JP2014049157A - Laser device and optical pickup device including the same - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、複数種類の波長の光を用いて記録及び/または再生を行うレーザー装置及びそれを用いた光ピックアップ装置に関する。 The present invention relates to a laser device that performs recording and / or reproduction using light of a plurality of types of wavelengths, and an optical pickup device using the same.
図7に示す如く、従来の光ピックアップ装置61は、例えば、BD(Blu−ray Disc)、DVD(Digital Versatile Disk)またはCD(Compact Disk)規格のレーザー光を、光ディスク(光情報記録媒体)の情報記録層に集光させ、この情報記録層からの反射光を受光して電気信号に変換する機能を備えている。 As shown in FIG. 7, the conventional optical pickup device 61 is configured to, for example, use a BD (Blu-ray Disc), DVD (Digital Versatile Disk), or CD (Compact Disk) standard laser light for an optical disc (optical information recording medium). It has the function of condensing on the information recording layer, receiving the reflected light from the information recording layer, and converting it into an electrical signal.
具体的には、光ピックアップ装置61は、BD規格のレーザー光を出射する第1のレーザー装置62と、CDまたはDVD規格のレーザー光を出射する第2のレーザー装置63とを有する。第1のレーザー装置62から出射されたレーザー光は、第1の回折格子64を通過し、第1のハーフミラー65にて反射した後、共通の光路66を進行する。また、第2のレーザー装置63から出射されたレーザー光は、第2の回折格子67及び第2のハーフミラー68を通過し、共通の光路66を進行する。そして、それぞれのレーザー光は、光ディスク(図示せず)にて反射した後、再び、共通の光路66を進行し、共通の光検出器69にて受光される。
Specifically, the optical pickup device 61 includes a
光ピックアップ装置61では、それぞれのレーザー光に対して光路66が共通化され、光検出器69等の光学素子が共通化されることで、光学素子の点数が低減され、その小型化が実現される(例えば、特許文献1参照。)。
In the optical pickup device 61, the
前述したように、従来の光ピックアップ装置61では、例えば、第1のレーザー装置62から出射されるBD規格のレーザー光の光軸調整や光ディスクへのスポット位置調整等を行った後、第2のレーザー装置63から出射されるCD規格またはDVD規格のレーザー光の光軸調整や光ディスクへのスポット位置調整等を行う。
As described above, in the conventional optical pickup device 61, for example, after the optical axis adjustment of the BD standard laser light emitted from the
このとき、第2のレーザー装置63では、既に、ハウジング内にて位置固定された光検出器69を用いて、上記光軸調整等が行われる。そして、第2のレーザー装置63は、ハウジング内にてXYZ軸方向へ微調整されるため、ハウジングの基準面に対して接着固定されない。そのため、第2のレーザー装置63の位置が移動することで、第2の回折格子67と第2のレーザー装置63との離間距離は変動し易くなる。そして、その離間距離の変動により、受光素子上や光ディスク上でのサイドスポットの位置調整が難しいという問題がある。
At this time, in the
特に、第2のレーザー装置63では、CD規格のレーザーダイオードとDVD規格のレーザーダイオードを内蔵し、それぞれのレーザー光を出射する発光点が異なるため、上記離間距離の変動により、上記受光素子上や光ディスク上へのスポット位置調整を行うことは難しいという問題がある。
In particular, the
前述した各事情に鑑みて成されたものであり、本発明のレーザー装置では、レーザー光を出射するレーザー素子が配置され、前記レーザー光が通過する領域に開口部が形成された筐体と、前記レーザー光を回折するように、前記開口部が設けられた前記筐体の一主面側に配置された回折格子とを有し、前記回折格子は前記筐体の一主面に沿って回転し、前記回折格子は回転調整後に前記筐体に対して固定されることを特徴とする。 It is made in view of each situation described above, and in the laser device of the present invention, a laser element that emits laser light is disposed, and a housing in which an opening is formed in a region through which the laser light passes, A diffraction grating disposed on one main surface side of the casing provided with the opening so as to diffract the laser light, and the diffraction grating rotates along one main surface of the casing The diffraction grating is fixed to the housing after rotation adjustment.
また、本発明の光ピックアップ装置では、少なくともレーザー装置から出射されるレーザー光により光情報記録媒体へのデータの書き込みまたは前記光情報記録媒体からのデータの読み込みを行う光ピックアップ装置において、上記記載のレーザー装置を備えたことを特徴とする。 Further, in the optical pickup device of the present invention, in the optical pickup device that writes data to the optical information recording medium or reads data from the optical information recording medium by at least laser light emitted from the laser device, A laser device is provided.
本発明では、回折格子が、レーザー装置の一主面側へと組み込まれることで、回折格子とレーザーダイオードの発光点との離間距離が固定される。更に、レーザー装置の固定後も、回折格子の回転調整が可能となり、段階的な光学調整により、レーザー光の高精度な微調整が可能となる。 In the present invention, the separation distance between the diffraction grating and the light emitting point of the laser diode is fixed by incorporating the diffraction grating on one main surface side of the laser device. Further, even after the laser apparatus is fixed, the rotation of the diffraction grating can be adjusted, and the laser light can be finely adjusted with high accuracy by the stepwise optical adjustment.
また、本発明では、回折格子が固着された回動部材が、レーザー装置の一主面上にて光軸方向に対してずれることを防止し、レーザー光の高精度な微調整が可能となる。 Further, in the present invention, the rotating member to which the diffraction grating is fixed is prevented from shifting with respect to the optical axis direction on one main surface of the laser device, and the laser light can be finely adjusted with high accuracy. .
また、本発明では、回折格子が固着された回動部材が、レーザー装置の一主面に沿ってずれることなく回転することで、レーザー光の高精度な微調整が可能となる。 Further, in the present invention, the rotating member to which the diffraction grating is fixed rotates without shifting along one main surface of the laser device, so that the laser light can be finely adjusted with high accuracy.
また、本発明では、回折格子が固着された回動部材が、レーザー装置の一主面に沿って回転し過ぎることを防止し、レーザー光の微調整がし易くなる。 In the present invention, the rotating member to which the diffraction grating is fixed is prevented from rotating too much along one main surface of the laser device, and the fine adjustment of the laser beam is facilitated.
また、本発明では、回折格子が組み込まれた上記レーザー装置を光ピックアップ装置に用いることで、レーザー光の高精度な微調整が可能となる。 In the present invention, the above laser device incorporating a diffraction grating is used in an optical pickup device, so that fine adjustment of the laser light can be performed with high accuracy.
<第1の実施の形態>
図1から図4を参照して、本実施の形態であるレーザー装置について説明する。
<First Embodiment>
The laser apparatus according to the present embodiment will be described with reference to FIGS.
図1は、回折格子が組み込まれたレーザー装置を説明する斜視図である。図2は、レーザー装置及びレーザー装置へと組み込まれる部材を説明する斜視図である。図3(A)及び(B)は、レーザー装置の光学調整方法を説明するための斜視図である。図4は、レーザー装置の光学調整時の特性を説明する図である。 FIG. 1 is a perspective view for explaining a laser device incorporating a diffraction grating. FIG. 2 is a perspective view for explaining a laser device and members incorporated into the laser device. 3A and 3B are perspective views for explaining an optical adjustment method of the laser device. FIG. 4 is a diagram for explaining characteristics of the laser device during optical adjustment.
尚、以下の説明では、例えば、紙面X軸方向はレーザー装置の横幅方向(ハウジングの幅方向)とし、紙面Y軸方向はレーザー装置の縦幅方向(ハウジングの高さ方向)とし、紙面Z軸方向はレーザー装置の奥行き幅方向(ハウジングの奥行き幅方向)とする。尚、紙面Z軸方向は、光ピックアップ装置の光軸方向と一致する。 In the following description, for example, the paper surface X-axis direction is the horizontal width direction of the laser device (housing width direction), the paper surface Y-axis direction is the laser device vertical width direction (housing height direction), and the paper surface Z-axis direction. The direction is the depth width direction of the laser device (the depth width direction of the housing). The Z-axis direction on the paper surface coincides with the optical axis direction of the optical pickup device.
図1に示す如く、レーザー装置1には、その筐体2内にレーザーダイオード(以下、LDと呼ぶ。)が内蔵され、LDはステム(図示せず)上に固着される。筐体2の側面3は、紙面XY方向の基準面の平行面として形成され、光軸方向(Z軸方向)と垂直面となる。そして、回動部材4は、板バネ5により側面3と当接するように押圧して固定される。この構造により、回動部材4は、上記板バネ5による仮固定状態では、光軸方向(紙面Z軸方向)への動きが規制され、側面3に沿って(紙面XY方向の基準面に沿って)回転動作のみ可能となる。尚、回動部材4は、回転調整後(光ディスク上へのスポット位置調整後)には、筐体2に接着固定される。
As shown in FIG. 1, a laser diode (hereinafter referred to as “LD”) is built in a
回折格子6が、回動部材4に接着固定され、回動部材4と一体に回転する。上述したように、回動部材4がレーザー装置1に対して光軸方向の動きが規制され、光軸方向におけるLDの発光点と回折格子6との離間距離が一定距離に固定される。
The diffraction grating 6 is bonded and fixed to the rotating
筐体2の上面7には、一対の凹部8、9が配置される。凹部8、9は、レーザー装置1をハウジングへ設置する際に、レーザー装置保持具(図3(A)参照)の突起部(図示せず)が挿入される領域となる。図示したように、凹部8の断面は円形状とし、凹部9の断面は楕円形状とすることで、凹部9の形状を利用して突起部間の離間距離の異なる複数のレーザー装置保持具に対しても対応できる。そして、凹部8、9の開口端部をテーパー形状とすることで、上記突起部を凹部8、9内へと挿入する作業や凹部8、9から引抜く作業が容易となる。
A pair of
また、筐体2の上面7の凹部8、9間には、両凹部8、9よりも浅い凹部10が配置される。凹部10は、例えば、金型から筐体2を離型する際のエジェクトピンにより形成され、レーザー装置保持具の吸引領域に配置される。
In addition, a recess 10 shallower than the
また、丸印Sにて示すように、筐体2の側面には、ハウジングとの接着用凹部が複数個所設けられる。接着用凹部内には、更に凹凸形状が設けられることで、接着領域としての表面積が増大され、接着強度が向上される。
Further, as indicated by a circle S, a plurality of concave portions for bonding with the housing are provided on the side surface of the
尚、筐体2の上面7は、紙面ZX方向の基準面の平行面として形成される。
The
図2に示す如く、レーザー装置1の筐体2は、例えば、亜鉛合金等の金属材料を射出成形して形成される。筐体2は、LDが内臓されるため中空構造となる。
As shown in FIG. 2, the
図示したように、筐体2の側面3には、レーザー光が通過するための円筒状の開口部11が形成され、その開口部11の両側には一対の突起部12、13が形成される。突起部12、13は、例えば、円柱形状であり、紙面Z軸方向へ突出する。そして、突起部12は、回動部材4の回動支点部材として用いられ、突起部13は、回動部材4の回動規制部材として用いられる。
As shown in the figure, a
回動部材4は、例えば、筐体2の金属材料よりも硬度の低い、ポリカーボネート(Polycarbonate)等の熱可塑性合成樹脂を射出成形して形成される。回動部材4の表面14及び裏面15は、紙面XY方向の基準面の平行面として形成される。そして、回動部材4の裏面15が、筐体2の側面3と当接して配置されることで、回動部材4の紙面XY方向の基準面が固定される。
The rotating
回動部材4の中央領域には、円筒状の開口部16が形成され、開口部16は、筐体2に固定された際、筐体2の開口部11に対応した位置に配置され、レーザー光の通過する領域となる。
A
また、回動部材4には、筐体2の突起部12に対応した位置に円筒状の開口部17が形成される。開口部17の開口形状は、突起部12の断面形状と同程度の円形状であるが、その一端部がDカット形状となる。
The rotating
上述したように、筐体2は金属材料から成り、回動部材4は樹脂材料から成ることで、筐体2の突起部12が、回動部材4の開口部17へと嵌め込まれる際に、Dカット形状部分の回動部材4が削られる。そして、突起部12が開口部17へと隙間なく嵌め込まれることで、回動部材4が、突起部12を回動支点として回転し、回転位置がずれることがなく、高精度な微調整が可能となる。
As described above, the
一方、回動部材4には、筐体2の突起部13に対応した位置にU字形状の開口部18が形成される。回動部材4は、その開口部18内に突起部13が配置されるように、筐体2の側面3へと配置される。上述したように、回動部材4は、筐体2の側面3にて回転するが、突起部13により回動部材4が必要以上に回転することが防止される。
On the other hand, a
次に、回動部材4の表面14には、開口部16の紙面上下方向に突出領域19、20が形成され、その突出領域19、20間の凹部21が、回折格子6の配置領域となる。そして、突出領域19、20の面22、23は、紙面XZ方向の基準面の平行面として形成され、回折格子6が、その面22、23に当接して配置されることで、回折格子6の紙面XZ方向の基準面が固定される。
Next, projecting
板バネ5は、筐体2の上面7及び下面(図示せず)の窪んだ領域24に嵌め込まれ、回動部材4と当接する帯状部分が撓むことで、回動部材4が筐体2側へと押圧された状態にて、側面3上に保持される。
The
図3(A)及び(B)に示す如く、レーザー装置1は、光検出器からの出力データをモニタリングしながら、ハウジング内にてXYZ軸方向へ位置調整され、レーザー光の光軸方向の調整や光軸方位角θの調整が行われる。その後、回折格子6を回転調整することで、2段階の光学調整を行うことが可能となり、レーザー光の高精度な微調整が可能となる。
As shown in FIGS. 3A and 3B, the position of the laser device 1 is adjusted in the X, Y, and Z directions in the housing while monitoring the output data from the photodetector, and the adjustment of the laser beam in the optical axis direction is performed. And the optical axis azimuth angle θ is adjusted. Thereafter, by rotating and adjusting the
先ず、図3(A)に示す如く、レーザー装置1の上面7側の凹部8、9(図1参照)内にレーザー装置保持具25の突起部(図示せず)を挿入し、合わせて上面7を吸引固定する。このとき、レーザー装置保持具25の突起部が、凹部8、9内へと挿入されることで、レーザー装置1は、レーザー装置保持具25に対してXYZ方向の基準面が固定される。そして、レーザー装置1をハウジング内の所望の位置に配置した後、その上面7側をレーザー装置保持具25にて吸引固定し、下面側を偏心ピン等の位置調整治具26にて支えた状態にて、レーザー装置1をXYZ軸方向に、適宜、微調整することで、上記レーザー光の光軸方向の調整や光軸方位角θの調整が行われる。
First, as shown in FIG. 3 (A), a protrusion (not shown) of a
上記調整により、レーザー装置1の位置が確定した後に、レーザー装置1はハウジングに対して接着固定される。 After the position of the laser device 1 is determined by the above adjustment, the laser device 1 is bonded and fixed to the housing.
次に、図3(B)に示す如く、レーザー装置1がハウジングに対して接着固定された後、偏心ピン等の回折格子調整治具(図示せず)により、板バネ5により仮固定状態の回動部材4を回転させる。そして、矢印27にて示すように、回折格子6が、光軸方向に対して垂直方向にて回転調整されることで、光ディスク上でのサイドスポット位置の調整が行われる。
Next, as shown in FIG. 3B, after the laser device 1 is bonded and fixed to the housing, it is temporarily fixed by the
レーザー装置1には、例えば、DVD規格のLDとCD規格のLDが内蔵され、それぞれのLDの発光点が異なり、最終的な光ディスクに対するスポット位置の調整を行うことで、レーザー光の高精度な微調整が可能となる。 The laser apparatus 1 includes, for example, a DVD standard LD and a CD standard LD, and each LD has a different light emission point. By adjusting the spot position with respect to the final optical disk, the laser light is highly accurate. Fine adjustment is possible.
このとき、回動部材4は、板バネ5により筐体2の側面3へと押圧して固定されることで、回動部材4が回転する際に、回動部材4と筐体2との間に大きな摩擦力が働く。そして、この摩擦力が加わった状態にて、回折格子調整治具にて回動部材4を回転させることで、回動部材4が回転し過ぎることを防止し、ごく微量な回転調整が可能となる。
At this time, the rotating
最後に、回動部材4の位置が確定した後に、回動部材4は、レーザー装置1に対して接着固定される。
Finally, after the position of the rotating
図4は、ハウジング内に接着固定された受光素子に合わせてレーザー装置を光軸方向へ調整させ、その際の受光素子上でのサイドスポット間のピッチの変化量を説明する図である。X軸は、レーザー装置の光軸方向の調整量(μm)を示し、Y軸は、受光素子上でのサイドスポット間のピッチ(μm)を示す。 FIG. 4 is a diagram for explaining the amount of change in the pitch between the side spots on the light receiving element when the laser device is adjusted in the optical axis direction according to the light receiving element bonded and fixed in the housing. The X axis represents the adjustment amount (μm) in the optical axis direction of the laser device, and the Y axis represents the pitch (μm) between the side spots on the light receiving element.
先ず、実線は、図1に示すように回折格子が組み込まれたレーザー装置を用いた場合であり、回折格子はレーザー装置と一体に光軸方向に移動し、両者間の離間距離は常に一定となる。 First, the solid line shows the case where a laser device incorporating a diffraction grating as shown in FIG. 1 is used, and the diffraction grating moves in the optical axis direction integrally with the laser device, and the separation distance between them is always constant. Become.
図示したように、レーザー装置が、ハウジング内の所定の位置に配置された場合には、受光素子上での上記ピッチの設計値は140μmとなる。そして、レーザー装置が、上記所定の位置から光軸方向に+0.1μm移動した場合には、受光素子上でのピッチは141.11μmとなり、そのピッチは設計値よりも1.11μm広がった。一方、レーザー装置が、上記所定の位置から光軸方向に−0.1μm移動した場合には、受光素子上でのピッチは138.92μmとなり、そのピッチは設計値よりも1.08μm狭まった。 As shown in the figure, when the laser device is arranged at a predetermined position in the housing, the design value of the pitch on the light receiving element is 140 μm. When the laser device moved from the predetermined position in the optical axis direction by +0.1 μm, the pitch on the light receiving element was 141.11 μm, which was 1.11 μm wider than the design value. On the other hand, when the laser apparatus moved from the predetermined position in the optical axis direction by −0.1 μm, the pitch on the light receiving element was 138.92 μm, which was narrowed by 1.08 μm from the design value.
次に、点線は、回折格子がハウジングに対して固定され、回折格子が組み込まれないレーザー装置を用いた場合であり、レーザー装置のみ光軸方向に移動し、上記移動に応じて両者間の離間距離は変動する。 Next, a dotted line is a case where a laser device in which the diffraction grating is fixed to the housing and the diffraction grating is not incorporated is used, and only the laser device moves in the optical axis direction, and the two are separated according to the movement. The distance varies.
図示したように、レーザー装置が、ハウジング内の所定の位置に配置された場合には、受光素子上での上記ピッチの設計値は140μmとなる。そして、レーザー装置が、上記所定の位置から光軸方向に+0.1μm移動した場合には、受光素子上でのピッチは147.90μmとなり、そのピッチは設計値よりも7.90μm広がった。一方、レーザー装置が、上記所定の位置から光軸方向に−0.1μm移動した場合には、受光素子上でのピッチは132.12μmとなり、そのピッチは設計値よりも7.88μm狭まった。 As shown in the figure, when the laser device is arranged at a predetermined position in the housing, the design value of the pitch on the light receiving element is 140 μm. When the laser apparatus moved +0.1 μm from the predetermined position in the optical axis direction, the pitch on the light receiving element was 147.90 μm, which was 7.90 μm wider than the design value. On the other hand, when the laser apparatus moved from the predetermined position in the optical axis direction by −0.1 μm, the pitch on the light receiving element was 132.12 μm, and the pitch was narrowed by 7.88 μm from the design value.
上述したように、レーザー装置に回折格子が組み込まれ、両者が一体に移動することで、受光素子上でのピッチの変化量が大幅に低減される。そして、ピッチの変化量が低減することで、レーザー光の高精度な微調整が容易に実現され、特性劣化が防止される。 As described above, the diffraction grating is incorporated in the laser device, and both of them move together, so that the amount of change in pitch on the light receiving element is greatly reduced. And since the amount of change in pitch is reduced, highly accurate fine adjustment of laser light is easily realized, and characteristic deterioration is prevented.
尚、本実施の形態では、回折格子6が回動部材4に固定され、回動部材4がレーザー装置1の側面3に固定される場合について説明したが、この場合に限定するものではない。例えば、回折格子6が、レーザー装置1の側面3に、直接、固定され、回折格子自体を回転調整する場合でも良い。その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の変更が可能である。
<第2の実施の形態>
図5及び図6を参照して、本実施の形態である光ピックアップ装置について説明する。
In the present embodiment, the case where the
<Second Embodiment>
With reference to FIGS. 5 and 6, the optical pickup apparatus according to the present embodiment will be described.
図5は、光ピックアップ装置の光学系を説明する概略図である。図6(A)及び(B)は、第1の実施の形態にて説明したレーザー装置を備えた光ピックアップ装置を説明する斜視図である。尚、本実施の形態の説明では、適宜、第1の実施の形態の説明を参照する。 FIG. 5 is a schematic diagram illustrating an optical system of the optical pickup device. 6A and 6B are perspective views illustrating an optical pickup device including the laser device described in the first embodiment. In the description of the present embodiment, the description of the first embodiment is referred to as appropriate.
図5に示す如く、光ピックアップ装置31は、BD(Blu−ray Disc)、DVD(Digital Versatile Disk)またはCD(Compact Disk)規格のレーザー光を、光ディスク(光情報記録媒体)の情報記録層に集光させ、この情報記録層からの反射光を受光して電気信号に変換する機能を備えている。
As shown in FIG. 5, the
光ピックアップ装置31は、ハウジングに内蔵された各種光学素子を備えている。光学素子としては、第1及び第2のレーザー装置32、33、第1及び第2の回折格子34、35、光路合成プリズム36、ハーフミラー37、1/4波長板38、コリメータレンズ39、第1及び第2の立ち上げミラー40、41、第1及び第2の対物レンズ42、43、アナモレンズ44及び光検出器45が図示されている。
The
第1のレーザー装置32は、DVD規格の波長(赤色波長帯645nm〜675nm(例えば、655nm))のレーザー光及びCD規格の波長(赤外波長帯765nm〜805nm(例えば、785nm))のレーザー光を出射する。第1のレーザー装置32は、上述した第1の実施の形態のレーザー装置1と同じ構造であり、第1のレーザー装置32には、回動部材(図示せず)を介して回折格子34が固定される。
The
そして、第1のレーザー装置32から出射されたレーザー光は、第1の回折格子34にて0次光、+1次回折光、−1次回折光に分離し、光路合成プリズム36を通過する。
The laser light emitted from the
第2のレーザー装置33は、BD規格の波長(青紫色(青色)波長帯400nm〜420nm(例えば405nm))のレーザー光を出射する。尚、第2のレーザー装置33は、CANタイプ型のパッケージの場合でも良く、リードフレーム型のパッケージの場合でも良い。
The
そして、第2のレーザー装置33から出射されたレーザー光は、第2の回折格子35にて0次光、+1次回折光、−1次回折光に分離し、光路合成プリズム36の偏光面にて反射する。
Then, the laser light emitted from the
図示したように、第1及び第2のレーザー装置32、33から出射されたレーザー光は、光路合成プリズム36を通過した後は共通の光路46上を進む。具体的には、それぞれのレーザー光は、ハーフミラー37にて反射した後、1/4波長板38及びコリメータレンズ39を通過する。そして、DVD規格及びCD規格のレーザー光は、第1の立ち上げミラー40にて反射し、第1の対物レンズ42にて光ディスク47の情報記録層に集光される。一方、BD規格のレーザー光は、第1の立ち上げミラー40を通過し、第2の立ち上げミラー41にて反射し、第2の対物レンズ43にて光ディスク47の情報記録層に集光される。
As shown in the drawing, the laser light emitted from the first and
次に、光ディスク47から反射したDVD規格及びCD規格のレーザー光は、第1の対物レンズ42を通過し、第1の立ち上げミラー40にて反射する。一方、光ディスク47から反射したBD規格のレーザー光は、第2の対物レンズ43を通過し、第2の立ち上げミラー41にて反射し、第1の立ち上げミラー40を通過する。その後、それぞれのレーザー光は、コリメータレンズ39、1/4波長板38、ハーフミラー37及びアナモレンズ44を通過した後、光検出器(PDIC)45へと入射する。そして、光検出器45にて検出された光信号に基づいて、フォーカス制御、トラッキング制御及びラジアルチルト制御が行われる。
Next, the DVD standard and CD standard laser light reflected from the
上述したように、光ピックアップ装置31では、それぞれのレーザー光に対して光路46が共通化され、共通の光学素子36〜39、44、45が用いられることで、光学素子の点数が低減され、その小型化が実現される。
As described above, in the
図6(A)は、光ピックアップ装置31の上面側からの斜視図を示すが、第1のレーザー装置32は、光ピックアップ装置31のハウジング48内に配置され、第2のレーザー装置33は、ハウジング48の側面に沿って設けられた凹部49内に配置される。
FIG. 6A shows a perspective view from the upper surface side of the
第1の実施の形態にて説明したように、先ず、BD規格のレーザー光を出射する第2のレーザー装置33が、ハウジング48へと接着固定される。このとき、ハウジング48の凹部49内の側面は、紙面XYZ軸方向の基準面の平行面として形成され、第2のレーザー装置33は、それらの側面に対して押圧して接着固定される。その後、ハウジング48内に配置された第2の回折格子35が回転調整される等により、BD規格のレーザー光の光軸方向の調整、光軸方位角θの調整や光ディスク上へのサイドスポット位置調整が行われる。
As described in the first embodiment, first, the
次に、DVD規格及びCD規格のレーザー光を出射する第1のレーザー装置32が、ハウジング48の所望の領域50に配置される。図6(B)に示すように、ハウジング48の下面側には、領域50に対応した位置に調整孔51が配置され、位置調整治具(図示せず)が、調整孔51からハウジング48内へと挿入される。そして、第1のレーザー装置32の上面側をレーザー装置保持具により吸引にて保持し、第1のレーザー装置32の下面側を位置調整治具により支えた状態にて、第1のレーザー装置32の位置を微調整することで、DVD規格及びCD規格のレーザー光の光軸方向の調整、光軸方位角θの調整が行われる。
Next, the
最後に、第1の実施の形態の図3(B)を用いて説明したように、第1のレーザー装置32に組み込まれた回折格子34が、光軸方向に対して垂直方向にて回転調整されることで、光ディスク上でのサイドスポット位置の調整が行われる。
Finally, as described with reference to FIG. 3B of the first embodiment, the
尚、回動部材等、第1のレーザー装置32に組み込まれる部材や調整方法の詳細な説明は、図1〜図4の説明を参照し、ここではその説明を割愛する。
In addition, for a detailed description of a member incorporated in the
本実施の形態では、DVD規格及びCD規格のLDが内蔵された第1のレーザー装置に回転調整が可能な回折格子が組み込まれる場合について説明したが、この場合に限定されるものではない。例えば、BD規格のLDが内蔵された第2のレーザー装置に回転調整が可能な回折格子が組み込まれ、上記第1のレーザー装置には回折格子が組み込まれない構造の場合でも良い。この場合には、最初に、ハウジングに第1のレーザー装置を接着固定し、次に、上述したように、第2のレーザー装置を微調整しながらハウジングに配置することで、同様な効果が得られる。その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の変更が可能である。 In the present embodiment, the case where a diffraction grating capable of rotational adjustment is incorporated in the first laser device incorporating the LD of the DVD standard and the CD standard has been described. However, the present invention is not limited to this case. For example, a structure in which a diffraction grating capable of rotation adjustment is incorporated in a second laser device incorporating a BD-standard LD and a diffraction grating is not incorporated in the first laser device may be employed. In this case, the same effect can be obtained by first bonding and fixing the first laser device to the housing and then placing the second laser device in the housing with fine adjustment as described above. It is done. In addition, various modifications can be made without departing from the scope of the present invention.
1 レーザー装置
2 筐体
4 回動部材
5 板バネ
6 回折格子
8 凹部
9 凹部
12 突起部
13 突起部
17 開口部
18 開口部
25 レーザー装置保持具
31 光ピックアップ装置
32 第1のレーザー装置
33 第2のレーザー装置
34 第1の回折格子
45 光検出器
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1
Claims (6)
前記レーザー光を回折するように、前記開口部が設けられた前記筐体の一主面側に配置された回折格子とを有し、
前記回折格子は前記筐体の一主面に沿って回転し、前記回折格子は回転調整後に前記筐体に対して固定されることを特徴とするレーザー装置。 A housing in which a laser element that emits laser light is arranged and an opening is formed in a region through which the laser light passes;
A diffraction grating disposed on one main surface side of the casing provided with the opening so as to diffract the laser beam;
The said diffraction grating rotates along one main surface of the said housing | casing, The said diffraction grating is fixed with respect to the said housing | casing after rotation adjustment.
前記回転支点用開口部は前記第1の突起部に嵌合し、前記第1の突起部が前記回動部材の回転支点となることを特徴とする請求項2に記載のレーザー装置。 The main surface of the housing is provided with first and second protrusions so as to sandwich the opening, and the rotating member is provided with a rotation fulcrum opening.
The laser device according to claim 2, wherein the rotation fulcrum opening is fitted to the first protrusion, and the first protrusion serves as a rotation fulcrum of the rotating member.
前記第1の突起部は円柱形状であり、前記回転支点用開口部は、前記円柱形状に対応した円形状の一部が切り欠けた形状であることを特徴とする請求項3または請求項4に記載のレーザー装置。 The casing is made of a metal material, and the rotating member is made of a material having a lower hardness than the metal material,
The said 1st projection part is a column shape, The said opening part for rotation fulcrum is a shape where a part of circular shape corresponding to the said column shape was notched, The Claim 3 or Claim 4 characterized by the above-mentioned. The laser device described in 1.
前記レーザー装置は、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のレーザー装置であることを特徴とする光ピックアップ装置。 In an optical pickup device for writing data to an optical information recording medium or reading data from the optical information recording medium by at least laser light emitted from the laser device,
6. The optical pickup device according to claim 1, wherein the laser device is the laser device according to any one of claims 1 to 5.
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