JP2014032447A - デグレードテスト支援システム、デグレードテスト支援方法及びデグレードテスト支援プログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】改修前後のソースのステップ毎に処理実行順を出力させる処理順出力機能及びステップで参照可能な変数を出力させる変数値出力機能を埋め込んだ改修前後のテスト用ソースを生成するテスト用ソース生成部005と、改修前後のテスト用オブジェクトコードを実行した際に出力された処理フロー情報を処理フローDB019に格納すると共に出力された変数を実行結果DB020に格納するテスト実行部と、前記実行結果DB020から実行結果の変数の値に差異があるレコードを判定して表示させる実行結果比較部007と、デグレード発生箇所を含むシーケンス図を生成するシーケンス図生成部008と、デグレード発生箇所が影響を及ぼす呼び出し先一覧情報を表示する呼び出し先の一覧抽出部009とを備えたデグレードテスト支援システム。
【選択図】図1
Description
前記改修前後のソースを格納するソースデータベースと、
前記改修前後のソースのモジュール又はメソッドの階層と処理順とを含む処理フロー情報を格納する処理フローデータベースと、
前記改修前後のソースの各ステップが参照する変数を格納する実行結果データベースと、
前記改修前後のソースのステップ毎に処理実行順を出力させる処理順出力機能及び前記ステップで参照可能な変数を出力させる変数値出力機能を埋め込んだ改修前後のテスト用ソースを生成するテスト用ソース生成部と、
前記改修前後のテスト用ソースから改修前後のテスト用オブジェクトコードを生成するコンパイル部と、
前記改修前後のテスト用オブジェクトコードを実行し、前記処理順出力機能によって出力された処理フロー情報を前記処理フローデータベースに格納すると共に前記変数値出力機能によって出力された変数を前記実行結果データベースに格納するテスト実行部と、
前記実行結果データベースから実行結果の変数の値に差異がある前記改修前後のテスト用オブジェクトコードのレコードを抽出し、該抽出したレコードのモジュール名及びメソッド名と、該抽出したレコードの上位レコードの上位モジュール名及び上位メソッド名を前記処理フローデータベースに格納した処理フロー情報の階層及び処理順を参照して抽出し、該抽出した複数のモジュール名及びメソッド名並びに上位モジュール名及び上位メソッド名を担当用コンピュータに表示させる実行結果比較部とを備えることを第1の特徴とする。
前記実行結果比較部が、改修前実行結果データベース及び改修後実行結果データベース個々のモジュール名とメソッド名と行数と変数名と値のフィールドを等結合し、前記値のフィールドが異なるレコードを実行結果の変数の値に差異があるレコードとして抽出することを第2の特徴とする。
前記改修前処理フローデータベースに格納した改修前ソースのモジュール又はメソッドの階層と処理順とに基づいてモジュール及びメソッド間のやりとりを時間軸に沿って表現する階層前シーケンス図を生成し、前記改修後処理フローデータベースに格納した改修後ソースのモジュール又はメソッドの階層と処理順とに基づいてモジュール及びメソッド間のやりとりを時間軸に沿って表現する階層後シーケンス図を生成し、前記実行結果比較部により抽出した実行結果の変数の値に差異があるレコードのモジュール又はメソッドの色を変化させて担当用コンピュータに表示させるシーケンス図生成部を備えることを第3の特徴とする。
該コンピュータシステムが、
前記改修前後のソースのステップ毎に処理実行順を出力させる処理順出力機能及び前記ステップで参照可能な変数を出力させる変数値出力機能を埋め込んだ改修前後のテスト用ソースを生成するテスト用ソース生成工程と、
前記改修前後のテスト用ソースから改修前後のテスト用オブジェクトコードを生成するコンパイル工程と、
前記改修前後のテスト用オブジェクトコードを実行し、前記処理順出力機能によって出力された処理フロー情報を前記処理フローデータベースに格納すると共に前記変数値出力機能によって出力された変数を前記実行結果データベースに格納するテスト実行工程と、
前記実行結果データベースから実行結果の変数の値に差異がある前記改修前後のテスト用オブジェクトコードのレコードを抽出し、該抽出したレコードのモジュール名及びメソッド名と、該抽出したレコードの上位レコードの上位モジュール名及び上位メソッド名を前記処理フローデータベースに格納した処理フロー情報の階層及び処理順を参照して抽出し、該抽出した複数のモジュール名及びメソッド名並びに上位モジュール名及び上位メソッド名を担当用コンピュータに表示させる実行結果比較工程とを実行することを第5の特徴とする。
前記コンピュータシステムが、前記実行結果比較工程において、改修前実行結果データベース及び改修後実行結果データベース個々のモジュール名とメソッド名と行数と変数名と値のフィールドを等結合し、前記値のフィールドが異なるレコードを実行結果の変数の値に差異があるレコードとして抽出することを第6の特徴とする。
前記コンピュータシステムが、改修前処理フローデータベースに格納した改修前ソースのモジュール又はメソッドの階層と処理順とに基づいてモジュール及びメソッド間のやりとりを時間軸に沿って表現する階層前シーケンス図を生成し、前記改修後処理フローデータベースに格納した改修後ソースのモジュール又はメソッドの階層と処理順とに基づいてモジュール及びメソッド間のやりとりを時間軸に沿って表現する階層後シーケンス図を生成し、前記実行結果比較工程により抽出した実行結果の変数の値に差異があるレコードのモジュール又はメソッドの色を変化させて担当用コンピュータに表示させるシーケンス図生成工程を実行することを第7の特徴とする。
該コンピュータシステムに、
前記改修前後のソースのステップ毎に処理実行順を出力させる処理順出力機能及び前記ステップで参照可能な変数を出力させる変数値出力機能を埋め込んだ改修前後のテスト用ソースを生成するテスト用ソース生成機能と、
前記改修前後のテスト用ソースから改修前後のテスト用オブジェクトコードを生成するコンパイル機能と、
前記改修前後のテスト用オブジェクトコードを実行し、前記処理順出力機能によって出力された処理フロー情報を前記処理フローデータベースに格納すると共に前記変数値出力機能によって出力された変数を前記実行結果データベースに格納するテスト実行機能と、
前記実行結果データベースから実行結果の変数の値に差異がある前記改修前後のテスト用オブジェクトコードのレコードを抽出し、該抽出したレコードのモジュール名及びメソッド名と、該抽出したレコードの上位レコードの上位モジュール名及び上位メソッド名を前記処理フローデータベースに格納した処理フロー情報の階層及び処理順を参照して抽出し、該抽出した複数のモジュール名及びメソッド名並びに上位モジュール名及び上位メソッド名を担当用コンピュータに表示させる実行結果比較機能とを実現させることを第9の特徴とする。
前記実行結果比較機能において、前記コンピュータシステムに、改修前実行結果データベース及び改修後実行結果データベース個々のモジュール名とメソッド名と行数と変数名と値のフィールドを等結合する機能と、前記値のフィールドが異なるレコードを実行結果の変数の値に差異があるレコードとして抽出させる機能とを実現させることを第10の特徴とする。
前記コンピュータシステムに、改修前処理フローデータベースに格納した改修前ソースのモジュール又はメソッドの階層と処理順とに基づいてモジュール及びメソッド間のやりとりを時間軸に沿って表現する階層前シーケンス図を生成する機能と、前記改修後処理フローデータベースに格納した改修後ソースのモジュール又はメソッドの階層と処理順とに基づいてモジュール及びメソッド間のやりとりを時間軸に沿って表現する階層後シーケンス図を生成する機能と、前記実行結果比較機能により抽出した実行結果の変数の値に差異があるレコードのモジュール又はメソッドの色を変化させたシーケンス図を担当用コンピュータに表示させる機能を実現させることを第11の特徴とする。
本実施形態によるデグレードテスト支援システムは、図1に示す如く、デグレードテスト担当用のコンピュータ(PC)021とネットワーク90を介して接続されるサーバ001内に構築され、改修前後のプログラムのソースの内容を格納するソースデータベース(DB)015と、該ソースのモジュール又はメソッドが参照する変数の内容を格納する変数データベース(DB)016と、前記モジュール又はメソッドからの呼び出し元及び呼び出し先の情報を格納する関連データベース(DB)017と、プログラムを構成するモジュールの最上位モジュールから最下位モジュールまでの階層情報を格納する階層データベース(DB)018と、改修前後のモジュール又はメソッドの階層と処理順とを含む処理フロー情報を格納する処理フローデータベース(DB)019と、各ステップで参照可能な変数の値を格納する実行結果データベース(DB)020と、改修前後のソースからソース内容及び変数の内容を登録するソース解析部002と、改修前後のソースからメソッド呼び出し箇所を抽出したモジュール関連情報を登録するモジュール関連分析部003と、前記関連DB017から各モジュールの階層情報を登録するモジュール階層分析部004と、改修前後のソースからテスト用ソースを生成するテスト用ソース生成部005と、テスト用ソースから既存の技術を利用してテスト用のオブジェクトコードを生成するコンパイル部006と、実行結果を比較し実行結果の差異が発生した箇所を抽出する実行結果比較部007と、改修前後のシーケンス図を生成するシーケンス図生成部008と、該当モジュールの呼び出し先を抽出する呼び出し先一覧抽出部009とを備える。なお、本実施形態で述べるプログラムとは、階層構造のモジュール及びメソッドを含み、これらモジュール及びメソッドの纏まりをソース(コード)と呼び、階層構造のモジュール及びメソッド間のやりとりを時間軸に沿って表現する図をシーケンス図と呼ぶ。
[全体動作]
次に、前述のように構成されたデグレードテスト支援システムの全体動作を説明するが、このデグレードテスト支援処理は、改修後のソースに大きなエラーが含まれる場合は、後述するコンパイル時又はテスト実行時に検出され、これらコンパイル時又はテスト実行時には発見されないデグレードのテストを対象とするものであって、改修前後の処理フローDB019と実行結果DB020からデグレード発生箇所をリストアップし、改修前後のシーケンス図030及び031を生成し、差異が発生した箇所の色を変えて表示することにより利用者が発生箇所を容易に特定できるようにすると共に、デグレード発生箇所となるモジュールの呼び出し先のリストを表示して影響範囲を明確にするものである。
次に前述した各処理部の詳細動作について説明する。
前記ソース解析部002により解析した改修前ソース028及び改修後ソース029をソースDB015に格納すると共に変数宣言部を解析した変数を変数DB016に登録する工程は、図3に示す如く、ソースファイルを読み込むステップS301と、該ステップS301により読み込んだソースのレコードが最終行か否かを判定し、最終行と判定したときに処理を終了するステップS302と、該ステップS302により最終行でないと判定したとき、カレント(現在の)行を読み込むステップS303と、該ステップS303により読み込んだカレント行の内容をソースDB015へ格納するステップS304と、前記カレント行が変数宣言部か判定し、変数宣言部でないと判定したときに前記ステップS302に戻るステップS306と、該ステップS306において変数宣言部であると判定したとき、該変数宣言部により宣言された変数の内容を変数DB016へ格納して前記ステップS307とを実行することによって、改修前後のソース及び変数を抽出して図10及び図11の如くソースDB015及び変数DB016に登録することができる。
前記モジュール関連分析部003による改修前ソース028及び改修後ソース029のモジュールの関連(呼びだし元の親モジュール又は親メソッドと呼び出し先の子モジュール又は子メソッドとの関連)を分析して関連DB017に格納する工程は、図4に示す如く、ソースファイルを読み込むステップS401と、該ステップS401により読み込んだソースのレコードが最終行か否かを判定し、最終行と判定したときに処理を終了するステップS402と、該ステップS402において最終行でないと判定したときにカレント行を読み込むステップS403と、該ステップS403により読み込んだカレント行が下位モール呼び出しのためのメソッド呼び出し箇所か否かを判定し、下位モール呼び出しでないと判定したときに前記ステップS402に戻るステップS404と、該ステップS404において下位モール呼び出しであると判定したときに当該カレント行に含まれる呼び出し元のモジュール名とメソッド名と呼び出し先のモジュール名とメソッド名とを関連DB017へ格納し、前記ステップS402に戻るステップS405とを実行することによって、親子モジュール及びモジュールの関連を図12に示した如く関連DB017に格納することができる。
前記モジュール階層分析部004によるモジュールの階層構造(プログラムを構成する最上位モジュールから最下位モジュールまでの階層構造)の経路を階層DB018に格納する工程は、図5に示す如く、モジュール階層分析部004が、変数[v_Kaisou]を宣言するステップS501と、変数の初期化のために変数[v_Kaisou]に値「1」を代入するステップS502と、関連DB107から最上位モジュールを抽出し、関連DBを別名「関連DB1」と「関連DB2」に設定し、該「関連DB1」の「親_モジュール名」「親_メソッド名」と「関連DB2」の「子_モジュール名」「子_メソッド名」の間で外部結合を行い、「関連DB1」のレコードに対して「関連DB2」のレコードが結合されないレコードを抽出するステップS504とを実行する。このステップS504による関連DB107から最上位モジュールを抽出する処理は、例えば、「関連DB1」の「親_モジュール」と「関連DB2」の「子_モジュール」とが親子関係で結合されている場合、前記「関連DB1」の「親_モジュール」が更に上位のモジュールに結合されていないことの判定によって行われる。
前記実行結果比較部007による処理フローDB019並びに実行結果DB020に格納したステップ毎の処理実行順(処理フロー情報)及び該当ステップで参照可能な変数の値に基づいてデグレード発生有無を後述の処理により判定して改修前後の出力結果が異なる情報を一覧表示024する工程は、図7に示す如く、まず、変数[v_WorkNo](変数の変数名)を宣言するステップS701と、改修前後の実行結果DB020A及び020Bを比較し、処理結果の変数の値に差異があるレコードを抽出するステップS704を実行する。
前記シーケンス図生成部008による改修前後のプログラムのシーケンス図を生成してデグレード発生箇所が一目で判るように実行結果が異なる箇所の色を変えて表示025する工程は、図8に示すように、改修前処理フローDB019Aから処理フロー情報(図14)を抽出するステップS802と、該抽出した処理フロー情報のレコードが最終行か否かを判定するステップS803と、該ステップS803において最終行でないと判定したとき、カレントレコードの情報を元に改修前シーケンス図811(図17左側図)を生成するステップS804と、前記した改修前後の実行結果DB020A及び020Bからカレントレコードにおける改修前後の実行結果を抽出して比較するステップS808と、該比較の結果、改修前後の実行結果に差異があるか否かを判定し、差異がないと判定したときに前記ステップS803に戻るステップS809と、該ステップS809において差異があると判定したとき、差異があったカレント(現在)ステップの色を変更した改修前シーケンス図811を生成して前記ステップS803に戻るステップS810とを実行することによって、改修前処理フローの全行に対する実行結果値に変化が有ったか否かステップ毎に判定し、変化があったステップの色を変更することができる。
前記呼び出し先の一覧抽出部009によるデバッグ発生箇所となるモジュールの呼び出し先のリストを後述の処理により表示する工程は、図9に示すように、変数[v_Module]及び変数[v_Method]を宣言するステップS901と、本処理の引数にデグレード発生箇所の対象モジュール名及び対象メソッド名を引き渡すために階層DB018から、階層DB.子_モジュール名=[対象モジュール名(デグレードが発生した対象モジュール名)]及び階層DB.子_メソッド名=[対象メソッド名(デグレードが発生した対象メソッド名)]の条件を満たすレコードを上位モジュールをとして抽出するステップS903と、該抽出したレコードが最終行か否かを判定するステップS904と、該ステップS904において最終行でないと判定したとき、呼び出し先のモジュール名及びメソッド名を画面表示用の一時記憶領域である呼び出し先モジュール一覧906に格納するステップS905と、前記上位モジュール抽出のステップS903で取得した親_モジュール名、親_メソッド名をそれぞれ変数[v_Module]、[v_Method]に格納(代入)するステップS907と、該ステップS907により格納した変数[v_Module]又は変数[v_Method]の何れか一方の値が空か否かを判定し、空白であると判定したときに前記ステップS904に戻るステップS908と、該ステップS908において空白でないと判定したとき、階層DB018から、階層DB.子_モジュール名=変数[v_Module]及び階層DB.子_メソッド名=変数[v_Method]の条件が一致する上位モジュールを抽出するステップS910と、該ステップS910により抽出した呼び出し先のモジュール名及びメソッド名を画面表示用の一時記憶領域である呼び出し先モジュール一覧912に格納するステップS911と、前記ステップS907で抽出した上位モジュール抽出処理で取得した親_モジュール名、親_メソッド名をそれぞれ変数[v_Module]、[v_Method]に格納し、前記ステップS908に戻るステップS913と、前記ステップS904において階層DB018から抽出したレコードが最終行と判定したとき、画面表示用の前記一時記憶領域の内容に基づいて呼び出し先の一覧表示画面915を生成するステップS914とを実行することによって、図19に示した如き、デバッグ発生箇所となる破線で示すモジュール及びメソッド「ZZZ.zzz01()」を参照して影響を及ぼすモジュール及びメソッド「WWW.www01()」を表示することができる。即ち、デクレード発生箇所を起点として階層関係あるモジュール名及びメソッド名を抽出することによって、デグレードが影響を及ぼす他のモジュール名及びメソッド名を容易に表示することができる。
003 モジュール関連分析部、004 モジュール階層分析部、
005 ソース生成機能部、006 コンパイル部、007 実行結果比較部、
008 シーケンス図生成部、009 呼び出し先の一覧抽出部、
010 改修前ソース(テスト用)、011 改修後ソース(テスト用)、
012 オブジェクトコード、021 デグレードテスト担当用のコンピュータ、
022 テスト実行部、90 ネットワーク、028 改修前ソース、
029 改修後ソース
Claims (12)
- 階層構造のモジュール及びメソッドを含む改修後のソースをテストするための担当用コンピュータと接続され、改修前後のソースを参照して改修後のソースにデグレードが発生したか否かを試験するデグレードテスト支援システムであって、
前記改修前後のソースを格納するソースデータベースと、
前記改修前後のソースのモジュール又はメソッドの階層と処理順とを含む処理フロー情報を格納する処理フローデータベースと、
前記改修前後のソースの各ステップが参照する変数を格納する実行結果データベースと、
前記改修前後のソースのステップ毎に処理実行順を出力させる処理順出力機能及び前記ステップで参照可能な変数を出力させる変数値出力機能を埋め込んだ改修前後のテスト用ソースを生成するテスト用ソース生成部と、
前記改修前後のテスト用ソースから改修前後のテスト用オブジェクトコードを生成するコンパイル部と、
前記改修前後のテスト用オブジェクトコードを実行し、前記処理順出力機能によって出力された処理フロー情報を前記処理フローデータベースに格納すると共に前記変数値出力機能によって出力された変数を前記実行結果データベースに格納するテスト実行部と、
前記実行結果データベースから実行結果の変数の値に差異がある前記改修前後のテスト用オブジェクトコードのレコードを抽出し、該抽出したレコードのモジュール名及びメソッド名と、該抽出したレコードの上位レコードの上位モジュール名及び上位メソッド名を前記処理フローデータベースに格納した処理フロー情報の階層及び処理順を参照して抽出し、該抽出した複数のモジュール名及びメソッド名並びに上位モジュール名及び上位メソッド名を担当用コンピュータに表示させる実行結果比較部とを備えることを特徴とするデグレードテスト支援システム。 - 前記実行結果データベースが、改修前テスト用オブジェクトコードの実行により出力された変数を格納する改修前実行結果データベースと、改修後テスト用オブジェクトコードの実行により出力された変数を格納する改修後実行結果データベースとを含み、
前記実行結果比較部が、改修前実行結果データベース及び改修後実行結果データベース個々のモジュール名とメソッド名と行数と変数名と値のフィールドを等結合し、前記値のフィールドが異なるレコードを実行結果の変数の値に差異があるレコードとして抽出することを特徴とする請求項1記載のデグレードテスト支援システム。 - 前記処理フローデータベースが、改修前ソースのモジュール又はメソッドの階層と処理順とを含む改修前処理フロー情報を格納する改修前処理フローデータベースと、改修後ソースのモジュール又はメソッドの階層と処理順とを含む改修後処理フロー情報を格納する改修後処理フローデータベースとを含み、
前記改修前処理フローデータベースに格納した改修前ソースのモジュール又はメソッドの階層と処理順とに基づいてモジュール及びメソッド間のやりとりを時間軸に沿って表現する階層前シーケンス図を生成し、前記改修後処理フローデータベースに格納した改修後ソースのモジュール又はメソッドの階層と処理順とに基づいてモジュール及びメソッド間のやりとりを時間軸に沿って表現する階層後シーケンス図を生成し、前記実行結果比較部により抽出した実行結果の変数の値に差異があるレコードのモジュール又はメソッドの色を変化させて担当用コンピュータに表示させるシーケンス図生成部を備えることを特徴とする請求項1及び請求項2記載のデグレードテスト支援システム。 - 階層データベースからデグレード発生箇所の対象モジュール名及び対象メソッド名を上位対象モジュール名及び上位対象メソッド名として抽出する上位抽出工程と、前記階層データベースから前記上位対象モジュール名及び上位対象メソッド名を階層構造の親とする下位対象モジュール名及び下位対象メソッド名とを抽出する下位抽出工程と、該下位抽出工程を前記下位対象モジュール名及び下位対象メソッド名がソースの最終行でないと判定するまで繰り返す繰り返し工程とを実行し、前記上位抽出工程及び下位抽出工程によって抽出した対象モジュール名及び対象メソッド名とに基づいてデグレード発生箇所の対象モジュール名及び対象メソッド名が影響を及ぼす呼び出し先一覧情報を作成して表示する呼び出し先一覧抽出部を備えることを特徴とする請求項1から3何れかに記載のデグレードテスト支援システム。
- 階層構造のモジュール及びメソッドを含む改修後のソースをテストするための担当用コンピュータと接続され、改修前後のソースを格納するソースデータベースと、前記改修前後のソースのモジュール又はメソッドの階層と処理順とを含む処理フロー情報を格納する処理フローデータベースと、前記改修前後のソースの各ステップが参照する変数を格納する実行結果データベースとを備え、前記改修前後のソースを参照して改修後のソースにデグレードが発生したか否かを試験するコンピュータシステムのデグレードテスト支援方法であって、
該コンピュータシステムが、
前記改修前後のソースのステップ毎に処理実行順を出力させる処理順出力機能及び前記ステップで参照可能な変数を出力させる変数値出力機能を埋め込んだ改修前後のテスト用ソースを生成するテスト用ソース生成工程と、
前記改修前後のテスト用ソースから改修前後のテスト用オブジェクトコードを生成するコンパイル工程と、
前記改修前後のテスト用オブジェクトコードを実行し、前記処理順出力機能によって出力された処理フロー情報を前記処理フローデータベースに格納すると共に前記変数値出力機能によって出力された変数を前記実行結果データベースに格納するテスト実行工程と、
前記実行結果データベースから実行結果の変数の値に差異がある前記改修前後のテスト用オブジェクトコードのレコードを抽出し、該抽出したレコードのモジュール名及びメソッド名と、該抽出したレコードの上位レコードの上位モジュール名及び上位メソッド名を前記処理フローデータベースに格納した処理フロー情報の階層及び処理順を参照して抽出し、該抽出した複数のモジュール名及びメソッド名並びに上位モジュール名及び上位メソッド名を担当用コンピュータに表示させる実行結果比較工程とを実行することを特徴とするデグレードテスト支援方法。 - 前記実行結果データベースが、改修前テスト用オブジェクトコードの実行により出力された変数を格納する改修前実行結果データベースと、改修後テスト用オブジェクトコードの実行により出力された変数を格納する改修後実行結果データベースとを含み、
前記コンピュータシステムが、前記実行結果比較工程において、改修前実行結果データベース及び改修後実行結果データベース個々のモジュール名とメソッド名と行数と変数名と値のフィールドを等結合し、前記値のフィールドが異なるレコードを実行結果の変数の値に差異があるレコードとして抽出することを特徴とする請求項5記載のデグレードテスト支援方法。 - 前記処理フローデータベースが、改修前ソースのモジュール又はメソッドの階層と処理順とを含む改修前処理フロー情報を格納する改修前処理フローデータベースと、改修後ソースのモジュール又はメソッドの階層と処理順とを含む改修後処理フロー情報を格納する改修後処理フローデータベースとを含み、
前記コンピュータシステムが、改修前処理フローデータベースに格納した改修前ソースのモジュール又はメソッドの階層と処理順とに基づいてモジュール及びメソッド間のやりとりを時間軸に沿って表現する階層前シーケンス図を生成し、前記改修後処理フローデータベースに格納した改修後ソースのモジュール又はメソッドの階層と処理順とに基づいてモジュール及びメソッド間のやりとりを時間軸に沿って表現する階層後シーケンス図を生成し、前記実行結果比較工程により抽出した実行結果の変数の値に差異があるレコードのモジュール又はメソッドの色を変化させて担当用コンピュータに表示させるシーケンス図生成工程を実行することを特徴とする請求項5及び請求項6記載のデグレードテスト支援方法。 - 前記コンピュータシステムが、階層データベースからデグレード発生箇所の対象モジュール名及び対象メソッド名を上位対象モジュール名及び上位対象メソッド名として抽出する上位抽出工程と、前記階層データベースから前記上位対象モジュール名及び上位対象メソッド名を階層構造の親とする下位対象モジュール名及び下位対象メソッド名とを抽出する下位抽出工程と、該下位抽出工程を前記下位対象モジュール名及び下位対象メソッド名がソースの最終行でないと判定するまで繰り返す繰り返し工程とを実行し、前記上位抽出工程及び下位抽出工程によって抽出した対象モジュール名及び対象メソッド名とに基づいてデグレード発生箇所の対象モジュール名及び対象メソッド名が影響を及ぼす呼び出し先一覧情報を作成して表示する工程とを実行する呼び出し先一覧抽出を行うことを特徴とする請求項5から7何れかに記載のデグレードテスト支援方法。
- 階層構造のモジュール及びメソッドを含む改修後のソースをテストするための担当用コンピュータと接続され、改修前後のソースを格納するソースデータベースと、前記改修前後のソースのモジュール又はメソッドの階層と処理順とを含む処理フロー情報を格納する処理フローデータベースと、前記改修前後のソースの各ステップが参照する変数を格納する実行結果データベースとを備え、前記改修前後のソースを参照して改修後のソースにデグレードが発生したか否かを試験するコンピュータシステムのデグレードテスト支援プログラムであって、
該コンピュータシステムに、
前記改修前後のソースのステップ毎に処理実行順を出力させる処理順出力機能及び前記ステップで参照可能な変数を出力させる変数値出力機能を埋め込んだ改修前後のテスト用ソースを生成するテスト用ソース生成機能と、
前記改修前後のテスト用ソースから改修前後のテスト用オブジェクトコードを生成するコンパイル機能と、
前記改修前後のテスト用オブジェクトコードを実行し、前記処理順出力機能によって出力された処理フロー情報を前記処理フローデータベースに格納すると共に前記変数値出力機能によって出力された変数を前記実行結果データベースに格納するテスト実行機能と、
前記実行結果データベースから実行結果の変数の値に差異がある前記改修前後のテスト用オブジェクトコードのレコードを抽出し、該抽出したレコードのモジュール名及びメソッド名と、該抽出したレコードの上位レコードの上位モジュール名及び上位メソッド名を前記処理フローデータベースに格納した処理フロー情報の階層及び処理順を参照して抽出し、該抽出した複数のモジュール名及びメソッド名並びに上位モジュール名及び上位メソッド名を担当用コンピュータに表示させる実行結果比較機能とを実現させることを特徴とするデグレードテスト支援プログラム。 - 前記実行結果データベースが、改修前テスト用オブジェクトコードの実行により出力された変数を格納する改修前実行結果データベースと、改修後テスト用オブジェクトコードの実行により出力された変数を格納する改修後実行結果データベースとを含み、
前記実行結果比較機能において、前記コンピュータシステムに、改修前実行結果データベース及び改修後実行結果データベース個々のモジュール名とメソッド名と行数と変数名と値のフィールドを等結合する機能と、前記値のフィールドが異なるレコードを実行結果の変数の値に差異があるレコードとして抽出させる機能とを実現させることを特徴とする請求項9記載のデグレードテスト支援プログラム。 - 前記処理フローデータベースが、改修前ソースのモジュール又はメソッドの階層と処理順とを含む改修前処理フロー情報を格納する改修前処理フローデータベースと、改修後ソースのモジュール又はメソッドの階層と処理順とを含む改修後処理フロー情報を格納する改修後処理フローデータベースとを含み、
前記コンピュータシステムに、改修前処理フローデータベースに格納した改修前ソースのモジュール又はメソッドの階層と処理順とに基づいてモジュール及びメソッド間のやりとりを時間軸に沿って表現する階層前シーケンス図を生成する機能と、前記改修後処理フローデータベースに格納した改修後ソースのモジュール又はメソッドの階層と処理順とに基づいてモジュール及びメソッド間のやりとりを時間軸に沿って表現する階層後シーケンス図を生成する機能と、前記実行結果比較機能により抽出した実行結果の変数の値に差異があるレコードのモジュール又はメソッドの色を変化させたシーケンス図を担当用コンピュータに表示させる機能を実現させることを特徴とする請求項9及び請求項10記載のデグレードテスト支援プログラム。 - 前記コンピュータシステムに、階層データベースからデグレード発生箇所の対象モジュール名及び対象メソッド名を上位対象モジュール名及び上位対象メソッド名として抽出する上位抽出機能と、前記階層データベースから前記上位対象モジュール名及び上位対象メソッド名を階層構造の親とする下位対象モジュール名及び下位対象メソッド名とを抽出する下位抽出機能と、該下位抽出機能を前記下位対象モジュール名及び下位対象メソッド名がソースの最終行でないと判定するまで繰り返す繰り返し機能とを実行させ、前記上位抽出機能及び下位抽出機能によって抽出した対象モジュール名及び対象メソッド名とに基づいてデグレード発生箇所の対象モジュール名及び対象メソッド名が影響を及ぼす呼び出し先一覧情報を作成して表示機能とを実現させ呼び出し先一覧抽出機能を設けたことを特徴とする請求項9から11何れかに記載のデグレードテスト支援プログラム。
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