JP2014089570A - 感性検索装置、方法およびプログラム - Google Patents

感性検索装置、方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】好みに適したコンテンツを効率的に探すことができる。
【解決手段】本実施形態に係る感性検索装置は、格納部、受理部、設定部、検索部、分析部および提示部を含む。格納部は、感性的な表現を示す語である感性表現を格納する。受理部は、検索するための文字列である検索要求文を受理する。設定部は、前記感性表現の一部であって前記検索要求文に含まれる語である感性ワードと前記感性表現とが一致する場合、該感性ワードに応じた評価軸を設定する。検索部は、前記検索要求文に基づいて検索を行い、該当する複数のコンテンツを取得する。分析部は、前記評価軸に関して前記複数のコンテンツに対する分析値をそれぞれ算出し、分析結果を得る。提示部は、前記分析結果に基づいて少なくとも1つのコンテンツを提示する。
【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、感性検索装置、方法およびプログラムに関する。
従来から、ユーザがキーワードを入力することによりコンピュータネットワークを介してコンテンツを検索する手法がある。例えば、各種の料理に関するレシピを検索する場合は、一般的に、ユーザが端末から料理名、材料、料理分類などを入力すると、これらの条件に該当するレシピが提示される。但し、提示されたレシピが必ずしも自分の好みに合うとは限らない。
そこで、レシピをユーザの好みに合わせてカスタマイズする手法がある。例えば、レシピを提示する際に、甘みや辛みなどの風味、堅さや粘りなどの食感、ビタミンやカルシウムなどの栄養成分を表示し、ユーザが変更を指示すると、元のレシピの分量を変更することでカスタマイズする。また別の手法として、料理などにおける口コミなどの評価軸で、店または料理の評判を感性分析する手法もある。
特開平9−6843号公報 特開2002−230176号公報 特開2006−139694号公報 特許第4796664号公報
しかし、上述した手法では、検索するためのキーワードとして「ヘルシーなマフィン」や「粘りの強いうどん」などのように、人それぞれの価値観によって変わる感性的な表現で検索することは想定されていない。よって、ユーザが望むような検索結果を得ることができないという問題がある。
本開示は、上述の課題を解決するためになされたものであり、個人の好みに適したコンテンツを効率的に探すことができる感性検索装置、方法およびプログラムを提供することを目的とする。
本実施形態に係る感性検索装置は、格納部、受理部、設定部、検索部、分析部および提示部を含む。格納部は、感性的な表現を示す語である感性表現を格納する。受理部は、検索するための文字列である検索要求文を受理する。設定部は、前記感性表現の一部であって前記検索要求文に含まれる語である感性ワードと前記感性表現とが一致する場合、該感性ワードに応じた評価軸を設定する。検索部は、前記検索要求文に基づいて検索を行い、該当する複数のコンテンツを取得する。分析部は、前記評価軸に関して前記複数のコンテンツに対する分析値をそれぞれ算出し、分析結果を得る。提示部は、前記分析結果に基づいて少なくとも1つのコンテンツを提示する。
本実施形態に係る感性検索システムを示す図。 要求解析部の動作を示すフローチャート。 要求解析部の推定処理で利用するテーブルの一例を示す図。 評価軸設定部の動作を示すフローチャート。 表現格納部に格納される表現テーブルの一例を示す図。 結果分析部の分析処理を示すフローチャート。 結果分析部の分析処理を示すフローチャート。 要求解析部で得られた値が格納されるテーブルの第1例を示す図。 評価軸設定部で得られた値が格納されるテーブルの第1例を示す図。 テキスト検索部で得られた検索結果が格納されるテーブルの第1例を示す図。 コンテンツに対する評価軸の分析値が格納されるテーブルの一例を示す図。 コンテンツに対する評価軸の分析値が格納されるテーブルの一例を示す図。 提示部から提示される分析結果に関する第1表示例を示す図。 提示部から提示される分析結果に関する第2表示例を示す図。 提示部から提示される分析結果に関する第3表示例を示す図。 提示部から提示される分析結果に関する第4表示例を示す図。 提示部から提示される分析結果に関する第5表示例を示す図。 提示部から提示される分析結果の詳細表示の一例を示す図。 要求解析部で得られた値が格納されるテーブルの第2例を示す図。 評価軸設定部で得られた値が格納されるテーブルの第2例を示す図。 テキスト検索部で得られた検索結果が格納されるテーブルの第2例を示す図。 提示部から提示される分析結果に関する第6表示例を示す図。 提示部から提示される分析結果に関する拡大表示のための領域を示す図。 提示部から提示される分析結果に関する拡大表示の一例を示す図。 提示部から提示される分析結果の詳細表示の一例を示す図。 提示部から提示される分析結果のリスト表示の一例を示す図。
以下、図面を参照しながら本実施形態に係る感性検索装置、方法およびプログラムについて詳細に説明する。なお、以下の実施形態では、同一の参照符号を付した部分は同様の動作を行うものとして、重複する説明を適宜省略する。
(第1の実施形態)
本実施形態に係る感性検索システムについて図1のブロック図を参照して説明する。
感性検索システム100は、感性検索装置101(感性検索サーバともいう)、ユーザ端末110および記憶装置120を含む。
ユーザ端末110は、パーソナルコンピュータ(PC)111、携帯電話112などの携帯端末である。ユーザ端末110は、インターネットまたは携帯電話網などのネットワーク130を経由して感性検索装置101に接続し、ユーザから入力されたキーワードなどの検索するための文字列である検索要求文を感性検索装置101に送信する。また、ユーザ端末110は、感性検索装置101からユーザからの検索要求文に対する検索結果を受信して、検索結果をユーザ端末110に含まれる表示画面に表示する。
記憶装置120は、コンテンツに関する情報を格納するデータベースであり、本実施形態の例では、料理レシピデータベース121、旅行プランデータベース122、映画メタデータデータベース123、映画データベース124を含む。料理レシピデータベース121、旅行プランデータベース122および映画メタデータデータベース123は、それぞれのコンテンツに関するテキスト情報を格納する。映画メタデータデータベース123には、メタデータに対応する映像データを格納する映画データベース124が対応づけられる。
なお、これらのコンテンツに限らず、スポーツや音楽などその他のジャンルのコンテンツに関するデータベースを含んでもよい。さらに、料理レシピデータベース121および旅行プランデータベース122にも、それぞれのテキスト情報に対応する料理手順や旅行プランに関する映像を格納する映像データベース(図示せず)が対応づけられてもよい。
感性検索装置101は、ユーザ端末110から検索要求文を受信し、検索要求文に応じて記憶装置120からテキスト情報を抽出する。その後、テキスト情報に基づいて検索要求文に対する分析結果を生成しユーザ端末110に送信する。
なお、ネットワーク130を経由せずに、感性検索装置101に関する構成またはプログラムがユーザ端末110に含まれてもよいし、記憶装置120がユーザ端末110に含まれてもよい。
続いて、感性検索装置101の詳細についてブロック図を参照して説明する。
感性検索装置101は、要求受理部102、要求解析部103、表現格納部104、評価軸設定部105、テキスト検索部106、結果分析部107および提示部108を含む。
要求受理部102は、ユーザ端末110またはユーザから、検索要求文を受け取る。
要求解析部103は、要求受理部102から検索要求文を受け取り、検索要求文から検索対象コンテンツを推定し、感性ワードおよび内容ワードを抽出する。検索対象コンテンツは、ユーザが検索の対象とするコンテンツを示す。感性ワードは、検索要求文に含まれる形容詞、形容動詞、副詞で表される単語であり、後述する感性表現に含まれる語である。内容ワードは、検索要求文に含まれる名詞で表される単語である。要求解析部103の詳細な動作については、図2を参照して後述する。
表現格納部104は、感性表現、内容表現、および評価極性を含む表現テーブルを格納する。感性表現は、感性的な表現を示す語である。内容表現は、感性表現に関する要素を示す語である。評価極性は、感性表現と内容表現との関係を示す指標である。表現格納部104に格納される表現テーブルについては、図5を参照して後述する。
評価軸設定部105は、要求解析部103から感性ワードを受け取り、表現格納部104を参照して、感性ワードに一致する感性表現を評価軸として設定する。評価軸設定部105の詳細な動作については、図4を参照して説明する。
テキスト検索部106は、要求解析部103から内容ワードを受け取り、記憶装置120に格納されるデータベースのうち、検索対象コンテンツに関するコンテンツから、内容ワードに一致する1以上のコンテンツを抽出する。
結果分析部107は、評価軸設定部105から評価軸を、テキスト検索部106から1以上のコンテンツをそれぞれ受け取る。表現格納部104を参照し、評価軸ごとに1以上のコンテンツに対する分析値を算出し、分析結果を得る。
提示部108は、結果分析部107から分析結果を受け取り、分析結果を提示する。分析結果の提示方法は、例えばユーザ端末110の表示部などに検索結果を表示すればよい。
次に、要求解析部103の動作について図2のフローチャートを参照して説明する。
ステップS201では、要求受理部102から検索要求文を受け取る。
ステップS202では、検索要求文を形態素解析する。形態素解析処理については、一般的な処理を行えばよいのでここでの説明を省略する。
ステップS203では、形態素解析された検索要求文中の単語に基づいて、検索対象コンテンツを推定する。
ステップS204では、形態素解析された検索要求文中から感性ワードとして形容詞、形容動詞、副詞に該当する語を抽出する。
ステップS205では、形態素解析された検索要求文中から内容ワードとして名詞を抽出する。
なお、上述の処理により得られた検索対象コンテンツ、感性ワードおよび内容ワードは、バッファに書き込んで保持されてもよい。例えば、データ格納部(図示せず)を感性検索装置101に設け、データを保持すればよい。以上で要求解析部103の動作を終了する。
次に、図2のステップS203における推定処理について図3を参照して説明する。
図3は、要求解析部103で参照される、検索対象コンテンツの推定ルールの一例を示すテーブルである。識別子(ID)301、条件302および対象コンテンツ303がそれぞれ対応づけられる。例えば、ID301「P001」、条件302「料理」および対象コンテンツ303「料理レシピ」が対応づけられて格納される。
例えば、形態素解析された検索要求文中に「料理」という単語が含まれる場合、図3に示す推定ルールを参照すれば、条件302「料理」に対応する対象コンテンツ303は「料理レシピ」であるので、検索対象コンテンツは「料理レシピ」であると推定することができる。
なお、ここでは、ある単語が推定ルールに含まれているかどうかにより検索対象コンテンツを推定するが、2単語以上のつながりに基づいて検索対象コンテンツを推定してもよい。さらに、係り受け解析を行って単語間の関係を抽出することにより、検索対象コンテンツを推定してもよい。また、推定ルールのテーブルは、要求解析部103が保持してもよいし、表現格納部104または上述のデータ格納部に格納してもよい。
次に、評価軸設定部105の動作について図4のフローチャートを参照して説明する。
ステップS401では、要求解析部103から感性ワードを受け取る。
ステップS402では、感性ワードの数を表す変数Nおよびカウンタ値を示す変数wの初期値を1に設定する。
ステップS403では、wがN以下であるかどうかを判定する。wがN以下である場合はステップS404に進み、wがNよりも大きい場合は、評価軸設定部105の動作を終了する。
ステップS404では、w番目の感性ワードと一致する感性表現が表現格納部104に格納されているかどうかを判定する。w番目の感性ワードと一致する感性表現が格納されている場合はステップS406へ進み、w番目の感性ワードと一致する感性表現が格納されていない場合はステップS405へ進む。
ステップS405では、変数wを1つインクリメントしてステップS403に戻り、同様の処理を繰り返す。
ステップS406では、w番目の感性ワードを総合評価軸に設定する。なお、感性ワードが2つ以上ある場合は、最初に表現格納部104に含まれる感性表現と一致した感性ワードを総合評価軸に設定してもよいし、表現格納部104に含まれる感性表現と一致した感性ワードを全て総合評価軸に設定してもよい。また、検索要求文の係り受け解析結果から感性ワードの重要度を算出し、重要度が最も高い感性ワードだけを総合評価軸に設定してもよい。
ステップS407では、ステップS406で総合評価軸に設定した感性ワードと一致する感性表現に対応する複数の内容表現を分析評価軸に設定する。なお、ステップS406およびステップS407に示す処理により得られた総合評価軸および分析評価軸を、データ格納部などのバッファに書き込んで保持してもよい。以上で評価軸設定部105の動作を終了する。
次に、表現格納部104に格納される表現テーブルの一例について図5を参照して説明する。
図5に示す表現テーブル500には、ID501、感性表現同義語セット502、対象コンテンツ503、内容表現代表語504、評価極性505および内容表現関連語セット506がそれぞれ対応づけられて格納される。
ID501は、表現格納部104で一意に割り振られる識別子である。感性表現同義語セット502は、感性表現の同義語を複数含む集合である。対象コンテンツ503は、図2に示す対象コンテンツ303である。内容表現代表語504は、感性表現同義語セット502に関する要素となる内容表現であり、内容表現関連語セット506の上位概念となる語である。例えば、「ヘルシー」という感性表現であれば、ヘルシーとなる要素として、「甘味料」、「油分」および「野菜」の分量が挙げられるので、「甘味料」、「油分」および「野菜」の表現が内容表現代表語504となる。評価極性505は、内容表現代表語504の指標値の増減が総合評価軸にどのように影響するかを示す極性であり、「Positive」または「Negative」のどちらかで示される。例えば、「甘い」という総合評価軸に対しては、甘味料が多いほど甘さが増すので、ID501「W001」に対応する甘味料の評価極性505は「Positive」となる。一方、「ヘルシー」という総合評価軸に対しては、甘味料が少ないほどヘルシーさが増すので、ID501「W002」に対応する甘味料の評価極性505は「Negative」となる。
内容表現関連語セット506は、内容表現代表語504の具体例に関する関連語の集合を示し、複数の表現が含まれる。すなわち、内容表現関連語セット506は、内容表現代表語504に含まれる表現の言い換え表現であり、存在しない場合は空欄になる。
具体的には、ID501「W003」、感性表現同義語セット502「辛い」、対象コンテンツ503「料理レシピ」に対し、内容表現代表語504「香辛料」、評価極性505「Positive」および内容表現関連語セット506「唐辛子、わさび、カレー粉」がそれぞれ対応づけられ、内容表現代表語504「塩分」、評価極性505「Positive」および内容表現関連語セット506「食塩、しょうゆ」がそれぞれ対応づけられる。
評価軸設定部105により、感性ワードが感性表現同義語セット502中のいずれかの表現と一致すると判定されると、感性ワードが総合評価軸に設定され、感性表現に対応する内容表現代表語504中の表現が分析評価軸に設定される。具体的には、感性ワードが「ヘルシー」である場合、ヘルシーはID501「W002」、感性表現同義語セット502「ヘルシー」と一致するので、感性ワード「ヘルシー」が総合評価軸として設定される。さらに、感性表現同義語セット502「ヘルシー」に対応する内容表現代表語504である「甘味料」、「油分」、「野菜」、「豆腐」の4つの語が分析評価軸として設定される。
次に、結果分析部107の分析処理について図6Aおよび図6Bのフローチャートを参照して説明する。
ステップS601では、テキスト検索部106から検索結果(コンテンツ)を受け取る。
ステップS602では、変数Nに検索結果として得られたコンテンツの数を、変数dに初期値1をそれぞれ設定する。
ステップS603では、評価軸設定部105から総合評価軸および分析評価軸を受け取る。
ステップS604では、変数Tに分析評価軸の数を、変数xに初期値1を設定する。
ステップS605では、dがN以下であるかどうかを判定する。dがN以下であればステップS606へ進み、dがNよりも大きければ動作“A”に進む。
ステップS606では、xがT以下であるかどうかを判定する。xがT以下であればステップS607へ進み、xがTよりも大きければステップS610へ進む。
ステップS607では、d番目のコンテンツについて、x番目の分析評価軸に関する値G(d,x)を求める。
ステップS608では、値G(d,x)を正規化した値G_norm(d,x)を求める。
ステップS609では、変数xを1つインクリメントし、ステップS606に戻り、同様の処理を繰り返す。
ステップS610では、変数dを1つインクリメントし、変数xに初期値1を設定し、ステップS605に戻り、同様の処理を繰り返す。
ステップS605から動作“A”に進んだ場合、ステップS611では、変数dに初期値1、変数xに初期値1をそれぞれ設定する。
ステップS612では、dがN以下であるかどうかを判定する。dがN以下であればステップS613に進み、dがNよりも大きければ結果分析部107の分析処理を終了する。
ステップS613では、xがT以下であるかどうかを判定する。xがT以下であればステップS614に進み、xがTよりも大きければステップS616に進む。
ステップS614では、d番目のコンテンツについて、x番目の分析評価軸に関する分析値R(d,x)を求める。
ステップS615では、変数xを1つインクリメントし、ステップS613に戻り、同様の処理を繰り返す。
ステップS616では、d番目のコンテンツについて、総合評価軸に関する分析値R_all(d)を求める。
ステップS617では、変数dを1つインクリメントし、変数xに初期値1を設定して、ステップS612に戻り、同様の処理を繰り返す。
なお、ステップS614とステップS616とにおいて、分析評価軸に関する分析値R(d,x)と、総合評価軸に関する分析値R_all(d,x)とを、データ格納部などのバッファに書き込んで保持してもよい。
次に、本実施形態に係る感性検索装置の動作の具体例と、G(d,x)、G_norm(d,x)、R(d,x)およびR_all(d)に関するそれぞれの計算方法とについて、図7から図11までを参照して説明する。
具体的に、ユーザから「ヘルシーなマフィンの作り方を教えて」という検索要求文が入力された場合を想定する。
要求解析部103は、「ヘルシーなマフィンの作り方を教えて」という検索要求文を要求受理部102から受け取って形態素解析し、形態素解析結果として「ヘルシー/な/マフィン/の/作り方/を/教え/て」を得る。
図3に示す対象コンテンツの推定ルールを参照すると、単語「作り方」が推定ルールの条件302「作り方」に一致するので、検索対象コンテンツが「料理レシピ」であると推定される。また、要求解析部103は、形容詞である「ヘルシー」を感性ワードとして抽出し、名詞である「マフィン」、「作り方」を内容ワードとして抽出する。
要求解析部103で得られた検索対象コンテンツ、感性ワード、内容ワードがバッファに格納される一例を図7に示す。
テーブル700に示すように、変数名701と値702とが対応づけられて格納される。テーブル700には、変数名701として、対象コンテンツ、感性ワードおよび内容ワードが含まれる。例えば、変数名701「対象コンテンツ」と値702「料理レシピ」とが対応づけられて格納される。
次に、評価軸設定部105は、要求解析部103から感性ワード「ヘルシー」を受け取り、感性ワード「ヘルシー」が図5に示す表現格納部104に含まれる感性表現同義語セット502と一致するかどうかを判定する。感性ワード「ヘルシー」は、感性表現同義語セット502「ヘルシー」と一致するので、感性ワード「ヘルシー」を総合評価軸に設定する。また、「ヘルシー」には4つの内容表現代表語504「甘味料」、「油分」、「野菜」および「豆腐」が対応づけられるので、それぞれを分析評価軸に設定する。
評価軸設定部105で得られた総合評価軸および分析評価軸がバッファに格納される一例を図8に示す。
図8に示すテーブル800には、変数名801と値802とが対応づけられて格納される。例えば、変数名801「総合評価軸」と値802「ヘルシー」とが対応づけられて格納される。
次に、テキスト検索部106は、要求解析部103から図7に示す内容ワード「マフィン」と「作り方」とを受け取り、記憶装置120に格納される料理レシピデータベース121から内容ワード「マフィン」および「作り方」を用いて検索対象コンテンツである料理レシピを検索する。
テキスト検索部106における検索結果の一例を図9に示す。
図9のテーブル900には、コンテンツID901とコンテンツID901に含まれる材料902との組み合わせに対する分量903が格納される。
コンテンツID901は、テキスト検索部106により検索されたコンテンツを示す一意の識別子である。材料902は、コンテンツから抽出される料理の材料を示し、材料ごとの単位が対応づけられる。分量903は、コンテンツから抽出される各材料の分量を示す。
例えば、コンテンツID901「レシピ1 チョコレートマフィン」では、材料902「薄力粉 g」は分量903「200」、材料902「ベーキングパウダー 小さじ」は分量903「2」である、と対応づけられる。
次に、結果分析部107が、分析評価軸に関する値G(d,x)を求める。
図7および図8に示すバッファに格納される情報から、コンテンツ(レシピ)と分析評価軸とごとに、内容表現代表語または内容表現関連語セットに登録されている表現(材料)に該当するものがあれば、該当するものの重量を計算する。図9の例では、レシピごとに、「甘味料」に関する値として、「砂糖」および「はちみつ」の合計量を算出する。同様に、「油分」に関する値として、「バター」および「サラダ油」の合計量を算出し、「野菜」に関する値として、「たまねぎ」および「ズッキーニ」の合計量を算出し、「豆腐」に関する値として「豆腐」の合計量を算出する。
上述の算出方法により、d={レシピ1,レシピ2,レシピ3,レシピ4,レシピ5,レシピ6}、x={甘味料,油分,野菜,豆腐}として、G(d,x)を求めることができる。
次に、G(d,x)を正規化したG_norm(d,x)を算出する。
通常のweb上に存在するコンテンツでは、コンテンツごとに材料の分量が何人分であるかが異なるので、分量を正規化することが望ましい。また、コンテンツに何人分または何個分と明記してあれば、1人分または1個分の量に正規化すればよい。ここでは、メイン材料である薄力粉の量を基準として、薄力粉100グラム当たりの量をG_norm(d,x)とする。
次に、平均がゼロ、標準偏差が1となるようにG_norm(d,x)を標準化し、分析値R(d,x)を求める。R(d,x)は、以下の式(1)により算出すればよい。
R(d,x)=(G_norm(d,x)−avr(x))/stdev(x)
・・・(1)
ここで、avr(x)は、G_norm(d,x)の平均値、stdev(x)は、G_norm(d,x)の標準偏差である。
上述の計算で得られたR(d,x)の値をバッファに格納する例を図10に示す。
図10に示すテーブル1000は、コンテンツID901と分析評価軸とのそれぞれの組み合わせに対する分析値1001が格納される。コンテンツID901を示すレシピごとに、各分析評価軸(甘味料、油分、野菜、豆腐)の分析値が格納される。例えば、コンテンツID901「レシピ1」では、「分析評価軸1」である「甘味料」の分析値1001は「1.0」であり、「分析評価軸2」である「油分」の分析値1001は「1.6」である。
次に、総合評価軸に関する分析値R_all(d)を求める。総合評価軸の分析値R_all(d)は、以下の式(2)に示すように、図5に示す評価極性を考慮して、すべての分析評価軸の値を足し合わせればよい。
R_all(d)=ΣR(d,x)×P(x)・・・(2)
P(x)={1,xの評価極性がPositive}
{−1,xの評価極性がNegative}
R_all(d)の算出結果をバッファに格納する例を図11に示す。
図11に示すテーブル1100では、図10のテーブル1000の分析値R_(d,x)に加え、レシピごとに総合評価軸(ヘルシー)の分析値R_all(d)が対応づけられて格納される。具体的には、分析評価軸(甘味料、油分、野菜、豆腐)の分析値R(d,x)を極性に応じて加算し、−1.0+(−1.6)+(−0.6)+(−0.6)=−3.8より分析値1101R_all(d)を得る。
なお、分析値の計算方法として、標準化したデータの平均と標準偏差とを用いる方法を示すが、これに限らずどのような計算方法を用いてもよい。
次に、提示部108から提示される分析結果の表示例について図12から図17までを参照して説明する。
図12から図17は、上述した「ヘルシーなマフィンの作り方」の検索結果の表示例である。
図12は、総合評価軸「ヘルシー」に対する結果が表示される例であり、横軸はコンテンツ番号を示し、縦軸は総合評価軸であるヘルシーの分析値を示す。図12の例では、分析値の範囲は5から−5までの範囲であり、値が大きいほどヘルシーの程度が高く、値が小さいほどヘルシーの程度が低くなる。ここでは総合的なヘルシーの程度としてレシピ4が一番高いということがわかる。
図13は、分析評価軸「甘味料」に対する分析結果の表示画面である。なお、以降の図14から図16の分析評価軸の表示画面の切り替えは、例えば図12の表示画面において、分析評価軸の各タブが選択されることにより表示されるようにすればよい。
「甘味料」は、総合評価軸「ヘルシー」に対して、負の極性を有しているので、図12とは軸が反転する。したがって、値が小さいほど甘味料が少ないのでヘルシーの程度が高く、値が大きいほど甘味料が多いのでヘルシーの程度が低くなることがわかる。甘味料に関しては、レシピ3とレシピ4とがヘルシーの程度が高いことがわかる。
図14は、分析評価軸「油分」に対する分析結果の表示画面である。図13の場合と同様に、分析評価軸「油分」は、総合評価軸「ヘルシー」に対して負の極性を有しているので、図12とは軸が反転する。油分に関しては、レシピ5とレシピ6とがヘルシーの程度が高いことがわかる。
図15は、分析評価軸「野菜」に対する分析結果の表示画面である。一般的に「野菜」が多いほどヘルシーであるといえるので、総合評価軸「ヘルシー」と同じ極性を有する。すなわち、分析評価軸「野菜」の値が大きいほどヘルシーの程度も高く、値が小さいほどヘルシーの程度が低くなる。野菜に関しては、レシピ4がヘルシーの程度が高いことがわかる。
図16は、分析評価軸「豆腐」に対する分析結果の表示画面である。分析評価軸「野菜」と同様に、一般的に「豆腐」が多いほどヘルシーであるといえるので、総合評価軸「ヘルシー」と同じ極性を有する。すなわち、分析評価軸「豆腐」の値が大きいほどヘルシーの程度も高く、値が小さいほどヘルシーの程度が低くなる。豆腐に関しては、レシピ6がヘルシーの程度が高いことがわかる。
なお、詳細を確認したい文書のIDをクリックすると、レシピ紹介画面を表示するようにしてもよい。
レシピ紹介画面の表示例を図17に示す。ここでは、レシピ4の「ズッキーニマフィンの作り方」を示す。
また、「検索結果一覧へ」ボタンをクリックすれば、図12に示すような表示画面に戻るようにし、「詳しい作り方を見る」ボタンをクリックすれば、作り方の手順が表示されるようにしてもよい。なお、タブ選択(クリック)時の動作およびボタン選択(クリック)時の動作については、図17に限らず、文書のIDがクリックされたときに作り方の手順を一緒に表示するなど、どのような表示方法でもよい。
このように評価軸ごとにユーザに分析結果を提示することにより、1度も調理したことがないような初見のレシピの味付けなどに関して、ユーザはどのような変更を加えれば自身の好みに近づけられるかを容易に理解することができる。
また、検索要求文として入力したキーワードに対して複数の評価軸が設定されるので、異なる評価軸によるアプローチでコンテンツを選択することができる。例えば上述の例では、ユーザが検索要求文として「ヘルシー」を入力した場合、ユーザが油の摂取を抑えることをヘルシーと考えていれば、分析評価軸「油分」の分析値が少ないレシピを選択すればよい。また、ユーザが野菜を多く摂取するということをヘルシーと考えていれば、分析評価軸「野菜」の分析値が大きいレシピを選択すればよい。このように、ヘルシーという感性的な表現でも、何を基準としてヘルシーであるかというより具体的または客観的な表現に置き換えることができるので、ユーザはより好みに沿った選択を行うことができる。
上述の例では、コンテンツとしてレシピの一例を示しているが、これに限らず他のコンテンツの検索する場合でも同様の処理を行えばよい。
例えば、検索要求文として「泣ける映画」が入力された場合を想定し、図18から図20までを参照して説明する。
図18は、要求解析部103が検索要求文に対して形態素解析した結果のテーブル1800である。検索対象コンテンツとして「映画メタデータ」、感性ワードとして「泣ける」、内容ワードとして「邦画」が抽出される。
図19は、評価軸設定部105が総合評価軸および分析評価軸を抽出した結果のテーブル1900であり、感性ワード「泣ける」が総合評価軸に設定され、図5を参照すると、分析評価軸として「友情」「恋愛」「家族」および「別れ」が設定される。これらの分析評価軸ごとに、対応する内容ワードについて検索対象コンテンツを検索する。
図20は、テキスト検索部106における検索結果のテーブル2000である。検索処理は、具体的には、検索対象コンテンツの映画に関するメタデータごとに、図5に示す内容表現代表語または内容表現関連語セットに登録されている表現に該当するかどうかを判定する。該当するものがあれば、該当するものの頻度の合計を求める。
なお、メタデータに格納されるコンテンツのテキストの長さが異なるので、求めたG(d,x)を正規化し、G_norm(d,x)を式(3)より求める。
G_norm(d,x)=G(d,x)/C(d)・・・(3)
ここで、C(d)は、コンテンツdに出現する総単語数である。なお、分析値R(d,x)および分析値R_all(d)の計算方法は、上述と同様であるのでここでの説明を省略する。
検索要求文「泣ける邦画」の検索結果の表示例を図21から図25までを参照して説明する。
図21は「泣ける邦画」の検索結果の全体図を示す。縦軸は総合評価軸および各分析評価軸に対する評価値であり、横軸はコンテンツ番号、ここでは映画IDを表す。
また、詳細に閲覧したい領域があれば、図22に示すような、破線の領域2201を指定してクリックすることで、指定した部分を拡大して表示してもよい。分析結果の分布を拡大した図を図23に示す。図23に示すように、分析値周辺に映画IDを表示してもよい。
さらに、ユーザが所望する映画IDをクリックした場合を図24に示す。ここでは、映画ID24「動物物語」の詳細が表示されている。図17と同様に「検索結果一覧へ」ボタンをクリックすると全体図へ移動し、「視聴する」ボタンをクリックすると内容が表示された映画を視聴できるようにしてもよい。
図21から図24までの表示例は、検索結果のコンテンツ数が多い場合に有効な表示方法であるが、検索結果を他の方法で表示してもよい。
他の表示方法としてリスト表示する例を図25に示す。図25に示すように、評価軸ごとに検索結果がランキング表示形式のリスト2501として表示される。このような表示方法は、例えばユーザがテレビ画面を見ながらリモコンで操作する場合に有効な方法である。
以上に示した実施形態によれば、感性的な表現を含む検索要求文に基づいて、検索対象コンテンツに対する評価軸を設定し、コンテンツの評価軸ごとの分析値を算出することで、評価軸を対するコンテンツごとの位置づけを容易に把握することができるので、口コミまたは評判に関する情報に左右されずに、個人の好みに適したコンテンツを効率的に検索することができる。
上述の実施形態の中で示した処理手順に示された指示は、ソフトウェアであるプログラムに基づいて実行されることが可能である。汎用の計算機システムが、このプログラムを予め記憶しておき、このプログラムを読み込むことにより、上述した感性検索装置による効果と同様な効果を得ることも可能である。上述の実施形態で記述された指示は、コンピュータに実行させることのできるプログラムとして、磁気ディスク(フレキシブルディスク、ハードディスクなど)、光ディスク(CD−ROM、CD−R、CD−RW、DVD−ROM、DVD±R、DVD±RW、Blu−ray(登録商標)Discなど)、半導体メモリ、またはこれに類する記録媒体に記録される。コンピュータまたは組み込みシステムが読み取り可能な記録媒体であれば、その記憶形式はいずれの形態であってもよい。コンピュータは、この記録媒体からプログラムを読み込み、このプログラムに基づいてプログラムに記述されている指示をCPUで実行させれば、上述した実施形態の感性検索装置と同様な動作を実現することができる。もちろん、コンピュータがプログラムを取得する場合または読み込む場合はネットワークを通じて取得または読み込んでもよい。
また、記録媒体からコンピュータや組み込みシステムにインストールされたプログラムの指示に基づきコンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)や、データベース管理ソフト、ネットワークなどのMW(ミドルウェア)などが本実施形態を実現するための各処理の一部を実行してもよい。
さらに、本実施形態における記録媒体は、コンピュータあるいは組み込みシステムと独立した媒体に限らず、LANやインターネットなどにより伝達されたプログラムをダウンロードして記憶または一時記憶した記録媒体も含まれる。
また、記録媒体は1つに限られず、複数の媒体から本実施形態における処理が実行される場合も、本実施形態における記録媒体に含まれ、媒体の構成はいずれの構成であってもよい。
なお、本実施形態におけるコンピュータまたは組み込みシステムは、記録媒体に記憶されたプログラムに基づき、本実施形態における各処理を実行するためのものであって、パソコン、マイコンなどの1つからなる装置、複数の装置がネットワーク接続されたシステムなどのいずれの構成であってもよい。
また、本実施形態におけるコンピュータとは、パソコンに限らず、情報処理機器に含まれる演算処理装置、マイコンなども含み、プログラムによって本実施形態における機能を実現することが可能な機器、装置を総称している。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
100・・・感性検索システム、101・・・感性検索装置、102・・・要求受理部、103・・・要求解析部、104・・・表現格納部、105・・・評価軸設定部、106・・・テキスト検索部、107・・・結果分析部、108・・・提示部、110・・・ユーザ端末、111・・・パーソナルコンピュータ、112・・・携帯電話、120・・・記憶装置、121・・・料理レシピデータベース、122・・・旅行プランデータベース、123・・・映画メタデータデータベース、124・・・映画データベース、130・・・ネットワーク、301,500・・・表現テーブル、501・・・ID、302・・・条件、303・・・対象コンテンツ、502・・・感性表現同義語セット、503・・・対象コンテンツ、504・・・内容表現代表語、505・・・評価極性、506・・・内容表現関連語セット、700,800,900,1000,1100,1800,1900,2000・・・テーブル、701,801・・・変数名、702,802・・・値、901・・・コンテンツID、902・・・材料、903・・・分量、1001,1101・・・分析値、2201・・・領域、2501・・・リスト。

Claims (9)

  1. 感性的な表現を示す語である感性表現を格納する格納部と、
    検索するための文字列である検索要求文を受理する受理部と、
    前記感性表現の一部であって前記検索要求文に含まれる語である感性ワードと、前記感性表現とが一致する場合、該感性ワードに応じた評価軸を設定する設定部と、
    前記検索要求文に基づいて検索を行い、該当する複数のコンテンツを取得する検索部と、
    前記評価軸に関して前記複数のコンテンツに対する分析値をそれぞれ算出し、分析結果を得る分析部と、
    前記分析結果に基づいて少なくとも1つのコンテンツを提示する提示部と、を具備することを特徴とする感性検索装置。
  2. 前記格納部は、前記感性表現と、該感性表現に関する要素を示す語である1以上の内容表現と、該感性表現と該内容表現との関係を示す評価極性と、をそれぞれ対応づけて格納し、
    前記提示部は、前記評価極性に応じて、前記評価軸に関して前記分析値の軸方向を決定し、コンテンツ番号と該分析値とを軸の要素とする2次元座標平面に、該分析値を配置して提示することを特徴とする請求項1に記載の感性検索装置。
  3. 前記提示部は、前記評価極性に応じて、前記評価軸に関して前記分析値の軸方向を決定し、該軸方向に応じて分析値を昇順または降順に提示することを特徴とする請求項1に記載の感性検索装置。
  4. 前記格納部は、前記感性表現と、該感性表現に関する要素を示す語である1以上の内容表現と、該感性表現と該内容表現との関係を示す評価極性と、をそれぞれ対応づけて格納し、
    前記設定部は、前記感性ワードを総合評価軸として設定し、該感性ワードに一致する感性表現に対応する1以上の内容表現をそれぞれ分析評価軸として設定し、
    前記分析部は、前記分析評価軸ごとに前記複数のコンテンツに対する第1分析値を算出し、前記総合評価軸の該複数のコンテンツに対する分析値である第2分析値を該第1分析値に基づいて算出し、該第1分析値および該第2分析値から分析結果を得ることを特徴とする請求項1に記載の感性検索装置。
  5. 前記提示部は、前記評価極性に応じて、前記分析評価軸と前記総合評価軸とに関して前記第1分析値と前記第2分析値との軸方向をそれぞれ決定し、コンテンツ番号と分析値とを軸の要素とする2次元座標平面に、前記第1分析値および前記第2分析値を配置して提示することを特徴とする請求項4に記載の感性検索装置。
  6. 前記提示部は、前記評価極性に応じて、前記分析評価軸と前記総合評価軸とに関して前記第1分析値と前記第2分析値との軸方向をそれぞれ決定し、該軸方向に応じて前記第1分析値と前記第2分析値とを、昇順または降順に提示することを特徴とする請求項4に記載の感性検索装置。
  7. 前記検索部は、検索要求文に含まれる前記感性ワード以外の他の語であって、名詞である内容ワードに基づいて検索を行うことを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の感性検索装置。
  8. 感性的な表現を示す語である感性表現を格納手段に格納し、
    検索するための文字列である検索要求文を受理し、
    前記感性表現の一部であって前記検索要求文に含まれる語である感性ワードと、前記感性表現とが一致する場合、該感性ワードに応じた評価軸を設定し、
    前記検索要求文に基づいて検索を行い、該当する複数のコンテンツを取得し、
    前記評価軸に関して前記複数のコンテンツに対する分析値をそれぞれ算出し、分析結果を得、
    前記分析結果に基づいて少なくとも1つのコンテンツを提示することを特徴とする感性検索方法。
  9. コンピュータを、
    感性的な表現を示す語である感性表現を格納する格納手段と、
    検索するための文字列である検索要求文を受理する受理手段と、
    前記感性表現の一部であって前記検索要求文に含まれる語である感性ワードと、前記感性表現とが一致する場合、該感性ワードに応じた評価軸を設定する設定手段と、
    前記検索要求文に基づいて検索を行い、該当する複数のコンテンツを取得する検索手段と、
    前記評価軸に関して前記複数のコンテンツに対する分析値をそれぞれ算出し、分析結果を得る分析手段と、
    前記分析結果に基づいて少なくとも1つのコンテンツを提示する提示手段と、して機能させるための感性検索プログラム。
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