JP2014023156A - レシーバ利得適応に基づいてトランスミッタ等化係数を適応させるための方法および装置 - Google Patents

レシーバ利得適応に基づいてトランスミッタ等化係数を適応させるための方法および装置 Download PDF

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Abstract

【課題】レシーバ利得適応に基づいてトランスミッタ等化係数を適応させるための方法および装置を提供する。
【解決手段】チャネルを介してレシーバと通信するトランスミッタの等化係数は、レシーバの中の増幅器についての利得値が、増幅器の限度内にあるかどうかを決定すること、および利得値が増幅器の上限または下限を満たさない場合に、トランスミッタの等化係数に対する1つまたは複数の調整を防止することにより適応させられる。利得調整は、例えば、トランスミッタの等化係数についてのアップ要求およびダウン要求を含んでいる。1つまたは複数のイネーブル・フラグは、オプションとして、利得値が、増幅器の限度内にあるかどうかに基づいて、設定され得る。
【選択図】図1

Description

多数のデータ通信アプリケーションにおいては、シリアライザおよびデシリアライザ(serializer and de−serializer:SerDes)デバイスは、シリアル・リンクを通してパラレル・データの伝送を容易にする。パラレル・データは、レシーバに対する通信チャネルを通しての伝送の前に、トランスミッタにおけるシリアライザによってシリアル・データに変換される。レシーバの中のデシリアライザは、シリアル・データをパラレル・データへと変換する。レシーバに到着する信号は、通常、シンボル間干渉(ISI:intersymbol interference)、クロストーク、エコーおよび他のノイズによって破損される。したがって、レシーバは、通常、多くの場合にいくつかの異なる等化技法を使用して、そのような歪みを補償するようにチャネルを増幅し、等化する。例えば、決定フィードバック等化(DFE:Decision−feedback equalization)は、シンボル間干渉を取り除くために、広く使用される技法である。決定フィードバック等化器についての詳細な考察のためには、例えば、各々が参照により本明細書に組み込まれているR.Gitlin等、Digital Communication Principles、(Plenum Press 1992年)と、E.A. LeeおよびD.G.Messerschmitt、Digital Communications、(Kluwer Academic Press、1988年)を参照されたい。等化はまた、トランスミッタによって使用されて、伝送に先立って信号を事前に条件付ける(例えば、プリエンファシス(pre−emphasize)する)こともできる。
等化には、一般に、等化パラメータを確立するためのチャネルの伝達関数の推定値が必要である。しかしながら、通信チャネルの周波数依存の信号劣化特性は、多くの場合に、時間とともに変化し、または先験的に知られていない可能性がある。したがって、そのような環境においては、適応等化は、時間とともに等化パラメータを変化させて信号劣化を軽減するために、多くの場合に使用される。このようにして、等化は、チャネル特性、または温度や湿度などの周囲条件の変化に適応的に応答する可能性があり、かつ/またはデフォルト値から現在のチャネル特性へと適応させることができる。適応アルゴリズムは、一般的に、信号統計または信号スペクトルに従って、フィルタ係数を適応させる。例えば、最小二乗平均(LMS:least mean square)適応技法は、時間とともに受信された信号の観察に基づいて等化パラメータを確立するために、多くの場合に使用される。
しかしながら、トランスミッタにおける等化パラメータの適応は、レシーバにおいて実行される利得の調整および/または等化に悪影響を及ぼす可能性がある(または逆も同様である)。例えば、高い減衰のチャネルの場合には、トランスミッタにおける等化器の係数が、多くの場合に、それらの上限に向かって増大され、レシーバにおける可変利得増幅器(VGA:variable gain amplifier)が、同様にその上限に落ち着くようにさせることが分かっている。それゆえに、VGAの出力は、送信等化器によってエンファシスされる、さらなる増大に従わないことになる。結果として、データ・アイ開口部は、さらに小さくなり、レシーバにおけるジッタ耐性が、低減される。
米国特許出願公開第2010/0046598号
レシーバにおける利得適応に基づいてトランスミッタの等化係数を調整する改善された適応等化技法についての必要性が、それゆえに存在している。
一般に、レシーバの利得適応に基づいてトランスミッタの等化係数を適応させるための方法および装置が、提供される。本発明の一実施形態によれば、チャネルを介してレシーバと通信するトランスミッタの等化係数は、レシーバの中の増幅器についての利得値が、増幅器の限度内にあるかどうかを決定すること、およびその利得値が、増幅器の限度を満たさない場合に、等化係数に対する1つまたは複数の調整を防止することにより、適応させられる。
本発明の一実施形態においては、利得調整は、トランスミッタの等化係数についてのアップ要求とダウン要求とを含んでいる。例えば、上方調整要求は、利得値が、増幅器の下限を満たさない場合に、防止され得、下方調整要求は、利得値が、増幅器の上限を満たさない場合に、防止され得る。さらに、1つまたは複数のフラグは、利得値が、増幅器の限度内にあるかどうかに基づいて、オプションとして設定され得る。トランスミッタの等化係数の調整についてのトランスミッタへの伝送は、フラグに基づいてオプションとして、イネーブルにされ、またはディスエーブルにされる。
本発明の実施形態についてのより完全な理解は、以下の詳細な説明と、図面とを参照することにより得られるであろう。
本発明の実施形態を使用することができる通信システムのブロック図である。 図1のスライサによる、一連のデータ・アイについてのサンプリングを示す図である。 図2のエラー・スライサを適応させるVGA/H0適応ブロックを示すブロック図である。 TXFIRフィルタ係数適応ブロックを示すブロック図である。 例示のデータ・スライサおよびエラー・スライサを用いてオーバーレイされるデータ・アイ図である。 本発明の一実施形態を組み込んでいる制限されたTXFIR適応プロセスを説明するフロー・チャートである。 本発明の一実施形態を組み込んでいる制限されたTXFIR適応システムのブロック図である。
本発明の実施形態は、レシーバにおけるVGA利得適応に基づいてトランスミッタの等化係数を調整する適応等化技法においては明らかである可能性がある。上記で示されるように、トランスミッタにおける(例えば、TXFIRフィルタについての)等化係数が、それらの負の値において増大されるときに、レシーバの中のVGAは、その上限に落ち着く可能性がある。それゆえに、レシーバの中のVGAの出力は、送信等化器によるエンファシスのさらなる増大に従うことはなくなる。結果として、データ・アイ開口部は、さらに小さくなり、またジッタ耐性は、悪化させられることになる。本発明の一実施形態によれば、トランスミッタの等化係数の適応は、等化器が、着信する受信信号を必要とされるレベルまで増幅するVGAの能力を超えることができないように制限される。一実施形態においては、VGA利得適応は、監視され、またVGAが上限または下限に到達するときに、送信等化器の係数のさらなる調整は防止される。
図1は、本発明の実施形態を使用することができる通信システム100のブロック図である。図1に示されるように、通信システム100は、チャネル120を介して通信する2つのSerDesデバイス110−1および110−2を備える。図1の構成においては、SerDesデバイス110−1は、送信モードで動作しており、またSerDesデバイス110−2は、受信モードで動作している。さらに、以下でさらに論じられるように、受信SerDesデバイス110−2における適応アルゴリズムは、送信SerDesデバイス110−1についての1つまたは複数の適応等化パラメータを決定し、これらの適応等化パラメータは、バック・チャネル130を使用して受信SerDesデバイス110−2から送信SerDesデバイス110−1へと通信される。
上記で示されるように、パラレル・データは、受信SerDesデバイス110−2に対する通信チャネル120を通しての伝送の前に、送信SerDesデバイス110−1の中のシリアライザ112によってシリアル・データへと変換され、この受信SerDesデバイス110−2においては、それは、デシリアライザ148によってシリアル・データからパラレル・データへと変換される。シリアル化された送信データは、送信有限インパルス応答(TXFIR:transmit finite impulse response)フィルタ114によって事前に条件付けされて(例えば、プリエンファシスされて)、知られているやり方でチャネル120によって引き起こされる障害について補償される。TXFIRフィルタ114についての係数は、式(1)および図4に関連して以下でさらに論じられるように、受信SerDesデバイス110−2の中のレシーバ等化(RXEQ:receiver equalization)適応ブロック160の内部の適応アルゴリズムによって決定される。
図1に示されるように、TXFIRフィルタ114のフィルタがかけられたシリアル出力は、チャネル120に対して適用され、また受信SerDesデバイス110−2によって受信される。受信信号は、可変利得増幅器(VGA)140によって最初に増幅され、次いで、典型的には、調整可能な高域フィルタを使用してチャネル障害をさらに軽減するために、レシーバ・フロント・エンド(RXFE:receiver front end)142の中で強化される。RXFE142の出力は、加算器144に対して適用される。さらに、決定フィードバック等化器(DFE:Decision−feedback equalizer)150からのDFE補正は、フィードバックするようにして加算器144に適用されて、DFE補正された信号141を生成する。DFE補正は、チャネル120において起こるシンボル間干渉(ISI:Inter Symbol Interference)について補正する。次いで、DFE補正された信号141は、スライサ146によってサンプリングされる。図2に関連して以下でさらに論じられるように、スライサ146は、典型的には、シリアル・データと、ビット・クロックとを回復するために、各シリアル・ビット持続時間の単位間隔(UI:Unit Interval)の間に1回または複数回、シリアル・データをサンプリングする。スライサ146からのサンプリングされたシリアル・データは、次いで、デシリアライザ148によって非シリアル化される。デシリアライザ148からの回復されたデータは、DFE150によりフィードバック・ループの中で処理されて、DFE補正を生成する。ビット・クロックの回復と、他のタイミング課題とは、当業者にはよく知られている。
デシリアライザ148からの回復されたデータはまた、受信SerDesデバイス110−2の中のRXEQ適応ブロック160の内部の1つまたは複数の適応アルゴリズムによって処理されて、VGA140と、RXFE142と、DFE150とについての等化パラメータを決定する。概して、適応は、RXEQ適応ブロック160を通して、回復されたデータと、エラー情報とを使用して実行される。RXEQ適応ブロック160の内部の適応アルゴリズムは、例えば、よく知られたLMSアルゴリズム、またはゼロ・フォーシング(ZF:Zero Forcing)アルゴリズムとして実装されることもある。例示の適応アルゴリズムは、「例示の適応アルゴリズム(Exemplary Adaptation Algorithms)」と題名が付けられた節において以下でさらに論じられる。例えば、VGA140は、RXEQ適応ブロック160から利得制御信号を受信する。RXFE142と、DFE150とは、RXEQ適応ブロック160からフィルタ係数を受信する。
さらに、上記で示されるように、送信SerDesデバイス110−1の中のTXFIRフィルタ114についてのフィルタ係数の調整は、またRXEQ適応ブロック160によって決定される。例えば、RXEQ適応ブロック160は、LMSアルゴリズムを使用して、異なるTXFIR係数についてのTXFIRのアップ調整要求またはDN(ダウン)調整要求を生成することができる。RXEQ適応ブロック160によって生成されるTXFIRのアップ調整要求またはダウン調整要求は、TXFIRフィルタ114の中のメイン・カーソル、プレ・カーソル、ポスト・カーソルについてのエンファシスの量を変更し、このようにしてリモートの送信SerDesデバイス110−1を特定のチャネル120の状態に対してトレーニングする。プレ・カーソルTXFIR係数と、ポスト・カーソルTXFIR係数とは、通常、プリエンファシス(pre−emphasis)を生成する負の値である。したがって、ダウン調整要求は、プリエンファシスの量における増大を示し、またアップ調整要求は、プリエンファシスの量における低減を示す。
RXEQ適応ブロック160は、決定されたTXFIR係数の調整をリンク・ロジック165に対して適用し、これは、次には、係数調整要求を受信SerDesデバイス110−2の送信(TX)部分170に対して適用する。受信SerDesデバイス110−2のTX部分170は、係数についてのアップ要求またはDN(ダウン)要求をバック・チャネル130を介してSerDesデバイス110−1の受信(RX)部分116に対して送信する。リンク・ロジック118は、係数についての受信されたフィルタのアップ要求またはダウン要求をTXFIRフィルタ114に対して適用し、このようにしてプリエンファシスの量またはメイン・カーソル値を変更する。
本発明は、2つのSerDesデバイス110−1および110−2を有する通信システム100の文脈で説明されるが、本発明は、トランスミッタからレシーバへのシリアル通信を有する任意の通信システムに対して適用することもでき、またここでは、等化アップデートは、当業者には明らかになるように、レシーバからトランスミッタへと提供されることもある。
図2は、スライサ146による、DFE補正された信号141に対応する一連のデータ・アイ210−1ないし210−3についてのサンプリングを示すものである。図1のスライサ146は、2つのデータ・スライサ220−Dおよび220−Di−1と、遷移スライサ230−Tと、エラー・スライサ240−Eとを備える。CDRが、1つの実施形態において着信するデータに適切にロックされるときに、遷移スライサ230−Tは、レベル「0」に交差するデータ遷移の統計的中央値に揃えられ、データ・スライサ220−Dは、ゼロの垂直(電圧)オフセットを有するデータ・アイの統計的中心値に揃えられ、またエラー・スライサ240−Eは、データ・スライサ220−Dと同じタイミング・アラインメントを有するが、H0の垂直オフセットを有しており、典型的には、図5に関連して以下でさらに論じられるように、データ・レベルの統計的中央値の中のエラー・スライサ240−Eをアイの中心(内側データ・アイと、外側データ・アイとの間の統計的中央値)に位置づけている。H0垂直オフセットは、VGA適応の一部分として達成され、またエラー・スライサ240−Eは、知られているやり方で、すべてのRXEQパラメータ、ならびにリモートのTXFIR係数についてのLMS適応アルゴリズムにおいて使用される。データ・アイ当たりに1つまたは複数のエラー・スライサ240−Eが存在していることもある。
例示の適応アルゴリズム
DFE係数、c、についてのLMS適応アルゴリズムは、データ・アイ当たりに1つのエラー・スライサについての例示の場合において、以下の式によって記述され得る。
Figure 2014023156
式(1)において、データ・スライサ220−Dからの現在のデータ・サンプルDが、エラー・オフセットEsignと同じ符号(sign)を有する場合、そのときには排他的なNOR(「XNOR」)オペレーションは、係数インデックスnによるデータ・サンプル・オフセットDk−nと、エラー・スライサ240−Eからの現在のエラー・サンプル、Eとに対して適用され、またアップ調整またはダウン調整として係数値の中に蓄積される。
リモートのTXFIRフィルタ114についての係数についての適応アルゴリズムは、プレ・カーソル適応およびポスト・カーソル適応についての対応する+1または−1のインデックス・オフセットnを有する式(1)によって説明される可能性もある。
図2のVGA140についての利得調整と、エラー・ラッチ、240−E、についてのオフセットH0とについての適応アルゴリズムは、類似している。H0適応と、VGA適応との相互依存については、図3に関連して以下でさらに論じられる。
概して、図2のエラー・ラッチ、240−E、についてのオフセットH0についての適応は、
Figure 2014023156
のように記述され得る。
式(2)において、データ・スライサ220−Dからの現在のデータ・サンプルDが、エラー・オフセットEsignと同じ符号を有する場合、そのときには排他的なNOR「XNOR」オペレーションは、現在のデータ・サンプルDと、エラー・スライサ240−Eからの現在のエラー・サンプル、E、とに対して適用され、またアップ調整またはダウン調整としてエラー・スライサ・オフセット値の中に蓄積される。
等化適応技法のより詳細な考察のためには、例えば、参照により本明細書に組み込まれている「Adaptation Of A Linear Equalizer Using A Virtual Decision Feedback Equalizer(VDFE)」という名称の米国特許出願公開第2010/0046598号を参照されたい。
図3は、式(2)に基づいたVGA/H0適応ブロック300を示すブロック図である。図3に示されるように、データ・スライサ220−Dからの現在のデータ・サンプルDと、エラー・スライサ240−Eからの現在のエラー・サンプル、E、とは、式(2)によって記述されるアップ/ダウン決定ブロック310に対して適用され、次いで、アキュムレータ320は、H0の現在のレベルに、それぞれ加算することにより、または現在のレベルから減算することにより、それらの値を蓄積する。コンパレータ330は、典型的には、全範囲のH0制御よりも狭いH0についての上限および下限を受信する。H0の限度の間の範囲は、VGA制御の1つのステップに関係づけられ、またこのステップよりも大きくするべきである。コンパレータ330が、H0制御が上限または下限のH0限度に到達していることを決定するときはいつでも、H0アキュムレータは、フィードバック経路335を使用して、(上限と下限との間の)その再スタート・レベルにリセットされ、またVGA制御340は、1だけ増分され、または減分される。例えば、H0適応がそのアキュムレータ320が、下限に到達するようにさせる場合、そのときにはチャネル120からの信号は、十分に強くはなく、また信号は、(VGA140に対して加えられる利得調整信号を増大させることにより)より高い増幅を得るべきである。この場合には、VGA利得調整信号(制御)は、1だけ増分される。
図3に示されるアルゴリズムは、H0が、対応する下限と上限との間の安定したレベルに落ち着くまで、またはVGA制御340が、所定の下限または上限(すべての限度は、典型的にはプログラマブルである)に到達するまで、実行される。後者の場合には、VGA制御340は、対応して下限または上限において停止し、またH0は、使用可能な範囲内のどこでもそのプリセットされた限度を超えて蓄積することが許可される。この場合には、VGA増幅は、十分でない可能性があり、また垂直アイ開口部は、悪影響を受ける可能性があり、劣ったジッタ耐性をもたらす。逆に、VGA制御340が下限に到達する場合、これは、信号が十分に減衰され得ないことを意味することもあり、またRXFE142を通して、典型的には増幅の欠如ほど致命的ではない飽和を受ける可能性があるが、望ましくない非線形効果を引き起こしてしまう可能性がある。
図4は、式(1)に基づいてリモートのTXFIRフィルタ114についてのTXFIRフィルタ係数適応ブロック400を示すブロック図である。図4に示されるように、データ・スライサ220−Dからの現在のデータ・サンプルD、およびエラー・スライサ240−Eからの現在のエラー・サンプル、E、ならびに対応するデータ・スライサ220からの先行のデータ・サンプル、または後続のデータ・サンプルDk+/−1は、式(1)によって記述されるアップ/ダウン決定ブロック410に適用され、次いで、アキュムレータ420は、それぞれ、現在のアキュムレータ420の値に、加算することにより、または現在のアキュムレータ420の値から減算することにより、それらの値を蓄積する。アキュムレータ420が、上限または下限に到達する場合、クリップ・ブロック430は、値をラッチし、また値は、リモートのSerDes110−1に対してバック・チャネル130を通して送信されるべきアップ要求またはダウン要求としてリンク・ロジック165へと伝えられる。このようにして、TXFIR係数値は、通信チャネル120のパラメータに合わせて調整される。
図5は、データ・スライサ220−Dと、エラー・スライサ240−Eとを用いてオーバーレイされたデータ・アイ図500を示すものである。データ・アイは、内部アイ510とも称される内部アイ開口部510を有しており、この内部アイ開口部は、トレースが通過していない最小の開口部である。さらに、データ・アイは、外部アイ520とも称される外部アイ開口部520を有しており、この外部アイ開口部は、データ・アイの最大のものである。多数の実用的なアプリケーションにおいては、データ・スライサ220−Dは、ゼロの垂直(電圧)オフセットを伴ってデータ・アイの統計的中心値に揃えられ、またエラー・スライサ240−Eは、データ・スライサ220−Dと同じタイミング・アラインメントを有するが、ただしH0の垂直オフセットを伴っており、典型的には、アイの中心(内部アイ510と、外部アイ520との間の統計的中央値)におけるデータ・レベルの統計的中央の中にエラー・スライサ240−Eを位置づけている。
内部アイ510と外部アイ520との上の等化の影響
概して、等化は、データ・アイのサイズを開く(すなわち、データ・マージンを増大させる)ことを目指している。それにもかかわらず、等化は、外部アイ520が低減する量よりも少ない量だけ内部アイ510を増大させる(例えば、外部アイ520は、内部アイ510が開くよりももっと閉じる)ことができることが分かっている。これは、内部アイ510と、外部アイ520との間の統計的中央値を低減するようにさせることになり、またエラー・ラッチ240−Eについてのオフセット・レベルH0は、より低い値に再適応させることになる。H0レベルへの低減は、次には、図3に関連して上記で考察されるように、VGA利得調整における増大を引き起こす可能性がある。
外部アイ520が閉じるよりも少ない程度まで内部アイ510に開くようにさせるいくつかのファクタが存在している。例えば、TXFIRフィルタ114は、典型的には、限られた帯域幅を有しており、また低域通過フィルタとしての役割を果たす。したがって、シリアル・データの中のより低い周波数成分は、プリエンファシス・レベルと同じ劣化を受けないようになる。
上記で示されるように、送信SerDes110−1における等化パラメータの適応は、受信SerDes110−2において実行される利得調整および/または等化に悪影響を及ぼす可能性がある(または逆もまた同様である)。例えば、高減衰チャネルの場合には、送信SerDes110−1におけるTXFIR114についての係数は、多くの場合に、それらの負の上限に向かって増大され、受信SerDes110−2におけるVGA140に、同様にその上限に落ち着くようにさせることが分かっている。したがって、VGA140の出力は、TXFIRフィルタ114によるエンファシスのさらなる増大に従うことはない。結果として、データ・アイ開口部は、より小さくなり、またレシーバにおけるジッタ耐性は、低減される。
図6は、本発明の限られたTXFIR適応プロセス600の一実施形態を説明するフロー・チャートである。限られたTXFIR適応プロセス600は、例えば、RXEQ適応ブロック160によって実装されることもある。概して、限られたTXFIR適応プロセス600は、TXFIR114が、VGA140の能力を超えて、着信RX信号を必要とされるレベルまで増幅することのないようにする。
図6に示されるように、限られたTXFIR適応プロセス600は、最初に、ステップ610中にTXFIRフィルタ114のプレ・カーソルと、ポスト・カーソルと、メイン・カーソルとについてのアップ/ダウン調整要求を蓄積する。テストが、ステップ620中に実行されて、要求が、アップ要求(プリエンファシスにおける低減は、内部アイ510における低減と、外部アイ520における増大とを引き起こす)であるかどうかを決定する。ステップ620中に、要求がアップ要求(例えば、01という2進値)であることが決定される場合、そのときにはさらなるテストが、ステップ630中に実行されて、VGA140が、既にその下限にあるかどうかを決定する。ステップ630中に、VGA140が、既にその下限にあることが決定される場合、そのときにはアップ要求は、ステップ650において抑制され、またバック・チャネル140を介して送信されない。しかしながら、ステップ630中に、VGA140が、その下限にないことが決定される場合、そのときにはアップ要求は、ステップ640中にバック・チャネル140を介して送信されることが許可される。
しかしながら、ステップ620中に、要求が、アップ要求ではないことが決定された場合、そのときにはさらなるテストが、ステップ660中に実行されて、要求が、ダウン要求(例えば、11の2進値または−1の2の補数)であるかどうかを決定し、次いでさらなるテストが、ステップ670中に実行されて、VGA140が、既にその上限にあるかどうかを決定する。ステップ670中に、VGA140が、既にその上限にあることが決定される場合、そのときにはダウン要求(プリエンファシスにおける増大)は、ステップ680において抑制され、またバック・チャネル140を介して送信されない。しかしながら、ステップ670中に、VGA140が、その上限にないことが決定される場合、そのときにはダウン要求は、ステップ690中にバック・チャネル140を介して送信されることが許可される。
最終的には、ステップ620中に、要求が、アップ要求ではないことが決定され、またステップ660中に、要求が、ダウン要求ではないことが決定された場合、そのときには要求は、ステップ695中にバック・チャネル140を通して送信されない。
同じアルゴリズムが、メイン・カーソルと、プレ・カーソルと、ポスト・カーソルとについて独立して実行されることに留意されたい。
図7は、本発明の限られたTXFIR適応システム700の一実施形態のブロック図である。図7に示されるように、限られたTXFIR適応システム700は、図3のVGA/H0適応ブロック300と、図4のTXFIR適応ブロック400とを備える。図3のVGA/H0適応ブロック300は、それぞれVGAの上限と、下限とが、いつ到達されているかを示す2つのフラグ705−Hと705−Lとを生成するように修正されている。
さらに、限られたTXFIR適応システム700は、それぞれアップ/ダウン要求をゲートする要求ゲート・ブロック(request gating blocks)710、720を含んでいる。図7に示されるように、要求ゲート・ブロック710は、TXFIR適応ブロック400からのアップ要求、ならびにVGA140がその下限に到達しているかどうかを示すVGAフラグ705−Lを受信する。VGA下限フラグ705−Lは、要求ゲート・ブロック710についてのディスエーブル信号としての機能を果たす。概して、要求ゲート・ブロック710により、アップ要求は、VGA140が下限の上にある限り、バック・チャネル140へと通過することができるようになる。
同様に、要求ゲート・ブロック720は、TXFIR適応ブロック400からのダウン要求、ならびにVGA140が、その上限に到達しているかどうかを示すVGAフラグ705−Hを受信する。VGA上限フラグ705−Hは、要求ゲート・ブロック720についてのディスエーブル信号としての機能を果たす。概して、要求ゲート・ブロック720により、ダウン要求は、VGA140が、下限の下にある限り、バック・チャネル140へと通過することができるようになる。
他の利点のうちでも、開示された例示の改善された適応等化技法は、VGA利得適応に基づいてTXFIR係数を調整し、またVGAの限度を超えているTXFIR係数を確立しない。
本発明の技法のうちの少なくとも一部分は、1つまたは複数のICの形で実装されることもある。ICを形成する際に、ダイは、典型的には、半導体ウェーハの表面の上で反復されたパターンの形で製造される。ダイの各々は、本明細書において説明されるストリップライン・デバイスを含んでおり、また他の構造または回路を含むことができる。個別のダイは、ウェーハから切り出され、またはダイシングされ、次いで集積回路としてパッケージングされる。当業者なら、どのようにしてウェーハをダイシングし、またダイをパッケージングして、集積回路を製造するかを知っているであろう。そのようにして製造された集積回路は、本発明の一部分と考えられる。
本発明によるICは、多数のアプリケーション・システムおよび/または電子システムの形で使用される可能性がある。本発明を実装するための適切なシステムは、それだけには限定されないが、通信デバイスと、ケーブル・テレビジョン信号および他の高速信号を配信するためのデバイスとを含むことができる。そのような集積回路を組み込んでいるシステムは、本発明の一部分と考えられる。本明細書において提供される本発明の教示を与えられると、当業者なら、本発明の技法の他の実装形態とアプリケーションとを企図することができるであろう。
方法を利用して、本発明の集積回路の実施形態を形成することができる。集積回路設計は、グラフィカル・コンピュータ・プログラミング言語の形で作り出されることもあり、またコンピュータ・ストレージ媒体(ディスク、テープ、物理的ハード・ドライブ、ストレージ・アクセス・ネットワークなどにおける仮想ハード・ドライブなど)に記憶されることもある。記憶された設計は、フォトリソグラフィー・マスクの製造のための適切なフォーマット(例えば、グラフィック設計システムII(GDSII:Graphic Design System II))へと変換されることもあり、このフォトリソグラフィー・マスクは、典型的には、ウェーハに形成される集積回路設計の複数のコピーを含んでいる。フォトリソグラフィー・マスクを利用して、エッチングされ、または他の方法で処理されるべきウェーハ(および/またはその上のレイヤ)のエリアを定める。
結果として得られる集積回路は、ベア・ダイとして、またはパッケージングされた形態で、生のウェーハの形態で(すなわち、複数のパッケージングされていない集積回路を有する単一のウェーハとして)製造業者によって流通させられることもある。後者の場合には、集積回路は、単一の集積回路パッケージ(例えば、マザーボードまたは他のより高レベルのキャリアに取り付けられるリードを有するプラスチック・キャリア)の形で、あるいは複数の集積回路のパッケージ(例えば、表面相互接続または埋込み相互接続のいずれかまたは両方を有するセラミック・キャリア)の形でマウントされる。いずれの場合にも、集積回路は、中間製品(例えば、マザーボード)または最終製品のいずれかの一部分として他のチップ、ディスクリート回路要素、および/または他の信号処理デバイスと一体化される可能性がある。最終製品は、集積回路を含む任意の製品とすることができる。
本明細書において示され、また説明される実施形態および変形形態は、本発明の原理についての単に例示的なものにすぎないこと、また様々な修正形態は、本発明の範囲および趣旨を逸脱することなく当業者によって実装され得ることを理解すべきである。

Claims (10)

  1. チャネルを介してレシーバと通信するトランスミッタの中の等化器の係数を適応させる方法であって、
    前記レシーバの中の増幅器についての利得値が前記増幅器の限度内にあるかどうかを決定するステップと、
    前記利得値が前記増幅器の前記限度を満たさないときには、前記等化器係数に対する1つまたは複数の調整を防止するステップとを備える、方法。
  2. 前記調整は前記等化器係数についてのアップ要求およびダウン要求を含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記利得値が前記増幅器の前記限度内にあるかどうかに基づいて、1つまたは複数のフラグを設定するステップをさらに備える、請求項1に記載の方法。
  4. 前記等化器は、送信有限インパルス応答(TXFIR)フィルタおよび可変利得増幅器のうちの1つまたは複数を備える、請求項1に記載の方法。
  5. チャネルを介してレシーバと通信するトランスミッタの中の等化器の1つまたは複数の係数を適応させる装置であって、
    メモリと、
    前記メモリに結合された少なくとも1つのハードウェア・デバイスであって、
    前記レシーバの中の増幅器についての利得値が前記増幅器の限度内にあるかどうかを決定し、そして、
    前記利得値が前記増幅器の前記限度を満たさないときには、前記等化器係数に対する1つまたは複数の調整を防止する、ように動作可能である前記少なくとも1つのハードウェア・デバイスとを備える、装置。
  6. 前記調整は前記係数についてのアップ要求およびダウン要求を含む、請求項5に記載の装置。
  7. 前記少なくとも1つのハードウェア・デバイスは、前記利得値が前記増幅器の前記限度内にあるかどうかに基づいて、1つまたは複数のフラグを設定するようにさらに構成される、請求項5に記載の装置。
  8. チャネルを介してレシーバと通信するトランスミッタの中の等化器の係数を適応させる製品であって、実行されるときに、
    前記レシーバの中の増幅器についての利得値が前記増幅器の限度内にあるかどうかを決定するステップと、
    前記利得値が前記可変利得増幅器の前記限度を満たさないときには、前記係数に対する1つまたは複数の調整を防止するステップと、
    を実施する1つまたは複数のプログラムを含む有形の機械読取可能記録可能媒体を備える、製品。
  9. チャネルを介してレシーバと通信するトランスミッタの中の等化器の係数を適応させる集積回路であって、
    前記レシーバの中の増幅器についての利得値が前記増幅器の限度内にあるかどうかを決定するように動作可能な利得制限回路と、
    前記利得値が前記増幅器の前記限度を満たさないときには、前記係数に対する1つまたは複数の調整を防止するように動作可能な要求ゲート回路と、
    を備える集積回路。
  10. 前記調整は前記係数についてのアップ要求およびダウン要求を含む、請求項9に記載の集積回路。
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