JP2014086843A - サーバ装置、配信システム、通知方法およびプログラム - Google Patents

サーバ装置、配信システム、通知方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】近くに存在するコンテンツ配信先の候補をその位置によってユーザに知らせる。
【解決手段】記憶部12は、複数の端末の各ユーザを示すユーザ情報をこの端末ごとに記憶する。位置情報取得部111は、複数の端末の位置を示す位置情報をそれぞれ取得する。判断部112は、記憶部12により記憶されたユーザ情報、および位置情報取得部111により取得された位置情報に基づいて、配信装置からコンテンツが配信されている第1端末とユーザが共通する端末のうちに、この第1端末との距離が閾値未満の第2端末が存在するか否かを判断する。通知部113は、判断部112により第2端末が存在すると判断された場合に、この第2端末の位置を示す位置情報を第1端末に通知する。
【選択図】図8

Description

本発明は、コンテンツの配信先となり得る端末の存在を通知するサーバ装置や、その配信システムなどに関するものである。
特許文献1には、ストリーム再生端末を切り替える際に、再生中の第1の端末における切り替え操作のみで別の第2の端末への切り替えをスムーズに行うと共に、切り替え元の端末への配信をしながら切り替え先の端末への接続の準備を配信サーバの機能でできる限りまで行っておいて、ストリームデータがどちらの端末にも表示されない時間をできる限り短くするストリームデータ配信装置が開示されている。
特許文献2には、いずれか1つの情報提供装置から少なくとも1つの情報再生装置に対して同じ情報信号が同時に提供されている場合に、いずれか1つの情報再生装置が、情報信号の提供終了対象とする少なくとも1つの情報再生装置と、情報信号の新たな提供先とする少なくとも1つの情報再生装置とを指定する指定情報の入力をユーザの操作入力に応じて受付ける提供先受付ステップと、情報信号の提供元の情報提供装置に対して、指定情報により指定された新たな提供先に対する情報信号の提供開始を要求する提供開始要求ステップと、情報信号の提供元の情報提供装置に対して、指定情報により指定された提供終了対象に対する情報信号の提供終了を要求する提供終了要求ステップと、を含むことを特徴とする情報提供制御方法が開示されている。
特開2007−60123号公報 特開2005−250867号公報
しかしながら、特許文献1に記載された技術では、ユーザは切り替え先として選択する機器をその名称で記憶している必要がある。また、外観から全く区別がつかない複数の機器を同じ部屋に所有している場合に、サブメニューなどでこれらのうちの1つを選択することは困難である。特許文献2に記載された技術においても、機器の選択画面は、選択可能な機器の名称が一覧表示された機器名表示部を有しており、これに対する操作によって切り替え対象を選択しているという点で特許文献1と同じである。
本発明は、近くに存在するコンテンツ配信先の候補をその位置によってユーザに知らせることを目的とする。
上述した課題を解決するため、本発明に係るサーバ装置は、複数の端末の位置を示す位置情報をそれぞれ取得する位置情報取得部と、前記位置情報取得部により取得された位置情報に基づいて、配信装置からコンテンツが配信されている第1端末との距離が閾値未満の第2端末が存在するか否かを判断する判断部と、前記判断部により前記第2端末が存在すると判断された場合に、当該第2端末の位置を示す位置情報を前記第1端末に通知する通知部とを備える。
好ましくは、上述の態様において、前記通知部により前記位置情報を通知された第1端末から、当該第1端末のユーザの操作に応じて、前記第2端末を選択する旨の要求を受付ける第1受付部と、前記第1受付部が前記要求を受付けた場合に、前記コンテンツを当該第2端末に配信するように前記配信装置に指示する第1指示部とを備えるとよい。
また、好ましくは、上述の態様において、前記端末がコンテンツを再生する場合における当該コンテンツの種別に応じた再生能力を示す能力情報を、当該端末ごとにそれぞれ取得する能力情報取得部を備え、前記通知部は、前記第2端末の位置情報と能力情報とを前記第1端末に通知するとよい。
また、好ましくは、上述の態様において、前記端末がコンテンツを再生する場合における当該コンテンツの種別に応じた再生能力を示す能力情報を、当該端末ごとにそれぞれ取得する能力情報取得部を備え、前記判断部は、前記位置情報取得部により取得された位置情報、および前記能力情報取得部により取得された能力情報に基づいて、配信装置からコンテンツが配信されている第1端末との距離が閾値未満であり、且つ、当該第1端末の前記再生能力よりも高い再生能力を有する第2端末が存在するか否かを判断してもよい。
また、好ましくは、上述の態様において、複数の端末の各ユーザを示すユーザ情報を当該端末ごとに記憶する記憶部と、前記判断部は、前記位置情報取得部により取得された位置情報、および前記記憶部により記憶されたユーザ情報に基づいて、配信装置からコンテンツが配信されている第1端末とユーザが共通する端末のうちに、前記第2端末が存在するか否かを判断してもよい。
また、好ましくは、上述の態様において、前記判断部により存在すると判断された第2端末から、当該第2端末のユーザの操作に応じて、当該第2端末を選択する旨の要求を受付ける第2受付部と、前記第2受付部が前記要求を受付けた場合に、前記コンテンツを当該第2端末に配信するように前記配信装置に指示する第2指示部とを備え、前記通知部は、当該第2端末の位置を示す位置情報を前記第1端末に通知するとともに、当該第1端末の位置を示す位置情報を当該第2端末に通知してもよい。
また、本発明に係る配信システムは、前記複数の端末と、前記配信装置と、上述の前記サーバ装置とを備える配信システムであって、前記端末は、前記配信装置から配信されるコンテンツを再生する再生部と、端末を示す画像を画面に表示する表示部と、前記通知部により前記第2端末の位置を示す位置情報を通知された場合に、前記表示部により、当該位置情報に示される位置に応じた前記画面上の座標に当該第2端末を示す画像を表示させる表示制御部と、ユーザの操作に応じた方向を特定する方向特定部と、前記方向特定部が特定した方向に存在する前記第2端末を選択するように前記サーバ装置に要求する要求部とを備えることを特徴とする。
好ましくは、上述の態様において、前記端末は、前記画面の姿勢を特定する姿勢特定部を備え、前記表示制御部は、前記姿勢特定部が特定した姿勢に基づいて、前記表示部により、前記位置情報に示される位置に応じた前記画面上の座標に前記第2端末を示す画像を表示させ、前記方向特定部は、ユーザの操作に応じて指示される前記画面上の座標が、前記第2端末を示す画像を表示した座標に向かって移動する場合に、自端末から当該第2端末へ向かう方向を特定するとよい。
また、本発明に係る通知方法は、複数の端末の位置を示す位置情報をそれぞれ取得する位置情報取得ステップと、前記位置情報取得ステップにより取得された位置情報に基づいて、配信装置からコンテンツが配信されている第1端末との距離が閾値未満の第2端末が存在するか否かを判断する判断ステップと、前記判断ステップにより前記第2端末が存在すると判断された場合に、当該第2端末の位置を示す位置情報を前記第1端末に通知する通知ステップとを備える。
また、本発明に係るプログラムは、コンピュータを、複数の端末の位置を示す位置情報をそれぞれ取得する位置情報取得手段と、前記位置情報取得手段により取得された位置情報に基づいて、配信装置からコンテンツが配信されている第1端末との距離が閾値未満の第2端末が存在するか否かを判断する判断手段と、前記判断手段により前記第2端末が存在すると判断された場合に、当該第2端末の位置を示す位置情報を前記第1端末に通知する通知手段として機能させるためのプログラムである。
本発明によれば、近くに存在するコンテンツ配信先の候補をその位置によってユーザに知らせることができる。
配信システムの全体構成の一例を示す図である。 サーバ装置の構成を示す図である。 認証データベースの一例を示す図である。 ユーザデータベースの一例を示す図である。 位置データベースの一例を示す図である。 配信装置の構成を示す図である。 端末の構成の一例を示す図である。 サーバ装置の機能的構成を示す図である。 端末の機能的構成を示す図である。 配信システムにおいてサーバ装置の動作の流れを示すフロー図である。 端末の配置の一例を示す図である。 第1端末を中心とした他の端末の配置を示す図である。 第1端末の画面に表示された操作画面の一例を示す図である。 能力データベースの一例を示す図である。 四隅にアイコン画像を表示させる領域を設けた操作画面を示す図である。
1.実施形態
1−1.配信システムの全体構成
図1は、配信システム9の全体構成の一例を示す図である。配信システム9は、サーバ装置1、配信装置2、複数の端末4a〜4d(以下、特に区別の必要がない場合は、これらを総称して「端末4」と記す)、およびこれらを接続する通信回線3を有する。配信システム9は、サーバ装置1および配信装置2をそれぞれ複数個有していてもよい。
1−2.サーバ装置の構成
図2は、サーバ装置1の構成を示す図である。サーバ装置1は、配信装置2によりコンテンツが配信されている端末4(以下、第1端末という)とユーザが共通し、且つ、この第1端末との距離が閾値未満の端末4(以下、第2端末という)が存在する場合に、その第2端末の位置を示す位置情報を、コンテンツが配信されている第1端末に通知するサーバ装置である。サーバ装置1は、制御部11、記憶部12,および通信部13を備える。制御部11は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)などを有し、CPUがROMや記憶部12に記憶されているプログラムを読み出して実行することによりサーバ装置1の各部を制御する。
通信部13は、有線で接続された通信回線3を介して配信装置2や端末4と通信を行うインターフェースである。
記憶部12はハードディスクドライブ(HDD:Hard Disk Drive)などの大容量の記憶手段であり、CPUに読み込まれるプログラムを記憶する。
また、記憶部12は、認証データベース(以下、図において「データベース」を「DB」と表記する)121、ユーザデータベース122、および位置データベース123を記憶する。
図3は、認証データベース121の一例を示す図である。図3に示す認証データベース121は、ユーザ名とパスワードとが関連付けて記憶されている。端末4のユーザは自身を識別するユーザ名と秘密のパスワードとを入力することで、サーバ装置1から認証を受け、認証が成功した場合に、配信装置2から所望のコンテンツの配信サービスを端末4により享受する。
図4は、ユーザデータベース122の一例を示す図である。図4に示すユーザデータベース122は、端末4のそれぞれを識別する端末名とその端末4のユーザを識別するユーザ名とが関連付けて記憶されている。1つの端末4につきそれを所有しているユーザのユーザ名は1つと定められている。つまり、ユーザ名は、複数の端末の各ユーザを示すユーザ情報である。
図5は、位置データベース123の一例を示す図である。図5に示す位置データベース123は、端末4のそれぞれを識別する端末名とその端末4の地表上における位置を表す位置情報とが関連付けて記憶されている。
1−3.配信装置の構成
図6は、配信装置2の構成を示す図である。配信装置2は、制御部21、記憶部22、および通信部23を備える。制御部21は、CPU、ROM、RAMなどを有し、CPUがROMや記憶部22に記憶されているプログラムを読み出して実行することにより配信装置2の各部を制御する。
記憶部22は、ハードディスクドライブなどの大容量の記憶手段であり、CPUに読み込まれるプログラムを記憶する。また、記憶部22は、端末4に配信する動画や音楽などのコンテンツを示すコンテンツデータが含まれたコンテンツデータベース221を記憶する。通信部23は、有線により通信回線3と接続し、通信回線3を介してサーバ装置1や端末4と通信するためのインターフェースである。
1−4.端末の構成
図7は、端末4の構成の一例を示す図である。図7に示す端末4は、制御部41、記憶部42、通信部43、操作部44、表示部45、測位部46、および加速度センサ47を備える。制御部41は、CPU、ROM、RAMなどを有し、CPUがROMや記憶部42に記憶されているプログラムを読み出して実行することにより端末4の各部を制御する。
記憶部42は、ソリッドステートドライブ(SSD:Solid State Drive)などの大容量の記憶手段であり、CPUに読み込まれるプログラムを記憶する。
通信部43は、有線または無線により通信回線3と接続し、通信回線3を介してサーバ装置1と通信するためのインターフェースである。例えば、図1に示す端末4aは携帯電話機などの移動体通信端末であり、端末4bはスレートPC(Personal Computer)やタブレット型PCなどと呼ばれるコンピュータである。これらはいずれも無線により通信回線3と接続する。一方、図1に示す端末4c,4dは据え置き型のテレビであり、有線により通信回線3と接続する。
操作部44は各種の指示を入力するための座標取得部や操作ボタンを備えており、利用者による操作を受付けてその操作内容に応じた信号を制御部41に供給する。
表示部45は、液晶などを利用した画面451を備えるディスプレイ装置であり、制御部41からの指示に応じてこの画面451に画像を表示する。
測位部46は、GPS(Global Positioning System)測位方式に基づいて端末4の位置を周期的に測定(測位)する。制御部41は、測位部46が測定した端末4の位置を示す位置情報を通信部23によってサーバ装置1へ送信する。位置情報とは、例えば緯度および経度をそれぞれ表す数字の組によって、端末4の地表上の位置を示す情報である。
加速度センサ47は、静電容量型やピエゾ抵抗型などの加速度センサであり、立体空間を表す3軸方向の加速度を測定する。加速度センサ47が測定する加速度に基づいて、制御部41は、端末4の画面451の姿勢を特定する。
なお、全ての端末4に測位部46および加速度センサ47が備えられていなくてもよい。例えば、据え置き型のテレビなどは、その位置や画面451の姿勢が変わらないことが多い。これらの端末4の位置や姿勢については、サーバ装置1の記憶部12において予め決められた情報が記憶されていてもよい。
1−5.サーバ装置の機能的構成
図8は、サーバ装置1の機能的構成を示す図である。サーバ装置1の制御部11は、上述したプログラムを実行することにより、位置情報取得部111、判断部112、通知部113、受付部114、および指示部115として機能する。
位置情報取得部111は、複数の端末4の位置を示す位置情報をそれぞれ取得する。例えば、端末4のうち、測位部46を備えるものは、その端末4が周期的に測位部46に自端末の位置を測定させており、測定した位置を示す位置情報をサーバ装置1へ送信している。サーバ装置1の制御部11は、この端末4から送信される位置情報を取得することで位置情報取得部111として機能する。
判断部112は、記憶部12により記憶されたユーザデータベース122、および位置情報取得部111により取得された位置情報に基づいて、配信装置2からコンテンツが配信されている「第1端末」である端末4とユーザが共通する端末4のうちに、この第1端末との距離が閾値未満の「第2端末」が存在するか否かを判断する。
通知部113は、判断部112により第2端末が存在すると判断された場合に、この第2端末の位置を示す位置情報を第1端末に通知する。
受付部114は、通知部113により位置情報を通知された第1端末から、この第1端末のユーザの操作に応じて、第2端末を選択する旨の要求を受付ける。
指示部115は、受付部114が上述した要求を受付けた場合に、第1端末に配信されているコンテンツを第2端末に配信するように配信装置2に指示する。
1−6.端末の機能的構成
図9は、端末4の機能的構成を示す図である。端末4の制御部41は、上述したプログラムを実行することにより、再生部411、表示制御部412、姿勢特定部413、方向特定部414、および要求部415として機能する。
再生部411は、配信装置2から配信されるコンテンツを再生する。再生部411は、コンテンツが例えば動画である場合、この動画に含まれる映像を表示部45の画面451に表示させ、この動画に含まれる音声を図示しないスピーカなどの放音部に放音させることで、この動画を再生する。また、配信されるコンテンツが、決められた方式で圧縮されている場合、再生部411は、このコンテンツを上記方式に対応したアルゴリズムによって伸張する。
姿勢特定部413は、例えば加速度センサ47が測定する加速度に基づいて、端末4の画面451の姿勢を特定する。
表示制御部412は、サーバ装置1の制御部11が通知部113として機能することにより、第1端末である自端末に第2端末の位置を示す位置情報が通知された場合に、姿勢特定部413が特定した姿勢に基づいて、通知された位置情報により示される位置に応じた画面451上の座標を特定し、この座標に第2端末を示す画像を表示させる。
方向特定部414は、操作部44を介したユーザの操作に応じた方向を特定する。具体的に方向特定部414は、ユーザの操作に応じて指示される画面451上の座標が、第2端末を示す画像を表示した座標に向かって移動する場合に、自端末からこの第2端末へ向かう方向を特定する。
要求部415は、方向特定部414が特定した方向に存在する第2端末を選択するようにサーバ装置1に要求する。
1−7.サーバ装置の動作
図10は、配信システム9においてサーバ装置1の動作の流れを示すフロー図である。サーバ装置1の制御部11は、端末位置の変化があるか否かを判断する(ステップS101)。制御部11は、複数の端末4と通信回線3を介して接続しており、これら複数の端末4のうち、いずれかからその位置が変化した旨の通知を受け取るまでは、端末位置の変化がないと判断して(ステップS101;NO)、この判断を継続する。位置が変化した旨の通知を受け取ると、制御部11は、端末位置の変化があると判断して(ステップS101;YES)、位置データベース123を更新し(ステップS102)、第2端末が存在するか否かを判断する(ステップS103)。制御部11は、更新した位置データベース123を参照して、コンテンツが配信されている第1端末とユーザが共通する端末4のうち、この第1端末との距離が閾値未満の第2端末を探す。第2端末が存在しないと判断した場合(ステップS103;NO)、制御部11は、処理をステップS101に戻す。
一方、第2端末が存在すると判断した場合(ステップS103;YES)、制御部11は、第2端末の位置を示す位置情報を第1端末に通知する(ステップS104)。
第1端末において、通知された第2端末の位置を示す位置情報を用いて、その第2端末をコンテンツの配信先として選択する旨の操作(選択操作)があると、第1端末は、第2端末を選択する旨の要求をサーバ装置1に送る。サーバ装置1の制御部11は、第1端末から、その第1端末のユーザの操作に応じて、第2端末を選択する旨の上記要求を受付ける。制御部11は、第2端末を選択する旨の要求を第1端末から受付けたか否かを判断する(ステップS105)。この判断は例えば、20秒など、決められた時間で行われ、この時間が経過するまでの間に上述した要求を受付けなかった場合には(ステップS105;NO)、制御部11は処理を終了する。
一方、上述した時間が経過するまでの間に上述した要求を受付けた場合には(ステップS105;YES)、制御部11は、要求された第2端末にコンテンツを配信するように配信装置2に指示をし(ステップS106)、処理を終了する。
なお、この判断は、決められた時間内に上述した要求があったか否かではなく、上述した要求があったか、選択操作の受付けを取りやめる旨の要求があったかのいずれかによって、行われてもよい。
1−8.配信システムの動作例
図11は、端末4の配置の一例を示す図である。図11に示す座標記号は「N」が北、「E」が東、「S」が南、「W」が西、「U」が上(重力方向に抗する方向)、「D」が下(重力方向に沿った方向)をそれぞれ表している。
端末4a〜4dは、図4のユーザデータベース122に記述されたユーザによりそれぞれ所有されている。具体的には、端末4a,4c,4dは、「taro」により、端末4bは「jiro」によりそれぞれ所有されている。そして、図11に示すように、端末4aから見て、端末4cは北西に、端末4dは北東に、端末4bは南東にそれぞれ配置されている。
図12は、図11に示した端末4aを中心とした端末4b〜4dの配置を示す図である。図12に示すα、β、γは角度の絶対値である。端末4aから見て東の方角(E)を基準とすると、端末4bは−γの方向に、端末4cはβの方向に、端末4dはαの方向に存在する。端末4aから端末4b、4c、4dまでのそれぞれの距離Lb、Lc、Ldは、いずれも閾値未満である。
ここで端末4aには配信装置2からコンテンツが配信されている。つまり端末4aは、第1端末である。サーバ装置1の制御部11は、端末4a〜4dの位置を示す位置情報をそれぞれ取得する。具体的に制御部11は、端末4aおよび端末4bからは、これらに備えられた測位部46によって測定された位置を示す位置情報を、通信回線3を介して取得する。そして、制御部11は、端末4c、および端末4dについては、予め登録されたこれらの位置を示す位置情報を記憶部12から読み出して取得する。
制御部11は、複数の端末4の中から、端末4aとの距離が閾値未満の端末4を抽出する。端末4b〜4dは、いずれも端末4aとの距離が閾値未満であるから、制御部11は、これら端末4b〜4dを抽出する。
また、制御部11は、記憶部12に記憶されたユーザデータベース122に基づいて、第1端末である端末4aとユーザが共通する端末を抽出する。端末4bのユーザは端末4aのユーザと異なるので、制御部11は、端末4bを除外する。
その結果、制御部11は、端末4aとユーザが共通する端末のうち、この端末4aとの距離が閾値未満の第2端末が存在すると判断し、第2端末に該当する端末4cおよび端末4dの位置を示す位置情報を、それぞれ第1端末である端末4aに通知する。
図13は、端末4aの画面451に表示された操作画面の一例を示す図である。端末4aのユーザが画面451の右方向が東の方角に一致するように、画面451の向きを調整すると、図13(a)に示すように、端末4cおよび端末4dをそれぞれ表すアイコン画像5c、5dが、これら各端末4が端末4aから見て実際に存在する方向に描画される。このとき、画面451上において、端末4aの位置は点Pであり、画面451上の右方向を示す矢印xを基準として、角度βの方向にアイコン画像5cが描画され、角度αの方向にアイコン画像5dが描画される。
このようにアイコン画像5が描画された操作画面を見ることでユーザは、端末4cと端末4dとが、外観上区別し得ない場合でも、端末4aの画面451に各アイコン画像5が描画されている方向と、実際の端末4が存在する方向とを見比べることで、どのアイコン画像5がどの端末4を表しているかを判別する。
この操作画面に対し、ユーザが画面451上に指などを触れて操作を行うと、制御部11は、この操作に応じて第2端末を選択する。例えば、図13(b)に示すように、ユーザが自身の指によって画面451上の点Psに触れて、その指を矢印Fに沿って移動させ、点Pfで画面451から離すという、いわゆる「フリック操作」を行ったとする。このとき、点Psから見た点Pfの方向は、角度θで特定される。制御部11がこの角度θと、角度α、βとを比較し、角度θが決められた閾値よりも角度α、βのいずれかに近い場合には、その角度によって示される端末4を第2端末として選択する。
制御部11は、選択した第2端末を配信装置2に伝え、上述したコンテンツをこの第2端末に配信するように、配信装置2に指示してもよい。このとき、配信装置2は、指示された第2端末に上述したコンテンツを配信するとともに、第1端末への同コンテンツの配信を中止してもよい。これによりコンテンツの配信先は、第1端末から第2端末へと移動する。
以上の動作により、端末4によって配信装置2からコンテンツの配信を受けるユーザは、ユーザ自身が所有し、且つ近くに存在する他の端末4の候補を、それらの位置によって知ることができる。したがって、例えば、所有する2つ以上の端末4の型式などが同じであるなどの理由により、それらが互いに外観上区別し得ない場合であっても、ユーザはそれらの端末4のいずれかをコンテンツの配信先として選択することができる。また、ユーザは、これらの端末4をコンテンツの配信先として選択する際に、これら端末4に付された端末名を記憶する必要がない。
2.変形例
以上が実施形態の説明であるが、この実施形態の内容は以下のように変形し得る。また、以下の変形例を組み合わせてもよい。
2−1.能力データベース
上述した実施形態において、配信されるコンテンツを各端末4が再生する再生能力について触れていなかったが、サーバ装置1の制御部11は、この再生能力に基づいて通知内容を変化させてもよい。この場合、サーバ装置1は、図2に破線で示す通り、記憶部12に能力データベース124を記憶する。能力データベース124は、端末4のそれぞれを識別する端末名とその端末4のコンテンツを再生する再生能力を示す能力情報とが関連付けて記憶されている。
図14は、能力データベース124の一例を示す図である。この能力データベース124は、上述した能力情報として、3種類の圧縮方式に応じた4段階の適合評価と、画面451の画面サイズとが記述されている。この適合評価とは、「◎」が最も評価が高く、次に「○」の評価が高く、「△」の評価は「○」よりも低い。そして「×」は最も評価が低く、この圧縮方式に対応していないことを示す。すなわち、「◎」、「○」、または「△」が記述されている欄の方式で圧縮されたコンテンツは、その端末4で伸張できるので少なくとも再生することができるが、「×」が記述されている欄の方式で圧縮されたコンテンツは、その端末4では伸張できないので、再生することができない。また、画面サイズには、横方向の画素の総数と、縦方向の画素の総数とが記述されている。
制御部11は、第2端末の位置情報を第1端末に通知する際に、この位置情報に加えて第2端末の能力情報を第1端末に通知してもよい。この場合、制御部11は、端末4がコンテンツを再生する場合におけるそのコンテンツの種別に応じた再生能力を示す能力情報を、その端末4ごとにそれぞれ取得する能力情報取得部116として機能する。例えば図8に破線で示すように、能力情報取得部116は、記憶部12に記憶された能力データベース124を参照して、複数の端末4のそれぞれについて、第1端末に配信されているコンテンツの種別に応じた再生能力を示す能力情報を取得する。能力情報取得部116は、判断部112が存在すると判断した第2端末に関連付けて記憶されている能力情報を、能力データベース124から取得し、通知部113は、取得したこれら第2端末の能力情報を、それらの位置情報とともに第1端末へ通知すればよい。
端末4の表示制御部412は、第1端末である自端末に通知された位置情報により示される第2端末の位置に応じた画面451上の座標を特定し、この座標に第2端末を示す画像を表示させていたが、この場合、第2端末の画像を表示させる態様を、通知された第2端末の能力情報に応じて変化させてもよい。例えば、方式Aで圧縮されたコンテンツが第1端末に配信されている場合、表示制御部412によって制御された表示部45は、方式Aについての適合評価が「◎」の第2端末についてはそのアイコン画像5の輪郭などを青色に表示し、適合評価が「○」の第2端末については緑色に表示し、適合評価が「△」の第2端末については黄色に表示し、適合評価が「×」の第2端末については赤色に表示するといった具合である。これにより、ユーザはどの端末4がどの方向に配置されているかを知るとともに、その端末4がコンテンツの再生にどの程度適したものかを知る。また、画面サイズが例えば4096×2160である動画を含んだコンテンツが、画面サイズが320×240の端末4に対して配信されている場合、制御部11は、余分な映像情報が通信されているから、その端末4についての能力情報を低く評価してもよい。この場合、サーバ装置1は、能力情報における画面サイズによって示される総画素数が多いほど、その端末4のコンテンツの再生能力が高いと評価してもよい。
制御部11は、再生能力が閾値未満の端末4を第2端末として第1端末に通知しなくてもよい。例えば、配信中のコンテンツの圧縮方式について適合評価が「×」と記述されている場合には、これに対応する端末4を第2端末として通知しなくてもよい。また、制御部11は、現在、コンテンツが配信されている第1端末とユーザが共通し、且つ、第1端末との距離が閾値未満の端末4の中から、そのコンテンツに関する再生能力が第1端末よりも高いものを抽出し、抽出された端末4を第2端末として第1端末に通知してもよい。すなわち、第1端末よりも再生能力が劣るものについて、制御部11が通知対象から除外してもよい。
また、制御部11は、再生能力が閾値未満の端末4を、選択不能な第2端末として第1端末に通知してもよい。そして、再生能力が閾値未満の端末4が選択不能な第2端末として通知された場合、端末4の操作部44は、その第2端末を選択する操作を受け付けないように制御部41によって制御されてもよい。
なお、上述したように、能力情報に応じて変化させた第2端末の画像の表示態様は、その第2端末によって、第1端末に配信されているコンテンツの再生が可能であるか否かを示す場合と、どの程度その再生に適しているかを示す場合とがある。すなわち、第1端末に配信されているコンテンツの再生が第2端末によって可能であるか否かを判定するためには、上述した適合評価が「×」である場合と、それ以外(「◎」、「○」、または「△」)である場合とを区別すればよい。そして、第2端末がそのコンテンツを再生することにどれだけ適しているかを判定するためには、上述した適合評価が「◎」、「○」、または「△」のいずれであるかによって判定すればよい。
したがって、第1端末である端末4は、自端末に配信されているコンテンツの再生が可能な第2端末であれば、選択可能な第2端末のうち、必ずしも最適な再生能力を備えていないものであっても、選択することが可能に構成されていてもよい。
例えば、方式Aの圧縮方式がいわゆるタブレット型PCによるコンテンツ再生用に最も適した方式であり、この方式Aの圧縮方式で圧縮されたコンテンツが、タブレット型PCである第1端末に配信されているといった場合に、いわゆるスマートフォンが第2端末として通知されたとき、第1端末のユーザは第2端末を選択することにより、このコンテンツをあえてスマートフォンである第2端末によって再生させることが可能である。
また、ユーザが選択した第2端末によってコンテンツを再生する際に、第1端末である端末4は、そのコンテンツを第2端末の再生能力に合わせた変換処理をして再生させるか、そのまま再生させるかをユーザが選べるように構成されていてもよい。例えば、画面サイズが4096×2160である動画を含んだコンテンツが、画面サイズが4096×2160の第1端末である端末4に対して配信されているときに、この第1端末に対して、第2端末として画面サイズが320×240の端末4が通知されたとする。この場合、ユーザは、第2端末を選択するとともに、現在配信されているコンテンツを第2端末の画面サイズに適合させる処理を第2端末に行わせるか否かについて選択する。ユーザによって上記処理を第2端末に行わせることが指示された場合、第2端末は、4096×2160の画面サイズを有するコンテンツを320×240の画面サイズに縮小する処理を行う。具体的には、第2端末は、いくつかの画素値の平均値を算出したり、画素を間引いたりすることで、この縮小処理を行う。一方、ユーザによって上記処理を第2端末に行わせないことが指示された場合、第2端末は、4096×2160の画面サイズを有するコンテンツをそのまま第2端末の320×240の画面に表示させる。したがって、この場合、コンテンツの左上や中央など一部が第2端末によって表示される。
なお、上述した処理は、第2端末に行わせるのではなく、配信装置2に行わせてもよいし、サーバ装置1に行わせてもよい。同様に、第1端末に配信されているコンテンツの圧縮方式を異なる圧縮方式に変換する処理を、配信装置2やサーバ装置1に行わせてもよい。この場合、配信装置2やサーバ装置1がユーザの選択操作に応じてこれらの処理を実行する実行部を備えていればよい。また、上述した「圧縮方式」はコンテンツの符号化方式の一例であり、コンテンツを符号化するものであればデータを圧縮しない方式であってもよい。
2−2.操作画面
上述した実施形態において、第2端末として位置情報が通知された各端末4は、画面451上において、これら端末4をそれぞれ表すアイコン画像5が、第1端末から見て実際に存在する方向に描画されていたが、アイコン画像5を描画する方向は、実際に端末4が存在する方向に対応する方向であれば、実際の方向と一致していなくてもよい。例えば、画面451の四隅にだけ第2端末のアイコン画像5を表示させる領域を設け、この四隅の領域のうち、実際に第2端末が存在する方向に最も近い領域に、その第2端末を示すアイコン画像5を表示させてもよい。
図15は、画面451において、四隅にアイコン画像5を表示させる領域R1〜R4を設けた操作画面を示す図である。第1端末である端末4は、サーバ装置1から第2端末の位置情報を通知されると、上述した四隅の領域R1〜R4のうち、この位置情報によって示される位置の方向が最も近い領域にその第2端末を示すアイコン画像5が表示される。この場合ユーザは、四隅の領域R1〜R4に触れることによって、第2端末を選択する操作をすればよい。
2−3.測位
上述した実施形態において、サーバ装置1は、端末4に設けられた測位部46によって測定された位置を示す位置情報を受信して、端末4の位置を特定していたが、端末4の位置を、いわゆる位置登録を行うロケーションレジスタへの問い合わせによって特定してもよい。ここでいうロケーションレジスタは、無線機器である端末4が、通信回線3に接続されたどの無線基地局のセル(通信圏内)にあるかを周期的に登録する装置である。
2−4.プログラム
サーバ装置1の制御部11によって実行されるプログラムは、磁気テープや磁気ディスクなどの磁気記録媒体、光ディスクなどの光記録媒体、光磁気記録媒体、半導体メモリなどの、コンピュータ装置が読み取り可能な記録媒体に記憶された状態で提供し得る。また、このプログラムを、インターネットなどのネットワーク経由でダウンロードさせることも可能である。なお、上記の制御部11によって例示した制御手段としてはCPU以外にも種々の装置が適用される場合があり、例えば、専用のプロセッサなどが用いられる。
2−5.端末
上述した実施形態において、端末4は、携帯電話機やスレートPC、据え置き型のテレビなどであったが、そのほか、PDA(Personal Digital Assistant)、携帯音楽再生機、携帯動画再生機、ゲーム機、電子書籍の閲覧装置、ナビゲーション装置、パーソナルコンピュータなどであってもよい。
2−6.ユーザデータベース
上述した実施形態において判断部112は、コンテンツが配信されている第1端末とユーザが共通する端末4のうちに、この第1端末との距離が閾値未満の第2端末が存在するか否かを判断していたが、第1端末とユーザが共通するか否かに関わらず、第1端末との距離が閾値未満の端末4を「第2端末」と判断してもよい。この場合、サーバ装置1の記憶部12は、ユーザデータベース122を記憶しなくてもよい。
なお、上述した実施形態のように、判断部112が、第1端末とユーザが共通する端末4の中に、この第1端末との距離が閾値未満の第2端末が存在するか否かを判断することにより、ユーザは自身が所有する端末4のみをコンテンツの配信先の候補として知ることができる。
2−7.姿勢特定部
上述した実施形態において、表示制御部412は、第2端末の位置を示す位置情報が通知された場合に、姿勢特定部413が特定した姿勢に基づいて、通知された位置情報により示される位置に応じた画面451上の座標を特定し、この座標に第2端末を示す画像を表示させていたが、通知された位置情報により示される位置と、画面451上の座標との対応関係は固定されていてもよい。すなわち、画面451がどのような姿勢をとったとしても、例えば、北が上、東が右というように、画面451における方位が変化しないように端末4が構成されていてもよい。この場合、端末4は、加速度センサ47を備えていなくてもよく、制御部41は、姿勢特定部413として、端末4の画面451の姿勢を特定しなくてもよい。
1…サーバ装置、11…制御部、111…位置情報取得部、112…判断部、113…通知部、114…受付部、115…指示部、116…能力情報取得部、12…記憶部、121…認証データベース、122…ユーザデータベース、123…位置データベース、124…能力データベース、13…通信部、2…配信装置、21…制御部、22…記憶部、221…コンテンツデータベース、23…通信部、3…通信回線、4(4a〜4d)…端末、41…制御部、411…再生部、412…表示制御部、413…姿勢特定部、414…方向特定部、415…要求部、42…記憶部、43…通信部、44…操作部、45…表示部、451…画面、46…測位部、47…加速度センサ、5…アイコン画像。

Claims (10)

  1. 複数の端末の位置を示す位置情報をそれぞれ取得する位置情報取得部と、
    前記位置情報取得部により取得された位置情報に基づいて、配信装置からコンテンツが配信されている第1端末との距離が閾値未満の第2端末が存在するか否かを判断する判断部と、
    前記判断部により前記第2端末が存在すると判断された場合に、当該第2端末の位置を示す位置情報を前記第1端末に通知する通知部と
    を備えるサーバ装置。
  2. 前記通知部により前記位置情報を通知された第1端末から、当該第1端末のユーザの操作に応じて、前記第2端末を選択する旨の要求を受付ける第1受付部と、
    前記第1受付部が前記要求を受付けた場合に、前記コンテンツを当該第2端末に配信するように前記配信装置に指示する第1指示部と
    を備える請求項1に記載のサーバ装置。
  3. 前記端末がコンテンツを再生する場合における当該コンテンツの種別に応じた再生能力を示す能力情報を、当該端末ごとにそれぞれ取得する能力情報取得部を備え、
    前記通知部は、前記第2端末の位置情報と能力情報とを前記第1端末に通知する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のサーバ装置。
  4. 前記端末がコンテンツを再生する場合における当該コンテンツの種別に応じた再生能力を示す能力情報を、当該端末ごとにそれぞれ取得する能力情報取得部を備え、
    前記判断部は、前記位置情報取得部により取得された位置情報、および前記能力情報取得部により取得された能力情報に基づいて、配信装置からコンテンツが配信されている第1端末との距離が閾値未満であり、且つ、当該第1端末の前記再生能力よりも高い再生能力を有する第2端末が存在するか否かを判断する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のサーバ装置。
  5. 複数の端末の各ユーザを示すユーザ情報を当該端末ごとに記憶する記憶部と、
    前記判断部は、前記位置情報取得部により取得された位置情報、および前記記憶部により記憶されたユーザ情報に基づいて、配信装置からコンテンツが配信されている第1端末とユーザが共通する端末のうちに、前記第2端末が存在するか否かを判断する
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載のサーバ装置。
  6. 前記判断部により存在すると判断された第2端末から、当該第2端末のユーザの操作に応じて、当該第2端末を選択する旨の要求を受付ける第2受付部と、
    前記第2受付部が前記要求を受付けた場合に、前記コンテンツを当該第2端末に配信するように前記配信装置に指示する第2指示部と
    を備え、
    前記通知部は、当該第2端末の位置を示す位置情報を前記第1端末に通知するとともに、当該第1端末の位置を示す位置情報を当該第2端末に通知する
    ことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載のサーバ装置。
  7. 前記複数の端末と、前記配信装置と、請求項1から6のいずれか1項に記載の前記サーバ装置とを備える配信システムであって、
    前記端末は、
    前記配信装置から配信されるコンテンツを再生する再生部と、
    端末を示す画像を画面に表示する表示部と、
    前記通知部により前記第2端末の位置を示す位置情報を通知された場合に、前記表示部により、当該位置情報に示される位置に応じた前記画面上の座標に当該第2端末を示す画像を表示させる表示制御部と、
    ユーザの操作に応じた方向を特定する方向特定部と、
    前記方向特定部が特定した方向に存在する前記第2端末を選択するように前記サーバ装置に要求する要求部とを備える
    ことを特徴とする配信システム。
  8. 前記端末は、
    前記画面の姿勢を特定する姿勢特定部を備え、
    前記表示制御部は、前記姿勢特定部が特定した姿勢に基づいて、前記表示部により、前記位置情報に示される位置に応じた前記画面上の座標に前記第2端末を示す画像を表示させ、
    前記方向特定部は、ユーザの操作に応じて指示される前記画面上の座標が、前記第2端末を示す画像を表示した座標に向かって移動する場合に、自端末から当該第2端末へ向かう方向を特定する
    ことを特徴とする請求項7に記載の配信システム。
  9. 複数の端末の位置を示す位置情報をそれぞれ取得する位置情報取得ステップと、
    前記位置情報取得ステップにより取得された位置情報に基づいて、配信装置からコンテンツが配信されている第1端末との距離が閾値未満の第2端末が存在するか否かを判断する判断ステップと、
    前記判断ステップにより前記第2端末が存在すると判断された場合に、当該第2端末の位置を示す位置情報を前記第1端末に通知する通知ステップと
    を備える通知方法。
  10. コンピュータを、
    複数の端末の位置を示す位置情報をそれぞれ取得する位置情報取得手段と、
    前記位置情報取得手段により取得された位置情報に基づいて、配信装置からコンテンツが配信されている第1端末との距離が閾値未満の第2端末が存在するか否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段により前記第2端末が存在すると判断された場合に、当該第2端末の位置を示す位置情報を前記第1端末に通知する通知手段
    として機能させるためのプログラム。
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