JP2014077313A - Toilet bowl device - Google Patents
Toilet bowl device Download PDFInfo
- Publication number
- JP2014077313A JP2014077313A JP2012226627A JP2012226627A JP2014077313A JP 2014077313 A JP2014077313 A JP 2014077313A JP 2012226627 A JP2012226627 A JP 2012226627A JP 2012226627 A JP2012226627 A JP 2012226627A JP 2014077313 A JP2014077313 A JP 2014077313A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- opening
- supply path
- functional liquid
- flow path
- path
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Abstract
Description
本発明は、水に機能液を混合して洗浄を行う便器装置に関する。 The present invention relates to a toilet apparatus that performs cleaning by mixing a functional liquid with water.
特許文献1には、ボウルを洗浄する洗浄水に薬剤を混合して洗浄を行う水洗便器が開示されている。この水洗便器では、ボウル内に吐出される洗浄水が流れる洗浄水流路と、この洗浄水流路に薬剤を供給するための供給経路とを備える。前記洗浄水流路は、経路径を絞った小径部を有しており、この小径部は洗浄水が流れることで、内部に負圧が発生する。この供給経路は、前記洗浄水流路に薬剤を供給する供給口が、前記小経路に連通してあり、この供給口は、前記負圧発生時に開成して、前記小径部に薬剤を供給する。
ところで、特許文献1等の水洗便器では、薬剤を貯留した貯留部が小径部より下方に配置してあるため、ポンプ等の薬剤流動用の動力源を前記供給流路に備えている。このため、前記水洗便器では、該動力源によって薬剤を流動させる(汲み上げる)ことで、前記供給口に薬剤を導入している。また、前記動力源は、薬剤を流動させるが故に、長時間使用が無い等で内部の薬剤が凝固して作動し難くなったり、部材の寿命が短くなったり、劣化し易くなったり等することがある。このため、この水洗便器では、動力源が故障した場合、前記供給口の開成時に液体薬剤を前記小径部に供給し難くなるという問題がある。また、この水洗装置では、前記動力源が前記供給経路の一部であるため、動力源の修理や保守点検等を行い難いという問題もある。
By the way, in the flush toilet of
そこで、前記事情を鑑みて、本発明は、機能液を供給口に流動させる動力源を備える場合に比べて構成を簡素し、且つ機能液の供給時期や供給量を調整可能とした便器装置を提案することを課題とする。 Therefore, in view of the above circumstances, the present invention provides a toilet device that has a simpler configuration than that provided with a power source that causes the functional liquid to flow to the supply port, and that can adjust the supply timing and supply amount of the functional liquid. The challenge is to propose.
上記課題を解決するために本発明は、ボウルと、供給される水を吐出口から前記ボウルに吐出する流路と、前記流路に合流して前記流路を流れる水に機能液を供給する供給経路とを備え、前記流路が、前記供給経路との合流部位に、ベンチュリ管状の絞り部を有し、前記供給経路が、前記機能液を貯留する貯液部と、前記貯液部を前記流路に接続する接続部とを備え、前記接続部が、前記絞り部の圧力変化によって開閉するスリット状の貫通孔を有する弾性部材を備え、前記貯液部を密閉容器で形成し、前記絞り部の周面に開口部を設け、前記貫通孔を、前記流路に前記機能液を供給する供給口として、前記開口部内に配置し、前記流路に空気を流入させる給気経路を、前記絞り部に合流して設け、前記給気経路の前記絞り部に前記空気を流入させる流入口が、前記弾性部材の前記貫通孔を形成する部位の外面と前記絞り部の前記開口部の縁との間の隙間であり、前記給気経路に、前記給気経路の開成量を調整自在の開閉弁を設けたものであることを特徴とする。 In order to solve the above-described problems, the present invention supplies a functional liquid to a bowl, a flow path for discharging supplied water from the discharge port to the bowl, and the water that joins the flow path and flows through the flow path. A supply path, the flow path has a venturi-shaped throttle portion at a junction with the supply path, and the supply path includes a liquid storage section for storing the functional liquid, and the liquid storage section. A connection portion connected to the flow path, the connection portion includes an elastic member having a slit-like through hole that opens and closes due to a pressure change of the throttle portion, and the liquid storage portion is formed of a sealed container, An opening is provided in the peripheral surface of the throttle portion, the through hole is disposed as a supply port for supplying the functional liquid to the flow path, and the air supply path for allowing air to flow into the flow path is provided. It is provided so as to join the throttle part, and the air flows to the throttle part of the air supply path. The inflow port to be formed is a gap between an outer surface of a portion of the elastic member forming the through hole and an edge of the opening of the throttle portion, and an opening amount of the air supply path is set in the air supply path. An adjustable on-off valve is provided.
本発明は、前記構成を具備したことで、開閉弁の開閉によって供給経路の開閉を切り替えることができる。これによって、本発明は、機能液を供給口に流動させる動力源を備える場合に比べて構成を簡素し易くすることができる。そして、本発明は、給気経路の開閉や開成量を開閉弁で調整・変更することで、機能液の供給時期や供給量を調整・変更することができる。 Since the present invention has the above-described configuration, the supply path can be switched between open and closed by opening and closing the open / close valve. As a result, the present invention can simplify the configuration as compared with a case where a power source for flowing the functional liquid to the supply port is provided. In the present invention, the supply timing and supply amount of the functional fluid can be adjusted / changed by adjusting / changing the opening / closing and opening amount of the air supply path with the opening / closing valve.
以下、本発明を添付図面に基づいて説明する。本実施形態の便器装置1は、使用者が着座して使用する椅子型の便器、所謂洋式便器である。便器装置1は、図4に示すように、便器本体2と、便座(不図示)及び便蓋5とを備える。便器本体2は、ボウル3と、その外周を覆うスカート4とで外殻2aが形成してある。便器本体2は、例えば便所等の床面に固定されている。また、便器本体2上には、前記便座及び便蓋5が載置される。この便座及び便蓋5は、便器本体2上の一端部に枢支されている。
Hereinafter, the present invention will be described with reference to the accompanying drawings. The
便器本体2内部には、ボウル3に水を供給する流路10と、ボウル3内の水を排出する排水経路6と、流路10を流れる水に機能液30を供給する供給経路20とを備える。
In the
排水経路6は、ボウル3下部から外方に突出した筒部7と、筒部7の下流端に設けたトラップ8と、外部の排水管(不図示)に接続された排出部(不図示)とを備える。そして、排水経路6は、ボウル3内の水等を筒部7からトラップ8を介して前記排出部に流し、この排出部から前記排水管に排出する。なお、本例では、トラップ8が、封水状態(図2に示す状態)と排水状態とに切替可能な所謂回動式になっているが、所謂サイホン式等の前記排出管に常時接続された固定式のもの等であってもよい。
The drainage path 6 includes a cylindrical part 7 protruding outward from the lower part of the
流路10の上流端は、便器本体2から外方に突出する。そして、この上流端は、外部の水道管(不図示)に接続してあり、水道圧によって、この水道管から流路10に前記水が流入される。流路10の下流端は、ボウル3の上端部に配置してあり、ボウル3内に臨ませて設けてある。そして、この下流端は、水道管から流路10に流入した水を、ボウル3内に吐出する。このため、流路10の前記下流端は、ボウル3洗浄用の吐出口になっている。
The upstream end of the
更に、流路10の途中には、流路10を開閉する給水弁12が設けてある。流路10は、給水弁12を開成させることで、通水状態になり、給水弁12を閉成させることで、止水状態になる。言い換えると、流路10は、給水弁12の開閉によって、ボウル3への吐水と止水とが切り替わる。
Further, a
また、流路10は、給水弁12より下流側に絞り部13を有する。流路10は、絞り部13より下流側に前記吐出口を有する。言い換えると、絞り部13は、流路10のうち、給水弁12を設けた部位から前記吐出口に至るまでの間に位置する。そして、絞り部13は、例えば、図1に示すように、略水平に水が流れる。言い換えると、絞り部13における水の流れ方向は、略水平になっている。
Further, the
以下、前記水の流れ方向を単に流れ方向Fと記載し、流れ方向Fを基準とした水平面に対して直交する向きを上下方向Vとし、流れ方向F及び上下方向Vの両方に直交する向き(水平面上で流れ方向Fに直交する向き)を幅方向とする。そして、流れ方向Fに視た状態を正面視とし、上下方向Vに視た状態を平面視とする。 Hereinafter, the flow direction of the water is simply referred to as the flow direction F, the direction perpendicular to the horizontal plane with respect to the flow direction F is defined as the vertical direction V, and the direction orthogonal to both the flow direction F and the vertical direction V ( The width direction is defined as a direction perpendicular to the flow direction F on the horizontal plane. A state viewed in the flow direction F is a front view, and a state viewed in the vertical direction V is a plan view.
絞り部13は、流れ方向Fに沿って軸心を有した管部材で形成してあり、該管部材はベンチュリ管状になっている。このベンチュリ管状とは、例えば、少なくとも管の一部が、流れ方向Fの上流側に比べて小径になる形状である。このため、絞り部13は、前記水が小径の部位を流れる際に、この小径の部位内に負圧を生じさせることができる。言い換えると、絞り部13は、流れ方向Fの上流側に比べて小径になる縮径部16を備える。
The
なお、本例の絞り部13は、縮径部16(前記小径の部位)の下流側に、縮径部16より大径となる拡径部15を備えており、拡径部15は縮径部16より上流側の部位(大径部14)と略同径になっている。言い換えると、本例の絞り部13は、大径部14と縮径部16と拡径部15とを備えており、流れ方向Fにおいて、流路10の途中で流路10径を一旦狭めた後、元の径に戻る(径を拡げる)形状になっている。
In addition, the narrowed
大径部14には、微細気泡形成用の吸入経路9が設けてある。吸入経路9は、一端が外部に開放されており、他の一端が大径部14に連通・接続されている。そして、吸入経路9は、大径部14において、前記水に空気を供給する。このため、絞り部13を流れる前記水は、大径部14において、吸入経路9から供給された空気が気泡として混合される。そして、前記気泡は、例えば前記水が拡径部15に流れる際に拡径部15で細分化される等で、微細気泡となる。
The large diameter portion 14 is provided with a
縮径部16は上側の周面に、図2に示すように、開口部17が設けてある。開口部17は上下方向Vに貫通して開口しており、平面視において、縮径部16の幅方向の略中央に位置する。開口部17は、平面視矩形状に形成してあり、流れ方向Fに沿って長尺になっている。そして、開口部17には、供給経路20が接続してある。言い換えると、供給経路20は、開口部17で絞り部13(縮径部16)に合流する。
As shown in FIG. 2, the reduced
供給経路20は、図1に示すように、機能液30を貯留した貯液部21と、貯液部21を流路10に接続する接続部25とを備える。そして、供給経路20は、絞り部13の上方に配置してある。具体的には、縮径部16の上方に接続部25が設けてあり、接続部25の上方に貯液部21が設けてある。
As shown in FIG. 1, the
貯液部21は、内部に機能液30を貯留可能な容器形状になっている。貯液部21の上部には、蓋部材23が脱着自在で取り付けてある。そして、貯液部21は、蓋部材23を取り付けることで、内部が密閉される。言い換えると、貯液部21は、密閉可能な容器22(密閉容器)で形成してある。
The
蓋部材23は、便器本体2の外殻2aに設けたカバー(不図示)を取り外すことで、容器22から取り外し可能になる。そして、貯液部21は、蓋部材23を取り外すことで、容器22内部に機能液30を補充することができる。貯液部21に貯留される機能液30は、例えば、界面活性剤を含む洗剤液や液状の芳香剤等の水溶性の液体が挙げられる。
The
また、容器22の下面には、供給筒24が設けてある。供給筒24は、容器22の下面から下方に突出する。供給筒24の下端部は、接続部25の上端部に取り付けてあり、供給筒24を介して容器22と接続部25とが連通接続してある。そして、貯液部21は、機能液30の自重によって、下方に位置する接続部25に機能液30を流動させることで、接続部25に機能液30を導入している。
A
接続部25の下端部は、図2に示すように、流路10に機能液30を供給する供給口26になっており、供給口26は開口部17の内側に配置してある。そして、供給口26は弾性部材27で形成してあり、供給口26は、機能液30の自重による流路10への滴下や、流路10を流れる前記水の供給経路20への流入等を抑制している。
As shown in FIG. 2, the lower end of the
具体的には、弾性部材27が、下方に向かう程径が狭まる中空で扁平の角錘形状になっている。そして、弾性部材27は、角錐の上端側で供給筒24に連通しており、供給筒24から角錐内部に機能液30が導入される。また、弾性部材27の角錐の下端部は、流れ方向Fに長尺な平面視矩形状になっており、開口部17の内側に位置する。そして、弾性部材27は、前記下端部に、流れ方向Fに沿ったスリット状の貫通孔28を有しており、接続部25は貫通孔28を介して流路10に連通する。このため、貫通孔28が供給口26になっている。
Specifically, the
貫通孔28は、流路10に前記水が流れて絞り部13が所定の負圧以上になることで開成する。そして、貫通孔28は、前記水の流れが弱まったり前記水が止まったり等して、所定の負圧未満になる(正圧側に戻る)ことで、閉成する。また、貫通孔28の閉成時には、弾性部材27の前記下端部の外面(貫通孔28を形成する部位の外面)と開口部17の縁との間に隙間40を生じる。このように、弾性部材27は、所謂ダックビル型の逆止弁になっており、絞り部13の圧力変化によって開閉する。
The through
給気経路50は、隙間40を介して流路10に合流する。そして、給気経路50は、絞り部13に前記負圧が生じた際に、隙間40を介して絞り部13内に空気を供給する。言い換えると、給気経路50は、流路10に空気を流入させる流入口51を有しており、流入口51は、弾性部材27の貫通孔28を形成する部位の外周面と開口部17の縁との間の隙間40になっている。
The
また、給気経路50には、図1に示すように、給気経路50の開成量を調整自在な開閉弁52が設けてある。開閉弁52は、図3に示すように、給気経路50を開成する開成状態と、給気経路50を閉成する閉成状態とに切替可能になっている。そして、開閉弁52は、前記開成状態時に、給気経路50の開成量を調整・変更することができる。
Further, as shown in FIG. 1, the
例えば、開閉弁52は、給気経路50を閉成する弁体53を備える。弁体53は、給気経路50の空気の流動方向に略直交した向き(本例では幅方向)に回転軸53aを有する。そして、弁体53は、回転軸53aの軸周りに回転することで、給気流路10を開閉する。更に、弁体53は、この回転時の回転角度によって、給気経路50の開成量を調整・変更することができる。
For example, the on-off
これによって、給気経路50は、流路10への給気量を調整・変更することができる。具体的には、開閉弁52の開成量を小さくする程、前記給気量が低下する。そして、便器装置1は、前記負圧の発生時に、給気経路50から流路10に給気することで、供給口26に加わる前記負圧を軽減することができる。このため、前記負圧の発生時には、前記負圧を供給口26に加わり易くすることができる。言い換えると、便器装置1は、給気経路50の開閉(流路10への給気とその停止)や開成量(給気量)によって、供給口26に加わる前記負圧を調整することができる。
Thereby, the
更に、開閉弁52は、最大開成量で開成した状態で前記負圧が発生した場合、前記負圧を最も小さく軽減することができる。このため、この場合、供給口26は開成状態に切り替わらず閉成状態を維持する。そして、開閉弁52を所定開成量以下で開成させた状態や閉成させた状態で、前記負圧が発生した場合には、開成可能な程度の前記負圧が供給口26に加わる。このため、この場合、供給口26は、開成状態に切り替わる。更に、供給口26が開成状態において、前記所定開成量を超えて開閉弁52を開成させた場合、供給口26は閉成状態に切り替わる。なお、開閉弁52の開成量によって供給口26を開成状態に切り替える条件は、開閉弁52が閉成した状態のみであってもよい。
Further, the on-off
また、開閉弁52は、例えば、動力源としてステッピングモータ(不図示)を有しており、このステッピングモータによって、開閉する。前記ステッピングモータは、例えば、電子回路等の制御部54によって、回転の開始・停止や回転角度が制御される。このため、開閉弁52は、制御部54によって、開閉の切替や開成量の調整・変更が行われる。言い換えると、制御部54は、前記動力源を介して、開閉弁52の開閉の切替や開成量の調整・変更を制御する。
The on-off
ここで、制御部54による制御の一例を説明する。なお、以下の説明において、流路10から吐出される前記水は、吐出前半の様態を第1様態とし、この第1様態での吐水を所定時間継続した後(吐水開始から所定時間経過後)の吐出後半の様態を第2様態とする。そして、例えば、前記第1様態は、汚物を排水経路6に流動させる等でボウル3を洗浄する洗浄用の様態とし、前記第2様態は、前記第1様態後のボウル3に水を溜める溜水用の様態とする。更に、開閉弁52は、流路10への通水が開始される前の状態(止水状態)において、例えば、閉成状態になっており、この状態を初期状態とする。
Here, an example of control by the
まず、制御部54は、流路10への通水が開始されると、所定開成量を超えた開成量や最大開成量で開閉弁52を開成させる制御を行い、前記負圧による供給口26の開成を抑制する。そして、開閉弁52は、前記第1様態の間、この状態(前記開成量)を維持する。このため、前記水は、前記第1様態において、微細気泡(吸入経路9からの空気)を含み且つ機能液30を含まない状態で、ボウル3に吐出される。
First, when water flow to the
次に、制御部54は、前記第1様態から前記第2様態に切り替わる際(吐水開始から前記所定時間経過後)に、開閉弁52の開成量を所定開成量以下に変更する制御或いは開閉弁52を閉成する制御を行い、前記負圧によって供給口26を開成させる。そして、開閉弁52は、前記第2様態の間、この状態を維持する。このため、前記水は、前記第2様態において、微細気泡及び機能液30を含む状態で、ボウル3に吐出される。
Next, the
流路10が止水される(通水が終了する)と、制御部54は、開閉弁52を所定開成量以下で開成させている状態の場合、開閉弁52を初期状態(閉成状態)に切り替える制御を行う。
When the
また、貯液部21は、圧力調整部(不図示)を更に備える。この圧力調整部は、例えば、容器22の内圧(内部圧力)を検知する気圧計(不図示)と、この気圧計の検知結果に応じて開閉して前記内圧を調整する調整弁(不図示)とで形成してある。そして、前記圧力調整部は、前記内圧の調整によって、機能液30の減少によって変動する容器22の内圧を略一定に保持する。このため、便器装置1は、機能液30の供給時に、容器22の前記内圧を変動し難くすることができる。言い換えると、便器装置1は、前記圧力調整部によって、貯液部21内の貯留量の減少時に、容器22の前記内圧を低下し難くすることができる。
The
このように、供給経路20は、貯液部21を密閉容器としたことで、貯液部21から供給口26へ機能液30を流動させるポンプ等の動力源を設けなくても、供給口26(貫通孔28)の開成時に、供給口26に機能液30を供給し易くすることができる。そして、便器装置1は、供給口26の開閉を開閉弁52で切替可能としたことで、供給口26開閉用の動力源として、機能液30を流動させるポンプ等に比べて、故障を生じ難いものや修理を行い易くもの等を適用し易くすることができる。言い換えると、便器装置1は、機能液30を供給口26に流動させ且つ供給口26を開成させるポンプ等の動力源を供給経路20に設けた場合に比べて、供給経路20等の構成を簡素することができる。
As described above, the
更に、便器装置1は、供給口26に加わる前記負圧を開閉弁52で調整可能としたことで、前記水に機能液30を供給する時期(タイミング)を調整・変更することができる。そして、便器装置1は、前記時期を調整・変更することで、例えば、前記二つの様態の両方に(常時)機能液30を供給する場合と、前記二つの様態のいずれか一方のみに機能液30を供給する場合とを選択・切替可能になっている。
Furthermore, the
このため、便器装置1は、例えば、機能液30を芳香剤や洗剤液とした場合、第2様態のみに機能液30を供給することで、ボウル3の洗浄を機能液30無の前記水で行い、ボウル3への溜水を機能液30有の前記水で行うことができる。これによって、便器装置1は、機能液30の機能を発揮し難い第1様態にも機能液30を供給した場合に比べて、機能液30の消費を抑制して(機能液30を節約して)、前記溜水の際に、機能液30の機能を発揮させることができる。
For this reason, for example, when the
言い換えると、便器装置1は、前記水の吐出時において所定の一状態(様態)の際に機能液30が効果を発揮する場合、機能液30の消費量当たりの効果を向上し易くすることができる。なお、前記水の吐水時における様態の分類は、前記二つの様態に限らず、例えばトラップ8の回動に応じた分類等であってもよく、また三つ以上の様態に分類してもよい。
In other words, when the
更に、便器装置1は、前記圧力調整部を貯液部21に設けたことで、貫通孔28を開成させる前記負圧の条件に、前記内圧の変動(機能液30の残量)を影響し難くすることができる。このため、便器装置1は、例えば貫通孔28を開成させる前記負圧の条件を略一定の条件に設定することができる等で、前記負圧の発生時に、安定して貫通孔28を開成し易くすることができる。これによって、便器装置1は、機能液30を安定して供給し易くすることができる。
Further, the
なお、本発明は、前述した実施形態の構成のみに限定されるものではなく、本発明の意図する範囲内であれば、適宜の設計変更を行うことが可能である。例えば、便器装置1は、前記ステッピングモータを動力源としたものに限らず、ソレノイド等を動力源としたもの等であってもよい。また例えば、便器装置1は、開閉弁52の開閉や開成量の調整・変更を操作するための操作部を備えたものであってもよい。また例えば、便器装置1は、吸入経路9を備えないものや、前記圧力調整部を備えないもの等であってもよい。また例えば、便器装置1は、前記圧力調整部で前記内圧を大気圧等に近づけることが可能なものであってもよい。この場合では、蓋部材23の取外し時に、前記内圧を大気圧等に近づけることで、蓋部材23を取り外し易くすることができる。
Note that the present invention is not limited to the configuration of the above-described embodiment, and appropriate design changes can be made within the range intended by the present invention. For example, the
また例えば、容器22は、可撓性を有した袋体で形成してもよい。この場合、容器22(前記袋体)は、容器22内の機能液30の減少(消耗)に応じて潰れる(或いは萎む)ように変形していき、容器22の内部空間(容積)を減少させる。言い換えると、この場合では、容器22の容積を、機能液満状態と、この機能液満状態から機能液を消費した機能液減少状態とで異ならせることができる。
For example, the
このため、容器22は、前記機能液満状態と前記機能液減少状態とで、例えば内圧を略一定に保ち易くすること等ができる。言い換えると、容器22は、前記圧力調整部としての機能を有する。そして、容器22は、接続部25に脱着自在とすることが好ましい。この場合では、容器22内の機能液30が減少して機能液30の補充が必要となる要機能液補充状態となった際に、容器22を新たなものに交換することで、貯液部21への機能液30の補充を容易に行うことができる。
For this reason, the
更に、容器22は、袋体の供給筒24の軸芯を通る直線上の部位に剛性を付与する剛性付与部材を設けることで、この部位を変形し難くすることができる。このため、容器22は、この部位の変形によって供給筒24への機能液30の供給が困難になること等を、抑制することができる。これによって、容器22は、前記要機能液補充状態となる際に、機能液30の残留量を低減し易くすることができる。なお、容器22を脱着自在とした場合では、接続部25に対して脱着自在としたものに限らず、供給筒24に対して脱着自在としたものであってもよい。
Further, the
1 便器装置
2 便器本体
3 ボウル
6 排水経路
9 吸入経路
10 流路
11 吐出口
12 給水弁
13 絞り部
17 開口部
20 供給経路
21 貯液部
22 容器
25 接続部
26 供給口
27 弾性部材
28 貫通孔
30 機能液
40 隙間
50 給気経路
51 流入口
52 開閉弁
F 流れ方向
V 上下方向
DESCRIPTION OF
Claims (1)
前記流路が、前記供給経路との合流部位に、ベンチュリ管状の絞り部を有し、
前記供給経路が、前記機能液を貯留する貯液部と、前記貯液部を前記流路に接続する接続部とを備え、
前記接続部が、前記絞り部の圧力変化によって開閉するスリット状の貫通孔を有する弾性部材を備え、
前記貯液部を密閉容器で形成し、
前記絞り部の周面に開口部を設け、
前記貫通孔を、前記流路に前記機能液を供給する供給口として、前記開口部内に配置し、
前記流路に空気を流入させる給気経路を、前記絞り部に合流して設け、
前記給気経路の前記絞り部に前記空気を流入させる流入口が、前記弾性部材の前記貫通孔を形成する部位の外面と前記絞り部の前記開口部の縁との間の隙間であり、
前記給気経路に、前記給気経路の開成量を調整自在の開閉弁を設けたものである
ことを特徴とする便器装置。
A bowl, a flow path for discharging supplied water from the discharge port to the bowl, and a supply path for supplying the functional liquid to the water that joins the flow path and flows through the flow path,
The flow path has a venturi-shaped throttle portion at a confluence site with the supply path,
The supply path includes a liquid storage unit that stores the functional liquid, and a connection unit that connects the liquid storage unit to the flow path,
The connecting portion includes an elastic member having a slit-like through hole that opens and closes due to a pressure change of the throttle portion,
Forming the liquid reservoir in a sealed container;
An opening is provided on the peripheral surface of the diaphragm,
The through hole is disposed in the opening as a supply port for supplying the functional liquid to the flow path,
An air supply path for allowing air to flow into the flow path is provided to join the throttle portion,
The inflow port through which the air flows into the throttle portion of the air supply path is a gap between an outer surface of a portion of the elastic member forming the through hole and an edge of the opening of the throttle portion;
A toilet apparatus, wherein an opening / closing valve capable of adjusting an opening amount of the air supply path is provided in the air supply path.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012226627A JP2014077313A (en) | 2012-10-12 | 2012-10-12 | Toilet bowl device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012226627A JP2014077313A (en) | 2012-10-12 | 2012-10-12 | Toilet bowl device |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014077313A true JP2014077313A (en) | 2014-05-01 |
Family
ID=50782829
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012226627A Pending JP2014077313A (en) | 2012-10-12 | 2012-10-12 | Toilet bowl device |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2014077313A (en) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101631795B1 (en) * | 2015-03-26 | 2016-06-17 | 김세현 | apparatus for sterilization |
KR101796984B1 (en) | 2016-08-26 | 2017-11-13 | 주식회사 비즈엔몰드 | Liquid supply apparatus |
KR102061085B1 (en) * | 2017-11-08 | 2019-12-30 | 조순옥 | Supplying apparatus of liquid cleaner for toilet bowl |
WO2020004562A1 (en) * | 2018-06-28 | 2020-01-02 | 株式会社Lixil | Toilet device |
JP2020002656A (en) * | 2018-06-28 | 2020-01-09 | 株式会社Lixil | Toilet bowl device |
JP2020002655A (en) * | 2018-06-28 | 2020-01-09 | 株式会社Lixil | Toilet bowl device |
JP2020002652A (en) * | 2018-06-28 | 2020-01-09 | 株式会社Lixil | Toilet bowl device |
WO2024003877A1 (en) * | 2022-07-01 | 2024-01-04 | 3M Innovative Properties Company | Spray gun component with resilient flow control valve |
-
2012
- 2012-10-12 JP JP2012226627A patent/JP2014077313A/en active Pending
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101631795B1 (en) * | 2015-03-26 | 2016-06-17 | 김세현 | apparatus for sterilization |
KR101796984B1 (en) | 2016-08-26 | 2017-11-13 | 주식회사 비즈엔몰드 | Liquid supply apparatus |
KR102061085B1 (en) * | 2017-11-08 | 2019-12-30 | 조순옥 | Supplying apparatus of liquid cleaner for toilet bowl |
WO2020004562A1 (en) * | 2018-06-28 | 2020-01-02 | 株式会社Lixil | Toilet device |
JP2020002656A (en) * | 2018-06-28 | 2020-01-09 | 株式会社Lixil | Toilet bowl device |
JP2020002655A (en) * | 2018-06-28 | 2020-01-09 | 株式会社Lixil | Toilet bowl device |
JP2020002652A (en) * | 2018-06-28 | 2020-01-09 | 株式会社Lixil | Toilet bowl device |
JP7118772B2 (en) | 2018-06-28 | 2022-08-16 | 株式会社Lixil | toilet bowl device |
JP7118773B2 (en) | 2018-06-28 | 2022-08-16 | 株式会社Lixil | toilet bowl device |
WO2024003877A1 (en) * | 2022-07-01 | 2024-01-04 | 3M Innovative Properties Company | Spray gun component with resilient flow control valve |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2014077313A (en) | Toilet bowl device | |
CN113265845B (en) | Microbubble generator, microbubble generating method, and clothes treating apparatus | |
JP4552930B2 (en) | Washing water discharge device and flush toilet equipped with the same | |
CN109663516B (en) | Microbubble generating circulation system and clothes treatment device | |
JP2007260563A (en) | Cleaning device and showerhead | |
CN110344212A (en) | Washing machine | |
CN109663515B (en) | Microbubble generating circulation system and clothes treatment device | |
JP2015100596A (en) | Washing machine | |
JP6538490B2 (en) | Flush toilet | |
CN109667105B (en) | Microbubble generation circulation system | |
JP2014148969A (en) | Pulsatile pump device of warm water washing toilet seat | |
JP5508235B2 (en) | Microbubble generator | |
JP2014051831A (en) | Toilet bowl device | |
JP4694986B2 (en) | Soap dispenser | |
JP2009202061A (en) | Foam detergent discharging apparatus | |
KR20190019463A (en) | Flow control device | |
KR200351198Y1 (en) | A bidet installed bubble generator with water line | |
JP2016098632A (en) | Toilet bowl device | |
JP5492068B2 (en) | Washing water discharge device | |
JP2014134032A (en) | Toilet bowl device | |
JP2018053602A (en) | Toilet bowl device | |
JP7134741B2 (en) | Foam generator and toilet bowl device | |
CN211948732U (en) | Bathroom foaming mechanism | |
KR20060132294A (en) | Hygiene cleaning machine | |
CN219547936U (en) | Toilet flushing device |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20150312 |