JP2014042206A - 画像符号化装置、画像復号装置及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】画像を符号化単位に分割し、符号化単位を複数の変換単位で周波数変換して符号化を行う画像処理装置であって、変換単位の係数信号に基づいて量子化制御情報を変換単位毎に設定する量子化制御部と、量子化制御情報を用いて係数信号を量子化する量子化処理部と、を備える。
【選択図】図2
Description
<構成>
図1は、実施例1における画像符号化装置10の概略構成の一例を示すブロック図である。図1に示す例では、画像符号化装置10は、前処理部100、予測誤差信号生成部101、直交変換部102、量子化部103a、エントロピー符号化部104、逆量子化部105、逆直交変換部106、復号画像生成部107、デブロッキングフィルタ部108、ループフィルタ部109、復号画像記憶部110、イントラ予測部111、インター予測部112、動きベクトル計算部113、及び予測画像選択部115を有する。各部についての概略を以下に説明する。
次に、実施例1における量子化処理について説明する。実施例1では、CUではなく、TU毎に量子化パラメータ(Qp)の制御を行うことで、TU毎に圧縮率や画質の制御を行うことができる。
次に、実施例1における画像符号化装置10の動作について説明する。図4は、実施例1における量子化制御処理の一例を示すフローチャートである。図4に示すステップS101で、量子化制御部201は、TUでの量子化パラメータを設定する。
次に、実施例2における画像符号化装置について説明する。実施例2では、TU毎に量子化パラメータを設定することで増加した量子化パラメータの情報を、近似を用いることで情報量を削減する。
実施例2における画像符号化装置の構成は、基本的には図1に示す概略構成と同様であるため、同じ符号を付す。以降では、実施例1と異なる量子化部を主に説明する。
次に、実施例2における量子化処理について説明する。実施例2では、CUではなく、TU毎に量子化パラメータ(Qp)の制御を行うことで、TU毎に圧縮率や画質の制御を行うとともに、量子化制御情報を近似することで、量子化制御情報の情報量を削減する。
近似部303は、例えば、変換単位の位置の近似関数を用いて量子化制御情報を近似する。近似部303は、TU毎に設定された量子化パラメータに基づく量子化制御情報を以下の関数として表現する。
Qs(i,j)=f(i,j) ・・・式(1)
Qs(i,j):位置(i,j)におけるTUの量子化制御情報
近似部303は、関数f(i,j)に対し、平面近似するなら式(2)とし、2次曲面近似するなら式(3)とする。
f(i,j)=a×i+b×j+c ・・・式(2)
f(i,j)=a×i2+b×j2+c×i+d×j+e ・・・式(3)
これにより、式(2)を用いて平面近似する場合は、パラメータが3個(a,b,c)、式(3)を用いて2次曲面近似する場合は、パラメータが5個(a,b,c,d,e)になり、図3に示すように16個よりもパラメータの数が少なくなる。このパラメータは、近似された量子化制御情報を表すためのパラメータである。
近似部303は、テーブル番号(Tb番号)と、各量子化制御情報とを関連付けたLUTを保持し、設定された各量子化制御情報と最も類似する各量子化制御情報を有するテーブルを探す。テーブル番号は、近似量子化制御情報を表すためのパラメータである。
次に、実施例2における画像符号化装置10の動作について説明する。図7は、実施例2における量子化制御処理、符号化処理の一例を示すフローチャートである。図7に示す処理は、1つのCUにおける量子化制御処理、符号化処理を示す。
次に、実施例3における画像符号化装置について説明する。実施例3では、TU毎に量子化パラメータを設定することで増加した量子化パラメータの情報を、最頻値を用いることで情報量を削減する。
実施例3における画像符号化装置の構成は、基本的には図1に示す概略構成と同様であるため、同じ符号を付す。以降では、実施例1、2と異なる量子化部を主に説明する。
次に、実施例3における量子化処理について説明する。実施例3では、CUではなく、TU毎に量子化パラメータ(Qp)の制御を行うことで、TU毎に圧縮率や画質の制御を行うとともに、最頻値を用いることで、量子化制御情報の情報量を削減する。
次に、実施例3における画像符号化装置10の動作について説明する。図9は、実施例3における量子化制御処理、符号化処理の一例を示すフローチャートである。図9に示す処理は、1つのCUにおける量子化制御処理、符号化処理を示す。
上記各実施例の変形例として、量子化部103は、実施例1〜3の量子化制御処理を実行可能とし、どの量子化制御処理を行うかを設定可能とする。量子化部103は、各実施例の量子化部103a〜cをまとめた構成である。量子化部103は、設定された量子化制御処理を実行する。この処理について、図10を用いて説明する。
次に、実施例4における画像復号装置について説明する。実施例4では、実施例1〜3で符号化されたストリームを復号する。実施例4では、実施例1〜3と同様の量子化制御処理を行って、符号化装置と同一の量子化制御情報を用いて逆量子化を行う。
図11は、実施例4における画像復号装置50の概略構成の一例を示すブロック図である。図11に示すように、画像復号装置50は、エントロピー復号部501、逆量子化部502、逆直交変換部503、イントラ予測部504、復号情報記憶部505、インター予測部506、予測画像選択部507、復号画像生成部508、デブロッキングフィルタ部509、ループフィルタ部510、及びフレームメモリ511を有する。各部についての概略を以下に説明する。
次に、実施例5における画像処理装置について説明する。上記実施例の画像処理装置は、画像符号化装置及び画像復号装置をまとめて画像処理装置と呼ぶ。実施例5では、上述した実施例の各処理をソフトウェアで実装した場合について説明する。
図12は、実施例5における画像処理装置60の概略構成の一例を示すブロック図である。図12に示す画像処理装置60は、制御部601と、主記憶部602と、補助記憶部603と、通信部604と、記録媒体I/F部605とを少なくとも有する。各部は、バスを介して相互にデータ送受信可能に接続されている。
50 画像復号装置
60 画像処理装置
103 量子化部
104 エントロピー符号化部
201、301、401 量子化制御部
203、305、405 量子化処理部
303 近似部
307、407 パラメータ符号化部
403 パラメータ設定部
502 逆量子化部
601 制御部
602 主記憶部
Claims (8)
- 画像を符号化単位に分割し、前記符号化単位を複数の変換単位で周波数変換して符号化を行う画像符号化装置であって、
前記変換単位の係数信号に基づいて量子化制御情報を前記変換単位毎に設定する量子化制御部と、
前記量子化制御情報を用いて前記係数信号を量子化する量子化処理部と、
を備える画像符号化装置。 - 前記符号化単位に含まれる変換単位の量子化制御情報を近似する近似部と、
前記近似部により近似された量子化制御情報を表すためのパラメータを符号化するパラメータ符号化部とをさらに備え、
前記量子化部は、
前記近似部により近似された量子化制御情報を用いて量子化する請求項1記載の画像符号化装置。 - 前記近似部は、
前記変換単位の位置の近似関数を用いて前記量子化制御情報を近似する請求項2記載の画像符号化装置。 - 前記近似部は、
前記変換単位のサイズに基づいて、前記近似関数として1次関数を用いるか、又は2次関数を用いるかを決定する請求項3記載の画像符号化装置。 - 前記近似部は、
テーブル番号と各量子化制御情報とを関連付けたルックアップテーブルを用いて前記量子化制御情報を近似する請求項2記載の画像符号化装置。 - 前記符号化単位に含まれる変換単位の量子化制御情報を、前記量子化制御情報の最頻値と、該最頻値との差分を示すパラメータとで表すパラメータ設定部と、
前記最頻値及び前記パラメータを符号化するパラメータ符号化部とをさらに備える請求項1記載の画像符号化装置。 - 請求項1乃至6いずれか一項に記載の画像符号化装置により符号化されたストリームを復号する画像復号装置であって、
前記ストリームを復号する復号部と、
前記変換単位の量子化制御情報を用いて前記復号部により復号されたデータを逆量子化する逆量子化部と、
を備える画像復号装置。 - 画像を符号化単位に分割し、前記符号化単位を複数の変換単位で周波数変換して符号化を行うために、コンピュータに、
前記変換単位の係数信号に基づいて量子化制御情報を前記変換単位毎に設定する設定ステップと、
前記量子化制御情報を用いて前記係数信号を量子化する量子化ステップと、
を実行させるためのプログラム。
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