JP2014074989A - 表示制御装置、表示装置、表示制御方法 - Google Patents

表示制御装置、表示装置、表示制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】タッチパネルを操作しているユーザが視認し易い、当該タッチパネルの位置にポップアップを表示させる表示制御装置を実現する。
【解決手段】タブレット端末100の表示制御部(1)は、タッチパネル(2)の表示領域のうち、近接領域決定部(13)が決定した近接領域以外の領域を、特定のオブジェクトを表示させる表示領域に決定する表示領域決定部(14)を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、表示装置にポップアップ表示させる表示制御装置に関する。
従来、GUI(Graphical User Interface)画面に表示中のオブジェクト、文字列、およびリンクなどに関連づけられた情報をポップアップする技術がある。ポップアップは、一般的に、カーソルをオブジェクト上に移動したタイミングや、該オブジェクトなどを選択操作したタイミングで行われる。
ポップアップを見やすく表示するため、ポップアップが関連するオブジェクトの位置、または表示装置の画面サイズなどに基づいて、ポップアップの出現場所やサイズを変更する技術が開示されている(特許文献1〜4など)。
特開2003−256459号公報(2003年 9月12日公開) 特開2006−163948号公報(2006年 6月22日公開) 特開2005−032041号公報(2005年 2月 3日公開) 特開平06−282401号公報(1994年10月 7日公開)
ところで、スマートフォンやタブレット端末などの情報処理端末では、情報を表示し、且つ、ユーザインターフェースとして機能するタッチパネルが用いられている。
しかしながら、ユーザが直接指でタッチして所望の入力を行うタッチパネルにおいて、特許文献1〜4に記載された技術を用いてポップアップの表示を行った場合、ポップアップされた画面が見づらい場合ある。
具体的には、タッチパネル画面中で、ユーザの指や腕、すなわち、タッチパネルの指示物体となるものの影になる部分にポップアップが出現した際、タッチ操作を行っているユーザにとって該ポップアップが見えにくくなるという問題が生じる。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、タッチパネルを操作しているユーザが視認し易い、当該タッチパネルの位置にポップアップを表示させる表示制御装置を実現することにある。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る表示制御装置は、特定オブジェクトをタッチパネルの表示領域に表示させる表示制御装置であって、
指示物体とタッチパネルが近接した際、当該指示物体のタッチパネルに対する近接度合いを示す近接量を、当該タッチパネルの座標毎に取得する近接量取得手段と、
上記タッチパネルの表示領域のうち、上記近接量取得手段が取得した近接量が予め設定した近接量よりも大きい座標からなる領域を近接領域として決定する近接領域決定手段と、
上記タッチパネルの表示領域のうち、上記近接領域決定手段が決定した近接領域以外の領域を、特定のオブジェクトを表示させる表示領域に決定する表示領域決定手段とを備える。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る表示制御方法は、特定オブジェクトをタッチパネルの表示領域に表示させる表示制御方法であって、
指示物体とタッチパネルが近接した際、当該指示物体のタッチパネルに対する近接度合いを示す近接量を、当該タッチパネルの座標毎に取得する近接量取得工程と、
上記タッチパネルの表示領域のうち、上記近接量取得工程において取得した近接量が予め設定した近接量よりも大きい座標からなる領域を近接領域として決定する近接領域決定工程と、
上記タッチパネルの表示領域のうち、上記近接領域決定工程において決定した近接領域以外の領域を、特定のオブジェクトを表示させる表示領域に決定する表示領域決定工程とを含む。
本発明の一態様によれば、タッチパネルを操作しているユーザが視認し易い、当該タッチパネルの位置にポップアップを表示させることで、タッチパネルを操作しているユーザが自分の指や自分が操作するペンなどの影により、ポップアップ表示が見づらくなるといった事態を回避できるという効果を奏する。
本発明の一実施の形態に係るタブレット端末の概略構成ブロック図である。 近接情報検出部が検出した近接情報(座標、変化量)を示す図である。 一般的な投影型静電容量方式のタッチパネルの構造を示す図である。 指示物体とタッチパネルとの距離を視覚的に表した図である。 指示物体がタッチパネルに近接している領域を視覚的に表した図である。 指示物体がタッチパネルに近接している領域とポップアップを表示可能な領域との関係を示した図である。 タブレット端末において実行される処理の流れを示すフローチャートである。 指示物体の指示方向を利用したポップアップ表示不可領域の決定原理を説明する図である。 指示物体の指示方向を利用したポップアップ表示不可領域の決定原理を説明する図である。 指示物体の指示方向を利用したポップアップ表示不可領域の決定原理を説明する図である。
〔実施形態1〕
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。
本実施の形態では、本発明の表示制御装置を、タッチパネルを備えたタブレット端末(端末装置)に搭載した例について説明する。
図1は、タブレット端末100の概略構成ブロック図である。
タブレット端末100は、図1に示すように、表示制御部1、タッチパネル2、記憶部3、一時記憶部4、中央処理部5を備えている。なお、タブレット端末100には、図示しないが、一般的なタブレット端末に備えられている各種機能、例えば音声出力機能、放送受像機能、通信機能などが備えられているが、これらの機能の説明については省略する。
(タッチパネル2)
タッチパネル2は、情報を表示する表示部20、ユーザインターフェースとしての入力部21を備えている。
上記表示部20は、表示制御部1からの表示制御信号に応じて、例えばユーザがタッチパネルディスプレイを操作するための操作画面をGUI(graphical user interface)画面として表示するようになっている。
上記表示部20は、液晶表示パネル、有機EL(electroluminescence)パネル等のフラットディスプレイパネルで構成されている。
上記入力部21は、ユーザがタブレット端末100を操作するための指示信号を入力するためのユーザインターフェースであり、例えば表示部20に表示されたGUI画面の所望の位置をユーザがタッチすることで指示信号を入力するようになっている。なお、タブレット端末100に物理的な操作用のボタンが設けられ、このボタンを押下等して、指示信号を入力するようにしてもよい。
上記入力部21は、更に、近接情報検出部22を含む。
上記近接情報検出部22は、指示物体がタッチパネル2に近接した際、近接した位置の座標と、近接度合いを検出するタッチセンサである。
具体的には、タッチパネル2の平面上に指示物体、例えばユーザの指が近接した場合、近接情報検出部22は指示物体のタッチパネル2への近接を検知し、該指示物体の近接位置の座標を検出する。以後、指示物体がタッチパネル2へ近接した位置の座標を「近接位置座標」と記述する。
近接情報検出部22はまた、指示物体がタッチパネル2に近接した際、該指示物体とタッチパネル2平面上とが、垂直距離でどれだけ近接しているか、その近接度合いを検出する。以後、指示物体とタッチパネル2との近接度合いを近接量と記述する。
上記近接情報検出部22は、検出した近接位置座標と近接量とを対応付けて、上記一時記憶部4の近接情報バッファ42に格納される。以後、近接位置座標と近接量とを関連づけた情報を、近接情報と記述する。
(表示制御部1)
表示制御部1は、表示制御信号をタッチパネル2に出力して、タッチパネル2に所望する情報、例えばポップアップした情報を表示させるようになっている。
上記表示制御部1は、タッチパネル2の表示領域から、ポップアップした情報を表示させる表示領域を決定するために、近接情報取得部10、最近接位置決定部11、ポップアップ有無判定部12、近接領域決定部13、および表示領域決定部14を含んでいる。
上記近接情報取得部10は、上記近接情報バッファ42から近接情報を取得し、取得した近接情報を上記最近接位置決定部11および近接領域決定部13に送信する。
上記最近接位置決定部11は、近接情報取得部10が取得した近接情報から、タッチパネル2と指示物体とが最近接した位置(すなわち、指示物体がタッチした位置)の座標を決定するものである。
具体的には、近接情報取得部10から受信した近接情報を参照し、近接位置座標のうち、近接量が最大である座標を、タッチパネル2と指示物体との最近接位置の座標とする。以後、該最近接位置の座標を単に「最近接位置座標」と記述する。
ポップアップ有無判定部12は、上記最近接位置座標に表示しているオブジェクトについて、表示すべきポップアップが有るか否かを判定するものである。
具体的には、ポップアップ有無判定部12は、主表示用バッファ43を参照し、最近接位置決定部11が決定した最近接位置座標に表示しているオブジェクトを求める。次に、ポップアップ有無判定部12は、ポップアップ表示用バッファ44を参照し、上記オブジェクトに関連付けられているポップアップが有るか否かを判定する。判定結果は近接領域決定部13に通知される。上記ポップアップが有ると判定した場合、ポップアップ有無判定部12は中央処理部5にポップアップ有無の判定結果とともに、上記オブジェクトが何であるかを通知する。
近接領域決定部13は、近接情報取得部10から受信した近接情報に基づき、指示物体がタッチパネル2に近接している領域を決定するものである。以後、指示物体がタッチパネル2に近接している領域を、「近接領域」と記述する。
具体的には、近接領域決定部13は、近接情報取得部10から受信した近接情報を参照し、該近接情報の近接位置座標iをそれぞれタッチパネル2平面上にプロットし、該近接位置座標で囲まれた領域jを近接領域と決定する。
そして、近接領域決定部13で決定された近接領域は、表示領域決定部14へ送信される。
表示領域決定部14は、近接領域決定部13が決定した近接領域に基づき、ポップアップを表示可能な領域を決定するものである。以後、ポップアップを表示可能な領域を、「ポップアップ表示領域」と記述する。
そして、表示領域決定部14は、決定した「ポップアップ表示領域」を示す情報を、合成表示用バッファ45から読み出したポップアップ表示するオブジェクトと合成して、表示制御データとして、表示部20に送る。
上記構成の表示制御部1における表示制御処理の詳細は、後述する。
(記憶部3)
上記記憶部3は、タブレット端末100の中央処理部5および表示制御部1が実行する(1)制御プログラム、(2)OSプログラム、(3)中央処理部5が、タブレット端末100が有する各種機能を実行するためのアプリケーションプログラム、および、(4)該アプリケーションプログラムを実行するときに読み出す各種データを非一時的に記憶するものである。例えば、上記(1)〜(4)のデータは、ROM(read only memory)、フラッシュメモリ、EPROM(Erasable ROM)(登録商標)、EEPROM(Electrically EPROM)(登録商標)、HDD(Hard Disc Drive)などの不揮発性記憶装置に記憶される。
上記記憶部3は、更に、表示情報格納部30を含んでいる。
上記表示情報格納部30は、タブレット端末100がアプリケーションプログラムを実行する際に読み出す表示データを記憶している。
ここでいう表示データとは、例えば該アプリケーションの背景画像、オブジェクト(例えば、ボタンやテキストボックスなどの)画像、ポップアップ画像などの画像データ、および該画像に付随する情報(例えば、オブジェクトとポップアップを関連付けるための情報など)である。
格納されている各種情報は、中央処理部5によって参照され、一時記憶部4の各種バッファに一時的に格納される。
(一時記憶部4)
上記一時記憶部4は、タブレット端末100が実行する各種処理の過程で、演算に使用するデータおよび演算結果などを一時的に記憶するいわゆるワーキングメモリであり、RAM(Random Access Memory)などの記憶装置で構成されるものである。
一時記憶部4は、主表示情報バッファ40、ポップアップ情報バッファ41、近接情報バッファ42、主表示用バッファ43、ポップアップ表示用バッファ44、合成表示用バッファ45を含んでいる。
主表示情報バッファ40は、中央処理部5が表示情報30から取り出した各種データのうち、表示画像情報を一時的に格納するものである。
ここでいう表示画像情報とは、タブレット端末100の所定のアプリケーション中で表示する背景画像およびオブジェクト画像と、該背景画像およびオブジェクト画像に付随する情報(例えば、オブジェクトの表示位置の座標など)とを指す。
ポップアップ情報バッファ41は、中央処理部5が表示情報30から取り出した各種データのうち、ポップアップ情報を一時的に格納するものである。
ここでいうポップアップ情報とは、主表示情報バッファ40の表示画像に関連付けられたポップアップ画像と、該ポップアップ画像に付随する情報(例えば、該ポップアップ画像がどのオブジェクトについてのポップアップであるのか示す情報など)とを指す。
近接情報バッファ42は、近接情報検出部22が検出した近接情報を一時的に格納するものである。格納された近接情報は、近接情報取得部10によって取り出され、表示制御部1内の各種処理に利用される。
主表示用バッファ43は、主表示情報バッファ40に格納されている表示画像情報のうち、表示部20に現在表示すべき情報を一時的に格納するものである。
ポップアップ表示用バッファ44は、ポップアップ情報バッファ41に格納されているポップアップ情報のうち、表示部20に現在表示すべき情報を一時的に格納するものである。
合成表示用バッファ45は、表示制御部1によって合成された表示制御データを一時的に格納するものである。現在表示すべき表示制御データの合成が完了すると、格納されていた表示制御データは再び表示制御部1によって取り出され、表示部20へ表示される。
(中央処理部5)
上記中央処理部5は、タブレット端末100が備える各部を統括制御するものである。中央処理部5は、例えば、CPU(central processing unit)などで実現され、タブレット端末100が備える機能は、中央処理部5としてのCPUが、ROMなどに記憶されているプログラムを、RAMなどに読み出して実行することで実現される。
更に詳しくは、中央処理部5は、表示情報30から表示画像情報を取り出し、主表示情報バッファ40に格納する。同様に、中央処理部5は、表示情報30からポップアップ情報を取り出し、ポップアップ情報バッファ41に格納する。
また、中央処理部5は、近接情報検出部22で指示物体の近接を検出した際、近接情報検出部22が検出した近接情報を、一時記憶部の近接情報バッファ42に格納する。
加えて、中央処理部5は、タブレット端末100が実行する各種処理の過程で、主表示情報バッファ40から、現在表示制御すべき表示画像情報を取り出し、主表示用バッファ43に格納する。同時に、中央処理部5は、ポップアップ情報バッファ41から現在表示制御すべきポップアップ情報を取り出し、ポップアップ表示用バッファ44に格納する。
(ポップアップ表示領域決定処理)
ここで、本実施の形態に係るタブレット端末100におけるポップアップ表示領域決定処理について、図2〜図6を参照しながら以下に説明する。
まず、ポップアップ表示領域決定に必要な近接情報について説明する。
図2は、近接情報検出部22で検出した情報(近接情報)のデータ構造および具体例を示す図である。
ここで、近接情報をテーブル形式のデータ構造にて示したことは一例であって、近接情報のデータ構造がテーブル形式に限定されることはない。
「座標」の列には、近接量が所定の値より大きい値を示した近接位置座標が(X座標,Y座標)という様式で記録されている。「近接量」の列は、対応する「座標」列の座標の近接量を、「最大」、「大」、「中」、および「小」と、4段階に区切って記録している。
なお、図2の例では近接量を「最大」、「大」、「中」、および「小」と、4段階に区切って記憶することとしたが、近接量を記録する様式はこれに限られない。例えば、近接情報検出部22が検出した近接量を数値として記録してもよい。
上記近接情報検出部22は、静電容量の変化を捉えた各電極の座標値と、変化量を近接情報バッファ42に出力する。なお、出力対象とする座標は、変化量が一定以上のものに制限してもよいし、すべての座標値を出力するようにしてもよい。
次に、近接情報を検出する原理及び装置について説明する。
上記近接情報を検出する装置としては、具体的には、投影型静電容量方式のタッチパネルが挙げられる。以下、図3および図4を用いて、投影型静電容量方式のタッチパネルが近接情報を検出する方法について説明する。
ここで、本実施の形態に係るタブレット端末100のタッチパネル2は、投影型静電容量方式のタッチパネルである。
図3は、一般的な投影型静電容量方式のタッチパネルの構造を示す図である。図中のaは静電容量の変化を検知するセンサ電極を示している。
投影型静電容量方式のタッチパネルにおいて、センサ電極aはタッチパネルの縦横(X方向とY方向)に配置されており(X電極パターンb、Y電極パターンc)、各センサに微弱電流を流し電界を発生させている。この状態で、ユーザの指(指示物体)などの誘電体がタッチパネルに近接すると、静電容量が変化し、センサ電極aは該静電容量の変化を検出する。この静電容量の変化した量が「近接量」に相当し、静電容量の変化量が所定の値以上だったセンサ電極の位置する座標が、「近接位置座標」に相当する。
一般的に、図3のような投影型静電容量方式のタッチパネルにおいてセンサ電極aの検出する静電容量の変化量は、上記誘電体との距離が近いほど大きくなる。例えば、ユーザの指がタッチパネルの1点をタッチした場合は、ユーザがタッチした点に位置するセンサ電極が、最も大きな静電容量の変化量(近接量)を検出し、ユーザの指とタッチパネルとの距離が大きくなるにつれ、該変化量は小さくなる。以下、図4を一例にとり、指示物体とタッチパネル2との距離による、近接量の変化を具体的に説明する。
図4は指示物体とタッチパネル2との距離を視覚的に表した図である。
ここでは、タッチ時の、タッチパネル2と指示物体d(手指)の状態を示して説明する。一般に、指先でタッチ操作した場合、タッチパネルと最も近接する付近の座標e(指先付近)は、静電容量の変化量が大きく、離れた部分の座標fやg(掌付近)は、変化量が小さくなる。
つまり、指先から掌方向に向かって、変化量が徐々に小さくなる。
たとえば、図中のタッチパネル2のタッチ面2aに対して、各センサの静電容量の変化は、
座標e:変化量最大
座標f:変化量中
座標g:変化量小
となる。
さらに、指示物体dから離れた位置hのセンサでは変化が検知されない。
ここで、図4で指示物体dとタッチパネル2とが最も近接しているのは、指示物体dが接触(タッチ)している点、すなわち、e点である。図3の説明で記述したように、近接量は、指示物体dとタッチパネル2との距離が近いほど大きくなるので、e点にあるセンサ電極は、図4中の各座標にあるセンサ電極の中で最も大きい近接量を検知する。
一方、タッチパネル上の座標f点は、指示物体dと接触しておらず、e点に比べ指示物体dとタッチパネル2との距離は大きい。よって、f点にあるセンサ電極は、e点のセンサ電極と比べ、検出する近接量は小さい。
更に、g点は、指示物体dとタッチパネル2との距離がf点よりも更に大きいため、g点にあるセンサ電極は、f点よりも検出する近接量が更に小さい。
以上をまとめると、タッチパネル2と指示物体dとの距離の大きさは、g点>f点>e点となり、各座標にあるセンサ電極の検出する近接量の大きさは、e点>f点>g点となる。
一方、指示物体dがタッチも近接もしていない座標h点にあるセンサ電極が検出する近接量は、0(検出不能)であるか、もしくはごく小さい値となる。
なお、近接情報(近接位置座標と近接量)を検出することができるならば、近接情報検出部22が近接情報を検出する方法は図3および図4の方法に限定されず、あらゆる方法を用いてよい。
図5は、指示物体dをタッチパネル2の二次元座標上に投影した状態を示す模式図である。
図5に示す領域jが、タッチパネル2上に近接した指示物体dの二次元投影領域となる。以後、領域jを指示物体投影領域と記述する。ここで、領域jは、図2に示す近接情報から、近接量が「最大」から「小」までの対応する座標i群からなる領域である。
座標mは、図1に示す最近接位置決定部11によって決定された座標である。以後、この座標mを、最近接位置と記述する。
続いて、上述した表示領域決定部14がポップアップ表示領域を決定する方法について、図6を参照しながら以下に説明する。
図6は、指示物体がタッチパネル2に近接している領域(近接領域)とポップアップを表示可能な領域(ポップアップ表示領域)との関係を示した図である。
kはボタンやテキストボックスなどのオブジェクトで、自己と関連付けられた文字や画像など、ポップアップ表示を行うべき情報を持っている。lは、近接領域j中の、最近接位置座標である。
図示の通り、最近接位置座標lはオブジェクトk上にある。すなわち、オブジェクトkは指示物体によりタッチされている。
図6に示すように、近接領域jは指示物体の形をタッチパネル2の平面2a上へ投影したような形をとる。つまり、近接領域jはユーザから見た場合の、指示物体の影になる領域(ポップアップを表示しても見えにくい領域)である。
ゆえに、表示領域決定部14は、タッチパネル2の平面2aの座標上のうち、近接領域jを除いた部分をポップアップ表示領域と決定する。
なお、ポップアップ表示可能領域の決め方は上記の方法に限定しない。例えば、タッチパネル2を図6のA〜Dのようにいくつかのエリアに分け、近接領域が存在するエリア(図6ではC)をポップアップ表示不可と考え、それ以外の領域(図6ではA、B、C)をポップアップ表示領域としてもよい。
また、指示物体の指示方向を判定し、該指示方向に基づいてポップアップ表示領域を決めても良い。例えば、近接情報取得部10が取得した近接情報と、最近接位置決定部11が決定した最近接位置座標とを表示領域決定部14に送信し、表示領域決定部14は該近接情報と、該最近接位置座標とに基づいて指示物体の指示方向を決め、決定した指示方向に基づいてポップアップ表示領域を決定してもよい。
指示物体の指示方向は以下のようにして決める。
まず、指示物体dとタッチパネル2が近接した際、当該指示物体dのタッチパネル2に対する近接度合いを示す近接量を、当該タッチパネルの座標毎に取得し、取得した近接量のうち、最大の近接量に対応する座標を決定する。また、取得した近接量のうち、予め設定した近接量以上で、且つ、最小の近接量に対応する座標からなる領域を決定する。そして、決定した領域と、決定した座標とで形成される指示物体dのタッチパネル2への投影形状から、当該指示物体dがタッチパネル2に近接する方向を判定する。
この処理については、表示領域決定部14が行うものとする。
指示物体dの指示方向が決定された後、2段階の処理を経て、最終的にポップアップ表示不可の領域を決定する。
例えば、指示物体dの指示方向が、図8に示すように、タッチパネル2のタッチパネルエリアに向かって、右側である場合、図9に示すように、最近接位置のX座標より右側は、ポップアップ表示の暫定NGエリアとする。左からの指示であれば、左側を暫定NGエリアとする。
さらに、暫定NGエリアのうち、図10に示すように、最近接位置のY座標より下側を最終NGエリアとする。
従って、最終NGエリアを除くエリアにポップアップ表示可能とする。
以上のように、上記構成の表示制御部1によれば、タッチパネル2を操作しているユーザが視認し易い、当該タッチパネル2の位置にポップアップを表示させることができるので、タッチパネル2を操作しているユーザが自分の指や自分が操作するペンなどの影により、ポップアップ表示が見づらくなるといった事態を回避できる。
(タブレット端末100の表示処理)
図7は、本実施の形態に係るタブレット端末100の表示処理の流れを示すフローチャートである。
図7では、タブレット端末100が特定のアプリケーションやブラウザを起動している状態で、タッチパネル2の入力部21が指示物体のタッチを検出した場合の処理の流れを示している。
アプリケーションやブラウザの起動中は、中央処理部5は表示情報30から、該特定のアプリケーションやブラウザのデータを読み出し、主表示情報バッファ40およびポップアップ情報バッファ41に格納している。また、中央処理部5は、主表示情報バッファ40から、現在表示すべき表示画像情報を取り出し、主表示用バッファに格納している。
まず、近接情報を取得する(S100)。具体的には、タッチパネル2の入力部21が指示物体のタッチを検出すると、近接情報検出部22は、該タッチをトリガとして、該指示物体についての近接情報を検出する。検出された近接情報は中央処理部5へ送信され、中央処理部5は受信した該近接情報を近接情報バッファ42に格納する。そして、近接情報取得部10は、近接情報バッファ42から近接情報を取得し、取得した近接情報を最近接位置決定部11および近接領域決定部13に送信する。
次に、最近接位置を決定する(S102)。ここでは、最近接位置決定部11は、近接情報取得部10から受信した近接情報を参照し、近接位置座標のうち近接量が最大である座標を、最近接位置座標と決定する。決定した最近接位置座標は、ポップアップ有無判定部12に送信される。
続いて、ポップアップ情報が有るか否かを判定する(S104)。具体的には、ポップアップ有無判定部12は、最近接位置決定部11から受信した最近接位置座標に現在表示しているオブジェクトを、主表示用バッファ43を参照して求める。次に、ポップアップ有無判定部12は、ポップアップ表示用バッファ44を参照し、上記オブジェクトに関連付けられているポップアップ情報が有るかどうか判定する。判定結果は近接領域決定部13および中央処理部5に送信される。
最近接位置座標に表示しているオブジェクトに関連づけられているポップアップが有る場合(S104でYES)、ポップアップ有無判定部12は中央処理部5にポップアップ有無の判定結果とともに、S104で求めたオブジェクトが何であるかを通知する。
そして、近接領域を決定する(S106)。ここでは、近接領域決定部13は、近接情報取得部10から受信した近接情報に基づき、近接領域を決定する。
一方、最近接位置座標に表示しているオブジェクトに関連づけられているポップアップが無い場合(S104でNO)、S106の近接領域の決定は行われず、タブレット端末100はポップアップの表示を行わず、処理を終了する。
また、近接領域を決定した後、ポップアップ表示領域を決定する(S108)。具体的には、S106で近接領域決定部13が決定した近接領域は、表示領域決定部14に送信される。表示領域決定部14は、表示部20の平面座標上のうち、該近接領域を除いた部分をポップアップ表示領域と決定する。
ポップアップ表示領域が決定すると、表示制御部1は、主表示用バッファ43の主表示画像とポップアップ表示用バッファ44のポップアップ画像とを合成し(S110)、表示部20の画面表示を更新する(S112)。すなわち、背景画像、オブジェクト画像、およびポップアップ画像を表示する。
上記のように表示された画像では、ユーザの指(指示物体)によって、ポップアップ表示が見ない、見づらいといった事態を回避することができる。
〔まとめ〕
本発明の一態様に係る表示制御装置は、特定オブジェクトをタッチパネルの表示領域に表示させる表示制御装置(表示制御部1)であって、指示物体dとタッチパネル2が近接した際、当該指示物体dのタッチパネル2に対する近接度合いを示す近接量を、当該タッチパネルの座標毎に取得する近接量取得手段(近接情報取得部10)と、上記タッチパネル2の表示領域のうち、上記近接量取得手段(近接情報取得部10)が取得した近接量が予め設定した近接量よりも大きい座標からなる領域を近接領域として決定する近接領域決定手段(近接領域決定部13)と、上記タッチパネル2の表示領域のうち、上記近接領域決定手段(近接領域決定部13)が決定した近接領域以外の領域を、特定のオブジェクトを表示させる表示領域に決定する表示領域決定手段(表示領域決定部14)とを備える。
本発明の一態様に係る表示制御方法は、特定オブジェクトをタッチパネルの表示領域に表示させる表示制御方法であって、指示物体dとタッチパネル2が近接した際、当該指示物体のタッチパネルに対する近接度合いを示す近接量を、当該タッチパネルの座標毎に取得する近接量取得ステップと、上記タッチパネル2の表示領域のうち、上記近接量取得ステップにおいて取得された近接量が予め設定した近接量よりも大きい座標からなる領域を近接領域として決定する近接領域決定ステップと、上記タッチパネル2の表示領域のうち、上記近接領域決定ステップにおいて決定された近接領域以外の領域を、特定のオブジェクトを表示させる表示領域に決定する表示領域決定ステップとを含む。
上記の構成によれば、指示物体(ユーザの指)がタッチパネルに近接した際、表示制御装置は、ユーザから見てユーザの指の影にあたる領域を検出し、該領域に基づいてポップアップを表示可能な領域を決定することができる。結果として、該情報処理端末を操作しているユーザが視認し易い位置にポップアップを表示できるという効果を奏する。
本発明の一態様に係る表示制御装置は、さらに、上記近接量取得手段(近接情報取得部10)が取得した近接量のうち、最大の近接量に対応する座標を最近接座標として決定する最近接位置決定手段(最近接位置決定部11)を備え、上記特定のオブジェクトは、上記最近接位置決定手段(最近接位置決定部11)によって決定された最近接座標に表示している表示物に関連付けられたオブジェクトであることが好ましい。
上記の構成によれば、最近接座標(タッチ位置)に表示されている表示物に関連付けれた特定オブジェクトが表示されるので、タッチパネルにタッチしたユーザは特定オブジェクトを確実に見ることができる。
本発明の一態様に係る表示制御装置は、上記タッチパネルの表示面を予め設定した数及び大きさのエリアに分割したとき、上記表示領域決定手段は、上記分割されたエリアのうち、上記近接領域決定手段が決定した近接領域が含まれているエリア以外のエリアを、特定のオブジェクトを表示させる表示領域に決定するのが好ましい。
上記の構成によれば、特定のオブジェクトを表示する表示領域を決定する際に、タッチパネルの表示面を複数に分割したエリア単位で表示するか否かを判定することができるので、指示物体がタッチパネルに近接している近接領域さえ決定すれば、特定のオブジェクトを表示する表示領域を決定するための複雑な計算を必要とせず、簡単に特定のオブジェクトを表示する領域を決定することができる。
本発明の一態様に係る表示装置は、表示物に関連付けられた特定オブジェクトを表示可能なタッチパネル2と、上記タッチパネル2に、特定オブジェクトを含めた画像を表示させる表示制御部1とを備えた表示装置(タブレット端末100)において、上記表示制御部1は、上述した表示制御装置であることが好ましい。
本発明は、コンピュータを、上記の表示制御装置の各手段として機能させる表示制御プログラムによっても実現できる。
上記表示制御プログラムを、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録してもよい。
この場合には、汎用なコンピュータにより本発明を実現できる。
指示物体dとタッチパネル2が近接した際、当該指示物体dのタッチパネル2に対する近接度合いを示す近接量を、当該タッチパネル2の座標毎に取得し、取得した近接量のうち、最大の近接量に対応する座標を決定すると共に、取得した近接量のうち、予め設定した近接量以上で、且つ最小の近接量に対応する座標からなる領域を決定し、これら決定した座標と領域とで形成される指示物体dの形状(投影形状)から、当該指示物体dがタッチパネル2に近接する方向を判定する近接方向判定ステップを含む。
上記最大近接量(最近接位置)の座標(X,Y)を基準にして、上記形状が含まれている部分を、ポップアップ表示不可の暫定NG領域として、この暫定NG領域において、上記最近接位置のY座標よりも下の領域を、ポップアップ表示不可の最終NG領域と決定する。
上記の処理によっても、ポップアップ表示不可の領域を適切に決定することができるので、情報処理端末(タブレット端末100)を操作しているユーザが視認し易い位置にポップアップを表示できるという効果を奏する。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
〔ソフトウェアによる実現例〕
最後に、タブレット装置100の各ブロック、特に表示制御部1は、集積回路(ICチップ)上に形成された論理回路によってハードウェア的に実現してもよいし、CPU(Central Processing Unit)を用いてソフトウェア的に実現してもよい。
後者の場合、表示制御部1は、各機能を実現するプログラムの命令を実行するCPU、上記プログラムを格納したROM(Read Only Memory)、上記プログラムを展開するRAM(Random Access Memory)、上記プログラムおよび各種データを格納するメモリ等の記憶装置(記録媒体)などを備えている。そして、本発明の目的は、上述した機能を実現するソフトウェアである表示制御部1の制御プログラムのプログラムコード(実行形式プログラム、中間コードプログラム、ソースプログラム)をコンピュータで読み取り可能に記録した記録媒体を、上記表示制御部1に供給し、そのコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に記録されているプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成可能である。
上記記録媒体としては、一時的でない有形の媒体(non-transitory tangible medium)、例えば、磁気テープやカセットテープ等のテープ類、フロッピー(登録商標)ディスク/ハードディスク等の磁気ディスクやCD−ROM/MO/MD/DVD/CD−R等の光ディスクを含むディスク類、ICカード(メモリカードを含む)/光カード等のカード類、マスクROM/EPROM/EEPROM(登録商標)/フラッシュROM等の半導体メモリ類、あるいはPLD(Programmable logic device)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の論理回路類などを用いることができる。
また、表示制御部1を通信ネットワークと接続可能に構成し、上記プログラムコードを通信ネットワークを介して供給してもよい。この通信ネットワークは、プログラムコードを伝送可能であればよく、特に限定されない。例えば、インターネット、イントラネット、エキストラネット、LAN、ISDN、VAN、CATV通信網、仮想専用網(Virtual Private Network)、電話回線網、移動体通信網、衛星通信網等が利用可能である。また、この通信ネットワークを構成する伝送媒体も、プログラムコードを伝送可能な媒体であればよく、特定の構成または種類のものに限定されない。例えば、IEEE1394、USB、電力線搬送、ケーブルTV回線、電話線、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)回線等の有線でも、IrDAやリモコンのような赤外線、Bluetooth(登録商標)、IEEE802.11無線、HDR(High Data Rate)、NFC(Near Field Communication)、DLNA(Digital Living Network Alliance)、携帯電話網、衛星回線、地上波デジタル網等の無線でも利用可能である。なお、本発明は、上記プログラムコードが電子的な伝送で具現化された、搬送波に埋め込まれたコンピュータデータ信号の形態でも実現され得る。
本発明の表示処理装置は、指示物体の近接を検知することが可能なタッチパネルを搭載したスマートフォン、タブレット端末、PDA(Personal Digital Assistant)、ノート型パソコンなどの装置に適用できる。
2 タッチパネル
3 記憶部
4 一時記憶部
5 中央処理部
10 近接情報取得部(近接量取得手段)
11 最近接位置決定部(最近接位置決定手段)
12 ポップアップ有無判定部
13 近接領域決定部(近接領域決定手段)
14 表示領域決定部(表示領域決定手段)
20 表示部
21 入力部
22 近接情報検出部
30 表示情報
40 主表示情報バッファ
41 ポップアップ情報バッファ
42 近接情報バッファ
43 主表示用バッファ
44 ポップアップ表示用バッファ
45 合成表示用バッファ
100 タブレット端末

Claims (5)

  1. 特定オブジェクトをタッチパネルの表示領域に表示させる表示制御装置であって、
    指示物体とタッチパネルが近接した際、当該指示物体のタッチパネルに対する近接度合いを示す近接量を、当該タッチパネルの座標毎に取得する近接量取得手段と、
    上記タッチパネルの表示領域のうち、上記近接量取得手段が取得した近接量が予め設定した近接量よりも大きい座標からなる領域を近接領域として決定する近接領域決定手段と、
    上記タッチパネルの表示領域のうち、上記近接領域決定手段が決定した近接領域以外の領域を、特定のオブジェクトを表示させる表示領域に決定する表示領域決定手段とを備えていることを特徴とする表示制御装置。
  2. さらに、上記近接量取得手段が取得した近接量のうち、最大の近接量に対応する座標を最近接座標として決定する最近接位置決定手段を備え、
    上記特定のオブジェクトは、上記最近接位置決定手段によって決定された最近接座標に表示している表示物に関連付けられたオブジェクトであることを特徴とする請求項1に記載の表示制御装置。
  3. 上記タッチパネルの表示面を予め設定した数及び大きさのエリアに分割したとき、
    上記表示領域決定手段は、
    上記分割されたエリアのうち、上記近接領域決定手段が決定した近接領域が含まれているエリア以外のエリアを、特定のオブジェクトを表示させる表示領域に決定することを特徴とする請求項1または2に記載の表示制御装置。
  4. 特定オブジェクトをタッチパネルの表示領域に表示させる表示制御方法であって、
    指示物体とタッチパネルが近接した際、当該指示物体のタッチパネルに対する近接度合いを示す近接量を、当該タッチパネルの座標毎に取得する近接量取得ステップと、
    上記タッチパネルの表示領域のうち、上記近接量取得ステップにおいて取得した近接量が予め設定した近接量よりも大きい座標からなる領域を近接領域として決定する近接領域決定ステップと、
    上記タッチパネルの表示領域のうち、上記近接領域決定ステップにおいて決定した近接領域以外の領域を、特定のオブジェクトを表示させる表示領域に決定する表示領域決定ステップとを含むことを特徴とする表示制御方法。
  5. 表示物に関連付けられた特定オブジェクトを表示可能なタッチパネルと、
    上記タッチパネルに、特定オブジェクトを含めた画像を表示させる表示制御部とを備えた表示装置において、
    上記表示制御部は、請求項1〜3の何れか1項に記載の表示制御装置であることを特徴とする表示装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2018072483A (ja) * 2016-10-26 2018-05-10 株式会社半導体エネルギー研究所 表示装置および電子機器

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