JP2014083715A - 捺印マット用枠体並びに捺印マット用トレイ - Google Patents

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Abstract

【課題】 印鑑を押印する際に紙面の下方に敷かれる捺印マットの位置が認識可能であって、それにより押印位置が明確となる捺印マット用枠体並びに捺印マット用トレイの提供を図る。
【解決手段】 所定幅を有すると共に捺印マットの高さより低い高さを有して捺印マットの外周縁を囲う無端帯状に成形されて成る枠体の所定箇所に、上方へ発光する少なくとも一以上の光源が配備され、かつ、該光源に電気を供給する電源部並びに該電源部からの電気供給のON・OFFを制御するスイッチが備えられている構成の捺印マット用枠体である。また、所定長さ・幅・高さを有するトレイ本体の上面に捺印マットが嵌合可能であって該捺印マットの高さより低い高さを有する凹部が成形されて成り、該凹部の外周縁に形成される外周壁の所定箇所に、上方へ発光する少なくとも一以上の光源が配備され、かつ、該光源に電気を供給する電源部並びに該電源部からの電気供給のON・OFFを制御するスイッチが備えられている構成の捺印マット用トレイである。
【選択図】図1

Description

本発明は、印鑑を押印する際に紙面の下方に敷かれる捺印マットに関するものである。
従来、印鑑を押印する場面において、机上に押印対象たる紙面を置いて押印すると、該机上面や印鑑における印面の凹凸具合により、印影が偏るなどして綺麗に押印できない場合が多々ある。かかる不具合を解消すべく、紙面下方に柔軟性のあるもの、例えば新聞や雑誌などを敷いて、その上から押印することにより、綺麗な印影の押印が可能となる。そこで、かかる新聞や雑誌などに代わり、同様に作用する押印専用の捺印マットなるものが開発され、広く普及している。
しかしながら、従来の捺印マットは小型であって、該捺印マットを紙面下方に敷いた際、該紙面に捺印マット全体が隠れてしまって、どの位置に捺印マットがあるのかわからない場合がある。そして、捺印マットの位置がわからないまま、押印者の感覚に頼って実際に押印してみると、捺印マットから外れた位置に押印してしまうことがあり、印影が片押しになるなど綺麗な印影がなされない場合もある。だからといって、捺印マット自体を大型化して押印対象たる紙面からはみ出させることで綺麗な押印は可能となるが、印鑑という限られた範囲における押印のために、捺印マットを大型化することは不経済であり、実用性に欠ける。
上記の問題点を解決しようとして、特許文献1では、捺印マットを透明素材により構成し、該捺印マット下方から光源により発光を行うことで、該発光位置が押印位置として確認可能とする技術が提案されている。
しかしながら、上述した特許文献1に記載の技術においては、捺印マット下方に光源を必要とすることから、該光源を配置するためのスペースが捺印マットより下方に必要となるため、多くの高さスペースを要する構造となっており、結果として全体が大型化してしまって、実用性に欠けるものであった。
特開2000―255152号公報
そこで本発明は、上記問題点に鑑み、印鑑を押印する際に紙面の下方に敷かれる捺印マットの位置が認識可能であって、それにより押印位置が明確となる捺印マット用枠体並びに捺印マット用トレイを提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、印鑑を押印する際に紙面の下方に敷かれる捺印マットを囲うための捺印マット用枠体であって、所定幅を有すると共に捺印マットの高さより低い高さを有して捺印マットの外周縁を囲う無端帯状に成形されて成る枠体の所定箇所に、上方へ発光する少なくとも一以上の光源が配備され、かつ、該光源に電気を供給する電源部並びに該電源部からの電気供給のON・OFFを制御するスイッチが備えられている構成となっている。
また、請求項2に記載の発明は、前記捺印マット用枠体において、前記光源が、前記枠体全体に配備されている構成を採用している。
さらに、請求項3に記載の発明は、前記捺印マット用枠体において、前記光源による発光を点滅若しくは変色させるための制御部が備えられている構成を採用している。
またさらに、請求項4に記載の発明は、印鑑を押印する際に紙面の下方に敷かれる捺印マットを載置する捺印マット用トレイであって、所定長さ・幅・高さを有するトレイ本体の上面に捺印マットが嵌合可能であって該捺印マットの高さより低い高さを有する凹部が成形されて成り、該凹部の外周縁に形成される外周壁の所定箇所に、上方へ発光する少なくとも一以上の光源が配備され、かつ、該光源に電気を供給する電源部並びに該電源部からの電気供給のON・OFFを制御するスイッチが備えられている構成となっている。
さらにまた、請求項5に記載の発明は、前記捺印マット用トレイにおいて、前記光源が、前記外周壁全体に配備されている構成を採用している。
そしてまた、請求項6に記載の発明は、前記捺印マット用トレイにおいて、前記光源による発光を点滅若しくは変色させるための制御部が備えられている構成を採用している。
本発明にかかる捺印マット用枠体及び捺印マット用トレイによれば、印鑑を押印する際に紙面の下方に敷かれることで、紙面上から押印位置を的確に視認することができるため、片押しなどを防いで確実に綺麗な印影の押印を可能にするといった、優れた効果を奏するものである。
本発明にかかる捺印マット用枠体の実施形態を示す説明図である(実施例1)。 本発明にかかる捺印マット用枠体の実施形態を示す断面図である。 本発明にかかる捺印マット用枠体の使用態様を示す説明図である。 本発明にかかる捺印マット用トレイの実施形態を示す説明図である(実施例2)。 本発明にかかる捺印マット用トレイの実施形態を示す断面図である。 本発明にかかる捺印マット用トレイの使用態様を示す説明図である。
本発明は、印鑑を押印する際に紙面Pの下方に敷かれる捺印マットMを囲う枠体若しくは捺印マットMを載置するトレイであって、該捺印マットMの敷設位置を紙面P上から視認可能にすべく、該捺印マットMの外周縁m位置に光源Lが配備えられていることを最大の特徴とする。以下、本発明にかかる捺印マット用枠体10及び捺印マット用トレイ20の実施形態を、図面に基づき説明する。
なお、本発明は、下記の実施形態に示した構成・態様に限定されるものではなく、本発明の技術的思想の要旨に逸脱しない範囲で、任意に変更することができるものである。
図1は、本発明にかかる捺印マット用枠体10の実施形態を示す説明図であり、図2は、該捺印マット用枠体10の断面図であり、図3は、該捺印マット用枠体10の使用態様を示す説明図である。
該捺印マット用枠体10は、所定幅を有すると共に捺印マットMの高さより低い高さを有する枠体11により構成され、さらに該枠体11は、捺印マットMの外周縁mを囲う無端帯状に成形されて成る。かかる構成により、枠体11により囲まれた中央箇所には貫通する中空の嵌合孔12が形成され、該嵌合孔12に捺印マットMが挿嵌されることとなる。このとき、枠体11は捺印マットMの高さより低い高さを有するよう成形されていることから、図2に示すように、挿嵌された捺印マットMは、その上面が枠体11よりも上方に位置する状態で嵌合することとなる。
該枠体11の素材については、特に限定するものではなく、硬質の素材であると軟性素材であるとを問うものではない。なお、成形容易性や大量生産性等を考慮して、合成樹脂素材から成形されることが好ましく、例えば、ラバー(ゴム)や発泡樹脂などの単一素材により成形したり、あるいは、発泡樹脂等略軟性素材の外面をビニール素材等で被覆して成るような複合素材により成形することが考えられる。
該枠体11の平面視形状については、嵌合孔12に挿嵌される捺印マットMの形状に合わせて種々の形状が考えられ、例えば、略円形状や矩形状、その他多角形状などが考え得る。なお、図面では、略円形状とした場合について示している。
該枠体11の所定箇所には、上方へ発光する光源Lが配備されている。該光源Lとしては、小型化や省エネルギー性を考慮して、LED(発光ダイオード)を採用することが望ましい。なお、本発明における光源Lとは、LEDなどそのものが発光する発光素子のほか、光ファイバーを介して他の発光源からの発光が伝達されて発光しているものも含む概念である。
該光源Lは、枠体11の所定箇所に、少なくとも一以上配備されることとなる。なお、図面では、四つの光源Lを、略円形状の枠体11に等間隔で配備した態様について示している。
ところで、かかる光源Lについて、枠体11の全体に配備されている態様も採用可能である。かかる構成態様を採用することにより、押印対象たる紙面Pを捺印マット用枠体10上に置いた際に、捺印マットMの外周縁m全体に配備された光源Lの発光が紙面Pを透過して視認することができるため、捺印マットMの位置と同時に押印すべき位置について、紙面P上から確実に視認することが可能となり、よりスムーズな押印作業に資することとなる。
該光源Lを発光させるべく、前記枠体11には、電源部Eが備えられている。該電源部Eの構成態様については、特に限定はないが、例えば枠体11に電源部Eとして電池が内蔵されている態様が考え得る。
該電源部Eからの電気供給のON・OFFを制御すべく、前記枠体11には、スイッチSも備えられている。すなわち、スイッチSがON操作されることにより、電源部E(電池)から光源Lへ電気が供給され、逆にOFF操作されることにより、光源Lへの電気供給がストップする。
該スイッチSの配置や構造については、特に限定はなく、例えば図面に示すように、指で押すことによりON・OFF切替を行う手動のスイッチSを、前記枠体11の所定箇所に備える態様が考え得る。
また、スイッチSの構造として、前記枠体11に、障害物を感知するセンサを装備させ、該センサにより感知した枠体11上方の障害物の有無に従って、スイッチSを自動的にON・OFF制御する態様が考え得る。かかる態様を採用することで、枠体11上に押印対象たる紙面Pを置くことで、前記センサが該紙面Pを障害物として感知し、自動的にスイッチSがON状態となって、光源Lが発光することとなる。
ところで、本発明において、前記光源Lによる発光を点滅させたり、あるいは、変色させるための制御部を備える態様が考え得る。該制御部は、まさに光源Lを所要時間ごとに点滅発光させたり、所要時間ごとに変色発光させたりするものであって、かかる点滅・変色の間隔については任意に決定される。
かかる態様を採用することで、押印位置について注意を喚起する作用効果を奏する。
以上の通り構成される本発明にかかる捺印マット用枠体10について、次に、その使用態様について説明する。
枠体11の嵌合孔12に捺印マットMを挿嵌する。このとき、枠体11の底面と捺印マットMの底面とを同位置に合わせるように、嵌合孔12の奥までしっかり挿嵌する。挿嵌された捺印マットMは、その上面が枠体11よりも上方に位置する状態で嵌合して、枠体11と一体化する。これで捺印マット用枠体10のスタンバイが完了し、いつでも本発明の作用効果を奏した押印作業を行うことができる。
次に、上記の通りスタンバイが完了した本発明にかかる捺印マット用枠体10について、それを用いた押印作業の行程を説明する。
まず、枠体11に手動のスイッチSが備えられている場合には、該スイッチSをONにする。これにより、枠体11に配備された光源Lが発光する。
次いで、押印対象たる紙面Pを、枠体11が嵌合された捺印マットMの上に置く。すると、図3に示すように、光源Lの発光が紙面Pを透過して視認することができる。これにより、紙面Pによって捺印マットMの全体が被覆され隠された状態であっても、該捺印マットMの位置を紙面P上から確認可能である。この状態で押印箇所と捺印マットMの位置を合わせ、該押印箇所へ印鑑を押印する。
押印終了後は、紙面Pを捺印マットM上から取り除き、スイッチSをOFFにして光源Lの発光を止め、一連の押印作業が終了する。
なお、スイッチSについて上述したように、枠体11上方の障害物の有無に従って、該スイッチSが自動的にON・OFF制御される態様を採用した場合には、上記作業行程から手動によるスイッチSのON・OFF操作は省略されることとなる。すなわち、押印対象たる紙面Pを捺印マットM上に置くことで、枠体11に装備されたセンサが該紙面Pを障害物として感知し、自動的にスイッチSがON状態となって、枠体11に配備された光源Lが発光する。そして、紙面Pへの押印終了後は、該紙面Pを捺印マットM上から取り除くことで、スイッチSが自動的にOFFとなって光源Lの発光が止まり、一連の押印作業が終了する。
図4は、本発明にかかる捺印マット用トレイ20の実施形態を示す説明図であり、図5は、該捺印マット用トレイ20の断面図であり、図6は、該捺印マット用トレイ20の使用態様を示す説明図である。
該捺印マット用トレイ20は、所定長さ・幅・高さを有するトレイ本体21により構成されている。該トレイ本体21の上面には、捺印マットMが嵌合可能であって該捺印マットMの高さより低い高さを有する凹部22が成形されると共に、該凹部22の外周縁に外周壁23が形成され、該凹部22には捺印マットMが挿嵌されることとなる。このとき、凹部22は捺印マットMの高さより低い高さを有するよう成形されていることから、図5に示すように、挿嵌された捺印マットMは、その上面がトレイ本体21の外周壁23よりも上方に位置する状態で嵌合することとなる。
該トレイ本体21の素材については、特に限定するものではなく、硬質の素材であると軟性素材であるとを問うものではない。なお、成形容易性や大量生産性等を考慮して、合成樹脂素材から成形されることが好ましく、例えば、ラバー(ゴム)や発泡樹脂などの単一素材により成形したり、あるいは、発泡樹脂等略軟性素材の外面をビニール素材等で被覆して成るような複合素材により成形することが考えられる。
該トレイ本体21の平面視形状については、略円形状や矩形状、その他多角形状など、種々の形状が考え得る。
また、該トレイ本体21に成形される凹部22の平面視形状については、該凹部22に挿嵌される捺印マットMの形状に合わせて種々の形状が考えられ、例えば、略円形状や矩形状、その他多角形状などが考え得る。
なお、図面では、トレイ本体21及び凹部22ともに矩形状とした場合について示している。
前記外周壁23の所定箇所には、上方へ発光する光源Lが配備されている。該光源Lとしては、小型化や省エネルギー性を考慮して、LED(発光ダイオード)を採用することが望ましい。なお、本発明における光源Lとは、LEDなどそのものが発光する発光素子のほか、光ファイバーを介して他の発光源からの発光が伝達されて発光しているものも含む概念である。
該光源Lは、トレイ本体21における外周壁23の所定箇所に、少なくとも一以上配備されることとなる。なお、図面では、四つの光源Lを、矩形の外周壁23の四隅に配備した態様について示している。
ところで、かかる光源Lについて、外周壁23の全体に配備されている態様も採用可能である。かかる構成態様を採用することにより、押印対象たる紙面Pを捺印マット用トレイ20上に置いた際に、捺印マットMの外周縁m全体に配備された光源Lの発光が紙面Pを透過して視認することができるため、捺印マットMの位置と同時に押印すべき位置について、紙面P上から確実に視認することが可能となり、よりスムーズな押印作業に資することとなる。
該光源Lを発光させるべく、前記トレイ本体21には、電源部Eが備えられている。該電源部Eの構成態様については、特に限定はないが、例えばトレイ本体21に電源部Eとして電池が内蔵されている態様が考え得る。
該電源部Eからの電気供給のON・OFFを制御すべく、前記トレイ本体21には、スイッチSも備えられている。すなわち、スイッチSがON操作されることにより、電源部E(電池)から光源Lへ電気が供給され、逆にOFF操作されることにより、光源Lへの電気供給がストップする。
該スイッチSの配置や構造については、特に限定はなく、例えば図面に示すように、指で押すことによりON・OFF切替を行う手動のスイッチSを、前記トレイ本体21の所定箇所に備える態様が考え得る。
また、スイッチSの構造として、前記トレイ本体21の外周壁23に、障害物を感知するセンサを装備させ、該センサにより感知した外周壁23上方の障害物の有無に従って、スイッチSを自動的にON・OFF制御する態様が考え得る。かかる態様を採用することで、外周壁23上に押印対象たる紙面Pを置くことで、前記センサが該紙面Pを障害物として感知し、自動的にスイッチSがON状態となって、光源Lが発光することとなる。
さらにまた、スイッチSの構造として、前記凹部22の内底面に、重量・押圧を感知するセンサを装備させ、該センサにより感知した重量・押圧に従って、スイッチSを自動的にON・OFF制御する態様が考え得る。かかる態様を採用することで、紙面P上から捺印マット1に押圧がかかることで、トレイ本体21の凹部22内底面に装備されたセンサが該押圧を感知して、自動的にスイッチSがON状態となり、光源Lが発光することとなる。
ところで、本発明において、前記光源Lによる発光を点滅させたり、あるいは、変色させるための制御部を備える態様が考え得る。該制御部は、まさに光源Lを所要時間ごとに点滅発光させたり、所要時間ごとに変色発光させたりするものであって、かかる点滅・変色の間隔については任意に決定される。
かかる態様を採用することで、押印位置について注意を喚起する作用効果を奏する。
以上の通り構成される本発明にかかる捺印マット用トレイ20について、次に、その使用態様について説明する。
トレイ本体21の凹部22に捺印マットMを挿嵌する。このとき、凹部22の内底面に捺印マットMの底面が接するように、凹部22の奥までしっかり挿嵌する。挿嵌された捺印マットMは、その上面が外周壁23よりも上方に位置する状態で嵌合して、トレイ本体21と一体化する。これで捺印マット用トレイ20のスタンバイが完了し、いつでも本発明の作用効果を奏した押印作業を行うことができる。
次に、上記の通りスタンバイが完了した本発明にかかる捺印マット用トレイ20について、それを用いた押印作業の行程を説明する。
まず、トレイ本体21に手動のスイッチSが備えられている場合には、該スイッチSをONにする。これにより、トレイ本体21の外周壁23に配備された光源Lが発光する。
次いで、押印対象たる紙面Pを、トレイ本体21が嵌合された捺印マットMの上に置く。すると、図6に示すように、光源Lの発光が紙面Pを透過して視認することができる。これにより、紙面Pによって捺印マットMの全体が被覆され隠された状態であっても、該捺印マットMの位置を紙面P上から確認可能である。この状態で押印箇所と捺印マットMの位置を合わせ、該押印箇所へ印鑑を押印する。
押印終了後は、紙面Pを捺印マットM上から取り除き、スイッチSをOFFにして光源Lの発光を止め、一連の押印作業が終了する。
なお、スイッチSについて上述したように、外周壁23上方の障害物の有無に従って、該スイッチSが自動的にON・OFF制御される態様を採用した場合には、上記作業行程から手動によるスイッチSのON・OFF操作は省略されることとなる。すなわち、押印対象たる紙面Pを捺印マットM上に置くことで、外周壁23に装備されたセンサが該紙面Pを障害物として感知し、自動的にスイッチSがON状態となって、外周壁23に配備された光源Lが発光する。そして、紙面Pへの押印終了後は、該紙面Pを捺印マットM上から取り除くことで、スイッチSが自動的にOFFとなって光源Lの発光が止まり、一連の押印作業が終了する。
また、スイッチSについて上述したように、凹部22内底面の重量・押圧に従って、該スイッチSが自動的にON・OFF制御される態様を採用した場合には、同様に手動によるスイッチSのON・OFF操作は省略されることとなる。
すなわち、押印対象たる紙面Pを捺印マット1上に置いた後、該捺印マット1に対して紙面P上から押圧をかけることで、自動的にスイッチSがON状態となり、外周壁23に配備された光源Lが発光する。
紙面Pへの押印終了後は、該紙面P上から捺印マット1へかけていた押圧を止めることで、スイッチSが自動的にOFFとなって光源Lの発光が止まる。その後、紙面Pを捺印マット1上から取り除き、一連の押印作業が終了する。
本発明にかかる捺印マット用枠体10及び捺印マット用トレイ20は、捺印マットMの外周縁mに光源Lを配備させることで、該光源Lの発光が紙面Pを透過して捺印マットMの位置さらには押印位置を該紙面P上から的確に視認することができるため、印鑑の片押しなどを防いで確実に綺麗な印影の押印が可能となるため、本発明の産業上の利用可能性は大である。
10 捺印マット用枠体
11 枠体
12 嵌合孔
20 捺印マット用トレイ
21 トレイ本体
22 凹部
23 外周壁
E 電源部
L 光源
M 捺印マット
P 紙面
S スイッチ
m 外周縁

Claims (6)

  1. 印鑑を押印する際に紙面の下方に敷かれる捺印マットを囲う枠体であって、
    所定幅を有すると共に捺印マットの高さより低い高さを有して捺印マットの外周縁を囲う無端帯状に成形されて成る枠体の所定箇所に、上方へ発光する少なくとも一以上の光源が配備され、かつ、該光源に電気を供給する電源部並びに該電源部からの電気供給のON・OFFを制御するスイッチが備えられていることを特徴とする捺印マット用枠体。
  2. 前記捺印マット用枠体において、前記光源が、前記枠体全体に配備されていることを特徴とする請求項1に記載の捺印マット用枠体。
  3. 前記捺印マット用枠体において、前記光源による発光を点滅若しくは変色させるための制御部が備えられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の捺印マット用枠体。
  4. 印鑑を押印する際に紙面の下方に敷かれる捺印マットを載置するトレイであって、
    所定長さ・幅・高さを有するトレイ本体の上面に捺印マットが嵌合可能であって該捺印マットの高さより低い高さを有する凹部が成形されて成り、該凹部の外周縁に形成される外周壁の所定箇所に、上方へ発光する少なくとも一以上の光源が配備され、かつ、該光源に電気を供給する電源部並びに該電源部からの電気供給のON・OFFを制御するスイッチが備えられていることを特徴とする捺印マット用トレイ。
  5. 前記捺印マット用トレイにおいて、前記光源が、前記外周壁全体に配備されていることを特徴とする請求項1に記載の捺印マット用トレイ。
  6. 前記捺印マット用トレイにおいて、前記光源による発光を点滅若しくは変色させるための制御部が備えられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の捺印マット用トレイ。
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