JP2014043940A - Secondary driver, plate spring type flexible coupling using the same and mechanical device using the same - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、2次駆動装置、それを用いた板ばね式フレキシブルカップリング、それを用いた機械装置に関するものである。 The present invention relates to a secondary drive device, a leaf spring type flexible coupling using the same, and a mechanical device using the same.
2次駆動装置とは、たわみ板全損後の短期間、トルク伝達(バックアップドライブ)が可能なカップリング構造の中に噛合せ配置された装置のことである。
従来の板ばね式フレキシブルカップリングの2次駆動装置は、たわみ板フランジに設けたストレート穴又は段付穴とストレート穴又は段付穴内に収納されたバックアップワッシャーより構成され、たわみ板が全損した時、短期間のはめ合いトルク伝達をする。部品構成や構造を定めたものは、既にある。(例えば、特許文献1参照)。
たわみ板が全損した時トルク伝達する他の方式は、噛合せフランジ方式として反転ハブ内側たわみ板フランジと、分割スペーサー外側たわみ板フランジと、境界となる多角形の噛合せ隙間より構成され、たわみ板の片側に統合配置された2次駆動装置が、より確実な短期間トルク伝達用として既にある。(例えば、特許文献2参照)。フランジ外側たわみ板フランジと、スペーサー内側たわみ板フランジと、境界となる多角形の噛合せ隙間より構成され、たわみ板の片側に統合配置された2次駆動装置は、既にある。
The secondary drive device is a device arranged in mesh in a coupling structure capable of transmitting torque (backup drive) for a short period after the total loss of the flexible plate.
A conventional secondary driving device for a leaf spring type flexible coupling is composed of a straight hole or a stepped hole provided in a flexible plate flange and a backup washer housed in the straight hole or the stepped hole, and the flexible plate is completely damaged. Sometimes, short-term fitting torque is transmitted. There is already a definition of the component structure and structure. (For example, refer to Patent Document 1).
Another method of transmitting torque when the flexible plate is completely damaged consists of an inversion hub inner flexible plate flange, a split spacer outer flexible plate flange, and a polygonal meshing gap as a boundary as a meshing flange method. A secondary drive unit integrated on one side of the plate already exists for more reliable short-term torque transmission. (For example, refer to Patent Document 2). There is already a secondary drive unit that is composed of a flange outer flexible plate flange, a spacer inner flexible plate flange, and a polygonal meshing gap as a boundary, and is integrally arranged on one side of the flexible plate.
板ばね式フレキシブルカップリングにおいて、従来の反転ハブ内側たわみ板フランジ41cと、分割スペーサー外側たわみ板フランジ42cと、境界となる多角形の噛合せ隙間41iより構成された従来の2次駆動装置の構造・形状は図7に示され、分割スペーサー側壁42dで継がれたチューブ42eは、反転ハブボス径41eを径方向内側に押しやっていた。そのため、反転ハブ41aの許容最大軸径増(軸の剛性増)が妨げられていた。
In a leaf spring type flexible coupling, the structure of a conventional secondary drive device including a conventional reversing hub inner
板ばね式フレキシブルカップリングにおいて、従来のフランジ外側たわみ板フランジ52dと、スペーサー内側たわみ板フランジ52hと、境界となる多角形の噛合せ隙間52fより構成された従来の2次駆動装置の構造・形状は、図9(a)に示され、フランジ52aは、フランジ外フランジ52bをフランジチューブ52cの延長上径方向外側に設け、外径が大きくなっていた。そのため、たわみ板外縁側の空間が組立て用途として考慮されず、活用されていなかった。
In the leaf spring type flexible coupling, the structure and shape of a conventional secondary drive device including a conventional flange outer
板ばね式フレキシブルカップリングにおいて、従来のフランジ外側たわみ板フランジ62dと、分割スペーサー内側たわみ板フランジ62hと、境界となる多角形の噛合せ隙間62fより構成された従来の2次駆動装置の構造・形状は、図9(b)に示される。危険回転数回避のためチューブ径を大きくし、大型カップリングのため倍力装置及びソケット工具を用いたたわみ板組込みを要する場合で、組立式スペーサーが用いられ、中間軸62mはチューブ62oを径方向外側へ設置していた。たわみ板用のサイズ大のボルト・ナットの締付には、大きな締付トルクを得るための倍力装置(例えば、前田金属工業(株)製パワーレンチ。)が必要で、その必要十分な装入空間を確保するため、倍力装置の使用方法・寸法を含めた検討がその都度行われ、負担となっていた。
In the leaf spring type flexible coupling, the structure of the conventional secondary drive device constituted by the conventional flange outer
板ばね式フレキシブルカップリングにおいて、従来の特開昭61−180025公報FIG.5の139のごとくたわみ板フランジの外径に覆い(シュラウド)がある場合、機械装置との隙間が狭いため、たわみ板損傷の有無の点検には、先端の細い内視鏡等高価な検査用機械が必要であった。 In the leaf spring type flexible coupling, the conventional Japanese Patent Application Laid-Open No. 61-180025 FIG. When the outer diameter of the flexible plate flange is shroud as shown in 5 of 139, the clearance between the mechanical device and the device is narrow. A machine was needed.
板ばね式フレキシブルカップリングにおいて、従来の組立中間軸の飛出し防止装置は、1800rpmを超える速度域のバックアップドライブで振れ回り力が大きくなり、両側の機械装置へ影響が及び易かった。 In the leaf spring type flexible coupling, the conventional assembly intermediate shaft pop-out prevention device has a large swinging force with a backup drive in a speed range exceeding 1800 rpm, and easily affects the mechanical devices on both sides.
従来の反転ハブの板ばね式フレキシブルカップリング40の2次駆動装置は、図7、図8を合わせ示される様に、側壁42dで継がれたチューブ42eを有していた。そのため、回り止めナット47をたわみ板フランジに着座させるのに、座ぐり穴42g及びストレート穴42hを設ける必要があった。座ぐり穴42gは、分割スペーサー内フランジ42iが、分割スペーサー外側たわみ板フランジ42cのたわみ板用ボルト穴を被い、分割スペーサー内フランジ42i側から刃物を入れられず、反対側の分割スペーサー外側たわみ板フランジ42cのたわみ板用ボルト穴から入れた、刃物の引き方向ミーリング加工に依り、分割スペーサー外側たわみ板フランジ座ぐり穴42gの加工が行われ、加工工数が掛かっていた。
The secondary drive device of the plate spring type
従来のアダプターハブの板ばね式フレキシブルカップリング50の2次駆動装置は、図9(a)に示される様に、フランジ52aは外フランジ52bを設け、又、アダプターハブ51aはフランジ52aに合わせ外径を大きく設定され、そのため、カップリング外径寸法が大きくなっていた。
As shown in FIG. 9A, in the conventional secondary driving device for the leaf spring type
大型カップリングである従来のアダプターハブの板ばね式フレキシブルカップリング60の2次駆動装置は、図9(b)に示される様に、たわみ板用ボルト・ナットの大トルク締付に必要な倍力装置の装入スペース(分割スペーサーチューブ62iを十分長く採ること)確保が優先され、危険回転数回避が必要な場合、中間軸チューブ62oの長さが減じられ、適正な回避となっていなかった。
As shown in FIG. 9 (b), the secondary drive device of the plate spring type
板ばね式フレキシブルカップリングにおいて、反転ハブ構造のカップリング適用は軸径増(軸の剛性増)が妨げられていたこと、アダプターハブ構造の中型以下のカップリング外径寸法は必要以上に大きかったこと、大型カップリングでの倍力装置適用の検討がその都度必要であったこと、反転ハブ構造の覆い(シュラウド)適用カップリングはたわみ板点検に高価な検査用機械が必要だったこと、バックアップドライブで両側の機械装置へ組立中間軸振れ回り力の影響が及び易かったことは、2次駆動装置の改良で改善されるべきであったが、検討されていなかった。 In the leaf spring type flexible coupling, the application of the reversing hub structure hindered the shaft diameter increase (increased shaft rigidity), and the coupling hub structure medium-size or smaller coupling outer diameter was larger than necessary. In addition, it was necessary to examine the application of a booster with a large coupling each time, and the coupling with shroud of a reversing hub structure required an expensive inspection machine to check the flexible plate. The fact that the influence of the assembly intermediate shaft swing force on the mechanical devices on both sides with the drive was easy to be improved by the improvement of the secondary drive device, but was not studied.
機械装置において、機械装置主軸でのカップリングオーバーサイズ選定に起因したモー
メント付加過大、機械装置のフランジ付軸へのカップリング取付外径過大、機械装置の現地定期点検での倍力装置を用いない打撃メガネレンチを用いた大型たわみ板の交換重作業は、従来見過ごされてきた。
In machinery, excessive addition of moment due to selection of coupling oversize on the machinery spindle, excessive coupling mounting outer diameter on the flanged shaft of the machinery, and the use of a booster in regular periodic inspections of machinery Conventionally, the heavy replacement work of a large flexible plate using a hammering wrench has been overlooked.
本発明は、この様な従来の問題を解決しようとするもので、2次駆動装置、それを用いた板ばね式フレキシブルカップリング、それを用いた機械装置を提供することを目的とするものである。 An object of the present invention is to provide a secondary drive device, a leaf spring type flexible coupling using the secondary drive device, and a mechanical device using the secondary drive device. is there.
上記課題を解決するためになされた本発明の請求項1の2次駆動装置は、板ばね式フレキシブルカップリングにおいて、カップリング駆動側と被駆動側間に噛合せ配置されたたわみ板全損時のより確実な短期間トルク伝達を行う反転ハブと、分割スペーサーと、境界となる3角形〜6角形のいずれかひとつの噛合せ隙間とからなるダウンサイジングによるモーメント(W/2×腕の長さ)減、又は、許容最大軸径44%(たわみ板フランジ外径比)以上が可能な反転ハブの板ばね式フレキシブルカップリングに使用する2次駆動装置であって、前記2次駆動装置の内側たわみ板フランジ(11c)のたわみ板ボルト穴中心からボス径(11e)までの長さをL、外側たわみ板フランジ(12c)の山側長さをLi、付随するたわみ板用ボルトリーマ径をdとした時、反転ハブ(11a)にL≧0.85dとした反転ハブ内側たわみ板フランジ(11c)と、たわみ板フランジ外径×0.64倍以上とした反転ハブボス径(11e)と、分割スペーサー(12a)にLi≧0.8dとした分割スペーサー外側たわみ板フランジ(12c)と、分割スペーサー外側たわみ板フランジ(12c)外径を軸方向に伸展させた内径に軸方向突き当て(12f)を有した分割スペーサーチューブ(12e)と、分割スペーサーチューブ(12e)径位置より外径側へ伸展させた分割スペーサー外フランジ(12i)とを新たに設けたことを特徴とする。係る構成によれば、2次駆動装置を構成する分割スペーサー12aの構成部分となる分割スペーサーチューブ12eは、反転ハブ11aの反転ハブボス径11e及び許容最大軸径の拡大を妨げない。
The secondary drive device according to
上記課題を解決するためになされた本発明の請求項2の2次駆動装置は、板ばね式フレキシブルカップリングにおいて、カップリング駆動側と被駆動側間に噛合せ配置されたたわみ板全損時のより確実な短期間トルク伝達を行うフランジと、分割スペーサーと、境界となる3角形又は4角形の噛合せ隙間とからなるカップリング外径寸法の適正化が可能なアダプターハブの板ばね式フレキシブルカップリングに使用する2次駆動装置であって、前記2次駆動装置のフランジチューブ(22c)の厚さをTf、長さをLf、付随するたわみ板用ボルトリーマ径をdとした時、フランジ(22a)にボルト通過穴(22e)を有したフランジ外側たわみ板フランジ(22d)と、フランジ外側たわみ板フランジ(22d)外径を軸方向に伸展させた0.23d≦Tf≦0.27d、1.1d≧Lf≧0.70dとしたフランジチューブ(22c)と、フランジチューブ(22c)径位置より内径側へ伸展させた内径を凸円弧形とした6ヶ又は8ヶの分割フランジを有し且つ円周方向不等分間隔に各分割フランジ毎に2ヶの計12ヶ又は16ヶのボルト穴配置を有したフランジ内フランジ(22b)と、分割スペーサー(22g)に分割スペーサー内フランジ(22j)とを新たに設けたことを特徴とする。係る構成によれば、2次駆動装置を構成するフランジ22aの構成部分となるフランジ内フランジ22bは、たわみ板外縁側の空間を組立て用途に活用でき、カップリング外径寸法の適正化が可能である。
The secondary drive device according to
上記課題を解決するためになされた本発明の請求項3の2次駆動装置は、板ばね式フレキシブルカップリングにおいて、カップリング駆動側と被駆動側間に噛合せ配置されたたわみ板全損時のより確実な短期間トルク伝達を行うフランジと、分割スペーサーと、境界となる3角形〜6角形のいずれかひとつの噛合せ隙間とからなる倍力装置の容易な適用が可能なアダプターハブの板ばね式フレキシブルカップリングに使用する2次駆動装置であって、前記2次駆動装置の分割スペーサー長さをLs、付随するたわみ板用ボルトリーマ径をdとした時、1.6d≦Ls≦2.6dとした分割スペーサー(32g)に分割スペーサー内側たわみ板フランジ(32h)内径を軸方向に伸展させた分割スペーサーチューブ(32i)と、分割スペーサーチューブ(32i)径位置より外径側に伸展させたソケット工具装入穴(32l)を有する分割スペーサー側壁(32e)と、分割スペーサー側壁(32e)のより径方向外側へ延長配置された分割スペーサー外フランジ(32j)とを新たに設けたことを特徴とする。係る構成によれば、分割スペーサー32gは、構成部分として分割スペーサー側壁32e、分割スペーサー側壁ソケット工具装入穴32lを新たに設け、大型カップリングのたわみ板用サイズ大のボルト・ナット締付は、倍力装置適用のその都度検討が不要となった。
The secondary drive device according to
上記課題を解決するためになされた本発明の請求項4の2次駆動装置は、請求項1〜3のいずれか一項に記載の2次駆動装置において、前記2次駆動装置の噛合せフランジを平面視した12時位置にある内側たわみ板フランジたわみ板ボルト穴を角度基準として中央に持つ一組の噛合せフランジの範囲角度をθ、12時位置の凸側円弧の円弧角度をθi及び凸側円弧両端の点をPi、両側に隣接するたわみ板ボルト穴と同一角度位置の谷側円弧をLo、12時位置の凹側円弧の円弧角度をθo及び凹側円弧両端の点をPo、両側に隣接するたわみ板ボルト穴と同一角度位置の山側円弧をLi、付随するたわみ板のボルト本数をn、付随するたわみ板用ボルトリーマ径をd、噛合せ隙間(11i、22f、32f)の幅Wdを0.05d≦Wd≦0.25dとした時、範囲角度θ=720°/nの中央部及び両端部を除く扇形の部分を一組の噛合せ隙間とすると、内側たわみ板フランジたわみ板ボルト穴の外側隙間から見て凸側円弧両端の点Pi(2ヶ所)はθiより定まり、各点Piから両側に隣接するたわみ板ボルト穴の各内側隙間から見て各谷側円弧0.85d≦Lo≦1.25d(中心はたわみ板ボルトPCD上の±360°/n)へ接する各直線を結び、両側に隣接するたわみ板ボルト穴の各内側隙間から見て各山側円弧0.8d≦Li≦1.0d(中心はたわみ板ボルトPCD上の±360°/n)へ接する各直線が、θoより定まる内側たわみ板フランジたわみ板ボルト穴の外側隙間から見て凹側円弧両端の点Po(2ヶ所)へ結ばれることに依り、θi及びθoは新規円弧角度として特定され、前記円弧角度θiを8°≦θi≦14°、前記円弧角度θoを7°≦θo≦18°としたことを特徴とする。係る構成によれば、観察用ミラーを差込み目視によるたわみ板損傷の有無の点検が可能である。
The secondary drive device according to
上記課題を解決するためになされた本発明の請求項5の2次駆動装置は、請求項1〜3のいずれか一項に記載の2次駆動装置において、前記2次駆動装置の噛合せフランジを平面視した12時位置にある内側たわみ板フランジたわみ板ボルト穴を角度基準として中央に持つ一組の噛合せフランジの範囲角度をθ、12時位置で内外に配置された一組の円弧よりなる外側隙間をto、円弧の凸側か凹側かは内側たわみ板フランジたわみ板ボルト穴の外側隙間から見て内側たわみ板フランジ側を凸側及び外側たわみ板フランジ側を凹側、付随するたわみ板のボルト本数をn、付随するたわみ板用ボルトリーマ径をdとした時、範囲角度θ=720°/nの中央部扇形の部分を一組の径方向位置決め装置とすると、凸側円弧「たわみ板ボルトPCD/2+0.95d〜1.0d」(中心は軸穴中心)を有する径方向位置決め装置を内側たわみ板フランジ(11c、22h、32h)に、to≦1mmとした凹側円弧「たわみ板ボルトPCD/2+0.95d〜1.0d+to」(中心は軸穴中心)を有する径方向位置決め装置を外側たわみ板フランジ(12c、22d、32d)に、720°/n間隔に各n/2ヶ所備えたことを特徴とする。係る構成によれば、たわみ板全損後の1800rpmを越える速度域のバックアップドライブにおいても、組立中間軸の振れ回りは低減できる。
The secondary drive device according to
上記課題を解決するためになされた本発明の請求項6の反転ハブ板ばね式フレキシブルカップリングは、反転ハブの板ばね式フレキシブルカップリングにおいて、カップリング駆動側及び被駆動側が、ボス径を拡大した反転ハブと、チューブをたわみ板フランジ外径位置に設けた分割スペーサーとを噛合せ配置した2次駆動装置、中間軸、反転ハブ内側たわみ板フランジと分割スペーサー外側たわみ板フランジ間の6本ボルト以上のたわみ板を含む連結部、分割スペーサーと中間軸間の締結用金物より構成され、前記2次駆動装置は、請求項1記載の2次駆動装置が用いられることを特徴とする。係る構成によれば、分割スペーサー12aは、従来の構成部分だった側壁を排除したことにより、組立ての容易性は維持されたまま、従来必要であったたわみ板ボルト穴側から入れた刃物の引き方向ミーリング加工を省略することができた。
The reversible hub leaf spring type flexible coupling according to
上記課題を解決するためになされた本発明の請求項7のアダプターハブ板ばね式フレキシブルカップリングは、アダプターハブの板ばね式フレキシブルカップリングにおいて、カップリング駆動側及び被駆動側が、アダプターハブ、内フランジを設けたフランジと、組立式の分割スペーサーとを噛合せ配置した2次駆動装置、中間軸、フランジ外側たわみ板フランジと分割スペーサー内側たわみ板フランジ間の6本ボルト又は8本ボルトのたわみ板を含む連結部、アダプターハブとフランジ間及び分割スペーサーと中間軸間の締結用金物より構成され、前記2次駆動装置は、請求項2記載の2次駆動装置が用いられることを特徴とする。係る構成によれば、フランジ22aの構成部分となるフランジ内フランジ22bは、たわみ板の軸方向組込みを可能としたことに依り、カップリング外径寸法は縮小できた。
The adapter hub leaf spring type flexible coupling according to claim 7 of the present invention, which has been made to solve the above-mentioned problems, is a plate spring type flexible coupling of the adapter hub, wherein the coupling drive side and the driven side are the adapter hub, Secondary drive device in which a flange provided with a flange and an assembly-type split spacer are meshed with each other, an intermediate shaft, a flexible plate of 6 bolts or 8 bolts between a flange outer flexible plate flange and a split spacer inner flexible plate flange The connecting portion includes a metal fitting for fastening between the adapter hub and the flange, and between the split spacer and the intermediate shaft, and the secondary driving device according to
上記課題を解決するためになされた本発明の請求項8のアダプターハブ板ばね式フレキシブルカップリングは、アダプターハブの板ばね式フレキシブルカップリングにおいて、カップリング駆動側及び被駆動側が、アダプターハブ、外フランジを設けたフランジと、ソケット工具装入穴付側壁と外フランジを設けた分割スペーサーとを噛合せ配置した2次駆動装置、中間軸、フランジ外側たわみ板フランジと分割スペーサー内側たわみ板フランジ間の6本ボルト以上のたわみ板を含む連結部、アダプターハブとフランジ間及び分割スペーサーと中間軸間の締結用金物より構成され、前記2次駆動装置は、請求項3記載の2次駆動装置が用いられることを特徴とする。係る構成によれば、大型カップリング用組立式スペーサーの分割スペーサー32gは、倍力装置の装入スペース確保に従来必要であった長いチューブ62iを極短くでき、結果、中間軸チューブ32oの長さは、より効率良く長く適用でき、危険回転数回避が必要な場合、より適正な回避ができた。
The adapter hub leaf spring type flexible coupling according to
上記課題を解決するためになされた本発明の請求項9の板ばね式フレキシブルカップリングは、請求項1〜5のいずれか一項に記載の2次駆動装置を使用したことを特徴とする。係る構成によれば、反転ハブの板ばね式フレキシブルカップリングは、許容最大軸径拡大が可能であり、6本ボルト又は8本ボルトのたわみ板を使用したアダプターハブの板ばね式フレキシブルカップリングはフランジ付軸に外径を縮小した適用が可能であり、大型のアダプターハブの板ばね式フレキシブルカップリングは大型たわみ板のボルト・ナット締付作業に容易な倍力装置の適用が可能であり、たわみ板損傷の有無の点検は高価な検査用機械を必要とせず、両側の機械装置へのバックアップドライブ時の振れ回り力の影響は低減された。
The leaf spring type flexible coupling according to claim 9 of the present invention made to solve the above-described problems uses the secondary drive device according to any one of
上記課題を解決するためになされた本発明の請求項10の機械装置は、請求項6〜9のいずれか一項に記載の板ばね式フレキシブルカップリングを備えたことを特徴とする。係る構成によれば、機械装置主軸はカップリングのオーバーサイズ選定に起因したモーメント付加過大を防止でき、機械装置のフランジ付軸は6本ボルト又は8本ボルトのたわみ板使用での取付カップリング外径を縮小でき、機械装置の現地定期点検での大型たわみ板交換作業は倍力装置の容易な適用に依り簡易化できた。 A mechanical device according to a tenth aspect of the present invention, which has been made to solve the above-described problems, is characterized by including the leaf spring type flexible coupling according to any one of the sixth to ninth aspects. According to such a configuration, the mechanical device main shaft can prevent an excessive moment addition due to the oversize selection of the coupling, and the flanged shaft of the mechanical device is outside the mounting coupling when using a 6-bolt or 8-bolt flexible plate. The diameter could be reduced, and the large flexure plate replacement work in the periodic inspection of the machinery was simplified by the easy application of the booster.
本発明によれば、反転ハブの板ばね式フレキシブルカップリング10の2次駆動装置を構成する分割スペーサー12aの構成部分となる分割スペーサーチューブ12eは、2次駆動装置を構成する反転ハブ11aの反転ハブボス径11e及び許容最大軸径の拡大を妨げず、駆動側及び被駆動側の軸の剛性アップ(危険回転数アップ)効果がある。
According to the present invention, the split spacer tube 12e, which is a constituent part of the
本発明によれば、アダプターハブの板ばね式フレキシブルカップリング20の2次駆動装置を構成するフランジ22aの構成部分となるフランジ内フランジ22bは、6本ボルト又は8本ボルトたわみ板の外縁側空間を活用した軸方向組込みができ、カップリング外径寸法の適性化を可能とした。
According to the present invention, the flange
本発明によれば、アダプターハブの板ばね式フレキシブルカップリング30の2次駆動装置を構成する分割スペーサー32gは、構成部分となる分割スペーサー側壁32e及びソケット工具装入穴32lを新たに設けたことにより、倍力装置及びソケット工具の充分な装入空間を確保でき、大型たわみ板用のサイズ大のボルト・ナット組立及び分解作業を、より簡易な作業とした。
According to the present invention, the split spacer 32g constituting the secondary drive device of the leaf spring type
本発明によれば、反転ハブの板ばね式フレキシブルカップリング10の2次駆動装置は、たわみ板損傷の有無の点検に高価な検査用機械は不要であり、アダプターハブの板ばね式フレキシブルカップリング20及び30の2次駆動装置は、組立中間軸を降ろす必要が無く組込んだ状態でたわみ板損傷の有無の点検が可能とした。
According to the present invention, the secondary drive device for the leaf spring type
本発明によれば、反転ハブの板ばね式フレキシブルカップリング10及びアダプターハブの板ばね式フレキシブルカップリング20及び30の2次駆動装置は、従来のバックアップドライブ時に発生した組立中間軸振れ回り力による両側機械装置への影響を低減できた。
According to the present invention, the secondary drive device of the plate spring type
本発明によれば、反転ハブの板ばね式フレキシブルカップリング10は、分割スペーサー12aの従来の構成部分だった側壁を排除し、分割スペーサーチューブ12e及び分割スペーサー外フランジ12iを新たに設けたことにより、組立の容易性は維持されたまま、従来必要であったたわみ板ボルト穴側から入れた刃物による引き方向ミーリング加工を、新規分割スペーサー外側たわみ板フランジ12cの旋削加工に、統合し省略できた。
According to the present invention, the leaf spring type
本発明によれば、アダプターハブの6本ボルト又は8本ボルトのたわみ板を使用した板ばね式フレキシブルカップリング20は、フランジ22aの構成部分となるフランジ内フランジ22bの外形変更を伴った内径側への移設に依りたわみ板の軸方向組込みができ、従来のカップリング外径寸法は縮小できた。
According to the present invention, the leaf spring type
アダプターハブの板ばね式フレキシブルカップリング30は、従来大型組立式スペーサーでの倍力装置使用のためその都度検討した長いチューブ62iの分割スペーサー68gの形状・寸法を、本発明により、倍力装置の容易な適用が可能である極短い分割スペーサー32gに改良できた。その結果、中間軸チューブ32oの長さはより効率良く長く適用でき、危険回転数回避が必要な場合より適正な回避を可能とした。
The leaf spring type
本発明によれば、反転ハブの板ばね式フレキシブルカップリングは許容最大軸径の拡大が可能であり、6本ボルト又は8本ボルトのたわみ板使用のアダプターハブの板ばね式フレキシブルカップリングはフランジ付軸への外径縮小カップリングの適用が可能であり、大型のアダプターハブの板ばね式フレキシブルカップリングは倍力装置の容易な適用に依り大型たわみ板の組込み及び分解の重作業を軽減でき、たわみ板損傷の有無の点検はより容易で安価に実施でき、バックアップドライブ時の両側機械装置への組立中間軸による振れ回り力の影響は低減される。 According to the present invention, the leaf spring type flexible coupling of the reversing hub can increase the allowable maximum shaft diameter, and the leaf spring type flexible coupling of the adapter hub using the 6-bolt or 8-bolt flexible plate is a flange. The outer diameter reduction coupling can be applied to the attached shaft, and the plate spring type flexible coupling of the large adapter hub can reduce the heavy work of incorporating and disassembling the large flexible plate by easy application of the booster. Inspecting whether there is any damage to the flexure plate is easier and cheaper, and the influence of the swinging force by the assembly intermediate shaft on the both-side mechanical device during the backup drive is reduced.
本発明によれば、機械装置主軸へのカップリング質量大によるモーメント付加の防止、機械装置のフランジ付軸へのカップリング取付外径寸法の縮小、機械装置の現地定期点検に伴う大型たわみ板交換の重作業軽減が可能である。 According to the present invention, it is possible to prevent a moment from being applied due to a large coupling mass to the main spindle of the mechanical device, to reduce the outer diameter of the coupling attached to the flanged shaft of the mechanical device, and to replace a large flexible plate accompanying a periodic inspection of the mechanical device. It is possible to reduce heavy work.
本発明の図1(a)に示される様に、10本ボルトのたわみ板を使用した反転ハブの板ばね式フレキシブルカップリング10は、駆動軸1に嵌合される反転ハブ11aと、分割スペーサー12aと、境界となる噛合せ隙間11iとからなる2次駆動装置と、被駆動軸2に嵌合される反転ハブ11bと、分割スペーサー12aと、境界となる噛合せ隙間11iとからなる2次駆動装置と、中間軸12kと、反転ハブ11a又は11bと分割スペーサー12a間のたわみ板13を含む連結部(2ヶ所)と、分割スペーサーと中間軸間の締結用金物(2ヶ所)とを主な構成要素とする。本発明の図1(a)に矢印で示される主要部品である反転ハブ11a、11b、分割スペーサー12a(2ヶ所)、中間軸12kは、反転ハブ11aが軸穴径11gと、反転ハブボス径11eと、反転ハブ内側たわみ板フランジ11cと、反転ハブ内側たわみ板フランジリーマ穴14a(5ヶ所)と、内側たわみ板フランジの谷側長さLoとから構成されるように、同様に構成部分を持っている。本発明の図1(a)及び図1(b)に示される反転ハブ内側たわみ板フランジ11cと分割スペーサー外側たわみ板フランジ12cとは、たわみ板全損時噛合せ状態となるが、通常反転ハブ内側たわみ板フランジ11cと、分割スペーサー外側たわみ板フランジ12cとの境界は、多角形の噛合せ隙間11iを形成している。本発明では、境界となる多角形の噛合せ隙間11iを含む、構成部分を持った反転ハブ11aと、構成部分を持った分割スペーサー12aとの構成全体を2次駆動装置Kと定義する。図3、図4(a)及び図5、図6の場合も、2次駆動装置の定義は同様である。さらに、図1(a)に2次駆動装置Kとして示される本発明の噛合せ隙間11iは、外側隙間、内側隙間、噛合せ隙間の三区分の一つと定義され、正しい多角形の噛合せ隙間11iの部位は図1(b)に示される。図3に示される多角形の噛合せ隙間22f及び図5に示される多角形の噛合せ隙間32fの正しい部位についても同様である。図1(a)では、2次駆動装置K及びたわみ板13を含む連結部Jについて、それぞれ独立した片側を代表として表示した。たわみ板13を含む連結部は、定義した2次駆動装置に含まれないが、付随するたわみ板連結部として、本発明との関連性は持っている。
As shown in FIG. 1 (a) of the present invention, a leaf spring type
本発明の図2(a)は、図1(a)内側たわみ板フランジリーマ穴14a周辺を座付回り止めナット(又は座金+回り止めナット)17座面と内側たわみ板フランジ11cとの境界位置より軸方向に見た拡大図で、径方向位置決め装置を構成する12時位置にある720°/n間隔にn/2ヶ所ある凹側円弧「たわみ板ボルトPCD/2+0.95d〜1.0d+to」(中心は軸穴中心)は、径方向位置決め装置を構成する12時位置で720°/n間隔にn/2ヶ所ある凸側円弧「たわみ板ボルトPCD/2+0.95d〜1.0d」(中心は軸穴中心)に依り、たわみ板全損後の径方向位置決めが行われる(nはたわみ板ボルト本数)。円弧の凹側、凸側は、角度基準12時位置の内側たわみ板フランジたわみ板ボルト穴の外側隙間から見て外側たわみ板フランジ12c側の円弧を凹側、内側たわみ板フランジ11c側の円弧を凸側と特定している。従来、組立中間軸は径方向外側へ飛び出しが無ければ良しとされていたが、振れ回り力低減のためn/2ヶ所ある外側隙間toは均等に1mm以下とすべきである。径方向位置決め装置凸側は、偏角方向変位によるたわみ板健全時及びたわみ板全損時の凹側との干渉回避のため、たわみ板フランジ厚さ中央部を残しクラウニング加工(旋削除去加工)を施す。この径方向位置決め方法は、ギヤカップリングでは既知であるが、板ばね式フレキシブルカップリングへの適用は知られていない。本発明の図1(b)に示される外側たわみ板フランジ12cの山側長さLiは、図8の従来の長い山側長さLIに比べ短くできるがLi≧0.8d、内側たわみ板フランジ11cのたわみ板ボルト穴中心からボス径11eまでの長さLは、L≧0.85dを確保できた。本発明の図1(b)山側長さLi、谷側長さLoは、図2(a)の形状の特定において山側円弧の大きさLi、谷側円弧の大きさLoと同義である。円弧の山側、谷側は、両側に隣接するたわみ板ボルト穴の内側隙間から見て外側たわみ板フランジ12c側の円弧を山側、内側たわみ板フランジ11c側の円弧を谷側と特定している。図2(a)に示される反転ハブ構造の場合、山側円弧Li=0.8d、谷側円弧Lo=0.85dと一定設定であるが、アダプターハブ構造では径方向スペースに余裕があるので、Li=0.8d〜1.0d、Lo=0.85d〜1.05dの範囲より0.05d差の対で選ばれる。以上は円弧Loと円弧Liの差となる噛合せ隙間11i、22f、32fの幅Wdが必要最小幅0.05dの場合である。幅Wdを必要最小より大きくしたり、小さくしたりする場合は、次項に示される。又、たわみ板ボルト径dが10mm未満となる小型カップリングの場合、反転ハブボス径11eに接する内側隙間tiは0.5mmより小さくなるので、例えば外側隙間toを0.5mm以下としてti≧toとすることに依り、たわみ板全損後の径方向位置決め機能は確保される。
2A of the present invention is a boundary position between a seating detent nut (or washer + detent nut) 17 seat surface and the inner
特開昭61−180025号公報FIG(5)の139のごとくたわみ板フランジ外径に覆い(シュラウド)がある場合、外径側からの目視又は観察用ミラーを差込んでの目視によるたわみ板破損の有無の点検は難しいので、分割スペーサー側からの点検ができると大きな利点となる。次項に説明される様に本発明の噛合せフランジは従来の側壁42dを排除したので、噛合せ隙間11iの幅Wdを大きくすることで、分割スペーサー側からのたわみ板破損の有無の点検が可能となり、アダプターハブ構造の場合組立中間軸を降ろさずに点検可能である。図2(b)は図1(a)外側たわみ板フランジリーマ穴14b周辺をたわみ板13とクランプワッシャー16との境界位置より軸方向に見た拡大図であり、図2(b)、図2(a)は噛合せ隙間11iの幅Wdが大きい場合、必要最小の場合について示している。前項で示された噛合せ隙間の必要最小幅Wd=0.05dは、大きい場合Wd=0.25dが必要であるので必要最小の場合と合わせ0.05d≦Wd≦0.25dの範囲への対処が求められる。図2(b)は反転ハブ構造での噛合せ隙間11iの幅がWd=0.25dと大きい場合を示す。図2(a)に示される内側たわみ板フランジたわみ板ボルト穴は角度基準の12時位置であり、角度基準を中央に持つ範囲角度θ=720°/n(nはたわみ板ボルト本数)の扇形の部分を一組の噛合せフランジとした時、範囲角度θ=720°/nの中央部扇形の部分は一組の径方向位置決め装置、両端部扇形の部分は両側に隣接するボルト穴と同一角度位置で内外に配置された各一組の円弧よりなる内側隙間、中央部及び両端部を除く扇形の部分は一組の噛合せ隙間と見なせる。一組の噛合せ隙間の特定は、前記角度基準の内側たわみ板フランジたわみ板ボルト穴の12時位置での特定と、両側に隣接するたわみ板ボルト穴と同一角度位置での特定と二つの角度位置で行い、12時位置は凸側円弧の円弧角度をθi及び凸側円弧両端の点をPi、凹側円弧の円弧角度をθo及び凹側円弧両端の点をPoとし、両側に隣接するたわみ板ボルト穴と同一角度位置は各谷側円弧をLo、各山側円弧をLiとする。内側たわみ板フランジたわみ板ボルト穴の外側隙間から見て凸側円弧両端の点Pi(2ヶ所)は、円弧角度θiより定まり、各点Piから両側に隣接するたわみ板ボルト穴の各内側隙間から見て各谷側円弧Lo=0.8d+0.25d=1.05d(中心はたわみ板ボルトPCD上の±360°/n)へ接する様に各直線で結ぶ。両側に隣接するたわみ板ボルト穴の各内側隙間から見て各山側円弧Li=0.8d(中心はたわみ板ボルトPCD上の±360°/n)に接する各直線は、谷側円弧Lo(2点鎖線で示される)に接する直線に平行となる様に円弧角度θoより定まる内側たわみ板フランジたわみ板ボルト穴の外側隙間から見て凹側円弧両端の点Po(2ヶ所)へ結ぶ。内側隙間を形成する内側たわみ板フランジ側形状は、点Piからの直線が谷側円弧Loに接する前に反転ハブボス径11eに当たるので、実状に即して反転ハブボス径11eに沿った形状を採用する。内側隙間tiのti≧toの条件は図2(a)のたわみ板ボルト径dが10mm未満となった時の処置に習い満足できる。クランプワッシャー16の外径は反転ハブのボス径11eに干渉するので、クランプワッシャー逃げを設ける(図2(b)参照)。過大トルクの一部を噛合せフランジ間で直接伝達するため噛合せ隙間11iの幅Wdを小さくしたい場合((0040)参照)は、図示しないが図2(a)のWd=0.05dを、上述のθi及びθoの特定を応用することで、WdをWd=0.02dと小さくし、対処できる。円弧Lo、Liはアダプターハブ構造の場合を含めると、0.85d≦Lo≦1.25d、0.8d≦Li≦1.0dの範囲を取るが、その場合でもθi及びθoは新規円弧角度として特定され、θiは8°≦θi≦14°、θoは7°≦θo≦18°の範囲に収めることができる。本発明の境界となる外側隙間及び内側隙間は円弧、噛合せ隙間は直線で構成され、簡易で明確な形状として特定できた。本発明の内側たわみ板フランジ(11c、22h、32h)と外側たわみ板フランジ(12c、22d、32d)との境界となる噛合せ隙間の形状は、6本ボルトたわみ板使用の時、図示されていないが概3(たわみ板ボルト本数nの2分の1)角形、8本ボルトたわみ板使用の時、図4(a)に示される様に概4角形、10本ボルトたわみ板使用の時、図1(b)に示される様に概5角形、12本ボルトたわみ板使用の時、図示されていないが概6角形を形成する。
In the case where there is a cover (shroud) on the outer diameter of the flexure plate flange as shown in FIG. 139 of Japanese Patent Laid-Open No. 61-180025, FIG. Since it is difficult to check for the presence or absence of a gap, it is a great advantage to be able to check from the split spacer side. As described in the next section, the meshing flange of the present invention eliminates the
特許第4987158号公報の反転ハブの板ばね式フレキシブルカップリングの許容最大軸径45%(たわみ板フランジ外径比)は、段落0031で述べた様にたわみ板用ボルト・ナットの組立に、ソケット工具のストレート穴への装入が不要な場合であり、本出願の図7のごとくソケット工具を装入する場合、許容最大軸径は、45%より減じられる。本発明の図1(a)に示される分割スペーサーチューブ12eは、従来の分割スペーサー側壁42dを排除したことにより、従来のたわみ板フランジ内径側の位置よりたわみ板フランジ外径側の位置へ移設でき、反転ハブボス径11eは拡大できた。側壁42dの軸方向限度装置としての機能は、図1(a)に示される様に分割スペーサーチューブの内径に設けた軸方向突き当て12fがたわみ板全損後の軸方向限度装置として機能し、組立中間軸の軸方向変位を制限する。アダプターハブ構造では、図3に示される様に両側のアダプターハブが軸方向限度装置の役目をする。本発明によるボス径拡大は、従来の許容最大軸径44%(たわみ板フランジ外径比)を、47.5%に拡大でき、軸径大に依る従来のオーバーサイズ選定となったことを、伝達トルクに基づく、より適正な選定に改善できる。機械装置主軸の軸受位置より突出した軸根元と軸先端で、軸先端の許容最大軸径を拡大できることは、通常比例設定と見なせる機械装置主軸の軸根元の軸径(軸根元軸径は軸封装置等複数の装置が装入され軸長さが長くなると、危険回転数低下の要因となり得る。)も拡大できるので、機械装置主軸は、軸根元と軸先端よりなる段付軸径を持つ片持はりとしての軸の危険回転数(たわみの平方根に反比例する)を、約16%増加させることが可能である。カップリング質量と腕の長さがモーメントとして軸へ付加され、モーメントが軸の危険回転数を決定する要因と捉えると、質量付加が軸先端の軸端からより中間軸側に位置する場合と、軸先端のより軸根元側に位置する場合とでは、危険回転数回避への対処が異なる。反転ハブの板ばね式フレキシブルカップリング10は、後者のモーメント(カップリング合計質量Wの各半分W/2を各軸への質量付加と見なし、各軸受位置より各質量付加位置までの距離を腕の長さと見なした時の、W/2×腕の長さ)減が可能なカップリングの場合であり、腕の長さは図7の時と同様小さくできた。本発明の要旨は、さらに小さいカップリングの適用(ダウンサイジング)を手段とし、より大きなモーメント減(カップリング質量のW/2への減)に依る、危険回転数アップを目的としたものである。機械装置メーカーとカップリングメーカーは、軸先端の軸径に依るカップリングサイズ選定を、トルク伝達に充分な軸径に基づき行い、その結果カップリング質量大によるモーメント大の回避ができる様に、協議し合意できることが重要である(図1(a)参照。)。本発明の許容最大軸径の拡大は、標準数R20の等比1.12倍に及ばないが、ダウンサイジングは確率65%(平均)で実施でき、1サイズのダウンサイジングによるモーメント減(W/Wo≒0.8)と共に、カップリング購入価格の削減ができ、効果は大きい。
The allowable maximum shaft diameter of 45% (flexible plate flange outer diameter ratio) of the leaf spring type flexible coupling of the reversing hub disclosed in Japanese Patent No. 4987158 is a socket for assembling the flexible plate bolt and nut as described in paragraph 0031. In this case, it is not necessary to insert the tool into the straight hole. When the socket tool is inserted as shown in FIG. 7 of the present application, the allowable maximum shaft diameter is reduced from 45%. The split spacer tube 12e shown in FIG. 1A of the present invention can be moved from the position of the conventional flexible plate flange inner diameter side to the position of the flexible plate flange outer diameter side by eliminating the conventional divided spacer
本発明の図1(a)に示されるたわみ板13は、クランプワッシャー16(2ヶ)を介したたわみ板用六角穴付段付ボルト(又は座付六角段付ボルト)14、たわみ板用座付回り止めナット(又は座金+回り止めナット)17を使い、各々反転ハブ内側たわみ板フランジリーマ穴14a、分割スペーサー外側たわみ板フランジリーマ穴14bへ締結される。従来使用されていたバックアップワッシャー(特許文献1、図5参照)は、噛合せフランジ方式の2次駆動装置を用いた板ばね式フレキシブルカップリング(図7、図8参照)では使用されないので、たわみ板用ボルトが短くなった分を含めたわみ板締結用金物類に依り発生する遠心力は軽減されたが、それ以外たわみ板及びたわみ板締結用金物類は、ボルトリーマ径dを含め従来と共通である。使用回転数大の用途では、分割スペーサー外フランジ12i及び中間軸外フランジ12mの外径は、可能な限り小さくする(たわみ板フランジ外径の1.13倍)。たわみ板用ボルト14及び座付回り止めナット17の組立は、座付回り止めナット17のねじ込み及び最終締付に従来使用されていたソケット工具に代わり「ディ−プソケット」の使用が必要であり、ディ−プソケット使用での干渉を避けるため、分割スペーサー外フランジ12iは、分割スペーサーチューブ12e径位置の外径側に伸展させる必要があった。「ディ−プソケット使用」は、分割スペーサーチューブ内径に設けられた軸方向突き当て12fと、反転ハブボス径11eとの干渉を回避でき、組立の容易性も維持された(図1(a)ディ−プソケット参照)。2次駆動装置はたわみ板が全損した(図1(a)、図1(b)は、たわみ板が健全な状態を示す。)時、図1(b)に示される反転ハブ内側たわみ板フランジ11cと、分割スペーサー外側たわみ板フランジ12cにより形成された概5角形の噛合せ隙間11iが、噛合せ状態となり、トルク伝達(バックアップドライブ)を開始する。図1(b)、図2(a)に示される様に反転ハブ構造のL寸法、Lo寸法は、必要最小としたことに依り、反転ハブボス径11eは従来のたわみ板フランジ外径×0.64倍から×0.7倍まで拡大できた。又、トルク伝達・遠心力に依る変化は無視でき、組立上・加工上から発生した問題にも対処できた。2次駆動装置は、発生した過大な芯違い(偶発事故)によるたわみ板全損後の短期間トルク伝達に対処するが、一部の過大トルクに限り対処できる。たわみ板を含む連結部のねじり剛さが小さい6本ボルトのたわみ板使用の場合で、過大トルクが作用した時一部トルクは反転ハブ内側たわみ板フランジと分割スペーサー外側たわみ板フランジとの緩い噛合せ状態により直接伝達され、たわみ板を含む連結部を介してのトルク伝達は一部緩和される。緩い噛合せ状態を得る図2(a)のθo、Wdの大きさを減じるやり方は、(0038)に述べられた通りである。
The flexible plate 13 shown in FIG. 1A of the present invention includes a flexible plate hexagon socket stepped bolt (or a hexagonal stepped bolt) 14 through a clamp washer 16 (two), a flexible plate seat. Using the attached locking nut (or washer + locking nut) 17, the rotating hub inner flexible plate flange reamer hole 14 a and the split spacer outer flexible plate
本発明の図1(a)に示される反転ハブの板ばね式フレキシブルカップリング10は、通常中間軸12k無し、又は、比較的短い中間軸12kを適用し使用される。従ってねじり振動を回避する場合は、ねじり剛さを大きくして回避するのが自然である。通常でない例えば駆動側軸又は被駆動側軸を現地で引抜くため、比較的長い中間軸12kを適用する場合は、ねじり剛さを小さくする対処にて回避するのが一般的である。カップリングの合計質量Wの各半分W/2は、各機械装置主軸の軸先端の範囲で、概ねたわみ板フランジ厚さの中央位置にモーメント付加されるが、従来のカップリング質量Wo/2を低減できた時は、より大きなモーメント減の効果を得られる。前述の本発明の効果を活用することで、電動機回転数を増速又はタービン駆動によるターボ型・遠心型のポンプ・圧縮機の用途に、図1(a)の反転ハブの板ばね式フレキシブルカップリング10は適用可能である。ダウンサイジングの効果を得られる確率は65%(平均)なので、残り35%(平均)は従来の選定サイズのままで軸根元及び軸先端の軸径を8%(軸の危険回転数で16%)アップできるが、1サイズのダウンサイジングにはならずカップリング質量の削減の効果は得られない。図1(a)に示される様に、たわみ板フランジ外径の延長となるチューブ外表面積が今までより大きくなるので、前述の速度域の高い用途では次項で述べるカップリングカバースペースは充分に採り、風損対策を行うことが重要である。
The leaf spring type
本発明の図1(a)に示される反転ハブの板ばね式フレキシブルカップリング10は、風損の影響が顕著となる高速用途への適用が可能である。風損の影響が顕著となるのは、カップリングフランジ外径の周速で130m/sec以上の領域であるが、分割スペーサー外側たわみ板フランジ12cの外径、分割スペーサー外フランジ12iの外径及び中間軸外フランジ12mの外径には、図示しないが覆い(シュラウド)を軸方向に突出した締結用金物類が隠れる位置まで伸ばし設け、騒音の低減を図るのが良い。カップリングカバー内径は、「カップリングフランジ外径+直径隙間50mm以上」とすべきで、例えばたわみ板フランジ外径224mm、分割スペーサー外フランジ外径及び中間軸外フランジ外径253mmの場合、カップリングカバー内径は、最低でもφ274×φ303の段付カバーとするのが良い。高速用途では、風損によるカップリングカバー内の騒音及び発熱回避等、環境への対応が求められる。
The leaf spring type
本発明の図3に示される様に、8本ボルトのたわみ板を使用したカップリング外径寸法の適正化が可能なアダプターハブの板ばね式フレキシブルカップリング20は、駆動軸3aに嵌合されるアダプターハブ21aと、被駆動軸4aに嵌合されるアダプターハブ21bと、アダプターハブ21a、21bの間に連結されるスペーサーユニット20aとを主な構成要素とする。スペーサーユニット20aは、フランジ22aと、分割スペーサー22gと、境界となる噛合せ隙間22fとからなる2次駆動装置(2ヶ所)と、中間軸22mと、フランジ22aと分割スペーサー22g間のたわみ板23を含む連結部(2ヶ所)と、アダプターハブとフランジ間及び分割スペーサーと中間軸間の締結用金物(各2ヶ所)とから構成される。本発明の2次駆動装置は噛合いフランジ方式であり、特許第4987158号公報で公知のストレート穴とストレート穴内に収納されたバックアップワッシャー方式を用いた発明とは異なり、従来不充分だったカップリングの慣性モーメント及び質量の低減に関して更に改善するものである。スペーサーは、分割スペーサー22g(2ヶ所)と中間軸22mの組立式であり、指定された軸端間寸法への対応が容易である。本発明の図3に矢印で示される主要部品アダプターハブ21a、21b、フランジ22a(2ヶ所)、分割スペーサー22g(2ヶ所)、中間軸22mは、アダプターハブ21aが軸穴径21eと、アダプターハブボス径21gと、アダプターハブフランジ21cとから構成されるように、同様に構成部分を持っている。本発明の図3及び図4(a)に示されるフランジ外側たわみ板フランジ22dと、分割スペーサー内側たわみ板フランジ22hとは、たわみ板全損時噛合せ状態となるが、通常フランジ外側たわみ板フランジ22dと、分割スペーサー内側たわみ板フランジ22hとの境界は、多角形の噛合せ隙間22fを形成している。図3では、2次駆動装置K及びたわみ板23を含む連結部Jについて、それぞれ独立した片側を代表として表示した。図3に示される本発明のアダプターハブの板ばね式フレキシブルカップリング20は、従来のフランジ52aに用いられた外フランジ(図9(a)従来のフランジ外フランジ52b参照。)を本発明のフランジ内フランジ22bに改良でき、カップリング外径寸法は約14%縮小することができた。本発明の図3に示される様にフランジ外側たわみ板フランジ22d外径を軸方向に伸展させたフランジチューブ22cの厚さTf、長さLfは、0.23d≦Tf≦0.27d、1.1d≧Lf≧0.70dとする。たわみ板外径寸法は下に記される軸方向からの組込みを考慮して、問題ない範囲で縮小する。本発明の図4(a)に示される様に、フランジチューブ22c径位置より内径側へ伸展させたフランジ内フランジ22bの内径は、たわみ板23の外縁側との干渉を避け凸円弧形とした8ヶの分割フランジに加工され、たわみ板23の軸方向からの組込みは、フランジ内フランジ22bの内側及びフランジチューブ22cの内径と、干渉を起こすことなく可能である。又、本発明の図3に示される様にたわみ板用ボルト24、座付回り止めナット27の六角レンチ及びスパナレンチを用いた組立は、前以てフランジ22aと分割スペーサー22gを組立てる手順とすることで、無理なく可能である。
As shown in FIG. 3 of the present invention, the leaf spring type
図3に示される本発明のアダプターハブの板ばね式フレキシブルカップリング20は、駆動側及び被駆動側機械装置の主軸がフランジ付軸の場合に、適用可能である。その場合、カップリングは図3のアダプターハブ21a、21bを除く、スペーサーユニット20aのみの部品構成となる。機械装置主軸のフランジ付軸とカップリングフランジ22aとの位置決めは、図3に示される分割スペーサー内フランジ22j(2ヶ所)と、中間軸内フランジ22n(2ヶ所)との外径部に依る位置決めと同様の、旋削凹溝径と凸径を用いた嵌合位置決めが一般に用いられる。スペーサーユニット20aとフランジ付軸の、フランジ同士の締結用に使用されるボルト穴(ボルト28使用)は、図4(a)に示される様に円周方向不等分間隔に各分割フランジ毎に2ヶの計16ヶのボルト穴配置を採用する。旋削凹溝径と凸径の嵌合は、スペーサーユニット20aをフランジ付軸間の上で保持し、組立済みたわみ板23を軸方向に圧縮(スペーサーユニット20aの全長を縮める。)させ、旋削凹溝径深さ又は凸径高さをかわして行うので、旋削凹溝径深さ又は凸径高さは、たわみ板の許容最大軸方向変位を超えてはならない。たわみ板の軸方向圧縮は、次の様に行う。前工程で、たわみ板を拘束状態(図4(b)B1−B1断面参照。)に保ち、保護する金物類として締結されている、拘束及び伸縮兼用プレートP(図4(a)に点線で位置が示される。)、拘束用六角穴付ボルトT1、拘束及び伸縮兼用六角穴付ボルトT2の内、拘束及び伸縮兼用六角穴付ボルトT2を、分割スペーサー内側たわみ板フランジ22hの取付ネジ穴より緩めはずし、拘束及び伸縮兼用プレートPの隣の取付ネジ穴に装入し、ボルトネジ部先端を分割スペーサー内側たわみ板フランジ22hに当て、押ボルトとして使用する(図4(b)B2−B2断面(伸縮状態)参照)。押ボルトとして使用する時は、分割スペーサー内側たわみ板フランジ22hの位置と、フランジ外側たわみ板フランジ22dの位置の差となる、両側各4ヶ所のG(押出し寸法)を均一に保ち、スペーサーユニット20aの全長を両側合計で2G(押出し寸法)縮め、フランジ付軸間に落し込む。各押ボルトT2のネジ部先端を元の位置にもどし、フランジ外側たわみ板フランジ22dへ取付けられている拘束用六角穴付ボルトT1を緩め、フランジ付軸とフランジ内フランジ22bのボルト穴(ボルト28使用)位置を揃え各フランジ同士を密着させ、任意の180°対辺位置2ヶ所(両側)にボルト28を装入、回り止めナット29を用いて仮締めする。以上の旋削凹溝径及び凸径を用いた嵌合終了後、拘束用金物は全て取り除き、残りの全てのボルト28と回り止めナット29を組込みする。もう一方の嵌合のやり方は、本発明の図3にてスペーサーユニット20aより中間軸22mを取り外し、拘束状態のフランジ22aと、たわみ板23を含む連結部Jと、分割スペーサー22gとを先に両側のフランジ付軸に組込みする。旋削凹溝径及び凸径を用いた上記押ボルトを使う嵌合のやり方は、中間軸22mを最終組込みする時に用いなければならない。この時、拘束および伸縮兼用プレートPは、取付ネジ穴をフランジ外側たわみ板フランジ22dへ当てる様に、取付け直し、伸縮状態での使用を行う。上述のたわみ板の許容最大軸方向変位内の伸縮を用いたやり方は、6本ボルトと8本ボルトのたわみ板使用に限定し適用される。10本ボルトと12本ボルトのたわみ板使用では、機械装置主軸のフランジ付軸とスペーサーユニットフランジとの旋削凹径又は凸径を活用した位置決めは、別の方法が採用される。
The leaf spring type
本発明の図3に示されるアダプターハブの板ばね式フレキシブルカップリング20は、図5の改良発明と同様の危険回転数回避と、倍力装置及びソケット工具を用いたたわみ板組込みを要する、大型カップリングへの対処が可能であるが、以下のごとき組立上の制約があり、使用条件に従い2通りに分け対応する。1通り目の危険回転数回避のみを目的とするスペーサーユニットのアダプターハブ21a、21b間への組込みは、フランジ外側たわみ板フランジ22dのボルト通過穴22eへ、中間軸側からボルト(六角穴付ボルト)28が装入される。従って、分割スペーサーの長さは、ボルト(六角穴付ボルト)28の装入空間を考慮した、図3に示される一定長さ以上が、必要である。打撃メガネレンチでたわみ板用ボルト、ナットの締付を行う場合も、分割スペーサー長さは、レンチ厚さの入る一定長さ以上が必要である。一定長さとは、図3の分割スペーサー22gで、たわみ板用ボルト24のネジ先端が、内フランジ22jに当たった状態での長さのことを言う。側壁及び外フランジは、図5と同様のものが必要であるが、倍力装置及びソケット工具は使用しないので、図5のソケット工具装入穴は、設ける必要は無い。2通り目の危険回転数回避と、倍力装置及びソケット工具を用いたたわみ板組込みを要する、大型カップリングスペーサーユニットのアダプターハブ21a、21b間への組込みは、分割スペーサーの構成部分を、全て図5の分割スペーサー32g断面と同様とする。分割スペーサー長さは、組立上の制約より、図5のごとく倍力装置の出力端をたわみ板用ボルト34ネジ先端側直近に配置できる様に、一定長さ以下が必要である。そのため、ボルト(六角穴付ボルト)28の装入空間は図5から分かる様により外径側に確保するため、フランジ22a及びアダプターハブ21a、21bは、図示しないがより外径側にフランジを設けた外径の大きいものに変更する必要がある。
The leaf spring type
本発明の図5に示される10本ボルトのたわみ板を使用した、倍力装置の容易な適用が可能な、アダプターハブの板ばね式フレキシブルカップリング30は、危険回転数回避と、倍力装置及びソケット工具を用いたたわみ板組込みとに対処できる大型カップリングであり、駆動軸3bに嵌合されるアダプターハブ31aと、被駆動軸4bに嵌合されるアダプターハブ31bと、アダプターハブ31a、31bの間に連結されるスペーサーユニット30aとを主な構成要素とする。スペーサーユニット30aは、フランジ32aと、分割スペーサー32gと、境界となる噛合せ隙間32fとからなる2次駆動装置(2ヶ所)と、中間軸32mと、フランジ32aと分割スペーサー32g間のたわみ板33を含む連結部(2ヶ所)と、アダプターハブとフランジ間及び分割スペーサーと中間軸間の締結用金物(各2ヶ所)とから構成される。本発明の図5に矢印で示される主要部品アダプターハブ31a、31b、フランジ32a(2ヶ所)、分割スペーサー32g(2ヶ所)、中間軸32mは、フランジ32aがフランジ外フランジ32bと、フランジチューブ32cと、フランジ外側たわみ板フランジ32dと、フランジ外側たわみ板フランジリーマ穴34aと、外側たわみ板フランジの山側長さLiとから構成されるように、同様に構成部分を持っている。本発明の図5及び図6に示されるフランジ外側たわみ板フランジ32dと分割スペーサー内側たわみ板フランジ32hとは、たわみ板全損時噛合せ状態となるが、通常フランジ外側たわみ板フランジ32dと、分割スペーサー内側たわみ板フランジ32hとの境界は、多角形の噛合せ隙間32fを形成している。図5では、2次駆動装置K及びたわみ板33を含む連結部Jについて、それぞれ独立した片側を代表として表示した。図5に示される本発明のアダプターハブの板ばね式フレキシブルカップリング30は、分割スペーサー長さLsを一定長さより短い1.6d≦Ls≦2.6dとした分割スペーサー32gに分割スペーサー内側たわみ板フランジ32h内径を軸方向に伸展させた極短いチューブ32iと、ソケット工具装入穴32lを有する側壁32eと、側壁32eのより径方向外側へ延長配置された外フランジ32jとを新たに設けたことにより、倍力装置及びソケット工具装入空間を、たわみ板用ボルト34のネジ先端方向に充分確保できた。ソケット工具は装入穴32l内のたわみ板用座付回り止めナットに被さる様に無理なく入り、倍力装置出力端のドライブ角は、装入穴32lより突出したソケット工具差込角に無理なく差込む事ができる。倍力装置の反力は、隣接するたわみ板用座付回り止めナット37に被せたソケット工具の装入穴32lより突出した部分(側面)に当てる。倍力装置及びソケット工具を用いたたわみ板組込みを要する大型カップリングは、通常たわみ板フランジ外径φ500以上で、中間軸外フランジ32nの内径もφ500以上となるので、中間軸には大口径の薄肉チューブを用いるのが良い。大口径の薄肉チューブは入手が容易であり、大きな問題とはならない。以上の構造形式は、12本ボルトたわみ板使用の場合にも同様に適用される。又、倍力装置を必要としない10本ボルト又は12本ボルトたわみ板使用の、危険回転数回避のみを目的とするカップリングの場合と、危険回転数回避も無しのカップリングの場合、分割スペーサーの構成部分については、(0045)及び(0043)で述べた、6本ボルト又は8本ボルトたわみ板使用のアダプターハブの板ばね式フレキシブルカップリングの場合と同様である。大型カップリングの大型たわみ板組込みを、打撃メガネレンチで行うことは、熟練と大きな労力を要する。本発明では、主に倍力装置とソケット工具を用いたたわみ板組込み(含むたわみ板交換)について述べた。
The plate spring type
本発明の図5に示されるアダプターハブの板ばね式フレキシブルカップリング30は、カップリング中間軸32mの質量が大きくなるに伴い、各1/2カップリング質量の付加される位置は、各軸端から中間軸32m側へ突き出た位置となる。このため、駆動側及び被駆動側の軸の危険回転数は、低下が著しくなり、使用回転数を考慮して場合によっては、駆動側及び被駆動側の軸への対処が必要となる。一般にアダプターハブの板ばね式フレキシブルカップリング30は、軸根元及び軸先端の軸径で、軸先端を細くすることは避け、軸根元及び軸先端の軸長さの合計(軸受位置より軸端までの距離)を縮小することで軸の危険回転数を引上げ、使用回転数が軸の危険回転数に接近しないように対処する。この危険回転数低下への対処は、アダプターハブの板ばね式フレキシブルカップリング20についても、同様である。フランジ付軸の適用は軸受位置より軸端までの距離(腕の長さ)を縮小する対処となるが何らかの理由で不可の場合は、図1に示される本発明の反転ハブの板ばね式フレキシブルカップリング10の中間軸を長くして対処できる。カップリング合計質量の各半分の付加位置は、たわみ板フランジ厚さの中央位置となり軸受位置へ近付けられるので、腕の長さは大幅に縮小される。軸先端の軸径を細くしない場合、軸先端の軸径大へ適応するため選定サイズが1〜2サイズアップし、カップリング質量増となり易いが抑えることで、腕の長さの大幅縮小を活用することができる。又、軸先端の軸径を、伝達トルクに基づき大幅に減じる場合は、前述の(0039)と同様に、機械装置メーカーとカップリングメーカーとの協議及び合意に基づき進めることができる。
In the leaf spring type
次に通常の動作について説明する。例えば、図1(a)の2次駆動装置を有する、反転ハブの板ばね式フレキシブルカップリング10の駆動軸1が、増速機側に繋がっていて回転する。次に軸穴径11gの嵌合(焼ばめ及び図示しないがキー適用)を介して反転ハブ内側たわみ板フランジのリーマ穴14a(5ヶ所)へ伝わっていく。次に5ヶ所の座付回り止めナット(又は座金+回り止めナット)17、たわみ板用ボルト(六角穴付段付ボルト又は座付六角段付ボルト)14、クランプワッシャー16(2ヶ)を介してたわみ板13の5ヶ所の取付穴、たわみ板13の残り5ヶ所の取付穴へ伝わっていく。次に5ヶ所のクランプワッシャー16(2ヶ)、たわみ板用ボルト(六角穴付段付ボルト又は座付六角段付ボルト)14、座付回り止めナット(又は座金+回り止めナット)17を介して分割スペーサー外側たわみ板フランジのリーマ穴14b(5ヶ所)へ伝わっていく。次に分割スペーサーチューブ12e、分割スペーサー外フランジ12iの20ヶ所のリーマ穴及び隣接する中間軸外フランジ12mの20ヶ所のリーマ穴へ、ボルト(六角穴付ボルト又は六角ボルト)18、回り止めナット19を介して伝わっていく。次に中間軸チューブ12oへ伝わるが、以下被駆動軸2までは、同様の動作となるので省略する。
たわみ板が全損した時の動作は、たわみ板を含む連結部を飛び越えた伝達動作となる。反転ハブ内側たわみ板フランジ11cと分割スペーサー外側たわみ板フランジ12cは噛合せ状態となるので、反転ハブ内側たわみ板フランジのリーマ穴14a(5ヶ所)へ伝わった後、飛び越えて分割スペーサー外側たわみ板フランジのリーマ穴14b(5ヶ所)へ伝わっていく。その他は、通常の動作に同じなので省略する。
Next, normal operation will be described. For example, the
The operation when the deflection plate is completely damaged is a transmission operation that jumps over the connecting portion including the deflection plate. Since the inversion hub inner
図3の2次駆動装置を有する、アダプターハブの板ばね式フレキシブルカップリング20の動作は、例えば駆動軸3aがモーター軸に繋がっていて回転する。次に軸穴径21eの嵌合(焼ばめ及び図示しないがキー適用)を介してアダプターハブ21a、アダプターハブフランジ21cの16ヶ所のリーマ穴及び隣接するフランジ内フランジ22bの16ヶ所のリーマ穴へ、回り止めナット29、ボルト(六角穴付ボルト)28を介して伝わっていく。次にフランジチューブ22c、図4(a)のフランジ外側たわみ板フランジのリーマ穴24a(4ヶ所)へ伝わっていく。次に4ヶ所の座付回り止めナット(又は座金+回り止めナット)27、たわみ板用ボルト(六角穴付段付ボルト又は座付六角段付ボルト)24、クランプワッシャー26(2ヶ)を介してたわみ板23の4ヶ所の取付穴、たわみ板23の残り4ヶ所の取付穴へ伝わっていく。次に4ヶ所のクランプワッシャー26(2ヶ所)、たわみ板用ボルト(六角穴付段付ボルト又は座付六角段付ボルト)24、座付回り止めナット(又は座金+回り止めナット)27を介して分割スペーサー内側たわみ板フランジのリーマ穴24b(4ヶ所)へ伝わっていく。次に分割スペーサーチューブ22i、分割スペーサー内フランジ22jの16ヶ所のリーマ穴及び隣接する中間軸内フランジ22nの16ヶ所のリーマ穴へ、回り止めナット29、ボルト(六角穴付ボルト)28を介して伝わっていく。次に中間軸チューブ22oへ伝わるが、以下被駆動軸4aまでは、同様の動作となるので省略する。又、図5の2次駆動装置を有する、アダプターハブの板ばね式フレキシブルカップリング30の動作は、図3の2次駆動装置を有する、アダプターハブの板ばね式フレキシブルカップリング20と同様なので、省略する。
アダプターハブの板ばね式フレキシブルカップリング20及び30のたわみ板が全損した時の動作は、上述の反転ハブの板ばね式フレキシブルカップリング10のたわみ板を含む連結部を飛び越えた伝達動作に同じであり、省略する。
The operation of the leaf spring type
The operation when the flexible plates of the plate spring type
本発明の反転ハブの板ばね式フレキシブルカップリング10及びアダプターハブの板ばね式フレキシブルカップリング20、又は、30は、駆動側及び被駆動側の状況によっては、各々の半分ずつを組合せ使用することも可能である。例えば、駆動軸及び被駆動軸の軸径不釣合い、駆動側がフランジ付軸と被駆動側が丸軸との組合せ、軸端間最小でより大きな芯違い吸収が可能な駆動側軸又は被駆動側軸をフランジ付中空軸とし、中に長いカップリング中間軸(中実軸)を通すカルダン式カップリング構造等に対応する時である。
本発明による板ばね式フレキシブルカップリングは、前述のポンプ・圧縮機以外の機械装置にも適用可能である。
なお、本発明の2次駆動装置を、板ばね式フレキシブルカップリング以外の用途に使用することを妨げるものではない。
The leaf spring type
The leaf spring type flexible coupling according to the present invention can be applied to mechanical devices other than the above-described pump / compressor.
In addition, it does not prevent using the secondary drive device of this invention for uses other than a leaf | plate spring type flexible coupling.
上述の発明は、2次駆動装置、それを用いた板ばね式フレキシブルカップリング、それを用いた機械装置として利用可能である。 The above-described invention can be used as a secondary drive device, a leaf spring type flexible coupling using the same, and a mechanical device using the same.
1 駆動軸
2 被駆動軸
3a 駆動軸
4a 被駆動軸
3b 駆動軸
4b 被駆動軸
5 駆動軸
6 被駆動軸
7 駆動軸
8 被駆動軸
9 駆動軸
10 反転ハブの板ばね式フレキシブルカップリング
11a 反転ハブ
11b 反転ハブ
11c 反転ハブ内側たわみ板フランジ
14a 反転ハブ内側たわみ板フランジリーマ穴
11e 反転ハブボス径
11g 軸穴径
11h 軸穴径
11i 多角形の噛合せ隙間
12a 分割スペーサー
12c 分割スペーサー外側たわみ板フランジ
14b 分割スペーサー外側たわみ板フランジリーマ穴
12e 分割スペーサーチューブ
12f 軸方向突き当て
12i 分割スペーサー外フランジ
12k 中間軸
12m 中間軸外フランジ
12o 中間軸チューブ
d たわみ板ボルトリーマ径
J たわみ板13を含む連結部
K 2次駆動装置
L 反転ハブ内側たわみ板フランジのたわみ板ボルト穴中心からボス径までの長さ
Li 外側たわみ板フランジの山側長さ(山側円弧の大きさ)
Lo 内側たわみ板フランジの谷側長さ(谷側円弧の大きさ)
θ 一組の噛合せフランジの範囲角度
θo 凹側円弧の円弧角度
θi 凸側円弧の円弧角度
Po 凹側円弧両端の点(2ヶ所)
Pi 凸側円弧両端の点(2ヶ所)
to 外側隙間
ti 内側隙間
W/2 各軸へ付加されるカップリングの合計質量の各半分
Wd 噛合せ隙間の幅
13 たわみ板
14 たわみ板用ボルト(六角穴付段付ボルト又は座付六角段付ボルト)
16 クランプワッシャー
17 座付回り止めナット(又は座金+回り止めナット)
18 ボルト(六角穴付ボルト又は六角ボルト)
19 回り止めナット
20 アダプターハブの板ばね式フレキシブルカップリング
20a スペーサーユニット
21a アダプターハブ
21b アダプターハブ
21c アダプターハブフランジ
21e 軸穴径
21f 軸穴径
21g アダプターハブボス径
22a フランジ
22b フランジ内フランジ
22c フランジチューブ
22d フランジ外側たわみ板フランジ
24a フランジ外側たわみ板フランジリーマ穴
22e ボルト通過穴
22f 多角形の噛合せ隙間
22g 分割スペーサー
22h 分割スペーサー内側たわみ板フランジ
24b 分割スペーサー内側たわみ板フランジリーマ穴
22i 分割スペーサーチューブ
22j 分割スペーサー内フランジ
22k 分割スペーサー内径
22m 中間軸
22n 中間軸内フランジ
22o 中間軸チューブ
d たわみ板ボルトリーマ径
J たわみ板23を含む連結部
K 2次駆動装置
Li 外側たわみ板フランジの山側長さ(山側円弧の大きさ)
Lo 内側たわみ板フランジの谷側長さ(谷側円弧の大きさ)
Lf フランジチューブの長さ
Tf フランジチューブの厚さ
23 たわみ板
24 たわみ板用ボルト(六角穴付段付ボルト又は座付六角段付ボルト)
26 クランプワッシャー
27 座付回り止めナット(又は座金+回り止めナット)
P 拘束及び伸縮兼用プレート
T1 拘束用六角穴付ボルト
T2 拘束及び伸縮兼用六角穴付ボルト
28 ボルト(六角穴付ボルト)
29 回り止めナット
30 アダプターハブの板ばね式フレキシブルカップリング
30a スペーサーユニット
31a アダプターハブ
31b アダプターハブ
31c アダプターハブフランジ
31e 軸穴径
31f 軸穴径
31g アダプターハブボス径
32a フランジ
32b フランジ外フランジ
32c フランジチューブ
32d フランジ外側たわみ板フランジ
34a フランジ外側たわみ板フランジリーマ穴
32e 分割スペーサー側壁
32f 多角形の噛合せ隙間
32g 分割スペーサー
32h 分割スペーサー内側たわみ板フランジ
34b 分割スペーサー内側たわみ板フランジリーマ穴
32i 分割スペーサーチューブ
32j 分割スペーサー外フランジ
32k 分割スペーサー内径
32l 分割スペーサー側壁ソケット工具装入穴
32m 中間軸
32n 中間軸外フランジ
32o 中間軸チューブ
d たわみ板ボルトリーマ径
J たわみ板33を含む連結部
K 2次駆動装置
Li 外側たわみ板フランジの山側長さ(山側円弧の大きさ)
Lo 内側たわみ板フランジの谷側長さ(谷側円弧の大きさ)
Ls 分割スペーサー長さ
33 たわみ板
34 たわみ板用ボルト(六角穴付段付ボルト又は座付六角段付ボルト)
36 クランプワッシャー
37 座付回り止めナット(又は座金+回り止めナット)
38 ボルト(六角穴付ボルト)
39 回り止めナット
40 従来の反転ハブの板ばね式フレキシブルカップリング
41a 従来の反転ハブ
41b 従来の反転ハブ
41c 従来の反転ハブ内側たわみ板フランジ
41e 従来の反転ハブボス径
41g 従来の軸穴径
41h 従来の軸穴径
41i 従来の多角形の噛合せ隙間
42a 従来の分割スペーサー
42c 従来の分割スペーサー外側たわみ板フランジ
42d 従来の分割スペーサー側壁
42e 従来の分割スペーサーチューブ
42g 従来の分割スペーサー外側たわみ板フランジ座ぐり穴
42h 従来の分割スペーサーストレート穴
42i 従来の分割スペーサー内フランジ
42k 従来の中間軸
42m 従来の中間軸内フランジ
42o 従来の中間軸チューブ
d 従来のたわみ板ボルトリーマ径
LI 従来の外側たわみ板フランジ42cの山側長さ
Wo/2 各軸へ付加される従来のカップリング合計質量の各半分
43 従来のたわみ板
44 従来のたわみ板用ボルト
46 従来のクランプワッシャー
47 従来の回り止めナット
48 従来のボルト
49 従来の回り止めナット
50 従来のアダプターハブの板ばね式フレキシブルカップリング
50a 従来のスペーサーユニット
51a 従来のアダプターハブ
51b 従来のアダプターハブ
51c 従来のアダプターハブフランジ
51e 従来の軸穴径
51f 従来の軸穴径
51g 従来のアダプターハブボス径
52a 従来のフランジ
52b 従来のフランジ外フランジ
52c 従来のフランジチューブ
52d 従来のフランジ外側たわみ板フランジ
52f 従来の多角形の噛合せ隙間
52g 従来のスペーサー
52h 従来のスペーサー内側たわみ板フランジ
52k 従来のスペーサー内径
52o 従来のスペーサーチューブ
53 従来のたわみ板
54 従来のたわみ板用ボルト
56 従来のクランプワッシャー
57 従来の回り止めナット
58 従来のボルト
59 従来の回り止めナット
60 従来のアダプターハブの板ばね式フレキシブルカップリング
60a 従来のスペーサーユニット
61a 従来のアダプターハブ
61c 従来のアダプターハブフランジ
61e 従来の軸穴径
61g 従来のアダプターハブボス径
62a 従来のフランジ
62b 従来のフランジ外フランジ
62c 従来のフランジチューブ
62d 従来のフランジ外側たわみ板フランジ
62f 従来の多角形の噛合せ隙間
62g 従来の分割スペーサー
62h 従来の分割スペーサー内側たわみ板フランジ
62i 従来の分割スペーサーチューブ
62j 従来の分割スペーサー内フランジ
62k 従来の分割スペーサー内径
62m 従来の中間軸
62n 従来の中間軸内フランジ
62o 従来の中間軸チューブ
62p 従来の中間軸内壁
62q 従来の中間軸側壁
63 従来のたわみ板
64 従来のたわみ板用ボルト
66 従来のクランプワッシャー
67 従来の回り止めナット
68 従来のボルト
69 従来の回り止めナット
DESCRIPTION OF
Lo Inner flexible plate flange valley side length (valley side arc size)
θ Range angle of a set of mating flanges θo Arc angle of concave arc θi Arc angle of convex arc Po Points on both ends of concave arc (2 locations)
Pi Points on both ends of convex arc (2 locations)
to outer clearance ti inner clearance W / 2 each half of the total mass of coupling added to each shaft Wd width of meshing clearance 13 flexible plate 14 flexible plate bolt (hexagonal socket stepped bolt or seated hexagonal stepped bolt)
16 Clamp washer 17 Detent nut with seat (or washer + detent nut)
18 Bolt (Hexagon socket head cap screw or Hexagon bolt)
19
Lo Inner flexible plate flange valley side length (valley side arc size)
Lf Flange tube length Tf
26
P Restraint and expansion / compression plate T1 Restriction hexagon socket head cap screw T2 Restraint and expansion / contraction hexagon socket
29
Lo Inner flexible plate flange valley side length (valley side arc size)
Ls Divided
36
38 bolts (hexagon socket head cap screws)
39 Non-rotating nut 40 Spring spring flexible coupling of conventional reversing hub 41a Conventional reversing hub 41b Conventional reversing hub 41c Conventional reversing hub inner flexible plate flange 41e Conventional reversing hub boss diameter 41g Conventional shaft hole diameter 41h Conventional reversing hub Shaft hole diameter 41i Conventional polygon meshing gap 42a Conventional divided spacer 42c Conventional divided spacer outer flexible plate flange 42d Conventional divided spacer side wall 42e Conventional divided spacer tube 42g Conventional divided spacer outer flexible plate flange counterbore 42h Conventional split spacer straight hole 42i Conventional split spacer inner flange 42k Conventional intermediate shaft 42m Conventional intermediate shaft inner flange 42o Conventional intermediate shaft tube d Conventional flexible plate bolt reamer diameter LI Conventional outer flexible plate flange 2c Crest side length Wo / 2 Each half of the total mass of the conventional coupling added to each shaft 43 Conventional flexible plate 44 Conventional flexible plate bolt 46 Conventional clamp washer 47 Conventional detent nut 48 Conventional bolt 49 Conventional rotation nut 50 Plate spring flexible coupling of conventional adapter hub 50a Conventional spacer unit 51a Conventional adapter hub 51b Conventional adapter hub 51c Conventional adapter hub flange 51e Conventional shaft hole diameter 51f Conventional shaft hole Diameter 51g Conventional adapter hub boss diameter 52a Conventional flange 52b Conventional flange outer flange 52c Conventional flange tube 52d Conventional flange outer flexible plate flange 52f Conventional polygon meshing gap 52g Conventional spacer 52h Conventional spacer Sir inner flexible plate flange 52k Conventional spacer inner diameter 52o Conventional spacer tube 53 Conventional flexible plate 54 Conventional flexible plate bolt 56 Conventional clamp washer 57 Conventional detent nut 58 Conventional bolt 59 Conventional detent nut 60 Conventional Plate spring type flexible coupling of adapter hub 60a Conventional spacer unit 61a Conventional adapter hub 61c Conventional adapter hub flange 61e Conventional shaft hole diameter 61g Conventional adapter hub boss diameter 62a Conventional flange 62b Conventional flange outer flange 62c Conventional flange tube 62d Conventional flange outer flexible plate flange 62f Conventional polygon meshing gap 62g Conventional split spacer 62h Conventional split spacer inner flexible plate flange 6 i Conventional split spacer tube 62j Conventional split spacer inner flange 62k Conventional split spacer inner diameter 62m Conventional intermediate shaft 62n Conventional intermediate shaft flange 62o Conventional intermediate shaft tube 62p Conventional intermediate shaft inner wall 62q Conventional intermediate shaft side wall 63 Conventional flexible plate 64 Conventional flexible plate bolt 66 Conventional clamp washer 67 Conventional rotation nut 68 Conventional bolt 69 Conventional rotation nut
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