JP2014117301A - Pachinko game machine - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、遊技領域を転動する遊技球を一時的に保留すると共に前記保留した遊技球を遊技者の操作により再び前記遊技領域へ放出する保留装置を具備するパチンコ遊技機の技術に関する。 The present invention relates to a technique of a pachinko gaming machine including a holding device that temporarily holds a game ball rolling in a game area and releases the held game ball to the game area again by a player's operation.
従来、遊技球が転動する遊技領域と、前記遊技領域に配設され、前記遊技領域を転動する遊技球を一時的に保留すると共に前記保留した遊技球を遊技者の操作により再び前記遊技領域へ放出する保留装置と、を具備するパチンコ遊技機の技術は公知となっている。例えば、特許文献1に記載の如くである。 Conventionally, a game area in which a game ball rolls and a game ball that is arranged in the game area and rolls in the game area are temporarily held, and the held game ball is again operated by a player's operation. The technology of a pachinko gaming machine having a holding device that discharges to an area is known. For example, as described in Patent Document 1.
特許文献1に記載のパチンコ遊技機(パチンコ機)は、遊技球が転動する遊技領域と、前記遊技領域に配設され、前記遊技領域を転動する遊技球を一時的に保留すると共に前記保留した遊技球を遊技者の操作により再び前記遊技領域へ放出する保留装置(停留機構)と、を具備する。 A pachinko gaming machine (pachinko machine) described in Patent Document 1 is provided in a gaming area in which a gaming ball rolls, and in the gaming area, temporarily holds the gaming ball that rolls in the gaming area, and A holding device (holding mechanism) for releasing the held game ball to the game area again by the player's operation.
このような構成により、前記パチンコ遊技機においては、保留装置を用いて遊技領域を転動する遊技球を一時的に保留すると共に前記保留した遊技球を遊技者の操作により再び前記遊技領域へ落下(放出)させ、前記落下させた遊技球を前記保留装置の真下方に配設された所定の入賞口に入賞させることができる。 With such a configuration, in the pachinko gaming machine, the holding ball is used to temporarily hold the game ball that rolls in the game area, and the held game ball is dropped again into the game area by a player's operation. (Release) and the dropped game ball can be awarded in a predetermined winning opening provided just below the holding device.
しかしながら、特許文献1に記載された技術においては、保留装置を用いて落下させた遊技球を前記保留装置の真下方に配設された所定の入賞口に入賞させるだけであり、遊技者の興趣を高めることができない点で問題であった。 However, in the technique described in Patent Document 1, the game ball dropped by using the holding device is merely awarded to a predetermined winning opening provided just below the holding device, and the player's interest It was a problem in that it could not be raised.
本発明は、上記のような問題点に鑑みてなされたものであり、その解決しようとする課題は、保留装置を用いて遊技者の興趣を高めることができるパチンコ遊技機を提供することである。 The present invention has been made in view of the above-described problems, and a problem to be solved is to provide a pachinko gaming machine that can enhance the interest of a player using a holding device. .
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。 The problem to be solved by the present invention is as described above. Next, means for solving the problem will be described.
即ち、請求項1においては、遊技球が転動する遊技領域と、前記遊技領域に配設され、前記遊技領域を転動する遊技球を一時的に保留すると共に前記保留した遊技球を遊技者の操作により再び前記遊技領域へ放出する保留装置と、前記遊技領域に設けられ、前記保留装置よりも下方であって前記保留装置よりも前後及び/又は左右方向にずれた位置に配置される特定入球口と、を具備し、遊技者の操作のタイミングにより、前記保留装置から放出された一の遊技球を前記遊技領域を転動している他の遊技球に衝突させて前記一の遊技球及び/又は前記他の遊技球の転動状態を変化させ、前記一の遊技球及び/又は前記他の遊技球を前記特定入球口へ向けて転動させることができるものである。 That is, in claim 1, a game area in which a game ball rolls and a game ball that is arranged in the game area and rolls in the game area are temporarily held and the held game ball is held by a player A holding device that is released again to the gaming area by the operation of the above, and a specification that is provided in the gaming area and that is located below the holding device and shifted in the front-rear and / or left-right direction from the holding device The one game ball released from the holding device and colliding with another game ball rolling in the game area at the timing of the player's operation. The rolling state of the ball and / or the other game ball can be changed to roll the one game ball and / or the other game ball toward the specific entrance.
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。 As effects of the present invention, the following effects can be obtained.
請求項1においては、保留装置を用いて遊技者の興趣を高めることができる。 In claim 1, the interest of the player can be enhanced by using the holding device.
まず、本発明の第一実施形態に係る遊技機1の全体的な構成について、図面を用いて説明する。
なお、以下の説明では、遊技機1を遊技者から見て、手前側を遊技機1の前側とし、奥側を遊技機1の後側として、前後方向を規定する。また、遊技機1を遊技者から見て、左手側を遊技機1の左側とし、右手側を遊技機1の右側として、左右方向を規定する。
First, the overall configuration of the gaming machine 1 according to the first embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings.
In the following description, when the gaming machine 1 is viewed from the player, the front side is defined as the front side of the gaming machine 1 and the back side is defined as the rear side of the gaming machine 1 to define the front-rear direction. Further, when the gaming machine 1 is viewed from the player, the left and right directions are defined with the left hand side as the left side of the gaming machine 1 and the right hand side as the right side of the gaming machine 1.
遊技機1は、図1から図3が示すように、主として、外枠2と、中枠3と、窓枠4と、により構成される枠体に、各種の遊技部品が取り付けられて形成される。
As shown in FIGS. 1 to 3, the gaming machine 1 is mainly formed by attaching various gaming parts to a frame constituted by an
外枠2は、遊技機1の外郭を成し、前後面が開口された略四角筒状に形成される枠体である。外枠2は、パチンコホール等の遊技場に設けられた台島に設置される。外枠2には、中枠3が設けられる。
The
中枠3は、前後面が開口された略四角筒状に形成される枠体である。中枠3は、外枠2の前側の開口部にヒンジ等の軸支部材を介して回動可能に支持される。中枠3には、窓枠4と、下皿ユニット5と、遊技盤6と、が設けられる。
The middle frame 3 is a frame formed in a substantially rectangular tube shape with front and rear surfaces opened. The middle frame 3 is rotatably supported by a front opening of the
窓枠4は、中央が開口された略平板状に形成される枠体である。窓枠4は、正面視で中枠3の下部を除く略全面に渡って配置される。窓枠4は、中枠3の前側の開口部にヒンジ部材を介して回動可能に支持される。窓枠4の中央には、正面視で略円形状の窓枠開口部7が形成される。窓枠開口部7は、透明板8により被覆される。窓枠開口部7の下部には、発射前の遊技球が貯溜される上皿9と、後述する保留装置100の操作ボタン10と、が配設される。窓枠開口部7の左右上方には、スピーカ11がそれぞれ配設される。
The window frame 4 is a frame formed in a substantially flat plate shape with an opening at the center. The window frame 4 is arranged over substantially the entire surface except for the lower part of the middle frame 3 in a front view. The window frame 4 is rotatably supported by a front opening of the middle frame 3 via a hinge member. A substantially circular
下皿ユニット5は、中枠3の下部であって窓枠4の下方に取り付けられる。下皿ユニット5の中央には、上皿9から溢れた遊技球が貯溜される下皿12が配設される。下皿ユニット5の右部であって下皿12の右方には、発射ハンドル13が配設される。発射ハンドル13は、遊技者の回動操作により上皿9に貯溜された遊技球を発射可能に構成される。
The
遊技盤6は、遊技球が転動する領域(以下では、「遊技領域14」と称する。)が形成される部材である。遊技盤6は、窓枠4の後方であって、正面視で中枠3の下部を除く略全面に渡って配置される。遊技盤6は、中枠3に着脱可能に取り付けられる。なお、遊技盤6の遊技領域14は、窓枠4の窓枠開口部7の後方に配置され、前方から透明板8を介して視認可能に構成される。
The game board 6 is a member in which a region where the game ball rolls (hereinafter referred to as “
次に、遊技盤6の構成について、図3及び図4を用いてさらに詳細に説明する。 Next, the configuration of the game board 6 will be described in more detail with reference to FIGS.
遊技盤6は、図3に示すように、遊技板20と、ガイドレール21と、センター役物22と、図柄表示装置23と、可変入賞装置24と、上入賞口25と、一般入賞口26と、大入賞装置27と、アウト口28と、保留装置100等により構成される。
As shown in FIG. 3, the gaming board 6 includes a
遊技板20は、四隅が適宜に切り欠けられた略平板状に形成される部材である。遊技板20には、遊技盤6を構成する各種の遊技部品が取り付けられる。遊技板20は、アクリル樹脂やポリカーボネート(PC)等の透過性を有する部材によって形成される。遊技板20の前側面には、前記遊技領域14と、前記遊技領域14に放出される遊技球が誘導される領域(以下では、「誘導路30」と称する。)とが、ガイドレール21により区画形成される。遊技領域14には、複数の遊技釘Nが植設される(図6参照)。
The
ガイドレール21は、正面視で略円弧状に形成される金属製の帯状の部材である。ガイドレール21は、遊技板20の前側面に正面視で略円形状となるように配置される。ガイドレール21は、遊技板20から短手方向を前後方向として前方へ向けて突出される。なお、遊技板20の略中央に、ガイドレール21により略円形状に区画形成された領域が、前記遊技領域14として構成される。また、遊技板20の左部にガイドレール21により略弓形状に区画形成された領域が、前記誘導路30として構成される。誘導路30により誘導された遊技球は、遊技領域14の左上端部に形成された放出口31から、前記遊技領域14に放出される。
The
センター役物22は、その外観により遊技板20を装飾する部材である。センター役物22は正面視で略環状であって、その中央にセンター開口部32が前後方向に貫通して形成される。センター役物22は、遊技板20を前後方向に貫通するように前記遊技板20の中央から上部に渡って形成される孔に前方から挿入され、ボルト等により取り付けられる。センター役物22には、ステージ33と、ワープ通路34と、が設けられる。
The
ステージ33は、センター役物22の下部に配置される。ステージ33は、概ね左右方向に延出された台状に形成され、遊技球が転動可能に構成される。ステージ33には、前記ステージ33の一部を切り欠いた中央切り欠き部35と、左・右切り欠き部36L・36Rと、が設けられる。これによって、ステージ33を転動する遊技球は、その転動速度が遅くなると、中央切り欠き部35及び左・右切り欠き部36L・36Rの何れかの切り欠き部から前下方に落下し、再び遊技領域14を転動することになる。なお、中央切り欠き部35から落下した遊技球は、真下方に配置された後述する上入賞口25へ向けて転動する。
The
ワープ通路34は、センター役物22の左下部に配置される。ワープ通路34は、概ね上下方向に延出された筒状に形成され、その内部を球技球が通過可能に構成される。ワープ通路34の上端部には、前記ワープ通路34への遊技球の入り口となる入球口37が、左方の遊技領域14を臨むように開口される。また、ワープ通路34の下端部には、前記ワープ通路34からの遊技球の出口となる排球口38が、右方のステージ33を臨むように開口される。このような構成により、ワープ通路34は、センター役物22の左方で転動する遊技球を、入球口37及び排球口38を介してステージ33上に転動させることができ、ひいては上入賞口25に入賞させ易くすることができる。
The
なお、遊技機1において、ワープ通路34の入球口37は、本発明に係る「特定入球口」の一実施形態である。また、保留装置100は、本発明に係る「保留装置」の一実施形態である。そして、図3に示すように、入球口37は、保留装置100(より詳細には、保留装置100の最下部であって遊技球が放出される放出口(下側の開口部113))よりも下方であって、前記保留装置100よりも右方向にずれた位置に配置されている。
In the gaming machine 1, the
図柄表示装置23は、前方を臨むように配設された液晶画面39に、図柄や数字等の変動(図柄遊技)を表示可能に構成される装置である。液晶画面39は、センター役物22のセンター開口部32の後方に配置される。このような構成により、遊技者は、前方からセンター開口部32を介して液晶画面39に表示される図柄遊技を視認することができる。
The
可変入賞装置24は、遊技球が入賞可能に構成される装置である。可変入賞装置24には、遊技球が入賞可能な始動入賞口41と、前記始動入賞口41を左右から挟んだ一対の可動片40と、が設けられる。可変入賞装置24は、所定の作動条件に応じて可動片40が開閉作動し、始動入賞口41に遊技球が入賞可能な開放状態と入賞不能な閉塞状態とが切り替えられる。可変入賞装置24は、遊技領域14の中央下部であってセンター役物22の下方に配置される。可変入賞装置24は、遊技球が入賞した場合に、入賞信号を図示せぬ主基板に送信可能に構成される。なお、前記主基板に前記入賞信号が受信されると、前記入賞信号に基づいた大当たり抽選が開始されると共に、図示せぬ賞球払出装置を介して所定数の遊技球(賞球)が払い出される。
The
上入賞口25は、遊技球が入賞可能なものである。上入賞口25は、上面が開口するポケット状であって、遊技領域14から前方に突出して形成される。上入賞口25は、可変入賞装置24の始動入賞口41の上方であって、センター役物22のステージ33の中央切り欠き部35の真下方に配置される。すなわち、上入賞口25は、ステージ33の中央切り欠き部35から落下した遊技球が入賞し易い位置に配置される。上入賞口25は、遊技球が入賞した場合に、入賞信号を図示せぬ主基板に送信可能に構成される。なお、前記主基板に前記入賞信号が受信されると、前記入賞信号に基づいた大当たり抽選が開始されると共に、図示せぬ賞球払出装置を介して所定数の遊技球(賞球)が払い出される。
The
一般入賞口26は、遊技球が入賞可能なものである。一般入賞口26は、上面が開口するポケット状であって、遊技領域14から前方に突出して形成される。一般入賞口26は、遊技領域14に複数個(本実施形態においては5個)が適宜に配置される。より詳細には、遊技領域14の下部に4個の一般入賞口26が配置され、遊技領域14の左部に1個の一般入賞口26(以下の説明では、「左部一般入賞口42」と称する。)が配置される。左部一般入賞口42は、センター役物22のワープ通路34の入球口37の左下方に配置される。一般入賞口26及び左部一般入賞口42は、遊技球が入賞した場合に、入賞信号を図示せぬ主基板に送信可能に構成される。なお、前記主基板に前記入賞信号が受信されると、図示せぬ賞球払出装置を介して所定数の遊技球(賞球)が払い出される(前記入賞信号に基づいた大当たり抽選は開始されない)。
The general winning
大入賞装置27は、遊技球が入賞可能に構成される装置である。大入賞装置27には、遊技球が入賞可能な大入賞口43と、前記大入賞口43を開閉可能な大入賞口扉44と、が設けられる。大入賞装置27は、前記大当たり抽選が大当たりとなると大入賞口扉44が開閉作動し、大入賞口43に遊技球が入賞可能な開放状態と入賞不能な閉塞状態とが切り替えられる。大入賞装置27は、遊技領域14の中央下部であって、可変入賞装置24の下方に配置される。大入賞装置27は、遊技球が入賞した場合に、入賞信号を図示せぬ主基板に送信可能に構成される。なお、前記主基板に前記入賞信号が受信されると、図示せぬ賞球払出装置を介して所定数の遊技球(賞球)が払い出される(前記入賞信号に基づいた大当たり抽選は開始されない)。
The big winning device 27 is a device configured to be able to win a game ball. The big winning device 27 is provided with a big winning
アウト口28は、遊技領域14を転動する遊技球が、大入賞口43や始動入賞口41等の各入賞口に入賞しなかった場合に、最終的に流入する開口部である。アウト口28は、遊技領域14の最下部に配置される。なお、アウト口28に流入した遊技球は、遊技機1が設置されたパチンコホール等の遊技場側に回収される。
The out
以下では、図3から図5を用いて、保留装置100の構成について説明する。
Below, the structure of the holding |
保留装置100は、遊技領域14を転動する遊技球を一時的に保留すると共に前記保留した遊技球を遊技者の操作により再び遊技領域14へ放出する装置である。図3に示すように、保留装置100は、遊技領域14の左上部に配置される。より詳細には、保留装置100は、センター役物22のワープ通路34の入球口37の左上方であって、遊技領域14の左上端部に形成された放出口31の下方に配置される。また、保留装置100は、左部一般入賞口42の真上方に配置される。保留装置100は、図4に示すように、遊技領域14を前後方向に貫通するように形成された孔101に挿入され、ボルト等により取り付けられる。保留装置100は、図4に示すように、主として、保留部110と、放出部120と、により構成される。
The holding
保留部110は、図4に示すように、長手方向を上下方向とした細長形状であって、平面視で前側が開口された凹形状に形成される。保留部110の左右の壁部111・111は、互いに対向し、遊技球の直径よりも若干長く離間される。なお、保留部110の前方には、前記透明板8(図4では不図示)が配置される。こうして、保留部110は、透明板8と併せて、上側の開口部112と下側の開口部113とが連通した略四角筒状に形成される。なお、下側の開口部113は、保留装置100から遊技球が放出される際の放出口となる。
As shown in FIG. 4, the retaining
放出部120は、図4に示すように、その板面を上下方向へ向けた略平板形状の平板部材121と、前記平板部材121を前後方向へ向けて進退移動させる進退機構122と、により構成される。平板部材121は、保留部110の下部であって、左右の壁部111・111の間に介設される。平板部材121は、保留部110の後下部に形成された開口部114を介して前方へ向けて突出される。平板部材121は、保留部110の後方に配設された進退機構122に連結される。平板部材121は、進退機構122の作動により前後方向へ向けて、すなわち保留部110内へ進退移動可能に構成される。なお、進退機構122は、前記操作ボタン10の押し操作によって作動可能に構成される。
As shown in FIG. 4, the
ここで、前記操作ボタン10は、遊技者により押し操作されると操作信号を前記主基板に送信可能に構成される。そして、前記主基板に前記操作信号が受信されると、当該主基板により図示せぬ進退機構作動装置を介して進退機構122が作動するように構成される。このように、平板部材121の保留部110内への進退移動は、遊技者の操作により行うことができる。
Here, the
このような構成において、図5(a)に示すように、放出部120の平板部材121が保留部110内に進出された状態である場合、遊技球が上側の開口部112から保留部110内に進入すると、前記進入した遊技球は保留部110内で平板部材121の上側面に載置(保持)され、下方への落下(転動)が規制される。すなわち、保留装置100は、放出部120の平板部材121が保留部110内に進出された状態である場合に、遊技球を保留することができる。なお、本実施形態において、保留装置100は、図5(a)に示すように、遊技球を5個まで保留することができる。
In such a configuration, as shown in FIG. 5A, when the
また、図5(b)に示すように、放出部120の平板部材121が保留部110内から退避された状態である場合、前記保留部110内の遊技球は下方への落下(転動)を平板部材121により規制されず、前記保留部110から落下する(放出される)。すなわち、保留装置100は、放出部120の平板部材121が保留部110内から退避された状態である場合に、遊技球を放出することができる。
Further, as shown in FIG. 5B, when the
ここで、前述したように、保留装置100において、平板部材121の保留部110内への進退移動は、遊技者の操作により行うことできる。すなわち、保留装置100に保留された遊技球の放出は、遊技者の操作(操作ボタン10の押し操作)により行うことができる。本実施形態では、遊技者の操作(操作ボタン10の押し操作)が1回行われるごとにと、1個の遊技球が保留装置100から放出される。
Here, as described above, in the
以上のように、保留装置100は、遊技球を一時的に保留すると共に前記保留した遊技球を遊技者の操作により再び遊技領域14へ放出することができる。
As described above, the holding
次に、図6を用いて、放出口31から遊技領域14へ放出された遊技球の転動態様の一例について説明する。
図6においては、(1)遊技領域14を転動する遊技球が保留装置100に一時的に保留されて再び遊技領域14に放出される場合における前記遊技球の転動態様、(2)遊技領域14を転動する遊技球がワープ通路34を通過する場合における前記遊技球の転動態様、の一例を示す。
Next, an example of a rolling aspect of the game ball released from the discharge port 31 to the
In FIG. 6, (1) a rolling mode of the game ball when the game ball rolling in the
なお、図6中の黒矢印は、遊技球の転動状態(方向)を示す。また、図6中の白矢印は、遊技球の想定される転動軌跡を示す。また、図6においては、説明の便宜上、各部材の構成を適宜に簡略化して図示する。 In addition, the black arrow in FIG. 6 shows the rolling state (direction) of the game ball. Moreover, the white arrow in FIG. 6 shows the rolling locus assumed of the game ball. Further, in FIG. 6, for convenience of explanation, the configuration of each member is simplified as appropriate.
以下では、前記(1)遊技領域14を転動する遊技球が保留装置100に一時的に保留されて再び遊技領域14に放出される場合における前記遊技球の転動態様の一例について説明する。
Hereinafter, an example of a rolling mode of the gaming ball when the gaming ball rolling in the gaming area (1) is temporarily held in the
遊技球P1は、保留装置100の右上方において、遊技釘N1・N2・N3に沿って左下方へ向けて転動している。なお、遊技球P1の左下方、すなわち遊技球P1の転動方向には、保留装置100が配置される。
遊技球P2は、前記遊技球P1が保留装置100の保留部110内に進入した場合の遊技球である。遊技球P2は、保留装置100の保留部110内を下方へ向けて転動している。
遊技球P3は、前記遊技球P2が保留装置100に保留された場合の遊技球である。遊技球P3は、保留装置100の保留部110内で、放出部120の平板部材121に載置されている。
The game ball P1 is rolling toward the lower left along the game nails N1, N2, and N3 in the upper right of the holding
The game ball P2 is a game ball when the game ball P1 enters the holding
The game ball P3 is a game ball when the game ball P2 is held by the holding
このように、保留装置100は、遊技領域14を転動する遊技球が保留部110内に進入可能であって、前記進入した遊技球を保留可能に構成される。
As described above, the holding
なお、遊技球P3は、保留装置100から再び遊技領域14に放出された場合、図6に示すように、真下方へ向けて落下(転動)する(後述する遊技球P4参照)。したがって、遊技球P3の想定される転動軌跡(以下では、「転動軌跡L1」と称する。)は、少なくとも遊技球P3の転動方向において前記転動を妨げる物(本実施形態では、左部一般入賞口42)が配置される場所まで、前記遊技球P3から真下方へ向けて延出された略直線状となる。なお、図6に示すように、ワープ通路34の入球口37は、遊技球P3の想定される転動軌跡L1から外れた位置に配置されるものであり、保留装置100から放出された遊技球P3の落下する方向からずれた位置に配置されるものである。
When the game ball P3 is released from the holding
図6に示す遊技球P4は、前記遊技球P3が保留装置100から再び遊技領域14に放出された場合の遊技球である。遊技球P4は、保留装置100から再び遊技領域14に放出された後、真下方へ向けて落下(転動)している。なお、遊技球P4は、転動軌跡L1に沿って転動し、左部一般入賞口42に到達する。
A game ball P4 shown in FIG. 6 is a game ball when the game ball P3 is released from the holding
このように、保留装置100は、前記保留装置100から放出した遊技球を、左部一般入賞口42に到達可能に構成される。したがって、遊技者は、保留装置100が遊技球を保留している場合に、操作ボタン10を押し操作して前記保留装置100から遊技球を放出し、左部一般入賞口42に入賞させて賞球を得ることができる。
As described above, the holding
以下では、前記(2)遊技領域14を転動する遊技球がワープ通路34を通過する場合における前記遊技球の転動態様の一例について説明する。
Hereinafter, an example of the rolling mode of the gaming ball when the gaming ball rolling in the
遊技球P5は、保留装置100の右下方において、遊技釘N4の左方を下方へ向けて転動している。なお、遊技球P5の下方、すなわち遊技球P5の転動方向には、遊技釘N5が配置される。
遊技球P6は、前記遊技球P5が遊技釘N5に上方から衝突した場合の遊技球である。遊技球P6は、遊技釘N5に衝突した後、右上方へ向けて跳ね返り、前記右上方へ向けて転動している。なお、遊技球P6の右上方、すなわち遊技球P6の転動方向には、ワープ通路34の入球口37が配置される。
遊技球P7は、前記遊技球P6が入球口37に入球し、ワープ通路34に進入した場合の遊技球である。遊技球P7は、ワープ通路34をステージ33へ向けて通過(転動)している。
The game ball P5 rolls with the left side of the game nail N4 facing downward in the lower right portion of the holding
The game ball P6 is a game ball when the game ball P5 collides with the game nail N5 from above. After the game ball P6 collides with the game nail N5, the game ball P6 rebounds to the upper right and rolls toward the upper right. Note that the
The game ball P7 is a game ball when the game ball P6 enters the
このように、本実施形態では、ワープ通路34の入球口37は、例えば遊技領域14を転動する遊技球が上方から遊技釘N5に衝突した場合に入球し易いように構成される。
Thus, in the present embodiment, the
図7及び図8においては、保留装置100から放出された一の遊技球(本実施形態では、遊技球P3)を遊技領域14を転動している他の遊技球(本実施形態では、図7においては遊技球P8、図8においては遊技球P9)に衝突させる場合における、前記一の遊技球及び前記他の遊技球の転動態様を示す。
7 and 8, another game ball (in the present embodiment, FIG. 7) that rolls one game ball (in the present embodiment, the game ball P <b> 3) released from the holding
なお、図7及び図8中の黒矢印は、遊技球の転動状態(方向)を示す。また、図7及び図8中の白矢印は、遊技球の想定される転動軌跡を示す。また、図7及び図8においては、説明の便宜上、各部材の構成を適宜に簡略化して図示する。 7 and 8 indicate the rolling state (direction) of the game ball. Moreover, the white arrow in FIG.7 and FIG.8 shows the rolling locus | trajectory by which a game ball is assumed. In FIGS. 7 and 8, for convenience of explanation, the configuration of each member is simplified as appropriate.
図7(a)に示す遊技球P8は、保留装置100の右方において、左下方へ向けて転動している。したがって、遊技球P8の想定される転動軌跡(以下では、「転動軌跡L2」と称する。)は、図7(a)に示すように、少なくとも遊技球P8の転動方向において遊技釘(図7に示す遊技釘N6)が配置される場所まで、前記遊技球P8から左下方へ向けて延出された略直線状となる。一方、図7(a)に示す遊技球P3は、保留装置100に保留されている。
The game ball P8 shown in FIG. 7A rolls toward the lower left on the right side of the holding
ここで、遊技球P8の想定される転動軌跡L2は、保留装置100と左部一般入賞口42とを結ぶ垂線を、右上方から左下方に跨いでいる。すなわち、遊技球P8の想定される転動軌跡L2は、前記遊技球P3の想定される転動軌跡L1と、交差している。したがって、遊技者の操作により遊技球P3が保留装置100から放出された場合には、前記操作のタイミングにより前記遊技球P3が上方から遊技球P8に衝突することになる。
Here, the assumed rolling locus L2 of the game ball P8 straddles a perpendicular line connecting the holding
そして、遊技球P3が上方から遊技球P8に衝突した場合、前記衝突により遊技球P8の転動方向が変更される。本実施形態では、遊技球P3が上方から遊技球P8に衝突した場合、図7(b)に示すように、前記遊技球P8の転動方向が、左下方から右下方へと変更される。すなわち、遊技球P8は、遊技球P3に衝突した後、想定された転動軌跡L2を外れて転動することになる。 When the game ball P3 collides with the game ball P8 from above, the rolling direction of the game ball P8 is changed by the collision. In the present embodiment, when the game ball P3 collides with the game ball P8 from above, as shown in FIG. 7B, the rolling direction of the game ball P8 is changed from the lower left to the lower right. That is, the game ball P8 rolls off the assumed rolling locus L2 after colliding with the game ball P3.
そして、遊技球P8の右下方、すなわち変更された転動方向には、ワープ通路34の入球口37が配置される。したがって、遊技球P8は、遊技球P3に衝突して転動方向が変更された場合には、転動方向が変更される前と比べてワープ通路34の入球口37に入球し易くなる。
In the lower right of the game ball P8, that is, in the changed rolling direction, the
一方、遊技球P3が上方から遊技球P8に衝突した場合、前記衝突により遊技球P3の転動方向が変更される。すなわち、遊技球P3は、遊技球P8に衝突した後、想定された転動軌跡L1を外れて転動することになる(不図示)。 On the other hand, when the game ball P3 collides with the game ball P8 from above, the rolling direction of the game ball P3 is changed by the collision. That is, the game ball P3 rolls off the assumed rolling locus L1 after colliding with the game ball P8 (not shown).
ここで、遊技球P3は、仮に遊技球P8に衝突しなかった場合には、左部一般入賞口42に入賞し易いものである。換言すれば、遊技球P3は、仮に遊技球P8に衝突しなかった場合には、ワープ通路34の入球口37には入球し難いものである。したがって、遊技球P3は、遊技球P8に衝突して転動方向が変更された場合には、左部一般入賞口42に入賞し難くなるため、少なくとも転動方向が変更される前よりもワープ通路34の入球口37に入球し易くなる。
Here, if the game ball P3 does not collide with the game ball P8, it is easy to win the left general winning
図8(a)に示す遊技球P9は、保留装置100の左方において、右下方へ向けて転動している。したがって、遊技球P9の想定される転動軌跡(以下では、「転動軌跡L3」と称する。)は、図8(a)に示すように、少なくとも遊技球P9の転動方向において遊技釘(図8に示す遊技釘N7)が配置される場所まで、前記遊技球P9から右下方へ向けて延出された略直線状となる。一方、図8(a)に示す遊技球P3は、保留装置100に保留されている。
The game ball P9 shown in FIG. 8A is rolling toward the lower right on the left side of the holding
ここで、遊技球P9の想定される転動軌跡L3は、保留装置100と左部一般入賞口42とを結ぶ垂線を、左上方から右下方に跨いでいる。すなわち、遊技球P9の想定される転動軌跡L3は、前記遊技球P3の想定される転動軌跡L1と、交差している。したがって、遊技者の操作により遊技球P3が保留装置100から放出された場合には、前記操作のタイミングにより前記遊技球P9が左上方から遊技球P3に衝突することになる。
Here, the assumed rolling trajectory L3 of the game ball P9 straddles a perpendicular line connecting the holding
そして、遊技球P9が左上方から遊技球P3に衝突した場合、前記衝突により遊技球P3の転動方向が変更される。本実施形態では、遊技球P9が左上方から遊技球P3に衝突した場合、図8(b)に示すように、前記遊技球P3の転動方向が、真下方から右下方へと変更される。すなわち、遊技球P3は、遊技球P9に衝突した後、想定された転動軌跡L1を外れて転動することになる。 When the game ball P9 collides with the game ball P3 from the upper left, the rolling direction of the game ball P3 is changed by the collision. In the present embodiment, when the game ball P9 collides with the game ball P3 from the upper left, as shown in FIG. 8B, the rolling direction of the game ball P3 is changed from right below to right lower. . That is, the game ball P3 rolls off the assumed rolling locus L1 after colliding with the game ball P9.
そして、遊技球P3の右下方、すなわち変更された転動方向には、ワープ通路34の入球口37が配置される。したがって、遊技球P3は、遊技球P9に衝突して転動方向が変更された場合には、転動方向が変更される前と比べてワープ通路34の入球口37に入球し易くなる。
And the
一方、遊技球P9が左上方から遊技球P3に衝突した場合、前記衝突により遊技球P9の転動方向が変更される。すなわち、遊技球P9は、遊技球P3に衝突した後、想定された転動軌跡L3を外れて転動することになる(不図示)。 On the other hand, when the game ball P9 collides with the game ball P3 from the upper left, the rolling direction of the game ball P9 is changed by the collision. That is, after the game ball P9 collides with the game ball P3, it rolls off the assumed rolling locus L3 (not shown).
ここで、遊技球P9は、仮に遊技球P3に衝突しなかった場合には、ワープ通路34の入球口37よりも下方に位置する遊技釘N7に衝突するものであり、ワープ通路34の入球口37には入球し難いものである。したがって、遊技球P9は、遊技球P3に衝突して転動方向が変更された場合には、少なくとも転動方向が変更される前よりもワープ通路34の入球口37に入球し易くなる。
Here, if the game ball P9 does not collide with the game ball P3, the game ball P9 collides with the game nail N7 positioned below the
このように、遊技機1においては、遊技者の操作のタイミングにより、保留装置100から放出された遊技球P3を遊技領域14を転動している遊技球P8や遊技球P9に衝突させて前記遊技球P3及び/又は前記遊技球P8・遊技球P9の転動状態(方向)を変化させ、前記遊技球P3及び/又は前記遊技球P8・遊技球P9をワープ通路34の入球口37へ向けて転動させることができる。その結果、遊技機1においては、遊技者の操作のタイミングにより、前記遊技球P3及び/又は前記遊技球P8・遊技球P9をワープ通路34の入球口37に入球し易くすることができる。すなわち、遊技者の操作のタイミングが良ければ遊技を有利な条件とすることができるため、操作ボタン10を押し操作する遊技者の興趣を高めることができる。
As described above, in the gaming machine 1, the game ball P3 released from the holding
以上のように、遊技機1は、
遊技球が転動する遊技領域14と、
前記遊技領域14に配設され、前記遊技領域14を転動する遊技球を一時的に保留すると共に前記保留した遊技球を遊技者の操作により再び前記遊技領域14へ放出する保留装置100と、
前記遊技領域14に設けられ、前記保留装置100よりも下方であって前記保留装置100よりも左右方向にずれた位置に配置される特定入球口ワープ通路34の入球口37(特定入球口)と、
を具備し、
遊技者の操作のタイミングにより、前記保留装置100から放出された一の遊技球を前記遊技領域14を転動している他の遊技球に衝突させて前記一の遊技球及び/又は前記他の遊技球の転動状態(方向)を変化させ、前記一の遊技球及び/又は前記他の遊技球をワープ通路34の入球口37(特定入球口)へ向けて転動させることができるものである。
As described above, the gaming machine 1
A
A holding
The entrance 37 (specific entrance) of the specific
Comprising
Depending on the timing of the player's operation, one game ball released from the holding
このような遊技機1の構成により、保留装置100を用いて遊技者の興趣を高めることができる。
Such a configuration of the gaming machine 1 can enhance the interest of the player using the
なお、遊技機1は、本発明に係る「パチンコ遊技機」の一実施形態である。すなわち、本発明に係る「パチンコ遊技機」は、遊技機1の構成に限定するものではない。例えば、本発明に係る「パチンコ遊技機」は、所謂一発台タイプの遊技機であってもよい。 The gaming machine 1 is an embodiment of a “pachinko gaming machine” according to the present invention. That is, the “pachinko gaming machine” according to the present invention is not limited to the configuration of the gaming machine 1. For example, the “pachinko gaming machine” according to the present invention may be a so-called one-shot type gaming machine.
また、遊技領域14は、本発明に係る「遊技領域」の一実施形態である。本発明に係る「遊技領域」とは遊技球が転動する領域であればよく、センター役物22のワープ通路34の内部やステージ33等も遊技球が転動する領域が有れば「遊技領域」となる。
The
また、前述したように、保留装置100は、本発明に係る「保留装置」の一実施形態である。すなわち、本発明に係る「保留装置」は、保留装置100の構成に限定するものではない。例えば、本実施形態では、保留装置100は、遊技者の操作(操作ボタン10の押し操作)が1回行われるごとに保留している複数の遊技球のうち1個の遊技球を放出する構成としたが、全ての遊技球を放出する構成としてもよい。また、保留装置100は、例えば操作ボタン10への押し操作の継続時間に応じて平板部材121を保留部110内から退避させる状態を継続して、遊技者の所望する個数の遊技球を放出する構成としてもよい。
Further, as described above, the holding
また、本実施形態では、保留装置100の操作は、窓枠4に設けられた操作ボタン10の押し操作により行うものとしたが、非接触型センサを遊技盤6に設けて、遊技者が遊技盤6側(前記非接触センサ側)に手をかざすことにより行うものであってもよい。
In this embodiment, the operation of the holding
また、前述したように、ワープ通路34の入球口37は、本発明に係る「特定入球口」の一実施形態である。すなわち、本発明に係る「特定入球口」は、ワープ通路34の入球口37の構成に限定するものではない。例えば、本発明に係る「特定入球口」は、本発明に係る「パチンコ遊技機」が前記一発台タイプの遊技機である場合に、センター役物22の内部に設けられる所謂クルーンに通じる入球口等、遊技球が入球することにより遊技者が有利となるような入球口であればよい。
Further, as described above, the
また、本実施形態では、保留装置100の真下方に左部一般入賞口42を設ける構成としたが、左部一般入賞口42を設けない構成としてもよい。すなわち、保留装置100から放出された遊技球(図6に示す遊技球P4)が、何れの入賞口にも入賞せず、アウト口28に到達するような構成としてもよい。
In the present embodiment, the left general winning
次に、本発明の第二実施形態に係る遊技機201の構成について、図面を用いて説明する。
Next, the configuration of the
なお、遊技機201の構成において遊技機1の構成と異なる点は、中央一般入賞口210と、(センター役物22の替わりに)第二センター役物220と、(保留装置100の替わりに)第二保留装置310及び第三保留装置320と、が設けられる点である。以下では、図9から図13を用いて、これらの異なる点を中心に説明する。
Note that the configuration of the
なお、図9から図13中の黒矢印は、遊技球の転動状態(方向)を示す。また、図9から図13中の白矢印は、遊技球の想定される転動軌跡を示す。また、図9から図13においては、説明の便宜上、各部材の構成を適宜に簡略化して図示する。 In addition, the black arrow in FIGS. 9-13 shows the rolling state (direction) of a game ball. Further, white arrows in FIG. 9 to FIG. 13 indicate assumed rolling trajectories of the game ball. Further, in FIGS. 9 to 13, for convenience of explanation, the configuration of each member is illustrated in a simplified manner as appropriate.
図9に示す中央一般入賞口210は、遊技球が入賞可能なものである。中央一般入賞口210は、上面が開口するポケット状であって、遊技領域14から前方に突出して形成される。中央一般入賞口210は、第二センター役物220の下方、より詳細にはステージ33の左切り欠き部36Lの真下方に配置される。中央一般入賞口210は、遊技球が入賞した場合に、入賞信号を図示せぬ主基板に送信可能に構成される。なお、前記主基板に前記入賞信号が受信されると、図示せぬ賞球払出装置を介して所定数の遊技球(賞球)が払い出される(前記入賞信号に基づいた大当たり抽選は開始されない)。
The central general winning
第二センター役物220は、その外観により遊技板20を装飾する部材である。第二センター役物220は正面視で略環状であって、その中央にセンター開口部32が前後方向に貫通して形成される。第二センター役物220は、遊技板20を前後方向に貫通するように前記遊技板20の中央から上部に渡って形成される孔に前方から挿入され、ボルト等により取り付けられる。第二センター役物220には、前記ステージ33と、前記ワープ通路34と、上部振分部221と、第二ワープ通路222と、第二保留装置310と、第三保留装置320と、が設けられる。
The
以下では、前述したステージ33の構成について、より詳細に説明する。
ステージ33は、前述したように、センター役物22の下部に配置される。より詳細には、ステージ33は、概ね左右方向に延出された台状の部材が、センター役物22の下部の前側面よりも後方に配置されることにより形成される。ここで、本実施形態において、センター役物22の前側面は、遊技盤6の表面(すなわち、遊技領域14)と前後方向位置が略同一となるように構成される。このように、ステージ33はセンター役物22の下部の前側面よりも後方に配置され、当該ステージ33を転動する遊技球はセンター役物22の下部の前側面(さらには、遊技領域14)よりも後方にて概ね左右方向に転動する。
Below, the structure of the
As described above, the
上部振分部221は、第二センター役物220の最上部に配置される。上部振分部221は、概ね左右方向を長手方向とする中空筒状に形成され、その内部を遊技球が通過(転動)することができる。上部振分部221の左右中央の上部には上部開口部223が形成され、遊技領域14と前記上部振分部221の内部とが前記上部開口部223を介して連通される。これにより、遊技領域14を転動する遊技球は、上部開口部223から上部振分部221の内部に進入することができる。上部振分部221は、左右中央から右下方及び左下方へ向けてそれぞれ緩やかに傾斜し、上部開口部223から進入した遊技球が何れかの方向へ転動するように形成される。なお、上部振分部221の左部には、第二保留装置310が設けられる。また、上部振分部221の右部には、第二ワープ通路222が設けられる。
The upper allocating
第二保留装置310は、遊技領域14を転動する遊技球を一時的に保留すると共に前記保留した遊技球を遊技者の操作により再び遊技領域14へ放出する装置である。より詳細には、第二保留装置310は、上部振分部221の内部に進入した遊技球のうち、左方へ向けて転動した遊技球を一時的に保留可能に構成される。第二保留装置310は、長手方向を左右方向から若干斜めに(右上がりに)傾斜した方向として配置される。なお、第二保留装置310は、保留装置100の構成と略同一であるため、その詳細な説明を省略する。
The
第二ワープ通路222は、第二センター役物220の右部から右下部に渡って配置される。第二ワープ通路222は、正面視でL字状に延出された筒状に形成され、その内部を球技球が通過可能に構成される。第二ワープ通路222の上端部には、前記第二ワープ通路222への遊技球の入り口となる第二入球口224が、上部振分部221の右部内を下方から臨むように形成される。また、第二ワープ通路222の下端部には、前記第二ワープ通路222からの遊技球の出口となる第二排球口225が、第三保留装置320の保留部110内を右方から臨むように形成される。このような構成により、第二ワープ通路222は、上部振分部221の内部に進入した遊技球のうち、右方へ向けて転動した遊技球を、第三保留装置320の保留部110内に進入させることができる。
The
第三保留装置320は、遊技領域14を転動する遊技球を一時的に保留すると共に前記保留した遊技球を遊技者の操作により再び遊技領域14へ放出する装置である。より詳細には、第三保留装置320は、上部振分部221の内部に進入した遊技球のうち、右方へ向けて転動した遊技球を、第二ワープ通路222を介して一時的に保留可能に構成される。第三保留装置320は、ステージ33の上方に配置される。また、第三保留装置320は、長手方向を左右方向から若干斜めに(右上がりに)傾斜した方向として配置される。このようにして、第三保留装置320(より詳細には、第三保留装置320の最下部であって遊技球が放出される放出口(下側の開口部113))は、前後方向位置において遊技領域14の後方に配置される。なお、第三保留装置320は、保留装置100の構成と略同一であるため、その詳細な説明を省略する。
The
なお、第二保留装置310の遊技球の放出は、窓枠4に設けられる第二操作ボタン(不図示)を遊技者が押し操作することにより行われる。また、第三保留装置320の遊技球の放出は、窓枠4に設けられる第三操作ボタン(不図示)を遊技者が押し操作することにより行われる。このように、第二保留装置310と第三保留装置320とは、遊技者により別々に操作可能に構成される。
Note that the game balls of the
次に、図9を用いて、第二センター役物220の上部振分部221の内部に進入した遊技球の転動態様の一例について説明する。
Next, an example of the rolling aspect of the game ball that has entered the inside of the
まず、遊技球P10は、第二センター役物220の上方を右下方へ向けて転動している。なお、遊技球P10の右下方、すなわち遊技球P10の転動方向には、上部振分部221の上部開口部223が配置される。
遊技球P11は、前記遊技球P10が上部振分部221の内部に進入し、左方へ向けて転動した場合の遊技球である。遊技球P11は、上部振分部221の形状に沿って前記上部振分部221の内部を左下方へ向けて転動している。なお、遊技球P11の転動方向には、第二保留装置310が配置される。
遊技球P12は、前記遊技球P11が第二保留装置310に保留された場合の遊技球である。遊技球P12は、第二保留装置310の保留部110内で、放出部120の平板部材121に保持されている。
First, the game ball P10 rolls with the upper side of the
The game ball P11 is a game ball when the game ball P10 enters the inside of the
The game ball P12 is a game ball when the game ball P11 is held by the
なお、前記遊技球P12が第二保留装置310から再び遊技領域14に放出された場合、前記遊技球P12は左下方へ向けた放物線状に落下(転動)する。すなわち、遊技球P12の想定される転動軌跡(以下では、「転動軌跡L4」と称する。)は、前記遊技球P12の転動方向において前記転動を妨げる物(本実施形態では、左部一般入賞口42)が配置される場所まで、前記遊技球P12から左下方へ向けて延出された略放物線状となる。なお、図9に示すように、前記ワープ通路34の入球口37は、遊技球P12の想定される転動軌跡L4から外れた位置に配置されるものであり、第二保留装置310から放出された遊技球P12の落下する方向からずれた位置に配置されるものである。
When the game ball P12 is released again from the
なお、遊技機201において、ワープ通路34の入球口37は、本発明に係る「特定入球口」の一実施形態である。また、第二保留装置310は、本発明に係る「保留装置」の一実施形態である。そして、図9に示すように、入球口37は、第二保留装置310(より詳細には、第二保留装置310の最下部であって遊技球が放出される放出口(下側の開口部113))よりも下方であって、前記第二保留装置310よりも右方向にずれた位置(図9に示す第二保留装置310の最下部から真下方への垂線C1よりも右方向にずれた位置)に配置されている。
In the
なお、第二保留装置310の放出口(下側の開口部113)は、保留装置100とは異なり真下方では無く、側方(本実施形態では、左側方)へ向けられている。このような場合には、入球口37と第二保留装置310とは、必ずしも左右方向にずれていなくても良い。ただし、第二保留装置310の放出口は左側方へ向けられて構成されるが、当該構成によって放出口から放出された遊技球がワープ通路34の入球口37に直接(他の遊技球と衝突せずに)入球可能となるものではない。
In addition, unlike the holding
遊技球P14は、前記遊技球P10が上部振分部221の内部に進入し、右方へ向けて転動した場合の遊技球である。遊技球P14は、上部振分部221の形状に沿って前記上部振分部221の内部を右下方へ向けて転動している。なお、遊技球P14の転動方向には、第二入球口224を介して第二ワープ通路222が配置される。
遊技球P15は、前記遊技球P14が第二入球口224から第二ワープ通路222に進入した場合の遊技球である。遊技球P15は、第二ワープ通路222の内部を下方へ向けて転動している。なお、遊技球P15の転動方向には、第二排球口225を介して第三保留装置320が配置される。
遊技球P16は、前記遊技球P15が第三保留装置320に保留された場合の遊技球である。遊技球P16は、第三保留装置320の保留部110内で、放出部120の平板部材121に保持されている。
The game ball P14 is a game ball when the game ball P10 enters the inside of the
The game ball P15 is a game ball when the game ball P14 enters the
The game ball P16 is a game ball when the game ball P15 is held by the
なお、前記遊技球P16が第三保留装置320から放出された場合、前記遊技球P16はステージ33(より詳細には、左切り欠き部36Lの右端部)に落下し、前記落下した後にステージ33を左方へ向けて転動して左切り欠き部36Lから前下方に落下する。すなわち、遊技球P16の想定される転動軌跡(以下では、「転動軌跡L5」と称する。)は、左切り欠き部36Lの右端部に落下した後、左方へ向けてステージ33(より詳細には、左切り欠き部36L)の形状に沿って延出された形状と、前記左切り欠き部36Lから中央一般入賞口210まで真下方へ向けて延出された略直線状の形状と、が合わさった形状となる。なお、図9に示すように、前記上入賞口25は、遊技球P16の想定される転動軌跡L5から外れた位置に配置されるものであり、第三保留装置320から放出された遊技球P16の落下する方向からずれた位置に配置されるものである。
When the game ball P16 is released from the
なお、遊技機201において、上入賞口25は、本発明に係る「特定入球口」の一実施形態である。また、第三保留装置320は、本発明に係る「保留装置」の一実施形態である。ここで、前述したように、上入賞口25は、上面が開口するポケット状であって遊技領域14から前方に突出して形成されるものであり、遊技領域14の前方に配置される。また、第三保留装置320(より詳細には、第三保留装置320の最下部であって遊技球が放出される放出口(下側の開口部113))は、遊技領域14の後方に配置される。すなわち、上入賞口25は、図9に示すように、第三保留装置320(より詳細には、第三保留装置320の最下部であって遊技球が放出される放出口(下側の開口部113))よりも下方であって、前記第三保留装置320よりも右方向にずれた位置(図9に示す第三保留装置320の最下部から真下方への垂線C2よりも右方向にずれた位置)であって、前記第三保留装置320よりも前方向にずれた位置に配置されている。
In the
次に、図10及び図11において、第二保留装置310から放出された一の遊技球(本実施形態では、遊技球P12)を遊技領域14を転動している他の遊技球(本実施形態では、図10においては遊技球P18、図11においては遊技球P19)に衝突させる場合における、前記一の遊技球及び前記他の遊技球の転動態様を示す。 Next, in FIG. 10 and FIG. 11, one game ball released from the second holding device 310 (in this embodiment, the game ball P12) is another game ball rolling in the game area 14 (this embodiment). In the form, FIG. 10 shows a rolling mode of the one game ball and the other game balls when colliding with the game ball P18 in FIG. 10 and the game ball P19 in FIG.
図10(a)に示す遊技球P18は、左部一般入賞口42の右上方であって、第二センター役物220の左方において、左下方へ向けて転動している。したがって、遊技球P18の想定される転動軌跡(以下では、「転動軌跡L6」と称する。)は、図10(a)に示すように、少なくとも遊技球P18の転動方向において遊技釘(図10に示す遊技釘N8)が配置される場所まで、前記遊技球P18から左下方へ向けて延出された略直線状となる。一方、図10(a)に示す遊技球P12は、第二保留装置310に保留されている。
A game ball P <b> 18 shown in FIG. 10A is rolling in the lower left direction on the upper right side of the left general winning
ここで、遊技球P18の想定される転動軌跡L6は、前記遊技球P12の想定される転動軌跡L4と、交差している。したがって、遊技者の操作により遊技球P12が第二保留装置310から放出された場合には、前記操作のタイミングにより前記遊技球P12が上方から遊技球P18に衝突することになる。
Here, the assumed rolling locus L6 of the game ball P18 intersects with the assumed rolling locus L4 of the game ball P12. Therefore, when the game ball P12 is released from the
そして、遊技球P12が上方から遊技球P18に衝突した場合、前記衝突により遊技球P18の転動方向が変更される。本実施形態では、遊技球P12が上方から遊技球P18に衝突した場合、図10(b)に示すように、前記遊技球P18の転動方向が、左下方から右下方へと変更される。すなわち、遊技球P18は、遊技球P12に衝突した後、想定された転動軌跡L6を外れて転動することになる。 When the game ball P12 collides with the game ball P18 from above, the rolling direction of the game ball P18 is changed by the collision. In the present embodiment, when the game ball P12 collides with the game ball P18 from above, the rolling direction of the game ball P18 is changed from the lower left to the lower right as shown in FIG. That is, the game ball P18 rolls off the assumed rolling locus L6 after colliding with the game ball P12.
そして、遊技球P18の右下方、すなわち変更された転動方向には、ワープ通路34の入球口37が配置される。したがって、遊技球P18は、遊技球P12に衝突して転動方向が変更された場合には、転動方向が変更される前と比べてワープ通路34の入球口37に入球し易くなる。
And the
一方、遊技球P12が上方から遊技球P18に衝突した場合、前記衝突により遊技球P12の転動方向が変更される。すなわち、遊技球P12は、遊技球P18に衝突した後、想定された転動軌跡L4を外れて転動することになる(不図示)。 On the other hand, when the game ball P12 collides with the game ball P18 from above, the rolling direction of the game ball P12 is changed by the collision. That is, the game ball P12 rolls off the assumed rolling locus L4 after colliding with the game ball P18 (not shown).
ここで、遊技球P12は、仮に遊技球P18に衝突しなかった場合には、左部一般入賞口42に入賞し易いものである。換言すれば、遊技球P12は、仮に遊技球P18に衝突しなかった場合には、ワープ通路34の入球口37には入球し難いものである。したがって、遊技球P12は、遊技球P18に衝突して転動方向が変更された場合には、左部一般入賞口42に入賞し難くなるため、少なくとも転動方向が変更される前よりもワープ通路34の入球口37に入球し易くなる。
Here, if the game ball P12 does not collide with the game ball P18, it is easy to win the left general winning
図11(a)に示す遊技球P19は、左部一般入賞口42の上方であって、第二センター役物220の左方において、右下方へ向けて転動している。したがって、遊技球P19の想定される転動軌跡(以下では、「転動軌跡L7」と称する。)は、図11(a)に示すように、少なくとも遊技球P19の転動方向において遊技釘(図11に示す遊技釘N9)が配置される場所まで、前記遊技球P19から右下方へ向けて延出された略直線状となる。一方、図11(a)に示す遊技球P12は、第二保留装置310に保留されている。
A game ball P <b> 19 shown in FIG. 11 (a) rolls in the lower right direction above the left general winning
ここで、遊技球P19の想定される転動軌跡L7は、前記遊技球P12の想定される転動軌跡L4と、交差している。したがって、遊技者の操作により遊技球P12が第二保留装置310から放出された場合には、前記操作のタイミングにより前記遊技球P19が左上方から遊技球P12に衝突することになる。
Here, the assumed rolling trajectory L7 of the game ball P19 intersects with the assumed rolling trajectory L4 of the game ball P12. Therefore, when the game ball P12 is released from the
そして、遊技球P19が左上方から遊技球P12に衝突した場合、前記衝突により遊技球P12の転動方向が変更される。本実施形態では、遊技球P19が左上方から遊技球P12に衝突した場合、図11(b)に示すように、前記遊技球P12の転動方向が、左下方から右下方へと変更される。すなわち、遊技球P12は、遊技球P19に衝突した後、想定された転動軌跡L1を外れて転動することになる。 When the game ball P19 collides with the game ball P12 from the upper left, the rolling direction of the game ball P12 is changed by the collision. In the present embodiment, when the game ball P19 collides with the game ball P12 from the upper left, as shown in FIG. 11B, the rolling direction of the game ball P12 is changed from the lower left to the lower right. . That is, the game ball P12 rolls off the assumed rolling locus L1 after colliding with the game ball P19.
そして、遊技球P12の右下方、すなわち変更された転動方向には、ワープ通路34の入球口37が配置される。したがって、遊技球P12は、遊技球P19に衝突して転動方向が変更された場合には、転動方向が変更される前と比べてワープ通路34の入球口37に入球し易くなる。
And the
一方、遊技球P19が左上方から遊技球P12に衝突した場合、前記衝突により遊技球P19の転動方向が変更される。すなわち、遊技球P19は、遊技球P12に衝突した後、想定された転動軌跡L7を外れて転動することになる(不図示)。 On the other hand, when the game ball P19 collides with the game ball P12 from the upper left, the rolling direction of the game ball P19 is changed by the collision. That is, the game ball P19 rolls off the assumed rolling locus L7 after colliding with the game ball P12 (not shown).
ここで、遊技球P19は、仮に遊技球P12に衝突しなかった場合には、ワープ通路34の入球口37の前に位置する遊技釘N9に衝突するものであり、前記ワープ通路34の入球口37に入球し難いものである。したがって、遊技球P19は、遊技球P12に衝突して転動方向が変更された場合には、少なくとも転動方向が変更される前よりもワープ通路34の入球口37に入球し易くなる。
Here, if the game ball P19 does not collide with the game ball P12, the game ball P19 collides with the game nail N9 located in front of the
以上のように、遊技機201においては、遊技者の操作のタイミングにより、第二保留装置310から放出された遊技球P12を遊技領域14を転動している遊技球P18や遊技球P19に衝突させて前記遊技球P12及び/又は前記遊技球P18・遊技球P19の転動状態(方向)を変化させ、前記遊技球P12及び/又は前記遊技球P18・遊技球P19をワープ通路34の入球口37へ向けて転動させることができる。その結果、遊技機201においては、遊技者の操作のタイミングにより、前記遊技球P12及び/又は前記遊技球P18・遊技球P19をワープ通路34の入球口37に入球し易くすることができる。すなわち、遊技者の操作のタイミングが良ければ遊技を有利な条件とすることができるため、前記第二操作ボタン及び前記第三操作ボタンを押し操作する遊技者の興趣を高めることができる。
As described above, in the
次に、図12及び図13において、第三保留装置320から放出された一の遊技球(本実施形態では、遊技球P16)を遊技領域14を転動している他の遊技球(本実施形態では、図12においては遊技球P20、図13においては遊技球P21)に衝突させる場合における、前記一の遊技球及び前記他の遊技球の転動態様を示す。
Next, in FIG. 12 and FIG. 13, another game ball (this embodiment) rolling one game ball (in this embodiment, game ball P16 in this embodiment) released from the
図12(a)に示す遊技球P20は、第二センター役物220のステージ33を右方から左方へ向けて転動している。ここで、遊技球P20は、徐々にその転動速度が遅くなっており、左切り欠き部36Lから前下方に落下すると仮定する。その場合、遊技球P20の想定される転動軌跡(以下では、「転動軌跡L9」と称する。)は、図12(a)に示すように、左方へ向けて前記ステージ33の形状に沿って延出された形状と、前記左切り欠き部36Lから中央一般入賞口210まで真下方へ向けて延出された略直線状の形状と、が合わさった形状となる。一方、図12(a)に示す遊技球P16は、第三保留装置320に保留されている。
A game ball P20 shown in FIG. 12A rolls the
ここで、遊技球P20の想定される転動軌跡L9は、前記遊技球P16の想定される転動軌跡L5と、左切り欠き部36Lの右端部からの軌跡が重複している。したがって、遊技者の操作により遊技球P16が第三保留装置320から放出された場合には、前記操作のタイミングにより前記遊技球P16が左切り欠き部36Lの右端部で遊技球P20に衝突することになる。
Here, in the assumed rolling locus L9 of the game ball P20, the assumed rolling locus L5 of the game ball P16 overlaps with the locus from the right end portion of the
そして、遊技球P16が遊技球P20に衝突した場合、前記衝突により遊技球P20が跳ね返って、その転動状態(速度及び方向)が変更される。本実施形態では、遊技球P16が遊技球P20に衝突した場合、図12(b)に示すように、前記遊技球P20の転動方向が、左方から右方へと変更される。すなわち、遊技球P20は、遊技球P16に衝突した後、想定された転動軌跡L9を外れると共に転動速度が変更され、逆方向である右方へ向けてゆっくりと転動することになる。 When the game ball P16 collides with the game ball P20, the game ball P20 rebounds due to the collision, and the rolling state (speed and direction) is changed. In the present embodiment, when the game ball P16 collides with the game ball P20, the rolling direction of the game ball P20 is changed from left to right as shown in FIG. 12 (b). That is, after the game ball P20 collides with the game ball P16, the game ball P20 deviates from the assumed rolling locus L9 and the rolling speed is changed, and the game ball P20 rolls slowly toward the right, which is the opposite direction.
そして、遊技球P20の右方、すなわち変更された転動方向には、中央切り欠き部35が配置される。したがって、遊技球P20は、遊技球P16に衝突して転動状態(速度及び方向)が変更された場合には、中央切り欠き部35から前下方に落下し易くなる。なお、中央切り欠き部35の真下方には、上入賞口25が配置される。すなわち、遊技球P20は、遊技球P16に衝突して転動状態(速度及び方向)が変更された場合には、上入賞口25に入賞し易くなる。
And the
図13(a)に示す遊技球P21は、第二センター役物220のステージ33を左方から右方へ向けて転動している。そして、遊技球P21は、徐々にその転動速度が遅くなっており、右切り欠き部36Rから前下方に落下すると仮定する。その場合、遊技球P21の想定される転動軌跡(以下では、「転動軌跡L10」と称する。)は、図13(a)に示すように、右方へ向けて前記ステージ33の形状に沿って延出された形状と、前記右切り欠き部36Rから真下方へ向けて延出された略直線状の形状と、が合わさった形状となる。一方、図13(a)に示す遊技球P16は、第三保留装置320に保留されている。
A game ball P21 shown in FIG. 13A rolls the
ここで、遊技球P21の想定される転動軌跡L10は、前記遊技球P16の想定される転動軌跡L5と、左切り欠き部36Lの右端部で交差している。したがって、遊技者の操作により遊技球P16が第三保留装置320から放出された場合には、前記操作のタイミングにより前記遊技球P21が左方から遊技球P16に衝突することになる。
Here, the assumed rolling locus L10 of the game ball P21 intersects with the assumed rolling locus L5 of the game ball P16 at the right end portion of the
そして、遊技球P21が左方から遊技球P16に衝突した場合、前記衝突により遊技球P16の転動状態(速度及び方向)が変更される。本実施形態では、遊技球P21が左方から遊技球P16に衝突した場合、図13(b)に示すように、前記遊技球P16の転動方向が、左方から右方へと変更される。すなわち、遊技球P16は、遊技球P21に衝突した後、想定された転動軌跡L5を外れると共に転動速度が変更され、逆方向である右方へ向けてゆっくりと転動することになる。 When the game ball P21 collides with the game ball P16 from the left side, the rolling state (speed and direction) of the game ball P16 is changed by the collision. In this embodiment, when the game ball P21 collides with the game ball P16 from the left, as shown in FIG. 13B, the rolling direction of the game ball P16 is changed from the left to the right. . That is, after the game ball P16 collides with the game ball P21, the game ball P16 deviates from the assumed rolling locus L5 and the rolling speed is changed, and the game ball P16 rolls slowly toward the right, which is the opposite direction.
そして、遊技球P16の右方、すなわち変更された転動方向には、中央切り欠き部35が配置される。したがって、遊技球P16は、遊技球P21に衝突して転動状態(速度及び方向)が変更された場合には、中央切り欠き部35から前下方に落下し易くなる。なお、中央切り欠き部35の真下方には、上入賞口25が配置される。すなわち、遊技球P16は、遊技球P21に衝突して転動状態(速度及び方向)が変更された場合には、上入賞口25に入賞し易くなる。
And the
以上のように、遊技機201においては、遊技者の操作のタイミングにより、第三保留装置320から放出された遊技球P16をステージ33を転動している遊技球P20や遊技球P21に衝突させて前記遊技球P16及び/又は前記遊技球P20・遊技球P21の転動状態(速度及び方向)を変化させ、前記遊技球P16及び/又は前記遊技球P20・遊技球P21を上入賞口25へ向けて転動させることができる。その結果、遊技機201においては、遊技者の操作のタイミングにより、前記遊技球P16及び/又は前記遊技球P20・遊技球P21を上入賞口25に入球(入賞)し易くすることができる。すなわち、遊技者の操作のタイミングが良ければ遊技を有利な条件とすることができるため、前記第二操作ボタン及び前記第三操作ボタンを押し操作する遊技者の興趣を高めることができる。
As described above, in the
なお、本実施形態において、本発明に係る「特定入球口」の一実施形態である上入賞口25は、本発明に係る「保留装置」の一実施形態である第三保留装置320よりも右方向及び前方向にずれた位置に配置される構成としているが、この構成に限定するものではない。すなわち、本発明に係る「特定入球口」は、例えばステージ33の左右方向の一端側に配置される場合のように、本発明に係る「保留装置」よりも左右方向にずれた位置であって、且つ前後方向にずれていない位置に配置される構成であってもよい。
In the present embodiment, the top
次に、本発明の第三実施形態に係る遊技機301の構成について、図面を用いて説明する。
Next, the configuration of the
なお、遊技機301の構成において遊技機201の構成と異なる点は、(第二センター役物220の替わりに)第三センター役物340と、(第二保留装置310及び第三保留装置320の替わりに)第四保留装置330と、が設けられる点である。以下では、図14を用いて、これらの異なる点を中心に説明する。
The difference between the configuration of the
なお、図14中の黒矢印は、遊技球の転動状態(方向)を示す。また、図14においては、説明の便宜上、各部材の構成を適宜に簡略化して図示する。 In addition, the black arrow in FIG. 14 shows the rolling state (direction) of the game ball. Further, in FIG. 14, for convenience of explanation, the configuration of each member is appropriately simplified and illustrated.
第三センター役物340は、その外観により遊技板20を装飾する部材である。第三センター役物340は正面視で略環状であって、その中央にセンター開口部32が前後方向に貫通して形成される。第三センター役物340は、遊技板20を前後方向に貫通するように前記遊技板20の中央から上部に渡って形成される孔に前方から挿入され、ボルト等により取り付けられる。第三センター役物340には、前記ステージ33と、前記ワープ通路34と、上部膨出部321と、第三ワープ通路322と、が設けられる。
The
上部膨出部321は、第三センター役物340の最上部の右側に配置される。上部膨出部321は、第三センター役物340の最上部にて右上方へ向けて突出される。上部膨出部321の左端部は、左下方へ向けて緩やかに傾斜し、遊技球が当該左端部の上面を転動可能に構成される。
The upper bulging
第三ワープ通路322は、第三センター役物340の右上部及び右部に渡って配置され、正面視略L字状に形成される。第三ワープ通路322は、細長くに延出された筒状に形成され、その内部を球技球が通過可能に構成される。第三ワープ通路322の上端部には、前記第三ワープ通路322への遊技球の入り口となる第二入球口324が、上部膨出部321の左端部に開口される。また、第三ワープ通路322の下端部には、前記第三ワープ通路322からの遊技球の出口となる第二排球口325が、左方のステージ33を臨むように開口される。このような構成により、第三ワープ通路322は、第三センター役物340の上方で転動する遊技球を、第二入球口324及び第二排球口325を介してステージ33上に転動させることができ、ひいては上入賞口25に入賞させ易くすることができる。
The
第四保留装置330は、遊技領域14を転動する遊技球を一時的に保留すると共に前記保留した遊技球を遊技者の操作により再び遊技領域14へ放出する装置である。第四保留装置330は、第三センター役物340の上方に配置される。なお、第四保留装置330は、保留装置100の構成と略同一であるため、その詳細な説明を省略する。
The
なお、遊技機301において、第三ワープ通路322の第二入球口324は、本発明に係る「特定入球口」の一実施形態である。また、第四保留装置330は、本発明に係る「保留装置」の一実施形態である。そして、図14に示すように、第二入球口324は、第四保留装置330(より詳細には、第四保留装置330の最下部であって遊技球が放出される放出口(下側の開口部113))よりも下方であって、前記第四保留装置330よりも右方向にずれた位置に配置されている。
In the
次に、第三センター役物340の上部膨出部321の左端部の上面を転動する遊技球の転動態様の一例について説明する。
Next, an example of the rolling aspect of the game ball that rolls on the upper surface of the left end portion of the upper bulging
まず、遊技球P30は、第三センター役物340の左端部の上面を左下方へ向けて転動している。なお、遊技球P30の左下方、すなわち遊技球P30の転動方向には、第三ワープ通路322の第二入球口324が開口される。
遊技球P31は、前記遊技球P30が左下方へ向けて転動した場合の遊技球である。遊技球P31は、第三センター役物340の左端部の上面を左下方へ向けて転動している。なお、遊技球P31は、第三ワープ通路322の第二入球口324を飛び越えて(落下せずに)転動したものである。
First, the game ball P30 rolls with the upper surface of the left end portion of the
The game ball P31 is a game ball when the game ball P30 rolls downward to the left. The game ball P31 rolls with the upper surface of the left end portion of the
次に、第四保留装置330から放出された一の遊技球(本実施形態では、遊技球P3)を、第三センター役物340の左端部の上面を左下方へ向けて転動している他の遊技球(本実施形態では、図14においては遊技球P30)に衝突させる場合における、前記一の遊技球及び前記他の遊技球の転動態様を示す。
Next, one game ball released from the fourth holding device 330 (in this embodiment, the game ball P3) is rolling with the upper surface of the left end portion of the
第四保留装置330から遊技球P3が放出されて上方から遊技球P30に衝突した場合、前記衝突により遊技球P30の転動方向が変更される。より詳細には、遊技球P30が遊技球P3の真下方を通り過ぎる前に当該遊技球P3に衝突した場合、すなわち遊技球P3の右面に遊技球P30の左面が衝突した場合には、図14に示すように、遊技球P30の転動方向が、左下方から右下方へと変更される(遊技球P32参照)。すなわち、遊技球P30は、遊技球P3に衝突した後、想定された転動軌跡(遊技球P30から遊技球P31までを結ぶ直線)を外れて転動することになる。
When the game ball P3 is released from the
そして、遊技球P30の変更される転動方向には第三ワープ通路322の第二入球口324が配置されている。したがって、遊技球P30は、遊技球P3に衝突して転動方向が変更された場合に、第三ワープ通路322に進入することになる(遊技球P32参照)。すなわち、遊技球P30は、遊技球P3と衝突することにより、第三ワープ通路322の第二入球口324に入球し易くなる。
And the
一方、例えば、遊技球P30が遊技球P3の真下方を通り過ぎる直前に当該遊技球P3に衝突した場合、すなわち遊技球P3の左面に遊技球P30の右面が衝突した場合には、遊技球P3の転動方向が、真下方から右下方へと変更される。これによって、遊技球P3は、第三ワープ通路322に進入することになる。すなわち、遊技球P3は、遊技球P30と衝突することにより、第三ワープ通路322の第二入球口324に入球し易くなる。
On the other hand, for example, when the game ball P30 collides with the game ball P3 immediately before passing directly below the game ball P3, that is, when the right surface of the game ball P30 collides with the left surface of the game ball P3, The rolling direction is changed from directly below to below right. As a result, the game ball P3 enters the
以上のように、遊技機301においては、遊技者の操作のタイミングにより、第四保留装置330から放出された遊技球P3を第三センター役物340の左端部の上面を転動している遊技球P3に衝突させて前記遊技球P3及び/又は前記遊技球P30の転動状態(方向)を変化させ、前記遊技球P3及び/又は前記遊技球P30を第三ワープ通路322の第二入球口324へ向けて転動させることができる。その結果、遊技機301においては、遊技者の操作のタイミングにより、前記遊技球P3及び/又は前記遊技球P30を第三ワープ通路322の第二入球口324に入球し易くすることができる。すなわち、遊技者の操作のタイミングが良ければ遊技を有利な条件とすることができるため、操作ボタンを押し操作する遊技者の興趣を高めることができる。
As described above, in the
1:遊技機,14:遊技領域,34:ワープ通路,37:入球口,100:保留装置 1: gaming machine, 14: gaming area, 34: warp passage, 37: entrance, 100: holding device
Claims (1)
前記遊技領域に配設され、前記遊技領域を転動する遊技球を一時的に保留すると共に前記保留した遊技球を遊技者の操作により再び前記遊技領域へ放出する保留装置と、
前記遊技領域に設けられ、前記保留装置よりも下方であって前記保留装置よりも前後及び/又は左右方向にずれた位置に配置される特定入球口と、
を具備し、
遊技者の操作のタイミングにより、前記保留装置から放出された一の遊技球を前記遊技領域を転動している他の遊技球に衝突させて前記一の遊技球及び/又は前記他の遊技球の転動状態を変化させ、前記一の遊技球及び/又は前記他の遊技球を前記特定入球口へ向けて転動させることができる、
ことを特徴とするパチンコ遊技機。 A game area where the game ball rolls,
A holding device disposed in the game area, temporarily holding a game ball rolling in the game area, and releasing the held game ball to the game area again by a player's operation;
A specific entrance that is provided in the gaming area and is located at a position below the holding device and shifted in the front-rear and / or left-right direction from the holding device;
Comprising
Depending on the timing of the player's operation, one game ball released from the holding device collides with another game ball rolling in the game area, and the one game ball and / or the other game ball The rolling state can be changed, and the one game ball and / or the other game ball can be rolled toward the specific entrance.
A pachinko machine characterized by that.
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