JP2014117085A - Non-contact electric power supply device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、非接触給電装置に関する。 The present invention relates to a non-contact power feeding device.
従来より、一対のコイルの磁気的結合によって非接触で電力の供給を行う非接触給電装置が知られており(例えば特許文献1参照)、電気自動車といった電動車両への適用が進められている。例えば、給電スタンドなどの駐車スペースには交流電源に接続する一方のコイルが設置され、電動車両にはバッテリに接続する他方のコイルが設置されている。そして、駐車スペース側のコイルを一次コイル、電動車両側のコイルを二次コイルとして利用することにより、駐車スペース側の交流電源から車両側のバッテリへと、一方のコイル及び他方のコイルを経由して電力を供給することができる。 2. Description of the Related Art Conventionally, a non-contact power feeding device that supplies power in a non-contact manner by magnetic coupling of a pair of coils is known (see, for example, Patent Document 1), and is applied to an electric vehicle such as an electric vehicle. For example, one coil connected to an AC power source is installed in a parking space such as a power supply stand, and the other coil connected to a battery is installed in an electric vehicle. And by using the coil on the parking space side as the primary coil and the coil on the electric vehicle side as the secondary coil, the AC power source on the parking space side is transferred to the battery on the vehicle side via one coil and the other coil. Power can be supplied.
ところで、このような非接触給電装置で使用される場合、コイルは筐体に収容した状態で目的箇所に配置されるが、屋外で使用されるものであるため、意図せずに、筐体の表面に鉄等の異物が存在してしまうことがある。このような状態で、電力の供給を行うと、コイルに発生する磁束によって当該異物が加熱されてしまうという事態が起こりえる。 By the way, when used in such a non-contact power feeding device, the coil is placed in a target location in a state of being housed in the housing, but since it is used outdoors, unintentionally, Foreign matter such as iron may be present on the surface. If power is supplied in such a state, the foreign matter may be heated by the magnetic flux generated in the coil.
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、非接触給電装置において、コイルを収容する筐体の表面に存在する異物を適切に検出することである。 This invention is made | formed in view of this situation, The objective is to detect appropriately the foreign material which exists on the surface of the housing | casing which accommodates a coil in a non-contact electric power feeder.
かかる課題を解決するために、本発明は、第2のコイルと磁気的に結合する第1のコイルを内部に収容する筐体の表面を光学的に読み取る読取部と、筐体の表面に存在する異物を検出する検出部と、を有している。ここで、筐体は、筐体の表面に、光学的に読み取り可能な識別コードが配置されており、検出部は、読取部による識別コードの読取結果に基づいて、筐体の表面に存在する異物を検出する。 In order to solve such a problem, the present invention provides a reading unit that optically reads the surface of a housing that houses therein a first coil that is magnetically coupled to the second coil, and the surface of the housing. And a detection unit for detecting foreign matter to be detected. Here, the housing is provided with an optically readable identification code on the surface of the housing, and the detection unit exists on the surface of the housing based on the result of reading the identification code by the reading unit. Detect foreign objects.
本発明によれば、異物が存在する場合には、その異物によって識別コードの読み取りが不可能になることから、識別コードの読取結果を参照することで、異物の存在を有効に検出することができる。 According to the present invention, when a foreign object is present, the identification code cannot be read by the foreign object. Therefore, the presence of the foreign object can be effectively detected by referring to the reading result of the identification code. it can.
(第1の実施形態)
図1は、本実施形態に係る非接触給電システムの構成を模式的に示すブロック図である。非接触給電システムは、地上側ユニットである給電装置100と、車両側ユニットを含む電動車両(以下単に「車両」という)200とを備える。非接触給電システムは、給電装置100から非接触で電力を供給し、車両200に設けられるバッテリ28を充電するシステムである(非接触給電装置)。
(First embodiment)
FIG. 1 is a block diagram schematically showing the configuration of the non-contact power feeding system according to this embodiment. The non-contact power supply system includes a
給電装置100は、車両200の駐車スペースを備える充電スタンドなどに設置されており、車両200に対して電力を供給する。この給電装置100は、電力制御部11と、送電コイル12と、無線通信部14と、制御部15とを主体に構成されている。
The
電力制御部11は、交流電源300から送電される交流電力を、高周波の交流電力に変換し、送電コイル12に送電するための回路である。この電力制御部11は、整流部111と、PFC(Power Factor Correction)回路112と、インバータ113と、センサ
114とを備えている。
The
整流部111は、交流電源300に電気的に接続され、交流電源からの出力交流電力を整流する。PFC回路112は、整流部111からの出力波形を整形することで力率を改善するための回路であり、整流部111とインバータ113との間に接続されている。インバータ113は、平滑コンデンサやIGBT等のスイッチング素子、PWM制御回路等を含む電力変換装置であり、制御部15からの制御信号に基づいて、直流電力を高周波の交流電力に変換し、送電コイル12に供給する。センサ114は、PFC回路112とインバータ113との間に接続され、電流や電圧を検出する。
The rectifying
送電コイル12は、車両200側の受電コイル22に対して非接触で電力を供給するためのコイルであり、金属等の導電体からなる導線を所定平面内で渦巻き状に巻回した構造を有している。この送電コイル12は、車両200を駐車する駐車スペースといった目的箇所に設けられており、車両200が駐車スペースの規定位置に駐車した場合、車両200側の受電コイル22の下方に対峙する。
The
無線通信部14は、車両200側に設けられた無線通信部24と、双方向に通信を行う。無線通信部14と無線通信部24との間の通信周波数には、インテリジェンスキーなどの車両周辺機器で使用される周波数より高い周波数が設定されているため、無線通信部14と無線通信部24との間で通信を行っても、車両周辺機器は、当該通信による干渉を受けにくい。無線通信部14及び無線通信部24との間の通信には、例えば各種の無線LAN方式が用いられ、遠距離に適した通信方式が用いられている。
The
制御部15は、給電装置100を制御する機能を担っている。例えば、制御部15は、電力制御部11、送電コイル12及び無線通信部14を制御する。制御部15は、無線通信部14と無線通信部24との間の通信により、電力供給を開始する旨の制御信号を車両200側に送信したり、車両200側からの電力を受給したい旨の制御信号を受信したりする。制御部15は、センサ114の検出電流に基づいて、インバータ113のスイッチング制御を行い、送電コイル12から供給される電力を制御する。この制御部15としては、CPU、ROM、RAM、I/Oインターフェースを主体に構成されたマイクロコンピュータを用いることができる。
The
また、本実施形態との関係において、制御部15は、これを機能的に捉えた場合、異物
検出部150を備えている。異物検出部150は、無線通信部14と無線通信部24との間の通信により、車両200側から出力される情報に基づいて、送電コイル12と受電コイル22との間に存在する異物の検出を行う。なお、異物検出の手法の詳細については後述する。
Moreover, in the relationship with this embodiment, the
車両200は、受電コイル22と、読取ユニット23と、無線通信部24と、充電制御部25と、整流部26と、リレー部27と、バッテリ28と、インバータ29と、モータ30と、通知部32とを備えている。
The
受電コイル22は、給電装置100側の送電コイル12から非接触で電力を受けるためのコイルであり、金属等の導電体からなる導線を渦巻き状に巻回した構造を有している。この受電コイル22は、例えば、車両200の底面(シャシ)等で後方の車輪の間といった目的箇所に設けられており、車両200が駐車スペースの規定位置に駐車されると、給電装置100側の送電コイル12の上方に対峙する。
The
読取ユニット23は、後述する識別コード122を光学的に読み取り、その読み取り結果を示す信号を充電制御部25へ出力する。読取ユニット23は、例えば、カメラなどの撮像回路と、撮像回路から画像信号を処理する画像処理回路とで構成されている。なお、読取ユニット23は、撮像回路以外にも、赤外線を出力してこの反射光を受光する赤外線ユニット等を使用してもよく、周知の技術を適用することができる。
The
無線通信部24は、給電装置100側に設けられた無線通信部14と、双方向に通信を行う。
The
整流部26は、受電コイル22に接続され、受電コイル22で受電された交流電力を直流に整流する整流回路により構成されている。
The rectifying
リレー部27は、充電制御部25の制御によりオン及びオフが切り変わるリレースイッチを備えている。リレー部27は、当該リレースイッチをオフにすることで、バッテリ28を含む強電系と、充電の回路部となる受電コイル22及び整流部26の弱電系とを切り離すことできる。
The
バッテリ28は、車両200の電力源であり、例えば複数の二次電池を電気的に接続して構成されている。
The
インバータ29は、IGBT等のスイッチング素子、PWM制御回路等を含む電力変換装置であり、制御信号に基づいて、バッテリ28から出力される直流電力を交流電力に変換し、当該交流電力をモータ30に供給する。モータ30は、例えば三相の交流電動機により構成され、車両200を駆動させるための駆動源である。
The
通知部32は、警告ランプ、ナビゲーションシステムのディスプレイ又はスピーカ等により構成され、車室内のインストルメントパネル等に配置されている。この通知部32は、充電制御部25による制御に基づいて、ユーザに対して光、画像又は音等を出力する。
The
充電制御部25は、バッテリ28の充電を制御する機能を担っている。例えば、充電制御部25は、無線通信部24及び無線通信部14の通信により、電力供給を開始する旨の制御信号を給電装置100側から受信したり、電力を受給したい旨の制御信号を給電装置100側に送信したりする。また、充電制御部25は、無線通信部24及び無線通信部14の通信により、読取ユニット23による読み取り結果を給電装置100側に送信する。
The charging
また、図示を省略しているが、充電制御部25は、車両200全体を制御するコントローラとCAN通信網で接続されている。当該コントローラは、インバータ29のスイッチング制御や、バッテリ28の充電状態(SOC)を管理している。充電制御部25は、コントローラから得られるバッテリ28のSOCに基づいて満充電を判断した場合に、充電を終了する旨の制御信号を給電装置100側に送信する。
Although not shown, the charging
本実施形態に係る非接触給電システムでは、送電コイル12と受電コイル22との間で、電磁誘導作用により非接触状態で高周波電力の送電を行う。すなわち、一次側コイルである送電コイル12に電圧が加わると、送電コイル12と二次側コイルである受電コイル22との間に磁気的な結合が生じ、送電コイル12から受電コイル22へ電力が供給される。
In the non-contact power feeding system according to the present embodiment, high-frequency power is transmitted between the
この非接触給電システムにおいて、給電装置100側の送電コイル12及び車両200側の受電コイル22は、目的箇所へ設置される際には、コイルの保護や保安上の観点から、筐体の内部に収容されている。
In this non-contact power supply system, when the
図2は、駐車スペースに設置される送電コイル12を収容する筐体120の状態を模式的に示す上面図である。給電装置100側の送電コイル12は、筐体120の内部に収容された状態で駐車スペースに配置されている。送電コイル12は、渦巻き状のコイル部分が筐体120の上面121と平行するように収容されており、給電時には、筐体120の上面121が、相手方のコイルである受電コイル22と向き合うこととなる。このことから、駐車スペースに設置される送電コイル12側の筐体120には、その上面121に存在する異物を検出するための工夫が施されている。
FIG. 2 is a top view schematically showing the state of the
具体的には、筐体120の上面121には、光学的に検出可能な識別コード122が配置されている。この識別コード122は、シート状の部材に印刷等の手法により所定のコードを描画し、このシート状の部材を筐体120の上面121に貼付することで配置してもよいし、筐体120の上面121にコードを直接描画することで配置してもよい。
Specifically, an optically
識別コード122は、複数の単位コード122a,122bを二次元的に配置することにより構成されている。個々の単位コード122a,122bは、読取ユニット23によって認識可能な最小単位のコードとして機能する。例えば、単位コード122a,122bとしては、バーコードといった一次元コード、QRコード(登録商標)といった二次元コード、その他のコードを広く利用することができる。ここで、個々の単位コード122a,122bは、同一の内容の情報を含むコード(すなわち、同一模様のコード)で構成してもよいが、本実施形態では、単位コード122a,122bが配置される筐体120の上面121上の位置を示す情報を含むコードで構成されている。
The
ここで、磁束により異物が受ける加熱エネルギーは、異物の材質(透磁率、導電率)及び大きさ(磁束方向への投影面積)が同一、送電コイル12の出力条件(周波数)が同一の環境下では、磁束密度の2乗に比例することが知られている。すなわち、筐体120の上面121では、送電コイル12に発生した磁束の磁束密度が大きい程、磁束により異物が受ける加熱エネルギー、すなわち、異物の発熱が大きくなることとなる。
Here, the heating energy received by the foreign matter by the magnetic flux is in an environment where the foreign material has the same material (permeability, conductivity) and size (projected area in the direction of the magnetic flux), and the output condition (frequency) of the
図3(a)は、筐体120内に収容される送電コイル12の状態を模式的に示す説明図であり、同図(b)は、コイル中心から半径方向外側に向かった距離Lと磁束密度Hとの関係を示す説明図である。同図において、Cinは、コイルの最内周に相当する距離Lを示し、Coutは、コイルの最外周に相当する距離Lを示している。同図に示すように、磁束密度Hは、コイル領域ほど大きく、また、コイル領域では、コイルの内周側から外周側にかけて、増加し極大を経て減少するという、上に凸の傾向を有している。
FIG. 3A is an explanatory diagram schematically showing the state of the
本実施形態では、個々の単位コード122a,122bは、送電コイル12の磁束密度に応じて単位コード122a,122bの大きさが設定されている。具体的には、異物の発熱(磁束密度)が大きいと想定される位置において異物の検出能力(分解能)を高く設定するとの観点から、送電コイル12と対応する領域には、小サイズの単位コード122aが配置され、送電コイル12と対応しない領域には、前述の小サイズよりもサイズが大きい大サイズの単位コード122bが配置されている。換言すれば、識別コード122は、複数の大サイズの単位コード122bで構成される円状の領域と、その外側に位置し、複数の小サイズの単位コード122aで構成される環状の領域とで構成されている。
In the present embodiment, the size of the
図4は、読取ユニット23と、受電コイル22を収容する筐体220との関係を示す説明図である。受電コイル22は、送電コイル12と同様に、筐体220の内部に収容された状態で車両200の底面側に配置されている。ここで、受電コイル22は、渦巻き状のコイル部分が筐体220の下面と平行するように収容されている。また、識別コード122を読み取る読取ユニット23は、受電コイル22の中心位置と対応するように、筐体220の下面に配置されている。これにより、車両200が駐車スペースの規定位置に駐車されると、読取ユニット23は、送電コイル12を収容する筐体220の上方に対峙する。読取ユニット23の読取範囲は、筐体120の上面121に配置された識別コード122を含むように設定されている。
FIG. 4 is an explanatory diagram showing the relationship between the reading
このような構成の非接触給電システムにおいて、異物検出部150は、給電装置100から車両200への給電時において、その給電動作に先駆けて異物検出を行う。具体的には、異物検出部150は、無線通信部24及び無線通信部14の通信により、充電制御部25に対して読取ユニット23による読取動作を指示する。充電制御部25は、読取ユニット23により、送電コイル12側の筐体120の上面121を光学的に読み取る。読取ユニット23は、筐体120の上面121の読み取りを完了すると、その上面121に配置された識別コード122に含まれる各単位コード122a,122bに関する情報を取得し、これが充電制御部25に出力される。充電制御部25は、読取ユニット23から取得した情報を、無線通信部24及び無線通信部14の通信により、異物検出部150に出力する。
In the non-contact power supply system having such a configuration, the foreign
異物検出部150は、識別コード122の読取結果、すなわち、複数の単位コード122a,122bに関する情報に基づいて、筐体120の上面121に存在する異物を検出する。具体的には、筐体120の上面121に異物が存在する場合、その異物が存在する範囲では単位コード122a,122bの読み取りが不可能となる。そこで、異物検出部150は、識別コード122の情報を予め参照データとして保持しており、これと実際に読み込まれた情報と比較する。そして、異物検出部150は、単位コード122a,122bのいずれかが読み込まれてないことを判断した場合には、異物の存在ありと判定する。
The foreign
また、異物検出部150は、読み取りがなされない単位コード122a,122bに関する位置情報を、その周囲の単位コード122a,122bに関する位置情報に基づいて特定する。これにより、単に異物の有無を検出するのみならず、その位置も検出することができる。さらに、異物検出部150は、読み取りがなされていない単位コード122a,122bが複数存在する場合には、複数の異物を検出することができる。もっとも、読み込まれていない単位コード122a,122bが複数存在し、かつ、これらの位置がそれぞれ隣り合っている場合、異物検出部150は、これらの条件を満たす複数の単位コード122a,122bを一つの異物として検出することができる。このような認識手法により、異物検出部150は、読み取りがなされない単位コード122a,122bの範囲から、異物の大きさを検出することができる。
Further, the foreign
異物検出部150は、異物の存在を判断した場合には、充電の開始を禁止したり、給電動作時における送電コイル12からの出力を制限したり、無線通信部14と無線通信部24との間で通信を行い、車両200の通知部32を動作させたりする。もっとも、異物検出部150は、異物の大きさが所定の大きさを規定する異物判定値以上となるものに対してのみ、前述の動作を実行してもよい。また、小サイズの単位コード122aに対応する領域の方が磁束密度が高いことから、異物検出部150は、大サイズの単位コード122bの領域で異物を判定する異物判定値を、小サイズの単位コード122aの領域で異物を判定する異物判定値よりも大きな値に設定してもよい。
When the foreign
このように本実施形態に係る非接触給電システムは、受電コイル22と向き合う、送電コイル12を収容する筐体120の上面121を光学的に読み取る読取ユニット23と、筐体120の上面121に存在する異物を検出する異物検出部150と、を有している。ここで、筐体120は、その筐体120の上面121に、光学的に読み取り可能な識別コード122が配置されている。また、異物検出部150は、読取ユニット23による識別コード122の読取結果に基づいて、筐体120の上面121に存在する異物を検出している。
As described above, the non-contact power feeding system according to the present embodiment exists on the
かかる構成によれば、異物が存在する場合には、その異物によって識別コード122の読み取りが不可能になることから、識別コード122の読取結果を参照することで、異物の存在を有効に検出することができる。
According to such a configuration, when there is a foreign object, the
また、本実施形態において、識別コード122は、二次元的に配置された複数の単位コード122a,122bから構成されており、送電コイル12に発生する磁束の磁束密度に応じて単位コード122a,122bの大きさがそれぞれ設定されている。
In the present embodiment, the
かかる構成によれば、磁束密度の大小に応じて異物に対する加熱エネルギーが異なることから、その加熱エネルギーに応じて異物検出の分解能を適切に設定することができる。なお、上述した実施形態では、2種類のサイズの単位コード122a,122bを用いているが、3つ、4つといったように複数種類のサイズを用意し、磁束密度に応じて、これを配置してもよい。また、図5に示すように、1つのサイズの単位コード122aのみで識別コード122を構成してもよい。この場合、筐体120の上面121の全域に識別コード122を配置してもよいが、同図に示すように、異物の検出が必要と認められる範囲において識別コード122を配置してもよい。図5に示す例では、単位コード122aからなる識別コード122は、図2に示す単位コード122aの領域よりも半径方向の内周側に拡大されて形成されている。
According to such a configuration, since the heating energy for the foreign matter differs depending on the magnitude of the magnetic flux density, the resolution for detecting the foreign matter can be appropriately set according to the heating energy. In the above-described embodiment, the
また、本実施形態において、単位コード122a,122bは、当該単位コード122a,122bが配置される筐体120の上面121上の位置を示す情報を含んでいる。
In the present embodiment, the
かかる構成によれば、識別コード122の読み取り結果から、その位置情報を参照することで、異物の位置を特定することができる。また、個々の単位コード122a,122bが位置情報を含むことで、読取ユニット23と識別コード122との間で正確な位置合わせを要せずとも、異物の場所を特定することができるという長所を有する。
According to such a configuration, the position of the foreign object can be specified by referring to the position information from the reading result of the
また、本実施形態において、異物検出部150は、識別コード122をなす複数の単位コード122a,122bの読み取り結果に応じて、異物の大きさを認識している。
In the present embodiment, the foreign
かかる構成によれば、複数の単位コード122a,122bの連続性から、異物の存在のみならず、その異物の大きさを認識することができる。
According to such a configuration, it is possible to recognize not only the presence of foreign matter but also the size of the foreign matter from the continuity of the plurality of
また、本実施形態において、読取ユニット23は、受電コイル22側に配置されている。
In the present embodiment, the
受電コイル22は、給電時には送電コイル12と向き合うこととなるので、その受電コイル22側に読取ユニット23を配置しておくことで、給電時には、筐体120の上面121を有効に読み取ることが可能となる。
Since the
また、本実施形態において、読取ユニット23は、渦巻き状に巻回された受電コイル22の中心位置に配置されている。
In the present embodiment, the
かかる構成によれば、読取ユニット23を磁束の影響が少ない領域に配置しているので、読取ユニット23に対する磁気的な影響を抑制することができる。
According to this configuration, since the
なお、本実施形態では、読取ユニット23の読取範囲を識別コード122の全域を含むように設定していることから、読取ユニット23を固定的に配置している。しかしながら、図6に示すように、読取ユニット23の読取範囲を識別コード122の全域よりも小さなものとして、当該読取ユニット23を回動させることにより、識別コード122の全域をスキャンする構成であってもよい。
In the present embodiment, since the reading range of the
(第2の実施形態)
図7は、第2の実施形態に係る識別コード122の形態を示す説明図である。本実施形態において、識別コード122は、複数のブロックを二次元的に配列することによって構成されている。個々のブロックは、同一サイズの単位コード122a,122bが一次元的又は二次元的に配置されて構成されており、本実施家形態では、大きさの異なる2種類の単位コード122a,122bに対応した2種類のブロックが配列されている。ここで、同一ブロックに含まれる単位コード122a,122bは、それぞれが固有の位置情報を含んでいてもよいが、それぞれが同じ位置情報を保有することで、ブロック単位で異物の検出を行ってもよい。
(Second Embodiment)
FIG. 7 is an explanatory diagram showing a form of the
かかる構成によれば、予め形状を定めて識別コード122を作成する必要もなく、ブロックの形状及びその組み合わせで識別コード122を作成することができるので、種々の形態の筐体120に対して汎用的に適用することができる。なお、個々のブロックの形状は四角形に限定されることなく、種々の形状を用いることができる。例えば、前述した第1の実施形態に示す円形の識別コード122を、半径方向に沿って区切られる複数のブロックによって実現してもよい。
According to such a configuration, it is not necessary to create the
なお、本実施形態では、各ブロックを複数の単位コード122a,122bで構成しているが、個々のブロックを一つの単位コード(例えばQRコード(登録商標))で実現してもよい。この場合、異物検出部150は、単位コードをなす情報の読み取りエラー数に基づいて、異物の存在やその大きさを判断することができる。また、この判定においては、磁束密度が大きいと想定される位置において異物の検出能力(分解能)を高く設定するとの観点から、磁束密度に応じて、異物と認識するための判定値を異ならせてもよい。
In this embodiment, each block is composed of a plurality of
また、上述の各実施形態では、地上側に配置される送電コイル12を収容する筐体120に識別コード122を配置している。例えば、受電コイル22が車両200の天井に配置され、これに対峙するように送電コイル12が配置されるような形態であれば、受電コイル22を収容する筐体に識別コード122を配置してもよい。もっとも、異物を検出する点に観点に鑑みれば、異物センサ16は、互いに対峙する一対のコイルについて、個々のコイルを収容する筐体のそれぞれに適用してもよい。また、異物検出の主体的動作は、
車両200側の充電制御部25が実行してもよい。
Further, in each of the above-described embodiments, the
The charging
また、非接触給電システムの車両200側のユニットは電気自動車に搭載されるが、ハイブリッド車両等の車両でもよい。
The unit on the
以上、本発明の非接触給電装置を適用した非接触給電システムについて説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されることなく、その発明の範囲内において種々の変形が可能であることはいうまでもない。 The contactless power supply system to which the contactless power supply device of the present invention is applied has been described above. However, the present invention is not limited to the above-described embodiment, and various modifications can be made within the scope of the invention. Needless to say.
100 給電装置
11 電力制御部
12 送電コイル
120 筐体
121 上面
122 識別コード
122a 単位コード
122b 単位コード
14 無線通信部
15 制御部
16 異物センサ
160 センサユニット
161 発光部
162 受光部
200 車両
22 受電コイル
220 筐体
23 読取ユニット
24 無線通信部
25 充電制御部
26 整流部
27 リレー部
28 バッテリ
29 インバータ
30 モータ
32 通知部
DESCRIPTION OF
Claims (6)
前記第1のコイルを内部に収容し、所定の目的箇所に設置される筐体と、
給電時において前記第2のコイルと向き合う前記筐体の表面を、光学的に読み取る読取部と、
前記筐体の表面に存在する異物を検出する検出部と、を有し、
前記筐体は、当該筐体の表面に、光学的に読み取り可能な識別コードが配置されており、
前記検出部は、前記読取部による前記識別コードの読取結果に基づいて、前記筐体の表面に存在する異物を検出することを特徴とする非接触給電装置。 In a non-contact power feeding device that performs non-contact power supply between the first coil and the second coil by magnetic coupling,
A housing that houses the first coil and is installed at a predetermined destination;
A reading unit that optically reads the surface of the housing facing the second coil during power feeding;
A detection unit for detecting foreign matter present on the surface of the housing,
The housing is provided with an optically readable identification code on the surface of the housing,
The non-contact power feeding apparatus according to claim 1, wherein the detection unit detects a foreign substance existing on a surface of the housing based on a reading result of the identification code by the reading unit.
前記読取部は、前記第2のコイルの中心位置に配置されることを特徴とする請求項5に記載された非接触給電装置。 The second coil has a spirally wound structure,
The non-contact power feeding apparatus according to claim 5, wherein the reading unit is disposed at a center position of the second coil.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2012269887A JP2014117085A (en) | 2012-12-11 | 2012-12-11 | Non-contact electric power supply device |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2012269887A JP2014117085A (en) | 2012-12-11 | 2012-12-11 | Non-contact electric power supply device |
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Family Applications (1)
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- 2012-12-11 JP JP2012269887A patent/JP2014117085A/en active Pending
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