JP2014048921A - 表示装置、映像出力装置、その制御方法 - Google Patents

表示装置、映像出力装置、その制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】表示装置でウィンドウのリサイズが行われる場合に、表示装置側での画像処理の負荷を減らし、画像処理による画質劣化を抑えられるようにする。
【解決手段】表示装置10は、外部映像入力を受ける複数の映像入力端子(12、13、14)を備え、外部映像をそれぞれウィンドウ21、22で表示する。また、外部映像と表示解像度情報を含むEDIDとを対応付けてEDID記憶部102に記憶する。ウィンドウ21、22のリサイズの操作があると、リサイズを実行し、リサイズした後のサイズに合わせてEDID記憶部102の表示解像度情報を変更するとともに、該ウィンドウの外部映像の映像出力側に通知する。
【選択図】図2

Description

本発明は、映像入力ごとにウィンドウが割り当てられたウィンドウシステム対応の表示装置、映像出力装置、その制御方法及びプログラムに関する。
コンピュータは、プロジェクタやディスプレイ等の表示装置に表示を行う。コンピュータと表示装置とはHDMI等のケーブルで接続されており、コンピュータが画像データを表示装置に伝送したり、表示装置がEDID(Extended display identification data)をコンピュータに伝送したりする。表示装置は、EDIDを変更し、変更されたEDIDをコンピュータに伝送することにより、ハードウェア的に表示画面の表示画像を変更することが可能となる。
例えば特許文献1では、表示装置は、縦長表示用のEDIDと横長表示用のEDIDの両者を用意し、場合によって使い分けることが開示されている。
特開2004−184560号公報
しかしながら、上述の特許文献1に開示された従来技術では、ウィンドウシステム対応の表示装置のように、各映像入力の表示状態がウィンドウの大きさに応じて変更される場合、その変更を検出することができない。また、表示状態が様々に変更されるため、横用EDID及び縦用EDIDといった2種類のEDIDを持つだけでは不十分である。
ウィンドウシステム対応の表示装置でウィンドウのリサイズが行われる場合に、映像出力装置側で出力する映像の表示解像度が同じままであると、表示装置側で画像処理の負荷がかかったり、画像処理による画質劣化が生じる可能性がある。
本発明は上記のような点に鑑みてなされたものであり、表示装置側での画像処理の負荷を減らし、画像処理による画質劣化を抑えられるようにすることを目的とする。
本発明の表示装置は、外部映像入力を受ける複数の外部映像入力手段と、前記外部映像入力で入力した外部映像をそれぞれウィンドウで表示する表示制御手段と、前記外部映像入力で入力する各外部映像に対応する表示解像度情報を記憶する記憶手段と、前記表示制御手段で表示するウィンドウのリサイズの操作があると、リサイズを実行し、リサイズした後のサイズに合わせて前記記憶手段の表示解像度情報を変更するとともに、該ウィンドウの外部映像の映像出力側に通知する制御手段とを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、表示装置側でウィンドウのリサイズが行われた場合に、映像出力装置側に、リサイズした後のサイズに合わせた表示解像度で映像を出力させることができる。これにより、表示装置側での画像処理の負荷を減らし、画像処理による画質劣化を抑えることができる。
映像表示システムの構成を示す図である。 表示装置の構成を示すブロック図である。 第1の実施形態における表示装置による画面表示例を示す図である。 第1の実施形態における表示装置の処理の流れを示すフローチャートである。 第1の実施形態における表示装置による画面表示例を示す図である。 PCの構成を示すブロック図である。 第2の実施形態における表示装置による画面表示例を示す図である。 第2の実施形態におけるPCの処理の流れを示すフローチャートである。 第3の実施形態における表示装置による画面表示例を示す図である。 第3の実施形態における表示装置の処理の流れを示すフローチャートである。 第3の実施形態におけるPCの処理の流れを示すフローチャートである。
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の実施形態に係る映像表示システムの構成を示す図である。本実施形態に係る映像表示システムは、表示装置10と、複数の映像出力装置30、40とを備える。
表示装置10は、プロジェクタやデジタルテレビであり、複数の映像入力端子(12、13、14)を備える。映像入力端子は、HDMI(High Definition Multimedia Interface)やDVI(Digital Visual Interface)である。
表示装置10には、ユーザーインターフェースとしてマウス11が接続する。また、表示装置10には、ユーザーインターフェースとしてリモコン15が接続する。
映像出力装置の1つであるブルーレイディスクプレーヤー30は、映像入力端子12にHDMIケーブルで接続されている。また、映像出力装置の1つであるパーソナルコンピュータ(以下、PCと記す)40は、映像入力端子13にHDMIケーブルで接続されている。
ブルーレイディスクプレーヤー30は、映像信号をHDMIを介して表示装置10に送信する。表示装置10は、ブルーレイディスクプレーヤー30から送られた映像信号を受信して、出力できる形への変換を行い表示するよう表示制御を行う。映像を表示する際には、ウィンドウシステムによって実現される、GUI(Graphical User Interface)により、複数のタスクに固有の領域を割当てて画面出力を多重化することが可能になる。そして、ウィンドウシステムにより、表示装置10は、ブルーレイディスクプレーヤー30の映像出力を、投影面20の中のウィンドウ22に表示する。
同様に、表示装置10は、PC40の映像出力を、投影面20の中のウィンドウ21に表示する。
また、表示装置10は、投影面20の中に、マウス11により入力される情報に基づいて、マウスカーソル23を表示する。ユーザは、マウス11を操作して表示装置10の投影面20の中のウィンドウ21、22をドラッグアンドリリースすることにより、ウィンドウ21、22の大きさを変更(リサイズ)することが可能である。
図2に、表示装置10の構成を示す。
表示装置10は、CPU100と、メモリ部101と、EDID記憶部102と、ROM103とを備える。メモリ部101は、RAMであり、ワークメモリとして一時的に制御プログラムやデータを格納する。EDID記憶部102は、Flash等の不揮発性メモリであり、各外部映像入力に対応したEDIDを記憶する。EDIDには表示解像度情報を含む。ROM103は、CPU100の処理手順を記述した制御プログラムを記憶する。
また、表示装置10は、映像出力装置と接続するための外部映像入力1(12)、外部映像入力2(13)、外部映像入力3(14)を備える。本実施形態では、外部映像入力1はHDMI入力1であり、図1に示したように、ブルーレイディスクプレーヤー30が接続する。外部映像入力2はHDMI入力2であり、図1に示したように、PC40が接続する。外部映像入力3には映像出力装置が接続していない。
また、表示装置10は、ウィンドウを移動、リサイズするためのユーザ入力を処理するユーザ入力部107を備える。本実施形態では、図1に示したように、ユーザ入力部107にマウス11が接続し、マウス11の入力によりマウスカーソル23が表示される。
また、表示装置10は、画像を表示するための画面表示部108を備える。
ROM103には、ウィンドウを管理するために、ウィンドウのサイズ、座標、レイヤ、関連するアプリケーション、ウィンドウ枠等の情報を管理するウィンドウ管理プログラム104が格納されている。また、ウィンドウ管理プログラム104で管理するためのウィンドウの生成と削除、サイズ、座標、レイヤ、関連するアプリケーション、ウィンドウ枠の制御を行うためのウィンドウ制御プログラム105が格納されている。また、上記ウィンドウに表示される画像を複数のグラフィックレイヤに分けて重畳して表示するための画像出力プログラム106が格納されている。
(ブルーレイディスクプレーヤー30からの映像信号のウィンドウのリサイズ(1))
以下、図3の表示装置10による画面表示例、及び図4の表示装置10の処理の流れを示すフローチャートを参照して、表示装置10の処理の流れについて説明する。
図3に、表示装置10による画面表示例を示す。投影面20は、2048×1536(QXGA)の解像度を持つ。表示装置10の設定可能な解像度は、1920×1080(Full HD)、1280×720、720×480の3通りであるとする。
投影面20の中のウィンドウ22は、外部映像入力1(12)から入力された映像信号を出力するウィンドウである。本実施形態では、ウィンドウ22は、ブルーレイディスクプレーヤー30からの映像出力を表示するウィンドウである。外部映像入力1(12)に対応するEDIDの表示解像度は720×480に設定されているとする。EDIDの設定情報は、EDID記憶部102に記憶されている。
図3(a)において、ウィンドウ22のサイズは720×480であり、ブルーレイディスクプレーヤー30は480p(progressive)で映像信号を出力している。
マウスカーソル23は、マウス11入力により表示位置を移動し、ウィンドウを移動、リサイズするためのユーザーインターフェースである。
図4に、表示装置10の処理の流れを示す。マウス11によりウィンドウ22をリサイズするためにウィンドウ22をドラッグ開始すると、ステップS100に進む。図3(b)は、ウィンドウ22のドラッグ中を示す図であり、ウィンドウ22を大きくするようにドラッグしている例を示す。ウィンドウ22a(点線)は、ウィンドウ22をドラッグ中の仮のウィンドウサイズを示す。
ステップS100で、表示装置10は、仮のウィンドウサイズが、設定可能な表示解像度(1920×1080、1280×720、720×480)をまたぐか否かを判断する。すなわちリサイズの操作中に、設定可能な表示解像度をまたぐか否かを判定する。ステップS100において仮のウィンドウサイズが、設定可能な表示解像度(1920×1080、1280×720、720×480)をまたいだとき、ステップS101に進む。この際、表示装置10はウィンドウ22aにメッセージを表示する。メッセージは、またいだ解像度情報を表示してもよいし、ウィンドウ22aの枠の色を変えたり、点滅させたりする等によりユーザに知らせてもよい。また、仮のウィンドウサイズが、設定可能な表示解像度をまたいだとき、仮のウィンドウサイズを一定時間だけ表示解像度よりも大きく(ウィンドウ22を小さくするようにドラッグするときは小さく)表示させないことによりユーザに知らせてもよい。
次に、ステップS102で、表示装置10は、マウス11でドラッグ中のウィンドウ22aがリリースされたか否かを判定する。ステップS102においてマウス11でドラッグ中のウィンドウ22aがリリースされたと判定すると、ステップS103に進む。リリースされるまで、ステップS100に戻り、ドラッグ中のウィンドウ22aが、設定可能な表示解像度(1920×1080、1280×720、720×480)をまたぐか否かを判定する。
ステップS103で、表示装置10は、リリース時のウィンドウ22aのサイズに最も近い、設定可能な表示解像度にウィンドウ22をリサイズする。例えば図3(c)において、リリース時のウィンドウ22のサイズが2000×1200であるとすると、2000×1200に最も近い、設定可能な表示解像度1920×1080にウィンドウ22をリサイズする。同様に、リリース時のウィンドウ22aのサイズが1500×900であるとすると、リリース後のリサイズされたウィンドウ22のサイズは1280×720となる。
次に、ステップS104で、表示装置10は、リリース後のウィンドウサイズ(1920×1080)を外部映像入力1(12)に対応するEDIDの表示解像度として設定する。EDIDの設定情報は、EDID記憶部102に記憶される。
次に、ステップS105で、表示装置10は、外部映像入力1(12)に接続する映像出力側であるブルーレイディスクプレーヤー30とのHDMI接続をいったん切断する。これにより、ブルーレイディスクプレーヤー30は、HDMI再接続し、表示装置10のEDIDを新たに取得要求する。なお、本実施形態では、HDMI接続を切断することによりEDIDが更新されたことをHDMI接続先のブルーレイディスクプレーヤー30に伝えたが、それに限られるものではない。EDIDが更新されたこと知らせる制御信号をHDMIのCEC(Consumer Electronics Control)ラインを用いて接続先のブルーレイディスクプレーヤー30に伝えてもよい。
次に、ステップS106で、表示装置10は、HDMI接続先のブルーレイディスクプレーヤー30からEDID取得要求を受けたか否かを判定する。ステップS106においてHDMI接続先のブルーレイディスクプレーヤー30からEDID取得要求を受けると、ステップS107に進み、ブルーレイディスクプレーヤー30に対してEDIDを送信する。ブルーレイディスクプレーヤー30は、外部映像入力1(12)に対応するEDIDを受け取り、EDIDの中の表示解像度情報(1920×1080)に合わせて映像出力を変更する。すなわち、ブルーレイディスクプレーヤー30は、映像出力を480pから1920pに変更する。これにより、図3(c)のウィンドウ22には、ブルーレイディスクプレーヤー30からの1080pの映像が表示されることになる。
以上述べたように、表示装置10側でウィンドウのリサイズが行われた場合に、ブルーレイディスクプレーヤー30に、リサイズした後のサイズに合わせた表示解像度を通知し、その表示解像度で映像を出力させることができる。これにより、表示装置10側での画像処理の負荷を減らし、画像処理による画質劣化を抑えることができる。
(ブルーレイディスクプレーヤー30からの映像信号のウィンドウのリサイズ(2))
上述した例ではマウス11によりウィンドウ22のリサイズの操作を行ったが、リモコン15によりウィンドウ22の大きさを段階的に切り替えることも可能である。
図5に、表示装置10による画面表示例を示す。投影面20は、2048×1536(QXGA)の解像度を持つ。表示装置10の設定可能な解像度は、1920×1080(Full HD)、1280×720、720×480の3通りであるとする。
投影面20の中のウィンドウ22は、外部映像入力1(12)から入力された映像信号を出力するウィンドウである。本実施形態では、ウィンドウ22は、ブルーレイディスクプレーヤー30からの映像出力を表示するウィンドウである。外部映像入力1(12)に対応するEDIDの表示解像度は720×480に設定されているとする。EDIDの設定情報は、EDID記憶部102に記憶されている。
図5(a)において、ウィンドウ22のサイズは720×480であり、ブルーレイディスクプレーヤー30は480p(progressive)で映像信号を出力している。
図5(a)の状態において、リモコン15によりウィンドウ22の大きさを1ランク大きくするよう指示すると、図5(b)に示すように、ウィンドウ22のサイズは、720×480の次に大きな設定可能な解像度である1280×720となる。すなわち、ウィンドウ22のサイズは1280×720である。このとき、マウス11の場合と同様の処理により、外部映像入力1(12)に対応するEDIDの表示解像度は1280×720に変更される。また、マウス11の場合と同様の処理により、ブルーレイディスクプレーヤー30は、映像出力を480pから720pに変更する。これにより、図5(b)のウィンドウ22には、ブルーレイディスクプレーヤー30からの720pの映像が表示されることになる。
図5(b)の状態において、リモコン15によりウィンドウ22の大きさをさらに1ランク大きくするよう指示すると、図5(c)に示すように、ウィンドウ22のサイズは、1280×720の次に大きな設定可能な解像度である1920×1080となる。すなわち、ウィンドウ22のサイズは1920×1080である。このとき、マウス11の場合と同様の処理により、外部映像入力1(12)に対応するEDIDの表示解像度は1920×1080に変更される。また、マウス11の場合と同様の処理により、ブルーレイディスクプレーヤー30は、映像出力を720pから1080pに変更する。これにより、図5(c)のウィンドウ22には、ブルーレイディスクプレーヤー30からの1080pの映像が表示されることになる。
(第2の実施形態)
第1の実施形態では、ブルーレイディスクプレーヤー30からの映像信号のウィンドウのリサイズについて述べたが、第2の実施形態では、PC40からの映像信号のウィンドウのリサイズについて述べる。なお、映像表示システムの構成は第1の実施形態と同じであり、同じ構成要素には同一の符号を付し、その詳細な説明を省略する。
図6に、PC40の構成を示す。
PC40は、CPU400と、メモリ部401と、ROM402とを備える。メモリ部401は、RAMであり、ワークメモリとして一時的に制御プログラムやデータを格納する。ROM402は、CPU400の処理手順を記述した制御プログラムを記憶する。
また、PC40は、PC40の画面を出力するための外部映像出力404を備える。本実施例では、外部映像出力404はHDMI出力であり、表示装置10が接続している。
また、PC40は、PC40の画面を表示するための画面表示部405を備える。
ROM402には、PC40の画面出力を制御するための画面出力制御プログラム403が含まれる。
以下、図7の表示装置10による画面表示例、図4の表示装置10の処理の流れを示すフローチャート、及び図8のPC40の処理の流れを示すフローチャートを参照して、表示装置10及びPC40の処理の流れについて説明する。
図7に、表示装置10による画面表示例を示す。投影面20は、2048×1536(QXGA)の解像度を持つ。表示装置10の設定可能な解像度は、1600×1200(QXGA)、1280×1024(SXGA)、1280×800(WXGA)、1024×768(XGA)、800×600(SVGA)の5通りであるとする。
投影面20の中のウィンドウ21は、外部映像入力2(13)から入力された映像信号を出力するウィンドウである。本実施形態では、ウィンドウ21は、PC40からの映像出力を表示するウィンドウである。外部映像入力2(13)に対応するEDIDの表示解像度は1600×1200(QXGA)に設定されているとする。EDIDの設定情報は、EDID記憶部102に記憶されている。
図7(a)において、ウィンドウ21のサイズは1600×1200(QXGA)であり、PC40は1600×1200(QXGA)で画面出力している。
マウスカーソル23は、マウス11入力により表示位置を移動し、ウィンドウを移動、リサイズするためのユーザーインターフェースである。
図4に、表示装置10の処理の流れを示す。マウス11によりウィンドウ21をリサイズするためにウィンドウ21をドラッグ開始すると、ステップS100に進む。図7(b)は、ウィンドウ21のドラッグ中を示す図であり、ウィンドウ21を小さくするようにドラッグしている例を示す。ウィンドウ21a(点線)は、ウィンドウ21をドラッグ中の仮のウィンドウサイズを示す。
ステップS100で、表示装置10は、仮のウィンドウサイズが、設定可能な表示解像度(1600×1200、1280×1024、1280×800、1024×768、800×600)をまたぐか否か、すなわちリサイズの操作中に、設定可能な表示解像度をまたぐか否かを判定する。ステップS100において仮のウィンドウサイズが、設定可能な表示解像度(1600×1200、1280×1024、1280×800、1024×768、800×600)をまたいだとき、ステップS101に進み、表示装置10はウィンドウ21aにメッセージを表示する。メッセージの表示の仕方については第1の実施形態で述べたものと同様である。
次に、ステップS102で、表示装置10は、マウス11でドラッグ中のウィンドウ21aがリリースされたか否かを判定する。ステップS102においてマウス11でドラッグ中のウィンドウ21aがリリースされたと判定すると、ステップS103に進む。リリースされるまで、ステップS100に戻り、ドラッグ中のウィンドウ21aが、設定可能な表示解像度(1600×1200、1280×1024、1280×800、1024×768、800×600)をまたぐか否かを判定する。
ステップS103で、表示装置10は、リリース時のウィンドウ21aのサイズに最も近い、設定可能な表示解像度にウィンドウ22をリサイズする。例えば図7(c)において、リリース時のウィンドウ21のサイズが1000×700であるとすると、1000×700に最も近い、設定可能な表示解像度1024×768にウィンドウ21をリサイズする。同様に、リリース時のウィンドウ21aのサイズが700×500であるとすると、リリース後のリサイズされたウィンドウ22のサイズは800×600となる。
次に、ステップS104で、表示装置10は、リリース後のウィンドウサイズ(1024×768)を外部映像入力2(13)に対応するEDIDの表示解像度として設定する。EDIDの設定情報は、EDID記憶部102に記憶される。
次に、ステップS105で、表示装置10は、外部映像入力2(13)に接続する映像出力側であるPC40とのHDMI接続をいったん切断する。これにより、PC40は、HDMI再接続し、表示装置10のEDIDを新たに取得要求する。なお、第1の実施形態で述べたように、EDIDが更新されたこと知らせる制御信号をHDMIのCECラインを用いて接続先のPC40に伝えてもよい。
次に、ステップS106で、表示装置10は、HDMI接続先のPC40からEDID取得要求を受けたか否かを判定する。ステップS106においてHDMI接続先のPC40からEDID取得要求を受けると、ステップS107に進み、PC40に対してEDIDを送信する。PC40は、外部映像入力2(13)に対応するEDIDを受け取り、EDIDの中の表示解像度情報(1024×768)に合わせて映像出力を変更する。これにより、図7(c)のウィンドウ21には、PC40からの1024×768の解像度の画面が表示されることになる。
図8に、PC40の処理の流れを示す。ステップS200で、PC40は、HDMI接続が切断されたか否かを検出する。ステップS200においてHDMI接続の切断を検出すると、ステップS201に進み、表示装置10とのHDMIの再接続及びEDIDの取得を要求する。なお、ステップS200ではHDMI接続の切断を検出することによりEDIDを新たに取得要求したが、HDMIのCECラインを用いてEDIDの更新を知った場合も同じくステップS201においてEDIDの取得を要求する。
次に、ステップS202で、PC40は、表示装置10からEDIDを受信すると、ステップS203に進み、画面出力制御プログラム403は、PC40の画面解像度をEDIDの解像度情報、図7の例では1024×768に設定する。これにより、PC40の画面解像度は1600×1200から1024×768に変更され、図7(c)に示すように、ウィンドウ21にはPC40からの1024×768の解像度の画面が表示されることになる。
(第3の実施形態)
以下、図9、図10、及び図11を参照して、表示装置10及び映像出力装置(ブルーレイディスクプレーヤー30及びPC40)の処理の流れについて説明する。
図9に、表示装置10による画面表示例を示す。投影面20は、2048×1536(QXGA)の解像度を持つ。表示装置10の設定可能な解像度は、1920×1080(Full HD)、1600×1200(QXGA)、1280×1024(SXGA)、1280×800(WXGA)、1280×720、1024×768(XGA)、800×600(SVGA)、720×480の8通りであるとする。
投影面20の中のウィンドウ21は、外部映像入力2(13)から入力された映像信号を出力するウィンドウである。本実施形態では、ウィンドウ21は、PC40からの映像出力を表示するウィンドウである。また、投影面20の中のウィンドウ22は、外部映像入力1(12)から入力された映像信号を出力するウィンドウである。本実施形態では、ウィンドウ22は、ブルーレイディスクプレーヤー30からの映像出力を表示するウィンドウである。外部映像入力1(12)に対応するEDIDの表示解像度は1280×720に設定されているとする。また、外部映像入力2に対応するEDIDの表示解像度は1024×768(XGA)に設定されているとする。EDIDの設定情報は、EDID記憶部102に記憶されている。
図9(a)において、ウィンドウ21のサイズは1024×768(XGA)であり、PC40は1024×768(XGA)で画面出力している。また、ウィンドウ22のサイズは1280×720であり、ブルーレイディスクプレーヤー30は720p(progressive)で映像信号を出力している。
マウスカーソル23は、マウス11入力により表示位置を移動し、ウィンドウを移動、リサイズするためのユーザーインターフェースである。
図10に、表示装置10の処理の流れを示す。ステップS300で、表示装置10は、ウィンドウ最小化の操作がなされたか否かを判定する。例えば図9(a)の状態において、マウスカーソル23によりウィンドウ21の最小化ボタンを押すと、図9(b)に示すように、ウィンドウ21はタブ24として最小化される。すなわち、PC40の画面出力は表示されなくなる。ウィンドウ最小化の操作がなければステップS301に進み、操作があればステップS302に進む。
ステップS302で、表示装置10は、HDMIのCECラインを用いて、最小化されたウィンドウの外部映像の映像出力先(図9の例ではPC40)に対して外部映像出力停止要求信号を送信する。
ステップS301で、ウィンドウの上に別のウィンドウの重なりが検出されたか否かを判定する。例えば図9(c)に示すように、ウィンドウ22を移動及び拡大したことにより、ウィンドウ21の上にウィンドウ22が重なり、ウィンドウ21の表示の一部が隠されることがある。すなわち、PC40の画面出力は一部がウィンドウ22によって隠される。ウィンドウの重なりがなければステップS300に戻り、重なりがあればステップS302に進む。
ステップS302で、表示装置10は、HDMIのCECラインを用いて、隠されるウィンドウの外部映像の映像出力先(図9の例ではPC40)に対して外部映像出力停止要求信号を送信する。
次に、ステップS303で、ウィンドウが復元されたか否かを判定し、復元されていなければステップS304に進み、復元されていればステップS305に進む。ステップS304で、ウィンドウの上に別のウィンドウの重なりがないかを判定し、重なりがあればステップS303に戻り、重なりがなければステップS305に進む。ウィンドウ21が最小化された状態(図9(b))から図9(a)に示すように復元されると、ステップS305に進む。図9(a)に示すようにウィンドウ21の上に別のウィンドウ22が重なっていないことを検出すると、ステップS305に進む。
ステップS305で、表示装置10は、HDMIのCECラインを用いて、外部映像出力停止要求信号を送信した映像出力先(図9の例ではPC40)に対して外部映像出力開始要求信号を送信する。
図11に、映像出力装置(図9の例ではPC40)の処理の流れを示す。ステップS400で、PC40は、HDMIのCECラインから外部映像出力停止要求信号を受信すると、ステップS401に進み、外部映像の出力を停止する。その後、ステップS402で、HDMIのCECラインから外部映像出力開始要求信号を受信すると、ステップS403に進み、外部映像の出力を再開する。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
(その他の実施形態)
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。すなわち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。

Claims (14)

  1. 外部映像入力を受ける複数の外部映像入力手段と、
    前記外部映像入力で入力した外部映像をそれぞれウィンドウで表示する表示制御手段と、
    前記外部映像入力で入力する各外部映像に対応する表示解像度情報を記憶する記憶手段と、
    前記表示制御手段で表示するウィンドウのリサイズの操作があると、リサイズを実行し、リサイズした後のサイズに合わせて前記記憶手段の表示解像度情報を変更するとともに、該ウィンドウの外部映像の映像出力側に通知する制御手段とを備えたことを特徴とする表示装置。
  2. 前記表示解像度情報はEDIDに含まれることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記リサイズの操作はマウスにより行われ、
    前記制御手段は、前記マウスのドラッグによりリサイズの操作が開始され、前記マウスがリリースされると、リリース時のウィンドウのサイズに最も近い、設定可能な表示解像度にリサイズすることを特徴とする請求項1又は2に記載の表示装置。
  4. 前記制御手段は、設定可能な表示解像度にのみリサイズすることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の表示装置。
  5. 前記制御手段は、前記リサイズの操作中に、前記設定可能な表示解像度をまたいだことを知らせることを特徴とする請求項4に記載の表示装置。
  6. 前記表示制御手段で表示するウィンドウが最小化されたときに、該ウィンドウの外部映像の映像出力側に映像出力停止を要求する手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の表示装置。
  7. 前記表示制御手段で表示するウィンドウが重なったときに、隠されるウィンドウの外部映像の映像出力側に映像出力停止を要求する手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の表示装置。
  8. 外部に映像を出力する映像出力手段と、
    外部から表示解像度情報を受信する受信手段と、
    前記受信手段で受信した表示解像度情報に従って、前記映像出力手段で出力する映像の表示解像度を変更する変更手段とを備えたことを特徴とする映像出力装置。
  9. 前記表示解像度情報はEDIDに含まれることを特徴とする請求項8に記載の映像出力装置。
  10. 外部から映像出力停止要求を受信する受信手段と、
    前記受信手段で受信した映像出力停止要求に従って、前記映像出力手段での映像の出力を停止する停止手段とを備えたことを特徴とする請求項8又は9に記載の映像出力装置。
  11. 外部映像入力を受ける複数の外部映像入力手段と、
    前記外部映像入力で入力した外部映像をそれぞれウィンドウで表示する表示制御手段と、
    前記外部映像入力で入力する各外部映像に対応する表示解像度情報を記憶する記憶手段とを備え、
    前記表示制御手段で表示するウィンドウのリサイズの操作があると、リサイズを実行し、リサイズした後のサイズに合わせて前記記憶手段の表示解像度情報を変更するとともに、該ウィンドウの外部映像の映像出力側に通知するステップを有することを特徴とする表示装置の制御方法。
  12. 外部に映像を出力する映像出力装置の制御方法であって、
    外部から表示解像度情報を受信するステップと、
    前記受信した表示解像度情報に従って、出力する映像の表示解像度を変更するステップとを有することを特徴とする映像出力装置の制御方法。
  13. 外部映像入力を受ける複数の外部映像入力手段と、
    前記外部映像入力で入力した外部映像をそれぞれウィンドウで表示する表示制御手段と、
    前記外部映像入力で入力する各外部映像に対応する表示解像度情報を記憶する記憶手段とを備え表示装置を制御するためのプログラムであって、
    前記表示制御手段で表示するウィンドウのリサイズの操作があると、リサイズを実行し、リサイズした後のサイズに合わせて前記記憶手段の表示解像度情報を変更するとともに、該ウィンドウの外部映像の映像出力側に通知する処理をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  14. 外部に映像を出力する映像出力装置を制御するためのプログラムであって、
    外部から表示解像度情報を受信する処理と、
    前記受信した表示解像度情報に従って、出力する映像の表示解像度を変更する処理とをコンピュータに実行させるためのプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2016017635A1 (ja) * 2014-07-29 2016-02-04 Eizo株式会社 表示制御装置、表示装置及び表示システム
JP2017173763A (ja) * 2016-03-25 2017-09-28 シャープ株式会社 画像提供装置、画像表示システム、画像提供方法、および、プログラム

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