JP2014067471A - ハードディスクドライブユニット - Google Patents
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Abstract
【課題】
近年、ハードディスクドライブの振動耐力低下に伴い、スピンドルモータの自己振動で、ハードディスクドライブがシャーシ等に微衝突すると、性能低下を引き起こすようになってきている。一方、サーバでは、ハードディスクドライブを固定したバネ付きトレイをスライドさせながらシャーシに搭載することで、活栓挿抜を実現してきた。しかし、従来のトレイでは、押付圧一定のバネであるため、強力なバネを用いるほど、挿抜力を必要とした。そのため、一定以上の押付圧を有するバネで固定することが出来なかった。
【解決手段】
ハードディスクドライブと該ハードディスクドライブをシャーシに挿抜するためのガイド手段から成るハードディスクドライブユニットにおいて、前記ガイド手段は楕円形状の円筒バネであって、固定時に前記円筒バネを90度回転させる。
【選択図】 図1
近年、ハードディスクドライブの振動耐力低下に伴い、スピンドルモータの自己振動で、ハードディスクドライブがシャーシ等に微衝突すると、性能低下を引き起こすようになってきている。一方、サーバでは、ハードディスクドライブを固定したバネ付きトレイをスライドさせながらシャーシに搭載することで、活栓挿抜を実現してきた。しかし、従来のトレイでは、押付圧一定のバネであるため、強力なバネを用いるほど、挿抜力を必要とした。そのため、一定以上の押付圧を有するバネで固定することが出来なかった。
【解決手段】
ハードディスクドライブと該ハードディスクドライブをシャーシに挿抜するためのガイド手段から成るハードディスクドライブユニットにおいて、前記ガイド手段は楕円形状の円筒バネであって、固定時に前記円筒バネを90度回転させる。
【選択図】 図1
Description
本発明は、ハードディスクドライブユニットに関する。
本技術分野の背景技術として、特開2001−57066号公報(特許文献1)がある。この公報には、「筐体に加わる振動や衝撃から確実に記録ディスク駆動装置を保護することができる電子機器を提供する。」と記載されている。
近年、ハードディスクドライブの振動耐力低下に伴い、スピンドルモータの自己振動で、ハードディスクドライブがシャーシ等に微衝突すると、性能低下を引き起こすようになってきている。一方、サーバでは、ハードディスクドライブを固定したバネ付きトレイをスライドさせながらシャーシに搭載することで、活栓挿抜を実現してきた。しかし、従来のトレイでは、押付圧一定のバネであるため、強力なバネを用いるほど、挿抜力を必要とした。そのため、一定以上の押付圧を有するバネで固定することが出来なかった。
ハードディスクドライブと該ハードディスクドライブをシャーシに挿抜するためのガイド手段から成るハードディスクドライブユニットにおいて、前記ガイド手段は楕円形状の円筒バネであって、固定時に前記円筒バネを90度回転させることを特徴とする。
本発明を適用することで、挿抜時よりも固定時の押付圧を高くすることが可能となり、ハードディスクドライブのスピンドルモータの振動による変位量を抑えるのに必要な押付圧に設定出来る。
以下、実施例を図面を用いて説明する。
本実施例では、図1〜18を用いて、ハードディスクドライブユニット8の例を説明する。
図1は、本実施例のハードディスクドライブユニット8の右側斜視図である。図4は、ハードディスクドライブユニット8の正面図である。図7は、ハードディスクドライブユニット8の左側斜視図である。
ハードディスクドライブユニット8は、ハードディスクドライブ1をサーバのシャーシ5へ円滑に挿抜するため、ハードディスクドライブ1の両サイドに、板状でスライド時のガイドの役割を有する左側レール6と、レール9を有する。
図8は、レール9の斜視図であり、内側レール2と円筒バネ4と外側レール3から構成されている。
図2は、シャーシ5にハードディスクドライブ1が搭載されるサーバの一例を示している。図3は、前記サーバの正面図である。
図5は、ハードディスクドライブユニット8に設けられたレール9から外側レール3を外した状態のハードディスクドライブユニット8の右側斜視図である。
図6は、ハードディスクドライブユニット8に設けられたレール9から外側レール3と円筒バネ4を外した状態のハードディスクドライブユニット8の右側斜視図である。
図9は、外側レール3を示す図であり、図11は、円筒バネ4を示す図であり、図12は、内側レール2を示す図であり、図10は、外側レール3と円筒バネ4との連結部を示す図である。
外側レール3と円筒バネ4と内側レール2は、図12に示す内側レール2にある円筒バネ4との連結部12、図10に示す円筒バネ4にある外側レール3との連結部14、図10に示す外側レール3にある円筒バネ4との連結部13で連結している。
内側レール2の円筒バネ側の形状、外側レール3の円筒バネ側の形状を図12及び図9に示す円弧とすることで、外側レール3に対する円筒バネ4の位置が決まり、円筒バネ4に対する内側レール2の位置が定まる。
また、この円筒バネ4は、図13に示すように楕円形状であり、円筒の中央に、図11に示すレバー取り付け部10を有する。固定時、このレバー取付け部10に、図16〜18に示すレバー7をかぶせ、90度回転させることで、レバー取付け部10と円筒バネ4を回転させる。
図14は円筒バネ4を回転させる前のレール9の正面図であり、回転前の円筒バネ4の楕円形状の短いほうの半径線上に内側レール2と外側レール3がある状態を示している。 図15は円筒バネ4を回転させる前のレール9の正面図であり、回転前の円筒バネ4の楕円形状の長いほうの半径線上に内側レール2と外側レール3がある状態に移行した固定時の状態を示している。内側レール2と外側レール3の距離は一定であるから、前者よりも後者のほうが、バネ変形量が大きく、押付力が大きくなる。
一方、この押付力が大きくなると、円筒バネ4を回転させるための力も大きくなる。そこで、レバー7の回転中心から手持ち部の距離を長くすることで、より小さい力でも円筒バネ4を回転させることが出来る。即ち、固定時のバネ圧と材料を同じとすれば、摩擦力も同じとなり、従来トレイの直動運動よりも、小さな力で挿抜出来る。このレバーの差し込み部15の直径と円筒バネ4の短いほうの半径を一致させることで、回転方向以外の力を内側レール2と外側レール3に分散させることが出来る。
また、回転前後で、バネ変形量の差が大きいほど、小さなきっかけで円筒バネ4が逆回転し、戻りやすくなる課題は、90度付近かつ90度を超えた角度まで円筒バネ4を回転させ、それ以上の回転を防止するストッパー11を設けることで解決出来る。
1 ハードディスクドライブ
2 内側レール
3 外側レール
4 円筒バネ
5 シャーシ
6 左側レール
7 レバー
8 ハードディスクドライブユニット
9 レール
10 レバー取付け部
11 回転を防止するストッパー
12 内側レールにある円筒バネとの連結部
13 外側レールにある円筒バネとの連結部
14 円筒バネにある外側レールとの連結部
15 レバーの差込部
2 内側レール
3 外側レール
4 円筒バネ
5 シャーシ
6 左側レール
7 レバー
8 ハードディスクドライブユニット
9 レール
10 レバー取付け部
11 回転を防止するストッパー
12 内側レールにある円筒バネとの連結部
13 外側レールにある円筒バネとの連結部
14 円筒バネにある外側レールとの連結部
15 レバーの差込部
Claims (3)
- ハードディスクドライブと該ハードディスクドライブをシャーシに挿抜するためのガイド手段から成るハードディスクドライブユニットにおいて、前記ガイド手段は楕円形状の円筒バネであって、固定時に前記円筒バネを90度回転させることを特徴とするハードディスクドライブユニット。
- 前記ガイド手段は、前記円筒バネの前記ハードディスクドライブ側に内側レールを有し、又は前記円筒バネの前記シャーシ側に外側レールを有することを特徴とする請求項1記載のハードディスクドライブユニット。
- 前記円筒バネはレバー取り付け部を有し、レバーによって前記円筒バネを回転させることを特徴とする請求項1記載のハードディスクドライブユニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012213404A JP2014067471A (ja) | 2012-09-27 | 2012-09-27 | ハードディスクドライブユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012213404A JP2014067471A (ja) | 2012-09-27 | 2012-09-27 | ハードディスクドライブユニット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014067471A true JP2014067471A (ja) | 2014-04-17 |
Family
ID=50743707
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012213404A Pending JP2014067471A (ja) | 2012-09-27 | 2012-09-27 | ハードディスクドライブユニット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2014067471A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
TWI818587B (zh) * | 2021-07-20 | 2023-10-11 | 日商樂天集團股份有限公司 | 販售管理系統、販售管理方法及程式產品 |
-
2012
- 2012-09-27 JP JP2012213404A patent/JP2014067471A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
TWI818587B (zh) * | 2021-07-20 | 2023-10-11 | 日商樂天集團股份有限公司 | 販售管理系統、販售管理方法及程式產品 |
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