JP2014025354A - エア駆動式ダイヤフラムポンプ - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な構成で、少ないエア量で駆動可能なエア駆動式ダイヤフラムポンプを提供する。
【解決手段】エア駆動式ダイヤフラムポンプ100は、ダイヤフラム1と、これに連結されたロッド2と、ロッド2を付勢する付勢部(バネ部材4)と、ポンプ室11aを有し、駆動エア流路51に連通したエア室15への駆動エアの給排によりダイヤフラム1を駆動し、ポンプ室11aの容積を増減し、吸入口81からポンプ11a室に流体を吸入し、吐出口82から流体を吐出する。ダイヤフラムポンプ100は、吸気口71と制御エア供給流路52とを常に連通し、スプール65の位置に応じて、駆動エア流路51を吸気口71又は排気口72に連通するエア制御弁60と、ロッド2の位置に応じて制御エア供給流路53をエア制御弁60の第1パイロット室61または第2パイロット室62へ連通させ、スプール68の位置を制御するスプール位置制御部7を有する。
【選択図】図4

Description

本発明は、エア駆動式ダイヤフラムポンプに関する。
電磁式エア切換弁を備えたエア駆動式ダイヤフラムポンプが知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、連結軸で連結された2つのダイヤフラムやエア切換弁などを備えたエア駆動式複動型ダイヤフラムポンプが知られている(例えば、特許文献2参照)。
実開平6−25579号公報 特開2005−54739号公報
しかしながら、特許文献1に記載された電磁式エア切換弁を備えたダイヤフラムポンプは、電磁切換弁を駆動用電源に接続することを要する。このダイヤフラムポンプは、停電時、電磁切換弁の停止に伴ってダイヤフラムの動作も停止する。
また、特許文献2に記載のダイヤフラムポンプは、2つのダイヤフラムを備えた比較的大型のポンプであり、大量のエアをポンプ本体内のエア室に供給し、エア室から外部に吐出することを要する。
本発明は、上述した問題に鑑みてなされたもので、簡単な構成で、比較的少ないエア量で駆動可能なエア駆動式ダイヤフラムポンプを提供すること、駆動用電気を必要としない小型のエア駆動式ダイヤフラムポンプを提供すること、などを目的とする。
本発明のエア駆動式ダイヤフラムポンプは、可撓性のダイヤフラムと、前記ダイヤフラムに連結され、ポンプ本体内に設けられた嵌合孔に摺動自在に配置されたロッドと、前記ロッドを、前記ダイヤフラムが連結された端部に対して軸方向に沿って反対方向に付勢する付勢部と、壁面の一部分が前記ダイヤフラムにより形成されたポンプ室と、を有し、駆動エア流路に連通したエア室への駆動エアの給排により、前記ダイヤフラムを直接駆動する、または、前記エア室を備えたシリンダ内に摺動自在に配置され且つ前記ロッドに連結されたピストンにより前記ダイヤフラムを駆動して、該ダイヤフラムを弾性変形させることにより前記ポンプ室の容積を増減させ、吸入口から前記ポンプ室に流体を吸入し、吐出口から前記流体を吐出するエア駆動式ダイヤフラムポンプであって、スプール室内に摺動自在に設けられたスプールと、前記スプールの両端それぞれに臨む第1パイロット室および第2パイロット室とを備え、吸気口と制御エア供給流路とを常に連通するとともに、前記スプールの位置に応じて前記駆動エア流路を前記吸気口に連通する、または、前記駆動エア流路をエア排気口に連通するエア制御弁と、前記ロッドの位置に応じて、前記制御エア供給流路を、前記エア制御弁の前記第1パイロット室または第2パイロット室へ連通させて、前記エア制御弁の前記スプールの位置を制御するスプール位置制御部と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、簡単な構成で、少ないエア量で駆動可能なエア駆動式ダイヤフラムポンプを提供することができる。また、本発明によれば、駆動用電気を必要としないエア駆動式ダイヤフラムポンプを提供することができる。また、本発明によれば、小型のエア駆動式ダイヤフラムポンプを提供することができる。
本発明の実施形態に係るエア駆動式ダイヤフラムポンプの一例を示す斜視図。 本発明の実施形態に係るエア駆動式ダイヤフラムポンプの一例を示す図、(a)は上面図、(b)は(a)のA−A線に沿った断面図、(c)は(b)のB−B線に沿った断面図。 本発明の実施形態に係るエア駆動式ダイヤフラムポンプの分解断面図。 本発明の実施形態に係るエア駆動式ダイヤフラムポンプの空気圧回路の一例を示す図。 図4に示したエア駆動式ダイヤフラムポンプのロッドに設けられたスプール位置制御部の一例を示す図。 本発明の実施形態に係るエア駆動式ダイヤフラムポンプのエア制御弁(方向切換弁)の一例を示す図、(a)はスプールが図中左側に位置した状態を示す図、(b)はスプールが図中右側に位置した状態を示す図。 本発明の実施形態に係るエア駆動式ダイヤフラムポンプの動作の一例を示す図であり、エア供給時、ロッドが初期位置に位置した状態を示す図。 本発明の実施形態に係るエア駆動式ダイヤフラムポンプの動作の一例を示す図であり、ロッドが前進して中間位置に位置した状態を示す図。 本発明の実施形態に係るエア駆動式ダイヤフラムポンプの動作の一例を示す図であり、ロッドが初期位置から所定距離だけダイヤフラム側に向かって移動した状態を示す図。 本発明の実施形態に係るエア駆動式ダイヤフラムポンプの一例を示す図であり、ロッドが後退して中間位置に位置した状態を示す図。 本発明の実施形態に係るエア駆動式ダイヤフラムポンプと、外部オペレートダイヤフラムポンプの一例を示す図。
本発明の実施形態に係るエア駆動式ダイヤフラムポンプを、図面を参照しながら説明する。
図1は本発明の実施形態に係るエア駆動式ダイヤフラムポンプの一例を示す斜視図である。図2はエア駆動式ダイヤフラムポンプ100の一例を示す図であり、詳細には、図2(a)は上面図、図2(b)は図2(a)のA−A線に沿った断面図、図2(c)は図2(b)のB−B線に沿った断面図である。
図3はエア駆動式ダイヤフラムポンプ100の分解断面図であり、図4はエア駆動式ダイヤフラムポンプ100の空気圧回路の一例を示す図であり、図5は図4に示したエア駆動式ダイヤフラムポンプ100のロッド2に設けられたスプール位置制御部7の一例を示す図である。
図6は、エア駆動式ダイヤフラムポンプ100のエア制御弁60(方向切換弁)の一例を示す図であり、詳細には、図6(a)はスプール68が図中左側に位置した状態を示す図、図6(b)はスプール68が図中右側に位置した状態を示す図である。
本発明の実施形態では、シリンダ16内に可動自在に配置されたピストン6と、シリンダ16内のエア室15、15aへのエア給排の切換えを行うエア制御弁60とを備え、ピストン6に連結されたロッド2やダイヤフラム1の位置に応じてエア制御弁60のスプール68の位置を制御する機構を、エア駆動式ダイヤフラムポンプ100に適用した例を説明する。
本発明の実施形態に係るエア駆動式ダイヤフラムポンプ100は、可撓性のダイヤフラム1(1a)と、ダイヤフラム1(1a)に連結され、ポンプ本体部10内に設けられた嵌合孔41に摺動自在に配置されたロッド2と、そのロッド2をダイヤフラム1(1a)が連結された端部に対して軸方向に沿って反対方向に付勢する付勢部でありスプリングとしての押しバネ部材4(4t、4a)と、壁面の一部分がダイヤフラム1(1a)により形成されたポンプ室11(11a)と、を有する。このエア駆動式ダイヤフラムポンプ100は、駆動エア流路51に連通したエア室15(15a)への駆動エアの給排により、ダイヤフラム1(1a)を直接駆動する、または、エア室15(15a)を備えたシリンダ16内に摺動自在に配置され且つロッド2に連結されたピストン6によりダイヤフラム1(1a)を駆動して、そのダイヤフラム1(1a)を弾性変形させることによりポンプ室11(11a)の容積を増減させ、吸入口81(81a)からチェック弁83(83a)を介してポンプ室11(11a)に流体を吸入し、吐出口82(82a)からチェック弁84(84a)を介してポンプ室11(11a)内の流体を吐出する。
詳細には、ダイヤフラムポンプ100は、スプール室65内に摺動自在に設けられたスプール68と、スプール68の両端それぞれに臨む第1パイロット室61および第2パイロット室62とを備え、エア供給源201に接続される吸気口71と制御エア供給流路52とを常に連通するとともに、スプール68の位置に応じて駆動エア流路51を吸気口71に連通する、または、駆動エア流路51を排気口72に連通するエア制御弁60と、ロッド2の位置に応じて、制御エア供給流路52を、エア制御弁60の第1パイロット室61または第2パイロット室62へ連通させて、エア制御弁60のスプール68の位置を制御するスプール位置制御部7と、を有する。
このスプール位置制御部7は、ロッド2がバネ部材4(4a、4t)により付勢された状態で初期位置に位置する場合、制御エア供給流路52をエア制御弁60の第1パイロット室61へ連通させて、エア制御弁60により駆動エア流路51を吸気口71に連通するように、エア制御弁60のスプール68の位置を制御する。
また、このスプール位置制御部7は、ロッド2が付勢部としてのバネ部材4(4a、4t)により付勢された方向に対して反対方向に向かって初期位置から所定距離だけ移動した位置に位置する場合、制御エア供給流路52を、エア制御弁60の第2パイロット室62へ連通させて、エア制御弁60により駆動エア流路51を排気口72に連通するように、エア制御弁60のスプール68の位置を制御する。
詳細には、スプール位置制御部7は、嵌合孔41の内面に形成された、制御エア供給流路52に連通する制御エア供給用開口部52aと、嵌合孔41の内面に形成された、第1パイロット室61に第1の制御エア連通路53を介して連通する第1の制御エア用開口部53aと、嵌合孔41の内面に形成された、第2パイロット室62に第2の制御エア連通路54を介して連通する第2の制御エア用開口部54aと、ロッド2に設けられた短外径部2dと、を有する。
このスプール位置制御部7は、ロッド2が付勢部としてのバネ部材4(4a、4t)により付勢された状態で初期位置に位置する場合、ロッド2の短外径部2dを介して制御エア供給用開口部52aと第1の制御エア用開口部53aとを連通するように構成されている。
また、スプール位置制御部7は、ロッド2が付勢部としてのバネ部材4(4a、4t)により付勢された方向に対して反対方向に向かって初期位置から所定距離だけ移動した位置に位置する場合、ロッド2の短外径部2dを介して制御エア供給用開口部52aと第2の制御エア用開口部54aとを連通するように構成されている。
また、エア駆動式ダイヤフラムポンプ100は、複数のダイヤフラム1と、複数のポンプ室11と、複数のエア室15と備え、本実施形態では、3つの複数のダイヤフラム1a、1b、1cと、複数のポンプ室11a、11b、11cと、複数のエア室15a、15b、15cとを備え、各エア室15への圧縮エアの給排により各ダイヤフラム1(1a、1b、1c)を駆動して、各ポンプ室11(11a、11b、11c)の容積を増減させて、各吸入口81からチェック弁83を介して流体を各ポンプ室11(11a、11b、11c)に流体を吸入し、各ポンプ室11(11a、11b、11c)からチェック弁84を介して、吐出口82から流体を吐出する。
以下、エア駆動式ダイヤフラムポンプ100の各構成要素について、詳細に説明する。
<ダイヤフラムポンプ100の構成>
図1、図2、図3に示したように、本発明の実施形態に係るエア駆動式ダイヤフラムポンプ100は、ポンプ本体部10の上部に、エア供給源201に接続される吸気口71と、排気口72とが備えられている。本実施形態では、排気口72に、消音器91と、排気流量を調整する絞弁92とが設けられている。
また、ダイヤフラムポンプ100は、下部に流体を吸い込む吸入口81(81a、81b、81c)が形成され、上部に流体を吐出する吐出口82(82a、82b、82c)が形成されている。
本実施形態では、ダイヤフラムポンプ100は、主ポンプ本体部10uに、複数の中間用積層ポンプ部材10tと、最後尾用積層ポンプ部材10sとを組み合わせた構造を有し、内部に複数のダイヤフラム1、本実施形態では、3つのダイヤフラム1a、1b、1cを有する。
また、図1に示したように、ポンプ本体部10の側面部に、内部に設けられたエア制御弁60に相当する位置に弁蓋部601がネジ部材(不図示)などにより取り付けられている。
また、図1に示したように、ポンプ本体部10の側面部には、駆動エア流路(駆動エア連結管)51に連通する外部ポンプ駆動用パイロット口56が形成されている。この外部ポンプ駆動用パイロット口56は、ダイヤフラムポンプ100と、外部オペレートダイヤフラムポンプ(不図示)とを連動して動作させる場合に用いられ、ダイヤフラムポンプ100を単体で使用する場合、蓋部材(不図示)などにより塞がれる。
また、上述した本発明の実施形態に係るエア駆動式ダイヤフラムポンプ100は、ダイヤフラム1(1a、1b、1c)と、ロッド2と、付勢部としてのバネ部材4(4a、4b、4c)と、ポンプ室11(11a、11b、11c)と、エア室15(15a、15b、15c)と、ピストン6と、シリンダ16と、吸気口71と、排気口72と、吸入口81(81a、81b、81c)と、吐出口82(82a、82b、82c)と、チェック弁83(83a、83b、83c)と、チェック弁84(84a、84b、84c)と、エア制御弁60と、スプール位置制御部7と、密封部材としてのパッキン6pやOリング43と、駆動エア流路51(駆動エア連結管)と、制御エア供給流路52(供給用制御エア連結管)と、第1の制御エア連通路53(前進用制御エア連結管)と、第2の制御エア連通路54(後進用制御エア連結管)と、駆動エア分岐路55(駆動エア分岐管)と、などを主構成要素として有する。
<ダイヤフラム1>
ダイヤフラム1(1a、1b、1c)は、可撓性を有し、エラストマー材料、例えば、フッ化炭素樹脂等の樹脂などの規定材料により形成されている。また、ダイヤフラム1は、ゴム、布など耐摩耗性、耐油性、耐水性を備えた材料により形成されていてもよい。本実施形態に係るダイヤフラムポンプ100は、ポンプ筐体部の中空部に略円形状のダイヤフラム1(1a、1b、1c)が配置され、中空部をエア室15(15a、15b、15c)とポンプ室11(11a、11b、11c)を区画した構造を有する。つまり、ポンプ室11は、壁面の一部分がダイヤフラム1により形成されている。
<ロッド2>
ロッド2は、図2、図3、図4、図5に示したように、略円柱形状に形成され、一方の端部付近にピストン6が設けられており、このピストン6よりも先端側にダイヤフラム1が連結され、ポンプ本体部10内に設けられた嵌合孔41に、軸方向である長手方向(X軸方向)に沿って摺動自在に配置されている。嵌合孔41の内面には、複数のOリング43が規定位置に設けられており、ロッド2と嵌合孔41との間が気密となるように構成されている。ロッド2の詳細な構造に関しては後述する。
<付勢部(バネ部材)>
付勢部としてのバネ部材4(4t、4a)は、ロッド2をダイヤフラム1aが連結された端部に対して軸方向(X軸方向)に沿って反対方向(図4の右側)に付勢する。
詳細には、図3、図4に示したように、ポンプ本体部10のX軸方向の端面に凹部10pが形成され、その内部にバネ部材4tが設けられている。凹部10pには、蓋部10cがネジ部材(不図示)などにより着脱自在に設けられている。この蓋部10cには、通気孔10eが設けられており、制御エアが排気されるように構成されている。
詳細には、バネ部材4tは、凹部10pの内面と、ロッド2の端部に設けられた大きい外径のバネ受部2sとの間に配置され、ロッド2の端部を軸方向(X軸方向)に沿って図4の右側方向に付勢する。
また、付勢部としてのバネ部材4aは、ロッド2のダイヤフラム1a連結側の端部と、ポンプ室11、11aの中央凹部との間に設けられ、ロッド2の端部をダイヤフラム1aを介して、ロッド2の軸方向(X軸方向)に沿って図4の右側方向に付勢する。
非エア供給時、付勢部としてのバネ部材4(4t、4a)により、ロッド2が軸方向(X軸方向)に沿って図4の右側方向に付勢された状態で初期位置に静止している。
尚、上記実施形態において、ロッド2を付勢する付勢部は、バネ部材4tとバネ部材4aとを有するが、例えば、バネ部材4tとバネ部材4aのどちらか一方のみであってもよい。
2つのバネ部材4t、4aを設けた場合と、バネ部材4tとバネ部材4aのどちらか一方のみを設けた場合とで、ロッド2への付勢力は同じとなるように各バネ部材のバネ定数を設定する。
また、本実施形態のエア駆動式ダイヤフラムポンプ100は、ダイヤフラム1bと、ダイヤフラム1cを備えており、各ダイヤフラム1b、1cはバネ部材4b、4cにより図4の右側方向に付勢されている。各ダイヤフラムには、ナットやパッキンなどの中央部材1kが取り付けられている。
非エア供給時、バネ部材4b、4cにより、各ダイヤフラム1b、1cが図4の右側方向に付勢された状態で、初期位置に静止している。
尚、バネ部材4aとバネ部材4tのうち両方、または、いずれか一方でダイヤフラム1aを付勢する力、ダイヤフラム1bをバネ部材4bにより付勢する力、ダイヤフラム1cをバネ部材4cにより付勢する力は、それぞれ同じであることが好ましい。こうすることで、ダイヤフラムポンプ100の動作時、各ダイヤフラム1a、1b、1cを同期して駆動することができる。
<ピストン6>
ピストン6は、図4に示したように、ポンプ本体部10内に形成された略円柱形のシリンダ16内に、ロッド2の軸方向に沿って摺動自在に配置されている。ピストン6の外径部は、シリンダ16の内径よりも僅かに小さく形成されている。また、ピストン6は、図4に示したように、ダイヤフラム1a側の形状が断面円錐台形状に形成され、反対側に凹部が形成されている。
ピストン6の外周部に、密封部材としてのパッキン6pが設けられている。シリンダ16内のエア室15(15a)に、駆動エア流路51の開口部51aが設けられ、駆動エア流路51が連通されている。この駆動エア流路51を介して駆動エアがエア室15(15a)に給排することで、ピストン6およびロッド2が軸方向(X軸方向)に沿って往復運動する。
また、ピストン6が初期位置に位置する場合、ピストン6の凹部がポンプ本体部10内の凸部に当接した状態で、エア室15aと、エア室15aからエア室15bおよびエア室15cへ連通する駆動エア分岐路55と、駆動エア流路(駆動エア連結管)51とが連通するように、ダイヤフラムポンプ100が構成されている。
<ポンプ室11>
ポンプ室11a、11b、11cは、壁面の一部分がダイヤフラム1により形成されている。吸入口81aは、チェック弁83a、流体流路86aを介してポンプ室11aに連通し、吐出口82aは、チェック弁84a、流体流路86aを介してポンプ室11aに連通している。
また、吸入口81bは、チェック弁83b、流体流路86bを介してポンプ室11bに連通し、吐出口82bは、チェック弁84b、流体流路86bを介してポンプ室11bに連通している。
また、吸入口81cは、チェック弁83c、流体流路86cを介してポンプ室11cに連通し、吐出口82cは、チェック弁84c、流体流路86cを介してポンプ室11cに連通している。
各チェック弁83a、83b、83c、84a、84b、84cは、チェック弁体、弁座体などで構成され、一方向(順方向)のみ流体を流し、逆方向への逆流を阻止する。
<エア室15b、15c>
各ダイヤフラム1b、1cの一方の面側にポンプ室11b、11cが形成され、他方の面側に、エア室15b、15cが形成されている。上述したように、エア室15b、15cは、駆動エア分岐路55(駆動エア分岐管)により連通されている。
上記エア駆動式ダイヤフラムポンプ100は、駆動エア流路51に連通したエア室15(15a、15b、15c)へのエア制御弁60を介した駆動エアの給排により、ダイヤフラム1a、1b、1cを直接駆動する、または、エア室15aを備えたシリンダ16内に摺動自在に配置され且つロッド2に連結されたピストン6によりダイヤフラム1aを駆動して、ダイヤフラム1a、1b、1cを弾性変形させることにより各ポンプ室11a、11b、11cの容積を増減させ、吸入口81(81a、81b、81c)からチェック弁83a、83b、83cを介して各ポンプ室11a、11b、11cに流体を吸入し、チェック弁84a、84b、84cを介して吐出口82(82a、82b、82c)から流体を吐出する。
本実施形態のエア駆動式ダイヤフラムポンプ100は、ダイヤフラム1b、1cがロッド2に非連結となる構造である。ダイヤフラムを増設する場合、中間用積層ポンプ部材10t、ダイヤフラム1、付勢手段としてのバネ部材(スプリング)、取付部材としてのボルト(不図示)、などの部材を増設する。中間用積層ポンプ部材10tには、エア室15aと連通する駆動エア分岐路55や、流体流路86bが設けられている。
<エア制御弁60>
エア制御弁60は、図6(a)、図6(b)に示したように、スプール室65を有する。スプール室65内には、軸方向(Y軸方向)に沿って摺動自在に細長形状のスプール68が設けられている。また、エア制御弁60は、スプール68の両端それぞれに臨む第1パイロット室61および第2パイロット室62を備える。
また、エア制御弁60は、図4、図5、図6に示したように、エア供給源201に接続される吸気口71(P)と制御エア供給流路52(B)とを常に連通する。また、エア制御弁60は、図4、図5、図6に示したように、スプール68の位置に応じて、駆動エア流路51(B)を吸気口71(P)に連通する、または、駆動エア流路51(B)を排気口72(R)に連通する。
詳細には、エア制御弁60は、図6(a)に示したように、スプール68が、第2パイロット室62側(図6(a)中左側)に位置する場合、駆動エア流路51(B)を吸気口71(P)に連通し、図6(b)に示したように、第1パイロット室側(図6(b)中右側)に位置する場合、駆動エア流路51(B)を排気口72(R)に連通する。
エア制御弁60は、フリップ・フロップとして機能する。詳細には、第1パイロット室61をエア供給源201のエア圧に設定し、第2パイロット室62を基準圧(大気圧)に設定すると、図6(a)に示したように、スプール68が第2パイロット室62側に移動し、その位置で静止する(図6(a)参照)。この状態は、第2パイロット室62をエア供給源201のエア圧に設定し、第1パイロット室61を基準圧(大気圧)に設定するまで維持される(記憶される)。
また、第2パイロット室62をエア供給源201のエア圧に設定し、第1パイロット室61を基準圧(大気圧)に設定すると、図6(b)に示したように、スプール68が第1パイロット室61側に移動し、その位置で静止する(図6(b)参照)。この状態は、第1パイロット室61をエア供給源201のエア圧に設定し、第2パイロット室62を基準圧(大気圧)に設定するまで維持される(記憶される)。
こうすることで、第1パイロット室61および第2パイロット室62に制御エアを入力した場合、スプール68の位置が制御エアに応じて移動し、制御エアが入力されていない場合、スプール68の位置が維持される(記憶される)。
<スプール位置制御部7>
スプール位置制御部7は、上述したように、ロッド2の位置に応じて、制御エア供給流路52を、エア制御弁60の第1パイロット室61または第2パイロット室62へ連通させて、エア制御弁60のスプール68の位置を制御する。
本実施形態では、ロッド2の略中央部付近に短外径部2dが設けられている。
また、ロッド2は、制御エア排気路2hを有する。制御エア排気路2hは、ロッド2のダイヤフラム1が連結された端部側に対して反対側の端部2aに制御エア排気口2eが形成され、その制御エア排気口2eからロッド2の中心軸に沿ってロッド2の略中央部付近まで延びる主孔2pと、そのロッド2の略中央部に、軸方向に沿って所定間隔で第1の孔2fと第2の孔2gとが設けられている。この第1の孔2f、第2の孔2gは、主孔2pに連通するように形成されている。また、第1の孔2f、第2の孔2gは、軸方向に沿って形成された主孔2pに直交するように形成されている。
嵌合孔41の内面には、制御エア供給流路52に連通する制御エア供給用開口部52aと、第1パイロット室61に第1の制御エア連通路53を介して連通する第1の制御エア用開口部53aと、第2パイロット室62に第2の制御エア連通路54を介して連通する第2の制御エア用開口部54aとが形成されている。
本実施形態では、第2の制御エア用開口部54a、制御エア供給用開口部52a、および、第1の制御エア用開口部53aが、ダイヤフラム1a側から制御エア排気口2e側へ、ロッド2の軸方向(X軸)に沿って順に形成されている。
図4に示したように、ロッド2が付勢部としてのバネ部材4a、4tにより付勢された状態で初期位置に位置する場合(A状態)、ロッド2の短外径部2dを介して制御エア供給用開口部52aと第1の制御エア用開口部53aとを連通し、第2の制御エア連通路54の第2の制御エア用開口部54aとロッド2の制御エア排気路2hとを連通するように、ダイヤフラムポンプ100が構成されている。
また、ロッド2が付勢部としてのバネ部材4a、4tにより付勢された方向に対して反対方向に向かって、初期位置から所定距離だけ移動した位置に位置する場合(B状態)、ロッド2の短外径部2dを介して制御エア供給用開口部52aと第2の制御エア用開口部54aとを連通し、第1の制御エア連通路53の第1の制御エア用開口部53aと、ロッド2の制御エア排気路2hとを連通するように、ダイヤフラムポンプ100が構成されている。
また、本実施形態では、上記ロッド2がA状態とB状態の中間位置に位置する場合、図5に示したように、制御エア供給用開口部52a、第2の制御エア用開口部54a、第1の制御エア連通路53の第1の制御エア用開口部53a、ロッド2の制御エア排気路2hがそれぞれ非連通状態となるように構成されている。
<ダイヤフラムポンプ100の動作>
次に、本発明の実施形態に係るエア駆動式ダイヤフラムポンプ100の動作の一例を図面を参照しながら説明する。
<エア非供給時(初期状態)>
エア供給源201が接続されていない状態では、図4、図5に示したように、ロッド2が付勢部であるバネ部材4(4a、4t)により図4中右側に付勢された状態で、ピストン6の凹部がポンプ本体部10内の凸部に当接して、初期位置に静止している。
初期状態では、エア制御弁60は、スプール68がスプール室65内の第1パイロット室61側(図6(b)中右側)に位置している。エア制御弁60は、吸気口71と制御エア供給流路52とを常に連通し、且つ、エア室15aに接続された駆動エア流路51(B)を排気口72(R)に連通している。各エア室15a、15b、15cは、駆動エア分岐路55により連通されており、ダイヤフラム1a、1b、1cは、バネ部材4a、4b、4cにより各エア室15a、15b、15c側に付勢されている。
<エア供給時>
図7は、エア駆動式ダイヤフラムポンプ100の動作の一例を示す図であり、エア供給時、ロッド2が初期位置に位置した状態を示す図である。
エア供給源201(例えば、0.2〜0.7MPa程度の規定エア圧の圧縮エアを供給可能)を吸気口71に接続した場合、圧縮エアが吸気口71からエア制御弁60、制御エア供給流路52、ロッド2の短外径部2d、第1の制御エア連通路53を介して、第1パイロット室61に供給される。第2パイロット室62は、第2の制御エア連通路54、ロッド2の制御エア排気路2hの第1の孔2fおよび主孔2p、制御エア排気口2eを介して、ポンプ外部と連通して、大気圧(基準圧)に設定される。スプール68が、図6(a)に示したように、第2パイロット室62側に移動して静止して、エア制御弁60は、吸気口71と制御エア供給流路52とを連通し、且つ、吸気口71と駆動エア流路51とを連通する。
エア供給源201からの圧縮エアが、吸気口71、エア制御弁60、駆動エア流路51を介して、エア室15(15a)に流入し、ピストン6をバネ部材4a、4tによる付勢方向に対して反対方向に押圧する。ピストン6に作用した力によりロッド2がダイヤフラム1aをバネ部材4a、4tによる付勢方向に対して反対方向に押圧する。
また、圧縮エアが、駆動エア分岐路55を介してエア室15b、15cに流入し、ダイヤフラム1b、1cをバネ部材4b、4cによる付勢方向に対して逆方向に付勢する。
図8は、エア駆動式ダイヤフラムポンプ100の動作の一例を示す図であり、ロッド2が前進して中間位置に位置した状態を示す図である。
エア室15(15a)に流入した圧縮エアにより、ピストン6をバネ部材4a、4tによる付勢方向に対して反対方向に押圧する力が、バネ部材4a、4tによる付勢力より大きくなると、ピストン6、ロッド2、ダイヤフラム1aが、バネ部材4a、4tによる付勢方向に対して反対方向に移動(前進)する。
同様に、エア室15b、15cに流入した圧縮エアにより、ダイヤフラム1b、1cをバネ部材4b、4cによる付勢方向に対して逆方向に押圧する力が、バネ部材4b、4cによる付勢力より大きくなると、ダイヤフラム1b、1cが、バネ部材4b、4cによる付勢方向に対して逆方向に移動(前進)する。
そして、図8に示したように、ロッド2、ダイヤフラム1a、1b、1cが中間位置まで移動する。
この際、ポンプ室11a、11b、11cに流体が存在していた場合、流体流路86a、86b、86c、チェック弁84a、84b、84cを介して吐出口82(82a、82b、82c)から流体が吐出される。
また、図8に示したように、ロッド2が前進して中間位置に位置した状態では、制御エア供給流路52と第1の制御エア連通路53とが非連通状態となり、且つ、第2の制御エア連通路54とロッド2の制御エア排気路2hとが非連通状態となる。エア制御弁60のスプール68の位置はそのまま維持される(スプール68が第2パイロット室62側(図6(a)中左側)に位置する)。そして、エア供給源201からの圧縮エアは、吸気口71、エア制御弁60、駆動エア流路51を介してエア室15a、15b、15cに流入する。
図9は、エア駆動式ダイヤフラムポンプ100の動作の一例を示す図であり、ロッド2が初期位置から所定距離だけダイヤフラム1a側に向かって移動した状態を示す図である。
エア供給源201からの圧縮エアが、吸気口71、エア制御弁60、駆動エア流路51を介してエア室15a、15b、15cにさらに流入すると、ダイヤフラム1a、1b、1c、ロッド2が前進して、初期位置から所定距離(ストローク最大距離)だけダイヤフラム1a側に移動した位置となる。
図9に示した状態では、ロッド2の短外径部2dを介して、制御エア供給用開口部52aと第2の制御エア用開口部54aとが連通することで、制御エア供給流路52と第2の制御エア連通路54とが連通し、且つ、第1の制御エア連通路53とロッド2の制御エア排気路2hが連通する。
そして、圧縮エアが吸気口71からエア制御弁60、制御エア供給流路52、ロッド2の短外径部2d、第2の制御エア連通路54を介して、第2パイロット室62に供給される。第1パイロット室61は、第1の制御エア連通路53、ロッド2の制御エア排気路2hの第2の孔2gおよび主孔2p、制御エア排気口2eを介して、ポンプ外部と連通して、大気圧(基準圧)に設定されている。スプール68が、図6(b)に示したように、第1パイロット室61側に移動して静止して、図9に示したように、エア制御弁60は、吸気口71と制御エア供給流路52とを連通し、且つ、駆動エア流路51と排気口72とを連通する。
エア室15a、15b、15cのエアは、駆動エア流路51、エア制御弁60、排気口72を介して外部に排気される。
図10は、エア駆動式ダイヤフラムポンプ100の一例を示す図であり、ロッド2が後退して中間位置に位置した状態を示す図である。
エア室15a、15b、15cのエアが、駆動エア流路51、エア制御弁60、排気口72を介して外部にさらに排気されると、エア室15a、15b、15c内のエア圧に応じた各ダイヤフラム1への押圧力が低下し、バネ部材4a、4b、4cによる付勢力よりも小さくなると、ロッド2がバネ部材4aによる付勢方向に移動(後退)し、図10に示したように、ダイヤフラム1a、1b、1c、ロッド2が後退して中間位置に位置する。
この際、吸入口81a、81b、81cからチェック弁83a、83b、83cを介してポンプ室11a、11b、11cに流体が流入する。
また、図10に示したように、ロッド2が後退して中間位置に位置した状態では、制御エア供給流路52と第2の制御エア連通路54とが非連通状態となり、且つ、第1の制御エア連通路53とロッド2の制御エア排気路2hとが非連通状態となる。エア制御弁60のスプール68の位置はそのまま維持される(スプール68が第1パイロット室61側(図6(b)中右側)に位置する)。
そして、エア供給源201からの圧縮エアは、吸気口71、エア制御弁60、駆動エア流路51を介してエア室15a、15b、15cにさらに流入すると、図7に示したように、ダイヤフラム1a、1b、1c、ロッド2が初期位置まで移動する。この場合、ロッド2の短外径部2dを介して、制御エア供給用開口部52aと第1の制御エア用開口部53aとが連通することで、制御エア供給流路52と第1の制御エア連通路53とが連通し、且つ、第2の制御エア連通路54とロッド2の制御エア排気路2hが連通する。
そして、圧縮エアが吸気口71からエア制御弁60、制御エア供給流路52、ロッド2の短外径部2d、第1の制御エア連通路53を介して、第1パイロット室61に供給される。第2パイロット室62は、第2の制御エア連通路54、ロッド2の制御エア排気路2hの第1の孔2fおよび主孔2p、制御エア排気口2eを介して、ポンプ外部と連通して、大気圧(基準圧)に設定されている。スプール68が、図6(a)に示したように、第2パイロット室62側に移動して静止して、図7に示したように、エア制御弁60は、吸気口71と制御エア供給流路52とを連通し、且つ、駆動エア流路51と吸気口71とを連通する。
そして、エア供給源201からの圧縮エアが、吸気口71、エア制御弁60、駆動エア流路51を介して、エア室15(15a)に流入し、ピストン6をバネ部材4a、4tによる付勢方向に対して反対方向に押圧する。ピストン6に作用した力によりロッド2がダイヤフラム1aを、バネ部材4a、4tによる付勢方向に対して反対方向に押圧する。
そして、上述した動作を繰り返すことにより、エア駆動式ダイヤフラムポンプ100は、流体を吸入口81から吸い込み、吐出口82から流体を吐出する。
ダイヤフラムポンプ100の各ダイヤフラム1の動作周波数は、絞弁92による排気エアの流量を調整することで、制御することができる。本実施形態に係るダイヤフラムポンプ100では、各ダイヤフラム1の動作周波数が1〜9Hz程度である。
ダイヤフラムポンプ100を停止させる場合、絞弁92による排気エアの流量を0とする、または、エア供給源201から吸気口71への圧縮エアの供給を停止する。
図11は、本発明の実施形態に係るエア駆動式ダイヤフラムポンプ100と、外部オペレートダイヤフラムポンプ100aの一例を示す図である。
図11に示したように、ポンプ本体部10の側面部には、駆動エア流路(駆動エア連結管)51に連通する外部ポンプ駆動用パイロット口56が形成されている。この外部ポンプ駆動用パイロット口56は、ダイヤフラムポンプ100と、外部オペレートダイヤフラムポンプ100aとを連動して動作させる。外部オペレートダイヤフラムポンプ100aは、エア制御弁60、ピストン6、ロッド2などを備えず、外部ポンプ駆動用パイロット口56からの駆動用圧縮エアにより駆動する一つまたは複数のダイヤフラムを有する。
また、ダイヤフラムポンプ100や外部オペレートダイヤフラムポンプ100aは、各吸入口81にストレーナ300を介して流体を吸入してもよい。こうすることで、動作不良を低減することができる。
以上、説明したように、本発明の実施形態では、シリンダ16内に可動自在に配置されたピストン6と、シリンダ16内のエア室15、15aへのエア給排の切換えを行うエア制御弁60と、ピストン6に連結されたロッド2やダイヤフラム1の位置に基づいてエア制御弁60のスプール68の位置を制御する上記構成のスプール位置制御部7と、を有する機構を、エア駆動式ダイヤフラムポンプ100に適用した。
すなわち、簡単な構成で、シリンダ16内に設けられたピストン6やロッド2を、少ないエア量で、高精度に往復運動させることができる。また、ピストン6やロッド2に連結されたダイヤフラム1(1a)を、ピストン6やロッド2の往復運動に応じて、容易に且つ高精度に駆動することができる。
詳細には、本発明の実施形態に係るエア駆動式ダイヤフラムポンプ100は、可撓性のダイヤフラム1(1a)と、ダイヤフラム1(1a)に連結され、ポンプ本体部10内に設けられた嵌合孔41に摺動自在に配置されたロッド2と、そのロッド2をダイヤフラム1(1a)が連結された端部に対して軸方向に沿って反対方向に付勢する付勢部でありスプリングとしてのバネ部材4(4t、4a)と、壁面の一部分がダイヤフラム1により形成されたポンプ室11、11aと、を有する。このエア駆動式ダイヤフラムポンプ100は、駆動エア流路51に連通したエア室15(15a)への駆動エアの給排により、ダイヤフラム1(1a)を直接駆動する、または、エア室15(15a)を備えたシリンダ16内に摺動自在に配置され且つロッド2に連結されたピストン6によりダイヤフラム1(1a)を駆動して、そのダイヤフラム1(1a)を弾性変形させることによりポンプ室11(11a)の容積を増減させ、吸入口81(81a)からチェック弁83(83a)を介してポンプ室11(11a)に流体を吸入し、吐出口82(82a)からチェック弁84(84a)を介してポンプ室11(11a)内の流体を吐出する。
また、詳細には、エア駆動式ダイヤフラムポンプ100は、スプール室65内に摺動自在に設けられたスプール68と、スプール68の両端それぞれに臨む第1パイロット室61および第2パイロット室62とを備え、エア供給源201に接続される吸気口71と制御エア供給流路52とを常に連通するとともに、スプール68の位置に応じて駆動エア流路51を吸気口71に連通する、または、駆動エア流路51を排気口72に連通するエア制御弁60と、ロッド2の位置に応じて、制御エア供給流路52を、エア制御弁60の第1パイロット室61または第2パイロット室62へ連通させて、エア制御弁60のスプール68の位置を制御するスプール位置制御部7と、を有する。
このスプール位置制御部7は、ロッド2が付勢部としてのバネ部材4(4a、4t)により付勢された状態で初期位置に位置する場合、制御エア供給流路52をエア制御弁60の第1パイロット室61へ連通させて、エア制御弁60により駆動エア流路51を吸気口71に連通するように、エア制御弁60のスプール68の位置を制御する。
また、このスプール位置制御部7は、ロッド2が付勢部としてのバネ部材4(4a、4t)により付勢された方向に対して反対方向に向かって初期位置から所定距離だけ移動した位置に位置する場合、制御エア供給流路52を、エア制御弁60の第2パイロット室62へ連通させて、エア制御弁60により駆動エア流路51を排気口72に連通するように、エア制御弁60のスプール68の位置を制御する。
このため、簡単な構成で、少ないエア量で駆動可能なエア駆動式ダイヤフラムポンプ100を提供することができる。
また、駆動用電気を必要としない小型のエア駆動式ダイヤフラムポンプ100を提供することができる。
また、本発明の実施形態に係るエア駆動式ダイヤフラムポンプ100は、スプール位置制御部7は、嵌合孔41の内面に形成された、制御エア供給流路52に連通する制御エア供給用開口部52aと、嵌合孔41の内面に形成された、第1パイロット室61に第1の制御エア連通路53を介して連通する第1の制御エア用開口部53aと、嵌合孔41の内面に形成された、第2パイロット室62に第2の制御エア連通路54を介して連通する第2の制御エア用開口部54aと、ロッド2に設けられた短外径部2dと、を有する。
このスプール位置制御部7は、ロッド2が付勢部としてのバネ部材4(4a、4t)により付勢された状態で初期位置に位置する場合、ロッド2の短外径部2dを介して制御エア供給用開口部52aと第1の制御エア用開口部53aとを連通するように構成されている。
また、スプール位置制御部7は、ロッド2が付勢部としてのバネ部材4(4a、4t)により付勢された方向に対して反対方向に向かって初期位置から所定距離だけ移動した位置に位置する場合、ロッド2の短外径部2dを介して制御エア供給用開口部52aと第2の制御エア用開口部54aとを連通するように構成されている。
すなわち、スプール位置制御部7は、ロッド2の略中央部に設けた短外径部2dと、ロッド2を摺動自在に支持する嵌合孔41の内面に設けた、制御エア供給用開口部52aと、嵌合孔41の内面に設けた第1の制御エア用開口部53aと、嵌合孔41の内面に設けた第2の制御エア用開口部54aと、を有するので、簡単な構成で、少ないエア量で駆動可能なエア駆動式ダイヤフラムポンプ100を提供することができる。
また、本発明の実施形態に係るエア駆動式ダイヤフラムポンプ100は、嵌合孔41がロッド2の軸方向に沿って形成され、嵌合孔41の内面に、ダイヤフラム1a側から軸方向に沿ってロッド端部側(ダイヤフラム1aが連結された端部に対して反対側の端部)にかけて、第2の制御エア用開口部54aと、制御エア供給用開口部52aと、第1の制御エア用開口部53aと、を規定間隔に形成した構成である。
このため、ロッド2の短外径部2dの軸方向に沿った往復運動に応じて、制御エア供給用開口部52aと第1の制御エア用開口部53aとを短外径部2dを介して連通した状態と、制御エア供給用開口部52aと第2の制御エア用開口部54aとを短外径部2dを介して連通した状態と、を簡単な構造で容易に切り替えることができる。このため、簡単な構造で、エア制御弁60のスプール68の位置を、往復運動するロッド2の位置に応じて、容易に且つ高精度に制御することができる。
また、本発明の実施形態に係るエア駆動式ダイヤフラムポンプ100は、ロッド2が制御エア排気路2hを有する。この制御エア排気路2hから排気された制御エアは、通気孔10eを介してポンプ外部に排気される。つまり、ロッド2に形成された制御エア排気路2hは、通気孔10eを介してポンプ外部に連通しており、大気圧(基準圧)に設定されている。
詳細には、制御エア排気路2hは、ダイヤフラム1が連結された端部に対して反対側の端部2aからロッド2の中心軸に沿って、ロッド2の略中央部付近まで延びる主孔2pと、ロッド2の略中央部に、軸方向に沿って所定間隔に第1の孔2fと第2の孔2gとが設けられている。第1の孔2fと第2の孔2gとは主孔2pに連通した構造を有する。ロッド2は、第1の孔2fと第2の孔2gの間に短外径部2dが位置するように構成されている。
ロッド2が付勢部としてのバネ部材4(4t、4a)により付勢された状態で初期位置に位置する場合、ロッド2の短外径部2dを介して、制御エア供給流路52の制御エア供給用開口部52aと第1の制御エア連通路53の第1の制御エア用開口部53aとを連通し、且つ、第2の制御エア連通路54の第2の制御エア用開口部54aと制御エア排気路2hの第1の孔2fとを連通するように、ダイヤフラムポンプ100が構成されている。この場合、エア制御弁60の第1パイロット室61がエア供給源201の圧縮エアと略同じ気圧(基準圧よりも高い気圧)に設定され、第2パイロット室62が大気圧(基準圧)に設定される。スプール68の軸方向に沿った両端部の受圧面積は同じである。
スプール68の軸方向に沿った一方の端部(第1パイロット室61側端部)に作用する力(受圧面積×略圧縮エア圧)は、スプール68の軸方向に沿った他端部(第2パイロット室62側端部)に作用する力(受圧面積×基準圧)よりも大きい。このため、図6(a)に示したように、スプール68が第1パイロット室61側から第2パイロット室62側に容易に移動した後、その位置で静止することで、エア制御弁60は、吸気口71(P)と制御エア供給流路52(A)とを常に連通するとともに、駆動エア流路51を吸気口71(P)に連通することができる。
ロッド2が付勢部としてのバネ部材4(4t、4a)により付勢された状態で初期位置に位置する場合、ロッド2の短外径部2dを介して、制御エア供給流路52の制御エア供給用開口部52aと第1の制御エア連通路53の第1の制御エア用開口部53aとを連通し、且つ、第2の制御エア連通路54の第2の制御エア用開口部54aと制御エア排気路2hの第1の孔2fとを連通するように、ダイヤフラムポンプ100が構成されている。
この場合、エア制御弁60の第2パイロット室62がエア供給源201の圧縮エアと略同じ気圧(基準圧よりも高い気圧)に設定され、第1パイロット室61が大気圧(基準圧)に設定される。スプール68の軸方向に沿った端部(第2パイロット室62側端部)に作用する力(受圧面積×略圧縮エア圧)は、スプール68の軸方向に沿った端部(第1パイロット室61側端部)に作用する力(受圧面積×基準圧)よりも大きい。このため、図6(b)に示したように、スプール68が第2パイロット室62側から第2パイロット室側に容易に移動して、その位置で静止することで、エア制御弁60は、吸気口71(P)と制御エア供給流路52(A)とを常に連通するとともに、駆動エア流路51を排気口72(R)に連通することができる。
また、ロッド2が付勢部としてのバネ部材4(4t、4a)により付勢された方向に対して反対方向に向かって初期位置から所定距離だけ移動した位置に位置する場合、ロッド2の短外径部2dを介して制御エア供給流路52の制御エア供給用開口部52aと第2の制御エア連通路54の第2の制御エア用開口部54aとを連通し、且つ、第1の制御エア連通路53の第1の制御エア用開口部53aと制御エア排気路2hの第2の孔2gとを連通するように、ダイヤフラムポンプ100が構成されている。
また、本発明の実施形態に係るエア駆動式ダイヤフラムポンプ100は、エア制御弁60の長手方向とロッド2の長手方向とが、ねじれの位置関係となるように構成されている。詳細には、エア制御弁60は、ロッド2に対して規定距離だけ離れた位置に配置され、且つ、エア制御弁60の長手方向がロッド2の長手方向に対して90°だけ水平面内で回転した位置関係となるように規定されている。このため、ロッド2の往復運動による振動とエア制御弁60のスプール68の移動による振動とが共振しないので、低振動のエア駆動式ダイヤフラムポンプ100を提供することができる。
また、本発明の実施形態に係るエア駆動式ダイヤフラムポンプ100は、簡単な構造であり、分解、洗浄、組立てが容易である。
また、本発明の実施形態に係るエア駆動式ダイヤフラムポンプ100は、駆動用電気を用いずに、圧縮エアのみにより駆動するエア駆動式であるので、可燃性液体を安全に移送させることができる。
また、本発明の実施形態に係るエア駆動式ダイヤフラムポンプ100は、圧縮エアによりピストン6を駆動し、ダイヤフラム1aを駆動したので、比較的大きいトルクのエア駆動式ダイヤフラムポンプ100を提供することができる。
なお、本発明の実施形態では、3つのダイヤフラムを備えたエア駆動式ダイヤフラムポンプを例示したが、この形態に限られるものでない。本発明に係るエア駆動式ダイヤフラムポンプは、例えば、1つのダイヤフラムや2つのダイヤフラムを備えていてもよい。
また、ポンプケース、ダイヤフラムユニット、スプリング、ボルトなどの取付部材、などを追加することで、4つ以上の複数のダイヤフラムを備えていてもよい。
また、本実施形態に係るダイヤフラムポンプ100は、ロッド2の先端部にピストン6およびダイヤフラム1aを連結したが、この形態に限られるものではない。例えば、ダイヤフラムポンプ100は、ロッド2の先端部にピストン6を設けず、ダイヤフラム1aのみを設け、ポンプ室の容積変化により、流体が吸入および吐出する構成であってもよい。
また、上記実施形態では、エア制御弁60は、吸気口71と制御エア供給流路52とを常に連通したが、この形態に限られるものではない。別々に設けてもよい。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこれらの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても本発明に含まれる。
また、各図の記載内容はそれぞれ独立した実施形態になり得るものであり、本発明の実施形態は各図を組み合わせた一つの実施形態に限定されるものではない。
1 ダイヤフラム(仕切膜)
1a ダイヤフラム(第1のダイヤフラム、仕切膜)
1b ダイヤフラム(第2のダイヤフラム、仕切膜)
1c ダイヤフラム(第3のダイヤフラム、仕切膜)
1k 中央部材
2 ロッド(ピストンロッド)
2a 端部(ダイヤフラムに連結した端部に対して反対側の端部)
2d 短外径部
2e 制御エア排気口
2f 第1の孔
2g 第2の孔
2h 制御エア排気路
2p 主孔
2s バネ受部
4 バネ部材(付勢部、スプリング)
4a バネ部材
4b バネ部材(付勢部、積層ポンプ後退用スプリング)
4c バネ部材(付勢部、積層ポンプ後退用スプリング)
4t バネ部材(付勢部、シリンダ後退用スプリング)
6 ピストン
6p パッキン(密封部材)
7 スプール位置制御部(ダイヤフラム位置検出部)
10 ポンプ本体部(シリンダケース)
10c 蓋部
10e 通気孔(本体部側制御エア排気口)
10p 凹部
10s 最後尾用積層ポンプ部材
10t 中間用積層ポンプ部材
10u 主ポンプ本体部
11 ポンプ室
11a 第1ポンプ室
11b 第2ポンプ室(積層ポンプ室)
11c 第3ポンプ室(積層ポンプ室)
15 エア室
15a 第1エア室(ピストン駆動エア室)
15b 第2エア室(積層ポンプ駆動エア室)
15c 第3エア室(積層ポンプ駆動エア室)
16 シリンダ
41 嵌合孔
43 Oリング(密封部材)
51 駆動エア流路(駆動エア連結管)
51a 開口部
52 制御エア供給流路(供給用制御エア連結管)
52a 制御エア供給用開口部
53 第1の制御エア連通路(前進用制御エア連結管)
53a 第1の制御エア用開口部
54 第2の制御エア連通路(後進用制御エア連結管)
54a 第2の制御エア用開口部
55 駆動エア分岐路(駆動エア分岐管)
56 外部ポンプ駆動用パイロット口
60 エア制御弁(エア切換弁、方向切替弁)
61 第1パイロット室
62 第2パイロット室
65 スプール室
68 スプール
71 吸気口(エア供給口)
72 排気口
81、81a、81b、81c 吸入口(流体吸込み口)
82、82a、82b、82c 吐出口(流体排出口)
83、83a、83b、83c チェック弁(吸入用チェックバルブ)
84、84a、84b、84c チェック弁(吐出用チェックバルブ)
86a、86b、86c 流体流路
91 消音器
92 絞弁
100 エア駆動式ダイヤフラムポンプ
100a 外部オペレートダイヤフラムポンプ
201 エア供給源
300 ストレーナ
601 弁蓋部

Claims (3)

  1. 可撓性のダイヤフラムと、
    前記ダイヤフラムに連結され、ポンプ本体内に設けられた嵌合孔に摺動自在に配置されたロッドと、
    前記ロッドを、前記ダイヤフラムが連結された端部に対して軸方向に沿って反対方向に付勢する付勢部と、
    壁面の一部分が前記ダイヤフラムにより形成されたポンプ室と、を有し、
    駆動エア流路に連通したエア室への駆動エアの給排により、前記ダイヤフラムを直接駆動する、または、前記エア室を備えたシリンダ内に摺動自在に配置され且つ前記ロッドに連結されたピストンにより前記ダイヤフラムを駆動して、該ダイヤフラムを弾性変形させることにより前記ポンプ室の容積を増減させ、吸入口から前記ポンプ室に流体を吸入し、吐出口から前記流体を吐出するエア駆動式ダイヤフラムポンプであって、
    スプール室内に摺動自在に設けられたスプールと、前記スプールの両端それぞれに臨む第1パイロット室および第2パイロット室とを備え、吸気口と制御エア供給流路とを常に連通するとともに、前記スプールの位置に応じて前記駆動エア流路を前記吸気口に連通する、または、前記駆動エア流路をエア排気口に連通するエア制御弁と、
    前記ロッドの位置に応じて、前記制御エア供給流路を、前記エア制御弁の前記第1パイロット室または第2パイロット室へ連通させて、前記エア制御弁の前記スプールの位置を制御するスプール位置制御部と、
    を有することを特徴とするエア駆動式ダイヤフラムポンプ。
  2. 前記スプール位置制御部は、前記ロッドが前記付勢部により付勢された状態で初期位置に位置する場合、前記制御エア供給流路を前記エア制御弁の前記第1パイロット室へ連通させて、前記エア制御弁により前記駆動エア流路を吸気口に連通し、
    前記ロッドが前記付勢部により付勢された方向に対して反対方向に向かって前記初期位置から所定距離だけ移動した位置に位置する場合、前記制御エア供給流路を、前記エア制御弁の前記第2パイロット室へ連通させて、前記エア制御弁により前記駆動エア流路をエア排気口に連通するように、前記エア制御弁の前記スプールの位置を制御することを特徴とする請求項1に記載のエア駆動式ダイヤフラムポンプ。
  3. 前記スプール位置制御部は、前記嵌合孔の内面に形成された、前記制御エア供給流路に連通する制御エア供給用開口部と、前記第1パイロット室に第1の制御エア連通路を介して連通する第1の制御エア用開口部と、前記第2パイロット室に第2の制御エア連通路を介して連通する第2の制御エア用開口部と、
    前記ロッドに設けられた短外径部と、を有し、
    前記ロッドが前記付勢部により付勢された状態で初期位置に位置する場合、前記ロッドの前記短外径部を介して前記制御エア供給用開口部と第1の制御エア用開口部とを連通し、前記ロッドが前記付勢部により付勢された方向に対して反対方向に向かって前記初期位置から所定距離だけ移動した位置に位置する場合、前記ロッドの前記短外径部を介して前記制御エア供給用開口部と第2の制御エア用開口部とを連通するように構成されていることを特徴とする請求項2に記載のエア駆動式ダイヤフラムポンプ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107202004A (zh) * 2017-07-21 2017-09-26 马鞍山聚力科技有限公司 一种新型高效气动隔膜泵

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