JP2014035643A - ライセンス管理システムおよびライセンス管理方法、クライアント装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】PCソフトウェア商品とMFPソフトウェア商品が1つの商品として、かつ保守契約のもとで提供される場合に、PCソフトウェア商品とMFPソフトウェア商品とが独立してライセンス認証されてしまうと、正確な保守契約の開始日を把握できない。
【解決手段】PCソフトウェア商品のライセンス認証時に、複合商品を構成しているMFPソフトウェア商品のライセンス認証日を、それがインストールされたMFPに問い合わせて、日時情報が古い方のライセンス認証日を保守契約の開始日とする。そして、PCソフトウェア商品が保守契約の期間内に公開されていれば、利用を可能とするライセンス管理方法を提供する。
【選択図】図16
【解決手段】PCソフトウェア商品のライセンス認証時に、複合商品を構成しているMFPソフトウェア商品のライセンス認証日を、それがインストールされたMFPに問い合わせて、日時情報が古い方のライセンス認証日を保守契約の開始日とする。そして、PCソフトウェア商品が保守契約の期間内に公開されていれば、利用を可能とするライセンス管理方法を提供する。
【選択図】図16
Description
本発明は、ライセンス管理の技術に関し、特にライセンス管理システムおよびライセンス管理方法、クライアント装置にする。
従来、ソフトウェアの不正利用を防止するためにライセンス管理技術が用いられる。ライセンス管理技術の1つとして、多機能複写機(MFP:Multi Functional Peripheral)向けのソフトウェア(以降、MFPソフトウェアと記載。)のように、ソフトウェアのインストール時に、ライセンスファイルの入力を必要とし、そのライセンスファイルが、ユーザーがソフトウェアを購入した際にソフトウェアと一緒に配布されたライセンスファイルであった場合に、ソフトウェアの使用を可能とする技術がある。
また、PC(Personal Computer)向けのソフトウェア(以降、PCソフトウェアと記載。)のように、ソフトウェアと一緒に配布するのは、対応するライセンスファイルを識別するためのライセンス番号とし、ソフトウェアのインストール時に、ライセンス管理サーバーに接続して、そのライセンス番号を入力することで、初めてライセンスファイルを配布し、ソフトウェアの使用を可能とする技術もある。
ソフトウェアは機能追加やバグ修正によって、アップグレード版が提供されることがある。アップグレード版の提供の際には、機能追加であれば有償、バグ修正であれば無償といったように提供形態が異なる場合がある。有償による提供の場合には、アップグレード版のインストールに新たなライセンスファイルあるいはライセンス番号が必要となるようにライセンス管理される。そして、ユーザーはアップグレード版のソフトウェアを追加購入することで、そうした新しいライセンスあるいはライセンス番号を入手する。
ユーザーが能動的にその都度アップグレード版のソフトウェアを入手する形態に加えて、現在では、サポートサービスの一環として、サポートサービスを契約したユーザーに対してアップグレード版のソフトウェアを提供する、というサポートの形態もある。この場合、ユーザーの保守契約の契約内容に応じて、提供すべきソフトウェアを判別し、提供を受ける権利を有するユーザーに対してのみアップグレード版のソフトウェアを提供する、という技術が存在する(例えば特許文献1参照)。
しかしながら特許文献1に記載の技術は、ユーザーがアップグレード版のソフトウェアを取得するためには保守契約を締結していることが前提となっている。このとき、保守契約の開始日および終了日はソフトウェアのインストールと独立して決定されるものである。ユーザーがソフトウェアをインストールして、使用開始となった日が開始日ではないため、ユーザーがアップグレード版のソフトウェアを取得できる期間は、保守契約が定める期間よりも短くなってしまう、という課題がある。
ライセンスファイルを取得するためにはPCソフトウェア商品の場合には、インストール時にライセンス管理サーバーに接続して、PCソフトウェア商品と共に提供されるライセンス番号を入力する。この場合には、ライセンスファイルが発行された日時がPCソフトウェア商品の使用が開始された日として正確に判断することができる。しかし、MFPソフトウェアの場合には、MFPソフトウェアと共にライセンスファイルが提供される形態であるため、MFPソフトウェアが実際に使用開始された日時をライセンス管理サーバーが把握することができない、という課題がある。
特に、PCソフトウェアとMFPソフトウェアが単一の保守契約のもとでユーザーに提供される場合には、ライセンス管理サーバーではPCソフトウェアのライセンス発行に基づくソフトウェアの使用開始日時しか把握できない。すなわち、PCソフトウェアよりも前に、MFPソフトウェアを使用開始していても、保守契約の開始日はPCソフトウェアを使用開始した日時に設定されてしまう。ライセンス管理サーバーで管理する保守契約期間よりも、実際にはユーザーは長い期間保守契約に属すことになってしまう。
そうなった場合、ソフトウェアのアップグレード版を提供する際、本来保守契約に属していないユーザーであっても、アップグレード版を使用開始することができてしまうのもまた、課題である。
本発明は、上記の課題を解決するものであり、保守契約の開始日を適切に設定することができるライセンス管理技術、特にライセンス管理システムおよびライセンス管理方法、クライアント装置を提供するものである。
上記目的を達成するために本発明は以下の構成を有する。
第1の観点によれば、本発明は、相異なる機器で実行される複数のソフトウェアを含むソフトウェアパッケージのライセンスを管理するサーバーシステムとクライアント装置とを含んだライセンス管理システムであって、
前記クライアント装置は、
ソフトウェアパッケージに含まれる第1のソフトウェアの識別子を含む要求を前記サーバーシステムに送信する送信手段と、
前記サーバーシステムからデバイス識別情報を含む応答を受信する第1の受信手段と、
前記デバイス識別情報に対応する機器に対して、前記ソフトウェアパッケージに含まれる第2のソフトウェアが認証済みであればその認証に係る日付情報の要求を行う第1の要求手段と、
前記機器から前記認証に係る日付情報を含む応答を受信する第2の受信手段と、
前記サーバーシステムに対して、前記認証に係る日付情報を含めた、前記ソフトウェアパッケージに対するライセンスの発行要求を行う第2の要求手段とを有し、
前記サーバーシステムは、
前記第1のソフトウェアの識別子を含む前記要求を受信した場合に、前記第2のソフトウェアを実行する機器のデバイス識別情報を前記クライアント装置に送信する第2の送信手段と、
前記ソフトウェアパッケージに対するライセンスの発行要求を受信する第3の受信手段と、
前記ライセンスの発行要求に含まれる前記認証に係る日付情報および前記ライセンスの発行要求の日付に基づき、前記ソフトウェアパッケージの保守期間の開始日を設定する設定手段と、
前記ソフトウェアパッケージを利用可能となる日が、前記開始日からの保守期間の内であった場合に、前記ソフトウェアパッケージのライセンスを前記クライアントに対して応答する応答手段とを有する。
前記クライアント装置は、
ソフトウェアパッケージに含まれる第1のソフトウェアの識別子を含む要求を前記サーバーシステムに送信する送信手段と、
前記サーバーシステムからデバイス識別情報を含む応答を受信する第1の受信手段と、
前記デバイス識別情報に対応する機器に対して、前記ソフトウェアパッケージに含まれる第2のソフトウェアが認証済みであればその認証に係る日付情報の要求を行う第1の要求手段と、
前記機器から前記認証に係る日付情報を含む応答を受信する第2の受信手段と、
前記サーバーシステムに対して、前記認証に係る日付情報を含めた、前記ソフトウェアパッケージに対するライセンスの発行要求を行う第2の要求手段とを有し、
前記サーバーシステムは、
前記第1のソフトウェアの識別子を含む前記要求を受信した場合に、前記第2のソフトウェアを実行する機器のデバイス識別情報を前記クライアント装置に送信する第2の送信手段と、
前記ソフトウェアパッケージに対するライセンスの発行要求を受信する第3の受信手段と、
前記ライセンスの発行要求に含まれる前記認証に係る日付情報および前記ライセンスの発行要求の日付に基づき、前記ソフトウェアパッケージの保守期間の開始日を設定する設定手段と、
前記ソフトウェアパッケージを利用可能となる日が、前記開始日からの保守期間の内であった場合に、前記ソフトウェアパッケージのライセンスを前記クライアントに対して応答する応答手段とを有する。
また第2の観点によれば、本発明は、相異なる機器で実行される複数のソフトウェアを含むソフトウェアパッケージのライセンスを管理するサーバーシステムと接続されたクライアント装置であって、
ソフトウェアパッケージに含まれる第1のソフトウェアの識別子を含む要求を前記サーバーシステムに送信する送信手段と、
前記サーバーシステムから、前記ソフトウェアパッケージに含まれる第2のソフトウェアを実行する機器のデバイス識別情報を含む応答を受信する第1の受信手段と、
前記デバイス識別情報に対応する機器に対して、前記第2のソフトウェアが認証済みであればその認証に係る日付情報の要求を行う第1の要求手段と、
前記機器から前記認証に係る日付情報を含む応答を受信する第2の受信手段と、
前記サーバーシステムに対して、前記前記認証に係る日付情報を含めた、前記ソフトウェアパッケージに対するライセンスの発行要求を行う第2の要求手段と、
前記ソフトウェアパッケージを利用可能となる日が、前記ライセンスの発行要求に含まれる前記認証に係る日付情報および前記ライセンスの発行要求の日付に基づいて設定された前記ソフトウェアパッケージの保守期間の開始日からの保守期間の内であった場合に、前記ソフトウェアパッケージのライセンスを前記サーバーから受信する第3の受信手段と
を有する。
ソフトウェアパッケージに含まれる第1のソフトウェアの識別子を含む要求を前記サーバーシステムに送信する送信手段と、
前記サーバーシステムから、前記ソフトウェアパッケージに含まれる第2のソフトウェアを実行する機器のデバイス識別情報を含む応答を受信する第1の受信手段と、
前記デバイス識別情報に対応する機器に対して、前記第2のソフトウェアが認証済みであればその認証に係る日付情報の要求を行う第1の要求手段と、
前記機器から前記認証に係る日付情報を含む応答を受信する第2の受信手段と、
前記サーバーシステムに対して、前記前記認証に係る日付情報を含めた、前記ソフトウェアパッケージに対するライセンスの発行要求を行う第2の要求手段と、
前記ソフトウェアパッケージを利用可能となる日が、前記ライセンスの発行要求に含まれる前記認証に係る日付情報および前記ライセンスの発行要求の日付に基づいて設定された前記ソフトウェアパッケージの保守期間の開始日からの保守期間の内であった場合に、前記ソフトウェアパッケージのライセンスを前記サーバーから受信する第3の受信手段と
を有する。
本発明によれば、保守契約の開始日及び終了日を、保守契約の対象となるソフトウェアの使用開始日と連動して正確に管理することができる。
加えて保守契約の対象となるソフトウェアが、PCソフトウェアとMFPソフトウェアといったそれぞれインストールされる装置が異なっている場合でも、保守契約の対象となるソフトウェアの使用開始日と連動して正確に管理することができる。
また、その上で保守契約期間内において公開されたPCソフトウェアに対するライセンス発行の可否を決定することで、ソフトウェアのインストールおよびアップグレードにおける管理負荷を下げることができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を用いて説明する。
[実施形態1]
本実施形態では、保守契約の対象がPCソフトウェアとMFPソフトウェアとを含む複合商品すなわちソフトウェアパッケージである場合に、PCソフトウェアがライセンス認証を行う際に、MFPからMFPソフトウェアの認証日を取得して、先にインストールされたMFPソフトウェア製品があれば、そのインストール日を開始日として保守契約期間を適切に管理するライセンス管理システムおよびライセンス管理方法を示す。
本実施形態では、保守契約の対象がPCソフトウェアとMFPソフトウェアとを含む複合商品すなわちソフトウェアパッケージである場合に、PCソフトウェアがライセンス認証を行う際に、MFPからMFPソフトウェアの認証日を取得して、先にインストールされたMFPソフトウェア製品があれば、そのインストール日を開始日として保守契約期間を適切に管理するライセンス管理システムおよびライセンス管理方法を示す。
本実施形態において、複合商品を構成するPCソフトウェア商品とMFPソフトウェア商品とは互いに独立して動作可能なソフトウェアであることを前提としている。
<システムのハードウェア構成>
図1は、本実施形態に係るシステムの全体構成を示すブロック図である。インターネット100は、図1に示すブロック図の各構成要素のうち、ライセンス管理サーバー102と、PC(正式名称はPersonal Computer。以降PCと略す。)103、MFP(正式名称はMulti Functional Peripheral。以降MFPと略す。)104とを接続するネットワークである。MFPはディジタル複合機や複合機能デバイスなどとも称する。なお、図1において1台のライセンス管理サーバーに対して1台のPCと1台のMFPとが接続された例を示しているが、PCおよびMFPの台数については1台以上の任意の台数でも良い。
図1は、本実施形態に係るシステムの全体構成を示すブロック図である。インターネット100は、図1に示すブロック図の各構成要素のうち、ライセンス管理サーバー102と、PC(正式名称はPersonal Computer。以降PCと略す。)103、MFP(正式名称はMulti Functional Peripheral。以降MFPと略す。)104とを接続するネットワークである。MFPはディジタル複合機や複合機能デバイスなどとも称する。なお、図1において1台のライセンス管理サーバーに対して1台のPCと1台のMFPとが接続された例を示しているが、PCおよびMFPの台数については1台以上の任意の台数でも良い。
LAN(正式名称はLocal Area Network。以降LANと略す。)101は、図1に示すブロック図の各構成要素のうち、PC103とMFP104とを相互に接続する。なお、図1において1台のPCに対して1台のMFPとが接続された例を示しているが、PCおよびMFPの台数については1台以上の任意の台数でも良い。
ライセンス管理サーバー102は、PCソフトウェアおよびMFPソフトウェアのライセンスファイルを発行するインターネットアプリケーションサーバーである。PC103は、パーソナルコンピューター等の情報処理装置である。PC103は、LAN101を介して、MFP104と通信する。また、PC103は、インターネット100を介して、ライセンス管理サーバー102と通信する。MFP104は、スキャナー機能、複写機能、印刷機能、通信機能等を搭載する画像形成装置としてのMFPである。MFP104は、LAN101を介して、PC103と通信する。また、MFP104は、インターネット100を介して、ライセンス管理サーバー102と通信する。
図2は、図1に示すライセンス管理サーバー102およびクライアント装置として動作するPC103のコンピューターのハードウェア構成を示すブロック図である。なおライセンス管理サーバー102は複数のサーバーにより構成されるサーバーシステムにより実現されてもよい。システムバス200は情報処理装置を構成する各部を相互接続するバスである。ユーザーインターフェース201は、ディスプレイ、キーボード、マウスなどによる情報の入出力を行うハードウェアである。これらのハードウェアを備えないコンピューターは、リモートデスクトップなどにより、他のコンピューターから接続および操作することも可能である。ネットワークインターフェース202は、インターネット100やLAN101などのネットワークに接続して、他のコンピューターやネットワーク機器との通信を行うハードウェアである。CPU203は、ROM204、RAM205、二次記憶装置206から読み込んだプログラムを実行し、各機能を実現する。システムバス200で接続される各構成要素を直接的、あるいは間接的に制御する。ROM204は、読み込み専用の記憶装置であり、BIOS等の組込済みプログラムおよびデータが記録されている。RAM205は、CPU203が動作するためのワーク領域として利用される一時メモリ領域である。二次記憶装置206は、基本ソフトウェアであるOSやその他ソフトウェアモジュールが記憶されているHDDに代表されるような外部記憶装置である。
図3は、図1に示すMFP104のハードウェア構成を示すブロック図である。コントローラー300は、操作部307、スキャナー部310、プリンター部312と電気的に接続されている。一方、インターネット100、LAN101にもネットワークインターフェース313を介して接続されている。これによって、TCP/IPなどの通信プロトコルによる通信が可能である。システムバス301は、コントローラー300の各構成要素を相互に接続するバスである。CPU302は、ROM303に記憶されている制御プログラム等に基づき、LAN101を介して接続中の各PC、各MFPへのアクセスおよび他の装置からのアクセスを統括的に制御する。また、システムバス301で接続されるコントローラー300の各構成要素を直接的、あるいは間接的に制御する。CPU302で行われる制御には、後述する本発明のフローチャートを実現するためのプラグラムの実行も含まれる。ROM303は、装置のブートプログラムが格納されている読み込み専用の記憶装置である。RAM304は、CPU302が動作するためのワーク領域、かつ画像データを一時記憶するために利用される主記憶装置である。また、RAM304は、本発明を実現するためのソフトウェアモジュールを読み込むための一時記憶としても利用される。二次記憶装置305は、システムソフトウェアや画像データを格納することが可能な補助記憶装置である。
操作部I/F306は、システムバス301と操作部307とを接続するためのインターフェース部である。操作部I/F306は、操作部307に表示するための画像データをシステムバス301から受け取り、操作部307に出力すると共に、操作部307から入力された情報をシステムバス301へと出力する。操作部307は、タッチパネルディスプレイなどからなる入出力装置である。MFP104を利用するユーザーに対して、情報を表示する機能や、ユーザーからの入力を受け付ける機能を持つ。画像形成部308は画像データの方向変換、画像圧縮、伸張処理などを行う。また、二次記憶装置305に保存されている画像データ同士を合成して一枚の画像にすることが可能である。スキャナー部I/F309は、スキャナー部310から受け取った画像データに対して、補正、加工、および編集を行う。スキャナー部310は、MFP104の原稿読み取り台(不図示)に置かれた原稿の画像を読み取り、画像データを作成する画像入力装置である。プリンター部I/F311は、画像形成部308から送られた画像データを受け取り、画像データに付随する属性データを参照しながら画像データに画像形成を施す。画像形成後の画像データは、プリンター部312に出力される。プリンター部312は、プリンター部I/F311を介してコントローラー300から受け取った画像データを、用紙上に印刷画像として形成する画像出力装置である。ネットワークI/F313は、インターネット100、LAN101およびシステムバス301に接続して、情報の入出力を行う。
<ライセンス管理サーバーのソフトウェア構成>
図4は、本実施形態のライセンス管理に係るライセンス管理サーバー102のソフトウェアモジュールの構成を示したブロック図である。これらのソフトウェアモジュールはライセンス管理サーバー102の二次記憶装置206に記憶され、CPU203が実行する。
図4は、本実施形態のライセンス管理に係るライセンス管理サーバー102のソフトウェアモジュールの構成を示したブロック図である。これらのソフトウェアモジュールはライセンス管理サーバー102の二次記憶装置206に記憶され、CPU203が実行する。
制御部400は、ライセンス管理サーバー102の全体を制御し、ソフトウェアモジュールの各構成要素に対する指示および管理を行う。受信部401は、インターネット100を介して接続されるPC103からのライセンス発行要求の受信処理を行う。また、インターネット100を介して接続されるPC103からのソフトウェア情報の要求の受信処理を行う。送信部402は、インターネットを介して接続されるPC103に対してライセンスファイルを送信する。また、インターネット100を介して接続されるPC103に対して、ソフトウェア情報を送信する。
ライセンス発行判定部405は、制御部400の指示によって、受信部401が受信したライセンスの発行要求が、対応するライセンスファイルを発行するのに正しいか否かを判定する。ライセンスの発行要求の判定に際しては、ライセンス管理部408、商品情報管理部409、グループ情報管理部410から適切な情報を取得して、ライセンス発行の判定処理を実行する。ライセンス発行判定部405によって実行されるライセンス発行の判定処理については、後述する。ライセンス発行の判定処理の結果は、制御部400に渡る。
ライセンス発行部406は、ライセンス発行判定部405における判定処理の結果が真だった場合に制御部400の指示によって、ライセンスファイルを発行する。
MFPソフトウェア情報判定部407は、受信部401が受信したソフトウェア情報の要求に対応するMFPソフトウェア情報を商品情報管理部409から取得する。
ライセンス管理部408は、制御部400の指示によって二次記憶装置206に保存されているライセンス情報を管理する。ライセンス情報は後述するPCソフトウェアのライセンス情報の管理テーブル800、MFPソフトウェアのライセンス情報の管理テーブル805、複合商品のライセンス情報の管理テーブル810で構成される情報である。
商品情報管理部409は、制御部400の指示によって二次記憶装置206に保存されている商品情報を管理する。商品情報はPCソフトウェアの商品情報、MFPソフトウェアの商品情報、そしてそれらが組み合わさった複合商品情報から構成される情報である。それぞれの商品情報は、PCソフトウェアの商品情報の管理テーブル700、MFPソフトウェアの商品情報の管理テーブル704、複合商品情報の管理テーブル708で管理される。
<PCのソフトウェア構成>
図5は、本実施形態のライセンス管理に係るPC103にインストールするソフトウェアモジュールの構成を示したブロック図である。これらのソフトウェアモジュールはPC103の二次記憶装置206に記憶され、CPU203が実行する。
図5は、本実施形態のライセンス管理に係るPC103にインストールするソフトウェアモジュールの構成を示したブロック図である。これらのソフトウェアモジュールはPC103の二次記憶装置206に記憶され、CPU203が実行する。
制御部500は、PC103にインストールするソフトウェアの全体を制御し、ソフトウェアモジュールの各構成要素に対する指示および管理を行う。
送信部501は、インターネット100を介して接続されるライセンス管理サーバー102に対して、ライセンス発行要求を送信する。また、インターネット100を介して接続されるライセンス管理サーバー102に対して、MFPソフトウェア情報取得要求を送信する。ライセンス発行要求は、後述する図16のステップS1605において、送信部501が生成する。ライセンス発行要求のデータ構造については図17で後述する。また、MFPソフトウェア情報取得要求は、制御部500の指示によってPC識別子取得506が取得したPC識別子、PCソフトウェア情報取得部508が取得したPCコンテンツIDから構成される。MFPソフトウェア情報取得要求のデータ構造については図14(a)で後述する。
受信部502は、インターネット100を介して接続されるライセンス管理サーバー102からのライセンスファイルの受信処理を行う。また、インターネット100を介して接続されるライセンス管理サーバー102からのMFPソフトウェア情報の受信処理を行う。
受信部502は、インターネット100を介して接続されるライセンス管理サーバー102からのライセンスファイルの受信処理を行う。また、インターネット100を介して接続されるライセンス管理サーバー102からのMFPソフトウェア情報の受信処理を行う。
デバイス探索部503は、LAN101を介して接続される特定のMFP104に対して、指定したMFPソフトウェアがインストールされているかを確認するデバイス探索要求を送信する。
PC識別子取得部504は、PC103を一意に識別するための識別子をPC103から取得する。PC識別子は、一意となる値であればどのような情報でも良く、例えばPC103にてUUID(正式名称はUniversally Unique Identifier。以降、UUIDと略す。)形式で生成された値でも良い。また、PC103を構成する各ハードウェアから生成される識別子、あるいはその組み合わせでも良い。
ライセンス認証画面表示部505は、後述するライセンス番号入力画面1200をPC103のユーザーインターフェース201(例えば、ディスプレイ。)に表示する。
PCソフトウェア情報取得部506は、PC103にインストールするPCソフトウェアを一意に識別する情報を取得する。PCソフトウェア情報はPCソフトウェア情報管理部508によって管理されている情報であり、ライセンス管理サーバー102によって生成される任意の情報である。
ライセンス認証部507は、インターネット100を介して接続されるライセンス管理サーバー102から受信したライセンスファイルを処理し、PC103において対応するPCソフトウェアを使用可能な状態とする。
PCソフトウェア情報管理部508は、PC103にインストールするPCソフトウェアを一意に識別する情報を管理する。管理されるPCソフトウェア情報はPCソフトウェア情報管理テーブル900から構成される。
<MFPのソフトウェア構成>
図6は、本発明のライセンス管理に係るMFP104のソフトウェアモジュールの構成を示したブロック図である。これらのソフトウェアモジュールはMFP104の二次記憶装置305に記憶され、CPU302が実行する。
図6は、本発明のライセンス管理に係るMFP104のソフトウェアモジュールの構成を示したブロック図である。これらのソフトウェアモジュールはMFP104の二次記憶装置305に記憶され、CPU302が実行する。
制御部600は、MFP104の全体を制御し、ソフトウェアモジュールの各構成要素に対する指示および管理を行う。
受信部601は、LAN101を介して接続されるPC103からのデバイスの探索要求の受信処理を行う。受信したデバイスの探索要求は制御部600の指示によって、デバイスの探索要求に含まれるMFPコンテンツIDカラムの値に該当するライセンス情報がMFPソフトウェア情報管理部603で管理されていないかを確認する。その結果であるデバイス情報は送信部602によって、LAN101を介して接続されるPC103に送信される。
MFPソフトウェア情報管理部603は、MFP104にインストールするMFPソフトウェアを一意に識別する情報を管理する。管理されるMFPのソフトウェア情報はMFPソフトウェア情報テーブル1000から構成される。
ライセンス認証部604は、ライセンス管理サーバー102が発行したライセンスファイルを処理し、MFP104において対応するMFPソフトウェアを使用可能な状態とする。
<情報管理テーブルの構成>
図7は、ライセンス管理サーバー102の商品情報管理部409で管理されるソフトウェアの商品情報のデータ構造をテーブル形式で示した図である。商品情報管理部409が管理する商品情報は、PCソフトウェア商品、MFPソフトウェア商品、複合商品の3種類存在し、管理テーブルも図7(a),図7(b),図7(c)に示すようにそれぞれ存在する。商品情報は商品種別ごとの管理情報である。図7(a)のPCソフトウェア商品情報管理テーブル700は、PCソフトウェアの商品情報を管理するテーブルである。PCソフトウェア商品情報管理テーブル700は、商品ごとのレコードから構成され、各レコードは、PC商品IDカラム701、PC商品名カラム702、PCコンテンツIDカラム703から構成される。ライセンス管理サーバー102にPCソフトウェアの商品情報を登録した際に、登録された商品に対応するレコードがPCソフトウェア商品情報管理テーブル700に追加される。この情報の登録を以て、対応するPCソフトウェアがユーザーに対して提供可能な状態となる。
図7は、ライセンス管理サーバー102の商品情報管理部409で管理されるソフトウェアの商品情報のデータ構造をテーブル形式で示した図である。商品情報管理部409が管理する商品情報は、PCソフトウェア商品、MFPソフトウェア商品、複合商品の3種類存在し、管理テーブルも図7(a),図7(b),図7(c)に示すようにそれぞれ存在する。商品情報は商品種別ごとの管理情報である。図7(a)のPCソフトウェア商品情報管理テーブル700は、PCソフトウェアの商品情報を管理するテーブルである。PCソフトウェア商品情報管理テーブル700は、商品ごとのレコードから構成され、各レコードは、PC商品IDカラム701、PC商品名カラム702、PCコンテンツIDカラム703から構成される。ライセンス管理サーバー102にPCソフトウェアの商品情報を登録した際に、登録された商品に対応するレコードがPCソフトウェア商品情報管理テーブル700に追加される。この情報の登録を以て、対応するPCソフトウェアがユーザーに対して提供可能な状態となる。
PC商品IDカラム701は、PCソフトウェア商品を一意に識別するPC商品IDを格納するカラムである。PC商品名カラム702は、PCソフトウェア商品の商品名を格納するカラムである。PCソフトウェア商品の商品名は、後述する図16のライセンス番号入力画面1200内の商品名表示ラベル1604に表示される。PCコンテンツIDカラム703は、商品化されたPCソフトウェアを一意に識別する識別子であるPCコンテンツIDを格納するカラムである。PC商品IDとPCコンテンツIDとは必ずしも対応していない。PC商品IDは、たとえば一つの種類のプログラムに対しても、商品管理のなどを目的として、相異なる複数のIDが割り当てられる場合があり得る。PCコンテンツIDは、ひとつのプログラムに対して固有に割り当てられる。したがってソフトウェア商品情報管理テーブルにより対応付けられている。そのため、保守管理などのためにはソフトウェアの識別子としてPC商品IDを用いるが、プログラムの実行環境においてはPCコンテンツIDをソフトウェアの識別子として用いることができる。
図7(b)のMFPソフトウェア商品情報管理テーブル704は、MFPソフトウェアの商品情報を管理するテーブルである。MFPソフトウェア商品情報管理テーブル704は、商品ごとのレコードから構成され、各レコードは、MFP商品IDカラム705、MFP商品名カラム706、MFPコンテンツIDカラム707から構成される。ライセンス管理サーバー102にMFPソフトウェアの商品情報を登録した際に、登録された商品に対応するレコードがMFPソフトウェア商品情報管理テーブル704に追加される。この情報の登録を以て、対応するMFPソフトウェアがユーザーに対して提供可能な状態となる。
MFP商品IDカラム705は、MFPソフトウェア商品を一意に識別するMFP商品IDを格納するカラムである。MFP商品名カラム706は、MFPソフトウェア商品の商品名を格納するカラムである。MFPコンテンツIDカラム707は、商品化されたMFPソフトウェアを一意に識別する識別子であるMFPコンテンツIDを格納するカラムである。
図7(c)の複合商品情報管理テーブル708は、複合商品の情報を管理するテーブルである。複合商品とは、1つ以上のPCソフトウェア商品と1つ以上のMFPソフトウェア商品とを合わせて1つの商品としてユーザーに提供する商品形態である。
複合商品情報管理テーブル708は、商品ごとのレコードから構成され、各レコードは、複合商品IDカラム709、複合商品名カラム710、保守契約カラム711、保守期間カラム712、公開日カラム713、所属商品IDカラム714から構成される。ライセンス管理サーバー102に複合商品の情報を登録した際に、登録された商品に対応するレコードが複合商品情報管理テーブル708に追加される。
複合商品IDカラム709は、複合商品を一意に識別する複合商品IDを格納するカラムである。複合商品名カラム710は、複合商品の商品名を格納するカラムである。保守契約カラム711は、複合商品を保守契約で提供するか否かを示す情報を格納するカラムである。複合商品を保守契約で提供する場合にはtrueの値、保守契約で提供しない場合はfalseの値が格納される。保守契約カラム711の値がtrueの場合は、保守期間カラム712、公開日カラム713にそれぞれ値が格納される。保守契約カラム711の値がfalseの場合は、保守期間カラム712、公開日カラム713には値が格納されない。本実施形態は、保守契約カラム711の値がtrueとなる複合商品のライセンス管理について示したものである。
保守期間カラム712は、保守契約カラム711の値がtrueである複合商品の保守期間を格納するカラムである。公開日カラム713は、複合商品が実際にユーザーによって利用可能となる日時情報を格納するカラムである。「利用可能となる日時」とは、換言すれば利用の開始が許可された日時ともいえる。また時間まで管理する場合には日付および時刻が日時情報には含まれるが、日数の単位でライセンスを管理するのであれば日付情報が含まれていれば十分である。公開日カラムに格納された日時情報以前の場合には、ライセンス管理サーバー102は、後述するライセンス発行要求を受信しても、ライセンスを発行しない。所属商品IDカラム714は、複合商品として提供するPCソフトウェア商品のPC商品IDおよびMFPソフトウェア商品のMFP商品IDを格納するカラムである。
図8は、ライセンス管理サーバー102のライセンス管理部408で管理されるソフトウェア商品のライセンス情報のデータ構造をテーブル形式で示した図である。ライセンス管理部408が管理するライセンス情報は、PCソフトウェア商品、MFPソフトウェア商品、複合商品の3種類存在し、管理テーブルも図8(a),図8(b),図8(c)に示すようにそれぞれ存在する。ライセンス情報はライセンス管理目的の情報であるから個体ごとの管理情報である。ライセンス番号やライセンス発行日を含むライセンス情報は、ライセンス管理サーバー102がライセンス番号を発行したときに作成され、ライセンス情報の種類(PC,MFP,複合)に応じて、各テーブルに登録される。
図8(a)のPC商品ライセンス情報管理テーブル800は、PCソフトウェア商品のライセンス情報を管理するテーブルである。PC商品ライセンス情報管理テーブル800は、ライセンスごとのレコードから構成され、各レコードは、ライセンス番号カラム801、PC商品IDカラム802、ライセンス発行日カラム803、PC識別子カラム804から構成される。PC商品ライセンス情報管理テーブル800の各データは、ライセンス管理サーバー102が、対応するPCソフトウェア商品のライセンス番号を発行した場合に、発行したライセンス番号に関連付けてPC商品ライセンス情報管理テーブル800に追加される。
ライセンス番号カラム801は、PCソフトウェア商品をユーザーに提供する際に発行されるライセンス番号を格納するカラムである。PC商品IDカラム802は、ライセンス番号によって利用可能となるPCソフトウェア商品IDを格納するカラムである。ライセンス番号を発行した時点では、ライセンス番号とPCソフトウェア商品IDのみがPC商品ライセンス情報管理テーブル800に追加される。ライセンス管理サーバー102が、後述するライセンス発行要求を受信して、ライセンスファイルを発行すると、ライセンス発行日カラム803およびPC識別子カラム804に対応する値が格納される。
ライセンス発行日カラム803は、ライセンス管理サーバー102がPC103から対応するライセンス番号ライセンス発行要求を受信してライセンスファイルを発行した日時を格納するカラムである。PC識別子カラム804は、ライセンスファイルを発行したPC103を一意に識別するPC識別子を格納するカラムである。
図8(b)のMFP商品ライセンス情報管理テーブル805は、MFPソフトウェア商品のライセンス情報を管理するテーブルである。MFP商品ライセンス情報管理テーブル805は、ライセンスごとのレコードから構成され、各レコードは、ライセンス番号カラム806、MFP商品IDカラム807、ライセンス発行日カラム808、MFPシリアル番号カラム809から構成される。MFP商品ライセンス情報管理テーブル805の各データは、ライセンス管理サーバー102が、対応するMFPソフトウェア商品のライセンス番号を発行した場合に、発行したライセンス番号に関連付けてMFP商品ライセンス情報管理テーブル805に追加される。
ライセンス番号カラム806は、MFPソフトウェア商品をユーザーに提供する際に発行されるライセンス番号を格納するカラムである。MFP商品IDカラム807は、ライセンス番号によって利用可能となるMFPソフトウェア商品IDを格納するカラムである。ライセンス番号を発行した時点では、ライセンス番号とMFP商品IDのみがMFP商品ライセンス情報管理テーブル805に追加される。ライセンス管理サーバー102が、後述するライセンス発行要求を受信して、ライセンスファイルを発行すると、ライセンス発行日カラム808およびMFPシリアル番号カラム809に対応する値が格納される。
ライセンス発行日カラム808は、ライセンス管理サーバー102がPC103から対応するライセンス番号のライセンスの発行要求を受信してライセンスファイルを発行した日時を格納するカラムである。MFPシリアル番号カラム809は、MFPソフトウェアを実行するMFP104を一意に識別するシリアル番号を格納するカラムである。
図8(c)の複合商品ライセンス情報管理テーブル810は、複合商品のライセンス情報を管理するテーブルである。複合商品ライセンス情報管理テーブル810は、ライセンスごとのレコードから構成され、各レコードは、複合商品IDカラム811、複合商品ライセンス番号カラム812、PC商品ライセンス番号カラム813、MFP商品ライセンス番号カラム814、保守開始日カラム815、保守終了日カラム816から構成される。
複合商品ライセンス情報管理テーブル810の各データはライセンス管理サーバー102が、対応する複合商品のライセンス番号を発行した場合に、発行したライセンス番号に関連付けて複合商品ライセンス情報管理テーブル810に追加される。
複合商品ライセンス情報管理テーブル810の各データはライセンス管理サーバー102が、対応する複合商品のライセンス番号を発行した場合に、発行したライセンス番号に関連付けて複合商品ライセンス情報管理テーブル810に追加される。
複合商品IDカラム811は、複合商品を一意に識別する複合商品IDを格納するカラムである。複合商品ライセンス番号カラム812は、複合商品をユーザーに提供する際に発行されるライセンス番号を格納するカラムである。PC商品ライセンス番号カラム813は、複合商品情報管理テーブル708の所属商品IDカラム714に格納されたPCソフトウェア商品に対応するライセンス番号を格納するカラムである。MFP商品ライセンス番号カラム814は、複合商品情報管理テーブル708の所属商品IDカラム714に格納されたMFPソフトウェア商品に対応するライセンス番号を格納するカラムである。保守開始日カラム815、対応する複合商品が保守契約で提供される場合に、保守開始日を格納するカラムである。保守終了日カラム816は、対応する複合商品が保守契約で提供される場合に、保守終了日を格納するカラムである。保守開始日カラム815および保守終了日カラム816は、対応する複合商品が保守契約で提供されない場合には、値は格納しない。
複合商品においては、ライセンス管理サーバー102が複合商品のライセンス番号を発行すると、複合商品情報管理テーブル708の所属商品IDカラム714に格納されたPCソフトウェア商品およびMFPソフトウェア商品それぞれのライセンス番号が自動的に発行される。そして、発行されたPCソフトウェアのライセンス番号、MFPソフトウェアのライセンス番号が複合商品のライセンス番号と関連付けられて、複合商品ライセンス情報管理テーブルに格納される。PCソフトウェアのライセンス番号およびMFPソフトウェアのライセンス番号の発行に応じて、PCソフトウェアライセンス管理テーブル800およびMFPソフトウェアライセンス管理テーブル805にも個別にレコードが追加される。複合商品のユーザーへの提供に際しては、複合商品ライセンス番号カラム812に格納されるライセンス番号のみが提供される。
図9は、PC103にインストールされるPCソフトウェアの、PCソフトウェア情報管理部510で管理されるPCソフトウェア情報のデータ構造をテーブル形式で示した図である。図9(a)はライセンスが未認証の状態を、図9(b)はライセンスが認証済みの状態を示している。図9(a),図9(b)に示すPCソフトウェア情報管理テーブル900、908は、ソフトウェアごとのレコードから構成され、各レコードは、PCコンテンツIDカラム901、ライセンス認証カラム902、PC商品IDカラム903、商品名カラム904、ライセンス番号カラム905、保守開始日カラム906、保守終了日カラム907から構成される。
PCソフトウェア情報管理テーブル900は、管理対象のPCソフトウェアがPC103に初めて配備されたときの状態を示す例である。配備とは、ソフトウェアがたとえばダウンロードや、あるいはインストールされることを意味している。本実施形態では、プログラムはインストールされただけでは実行できず、ライセンス認証がされて初めて実行可能となるので、プログラムが「配備」されたとしてもそれだけでは当該プログラムを実行できない。PCソフトウェア情報管理テーブル908は、ライセンス管理サーバー102が発行するライセンスファイルがライセンス認証部509によって処理されて、PCソフトウェアが利用可能となった状態を示す例である。PCソフトウェア情報管理テーブル900は、PCソフトウェアがPC103に初めて配備された時に、二次記憶装置206に格納される。
PCコンテンツIDカラム901は、PCソフトウェアを一意に識別する識別子であるPCコンテンツIDを格納するカラムである。ライセンス認証カラム902は、PCソフトウェアのライセンス認証が実施されたか否かを示す値を格納するカラムである。ライセンス認証部509が、ライセンス管理サーバー102が発行するライセンスファイルを処理した場合には、"認証済"という値が格納される。ライセンスファイルが処理されていない場合すなわちレコードが追加されたときには、"未認証"という値が格納される。ライセンス認証カラム902に認証済という値が格納される場合には、それに付随してカラム903からカラム907にライセンスファイルの値がそれぞれ格納される。ライセンスファイルの値については後述する。
PC商品IDカラム903は、PCソフトウェア商品を一意に識別するPC商品IDを格納するカラムである。商品名カラム904は、PCソフトウェア商品の商品名を格納するカラムである。ライセンス番号カラム905は、PCソフトウェア商品に対応するライセンス番号を格納するカラムである。保守開始日カラム906は、PCソフトウェア商品の保守開始日を格納するカラムである。保守終了日カラム907は、PCソフトウェア商品の保守終了日を格納するカラムである。保守開始日カラム906と保守終了日カラム907の値は、保守契約カラム711の値が"true"の場合にそれぞれ格納される。
図10は、MFP104にインストールされるMFPソフトウェアのMFPソフトウェア情報管理部603で管理されるMFPソフトウェア情報のデータ構造をテーブル形式で示した図である。MFPソフトウェア情報管理テーブル1000は、ソフトウェアごとのレコードから構成され、各レコードは、MFPコンテンツIDカラム1001、ライセンス認証カラム1002、MFP商品IDカラム1003、商品名カラム1004、ライセンス番号カラム1005、認証日カラム1006から構成される。MFPソフトウェア情報管理テーブル1000は、MFPソフトウェアをライセンス管理サーバー102が発行するライセンスとファイルとあわせて、MFPに配備されたときに二次記憶装置305に格納される。
MFPコンテンツIDカラム1001は、MFPソフトウェアを一意に識別する識別子であるMFPコンテンツIDを格納するカラムである。ライセンス認証カラム1002は、PCソフトウェアのライセンス認証が実施されたか否かを示す値を格納するカラムである。ライセンス認証部604が、ライセンス管理サーバー102が発行するライセンスファイルを処理した場合には、"認証済"という値が格納される。処理されていない場合には、"未認証"という値が格納される。ライセンス認証が行われると、ライセンス認証カラム1002に認証済という値が格納されるとともに、それに付随してカラム1003からカラム1006にライセンスファイルの値がそれぞれ格納される。ライセンスファイルの値については後述する。
MFP商品IDカラム1003は、MFPソフトウェア商品を一意に識別するMFP商品IDを格納するカラムである。商品名カラム1004は、MFPソフトウェア商品の商品名を格納するカラムである。ライセンス番号カラム1005は、MFPソフトウェア商品に対応するライセンス番号を格納するカラムである。認証日カラム1006は、ライセンス管理サーバー102が発行するライセンスファイルをライセンス管理部604が処理した日時の情報が格納される。
<PCソフトウェア実行までの手順>
図11は、ユーザーからの指示に従って、PC103の二次記憶装置206に記憶されている本実施形態によるライセンス管理が施されたPCソフトウェアが実行されるまでの一連の操作を示したフローチャートである。図11に示すフローチャートは、PC103のCPU203上で実行される。
図11は、ユーザーからの指示に従って、PC103の二次記憶装置206に記憶されている本実施形態によるライセンス管理が施されたPCソフトウェアが実行されるまでの一連の操作を示したフローチャートである。図11に示すフローチャートは、PC103のCPU203上で実行される。
ステップS1101において、PCソフトウェア情報取得部508は、ユーザーによるユーザーインターフェース201の操作等で、PCコンテンツIDなどによるPCソフトウェアの指定及び指定されたPCソフトウェア実行要求を受け取る。そして、PCソフトウェア情報管理部510から、ユーザーからのPCソフトウェア実行要求に該当するPCソフトウェア情報、具体的には実行要求されたプログラムのPCコンテンツIDに該当するPCソフトウェア情報を取得する。すなわち、実行しようとするプログラムのPCコンテンツIDに対応したPCソフトウェア情報管理テーブル900,908のレコードを取得する。
ステップS1102において、PCソフトウェア情報取得部508は、取得したPCソフトウェア情報のライセンス認証カラム902の値を参照する。ライセンス認証カラム902の値が"認証済"の場合は、ステップS1104に進む。ライセンス認証カラム902の値が"未認証"の場合は、ステップS1103に進む。
ステップS1103において、ライセンス認証画面表示部507は、PC103のディスプレイ(不図示)等のユーザーインターフェース201にライセンス番号入力画面1200を表示する。
図12は、ステップS1103において、ライセンス認証画面表示部507が表示するライセンス番号入力画面を示した図である。ライセンス番号入力画面1200は、画面内容表示ラベル1201、ライセンス番号入力フォーム1202、ライセンス認証ボタン1203から構成される。画面内容表示ラベル1201は、ユーザーにライセンス番号の入力を促すメッセージが表示される。
ライセンス番号入力フォーム1202は、ユーザーがライセンス番号を入力するためのテキストフォームである。
ライセンス認証ボタン1203は、ユーザーがライセンス番号入力フォーム1202に入力したライセンス番号を含むライセンス発行要求をライセンス管理サーバー102に送信するためのボタンである。ボタンがユーザーによって押下されると、図17のステップS1301に進む。
ステップS1104において、CPU203は、実行を要求されたPCソフトウェアを起動する。
<MFPからのソフトウェア情報の取得>
図13は、ステップS1103において、ユーザーが入力したライセンス番号に対応するPCソフトウェアを含む複合商品に属するMFPソフトウェア情報をライセンス管理サーバー102から取得する一連の操作を示したフローチャート図である。図13に示すフローチャートは、PC103のCPU203及びライセンス管理サーバー102のCPU203上で実行される。なお、複合商品ではないPCソフトウェアやMFPソフトウェアについては、たとえば入力されたライセンス番号をライセンス管理サーバー102により認証することで対象となるソフトウェアに対してライセンスファイルを発行するという手順で良い。
<MFPからのソフトウェア情報の取得>
図13は、ステップS1103において、ユーザーが入力したライセンス番号に対応するPCソフトウェアを含む複合商品に属するMFPソフトウェア情報をライセンス管理サーバー102から取得する一連の操作を示したフローチャート図である。図13に示すフローチャートは、PC103のCPU203及びライセンス管理サーバー102のCPU203上で実行される。なお、複合商品ではないPCソフトウェアやMFPソフトウェアについては、たとえば入力されたライセンス番号をライセンス管理サーバー102により認証することで対象となるソフトウェアに対してライセンスファイルを発行するという手順で良い。
ステップS1301において、ライセンス認証画面表示部507はライセンス番号入力画面1200のライセンス番号入力フォーム1202に入力されたライセンス番号を取得する。ライセンス番号は、実行するソフトウェアに対してライセンス管理サーバー102により付与されたもので、PCソフトウェアおよびMFPソフトウェアに対してはそれぞれの発行済みライセンス番号が入力される。複合商品についてはPCソフトウェアとMFPソフトウェアとに対してもライセンス番号が発行されているが、入力されるのは複合商品のライセンス番号である。
ステップS1302において、PC識別子取得部506は自装置のPC識別子を取得する。
ステップS1303において、PCソフトウェア情報取得部508は、ステップS1101においてPCソフトウェア情報管理部510から取得したPCソフトウェア情報のうち、PCコンテンツIDカラム901の値を取得する。
ステップS1304において、送信部501は、ステップS1302において取得したPC識別子とステップS1303において取得したPCコンテンツIDカラム901の値を用いて、MFPソフトウェア情報取得要求を生成する。
図14(a)は、ステップS1304において送信部501が生成するMFPソフトウェア情報の取得要求のデータ構造をテーブル形式で示した図である。MFPソフトウェア情報取得要求1400は、PCコンテンツIDカラム1401とPC識別子カラム1402から構成される。PCコンテンツIDカラム1401は、ステップS1303において、PCソフトウェア情報取得部508が取得したPCコンテンツIDカラム901の値を格納する。PC識別子カラム1402は、ステップS1302において、PC識別子取得部506が取得したPC識別子の値を格納する。
図13のステップS1304において、送信部501はさらに、生成したMFPソフトウェア情報取得要求1400を、インターネット100を介して、ライセンス管理サーバー102に送信する。
ステップS1305〜ステップS1308はライセンス管理サーバー102により実行される。ステップS1305において、ライセンス管理サーバー102の受信部401は、PC103から送信されたMFPソフトウェア情報取得要求1400を受信する。受信部401はMFPソフトウェア情報取得要求1400のPCコンテンツIDカラム1401の値を取得して、その値に該当するPCソフトウェア商品を含む複合商品情報を商品情報管理部409から取得する。
具体的には、まずMFPソフトウェア情報判定部407は、受信部401を介して取得したPCコンテンツIDに該当するPCソフトウェア商品のPC商品IDをPCソフトウェア商品情報管理テーブル700のPC商品IDカラム701から取得する。
次に、MFPソフトウェア情報判定部407は、複合商品情報管理テーブル708の所属商品IDカラム714に、取得したPC商品IDカラムの値を含む複合商品情報を取得する。
ステップS1306において、MFPソフトウェア情報判定部407は、ステップS1305において取得した複合商品情報に含まれた所属商品IDカラム714の値、特にそこに含まれたMFPソフトウェア商品IDを読む。そして、MFPソフトウェア情報判定部407は、商品情報管理部409を介して、MFPソフトウェア商品情報管理テーブル704から、所属商品IDカラム714に含まれていたMFPソフトウェア商品ID705に対応したMFPコンテンツIDカラム707の値を取得する。
ステップS1307において、MFPソフトウェア情報判定部407は、ライセンス管理部408を介して、MFPソフトウェア商品情報管理テーブル704から、ステップS1306で取得したMFPコンテンツIDに該当するMFPソフトウェア商品情報を取得する。そして取得したMFPソフトウェア商品情報に含まれたMFPソフトウェアIDに該当するMFPソフトウェアライセンス情報を、MFPソフトウェア商品ライセンス情報管理テーブル805から取得する。そして、MFPソフトウェア情報判定部407は、取得したMFP商品ライセンス情報に含まれたMFPシリアル番号カラム809の値を取得する。
ステップS1308において、送信部402は、ステップS1306で取得したMFPコンテンツIDと、ステップS1307で取得したMFPシリアル番号とからMFPソフトウェア情報取得応答1403を生成する。
図14(b)は、ステップS1308において送信部402が生成するMFPソフトウェア情報取得応答のデータ構造をテーブル形式で示した図である。MFPソフトウェア情報取得応答1403は、MFPコンテンツIDカラム1404、MFPシリアル番号カラム1405から構成される。MFPコンテンツIDカラム1404は、ステップS1306において、MFPソフトウェア情報判定部407が取得したMFPコンテンツIDカラム803の値を格納する。MFPシリアル番号カラム1405は、ステップS1307において、MFPソフトウェア情報判定部407が取得したMFP商品ライセンス情報のMFPシリアル番号カラム809の値を格納する。ステップS1307において、複数のMFPシリアル番号が取得できた場合には、全て格納する。また該当するMFPソフトウェアがない場合には両カラムとも空欄となるし、該当するMFPソフトウェアが発見されてもそれに対してライセンスが発行されていない場合には、MFPシリアル番号カラム1405は空欄となる。
ステップS1308において、送信部402はさらに、生成したMFPソフトウェア情報取得応答1403を、インターネット100を介して、ライセンス管理サーバー102に送信する。
ステップS1309において、PC103の受信部502は、ライセンス管理サーバー102から送信されたMFPソフトウェア情報取得応答1403を受信する。受信した応答の中には、ライセンス対象の複合商品に含まれるMFPソフトウェアを実行するデバイス(MFP)のデバイス識別情報として、MFPシリアル番号などが含まれている。
<MFPからのMFPソフトウェア認証日の取得>
図15は、ステップS1309において、PC102が受信したMFPソフトウェア情報取得応答1403に基づいて、MFPソフトウェアがインストールされているMFPを探索し、MFPソフトウェアがライセンス認証された実際の日時情報を取得する一連の操作を示したフローチャート図である。図15に示すフローチャートは、PC103のCPU203及びMFP104のCPU302上で実行される。
<MFPからのMFPソフトウェア認証日の取得>
図15は、ステップS1309において、PC102が受信したMFPソフトウェア情報取得応答1403に基づいて、MFPソフトウェアがインストールされているMFPを探索し、MFPソフトウェアがライセンス認証された実際の日時情報を取得する一連の操作を示したフローチャート図である。図15に示すフローチャートは、PC103のCPU203及びMFP104のCPU302上で実行される。
ステップS1501において、受信部502は、ステップS1309で受信したMFPソフトウェア情報取得応答1403のMFPコンテンツIDカラム1404からMFPコンテンツIDの値を取得する。
ステップS1502において、受信部502は、ステップS1309で受信したMFPソフトウェア情報取得応答1403のMFPシリアル番号カラム1405からMFPシリアル番号の値を取得する。
ステップS1503において、デバイス探索部503は、LAN101を介して接続される1台以上のMFPに対して、ステップS1501で取得したMFPコンテンツIDに該当するMFPソフトウェアを認証しているか否かを確認するためのMFP探索要求を送信する。MFP探索要求は、ステップS1501で取得したMFPコンテンツIDおよびステップS1502で取得したMFPシリアル番号を含む。
ステップS1504において、MFPの受信部601は、ステップS1503においてPC102のデバイス探索部503から送信されたMFP探索要求を受信する。まず、受信したMFP探索要求に含まれるMFPシリアル番号が、自装置のシリアル番号と一致するか否かを確認する。一致する場合にはMFPコンテンツIDを取得する。そして、受信部601は、ライセンス情報管理部603を介して、MFPソフトウェア情報管理テーブル1000に、取得したMFPコンテンツIDに該当するMFPソフトウェア情報が存在するかを確認する。該当するMFPソフトウェア情報がMFPソフトウェア情報管理テーブル1000に存在する場合には、ステップS1505に進む。該当するMFPソフトウェア情報がMFPソフトウェア情報管理テーブル1000に存在しない場合には、ステップS1506に進む。
ステップS1505において、受信部601は、ステップS1504で取得したMFPコンテンツIDに該当するMFPソフトウェア情報に含まれた認証日カラム1006の値を取得する。認証されている場合、すなわりMFPソフトウェアはそのライセンスが発行され処理されて実行可能であれば認証日が登録済みである。そうでなければ未認証であり、未認証であれば認証日カラム1006は空欄であるが、その場合には空の値を取得する。
ステップS1506において、送信部602は、LAN101を介してPC103に対してMFP探索要求応答を送信する。ステップS1505においてMFPソフトウェア情報の認証日カラム1006の値を取得している場合は、その値を送信する。ステップS1504において、該当するMFPソフトウェア情報がMFPソフトウェア情報管理テーブル1000に存在しなかった場合は、MFP104にMFPコンテンツIDに該当するMFPソフトウェアが存在しなかったことを意味する空の情報を返す。この場合には認証日も空とする。
ステップS1507において、デバイス探索部503は、LAN101を介して接続されるMFP104からMFP探索要求応答を受信する。
ステップS1508において、デバイス探索部503は、ステップS1507で受信したMFP探索要求応答に、ステップS1501で取得したMFPコンテンツIDに該当するMFPソフトウェアの認証日が存在するかを判定する。MFPソフトウェアの認証日が存在する場合には、ステップS1509において、デバイス探索部503はMFPソフトウェアの認証日を取得する。このとき、MFP探索要求応答に複数のMFPソフトウェアの認証日が存在していた場合には、その中で最も古い認証日を取得する。
<ライセンス認証手順>
図16は、ステップS1101において起動されたPC103の二次記憶装置206に記憶されている本発明によるライセンス管理が施されたPCソフトウェアのライセンスを認証するまでの一連の操作を示したフローチャートである。この手順は図13に引き続いて実行される。
図16は、ステップS1101において起動されたPC103の二次記憶装置206に記憶されている本発明によるライセンス管理が施されたPCソフトウェアのライセンスを認証するまでの一連の操作を示したフローチャートである。この手順は図13に引き続いて実行される。
ステップS1601において、送信部501は、ステップS1301において入力済みのライセンス番号を取得する。ステップS1602において、送信部501は、PC識別子取得部506を介して、自装置のPC識別子を取得する。
ステップS1603において、送信部501は、PCソフトウェア情報取得部508を介して、ステップS1101においてPCソフトウェア情報管理部510から取得したPCソフトウェア情報のうち、PCコンテンツIDカラム901の値を取得する。もちろんPCコンテンツIDはすでに取得済みなのでそれを読み出せばよく、あらためて取得する必要はない。ステップS1604において、送信部501は、ステップS1509において取得したMFPソフトウェアの認証日を取得する。もちろん認証日はすでに取得済みなのでそれを読み出せばよく、あらためて取得する必要はない。
ステップS1605において、送信部501は、ライセンス発行要求1700を生成する。
図17は、ステップS1605において、送信部501が生成するライセンス発行要求のデータ構造をテーブル形式で示した図である。ライセンス発行要求1700は、PCコンテンツIDカラム1701、ライセンス番号カラム1702、PC識別子カラム1703、MFPソフトウェア認証日カラム1704を含む。PCコンテンツIDカラム1701は、ステップS1603で取得した(すなわちステップS1101で取得した)PCコンテンツIDの値を格納する。ライセンス番号カラム1702は、ステップS1601で取得した(すなわちステップS1301で取得した)ライセンス番号の値を格納する。PC識別子カラム1703は、ステップS1602で取得したPC識別子の値を格納する。MFPソフトウェア認証日カラム1704はステップS1604で取得した(すなわちステップS1509で取得した)MFPソフトウェアの認証日の値を格納する。
ステップS1605において送信部501はさらに、生成したライセンス発行要求1700を、インターネット100を介して、ライセンス管理サーバー102に送信する。
ステップS1606において、ライセンス管理サーバー102の受信部401は、PC103からライセンス発行要求を受信する。そして、ライセンス発行要求受信部501は受信したライセンス発行要求をライセンス発行判定部405に渡す。ライセンス発行判定部405は、まずライセンス発行要求のPCコンテンツIDカラム1701の値を取得する。そして、ライセンス発行判定部405は、商品情報管理部409を介して、PCソフトウェア商品情報管理テーブル700のPCコンテンツIDカラム703の値と一致するPCソフトウェア商品情報を取得する。次に、ライセンス発行判定部405は、取得したPCソフトウェア商品情報のPC商品IDカラム701に格納されたPC商品IDを所属商品IDカラム714に持つ複合商品情報を、商品情報管理部409を介して、複合商品情報管理テーブル708から取得する。
ステップS1607において、ライセンス発行判定部405は、ステップS1606で取得した複合商品情報の複合商品IDカラム709の値と一致する複合商品ライセンス情報を、ライセンス管理部408を介して、複合商品ライセンス情報管理テーブル810から取得する。そして、ライセンス発行判定部405は、取得した複合商品ライセンス情報の保守開始日カラム815の値を確認する。保守開始日カラム815に、値が格納されていない場合には、ステップS1608に進む。値が格納されている場合には、ステップS1612に進む。
ステップS1608において、ライセンス発行判定部405は、ステップS1606で受信したライセンス発行要求のMFPソフトウェア認証日カラム1704の値を確認する。MFPソフトウェア認証日カラム1704に値が格納されている場合には、ステップS1609に進む。値が格納されていない場合には、ステップS1611に進む。
ステップS1609において、ライセンス発行判定部405は、MFPソフトウェア認証日カラム1704に格納されたMFPソフトウェアが認証された日時と、ステップS1605において、PC103からPCソフトウェアのライセンス発行要求が送信された日時とを比較する。複合商品に含まれるPCソフトウェアに対するライセンス発行要求が送信された日時よりも前に、同複合商品に含まれるMFPソフトウェアが認証されていた場合にはステップS1610に進む。そうでない場合には、ステップS1611に進む。
ステップS1610において、ライセンス発行判定部405は、複合商品ライセンス情報の保守開始日カラム815に、ライセンス発行要求のMFPソフトウェア認証日カラム1704の値を格納する。また、ライセンス発行判定部405は、ステップS1606で取得した複合商品情報の保守期間カラム712に格納された日数を反映した保守終了日の値を保守終了日カラム816に格納する。
ステップS1611において、ライセンス発行判定部405は、複合商品ライセンス情報の保守開始日カラム815に、ステップS1605において、PC103からPCソフトウェアのライセンス発行要求が送信された日時の値を格納する。すなわち、ステップS1609〜S1611により、MFPソフトウェア認証日とPCソフトウェア認証日とがともに特定される場合にはより早い方すなわち先の方の日付を保守開始日として設定し、その日を初日として保守終了日を設定する。
ステップS1612において、ライセンス発行判定部405は、ステップS1606で取得した複合商品情報の公開日カラム713に格納された日時情報、すなわち当該複合商品が実際にユーザーによって利用可能となる日時情報を取得する。
ステップS1613において、ライセンス発行判定部405は、ステップS1607からステップS1611までの一連の処理の結果設定された保守開始日と保守終了日の範囲内に、ステップS1612で取得した複合商品の公開日が含まれるかどうかを判定する。保守開始日と保守終了日の範囲内に公開日が含まれていた場合には、ステップS1614に進む。含まれていない場合には、ステップS1617に進む。
ステップS1614において、ライセンス発行判定部405は、まずステップS1606で取得したライセンス発行要求のライセンス番号部1702の値と、複合商品情報の複合商品ライセンス番号カラム812の値を照合する。一致しない場合にはステップS1617に進む。一致した場合には、ライセンス発行判定部405は、複合商品情報のPC商品ライセンス番号カラム813の値と、ライセンス発行要求のPCコンテンツIDカラム1701に該当するPC商品ライセンス情報のライセンス番号カラム801の値を照合する。一致する場合には、ライセンス発行日にライセンスを発行した日時の情報、PC識別子カラム804にライセンス発行要求のPC識別子カラム1703の値を格納する。そしてステップS1615に進む。
ステップS1615において、ライセンス管理サーバー102のライセンス発行部406は、ライセンス発行要求を送信したPC103上で、対応するPCソフトウェアを動作可能とするためのライセンスファイルを発行する。ライセンスファイルは、バイナリー形式のデータである。
ステップS1616において、ライセンス管理サーバー102の送信部402は、ステップS1606で受信したライセンス発行要求の応答として返されるライセンス発行応答1800を生成し、受信部502に送信する。
図18は、ステップS1616において、ライセンス送信部406が発行するライセンス発行応答のデータ構造を示した図である。図18(a)において、ライセンス発行応答1800は、処理結果部1801、ライセンス番号部1802、PC商品ID部1803、PC商品名部1804、ライセンスデータ部1805、保守開始日情報部1806、保守終了日情報部1807から構成される。処理結果部1801は、ステップS1616およびS1617のライセンス発行処理の処理結果を格納するデータ部である。処理が成功した場合には"Success"、失敗した場合には"Failure"の値を格納する。具体的には、ステップS1616において、ライセンス発行応答を生成する場合には"Success"が格納される。後述するステップS1617において、ライセンス発行応答を生成する場合には"Failure"が格納される。ライセンス番号部1802は、ライセンス発行要求のライセンス番号部1702の値を格納するデータ部である。PC商品ID部1803は、ライセンス発行要求のPCコンテンツID部1701に対応するPCソフトウェア商品情報のPC商品IDカラム701の値を格納するデータ部である。PC商品名部1804は、ライセンス発行要求のPCコンテンツID部1701に対応するPCソフトウェア商品情報のPC商品名カラム702の値を格納するデータ部である。ライセンスデータ部1805は、ライセンスファイルを格納するデータ部である。ステップS1618において発行されたライセンスファイルを格納する。ライセンスデータ部1805にライセンスファイルを格納する場合には、バイナリーデータをBASE64形式などのテキスト表示可能なデータ形式に加工したうえで格納する。保守開始日情報部1806、保守終了日情報部1807は、ステップS1607からステップS1614までの一連の処理の結果設定された保守開始日と保守終了日をそれぞれ格納する。
図18(b)のライセンス発行応答1808は、後述するステップS1617において、生成されるライセンス発行応答を示したデータ図である。処理結果部1801に"Failure"のみが格納される。
ステップS1617において、ライセンス管理サーバー102の送信部402は、ステップS1606で受信したライセンス発行要求の応答として返されるライセンス発行応答1808を生成する。また、送信部402は、後述する図24で示すライセンス発行失敗画面1904を生成し、ライセンス発行応答1808と共に受信部502に送信する。
ステップS1618において、PC103の受信部502は、ライセンス管理サーバー102からライセンス発行応答を受信する。
ステップS1619において、ライセンス認証部509は、まず受信したライセンス発行応答の処理結果部1801を確認する。処理結果部1801に格納されている値が"Failure"の場合には、ステップS1621に進む。処理結果部1801に格納されている値が"Success"の場合には、ライセンスデータ部1805にライセンスファイルが格納されているかを判定する。ライセンスファイルが格納されている場合にはステップS1620に進む。
ステップS1620において、ライセンス認証部509は、PCソフトウェア情報管理部510を介して、PCソフトウェア情報管理テーブル900にライセンス発行応答の各値を格納する。具体的には、PC商品ID部1803の値をPC商品IDカラム903、PC商品名部1804の値を商品名カラム904、ライセンス番号部1802の値をライセンス番号カラム905、保守開始日情報部1806の値を保守開始日カラム906、保守終了日情報部1807の値を保守終了日カラム907に格納する。
そして、ライセンス認証部509は、ライセンス認証カラム902の値を"認証済"に変更する。これによって以降、図11に示す本実施形態によるライセンス管理が施されたPCソフトウェアが実行されるまでの一連のフローにおけるステップS1102において、ライセンス認証済みと判断されるようになる。
また、ライセンス認証画面表示部507は、ライセンス発行成功画面1900をPC103のユーザーインターフェースに表示して、一連のライセンス発行処理を終了する。
処理結果部1801に格納されている値が"Failure"の場合には、ステップS1621において、ライセンス認証画面表示部507は受信したライセンス発行失敗画面1904をPC103のユーザーインターフェースに表示して、一連のライセンス発行処理を終了する。
図19は、ステップS1620およびステップS1621において、ライセンス認証画面表示部507が表示するライセンス発行終了画面を示した図である。
図19は、ステップS1620およびステップS1621において、ライセンス認証画面表示部507が表示するライセンス発行終了画面を示した図である。
ライセンス発行終了画面は、図19(a)のライセンス発行成功画面1900と図19(b)のライセンス発行終了画面1904の2種類がある。ライセンス発行成功画面1900は、ステップS1620において、ライセンス認証画面表示部507が表示する画面である。ライセンス発行成功画面1900は、画面内容表示ラベル1901、商品名表示ラベル1902、終了ボタン1903から構成される。画面内容表示ラベル1901は、ユーザーにライセンス発行成功を通知するメッセージを表示する。商品名表示ラベル1902は、ユーザーにライセンスの発行が成功した商品名を通知するために、PCソフトウェア商品名を表示する。終了ボタン1903は、ライセンス認証の一連の処理を終了するためのボタンである。
このとき、ユーザーが終了ボタン1903を押下すると、例えば対応するPCソフトウェアが起動させる。
このとき、ユーザーが終了ボタン1903を押下すると、例えば対応するPCソフトウェアが起動させる。
ライセンス発行失敗画面1904は、画面内容表示ラベル1905、終了ボタン1906から構成される。画面内容表示ラベル1905は、ユーザーにライセンスの発行失敗を通知するメッセージや発行失敗の理由等を表示する。終了ボタン1906は、ライセンス認証の一連の処理を終了するためのボタンである。
上記構成及び手順により、保守契約で提供される複合商品においてPCソフトウェア商品がライセンス認証を行う際に、MFPからMFPソフトウェア商品の認証日を取得して、先にインストールされたMFPソフトウェア製品がないか否かを確認することで保守契約期間を適切に管理することが可能になる。
[実施形態2]
複合商品によっては、PCソフトウェア商品とMFPソフトウェア商品とが連携して動作する構成の商品もまた、考えられる。このような場合には、実施形態1に示した保守契約期間の管理のように、複合商品を構成するソフトウェア商品のうち、一番最初にライセンス認証を行った商品の認証日を保守開始日に定めると、ユーザーの使用期間と保守契約期間との間に誤差が生じてしまう。
本実施形態では、PCソフトウェア商品とMFPソフトウェア商品とが連携して動作する構成の複合商品において、連携するソフトウェア商品が全てライセンス認証された日時を保守開始日とするライセンス管理の方法を示す。
なお、本実施形態の説明において、前述した実施形態1と同様の図およびフローチャートについては説明を省略する。
図20は、実施形態2において、PC103の二次記憶装置206に記憶されている本発明によるライセンス管理が施されたPCソフトウェアのライセンスを認証するまでの一連の操作を示したフローチャートである。
図20は、実施形態2において、PC103の二次記憶装置206に記憶されている本発明によるライセンス管理が施されたPCソフトウェアのライセンスを認証するまでの一連の操作を示したフローチャートである。
ステップS2001からステップS2005までの処理は、実施形態1に記載のステップS1601からステップS1605までの処理と同様であるため説明を省略する。
ステップS2006において、ライセンス管理サーバー102の受信部401は、PC103からライセンス発行要求を受信する。そして、ライセンス発行要求受信部501は受信したライセンス発行要求をライセンス発行判定部405に渡す。ライセンス発行判定部405は、まずライセンス発行要求のPCコンテンツIDカラム1701の値を取得する。そして、ライセンス発行判定部405は、商品情報管理部409を介して、PCソフトウェア商品情報管理テーブル700のPCコンテンツIDカラム703の値と一致するPCソフトウェア商品情報を取得する。次に、ライセンス発行判定部405は、取得したPCソフトウェア商品情報のPC商品IDカラム701に格納されたPC商品IDを所属商品IDカラム2106に持つ複合商品情報を、商品情報管理部409を介して、複合商品情報管理テーブル2100から取得する。
図21は、実施形態2においてライセンス管理サーバー102の商品情報管理部409で管理される複合商品情報のデータ構造をテーブル形式で示した図である。複合商品情報管理テーブル2100は、複合商品IDカラム2101、複合商品名カラム2102、保守契約カラム2103、保守期間カラム2104、公開日カラム2105、所属商品IDカラム2106、同時商品インストールカラム2107から構成される。複合商品情報管理テーブル2100の各データは、ライセンス管理サーバー102に複合商品情報を登録した際に追加される。
複合商品IDカラム2101から所属商品IDカラム2106までは、実施形態1に記載の図7(c)、複合商品IDカラム709から所属商品IDカラム714と同様であるため説明を省略する。
同時インストール商品カラム2107は、複合商品を構成するPCソフトウェアとMFPソフトウェアとが連携して動作することを示す情報を格納するカラムである。PCソフトウェアとMFPソフトウェアとが連携して動作する複合商品であれば、同時インストール商品カラム2107にはtrueが設定される。
ステップS2007からステップS2008までの処理は、実施形態1に記載のステップS1607からステップS1608までの処理と同様であるため説明を省略する。
ステップS2009において、ライセンス発行判定部405は、ステップS2006で取得した複合商品情報の同時インストール商品カラム2107の値を確認する。同時インストール商品カラム2107の値が"true"だった場合には、ステップS2010に進む。同時インストール商品カラム2107の値が"false"だった場合には、ステップS2011に進む。
ステップS2010において、ライセンス発行判定部405は、MFPソフトウェア認証日カラム1704に格納されたMFPソフトウェアが認証された日時と、ステップS1605において、PC103からPCソフトウェアのライセンス発行要求が送信された日時とを比較する。この場合には、ライセンス対象のソフトウェアパッケージは同時インストール対象であるので、2つの日時で後の日時となる値を、ライセンス発行判定部405は、複合商品ライセンス情報の保守開始日カラム815に格納する。また、ライセンス発行判定部405は、ステップS2006で取得した複合商品情報の保守期間カラム712に格納された日数を反映した保守終了日の値を保守終了日カラム816に格納する。
ステップS2011からステップS2023までの処理は、実施形態1に記載のステップS1609からステップS1621までの処理と同様であるため説明を省略する。
上記手順により、PCソフトウェアとMFPソフトウェアとが連携することで初めて栄養可能となるような複合商品の提供形態によって、商品の保守期間の開始日をユーザーが商品を利用可能になった時点に設定することが可能となる。これによって、ユーザーの使用期間と商品の保守期間との間に、誤差の生じることなくライセンスを管理することが可能となる。
[その他の実施例]
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
Claims (9)
- 相異なる機器で実行される複数のソフトウェアを含むソフトウェアパッケージのライセンスを管理するサーバーシステムとクライアント装置とを含んだライセンス管理システムであって、
前記クライアント装置は、
ソフトウェアパッケージに含まれる第1のソフトウェアの識別子を含む要求を前記サーバーシステムに送信する送信手段と、
前記サーバーシステムからデバイス識別情報を含む応答を受信する第1の受信手段と、
前記デバイス識別情報に対応する機器に対して、前記ソフトウェアパッケージに含まれる第2のソフトウェアが認証済みであればその認証に係る日付情報の要求を行う第1の要求手段と、
前記機器から前記認証に係る日付情報を含む応答を受信する第2の受信手段と、
前記サーバーシステムに対して、前記認証に係る日付情報を含めた、前記ソフトウェアパッケージに対するライセンスの発行要求を行う第2の要求手段とを有し、
前記サーバーシステムは、
前記第1のソフトウェアの識別子を含む前記要求を受信した場合に、前記第2のソフトウェアを実行する機器のデバイス識別情報を前記クライアント装置に送信する第2の送信手段と、
前記ソフトウェアパッケージに対するライセンスの発行要求を受信する第3の受信手段と、
前記ライセンスの発行要求に含まれる前記認証に係る日付情報および前記ライセンスの発行要求の日付に基づき、前記ソフトウェアパッケージの保守期間の開始日を設定する設定手段と、
前記ソフトウェアパッケージを利用可能となる日が、前記開始日からの保守期間の内であった場合に、前記ソフトウェアパッケージのライセンスを前記クライアントに対して応答する応答手段とを有することを特徴とするライセンス管理システム。 - 前記第2のソフトウェアを実行する機器は複合機能デバイスであり、前記第1のソフトウェアを実行する機器は前記クライアント装置であることを特徴とする請求項1に記載のライセンス管理システム。
- 前記設定手段は、前記ライセンスの発行要求に含まれる前記認証に係る日付情報と前記ライセンスの発行要求の日付とのうち、先の日付を前記ソフトウェアパッケージの保守期間の開始日として設定することを特徴とする請求項1又は2に記載のライセンス管理システム。
- 前記設定手段はさらに、前記第1のソフトウェアと前記第2のソフトウェアとが同時インストール対象であるか否かを判定し、同時インストール対象でなければ、前記ライセンスの発行要求に含まれる前記第2のソフトウェアが認証に係る日付情報と前記ライセンスの発行要求の日付とのうち、早い方の日付を前記ソフトウェアパッケージの保守期間の開始日として設定し、同時インストール対象であれば、前記ライセンスの発行要求に含まれる前記第2のソフトウェアが認証に係る日付情報と前記ライセンスの発行要求の日付とのうち、後の日付を前記ソフトウェアパッケージの保守期間の開始日として設定することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のライセンス管理システム。
- 相異なる機器で実行される複数のソフトウェアを含むソフトウェアパッケージのライセンスを管理するサーバーシステムと接続されたクライアント装置であって、
ソフトウェアパッケージに含まれる第1のソフトウェアの識別子を含む要求を前記サーバーシステムに送信する送信手段と、
前記サーバーシステムから、前記ソフトウェアパッケージに含まれる第2のソフトウェアを実行する機器のデバイス識別情報を含む応答を受信する第1の受信手段と、
前記デバイス識別情報に対応する機器に対して、前記第2のソフトウェアが認証済みであればその認証に係る日付情報の要求を行う第1の要求手段と、
前記機器から前記認証に係る日付情報を含む応答を受信する第2の受信手段と、
前記サーバーシステムに対して、前記前記認証に係る日付情報を含めた、前記ソフトウェアパッケージに対するライセンスの発行要求を行う第2の要求手段と、
前記ソフトウェアパッケージを利用可能となる日が、前記ライセンスの発行要求に含まれる前記認証に係る日付情報および前記ライセンスの発行要求の日付に基づいて設定された前記ソフトウェアパッケージの保守期間の開始日からの保守期間の内であった場合に、前記ソフトウェアパッケージのライセンスを前記サーバーから受信する第3の受信手段と
を有することを特徴とするクライアント装置。 - 前記第2のソフトウェアを実行する機器は複合機能デバイスであり、前記第1のソフトウェアを実行する機器は前記クライアント装置であることを特徴とする請求項5に記載のクライアント装置。
- 相異なる機器で実行される複数のソフトウェアを含むソフトウェアパッケージのライセンスを管理するサーバーシステムとクライアント装置とによるライセンス管理方法であって、
前記クライアント装置が、ソフトウェアパッケージに含まれる第1のソフトウェアの識別子を含む要求を前記サーバーシステムに送信する送信工程と、
前記サーバーシステムが、前記第1のソフトウェアの識別子を含む前記要求を受信した場合に、前記第2のソフトウェアを実行する機器のデバイス識別情報を前記クライアント装置に送信する第2の送信工程と、
前記クライアント装置が、前記サーバーシステムからデバイス識別情報を含む応答を受信する第1の受信工程と、
前記クライアント装置が、前記デバイス識別情報に対応する機器に対して、前記ソフトウェアパッケージに含まれる前記第2のソフトウェアが認証済みであればその認証に係る日付情報の要求を行う第1の要求工程と、
前記クライアント装置が、前記機器から前記認証に係る日付情報を含む応答を受信する第2の受信工程と、
前記クライアント装置が、前記サーバーシステムに対して、前記認証に係る日付情報を含めた、前記ソフトウェアパッケージに対するライセンスの発行要求を行う第2の要求工程と、
前記サーバーシステムが、前記ソフトウェアパッケージに対するライセンスの発行要求を受信する第3の受信工程と、
前記サーバーシステムが、前記ライセンスの発行要求に含まれる前記認証に係る日付情報および前記ライセンスの発行要求の日付に基づき、前記ソフトウェアパッケージの保守期間の開始日を設定する設定工程と、
前記サーバーシステムが、前記ソフトウェアパッケージを利用可能となる日が、前記開始日からの保守期間の内であった場合に、前記ソフトウェアパッケージのライセンスを前記クライアントに対して応答する応答工程と
を有することを特徴とするライセンス管理方法。 - 相異なる機器で実行される複数のソフトウェアを含むソフトウェアパッケージのライセンスを管理するサーバーシステムと接続されたクライアント装置における方法であって、
ソフトウェアパッケージに含まれる第1のソフトウェアの識別子を含む要求を前記サーバーシステムに送信する送信工程と、
前記サーバーシステムから、前記ソフトウェアパッケージに含まれる第2のソフトウェアを実行する機器のデバイス識別情報を含む応答を受信する第1の受信工程と、
前記デバイス識別情報に対応する機器に対して、前記第2のソフトウェアが認証済みであればその認証に係る日付情報の要求を行う第1の要求工程と、
前記機器から前記認証に係る日付情報を含む応答を受信する第2の受信工程と、
前記サーバーシステムに対して、前記前記認証に係る日付情報を含めた、前記ソフトウェアパッケージに対するライセンスの発行要求を行う第2の要求工程と、
前記ソフトウェアパッケージを利用可能となる日が、前記ライセンスの発行要求に含まれる前記認証に係る日付情報および前記ライセンスの発行要求の日付に基づいて設定された前記ソフトウェアパッケージの保守期間の開始日からの保守期間の内であった場合に、前記ソフトウェアパッケージのライセンスを前記サーバーから受信する第3の受信工程と
を有することを特徴とする方法。 - 相異なる機器で実行される複数のソフトウェアを含むソフトウェアパッケージのライセンスを管理するサーバーシステムと接続されたコンピュータを、
ソフトウェアパッケージに含まれる第1のソフトウェアの識別子を含む要求を前記サーバーシステムに送信する送信手段と、
前記サーバーシステムから、前記ソフトウェアパッケージに含まれる第2のソフトウェアを実行する機器のデバイス識別情報を含む応答を受信する第1の受信手段と、
前記デバイス識別情報に対応する機器に対して、前記第2のソフトウェアが認証済みであればその認証に係る日付情報の要求を行う第1の要求手段と、
前記機器から前記認証に係る日付情報を含む応答を受信する第2の受信手段と、
前記サーバーシステムに対して、前記認証に係る日付情報を含めた、前記ソフトウェアパッケージに対するライセンスの発行要求を行う第2の要求手段と、
前記ソフトウェアパッケージを利用可能となる日が、前記ライセンスの発行要求に含まれる前記認証に係る日付情報および前記ライセンスの発行要求の日付に基づいて設定された前記ソフトウェアパッケージの保守期間の開始日からの保守期間の内であった場合に、前記ソフトウェアパッケージのライセンスを前記サーバーから受信する手段と
して機能させるためのプログラム。
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