JP2014026153A - Optical coupling member and optical connector using the same - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、光ファイバを用いてコネクタ接続を行う際に使用する光結合部材およびこれを用いた光コネクタに関する。 The present invention relates to an optical coupling member used for connector connection using an optical fiber and an optical connector using the same.
光通信システムにおける光学接続にはさまざまな光コネクタが用いられている。たとえば、単心の光ファイバ同士を接続する光コネクタとしては、SC型光コネクタやLC型光コネクタなどが用いられている(たとえば、特許文献1参照)。これらの光コネクタによれば、光ファイバ同士を高精度に軸合わせを行うことができる。 Various optical connectors are used for optical connection in an optical communication system. For example, as an optical connector for connecting single optical fibers to each other, an SC type optical connector, an LC type optical connector, or the like is used (for example, see Patent Document 1). According to these optical connectors, the optical fibers can be aligned with high accuracy.
このような光コネクタを用いたコネクタ接続においては、コア部を直接突き合わせた状態で光ファイバ同士が接続される。コネクタ接続される光ファイバにおいては、その端面同士が接触し易いように、光ファイバ端面を研磨して光ファイバ端面間を物理的に接触させるPC(Physical Contact)接続が行われる。 In the connector connection using such an optical connector, the optical fibers are connected with the core part directly butted. In an optical fiber to be connected by a connector, PC (Physical Contact) connection is performed in which the end faces of the optical fibers are polished so that the end faces of the optical fibers are brought into physical contact with each other so that the end faces are easily brought into contact with each other.
しかしながら、上述したPC接続が行われる場合には、光ファイバの端面を露出した状態で接続作業が行われる。この場合、接続作業において光ファイバを抜き差しすることにより、光ファイバの端面が傷つく事態が発生し得る。光ファイバの端面が傷ついた場合、光ファイバにおいては、伝送損失が増大する。 However, when the above-described PC connection is performed, the connection operation is performed with the end face of the optical fiber exposed. In this case, the end face of the optical fiber may be damaged by inserting and removing the optical fiber in the connection operation. When the end face of the optical fiber is damaged, the transmission loss increases in the optical fiber.
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、光ファイバの端面を露出することなくコネクタ接続を実現することができる光結合部材およびこれを用いた光コネクタを提供することを目的とする。 The present invention has been made in view of this point, and an object of the present invention is to provide an optical coupling member capable of realizing connector connection without exposing the end face of the optical fiber, and an optical connector using the same. .
本発明の光結合部材は、光ファイバと、一端に形成された挿入孔から挿入された前記光ファイバを保持する保持部材と、前記保持部材の他端に形成された収容部に光軸方向に沿って収容される複数のボールレンズと、を具備し、前記複数のボールレンズは接した状態で配置されるとともに、前記光ファイバは対向するボールレンズから所定距離だけ離間した状態で配置されることを特徴とする。 The optical coupling member of the present invention includes an optical fiber, a holding member that holds the optical fiber inserted from an insertion hole formed at one end, and a receiving portion that is formed at the other end of the holding member in the optical axis direction. A plurality of ball lenses accommodated along the plurality of ball lenses, wherein the plurality of ball lenses are disposed in contact with each other, and the optical fiber is disposed at a predetermined distance from the opposing ball lens. It is characterized by.
上記光結合部材によれば、複数のボールレンズは接した状態で配置されるとともに、光ファイバは対向するボールレンズから所定距離だけ離間した状態で配置されることから、複数のボールレンズを通過することにより屈折した光の焦点を、光ファイバの端面に位置合わせすることができるので、光ファイバの端面を露出することなくコネクタ接続を実現することが可能となる。 According to the optical coupling member, the plurality of ball lenses are arranged in contact with each other, and the optical fiber is arranged at a predetermined distance from the opposing ball lens, and thus passes through the plurality of ball lenses. As a result, the focus of the refracted light can be aligned with the end face of the optical fiber, so that connector connection can be realized without exposing the end face of the optical fiber.
上記光結合部材において、前記複数のボールレンズは、第1のボールレンズおよび第2のボールレンズで構成されており、前記挿入孔側から順に前記光ファイバ、前記第1のボールレンズ、前記第2のボールレンズが配置されることが好ましい。この場合には、第2ボールレンズが、第1のボールレンズと接する構成にしたことから、一方のボールレンズを位置決めするとともに、他方のボールレンズも位置決めすることができるため、光結合部材を簡便に組み立てることが可能となる。また、光ファイバの端面が露出しないため、端面に傷がつくことを防ぐことができる。 In the optical coupling member, the plurality of ball lenses includes a first ball lens and a second ball lens, and the optical fiber, the first ball lens, and the second ball lens are sequentially arranged from the insertion hole side. It is preferable that a ball lens is arranged. In this case, since the second ball lens is in contact with the first ball lens, one ball lens can be positioned and the other ball lens can be positioned. It becomes possible to assemble. Further, since the end face of the optical fiber is not exposed, it is possible to prevent the end face from being damaged.
上記光結合部材において、前記第1のボールレンズおよび前記第2のボールレンズは、同径であることが好ましい。この場合には、同径の第1,第2のボールレンズを用いるため、保持部材に複雑な構造を必要とすることなく第1,第2のボールレンズを収容でき、光結合部材全体のコストの上昇を抑制できる。 In the optical coupling member, it is preferable that the first ball lens and the second ball lens have the same diameter. In this case, since the first and second ball lenses having the same diameter are used, the first and second ball lenses can be accommodated without requiring a complicated structure in the holding member. Can be suppressed.
上記光結合部材において、前記第1のボールレンズは、前記第2のボールレンズより小径であってもよい。この場合には、軸合わせの精度を損なわずに容易に組み立てることができ、第1のボールレンズの径によって、ビームの状態を制御できる。 In the optical coupling member, the first ball lens may be smaller in diameter than the second ball lens. In this case, it can be easily assembled without impairing the accuracy of the axis alignment, and the beam state can be controlled by the diameter of the first ball lens.
上記光結合部材において、前記光ファイバは、その端面が、前記保持部材の外周の一部に設けた陥没部によって形成される周壁面に接した状態で位置決めされてもよい。この場合には、周壁面に光ファイバの端面を接した状態で位置決めすることができるので、光ファイバの位置精度を確保しやすくできる。 In the optical coupling member, the optical fiber may be positioned in a state in which an end surface thereof is in contact with a peripheral wall surface formed by a depressed portion provided in a part of the outer periphery of the holding member. In this case, since the positioning can be performed with the end face of the optical fiber in contact with the peripheral wall surface, the positional accuracy of the optical fiber can be easily ensured.
本発明の光コネクタは、上述したいずれかの態様の光結合部材を接続することを特徴とする。この場合には、光ファイバの端面を露出させることなく光ファイバ同士をコネクタ接続することができるため、光ファイバの端面に傷がついて伝送損失が増大することを回避することが可能となる。 The optical connector of the present invention is characterized by connecting the optical coupling member of any one of the above-described aspects. In this case, since the optical fibers can be connected to each other without exposing the end faces of the optical fibers, it is possible to avoid an increase in transmission loss due to scratches on the end faces of the optical fibers.
本発明によれば、光ファイバの端面を露出することなくコネクタ接続を実現することができる。 According to the present invention, connector connection can be realized without exposing the end face of the optical fiber.
以下、本発明の実施の形態について添付図面を参照して詳細に説明する。
(第1の実施の形態)
図1Aは、本発明の第1の実施の形態に係る光結合部材10の側面図であり、図1Bは、光結合部材10の断面図である。図1A,図1Bに示すように、この光結合部材10は、概して円筒形状を有する保持部材としてのホルダ11と、このホルダ11の一端部に保持されるボールレンズ群12と、ホルダ11の他端部に設けられた挿入孔11aから挿入される光ファイバ13と、を含んで構成される。光結合部材10において、ボールレンズ群12は、第1のボールレンズとしてのボールレンズ12aと、第2のボールレンズとしてのボールレンズ12bとで構成される。
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the accompanying drawings.
(First embodiment)
FIG. 1A is a side view of the
ホルダ11は、たとえば、金属材料や樹脂材料やセラミックス材料を成形して構成される。ホルダ11を構成する金属材料として、たとえば、ステンレス、銅系材料などを使用できる。また、ホルダ11を構成する樹脂材料として、たとえば、ポリプロピレン(PP),アクリロニトリル−ブタジエン−スチレンコポリマー(ABS),ポリアセタール(POM),ポリカーボネート(PC),ポリブチレンテレフタレート(PBT),ポリエチレンテレフタレート(PET),ポリエチレンナフタレート(PEN),ポリエーテルスルホン(PES),ポリフェニレンエーテル(PPE),ポリアミドイミド(PAI)またはポリエーテルイミド(PEI)などを使用できる。これらの樹脂材料に対して、射出成形、押出成形またはプレス成形などの各種成形を施すことにより、ホルダ11が形成される。
The
また、ホルダ11を構成するセラミックス材料としては、たとえば、ジルコニア,アルミナ,窒化ケイ素または炭化ケイ素などを使用できる。これらのセラミックス材料に対して、射出成形、押出成形またはプレス成形などの各種成形を施すことにより、ホルダ11が形成される。さらに、ホルダ11を構成する材料としては、ガラスおよび結晶化ガラスなども使用できる。
Moreover, as a ceramic material which comprises the
図1Bに示すように、ホルダ11におけるボールレンズ群12側の端部には、開口部11bが設けられている。この開口部11bの内側には、ボールレンズ群12を収容する収容部11cが設けられている。この収容部11cは、ボールレンズ群12を構成するボールレンズ12a,12bの直径よりもわずかに小さい寸法に設けられ、ボールレンズ12a,12bが圧入可能に構成されている。
As shown in FIG. 1B, an opening 11b is provided at the end of the
また、ホルダ11の内部には、光ファイバ13の外径と略同径の貫通孔11dが設けられている。この貫通孔11dは、挿入孔11aに連結するとともに、収容部11cに連結するように設けられている。
In addition, a through
ボールレンズ群12を構成するボールレンズ12a,12bは、たとえば、ガラス材料を成形して構成される。第1の実施の形態に係るボールレンズ12aおよびボールレンズ12bは、略同径に構成されている。図1Bに示すように、ボールレンズ12aおよびボールレンズ12bは、互いに接した状態で、収容部11c内に収容されている。ボールレンズ12aは、光ファイバ13の先端部から所定距離だけ離間して配置されている。一方、ボールレンズ12bは、ホルダ11の端部を含む平面に接するように配置されている。
The
光ファイバ13は、公知のガラス光ファイバ、プラスチック光ファイバおよびH−PCF(Hard Plastic Clad Fiber)を制限なく使用することができる。たとえば、プラスチック光ファイバであれば、その中心を貫通して設けられるコア13aと、コア13aの周囲を覆うクラッド13bと、クラッド13bを被覆して補強する補強層13cと、から構成される。
As the
さらに、ホルダ11には、図1A,図1Bに示すように、複数の位置決め用陥没部11eが設けられている。これらの位置決め用陥没部11eは、ホルダ11の外周における収容部11cと貫通孔11dとの間に設けられ、光ファイバ13の位置決めに利用される(図1B参照)。光ファイバ13は、ボールレンズ12aに対向する端面におけるコア13aが、ボールレンズ12aから出射される光が集光する位置に位置合わせされる。これを踏まえて、位置決め用陥没部11eは、光ファイバ13を所望の位置に位置合わせ可能な位置に設けられている。
Furthermore, as shown in FIGS. 1A and 1B, the
位置決め用陥没部11eは、ホルダ11の同一周上に等間隔に複数(本実施の形態において3つ)設けられている。光結合部材10においては、ホルダ11の外周側から同時に、工具を用いた押圧加工を施すことにより、複数の位置決め用陥没部11eが形成される。光ファイバ13は、同一周上に設けられた複数の位置決め用陥没部11eと複数の位置で接するため、光ファイバ13を高精度に位置決めすることができる。
A plurality of
位置決め用陥没部11eにおける光ファイバ13に対向する部分に形成される周壁面11e1を利用することにより、たとえば、光ファイバ13の端面が同一平面上に配置されて構成される場合に、周壁面11e1に光ファイバ13の端面を接した状態で位置決めすることができるので、光ファイバ13の位置精度を確保しやすくできる。
By using the
なお、上記においては、位置決め用陥没部11eが複数設けられている形態を例示したが、これに限られず、位置決め用陥没部11eが収容部11cと貫通孔11dとの間において、ホルダ11の周面全体に円環状の凹部を構成するように設けられていてもよい。
In the above, an example in which a plurality of
続いて、第1の実施の形態に係る光結合部材10の組立工程について説明する。光結合部材10の組立工程は、ホルダ11内にボールレンズ12aを圧入する工程(a)と、ホルダ11内にボールレンズ12bを圧入する工程(b)と、光ファイバ13を挿入する工程(c)と、を含んでいる。以下、各工程について詳細に説明する。
Subsequently, an assembly process of the
<工程(a)>
まず、ホルダ11の開口部11bから、ボールレンズ12aを収容部11c内に圧入する。ボールレンズ12a全体が収容部11c内に収容されたところで、圧入作業を終了する。光結合部材10においては、レンズとして方向性がないボールレンズ12aを使うため、ホルダ11に圧入する際の方位調整が不要であり組み立てし易い。
<Process (a)>
First, the
<工程(b)>
次に、ホルダ11の開口部11bから、ボールレンズ12bを収容部11c内に圧入する。ボールレンズ12bは、先に収容部11c内に収容されたボールレンズ12aを押しながら、収容部11c内に圧入される。ボールレンズ12b全体が収容部11c内に収容されたところで、圧入作業を終了する。このとき、ボールレンズ12aおよびボールレンズ12bは、互いに接した状態で収容部11c内に収容される。
<Step (b)>
Next, the
このように、ボールレンズ12bを位置決めするとともに、ボールレンズ12aも位置決めすることができるため、光結合部材10を簡便に組み立てることが可能となる。
Thus, since the
光結合部材10においては、レンズとして方向性がないボールレンズ12bを使うため、ホルダ11に圧入する際の方位調整が不要であり組み立てし易い。また、ホルダ11の収容部11c内に圧入することにより、ボールレンズ12bの中心軸は、ボールレンズ12aの中心軸と一致した状態となる。
Since the
また、ボールレンズ12a,12bの一部は、ホルダ11における収容部11cを規定する内壁と接する。収容部11cは、ボールレンズ群12を構成するボールレンズ12a,12bの直径よりもわずかに小さい寸法に設けられているため、ボールレンズ12aは、収容部11cを規定する内壁による圧力が働くことにより固定される。このように、ボールレンズ12aは、所定の位置に位置決めされ、固定された状態となる。
Part of the
<工程(c)>
次に、ホルダ11の挿入孔11aから、光ファイバ13を貫通孔11d内に挿入する。光ファイバ13は、貫通孔11dを規定する内壁に案内されて位置決め用陥没部11eに至る。光ファイバ13が、位置決め用陥没部11eによって形成される周壁面11e1に接したところで、挿入作業は終了する。このとき、光ファイバ13は、所定の位置に位置決めされた状態となる。
<Step (c)>
Next, the
ホルダ11の貫通孔11dに挿入して組み立てることにより、光ファイバ13の中心軸は、ボールレンズ群12を構成するボールレンズ12a,12bの中心軸と一致した状態となる。このように、光結合部材10によれば、光ファイバ13とボールレンズ群12との軸合わせを容易に行うことができる。
By assembling the
以上の工程(a)〜(c)を経て、図1に示す光結合部材10を組み立てることができる。
The
以上説明したように、本実施の形態に係る光結合部材10においては、ボールレンズ12a,12bは接した状態で配置されるとともに、光ファイバ13は対向するボールレンズ12aから所定距離だけ離間した状態で配置されることから、ボールレンズ12a,12bを通過することにより屈折した光の集光する位置を、光ファイバ13の端面に位置合わせすることができるので、光ファイバ13の端面を露出することなくコネクタ接続を実現することが可能となる。
As described above, in the
また、ボールレンズ群12を構成するボールレンズ12a,12bとして、略同径の2つのボールレンズを用いるため、ホルダ11に複雑な構造が必要なく、光結合部材10全体のコストの上昇を抑制できる。
Further, since two ball lenses having substantially the same diameter are used as the
続いて、本実施の形態に係る光結合部材10が適用される光コネクタ100と、SC型やLC型などのPC接続によって接続する光コネクタ200とを用いて光ファイバ同士をコネクタ接続した状態について説明する。図2Aは、本実施の形態に係る光コネクタ100と、光コネクタ200とを用いて光ファイバ同士をコネクタ接続した状態を示す断面模式図であり、図2Bは、光コネクタ100と、光コネクタ200とを用いて光ファイバ同士をコネクタ接続した状態を示す上面図であり、図2Cは、プラグ30を装着した状態の光コネクタ100を示す上面図である。
Subsequently, a state in which optical fibers are connector-connected using the
図2Aに示すように、光コネクタ100は、光結合部材10に樹脂継手50が装着されて構成される。樹脂継手50は、概して円筒形状を有し、一端に光結合部材10が挿入される挿入孔51aが設けられ、他端に光結合部材10が露出する開口部51bが設けられている。樹脂継手50の先端面(光コネクタ200側の先端面)と、開口部51bから露出する光結合部材10の先端部とは、同一平面を構成している。また、中央位置近傍の外周面には、環状の鍔状部52が設けられている。
As shown in FIG. 2A, the
光コネクタ100において、光結合部材10は、たとえば、樹脂継手50の開口部51b近傍における同一周上に設けられた複数の固定部により固定される。これらの固定部は、樹脂継手50の所定位置に位置決めするように光結合部材10を挿入したのち、工具を用いて樹脂継手50の外側から押圧加工を施すことにより形成される。なお、上記以外にも接着等の別の方法による固定であってもよい。
In the
一方、光コネクタ200は、光ファイバ200aに樹脂継手60が装着されて構成される。樹脂継手60は、上述した樹脂継手50と同様に、概して円筒形状を有し、一端に光ファイバ200aが挿入される挿入孔61aが設けられ、他端に光ファイバ200aが露出する開口部61bが設けられている。樹脂継手60の先端面と、開口部61bから露出する光ファイバ200aの先端部とは、同一平面を構成している。また、中央位置近傍の外周面には、環状の鍔状部62が設けられている。なお、光ファイバ200aとしては、光ファイバ13と同一のものを用いることができる。
On the other hand, the
光コネクタ200において、光ファイバ200aは、たとえば、樹脂継手60の開口部61b近傍における同一周上に設けられた複数の固定部により固定される。これらの固定部は、樹脂継手60の所定位置に位置決めするように光ファイバ200aを挿入したのち、工具を用いて樹脂継手60の外側から押圧加工を施すことにより形成される。なお、上記以外にも接着等の別の方法による固定であってもよい。
In the
図2Aに示すように、光コネクタ100は、プラグ30が装着された状態で、アダプタ40の開口部41aに挿入されている。光コネクタ200も同様に、プラグ70が装着された状態で、アダプタ40の開口部41bに挿入されている。ここで、光コネクタ100に装着されるプラグ30の構成について説明する。なお、光コネクタ200に装着されるプラグ70は、プラグ30と同様の構成を有するため、その説明を省略する。
As shown in FIG. 2A, the
図2Cに示すように、プラグ30は、概して角筒形状を有し、一端に光コネクタ100が挿入される挿入孔31aが設けられ、他端に光コネクタ100が突出する開口部31bが設けられている。プラグ30の上面部には、後述するアダプタ40のスリット42aに挿入して向きを調整するための突起32が設けられている。
As shown in FIG. 2C, the
図2Aに示すように、プラグ30内には、円筒形状の光コネクタ支持部33が設けられている。この光コネクタ支持部33の内径は、光コネクタ100を構成する樹脂継手50の鍔状部52の外径と略同径に設けられている。また、光コネクタ支持部33内には、光コネクタ支持部33の内壁部から内方に環状に突出する環状部34が設けられている。この環状部34の内径は、光コネクタ100を構成する樹脂継手50の鍔状部52以外の部分の外径と略同径に設けられている。したがって、プラグ30の挿入孔31aから光コネクタ100を挿入すると、樹脂継手50の鍔状部52が環状部34に至ったところで位置決めされて停止する。
As shown in FIG. 2A, a cylindrical optical
図2Bに示すように、アダプタ40は、長手方向の両端に開口部41a,41bを有する角筒形状のハウジング42と、ハウジング42の中央位置から左右方向に突出するフランジ部43と、で構成される。開口部41a,41bはプラグ30,70を装着した光コネクタ100,200の挿入口である。ハウジング42は、開口部41a,41bから挿入されるプラグ30,70の向きを調整するためのスリット42aを有する。フランジ部43は、アダプタ40を所望の位置に固定する際に用いられる。
As shown in FIG. 2B, the
図2Aに示すように、アダプタ40内の中央位置には、壁状の中央仕切り部44が設けられており、この中央仕切り部44を介して左右対称に光コネクタ支持部45およびプラグ支持部46が設けられている。光コネクタ支持部45は、概して円筒形状を有し、この中空部分に光コネクタ100,200が挿入されて保持される。プラグ支持部46は、円筒形状を有する内周面と、角筒形状を有する外周面との間にプラグ30,70の一部が挿入されて保持される。
As shown in FIG. 2A, a wall-shaped
図2Aに示すように、光コネクタ100,200にそれぞれプラグ30,70を装着し、アダプタ40の開口部41a,41bからそれぞれ挿入すると、プラグ30,70の先端部分がアダプタ40におけるプラグ支持部46で支持され、光コネクタ100,200の先端部分がアダプタ40における光コネクタ支持部45で支持されて、光コネクタ100,200の先端が接触した状態で固定される。これにより、光コネクタ100と光コネクタ200とを用いて光ファイバ同士がコネクタ接続された状態となる。
As shown in FIG. 2A, when the
このとき、光コネクタ200における光ファイバ200aの端面は、光コネクタ100におけるボールレンズ12bと物理的に接触している。光コネクタ200における光ファイバ200aから出射した光は、光コネクタ100におけるボールレンズ12b,12a内を進み、光ファイバ13の端部に集光する。そして、このように入射した光が、光ファイバ13内を伝搬する。
At this time, the end face of the
また、光コネクタ100において光ファイバ13から出射した光は、ボールレンズ12a内を進み、続いてボールレンズ12b内を進む。ボールレンズ12bからの出射ビームは、光コネクタ200における光ファイバ200aの端部に集光する。
In addition, light emitted from the
このように、光コネクタ100においては、光ファイバ13の端面を露出して、光コネクタ200の光ファイバ200aと物理的に接触させることなく光ファイバ同士をコネクタ接続することができるため、光ファイバ13の端面に傷がついて伝送損失が増大することを回避することが可能となる。
As described above, in the
(第2の実施の形態)
第1の実施の形態で示した光結合部材10とは異なる構造の光結合部材20について説明する。光結合部材20は、ボールレンズ群12を収容するホルダ21の構成において、第1の実施の形態に係る光結合部材10と相違する。
(Second Embodiment)
The
以下、第2の実施の形態に係る光結合部材20について図3に基づいて説明する。図3Aは、本発明の第2の実施の形態に係る光結合部材20の側面図であり、図3Bは、光結合部材20の断面図である。なお、第2の実施の形態において、第1の実施の形態に係る光結合部材10と共通する構成については、同一の符号を付してその説明を省略する。
Hereinafter, the
ホルダ21は、ボールレンズ12a,12bを収容する収容部21aを有する点で、第1の実施の形態に係るホルダ11と相違する。この収容部21aにおいては、ボールレンズ12a,12bの直径よりもわずかに小さい寸法の部分と、光ファイバ13の外径と略同径の部分との境界位置に段差部21bが形成されている。光ファイバ13の外径は、ボールレンズ12a,12bの直径よりも小径に構成されているため、開口部11bより圧入されたボールレンズ12aは、その一部が段差部21bに接することにより停止し、所定位置に位置決めされる。
The
開口部11bより圧入されたボールレンズ12bは、その一部がボールレンズ12aに接すると停止し、所定位置に位置決めされる。このとき、ボールレンズ12bは、開口部11bからその一部が露出するように配置されているが、露出しない配置であってもよい。
The
続いて、第2の実施の形態に係る光結合部材20の組み立て工程について説明する。光結合部材20の組み立て工程は、ホルダ21内にボールレンズ12aを圧入する工程(d)と、ホルダ21内にボールレンズ12bを圧入する工程(e)と、光ファイバ13を挿入する工程(f)と、を含んでいる。以下、各工程について詳細に説明する。
Then, the assembly process of the
<工程(d)>
まず、ホルダ21の開口部11bから、ボールレンズ12aを収容部21a内に圧入する。圧入されたボールレンズ12aは、その一部が段差部21bに接すると停止する。ボールレンズ12aが段差部21bに接したところで、圧入作業は終了する。光結合部材20においては、レンズとして方向性がないボールレンズ12aを使うため、ホルダ21に圧入する際の方位調整が不要であり組み立てし易い。
<Step (d)>
First, the
また、ボールレンズ12aの一部は、ホルダ21における収容部21aを規定する内壁と接する。収容部21aは、ボールレンズ群12を構成するボールレンズ12a,12bの直径よりもわずかに小さい寸法に設けられているため、ボールレンズ12aは、収容部21aを規定する内壁による圧力がはたらくことにより固定される。このように、ボールレンズ12aは、所定の位置に位置決めされ、固定された状態となる。
A part of the
<工程(e)>
次に、ホルダ21の開口部11bから、ボールレンズ12bを収容部21a内に圧入する。圧入されたボールレンズ12bは、その一部がボールレンズ12aに接すると停止する。ボールレンズ12bがボールレンズ12aに接したところで、圧入作業は終了する。光結合部材20においては、レンズとして方向性がないボールレンズ12bを使うため、ホルダ21に圧入する際の方位調整が不要であり組み立てし易い。また、ホルダ21の収容部21a内に圧入することにより、ボールレンズ12bの中心軸は、ボールレンズ12aの中心軸と一致した状態となる。
<Process (e)>
Next, the
また、ボールレンズ12bの一部は、ホルダ21における収容部21aを規定する内壁と接する。収容部21aは、ボールレンズ群12を構成するボールレンズ12a,12bの直径よりもわずかに小さい寸法に設けられているため、ボールレンズ12bは、収容部21aを規定する内壁による圧力が働くことにより固定される。このように、ボールレンズ12bは、所定の位置に位置決めされ、固定された状態となる。
A part of the
<工程(f)>
次に、ホルダ21の挿入孔11aから、光ファイバ13を貫通孔11d内に挿入する。光ファイバ13は、貫通孔11dを規定する内壁に案内されて位置決め用陥没部11eに至る。光ファイバ13が、位置決め用陥没部11eによって形成される周壁面11e1に接したところで、挿入作業は終了する。このとき、光ファイバ13は、所定の位置に位置決めされた状態となる。
<Step (f)>
Next, the
ホルダ21の貫通孔11dに挿入して組み立てることにより、光ファイバ13の中心軸は、ボールレンズ群12を構成するボールレンズ12a,12bの中心軸と一致した状態となる。このように、光結合部材20によれば、光ファイバ13とボールレンズ群12との軸合わせを容易に行うことができる。
By inserting and assembling into the through
以上の工程(d)〜(f)を経て、図3に示す光結合部材20を組み立てることができる。
The
以上説明したように、本実施の形態に係る光結合部材20においては、ボールレンズ12a,12bは接した状態で配置されるとともに、光ファイバ13は対向するボールレンズ12aから所定距離だけ離間した状態で配置されることから、ボールレンズ12a,12bを通過することにより屈折した光の集光する位置を、光ファイバ13の端面に位置合わせすることができるので、光ファイバ13の端面を露出することなくコネクタ接続を実現することが可能となる。
As described above, in the
第2の実施の形態に係る光結合部材20が適用される光コネクタと、SC型やLC型などのPC接続によって接続する光コネクタ200(図2参照)とを用いて光ファイバ同士をコネクタ接続すると、光コネクタ200における光ファイバ200aの端面は、光結合部材20が適用される光コネクタにおけるボールレンズ12bと物理的に接触した状態となる。
The optical fibers are connected to each other using an optical connector to which the
このように、第2の実施の形態に係る光結合部材20が適用される光コネクタにおいては、光ファイバ13の端面を露出して、光コネクタ200の光ファイバ200aと物理的に接触させることなく光ファイバ同士をコネクタ接続することができるため、光ファイバ13の端面に傷がついて伝送損失が増大することを回避することが可能となる。
As described above, in the optical connector to which the
(第3の実施の形態)
第1の実施の形態で示した光結合部材10とは異なる構造の光結合部材22について説明する。光結合部材22は、ボールレンズ群23を構成する第1のボールレンズとしてのボールレンズ23aおよび第2のボールレンズとしてのボールレンズ23bとして径の異なる2つのボールレンズを用いる点、ならびに、これらのボールレンズ群23を収容するホルダ24の構成において、第1の実施の形態に係る光結合部材10と相違する。
(Third embodiment)
The
以下、第3の実施の形態に係る光結合部材22について図4に基づいて説明する。図4Aは、本発明の第3の実施の形態に係る光結合部材22の側面図であり、図4Bは、光結合部材22の断面図である。なお、第3の実施の形態において、第1の実施の形態に係る光結合部材10と共通する構成については、同一の符号を付してその説明を省略する。
Hereinafter, the
ボールレンズ群23を構成するボールレンズ23a,23bは、たとえば、ガラス材料を成形して構成される。図4Bに示すように、ボールレンズ23a,23bは、ボールレンズ23aの方がボールレンズ23bよりも小径に構成されている。ボールレンズ23aの径は、ボールレンズ23bと光ファイバ13の端面との設定距離に合わせて任意の大きさとすることができる。
The
ホルダ24は、ボールレンズ23a,23bを収容する収容部24aを有する点で、第1の実施の形態に係るホルダ11と相違する。この収容部24aには、ボールレンズ23aの直径よりもわずかに小さい寸法の部分およびボールレンズ23bの直径よりもわずかに小さい寸法の部分が設けられている。ボールレンズ23aの直径よりもわずかに小さい寸法の部分と、光ファイバ13の外径と略同径の部分との境界位置には、段差部24bが形成されている。また、ボールレンズ23bの直径よりもわずかに小さい寸法の部分と、ボールレンズ23aの直径よりもわずかに小さい寸法の部分との境界位置には、段差部24cが形成されている。
The
詳細について後述するように、開口部11bより圧入されたボールレンズ23aは、その一部が段差部24bに接することにより停止し、所定位置に位置決めされる。また、開口部11bより圧入されたボールレンズ23bは、その一部がボールレンズ23aに接することにより、所定位置に位置決めされる。
As will be described in detail later, the
続いて、第3の実施の形態に係る光結合部材22の組立工程について説明する。光結合部材22の組立工程は、ホルダ24内にボールレンズ23aを圧入する工程(g)と、ホルダ24内にボールレンズ23bを圧入する工程(h)と、光ファイバ13を挿入する工程(i)と、を含んでいる。以下、各工程について詳細に説明する。
Then, the assembly process of the
<工程(g)>
まず、ホルダ24の開口部11bから、ボールレンズ23aを収容部24a内に圧入する。圧入されたボールレンズ23aは、その一部が段差部24bに接すると停止する。ボールレンズ23aが段差部24bに接したところで、圧入作業は終了する。光結合部材22においては、レンズとして方向性がないボールレンズ23aを使うため、ホルダ24に圧入する際の方位調整が不要であり組み立てし易い。
<Process (g)>
First, the
また、ボールレンズ23aの一部は、ホルダ24における収容部24aを規定する内壁と接する。収容部24aのうち、段差部24bから段差部24cまでは、ボールレンズ23aの直径よりもわずかに小さい寸法に設けられているため、ボールレンズ23aは、収容部24aを規定する内壁による圧力が働くことにより固定される。このように、ボールレンズ23aは、所定の位置に位置決めされ、固定された状態となる。
A part of the
<工程(h)>
次に、ホルダ24の開口部11bから、ボールレンズ23bを収容部24a内に圧入する。圧入されたボールレンズ23bは、その一部がボールレンズ23aに接すると停止する。ボールレンズ23bがボールレンズ23aに接したところで、圧入作業は終了する。光結合部材22においては、レンズとして方向性がないボールレンズ23bを使うため、ホルダ24に圧入する際の方位調整が不要であり組み立てし易い。また、ホルダ24の収容部24a内に圧入することにより、ボールレンズ23bの中心軸は、ボールレンズ23aの中心軸と一致した状態となる。
<Step (h)>
Next, the
また、ボールレンズ23bの一部は、ホルダ24における収容部24aを規定する内壁と接する。収容部24aのうち、段差部24cから開口部11bまでは、ボールレンズ23bの直径よりもわずかに小さい寸法に設けられているため、ボールレンズ23bは、収容部24aを規定する内壁による圧力が働くことにより固定される。このように、ボールレンズ23bは、所定の位置に位置決めされ、固定された状態となる。
A part of the
<工程(i)>
次に、ホルダ24の挿入孔11aから、光ファイバ13を貫通孔11d内に挿入する。光ファイバ13は、貫通孔11dを規定する内壁に案内されて位置決め用陥没部11eに至る。光ファイバ13が、位置決め用陥没部11eによって形成される周壁面11e1に接したところで、挿入作業は終了する。このとき、光ファイバ13は、所定の位置に位置決めされた状態となる。
<Process (i)>
Next, the
ホルダ24の貫通孔11dに挿入して組み立てることにより、光ファイバ13の中心軸は、ボールレンズ群23を構成するボールレンズ23a,23bの中心軸と一致した状態となる。このように、光結合部材22によれば、光ファイバ13とボールレンズ群23との軸合わせを容易に行うことができる。
By inserting and assembling into the through
以上の工程(g)〜(i)を経て、図4に示す光結合部材22を組み立てることができる。
The
以上説明したように、本実施の形態に係る光結合部材22においては、ボールレンズ23a,23bは接した状態で配置されるとともに、光ファイバ13は対向するボールレンズ23aから所定距離だけ離間した状態で配置されることから、ボールレンズ23a,23bを通過することにより屈折した光の集光する位置を、光ファイバ13の端面に位置合わせすることができるので、光ファイバ13の端面を露出することなくコネクタ接続を実現することが可能となる。
As described above, in the
第3の実施の形態に係る光結合部材22が適用される光コネクタと、SC型やLC型などのPC接続によって接続する光コネクタ200(図2参照)とを用いて光ファイバ同士をコネクタ接続すると、光コネクタ200における光ファイバ200aの端面は、光結合部材22が適用される光コネクタにおけるボールレンズ23bと物理的に接触した状態となる。
The optical fibers are connected to each other using an optical connector to which the
このように、第3の実施の形態に係る光結合部材22が適用される光コネクタにおいては、光ファイバ13の端面を露出して、光コネクタ200の光ファイバ200aと物理的に接触させることなく光ファイバ同士をコネクタ接続することができるため、光ファイバ13の端面に傷がついて伝送損失が増大することを回避することが可能となる。
As described above, in the optical connector to which the
なお、第1の実施の形態における光結合部材10と第3の実施の形態に係る光結合部材22とを比較すると、光結合部材22の方が光ファイバ13と対向するボールレンズの直径が小径に構成されている。そのため、光ファイバ13と対向するボールレンズ23aの径によってビームの状態を制御することが可能となる。
When the
なお、本発明は上記実施の形態に限定されず、さまざまに変更して実施可能である。上記実施の形態において、添付図面に図示されている大きさや形状などについては、これに限定されず、本発明の効果を発揮する範囲内で適宜変更が可能である。その他、本発明の目的の範囲を逸脱しない限りにおいて適宜変更して実施可能である。 In addition, this invention is not limited to the said embodiment, It can implement variously. In the above-described embodiment, the size, shape, and the like illustrated in the accompanying drawings are not limited thereto, and can be appropriately changed within a range in which the effect of the present invention is exhibited. In addition, various modifications can be made without departing from the scope of the object of the present invention.
たとえば、上記第1から第3の実施の形態においては、ホルダ11,21,24が概して円筒形状を有する場合について説明しているが、ホルダ11,21,24の構成については、これに限定されるものではなく適宜変更が可能である。ホルダ11,21,24としては、一端部にボールレンズ群12,23を収容する収容部11c,21a,24aが形成される一方、他端部に光ファイバ13の挿入孔11aが形成されることを前提として任意の形状を採用することができる。たとえば、角筒形状(すなわち、光ファイバ13の挿入方向と直交する断面が四角形とされた筒状体)を有するものなどが含まれる。
For example, in the first to third embodiments, the case where the
また、上記第1から第3の実施の形態においては、ボールレンズ群12,23が2つのボールレンズで構成される場合について説明しているが、ボールレンズ群の構成については、これに限定されるものではなく適宜変更が可能である。たとえば、ボールレンズ群が3つ以上のボールレンズで構成されるようにしてもよい。
In the first to third embodiments, the case where the
また、上記第1の実施の形態においては、光結合部材10の組立工程を工程(a)〜(c)の順で説明したが、組立工程はこれに限定されるものではなく適宜変更が可能である。たとえば、光結合部材10は、工程(a),(c),(b)の順に組み立てるようにしてもよい。同様に、第2の実施の形態においては、光結合部材20の組立工程を工程(d)〜(f)の順で説明したが、たとえば、工程(d),(f),(e)の順に組み立てるようにしてもよい。第3の実施の形態においては、光結合部材22の組立工程を工程(g)〜(i)の順で説明したが、たとえば、工程(g),(i),(h)の順に組み立てるようにしてもよい。
Moreover, in the said 1st Embodiment, although the assembly process of the
10 光結合部材
11 ホルダ
11a 挿入孔
11b 開口部
11c 収容部
11d 貫通孔
11e 位置決め用陥没部
12 ボールレンズ群
12a,12b ボールレンズ
13 光ファイバ
13a コア
13b クラッド
13c 補強層
100 光コネクタ
200 光コネクタ
200a 光ファイバ
30,70 プラグ
31a 挿入孔
31b 開口部
32 突起
33 光コネクタ支持部
34 環状部
40 アダプタ
41a,41b 開口部
42 ハウジング
42a スリット
43 フランジ部
44 中央仕切り部
45 光コネクタ支持部
46 プラグ支持部
50,60 樹脂継手
51a,61a 挿入孔
51b,61b 開口部
52,62 鍔状部
20 光結合部材
21 ホルダ
21a 収容部
21b 段差部
22 光結合部材
23 ボールレンズ群
23a,23b ボールレンズ
24 ホルダ
24a 収容部
24b,24c 段差部
DESCRIPTION OF
Claims (6)
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JP2012167065A JP2014026153A (en) | 2012-07-27 | 2012-07-27 | Optical coupling member and optical connector using the same |
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CN115079349A (en) * | 2015-10-12 | 2022-09-20 | 3M创新有限公司 | Optical ferrule having space inaccessible to waveguide |
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-
2012
- 2012-07-27 JP JP2012167065A patent/JP2014026153A/en active Pending
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