JP2014110469A - 電子機器、画像処理方法、及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】動画生成を高速にできるようにする。
【解決手段】実施形態によれば、電子機器は、分析手段と、画像選択手段と、エフェクト選択手段と、生成手段とを具備する。分析手段は、複数の画像のそれぞれについて属性を分析する。画像選択手段は、前記属性に基づいて、前記複数の画像から注目対象を含む第1画像と前記注目対象を含まない第2画像とを選択する。エフェクト選択手段は、前記第1画像に対して前記注目対象を用いた第1エフェクトを選択し、前記第2画像に対して第2エフェクトを選択する。生成手段は、前記第1画像に前記第1エフェクトを施した第3画像と、前記第2画像に対して前記第2エフェクトを施した第4画像とを合成して動画を生成する。
【選択図】図3
Description
図1は、本発明の実施形態に係る電子機器10の外観を示す斜視図である。電子機器10は、例えばスマートフォンとして構成されている。なお、電子機器10は、スマートフォンに限らず、ノートブック型やタブレット型のパーソナルコンピュータ、テレビ装置、カーナビゲーション装置、デジタルカメラ、携帯電話機、電子ブックリーダなどの他の機器であっても良い。
電子機器10は、図2に示されているように、プロセッサ20に、タッチパネルコントローラ22、ディスプレイコントローラ23、メモリ24、チューナ25、近距離通信ユニット26、無線通信ユニット27、カメラユニット28、入力端子29、外部メモリ30、スピーカ15、マイク16が接続される。
合成動画生成プログラム24aは、プロセッサ20により実行されることにより、素材供給モジュール41、素材分析モジュール42、素材選択モジュール44、エフェクト選択モジュール45、合成動画生成モジュール47、及び合成動画出力モジュール48の機能を実現することができる。
まず、素材分析モジュール42による画像の分析について説明する。
素材供給モジュール41は、カメラユニット28、外部メモリ30、入力端子29を通じて接続された外部機器から画像(静止画像、動画)が入力されると、画像素材データ24dとしてメモリ24に記録する。
さらに、素材分析モジュール42は、顔認識機能により、顔画像領域の画像特徴を分析する。素材分析モジュール42は、例えば、検出した顔画像の笑顔度、鮮明度、正面度等を算出する。笑顔度は、検出した顔画像が笑顔である度合いを示す指標である。鮮明度は、検出した顔画像が鮮明である度合いを示す指標である。また、正面度は、検出した顔画像が正面を向いている度合いを示す指標である。素材分析モジュール42は、顔画像を人物毎に分類して、人物毎に識別情報(人物ID)を付与する。
図4に示すように、分析情報には、複数の画像にそれぞれ対応する複数のエントリを含む。各エントリは、例えば、画像ID、生成日時(撮影日時)、生成場所(撮影場所)、イベントID、笑顔度、人数、顔画像情報を含む。笑顔度は、画像に含まれる顔画像の笑顔度を総合して決定された情報を示す。人数は、画像に含まれる顔画像の数の合計を示す。
エフェクトデータベース24cには、例えば画像の特徴を分類する複数のスタイルのそれぞれについて、複数のシナリオが用意されている。
例えば、スタイル「Happy」に対しては、幸せな印象や元気な印象を想起させる動画が生成されるように、「笑顔度が高い」「人数が多い」という属性を有する画像に適用できるエフェクトが用意される。また、スタイル「Party」に対しては、「生成日が同じ」「人数が多い」という属性を有する画像に適用できるエフェクトが用意され、スタイル「Travel」に対しては、「生成日が連続」「生成場所が異なる」という属性を有する画像に適用できるエフェクトが用意される。
図7に示すように、各スタイルに対して、注目対象が含まれる画像に使用する注目対象用シナリオと、注目対象が含まれない画像に使用する一般シナリオが設けられている。また、1つのスタイルに対応する注目対象用シナリオと一般シナリオには、それぞれ複数のシナリオが用意されている。例えば、スタイル(Happy)の注目対象用シナリオには、シナリオA1−1,A1−2,…を含み、一般シナリオには、シナリオB1−1,B1−2,…を含んでいる。
図8に示すように、シナリオには、複数のエフェクト(Effect#1,Effect#2,…)が、画像エフェクト処理に使用する所定の順番で定義されている。1つのエフェクトには、1種類のエフェクト、または複数のエフェクトが組み合わされたエフェクト列が定義されている。また、各エフェクトには、それぞれの画像エフェクト処理を適用できる画像属性が設定されている。
まず、電子機器10は、ユーザ操作によって合成動画生成プログラム24aを起動されるとメイン画面を表示させる。メイン画面では、例えば、「スタイル」、「楽曲」、「主人公」(注目対象)等をユーザ操作によって設定することができる。
例えば撮影日時(生成日時)の関連については、キー画像を含む画像の生成日時と同一の期間内(例えば、日、月、時期、季節、年等で指定される期間内)に生成された他の画像がキー画像と関連があるものとする。また、キー画像の生成日時とは別の期間内の同じ日、同じ週、同じ月等(例えば、1年前の同じ日や2年後の同じ月等)に生成された画像がキー画像と関連があるものとしても良い。
図12に示すように、一般グループに含まれる素材画像に対しては、一般シナリオに含まれる一般エフェクトを選択する。基本的には、シナリオ中に配列された順番でエフェクトを選択するが、画像素材の属性とエフェクトの画像属性とを参照し、画像素材に対して適していないと判別されるエフェクトについては選択せず、配列順の次のエフェクトを選択する。エフェクトの画像属性として多くの属性を設定しなければ、画像素材に適したエフェクトを短時間で選択することができる。
図13に示す例では、一般画像素材グループ(画像素材ID6,ID7,ID10,ID11、画像素材ID17)に対しては、画像素材ID6,ID7には一般エフェクト1、画像素材ID10,ID11には一般エフェクト2、画像素材ID17には一般エフェクト3を選択することを示している。
図14に示すように、例えば画像素材ID6,ID7には一般エフェクト1、画像素材ID10,ID11には一般エフェクト2を適用することを示す合成動画情報を出力する。
図15に示す画像60には、注目対象(キー画像)として指定された人物の顔画像60Aが含まれている。このため、注目対象エフェクトがエフェクト選択モジュール45により選択され、顔画像60Aに注目したエフェクト60Bが施されている。
Claims (7)
- 複数の画像のそれぞれについて属性を分析する分析手段と、
前記属性に基づいて、前記複数の画像から注目対象を含む第1画像と前記注目対象を含まない第2画像とを選択する画像選択手段と、
前記第1画像に対して前記注目対象を用いた第1エフェクトを選択し、前記第2画像に対して第2エフェクトを選択するエフェクト選択手段と、
前記第1画像に前記第1エフェクトを施した第3画像と、前記第2画像に対して前記第2エフェクトを施した第4画像とを合成して動画を生成する生成手段と
を具備する電子機器。 - 前記複数の画像を、前記第1画像を少なくとも1つ含む第1グループと、前記第2画像を少なくとも1つ含む第2グループに区分する区分手段をさらに具備し、
前記生成手段は、前記第1グループに含まれる前記第1画像に前記第1エフェクトを施して前記第3画像を生成し、前記第2グループに含まれる前記第2画像に前記第2エフェクトを施して前記第4画像を生成する請求項1記載の電子機器。 - 複数の前記第1エフェクトが定義された第1シナリオと、複数の前記第2エフェクトが定義された第2シナリオとを記録する記録手段をさらに具備し、
前記エフェクト選択手段は、前記第1グループに対して前記第1シナリオから前記第1エフェクトを選択し、前記第2グループに対して前記第2シナリオから前記第2エフェクトを選択する請求項2記載の電子機器。 - スタイルを選択する選択手段をさらに具備し、
前記記録手段は、複数のスタイルにそれぞれ対応する複数の前記第1シナリオと、複数の前記スタイルにそれぞれ対応する複数の前記第2シナリオとを記録し、
前記エフェクト選択手段は、前記選択手段により選択されたスタイルに対応する前記第1及び第2シナリオから前記第1エフェクトと前記第2エフェクトを選択する請求項3記載の電子機器。 - 前記画像選択手段は、前記複数の画像を所定の順番に配列して、前記第1画像と前記第2画像とを前記配列の順番に選択し、
前記第1画像と前記第2画像とを選択した後、前記配列を変更する請求項1記載の電子機器。 - 複数の画像のそれぞれについて属性を分析し、
前記属性に基づいて、前記複数の画像から注目対象を含む第1画像と前記注目対象を含まない第2画像とを選択し、
前記第1画像に対して前記注目対象を用いた第1エフェクトを選択し、前記第2画像に対して第2エフェクトを選択し、
前記第1画像に前記第1エフェクトを施した第3画像と、前記第2画像に対して前記第2エフェクトを施した第4画像とを合成して動画を生成する画像処理方法。 - コンピュータを、
複数の画像のそれぞれについて属性を分析する分析手段と、
前記属性に基づいて、前記複数の画像から注目対象を含む第1画像と前記注目対象を含まない第2画像とを選択する画像選択手段と、
前記第1画像に対して前記注目対象を用いた第1エフェクトを選択し、前記第2画像に対して第2エフェクトを選択するエフェクト選択手段と、
前記第1画像に前記第1エフェクトを施した第3画像と、前記第2画像に対して前記第2エフェクトを施した第4画像とを合成して動画を生成する生成手段として機能させるためのプログラム。
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