JP2014104171A - Compartment forming surface body and smokeproof hanging wall having the same - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、建物の天井部に設けられる防煙たれ壁に関する。 The present invention relates to a smoke proof wall provided on a ceiling of a building.
従来、例えば、特許文献1に開示されるように、大型店舗、オフィスビル、公共施設等の天井部分には、防煙たれ壁が配置されることが知られている。
Conventionally, for example, as disclosed in
この防煙垂れ壁は、天井からパネル(板材)を垂下させることで防煙区画を形成し、火災時等において発生する煙の流動を防止又は遅らせることを目的として設けられる。 This smoke-proof hanging wall is provided for the purpose of forming a smoke-proof section by hanging a panel (plate material) from the ceiling and preventing or delaying the flow of smoke generated in the event of a fire or the like.
煙の流動を防止するためのパネル(板材)としては、従来、ガラス板やスチール板などが用いられるものであったが、パネルの重量が重く施工性が悪いことや、落下時・破損時における被害の防止を図る必要性などの課題が存在していた。 As a panel (plate material) to prevent the flow of smoke, glass plates or steel plates have been used in the past. However, the panel is heavy and the workability is poor, and when it is dropped or damaged There were issues such as the need to prevent damage.
このような課題を解決する技術として、特許文献1では、ガラス繊維シート(パネル)を用いる構成が提案されている。
As a technique for solving such a problem,
また、特許文献2では、可撓性を有し且つ透明性を備えたガラス繊維強化樹脂シートを用いる構成が提案されている。
しかしながら、特許文献1の構成では、表面積が広い板状のガラス繊維シート(パネル)を用いる構成であるため、大型の専用資材の準備の必要性、梱包の手間がかかること、運搬の手間やコストがかかること、などといった課題が残ることになる。
However, since the configuration of
また、現場への搬入後は、施工時に表面に傷を付けないようにすることや、落下や衝突による欠け、ヒビの発生などが生じないよう、取り扱いには細心の注意が必要とされるものであった。 In addition, after carrying in to the site, handling with great care is required to avoid scratching the surface during construction, and to prevent chipping or cracking due to dropping or collision. Met.
他方、特許文献2の構成では、シートが可撓性を有するため、特許文献1のような板状のガラス繊維シート(パネル)を使用する場合と比較して、課題は低減されるものである。
On the other hand, in the configuration of
しかしながら、可撓性のシートを用いる構成とする場合には、施工後において、シートに皺(シワ)やたわみが生じてしまうことにより、美観上問題となることが懸念される。 However, in the case of using a flexible sheet, there is a concern that wrinkles or deflection may occur in the sheet after construction, which may cause an aesthetic problem.
本発明は、以上の問題点に鑑み、可撓性を有するシートを用いて空間を区画するための区画形成面体について、新規な技術を提案するものである。 In view of the above-described problems, the present invention proposes a novel technique for a partition forming face for partitioning a space using a flexible sheet.
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。 The problem to be solved by the present invention is as described above. Next, means for solving the problem will be described.
即ち、請求項1に記載のごとく、
矩形状の不燃シートと、
前記不燃シートの少なくとも二辺に設けられるシート側枠と、
を備え、
少なくとも互いに当接する前記シート側枠は、相対移動可能に構成される、
区画形成面体とする。
That is, as described in
A rectangular incombustible sheet;
A sheet side frame provided on at least two sides of the incombustible sheet;
With
At least the sheet side frames in contact with each other are configured to be relatively movable,
A section forming face is used.
また、請求項2に記載のごとく、
前記シート側枠は、前記不燃シートの四辺に端部が突き合わせた状態で取付けられており、
前記シート側枠の端部が傾斜部を有し、前記シート側枠の端部の傾斜部を付き合せた構成とする。
Moreover, as described in
The seat side frame is attached in a state in which the end portions are butted against the four sides of the incombustible sheet,
The edge part of the said sheet side frame has an inclination part, and it is set as the structure which attached the inclination part of the edge part of the said sheet side frame.
また、請求項3に記載のごとく、
請求項1又は請求項2に記載の区画形成面体を有する防煙たれ壁であって、
前記シート側枠は、
壁面に取付けられる枠に対して固定されるものであり、
前記シート側枠の前記枠に対する固定位置が調整可能な位置調整部材を有する、
ことを特徴とする防煙たれ壁とする。
Moreover, as described in
A smoke proof wall having the section forming face according to
The seat side frame is
It is fixed to the frame attached to the wall surface,
A position adjusting member capable of adjusting a fixing position of the seat side frame with respect to the frame;
A smoke-proof wall characterized by this.
また、請求項4に記載のごとく、
前記シート側枠の一つは、天井面に取付けられる天井側枠に吊り込まれるものであり、
前記天井側枠に対し、
前記シート側枠に一体化される吊り枠を嵌め込むことで、
前記天井側枠に対し、前記区画形成面体を吊り込む、構成とする、
ことを特徴とする請求項3に記載の防煙たれ壁とする。
Moreover, as described in
One of the seat side frames is hung on a ceiling side frame attached to the ceiling surface,
For the ceiling side frame,
By fitting a suspension frame integrated with the seat side frame,
The section forming face body is suspended from the ceiling side frame.
The smoke proof wall according to
また、請求項5に記載のごとく、
前記壁面に取付けられる枠は、
一対の縦枠と、
前記一対の縦枠の下端部に架設される下枠と、を有し、
前記下枠には、前記下枠を覆うための上方が開口した筒状の下部カバーが取付けられるものであり、
前記下枠の縦面は、その上部が互いに離れる方向に上方に延設されて左右対称の傾斜面を形成する、
Moreover, as described in
The frame attached to the wall surface is
A pair of vertical frames;
A lower frame constructed at the lower end of the pair of vertical frames,
The lower frame is attached with a cylindrical lower cover having an upper opening for covering the lower frame,
The vertical surface of the lower frame extends upward in the direction in which the upper parts are separated from each other to form a symmetrical inclined surface,
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。 As effects of the present invention, the following effects can be obtained.
即ち、請求項1に記載の発明においては、区画形成面体を取付けた後において、各シート側枠の取付位置を変更することにより、不燃シートの皺(シワ)やたわみを無くした状態で区画形成面体を設置することが可能となる。
That is, in the invention according to
また、請求項2に記載の発明においては、区画形成面体を上方に持ち上げるように移動させる際には、例えば、シート側縦枠の上端にシート側上枠を載置するようにして、区画形成面体を持ち上げることができ、施工性を良好なものとすることができる。また、各シート側枠を付け合せつつ、角部を持つようにすることで、各シート側枠が互いにずれあうことが規制され、区画形成面体の持ち運びを容易に行うことが可能となる。
Further, in the invention according to
また、請求項3に記載の発明においては、区画形成面体を枠組に取付けて防煙たれ壁を形成した後において、各シート側枠の取付位置を変更することにより、不燃シートの皺(シワ)やたわみを無くした状態で区画形成面体を設置することが可能となる。また、設置後も、季節変動、空調変動による室温、湿度の変化や経年変化によるシートの伸びなどによって、不燃シートの表面に皺(シワ)の発生した場合でも、各種部材を取り外すことなく、皺(シワ)を無くすための調整を容易に行うことができる。
Further, in the invention according to
また、請求項4に記載の発明においては、作業し易いところで吊り枠と区画形成面体を一体化させることができ、また、天井側枠への吊り込みを容易に行うことができるので、作業性を良好なものとすることができる。また、シート側上枠を一旦吊り込んだ後は、区画形成面体から手を離して作業をすることができ、作業性に優れた構成が実現できる。
Further, in the invention according to
また、請求項5に記載の発明においては、下枠への下部カバーの取り付けの際に、下部カバー9を押し上げることで下部カバーが開き、下部カバーの形状を問わず容易に嵌め込むことが可能となる。
In the invention described in
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明の一実施形態について示す正面図であり、天井面1から垂れ下がるように防煙たれ壁2が設けられる様子が示されている。
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
FIG. 1 is a front view showing an embodiment of the present invention, in which a smoke-
防煙たれ壁2は、天井面1に付設される長尺の天井側枠3と、天井側枠3の長手方向両端部において天井面1から下方に伸びるように設けられる端部縦枠4,5と、端部縦枠4,5の下端部の間に架設される下枠6と、これらの枠(3,4,5,6)により囲まれる部位を閉鎖するように設けられる区画形成面体7と、を有して構成される。
The
区画形成面体7は、可撓性を有する不燃シート70を有している。不燃シート70の素材としては、関連法規に適合する不燃材料が採用されるものであり、また、透明、半透明、不透明などの各種の仕様を採用することが考えられる。
The
区画形成面体7の上部は、天井側枠3に付設される吊り枠8を介して、天井側枠3に対して吊り下げるように設けられる。
The upper part of the partition forming
下枠6には、下部カバー9が取付けられる。
A lower cover 9 is attached to the
以上のような防煙たれ壁2により、その表側となる空間と、裏側となる空間とが区画され、一方の空間から他方の空間への煙の流動(拡散、移動)を妨げることが可能となる。なお、各枠(3,4,5,6)は、アルミ押出成型材などの不燃性の長尺部材にて構成することができる。
The smoke-
図2(A)(B)(C)は、区画形成面体7の全体構成について示す正面図であり、区画形成面体7は、可撓性を有する不燃シート70と、長尺のシート側上枠71、シート側縦枠72,73、シート側下枠74を有して構成される。なお、各シート側枠(71,72,73,74)は、アルミ押出成型材などの不燃性の長尺部材にて構成することができる。アルミ押出成型材を用いることで軽量の区画形成面体7を構成することができる。
2A, 2 </ b> B, and 2 </ b> C are front views illustrating the entire configuration of the
不燃シート70は、所定の縦幅寸法H1、横幅寸法W1を有する矩形をなすように予め構成されており、不燃シート70の上辺部70a、縦辺部70b,70c、下辺部70dには、それぞれ、長手方向に所定の間隔で貫通穴70h,70hが形成されている。
The
図3に示すように、シート側上枠71は、縦面71a,71b、上面71c、下面71dを有する中空の枠材にて構成される。シート側上枠71の縦面71aと上面71cには、不燃シート70の上辺部70aが被せられるとともに、両面テープ、或いは、接着剤などによって、不燃シート70がシート側上枠71に貼着される。
As shown in FIG. 3, the sheet-side
また、シート側上枠71の上面71c、下面71dには、不燃シート70の上辺部70aに形設される貫通穴70hに対応する位置に貫通穴71j,71kが設けられている。
Further, on the
シート側上枠71の貫通穴71j,71kと、不燃シート70の貫通穴70hに対し、調整固定部材81が上方に向けて挿通される。本実施形態の調整固定部材81はビスにて構成されており、その頭部81aが下面71dに当接するとともに、ネジ部81bの先端が上面71cから突出されるようになっている。
The
シート側上枠71は、吊り枠8に対する調整固定部材81の締め込み量により上下方向の位置を調整可能に固定されるものである。吊り枠8は、縦面8a,8b、上面8cにて下側が開放される略コ字状の断面を有しており、その断面で構成される溝空間8kにシート側上枠71が収められる。なお、吊り枠8を省略し、シート側縦枠71が上枠3に対して調整可能に固定されるものとしてもよい。
The seat-side
吊り枠8の上面8cには、調整固定部材81のネジ部81bを留め付けるための固定用穴8hが長手方向の複数箇所に形成されており、固定用穴8hに対するネジ部81bの締め込み量によって、吊り枠8に対するシート側上枠71の固定位置、つまりは、吊り枠8に対するシート側上枠71の上下方向の位置を調整することができる。なお、この調整を可能とするために、上面8cと上面71cの間には隙間が確保される。
On the
吊り枠8の上面8cには、天井側枠3に対して吊り枠8を垂設するための垂設部8fが設けられている。図4は、天井側枠3に対する吊り枠8の取付手順を示すものであり、垂設部8fは、上面8cから上方に伸びる縦面部8m,8nと、縦面部8m,8nから互いに離れる方向に水平方向に伸びる突条部8v,8wを有して構成される。
On the
そして、この吊り枠8の突条部8v,8wが、天井側枠3に水平方向に形設される支持突条部3v,3wに載置される。ここで、天井側枠3は、長尺の部材であって、天井面1に当接する当接面3aと、当接面3aの幅方向に間隔を空けて下方に垂設される縦面3b,3cと、縦面3b,3cの下端部において互いに近づく方向に突設される支持突条部3v,3wと、支持突条部3v,3wの間に形成される隙間3dと、を有して構成され、当接面3aと縦面3b,3cで囲まれる空間にて中空部3eが形成されている。
The
天井側枠3への吊り枠8の取付は、嵌め込み式とすることで、容易に行えるようになっている。具体的には、まず、吊り枠8を傾けた状態で一方の突条部8vを天井側枠3の隙間3dから挿し込んで支持突条部3vに引っ掛け、その後、吊り枠8を水平にするように角度を変えることで、他方の突条部8wを隙間3dから挿し込んで支持突条部3wに引っ掛ける。次いで、吊り枠8の天井側枠3に対する見込方向Mの位置を適宜調整することで、天井側枠3に対して吊り枠8を吊設した状態(吊り込んだ状態)とすることができる。
The
なお、このような吊り枠8の天井側枠3に対する見込方向Mの調整を可能とすることで、図3に示すように、吊り枠8に取付けられるシート側縦枠71の見込方向Mの調整が可能となり、左右の端部縦枠4,5と天井側枠3の取付交差(誤差、バラつき)を、この調整によって解消することが可能となる。
By adjusting the expected direction M of the
また、図5に示すごとく、シート側上枠71の貫通穴71j,71kは、見付方向Nに長い長孔などで形成し、吊り枠8(図3)に固定するための調整固定部材81(ネジ部81b)との隙間71sが形成されることとする。
Further, as shown in FIG. 5, the through
これにより、地震などで変形荷重が生じた際に、吊り枠8側に固定される調整固定部材81とシート側上枠71の間に遊びが生じて相対移動可能となり、不燃シート70に大きな面内変形が生じることが防止され、不燃シート70が破れたり、折れたりするなどの損傷を防ぐことが可能となる。
Accordingly, when a deformation load is generated due to an earthquake or the like, a play occurs between the
図6に示すように、シート側縦枠72(図2(B)に示すシート側縦枠73も同一の構造)は、見付面72a,72b、外側側面72c、内側側面72dを有する中空の枠材にて構成される。シート側縦枠72の見付面72aと外側側面72cには、不燃シート70の縦辺部70bが被せられるとともに、両面テープ、或いは、接着剤などによって、不燃シート70がシート側縦枠72に貼着される。
As shown in FIG. 6, the sheet-side vertical frame 72 (the same structure as the sheet-side
また、シート側縦枠72の外側側面72c、内側側面72dには、不燃シート70の縦辺部70bに形設される貫通穴70h(図2(C))に対応する位置に貫通穴72j,72kが設けられている。
Further, the
シート側縦枠72の貫通穴72j,72kと、不燃シート70の貫通穴70hに対し、調整固定部材82が横方向に向けて挿通される。本実施形態の調整固定部材82はビスにて構成されており、その頭部82aが内側側面72dに当接するとともに、ネジ部82bの先端が外側側面72cから突出されるようになっている。
The
シート側縦枠72は、端部縦枠4に対する調整固定部材82の締め込み量により左右方向の位置を調整可能に固定されるものである。端部縦枠4は、見付面4a,4b、縦面4cにて内側側方(区画形成面体7側)が開放される略コ字状の断面を有しており、その断面で構成される溝空間4kにシート側縦枠72が収められる。
The seat-side
端部縦枠4の縦面4cには、調整固定部材82のネジ部82bを留め付けるための固定用穴4hが長手方向の複数箇所に形成されており、固定用穴4hに対するネジ部82bの締め込み量によって、端部縦枠4に対するシート側縦枠72の固定位置、つまりは、端部縦枠4に対するシート側縦枠72の左右方向(横方向)の位置を調整することができる。なお、この調整を可能とするために、縦面4cと外側側面72cの間には隙間が確保される。
On the vertical surface 4c of the end
端部縦枠4は、室内壁面24に当着させるための固定面部4sを有しており、固定面部4sが室内壁面24に対してボルトなどの固定具87によって長手方向の複数箇所において適宜固定される。
The end
また、図5で説明したシート側上枠71における構成と同様に、図6に示すシート側縦枠72の貫通穴72j,72kは、長孔などで形成し、端部縦枠4に固定するための調整固定部材82(ネジ部82b)との隙間が形成されることとする。
Similarly to the configuration of the sheet-side
これにより、地震などで変形荷重が生じた際に、端部縦枠4側に固定される調整固定部材82とシート側縦枠72の間に遊びが生じて相対移動可能となり、不燃シート70に大きな面内変形が生じることが防止され、不燃シート70が破れたり、折れたりするなどの損傷を防ぐことが可能となる。
As a result, when a deformation load is generated due to an earthquake or the like, a play occurs between the
図7に示すように、シート側下枠74は、縦面74a,74b、上面74c、下面74dを有する中空の枠材にて構成される。シート側下枠74の縦面74aと下面74dには、不燃シート70の下辺部70dが被せられるとともに、両面テープ、或いは、接着剤などによって、不燃シート70がシート側下枠74に貼着される。
As shown in FIG. 7, the sheet-side
また、シート側下枠74の上面74c、下面74dには、不燃シート70の下辺部70dに形設される貫通穴70h(図2(C))に対応する位置に貫通穴74j,74kが設けられている。
Further, on the upper surface 74c and the
シート側下枠74の貫通穴74j,74kと、不燃シート70の貫通穴70hに対し、調整固定部材84が横方向に向けて挿通される。本実施形態の調整固定部材84はビスにて構成されており、その頭部84aが上面74cに当接するとともに、ネジ部84bの先端が下面74dから突出されるようになっている。
The
シート側下枠74は、下枠6に対する調整固定部材84の締め込み量により上下方向の位置を調整可能に固定されるものである。下枠6は、縦面6a,6b、下面6cにて内側側方(区画形成面体7側)が開放される略コ字状の断面を有しており、その断面で構成される溝空間6kにシート側下枠74が収められる。
The seat side
下枠6の下面6cには、調整固定部材84のネジ部84bを留め付けるための固定用穴6hが長手方向の複数箇所に形成されており、固定用穴6hに対するネジ部84bの締め込み量によって、下枠6に対するシート側下枠74の固定位置、つまりは、下枠6に対するシート側下枠74の上下方向(縦方向)の位置を調整することができる。なお、この調整を可能とするために、下面6cと下面74dの間には隙間が確保される。
The
また、図5で説明したシート側上枠71における構成と同様に、図7に示すシート側下枠74の貫通穴74j,74kは、長孔などで形成し、下枠6に固定するための調整固定部材84(ネジ部84b)との隙間が形成されることとする。
Similarly to the configuration of the sheet-side
これにより、地震などで変形荷重が生じた際に、下枠6側に固定される調整固定部材84とシート側下枠74の間に遊びが生じて相対移動可能となり、不燃シート70に大きな面内変形が生じることが防止され、不燃シート70が破れたり、折れたりするなどの損傷を防ぐことが可能となる。
Thereby, when a deformation load is generated due to an earthquake or the like, play is generated between the
また、図2(B)に示すごとく、各シート側枠(71,72,73,74)は、不燃シート70を取り囲むように配置されて不燃シート70との固定がされるものの、枠同士は互いに連結されておらず、各枠同士の相対位置を変更することによって、不燃シート70に張力(テンション)を張ることができ、これにより、不燃シート70に生じる皺(シワ)やたわみを適宜解消することができるように構成される。
In addition, as shown in FIG. 2B, each sheet side frame (71, 72, 73, 74) is arranged so as to surround the
また、各シート側枠(71,72,73,74)の長手方向の端部は、長手方向に対して略45度の傾斜する傾斜部を有するように構成し、各シート側枠(71,72,73,74)の長手方向の端部に構成される傾斜部同士を付け合せることで、矩形の枠体を構成できるようにしている。 Further, the longitudinal ends of the sheet side frames (71, 72, 73, 74) are configured to have inclined portions that are inclined at approximately 45 degrees with respect to the longitudinal direction, and the sheet side frames (71, 72, 72, 73, and 74) by attaching the inclined portions formed at the end portions in the longitudinal direction to form a rectangular frame.
これにより、詳しくは後述するように、区画形成面体7を上方に持ち上げるように移動させる際には、シート側縦枠72,73の上端にシート側上枠71を載置するようにして、区画形成面体7を持ち上げることができ、施工性を良好なものとすることができる。また、各シート側枠(71,72,73,74)を付け合せつつ、角部Kを持つようにすることで、各シート側枠(71,72,73,74)が互いにずれあうことが規制され、直交方向に移動されるため、シートのしわを効果的に取り除くことができる。また、しわを取り除くことが容易なため、持ち運びを容易に行うことが可能となる。
Thus, as will be described in detail later, when the
次に、図8を用いて防煙たれ壁2の施工手順について説明する。
まず、図8(A)に示すごとく、天井裏にあるフレームなどの固定部に対し、ボルトなどの固定具86によって天井側枠3を固定することで、天井面1に対して天井側枠3が付設される。
Next, the construction procedure of the
First, as shown in FIG. 8A, the ceiling-
次いで、天井側枠3に対して吊り枠8を取付けるとともに(図4参照)、室内壁面24,25に対し端部縦枠4,5のボルトなどの固定具87によって固定し、下方が開放された三方の枠体が構成された状態とする。
Next, the
次いで、図8(B)に示すごとく、不燃シート70を各シート側枠に固定することで区画形成面体7を予め組み立てておき、シート側縦枠72,73を端部縦枠4,5の下端の開放部から挿入するとともに、シート側上枠71が吊り枠8に収められるまで、区画形成面体7全体を上方に移動させる。この移動の作業は、シート側縦枠72,73が端部縦枠4,5によってガイドされるため、施工性が良好なものとなる。
Next, as shown in FIG. 8 (B), the
次いで、図8(C)に示すごとく、調整固定部材81を用いてシート側上枠71を吊り枠8に仮固定して、区画形成面体7(図8(B))を吊り枠8、及び、天井側枠3を介して天井面1に対して吊り下げた状態とする。
Next, as shown in FIG. 8C, the sheet-side
なお、調整固定部材81を用いて吊り枠8に天井側枠3を組み付けておき、図4に示す手順で、天井側枠3に対して区画形成面体7を吊り込んでもよい。これによれば、作業し易いところで吊り枠8と区画形成面体7を一体化させることができ、また、天井側枠3の吊り込みを容易に行うことができるので、作業性を良好なものとすることができる。
Note that the ceiling-
次いで、下枠6の両端部を端部縦枠4,5の下端部にボルトなどの固定具85(図7)によって固定する。この固定により、下枠6に対してシート側下枠74が収められた状態となる。なお、この固定具85が下部カバー9によって覆い隠すことができる。
Next, both ends of the
次いで、図8(C)に示すごとく、シート側縦枠72,73を端部縦枠4,5に対し調整固定部材82,83にて仮固定し、また、シート側下枠74を下枠6に対し調整固定部材84にて仮固定する。
Next, as shown in FIG. 8C, the sheet-side
以上のようにして、吊り枠8、端部縦枠4,5、下枠6によって囲まれた枠内に、区画形成面体7を配置した後、各シート側枠(71,72,73,74)について各枠(8,4,5,6)に対する調整部材による位置調整が実施される。
As described above, after the
この位置調整によって、不燃シート70に適度な張力(テンション)が生じさせられる。また、皺(シワ)やたわみが発生する場合には、各シート側枠(71,72,73,74)を適宜位置調整することで、この皺(シワ)やたわみを無くすことができる。
By this position adjustment, an appropriate tension (tension) is generated in the
そして、ここでの調整作業は、例えば、六角レンチなどの工具を用いて容易に行うことができ、施工性に優れたものとすることができる。 And adjustment work here can be easily performed, for example using tools, such as a hexagon wrench, and can be made excellent in workability.
また、位置調整の前、或いは、後において、下枠6に対し、下部カバー9が取付けられる。施工が完了した状態では、この下部カバー9が取付けられたものとなっている。なお、下部カバー9は省略してもよい。
Further, the lower cover 9 is attached to the
図7に示すように、下部カバー9は、下枠6の周りを取り囲むように筒状の断面を有する長尺の部材にて構成される。下枠6の縦面6a,6bは、その上部が互いに離れる方向に上方に延設されて傾斜面を形成しており、その上端部には、下部カバー9の開口縁に形成された係止部9m,9nが係止される溝状の係止部6m,6nが構成されている。
As shown in FIG. 7, the lower cover 9 is constituted by a long member having a cylindrical cross section so as to surround the
そして、図9(A)に示すように、下枠6に対し下部カバー9を上方に移動させて、下部カバー9の筒空間9k内に下枠6を収めるとともに、図7に示すように、下部カバー9の係止部9m,9nを、下枠6の係止部6m,6nに対して嵌め込むことで、下枠6を下部カバー9に対して嵌着させる。このように嵌着による取付(嵌め込み式)は、作業が容易であり、ビスなどを使用しないため意匠性がよいものとなる。
Then, as shown in FIG. 9A, the lower cover 9 is moved upward with respect to the
なお、図9(A)に示すように、下部カバー9は、円周面を構成する円筒形状とするほか、図9(B)に示す下部カバー91のように、垂直面91b,91cの下端部を円弧面91aで繋げた構成や、図9(C)に示す下部カバー92のように、垂直面92b,92cの下端部を水平面92aで繋げた構成とすることも考えられる。
As shown in FIG. 9A, the lower cover 9 has a cylindrical shape constituting a circumferential surface, and lower ends of the
また、本実施形態のように、下枠6の縦面6a,6bは、その上部が互いに離れる方向に上方に延設させる構成とすることで、左右対称の勾配面が形成される。これにより、下部カバーを押し上げることで下部カバーが開き、下部カバーの形状を問わず容易に嵌め込むことが可能となる。
Further, as in the present embodiment, the
以上のようにして、図1に示される防煙たれ壁2を設置することができ、可撓性を有する不燃シート70によって、その表側となる空間と、裏側となる空間とを区画することができる。
As described above, the
なお、図10示すごとく、複数の区画形成面体7A,7B,7Cを用い、全体として幅の広い防煙たれ壁2Aを構成することもできる。
In addition, as shown in FIG. 10, it is also possible to configure a wide smoke-
この場合、各区画形成面体7A,7B,7Cの間には、中間縦枠41,42が設置され、中間縦枠41,42に対する位置調整によって、見付方向Nにおける不燃シート70の張力(テンション)付与や皺(シワ)やたわみの解消のための調節が行われる。
In this case, intermediate
また、図10のような構成とする場合の施工手順は、例えば、天井側枠3の設置、端部縦枠4、5を設置し、吊り枠8、下枠6を組み込んだ区画形成面体7Aを吊り下げ、端部縦枠4の開放部に収まるように横移動させる。
The construction procedure in the case of the configuration as shown in FIG. 10 is, for example, a
次いで、中間縦枠41を設置し、下枠6を端部縦枠4及び、中間縦枠41の下部に固定した後、順次、区画形成面体7B、中間縦枠42、区画形成面体7Cを取付ける。
Next, the intermediate vertical frame 41 is installed, the
次いで、各シート側縦枠について各縦枠に対し調整固定部材にて固定、位置調整後下部カバー9を下枠6に対して嵌着することで、施工を完了することができる。
Next, each sheet-side vertical frame is fixed to each vertical frame with an adjustment fixing member, and after the position adjustment, the lower cover 9 is fitted to the
なお、図11(A)に示すごとく、中間縦枠41は、一直線上に区画形成面体7A,7Bを連設するために、互いに反対方向となる側に向けて開放される溝空間41a,41bを有して構成され、溝空間41a,41bに対して、区画形成面体7A,7Bのシート側縦枠72,73がそれぞれ収容されることとなっている。
As shown in FIG. 11A, the intermediate vertical frame 41 has
また、図11(B)に示す中間縦枠44のように、合計4つの溝空間44aを十字状(四方向)に配設する構成とすることで、四体の区画形成面体7Mを平面視十字状に配置する構成が実現できる。
Further, as in the intermediate
また、図11(C)に示す中間縦枠45のように、合計3つの溝空間45aをT字状(三方向)に配設する構成とすることで、三体の区画形成面体7Nを平面視T字状に配置する構成が実現できる。
Further, like the intermediate
また、図11(D)に示す中間縦枠46のように、合計2つの溝空間46aをL字状(二方向)に配設する構成とすることで、二体の区画形成面体7Pを平面視L字状に配置する構成が実現できる。
Further, as in the case of the intermediate
以上のようにして、本発明を実施することができる。
即ち、図2(B)に示すごとく、
矩形状の不燃シート70と、
前記不燃シート70の少なくとも二辺に設けられるシート側枠(71,72,73,74)と、
を備え、
少なくとも互いに当接する前記シート側枠は、相対移動可能に構成されることを特徴とする区画形成面体7とするものである。
The present invention can be implemented as described above.
That is, as shown in FIG.
A rectangular
Sheet side frames (71, 72, 73, 74) provided on at least two sides of the
With
At least the sheet-side frames that are in contact with each other are configured as a
これにより、区画形成面体7を取付けた後において、各シート側枠の取付位置を変更することにより、不燃シート70の皺(シワ)やたわみを無くした状態で区画形成面体7を設置することが可能となる。
Thereby, after attaching the partition
なお、この区画形成面体7は、防煙たれ壁2に用いらえるだけでなく、簡易壁(パーテーション)や室内間仕切壁など、空間を区画するための用途に幅広く使用することができる。また、軽量であるため、吊設された状態での静荷重が小さく、振動を受けたとしても落下し難い構成となる。また、天井内の軽量下地などの保持力も少ないものですむ。また、落下した場合でも、破損することがないため、復旧期間が短くすむ。また、設置に際してコーキング材を用いることがなく、施工時間の短縮・劣化の回避が期待できる。
The
また、図2(B)に示すごとく、シート側枠(71,72,73,74)は、不燃シート70の四辺に端部が突き合わせた状態で取付けられており、シート側枠(71,72,73,74)の端部が傾斜部を有し、前記シート側枠の端部の傾斜部を付き合せた構成とする。
Further, as shown in FIG. 2B, the sheet side frames (71, 72, 73, 74) are attached in a state where the end portions abut each other on the four sides of the
これにより、区画形成面体7を上方に持ち上げるように移動させる際には、例えば、シート側縦枠72,73の上端にシート側上枠71を載置するようにして、区画形成面体7を持ち上げることができ、施工性を良好なものとすることができる。また、各シート側枠を付け合せつつ、角部Kを持つようにすることで、各シート側枠が互いにずれあうことが規制され、区画形成面体7の持ち運びを容易に行うことが可能となる。
Accordingly, when the
また、図2(A)(B)に示すごとく、防煙たれ壁2であって、
前記シート側枠(71,72,73,74)は、
壁面(天井面1、室内壁面24,25に取付けられる枠(3,4,5,6)に対して固定されるものであり、
前記シート側枠の前記枠に対する固定位置が調整可能な位置調整部材を有する、こととしている。
Further, as shown in FIGS. 2 (A) and 2 (B), it is a smoke-
The sheet side frames (71, 72, 73, 74)
It is fixed to the wall surface (
A position adjusting member capable of adjusting a fixing position of the sheet side frame with respect to the frame is provided.
これにより、区画形成面体7を枠組に取付けて防煙たれ壁2を形成した後において、各シート側枠の取付位置を変更することにより、不燃シート70の皺(シワ)やたわみを無くした状態で区画形成面体7を設置することが可能となる。また、設置後も、季節変動、空調変動による室温、湿度の変化や経年変化によるシートの伸びなどによって、不燃シート70の表面に皺(シワ)の発生した場合でも、各種部材を取り外すことなく、皺(シワ)を無くすための調整を容易に行うことができる。
Thus, after the
なお、上記の実施形態では、シート側上枠71は吊り枠8を介して上枠3に固定されることとしたが、吊り枠8を省略し、シート側縦枠71が上枠3に対して調整可能に固定されるものとしてもよい。
In the above-described embodiment, the seat-side
さらに、上記の実施形態では、四本のシート側枠を矩形の不燃シート70に備える構成としたが、対向する二辺についてのみシート側枠を備える構成、即ち、シート側上枠71とシート側下枠74のみを備え、上下方向についてのみ不燃シート70の張力(テンション)の調整を行う構成とすることや、シート側縦枠72,73のみを備え、横方向についてのみ不燃シート70の張力(テンション)の調整を行う構成とすることなども考えられる。
Furthermore, in the above-described embodiment, the four
また、図6に示すごとく、縦方向のシート側枠(シート側縦枠72)は、縦方向の枠(端部縦枠4)の見付面4a,4bの間の空間(溝空間4k)内に収められる。
Further, as shown in FIG. 6, the vertical sheet side frame (sheet side vertical frame 72) is a space (
これにより、地震などで建物に揺れが生じた場合に、縦方向のシート側枠(シート側縦枠72)の内外方向(見込方向M)の揺れを縦方向の枠(端部縦枠4)内に収めることができ、区画形成面体7が大きく揺れて脱落する恐れを防止できる。また、設置の際にシート側枠(シート側縦枠72)は、縦方向の枠(端部縦枠4)によってガイドされるようになり、施工性が良好なものとなる。
As a result, when the building is shaken due to an earthquake or the like, the vertical frame (end vertical frame 4) is used to shake the vertical sheet side frame (sheet side vertical frame 72) in the inside / outside direction (expected direction M). It is possible to prevent the
また、図2(C)に示すごとく、前記各シート側枠(71,72,73,74)は、前記各枠(3,4,5,6)に対して調整固定部材(81,82,83,84)を介して固定されるものであり、
前記調整固定部材は、前記各シート側枠の貫通穴を貫通するように設けられるとともに、
図5に示すように、
前記調整固定部材81と貫通穴71j,71kの間には、隙間71sが形成されることとしている。
Further, as shown in FIG. 2C, the sheet side frames (71, 72, 73, 74) are adjusted and fixed to the frames (3, 4, 5, 6). 83, 84),
The adjustment fixing member is provided so as to pass through the through holes of the sheet side frames,
As shown in FIG.
A
これにより、図5に示すように、地震などで変形荷重が生じた際に、調整固定部材81とシート側上枠71の間に遊びが生じて相対移動可能となり、不燃シート70に大きな面内変形が生じることが防止され、不燃シート70が破れたり、折れたりするなどの損傷を防ぐことが可能となる。
Accordingly, as shown in FIG. 5, when a deformation load is generated due to an earthquake or the like, a play occurs between the
また、シート側上枠71の一つは、天井面1に取付けられる天井側枠3に吊り込まれるものであり、
天井側枠3に対し、
シート側上枠71に一体化される吊り枠8を嵌め込むことで、
天井側枠3に対し、区画形成面体7を吊り込む、構成とする。
In addition, one of the seat side
For the
By fitting the
The
これにより、作業し易いところで吊り枠8と区画形成面体7を一体化させることができ、また、天井側枠3への吊り込みを容易に行うことができるので、作業性を良好なものとすることができる。また、シート側上枠71を一旦吊り込んだ後は、区画形成面体7から手を離して作業をすることができ、作業性に優れた構成が実現できる。
As a result, the
また、壁面に取付けられる枠は、
一対の縦枠(端部縦枠4,5)と、
一対の縦枠(端部縦枠4,5)の下端部に架設される下枠6と、を有し、
下枠6には、下枠6を覆うための上方が開口した筒状の下部カバー9が取付けられるものであり、
下枠6の縦面6a,6bは、その上部が互いに離れる方向に上方に延設されて左右対称の傾斜面を形成する、こととしている。
The frame that can be attached to the wall
A pair of vertical frames (end
A
The
The
これにより、下枠34への下部カバー9の取り付けの際に、下部カバー9を押し上げることで下部カバー9が開き、下部カバー9の形状を問わず容易に嵌め込むことが可能となる。 Accordingly, when the lower cover 9 is attached to the lower frame 34, the lower cover 9 is opened by pushing up the lower cover 9, and can be easily fitted regardless of the shape of the lower cover 9.
本発明は、防煙たれ壁に用いらえるだけでなく、簡易壁(パーテーション)や室内間仕切壁など、空間を区画するための用途に幅広く使用することができる。 INDUSTRIAL APPLICABILITY The present invention can be used not only for smoke proof walls but also for a wide range of uses for partitioning spaces such as simple walls (partitions) and indoor partition walls.
1 天井面
2 防煙たれ壁
3 天井側枠
4 端部縦枠
5 端部縦枠
6 下枠
7 区画形成面体
70 シート
DESCRIPTION OF
Claims (5)
前記不燃シートの少なくとも二辺に設けられるシート側枠と、
を備え、
少なくとも互いに当接する前記シート側枠は、相対移動可能に構成される、
区画形成面体。 A rectangular incombustible sheet;
A sheet side frame provided on at least two sides of the incombustible sheet;
With
At least the sheet side frames in contact with each other are configured to be relatively movable,
Compartment forming face.
前記シート側枠の端部が傾斜部を有し、前記シート側枠の端部の傾斜部を付き合せた構成とする、
ことを特徴とする請求項1に記載の区画形成面体。 The seat side frame is attached in a state in which the end portions are butted against the four sides of the incombustible sheet,
The end portion of the seat side frame has an inclined portion, and the inclined portion of the end portion of the seat side frame is attached.
The division formation face object according to claim 1 characterized by things.
前記シート側枠は、
壁面に取付けられる枠に対して固定されるものであり、
前記シート側枠の前記枠に対する固定位置が調整可能な位置調整部材を有する、
ことを特徴とする防煙たれ壁。 A smoke proof wall having the section forming face according to claim 1 or 2,
The seat side frame is
It is fixed to the frame attached to the wall surface,
A position adjusting member capable of adjusting a fixing position of the seat side frame with respect to the frame;
A smoke-proof wall characterized by that.
前記天井側枠に対し、
前記シート側枠に一体化される吊り枠を嵌め込むことで、
前記天井側枠に対し、前記区画形成面体を吊り込む、構成とする、
ことを特徴とする請求項3に記載の防煙たれ壁。 One of the seat side frames is hung on a ceiling side frame attached to the ceiling surface,
For the ceiling side frame,
By fitting a suspension frame integrated with the seat side frame,
The section forming face body is suspended from the ceiling side frame.
The smoke proof wall according to claim 3.
一対の縦枠と、
前記一対の縦枠の下端部に架設される下枠と、を有し、
前記下枠には、前記下枠を覆うための上方が開口した筒状の下部カバーが取付けられるものであり、
前記下枠の縦面は、その上部が互いに離れる方向に上方に延設されて左右対称の傾斜面を形成する、
ことを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の防煙たれ壁。
The frame attached to the wall surface is
A pair of vertical frames;
A lower frame constructed at the lower end of the pair of vertical frames,
The lower frame is attached with a cylindrical lower cover having an upper opening for covering the lower frame,
The vertical surface of the lower frame extends upward in the direction in which the upper parts are separated from each other to form a symmetrical inclined surface,
The smoke proof wall according to claim 3 or 4, characterized by the above.
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