JP2014042206A - 画像符号化装置、画像復号装置及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】符号化単位より小さな単位で圧縮率や画質の制御を行う。
【解決手段】画像を符号化単位に分割し、符号化単位を複数の変換単位で周波数変換して符号化を行う画像処理装置であって、変換単位の係数信号に基づいて量子化制御情報を変換単位毎に設定する量子化制御部と、量子化制御情報を用いて係数信号を量子化する量子化処理部と、を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、量子化制御を行う画像符号化装置、画像復号装置及びプログラムに関する。
MPEG(Moving Picture Experts Group)−2、H.264/AVC(Advanced Video Coding)、又は規格化作業中のHEVC(High Efficiency Video Coding)などの圧縮符号化方式では、映像信号の各フレームをブロックと呼ばれる矩形領域に分割する。
これらの圧縮符号化方式では、ブロックを単位として画像信号を周波数領域の信号に変換する変換符号化が採用されている。変換された周波数領域の信号は、量子化により代表値に置き換えられ、この代表値の置き換えの程度により映像情報の圧縮の度合いを制御する。
量子化は、入力信号をある数値で除算することで実現する。除算する数値は量子化パラメータによって制御する。量子化パラメータは、ブロック単位で変化、制御されることにより、全体の圧縮率と画質を定める。
MPEG−2やH.264/AVC規格では、マクロブロックと呼ばれる16×16画素サイズのブロックを単位に処理がなされ、量子化パラメータはマクロブロックごとに変換させることが可能な仕組みになっている。
一方、HEVC規格では、CU(Coding Unit)と呼ばれる可変サイズブロックが導入されており、このCUを階層的に分割した小さなTU(Transformation Unit)を単位として周波数変換や量子化が行われる。量子化パラメータは、CUを単位として制御する仕組みが現在検討されている(非特許文献1)。
K.Sato, M.Budagavi, M.Coban, H.Aoki, X.li, "Description of Core Experiment 4:Quantization", Joint Collaborative Team on Video Coding (JCT-VC) of ITU-T SG16 WP3 and ISO/IEC JTC1/SC29/WG11 5th Meeting: Geneva, CH, 16-23 March, 2011
ここで、現在規格化作業中のHEVCでは、前述した通り、符号化単位のCUよりも小さい単位の変換単位のTUで周波数変換、量子化を行う。しかしながら、量子化パラメータはCU単位で設定されるため、符号化単位より小さな単位で圧縮率や画質の制御を行うことができなかった。
そこで、本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、符号化単位より小さな単位で圧縮率や画質の制御を行うことができる画像符号化装置、画像復号装置及びプログラムを提供することを目的とする。
本発明の一態様における画像符号化装置は、画像を符号化単位に分割し、前記符号化単位を複数の変換単位で周波数変換して符号化を行う画像符号化装置であって、前記変換単位の係数信号に基づいて量子化制御情報を前記変換単位毎に設定する量子化制御部と、前記量子化制御情報を用いて前記係数信号を量子化する量子化処理部と、を備える。
また、前記符号化単位に含まれる変換単位の量子化制御情報を近似する近似部と、前記近似部により近似された量子化制御情報を表すためのパラメータを符号化するパラメータ符号化部とをさらに備え、前記量子化部は、前記近似部により近似された量子化制御情報を用いて量子化してもよい。
また、前記近似部は、前記変換単位の位置の近似関数を用いて前記量子化制御情報を近似してもよい。
また、前記近似部は、前記変換単位のサイズに基づいて、前記近似関数として1次関数を用いるか、又は2次関数を用いるかを決定してもよい。
また、前記近似部は、テーブル番号と各量子化制御情報とを関連付けたルックアップテーブルを用いて前記量子化制御情報を近似してもよい。
また、前記符号化単位に含まれる変換単位の量子化制御情報を、前記量子化制御情報の最頻値と、該最頻値との差分を示すパラメータとで表すパラメータ設定部と、前記最頻値及び前記パラメータを符号化するパラメータ符号化部とをさらに備えてもよい。また、前記画像符号化装置により符号化されたストリームを復号する画像復号装置であって、前記ストリームをエントロピー復号する復号部と、前記変換単位の量子化制御情報を用いて前記復号部により復号されたデータを逆量子化する逆量子化部とを備えてもよい。
また、本発明の他の態様におけるプログラムは、画像を符号化単位に分割し、前記符号化単位を複数の変換単位で周波数変換して符号化を行うために、コンピュータに、前記変換単位の係数信号に基づいて量子化制御情報を前記変換単位毎に設定する設定ステップと、前記量子化制御情報を用いて前記係数信号を量子化する量子化ステップと、を実行させる。
本発明によれば、符号化単位より小さな単位で圧縮率や画質の制御を行うことができる。
実施例1における画像符号化装置の概略構成の一例を示すブロック図。 実施例1における量子化部の構成の一例を示すブロック図。 量子化パラメータの設定例を示す図。 実施例1における量子化制御処理の一例を示すフローチャート。 実施例1における量子化処理に関する構成の一例を示すブロック図。 LUTの一例を示す図。 実施例2における量子化制御処理、符号化処理の一例を示すフローチャート。 実施例3における量子化処理に関する構成の一例を示すブロック図。 実施例3における量子化制御処理、符号化処理の一例を示すフローチャート。 変形例における量子化制御処理、符号化処理の一例を示すフローチャート。 実施例4における画像復号装置の概略構成の一例を示すブロック図。 実施例5における画像処理装置の概略構成の一例を示すブロック図。
まず、HEVCでの符号化単位、予測単位、変換単位について説明する。HEVCでは、従来の符号化技術のように画面を左上から符号化単位であるブロック状に単純に分割するのではなく、新たに階層分割を採用し、複数階層のブロック分割を可能とする。また、複数のブロックに分割された符号化単位は、CU(Coding Unit)とも呼ぶ。HEVCでは、CUとして8×8、16×16、32×32などのサイズに画像を分割して、符号化を行うことができる。また、量子化パラメータはCU単位で設定される。
また、HEVCでは、予測誤差信号を効率的に表現するため、CUを階層分割し、変換単位に分けることができる。変換単位は、TUとも呼ぶ。例えば、32×32のCUに対し、階層分割0回のTUは32×32のCUと同じブロックであり、階層分割1回のTUは、16×16に分割されたブロックである。また、階層分割2回のTUは、8×8に分割されたブロックである。
また、HEVCでは、CUを複数種類の矩形領域である予測単位に分割し、それぞれの予測単位で予測処理が行われる。この予測単位は、PU(Prediction Unit)とも呼ぶ。
以下、添付図面を参照しながら各実施例について詳細に説明するが、各実施例はHEVCの構成における量子化部の機能を改良したものである。
[実施例1]
<構成>
図1は、実施例1における画像符号化装置10の概略構成の一例を示すブロック図である。図1に示す例では、画像符号化装置10は、前処理部100、予測誤差信号生成部101、直交変換部102、量子化部103a、エントロピー符号化部104、逆量子化部105、逆直交変換部106、復号画像生成部107、デブロッキングフィルタ部108、ループフィルタ部109、復号画像記憶部110、イントラ予測部111、インター予測部112、動きベクトル計算部113、及び予測画像選択部115を有する。各部についての概略を以下に説明する。
前処理部100は、ピクチャタイプに合わせてピクチャを並べ替え、ピクチャタイプ及びフレームごとのフレーム画像等を順次出力する。また、前処理部100は、符号化のためのブロック分割なども行う。
予測誤差信号生成部101は、入力された動画像データの符号化対象画像が、例えば32×32、16×16、8×8画素などのブロックに分割されたブロックデータを取得する。
予測誤差信号生成部101は、そのブロックデータと、予測画像選択部115から出力される予測画像のブロックデータとにより、予測誤差信号を生成する。予測誤差信号生成部101は、生成された予測誤差信号を直交変換部102に出力する。
直交変換部102は、入力された予測誤差信号をTU毎に直交変換処理する。直交変換部102は、直交変換処理によって水平及び垂直方向の周波数成分に分離された係数信号を量子化部103aに出力する。
量子化部103aは、直交変換部102から出力された係数信号を量子化する。量子化部103aは、量子化することによって係数信号の符号量を低減し、この係数信号をエントロピー符号化部104及び逆量子化部105に出力する。量子化部103aは、CUではなく、TU毎に量子化パラメータを設定し、量子化を行う。この量子化制御処理については、後述する。
エントロピー符号化部104は、量子化部103aから出力された量子化後の係数信号や動きベクトル計算部113から出力された動きベクトル情報やループフィルタ部109からのフィルタ係数などをエントロピー符号化して出力する。エントロピー符号化とは、シンボルの出現頻度に応じて可変長の符号を割り当てる方式をいう。
逆量子化部105は、量子化部103aからの出力信号を逆量子化してから逆直交変換部106に出力する。逆直交変換部106は、逆量子化部105からの出力信号を逆直交変換処理してから復号画像生成部107に出力する。これら逆量子化部105及び逆直交変換部106によって復号処理が行われることにより、符号化前の予測誤差信号と同程度の信号が得られる。
復号画像生成部107は、インター予測部112で動き補償された画像のブロックデータと、逆量子化部105及び逆直交変換部106により復号処理された予測誤差信号とを加算する。復号画像生成部107は、加算して生成した復号画像のブロックデータを、デブロッキングフィルタ部108に出力する。
デブロッキングフィルタ部108は、復号画像生成部107から出力された復号画像に対し、ブロック歪を低減するためのフィルタをかけ、ループフィルタ部109に出力する。
ループフィルタ部109は、例えばALF(Adaptive Loop Filter)であり、デブロッキングフィルタ処理された復号画像と、入力画像とを用いてフィルタ処理を行う。フィルタ処理は、例えばウィナーフィルタ(Wiener Filter)が用いられるが、その他のフィルタでも良い。
また、ループフィルタ部109は、入力画像を所定サイズ毎のグループに分け、グループ毎に適切なフィルタ係数を生成する。ループフィルタ部109は、デブロッキングフィルタ処理された復号画像を、所定サイズ毎にグループ分けし、生成したフィルタ係数を用いてグループ毎にフィルタ処理を行う。ループフィルタ部109は、フィルタ処理結果を復号画像記憶部110に出力し、参照画像として蓄積させる。所定サイズは、例えば、直交変換サイズである。
復号画像記憶部110は、入力した復号画像のブロックデータを新たな参照画像のデータとして記憶し、イントラ予測部111、インター予測部112及び動きベクトル計算部113に出力する。
イントラ予測部111は、符号化対象画像の処理対象ブロックに対して、すでに符号化された参照画素から予測画像のブロックデータを生成する。
インター予測部112は、復号画像記憶部110から取得した参照画像のデータを動きベクトル計算部113から提供される動きベクトルで動き補償する。これにより、動き補償された参照画像としてのブロックデータが生成される。
動きベクトル計算部113は、符号化対象画像におけるブロックデータと、復号画像記憶部110から取得する参照画像とを用いて、動きベクトルを求める。動きベクトルとは、ブロック単位で参照画像内から処理対象ブロックに最も類似している位置を探索するブロックマッチング技術を用いて求められるブロック単位の空間的なずれを示す値である。
動きベクトル計算部113は、求めた動きベクトルをインター予測部112に出力し、動きベクトルや参照画像を示す情報を含む動きベクトル情報をエントロピー符号化部104に出力する。
イントラ予測部111とインター予測部112から出力されたブロックデータは、予測画像選択部115に入力される。
予測画像選択部115は、イントラ予測部111とインター予測部112から取得したブロックデータのうち、どちらか一方のブロックデータを予測画像として選択する。選択された予測画像は、予測誤差信号生成部101に出力される。
画像符号化装置10の上記構成はあくまでも一例であり、実装の仕方によって構成を変更してもよく、例えば複数の部をまとめて構成してもよい。
<量子化>
次に、実施例1における量子化処理について説明する。実施例1では、CUではなく、TU毎に量子化パラメータ(Qp)の制御を行うことで、TU毎に圧縮率や画質の制御を行うことができる。
図2は、実施例1における量子化部103aの構成の一例を示すブロック図である。図2に示す量子化部103aは、量子化制御部201、及び量子化処理部203を有する。
量子化制御部201は、直交変換部102から取得した変換単位(TU)の係数信号に基づいて量子化制御情報を変換単位毎に設定する。量子化制御情報は、量子化ステップとも呼ばれる。量子化制御部201は、変換単位の係数信号に基づいて、ビットレートや所望の画質に応じて変換単位の量子化制御情報を設定する。
量子化制御部201は、例えば予め設定された情報量を、1つのTUへの割当量に換算した上で、係数信号の特性などに応じて量子化制御情報を設定する。量子化制御情報の設定については、この方法に限られるものではない。
量子化制御部201は、設定した量子化制御情報(量子化ステップ)から量子化パラメータ(Qp)を求める。例えば、量子化パラメータと量子化ステップの対数とは、比例する関係にある。量子化制御部201は、設定した変換単位の量子化制御情報を量子化処理部203に出力する。
図3は、量子化パラメータの設定例を示す図である。図3に示す例では、CUは、16×16であり、TUは、4×4である。図3に示すように、設定された量子化パラメータをQp(i,j)(0≦i≦3,0≦j≦3)と表記する。
量子化処理部203は、量子化制御部201から取得した変換単位の量子化制御情報を用いて、変換単位毎に係数信号を量子化する。量子化は、例えばH.264やHEVCなどの公知の技術を用いればよい。量子化処理部203は、量子化した係数信号をエントロピー符号化部104、逆量子化部105に出力する。
なお、変換単位の量子化パラメータは、エントロピー符号化部104により符号化されて、情報量が削減されてもよい。
<動作>
次に、実施例1における画像符号化装置10の動作について説明する。図4は、実施例1における量子化制御処理の一例を示すフローチャートである。図4に示すステップS101で、量子化制御部201は、TUでの量子化パラメータを設定する。
ステップS102で、量子化制御部201は、設定した量子化パラメータを量子化制御情報に換算する。
ステップS103aで、量子化制御部201は、処理したTUはマクロブロック(あるいはCU)の最後のUnit(TU)であるか否かを判定する。TUが最後のUnitであれば(ステップS103−YES)ステップS104に進み、TUが最後のUnitでなければ(ステップS103−NO)ステップS101に戻り、他のTUの量子化パラメータを設定する。
ステップS104で、量子化処理部203は、量子化パラメータに基づく量子化制御情報により、係数信号を量子化する。
以上、実施例1によれば、変換単位のTU毎に量子化パラメータを設定することができるので、TU毎に圧縮率や画質の制御を精度よく行うことができる。
[実施例2]
次に、実施例2における画像符号化装置について説明する。実施例2では、TU毎に量子化パラメータを設定することで増加した量子化パラメータの情報を、近似を用いることで情報量を削減する。
<構成>
実施例2における画像符号化装置の構成は、基本的には図1に示す概略構成と同様であるため、同じ符号を付す。以降では、実施例1と異なる量子化部を主に説明する。
<量子化>
次に、実施例2における量子化処理について説明する。実施例2では、CUではなく、TU毎に量子化パラメータ(Qp)の制御を行うことで、TU毎に圧縮率や画質の制御を行うとともに、量子化制御情報を近似することで、量子化制御情報の情報量を削減する。
図5は、実施例2における量子化処理に関する構成の一例を示すブロック図である。図5に示す例では、量子化部103bは、量子化制御部301、近似部303、及び量子化処理部305を有し、エントロピー符号化部104は、パラメータ符号化部307を有する。
量子化制御部301は、基本的な処理について、実施例1の量子化制御部201と同様である。また、量子化制御部301は、後述する近似された量子化制御情報を近似部303から取得する。量子化制御部301は、量子化制御情報が近似されたことにより発生するCUの符号化情報量を再度計算し、次の符号化単位(CU)の処理ブロックの量子化制御に反映してもよい。
近似部303は、量子化制御部301から取得した符号化単位(CU)に含まれる変換単位(TU)の量子化制御情報を近似する。また、近似部303は、量子化パラメータを近似してもよい。以下に示す例では、量子化制御情報を近似する場合について説明する。近似の方法としては、(1)近似関数を用いる場合、(2)ルックアップテーブル(LUT)を用いる場合との2つの例を挙げる。
(1)近似関数を用いる場合
近似部303は、例えば、変換単位の位置の近似関数を用いて量子化制御情報を近似する。近似部303は、TU毎に設定された量子化パラメータに基づく量子化制御情報を以下の関数として表現する。
Qs(i,j)=f(i,j) ・・・式(1)
Qs(i,j):位置(i,j)におけるTUの量子化制御情報
近似部303は、関数f(i,j)に対し、平面近似するなら式(2)とし、2次曲面近似するなら式(3)とする。
f(i,j)=a×i+b×j+c ・・・式(2)
f(i,j)=a×i+b×j+c×i+d×j+e ・・・式(3)
これにより、式(2)を用いて平面近似する場合は、パラメータが3個(a,b,c)、式(3)を用いて2次曲面近似する場合は、パラメータが5個(a,b,c,d,e)になり、図3に示すように16個よりもパラメータの数が少なくなる。このパラメータは、近似された量子化制御情報を表すためのパラメータである。
近似方法としては、例えば、最小二乗法などの数値計算手法を利用することが可能である。また、近似関数としては、sin関数、cos関数などの三角関数や、log関数などを用いてもよい。
また、近似部303は、パラメータ数が多くなるほど近似が複雑になるので、例えば、変換単位のサイズに基づいて、近似関数として1次関数(平面近似)を用いるか、2次関数(2次曲面近似)を用いるかを決定してもよい。
例えば、近似部303は、CUからの階層分割が1回なら1次関数を用い、階層分割が2回以上なら2次関数を用いると決定してもよい。また、近似部303は、TUのサイズが、CUから4分割されたサイズであれば1次関数を用い、CUから16分割以上されたサイズであれば2次関数を用いると決定してもよい。
近似部303は、近似された量子化制御情報(近似量子化制御情報とも呼ぶ)をTU毎に量子化処理部305に出力する。また、近似部303は、近似関数のパラメータ(近似パラメータとも呼ぶ)をパラメータ符号化部307に出力する。
(2)LUTを用いる場合
近似部303は、テーブル番号(Tb番号)と、各量子化制御情報とを関連付けたLUTを保持し、設定された各量子化制御情報と最も類似する各量子化制御情報を有するテーブルを探す。テーブル番号は、近似量子化制御情報を表すためのパラメータである。
図6は、LUTの一例を示す図である。図6に示す例では、TUが16個ある場合の例である。図6に示すQs101〜Qsn16には、代表的な量子化制御情報が設定されている。
近似部303は、各量子化制御情報と、LUTの各Qsi01〜Qsi16との差分絶対値和や最小二乗誤差が最も小さいテーブル番号を選択する。
近似部303は、最も類似する各量子化制御情報を有するテーブル番号を近似パラメータとしてパラメータ符号化部307に出力する。また、近似部303は、最も類似する各量子化制御情報を量子化処理部305に出力する。
図5に戻り、量子化処理部305は、近似部303から取得した近似量子化制御情報を用いて、係数信号を量子化する。量子化処理部305は、量子化した係数信号をエントロピー符号化部104及び逆量子化部105に出力する。
パラメータ符号化部307は、近似部303により近似された量子化制御情報を表すための近似パラメータを符号化する。パラメータ符号化部307は、例えばMPEG−2やH.264などで用いられるVLC(Variable Length Coding)や、H.264やHEVCで用いられるCABAC(Context-based Adaptive Binary Arithmetic Coding)などにより符号化を行えばよい。符号化された近似パラメータは、ストリームに含まれる。
<動作>
次に、実施例2における画像符号化装置10の動作について説明する。図7は、実施例2における量子化制御処理、符号化処理の一例を示すフローチャートである。図7に示す処理は、1つのCUにおける量子化制御処理、符号化処理を示す。
図7に示すステップS201で、量子化制御部301は、TUでの量子化パラメータを設定する。
ステップS202で、量子化制御部301は、設定した量子化パラメータを量子化制御情報に換算する。
ステップS203で、量子化制御部301は、処理したTUはマクロブロック(あるいはCU)の最後のUnit(TU)であるか否かを判定する。TUが最後のUnitであれば(ステップS203−YES)ステップS204に進み、TUが最後のUnitでなければ(ステップS203−NO)ステップS201に戻り、他のTUの量子化パラメータを設定する。
ステップS204で、近似部303は、量子化パラメータ(又は量子化制御情報)を近似する。近似方法としては、近似関数を用いたり、LUTを用いたりすればよい。
ステップS205で、量子化処理部305は、変換単位毎に近似された量子化制御情報を用いて、変換単位の係数信号を量子化する。
ステップS206で、エントロピー符号化部104は、近似された量子化パラメータや、量子化された変換係数をエントロピー符号化する。
ステップS207で、量子化制御部301は、近似部303から取得した近似された量子化パラメータ(又は近似量子化制御情報)を、次のCU内のTUの量子化制御に反映する。
以上、実施例2によれば、変換単位のTU毎に量子化パラメータを設定することができるので、TU毎に圧縮率や画質の制御を精度よく行うことができる。また、実施例2によれば、量子化パラメータを近似して量子化パラメータに関するパラメータ数を削減することができ、符号化効率を向上させることができる。
[実施例3]
次に、実施例3における画像符号化装置について説明する。実施例3では、TU毎に量子化パラメータを設定することで増加した量子化パラメータの情報を、最頻値を用いることで情報量を削減する。
<構成>
実施例3における画像符号化装置の構成は、基本的には図1に示す概略構成と同様であるため、同じ符号を付す。以降では、実施例1、2と異なる量子化部を主に説明する。
<量子化>
次に、実施例3における量子化処理について説明する。実施例3では、CUではなく、TU毎に量子化パラメータ(Qp)の制御を行うことで、TU毎に圧縮率や画質の制御を行うとともに、最頻値を用いることで、量子化制御情報の情報量を削減する。
図8は、実施例3における量子化処理に関する構成の一例を示すブロック図である。図8に示す例では、量子化部103cは、量子化制御部401、パラメータ設定部403、及び量子化処理部405を有し、エントロピー符号化部104は、パラメータ符号化部407を有する。
量子化制御部401は、基本的な処理について、実施例1の量子化制御部201と同様である。量子化制御部401は、設定した量子化パラメータ(又は量子化制御情報)をパラメータ設定部403、及び量子化処理部405に出力する。
パラメータ設定部403は、符号化単位に含まれる変換単位の量子化制御情報を、この量子化制御情報の最頻値と、最頻値との差分を示すパラメータとで表す。パラメータ設定部403は、求めた最頻値と、所定の走査順での差分値とをパラメータ符号化部407に出力する。
量子化処理部405は、量子化制御部401から取得した量子化制御情報を用いて、変換単位毎の係数信号の量子化を行う。量子化処理部405は、量子化後の係数信号を、エントロピー符号化部104、及び逆量子化部105に出力する。
パラメータ符号化部407は、量子化パラメータの最頻値と、各量子化パラメータの最頻値からの差分値とを、量子化パラメータに関するパラメータとして符号化し、ストリームに含める。
<動作>
次に、実施例3における画像符号化装置10の動作について説明する。図9は、実施例3における量子化制御処理、符号化処理の一例を示すフローチャートである。図9に示す処理は、1つのCUにおける量子化制御処理、符号化処理を示す。
図9に示すステップS301で、量子化制御部401は、TUでの量子化パラメータを設定する。
ステップS302で、量子化制御部401は、設定した量子化パラメータを量子化制御情報に換算する。
ステップS303で、量子化制御部401は、処理したTUはマクロブロック(あるいはCU)の最後のUnit(TU)であるか否かを判定する。TUが最後のUnitであれば(ステップS303−YES)ステップS304に進み、TUが最後のUnitでなければ(ステップS303−NO)ステップS301に戻り、他のTUの量子化パラメータを設定する。
ステップS304で、パラメータ設定部404は、量子化パラメータ(又は量子化制御情報)の最頻値と、最頻値と各量子化パラメータとの差分値を求める。
ステップS305で、パラメータ符号化部407は、最頻値と、差分値とを含むパラメータを符号化する。
ステップS306で、量子化処理部405は、変換単位毎に量子化制御情報を用いて、変換単位の係数信号を量子化する。
ステップS307で、エントロピー符号化部104は、量子化された変換係数をエントロピー符号化する。
以上、実施例3によれば、変換単位のTU毎に量子化パラメータを設定することができるので、TU毎に圧縮率や画質の制御を精度よく行うことができる。また、実施例3によれば、量子化パラメータに関して最頻値を用いて情報量を削減することができ、符号化効率を向上させることができる。
<変形例>
上記各実施例の変形例として、量子化部103は、実施例1〜3の量子化制御処理を実行可能とし、どの量子化制御処理を行うかを設定可能とする。量子化部103は、各実施例の量子化部103a〜cをまとめた構成である。量子化部103は、設定された量子化制御処理を実行する。この処理について、図10を用いて説明する。
図10は、変形例における量子化制御処理、符号化処理の一例を示すフローチャートである。図10に示す処理は、1つのCUにおける量子化制御処理、符号化処理を示す。
図10に示すステップS401〜S403の処理は、図4に示すステップS101〜S103の処理と同様である。
ステップS404で、量子化部103は、量子化パラメータの近似が設定されているかを判定する。近似が設定されていれば(ステップS404−YES)ステップS405に進み、近似が設定されていなければ(ステップS404−NO)ステップS409に進む。
ステップS405〜S408の処理は、実施例2で説明した図7に示すステップS204〜S207の処理と同様である。
ステップS409で、量子化部103は、量子化パラメータの最頻値及び差分値表現が設定されているかを判定する。最頻値及び差分値表現が設定されていれば(ステップS409−YES)ステップS410に進み、最頻値及び差分値表現が設定されていなければ(ステップS409−NO)ステップS414に進む。
ステップS410〜S413の処理は、実施例3で説明した図9に示すS304〜S307の処理と同様である。
ステップS414は、エントロピー符号化部104が、公知の技術を用いて量子化パラメータを符号化する。
以上、変形例によれば、実施例1〜3における量子化制御処理を有し、いずれの処理を行うかを画像に応じて変更することが可能となる。どの量子化制御処理を行うかは、予め量子化部103に設定されていればよい。
[実施例4]
次に、実施例4における画像復号装置について説明する。実施例4では、実施例1〜3で符号化されたストリームを復号する。実施例4では、実施例1〜3と同様の量子化制御処理を行って、符号化装置と同一の量子化制御情報を用いて逆量子化を行う。
<構成>
図11は、実施例4における画像復号装置50の概略構成の一例を示すブロック図である。図11に示すように、画像復号装置50は、エントロピー復号部501、逆量子化部502、逆直交変換部503、イントラ予測部504、復号情報記憶部505、インター予測部506、予測画像選択部507、復号画像生成部508、デブロッキングフィルタ部509、ループフィルタ部510、及びフレームメモリ511を有する。各部についての概略を以下に説明する。
エントロピー復号部501は、ビットストリームが入力されると、画像符号化装置10のエントロピー符号化に対応するエントロピー復号を行う。エントロピー復号部501により復号された予測誤差信号、量子化に関するパラメータなどは逆量子化部502に出力される。また、インター予測されている場合の、復号された動きベクトルなどは復号情報記憶部505に出力される。
また、エントロピー復号部501は、イントラ予測の場合、イントラ予測部504にその旨通知する。また、エントロピー復号部501は、復号対象画像がインター予測されているか、イントラ予測されているかを予測画像選択部507に通知する。
逆量子化部502は、エントロピー復号部501からの出力信号に対して逆量子化処理を行う。このとき、逆量子化部502は、実施例1〜3で説明した処理と逆の処理を行う。逆量子化部502は、例えば近似関数やLUTを保持している場合は近似パラメータから量子化制御情報を取得し、又は量子化に関するパラメータ(最頻値と差分値)から量子化制御情報を取得し、逆量子化を行う。逆量子化された出力信号は、逆直交変換部503に出力される。
逆直交変換部503は、逆量子化部502からの出力信号の復号ブロックに対して逆直交変換処理を行い、残差信号を生成する。残差信号は復号画像生成部508に出力される。
イントラ予測部504は、後述するフィルタ制御部510から通知されるフィルタを用いて、フレームメモリ511から取得する既に復号化された周辺画素から予測画像を生成する。
復号情報記憶部505は、復号されたループフィルタのフィルタ係数や復号された動きベクトルなどを記憶する。
インター予測部506は、フレームメモリ511から取得した参照画像のデータを復号情報記憶部505から取得する動きベクトルを用いて動き補償する。これにより、動き補償された参照画像としてのブロックデータが生成される。
予測画像選択部507は、イントラ予測画像、又はインター予測画像どちらか一方の予測画像を選択する。選択されたブロックデータは、復号画像生成部508に出力される。
復号画像生成部508は、予測画像選択部507から出力される予測画像と、逆直交変換部503から出力される残差信号とを加算し、復号画像を生成する。生成された復号画像はデブロッキングフィルタ部509に出力される。
デブロッキングフィルタ部509は、復号画像生成部508から出力された復号画像に対し、ブロック歪を低減するためのデブロッキングフィルタをかけ、ループフィルタ部510に出力する。
ループフィルタ部510は、復号情報記憶部505から取得したフィルタ係数を用いて、復号画像の所定サイズ毎にフィルタ処理を行う。所定サイズは、例えば逆直交変換サイズである。ループフィルタ処理後の復号画像をフレームメモリ511に出力する。なお、ループフィルタ後の復号画像は表示装置などに出力されてもよい。
フレームメモリ511は、参照画像となる復号画像などを記憶する。なお、復号情報記憶手段505とフレームメモリ511は、分けた構成にしているが、同じ記憶部であってもよい。なお、図11に示す画像復号装置50の構成はあくまでも一例にすぎず、実装の仕方によって構成を変更してもよい。
以上、実施例4によれば、実施例1〜3で符号化されたストリームを適切に復号することができる。
[実施例5]
次に、実施例5における画像処理装置について説明する。上記実施例の画像処理装置は、画像符号化装置及び画像復号装置をまとめて画像処理装置と呼ぶ。実施例5では、上述した実施例の各処理をソフトウェアで実装した場合について説明する。
<構成>
図12は、実施例5における画像処理装置60の概略構成の一例を示すブロック図である。図12に示す画像処理装置60は、制御部601と、主記憶部602と、補助記憶部603と、通信部604と、記録媒体I/F部605とを少なくとも有する。各部は、バスを介して相互にデータ送受信可能に接続されている。
制御部601は、コンピュータの中で、各装置の制御やデータの演算、加工を行うCPU(Central Processing Unit)である。また、制御部601は、主記憶部602や補助記憶部603に記憶されたプログラムを実行する演算装置であり、通信部604や各記憶部からデータを受け取り、演算、加工した上で、出力部や各記憶部に出力する。
また、制御部601は、例えば補助記憶部603に記憶される上記実施例のいずれかの処理を行うプログラムを実行することで、上述した処理を実行することができる。
主記憶部602は、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)などであり、制御部601が実行する基本ソフトウェアであるOSやアプリケーションソフトウェアなどのプログラムやデータを記憶又は一時保存する記憶装置である。
補助記憶部603は、HDD(Hard Disk Drive)などであり、アプリケーションソフトウェアなどに関連するデータを記憶する記憶装置である。また、補助記憶部603は、記録媒体606などから取得されたプログラムを記憶しておいてもよい。
通信部604は、有線又は無線で通信を行う。通信部604は、例えばサーバなどから送信されたプログラムを補助記憶部603に記憶するようにしてもよい。
記録媒体I/F(インターフェース)部605は、USB(Universal Serial Bus)などのデータ伝送路を介して接続された記録媒体606(例えば、フラッシュメモリなど)と画像処理装置60とのインターフェースである。
また、記録媒体606に、所定のプログラムを格納し、この記録媒体606に格納されたプログラムは記録媒体I/F部605を介して画像処理装置60にインストールされる。インストールされた所定のプログラムは、画像処理装置60により実行可能となる。
例えば、図1に示す復号画像記憶部110や図11に示す復号情報記憶部505やフレームメモリ511は、例えば、主記憶部602又は補助記憶部603などにより実現されうる。図1や図11に示す各記憶部以外の各部は、例えば制御部601及びワーキングメモリとしての主記憶部602により実現されうる。
また、このプログラムを記録媒体606に記録し、このプログラムが記録された記録媒体606をコンピュータや携帯端末に読み取らせて、前述した処理を実現させることも可能である。
なお、記録媒体606は、CD−ROM、フレキシブルディスク、光磁気ディスク等の様に情報を光学的,電気的或いは磁気的に記録する記録媒体、ROM、フラッシュメモリ等の様に情報を電気的に記録する半導体メモリ等、様々なタイプの記録媒体を用いることができる。また、上述した各実施例で説明した処理は、1つ又は複数の集積回路に実装してもよい。
以上、各実施例について詳述したが、特定の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された範囲内において、上記変形例以外にも種々の変形及び変更が可能である。
10 画像符号化装置
50 画像復号装置
60 画像処理装置
103 量子化部
104 エントロピー符号化部
201、301、401 量子化制御部
203、305、405 量子化処理部
303 近似部
307、407 パラメータ符号化部
403 パラメータ設定部
502 逆量子化部
601 制御部
602 主記憶部

Claims (8)

  1. 画像を符号化単位に分割し、前記符号化単位を複数の変換単位で周波数変換して符号化を行う画像符号化装置であって、
    前記変換単位の係数信号に基づいて量子化制御情報を前記変換単位毎に設定する量子化制御部と、
    前記量子化制御情報を用いて前記係数信号を量子化する量子化処理部と、
    を備える画像符号化装置。
  2. 前記符号化単位に含まれる変換単位の量子化制御情報を近似する近似部と、
    前記近似部により近似された量子化制御情報を表すためのパラメータを符号化するパラメータ符号化部とをさらに備え、
    前記量子化部は、
    前記近似部により近似された量子化制御情報を用いて量子化する請求項1記載の画像符号化装置。
  3. 前記近似部は、
    前記変換単位の位置の近似関数を用いて前記量子化制御情報を近似する請求項2記載の画像符号化装置。
  4. 前記近似部は、
    前記変換単位のサイズに基づいて、前記近似関数として1次関数を用いるか、又は2次関数を用いるかを決定する請求項3記載の画像符号化装置。
  5. 前記近似部は、
    テーブル番号と各量子化制御情報とを関連付けたルックアップテーブルを用いて前記量子化制御情報を近似する請求項2記載の画像符号化装置。
  6. 前記符号化単位に含まれる変換単位の量子化制御情報を、前記量子化制御情報の最頻値と、該最頻値との差分を示すパラメータとで表すパラメータ設定部と、
    前記最頻値及び前記パラメータを符号化するパラメータ符号化部とをさらに備える請求項1記載の画像符号化装置。
  7. 請求項1乃至6いずれか一項に記載の画像符号化装置により符号化されたストリームを復号する画像復号装置であって、
    前記ストリームを復号する復号部と、
    前記変換単位の量子化制御情報を用いて前記復号部により復号されたデータを逆量子化する逆量子化部と、
    を備える画像復号装置。
  8. 画像を符号化単位に分割し、前記符号化単位を複数の変換単位で周波数変換して符号化を行うために、コンピュータに、
    前記変換単位の係数信号に基づいて量子化制御情報を前記変換単位毎に設定する設定ステップと、
    前記量子化制御情報を用いて前記係数信号を量子化する量子化ステップと、
    を実行させるためのプログラム。
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