JP2014023772A - Dual-chamber container - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、異なる2つの内容物をそれぞれ収容する2つの収容室を備えた二室容器に関する。 The present invention relates to a two-chamber container having two storage chambers for storing two different contents.
液体と粉体とをそれぞれ収容する2つの収容室を具備した容器本体を備え、使用直前に容器本体内で当該液体と粉体を混合可能な二室容器が知られている(例えば、特許文献1参照)。 There is known a two-chamber container that includes a container main body having two storage chambers for storing liquid and powder, respectively, and can mix the liquid and powder in the container main body immediately before use (for example, Patent Documents). 1).
この二室容器は、例えば、輸液容器として用いられ、容器本体にキャップが螺合して取り付けられた容器であって、キャップに薬剤を収容する収容部を備え、容器本体に溶解液を収容する収容部を備え、収容部同士が連結体を介して連設して設けられている。
この二室容器を用いる場合は、キャップの回転操作によって、当該収容部同士を繋ぐ連結体を破り、2つの収容部を連通させて、薬剤と溶解液とを混合する。
This two-chamber container is, for example, a container that is used as an infusion container and is attached by screwing a cap to the container body, and includes a container that stores a drug in the cap, and stores the solution in the container body. A housing portion is provided, and the housing portions are provided in a row through a coupling body.
In the case of using this two-chamber container, the connecting body that connects the storage portions is broken by rotating the cap, and the two storage portions are communicated to mix the drug and the solution.
そして、点滴具に一体的に接続された針をキャップの先端部に設けられているゴムに突き刺して、当該針をキャップに設けられた収容部まで刺通させることで輸液として点滴具の他端側から取り出すことができる。 Then, the other end of the infusion device is infused as an infusion by inserting a needle integrally connected to the infusion device into the rubber provided at the tip of the cap and penetrating the needle to the accommodation portion provided in the cap. Can be taken out from the side.
従来の二室容器は、薬剤の収容部が単層の樹脂構造であって、外気中の水分の透過はある程度防止できるものの、酸素の透過を防止したい場合には適用できず、使用できる内容物に制限がある。 The conventional two-chamber container has a single-layer resin structure in the medicine container and can prevent moisture from being transferred to the air to some extent, but it cannot be used to prevent oxygen from passing through. There are limitations.
そこで、本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的の一例は、ガスバリア性を有する収容部を備えた二室容器を提供することにある。 Therefore, the present invention has been made in view of the above problems, and an example of the object thereof is to provide a two-chamber container provided with an accommodating portion having gas barrier properties.
上記課題を解決するため、本発明は次のような構成を採用する。 In order to solve the above problems, the present invention employs the following configuration.
なお、本発明の理解を容易にするため括弧付きの符号を付すが、本発明はこれに限定されるものではない。 In addition, although the code | symbol with a parenthesis is attached | subjected in order to make an understanding of this invention easy, this invention is not limited to this.
すなわち、請求項1に係る発明は、内容物を収容可能な第1の収容部を有する容器本体(10)と、当該容器本体の一端部に取り付けられる注出具(30)と、を備え、当該注出具に他の内容物を収容可能な第2の収容部(45)を具備する二室容器(1)であって、前記第2の収容部には、端面に破断可能な薄肉部(48)と、内外間を遮断するようにバリア層(47、48、49)と、が設けられ、当該注出具は、前記収容部が取り付けられるキャップ(40)と、前記キャップの下方に配置され、前記容器本体の内部と連通する筒状体(34)と、前記筒状体の内部を上下に区分けする仕切体(36)と、前記キャップの容器本体側への移動によって、前記薄肉部及び前記仕切体をそれぞれ破断する破断手段(37、50)と、を備えていることを特徴とする。 That is, the invention according to claim 1 includes a container main body (10) having a first accommodating portion capable of accommodating contents, and a pouring tool (30) attached to one end of the container main body, A two-chamber container (1) having a second container (45) capable of accommodating other contents in the dispensing tool, wherein the second container includes a thin-walled part (48 ) And a barrier layer (47, 48, 49) so as to cut off between the inside and the outside, and the pouring tool is disposed under the cap (40) to which the housing portion is attached, A cylindrical body (34) communicating with the inside of the container body, a partition (36) for dividing the inside of the cylindrical body into upper and lower sides, and movement of the cap toward the container body side causes the thin portion and the Breaking means (37, 50) for breaking the partitions, respectively And said that you are.
また、請求項2に係る発明は、請求項1に記載の二室容器において、前記破断手段は、前記仕切体からキャップ側に突出し、前記薄肉部を破断する第1の突起体(37)と、前記第2の収容部の下端から前記仕切体側に突出し、前記仕切体を破断する第2の突起体(50)と、を具備し、前記第2の突起体の長さよりも前記第1の突起体の方が長いことを特徴とする。
The invention according to
また、請求項3に係る発明は、請求項1、又は2に記載の二室容器において、前記薄肉部と前記仕切体は、一部を残して破断されることを特徴とする。
The invention according to
また、請求項4に係る発明は、請求項1〜3のいずれか一項に記載の二室容器において、前記第2の収容部が嫌気性剤の収容室とされ、前記第1の収容部が前記嫌気性剤と混合される液体の収容室とされることを特徴とする。 Moreover, the invention which concerns on Claim 4 is a two-chamber container as described in any one of Claims 1-3. WHEREIN: The said 2nd accommodating part is made into the accommodating chamber of an anaerobic agent, The said 1st accommodating part Is a storage chamber for a liquid mixed with the anaerobic agent.
また、請求項5に係る発明は、請求項1〜4のいずれか一項に記載の二室容器において、前記バリア層は、前記第2の収容部の内周面に配置されていることを特徴とする。 Moreover, the invention which concerns on Claim 5 is a two-chamber container as described in any one of Claims 1-4. WHEREIN: The said barrier layer is arrange | positioned at the internal peripheral surface of a said 2nd accommodating part. Features.
本発明によれば、2つの収容室を有する二室容器において、少なくとも一方の収容室はガスバリア性を有するため、酸素との接触を防止したい内容物を用いた場合に変質や劣化が未然に防止される。 According to the present invention, in a two-chamber container having two storage chambers, at least one of the storage chambers has a gas barrier property, so that deterioration or deterioration can be prevented in advance when the contents to be prevented from contacting with oxygen are used. Is done.
以下、図面を参照して本発明を実施するための形態について説明する。 Hereinafter, embodiments for carrying out the present invention will be described with reference to the drawings.
本実施形態の二室容器1は、2つの異なる内容物を個別に収容する収容室を備え、少なくとも一方の収容室にガスバリア性が付与され、使用時において、区分けされた2つの収容室を連通させて2つの異なる内容物が混合される。 The two-chamber container 1 of the present embodiment includes a storage chamber that individually stores two different contents, and at least one of the storage chambers is provided with a gas barrier property, so that the two separate storage chambers communicate with each other during use. And two different contents are mixed.
この二室容器1は、図1及び図2に示すように、包装体(本願の容器本体)10と、この包装体10に取り付けられる注出具30と、を備えている。注出具30には、一方の内容物としての嫌気性剤が収容される収容室(本願の第2の収容部)として機能する収容体45が設けられる。また、包装体10の内部は、他方の収容室(本願の第1の収容部)として機能し、他方の内容物としての前記嫌気性剤と混合される液体が収容される。また、この二室容器1を、例えば、飲料用(コーヒー)として用いる場合、収容体45にはインスタントコーヒーの粉末が収容され、包装体10には水が収容される。
As shown in FIGS. 1 and 2, the two-chamber container 1 includes a package body (container body of the present application) 10 and a
ここで、嫌気性剤は酸素との接触により酸化、変質、吸湿等し易いものであり、一般に粉状、粒状、顆粒状を呈する。より具体的には、嫌気性剤は薬剤のほかビタミン剤、茶、インスタントコーヒー等である。一方、当該嫌気性剤と混合される液体は、生理食塩水のほかブドウ糖液、水等である。 Here, the anaerobic agent is easy to oxidize, denature, absorb moisture, etc. by contact with oxygen, and generally exhibits a powdery, granular or granular form. More specifically, anaerobic agents are vitamins, tea, instant coffee, etc. in addition to drugs. On the other hand, the liquid mixed with the anaerobic agent is glucose solution, water, etc. in addition to physiological saline.
包装体10は、合成樹脂フィルム、紙、アルミニウム箔などの金属箔などを適宜組み合わせた積層体からなるフィルム等の包材が用いられる。なお、この包材は、内容物の種類によって、ガスバリア性を有するフィルム又はシートを用いても構わない。
As the
包装体10は、図1に示すように、例えば、2枚の包材を重ね合わせて配置した前後(フィルム)パネル2、3間の縁部を熱接着により接合して形成される。
As shown in FIG. 1, the
一方、注出具30は、図2及び図3に示すように、包装体10の一端側に取り付けられる注出具基部33と、当該注出具基部33に取り付けられるキャップ40と、キャップ40の内部に取り付けられる収容体45と、を備えている。
On the other hand, as shown in FIGS. 2 and 3, the
注出具基部33は、図3及び図5に示すように、上下両端部に開口を有し、包装体10の内部と連通する筒状部34(本願の筒状体)と、当該筒状部34の基端部に当該筒状部34と一体的に形成されている横断面が瞼状の接着基部35と、を備えている。そして、当該接着基部35が、図1に示すように、包装体10を構成する前後パネル2、3間に挿入されて熱接着により当該包装体10の一端に取り付けられる。
As shown in FIGS. 3 and 5, the
筒状部34は、図3に示すように、適当な軸方向長さを有する筒状体であって、包装体10の内部と外部との間の流通経路として機能する。この筒状体の内部下方には、流通経路を上下に仕切って閉塞する仕切体36が設けられている。当該仕切体36は、外周縁に形成された薄肉部36aを介して筒状部34の内壁面に一体的に形成されている。
As shown in FIG. 3, the
また、この仕切体36の上面には、上方に突出する突起体37(本願の第1の突起体)が設けられている。この突起体37は、先端が先鋭状に形成されており、後述する収容体45の下端面を遮蔽しているガスバリア体48に突き刺して破断することにより収容体45を開封する開封具として機能する。
Further, on the upper surface of the
筒状部34の仕切体36よりも上方外周面には、キャップ40を取り付けるための螺子34aが形成されており、図2及び図3に示すように、当該螺子34aと協働するキャップ40に形成された螺子40aにより、キャップ40が注出具基部33に取付可能となっている。
A
キャップ40は、図3及び図4に示すように、円形状の天板41と、この天板41の外周から下方垂直方向に延びる側部体42と、を備え、この天板41と側部体42は一体的に形成されている。
As shown in FIGS. 3 and 4, the
また、キャップ40の天板41には、注出具基部33の筒状部34の内径よりも少し小さな内径を有し、外周面が当該筒状部34の内周面に接触するように配置される、当該筒状部34と同心円であって筒状のインナーリング43が設けられている。当該インナーリング43は、天板41から下方垂直方向に延びて、当該天板41と一体的に形成される。
The
このインナーリング43は、図2に示すように、キャップ40を注出具基部33に取り付けた状態において、常に注出具基部33の筒状体34と接触し、筒状体34とインナーリング43との隙間から内容物が外部へと漏れ出すことを防止する。
As shown in FIG. 2, the
また、インナーリング43の内側には、他方の内容物を収容する収容体45が取り付けられる。
A
収容体45は、図3及び図6に示すように、先端部がフランジ状に形成され、外形がカップ状に形成された上下端部に開口を有する略円筒状(円錐台形状も含む)の筒体46と、当該筒体46の内周面及び下端面に設けられるガスバリア材47、48と、筒体46のフランジ面46aに設けられるガスバリア材49と、を備える。筒体46は、ガスバリア層として機能する当該ガスバリア材47、48、49によって、上下開口が閉塞されて内外間が遮断されて密閉状態が保たれ、収容体45は全体としてガスバリア性を付与される。なお、筒体46の下端部は、閉塞されていても、薄肉にするなど破断可能な形態としていれば良い。また、ガスバリア材48は本願の薄肉部として機能する。
As shown in FIGS. 3 and 6, the
筒体46は、図2に示すように、そのフランジ部46bがインナーリング43の内周壁に設けられている突出部44と係合してキャップ40の天板41の下方に取り付けられる。
As shown in FIG. 2, the
また、図3及び図6に示すように、筒体46の下端部には、径方向内側に突出して環状の端部体46cが形成されており、この端部体46cには、下方に延びる突起体50(本願の第2の突起体)が設けられている。当該突起体50は、注出具基部33に取り付けられている仕切体36を上方から押圧し、薄肉部36aを破断(切断)して、仕切体36によって上下に区分けされた流通経路を連通させる。
Further, as shown in FIGS. 3 and 6, an
ガスバリア材47、48、49とは、酸素又は水蒸気の筒体46の内外間の透過を遮断するものであって、例えば金属箔であるアルミニウム箔、ガスバリア性フィルム等で構成される。アルミニウム箔等は単独では破断しやすいので、例えばポリプロピレン樹脂フィルムでサンドイッチ状に積層したガスバリア材として取り扱われる。
The
具体的には、ガスバリア材47、48、49は、例えばPP(ポリプロピレン樹脂)/AL(アルミニウム箔)/PP、PP/アルミニウム蒸着PET(ポリエチレンテレフタレート)/PP等の積層フィルム又はシートとして構成される。
Specifically, the
ガスバリア材47、48は例えば、インサート成形により上記筒体46と一体化される。具体的には、筒体46を成形する金型内に、ガスバリア材47、48がセットされ、溶融樹脂が金型内に射出されることで成形される。また、ガスバリア材49は、射出成型後、熱溶着によってフランジ面46aに接合される。このようにして、図3に示すように、筒体46の内面にガスバリア材47、48、49が設けられた収容体45が成形される。
The
また、図2乃至図4に示すように、キャップ40を構成する側部体42の下方には、環状のスペーサ55が周縁に等間隔で配置された薄肉状の連結部56によって取り付けられている。このスペーサ55は、キャップ40の位置決め用部材として用いられる。すなわち、このスペーサ55を取り外すことによって、キャップ40を所定の位置まで締め込むことやキャップ40を取り外すことが可能となる。
Further, as shown in FIGS. 2 to 4, an
また、スペーサ55は、一部に薄肉部57を有して環状に連結されている。当該スペーサ55は、キャップ40の回転操作や手でむしる等によって当該連結部56が切断され、さらに薄肉部57を切断することでキャップ40から取り外される。
The
次に、上述した二室容器の使用形態について図7を用いて説明する。 Next, the usage pattern of the two-chamber container mentioned above is demonstrated using FIG.
まず、キャップ40を回転させてキャップ40とスペーサ55との結合を解除し、スペーサ55を注出具基部33から取り外す。
First, the
次に、キャップ40を閉じ方向(締め込む方向)に回転し、キャップ40を図7(a)中の矢印に示すように、下方へと移動させるとともに、収容体45も下方へと移動させる。これにより、仕切体36に設けられた突起体37が収容体45の下端面に配置されるガスバリア体48に突き刺さり破断され、収容体45の下端部が開封される。
Next, the
次に、更にキャップ40を閉じ方向に回転し、図7(b)に示すように、更に、キャップ40及び収容体45を下方へと移動させる。これにより、収容体45の端部体46cに設けられている突起体50が仕切体36を上方から押圧し、薄肉部36aを切断して、上下に区分けされた流通経路を連通させ、収容体45と包装体10の内部に収容された、嫌気性剤と、嫌気性剤と混合される液体と、が混合される。
Next, the
そして、嫌気性剤と、嫌気性剤と混合される液体と、を十分に混合した後、キャップ40を取り外すことによって、内容物を外部へと取り出すことができる。
Then, after the anaerobic agent and the liquid mixed with the anaerobic agent are sufficiently mixed, the contents can be taken out by removing the
このように構成された二室容器1は、酸素との接触を防止したい内容物を収容し、他の内容物と簡単に混合して、その混合物を外部へと取り出すことが可能である。例えば、嫌気性剤と、当該嫌気性剤と混合される液体とを個別の収容室に収容し、少なくとも嫌気性剤はガスバリア性を有している収容室(収容体45)に収容する。これにより、収容体45の外側から内側への酸素等の通過が防止され、収容体45の内部への外気の侵入が防止されるので、収容体45に収容される嫌気性剤の変質、劣化を防ぎ、開封するまでは長期保存が可能となる。
The two-chamber container 1 configured as described above can contain contents to be prevented from coming into contact with oxygen, can be easily mixed with other contents, and the mixture can be taken out. For example, an anaerobic agent and a liquid mixed with the anaerobic agent are accommodated in separate accommodating chambers, and at least the anaerobic agent is accommodated in an accommodating chamber (accommodating body 45) having gas barrier properties. Thereby, the passage of oxygen or the like from the outside to the inside of the
また、二室容器1は、キャップ40の回転のみで簡単に嫌気性剤と液体とを混合することができ、混合された液体を外部へと取り出すことが可能である。
Further, the two-chamber container 1 can easily mix the anaerobic agent and the liquid only by rotating the
この二室容器1を例えば、点滴用バッグとして用いる場合には、収容体45に嫌気性の薬剤を収容し、包装体10の内部に生理食塩水等の液体を収容して、使用する際にこの薬剤と液体とを混合することで点滴液とする。この場合、カテーテルの一方の針によって、包装体内の点滴液を外部に取り出す必要があるため、キャップの一部を、図9に示すように、ゴム製のパッキン14で形成することで、簡単に点滴液を外部に取り出すことが可能となる。
When the two-chamber container 1 is used as, for example, an infusion bag, an anaerobic drug is accommodated in the
このキャップ40Aは、図9に示すように、例えば、天板13aと、天板13aの回りから垂下する側部体13bとを具備する。この天板13aの下端面には、略垂直下方に延びるようにして側部体13bと同心円であって筒状のインナーリング15が設けられている。このインナーリング15は、キャップ40Aを注出具基部33に取り付けた状態において、常に注出具基部33の筒状体34の内壁面と接触し、筒状体34とインナーリング43との隙間から内容物が外部へと漏れ出すことを防止する。また、天板13aの略中央部には貫通孔13cが穿設され、天板13aの表面が平坦状に形成されるようにして、この貫通孔13cには、ゴム製のパッキン14が取り付けられている。
As shown in FIG. 9, the
このようなキャップ40Aを用いることで、カテーテルの一方の針がキャップ40Aのパッキン14とガスバリア材49との双方につきたてられることによって二室容器1内の内容物を外部に取り出すことが可能となる。なお、カテーテルの他方の針は患者に刺入される。
By using such a
このような二室容器によれば、キャップ40Aを回転させることなく、点滴等を行おうとしても点滴液(嫌気性剤と混合される液体)が流出することはないので、作業者は直ちに操作ミスを認識することができる。従って、生理食塩水等の液体と嫌気性剤との混合し忘れによる誤操作を未然に防止することができる。
According to such a two-chamber container, since the drip liquid (liquid mixed with the anaerobic agent) does not flow out even if the drip or the like is performed without rotating the
また、本実施形態の二室容器の包装体10は、図8に示すような袋を適用しても構わない。なお、以下の説明において、上述した包装体10及び注出具30と同一の機能を有する部材には同一の符号を付するものとし、その説明は省略するものとする。
Moreover, you may apply the bag as shown in FIG. 8 to the
具体的には、本実施形態の包装体10Aは、図8に示すように、例えば、2枚の包材を重ね合わせて配置した前後パネル2、3間に同様な包材で作られた襠パネル4を山折り状に挿入し、前後パネル2、3の左右の側縁同士、前後パネル2、3と襠パネル4の左右の側縁同士、及び襠パネル4の左右の側縁同士をそれぞれ熱接着により接合して形成される。
Specifically, as shown in FIG. 8, the
一方、本実施形態の包装体10Aに取り付けられる注出具30Aの注出具基部33は、図12に示すように、筒状部34と、当該筒状部の基端側に設けられるフランジ70と、を具備し、例えば、射出成型樹脂により一体成形される。そして、注出具30Aは、このフランジ70を利用して上記包装体10Aの襠パネル4に取り付けられる。
On the other hand, as shown in FIG. 12, the
すなわち、図8に示すように、襠パネル4に孔4aが穿設され、この孔4aに注出具基部33が包装体10Aの内側から挿入され、フランジ70が襠パネル4の内面に当てられて、熱接着等により接着された後で、包装体10Aの外部から収容体45が取り付けられたキャップ40が注出具基部33に取り付けられることにより注出具30Aが包装体10Aに取り付けられる。
That is, as shown in FIG. 8, a
なお、包装体は、本実施形態に示す形態に限られず、自立性袋、ガセット袋等他の構造を有する袋体を適用することができる。 In addition, a package body is not restricted to the form shown to this embodiment, The bag body which has other structures, such as a self-supporting bag and a gusset bag, can be applied.
また、本実施形態の二室容器1に用いられる収容体45には、仕切体36の薄肉部36aを切断するための部材の一例として円柱状の突起体50が設けられているが、図10に示すような収容体45A、45Bを適用しても構わない。なお、上述した収容体45と同一の機能を有する部材には同一の符号を付するものとし、その説明は省略するものとする。
In addition, the
収容体45Aに設けられている突起体50は、図10(a)に示すように、等間隔に複数本配置したものであり、収容体45Bに設けられている突起体51は、図10(B)に示すように、先端が尖った幅広の突起体を湾曲状に形成したものである。
As shown in FIG. 10 (a), a plurality of
このような収容体45A、45Bによれば、仕切体36の薄肉部36aをより確実に破断可能である。なお、内容物の種類や二室容器1が用いられる形態(例えば、飲料用等)によっては、筒状部34から仕切体36を完全に切り離すことを防止する必要がある。この場合には、キャップを閉め込む時の回転が半回転未満若しくは1回転未満となるように螺子34a、40aの形状を設定すれば良い。
According to
また、本実施形態の二室容器1に用いられる注出具基部33の仕切体36には、収容体45の下端面(ガスバリア材48)を破断するための部材の一例として先端が尖った突起体37が設けられているが、図11に示すような仕切体36A、36Bを適用しても構わない。なお、上述した仕切体36と同一の機能を有する部材には同一の符号を付するものとし、その説明は省略するものとする。
Further, the
仕切体36Aに設けられている突起体38は、図11(a)に示すように、先端が尖った幅広の突起物を湾曲状に形成したものであり、仕切体36Bに設けられている突起体39は、図11(b)に示すように、三角錐状に形成した突起物を中央に配置したものである。
As shown in FIG. 11 (a), the
このような仕切体36A、36Bによれば、収容体45の下端面をより確実に破断可能である。なお、内容物の種類や二室容器1が用いられる形態(例えば、飲料用等)によっては、収容体45の下端面を完全に切り離すことを防止する必要がある。この場合には、キャップを閉め込む時の回転が半回転未満若しくは1回転未満となるように螺子34a、40aの形状を設定すれば良い。
According to
なお、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、例えば、上記実施形態に示す構成を適宜組み合わせたり、一般的に周知な構成を用いることができる。 In addition, this invention is not limited to the said embodiment, For example, the structure shown in the said embodiment can be combined suitably, and a generally well-known structure can be used, for example.
1 二室容器
10 包装体
30 注出具
34 筒状部
36 仕切体
37、50 突起体
40 キャップ
45 収容体
47、48、49 ガスバリア材
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Two-
Claims (5)
前記第2の収容部には、端面に破断可能な薄肉部と、内外間を遮断するようにバリア層と、が設けられ、
当該注出具は、
前記第2の収容部が取り付けられるキャップと、
前記キャップの下方に配置され、前記容器本体の内部と連通する筒状体と、
前記筒状体の内部を上下に区分けする仕切体と、
前記キャップの容器本体側への移動によって、前記薄肉部及び前記仕切体をそれぞれ破断する破断手段と、
を備えていることを特徴とする二室容器。 A container body having a first housing part capable of housing the contents, and a pouring tool attached to one end of the container body, the second housing part capable of housing other contents in the pouring tool A two-chamber container comprising:
The second accommodating portion is provided with a thin portion that can be broken at an end surface, and a barrier layer so as to block the inside and outside,
The dispensing tool is
A cap to which the second accommodating portion is attached;
A cylindrical body disposed below the cap and communicating with the interior of the container body;
A partition that divides the inside of the cylindrical body vertically;
Breaking means for breaking the thin portion and the partition by moving the cap to the container body side,
A two-chamber container comprising:
前記仕切体からキャップ側に突出し、前記薄肉部を破断する第1の突起体と、
前記第2の収容部の下端から前記仕切体側に突出し、前記仕切体を破断する第2の突起体と、を具備し、
前記第2の突起体の長さよりも前記第1の突起体の方が長いことを特徴とする請求項1に記載の二室容器。 The breaking means is
A first protrusion that protrudes from the partition toward the cap and breaks the thin portion;
A second protrusion that protrudes from the lower end of the second housing portion toward the partition and ruptures the partition;
The two-chamber container according to claim 1, wherein the first protrusion is longer than the length of the second protrusion.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP2016159910A (en) * | 2015-02-27 | 2016-09-05 | 日本クロージャー株式会社 | Mixer |
JP2017517449A (en) * | 2014-05-07 | 2017-06-29 | アールピーシー ブラムラゲ ゲーエムベーハー | Mixing closure device for containers |
JP2018062382A (en) * | 2016-10-11 | 2018-04-19 | 利恵 牧田 | Bottle cap and manufacturing method thereof |
JP2019182539A (en) * | 2018-04-03 | 2019-10-24 | 牧田 利恵 | Bottle cap |
-
2012
- 2012-07-27 JP JP2012167159A patent/JP2014023772A/en active Pending
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