JP2014116710A - 撮像装置、撮影条件設定方法、及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】周辺環境の光源(色温度)をより正確に特定可能とし、ホワイトバランス調整等の画質調整を実施可能とする。
【解決手段】撮像装置は、撮影部300と、第1の波長帯の光量を検出する第1の光検出部301と、第1の波長帯とは異なる第2の波長帯の光量を検出する第2の光検出部302と、第1の光検出部301の検出値と前記第2の光検出部302の検出値とに基づいて、撮影部300の撮影条件を設定する設定部303とを備えている。
【選択図】図6
【解決手段】撮像装置は、撮影部300と、第1の波長帯の光量を検出する第1の光検出部301と、第1の波長帯とは異なる第2の波長帯の光量を検出する第2の光検出部302と、第1の光検出部301の検出値と前記第2の光検出部302の検出値とに基づいて、撮影部300の撮影条件を設定する設定部303とを備えている。
【選択図】図6
Description
本発明は、撮像装置、撮影条件設定方法、及びプログラムに関する。
携帯電話機や、スマートフォンなどは、表示部とは反対側の背面側に搭載されるメインカメラに加えて、自分撮り用として表示部側にもサブカメラを搭載している。一般的に、メインカメラには、高画素のイメージセンサが用いられており、サブカメラには、比較的低画素のイメージセンサが用いられている。また、メインカメラ側では、撮影した画像(静止画、動画)に対して、周辺環境の光源に基づくホワイトバランスや、色補間、γ補正などの画像処理を施すことで高画質での撮影を実現している。これに対して、サブカメラ側では、小型化・低コスト化のために、画質調整面での機能が制限されている。
例えば、特許文献1では、環境の明るさに応じて表示部の輝度を調整するために、表示部側、すなわちサブカメラ側に設けられた照度センサの検出値に基づき、周辺環境の照度変化が大きくなった場合に、サブカメラのオートホワイトバランスの機能を用いて周辺環境の色温度を特定し、表示部の画質調整を行う技術が提案されている。
しかしながら、上述した特許文献1では、照度センサの検出値に基づいて、サブカメラのオートホワイトバランスの機能を用いて周辺環境の色温度を特定しているものの、1つの波長感度特性を有する照度センサだけの検出値では、周辺環境の光源(色温度)を正確に特定するのは難しいという問題がある。
このように、周辺環境の光源(色温度)を正確に特定することが難しいということは、特に、サブカメラにおいては、メインカメラに比べ、画質調整機能などの性能が低く抑えられているため、画質のベースとなるホワイトバランス調整等の画質調整を実施するのが難しいという問題がある。
そこで本発明は、周辺環境の光源(色温度)をより正確に特定することができ、ホワイトバランス調整等の画質調整を実施することができる撮像装置、撮影条件設定方法、及びプログラムを提供することを目的とする。
本発明の撮像装置は、撮影部と、第1の波長帯の光量を検出する第1の光検出部と、前記第1の波長帯とは異なる第2の波長帯の光量を検出する第2の光検出部と、前記第1の光検出部の検出値と前記第2の光検出部の検出値とに基づいて、前記撮影部の撮影条件を設定する設定部とを備えることを特徴とする撮像装置である。
本発明の撮影条件設定方法は、第1の波長帯の光量を検出する第1のステップと、前記第1の波長帯とは異なる第2の波長帯の光量を検出する第2のステップと、前記第1のステップで検出した検出値と前記第2のステップで検出した検出値とに基づいて、撮影部の撮影条件を設定する第3のステップとを含むことを特徴とする撮影条件設定方法である。
本発明のプログラムは、コンピュータに、第1の波長帯の光量を検出する第1の光検出機能、前記第1の波長帯とは異なる第2の波長帯の光量を検出する第2の光検出機能、前記第1の光検出機能で検出した検出値と前記第2の光検出機能で検出した検出値とに基づいて、撮影部の撮影条件を設定する設定機能を実行させることを特徴とするプログラムである。
この発明によれば、周辺環境の光源(色温度)をより正確に特定することができ、ホワイトバランス調整等の画質調整を実施することができる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態による撮像装置としてスマートフォンの外観構成を示す斜視図である。図1において、筐体の前面には、液晶表示器や有機EL(Electro Luminescence)表示器などからなる表示部104が設けられている。表示部104には、タッチ操作を可能にするタッチパネル(図示略)が搭載されている。表示部104の上部には、サブカメラ101、センサ群102、レシーバー103が配置されている。また、表示部104の下部には、入力ハードキー105、マイク106が配置されている。
センサ群102は、照度センサ204、近接センサ205、及び赤外LED206からなる。照度センサ204、近接センサ205、及び赤外LED206は、パネル一部を光が透過できるような印刷技術で形成する必要があるため、一般に並んで実装されている。照度センサ204は、元々、液晶の明るさ調整を行なうためのセンサである。また、近接センサ205は、元々、タッチパネルの誤動作防止のためのセンサである。
照度センサ204と近接センサ205とは、サブカメラ101の近くに搭載されているため、サブカメラ101が撮影する環境と同じ環境光を測定している。照度センサ204と近接センサ205とは、光の波長(または周波数)での検出特性が異なる。そこで、本実施形態では、照度センサ204と近接センサ205とによる測定光量から、周辺環境の光源の種類を特定し、サブカメラ101のホワイトバランス調整のための色温度として用いる。
図2は、本実施形態によるスマートフォンの一部構成を示すブロック図である。なお、図1に対応する部分には同一の符号を付けて説明を省略する。図2において、サブカメラ101は、イメージセンサ202と、DSP(Digital Signal Processor)203とからなる。イメージセンサ202は、静止画、または動画を撮影する。DSP203は、イメージセンサ202で撮影された静止画データ、または動画データに対して画像処理(露光時間やホワイトバランス、その他の画像処理)を施してCPU207に出力する。
照度センサ204は、測定した照度データをCPU207に出力する。照度センサ204は、元々、上述したように液晶の明るさ調整を行なうためのセンサである。携帯電話機では、表示部104の表示の見やすさを向上させたり、表示部104の消費電力を低減したりするために、照度センサ204によって測定した照度データ(明るさ:可視光を含む広範囲の波長域)に基づいて、表示部の輝度を調整する。本実施形態では、照度センサ204により測定した照度データを、周辺環境の光源(色温度)を特定するための情報の1つとして用いる。
近接センサ205は、赤外LED208の発光制御を行い、対象物が近づくと、赤外LED208から発光された赤外光の反射光量を測定し、その測定値を装置CPU207に出力する。近接センサ205は、元々、上述したようにタッチパネルの誤動作防止のためのセンサである。つまり、スマートフォンを耳に押しあてて通話するときに、ユーザの顔の頬等が表示部の画面上のタッチパネルに接触すると、誤動作する可能性がある。
そこで、携帯電話機が耳に押しあてられた際の、ユーザの顔の頬等で反射される赤外光の反射光が近接センサ205で検出されると、タッチパネルの感知機能を無効にすることで誤動作を防止する。本実施形態では、近接センサ205により測定した赤外光量を、周辺環境の光源(色温度)を特定するための情報の1つとして用いる。
光源判定部209は、照度センサ204による測定光量と、近接センサ205による測定光量とに基づいて、周辺環境の光源(色温度)を判定し、判定結果をホワイトバランス正誤判定部208に出力する。ホワイトバランス正誤判定部208は、特定した色温度と、DSP203から読み出したホワイトバランス調整値(色温度)とが同じであるか(許容範囲内で同じであるか)否かを判定し、双方の色温度が(許容誤差範囲を超えて)異なる場合には(ステップS28のNO)、測定した色温度をDSP203にフィードバックする。DSP203は、上記フィードバックされたホワイトバランス調整値(色温度)を用いて、サブカメラ101のホワイトバランス調整を実施する。
図3は、本実施形態による、照度センサ204と近接センサ205との波長感度特性を示す概念図である。照度センサ204は、可視光である380〜750nmの波長範囲を含む1000nm前後まで広い波長感度特性L1を有し、700nm前後に感度のピークがある。また、近接センサ205は、組み合せられる赤外LED206の発光波長にも依存するが、一般的に、フィルタなどで可視光域の光を減衰させることで、850nm前後に感度ピークがくるような波長感度特性L2を有するように設計されている。
図4(a)、(b)、(c)は、各々、一般的な蛍光灯、白熱灯、太陽光のエネルギー分布を示す概念図である。蛍光灯は、RGBの3つの波長帯のエネルギー(光)が強い。白熱灯は、300nm程度から高い波長になるにつれて、徐々にエネルギーが増える。太陽光は、可視光域の380〜750nmの範囲のエネルギーが平均して高く、700nm以上の赤外光のエネルギーもある。
そこで、光の波長(または周波数)での検出特性が異なる照度センサ204と近接センサ205と、元々の目的とは異なる使い方をすることで、環境の光源を特定することが可能となる。
(1)近接センサ205の赤外光量が殆どなく、照度センサ204の可視光量が多い場合には、光源は三波長蛍光灯であり、
(2)照度センサ204の可視光量よりも、近接センサ205の赤外光量が大きい場合には(可視光量と赤外光量との差分が所定値以上の場合)、光源は白熱灯であり、
(3)それ以外(可視光量と赤外光量との差分が所定値より小さい場合)は太陽光である、
と光源を特定することが可能である。
(1)近接センサ205の赤外光量が殆どなく、照度センサ204の可視光量が多い場合には、光源は三波長蛍光灯であり、
(2)照度センサ204の可視光量よりも、近接センサ205の赤外光量が大きい場合には(可視光量と赤外光量との差分が所定値以上の場合)、光源は白熱灯であり、
(3)それ以外(可視光量と赤外光量との差分が所定値より小さい場合)は太陽光である、
と光源を特定することが可能である。
太陽光は、そのときの時刻によって色温度が異なるため、ここでは、蛍光灯、白熱灯以外を太陽光とした。また、白熱灯は暗く、太陽光は比較的明るいため、これに照度センサの可視光量の大きさ(明るさ)の情報も付加することでも光源判定の精度を上げることができる。
このように、本実施形態では、光の波長(または周波数)での検出特性が異なる照度センサ204と近接センサ205とを用いて、外部の光源(色温度)を特定し、サブカメラ101のホワイトバランスを実施する。このようにサブカメラ101のホワイトバランス調整を実施することで、サブカメラ101による撮影画像の画質を向上させることができる。また、既存のハードウエア構成をそのまま利用するので、ソフトウエアの変更だけで性能を向上させることが可能となる。
図5は、本実施形態による撮影条件設定方法を説明するためのフローチャートである。CPU207の光源判定部209は、サブカメラ101を起動すると、照度センサ204の測定値を取得し(ステップS10)、近接センサ205の測定値を取得する(ステップS12)。次に、光源判定部209は、近接センサ205の赤外光量が閾値Th以下(図3参照)であるか否かを判定する(ステップS14)。なお、閾値Thは、700nm以上の赤外光量が殆ど検出されない場合を検出するための閾値である。
そして、近接センサ205の赤外光量が閾値Th以下である場合には(ステップS14のYES)、光源判定部209は、照度センサ204の可視光量が近接センサ205の赤外光量よりも大きいか否かを判定する(ステップS16)。なお、ここでの判定は、照度センサ204の可視光量>近接センサ205の赤外光量としてもよいが、現実的には、双方にある程度の差分があることが好ましい。ゆえに、実際には、照度センサ204の可視光量>近接センサ205の赤外光量であり、かつ、照度センサ204の可視光量と近接センサ205の赤外光量との差分値が所定の差分値より大であることを判定条件とすることが好ましい。
そして、近接センサ205の赤外光量が閾値Th以下で、かつ照度センサ204の可視光量が近接センサ205の赤外光量よりも大きい場合には(ステップS16のYES)、光源判定部209は、可視光域にピークを有する三波長蛍光灯(色温度:5000K)であると特定する(ステップS18)。
一方、近接センサ205の赤外光量が閾値Thより大きい場合(ステップS14のNO)、あるいは、照度センサ204の可視光量が近接センサ205の赤外光量よりも小さい場合には(ステップS16のNO)、光源判定部209は、近接センサ205の赤外光量と照度センサ204の可視光量との差分が所定値以上であるか否かを判定する(ステップS20)。該所定値は、光源が白熱灯であるか太陽光であるかを識別するための閾値である。
そして、近接センサ205の赤外光量と照度センサ204の可視光量との差分が所定値以上である場合には(ステップS20のYES)、光源判定部209は、可視光域から赤外光域へとエネルギーレベルが上がっていく特性を有する白熱灯(色温度:3000K)であると特定する(ステップS22)。
また、近接センサ205の赤外光量と照度センサ204の可視光量との差分が所定値よりも小さい場合には(ステップS20のNO)、光源判定部209は、可視光域の380〜750nmの範囲のエネルギーが平均して高く、700nm以上の赤外光のエネルギーもある太陽光であると特定する(ステップS24)。なお、太陽光の場合には、時刻によって色温度が異なるため、照度センサ204の可視光量(明るさ)に基づいて色温度を特定する。
上記ステップS18、S22、またはS24で、光源(色温度)を特定すると、CPU207のホワイトバランス正誤判定部208は、サブカメラ201のDSP203からホワイトバランス調整値(色温度)を読み出す(ステップS26)。次に、CPU207のホワイトバランス正誤判定部208は、上記ステップS18、S22、またはS24で特定した色温度と、DSP203から読み出したホワイトバランス調整値(色温度)とが同じであるか(許容範囲内で同じであるか)否かを判定する(ステップS28)。
そして、双方の色温度が(許容誤差範囲内で)同じである場合には(ステップS28のYES)、ホワイトバランス正誤判定部208は、DSP203のホワイトバランス調整値(色温度)を修正することなく、当該処理を終了する。この場合、DSP203は、そのままのホワイトバランス調整値(色温度)を用いて、サブカメラ101のホワイトバランス調整を実施する。
一方、双方の色温度が(許容誤差範囲を超えて)異なる場合には(ステップS28のNO)、ホワイトバランス正誤判定部208は、測定した色温度をDSP203にフィードバックし、DSP203のホワイトバランス調整値(色温度)を修正する(ステップS30)。この場合、DSP203は、修正されたホワイトバランス調整値(色温度)を用いて、サブカメラ101のホワイトバランス調整を実施する。
なお、上述した実施形態において、上記フローチャートを参照して説明した動作は、サブカメラ101で撮影される静止画/動画データの1フレーム毎に行うことが望ましいが、CPU207の処理負荷や、消費電流の増加を配慮して、照度センサ204の照度データ(明るさ情報)が大きく変化した場合に行うことでも、サブカメラ101のホワイトバランス調整の効果を十分に得ることが可能である。
また、上述した実施形態では、サブカメラ101のホワイトバランス調整を実施する例として説明したが、これに限らず、照度センサ204と近接センサ205との測定光量に基づいて特定した周辺環境の光源(色温度)を、サブカメラ101でなく、図示しないメインカメラの画質調整に用いてもよい。例えメインカメラに既存のホワイトバランス(色バランス)調整機能がある場合でも、該既存のホワイトバランス調整機能の補正などに利用可能である。
また、本実施形態は、撮像装置として携帯電話機(スマートフォン)に適用した例であるが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、撮像機能を搭載した携帯型または据置型の装置として、ゲーム機、デジタルカメラ、PDA(Personal Digital Asistance)、タブレット端末、PC(Personal Computer)、ノートPC、その他の電子機器等にも幅広く適用できる。
上述した実施形態によれば、可視光の波長帯の光量を検出する照度センサ204の検出値と、赤外光の波長帯の光量を検出する近接センサ205とに基づいて、サブカメラ101のホワイトバランス調整値を設定するようにしたので、周辺環境の光源(色温度)をより正確に特定することができ、ホワイトバランス調整等の画質調整を実施することができる。
また、上述した実施形態によれば、周辺環境の光源に基づいて、サブカメラ101のホワイトバランス調整値を設定するようにしたので、サブカメラ101に対してホワイトバランス調整等の画質調整を実施することができる。
また、本実施形態によれば、少なくとも可視光の波長帯域の光量を検出する照度センサ204と少なくとも赤外光の波長帯域の光量を検出する近接センサ205とを用いるようにしたので、周辺環境の光源(色温度)をより正確に特定することができる。
また、本実施形態によれば、表示部104の輝度を周辺環境の明るさに応じて調整すべく、周辺環境の照度を検出するために設けられた照度センサ204と、対象物の接近によるタッチパネルの誤動作を防止すべく、対象物からの赤外光を検出するために設けられた近接センサ205とを用いるようにしたので、部品を追加するなどのハードウエアの変更を伴うことなく、既存の部品、構成を用いて、周辺環境の光源(色温度)をより正確に特定することができ、特に、サブカメラ101のホワイトバランス調整を実施することができる。
以下、本発明の特徴を付記する。
上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
(付記1)
図6は、付記1の構成図である。なお、図6と図2との対応について説明する。図6に示す撮像部300は、図2のサブカメラ101に相当し、図6の第1の光検出部301は、図2の照度センサ204に相当する。また、図6の第2の光検出部302は、図2の近接センサ205に相当し、図6の設定部303は、図2のホワイトバランス正誤判定部208に相当する。
上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
(付記1)
図6は、付記1の構成図である。なお、図6と図2との対応について説明する。図6に示す撮像部300は、図2のサブカメラ101に相当し、図6の第1の光検出部301は、図2の照度センサ204に相当する。また、図6の第2の光検出部302は、図2の近接センサ205に相当し、図6の設定部303は、図2のホワイトバランス正誤判定部208に相当する。
この図に示すように、付記1記載の発明は、
撮影部300と、
第1の波長帯の光量を検出する第1の光検出部301と、
前記第1の波長帯とは異なる第2の波長帯の光量を検出する第2の光検出部302と、
前記第1の光検出部301の検出値と前記第2の光検出部302の検出値とに基づいて、前記撮影部300の撮影条件を設定する設定部303と
を備えることを特徴とする撮像装置である。
撮影部300と、
第1の波長帯の光量を検出する第1の光検出部301と、
前記第1の波長帯とは異なる第2の波長帯の光量を検出する第2の光検出部302と、
前記第1の光検出部301の検出値と前記第2の光検出部302の検出値とに基づいて、前記撮影部300の撮影条件を設定する設定部303と
を備えることを特徴とする撮像装置である。
(付記2)
前記第1の光検出部の検出値と前記第2の光検出部の検出値とに基づいて、周辺環境の光源を判定する光源判定部を更に備え、前記設定部は、前記光源判定部によって判定された周辺環境の光源に基づいて、前記撮影部の撮影条件を設定することを特徴とする付記1に記載の撮像装置である。
前記第1の光検出部の検出値と前記第2の光検出部の検出値とに基づいて、周辺環境の光源を判定する光源判定部を更に備え、前記設定部は、前記光源判定部によって判定された周辺環境の光源に基づいて、前記撮影部の撮影条件を設定することを特徴とする付記1に記載の撮像装置である。
(付記3)
前記設定部は、前記撮像部によって撮影された撮像データに対する画像処理調整値を設定することを特徴とする付記1または2に記載の撮像装置である。
前記設定部は、前記撮像部によって撮影された撮像データに対する画像処理調整値を設定することを特徴とする付記1または2に記載の撮像装置である。
(付記4)
前記設定部は、前記画像処理調整値として、前記撮像データに対するホワイトバランス調整値を設定することを特徴とする付記3に記載の撮像装置である。
前記設定部は、前記画像処理調整値として、前記撮像データに対するホワイトバランス調整値を設定することを特徴とする付記3に記載の撮像装置である。
(付記5)
前記撮像部は、自分撮り用のサブカメラであることを特徴とする付記1から4のいずれかに記載の撮像装置である。
前記撮像部は、自分撮り用のサブカメラであることを特徴とする付記1から4のいずれかに記載の撮像装置である。
(付記6)
前記第1の光検出部は、少なくとも可視光の波長帯域の光量を検出する照度センサであり、前記第2の光検出部は、少なくとも赤外光の波長帯域の光量を検出する近接センサであることを特徴とする付記1から5のいずれかに記載の撮像装置である。
前記第1の光検出部は、少なくとも可視光の波長帯域の光量を検出する照度センサであり、前記第2の光検出部は、少なくとも赤外光の波長帯域の光量を検出する近接センサであることを特徴とする付記1から5のいずれかに記載の撮像装置である。
(付記7)
タッチセンサを搭載した表示部を更に備え、前記第1の光検出部は、前記表示部の輝度を周辺環境の明るさに応じて調整すべく、周辺環境の照度を検出するために設けられた照度センサであり、前記第2の光検出部は、対象物の接近による前記タッチパネルの誤動作を防止すべく、前記対象物からの赤外光を検出するために設けられた近接センサであることを特徴とする付記1から5のいずれかに記載の撮像装置である。
タッチセンサを搭載した表示部を更に備え、前記第1の光検出部は、前記表示部の輝度を周辺環境の明るさに応じて調整すべく、周辺環境の照度を検出するために設けられた照度センサであり、前記第2の光検出部は、対象物の接近による前記タッチパネルの誤動作を防止すべく、前記対象物からの赤外光を検出するために設けられた近接センサであることを特徴とする付記1から5のいずれかに記載の撮像装置である。
(付記8)
第1の波長帯の光量を検出する第1のステップと、前記第1の波長帯とは異なる第2の波長帯の光量を検出する第2のステップと、前記第1のステップで検出した検出値と前記第2のステップで検出した検出値とに基づいて、撮影部の撮影条件を設定する第3のステップとを含むことを特徴とする撮影条件設定方法である。
第1の波長帯の光量を検出する第1のステップと、前記第1の波長帯とは異なる第2の波長帯の光量を検出する第2のステップと、前記第1のステップで検出した検出値と前記第2のステップで検出した検出値とに基づいて、撮影部の撮影条件を設定する第3のステップとを含むことを特徴とする撮影条件設定方法である。
(付記9)
コンピュータに、第1の波長帯の光量を検出する第1の光検出機能、前記第1の波長帯とは異なる第2の波長帯の光量を検出する第2の光検出機能、前記第1の光検出機能で検出した検出値と前記第2の光検出機能で検出した検出値とに基づいて、撮影部の撮影条件を設定する設定機能を実行させることを特徴とするプログラムである。
コンピュータに、第1の波長帯の光量を検出する第1の光検出機能、前記第1の波長帯とは異なる第2の波長帯の光量を検出する第2の光検出機能、前記第1の光検出機能で検出した検出値と前記第2の光検出機能で検出した検出値とに基づいて、撮影部の撮影条件を設定する設定機能を実行させることを特徴とするプログラムである。
101 サブカメラ
102 センサ群
103 レシーバー
104 表示部
105 入力ハードキー
106 マイク
202 イメージセンサ
203 DSP
204 照度センサ
205 近接センサ
206 赤外LED
207 CPU
208 ホワイトバランス正誤判定部
209 光源判定部
102 センサ群
103 レシーバー
104 表示部
105 入力ハードキー
106 マイク
202 イメージセンサ
203 DSP
204 照度センサ
205 近接センサ
206 赤外LED
207 CPU
208 ホワイトバランス正誤判定部
209 光源判定部
Claims (9)
- 撮影部と、
第1の波長帯の光量を検出する第1の光検出部と、
前記第1の波長帯とは異なる第2の波長帯の光量を検出する第2の光検出部と、
前記第1の光検出部の検出値と前記第2の光検出部の検出値とに基づいて、前記撮影部の撮影条件を設定する設定部と
を備えることを特徴とする撮像装置。 - 前記第1の光検出部の検出値と前記第2の光検出部の検出値とに基づいて、周辺環境の光源を判定する光源判定部を更に備え、
前記設定部は、前記光源判定部によって判定された周辺環境の光源に基づいて、前記撮影部の撮影条件を設定する
ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。 - 前記設定部は、前記撮像部によって撮影された撮像データに対する画像処理調整値を設定する
ことを特徴とする請求項1または2に記載の撮像装置。 - 前記設定部は、前記画像処理調整値として、前記撮像データに対するホワイトバランス調整値を設定する
ことを特徴とする請求項3に記載の撮像装置。 - 前記撮像部は、自分撮り用のサブカメラである
ことを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の撮像装置。 - 前記第1の光検出部は、少なくとも可視光の波長帯域の光量を検出する照度センサであり、
前記第2の光検出部は、少なくとも赤外光の波長帯域の光量を検出する近接センサである
ことを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の撮像装置。 - タッチセンサを搭載した表示部を更に備え、
前記第1の光検出部は、前記表示部の輝度を周辺環境の明るさに応じて調整すべく、周辺環境の照度を検出するために設けられた照度センサであり、
前記第2の光検出部は、対象物の接近による前記タッチパネルの誤動作を防止すべく、前記対象物からの赤外光を検出するために設けられた近接センサである
ことを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の撮像装置。 - 第1の波長帯の光量を検出する第1のステップと、
前記第1の波長帯とは異なる第2の波長帯の光量を検出する第2のステップと、
前記第1のステップで検出した検出値と前記第2のステップで検出した検出値とに基づいて、撮影部の撮影条件を設定する第3のステップと
を含むことを特徴とする撮影条件設定方法。 - コンピュータに、
第1の波長帯の光量を検出する第1の光検出機能、
前記第1の波長帯とは異なる第2の波長帯の光量を検出する第2の光検出機能、
前記第1の光検出機能で検出した検出値と前記第2の光検出機能で検出した検出値とに基づいて、撮影部の撮影条件を設定する設定機能
を実行させることを特徴とするプログラム。
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JP2012267845A JP2014116710A (ja) | 2012-12-07 | 2012-12-07 | 撮像装置、撮影条件設定方法、及びプログラム |
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