JP2014061197A - Kitchen, dwelling house with kitchen, and house showpiece - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、キッチン空間側にいる調理者と該キッチン空間に隣接するダイニングルーム等の部屋空間側にいる子どもとの目線の高さを近付けるためのキッチン、住宅、及び住宅展示物に関する。 The present invention relates to a kitchen, a house, and a house display for bringing the height of the eyes of a cook on the kitchen space side and a child on the room space side such as a dining room adjacent to the kitchen space close to each other.
近年の住宅では、キッチン側にいる調理者とキッチンに隣接するダイニングルーム等にいる人とのコミュニケーションができるように、キッチンとダイニングルームとの境界部にキッチンユニットを設けた対面型キッチンが普及している(例えば、特許文献1参照)。このような対面型キッチンでは、キッチン側にいる調理者とダイニングルーム側にいる人とが対面できるので、食事の際等に家族間でコミュニケーションをとるのに有効である。 In recent residences, a face-to-face kitchen with a kitchen unit at the boundary between the kitchen and the dining room has become widespread so that the cook on the kitchen side can communicate with the person in the dining room adjacent to the kitchen. (For example, refer to Patent Document 1). In such a face-to-face kitchen, a cook on the kitchen side and a person on the dining room side can face each other, which is effective for communicating between families at the time of eating.
しかしながら、特許文献1のようなキッチンでは、キッチン側の床面とダイニング側との床面の高さが同一であるため、キッチンにいる調理者(例えば、母親)とキッチンに隣接するダイニングルーム等の部屋空間にいる子どもとの目線の高さが異なる。また、キッチン側にいる調理者が、子どもと目線を合わせるために屈んだ場合には、キッチンユニットが間にあるので、コミュニケーションをとることが困難であるとともに、調理中等は屈むような姿勢になること自体が困難である。
However, in a kitchen such as
本発明は、上記のような課題に鑑みてなされたものであって、キッチン側にいる調理者と該キッチン空間に隣接する部屋空間にいる子どもとの目線の高さを近付けてコミュニケーションをとることができるキッチンを提供することを目的とする。 The present invention has been made in view of the problems as described above, and communicates by bringing the eyes of the cook in the kitchen side and the child in the room space adjacent to the kitchen space close to each other. The purpose is to provide a kitchen that can be used.
上記目的を達成するために、請求項1に記載のキッチンは、キッチン空間と該キッチン空間に隣接する部屋空間との境界部に設けられるキッチンユニットを有するキッチンであって、前記キッチン空間の床面は、前記部屋空間の床面よりも所定高さ低い位置に設けられていることを特徴としている。
To achieve the above object, the kitchen according to
請求項2に記載のキッチンは、前記部屋空間の壁に繰り返し書き消し可能なドラフトウォールが設けられていることを特徴としている。
The kitchen according to
請求項3記載のキッチンは、前記所定高さが15〜25cmであって、前記キッチン空間の床面から前記キッチンユニットの上面までの高さが80〜95cmであることを特徴としている。
The kitchen according to
請求項4に記載のキッチンは、前記キッチンユニットが、平面視略コの字形状であって、前記コの字形状の一方の腕部は、前記キッチン空間の壁に配置され、前記コの字形状の背部及び他方の腕部は、前記キッチン空間と前記部屋空間の境界部に配置されており、前記ボードは、前記背部に対向する前記部屋空間の壁又は前記一方の腕部が設けられている前記キッチン空間の壁と連なる前記部屋空間の壁に設けられていることを特徴としている。
The kitchen according to
請求項5に記載のキッチンは、前記一方の腕部に加熱調理器が設けられ、前記背部の前記キッチン空間側に調理スペースが設けられ、前記背部の前記部屋空間側に記調理スペースと略面一にカウンター部が設けられ、前記他方の腕部にシンクが設けられていることを特徴としている。 In the kitchen according to claim 5, a cooking device is provided on the one arm portion, a cooking space is provided on the kitchen space side of the back portion, and a cooking space and an approximate surface on the room space side of the back portion. One is provided with a counter part, and the other arm part is provided with a sink.
請求項6に記載のキッチンは、前記他方の腕部が、上階又は下階から前記部屋空間へと繋がる階段に対向するよう設けられていることを特徴としている。
The kitchen according to
請求項7に記載の住宅は、請求項1乃至6のいずれかに記載のキッチンを備えることを特徴としている。
The house according to claim 7 includes the kitchen according to any one of
請求項8に記載の住宅展示物は、請求項1乃至6のいずれかに記載のキッチンを備えることを特徴としている。
A house exhibit according to
請求項1に記載のキッチンによれば、キッチン空間の床面は、キッチン空間に隣接する部屋空間の床面よりも所定高さ低くなるように段落ちして設けられているので、キッチン空間側にいる母親等の調理者と、部屋空間にいる子どもとの目線の高さを近付けてコミュニケーションをとることができる。また、キッチン空間側にいる調理者は、部屋空間側で遊んでいる子どもの様子等を子どもの目線に近い状態から見守ることができるので、安心して調理等の作業を行うことができる。
According to the kitchen of
請求項2に記載のキッチンによれば、キッチン空間に隣接する部屋空間の壁に繰り返し書き消し可能なボードが設けられているので、キッチン空間側にいる調理者は、部屋空間側の壁に設けられたボードにお絵かきをしている子どもの様子を子どもの目線に合わせて見守ることができる。また、子どもにとっては、ボードに描いた絵等を見てもらいたいことをキッチン空間側に行かなくても、部屋空間側からキッチンユニット越しに調理者に伝えて、キッチン空間側から絵を見てもらうことができる。従って、調理者は、子どもが調理中等にキッチン空間側に入ってくることを防止しつつ、ボードに描いた絵等を見ながら会話することもできるので、安全にコミュニケーションをとることができる。
According to the kitchen according to
請求項3に記載のキッチンによれば、キッチン空間の床面は、部屋空間の床面よりも15〜25cm低い位置に設けられており、キッチン空間の床面からキッチンユニットの上面までの高さは、80〜95cmであるので、キッチン空間側にいる調理者の目線の高さを、部屋空間側にいる子どもの目線の高さに近付けることができる。また、部屋空間側にいる場合、キッチンユニットの上面までの高さは、キッチン空間側にいる場合よりも15〜25cm低くなるので、身長が100cm前後の子どもでも、部屋空間側からキッチンユニットの上面で調理している様子等を見ることができる。
According to the kitchen of
請求項4に記載のキッチンによれば、キッチンユニットは、平面視略コの字形状であって、コの字形状の一方の腕部は、キッチン空間の壁に沿って配置され、コの字形状の背部及び他方の腕部は、キッチン空間と部屋空間の境界部に配置されており、前記ボードは背部に対向する部屋空間の壁又は一方の腕部が設けられている壁に連なる部屋空間の壁に設けられているので、調理者は、キッチンユニットのどの部分で作業をしていてもボードにお絵かき等をしている子どもの様子を容易に把握することができるので、安心して調理等の作業を行うことができる。
According to the kitchen of
請求項5に記載のキッチンによれば、コの字形状のキッチンユニットの背部の部屋空間側には調理スペースと略面一にカウンター部が設けられているので、カウンター部で簡易な食事やお絵かき等をしている子どもと、ボードにお絵かきをしている子どもを一緒に見守ることができる。 According to the kitchen of the fifth aspect, the counter portion is provided on the back side of the U-shaped kitchen unit on the room space side so as to be substantially flush with the cooking space. You can watch a child who is drawing, etc. and a child who is drawing on a board together.
請求項6に記載のキッチンによれば、コの字形状のキッチンユニットの他方の腕部は、上階又は下階から部屋空間へと繋がる階段に対向する位置に設けられているので、調理者が調理作業を行っている時や子どものボードへのお絵かき等を見守っている時でも階段から部屋空間へと入ってくる人を容易に把握することができる。また、階段から部屋空間へと入ってくる人は、キッチン空間側にいる調理者と、ボードへお絵かき等をしている子どもの様子をすぐに把握することができる。
According to the kitchen of
請求項7に記載の住宅によれば、請求項1乃至6のいずれかの効果を有する住宅とすることができる。
According to the house of Claim 7, it can be set as the house which has the effect in any one of
請求項8に記載の住宅展示物によれば、請求項1乃至6のいずれかの効果を有する住宅展示物とすることができる。
According to the house display of
以下、本発明に係るキッチンの実施形態について、図面を参照しつつ説明する。本発明の実施形態に係るキッチン1は、図1に示すように、キッチン空間Kと該キッチン空間Kに隣接するリビングルーム(部屋空間)Lとの境界部に設けられるキッチンユニット2を有している。
Hereinafter, an embodiment of a kitchen according to the present invention will be described with reference to the drawings. As shown in FIG. 1, the
キッチンユニット2は、図1に示すように、互いに対向する腕部21,23と、これらの端部を結ぶ背部22とによって平面視略コの字形状に形成されている。このキッチンユニット2のコの字形状の一方の腕部21は、キッチン空間Kの壁3に沿って設けられている。また、コの字形状の背部22及び他方の腕部23は、それぞれキッチン空間KとリビングルームLとの境界部に設けられている。
As shown in FIG. 1, the
腕部21には、調理用コンロ等の加熱調理器4が配設されている。また、腕部21は、対向する他方の腕部23よりも長く形成されており、加熱調理器4よりも自由端側のワークトップの上面が調理等を行う作業スペース等として利用できるようになっている。
The
背部22の上面のキッチン空間K側には、調理スペース5が設けられており、リビングルームL側にはカウンター部6が設けられている。また、調理スペース5とカウンター部6との上面は、略面一になるよう連続して形成されている。このカウンター部6は、例えば、カウンター用の椅子7に座って簡易な食事をとったり、子どもがお絵かき等をしたりするためのスペースとして利用することができる。また、腕部23には、シンク8が配設されている。この腕部23のシンク8よりもリビングルームL側には、背部22と同様にカウンター部9が設けられている。
A cooking space 5 is provided on the kitchen space K side of the upper surface of the
このようなキッチンユニット2を有するキッチン1は、図2及び図3に示すように、隣接するリビングルームLの床面10よりもキッチン空間Kの床面11が所定高さH1低い位置に設けられている。この所定高さH1は、特に限定されるものではないが、キッチン空間Kの床面11からキッチンユニット2のワークトップの上面までの高さH2を考慮して、15〜25cmの間で設定されることが好ましい。尚、高さH2については、一般的には80〜95cmの間に設定されており、主としては85cm又は90cmに設定される。
As shown in FIGS. 2 and 3, the
このように、キッチン空間Kの床面11が、リビングルームLの床面10よりも所定高さH1低くなるよう段落ちして設けられることにより、キッチン空間K側にいる母親等の調理者と、リビングルームLにいる子どもとの目線の高さを近付けてコミュニケーションをとることができる。また、リビングルームL側にいる場合には、キッチンユニット2の上面までの高さは、キッチン空間K側にいる場合よりも所定高さH1低くなる。つまり、リビングルームL側では、床面10からキッチンユニット2の上面までの高さH3=H2−H1となるので、H2=85cmで、H1=18cmのように設定されている場合には、H3=67cmとなり、身長が100cm前後の子どもでも、踏み台等を用いなくてもリビングルームL側からキッチンユニット2の上面で調理している様子等を見ながらコミュニケーションをとることができる。
As described above, the
また、図1〜図3に示すように、カウンター部6が設けられている背部22と対向するリビングルームL側の壁12a及び腕部21が設けられているキッチン空間K側の壁3と連続するリビングルームL側の壁12bには、それぞれボード13(13a、13b)が設けられている。このボード13としては、例えば、ドラフトウォールや多機能ガラス黒板と呼ばれる繰り返し書き消し可能なボード状のものが好適に用いられる。ドラフトウォールは、例えば、特殊な表面処理を施した機能性ガラスによって形成されており、ホワイトボードに比べて容易に書き消しが可能であるので、子どもが何度でも自由に落書き等をすることができる。また、このようなドラフトウォールを採用することにより、通常の黒板等を用いた場合のようにチョークの粉等が指や体に付着して汚れることも防止できるので、子どもが落書き等をして遊ぶ環境にも適している。
Moreover, as shown in FIGS. 1-3, the
このように、カウンター部6に対向するリビングルームL側の壁12aや壁12bにボード13が設けられることにより、図3に示すように、調理者は、キッチンユニット2のどの部分で作業をしている場合でも、カウンター部6でお絵かき等をしている子どもと、ボード13でお絵かき等をしている子どもとの双方の様子を容易に把握することができるので、安心して調理等の作業を行うことができる。また、キッチン空間K側の床面11は、リビングルームLの床面10よりも所定高さH1低い位置にあるので、調理者は、ボード13でお絵かきをしている子どもの目線の高さに近い位置から子どもの書いた絵等を見ることができる。尚、ボード13は、必ずしもドラフトウォールに限定されるものではなく、その他の繰り返し書き消し可能なボード部材であれば良く、落書き機能付きのタッチパネル等であっても良い。また、本実施形態では、壁12a及び壁12bの双方にそれぞれボード13a、13bが設けられている例を示しているが、壁12a又は壁12bのいずれか一方のみにボード13を設けられるようにしても良い。
Thus, by providing the
また、腕部23は、図1に示すように、2階からリビングルームLへと繋がる階段14に対向するように配置されている。従って、キッチン空間Kにいる調理者は、調理作業を行っている時やボード13へのお絵かき等をしている子どもを見守っている時でも階段14からリビングルームLへ降りてくる人の様子を容易に把握することができる。同様に階段14からリビングルームLへと降りてくる人も、キッチン空間Kの様子及びボード13へお絵かき等をしている子どもの様子を容易に把握することができる。尚、本実施形態では、キッチン1が住宅の1階に備えられた場合の例を示しているが、キッチン1を2階以上の階に備えても良い。その場合には、階段14は、上階又は下階からリビングルームLへと繋がる階段となる。また、このキッチン1は、階段14が設けられていないようなマンション等の住戸に備えられていても良い。
Moreover, the
また、本実施形態では、図1に示すように、腕部23と階段14との間のリビングルームLの略中間部には、キッチン空間Kと同様に所定高さH分だけ床面10よりも段落ちしてピットリビング15が形成されている。このピットリビング15は、平面視において角がない形状をしており、段落ちしている周縁部のどこにでも座ることができるようになっている。また、階段14からキッチン空間Kへの動線と略直交する方向に、ピットリビング15と対向するようにダイニングルームDが配置されている。尚、本実施形態では、キッチン空間Kに隣接する部屋空間がリビングルームLである例を示しているが、この間取りに限定されるものではなく、キッチン空間Kに隣接する部屋空間は、ダイニングルームやリビングダイニングルーム等であっても良い。
Further, in the present embodiment, as shown in FIG. 1, the substantially intermediate portion of the living room L between the
また、本発明の実施の形態は上述の形態に限ることなく、本発明の思想の範囲を逸脱しない範囲で適宜変更することができる。 Further, the embodiment of the present invention is not limited to the above-described embodiment, and can be changed as appropriate without departing from the scope of the idea of the present invention.
1 キッチン
2 キッチンユニット
21 一方の腕部
22 背部
23 他方の腕部
3 キッチン空間の壁
4 加熱調理器
5 調理スペース
6 カウンター部
8 シンク
10 リビングルームの床面
11 キッチン空間の床面
12a、12b リビングルームの壁
13a、13b ボード(ドラフトウォール)
14 階段
K キッチン空間
L リビングルーム(部屋空間)
DESCRIPTION OF
14 Stairs K Kitchen space L Living room (room space)
Claims (8)
前記キッチン空間の床面は、前記部屋空間の床面よりも所定高さ低い位置に設けられていることを特徴とするキッチン。 A kitchen having a kitchen unit provided at a boundary between a kitchen space and a room space adjacent to the kitchen space,
The floor of the kitchen space is provided at a position lower than the floor of the room space by a predetermined height.
前記コの字形状の一方の腕部は、前記キッチン空間の壁に沿って配置され、
前記コの字形状の背部及び他方の腕部は、前記キッチン空間と前記部屋空間の境界部に配置されており、
前記ボードは、前記背部に対向する前記部屋空間の壁又は前記一方の腕部が設けられている前記キッチン空間の壁と連なる前記部屋空間の壁に設けられていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のキッチン。 The kitchen unit is substantially U-shaped in plan view,
One of the U-shaped arms is arranged along the wall of the kitchen space,
The U-shaped back part and the other arm part are arranged at the boundary between the kitchen space and the room space,
The board is provided on a wall of the room space that is connected to a wall of the room space facing the back portion or a wall of the kitchen space on which the one arm portion is provided. The kitchen as described in any one of thru | or 3.
前記背部の前記キッチン空間側には、調理スペースが設けられ、
前記背部の前記部屋空間側には、前記調理スペースと略面一にカウンター部が設けられ、
前記他方の腕部には、シンクが設けられていることを特徴とする請求項4に記載のキッチン。 The one arm part is provided with a heating cooker,
A cooking space is provided on the kitchen space side of the back,
On the room space side of the back part, a counter part is provided substantially flush with the cooking space,
The kitchen according to claim 4, wherein a sink is provided on the other arm portion.
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012208965A JP2014061197A (en) | 2012-09-21 | 2012-09-21 | Kitchen, dwelling house with kitchen, and house showpiece |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014224344A (en) * | 2013-05-15 | 2014-12-04 | ミサワホーム株式会社 | Dwelling |
JP2016079735A (en) * | 2014-10-20 | 2016-05-16 | 旭化成ホームズ株式会社 | building |
JP2016199924A (en) * | 2015-04-10 | 2016-12-01 | 旭化成ホームズ株式会社 | building |
-
2012
- 2012-09-21 JP JP2012208965A patent/JP2014061197A/en active Pending
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