JP2014026344A - 発注量算出装置及び発注量算出方法及び発注量算出プログラム - Google Patents

発注量算出装置及び発注量算出方法及び発注量算出プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】過去の実績値と将来の予測値とに基づき予測値を自動で調節することにより、将来の増減動向に追従した予測値を算出する。
【解決手段】過去の実績値と、将来の対象時期の予測値である複数の対象時期予測値の各々とからなる集合に含まれる値の平均値を発注量平均値Aとして算出する平均値算出部210と、実績値と当該実績値の予測値である実績値対応予測値との差分に基づいて、第1の乖離度を算出する第1の乖離度算出部220と、2つの対象時期予測値に基づいて、対象時期予測値の増減傾向を示す傾向値を算出する傾向値算出部230と、傾向値と第1の乖離度算出部220により算出された第1の乖離度とに基づいて、第2の乖離度を算出する第2の乖離度算出部240と、第1の乖離度と第2の乖離度とに基づいて、発注量平均値を補正し、補正により得られた値を発注量予測値として算出する発注量予測値算出部260とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、発注量算出装置及び発注量算出方法及びプログラムに関するものである。本発明は、特に、製品の発注量の予測値を算出する発注量算出装置及び発注量算出方法及び発注量算出プログラムに関するものである。
海外から購入する部品など調達期間の長い部品は、その部品を使用する完成品等の生産の数ヶ月前(長い場合で5ヶ月前)に発注しなければならない。しかしながら発注時点では完成品等の生産計画が策定されていない場合や、策定されていても変更される可能性が高く発注量の読みが難しい。
従来技術として、発注の実績値の平均値や標準偏差、もしくは実績値とその予測値との誤差の平均や偏差を基にして発注量を算出する方式が開示されている(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。また、実績データの変化率に基づいて発注量を決定する方式が開示されている(例えば、特許文献3参照)。
また、過去の需要実績値と需要予測値との予測の誤差や乖離の程度等に基づいて予測値の修正をする技術が開示されている(例えば、特許文献4〜6参照)。
特開2006−039802号公報 国際公開第2004/022463号公報 特開2001−282906号公報 特開2009−187151号公報 特開平07−049904号公報 特開2006−273577号公報
部品の発注数量は、その部品を使用する完成品等の生産計画から展開して決めるが、調達期間の長い部品については生産計画も存在しないこともある。その場合は人間系による需要の読みから大まかな発注数量を決定するが、発注するその時々での予測値に基づいて発注しているのが実情である。過去実績の傾向、過去の予測値の不確実性に基づいて未来を予測していては、過去の変化量(想定)を超えた場合に対応できないという課題がある。過去からの傾向に加え未来の予測におけるその傾向も加味することが必要とされるが、従来技術では、未来の予測におけるその傾向も加味することができないという課題がある。
本発明は、例えば、過去からの傾向に加え未来の予測におけるその傾向も加味することができる発注量算出装置及び発注量算出方法及び発注量算出プログラムを提供することを目的とする。
本発明の一の態様に係る発注量算出装置は、
将来の対象時期における製品の発注量の予測値である発注量予測値を算出する発注量算出装置において、
過去の前記製品の発注量である実績値と、前記実績値を予測した値である実績値対応予測値とを含む実績データを記憶装置に記憶する実績データ記憶部と、
前記対象時期における前記製品の発注量を予測した値である複数の対象時期予測値を記憶装置に記憶する予測値記憶部と、
前記実績データ記憶部に記憶された前記実績データに含まれる前記実績値と、前記予測値記憶部に記憶された前記複数の対象時期予測値の各対象時期予測値とからなる集合に含まれる値の平均値を発注量平均値として処理装置により算出する平均値算出部と、
前記実績データ記憶部に記憶された前記実績データに含まれる前記実績値と前記実績値対応予測値との差分に基づいて、前記平均値算出部により算出された前記発注量平均値を補正する第1の乖離度を処理装置により算出する第1の乖離度算出部と、
前記予測値記憶部に記憶された複数の対象時期予測値のうちの少なくとも2つの対象時期予測値に基づいて、前記対象時期予測値の増減傾向を示す傾向値を処理装置により算出する傾向値算出部と、
前記傾向値算出部により算出された前記傾向値と前記第1の乖離度算出部により算出された前記第1の乖離度とに基づいて、前記平均値算出部により算出された前記発注量平均値を補正する第2の乖離度を処理装置により算出する第2の乖離度算出部と、
前記第1の乖離度算出部により算出された前記第1の乖離度と前記第2の乖離度算出部により算出された前記第2の乖離度とに基づいて、前記平均値算出部により算出された前記発注量平均値を補正し、補正により得られた値を前記発注量予測値として算出する発注量予測値算出部とを備えたことを特徴とする。
本発明の一の態様に係る発注量算出装置は、将来の対象時期における製品の発注量の予測値である発注量予測値を算出する発注量算出装置において、過去の前記製品の発注量である実績値と、前記実績値を予測した値である実績値対応予測値とを含む実績データを記憶装置に記憶する実績データ記憶部と、前記対象時期における前記製品の発注量を予測した値である複数の対象時期予測値を記憶装置に記憶する予測値記憶部と、前記実績データ記憶部に記憶された前記実績データに含まれる前記実績値と、前記予測値記憶部に記憶された前記複数の対象時期予測値の各対象時期予測値とからなる集合に含まれる値の平均値を発注量平均値として処理装置により算出する平均値算出部と、前記実績データ記憶部に記憶された前記実績データに含まれる前記実績値と前記実績値対応予測値との差分に基づいて、前記平均値算出部により算出された前記発注量平均値を補正する第1の乖離度を処理装置により算出する第1の乖離度算出部と、前記予測値記憶部に記憶された複数の対象時期予測値のうちの少なくとも2つの対象時期予測値に基づいて、前記対象時期予測値の増減傾向を示す傾向値を処理装置により算出する傾向値算出部と、前記傾向値算出部により算出された前記傾向値と前記第1の乖離度算出部により算出された前記第1の乖離度とに基づいて、前記平均値算出部により算出された前記発注量平均値を補正する第2の乖離度を処理装置により算出する第2の乖離度算出部と、前記第1の乖離度算出部により算出された前記第1の乖離度と前記第2の乖離度算出部により算出された前記第2の乖離度とに基づいて、前記平均値算出部により算出された前記発注量平均値を補正し、補正により得られた値を前記発注量予測値として算出する発注量予測値算出部とを備えているので、過去からの傾向に加え未来の予測におけるその傾向も加味した発注量予測値を算出することができる。
実施の形態1に係る発注量算出システム500及び発注量算出装置100の構成を示すブロック図である。 実施の形態1に係る発注量算出装置100のハードウェア構成の一例を示す図である。 実施の形態1に係る発注量算出装置100の動作(本実施の形態に係る発注量算出方法、本実施の形態に係るプログラムの処理手順)を示すフローチャートである。 実施の形態1に係る発注量算出装置100の動作(本実施の形態に係る発注量算出方法、本実施の形態に係るプログラムの処理手順)を示すフローチャートである。 実施の形態1に係る発注量算出装置100の動作(本実施の形態に係る発注量算出方法、本実施の形態に係るプログラムの処理手順)を説明するための模式図である。
実施の形態1.
図1は、本実施の形態に係る発注量算出システム500及び発注量算出装置100の構成を示すブロック図である。本実施の形態に係る発注量算出システム500は、部品等の製品の発注量の予測値を算出するシステムである。発注量算出システム500が備える発注量算出装置100は、例えば、将来のある時期(以下、対象時期という)における製品の発注量の予測値である発注量予測値を、過去からの傾向に加え未来の予測におけるその傾向も加味して算出する。
図1において、発注量算出システム500は、発注量算出装置100、在庫データベース311、利用者端末313を備えている。発注量算出装置100は、例えば、LAN(Local・Area・Network)等により在庫データベース311と接続されている。また、利用者端末313は、通信回線312を介して発注量算出装置100、在庫データベース311と接続されている。
図1を用いて、発注量算出装置100の各ブロック(各部)の機能について説明する。
利用者端末313は、ユーザが使用する端末であり、ユーザにより入力されるパラメータ、予測値、発注量の算出指示等の信号、あるいは発注量算出装置100からの出力情報等は、通信回線312を介して送受信される。在庫データベース311は、発注量の予測の算出時に使用される在庫量を格納したデータベースである。
図1において、発注量算出装置100は、予測値入力部110、予測値データ格納部120、過去予測値データ格納部130、実績データ格納部140、パラメータ格納部150、許容変数N入力部160、実績考慮期間T1入力部170、予測期間T2入力部180、算出開始信号入力部190、発注量算出処理部200を備える。
予測値入力部110は、少なくとも1つ以上の予測値を入力する。予測値入力部110により入力される予測値は、将来の製品の発注量の予測値(以下、将来予測値という)である。将来予測値は、ユーザにより過去の実績値や経験から人為的に決定されたものでもよいし、過去の実績値から所定の方式により自動的に計算されたものでもよい。
予測値データ格納部120は、予測値入力部110により入力された将来予測値を記憶装置に格納する。予測値データ格納部120には、複数の異なる時期に決定された複数の将来予測値が格納されているものとする。
発注量予測値を求める将来の時期を対象時期とすると、予測値データ格納部120は、対象時期における将来予測値(以下、対象時期予測値という)を複数格納する。予測値データ格納部120は、予測値記憶部の一例である。
実績データ格納部140は、過去の製品の発注量である実績値と、実績値を予測した値である実績値対応予測値とを含む実績データを記憶装置に格納する。実績値対応予測値とは、発注量の予測値のうち、既に過去となった時期の予測値のことである。実績データ格納部140は、実績データ記憶部の一例である。
あるいは、実績データ格納部140には、実績値のみが格納されるものとし、実績値を予測した値である実績値対応予測値は別の格納部(例えば、過去予測値データ格納部130)に格納されているとしてもよい。
許容変数N入力部160は、算出される発注量予測値の受容性の高さ若しくは低さを調節する値N(変数N)を入力する。言い換えると、許容変数N入力部160は、算出される発注量予測値のばらつきの許容度を示す許容変数Nを入力する。許容変数Nは、入力装置を用いてユーザにより入力されるものとしてもよいし、予めシステム管理者等により設定されているものとしてもよい。
実績考慮期間T1入力部170は、発注量予測値の算出に考慮する(加味する、使用する)過去の実績の期間T1を入力機器により入力する。実績考慮期間T1は、入力装置を用いてユーザにより入力される。あるいは、実績考慮期間T1は、予めシステム管理者等により設定されているものとしてもよい。
予測期間T2入力部180は、発注量予測値を算出すべき将来の期間である予測期間T2を入力機器により入力する。予測期間T2は、入力装置を用いてユーザにより入力される。あるいは、予測期間T2は、予めシステム管理者等により設定されているものとしてもよい。
予測期間T2は、ユーザが発注量予測値を算出したい将来の期間を入力するものであるとともに、発注量予測値を算出するために考慮される(加味される、使用される)将来の期間でもある。
パラメータ格納部150は、許容変数N入力部160、実績考慮期間T1入力部170、予測期間T2入力部180により入力されたパラメータである許容変数N、実績考慮期間T1、予測期間T2を記憶装置に格納する。
算出開始信号入力部190は、ユーザが発注量予測値の算出開始を指示するための信号である算出開始信号を受け付ける。算出開始信号入力部190は、例えば、ユーザが発注量算出開始を指示するために押下する発注量算出開始ボタンである。
発注量算出処理部200は、平均値算出部210、第1の乖離度算出部220、傾向値算出部230、第2の乖離度算出部240、標準偏差算出部250、発注量予測値算出部260を備える。
平均値算出部210は、実績データ格納部140(実績データ記憶部)に記憶された実績データに含まれる実績値と、予測値データ格納部120(予測値記憶部)に記憶された複数の対象時期予測値の各対象時期予測値とからなる集合に含まれる値の平均値を発注量平均値Aとして処理装置により算出する。
平均値算出部210は、実績データの実績考慮期間T1における実績値と、将来予測値の予測期間T2における将来予測値とからなる集合に含まれる値の平均値を発注量平均値Aとして算出する。あるいは、平均値算出部210は、実績データの実績考慮期間T1における実績値と、将来予測値のうちの対象時期予測値とからなる集合に含まれる値の平均値を発注量平均値Aとして算出するとしてもよい。
言い換えると、平均値算出部210は、発注量予測値を算出するための基準となる発注量平均値Aを、実績考慮期間T1における実績値と予測期間T2における将来予測値との全体の平均とする。
第1の乖離度算出部220は、実績データ格納部140に格納されている実績データに含まれる実績値と、当該実績値を予測した予測値である実績値対応予測値との差分に基づいて、発注量平均値Aを補正する第1の乖離度Gを処理装置により算出する。
第1の乖離度Gは、過去の実績値と予測値との差分から発注量平均値Aを修正する値である。
傾向値算出部230は、予測値データ格納部120に記憶された複数の対象時期予測値のうちの少なくとも2つの対象時期予測値に基づいて、対象時期における対象時期予測値の増減傾向を示す傾向値Kを処理装置により算出する。
例えば、傾向値算出部230は、複数の対象時期予測値として、所定の時期に決定された対象時期予測値Fbと対象時期予測値Fbよりも過去に決定された対象時期予測値Faとを予測値データ格納部120から抽出し、抽出した対象時期予測値Fbと対象時期予測値Faとの差分に基づいて、傾向値Kを算出する。
また、傾向値算出部230は、対象時期が現時点に対して将来であるほど傾向値Kが小さくなるように、傾向値に対して重み付けする。
第2の乖離度算出部240は、傾向値算出部230により算出された傾向値Kと、第1の乖離度算出部220により算出された第1の乖離度Gとに基づいて、発注量平均値Aを補正する第2の乖離度KGを処理装置により算出する。例えば、第2の乖離度算出部240は、第1の乖離度Gに傾向値Kを乗算することにより第2の乖離度KGを算出する。
標準偏差算出部250は、実績データの実績考慮期間T1における実績値と、将来予測値の予測期間T2における将来予測値とからなる集合に含まれる値のばらつきを示す標準偏差を発注量標準偏差σとして処理装置により算出する。
発注量予測値算出部260は、第1の乖離度算出部220により算出された第1の乖離度Gと第2の乖離度算出部240により算出された第2の乖離度KGとに基づいて、発注量平均値Aを補正し、補正により得られた値を発注量予測値Sとして算出する。発注量予測値算出部260は、第1の乖離度Gと第2の乖離度KGとに加え、標準偏差算出部250により算出された発注量標準偏差σと許容変数N入力部160により入力された許容変数Nとを乗算した値Nσも用いて、発注量平均値Aを補正する。
発注量算出装置100は、処理装置、記憶装置、入力装置、出力装置等のハードウェアを備える。ハードウェアは発注量算出装置100の各部によって利用される。例えば、処理装置は、発注量算出装置100の各部でデータや情報の演算、加工、読み取り、書き込み等を行うために利用される。記憶装置は、そのデータや情報を記憶するために利用される。また、入力装置は、そのデータや情報を入力するために、出力装置は、そのデータや情報を出力するために利用される。
図2は、発注量算出装置100のハードウェア構成の一例を示す図である。
図2において、発注量算出装置100は、コンピュータであり、LCD901(Liquid・Crystal・Display)、キーボード902(K/B)、マウス903、FDD904(Flexible・Disk・Drive)、CDD905(Compact・Disc・Drive)、プリンタ906といったハードウェアデバイスを備えている。これらのハードウェアデバイスはケーブルや信号線で接続されている。LCD901の代わりに、CRT(Cathode・Ray・Tube)、あるいは、その他の表示装置が用いられてもよい。マウス903の代わりに、タッチパネル、タッチパッド、トラックボール、ペンタブレット、あるいは、その他のポインティングデバイスが用いられてもよい。
発注量算出装置100は、プログラムを実行するCPU911(Central・Processing・Unit)を備えている。CPU911は、処理装置の一例である。CPU911は、バス912を介してROM913(Read・Only・Memory)、RAM914(Random・Access・Memory)、通信ボード915、LCD901、キーボード902、マウス903、FDD904、CDD905、プリンタ906、HDD920(Hard・Disk・Drive)と接続され、これらのハードウェアデバイスを制御する。HDD920の代わりに、フラッシュメモリ、光ディスク装置、メモリカードリーダライタ、あるいは、その他の記録媒体が用いられてもよい。
RAM914は、揮発性メモリの一例である。ROM913、FDD904、CDD905、HDD920は、不揮発性メモリの一例である。これらは、記憶装置の一例である。通信ボード915、キーボード902、マウス903、FDD904、CDD905は、入力装置の一例である。また、通信ボード915、LCD901、プリンタ906は、出力装置の一例である。
通信ボード915は、LAN(Local・Area・Network)等に接続されている。通信ボード915は、LANに限らず、IP−VPN(Internet・Protocol・Virtual・Private・Network)、広域LAN、ATM(Asynchronous・Transfer・Mode)ネットワークといったWAN(Wide・Area・Network)、あるいは、インターネットに接続されていても構わない。LAN、WAN、インターネットは、ネットワークの一例である。
HDD920には、オペレーティングシステム921(OS)、ウィンドウシステム922、プログラム群923、ファイル群924が記憶されている。プログラム群923のプログラムは、CPU911、オペレーティングシステム921、ウィンドウシステム922により実行される。プログラム群923には、本実施の形態の説明において「〜部」として説明する機能を実行するプログラムが含まれている。プログラムは、CPU911により読み出され実行される。ファイル群924には、本実施の形態の説明において、「〜データ」、「〜情報」、「〜ID(識別子)」、「〜フラグ」、「〜結果」として説明するデータや情報や信号値や変数値やパラメータが、「〜ファイル」や「〜データベース」や「〜テーブル」の各項目として含まれている。「〜ファイル」や「〜データベース」や「〜テーブル」は、RAM914やHDD920等の記録媒体に記憶される。RAM914やHDD920等の記録媒体に記憶されたデータや情報や信号値や変数値やパラメータは、読み書き回路を介してCPU911によりメインメモリやキャッシュメモリに読み出され、抽出、検索、参照、比較、演算、計算、制御、出力、印刷、表示といったCPU911の処理(動作)に用いられる。抽出、検索、参照、比較、演算、計算、制御、出力、印刷、表示といったCPU911の処理中、データや情報や信号値や変数値やパラメータは、メインメモリやキャッシュメモリやバッファメモリに一時的に記憶される。
本実施の形態の説明において用いるブロック図やフローチャートの矢印の部分は主としてデータや信号の入出力を示す。データや信号は、RAM914等のメモリ、FDD904のフレキシブルディスク(FD)、CDD905のコンパクトディスク(CD)、HDD920の磁気ディスク、光ディスク、DVD(Digital・Versatile・Disc)、あるいは、その他の記録媒体に記録される。また、データや信号は、バス912、信号線、ケーブル、あるいは、その他の伝送媒体により伝送される。
本実施の形態の説明において「〜部」として説明するものは、「〜回路」、「〜装置」、「〜機器」であってもよく、また、「〜ステップ」、「〜工程」、「〜手順」、「〜処理」であってもよい。即ち、「〜部」として説明するものは、ROM913に記憶されたファームウェアで実現されていても構わない。あるいは、「〜部」として説明するものは、ソフトウェアのみ、あるいは、素子、デバイス、基板、配線といったハードウェアのみで実現されていても構わない。あるいは、「〜部」として説明するものは、ソフトウェアとハードウェアとの組み合わせ、あるいは、ソフトウェアとハードウェアとファームウェアとの組み合わせで実現されていても構わない。ファームウェアとソフトウェアは、プログラムとして、フレキシブルディスク、コンパクトディスク、磁気ディスク、光ディスク、DVD等の記録媒体に記憶される。プログラムはCPU911により読み出され、CPU911により実行される。即ち、プログラムは、本実施の形態の説明で述べる「〜部」としてコンピュータを機能させるものである。あるいは、プログラムは、本実施の形態の説明で述べる「〜部」の手順や方法をコンピュータに実行させるものである。
図3は、本実施の形態に係る発注量算出装置100の動作(本実施の形態に係る発注量算出方法、本実施の形態に係るプログラムの処理手順)を示すフローチャートである。図4は、本実施の形態に係る発注量算出装置100の動作(本実施の形態に係る発注量算出方法、本実施の形態に係るプログラムの処理手順)を示すフローチャートである。図5は、本実施の形態に係る発注量算出装置100の動作(本実施の形態に係る発注量算出方法、本実施の形態に係るプログラムの処理手順)を説明するための模式図である。
図3〜図5を用いて、本実施の形態に係る発注量算出装置100の動作について説明する。
<パラメータ入力工程:S110>
S110において、発注量算出装置100は、入力装置により、初期設定として必要なパラメータを入力する。初期設定時のパラメータは、例えば、以下に説明する許容変数N、実績考慮期間T1、予測期間T2である。
許容変数N入力部160は、算出する発注量予測値Sにおける変化に対する許容度合いを示す許容変数Nを入力する。言い換えると、許容変数Nは、算出する発注量予測値Sのばらつきの許容度を示す値である。
許容変数N入力部160は、例えば、キーボードやタッチパネルのような入力機器によりユーザが入力した許容変数Nを受け付け入力する。ユーザは、例えば、予測値データ格納部120に格納されている将来予測値が、確度が高く信用度が高い場合には、許容変数Nとして低めの数値(マイナスの値も可)を入力する。逆に、予測値データ格納部120に格納されている将来予測値が、確度が低く、かつ、見込み違いによる欠品を避けたい場合には、許容変数Nとして高めの数値を入力する。
実績考慮期間T1入力部170は、過去の実績値のうちどの程度の期間の実績値を発注量予測値Sの算出に考慮するか(加味するか)を示す実績考慮期間T1を入力する。図5に示すように現在(現時点ともいう)をt0とし、例えば、ユーザにより実績考慮期間T1として「6ヶ月」と入力されたとする。この場合、6ヶ月前から現時点t0までの実績値を考慮に入れて発注量予測値Sを算出することを意味する。実績考慮期間T1入力部170は、月単位だけでなく、日数単位、週単位、年単位等でも入力できるものとする。
実績考慮期間T1は、過去にあまり変化がなく定常的に生産(発注)している場合には大きめの数字が入力され、過去の値は参考にしない場合には小さ目の数字が入力される。
図5に示すように、実績考慮期間T1の実績値とその実績値対応予測値とを、実績値g(i)と、実績値対応予測値f(i)とする。実績考慮期間T1には、少なくとも1つの実績値g(i)と、実績値対応予測値f(i)とが存在すればよい。例えば、実績データ格納部140(図1参照)には、1ヶ月単位の実績値が格納されているとし、T1=6(ヶ月)とすると、i=1〜6(iは自然数)となる。
予測期間T2入力部180は、先々どの程度予測するかを指定する予測期間T2を入力する。図5に示すように、例えば、予測期間T2として「5ヶ月」と入力されたとする。この場合、発注量算出装置100は、例えば、1ヶ月後、2ヶ月後、・・・、5ヶ月後の1ヶ月単位で5回分の発注量予測値を算出することを意味する。あるいは、5ヶ月後のみの発注量予測値Sを算出するものとしてもよい。先々まで予測する場合には大きめの数値を入力する。
図5に示すように、本実施の形態では、T2として「t0からtn(nは自然数)」までの期間が入力されたものとし、tnにおける発注量予測値Snを求めるものとする。ここで、tnを、発注量予測値Sを求めるべき対象時期tnとする。
予測値データ格納部120には、異なる時期に決定された将来予測値Fが複数格納されている。例えば、初期設定後に、ユーザにより、部品毎、発注期間毎に、少なくともひとつ以上の将来予測値Fが入力装置により入力され、入力された少なくともひとつ以上の将来予測値Fを予測値入力部110が受け付けて入力するとしてもよい。あるいは、実績データ格納部140に格納されている実績値に基づいて所定の方式により定期的に将来予測値Fを算出し、予測値データ格納部120に格納するものとしてもよい。
図5に示すように、予測値データ格納部120には、2つの将来予測値Fa,Fbが格納されているものとする。将来予測値Faは、最新の将来予測値Fbよりも1世代前に決定されたものであるとする。つまり、将来予測値Faは、将来予測値Fbよりも古い予測値である。
また、各将来予測値Fには、対象時期tnにおける発注量を予測した値である対象時期予測値が格納されている。図5に示すように、本実施の形態では、予測値データ格納部120には、最新の将来予測値Fbの対象時期の予測値である対象時期予測値Fbnと、1世代前の将来予測値Faの対象時期tnの予測値である1世代前の対象時期予測値Fanとが格納されているものとする。
また、図5に示すように、最新の将来予測値Fbは、現時点t0からtnまでの間(期間T2)の各時期における予測値Fb1,Fb2,・・・,Fbn(対象時期予測値)が設定されているものとし、1世代前の将来予測値Faは、現時点t0からtnまでの間(期間T2)の各時期における予測値Fa1,Fa2,・・・,Fan(対象時期予測値)が設定されているものとする。
上述したように、パラメータ(許容変数N、実績考慮期間T1、予測期間T2)の設定、将来予測値Fの入力(必要があれば)の後、ユーザにより、例えば、発注量算出開始ボタンが押下されることにより、算出開始信号入力部190が算出開始信号を入力し、発注量算出処理部200による発注量算出処理が開始される。
<発注量平均値A算出工程:S120>
S120において、平均値算出部210は、実績データ格納部140に記憶された実績考慮期間T1における各実績値と、予測値データ格納部120に記憶された複数の対象時期予測値の各対象時期予測値とからなる集合に含まれる値の平均値を発注量平均値Aとして処理装置により算出する。
S120の平均値算出処理について、図5を用いて具体的に説明する。
平均値算出部210は、実績考慮期間T1における各実績値g(i)(i=1,2,3,4,5,6)と、予測期間T2における最新の将来予測値Fbに含まれる各時期の将来予測値Fb1,Fb2,・・・Fbn(対象時期予測値)と、予測期間T2における1世代前の将来予測値Faに含まれる各時期の将来予測値Fa1,Fa2,・・・Fan(対象時期予測値)とからなる全体集合をUとする。このとき全体集合Uの元は、(g(1),・・・,g(6),Fb1,Fb2,・・・Fbn,Fa1,Fa2,・・・,Fan)となる。平均値算出部210は、この全体集合Uの元(値)の平均値を処理装置により算出し、発注量平均値Aとする。
<発注量標準偏差σ算出工程:S130>
標準偏差算出部250は、S120における発注量平均値Aの算出の対象である全体集合Uに含まれる元(値)のばらつきを示す標準偏差を処理装置により算出し、発注量標準偏差σとする。
<第1の乖離度G算出工程:S140>
S140において、第1の乖離度算出部220は、実績値g(i)と実績値対応予測値f(i)との差分に基づいて、発注量平均値Aを補正する第1の乖離度Gを処理装置により算出する。
具体的には、第1の乖離度算出部220は、実績考慮期間T1における実績値g(i)と実績値対応予測値f(i)との差分の平均値を第1の乖離度Gとして算出する。すなわち、第1の乖離度Gは、以下の式1により求められる。
Figure 2014026344
<傾向値K算出工程:S150>
傾向値算出部230は、複数の将来予測値Fa,Fb,・・・のそれぞれに含まれる対象時期tnにおける対象時期予測値Fan,Fbn,・・・のうちの少なくとも2つの対象時期予測値に基づいて、対象時期tnにおける傾向値K(Knとする)を処理装置により算出する。対象時期tnにける傾向値Knは、対象時期tnにおける発注量の予測値の増減傾向を示す値である。
具体的には、傾向値算出部230は、発注量予測値を求めたい対象時期tnの最新の対象時期予測値Fbnと1世代前の対象時期予測値Fanとの差(Fbn−Fan)を1世代前の対象時期予測値Fanで割った値を対象時期tnの増減傾向度knとして算出する。つまり、対象時期tnの増減傾向度knは、以下の式2で求められる。ただし、Fanは0ではないとする。
kn=(Fbn−Fan)/Fan (式2)
対象時期tnの増減傾向度knは、対象時期tnの対象時期予測値の増減傾向を示す値である。この増減傾向度kn((Fbn−Fan)/Fan)を対象時期tnの傾向値Knとしてもよい。対象時期tnの増減傾向度knは、増加傾向の時は正の値となり、減少傾向の時は負の値となる。
また、傾向値算出部230は、対象時期tnの傾向値Knに、現在t0からの時間的な隔たりも加味する。傾向値Knに時間的な隔たりを加味するとは、対象時期tnが現時点t0から近い方が対象時期予測値Fbn,Fanの確度(信用度)が高く、現時点t0から将来であるほど対象時期予測値Fbn,Fanの確度(信用度)が低いことを加味するという意味である。例えば、傾向値Knは以下の式3によって算出される。ただし、tnは0ではないとする。
Kn=((Fbn−Fan)/Fan)/tn (式3)
すなわち、増減傾向度kn((Fbn−Fan)/Fan)をtnで割った値を傾向値Knとすることにより、対象時期tnが先になればなるほど修正のための値である傾向値Knが少なくなる計算となる。これにより余分な修正が少なくなる。
<第2の乖離度算出工程:S160>
第2の乖離度算出部240は、傾向値算出部230により算出された傾向値Knと第1の乖離度算出部220により算出された第1の乖離度Gとに基づいて、平均値算出部210により算出された発注量平均値Aを補正する第2の乖離度を処理装置により算出する。
具体的には、第2の乖離度算出部240は、傾向値Knと第1の乖離度Gとを乗算し、乗算した値を第2の乖離度KnGとして算出する。
<発注量予測値算出工程:S170〜S180>
S170において、発注量予測値算出部260は、標準偏差算出部250により算出された発注量標準偏差σと許容変数N入力部160により入力された許容変数Nとを乗算した値Nσを処理装置により算出する。
S180において、発注量予測値算出部260は、第1の乖離度Gと第2の乖離度KnGと値Nσとを発注量平均値Aに処理装置により加算し、加算により得られた値を対象時期tnの発注量予測値Snとして算出する。
発注量予測値算出部260は、対象時期tnにおける発注量予測値Snを以下の式4により算出する。
Sn=A+Nσ+G+KnG (式4)
上記の処理では、予測期間T2(現時点t0からtnまでの期間)のうちの一番将来の時期であるtnの発注量予測値Snを求める場合について説明した。図5に示すように、例えば、予測値を求める対象の時期をt2とした場合の発注量予測値S2についても同様の処理により求めることができる。傾向値K2は、対象時期をt2とした場合の対象時期予測値Fa2と対象時期予測値Fb2との差分に基づいて求められる。この傾向値K2を用いて、発注量平均値Aを修正することにより、将来である対象時期t2における予測値の増減傾向を加味した発注量予測値S2を求めることができる。
発注量算出装置100は、対象時期tnの発注量予測値Snを算出すると、LANを介して在庫データベース311から在庫量Zを取得し、対象時期tnの発注量予測値Snから在庫量Zを差し引いた値を、対象時期tn用の製品として実際に発注すべき対象時期用発注量Qnとして処理装置により算出する(式5)。
Qn=Sn−Z (式5)
発注量算出装置100は、算出した対象時期用発注量Qnを利用者端末313の表示画面等に表示する。あるいは、発注量算出装置100は、対象時期tnの発注量予測値Sn(対象時期tnの製品の需要量としての予測値)を、利用者端末313の表示画面等に表示するとしてもよい。
以上で、本実施の形態に係る発注量算出装置100の動作(本実施の形態に係る発注量算出方法、本実施の形態に係るプログラムの処理手順)についての説明を終わる。
以上のように、本実施の形態に係る発注量算出装置100によれば、過去の実績値と、将来の予測値(将来予測値)とからなる集合に含まれる値の平均値を発注量平均値Aとしているので、算出する発注量予測値の基礎となる値についても将来の予測値を加味することができる。
また、本実施の形態に係る発注量算出装置100によれば、傾向値算出部により算出される傾向値Knは、予測した時期が異なる予測値同士の差(例えば、最新の対象時期予測値Fbnと1世代前の対象時期予測値Fanとの差)を考慮した値であるため、対象時期tnにおける将来の発注量の増減動向を発注量予測値に加味することができる。
また、本実施の形態に係る発注量算出装置100によれば、対象時期tnの増減傾向を示す傾向値Knと傾向値Knと第1の乖離度Gとを乗算した第2の乖離度KnGにより、発注量平均値を補正するので、将来の発注量(予測値)の算出に過去実績値の平均やばらつき、その実績値と予測値との乖離ばかりではなく、予測値も加味することにより予測値の傾向(上昇傾向、下降傾向)を加味して予測値を修正できる。
また、本実施の形態に係る発注量算出装置100によれば、予測値入力部により予測値を入力することができるので、製品(部品)を使用する完成品等の生産量減少傾向時であって製品(部品)発注量を抑えたい場合には、入力する将来予測値を少なく予測することで、先々の発注量予測値が少なく予測され、数量を抑えて発注できる。また、製品(部品)を使用する完成品等の生産量増産傾向時であって製品(部品)発注量を増やしたい場合には、入力する将来予測値を多く予測することで、先々の発注量予測値が多く予測され、欠品を防ぐことができる。
また、本実施の形態に係る発注量算出装置100によれば、最新の将来予測値とその1世代前の将来予測値とに基づいた予測値の傾向を加味することができるので、特に、減産傾向時には、予測が困難で不確実性のより高くなる将来において、その不確実性を考慮し多めに補正をするのではなく、最新の予測値を重視する事ができる。これにより過剰発注を防ぐことができる。
以上のように、本実施の形態に係る発注量算出装置100、発注量算出システム500によれば、長納期部品(発注してから納入されるまでに数ヶ月を要する部品)の発注システムにおいて、未確定な生産計画に対しても一定の変化受容性を保ちながら、予測値を自動で調節し発注するシステムを提供することができる。
なお、本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、必要に応じて種々の変更が可能である。
100 発注量算出装置、110 予測値入力部、120 予測値データ格納部、130 過去予測値データ格納部、140 実績データ格納部、150 パラメータ格納部、160 許容変数N入力部、170 実績考慮期間T1入力部、180 予測期間T2入力部、190 算出開始信号入力部、200 発注量算出処理部、210 平均値算出部、220 第1の乖離度算出部、230 傾向値算出部、240 第2の乖離度算出部、250 標準偏差算出部、260 発注量予測値算出部、311 在庫データベース、312 通信回線、313 利用者端末、500 発注量算出システム、901 LCD、902 キーボード、903 マウス、904 FDD、905 CDD、906 プリンタ、911 CPU、912 バス、913 ROM、914 RAM、915 通信ボード、920 HDD、921 オペレーティングシステム、922 ウィンドウシステム、923 プログラム群、924 ファイル群。

Claims (8)

  1. 将来の対象時期における製品の発注量の予測値である発注量予測値を算出する発注量算出装置において、
    過去の前記製品の発注量である実績値と、前記実績値を予測した値である実績値対応予測値とを含む実績データを記憶装置に記憶する実績データ記憶部と、
    前記対象時期における前記製品の発注量を予測した値である複数の対象時期予測値を記憶装置に記憶する予測値記憶部と、
    前記実績データ記憶部に記憶された前記実績データに含まれる前記実績値と、前記予測値記憶部に記憶された前記複数の対象時期予測値の各対象時期予測値とからなる集合に含まれる値の平均値を発注量平均値として処理装置により算出する平均値算出部と、
    前記実績データ記憶部に記憶された前記実績データに含まれる前記実績値と前記実績値対応予測値との差分に基づいて、前記平均値算出部により算出された前記発注量平均値を補正する第1の乖離度を処理装置により算出する第1の乖離度算出部と、
    前記予測値記憶部に記憶された複数の対象時期予測値のうちの少なくとも2つの対象時期予測値に基づいて、前記対象時期予測値の増減傾向を示す傾向値を処理装置により算出する傾向値算出部と、
    前記傾向値算出部により算出された前記傾向値と前記第1の乖離度算出部により算出された前記第1の乖離度とに基づいて、前記平均値算出部により算出された前記発注量平均値を補正する第2の乖離度を処理装置により算出する第2の乖離度算出部と、
    前記第1の乖離度算出部により算出された前記第1の乖離度と前記第2の乖離度算出部により算出された前記第2の乖離度とに基づいて、前記平均値算出部により算出された前記発注量平均値を補正し、補正により得られた値を前記発注量予測値として算出する発注量予測値算出部と
    を備えたことを特徴とする発注量算出装置。
  2. 前記予測値記憶部は、
    過去の複数の時期に決定された前記複数の対象時期予測値を記憶し、
    前記傾向値算出部は、
    前記予測値記憶部に記憶された前記複数の対象時期予測値から、所定の時期に決定された対象時期予測値Fbと前記対象時期予測値Fbよりも過去に決定された対象時期予測値Faとを抽出し、抽出した前記対象時期予測値Fbと前記対象時期予測値Faとの差分に基づいて、前記傾向値を算出する
    ことを特徴とする請求項1に記載の発注量算出装置。
  3. 前記傾向値算出部は、
    前記傾向値として(Fb−Fa)/Faを処理装置により算出し、
    前記第2の乖離度算出部は、
    前記傾向値算出部により算出された前記傾向値と前記第1の乖離度算出部により算出された前記第1の乖離度とを乗算し、乗算した値を前記第2の乖離度として算出する
    ことを特徴とする請求項2に記載の発注量算出装置。
  4. 前記傾向値算出部は、
    前記対象時期が現時点に対して将来であるほど前記傾向値が小さくなるように、前記傾向値に対して重み付けすることを特徴とする請求項3に記載の発注量算出装置。
  5. 前記発注量算出装置は、さらに、
    前記実績データ記憶部に記憶された前記実績データに含まれる前記実績値と、前記予測値記憶部に記憶された前記複数の対象時期予測値の各対象時期予測値とからなる前記集合に含まれる値のばらつきを示す標準偏差を発注量標準偏差σとして処理装置により算出する標準偏差算出部と、
    前記ばらつきの許容度を示す変数Nを入力する許容変数入力部と
    を備え、
    前記発注量予測値算出部は、さらに、
    前記標準偏差算出部により算出された前記発注量標準偏差σと前記許容変数入力部により入力された前記変数Nとを乗算した値Nσを用いて、前記発注量平均値を補正することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の発注量算出装置。
  6. 前記発注量予測値算出部は、
    前記第1の乖離度と前記第2の乖離度と前記発注量標準偏差σと前記変数Nとを乗算した値Nσとを前記発注量平均値に加算することにより前記発注量予測値を算出することを特徴とする請求項5に記載の発注量算出装置。
  7. 将来の対象時期における製品の発注量の予測値である発注量予測値を算出する発注量算出装置であって、
    過去の前記製品の発注量である実績値と、前記実績値を予測した値である実績値対応予測値とを含む実績データを記憶装置に記憶する実績データ記憶部と、
    前記対象時期における前記製品の発注量を予測した値である複数の対象時期予測値を記憶装置に記憶する予測値記憶部と
    を備える発注量算出装置の発注量算出方法において、
    平均値算出部が、前記実績データ記憶部に記憶された前記実績データに含まれる前記実績値と、前記予測値記憶部に記憶された前記複数の対象時期予測値の各対象時期予測値とからなる集合に含まれる値の平均値を発注量平均値として処理装置により算出する平均値算出工程と、
    第1の乖離度算出部が、前記実績データ記憶部に記憶された前記実績データに含まれる前記実績値と前記実績値対応予測値との差分に基づいて、前記平均値算出工程により算出された前記発注量平均値を補正する第1の乖離度を処理装置により算出する第1の乖離度算出工程と、
    傾向値算出部が、前記予測値記憶部に記憶された複数の対象時期予測値のうちの少なくとも2つの対象時期予測値に基づいて、前記対象時期予測値の増減傾向を示す傾向値を処理装置により算出する傾向値算出工程と、
    第2の乖離度算出部が、前記傾向値算出工程により算出された前記傾向値と前記第1の乖離度算出工程により算出された前記第1の乖離度とに基づいて、前記平均値算出工程により算出された前記発注量平均値を補正する第2の乖離度を処理装置により算出する第2の乖離度算出工程と、
    発注量予測値算出部が、前記第1の乖離度算出工程により算出された前記第1の乖離度と前記第2の乖離度算出工程により算出された前記第2の乖離度とに基づいて、前記平均値算出工程により算出された前記発注量平均値を補正し、補正により得られた値を前記発注量予測値として算出する発注量予測値算出工程と
    を備えたことを特徴とする発注量算出方法。
  8. 将来の対象時期における製品の発注量の予測値である発注量予測値を算出する発注量算出装置であって、
    過去の前記製品の発注量である実績値と、前記実績値を予測した値である実績値対応予測値とを含む実績データを記憶装置に記憶する実績データ記憶部と、
    前記対象時期における前記製品の発注量を予測した値である複数の対象時期予測値を記憶装置に記憶する予測値記憶部と
    を備えるコンピュータである発注量算出装置に実行させる発注量算出プログラムにおいて、
    平均値算出部が、前記実績データ記憶部に記憶された前記実績データに含まれる前記実績値と、前記予測値記憶部に記憶された前記複数の対象時期予測値の各対象時期予測値とからなる集合に含まれる値の平均値を発注量平均値として処理装置により算出する平均値算出処理と、
    第1の乖離度算出部が、前記実績データ記憶部に記憶された前記実績データに含まれる前記実績値と前記実績値対応予測値との差分に基づいて、前記平均値算出処理により算出された前記発注量平均値を補正する第1の乖離度を処理装置により算出する第1の乖離度算出処理と、
    傾向値算出部が、前記予測値記憶部に記憶された複数の対象時期予測値のうちの少なくとも2つの対象時期予測値に基づいて、前記対象時期予測値の増減傾向を示す傾向値を処理装置により算出する傾向値算出処理と、
    第2の乖離度算出部が、前記傾向値算出処理により算出された前記傾向値と前記第1の乖離度算出処理により算出された前記第1の乖離度とに基づいて、前記平均値算出処理により算出された前記発注量平均値を補正する第2の乖離度を処理装置により算出する第2の乖離度算出処理と、
    発注量予測値算出部が、前記第1の乖離度算出処理により算出された前記第1の乖離度と前記第2の乖離度算出処理により算出された前記第2の乖離度とに基づいて、前記平均値算出処理により算出された前記発注量平均値を補正し、補正により得られた値を前記発注量予測値として算出する発注量予測値算出処理と
    を前記発注量算出装置に実行させることを特徴とする発注量算出プログラム。
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