JP2014049952A - 通信システム、通信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】近くの通信システムの子機が誤って登録されてしまう可能性が低い通信システム、通信装置を提供する。
【解決手段】親機であるコントローラ1は、端末2を登録する登録部151、登録済みの端末2との間で通信を行う通常モードと登録モードとを切り替える切替部152、端末2との通信に用いるチャネルを選択する第1選択部153としての機能を制御部15に有している。子機である端末2は、コントローラ1に対し登録要求を送信する送信部241、コントローラ1との通信に用いるチャネルを選択する第2選択部243としての機能を制御部24に有している。登録部151は、登録モードにおいて、第1選択部153で選択されたチャネルと同一のチャネルが選択された端末2から登録要求を受信したときに、登録要求の送信元の端末2を登録するように構成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、親機と複数台の子機との間で通信を行う通信システム、通信装置に関する。
従来から、この種の通信システムとして、複数の無線機器同士が無線信号を用いて通信を行うように構成されたシステム(無線ネットワークシステム)が提供されている(たとえば特許文献1参照)。
ここで、特許文献1には、親機(マスタ)である無線機器が、無線システム識別符号と自分の機器識別符号とを、予め決められたシステム設定用の無線チャネルを使って送信することが記載されている。子機(スレーブ)である無線機器は、親機から受信した無線システム識別符号と機器識別符号とを情報記憶手段に書き込み、自分の機器識別符号を親機に送信して登録モードを終了する。親機は、子機から受信した機器識別符号を情報記憶手段に書き込んで登録モードを終了する。
以後、通常通信となり、無線機器は識別符号を用いて通信相手を識別することが可能になる。
特開2002−186034号公報
しかし、特許文献1に記載のシステムでは、たとえば集合住宅などで近くに複数の通信システムが存在する環境で、近くの通信システムにて同時に子機の登録が行われると、親機に、別の通信システムの子機が誤って登録されてしまう可能性がある。特に、新築の集合住宅などで、住人の入居前に施工業者が一斉に子機の登録作業を行うような場合、隣家の子機が誤って登録されるような作業ミスを生じる可能性がある。
本発明は上記事由に鑑みて為されており、近くの通信システムの子機が誤って登録されてしまう可能性が低い通信システム、通信装置を提供することを目的とする。
本発明の通信システムは、親機と複数台の子機との間で通信を行う通信システムであって、前記親機は、前記子機を登録する登録部と、登録済みの前記子機との間で通信を行う通常モードと前記子機の登録を行う登録モードとを切り替える切替部と、前記子機との通信に用いるチャネルを予め用意された選択範囲から選択する第1選択部とを有し、前記複数台の前記子機の各々は、前記親機に対し登録要求を送信する送信部と、前記親機との通信に用いるチャネルを前記選択範囲から選択する第2選択部とを有し、前記登録部は、前記登録モードにおいて、前記第1選択部で選択されたチャネルと同一のチャネルが選択された前記子機から前記登録要求を受信したときに、当該登録要求の送信元の前記子機を登録するように構成されていることを特徴とする。
この通信システムにおいて、前記第1選択部と前記第2選択部との少なくとも一方は、単一の押ボタンの押回数によって選択するチャネルを決定するように構成されていることが望ましい。
本発明の通信装置は、通信相手となる子機を登録する登録部と、登録済みの前記子機との間で通信を行う通常モードと前記子機の登録を行う登録モードとを切り替える切替部と、前記子機との通信に用いるチャネルを予め用意された選択範囲から選択する第1選択部とを有し、前記登録部は、前記登録モードにおいて、前記第1選択部で選択されたチャネルと同一のチャネルが選択された前記子機から登録要求を受信したときに、当該登録要求の送信元の前記子機を登録するように構成されていることを特徴とする。
本発明は、登録部が、登録モードにおいて、第1選択部で選択されたチャネルと同一のチャネルが選択された子機から登録要求を受信したときに、登録要求の送信元の子機を登録する。したがって、近くの通信システムの子機が誤って登録されてしまう可能性が低いという利点がある。
実施形態に係る通信システムのシステム構成図である。 実施形態に係る通信システムのコントローラおよび端末の構成を示すブロック図である。 実施形態に係る通信システムの登録時の動作説明図である。 実施形態に係る通信システムの登録ネゴシエーション処理の動作説明図である。
本実施形態の通信システム10は、図2に示すように、需要家100に設置されたコントローラ1と、需要家100で使用されコントローラ1との通信機能を具備する複数台の端末201,202,・・・とを備えている。コントローラ1は「親機」、「通信装置」として機能し、端末201,202,・・・(以下、各々を区別しないときには「端末2」という)は「子機」として機能する。
さらに本実施形態では、需要家100で使用された電力を計測する電力メータ3の計測装置31に付設され、コントローラ1との通信機能を具備する通信装置32をさらに備えている。通信装置32は計測装置31と筐体(図示せず)を共用することが好ましいが、計測装置31とは別に筐体を有していてもよい。以下では、需要家100が集合住宅の各住戸である場合について例示するが、この例に限らず、需要家100はたとえば戸建て住宅、事務所、工場などであってもよい。
コントローラ1は、HEMS(Home EnergyManagement System)機器であって、各種の電気機器(図示せず)に付設あるいは一体化された端末2との間で双方向に通信を行う。端末2が付設または一体化される電気機器としては、たとえば太陽電池や蓄電池やパワーコンディショナ等の電源設備、IHクッキングヒータや給湯器や住宅情報盤等の設備機器、テレビ等の家電機器、パーソナルコンピュータやタブレット端末等の情報機器がある。
コントローラ1は、図1に示すように、端末2との通信を行う第1通信部11と、通信装置32(図2参照)との通信を行う第2通信部12と、操作入力を受け付ける操作部13と、表示灯14と、各部の動作を制御する制御部15とを有している。このコントローラ1は、需要家100の分電盤(図示せず)内に収納されていてもよいし、分電盤とは別に筐体を有していてもよい。表示灯14は、LED(発光ダイオード)からなり、その点灯状態によりコントローラ1の動作状態を表示する。制御部15は、マイコン(マイクロコンピュータ)を主構成とし、所定のプログラムを実行することにより種々の機能を実現する。
第1通信部11は、端末2との間で電波を伝送媒体に用いた通信路を通して双方向に無線通信を行うように構成されている。第2通信部12は、通信装置32との間で電波を伝送媒体に用いた通信路を通して双方向に無線通信を行うように構成されている。コントローラ1は、端末2から電気機器の消費電力等の情報を取得し、通信装置32経由で電力会社に送信したり、端末2経由で電気機器の動作を制御したりする機能を備えている。さらに、コントローラ1は、通信装置32から受信した検針データ等を、需要家100の住宅情報盤やテレビ、パーソナルコンピュータ、タブレット端末等の電気機器に表示させたりする機能を備えている。
端末2は、図1に示すように、コントローラ1との通信を行う第3通信部21と、操作入力を受け付ける操作部22と、表示灯23と、各部の動作を制御する制御部24とを有している。表示灯23は、LEDからなり、その点灯状態により端末2の動作状態を表示する。制御部24は、マイコンを主構成とし、所定のプログラムを実行することにより種々の機能を実現する。
電力メータ3の計測装置31は、電力会社(電気事業者)からの商用電力が供給される配電線(図示せず)に接続されており、需要家100で使用された電力量を計測する。計測装置31は、図2に示すように通信装置32と共にいわゆるスマートメータとしての電力メータ3を構成し、配電線に接続されている上位装置(図示せず)と通信装置32とが通信を行うことにより、検針データを電力会社に送信して遠隔検針等を可能にする。ここで、検針データは、少なくとも電力メータ3で所定期間内に測定された電力量(需要家100での使用電力量)を含んでいる。
通信装置32と上位装置との間の通信は、配電線を伝送媒体に用いて通信を行う電力線搬送通信(PLC:Power LineCommunications)により実現される。つまり、通信装置32と上位装置との間には、電力メータ3の上流側の配電線を伝送媒体に用いた通信路が形成され、通信装置32は、この通信路を通して上位装置との間で電力線搬送通信を行うことにより、検針データを上位装置に送信する。
一方、通信装置32は、コントローラ1との間では、電波を伝送媒体に用いた通信路を通して双方向に無線通信を行うように構成されている。これにより、コントローラ1は、たとえば電力メータ3の計測結果を表示して需要家100の使用電力量を可視化したり、エネルギー需要のピークを抑制(ピークカット)するために電力会社側からの信号に基づいて端末(電気機器)2の動作を制御したりできる。
なお、商用電力は、変電所から、集合住宅の電気室などに設置された降圧トランス(図示せず)に配電され、降圧トランスにて降圧された後で配電線を通して需要家100に供給される。上位装置は、降圧トランスの近傍に設置され、光ファイバ等を用いた専用回線(図示せず)を経由して、電力会社あるいは電力量の集計サービスを行う事業者が運営するサーバ(図示せず)に検針データを送信する。
また、需要家100に設置された分電盤内には分岐回路ごとに使用電力量を測定する計測ユニット(図示せず)が設けられていてもよく、この場合、コントローラ1は計測ユニットでの測定結果を取得可能となるように計測ユニットにも接続される。この構成では、コントローラ1は、通信装置32からピークカットのための信号を受信すると、計測ユニットで計測されている現在の各分岐回路の使用電力に基づいて、電気機器を制御するための信号を端末2に送信する。これにより、コントローラ1は、エネルギー需要のピークを抑制(ピークカット)するために電力会社側からの信号に基づいて、需要家100で使用されている電気機器の動作を制御することができる。
さらに、コントローラ1は、電力メータ3ごとに予め割り当てられている識別情報(たとえばメータ番号)を用いて通信装置32を識別している。つまり、需要家100へのコントローラ1の設置時に、施工業者が、この需要家100の電力メータ3の識別番号をコントローラ1に登録することにより、以後、コントローラ1にて電力メータ3を識別可能になる。そのため、コントローラ1は、需要家100の通信装置32と通信する際、たとえば隣家の通信装置32と誤って通信するようなことはない。
ところで、コントローラ1と端末2とを通信可能とするためには、同一の需要家100に設けられているコントローラ1と端末2との関連付けを行ってコントローラ1と端末2との間で接続を確立する必要がある。つまり、端末2の追加・変更時には、新設された端末2とコントローラ1との間で通信を開始するために、コントローラ1に新設の端末2を登録して同一需要家100におけるコントローラ1と端末2とを関連付ける登録作業が必要である。なお、ここでいう接続は、物理的な接続ではなく、互いに通信相手としての紐付けがされて双方向の通信が可能な状態となる論理的な接続を意味する。
以下に、本実施形態の通信システム10において、端末2を登録するための構成につい説明する。
通信システム10の運用開始後においては、コントローラ1は、既に接続済みの住宅情報盤やテレビ、パーソナルコンピュータ、タブレット端末等の電気機器をユーザインタフェースとして、新設の端末2の登録に用いることができる。具体的には、ユーザは、これらの電気機器に搭載されているWebブラウザなどによりコントローラ1にアクセスし、GUI(Graphical UserInterface)等を用いて必要な情報を入力することによりコントローラ1に新設の端末2を登録できる。
ただし、通信システム10の運用開始前(初期導入時)などにおいては、通常、コントローラ1は、ユーザインタフェースとして利用可能な一切の電気機器に接続されていない状態にある。そのため、新築の集合住宅などで、住人の入居前に複数の需要家100について施工業者がたとえばIHクッキングヒータや給湯器の端末2を一斉に登録する場合、コントローラ1に隣家の端末2が誤って登録されてしまうことが考えられる。
そこで、本実施形態の通信システム10は、図1に示すようにコントローラ1および端末2に以下の構成を採用することにより、誤登録が生じることを防止している。
すなわち、親機であるコントローラ1は、端末2を登録する登録部151、動作モードを切り替える切替部152、端末2との通信に用いるチャネルを選択する第1選択部153としての機能を制御部15に有している。また、子機である端末2は、各々、コントローラ1に対し登録要求を送信する送信部241、動作モードを切り替える切替部242、コントローラ1との通信に用いるチャネルを選択する第2選択部243としての機能を制御部24に有している。
登録部151は、コントローラ1のメモリ16に、端末2との通信に必要な登録データを書き込むことにより、端末2の登録を行う。ここでいう登録データは、端末2ごとに予め割り当てられている固有の番号(MACアドレス)等であり、端末2のメモリ25に予め記憶されている。
切替部152は、登録済みの端末2との間で通信を行う通常モードと、端末2の登録を行う登録モードとを切り替える。ここで、切替部152は、操作部13の操作に応じて通常モードと登録モードとを交互に切り替える。つまり、コントローラ1は、登録モードにおいて、メモリ16への登録データの書き込みを行い、通常モードにおいては、メモリ16に登録データが記憶されている端末2を通信相手として通信を行う。
第1選択部153は、端末2との通信に用いるチャネルを、予め用意された選択範囲から選択する。本実施形態では、通信に用いる周波数がチャネルとして利用されることとするが、周波数に限らず、たとえば通信期間を複数に分割した時間帯であるタイムスロットもチャネルとして利用可能である。ここでは、「0」〜「9」の10通りのチャネルが選択範囲として用意されており、第1選択部153は、操作部13の操作に応じてこれら10通りのチャネルの中から、コントローラ1が端末2との通信に用いるチャネルを択一的に選択する。
また、端末2の送信部241は、コントローラ1に対して登録要求を送信する。切替部242は、コントローラ1との間で通信を行う通常モードと、登録要求を送信する登録モードとを切り替える。ここで、切替部242は、操作部22の操作に応じて通常モードと登録モードとを交互に切り替える。つまり、端末2は、登録モードにおいて登録要求の送信を行い、通常モードにおいては、コントローラ1を通信相手として通信を行う。
第2選択部243は、コントローラ1との通信に用いるチャネルを、予め用意された選択範囲から選択する。ここでいう選択範囲は、コントローラ1の第1選択部15で採用した選択範囲と同一であって、本実施形態では、通信に用いる周波数がチャネルとして利用され、「0」〜「9」の10通りのチャネルが選択範囲として用意されている。第2選択部243は、操作部22の操作に応じてこれら10通りのチャネルの中から、端末2がコントローラ1との通信に用いるチャネルを択一的に選択する。
ここにおいて、コントローラ1の登録部151は、登録モードにおいて、第1選択部153で選択されたチャネルと同一のチャネルが選択された端末2から登録要求を受信したときに、登録要求の送信元の端末2を登録するように構成されている。要するに、登録部151は、登録モードにおいて、端末2の送信部241から登録要求を受信し、且つこの端末2の第2選択部243で選択されたチャネルと第1選択部153で選択されたチャネルとが一致することを条件に、この端末2を登録する。言い換えれば、登録部151は、登録モードにおいて登録要求を受信することがあっても、登録要求の送信元の端末2の第2選択部243で選択中のチャネルと、第1選択部153で選択中のチャネルとが一致しなければ、この端末2の登録は行わない。
なお、本実施形態ではコントローラ1の操作部13は登録確認ボタンとキャンセルボタンとの2つの押ボタンを備えており、端末2の操作部22は単一の押ボタンを備えている。
以下、本実施形態の通信システム10における登録時の具体的な動作例について、図3を参照して説明する。
コントローラ1は、通常モードで動作中に、操作部13において登録確認ボタンが1回押操作されると(図3のS1)、切替部152にて動作モードを通常モードから登録モードへ移行させる(S2)。施工業者は、登録モードへ移行後の一定の選択期間(たとえば10秒間)に登録確認ボタンを所定回数だけ押操作し(S3)、コントローラ1は、このときの登録確認ボタンの押回数によって第1選択部153で選択するチャネルを決定する(S4)。ここでは、コントローラ1は、登録確認ボタンが押操作される度に第1選択部153で選択中のチャネルを「0」〜「9」の選択範囲で順次変更するように構成されており、登録モードへ移行後に登録確認ボタンがN回押下されるとチャネル「N」を選択する。
一方、端末2は、操作部22において押ボタンが1回押操作されると(S5)、切替部242にて動作モードを通常モードから登録モードへ移行させる(S6)。施工業者は、登録モードへ移行後の一定の選択期間(たとえば10秒間)に押ボタンを所定回数だけ押操作し(S7)、端末2は、このときの押ボタンの押回数によって第2選択部243で選択するチャネルを決定する(S8)。ここでは、端末2は、押ボタンが押操作される度に第2選択部243で選択中のチャネルを「0」〜「9」の選択範囲で順次変更するように構成されており、登録モードへ移行後に登録確認ボタンがN回押下されるとチャネル「N」を選択する。
ここにおいて、施工業者は、処理S3での登録確認ボタンの押回数と、処理S7での押ボタンの押回数とを一致させることで、第1選択部153で選択されたチャネルと第2選択部243で選択されるチャネルとを一致させる。つまり、施工業者は、登録モードにおいて、コントローラ1と端末2とで通信用のチャネルを揃えることにより、コントローラ1−端末2間での通信を可能とする。
端末2は、選択期間が経過すると、第2選択部243で選択されたチャネルで、送信部241から登録要求の送信を行う(S9)。コントローラ1は、登録要求を受信したことをトリガにして、端末2との間で登録ネゴシエーション処理を開始し、この登録ネゴシエーション処理により端末2の登録を行う(S10)。
ただし、コントローラ1は、第1選択部153で選択されているチャネルと、登録要求の送信元である端末2の第2選択部243で選択されているチャネルとが一致している場合のみ、登録要求を受信可能である。言い換えれば、コントローラ1は、第1選択部153で選択中のチャネルと同一チャネルの端末2から登録要求が送信された場合のみ登録ネゴシエーション処理を開始し、異なるチャネルの端末2から登録要求が送信されても登録ネゴシエーション処理を開始しない。そして、コントローラ1は、登録モードに移行してから一定時間以内に登録ネゴシエーション処理が開始されなければ、登録失敗と判断し、タイムアウトして通常モードに移行する。端末2は、登録要求を送信してから一定時間以内にコントローラ1からの応答がなければ、登録失敗と判断し、タイムアウトして通常モードに移行する。
コントローラ1は、登録モードに移行後、登録ネゴシエーション処理が完了するまでは、表示灯14をたとえば点滅させることにより、表示灯14の点灯状態にて登録中であることを表示する。同様に、端末2は、登録モードに移行後、登録ネゴシエーション処理が完了するまでは、表示灯23をたとえば点滅させることにより、表示灯23の点灯状態にて登録中であることを表示する。
コントローラ1は、登録に成功して登録ネゴシエーション処理が正常に完了すると、表示灯14をたとえば連続点灯させることにより、表示灯14の点灯状態にて登録完了を表示する。この状態で登録確認ボタンが1回押操作されると(S11)、コントローラ1は、切替部152にて動作モードを登録モードから通常モードへ移行させ、表示灯14を消灯させる(S12)。また、コントローラ1は、登録ネゴシエーション処理の完了後、一定時間(たとえば5分)が経過すれば、登録確認ボタンが押操作されなくても、自動的に切替部152にて動作モードを登録モードから通常モードへ移行させ、表示灯14を消灯させる。
同様に、端末2は、登録に成功して登録ネゴシエーション処理が正常に完了すると、表示灯23をたとえば連続点灯させることにより、表示灯23の点灯状態にて登録完了を表示する。この状態で押ボタンが1回押操作されると(S13)、端末2は、切替部242にて動作モードを登録モードから通常モードへ移行させ、表示灯23を消灯させる(S14)。また、端末2は、登録ネゴシエーション処理の完了後、一定時間(たとえば5分)が経過すれば、押ボタンが押操作されなくても、自動的に切替部242にて動作モードを登録モードから通常モードへ移行させ、表示灯23を消灯させる。
あるいは、コントローラ1は、登録ネゴシエーション処理が完了して表示灯14の点灯状態にて登録完了を表示している状態で、登録確認ボタンではなくキャンセルボタンが1回押操作されると、端末2の登録をキャンセルする。具体的には、コントローラ1は、キャンセルボタンが押操作されると、直前の登録ネゴシエーション処理にてメモリ16に書き込んだ端末2の登録データを個別に消去する。
次に、本実施形態の通信システム10における登録ネゴシエーション処理について図4を参照して説明する。
まず、コントローラ1および端末2はMACレイヤの設定のための処理(図4のS21〜23)を行う。すなわち、端末2は、コントローラ1に対して登録要求としてのアソシエーション要求を送信し(S21)、続けてデータ要求をコントローラ1に送信する(S22)。これに応答して、コントローラ1は、登録要求の送信元の端末2に接続を許可する内容のアソシエーション応答を送信する(S23)。これらの処理により、コントローラ1は端末2のショートアドレス、MACアドレス(64ビット)を取得し、コントローラ1−端末2間の通信に必要なPAN識別子やショートアドレスが設定される。
次に、コントローラ1および端末2はセキュリティの設定のための処理(S24,25)を行う。すなわち、端末2は、コントローラ1に対して認証要求を送信する(S24)。これに応答して、コントローラ1は、認証要求の送信元の端末2にセッション鍵(家鍵)を配布する(S25)。これらの処理により、コントローラ1−端末2間の通信に必要なセッション鍵が設定される。
最後に、コントローラ1および端末2はアプリケーションレイヤの設定のための処理(S26〜28)を行う。すなわち、端末2は、インスタンスリスト通知をブロードキャストで送信する(S26)。それから、コントローラ1は、ハード情報取得要求を端末2に送信する(S27)。これに応答して、端末2は、ハード情報取得応答をコントローラ1に送信する(S28)。これらの処理により、コントローラ1は、端末2のハード情報、EOJ(ECHONETオブジェクト)を取得する。
なお、登録ネゴシエーション処理においては、インスタンスリスト通知以外の全てのデータについて、受信側のノードは送信側のノードに対し正常にデータを受信したことを表すACK(図4では破線で示す)を返信する。
以上説明した本実施形態の通信システム10によれば、コントローラ(親機)1の登録部151は、登録モードにおいて、第1選択部153で選択されたチャネルと同一のチャネルが選択された端末(子機)2から登録要求を受信したときに端末2を登録する。言い換えれば、親機たるコントローラ1の第1選択部153で選択されたチャネルと、子機たる端末2の第2選択部243で選択されたチャネルとが一致していなければ、端末2がコントローラ1に登録されることはない。
したがって、集合住宅などで近くに複数の通信システム10が存在する環境で、近くの通信システム10にて同時に端末2の登録が行われたとしても、チャネルが一致しない限り、コントローラ1に別の通信システム10の端末2が誤って登録されることはない。要するに、本実施形態の通信システムによれば、チャネルの選択ができない構成に比べて、近くの通信システム10の端末(子機)2が誤って登録されてしまう可能性をチャネル数分の1(たとえば10チャネルから選択される場合、10分の1)に低減できる。特に、新築の集合住宅などで一斉に登録作業を行うような場合、施工業者は、近くの通信システム10同士でチャネルが重複しないように通信システム10ごとに異なるチャネルを選択すれば、隣家の端末2が誤って登録されることを確実に回避できる。
また、本実施形態では、第1選択部153は、単一の押ボタン(登録確認ボタン)の押回数によって選択中のチャネルを変更するように構成されている。したがって、コントローラ1は、操作部13として、チャネルを選択するためにテンキーなどの複数のボタンを配する必要がなく、チャネルを選択可能としながらも操作部13が大型化することを回避できる。第2選択部243も同様に、単一の押ボタンの押回数によって選択中のチャネルを変更するように構成されている。そのため、端末2は、操作部22として、チャネルを選択するためにテンキーなどの複数のボタンを配する必要がなく、チャネルを選択可能としながらも操作部22が大型化することを回避できる。
なお、第1選択部153と第2選択部243とは少なくとも一方が、単一の押ボタン(登録確認ボタン)の押回数によって選択中のチャネルを変更するように構成されていれば、コントローラ1あるいは端末2の大型化を回避できるという効果が期待できる。そのため、第1選択部153と第2選択部243とは、いずれか一方のみが、単一の押ボタン(登録確認ボタン)の押回数によって選択中のチャネルを変更するように構成されていてもよい。
ところで、上記実施形態では、HEMS機器であるコントローラ1が親機(通信装置)を構成し、各種の電気機器に付設あるいは一体化された端末2が子機を構成する通信システム10を例示したが、この構成に限定する趣旨ではない。すなわち、通信システムは、親機と親機に登録された複数台の子機との間で通信を行う構成であればよく、たとえば電話システムであってもよい。
1 コントローラ(親機、通信装置)
2、201,202,・・・ 端末(子機)
10 通信システム
15 制御部
151 登録部
152 切替部
153 第1選択部
24 制御部
241 送信部
243 第2選択部

Claims (3)

  1. 親機と複数台の子機との間で通信を行う通信システムであって、
    前記親機は、
    前記子機を登録する登録部と、
    登録済みの前記子機との間で通信を行う通常モードと前記子機の登録を行う登録モードとを切り替える切替部と、
    前記子機との通信に用いるチャネルを予め用意された選択範囲から選択する第1選択部とを有し、
    前記複数台の前記子機の各々は、
    前記親機に対し登録要求を送信する送信部と、
    前記親機との通信に用いるチャネルを前記選択範囲から選択する第2選択部とを有し、
    前記登録部は、
    前記登録モードにおいて、前記第1選択部で選択されたチャネルと同一のチャネルが選択された前記子機から前記登録要求を受信したときに、当該登録要求の送信元の前記子機を登録するように構成されている
    ことを特徴とする通信システム。
  2. 前記第1選択部と前記第2選択部との少なくとも一方は、単一の押ボタンの押回数によって選択するチャネルを決定するように構成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
  3. 通信相手となる子機を登録する登録部と、
    登録済みの前記子機との間で通信を行う通常モードと前記子機の登録を行う登録モードとを切り替える切替部と、
    前記子機との通信に用いるチャネルを予め用意された選択範囲から選択する第1選択部とを有し、
    前記登録部は、
    前記登録モードにおいて、前記第1選択部で選択されたチャネルと同一のチャネルが選択された前記子機から登録要求を受信したときに、当該登録要求の送信元の前記子機を登録するように構成されている
    ことを特徴とする通信装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005223654A (ja) * 2004-02-05 2005-08-18 Saxa Inc 検針端末システムで使用される子機を親機に登録する方法
JP2006217619A (ja) * 2005-02-03 2006-08-17 Bose Corp 無線オーディオ信号送信の干渉を回避する方法および装置

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