されたダンパ44の入口部における空気速度にばらつきが発生するのが抑制され、圧力損失を小さくすることができる。
In this case as well, in the present embodiment, the
図8は、図6に示される空気流の態様に対応した、第1,第2空気流通路59,60と第1,第2熱交換器室57,58との間の空気の流れを示す説明図である。
図8(a)に示されるように、内気取入口54から下段側の第2空気流通路60bに流入した空気流は、エアフィルタ71を通過し、第4区画壁64の下段後側に形成された通気口88を介して第2熱交換器室58に流入する。その後、当該空気流は、第2熱交換器32を通過し、第3区画壁63の下段後側に形成された通気口82を介して下段側の第1空気流通路59bに流入し、排気吹出口51から室外に排出される。
FIG. 8 shows the air flow between the first and second
As shown in FIG. 8A, the air flow that has flowed into the second
この場合、本実施の形態では、エアフィルタ71が吸込ダクトであるダクトD4の中心線と直交する面に対し傾斜して配置されているので、当該エアフィルタ71に対して均一に空気をあてることが可能となり、エアフィルタ71の端部付近において空気の淀みが生じるのを防止することができる。その結果、通気口88に配設されたダンパ48の入口部における空気速度にばらつきが発生するのが抑制され、圧力損失を小さくすることができる。
In this case, in the present embodiment, since the
同時に、図8(b)に示されるように、外気取入口52から上段側の第1空気流通路59aに流入した空気流は、エアフィルタ71を通過し、第3区画壁63の上段前側に形成された通気口83を介して第1熱交換器室57に流入する。その後、当該空気流は、第1熱交換器31を通過し、第4区画壁64の上段前側に形成された通気口85を介して上段側の第2空気流通路60aに流入し、給気吹出口53から室内に供給される。
At the same time, as shown in FIG. 8 (b), the air flow that has flowed into the first
この場合も、本実施の形態では、エアフィルタ71が吸込ダクトであるダクトD2の中心線と直交する面に対し傾斜して配置されているので、当該エアフィルタ71に対して均一に空気をあてることが可能となり、エアフィルタ71の端部付近において空気の淀みが生じるのを防止することができる。その結果、通気口83に配設されたダンパ43の入口部における空気速度にばらつきが発生するのが抑制され、圧力損失を小さくすることができる。
In this case as well, in the present embodiment, the
図5及び図7に示される空気流の態様と図6及び図8に示される空気流の態様とは、図4に示される冷媒循環方向の切換動作(第1及び第2の冷凍サイクル動作)に合わせて所定時間毎(例えば、3分毎)に交互に繰り返して実行される。これによって調湿装置10は、除湿運転と加湿運転とを行うことが可能となっている。
The air flow mode shown in FIGS. 5 and 7 and the air flow mode shown in FIGS. 6 and 8 are the refrigerant circulation direction switching operation shown in FIG. 4 (first and second refrigeration cycle operations). In accordance with the above, it is repeatedly executed every predetermined time (for example, every 3 minutes). Thereby, the
(加湿運転の説明)
まず、加湿運転について説明する。第1の冷凍サイクル動作は、図4(a)に示されるように、圧縮機27から吐出された冷媒が、第1熱交換器31で放熱して凝縮し、その後に電動膨張弁28へ送られて減圧される。減圧された冷媒は、第2熱交換器32で吸熱して蒸発し、その後に圧縮機27に吸入されて圧縮され、再び吐出される。したがって、第1の冷凍サイクル動作では、第1熱交換器31が凝縮器として機能し、第2熱交換器32が蒸発器として機能する。
(Explanation of humidification operation)
First, the humidification operation will be described. In the first refrigeration cycle operation, as shown in FIG. 4A, the refrigerant discharged from the
このとき、図6及び図8に示されるように、外気取入口52から取り入れられた室外空気OAは第1熱交換器31を通過し、熱交換後の空気SAが給気吹出口53から供給される。また、内気取入口54から取り入れられた室内空気RAは第2熱交換器32を通過し、熱交換後の空気EAが排気吹出口51から排出される。具体的に、凝縮器としての第1熱交換器31においては、吸着剤に吸着されていた水分が冷媒の熱によって脱離し、室外空気OAに取り込まれる。これにより、第1熱交換器31の吸着剤が再生されるとともに、室外空気OAが加湿され、加湿後の空気SAが給気吹出口53から室内に供給される。また、蒸発器としての第2熱交換器32においては、冷媒の吸熱によって室内空気RAに含まれる水分が吸着剤に吸着(回収)され、室内空気RAが除湿される。除湿後の空気EAは排気吹出口51から室外に排出される。
At this time, as shown in FIGS. 6 and 8, the outdoor air OA taken from the
第2の冷凍サイクル動作は、図4(b)に示されるように、圧縮機27から吐出された冷媒が、第2熱交換器32で放熱して凝縮し、その後に電動膨張弁28へ送られて減圧される。減圧された冷媒は、第1熱交換器31で吸熱して蒸発し、その後に圧縮機27へ吸入されて圧縮され、再び吐出される。したがって、第2の冷凍サイクル動作では、第1熱交換器31が蒸発器として機能し、第2熱交換器32が凝縮器として機能する。
In the second refrigeration cycle operation, as shown in FIG. 4B, the refrigerant discharged from the
このとき、図5及び図7に示されるように、外気取入口52から取り入れられた室外空気OAは第2熱交換器32を通過し、熱交換後の空気SAが給気吹出口53から供給される。内気取入口54から取り入れられた室内空気RAは第1熱交換器31を通過し、熱交換後の空気EAが排気吹出口51から排出される。具体的に、凝縮器としての第2熱交換器32においては、吸着剤に吸着されていた水分が冷媒の熱によって脱離し、室外空気OAに取り込まれる。これにより、第2熱交換器32の吸着剤が再生されるとともに、室外空気OAが加湿され、加湿後の空気SAは給気吹出口53から室内に供給される。また、蒸発器としての第1熱交換器31においては、冷媒の吸熱によって室内空気RAに含まれる水分が吸着剤に吸着(回収)され、室内空気OAが除湿される。除湿後の空気EAは、排気吹出口51から室外に排出される。
At this time, as shown in FIGS. 5 and 7, the outdoor air OA taken in from the
(除湿運転の説明)
次に、除湿運転について説明する。図4(a)に示される第1冷凍サイクル動作では、第1熱交換器31が凝縮器として機能し、第2熱交換器32が蒸発器として機能する。このとき、図5及び図7に示されるように、外気取入口52から取り入れられた室外空気OAは第2熱交換器32を通過し、熱交換後の空気SAが給気吹出口53から供給される。内気取入口54から取り入れられた室内空気RAは第1熱交換器31を通過し、熱交換後の空気EAが排気吹出口51から排出される。具体的に、凝縮器としての第1熱交換器31においては、吸着剤に吸着されていた水分が冷媒の熱によって脱離し、室内空気RAに取り込まれる。これにより、吸着剤が再生されるとともに室内空気RAが加湿され、加湿後の空気EAが排気吹出口51から室外に排出される。また、蒸発器としての第2熱交換器32においては、冷媒の吸熱によって室外空気OAに含まれる水分が吸着剤に吸着(回収)され、室外空気OAが除湿される。除湿後の空気SAは、給気吹出口53から室内へ供給される。
(Description of dehumidification operation)
Next, the dehumidifying operation will be described. In the first refrigeration cycle operation shown in FIG. 4A, the
図4(b)に示される第2の冷凍サイクル動作では、第1熱交換器31が蒸発器として機能し、第2熱交換器32が凝縮器として機能する。このとき、図6及び図8に示されるように、外気取入口52から取り入れられた室外空気OAは第1熱交換器31を通過し、熱交換後の空気SAが給気吹出口53から供給される。内気取入口54から取り入れられた室内空気RAは第2熱交換器32を通過し、熱交換後の空気EAが排気吹出口51から排出される。具体的に、凝縮器としての第2熱交換器32においては、吸着剤に吸着されていた水分が冷媒の熱によって脱離し、室内空気RAに取り込まれる。これにより、吸着剤が再生されるとともに室内空気RAが加湿され、加湿後の空気EAが排気吹出口51から室外に排出される。また、蒸発器としての第1熱交換器31においては、冷媒の吸熱によって室外空気oAに含まれる水分が吸着剤に吸着(回収)され、室外空気OAが除湿される。除湿後の空気SAは、給気吹出口53から室内へ供給される。
In the second refrigeration cycle operation shown in FIG. 4B, the
〔その他の変形例〕
本発明は、前述した実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内において適宜変更することができる。
例えば、前述した実施の形態では、エアフィルタを平面視矩形状の空気流通路(チャンバ)の対角を結ぶ線上に配置しているが、当該エアフィルタの平面形状は適宜変更可能である。前述した実施の形態では、吸込ダクトが前記チャンバの片側に寄った位置に配設されていることから、平面視矩形状のチャンバの対角を結ぶ線上にエアフィルタを配置しているが、図9に示されるように、吸込ダクトであるダクトD2、D4が平面視矩形状のチャンバの長手方向の中央付近、換言すれば当該チャンバと連通し且つ併設された2つの通気口にそれぞれ設けられたダンパの中央付近にダクトD2、D4が配設されている場合、エアフィルタを平面視でくの字状に配置することができる。エアフィルタ71を平面視でくの字状に配置することにより、空気流通路の対角を結ぶ線上に配置するよりも当該エアフィルタ71に対して均一に空気をあてることが可能となり、エアフィルタ71の端部付近において空気の淀みが生じるのを防止することができる。なお、図9において、図1に示されるものと同一の構成ないし要素については、図1と同一の符号を付している。そして、それらについての説明は、重複するので省略する。
[Other variations]
The present invention is not limited to the above-described embodiments, and can be appropriately changed within the scope of the invention described in the claims.
For example, in the above-described embodiment, the air filter is disposed on a line connecting diagonals of the air flow passages (chambers) that are rectangular in plan view, but the planar shape of the air filter can be changed as appropriate. In the above-described embodiment, since the suction duct is disposed at a position close to one side of the chamber, the air filter is disposed on the line connecting the diagonals of the rectangular chamber in plan view. As shown in FIG. 9, the ducts D2 and D4, which are suction ducts, are provided in the vicinity of the center in the longitudinal direction of the rectangular chamber in plan view, in other words, in the two vent holes that communicate with the chamber and are provided side by side. When the ducts D2 and D4 are disposed near the center of the damper, the air filter can be disposed in a dogleg shape in plan view. By arranging the
10 :調湿装置
11 :ケーシング
31 :第1熱交換器
32 :第2熱交換器
34 :第1ファン
35 :第2ファン
51 :外気取入口
52 :排気吹出口
53 :内気取入口
54 :給気吹出口
57 :第1熱交換器室
58 :第2熱交換器室
63 :第3区画壁
64 :第4区画壁
71 :エアフィルタ
DESCRIPTION OF SYMBOLS 10: Humidity control apparatus 11: Casing 31: 1st heat exchanger 32: 2nd heat exchanger 34: 1st fan 35: 2nd fan 51: Outside air inlet 52: Exhaust air outlet 53: Inside air inlet 54: Supply Air outlet 57: first heat exchanger chamber 58: second heat exchanger chamber 63: third partition wall 64: fourth partition wall 71: air filter
Claims (3)
前記熱交換器(31,32)は、ファンの吸込口側に配設されており、
空調室又は屋外からの吸込ダクトの前記調湿装置(10)への入口中心と、前記熱交換器(31、32)上流側のダンパ中心とが水平又は垂直方向に位置ずれすることで前記入口から前記ダンパに至る空気の通路に曲がり部が存在しており、
前記入口とダンパとの間のチャンバにエアフィルタが配設されており、
このエアフィルタは、前記吸込ダクトの中心線と直交する面に対し傾斜して配置されていることを特徴とする調湿装置(10)。 One of the outdoor air and the indoor air is dehumidified by the heat exchanger (31, 32) carrying an adsorbent that adsorbs moisture in the air, and the other is humidified. Then, the outdoor air is supplied indoors, and the indoor air is discharged outdoors. A humidity control device (10) for discharging
The heat exchanger (31, 32) is arranged on the fan inlet side,
The inlet center of the suction duct from the air-conditioning room or the outside to the humidity control device (10) and the damper center upstream of the heat exchanger (31, 32) are displaced in the horizontal or vertical direction, thereby the inlet. There is a bend in the air passage from the to the damper,
An air filter is disposed in the chamber between the inlet and the damper;
The air conditioner (10), wherein the air filter is disposed to be inclined with respect to a plane orthogonal to the center line of the suction duct.
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