JP2014021869A - Rdf表現の生成方法、プログラム、及びシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】仕様変更に影響されないように、RDF生成のためのコードの開発を進めることを可能とする技法を提供すること。
【解決手段】 この発明のシステムは、Linked Data使用ツールなどからURIを受け取り、URIからシードとなるオブジェクトを特定する。次に、そのオブジェクトの型から適切なマッピング・ファイルを特定し、そこから(部分)型情報を生成する。そして、生成した型情報を参照して、シードから再帰的にたどってオブジェクトを収集する。次にシステムは、収集したオブジェクトのグラフをRDF変換器に渡す。RDF変換器は、マッピング・ファイルを参照して、オブジェクトのグラフをRDFに変換して出力する。
【選択図】 図9
【解決手段】 この発明のシステムは、Linked Data使用ツールなどからURIを受け取り、URIからシードとなるオブジェクトを特定する。次に、そのオブジェクトの型から適切なマッピング・ファイルを特定し、そこから(部分)型情報を生成する。そして、生成した型情報を参照して、シードから再帰的にたどってオブジェクトを収集する。次にシステムは、収集したオブジェクトのグラフをRDF変換器に渡す。RDF変換器は、マッピング・ファイルを参照して、オブジェクトのグラフをRDFに変換して出力する。
【選択図】 図9
Description
この発明は、コンピュータの処理により、所定のデータからRDF表現を生成するための方法、プログラム、及びシステムに関するものである。
近年、特開2005−242934号公報、あるいは特開2006−302085号公報に記載されているように、ウェブ上にあるリソースを記述する仕組みとして、RDF(Resource Description Framework)形式が採用されている。また、Christian Bizer, Tom Heath, Tim Berners-Lee, Linked Data-The Story So Far, International Journal on Semantic Web and Information Systems, 5(3), 2009には、RDF形式のデータをウェブの仕組みの上で連携させて使用するLinked Dataが、グローバルな情報公開の仕組みとして記述されている。さらに、Open Services for Lifecycle Collaboration (OSLC), http://open-services.net/には、企業内の情報連携としてLinked Dataを活用することが記述されている。
Linked Dataを提供するツールには、RDFデータを格納しておいて提供するツールと、既存ツールが管理する、RDFになっていないデータをRDFに変換して提供するツールがある。
また、Linked Dataを使用するツールには、ユーザ要求に従ってリンクを辿ってデータを得るツールと、データ・アクセスの効率化のために、予めLinked Data提供ツールをクロールしてインデックスを作成しておくツールとがある。
図1は、このようなツールを利用するための、複数のコンピュータをネットワーク接続した構成の例を示す図である。すなわち、典型的にはLANまたはWANであるネットワーク102には、コンピュータ104、106、108、110、112、114、116、及び118が接続されている。コンピュータ104とコンピュータ110にはRDFデータを格納しておいて提供するツールが格納されている。
コンピュータ106とコンピュータ112には、既存ツールが格納されている。ここでいう既存ツールが扱うデータとは、リレーショナル・データベースに格納されているレコード、既存ツールのAPIでアクセスされるアプリケーション記述言語のオブジェクト、XML、HTML、CSVなどの構造化されたデータである。
コンピュータ108とコンピュータ114には、それぞれコンピュータ106とコンピュータ112上の既存ツールが管理する、RDFになっていないデータをRDFに変換して提供するツール、すなわち、Linked Data変換/提供ツールが格納されている。
コンピュータ116には、ユーザ要求に従ってリンクを辿ってデータを得るツールが格納されている。コンピュータ118には、データ・アクセスの効率化のために、予めLinked Data提供ツールをクロールしてインデックスを作成しておくツールが格納されている。
さて、図1に示すように、多数のアプリケーションをLinked Dataに対応させるためには、各アプリケーションのオブジェクトを、RDFとして変換する必要がある。
このため知られている従来技術の1つとして、図2に概要を示す構成がある。このような構成では、オブジェクト・レポジトリ202の全体が一括して静的にRDF204に変換され、Linked Data使用ツール206からのURI208による問い合わせに応答して、この構成は、対応するRDF210を返す。しかし、このような構成では、オブジェクト・レポジトリ202の一部でも更新があると、オブジェクト・レポジトリ202の全体のRDF204への変換をやり直す必要があるので、非効率であった。
そこで、これを改良する従来技術として、図3に示す構成が知られている。このような構成では、Linked Data使用ツール302からURI304を受け取って、API呼び出し306を行い、オブジェクト・レポジトリ308にアクセスするコード310が存在する。そして、このようなコード310の働きにより、オブジェクト・レポジトリ308からオブジェクト312が抽出され、RDF変換器314はマッピング・ファイル316を参照して、RDF318を生成し、Linked Data使用ツール302に渡す。なお、このようなAPI呼び出し306は例えば、http://jena.sourceforge.net/tutorial/RDF_API/に記述がある。また、マッピング・ファイルとは、RDF変換の依存関係や階層などのルールを規定するファイルである。しかし、このような構成では、RDFの仕様が変わって、必要なオブジェクトが変更になると、必然的にレポジトリにアクセスするためのコード310を変更する必要がある。このとき、オブジェクトのプロパティの数が多いなど、オブジェクトが複雑であると、コード310の変更にバグが入り込みやすいなどの問題がある。
Christian Bizer, Tom Heath, Tim Berners-Lee, Lined Data-The Story So Far, International Journal on Semantic Web and Information Systems, 5(3), 2009
Open Services for Lifecycle Collaboration (OSLC), http://open-services.net/
http://jena.sourceforge.net/tutorial/RDF_API/
従って、この発明の目的は、仕様変更に影響されないように、RDF生成のためのコードの開発を進めることを可能とする技法を提供することにある。
この発明は、上記従来の問題点を解決するために、従来はRDF変換のためだけに作成されていたマッピング・ファイルから型情報を生成することに着想したものである。そして、生成した型情報を参照し、シードのオブジェクトから再帰的にオブジェクトを収集する処理が行なわれる。
より詳しくは、この発明に従うシステムは、次のような処理を行なう。
(1) システムが、Linked Data使用ツールなどからURIを受け取る。
(2) システムは、URIからシードとなるオブジェクトを特定する。次に、そのオブジェクトの型から適切なマッピング・ファイルを特定し、そこから(部分)型情報を生成する。マッピング・ファイルには、RDF生成に必要なオブジェクトの型の名前とプロパティ名、型同士の関係などが分かる情報が埋め込まれているので、このような処理が可能である。
(3) 次にシステムは、生成した型情報を参照して、シードから再帰的にたどってオブジェクトを収集する。
(4) 次にシステムは、収集したオブジェクトのグラフをRDF変換器に渡す。
(5) RDF変換器は、マッピング・ファイルを参照して、オブジェクトのグラフをRDFに変換して出力する。
(1) システムが、Linked Data使用ツールなどからURIを受け取る。
(2) システムは、URIからシードとなるオブジェクトを特定する。次に、そのオブジェクトの型から適切なマッピング・ファイルを特定し、そこから(部分)型情報を生成する。マッピング・ファイルには、RDF生成に必要なオブジェクトの型の名前とプロパティ名、型同士の関係などが分かる情報が埋め込まれているので、このような処理が可能である。
(3) 次にシステムは、生成した型情報を参照して、シードから再帰的にたどってオブジェクトを収集する。
(4) 次にシステムは、収集したオブジェクトのグラフをRDF変換器に渡す。
(5) RDF変換器は、マッピング・ファイルを参照して、オブジェクトのグラフをRDFに変換して出力する。
この発明によれば、マッピング・ファイルから型情報を生成し、その型情報を使用してオブジェクトを収集し、収集したオブジェクトのグラフをRDF変換するようにすることによって、オブジェクト・リポジトリ等の仕様変更に、最小の手間で対応可能となる。
以下、図面に従って、本発明の実施例を説明する。これらの実施例は、本発明の好適な態様を説明するためのものであり、発明の範囲をここで示すものに限定する意図はないことを理解されたい。また、以下の図を通して、特に断わらない限り、同一符号は、同一の対象を指すものとする。
本発明に係る機能は、図1における、Linked Data使用ツールからアクセスされて、非RDFのデータをRDFに変換して提供する、Linked Data格納/提供ツールなどに対応する。
図4は、本発明を実施するためのコンピュータのハードウェアの一例を示すブロック図である。
図4において、システム・バス402には、CPU404と、主記憶(RAM)406と、ハードディスク・ドライブ(HDD)408と、キーボード410と、マウス412と、ディスプレイ414が接続されている。CPU404は、好適には、32ビットまたは64ビットのアーキテクチャに基づくものであり、例えば、インテル社のPentium(商標)4、インテル社のCore(商標) 2 DUO、AMD社のAthlon(商標)などを使用することができる。主記憶406は、好適には、4GB以上の容量、より好ましくは、8GB以上の容量をもつものである。
ハードディスク・ドライブ408には、オペレーティング・システムが、格納されている。オペレーティング・システムは、Linux(商標)、マイクロソフト社のWindows(商標) 7、Windows XP(商標)、Windows(商標)2003サーバ、アップルコンピュータのMac OS(商標)などの、CPU404に適合する任意のものでよい。
ハードディスク・ドライブ408にはさらに、図5に関して後で説明する、メイン・プログラム502、オブジェクト・リポジトリ504、マッピング・ファイル506、オブジェクト収集モジュール508、RDF変換器514、通信モジュール516などが保存されている。また、RDF変換のためのAPIを提供するプログラム群もハードディスク・ドライブ408に保存されている。
メイン・プログラム502及びオブジェクト収集モジュール508は、C、C++、Java(R)などの既存のプログラミング言語処理系により、CPU404に適合する実行可能形式のコードを生成し得るコンパイラによって作成することができる。RDF変換器514は既存のプログラムでよい。
オブジェクト・リポジトリ504及びマッピング・ファイル506は、ハードディスク・ドライブ408にローカルに保存されているのでなく、遠隔のコンピュータ上のネットワークドライブ上に保存されていてもよい。
キーボード410及びマウス412は、オペレーティング・システムが提供するグラフィック・ユーザ・インターフェースに従い、ディスプレイ414に表示されたアイコン、タスクバー、テキストボックスなどのグラフィック・オブジェクトを操作するために使用される。
ディスプレイ414は、これには限定されないが、好適には、1024×768以上の解像度をもち、32ビットtrue colorのLCDモニタである。ディスプレイ414は例えば、RDF変換処理を操作する画面等を表示するために使用される。
通信インターフェース416は、好適には、イーサネット(R)プロトコルにより、ネットワークと接続されている。通信インターフェース416は、Linked Data使用ツールを格納するコンピュータ116からのリクエストを受け取ったり、Linked Data使用ツールを格納するコンピュータ116にRDF変換されたデータを送ったりする等のために使用される。
次に、図5を参照して、本発明の処理を実行するための機能要素につて説明する。図5において、メイン・プログラム502は、通信モジュール516を介してLinked Data使用ツールを格納するコンピュータ116からURIを受け取って処理を開始したり、処理結果を通信モジュール516を介してLinked Data使用ツールを格納するコンピュータ116に送り返したり、その他全体の処理を統合する機能を有する。
オブジェクト・リポジトリ504は、ローカルまたはリモートのディスクに保存され、RDF変換すべきデータを、所定の構造でもっている。
マッピング・ファイル506は、基本的にはオブジェクト・リポジトリ504におけるオブジェクトとRDFとの対応を示す情報を含む。例えば、オブジェクトがXMLで表現されていて、それを、RDFのXML表現であるRDF/XMLに変換するなら、XSLTによる変換が想定され、するとXSLTファイルがマッピング・ファイルとなる。あるいは、本出願人に係る特願2011−113456号明細書に記載されている技術の場合なら、オブジェクトのメタ情報であるクラス図と、RDFの形状との対応関係を示した情報を含むのがマッピング・ファイルとなる。
オブジェクト収集モジュール508は、メイン・プログラム502がLinked Data使用ツールからURIを受け取ることに応答して処理を開始する。そのURIを以って、オブジェクト収集モジュール508は、直接オブジェクト・リポジトリ504にアクセスするのでなく、一旦マッピング・ファイル506にアクセスして、(部分)型情報510を取り出して、主記憶406またはハードディスク・ドライブ408に保存する。次にオブジェクト収集モジュール508は、型情報510を以ってオブジェクト・リポジトリ504にアクセスし、型情報510に対応するオブジェクトを抽出し、オブジェクトのグラフ512として、主記憶406またはハードディスク・ドライブ408に保存する。オブジェクト収集モジュール508の機能は、図6と図7のフローチャートを参照して、後でより詳細に説明する。
RDF変換器514は、特にこの発明にとって特徴的なものである必要はなく、既存のRDF変換器でよい。RDF変換器514は、マッピング・ファイル506とオブジェクトのグラフ512の情報を使用してRDFファイルを生成し、メイン・プログラム502はそのRDFファイルを、URIを送ってきたLinked Data使用ツールに送り返す。
次に、図6と図7のフローチャートを参照して、オブジェクト収集モジュール508の処理について説明する。オブジェクト収集モジュール508は、src(シードとなるオブジェクト)と、tmap(マッピング・ファイル)を入力とし、tgt(要求されたRDFの生成に必要なオブジェクト群)を出力とする。ここで、シードとなるオブジェクトとは、URIから特定された、シードとなるオブジェクトのIDに対応するオブジェクトの型のことである。例えば、URIがhttp://www.sample1.com/AXZWとすると、このURIから、オブジェクトのIDとしてAXZWが特定され、そのIDをもつオブジェクトがシードのオブジェクトとなる。
図6は、オブジェクト収集モジュール508として呼び出されるメイン・ルーチンであるload(src,tmap)を示すフローチャートである。
ステップ602で呼び出されると、load(src,tmap)は、ステップ604でtgt := 空のオブジェクト集合とセットし、ステップ606でloadrec(src,tgt,tmap)を呼び出し、loadrec(src,tgt,tmap)の完了後、ステップ608でtgtを返す。
図7は、load(src,tmap)で呼び出されるloadrec(src,tgt,tmap)の処理を示すフローチャートである。
ステップ702でloadrec(src,tgt,tmap)が呼び出されると、loadrec(src,tgt,tmap)はステップ704で、src - tgtが空かどうか判断し、もしそうなら単にリターンする。ここの判断ステップは特に、後述するステップ722で再起呼び出しされるとき、意味をもつ。
src - tgtが空でないならloadrec(src,tgt,tmap)は、ステップ706で、src - tgtを型ごとにグループ化したオブジェクト配列の集合を用意し、それをSとする。
ステップ708では、loadrec(src,tgt,tmap)は、Sにおけるオブジェクト(型Ta)の1つの配列Aを選ぶ。すなわち、A ∈ Sである。なお、図7のフローチャートにおけるオブジェクトとは、RAM406上に読み込まれた、オブジェクト・リポジトリ504のオブジェクトであることに留意されたい。
ステップ710では、loadrec(src,tgt,tmap)は、tmapが参照している型情報から、Taの上位型のリストを取得し、それをLとおく。
ステップ712では、loadrec(src,tgt,tmap)は、tmapから、Lにある型のオブジェクトについてたどるべきプロパティ名リストを取得し、それをPとおく。
ステップ714では、loadrec(src,tgt,tmap)は、Aの一つの要素aを選び、それをtgtに追加する。
ステップ716では、loadrec(src,tgt,tmap)は、aについてプロパティp ∈ Pの値を取得し、それをBとおく。このとき、例えば、loadProperties(Object[], String[])及びgetProperty(String)が呼び出される。loadProperties(Object[], String[]) は、Object[]内のオブジェクトについてString[]にリストされたプロパティをレポジトリからロードするAPI関数であり、getProperty(String) は、オブジェクトのプロパティ名を通してプロパティの値をとるAPI関数である。
ステップ718では、loadrec(src,tgt,tmap)は、Bがオブジェクト(配列)かどうか判断し、もしオブジェクトまたはその配列であるなら、ステップ720に進む。そして、配列ならそのまま、また配列でないならBを配列として扱う、すなわち長さ1の配列B'とみなし、ステップ722でloadrec(B',tgt,tmap)を再起呼び出しする。
Bがオブジェクトでもその配列でもないなら、loadrec(src,tgt,tmap)はステップ724で、すべてのp ∈ Pを処理したかどうか判断し、もしそうならステップ726に進み、そうでないなら、ステップ716に戻る。戻ったステップ716では、Pのうち、まだ処理されていないp ∈ Pを選んで、処理を行なう。
ステップ726で、loadrec(src,tgt,tmap)は、すべてのa ∈ Aを処理したかどうか判断し、もしそうならステップ728に進み、そうでないなら、ステップ714に戻る。戻ったステップ714では、Aのうち、まだ処理されていないa ∈ Aを選んで、処理を行なう。
ステップ728で、loadrec(src,tgt,tmap)は、すべてのA ∈ Sを処理したかどうか判断し、もしそうなら処理を終わり、そうでないなら、ステップ708に戻る。戻ったステップ708では、Sのうち、まだ処理されていないA ∈ Sを選んで、処理を行なう。
次に、図8を参照して、図7のフローチャートの処理をより具体的に説明する。
まず記法を改めて定義する。
- E,F,…は型名
- f,g,…はプロパティ名
- オブジェクトEn、Fn,…の型はE,F,..
- SFはFのスーパークラス
- {A,B..}は集合を、[A,B..]は配列を表す。
まず記法を改めて定義する。
- E,F,…は型名
- f,g,…はプロパティ名
- オブジェクトEn、Fn,…の型はE,F,..
- SFはFのスーパークラス
- {A,B..}は集合を、[A,B..]は配列を表す。
このような定義の下で、図8(a)のマッピング・ファイルの構造の例を使って説明する。シードがE1だとすると、オブジェクト収集モジュール508は、まずload([E1],tmap)がloadrec([E1],{},tmap)を呼ぶ(tmapは生成した型情報)。
すると、図7におけるステップ706とステップ708は実質何もせず、S={[E1]}となる。
すると、図7におけるステップ706とステップ708は実質何もせず、S={[E1]}となる。
ステップ710でL=[E]となる(上位型は無い)。ステップ712が、型Eについてtmapを参照して[f]をPとしてとる。
次に、ステップ714がtgtにE1を入れる(tgt={E1})。ステップ716がE1についてfをたどって、[F1,F2]をB’としてとり、loadrec([F1,F2], {E1}, tmap)を呼ぶ。
以上のような処理を続けると、F1についてはgをたどってG1,G2,H1がとれる。loadrec([G1,G2,H1],{E1,F1},tmap)がよばれ、ここでは違う型(GとH)があるので、ステップ1.で{[G1,G2],[H1]}がSとしてとられる。
さらにG2からM1をたどってそこからG2をたどるが、これはすでにtgtにあるので、loadrecを呼ぶとステップ1.でsrc-tgt={}となってすぐリターンする。
F2についてはJ1,K1がとれる。というのは、Fについてたどるべきなのはg,jに加えてSFにあるkもあるからである。
ここで、ステップ720の「配列でないときに配列にする」はM1,J1,K1など帰ってきた値がひとつのオブジェクトのとき、つぎのloadrecの引数にするため[M1], [J1], [K1]という配列にするということを意味する。
最終的にtgt(=たどったオブジェクト)には{E1,F1,F2,G1,G2,H1,M1,J1,K1}が入り、それをloadが返す。なお、tgtは、単にオブジェクトの集合であるだけでなく、あるオブジェクトがあるオブジェクトを参照している、という関係をそのまま維持している。ゆえに、オブジェクトのグラフでもある、といえる。
こうして生成した型情報を図示すると、図8(b)のとおりである。
次に図9を参照して、処理の流れの例を説明する。まず図9のステップ902で、メイン・プログラム502が、通信モジュール516を介して、Linked Data使用ツールからURI = http://www.sample1.com/AXZWを受け取る。
メイン・プログラム502は、このURIを以って、オブジェクト収集モジュール508を呼び出す。すると、ステップ904で、オブジェクト収集モジュール508が、URIからシードとなるオブジェクトのIDであるAXZWを特定する。
ステップ906で、オブジェクト収集モジュール508が、シードのオブジェクトの型をみて、適切なマッピング・ファイル506を選択し、必要なオブジェクトの型情報を生成する。コメント枠908で示すように、オブジェクトAXZWに対して型を問い合わせて、それがRequirementなら、Requirementに対するマッピング・ファイルを対象とする。
こうして、図6及び図7のフローチャートで説明した処理によりマッピング・ファイル506から抽出した型情報を図式的に示すと参照番号912で示すとおりである。型情報912は、実際の型914の部分型になっている。ここでは簡略的に表示しているが、実際にはRequirementがもつプロパティは、一般的には数百ある。
ステップ916では、オブジェクト収集モジュール508が、APIを呼び出し、オブジェクト・リポジトリ504から、参照番号918で示すようなオブジェクト群を取得する。APIを呼び出す際に、マッピング・ファイルから抽出した型情報912を参照して、該当するものだけアクセスする。すなわち、部分型情報である型情報912を利用することで、参照番号920で示す、関係のないオブジェクトの部分にアクセスしないで済む。
次にステップ922では、RDF変換器516がオブジェクト群918をRDFに変換する。より具体的には、コメント枠924に示すように、RDF変換器516は、マッピング・ファイルをもとに、RDFに変換する。
そのようにして変換されたRDFの一部を示すと、下記のとおりである。
<AXXW> :name "Requirements3";
:owner "Mike";
<AXZW> :name "Requirements3";
:owner "Mike";
:dependsOn <AXXW3>
... ...
<AXXW> :name "Requirements3";
:owner "Mike";
<AXZW> :name "Requirements3";
:owner "Mike";
:dependsOn <AXXW3>
... ...
ここにある記法以外にも、RDFは、RDF/XMLなどその他の記法で表現してもよい。何れにしても、RDF変換器は、読み込んだオブジェクト群918を、そのグラフ表現に従ってマッピング・ファイルに適用し、結果のRDFを生成する処理を行なう。
以上のように、特定の実施例に従い、本発明を説明してきたが、本発明は、特定のオペレーティング・システムやプラットフォームに限定されず、任意のコンピュータ・システム上で実現可能であることを、この分野の当業者なら理解するであろう。
また、RDF変換に使用するマッピング・ファイルは、XSLTのみならず、オブジェクトとRDFの間のマッピングをする任意のものを使用可能である。
404・・・CPU
406・・・主記憶
408・・・ハードディスク・ドライブ
416・・・通信インターフェース
504・・・オブジェクト・リポジトリ
506・・・マッピング・ファイル
508・・・オブジェクト収集モジュール
514・・・RDF変換器
406・・・主記憶
408・・・ハードディスク・ドライブ
416・・・通信インターフェース
504・・・オブジェクト・リポジトリ
506・・・マッピング・ファイル
508・・・オブジェクト収集モジュール
514・・・RDF変換器
Claims (11)
- コンピュータの処理によりURIをRDFに変換する方法であって、
URIを受け取るステップと、
前記URIから、シードとなるオブジェクトを特定するステップと、
前記オブジェクトの型から、マッピング・ファイルから型情報を生成するステップと、
前記生成した型情報を参照することにより、オブジェクト・リポジトリから必要なオブジェクトを収集するステップと、
前記収集したオブジェクトを、RDF変換器に渡すステップと、
前記RDF変換器において、前記マッピング・ファイルの情報を参照して、前記収集したオブジェクトを、RDFに変換する処理を行なうステップとを有する、
方法。 - 前記マッピング・ファイルは、生成すべきRDFのパターンと、RDF生成に必要なオブジェクトの型と名前とプロパティ名を含む、請求項1に記載の方法。
- 前記型情報を生成するステップが、
前記マッピング・ファイルが参照している型情報から、注目する型の上位型のリストを取得するステップと、
前記注目する型の上位型のリストにある、前記マッピング・ファイルのオブジェクトについてたどるべきプロパティ名リストを取得するステップとを有する、
請求項1に記載の方法。 - 前記オブジェクト・リポジトリがXMLのファイルであり、前記マッピング・ファイルがXSLTである、請求項1に記載の方法。
- コンピュータの処理によりURIをRDFに変換するプログラムであって、
前記コンピュータに、
URIを受け取るステップと、
前記URIから、シードとなるオブジェクトを特定するステップと、
前記オブジェクトの型から、マッピング・ファイルから型情報を生成するステップと、
前記生成した型情報を参照することにより、オブジェクト・リポジトリから必要なオブジェクトを収集するステップと、
前記収集したオブジェクトを、RDF変換器に渡すステップと、
前記RDF変換器において、前記マッピング・ファイルの情報を参照して、前記収集したオブジェクトを、RDFに変換する処理を行なうステップを実行させる、
プログラム。 - 前記マッピング・ファイルは、生成すべきRDFのパターンと、RDF生成に必要なオブジェクトの型と名前とプロパティ名を含む、請求項5に記載のプログラム。
- 前記型情報を生成するステップが、
前記マッピング・ファイルが参照している型情報から、注目する型の上位型のリストを取得するステップと、
前記注目する型の上位型のリストにある、前記マッピング・ファイルのオブジェクトについてたどるべきプロパティ名リストを取得するステップとを有する、
請求項5に記載のプログラム。 - 前記オブジェクト・リポジトリがXMLのファイルであり、前記マッピング・ファイルがXSLTである、請求項5に記載のプログラム。
- コンピュータの処理によりURIをRDFに変換するシステムであって、
記憶手段と、
前記記憶手段に保存されたオブジェクト・リポジトリと、
前記記憶手段に保存された、生成すべきRDFのパターンと、RDF生成に必要なオブジェクトの型と名前とプロパティ名を含む、マッピング・ファイルと、
前記記憶手段に保存されたRDF変換器と、
URIを受け取り、前記URIから、シードとなるオブジェクトを特定する手段と、
前記オブジェクトの型から、マッピング・ファイルから型情報を生成する手段と、
前記生成した型情報を参照することにより、オブジェクト・リポジトリから必要なオブジェクトを収集する手段と、
前記RDF変換器において、前記マッピング・ファイルの情報を参照して、前記収集したオブジェクトを、RDFに変換する処理を行なう手段を有する、
システム。 - 前記型情報を生成する手段が、
前記マッピング・ファイルが参照している型情報から、注目する型の上位型のリストを取得する手段と、
前記注目する型の上位型のリストにある、前記マッピング・ファイルのオブジェクトについてたどるべきプロパティ名リストを取得する手段を含む、
請求項9に記載のシステム。 - 前記オブジェクト・リポジトリがXMLのファイルであり、前記マッピング・ファイルがXSLTである、請求項9に記載のシステム。
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