JP2014062972A - Data reception circuit, data reception method and driver circuit - Google Patents
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Abstract
Description
本発明はデータ受信回路、データ受信方法及びデータドライバ回路に関し、例えばエンベデッドクロック方式の入力信号を受信するデータ受信回路、データ受信方法及びデータドライバ回路に関する。 The present invention relates to a data receiving circuit, a data receiving method, and a data driver circuit. For example, the present invention relates to a data receiving circuit, a data receiving method, and a data driver circuit that receive an embedded clock type input signal.
液晶表示装置等の表示装置では、1つの表示パネルを複数の駆動回路を用いて駆動する。表示パネルに1つの画像を正しく表示するためには、これら複数の駆動回路を同一のタイミングで動作させる必要がある。そこで表示装置では、タイミングコントローラで生成したクロック信号に基づき複数の駆動回路を動作させる。また、近年、表示装置の画素数が増加したことから、エンベデッドクロック方式(自己同期方式)でデータを駆動回路に送信する。そして、複数の駆動回路は、エンベデッドクロック方式のデータを受信し、当該データから復元クロックを生成し、復元クロックに基づき動作を行う。 In a display device such as a liquid crystal display device, one display panel is driven using a plurality of drive circuits. In order to correctly display one image on the display panel, it is necessary to operate the plurality of drive circuits at the same timing. Therefore, in the display device, a plurality of drive circuits are operated based on the clock signal generated by the timing controller. In recent years, since the number of pixels of the display device has increased, data is transmitted to the drive circuit by an embedded clock method (self-synchronization method). The plurality of drive circuits receive embedded clock data, generate a recovered clock from the data, and operate based on the recovered clock.
このエンベデッドクロック方式のデータを用いた技術が特許文献1〜3に開示されている。特許文献1では、エンベデッドクロック方式の入力信号から復元クロックを生成する際に、DLL(Delay Locked Loop)回路を用いることで、PLL(Phase Locked Loop)回路を用いた際に生じるジッタを低減する技術が開示されている。特許文献2では、キャプチャレンジが広く光ディスクや磁気ディスク等を用いたファイル装置でのクロックの抽出に際して応答性に優れたクロック抽出回路が開示されている。特許文献3には、タイミングコントローラに内蔵され、データ間に挿入クロックが挿入された伝送データと、挿入クロックを指示するクロックイネーブル信号とを伝送する送信部と、タイミングコントローラと接続された複数のデータ集積回路のそれぞれに内蔵され、クロックイネーブル信号に応答して伝送データから挿入クロックとデータを分離して検出する受信部と、を備える平板表示装置のデータインターフェース装置が開示されている。
近年、動画特性の高画質化や3D表示を実現するために画像の更新間隔を1/2にする2倍速駆動や1/4にする4倍速駆動等の高速駆動技術が用いられている。この高速駆動技術では、駆動回路に従来の2倍や4倍の速度でデータを与える必要がある。そのため、2倍速や4倍速で駆動回路を動作させる場合、駆動回路への入力信号の周波数を2倍や4倍等の整数倍に設定する必要がある。 In recent years, high-speed driving techniques such as double-speed driving that reduces the image update interval to ½ and quadruple-speed driving that reduces to ¼ have been used in order to realize high image quality of moving image characteristics and 3D display. In this high-speed driving technique, it is necessary to give data to the driving circuit at twice or four times the conventional speed. Therefore, when the drive circuit is operated at double speed or quadruple speed, it is necessary to set the frequency of the input signal to the drive circuit to an integral multiple such as double or quadruple.
しかしながら、従来の技術では、入力信号の周波数が整数倍となるように切り替えられた場合、入力信号のエッジの取りこぼしが発生する。そして、この入力信号のエッジの取りこぼしに起因して復元クロック信号の周波数を入力信号の周波数の切り替わりに追従させることができない問題が発生する。その他の課題と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。 However, in the conventional technique, when the frequency of the input signal is switched so as to be an integral multiple, the edge of the input signal is missed. As a result, the frequency of the recovered clock signal cannot follow the switching of the frequency of the input signal due to the missing edge of the input signal. Other problems and novel features will become apparent from the description of the specification and the accompanying drawings.
一実施の形態によれば、データ受信回路、データ受信方法及びデータドライバ回路は、入力信号から内部クロック信号を生成するクロック復元部と、内部クロック信号の周波数に応じた周波数を有する復元クロック信号を出力するクロック生成部と、を有し、内部クロック信号のパルス数と入力信号のパルス数とが不一致である場合にリセット信号をイネーブル状態とし、リセット信号がイネーブル状態となったことに応じて、内部クロック信号として入力信号を出力し、当該入力信号に基づき多相クロック信号の周波数を更新する。 According to one embodiment, a data receiving circuit, a data receiving method, and a data driver circuit include a clock recovery unit that generates an internal clock signal from an input signal, and a recovered clock signal having a frequency corresponding to the frequency of the internal clock signal. An output clock generator, and when the number of pulses of the internal clock signal and the number of pulses of the input signal do not match, the reset signal is enabled, and the reset signal is enabled. An input signal is output as an internal clock signal, and the frequency of the multiphase clock signal is updated based on the input signal.
一実施の形態によれば、データ受信回路、データ受信方法及びデータドライバ回路は、入力信号の周波数の切り替わりに対応する復元クロック信号の周波数の切り替えを正確に行うことができる。 According to the embodiment, the data receiving circuit, the data receiving method, and the data driver circuit can accurately switch the frequency of the recovered clock signal corresponding to the switching of the frequency of the input signal.
実施の形態1
以下、図面を参照して実施の形態について説明する。以下の説明では、表示装置を構成する駆動回路に実施の形態1にかかるデータ受信回路を適用した例について説明する。しかし、実施の形態1にかかるデータ受信回路は、エンベデッドクロック方式(自己同期方式)の入力データを受信する他の装置においても適用できる。そこで、まず、図1に実施の形態1にかかる表示装置1のブロック図を示す。
Hereinafter, embodiments will be described with reference to the drawings. In the following description, an example will be described in which the data receiving circuit according to the first embodiment is applied to the drive circuit that constitutes the display device. However, the data receiving circuit according to the first embodiment can also be applied to other devices that receive embedded clock (self-synchronous) input data. First, FIG. 1 shows a block diagram of the
図1に示すように、実施の形態1にかかる表示装置1は、表示パネル2、タイミングコントローラ3データドライバモジュール4a〜4c、スキャンドライバモジュール6a、6bを有する。
As shown in FIG. 1, the
表示パネル2は、TFTトランジスタTrと画素電極8との組み合わせた画素が格子状に多数配置される。また、TFTトランジスタTrのゲートにはスキャン線SCANが接続され、TFTトランジスタTrのソースには信号線SIGが接続される。
In the
データドライバモジュール4a〜4cは、それぞれデータドライバ回路5a〜5cを有する。データドライバ回路5a〜5cは、それぞれ1チップ上に回路が形成される半導体装置である。また、データドライバ回路5a〜5cは、データ受信回路10a〜10cを有する。このデータ受信回路10a〜10cは、後述する実施の形態1にかかるデータ受信回路10である。データドライバ回路5a〜5cは、データ受信回路10a〜10cが受信したデータに基づき信号線SIGを駆動する。
The
スキャンドライバモジュール6a、6bは、それぞれスキャンドライバ回路7a、7bを有する。スキャンドライバ回路7a、7bは、それぞれ1チップ上に回路が形成される半導体装置である。スキャンドライバ回路7a、7bは、タイミングコントローラ3から出力されるスキャン制御信号に基づきスキャン線SCANを駆動する。
The
タイミングコントローラ3は、データドライバ回路5a〜5cに対して画像を構成する画像データをエンベデッドクロック方式の伝送データ(例えば、入力信号)として出力する。また、タイミングコントローラ3は、スキャンドライバ回路7a、7bに対して画素情報を書き換えるスキャン線SCANを指定するデータを伝送データとして出力する。つまり、タイミングコントローラ3は、複数の駆動回路(データドライバ回路及びスキャンドライバ回路)に対して1つ設けられる。ここで、入力信号は、タイミングコントローラ3によって周波数が整数倍の周波数となるように切り替えられる。この入力信号の周波数の切り替えは、表示パネルの駆動速度の切り替え等に応じてなされるものである。
The timing controller 3 outputs image data constituting an image to the
上記したように、データドライバ回路5a〜5cは、エンベデッドクロック方式の伝送データに基づき信号線SIGを駆動する。このとき、データドライバ回路5a〜5cは、伝送データから復元クロック信号を生成し、当該復元クロック信号に基づき動作する。これにより、データドライバ回路5a〜5cは、タイミングコントローラ3により指定される同一のタイミングで信号線SIGを駆動することができる。実施の形態1にかかるデータドライバ回路5a〜5cは、データ受信回路10a〜10cに特徴の1つを有するため、以下ではデータ受信回路10a〜10cについて詳細に説明する。なお、データ受信回路10a〜10cは同じ構成を有するため、以下の説明ではデータ受信回路10と称す。
As described above, the
図2に実施の形態1にかかるデータ受信回路10を含む駆動装置(例えば、データドライバ回路)のブロック図を示す。図2に示すように、データドライバ回路はデータ受信回路10、ドライバ回路20を有する。
FIG. 2 is a block diagram of a driving device (for example, a data driver circuit) including the
データ受信回路10は、伝送データ(以下、入力信号Sinと称す)に基づき復元データ、制御信号(以下、復元制御信号と称す)及び復元クロック信号を生成して、生成した信号をドライバ回路20に与える。そして、ドライバ回路20は、復元クロック信号に基づき復元データを受信し、表示パネルの画素を駆動する。より具体的には、ドライバ回路20は、レジスタ、データラッチ、デジタルアナログ変換回路(Digital Analog Converter:DAC)及びアンプを有する。レジスタは、復元クロック信号に基づき復元データを順に保持する。データラッチは、復元制御信号により指示されたタイミング毎にレジスタに保持された復元データにより保持しているデータを更新する。デジタルアナログ変換回路は、データラッチに保持されているデータをデジタル値からアナログ値に変換してアンプに与える。アンプは、デジタルアナログ変換回路により出力されたアナログ値に基づき信号線SIGを駆動する。
The
また、図2に示すように、データ受信回路10は、シリアルパラレル変換回路11、クロック復元回路12及びロック判定回路15を有する。シリアルパラレル変換回路11は、多相クロック信号SCLKをサンプリングクロックとして用いて入力信号Sinをパラレルデータからシリアルデータに変換して後段回路に対するデータ信号(例えば、復元データ)と制御信号(例えば、復元制御信号)とを生成する。ここで、復元制御信号には、後述するデータイネーブル信号DEが含まれるものとする。このデータイネーブル信号DEが、イネーブル状態である期間はタイミングコントローラ3がクロック訓練期間を指示する期間であって、ディスイネーブル状態である期間はタイミングコントローラ3がデータ期間を指示する期間である。クロック訓練期間においてタイミングコントローラ3は、入力信号Sinとしてデータの送信周期に対応する周波数を有するクロック信号を出力する。データ期間においてタイミングコントローラ3は、入力信号Sinとしてエンベデッドクロック方式のデータを出力する。なお、図2に示す例では、復元データは、N(Nは整数)ビットのパラレルデータであって、復元制御信号は、M(Mは整数)ビットのパラレルデータである。復元データと復元制御信号とは同じビット数である場合もある。
As shown in FIG. 2, the
クロック復元回路12は、入力信号Sinに基づき多相クロックSCLK及び復元クロック信号を生成する。また、クロック復元回路12は、ロック判定回路15が生成するリセット信号RESがイネーブル状態である場合にサンプリングクロックSCLKと復元クロック信号の周波数を更新する。クロック復元回路12は、クロック復元部13とクロック生成部14とを有する。
The
クロック復元部13は、クロック成分がデータ信号に埋め込まれたエンベデッドクロック方式の入力信号Sinから内部クロック信号iCLKを生成する。そして、クロック復元部13は、リセット信号RESがイネーブル状態となったことに応じて内部クロック信号iCLKとして入力信号Sinをクロック生成部14に与える。また、クロック復元部13には、DLLロック信号LOCK及びマスク信号MASKが入力される。クロック復元部13は、マスク信号MASKがマスク解除状態である期間に入力される入力信号Sinを内部クロック信号iCLKとして出力する。クロック復元部13は、マスク信号MASKがマスク状態である期間は、入力信号Sinによらず内部クロック信号iCLKを一定の値(例えば、ロウレベル)で出力する。また、クロック復元部13は、多相クロック信号SCLKの周波数と内部クロック信号iCLKの周波数との差が一定の範囲内に収束したことを通知するロック信号LOCKが非ロック状態を示す期間はマスク信号MASKによる入力信号Sinに対するマスク処理を停止する。
The
クロック生成部14は、内部クロック信号iCLKの周波数に応じた周波数を有する多相クロック信号SCLKを生成し、多相クロック信号SCLKから選択した1つの信号を復元クロック信号として出力する。また、クロック生成部14は、多相クロック信号SCLKの生成周期の切り替わりタイミングの前後にマスク状態を示す論理レベル(例えば、ハイレベル)となるマスク信号MASKを出力する。マスク信号は、多相クロック信号SCLKの生成周期の切り替わりタイミングの前後に入力される前記入力信号以外をマスクするマスク処理をクロック復元部13に指示するものである。また、クロック生成部14は、多相クロック信号SCLKの周波数と内部クロック信号iCLKの周波数との差が一定の範囲内に収束したことを通知するロック信号LOCKを出力する。ロック信号LOCKは、ロック状態において第1の論理レベル(例えば、ハイレベル)となり、非ロック状態において第2の論理レベル(例えば、ロウレベル)となるものとする。
The
ロック判定回路15は、内部クロック信号iCLKのパルス数と入力信号Sinのパルス数とを比較し、比較結果が不一致である場合にクロック復元部に出力するリセット信号RESをイネーブル状態とする。また、ロック判定回路15は、復元制御信号に含まれるデータイネーブル信号DEがディスイネーブル状態である期間(例えば、クロック訓練期間)にパルス数の比較結果によらずリセット信号RESをイネーブル状態とする。
The
また、ロック判定回路15は、波形整形部16、パルス数比較部17及びロック判定部18を有する。波形整形部16は、入力信号Sinのエッジを検出して抽出エッジ信号EDを生成する。波形整形部16は、入力信号Sinの立ち上がりエッジと立ち下がりエッジとのいずれか一方に対してのみ抽出エッジ信号EDを生成する。実施の形態1にかかる波形整形部16では、入力信号Sinの立ち上がりエッジに対して抽出エッジ信号EDを生成するものとする。
The
パルス数比較部17は、抽出エッジ信号EDのパルス数と内部クロック信号iCLKのパルス数とが異なる値を示す期間にディスイネーブル状態となる比較信号PCOMPを出力する。ロック判定部18は、データイネーブル信号EDがディスイネーブル状態、かつ、比較信号PCOMPが不一致状態である場合にリセット信号RESをイネーブル状態とする
The pulse
続いて、クロック復元回路12及びロック判定回路15内の詳細な回路について説明する。まず、図3にクロック復元回路12の詳細なブロック図を示す。図3では特にクロック生成部14について詳細なブロック図を示した。そこで、ここでは、クロック生成部14について詳細に説明する。クロック生成部14は、DLL(Delay Locked Loop)回路141、マスク信号生成部142及び選択回路143を有する。
Next, detailed circuits in the
DLL回路141は、内部クロック信号iCLKに周期を合わせて(Delay Lock)、内部クロック信号iCLKをNまたはNの整数倍に内分して内部多相クロック信号iSCLKを生成する。図3に示す例では、DLL回路141は、Nの2倍の数のクロック信号を含む内部多相クロック信号iSCLKを生成する。
The
マスク信号生成部142は、内部クロック信号iCLKと内部多相クロック信号iSCLKとに基づき、入力信号Sinのクロックエッジを抽出するためのマスク信号MASKを生成する。マスク信号生成部142は、内部多相クロック信号iSCLKのクロックエッジのうちマスク信号MASKを生成するのに最適な期間を設定できる2つのクロックエッジを選択して、マスク信号MASKの論理レベルを選択した2つのクロックエッジの間の期間をマスク解除(例えばハイレベル)にする。具体的には、内部多相クロック信号iSCLKが多相クロック信号CLK1〜CLKnの2倍(例えば、2N個)の内分点を持つクロックの場合、内部クロック信号iCLKのエッジの前後の内部多相クロック信号iSCLKをそれぞれマスク信号MASKの立ち上がりエッジと立ち下がりエッジとにする。これにより、クロック復元回路12は、入力信号Sin中のクロック信号の±50%以内の周期のジッタ(内部クロック信号iCLKの揺れ)に追随することができる。
The mask
選択回路143は、内部多相クロック信号iSCLKから、Nビットのシリアルデータをサンプリングするのに最適なタイミングのN個のサンプリングクロックCLK1〜Nを選択して出力する。なお、DLL回路の内分数がNの場合は、内部多相クロックiSCLKをそのまま多相クロックSCLKとして出力する。また、選択回路143は、内部多相クロック信号iSCLKから復元データの取り込みに最適なクロック信号を選択して、選択したクロック信号を復元クロック信号として出力する。なお、選択回路143がいずれのクロック信号を多相クロック信号SCLKとするか、及び、復元クロック信号とするかは予め設定されていても良く、また、シリアルパラレル変換回路11の変換結果をモニタして決定しても良い。
The
続いて、クロック復元部13の詳細について説明する。図4に実施の形態1にかかるクロック復元部13の回路図を示す。図4に示すように、クロック復元部13は、AND回路131、セレクタ制御部132、インバータ134、セレクタ135を有する。
Next, details of the
AND回路131は、一方の入力端子に入力される入力信号Sinと、他方の入力端子に入力されるマスク信号MASKと、の論理和演算を行い、当該演算結果により出力信号の論理レベルを切り替える。より具体的には、AND回路131は、入力信号Sinとマスク信号MASKがいずれもハイレベルとなった場合に出力信号をハイレベルとし、他の入力条件の場合には出力信号をロウレベルとする。つまり、AND回路131は、マスク信号MASKがハイレベル(マスク解除状態)である場合は入力信号Sinをそのまま出力信号とする。
The AND
セレクタ制御部132は、ロック信号LOCKとリセット信号RESとに基づきセレクタ135が選択する信号を指定する選択信号を出力する。より具体的には、セレクタ制御部132には、反転入力付きNOR回路133が含まれる。そして、反転入力付きNOR回路133の反転入力端子にロック信号LOCKが入力され、正転入力端子にリセット信号RESが入力される。そして、反転入力付きNOR回路133は、リセット信号RESがロウレベル(ディスイネーブル状態)である期間にロック信号LOCKがハイレベル(ロック状態)となった場合に出力信号をハイレベルとする。一方、反転入力付きNOR回路133は、リセット信号RESがハイレベル(イネーブル状態)である場合、及び、ロック信号LOCKがロウレベル(非ロック状態)である場合は出力信号をロウレベルとする。
The
セレクタ135には、選択信号として反転入力付きNOR回路133の出力信号と、反転入力付きNOR回路133の出力信号をインバータ134により反転した信号と、が与えられる。セレクタ135は、スイッチSW1、SW2を有する。スイッチSW1は、反転入力付きNOR回路133の出力信号の反転信号に基づき開閉状態が制御される。スイッチSW2は、反転入力付きNOR回路133の出力信号に基づき開閉状態が制御される。つまり、スイッチSW1、SW2は、開状態と閉状態とが排他的に制御される。そして、スイッチSW1は、入力信号Sinを内部クロック信号iCLKとして出力する場合に閉状態となる。スイッチSW2は、AND回路131の出力信号を内部クロック信号iSCLKとして出力する場合に閉状態となる。
The
上記説明より、AND回路131は、マスク信号MASKがイネーブル状態である期間に入力される入力信号Sinの立ち上がりエッジ成分のみを含む出力信号を出力する。この出力信号のパルス幅は、入力信号Sinの立ち上がりからマスク信号MASKの立ち下がりまでの幅をとなる。そして、セレクタ制御部132及びセレクタ135は、リセット信号RESがディスイネーブル状態、かつ、ロック信号LOCKがロック状態を示す場合にはAND回路131の出力信号を内部クロック信号iCLKとして選択する。一方、セレクタ制御部132及びセレクタ135は、リセット信号RESがイネーブル状態、又は、ロック信号LOCKが非ロック状態を示す場合には入力信号Sinを内部クロック信号iCLKとして選択する。
From the above description, the AND
続いて、波形整形部16の詳細について説明する。図5に実施の形態1にかかる波形整形部16の詳細な回路図を示す。図5に示すように、波形整形部16は、インバータ161、遅延回路162、AND回路163を有する。インバータ161は、入力信号Sinを反転して遅延回路162に与える。遅延回路162は、入力された信号を遅延させて出力する。AND回路163は、入力信号Sinと遅延回路162の出力信号とがいずれもハイレベルとなった場合に抽出エッジ信号EDをハイレベルとする。つまり、波形整形部16は、入力信号Sinがハイレベルとなったタイミングから、遅延回路162の出力がハイレベルからロウレベルに切り替わるタイミングまでの間にハイレベルとなるパルス信号を抽出エッジ信号EDとして出力する。つまり、抽出エッジ信号EDは、入力信号Sinの立ち上がりエッジと同じエッジを有するパルス信号となる。
Next, details of the
続いて、パルス数比較部17の詳細について説明する。図6に実施の形態1にかかるパルス数比較部のブロック図を示す。図6に示すように、パルス数比較部17は、パルス数比較器171及び遅延回路175を有する。また、パルス数比較器171は、カウンタ172、173、コンパレータ174を有する。カウンタ172は、抽出エッジ信号EDのパルス数を係数して第1のカウント値を生成する。カウンタ173は、内部クロック信号iCLKのパルス数を係数して第2のカウント値を生成する。コンパレータ174は、第1のカウント値と第2のカウント値とを比較し、2つのカウント値が一致している場合は比較予告信号PRECOMPをロウレベル(一致状態)とし、不一致であった場合は比較予告信号PRECOMPをハイレベル(不一致状態)とする。遅延回路175は、内部クロック信号iCLKに同期して比較予告信号PRECOMPを遅延させて比較信号PCOMPを出力する。この遅延回路175により、次のシリアルデータの先頭に合わせて比較信号PCOMPの値を変化させることができる。
Next, details of the pulse
なお、カウンタ172、173のカウント値のビット数は、入力信号Sinの周波数が整数倍に変化したことを確認できる程度のビット数が確保されていればよい。また、カウンタ172、173は、同時にリセット処理がなされるが、リセット処理の周期は、2つのカウント値の不一致が検出された後にDLL回路141が非ロック状態となって入力信号Sinに基づく周波数の調整を開始できるまでの時間が確保できる程度の長さに設定されればよい。
It should be noted that the number of bits of the count values of the
続いて、ロック判定部18の詳細について説明する。図7に実施の形態1にかかるロック判定部の回路図を示す。図7に示すように、ロック判定部18は、反転入力付きNOR回路181を有する。反転入力付きNOR回路181は、反転入力端子に比較信号PCOMPが入力され、正転入力端子にデータイネーブル信号DEが入力される。そして、反転入力付きNOR回路181は、データイネーブル信号DEがロウレベル(ディスイネーブル状態又はクロック訓練期間を示す状態)である期間に比較信号PCOMPがハイレベル(不一致状態)である場合にリセット信号をハイレベル(イネーブル状態)とする。また、反転入力付きNOR回路181は、データイネーブル信号DEがハイレベル(イネーブル状態又はデータ期間を示す状態)である期間に比較信号PCOMPがハイレベル(不一致状態)となってもリセット信号をロウレベル(ディスイネーブル状態)とする。
Next, details of the
ここで、実施の形態1にかかるデータ受信回路10の動作について説明する。まず、クロック訓練期間のデータ受信回路10の動作とデータ期間のデータ受信回路10の動作について説明する。そこで、図8に実施の形態1にかかるデータ受信回路の動作を示すタイミングチャートを示す。
Here, the operation of the
図8に示す例では、データイネーブル制御信号DEがディスイネーブル状態(ロウレベル)の期間はクロック訓練期間であり、データイネーブル制御信号DEがイネーブル状態(ハイレベル)の期間はデータ期間である。クロック訓練期間うちタイミングt1より前の期間では、入力信号Sinは、入力信号Sinに埋め込むシリアルデータDataの先頭のクロックエッジを含む(つまり、データを含まない)信号成分のみである。一方、タイミングt2以降のデータ期間の入力信号Sinは、シリアルデータの先頭のクロックエッジに続いて実際のデータが含まれる。また、入力信号Sinのプロトコルにより、データ期間になるタイミングt2の前のタイミングt1でに入力信号Sinにはデータ期間に切り替わることを示すコード信号が含まれる。このコード信号を受けた後、データ受信回路10は、プロトコルに定められた期間後から入力信号にシリアルデータが送られてくるため、シリアルデータが送信されるタイミングt3の前までに(例えばタイミングt2までに)データイネーブル信号DEをイネーブル状態(ハイレベル)とする。そして、データ受信回路10は、データイネーブル信号DEがイネーブル状態とすることでシリアルデータの受信準備が完了する。また、このコード信号は、データイネーブル信号DEだけでなく、プロトコルに定められた、そのコード信号の種類に応じた複数の復元制御信号を入力信号に含む。
In the example shown in FIG. 8, the period in which the data enable control signal DE is in the disable state (low level) is the clock training period, and the period in which the data enable control signal DE is in the enabled state (high level) is the data period. In the period before the timing t1 in the clock training period, the input signal Sin is only a signal component including the leading clock edge of the serial data Data embedded in the input signal Sin (that is, not including data). On the other hand, the input signal Sin in the data period after the timing t2 includes actual data following the leading clock edge of the serial data. Further, according to the protocol of the input signal Sin, the input signal Sin includes a code signal indicating that the data period is switched at the timing t1 before the timing t2 when the data period is reached. After receiving this code signal, the
また、タイミングt0より前の期間においては、リセット信号RESがイネーブル状態(ハイレベル)の間は入力信号Sinが内部クロック信号iCLKとして出力される。一方、タイミングt0より後の期間は、リセット信号RESがディスイネーブル状態(ロウレベル)となり、マスク信号MASKがマスク解除状態(ハイレベル)の期間に入力信号Sinのアクティブエッジが入力され、入力信号Sinとマスク信号MASKとがいずれもハイレベルになる期間にハイレベルとなる信号が内部クロック信号iCLKとして生成される。 In the period before the timing t0, the input signal Sin is output as the internal clock signal iCLK while the reset signal RES is in the enable state (high level). On the other hand, the reset signal RES is disabled (low level) during the period after the timing t0, and the active edge of the input signal Sin is input during the period when the mask signal MASK is unmasked (high level). A signal that becomes high level during the period when both of the mask signals MASK are high level is generated as the internal clock signal iCLK.
以上説明してきたように、入力信号Sinがプロトコルに定められた規格の範囲内の安定した信号である場合、実施の形態1にかかるデータ受信回路10は、データイネーブル信号DEがディスイネーブル状態であるクロック訓練期間は、最初はDLL回路141がロックしていないためロック信号LOCKが非ロック状態(ロウレベル)であり、内部クロックiCLKは入力信号Sinがそのまま出力される。その後、DLL回路141がロックしてロック信号LOCKがロック状態(ハイレベル)になる時には、マスク信号MASKも同時に安定する。その時は、内部クロック信号iCLKとして入力信号Sinとマスク信号MASKの論理和をとった信号を出力する。これにより、データイネーブル信号DEがハイレベルになって、シリアルデータが入力されるようになっても、データ受信回路10は、DLL回路141が多相クロック信号SCLKを入力信号Sinにロックさせる状態を維持することができる。なお、実際には、データイネーブル信号DEをイネーブル状態(ハイレベル)にするためのコード信号Codeが入力される前(図8のタイミングt1の前)までにこれらの処理が完了している必要がある。
As described above, when the input signal Sin is a stable signal within the standard defined by the protocol, the
仮に、データイネーブル信号DEがディスイネーブル状態(ロウレベル)であるクロック訓練期間に、何らかの理由でDLL回路141のロックが外れたと認識された場合は、マスク信号MASK信号も正しくなくなる。しかし、このような場合、ロック信号LOCKが非ロック状態(ロウレベル)になることで、内部クロック信号iCLKとして入力信号Sinがそのまま出力される。これにより、データ期間においてもDLL回路141を再びロック状態とすることができる。
If it is recognized that the
ここで、大きな問題となるのは、DLL回路141がロックが外れたと認識できない入力信号Sinの変化が生じた場合、従来の技術ではDLL回路141を再度ロック状態とすることができないことである。つまり、従来の技術では、入力信号Sinに埋め込まれたクロックがそれまでのクロック周波数の整数倍に変化した場合のDLL回路141のロック外れを修正できないことが問題となる。しかし、実施の形態1にかかるデータ受信回路10を用いることでこの問題を解決することができる。そこで、以下でデータ受信回路10の動作についてさらに詳細に説明する。
Here, a big problem is that, when a change in the input signal Sin that cannot be recognized that the
図9に、実施の形態1にかかるデータ受信回路のクロック訓練期間の詳細な動作を示すタイミングチャートを示す。図9に示す例では期間Bにおいて入力信号Sinの周波数が2倍に変化するものである。また、図9に示す例では、DLL回路141は、2N個のクロック信号を含む内部多相クロック信号iSCLKを生成するが、図9では2N個の内部多相クロック信号iSCLKのうち奇数番目のクロック信号をクロック信号CLK1〜CLKnとして示した。さらに、図9に示す例では、データイネーブル信号DEをディスイネーブル状態である。つまり、図9に示す例は、データ受信回路10のクロック訓練期間の動作を示すものである。
FIG. 9 is a timing chart showing the detailed operation of the data receiving circuit according to the first embodiment during the clock training period. In the example shown in FIG. 9, the frequency of the input signal Sin changes twice in the period B. In the example shown in FIG. 9, the
図9に示す例では、期間Aにおいてロック信号LOCKがロック状態(ハイレベル)となっている。つまり、図9に示す例では、期間Aの以前にDLL回路141がロック状態となっており、マスク信号MASKが入力信号Sinの立ち上がりエッジを補足可能な期間にマスク解除状態(ハイレベル)となるように生成される。
In the example shown in FIG. 9, the lock signal LOCK is in a locked state (high level) in the period A. That is, in the example shown in FIG. 9, the
このような場合において、実施の形態1にかかるデータ受信回路10を用いない場合、期間A以降に入力信号Sinの周波数が2倍に変化してもDLL回路141のロック状態が解除されずDLL回路141の周波数を入力信号Sinの周波数変化に対応できない問題が生じる。より具体的には、データ受信回路10を用いない場合、期間Bで入力信号Sinの周波数が2倍に変化した後、期間Cに入力される入力信号Sinのクロックエッジがマスク信号MASKによりマスクされ、かつ、期間Dに入力される入力信号Sinのクロックエッジはマスクされない。そのため、データ受信回路10を用いない場合、期間Cに入力される入力信号Sinのクロックエッジが内部クロック信号iCLKとして出力されない。これにより、データ受信回路10を用いない場合は、DLL回路141がロック状態となった後で入力信号Sinの周波数が切り替わってもDLL回路141がロック状態を維持し、多相クロック信号SCLK及び復元クロック信号の周波数が切り替わらない問題が生じる。
In such a case, when the
しかし、図9に示すように、実施の形態1にかかるデータ受信回路10では、期間Cで波形整形部16が入力信号Sinのクロックエッジから抽出エッジ信号EDのパルスを生成する。そのため、期間Cにおいて、パルス数比較部17のカウンタ172、カウンタ173が生成する第1のカウント値と第2のカウント値との間で差が生じ、次に内部クロック信号iCLKが入力される期間Dにおいて比較予告信号PRECOMPが不一致状態(ハイレベル)となる。そして、内部クロック信号iCLKが入力される期間Eにおいて、パルス数比較部17が比較信号PCOMPを不一致状態(ハイレベル)としたことに応じて、ロック判定部18がリセット信号RESをイネーブル状態(ハイレベル)とする。
However, as shown in FIG. 9, in the
そして、期間Eにおいてリセット信号RESがイネーブル状態となったことに応じて、クロック復元部13は、内部クロック信号iCLKとして入力信号Sinを出力する。これにより、期間Fにおいて、期間E以前とは異なるタイミングでクロックエッジがDLL回路141に入力されるため、DLL回路141はロック信号LOCKを非ロック状態(ロウレベル)とし、再度ロック状態となるまで内部多相クロック信号iSCLKの周波数の調整を行う。その後、DLL回路141は、内部多相クロック信号iSCLKの周波数が内部クロック信号iCLK(この期間は、入力信号Sinと同じ信号)にロックしたと認識し、期間Hでロック信号LOCKをロック状態とする。これにより、期間H以降は、マスク信号MASKによりマスク処理された入力信号Sinのクロックエッジを有する内部クロック信号iCLKが生成される。
Then, in response to the reset signal RES being enabled in the period E, the
なお、図9に示す例では、期間Fにおいて、パルス数比較部17のカウンタ172、173がリセットされるため比較予告信号PRECOMPが一致状態(ロウレベル)に切り替わる。また、期間Fの後の内部クロック信号iCLKの入力タイミングである期間Gにおいて、パルス数比較部17は比較信号PCOMPを一致状態(ロウレベル)に切り替えるため、ロック判定部18も期間Gでリセット信号RESをディスイネーブル状態とする。このとき、すでにDLL回路141がロック信号LOCKを非ロック状態としているため、クロック復元部13は、期間Gの後もロック信号LOCKがロック状態となる期間Hまで内部クロック信号iCLKとして入力信号Sinを出力する。
In the example shown in FIG. 9, in the period F, the
上記説明より、実施の形態1にかかるデータ受信回路10は、クロック復元部13と、クロック生成部14と、を有する。そして、クロック復元部13は、クロック成分がデータ信号に埋め込まれたエンベデッドクロック方式の入力信号Sinから内部クロック信号iCLKを生成する。また、クロック生成部14は、内部クロック信号iCLKの周波数に応じた周波数を有する多相クロック信号SCLKを生成し、多相クロック信号SCLKから選択した1つの信号を復元クロック信号として出力する。そして、データ受信回路10は、内部クロック信号iCLKのパルス数と入力信号Sinのパルス数とを比較し、比較結果が不一致である場合にクロック復元回路13に出力するリセット信号RESをイネーブル状態とする。そして、リセット信号RESがイネーブル状態となったことに応じてクロック復元部13が内部クロック信号iCLKとして入力信号Sinをクロック生成部14に与える。これにより、実施の形態1にかかるデータ受信回路10では、入力信号Sinの周波数が整数倍に切り替わる等のDLL回路141が入力信号Sinの周波数変化を認識できない場合であっても、強制的にDLL回路141のロック状態を解除し、DLL回路141に生成するクロック信号の周波数の再調整を行わせることができる。
From the above description, the
なお、マスク信号MASKを利用せずに入力信号Sinを直接DLL回路141に入力した場合、データ期間において入力信号Sinの先頭のクロックエッジ以外のクロックエッジ(例えばデータのエッジ)が入力されてしまいDLL回路141が正しく動作しない問題が発生する。しかし、実施の形態1にかかるデータ受信回路10では、少なくともデータイネーブル信号DEがデータ期間を示す期間においては、ロック信号LOCKがロック状態である限りマスク信号MASKにより先頭クロックエッジ以外がマスク処理されるため、前述した問題は発生しない。
When the input signal Sin is directly input to the
また、実施の形態1にかかるデータ受信回路10では、図5〜図7に示したようにロック判定回路15を構成する回路が簡易な回路で構成できる。そのため、ロック判定回路15を追加することによる回路面積の増加を少なくすることができる。
Further, in the
また、実施の形態1にかかるデータ受信回路10は、表示装置のドライバ回路に適用可能なものである。表示装置では、映像の種類、或いは、ユーザーの指示に基づき表示パネルの駆動速度を変更する場合がある。このような駆動速度の変更が生じた場合、タイミングコントローラ3は、データイネーブル信号DEによりデータ受信回路10にクロック訓練期間を指示する。そして、すでにロック状態となっているDLL回路141が生成している多相クロック信号SCLK及び復元クロック信号の周波数を変更しなければならない。このとき、従来の方法では、入力信号Sinの周波数が整数倍で切り替わった場合、多相クロック信号SCLK及び復元クロック信号の周波数を切り替わり後の入力信号Sinの周波数に追従させることが困難である。しかしながら、実施の形態1にかかるデータ受信回路10は、このような入力信号Sinの周波数変更に精度良く追従させることができる。つまり、実施の形態1にかかるデータ受信回路10を含むドライバ回路においてより顕著な効果を得られる。
Further, the
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は既に述べた実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能であることはいうまでもない。 As mentioned above, the invention made by the present inventor has been specifically described based on the embodiments. However, the present invention is not limited to the embodiments already described, and various modifications can be made without departing from the scope of the invention. It goes without saying that it is possible.
1 表示装置
2 表示パネル
3 タイミングコントローラ
4a〜4c データドライバモジュール
5a〜5c データドライバ回路
6a、6b スキャンドライバモジュール
7a、7b スキャンドライバ回路
8 画素電極
10、10a〜10c データ受信回路
11 シリアルパラレル変換回路
12 クロック復元回路
13 クロック復元部
14 クロック生成部
15 ロック判定回路
16 波形整形部
17 パルス数比較部
18 ロック判定部
141 DLL回路
142 マスク信号生成部
143 選択回路
131 AND回路
132 セレクタ制御部
133、181 反転入力付きNOR回路
134、161 インバータ
135 セレクタ
162、175 遅延回路
163 AND回路
171 パルス数比較器
172、173 カウンタ
174 コンパレータ
SW1、SW2 スイッチ
20 ドライバ回路
SIG 信号線
SCAN スキャン線
Tr TFTトランジスタ
Sin 入力信号
iSCLK 内部多相クロック信号
SCLK 多相クロック信号
LOCK DLLロック信号
MASK マスク信号
iCLK 内部クロック信号
PCOMP 比較信号
PRECOMP 比較予告信号
RES リセット信号
ED 抽出エッジ信号
DE データイネーブル信号
DESCRIPTION OF
Claims (11)
前記内部クロック信号の周波数に応じた周波数を有する多相クロック信号を生成し、前記多相クロック信号から選択した1つの信号を復元クロック信号として出力するクロック生成部と、
前記内部クロック信号のパルス数と前記入力信号のパルス数とを比較し、比較結果が不一致である場合に前記クロック復元部に出力するリセット信号をイネーブル状態とするロック判定回路と、を有し、
前記クロック復元部は、前記リセット信号がイネーブル状態となったことに応じて前記内部クロック信号として前記入力信号を前記クロック生成部に与えるデータ受信回路。 A clock recovery unit that generates an internal clock signal from an embedded clock method input signal in which a clock component is embedded in a data signal;
A clock generation unit that generates a multiphase clock signal having a frequency corresponding to the frequency of the internal clock signal, and outputs one signal selected from the multiphase clock signal as a restored clock signal;
A lock determination circuit that compares the number of pulses of the internal clock signal and the number of pulses of the input signal, and enables a reset signal to be output to the clock restoration unit when the comparison result does not match,
The clock recovery unit is a data receiving circuit that applies the input signal as the internal clock signal to the clock generation unit in response to the reset signal being enabled.
前記入力信号のエッジを検出して抽出エッジ信号を生成する波形整形部と、
前記抽出エッジ信号のパルス数と前記内部クロック信号のパルス数とが異なる値を示す期間に不一致状態を示す値となる比較信号を出力するパルス数比較部と、
前記データイネーブル信号がイネーブル状態、かつ、前記比較信号が不一致状態を示す場合に前記リセット信号をイネーブル状態とするロック判定部とを有する請求項3に記載のデータ受信回路。 The lock determination circuit includes:
A waveform shaping unit that detects an edge of the input signal and generates an extracted edge signal;
A pulse number comparison unit that outputs a comparison signal that is a value indicating a mismatch state in a period in which the number of pulses of the extracted edge signal and the number of pulses of the internal clock signal are different from each other;
The data reception circuit according to claim 3, further comprising: a lock determination unit that enables the reset signal when the data enable signal is in an enabled state and the comparison signal indicates a mismatch state.
前記多相クロック信号を生成するDLL(Delay Locked Loop)回路と、
前記内部クロック信号と前記多相クロック信号とに基づき、前記入力信号のクロックエッジを抽出するためのマスク信号を生成するマスク信号生成部と、を有し、
前記クロック復元部は、前記マスク信号がマスク解除状態である期間に入力される前記入力信号を前記内部クロック信号として出力する請求項1に記載のデータ受信回路。 The clock generator is
A DLL (Delay Locked Loop) circuit for generating the multiphase clock signal;
A mask signal generation unit that generates a mask signal for extracting a clock edge of the input signal based on the internal clock signal and the multiphase clock signal;
2. The data receiving circuit according to claim 1, wherein the clock restoration unit outputs the input signal input during a period in which the mask signal is in a mask release state as the internal clock signal.
前記クロック復元部は、前記ロック信号が非ロック状態を示す期間は前記マスク信号による前記入力信号に対するマスク処理を停止する請求項5に記載のデータ受信回路。 The DLL circuit generates a lock signal for notifying that the difference between the frequency of the multi-phase clock signal and the frequency of the internal clock signal is locked within a certain range,
The data receiving circuit according to claim 5, wherein the clock restoration unit stops mask processing on the input signal by the mask signal during a period in which the lock signal indicates an unlocked state.
前記内部クロック信号の周波数に応じた周波数を有する多相クロック信号を生成し、前記多相クロック信号から選択した1つの信号を復元クロック信号として出力するクロック生成部と、
を有するデータ受信回路のデータ受信方法であって、
前記内部クロック信号のパルス数と前記入力信号のパルス数とを比較し、
比較結果が不一致である場合に前記クロック復元部に出力するリセット信号をイネーブル状態とし、
前記リセット信号がイネーブル状態となったことに応じて前記内部クロック信号として前記入力信号を前記クロック生成部に与えるデータ受信方法。 A clock recovery unit that generates an internal clock signal from an embedded clock method input signal in which a clock component is embedded in a data signal;
A clock generation unit that generates a multiphase clock signal having a frequency corresponding to the frequency of the internal clock signal, and outputs one signal selected from the multiphase clock signal as a restored clock signal;
A data receiving method for a data receiving circuit comprising:
Compare the number of pulses of the internal clock signal and the number of pulses of the input signal,
When the comparison result is inconsistent, the reset signal output to the clock restoration unit is enabled,
A data receiving method for applying the input signal as the internal clock signal to the clock generator in response to the reset signal being enabled.
前記内部クロック信号の周波数に応じた周波数を有する多相クロック信号を生成し、前記多相クロック信号から選択した1つの信号を復元クロック信号として出力するクロック生成部と、
前記内部クロック信号のパルス数と前記入力信号のパルス数とを比較し、比較結果が不一致である場合に前記クロック復元部に出力するリセット信号をイネーブル状態とするロック判定回路と、
前記多相クロック信号を用いて前記入力信号をパラレルデータからシリアルデータに変換して後段回路に対するデータ信号と制御信号とを生成するシリアルパラレル変換回路と、
前記復元クロック信号に基づき前記データ信号を受信し、表示パネルの画素を駆動するドライバ回路と、を有し、
前記クロック復元部は、前記リセット信号がイネーブル状態となったことに応じて前記内部クロック信号として前記入力信号を前記クロック生成部に与えるドライバ回路。 A clock recovery unit that generates an internal clock signal from an embedded clock method input signal in which a clock component is embedded in a data signal;
A clock generation unit that generates a multiphase clock signal having a frequency corresponding to the frequency of the internal clock signal, and outputs one signal selected from the multiphase clock signal as a restored clock signal;
A lock determination circuit that compares the number of pulses of the internal clock signal with the number of pulses of the input signal and enables a reset signal to be output to the clock restoration unit when the comparison result is inconsistent;
A serial-parallel conversion circuit that converts the input signal from parallel data to serial data using the multiphase clock signal to generate a data signal and a control signal for a subsequent circuit;
A driver circuit that receives the data signal based on the restored clock signal and drives the pixels of the display panel;
The clock restoration unit is a driver circuit that provides the input signal to the clock generation unit as the internal clock signal in response to the reset signal being enabled.
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