JP2014044551A - コンテンツ取得装置、コンテンツ取得システム、コンテンツを取得するための方法、端末にコンテンツを取得させるためのプログラム - Google Patents

コンテンツ取得装置、コンテンツ取得システム、コンテンツを取得するための方法、端末にコンテンツを取得させるためのプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザのコンテンツの嗜好をサービス提供者に分かりにくくしつつコンテンツを取得する。
【解決手段】コンテンツ取得システム100は、ユーザ領域110と、サービス領域120とを備える。ユーザ領域110は、フィルタ領域120を含む。サービス領域150は、正当なユーザからのリクエストに応答してコンテンツを提供するサーバ160を含む。ユーザ領域は、ユーザが望むコンテンツ(正当なコンテンツ)のリクエストと、当該コンテンツとは無関係なダミーコンテンツのリクエスト(ダミーリクエスト)とをサーバ160に送信する。サーバ160は、各リクエストに応答して正当なコンテンツと、ダミーリクエストとをユーザ領域110に送信する。フィルタ領域は、ダミーコンテンツを破棄し、正当なコンテンツのみをユーザに提示する。
【選択図】図1

Description

本発明は、コンテンツの取得に関し、より特定的には、コンテンツを取得する装置の制御に関する。
Webサービスの一つとして、ネットワークを介したコンテンツの配信サービスが知られている。Webサービスを利用するユーザは、Webサービスの提供者によって規定されたシーケンスに従って情報をやり取りして通信を行い、見たいコンテンツの閲覧等を行っていた。当該通信において、当該ユーザの識別番号、閲覧履歴その他の個人情報がWebサービスの提供者に送信され、Webサービスの提供者によって使用される場合がある。Webサービスの提供において、個人情報を不正に取得することも行なわれているため、不正の取得を防止し、または、情報を秘匿するための技術が提案されている。
たとえば、特開2011−154413号公報(特許文献1)は、「使い勝手や認証の迅速性を損なうことなく、URLが偽装や未知のフィッシングサイトも高い信頼性で判定し効果的に対抗する」ための技術を開示している。当該技術は、「ウェブページにアクセスする情報処理装置(端末T)において、ID又はパスワードの少なくとも一方を用いるログイン用ウェブページに対し、ID又はパスワードの少なくとも一方についてダミーデータを送信するダミー送信手段11と、前記ダミーデータによるログインの成否を判定し、成功の場合にそのログイン用ウェブページを偽ページと判定する偽判定手段13と、前記偽ページへのアクセスについて阻止又は警告を行う対応手段15と、を有する。」というものである([要約]参照)。
特開2010−287078号公報(特許文献2)は、「利用者が、情報を確実にサービス提供者から秘匿しつつ、サービス提供者からサービスを受けることを可能とする」ための技術を開示している。当該技術によると、「中継機能部150は、利用者のブラウザ120からSaaSアプリケーションサーバ180上のリソースに対する参照要求を受けると、要求を転送して応答をダミーデータ保持部156に書き込む。さらに中継機能部150は、書き換えURI管理表153に基づいて要求を社内システムサーバ160に送信し、応答を利用者のブラウザ120に返す。また、中継機能部150は、外部リソースに対する、ペイロード情報を含む要求(つまり作成や更新などの要求)を利用者のブラウザ120から受けると、ペイロード情報をダミーデータ保持部156内のダミーデータに置換した要求をSaaSアプリケーションサーバ180に送信し、元の要求を社内システムサーバ160に送信する。」というものである([要約]参照)。
特開2002−032181号公報(特許文献3)は、「定型的な入力項目が明白な情報入力要求に対して、容易に情報の入力が可能な情報入力装置および情報入力方法」を開示している。具体的には、「予め、住所、氏名などの個人情報を個人情報DB238に登録しておく。その際、ダミーデータなどを用いて、開示程度に応じた複数のレベルでデータを登録しておく。ウェブサイトなどから利用者登録の要求があった場合には、入力処理モジュール234がブラウザ210の記憶部214に記憶されている登録要求のHTMLデータを解析し、要求している入力項目を検出し、個人情報DB238に記憶している指定されたレベルの情報を自動的に書き込む。登録した情報は、各サイトに対応付けて入力情報DB240に記憶しておく。これにより、個人情報の登録は、実質的に自動的に行なえる。また、どのサイトにどのような情報を登録したかを管理できる。」というものである([要約]参照)。
特開2012−80215号公報(特許文献4)は、「通信装置の動作の履歴が使用者の意に反して記録又は出力されることを防ぐ」ための技術を開示している。当該技術によると、「記録部122は、通信装置100の動作の履歴と、通信装置100の使用者を識別するための使用者識別子とを対応付けて記録する。受信部123は、履歴の種別を特定するための種別特定情報を含む送信要求を受信する。送信部124は、種別特定情報と通信装置100に装着された記憶媒体111から取得した使用者識別子とによって特定される履歴を記録部122が記録した履歴から抽出し、抽出した履歴を送信要求の送信元に送信する。制御部121は、履歴の種別毎に、最後に送信要求を受信してから予め定められた期間が経過したか否かを判定し、当該期間が経過した種別の履歴の記録を停止するように記録部122を制御する。」というものである([要約]参照)。
特開2011−154413号公報 特開2010−287078号公報 特開2002−032181号公報 特開2012−80215号公報
しかしながら、Webサービスの正当な提供者からコンテンツの配信その他のサービスの提供を受けるためには、個人情報の送信が求められる場合がある。そして、個人情報が正当な提供者に送信されると、マーケティング目的その他の目的のために、当該個人情報が使用される場合もある。その結果、Webサービスの利用により、ユーザの嗜好が第三者に知られてしまう可能性もある。したがって、サービスを利用するユーザの嗜好が第三者に知られないようにするための技術が必要とされている。
本発明は、上述のような問題点を解決するためになされたものであって、ある局面における目的は、ユーザの嗜好が第三者に知られることを防ぎつつコンテンツを取得できるコンテンツ取得装置を提供することである。
他の局面における目的は、ユーザの嗜好が第三者に知られることを防ぎつつコンテンツが当該ユーザに提供されるコンテンツ取得システムを提供することである。
他の局面における目的は、ユーザの嗜好が第三者に知られることを防ぎつつ、端末がコンテンツを取得するための方法を提供することである。
さらに他の局面における目的は、ユーザの嗜好が第三者に知られることを防ぎつつ、端末にコンテンツを取得させるためのプログラムを提供することである。
一実施の形態に従うコンテンツ取得装置は、要求に応じてコンテンツを送信するコンテンツサーバと通信するための通信手段と、コンテンツを格納するための記憶装置と、コンテンツ取得装置の動作を制御するための制御手段とを備える。制御手段は、コンテンツサーバにコンテンツの送信を要求する第1のリクエストを送信し、第1のリクエストに応じてユーザ情報をコンテンツサーバに送信し、コンテンツサーバに、コンテンツとは異なるダミーコンテンツの送信を要求する第2のリクエストを送信し、コンテンツサーバから第1のリクエストに応じて送信されるコンテンツを受信し、コンテンツサーバから第2のリクエストに応じて送信されるダミーコンテンツを受信するように構成されている。
好ましくは、制御手段は、第2のリクエストに基づくダミーコンテンツを破棄するように構成されている。
好ましくは、制御手段は、第1のリクエストが送信されてから予め定められた時間内に第2のリクエストを送信するように構成されている。
好ましくは、制御手段は、第1のリクエストが送信されてから予め定められた時間が経過した後に第2のリクエストを送信するように構成されている。
好ましくは、制御手段は、第1のリクエストとして送信が要求されるコンテンツを複数のコンテンツから選択し、選択されたコンテンツが含まれるグループとは異なるグループからダミーコンテンツを選択するように構成されている。
好ましくは、制御手段は、2つのコンテンツ間の関連度として予め規定された関連度に基づいて、第1のリクエストに基づき選択されるコンテンツとの関連度が最も小さいコンテンツをダミーコンテンツとして選択するように構成されている。
他の実施の形態に従うと、コンテンツ取得システムが提供される。コンテンツ取得システムは、端末と、要求に応じてコンテンツを送信するコンテンツサーバとを備える。コンテンツサーバは、コンテンツを格納するためのコンテンツデータベースと、端末と通信するための通信インターフェイスとを備える。端末は、コンテンツサーバと通信するための通信手段と、コンテンツを格納するための記憶装置と、端末の動作を制御するための制御手段とを備える。制御手段は、コンテンツサーバにコンテンツの送信を要求する第1のリクエストを送信し、第1のリクエストに応じてユーザ情報をコンテンツサーバに送信し、コンテンツサーバに、コンテンツとは異なるダミーコンテンツの送信を要求する第2のリクエストを送信し、コンテンツサーバから第1のリクエストに応じて送信されるコンテンツを受信し、コンテンツサーバから第2のリクエストに応じて送信されるダミーコンテンツを受信するように構成されている。
他の実施の形態に従うコンテンツ取得システムは、端末と、端末のユーザアカウントを有するクラウドサーバと、クラウドサーバと通信可能なコンテンツサーバとを備える。コンテンツサーバは、コンテンツを格納するためのコンテンツデータベースと、クラウドサーバと通信するための通信インターフェイスとを備える。クラウドサーバは、端末と通信するための通信装置と、端末のユーザに割り当てられるデータ領域を有する記憶装置と、クラウドサーバの動作を制御するためのプロセッサとを備える。端末は、クラウドサーバと通信するための通信手段と、コンテンツを格納するための記憶装置と、端末の動作を制御するための制御手段とを備える。制御手段は、クラウドサーバにコンテンツの送信を要求する第1のリクエストを送信する。クラウドサーバのプロセッサは、第1のリクエストに基づいて、ユーザ情報をコンテンツサーバに送信し、コンテンツサーバに、コンテンツとは異なるダミーコンテンツの送信を要求する第2のリクエストを送信し、コンテンツサーバから第1のリクエストに応じて送信されるコンテンツを受信し、受信した当該コンテンツを端末に送信し、コンテンツサーバから第2のリクエストに応じて送信されるダミーコンテンツを受信するように構成されている。
他の実施の形態に従うと、端末がコンテンツサーバからコンテンツを取得するための方法が提供される。この方法は、端末のプロセッサが、コンテンツサーバにコンテンツの送信を要求する第1のリクエストを送信するステップと、プロセッサが、第1のリクエストに応じてユーザ情報をコンテンツサーバに送信するステップと、プロセッサが、コンテンツサーバに、コンテンツとは異なるダミーコンテンツの送信を要求する第2のリクエストを送信するステップと、プロセッサが、コンテンツサーバから第1のリクエストに応じて送信されるコンテンツを受信するステップと、プロセッサが、コンテンツサーバから第2のリクエストに応じて送信されるダミーコンテンツを受信するステップと、プロセッサが、第1のリクエストに基づくコンテンツを保存するステップとを含む。
さらに他の実施の形態に従うと、端末にコンテンツを取得させるためのプログラムが提供される。プログラムは、端末のプロセッサに、コンテンツサーバにコンテンツの送信を要求する第1のリクエストを送信するステップと、第1のリクエストに応じてユーザ情報をコンテンツサーバに送信するステップと、コンテンツサーバに、コンテンツとは異なるダミーコンテンツの送信を要求する第2のリクエストを送信するステップと、コンテンツサーバから第1のリクエストに応じて送信されるコンテンツを受信するステップと、コンテンツサーバから第2のリクエストに応じて送信されるダミーコンテンツを受信するステップと、第1のリクエストに基づくコンテンツを保存するステップとを実行させる。
この発明の上記および他の目的、特徴、局面および利点は、添付の図面と関連して理解されるこの発明に関する次の詳細な説明から明らかとなるであろう。
コンテンツ取得システム100の技術思想を表わす図である。 コンテンツ取得システム100の具体的構成を表わす図である。 コンテンツ取得システム100がクラウドを用いる場合の構成を表わす図である。 ユーザ領域110およびサービス領域150において実現される機能の構成を表わすブロック図である。 端末200のハードウェア構成を表わすブロック図である。 コンピュータシステム500のハードウェア構成を表わすブロック図である。 ある局面におけるコンテンツ取得システム100の端末200の構成を表わすブロック図である。 端末200が有するブラウザ800がサーバ160にアクセスする機能を表わす図である。 端末200においてブラウザ800と制御部810とが別個に構成される態様を表わす図である。 端末200とサーバ160との間に他のサーバが介在する構成を表わす図である。 端末200が備えるCPU20によって実現される処理の一部を表わすフローチャートである。 モニタ35に表示されるコンテンツの選択画面の一例を表わす図である。 端末200のフラッシュメモリ27におけるデータの格納の一態様を表わす図である。 別リンク取得部730として機能するCPU20によって実行される処理の一部を表わすフローチャートである。 フラッシュメモリ27におけるデータの格納の一態様を概念的に表わす図である。 フラッシュメモリ27におけるデータの格納の一態様を概念的に表わす図である。 他の局面において別リンク取得部730として機能するCPU20が実行する一連の処理の一部を表わすフローチャートである。 別リンク取得部730として機能するCPU20が実行する一連の処理の一部を表わすフローチャートである。 フラッシュメモリ27におけるデータの格納の一態様を概念的に表わす図である。 フラッシュメモリ27におけるジャンル名テーブルの他の例を表わす図である。 さらに他の局面においてフラッシュメモリ27に保持されるデータの格納の一態様を概念的に表わす図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
[技術思想]
図1を参照して、本実施の形態に係るコンテンツ取得システム100について説明する。図1は、コンテンツ取得システム100の技術思想を表わす図である。
コンテンツ取得システム100は、ユーザ領域110と、サービス領域150とを含む。ユーザ領域110は、フィルタ領域120を含む。サービス領域150は、サーバ160を含む。
ある局面において、ユーザ領域110は、サービス領域150に対して、ユーザが望むコンテンツ(以下、適宜「正当なコンテンツ」ともいう。)の送信のリクエストを送信する。このとき、ユーザ領域110は、サービス領域150に対して、当該リクエストの送信者がサービス領域150において認められた正当なユーザであることを表わすユーザ情報も送信する。ユーザ情報は、たとえば、ユーザ領域110におけるユーザの識別子その他の情報を含む。
ユーザ領域110は、さらにサービス領域150に対して、ダミーリクエストを送信する。ダミーリクエストは、上記リクエストによって送信が要求されるコンテンツとは全く異なるコンテンツの送信要求である。当該全く異なるコンテンツは、たとえば上記リクエストによって求められるコンテンツのジャンルとは異なるジャンルあるいはコンテンツ間の距離が最も離れた位置に存在するコンテンツであり得る。
サーバ160は、要求に応じて提供される1つ以上のコンテンツを保持している。
サービス領域150は、ユーザ領域110から受信したリクエストに応答してコンテンツをユーザ領域110に送信する。また、サービス領域150は、ダミーリクエストに応答してダミーコンテンツをユーザ領域110に送信する。
ユーザ領域110において、サービス領域150から受信したコンテンツは、フィルタ領域120によって選別される。より具体的には、フィルタ領域120は、コンテンツをユーザ領域110に保持しつつ、ダミーコンテンツをユーザ領域110から除去する。これにより、ユーザ領域110は、本来のリクエストによって求められたコンテンツのみを取得することができる。
[コンテンツ取得システム]
図2を参照して、本実施の形態に係るコンテンツ取得システム100の構成について説明する。図2は、コンテンツ取得システム100の具体的構成を表わす図である。ある局面において、コンテンツ取得システム100は、端末200と、サーバ160とを備える。端末200は、たとえば、携帯電話機、スマートフォン、タブレット端末、電子書籍リーダその他の携帯可能な通信端末、または、ラップトップ型もしくはデスクトップ型パーソナルコンピュータ等を含む。サーバ160は、周知の構成を有するコンピュータシステムによって実現される。
端末200は、端末200のユーザによる操作に応答して、当該ユーザが見たい動画その他のコンテンツの送信をサーバ160にリクエストする。端末200は、そのリクエストと端末200のユーザ情報とをサーバ160に送信する。さらに、端末200は、当該リクエストとは異なるダミーのリクエストをサーバ160に送信する。
サーバ160は、ユーザが視聴を望む本来のコンテンツのリクエストとダミーのリクエストとに応答して各リクエストに対するコンテンツを端末200に送信する。端末200は、サーバ160から受信するこれらのコンテンツのうち、ユーザが求めないダミーのリクエストに応答したコンテンツを破棄する。端末200は、破棄されなかったコンテンツを当該ユーザが視聴を求めるコンテンツとしてユーザに対して提示する。
本実施の形態においては、サーバ160によって提供されるサービスは、匿名ではコンテンツを取得できないサービスを想定している。たとえば、このサービスにおいては、サービスの提供を求める端末200のユーザは、ユーザ名およびパスワードを端末200に表示される画面に入力すると、サーバ160によって提供される一つ以上のコンテンツを取得するためのメニューにアクセスすることができる。提供されるコンテンツは、音楽、映画またはドラマその他の動画、電子新聞または電子書籍その他の文書等を含むが、これらに限られず、電子データとしてサーバ160から端末200に提供されるものであってもよい。
また、本実施の形態において想定されるサービスは、コンテンツ毎に料金が発生するサービスではなく、期間(月額、年額等)定額制が適用されるサービス、または無料のサービスである。したがって、ユーザは、所望するコンテンツを取得する際に、ダミーの(必要としない)コンテンツを取得しても、追加の費用は発生しない。
しかしながら、コンテンツ毎に料金が発生するサービスであっても、たとえば、その発生する料金が低額であれば、本実施の形態に係る技術思想を当該サービスに適用することは可能である。
図3を参照して、コンテンツ取得システム100を実現する他の構成について説明する。図3は、コンテンツ取得システム100がクラウドを用いる場合の構成を表わす図である。
図3に示されるように、コンテンツ取得システム100は、ユーザ領域110と、サービス領域150とを備える。ユーザ領域110は、ユーザが使用する端末200と、ユーザにコンテンツの配信サービスを提供するクラウドサーバ210とを含む。サービス領域150は、コンテンツを配信するサーバ160を含む。
ある局面において、端末200は、ユーザの操作に基づいてコンテンツの送信要求をクラウドサーバ210に送信する。クラウドサーバ210は、当該リクエストとユーザ情報とを、サーバ160に送信する。さらに、クラウドサーバ210は、当該リクエストとは全く異なるリクエストであるダミーリクエストも送信する。ダミーリクエストは、前述のように、ユーザが送信を求めるコンテンツとは全く異なるジャンルまたは分野のコンテンツの送信を要求するものである。
サーバ160は、ユーザ情報を保持しつつ、クラウドサーバ210から受信したこれらのリクエストに基づいてユーザが配信を要求するコンテンツと、ダミーリクエストに応答するダミーのコンテンツをそれぞれクラウドサーバ210に送信する。
クラウドサーバ210は、サーバ160からこれらのコンテンツを受信すると、ダミーコンテンツを保持し、ユーザが本来配信を求めたコンテンツをユーザアカウントに関連付けて保持する。クラウドサーバ210は、さらにそのコンテンツを端末200に送信する。これにより、端末200のユーザは、配信を求めたコンテンツを視聴することができる。
図4を参照して、コンテンツ取得システム100の構成についてさらに説明する。図4は、ユーザ領域110およびサービス領域150において実現される機能の構成を表わすブロック図である。
ユーザ領域110は、コンテンツ選択部310と、第1リクエスト送信部311と、第2リクエスト送信部312と、ユーザ情報保持部313と、コンテンツ受信部330と、フィルタ部331と、コンテンツ保持部332と、出力部333とを備える。サービス領域150は、リクエスト受信部320と、リクエスト処理部321と、コンテンツ保持部322と、ユーザ情報データベース323と、コンテンツ送信部324とを備える。
ある局面において、ユーザ領域110において、コンテンツ選択部310は、ユーザからの指示に基づいて、サービス領域150から配信を受けるコンテンツを選択する。たとえば、コンテンツ選択部310は、配信が可能な一覧から特定のコンテンツの選択を受け付ける。
第1リクエスト送信部311は、コンテンツ選択部310によって選択されたコンテンツと、ユーザ情報保持部313によって保持されているユーザ情報とをサービス領域150に送信する。
第2リクエスト送信部312は、コンテンツ選択部310によって選択されたダミーのコンテンツの送信を求めるダミーリクエストをサービス領域150に送信する。
サービス領域150において、リクエスト受信部320は、ユーザ領域110から送信されたリクエストとダミーリクエストとを受信する。受信されたリクエストは、リクエスト処理部321に送られる。
リクエスト処理部321は、リクエストによって特定されるコンテンツをコンテンツ保持部322から読出して、そのコンテンツをコンテンツ送信部324を介して送信するようにコンテンツ送信部324に命令する。送信の対象となるコンテンツは、当該リクエストと当該ダミーリクエストとに応答する各コンテンツである。
コンテンツ保持部322は、コンテンツの配信に用いられる1つ以上のコンテンツを保持している。なお、他の局面において、コンテンツ保持部322は、サービス領域150において他の専用のサーバに保持されている構成であってもよい。
ユーザ情報データベース323は、コンテンツの配信を送信するユーザから送られたユーザ情報を保持している。ユーザ情報は、ユーザの識別子、ユーザが求めたコンテンツのジャンル、名称その他のコンテンツに関する情報を含む。
コンテンツ送信部324は、リクエスト処理部321によって指示されたコンテンツをユーザ領域110に送信する。送信されるコンテンツは、当該リクエストに応答するコンテンツと、当該ダミーリクエストに応答するダミーコンテンツとのいずれも含む。
ユーザ領域110において、コンテンツ受信部330は、コンテンツ送信部324から送信された各コンテンツを受信する。
フィルタ部331は、コンテンツ受信部330から送られるコンテンツを選択する。より具体的には、フィルタ部331は、ユーザ領域110のユーザが送信を求めなかったダミーコンテンツを消去する。フィルタ部331は、ユーザが送信を求めたコンテンツをコンテンツ保持部332に送信する。コンテンツ保持部332は、当該コンテンツをユーザ情報に関連付けて格納する。格納される場所は、ユーザが使用する端末200に限られず、ユーザのために設けられたクラウドサーバ上の記憶領域であってもよい。
出力部333は、コンテンツ保持部332に保持されているコンテンツを出力する。出力の態様は、画像の場合は映像の表示と音声の出力、音声の場合は音声の出力となる。
図5を参照して、本実施の形態に係る端末200の構成について説明する。図5は、端末200のハードウェア構成を表わすブロック図である。
図5を参照して、本実施の形態に係る端末200の構成について説明する。図5は、端末200のハードウェア構成を表わすブロック図である。
端末200は、CPU20と、アンテナ23と、通信装置24と、操作ボタン25と、カメラ26と、フラッシュメモリ27と、RAM(Random Access Memory)28と、ROM(Read Only Memory)29と、メモリカード駆動装置30と、マイク32と、スピーカ33と、音声信号処理回路34と、モニタ35と、LED(Light Emitting Diode)36と、データ通信インターフェイス37と、バイブレータ38と、加速度センサ39とを備える。メモリカード駆動装置30には、メモリカード31が装着され得る。
アンテナ23は、基地局によって発信される信号を受信し、または、基地局を介して他の通信装置と通信するための信号を送信する。アンテナ23によって受信された信号は、通信装置24によってフロントエンド処理が行なわれた後、処理後の信号は、CPU20に送られる。
操作ボタン25は、端末200に対する操作を受け付ける。操作ボタン25は、たとえば、ハードキー、ソフトキーとして実現される。操作ボタン25は、操作を受け付けると、その時の端末200の動作モードに応じた信号をCPU20に送出する。
CPU20は、端末200に対して与えられる命令に基づいて端末200の動作を制御するための処理を実行する。端末200が信号を受信すると、CPU20は、通信装置24から送られた信号に基づいて予め規定された処理を実行し、処理後の信号を音声信号処理回路34に送出する。音声信号処理回路34は、その信号に対して予め規定された信号処理を実行し、処理後の信号をスピーカ33に送出する。スピーカ33は、その信号に基づいて音声を出力する。
マイク32は、端末200に対する発話を受け付けて、発話された音声に対応する信号を音声信号処理回路34に対して送出する。音声信号処理回路34は、その信号に基づいて通話のために予め規定された処理を実行し、処理後の信号をCPU20に対して送出する。CPU20は、その信号を送信用のデータに変換し、変換後のデータを通信装置24に対して送出する。通信装置24は、そのデータを用いて送信用の信号を生成し、アンテナ23に向けてその信号を送出する。
フラッシュメモリ27は、CPU20から送られるデータを格納する。また、CPU20は、フラッシュメモリ27に格納されているデータを読み出し、そのデータを用いて予め規定された処理を実行する。
RAM28は、操作ボタン25に対して行なわれた操作に基づいてCPU20によって生成されるデータを一時的に保持する。ROM29は、端末200に予め定められた動作を実行させるためのプログラムあるいはデータを格納している。CPU20は、ROM29から当該プログラムまたはデータを読み出し、端末200の動作を制御する。
メモリカード駆動装置30は、メモリカード31に格納されているデータを読み出し、CPU20に送出する。メモリカード駆動装置30は、CPU20によって出力されるデータを、メモリカード31の空き領域に書き込む。
音声信号処理回路34は、上述のような通話のための信号処理を実行する。なお、図5に示される例では、CPU20と音声信号処理回路34とが別個の構成として示されているが、他の局面において、CPU20と音声信号処理回路34とが一体として構成されていてもよい。
モニタ35は、タッチパネル式のディスプレイであるが、タッチパネルの機構は特に限られない。モニタ35は、CPU20から取得されるデータに基づいて、当該データによって規定される画像を表示する。たとえば、フラッシュメモリ27が格納している静止画、動画、音楽ファイルの属性(当該ファイルの名前、演奏者、演奏時間など)を表示する。静止画は、描画された画像、デフォルトで端末200の製造事業者によって予め準備された画像を含む。
LED36は、CPU20からの信号に基づいて、予め定められた発光動作を実現する。データ通信インターフェイス37は、データ通信用のケーブルの装着を受け付ける。
データ通信インターフェイス37は、CPU20から出力される信号を当該ケーブルに対して送出する。あるいは、データ通信インターフェイス37は、当該ケーブルを介して受信されるデータを、CPU20に対して送出する。
バイブレータ38は、CPU20から出力される信号に基づいて、予め定められた周波数で発振動作を実行する。
加速度センサ39は、端末200に作用する加速度の方向を検出する。検出結果は、CPU20に入力される。
図6を参照して、本実施の形態に係るサーバ160またはクラウドサーバ210を実現するコンピュータシステム500の構成について説明する。図6は、コンピュータシステム500のハードウェア構成を表わすブロック図である。
コンピュータシステム500は、主たる構成要素として、プログラムを実行するCPU(Central Processing Unit)1と、コンピュータシステム500のユーザによる指示の入力を受けるマウス2およびキーボード3と、CPU1によるプログラムの実行により生成されたデータ、又はマウス2若しくはキーボード3を介して入力されたデータを揮発的に格納するRAM4と、データを不揮発的に格納するハードディスク5と、光ディスク駆動装置6と、モニタ8と、通信インターフェイス(IF)9とを備える。各構成要素は、相互にバスによって接続されている。光ディスク駆動装置6には、CD−ROM9その他の光ディスクが装着される。通信IF9は、USB(Universal Serial Bus)インターフェイス、有線LAN(Local Area Network)、無線LAN、Bluetooth(登録商標)インターフェイス等を含むが、これらに限られない。
コンピュータシステム500における処理は、各ハードウェアおよびCPU1により実行されるソフトウェアによって実現される。このようなソフトウェアは、ハードディスク5に予め格納されている場合がある。また、ソフトウェアは、CD−ROM9その他のコンピュータ読み取り可能な不揮発性のデータ記録媒体に格納されて、プログラム製品として流通している場合もある。あるいは、当該ソフトウェアは、インターネットその他のネットワークに接続されている情報提供事業者によってダウンロード可能なプログラム製品として提供される場合もある。このようなソフトウェアは、光ディスク駆動装置6その他のデータ読取装置によってデータ記録媒体から読み取られて、あるいは、通信IF7を介してダウンロードされた後、ハードディスク5に一旦格納される。そのソフトウェアは、CPU1によってハードディスク5から読み出され、RAM4に実行可能なプログラムの形式で格納される。CPU1は、そのプログラムを実行する。
図6に示されるコンピュータシステム500を構成する各構成要素は、一般的なものである。したがって、本実施の形態に係る最も本質的な部分は、コンピュータシステム500に格納されたプログラムであるともいえる。コンピュータシステム500のハードウェアの動作は周知であるので、詳細な説明は繰り返さない。
なお、コンピュータ読み取り可能なデータ記録媒体としては、CD−ROM、FD(Flexible Disk)、ハードディスクに限られず、磁気テープ、カセットテープ、光ディスク(MO(Magnetic Optical Disc)/MD(Mini Disc)/DVD(Digital Versatile Disc))、IC(Integrated Circuit)カード(メモリカードを含む)、光カード、マスクROM、EPROM(Electronically Programmable Read-Only Memory)、EEPROM(Electronically Erasable Programmable Read-Only Memory)、フラッシュROMなどの半導体メモリ等の固定的にプログラムを担持する不揮発性のデータ記録媒体でもよい。
ここでいうプログラムとは、CPUにより直接実行可能なプログラムだけでなく、ソースプログラム形式のプログラム、圧縮処理されたプログラム、暗号化されたプログラム等を含み得る。
図7を参照して、コンテンツ取得システム100の構成についてさらに説明する。図7は、ある局面におけるコンテンツ取得システム100の端末200の構成を表わすブロック図である。
ある局面において、端末200は、データ再生部710と、データアクセス部720と、別リンク取得部730とを含む。
データ再生部710は、端末200に保持されているデータに基づいてコンテンツを再生する。再生されるコンテンツは、音楽、動画、文書等であるが、これらに限られない。
データアクセス部720は、サーバ160にリクエストを送信して当該リクエストに応答してサーバ160によって送信されるコンテンツを受信する。データアクセス部220は、さらに、端末200に保持されているユーザ情報にアクセスし、当該リクエストと共にユーザ情報をサーバ160に送信する。リクエストとユーザ情報の送信は、同じタイミングでなくてもよい。
別リンク取得部730は、当該リクエストによって送信が求められるコンテンツとは異なるジャンルのコンテンツを指定する。より具体的には、別リンク取得部730は、コンテンツの関係を表わすツリー構造において送信が求められるコンテンツとは別の枝に存在するコンテンツへのリンクを取得し、データアクセス部720にそのリンクを通知する。データアクセス部720は、その通知に基づいてダミーリクエストをサーバ160に送信する。
ある局面において、データ再生部710は、出力部333の一態様として、たとえば、データ再生部710は、スピーカ33、モニタ35として実現される。
データアクセス部720は、第1リクエスト送信部311およびコンテンツ受信部330の一態様として実現される。ある局面において、CPU20が、第1リクエスト送信部311、第2リクエスト送信部312およびコンテンツ受信部330を実現するためのモジュールプログラムを実行することにより、CPU20は、データアクセス部720として機能する。
別リンク取得部730は、第2リクエスト送信部312およびコンテンツ受信部330の一態様として実現される。ある局面において、CPU20が、第2リクエスト送信部312およびコンテンツ受信部330を実現するためのモジュールプログラムを実行することにより、CPU20は、別リンク取得部730として機能する。
なお、データアクセス部720は、端末200のブラウザに内蔵されてもよく、ブラウザの通信を横取りして動作する別アプリ(一種の端末200内のプロキシとして動作するもの)にしてもよい。
また、データアクセス部720は、コンテンツ取得システム100がアクセスするネットワーク上において端末200とは別の機器(たとえばクラウドサーバ210)上でプロキシとして動作してもよい。この場合、当該動作がプロキシからの動作であることがわからないように、端末200のIPアドレスを使ってサーバ160にアクセスしてもよい。
そこで、図8を参照して、端末200の具体的構成についてさらに説明する。図8は、端末200が有するブラウザ800がサーバ160にアクセスする機能を表わす図である。
ある局面において、端末200は、ブラウザ800を備える。ブラウザ800は、制御部810として機能する。制御部810は、データアクセス部720と別リンク取得部730とを含む。制御部810は、CPU20によって実現される。ブラウザ800は、モニタ35に表示される。
制御部810は、端末200のユーザによる操作に基づいてコンテンツ取得システム100を構成するサーバ160にアクセスするための制御を実現する。より具体的には、データアクセス部720は、端末200に保持されているユーザ情報とブラウザ800に対して表示されるコンテンツの一覧から選択されたコンテンツの送信リクエストとをサーバ160に送信する。
サーバ160は、端末200によって送信されたリクエストとダミーリクエストとに応答して、各コンテンツを端末200に送信する。
図9を参照して、端末200の他の構成について説明する。図9は、端末200においてブラウザ800と制御部810とが別個に構成される態様を表わす図である。
制御部810は、ブラウザ800からの命令に基づいてサーバ160にユーザ情報とコンテンツの送信リクエストとを送信する。データアクセス部720は、このとき別リンク取得部730に命令して送信が求められるコンテンツとは全く異なるジャンルのダミーコンテンツへのリンクを取得する。より具体的には、別リンク取得部730は、ブラウザ800に表示されるコンテンツの一覧を構成するデータのうち送信が求められたコンテンツとは全く異なるジャンルのコンテンツ(より具体的には、当該コンテンツにアクセスするためのリンクとは全く別の経路を辿るリンクにより特定されるコンテンツ)を取得し、そのコンテンツをダミーコンテンツとしてデータアクセス部720に通知する。データアクセス部720は、当該ダミーコンテンツの送信を求めるダミーリクエストをサーバ160に送信する。
図10を参照して、コンテンツ取得システム100の他の構成について説明する。図10は、端末200とサーバ160との間に他のサーバが介在する構成を表わす図である。具体的には、他のサーバは、たとえばクラウドサーバ210として実現される。
ある局面において、端末200は、ブラウザ800を介してクラウドサーバ210の制御部810にアクセスする。
クラウドサーバ210において、データアクセス部720は、端末200からのアクセスに基づいてサーバ160にコンテンツの送信リクエストと端末200のユーザ情報とを送信する。このとき、クラウドサーバ210は、サーバ160に対してリクエストを送る際に、当該リクエストが恰も端末200から送られたかのように送信する。データアクセス部720は、さらに、別リンク取得部730によって取得されたダミーコンテンツの送信を求めるダミーリクエストもサーバ160に送信する。
サーバ160は、これらのリクエストに応答して各コンテンツをクラウドサーバ210に送信する。クラウドサーバ210は、そのうち端末200が送信を求めたリクエストに応答するコンテンツのみを端末200に送信する。ダミーリクエストに応答して送られるダミーコンテンツは、クラウドサーバ210によって破棄される。これにより、端末200は、送信が求められたコンテンツのみをブラウザ800に表示する。
[制御構造]
図11を参照して、本実施の形態に係る端末200の制御構造について説明する。図11は、端末200が備えるCPU20によって実現される処理の一部を表わすフローチャートである。
ステップS1110にて、CPU20は、操作ボタン25またはタッチパネルからの指示に基づいて、端末200のユーザが見たいデータ(映像コンテンツ)その他のコンテンツの選択を受け付ける。より具体的には、まず、端末200は、コンテンツを提供するサービスの画面をモニタ35に表示する。ユーザは、当該サービスの提供を受けるために予め登録しておいたユーザIDおよびパスワードを当該画面に入力する。CPU20は、サーバ160によるアクセス認証のために、当該ユーザIDおよびパスワードをサーバ160に送信する。サーバ160は、当該ユーザが登録済みの正当なユーザであることを確認すると、コンテンツの提供のための画面を端末200に送信する。端末200は、その画面をモニタ35に表示する。
ステップS1120にて、CPU20は、画面に対応するデータ内でユーザによって選択されたリンクを特定する。より詳しくは、ユーザは、取得を希望するコンテンツの名称を入力することにより、あるいは、当該コンテンツまでのリンクをたどることにより、コンテンツを選択する。端末200は、そのコンテンツのリクエスト(すなわち、ユーザが求めるコンテンツのリクエスト)をサーバ160に送信する。当該リクエストは、当該コンテンツの名称その他コンテンツを識別するためのデータを含む。CPU20は、当該リクエストの内容をRAM28に格納する。この内容は、端末200がサーバ160からコンテンツを受信した時に、コンテンツの保存または廃棄を判断するために用いられる。
ステップS1130にて、CPU20は、ユーザによって選択されたリンクとは異なるリンク(ダミーコンテンツにアクセスするためのリンク)を特定する。たとえば、CPU20は、ユーザによって選択されたリンクで特定されるコンテンツのジャンルとは異なるジャンルのコンテンツからランダムにダミーコンテンツを決定し、当該ダミーコンテンツにアクセスするためのリンクを特定する。CPU20は、当該ダミーコンテンツのリクエストをサーバ160に送信する。サーバ160は、当該リクエストに応答して、当該ダミーコンテンツを端末200に送信する。
ステップS1140にて、CPU20は、サーバ160から送られるデータに基づいてコンテンツを取得し、モニタ35に提示する。より具体的には、CPU20は、コンテンツの受信を検知すると、RAM28に保存されているリクエストを参照し、当該コンテンツがダミーコンテンツであるか否かを判断する。当該コンテンツがダミーコンテンツでない(すなわち、当該コンテンツがユーザによって求められているコンテンツである)ことを確認した場合に、CPU20は、そのコンテンツをモニタ35に表示する。
ステップS1150にて、CPU20は、サーバ160から送信されるダミーコンテンツを受信し、モニタ35に表示することなく破棄する。より具体的には、CPU20は、コンテンツの受信を検知すると、RAM28に保存されているリクエストを参照する。CPU20は、当該コンテンツがダミーコンテンツであることを確認した場合に、そのコンテンツを破棄する。
なお、ステップS1140およびステップS1150が行われる順序は、図11に記載の順序に限られず、逆であってもよい。
また、図11からも明らかなように、ユーザが選択したコンテンツとは異なるコンテンツ(ダミーコンテンツ)は、ユーザには提示されないが、コンテンツを取得するときの態様(たとえば、コンテンツデータの取得速度)は、正当なコンテンツがユーザに提示される場合と同じであることが望ましい。サーバ160は、いずれのコンテンツのリクエストに対しても同様に対応することになるため、ダミーコンテンツのリクエストを受信していることを検知しにくくなるからである。
また、ユーザが要求したコンテンツの取得と、ダミーコンテンツの取得とは、同タイミングで(すなわち並行して)行なわれてもよく、あるいは、別のタイミングで(近接した時間内に)行なわれてもよい。ダミーコンテンツの取得は、正当なコンテンツの取得に合わせて行なわれる必要はなく、たとえば、サーバ160が、ユーザの1ヵ月単位のコンテンツ取得履歴に基づいて当該ユーザの嗜好を推定していることが予め端末200に通知されていれば、端末200は、その1ヵ月の間に両方のコンテンツへのアクセスを行えばよい。
[画面]
図12を参照して、端末200におけるコンテンツの選択について説明する。図12は、モニタ35に表示されるコンテンツの選択画面の一例を表わす図である。
ある局面において、モニタ35は、画面1210を表示する。画面1210は、コンテンツを選択するためのリンクを表示する。たとえば、当該リンクは、トップメニュー、フィクション、ドラマ、歴史もののように規定されている。端末200のユーザは、当該リンクに含まれる項目を選択することにより、各項目に含まれるより詳細なコンテンツを選択することができる。
図13を参照して、端末200におけるコンテンツの選択についてさらに説明する。図13は、端末200のフラッシュメモリ27におけるデータの格納の一態様を表わす図である。
フラッシュメモリ27は、コンテンツを選択するために画面に表示されるメニューのコード1300を保持している。コード1300は、たとえば図12に示される画面の表示を実現する。
図14を参照して、本実施の形態に係る別リンク取得部730の構成について説明する。図14は、別リンク取得部730として機能するCPU20によって実行される処理の一部を表わすフローチャートである。
ステップS1410にて、CPU20は、コンテンツ選択画面のソースから文字列検索を行ない、拡張子をコンテンツ拡張子テーブルと照合して、ユーザが要求するコンテンツに相当するリンク(当該コンテンツへのアクセスのためのリンク)を検索する。CPU20は、当該リンクを含むリクエストを生成し、サーバ160に当該リクエストを送信する。サーバ160は、リクエストに応じてコンテンツを端末200に送信する。
ステップS1420にて、CPU20は、ユーザが選択したコンテンツを取得するためのリンクとは異なるリンクを用いて、ダミーコンテンツをサーバ160から取得する。より詳しくは、CPU20は、正当なコンテンツのリンクとは異なるリンクをランダムに決定する。当該異なるリンクは、たとえば、少なくとも、正当なコンテンツのカテゴリとは異なるカテゴリのコンテンツへのアクセスを規定するものである。CPU20は、当該異なるリンクを含むダミーリクエストを生成し、サーバ160にそのダミーリクエストを送信する。サーバ160は、当該ダミーリクエストに応答して、ダミーコンテンツを端末200に送信する。
なお、他の局面において、データアクセス部720は、1つだけではなく複数のコンテンツを取得してもよい。取得されるコンテンツの数が多いほど、端末200のユーザの好みがサービス事業者(たとえばサーバ160の運営者)にわかりにくくなる。
[データ構造]
図15および図16を参照して、端末200のデータ構造についてさらに説明する。図15および図16は、それぞれフラッシュメモリ27におけるデータの格納の一態様を概念的に表わす図である。
図15を参照して、フラッシュメモリ27は、コンテンツ拡張子テーブル1510を含む。コンテンツ拡張子テーブル1510は、たとえば、.mpeg、.mpg、.avi、.3gp、.3gp2その他のコンテンツ拡張子を含む。コンテンツ拡張子は、CPU20がユーザの望むコンテンツとは異なるダミーコンテンツを決定するときに用いられる。
ダミーコンテンツの決定に関し、たとえば、ユーザが選択したコンテンツのデータの種類(たとえば、静止画、動画、文書)とは異なる種類のコンテンツ拡張子が用いられてもよい。たとえば、ユーザが動画を選択すると、CPU20は、静止画、文書その他のコンテンツであって動画ではないコンテンツをダミーコンテンツとして決定してもよい。この場合、ダミーコンテンツの選択が、コンテンツ拡張子を用いて行なわれることになるため、ダミーコンテンツを選択する処理に起因するCPU20の負荷が抑制され得る。
図16を参照して、フラッシュメモリ27は、メニュー拡張子テーブル1610を含む。メニュー拡張子テーブル1610は、たとえば、.html、.xhtmlその他のマークアップ言語の拡張子等を含む。これらの拡張子は、ユーザによるコンテンツの選択を受け付けるためのメニュー画面の表示を実現する。
[制御構造]
図17を参照して、他の局面における別リンク取得部の制御構造について説明する。図17は、他の局面において別リンク取得部730として機能するCPU20が実行する一連の処理の一部を表わすフローチャートである。
ステップS1710にて、CPU20は、コンテンツ選択画面のソースコードから文字列検索を行ない、拡張子をメニュー拡張子テーブルと照合して、他のメニューに相当するリンクを検索する。照合の対象となる拡張子は、ユーザが選択したコンテンツのデータの拡張子である。他のメニューに相当するリンクとは、ダミーコンテンツにアクセスするためのリンクである。具体的には、当該リンクは、ユーザが選択したコンテンツのジャンルとは異なるジャンルのコンテンツへのリンクを含む。CPU20は、その検索結果をRAM28に保持する。
ステップS1720にて、CPU20は、その検索結果に基づいて、検索したリンクのページに遷移する。
ステップS1730にて、CPU20は、遷移した先のリンクのコンテンツ選択画面のソースから、文字列検索を行ない、拡張子をコンテンツ拡張子テーブルと照合して、コンテンツに相当するリンクを検索する。ここで照合の対象となる拡張子は、ユーザが望むコンテンツのデータの拡張子と同じ拡張子および異なる拡張子のいずれであってもよい。少なくとも、当該コンテンツのジャンルは、ユーザが選択したコンテンツのジャンルとは異なるため、CPU20は、どのような拡張子のコンテンツを選択してもよい。
ステップS1740にて、CPU20は、検索したリンクからデータを取得する。より詳しくは、CPU20は、ダミーコンテンツを取得するために、ステップS1730において特定されたリンクによって識別されるコンテンツの名称を含むリクエストをサーバ160に送信する。サーバ160は、そのリクエストを受信すると、当該コンテンツを端末200に送信する。このコンテンツは、ダミーコンテンツであるため、端末200のユーザに表示されることなく破棄される。
提供されるコンテンツに関し、同じメニューに含まれるコンテンツのジャンルは、同じである場合が多い。そのため、仮に、CPU20が、コンテンツを選択したメニューと同じメニューからダミーコンテンツを選択すると、「当該ユーザは、このジャンルが好きだ」ということがコンテンツの提供者その他のサービス事業者に知られることになる。そこで、本実施の形態のように、CPU20は、他のメニューに遷移する。このようにすると、他のメニューに含まれるコンテンツのジャンルは、ユーザが選択したコンテンツのジャンルとは異なる可能性が高くなるため、ユーザの好みのジャンルは、サービス事業者に知られにくくなる。
他の局面において、CPU20は、一つのメニューへの遷移だけではなく、複数のメニューに遷移して、各メニューに含まれるコンテンツをダミーコンテンツとしてそれぞれ取得してもよい。端末200が取得するダミーコンテンツのジャンルが多いほど、ユーザの好みがサービス事業者側に分かりにくくなる。
なお、リンクのページの遷移は、ステップS1710およびS1720に示される態様に限られない。たとえば、ソースコードにおいて、上位階層のリンクは、下位階層のリンクよりも先に書かれているのが普通なので、CPU20は、先の方に書いてある上位階層のリンクを選択して、そのリンクで特定されるメニューに遷移することも考えらえる。
また、コンテンツに相当するリンクの検索は、ステップS1730に示される態様に限られない。たとえば、リンク先のメニューは、コンテンツのリストではなく、下位階層のジャンルのリストになっている場合もあり得る。その場合は、CPU20は、適当なジャンルのメニューに遷移して、コンテンツのリストが出てくるまでリンクをたどっていってもよい。
図18を参照して、さらに他の局面における別リンク取得部730の制御構造について説明する。図18は、別リンク取得部730として機能するCPU20が実行する一連の処理の一部を表わすフローチャートである。この局面では、コンテンツのジャンル名が拡張子として用いられている。
ステップS1810にて、CPU20は、コンテンツ選択画面のソースから文字列検索を行ない、検索によって得られた拡張子とジャンル名拡張子テーブルと照合して、他のメニューに相当するリンクを取得する。照合の対象となる拡張子は、ユーザが選択したコンテンツのデータに含まれる拡張子である。他のメニューとは、具体的には、当該拡張子で特定されるジャンルとは異なるジャンルのコンテンツにアクセス可能なメニューである。制御は、ステップS1820に移される。
ステップS1820にて、CPU20は、検索したリンクのページに遷移する。制御はステップS1830に移される。
ステップS1830にて、CPU20は、遷移した先のリンクのコンテンツ選択画面のソースから、文字列検索を行ない、拡張子をコンテンツ拡張子テーブルと照合して、コンテンツに相当するリンクを検索する。ステップS1830における処理は、ステップS1730における処理と同様なので、詳細な説明は繰り返さない。制御は、ステップS1840に移される。
ステップS1840にて、CPU20は、検索したリンクからデータを取得する。ステップS1840における処理は、ステップS1740における処理と同様なので、詳細な説明は繰り返さない。
[データ構造]
図19〜図21を参照して、端末200のデータ構造についてさらに説明する。図19は、フラッシュメモリ27におけるデータの格納の一態様を概念的に表わす図である。
ある局面において、フラッシュメモリ27は、ジャンル名テーブル1900を含む。ジャンル名テーブル1900は、たとえば、トップ、フィクション、ノンフィクション、映画、アニメ、歴史もの、物語、ドラマなどを含む。ある局面において、ジャンル名テーブル1900に含まれるジャンルは、サービスの提供者によって予め規定されている。他の局面において、端末200のユーザがジャンルを変更し、または追加することが可能であってもよい。
図20は、フラッシュメモリ27におけるジャンル名テーブルの他の例を表わす図である。図20に示されるように、他の局面において、フラッシュメモリ27は、ジャンル名テーブル2000を含む。
ジャンル名テーブル2000は、第1階層と、第2階層と、第3階層と、第4階層と、その他の階層とを含む。第1階層は、たとえばトップである。第2階層は、ジャンルとしてフィクションとノンフィクションとを含む。第3階層は、たとえばフィクションについては歴史ものと宇宙ものと青春ものとを含む。また、第3階層は、ノンフィクションとして歴史ものと宇宙ものと犯罪ものとを含む。フラッシュメモリ27は、このような態様でデータを保持してもよい。なお、ジャンルは、ジャンル名テーブル2000に示されるものに限られない。階層の数も、図20に示される数に限られない。
図21は、さらに他の局面においてフラッシュメモリ27に保持されるデータの格納の一態様を概念的に表わす図である。図21を参照して、フラッシュメモリ27は、ジャンル間距離テーブル2100を保持している。
ジャンル間距離テーブル2100は、たとえば2つのジャンルの距離を表わすデータを含む。たとえば、「歴史もの」と「宇宙もの」とについては、ジャンルが離れている度合いは、距離「5」として規定されている。「宇宙もの」と「青春もの」とについては、当該度合いは、距離「7」として規定されている。これらの値は、コンテンツの提供者によって予め設定されていてもよいし、端末200のユーザによって変更可能であってもよい。ジャンル間の距離が大きいほど、ジャンル間の類似性が低くなる。端末200は、類似性の低いジャンルのコンテンツをダミーコンテンツとしてサーバ160に要求することで、端末200のユーザの好みが提供者にわかりにくくなる。
以上のようにして、本実施の形態に係る端末200は、ユーザが望むコンテンツ(正当なコンテンツ)のリクエストに加えて、当該コンテンツとは無関係のコンテンツ(ダミーコンテンツ)のリクエストをサーバ160に送信する。これにより、サーバ160は、当該ユーザのコンテンツの好みを容易に判断しにくくなる。サーバ160は、各リクエストに応じて、正当なコンテンツとダミーコンテンツとを端末200に送信する。端末200は、ダミーコンテンツを受信すると、モニタ35に表示することなく破棄する。ユーザは、ダミーコンテンツを視聴しないので、端末200がダミーコンテンツを受信することによる利便性の低下も防止される。
なお、他の局面において、端末200は、複数のダミーコンテンツとして同一のジャンルに含まれるコンテンツのリクエストをサーバ160に送信してもよい。このようにすると、コンテンツの提供者は、当該同一のジャンルの複数のコンテンツのリクエストに基づいて、このジャンルがユーザの好みのジャンルであると理解する可能性もあるので、ユーザの好みがサービスの提供者に把握されることをさらに防止できる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1,20 CPU、2 マウス、3 キーボード、4,28 RAM、5 ハードディスク、6 光ディスク駆動装置、8,35 モニタ、9,29 ROM、23 アンテナ、24 通信装置、25 操作ボタン、26 カメラ、27 フラッシュメモリ、30 メモリカード駆動装置、31 メモリカード、32 マイク、33 スピーカ、34 音声信号処理回路、37 データ通信インターフェイス、38 バイブレータ、39 加速度センサ、100 コンテンツ取得システム、110 ユーザ領域、120 フィルタ領域、150 サービス領域、160 サーバ、200 端末、210 クラウドサーバ、220,720 データアクセス部、310 コンテンツ選択部、311 第1リクエスト送信部、312 第2リクエスト送信部、313 ユーザ情報保持部、320 リクエスト受信部、321 リクエスト処理部、322,332 コンテンツ保持部、323 ユーザ情報データベース、324 コンテンツ送信部、330 コンテンツ受信部、331 フィルタ部、333 出力部、500 コンピュータシステム、710 データ再生部、720 データアクセス部、730 別リンク取得部、800 ブラウザ、810 制御部、1210 画面、1300 コード、1510 コンテンツ拡張子テーブル、1610 メニュー拡張子テーブル、1900,2000 ジャンル名テーブル、2100 ジャンル間距離テーブル。

Claims (10)

  1. コンテンツ取得装置であって、
    要求に応じてコンテンツを送信するコンテンツサーバと通信するための通信手段と、
    コンテンツを格納するための記憶装置と、
    前記コンテンツ取得装置の動作を制御するための制御手段とを備え、
    前記制御手段は、
    前記コンテンツサーバにコンテンツの送信を要求する第1のリクエストを送信し、
    前記第1のリクエストに応じてユーザ情報を前記コンテンツサーバに送信し、
    前記コンテンツサーバに、前記コンテンツとは異なるダミーコンテンツの送信を要求する第2のリクエストを送信し、
    前記コンテンツサーバから前記第1のリクエストに応じて送信されるコンテンツを受信し、
    前記コンテンツサーバから前記第2のリクエストに応じて送信されるダミーコンテンツを受信するように構成されている、コンテンツ取得装置。
  2. 前記制御手段は、前記第2のリクエストに基づくダミーコンテンツを破棄するように構成されている、請求項1に記載のコンテンツ取得装置。
  3. 前記制御手段は、前記第1のリクエストが送信されてから予め定められた時間内に前記第2のリクエストを送信するように構成されている、請求項1または2に記載のコンテンツ取得装置。
  4. 前記制御手段は、前記第1のリクエストが送信されてから予め定められた時間が経過した後に前記第2のリクエストを送信するように構成されている、請求項1または2に記載のコンテンツ取得装置。
  5. 前記制御手段は、
    前記第1のリクエストとして送信が要求されるコンテンツを複数のコンテンツから選択し、
    前記選択されたコンテンツが含まれるグループとは異なるグループから前記ダミーコンテンツを選択するように構成されている、請求項1または2に記載のコンテンツ取得装置。
  6. 前記制御手段は、2つのコンテンツ間の関連度として予め規定された関連度に基づいて、前記第1のリクエストに基づき選択されるコンテンツとの関連度が最も小さいコンテンツを前記ダミーコンテンツとして選択するように構成されている、請求項5に記載のコンテンツ取得装置。
  7. 端末と、
    要求に応じてコンテンツを送信するコンテンツサーバとを備え、
    前記コンテンツサーバは、
    コンテンツを格納するためのコンテンツデータベースと、
    前記端末と通信するための通信インターフェイスとを備え、
    前記端末は、
    前記コンテンツサーバと通信するための通信手段と、
    コンテンツを格納するための記憶装置と、
    前記端末の動作を制御するための制御手段とを備え、
    前記制御手段は、
    前記コンテンツサーバにコンテンツの送信を要求する第1のリクエストを送信し、
    前記第1のリクエストに応じてユーザ情報を前記コンテンツサーバに送信し、
    前記コンテンツサーバに、前記コンテンツとは異なるダミーコンテンツの送信を要求する第2のリクエストを送信し、
    前記コンテンツサーバから前記第1のリクエストに応じて送信されるコンテンツを受信し、
    前記コンテンツサーバから前記第2のリクエストに応じて送信されるダミーコンテンツを受信するように構成されている、コンテンツ取得システム。
  8. 端末と、
    前記端末のユーザアカウントを有するクラウドサーバと、
    前記クラウドサーバと通信可能なコンテンツサーバとを備え、
    前記コンテンツサーバは、
    コンテンツを格納するためのコンテンツデータベースと、
    前記クラウドサーバと通信するための通信インターフェイスとを備え、
    前記クラウドサーバは、
    前記端末と通信するための通信装置と、
    前記端末のユーザに割り当てられるデータ領域を有する記憶装置と、
    前記クラウドサーバの動作を制御するためのプロセッサとを備え、
    前記端末は、
    前記クラウドサーバと通信するための通信手段と、
    コンテンツを格納するための記憶装置と、
    前記端末の動作を制御するための制御手段とを備え、
    前記制御手段は、前記クラウドサーバにコンテンツの送信を要求する第1のリクエストを送信し、
    前記クラウドサーバの前記プロセッサは、
    前記第1のリクエストに基づいて、ユーザ情報を前記コンテンツサーバに送信し、
    前記コンテンツサーバに、前記コンテンツとは異なるダミーコンテンツの送信を要求する第2のリクエストを送信し、
    前記コンテンツサーバから前記第1のリクエストに応じて送信されるコンテンツを受信し、受信した当該コンテンツを前記端末に送信し、
    前記コンテンツサーバから前記第2のリクエストに応じて送信されるダミーコンテンツを受信するように構成されている、コンテンツ取得システム。
  9. 端末がコンテンツサーバからコンテンツを取得するための方法であって、
    前記端末のプロセッサが、前記コンテンツサーバにコンテンツの送信を要求する第1のリクエストを送信するステップと、
    前記プロセッサが、前記第1のリクエストに応じてユーザ情報を前記コンテンツサーバに送信するステップと、
    前記プロセッサが、前記コンテンツサーバに、前記コンテンツとは異なるダミーコンテンツの送信を要求する第2のリクエストを送信するステップと、
    前記プロセッサが、前記コンテンツサーバから前記第1のリクエストに応じて送信されるコンテンツを受信するステップと、
    前記プロセッサが、前記コンテンツサーバから前記第2のリクエストに応じて送信されるダミーコンテンツを受信するステップと、
    前記プロセッサが、前記第1のリクエストに基づくコンテンツを保存するステップとを含む、方法。
  10. 端末にコンテンツを取得させるためのプログラムであって、前記プログラムは、
    前記端末のプロセッサに、コンテンツサーバにコンテンツの送信を要求する第1のリクエストを送信するステップと、
    前記第1のリクエストに応じてユーザ情報を前記コンテンツサーバに送信するステップと、
    前記コンテンツサーバに、前記コンテンツとは異なるダミーコンテンツの送信を要求する第2のリクエストを送信するステップと、
    前記コンテンツサーバから前記第1のリクエストに応じて送信されるコンテンツを受信するステップと、
    前記コンテンツサーバから前記第2のリクエストに応じて送信されるダミーコンテンツを受信するステップと、
    前記第1のリクエストに基づくコンテンツを保存するステップとを実行させる、プログラム。
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