JP2014092661A - 多波長光信号の光−光型シリアル−パラレル変換装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】低コスト化、小型化ができ、多波長光信号間の受信タイミングの調整が簡便となる多波長光信号の光−光型シリアル−パラレル変換装置を提供する。
【解決手段】同一特性を有するM個の波長の光信号からなる多波長光信号Lmを1:Nにシリアル−パラレル変換する多波長光信号の光−光型シリアル−パラレル変換装置であって、多波長光信号LmのNビット毎に、各ビットを互いに異なる位置のN個の出力ポートP1〜PNに分離し、各出力ポートP1〜PNからM個の波長の光信号を出力して、多波長光信号Lmを1:Nにシリアル−パラレル変換するシリアル−パラレル変換部10と、シリアル−パラレル変換部10の出力ポートP1〜PN側に配置されると共に、出力ポートP1〜PNから入力された各々M個の波長の光信号から、各波長の光信号を順次選択し各々異なる位置に出力する波長選択部20とを有する。
【選択図】図1
【解決手段】同一特性を有するM個の波長の光信号からなる多波長光信号Lmを1:Nにシリアル−パラレル変換する多波長光信号の光−光型シリアル−パラレル変換装置であって、多波長光信号LmのNビット毎に、各ビットを互いに異なる位置のN個の出力ポートP1〜PNに分離し、各出力ポートP1〜PNからM個の波長の光信号を出力して、多波長光信号Lmを1:Nにシリアル−パラレル変換するシリアル−パラレル変換部10と、シリアル−パラレル変換部10の出力ポートP1〜PN側に配置されると共に、出力ポートP1〜PNから入力された各々M個の波長の光信号から、各波長の光信号を順次選択し各々異なる位置に出力する波長選択部20とを有する。
【選択図】図1
Description
本発明は、光情報通信等で用いられる多波長の光信号の全光を一括でシリアル−パラレル変換する光−光型シリアル−パラレル変換装置に関する発明である。
光通信は大容量、超高速性という特長があり、近年では多くの情報通信網で実用化されている。10Gbps程度の高速化では、光信号を光ファイバで数十km程度伝送しても光ファイバの損失や分散等による光信号の波形劣化は軽微であるため、一つの波長にすべての情報を重畳して転送することが一般的である。
しかしながら、40Gbpsや100Gbpsを超える高速化では、上記光ファイバの分散等による光信号の波形劣化は無視できなくなる。更に、これほど高速な信号は、現在、最も一般的で低コストで作製できるシリコンを用いたCMOS電子回路では処理できない。そこで、例えば、40Gbpsでは20Gbps×2波長、100Gbpsでは25G×4波長というように、複数の波長の光信号に分割した情報を重畳して送受信を行っている。
この場合でも、電子回路は20Gbps超の電気信号を直接処理する必要があり、そのためには、シリコン系CMOSでは線幅を更に微細化する工程が必要になったり、材料系をシリコンゲルマニウム系やインジウムリン系などの化合物半導体を用いたり、バイポーラトランジスタを用いたりする必要がある。上記のような化合物半導体を用いると、消費電力の上昇、作製コストの増大を引き起こす。
従って、光信号の段階で低速化できるシリアル−パラレル変換装置が実現できれば、これらの課題を解決することができる。上記の機能を持つ従来の光−光型のシリアル−パラレル変換装置として、特許文献1のようなものがある。従来の光−光型のシリアル−パラレル変換装置を図2(a)、(b)に示し、その基本的な動作を以下に説明する。なお、図2(a)、(b)及び後述する図3において、点線の波形は信号「0」を示し、実線の波形は信号「1」を示している。又、以降の説明において、M及びNは、2以上の自然数である。
従来の光−光型のシリアル−パラレル変換装置50においては、光パケット(シリアル光Ls)を1:Nのスプリッタ51に入力し、入力されたシリアル光Lsをパラレル数Nに分岐し、分岐した並列光信号Ld1〜LdNの各々に、各々の光遅延線52aを用いて、1ビット分の時間ずつ順次ずらした遅延を与える。その後、順次遅延させた並列光信号Ld1〜LdNを、入力側ファイバアレイ52、マイクロレンズアレイ53aを介して、偏光ビームスプリッタ(PBS)54へ入力して反射させ、集光レンズ55を介して、面型光スイッチ56の一点に集光する。このようにすると、順次遅延させた並列光信号Ld1〜LdNにおいて、1ビット目からNビット目までの全ビットが同一時間に面型光スイッチ56の一点に集光されるタイムウィンドウTwが存在する(図2(b)参照)。
このタイムウィンドウTwにおいて、予め用意しておいた制御光パルスPcを、ミラー57を介して面型光スイッチ56へ入射して、面型光スイッチ56の反射率を変動させると、この同一時間に一点に集光されたビットの光のみが反射して、PBS54の出力ポートへ出力され、マイクロレンズアレイ53b、出力側ファイバアレイ58を介して出力される。これにより、1対Nの光−光型のシリアル−パラレル変換が実現されるので、変換後のパラレル光LpをN個のPD59で光電変換した後に、シリアル光Lsのビットレートの1/Nの帯域を持つ低速な電子回路で処理することができる。
しかしながら、M個の波長の光パケットを、上述したような光−光型のシリアル−パラレル変換装置50で変換する場合には、そのまま入力すると同一時間に多波長の光が同時にPD59に入射されるため、複数の波長のパラレル光Lp間で混信を生じる。そこで、図3に示すように、予め多波長シリアル光Lmを波長分波器61で波長毎にM個のシリアル光Ls1〜LsMに分波し、M個の光−光型のシリアル−パラレル変換装置501〜50Mに各波長λ1〜λMのシリアル光Ls1〜LsMを入力して、シリアル−パラレル変換を処理する必要がある。このようにすると、シリアル−パラレル変換装置501〜50Mの増加に伴い、制御光パルスPc用の装置及び受信用PDも増加し、それらの増加によるコスト増大が生じる。更に、多波長の光パケットは電子回路内では同期して処理するため、各シリアル−パラレル変換装置501〜50Mにおける遅延を全体で調整する必要があり、コスト増大が生じる。
又、シリアル−パラレル変換した後の出力側において、AWG(Arrayed Waveguide Grating)などで波長分離する場合には、パラレル数分のAWGが必要となり、更に、大型化、部品コストの増大が生じる。加えて、AWGやファイバ型の波長フィルタのような導波路型の光デバイスを追加すると、コリメート光を一度光ファイバに結合させる必要があり、比較的光軸調整のトレランスが大きいPDで終端できる利点を活かすことができず、大型化、実装コストの増大を招く。
本発明は上記課題に鑑みなされたもので、低コスト化、小型化ができ、多波長光信号間の受信タイミングの調整が簡便となる多波長光信号の光−光型シリアル−パラレル変換装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決する第1の発明に係る多波長光信号の光−光型シリアル−パラレル変換装置は、
同一特性(同一伝送速度、同一偏光方向)を有するM個の波長の光信号からなり、M個の前記光信号の先頭ビットを同一時間に揃えた多波長光信号を、1:Nにシリアル−パラレル変換する多波長光信号の光−光型シリアル−パラレル変換装置であって、
前記多波長光信号のNビット毎に、各ビットを互いに異なる位置のN個の出力ポートに分離し、各出力ポートからM個の波長の光信号を出力して、前記多波長光信号を1:Nにシリアル−パラレル変換するシリアル−パラレル変換部と、
前記シリアル−パラレル変換部の出力ポート側に配置されると共に、前記N個の出力ポートから入力した各々M個の波長からなる光信号から、各波長の光信号を順次選択し、選択したN個の光信号を対応する前記出力ポート毎に異なる位置に出力する波長選択部とを有することを特徴とする。
但し、M、Nは、2以上の自然数である。
同一特性(同一伝送速度、同一偏光方向)を有するM個の波長の光信号からなり、M個の前記光信号の先頭ビットを同一時間に揃えた多波長光信号を、1:Nにシリアル−パラレル変換する多波長光信号の光−光型シリアル−パラレル変換装置であって、
前記多波長光信号のNビット毎に、各ビットを互いに異なる位置のN個の出力ポートに分離し、各出力ポートからM個の波長の光信号を出力して、前記多波長光信号を1:Nにシリアル−パラレル変換するシリアル−パラレル変換部と、
前記シリアル−パラレル変換部の出力ポート側に配置されると共に、前記N個の出力ポートから入力した各々M個の波長からなる光信号から、各波長の光信号を順次選択し、選択したN個の光信号を対応する前記出力ポート毎に異なる位置に出力する波長選択部とを有することを特徴とする。
但し、M、Nは、2以上の自然数である。
上記課題を解決する第2の発明に係る多波長光信号の光−光型シリアル−パラレル変換装置は、
上記第1の発明に記載の多波長光信号の光−光型シリアル−パラレル変換装置において、
前記波長選択部は、M/2個の波長ビームスプリッタから構成され、
前記波長ビームスプリッタは、
前記M個の波長を透過する透明媒質からなる4つの三角柱から構成され、前記4つの三角柱により内部で交差する2つの平面を形成すると共に、外側の1つの側面に前記N個の出力ポートから各々M個の波長からなる光信号が入力される四角柱と、
前記2つの平面の一方の平面を構成する2つの前記三角柱の面に形成され、他の前記波長ビームスプリッタで選択する波長以外の1つの波長の光信号を、前記側面の両側の側面の一方側へ、対応する前記出力ポート毎に異なる位置に反射する多層膜と、
前記2つの平面の他方の平面を構成する2つの前記三角柱の面に形成され、他の前記波長ビームスプリッタで選択する波長以外の他の1つの波長の光信号を、前記両側の側面の他方側へ、対応する前記出力ポート毎に異なる位置に反射する他の多層膜とを有することを特徴とする。
上記第1の発明に記載の多波長光信号の光−光型シリアル−パラレル変換装置において、
前記波長選択部は、M/2個の波長ビームスプリッタから構成され、
前記波長ビームスプリッタは、
前記M個の波長を透過する透明媒質からなる4つの三角柱から構成され、前記4つの三角柱により内部で交差する2つの平面を形成すると共に、外側の1つの側面に前記N個の出力ポートから各々M個の波長からなる光信号が入力される四角柱と、
前記2つの平面の一方の平面を構成する2つの前記三角柱の面に形成され、他の前記波長ビームスプリッタで選択する波長以外の1つの波長の光信号を、前記側面の両側の側面の一方側へ、対応する前記出力ポート毎に異なる位置に反射する多層膜と、
前記2つの平面の他方の平面を構成する2つの前記三角柱の面に形成され、他の前記波長ビームスプリッタで選択する波長以外の他の1つの波長の光信号を、前記両側の側面の他方側へ、対応する前記出力ポート毎に異なる位置に反射する他の多層膜とを有することを特徴とする。
上記課題を解決する第3の発明に係る多波長光信号の光−光型シリアル−パラレル変換装置は、
上記第2の発明に記載の多波長光信号の光−光型シリアル−パラレル変換装置において、
前記シリアル−パラレル変換部と前記M/2個の波長ビームスプリッタとを一体化したことを特徴とする。
上記第2の発明に記載の多波長光信号の光−光型シリアル−パラレル変換装置において、
前記シリアル−パラレル変換部と前記M/2個の波長ビームスプリッタとを一体化したことを特徴とする。
上記課題を解決する第4の発明に係る多波長光信号の光−光型シリアル−パラレル変換装置は、
上記第2又は第3の発明に記載の多波長光信号の光−光型シリアル−パラレル変換装置において、
前記波長ビームスプリッタの前記両側の側面に各々対向して配置され、前記多層膜及び前記他の多層膜で反射した光信号を受光して光電変換するフォトダイオードアレイを有することを特徴とする。
上記第2又は第3の発明に記載の多波長光信号の光−光型シリアル−パラレル変換装置において、
前記波長ビームスプリッタの前記両側の側面に各々対向して配置され、前記多層膜及び前記他の多層膜で反射した光信号を受光して光電変換するフォトダイオードアレイを有することを特徴とする。
上記課題を解決する第5の発明に係る多波長光信号の光−光型シリアル−パラレル変換装置は、
上記第1から第4のいずれか1つに記載の多波長光信号の光−光型シリアル−パラレル変換装置において、
前記シリアル−パラレル変換部は、
前記多波長光信号を、N本の並列光信号に分波する分波器と、
前記分波器で分波された前記N本の並列光信号の各々を1ビットずつ順次遅延させる光遅延部と、
前記光遅延部で遅延させた前記N本の並列光信号を反射すると共に、前記N本の並列光信号と偏光方向が異なる光信号を透過して、前記N個の出力ポートへ出力する偏光ビームスプリッタと、
前記偏光ビームスプリッタで反射した前記N本の並列光信号を一点に集光するレンズと、
前記レンズで集光した一点に配置され、所定の光パルスが入力されている間、集光された前記N本の並列光信号の偏光方向を変化させて、前記偏光ビームスプリッタへ反射する光スイッチと、
前記光遅延部で1ビットずつ順次遅延させた前記N本の並列光信号の1ビット目からNビット目が、前記光スイッチに集光されるタイミングで、前記所定の光パルスを出力する光パルス発生器とを有することを特徴とする。
上記第1から第4のいずれか1つに記載の多波長光信号の光−光型シリアル−パラレル変換装置において、
前記シリアル−パラレル変換部は、
前記多波長光信号を、N本の並列光信号に分波する分波器と、
前記分波器で分波された前記N本の並列光信号の各々を1ビットずつ順次遅延させる光遅延部と、
前記光遅延部で遅延させた前記N本の並列光信号を反射すると共に、前記N本の並列光信号と偏光方向が異なる光信号を透過して、前記N個の出力ポートへ出力する偏光ビームスプリッタと、
前記偏光ビームスプリッタで反射した前記N本の並列光信号を一点に集光するレンズと、
前記レンズで集光した一点に配置され、所定の光パルスが入力されている間、集光された前記N本の並列光信号の偏光方向を変化させて、前記偏光ビームスプリッタへ反射する光スイッチと、
前記光遅延部で1ビットずつ順次遅延させた前記N本の並列光信号の1ビット目からNビット目が、前記光スイッチに集光されるタイミングで、前記所定の光パルスを出力する光パルス発生器とを有することを特徴とする。
本発明によれば、1つのシリアル−パラレル変換部と波長選択部を用いて、多波長光信号を光信号のままシリアル−パラレル変換できるので、低コスト化、小型化ができ、多波長光信号間の受信タイミングの調整が簡便となる多波長光信号の光−光型シリアル−パラレル変換装置を実現することができる。
以下、図1を参照して、本発明に係る多波長光信号の光−光型シリアル−パラレル変換装置の実施形態を説明する。
(実施例1)
図1(a)は、本実施例の多波長光信号の光−光型シリアル−パラレル変換装置を示す概略構成図であり、図1(b)は、その波長選択部を示す概略構成図である。なお、図1(a)、(b)において、点線の波形は信号「0」を示し、実線の波形は信号「1」を示している。又、以降の説明においても、M及びNは、2以上の自然数である。
図1(a)は、本実施例の多波長光信号の光−光型シリアル−パラレル変換装置を示す概略構成図であり、図1(b)は、その波長選択部を示す概略構成図である。なお、図1(a)、(b)において、点線の波形は信号「0」を示し、実線の波形は信号「1」を示している。又、以降の説明においても、M及びNは、2以上の自然数である。
本実施例の多波長光信号の光−光型シリアル−パラレル変換装置は、図1に示すように、シリアル−パラレル変換部10と波長選択部20とを有している。
シリアル−パラレル変換部10では、多波長シリアル光LmのNビット毎に、各ビットを互いに異なる位置のN個の出力ポートP1〜PNに分離し、各出力ポートP1〜PNからM個の波長の光信号を出力して、多波長シリアル光Lmを1:Nにシリアル−パラレル変換している。
このシリアル−パラレル変換部10は、1:Nのスプリッタ11(分波器)と、光遅延線12a(遅延部)を有する入力側ファイバアレイ12と、マイクロレンズアレイ13と、偏光ビームスプリッタ(PBS)14と、集光用の非球面レンズ15と、面型光スイッチ16と、コリメートファイバ17と、90度反射ミラー18a、18bとを有している。
なお、本実施例は、図2に示した従来の光−光型のシリアル−パラレル変換装置50とは異なり、PBS14の出力側にマイクロレンズアレイ53bを設ける必要はない。又、PBS14の出力側に出力側ファイバアレイを設ける必要も無いが、もし、設ける場合でも、その調芯は精密に行う必要はなく、マルチモードファイバを使用可能である。
そして、シリアル−パラレル変換部10の出力側(PBS14の出力ポートP1〜PN側)には、N個の出力ポートP1〜PNから入力した各々M個の波長の光信号から、各波長の光信号を順次選択し、選択したN個の光信号を対応する出力ポートP1〜PN毎に異なる位置に出力する波長選択部20が配置されている。
この波長選択部20は、複数(M/2個)の波長選択型の波長ビームスプリッタ(以下、WBS)21を有しており、各々のWBS21の2つの異なる出力面に、WBS21から出力された光信号を受光して光電変換するマイクロレンズアレイ付のフォトダイオードアレイ(以降、PDアレイ)26を各々配置している。各出力面側においては、複数のWBS21に対応する複数のPDアレイ26が1つの固定板27に固定されている。
WBS21は、基本的には、図1(b)に示すように、4つの三角柱24a、24b、25a、25bから構成される四角柱であり、この四角柱は、4つの三角柱24a、24b、25a、25bにより内部で交差する2つの平面を形成している。この四角柱の外側の1つの側面にN個の出力ポートP1〜PNから各々M個の波長からなる光信号が入力される。4つの三角柱24a、24b、25a、25bは、多波長シリアル光LmのM個の波長を透過する透明媒質(ガラス)から構成されている。
そして、四角柱の内部で交差する2つの平面の一方の平面を構成する2つの三角柱の面には、他のWBS21で波長選択する波長以外の1つの波長の光信号を反射する多層膜22a、22bが形成されており、四角柱の出力ポートP1〜PN側の側面の両側の側面の一方側へ、対応する出力ポートP1〜PN毎に異なる位置に反射している。同じように、四角柱の内部で交差する2つの平面の他方の平面を構成する2つの三角柱の面には、他のWBS21で波長選択する波長以外の他の1つの波長の光信号を反射する他の多層膜23a、23bが形成されており、四角柱の出力ポートP1〜PN側の側面の両側の側面の他方側へ、対応する出力ポートP1〜PN毎に異なる位置に反射している。
例えば、本実施例では、透明媒質の三角柱に対し、三角柱24aでは、3つの側面の中の2つの側面に、互いに反射波長が異なる多層膜22a、多層膜23aを各々形成しており、三角柱24bでは、3つの側面の中の2つの側面に、互いに反射波長が異なる多層膜22b、多層膜23bを各々形成しているが、三角柱25a、25bでは、いずれの面にも多層膜を形成せず、そのまま使用している。そして、多層膜22aと多層膜22bは同じ反射波長であり、多層膜23aと多層膜23bも同じ反射波長である。
そして、このような三角柱24a、24bと三角柱25a、25bとを用い、同じ反射波長の多層膜22a、22bが一平面を形成し、同じ反射波長の多層膜23a、23bが一平面を形成し、且つ、これらの平面同士(異なる反射波長の平面同士)が交差するように、三角柱24a、24b及び三角柱25a、25bを配置している。従って、PDアレイ26は、WBS21の出力ポートP1〜PN側の側面の両側の側面に各々対向して配置されており、多層膜22a、22b、多層膜23a、23bで反射した光信号を受光して光電変換することになる。
次に、図1を参照して、本発明におけるシリアル−パラレル変換処理の基本動作を説明する。なお、ここでは、一例として、M=4、N=16として説明している。
まず、送信側では、同一特性(同一伝送速度、同一偏光方向)を有し、M個の波長の光信号からなり、波長毎に異なる情報を持つ光パケット(多波長シリアル光Lm)を生成する。生成は、例えば、M個のDFBレーザから出力されたCW光を、M個のLN変調器又はEA変調器を用いて強度変調して、光合波器で合波すれば良い。ここで、全体の伝送速度をT[bit/s]とすると、各波長の光信号の伝送速度は、T/M[bit/s]となり、LN変調器、EA変調器は、この伝送速度で駆動される。この際、各波長の光信号の先頭ビットが同一時間に揃うように変調信号を駆動する。又、各波長の光信号は直線偏光で偏光面が一致するように偏光コントローラなどで調整しておく。
このような多波長シリアル光Lmが、シリアル−パラレル変換部10に入力されるが、ここでは、一例として、半導体から構成され、差動スピン分極法を用いた反射型の面型光スイッチ16を用いた構成について述べる。他の原理、方法を用いた場合でも、多波長シリアル光Lmの同一時間のビットが物理的に異なる出力位置にシリアル−パラレル変換されるのであれば、他の原理、方法、例えば、透過型の面型光スイッチを用いた構成でも、本発明は適用可能である。
多波長シリアル光Lmが、シリアル−パラレル変換部10に入力されると、まず、1:Nのスプリッタ11でN本の並列光信号に分岐(分波)される。入力側ファイバアレイ12は、N個の光ファイバからなり、各々光遅延線12a(遅延部)を備えている。各々の光遅延線12aでは、スプリッタ11で分波されたN本の並列光信号の各々を1ビットずつ順次遅延させている。遅延されたN本の並列光信号は、マイクロレンズアレイ13を介して平行光となり、PBS14で反射させ、集光用の非球面レンズ15を介して、面型光スイッチ16の一点に集光される。この面型光スイッチ16は、レンズで集光した一点に配置されている。
PBS14は、多波長シリアル光Lmに透明な透明媒質からなる2つの直角プリズムから構成され、直角プリズムの斜面には誘電体偏光膜が形成されている。この誘電体偏光膜は、所定の偏光方向の光信号を反射し、その偏光方向と異なる偏光方向の光信号を透過するように設定されている。具体的には、入力されたN本の並列光信号は、直線偏光であるので、PBS14で反射され、面型光スイッチ16で反射したN本の並列光信号は、後述するように、楕円偏光に変化するので、PBS14を透過して、出力ポートP1〜PNへ出力するように設定されている。
ここで、N本の並列光信号は各々1ビットずつ順次遅延されているので、図2(b)で説明したように、順次遅延させた並列光信号(Ld1〜LdN)において、1ビット目からNビット目までの全ビットがある特定の同一のタイミング(タイムウィンドウTw)で並列になり、これらが面型光スイッチ16に入ると、N個のビットが同一時間に一点に集光されることになる。
このタイムウィンドウTwのonとoffのタイミングで、光パルス発生器(図示省略)で発生させた一方のスピンの円偏光の制御光パルスPc1と他方のスピンの円偏光の制御光パルスPc2を、コリメートファイバ17及び90度反射ミラー18a、18bを介して、面型光スイッチ16に入射する。すると、差動スピン分極法の効果により、面型光スイッチ16からの反射光が、このonとoffのタイムウィンドウTwの間だけ楕円偏光に変化して、PBS14の方へ反射することになる。つまり、タイムウィンドウTwの間に面型光スイッチ16の一点に集光されたN個のビットのみがPBS14へ反射することになる。その結果、反射したN個のビットは、PBS14を透過して、物理的に分離したN個の出力ポートP1〜PNへシリアル−パラレル変換されて出力されることになる。
ここまでの過程は、各波長で共通であるので、出力ポートP1〜PNの各々には、シリアル−パラレル変換されたM個の波長の光信号が含まれている。
そして、ここからの過程は、各出力ポートP1〜PNで共通であるので、1つの出力ポートP1に着目して述べる。
出力ポートP1には、1/Nにシリアル−パラレル変換されたM個の波長の光信号が含まれる。このままだと、M個の光ビットが同一時間にあるため、空間的に分離して受信する必要がある。
しかも、PBS14からの出力は自由空間を伝搬するコリメート光であるため、従来のように、AWGやファイバ型波長フィルタ等の導波路型の波長分波器を用いると、レンズ系を用いて光ファイバ又導波路に一度結合する必要があり、高コスト化、大型化を招く。
そこで、本実施例では、前述した構成のWBS21を用いるようにしている。このような構成のWBS21を用いると、二つの反射波長の光は、多層膜22a、22b及び多層膜23a、23bで反射して進行方向が変わり、WBS21の異なる出力面から出力することになる。それ以外の波長の光は、このWBS21を通過して、次のWBS21に入り、同様に、2つの波長の光を分離する。
この際、N個のパラレル光は空間的に分離されたまま出射するため、この出力面に平行にマイクロレンズ付きのPDアレイ26を配置すれば、各パラレル光を独立に受光して光電変換できる。
ここで注目すべきことは、PBS14の出力からPDアレイ26までに光ファイバ結合が全く不要となることである。これにより、光軸調整に伴う実装コストが大幅に削減でき、更に、WBS21の異なる2つの出力面を用いて、効率的に波長分離して受光するため、装置を小型化できる。
更に、PBS14とそれに続くWBS21を接続して、予め一体化しておけば、モジュールの小型化は勿論、実装工程でのWBS21の位置合わせがPBS14の位置合わせと同時に完了するため、PDアレイ26のみを光軸調整すればよい。このPDアレイ26の光軸調整も、そのトレランスは数μm程度と光デバイスの中では比較的大きいため、大幅に実装コストを低減できる。
ここで、PDアレイ26の各PDで受信される伝送速度は、T/M/N[bit/s]となる。
一例として、T=100[Gbit/s]、M=4、N=16とすると、PDアレイ26の各PDで受信すべき伝送速度は、1.56[Gbit/s]となり、一般的に安価なシリコン系CMOS回路の動作周波数は10GHz以下であるため、光電変換された信号を容易に処理できる。
又、Tが増加した場合には、Nをその分だけ増加させることで受信すべき伝送速度を任意に低減することが容易に可能である。
更に、WBS21のサイズはPBS14と同等の1cm3程度であるため、M=4の場合に付加されるWBS21は、2cm×1cmとなり、少なくとも10cm×10cm以上あるAWG等を用いた場合と比べて大幅に小型化できる。
次に、図1(a)、(b)を参照して、本実施例の多波長光信号の光−光型シリアル−パラレル変換装置の作製方法を説明する。なお、ここでも、一例として、T=100Gbit/s、M=4、N=16としているが、勿論、その他の場合でも同様に作製できる。
まず、1:16の光スプリッタ11から分岐された16本の光ファイバを、切削と融着により、各光ファイバの長さが1ビット分(ここでは、25Gbit/s×4波長として、40ps)長くなるように、具体的には、長さで約8mmずつ順次長くなるように作製する。つまり、各光ファイバの長さが、各々の光遅延線12aを含む長さになっている。
次に、この16本の光ファイバを、中心を除いたハニカム状にファイバ固定治具に配置して、端面位置と偏光方向を合わせた後にUV接着剤で固定して、入力側ファイバアレイ12を作製する。出力側ファイバアレイを使用する場合には、出力側ファイバアレイも、入力側ファイバアレイ12と略同様の構成にすれば良いが、入力側ファイバアレイ12から光スプリッタ11を除いた構成であり、しかも、出力側ファイバアレイの光ファイバの長さは特に精密に設定する必要はない。
立方体構造を持ったPBS14の入力側の面に、ガラス製のマイクロレンズアレイ13をUV接着剤で固定する。このマイクロレンズアレイ13の各レンズは、ハニカム状に配置された入力側ファイバアレイ12の各光ファイバの配置と同一に配置され、各光ファイバから出射された光ビームを平行光に変換するのに必要な開口数に設定されている。
PBS14の面型光スイッチ16側の面には、その中心にガラス製で三角形の90度反射ミラー18aをUV接着剤で固定する。更に、PBS14のマイクロレンズアレイ13に対向する面には、90度反射ミラー18bを持つコリメータファイバ17をUV接着剤で固定する。このコリメータファイバ17及び90度反射ミラー18bは、図1に示すように、90度反射ミラー18aを介して、制御光パルスPc1、Pc2を面型光スイッチ16に導けるように配置する。
PBS14の出力側の面には、2つのWBS21を赤外線領域で透明なUV接着剤で順次貼り付ける。WBS21は、上述した三角柱24a、24bと三角柱25a、25bとを用い、同じ反射波長の多層膜22a、22bが一平面を形成し、他の同じ反射波長の多層膜23a、23bが一平面を形成し、且つ、これらの平面同士(異なる反射波長の平面同士)が交差するように配置して、赤外線領域で透明なUV接着剤で張り付ける。
PBS14を固定治具にUV接着剤で固定し、入力側ファイバアレイ12をPBS14の入力側であって、マイクロレンズアレイ13の焦点距離となる位置にUV接着剤で固定する。この際、面型光スイッチ16側から赤外線カメラで平行光を観察しながら適切な位置に調芯する。
次に、マイクロレンズアレイ13からの平行光と、コリメータファイバ17及び90度反射ミラー18a、18bを透過した制御光パルスPc1、Pc2が、面型光スイッチ16の一点で集光するように、非球面レンズ15の位置を調整した後に、UV接着剤で固定する。この際、集光された光を面型光スイッチ16側から赤外線カメラで観察しながら非球面レンズ15の位置を適切な位置に調芯する。
次に、非球面レンズ15の焦点位置に、固定台に予め固定された面型光スイッチ16を配置する。この際、1/4波長板を非球面レンズ15とPBS14の間に挿入し、PBS14の出力側から平行光となった光を赤外線カメラで観察しながら適切な位置に調芯する。この際、利用する光は4つの反射波長帯以外の波長を用いることでWBS21の後端から出力光を観察できる。
次に、反射波長λ1のPDアレイ261を当該反射波長に対応したWBS21の出力面に配置して、全てのPDの受光感度が最適になるように、PDアレイ261の光軸調整を行い、固定板27にUV接着剤で固定する。同様に、反射波長λ2〜λMのPDアレイ262〜26Mを当該反射波長に対応したWBS21の出力面に配置して、全てのPDの受光感度が最適になるように光軸調整を行い、固定板27にUV接着剤で固定する。
本発明は、多波長の光パケットの光通信に好適なものである。
10 シリアル−パラレル変換部
20 波長選択部
21 WBS(波長ビームスプリッタ)
22a、22b、23a、23b 多層膜
24a、24b、25a、25b 三角柱
261〜26M PDアレイ
20 波長選択部
21 WBS(波長ビームスプリッタ)
22a、22b、23a、23b 多層膜
24a、24b、25a、25b 三角柱
261〜26M PDアレイ
Claims (5)
- 同一特性を有するM個の波長の光信号からなり、M個の前記光信号の先頭ビットを同一時間に揃えた多波長光信号を、1:Nにシリアル−パラレル変換する多波長光信号の光−光型シリアル−パラレル変換装置であって、
前記多波長光信号のNビット毎に、各ビットを互いに異なる位置のN個の出力ポートに分離し、各出力ポートからM個の波長の光信号を出力して、前記多波長光信号を1:Nにシリアル−パラレル変換するシリアル−パラレル変換部と、
前記シリアル−パラレル変換部の出力ポート側に配置されると共に、前記N個の出力ポートから入力した各々M個の波長からなる光信号から、各波長の光信号を順次選択し、選択したN個の光信号を対応する前記出力ポート毎に異なる位置に出力する波長選択部とを有することを特徴とする多波長光信号の光−光型シリアル−パラレル変換装置。
但し、M、Nは、2以上の自然数である。 - 請求項1に記載の多波長光信号の光−光型シリアル−パラレル変換装置において、
前記波長選択部は、M/2個の波長ビームスプリッタから構成され、
前記波長ビームスプリッタは、
前記M個の波長を透過する透明媒質からなる4つの三角柱から構成され、前記4つの三角柱により内部で交差する2つの平面を形成すると共に、外側の1つの側面に前記N個の出力ポートから各々M個の波長からなる光信号が入力される四角柱と、
前記2つの平面の一方の平面を構成する2つの前記三角柱の面に形成され、他の前記波長ビームスプリッタで選択する波長以外の1つの波長の光信号を、前記側面の両側の側面の一方側へ、対応する前記出力ポート毎に異なる位置に反射する多層膜と、
前記2つの平面の他方の平面を構成する2つの前記三角柱の面に形成され、他の前記波長ビームスプリッタで選択する波長以外の他の1つの波長の光信号を、前記両側の側面の他方側へ、対応する前記出力ポート毎に異なる位置に反射する他の多層膜とを有することを特徴とする多波長光信号の光−光型シリアル−パラレル変換装置。 - 請求項2に記載の多波長光信号の光−光型シリアル−パラレル変換装置において、
前記シリアル−パラレル変換部と前記M/2個の波長ビームスプリッタとを一体化したことを特徴とする多波長光信号の光−光型シリアル−パラレル変換装置。 - 請求項2又は請求項3に記載の多波長光信号の光−光型シリアル−パラレル変換装置において、
前記波長ビームスプリッタの前記両側の側面に各々対向して配置され、前記多層膜及び前記他の多層膜で反射した光信号を受光して光電変換するフォトダイオードアレイを有することを特徴とする多波長光信号の光−光型シリアル−パラレル変換装置。 - 請求項1から請求項4のいずれか1つに記載の多波長光信号の光−光型シリアル−パラレル変換装置において、
前記シリアル−パラレル変換部は、
前記多波長光信号を、N本の並列光信号に分波する分波器と、
前記分波器で分波された前記N本の並列光信号の各々を1ビットずつ順次遅延させる光遅延部と、
前記光遅延部で遅延させた前記N本の並列光信号を反射すると共に、前記N本の並列光信号と偏光方向が異なる光信号を透過して、前記N個の出力ポートへ出力する偏光ビームスプリッタと、
前記偏光ビームスプリッタで反射した前記N本の並列光信号を一点に集光するレンズと、
前記レンズで集光した一点に配置され、所定の光パルスが入力されている間、集光された前記N本の並列光信号の偏光方向を変化させて、前記偏光ビームスプリッタへ反射する光スイッチと、
前記光遅延部で1ビットずつ順次遅延させた前記N本の並列光信号の1ビット目からNビット目が、前記光スイッチに集光されるタイミングで、前記所定の光パルスを出力する光パルス発生器とを有することを特徴とする多波長光信号の光−光型シリアル−パラレル変換装置。
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