JP2014012047A - 歯科用振動付与装置 - Google Patents

歯科用振動付与装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2014012047A
JP2014012047A JP2012149822A JP2012149822A JP2014012047A JP 2014012047 A JP2014012047 A JP 2014012047A JP 2012149822 A JP2012149822 A JP 2012149822A JP 2012149822 A JP2012149822 A JP 2012149822A JP 2014012047 A JP2014012047 A JP 2014012047A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vibration
orthodontic
connecting portion
dental
bracket
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2012149822A
Other languages
English (en)
Inventor
拓巳 ▲崎▼村
Takumi Sakimura
Yusuke Suzuki
優介 鈴木
Keisuke Taira
圭佑 平
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP2012149822A priority Critical patent/JP2014012047A/ja
Priority to EP12857073.6A priority patent/EP2792330A4/en
Priority to US14/365,244 priority patent/US20140335467A1/en
Priority to CN201280062167.XA priority patent/CN104039261A/zh
Priority to KR1020147019692A priority patent/KR20140105829A/ko
Priority to PCT/JP2012/008027 priority patent/WO2013088742A1/ja
Publication of JP2014012047A publication Critical patent/JP2014012047A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Dental Tools And Instruments Or Auxiliary Dental Instruments (AREA)

Abstract

【課題】コンパクトかつ軽量で、歯に取付けた歯科矯正用装置に着脱可能に固定保持できる歯科用振動付与装置を提供する。
【解決手段】歯科矯正用装置(ブラケット5、ワイヤー6)2を装着した歯列1の特定の歯1aに振動を付与する歯科用振動付与装置3である。振動源10Aと、歯科矯正用装置25に接続する接続部12Aと、振動源10Aで発生する振動を接続部12Aに伝達する振動伝達部11Aとを備えている。接続部12Aは、歯科矯正用装置2に着脱可能に固定保持される。
【選択図】図1

Description

本発明は、歯科用振動付与装置に関する。
矯正歯科治療装置としては、ブラケットとワイヤーを利用したマルチブラケット型装置の装着による矯正が主流である。
そして、矯正用ワイヤーの戻り力で矯正対象の歯に一定力の静荷重を付与することで、歯列の歯並びや咬み合わせを矯正するものである。すなわち、矯正対象の歯に一定力の静荷重を付与すると、歯茎の中で歯を支えている歯槽骨に骨リモデリングを生じ、矯正歯科治療ができるという原理に基づくものである。
しかし、歯科矯正用装置の装着による矯正では、期間が非常に長くかかる(早くて6箇月、通常は数年)。また、治療期間中は常に歯科矯正用装置を歯に装着すること、定期的に歯科医院へ通院することが義務付けられ、使用者にとって非常に大きな負担となっている。
そこで、矯正歯科治療期間を短縮するための方法の1つとして、矯正用ワイヤーのような静荷重だけではなく、振動のような動荷重を付与する研究もなされている。
この研究によれば、歯列の矯正対象の歯に一定力(静荷重)を加えたサンプルと、振動力(動荷重)を加えたサンプルとを比較すれば、振動力を加えたサンプルの方が期間の短縮に効果があるという研究がなされている(非特許文献1、非特許文献2)。
具体的には、矯正歯科治療の期間が2/3〜1/2に大幅に短縮されるものである。それのみではなく、振動力を付与するのは、非特許文献1では1日に1.5時間だけの治療を継続すればよく、非特許文献2では2週間に1回で2分間だけの治療を継続すればよいことになる。
そこで、このような研究を実現化するために、図10(a)に示すように、モータ50で駆動される振動体51の連結金具52の先端のリング金具53を使用者の歯54に被せる。また、使用者の後頭部に掛け回した保持バンド55に保持部材56をフックすることで、使用者の後頭部と歯54との間で、モータ50や振動体51等を保持する。そして、保持バンド55で歯54に静荷重を付与しながら、振動体51で歯54に振動力(動荷重)を付与するものがある(特許文献1)。
また、図10(b)(c)に示すように、歯54に取付けた歯科矯正用装置のブラケット58に振動発生プローブ59を押し付けて、歯54に振動力(動荷重)を付与するものがある(特許文献2)。
米国特許第4229165号明細書 特許第4333730号公報
清水:日矯歯誌45:56−72,1986 大前他:日本矯正歯科学会雑誌,60(4):201,2001
しかしながら、特許文献1の装置は、使用者の後頭部と歯54との間に、保持バンド55、保持部材56、モータ50、振動体51、連結金具52、リング金具53等が介在するから、装置が大型化・重量化する。また、振動を付与する歯54を変更する場合、連結金具52の位置を調整するか、あるいは、歯54の位置に合致する装置に交換する必要がある。さらに、保持バンド55にも振動荷重が伝達するため、装着状態によっては、歯に付与される荷重が変化して、一定の荷重を歯に付与できないおそれがある。また、口腔外の装置に衝撃が加わった際に、歯列に損傷するおそれがある。このため、特許文献1の装置は実用的ではないという問題があった。
また、特許文献2の装置では、振動発生プローブ59を使用者が把持しておく必要があるから、持ち方や押し当て方により歯54に付与される荷重が変化するという問題がある。
本発明は、前記問題を解消するためになされたもので、コンパクトかつ軽量で、歯に取付けた歯科矯正用装置に着脱可能に固定保持できる歯科用振動付与装置を提供することを目的とするものである。また、本発明は、歯科矯正用装置に容易に着脱可能であり、歯科矯正用装置に直接固定することで一定の荷重を歯に付与でき、外部から装置に衝撃が加わった際に固定保持が外れることで安全に使用できる歯科用振動付与装置を提供することを目的とするものである。
前記課題を解決するために、本発明は、歯科矯正用装置を装着した歯列の特定の歯に振動を付与する歯科用振動付与装置であって、振動源と、前記歯科矯正用装置に接続する接続部と、前記振動源で発生する振動を前記接続部に伝達する振動伝達部とを備え、前記接続部は、前記歯科矯正用装置に着脱可能に固定保持されることを特徴とする歯科用振動付与装置を提供するものである。
前記歯科矯正用装置は、歯科矯正用ブラケットであり、前記接続部を固定保持するものである構成とすることができる。
前記歯科矯正用装置は、歯科矯正用ワイヤーであり、前記接続部を固定保持するものである構成とすることができる。
前記振動源、前記振動伝達部、前記接続部の各部材の内、少なくとも一つの部材は、他の部材と分離可能である構成とすることができる。
前記振動源、前記振動伝達部、前記接続部の各部材の内、少なくとも一つの部材は、外部から所定の衝撃力が作用したときに、他の部材と分離可能である構成とすることができる。
前記接続部は、前記歯科矯正用装置に嵌め合わせることで着脱可能に固定保持される構成とすることができる。
前記接続部は、前記歯科矯正装置を挟み込むことで着脱可能に固定保持される構成とすることができる。
前記接続部に第1軟質充填材が充填され、第1軟質充填材は、前記歯科矯正装置に押し付けることで、前記歯科矯正装置の外形状に倣って変形しながら粘着力で固定保持される構成とすることができる。
前記接続部に第2軟質充填材が充填され、第2軟質充填材は、前記歯科矯正装置に押し付けることで、前記歯科矯正装置の外形状に倣って変形しながら食い込み、外部刺激又は化学反応で硬化して固定保持される構成とすることができる。
前記接続部に所定の荷重が作用したとき、第1軟質充填材は剥離し、第2軟質充填材は破損することで、前記歯科矯正装置から取り外し可能である構成とすることができる。
本発明によれば、ブラケットとワイヤーを使用した歯科矯正用装置によるエッジワイズ治療が矯正治療の主流であることに着目したものである。そして、振動源と振動伝達部と接続部とで構成して、接続部を歯科矯正用装置に着脱可能に固定保持するものである。
すなわち、装置は、振動源と振動伝達部と接続部とで構成できるから、コンパクトかつ軽量となる。また、接続部は、歯科矯正用装置に着脱可能に固定保持するから、振動を付与する歯の変更が容易となる。さらに、接続部は、歯科矯正用装置に着脱可能に固定保持された状態で振動が付与されるから、歯に付与される振動が変化しなくなる。なお、特定の歯は、1本だけに限るものではなく、複数本でも可能である。
本発明の実施形態の歯科用振動付与装置であり、(a)は斜視図、(b)は要部拡大図である。 第1例の振動源と振動伝達部を備えた歯科用振動付与装置の分解斜視図である。 第2例の振動源と振動伝達部を備えた歯科用振動付与装置の分解斜視図である。 第3例の振動源と振動伝達部を備えた歯科用振動付与装置の分解斜視図である。 (a)は第1例の接続部の斜視図、(b)は(a)の断面図、(c)は第2例の接続部の斜視図、(d)は(c)の断面図である。 (a)は第3例の接続部の斜視図、(b)は(a)の断面図、(c)は第4例の接続部の斜視図、(d)は(c)の断面図である。 (a)は第5例の接続部の斜視図、(b)は(a)の断面図、(c)は第6例の接続部の斜視図、(d)は(c)の断面図である。 (a)は第7例の接続部の斜視図、(b)は(a)の断面図、(c)は第8例の接続部の斜視図、(d)は(c)の断面図である。 (a)は第9例の接続部の斜視図、(b)は(a)の断面図、(c)は第10例の接続部の斜視図、(d)は(c)の断面図である。 (a)は特許文献1の矯正歯科治療装置の斜視図、(b)(c)は特許文献2の矯正歯科治療装置の断面図である。
以下、本発明を実施するための形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、歯科矯正用装置2を装着した歯列1の特定の歯1aに振動を付与する歯科用振動付与装置3であり、(a)は斜視図、(b)は要部拡大図である。
歯列1の複数本の歯1aの前面には、歯科矯正用装置2としての歯科矯正用ブラケット5がそれぞれ接着で取付けられている。このブラケット5は、通常は100N程度の強度で接着されている。
ブラケット5は、歯1aの歯面との間の上下部に窪み5aをそれぞれ有している。また、上下方向の中間部には、歯科矯正用装置2としての歯科矯正用ワイヤー6を嵌め込むスリット5bを有している。そして、隣り合うブラケット5のスリット5bに跨ってワイヤー6を嵌め込み、窪み5aを利用してゴム製押さえ板や結束線等で固定することで、ワイヤー6の戻り力で矯正対象の歯1aに一定力の静荷重が付与されるようになる。なお、ブラケット5には、フックが付属したものもある。
歯科用振動付与装置3は、振動源10(A〜C)と、歯科矯正用装置2であるブラケット5またはワイヤー6を介して歯列1の特定の歯1aに振動を付与する接続部12(A〜J)とを備えている。また、振動源10(A〜C)で発生する振動を接続部12(A〜J)に伝達する振動伝達部11(A〜C)を備えている。そして、接続部12(A〜J)は、ブラケット5またはワイヤー6に着脱可能に固定保持される構成である。
図2に示すように、第1例の振動源10Aは、四角柱状の振動ボックス15内に、偏心部材17を偏心回転させる小型の電動モータ16が収納されている。そして、配線コード14から電動モータ16に電気を供給することで、電動モータ16の回転により偏心部材17が偏心回転して振動を発生するようになる。
振動ボックス15の上部には、側方に突出するクリップ部材18が取付けられている。このクリップ部材18は、上下一対のクリップ部18a,18bがヒンジ部18cで開閉自在に結合され、上クリップ部18aがばね(不図示)で下クリップ部18bの方向に付勢されることで閉じるようになる。そして、両クリップ部18a,18bの各後端18dを同時に指で摘むことで(矢印a参照)、ばねの付勢力に抗して各先端18eが開くようになる。
第1例の振動伝達部11Aは、長方形状の振動板11aの先端に第1例の接続部12Aが一体形成され、振動板11aの後端に、クリップ部材18で凹部11cが分離可能にクリップされる被クリップ部11bが一体形成されている。
図3の第2例の振動源10Bは、図2のクリップ部材18に代えて、振動ボックス15の側部に、側方に突出する圧入差し込み穴部19を一体形成したものである。そして、第2例の振動伝達部11Bは、振動板11aの後端に、圧入差し込み穴部19に分離可能に圧入される(矢印b参照)被圧入部11dが一体形成されている。
図4の第3例の振動源10Cは、図2のクリップ部材18に代えて、振動ボックス15の側部に、第1永久磁石20aを固定したものである。そして、第3例の振動伝達部11Cは、振動板11aの後端に、第1永久磁石20aに分離可能に吸着される(矢印c参照)第2永久磁石20bが固定されている。
各振動源10(A〜C)の振動ボックス15は、偏心部材17を偏心回転させる小型の電動モータ16だけを収納した合成樹脂製とし、各振動伝達部11(A〜C)と接続部12(A〜J)は、それぞれ合成樹脂製とすることで、全体がコンパクトかつ軽量となる。
また、図2の振動源10Aは、振動伝達部11Aをクリップ部材18で分離可能にクリップしている。図3の振動源10Bは振動伝達部11Bを分離可能に圧入している。図4の振動源10Cは振動伝達部11Cを分離可能に吸着している。
なお、振動伝達部11(A〜C)の振動板11aの先端に接続部12Aを一体形成する必要は無く、接続部12Aを分離可能に差し込むことも可能である。
ここで、分離可能とは、これらの連結部分を手操作で分離することで、振動伝達部11(A〜C)や接続部12(A〜J)を簡単に交換できることを意味する。また、これらの連結部分は、所定の衝撃力〔例えば、付与される振動荷重よりも大きく、ブラケット5の接着強度(100N程度)よりも小さい荷重〕が作用したときに分離することで、自然に外れることも意味する。
図5(a)(b)に示す第1例の接続部12Aは、硬質の合成樹脂で横向きU字形状に形成されて、ブラケット5の上下部の窪み5aに側方からスライドさせて嵌め合わせることで(矢印d参照)、両端部の爪部12aが窪み5aに係合するようになる。逆に、側方にスライドさせることで係合を外すことができる。つまり、接続部12Aは、ブラケット5に着脱可能に固定保持されるようになる。
なお、接続部12Aが横向きU字形状に形成されて、ブラケット5の上下部の窪み5aに側方からスライドさせて嵌め合わせるタイプ(以下の接続部12C等も含む。)では、左右方向の開口部分の一方を閉塞壁で閉塞しておくこともできる。このようにすれば、側方からスライドさせて嵌め合わせる際に、閉塞壁がブラケット5の側面に当たることで、接続部12Aをブラケット5に対して正確にスライド位置を位置決めすることができる。
図5(c)(d)に示す第2例の接続部12Bは、軟質の合成樹脂で横向きU字形状に形成されて、ブラケット5の上下部の窪み5aに前方から両端部の爪部12bを押し付けることで(矢印e参照)、爪部12bが撓みながら窪み5aに係合するようになる。逆に、接続部12Bを後方に強く引くことで係合を外すことができる(スナップフィット)。つまり、接続部12Bは、ブラケット5に着脱可能に固定保持されるようになる。
図6(a)(b)に示す第3例の接続部12Cは、硬質の合成樹脂で横向きU字形状に形成されて、ブラケット5の上下部の窪み5aに側方からスライドさせて嵌め合わせることで(矢印d参照)、両端部の爪部12aが窪み5aに係合するようになる。逆に、接続部12Cを側方にスライドさせることで係合を外すことができる。
接続部12Cの底部には貫通孔12cが形成され、振動板11aの先端の凸部11dが貫通孔12cに挿入されている。接続部12Cと振動板11aとの間には、振動板11aの凸部11dをブラケット5の方向に付勢するばね22が設けられている。
そして、一方の手の指で接続部12Cを摘み、他方の手の指で振動板11aをばね22の付勢力に抗して矢印fの方向に移動させた状態で、接続部12Cをブラケット5に嵌め合わせ、その後、振動板11aから指を離す。すると、振動板11aの凸部11dがばね22の付勢力でブラケット5の方向に付勢されることで、凸部11dが歯1aの前面で当て止められるようになる。これにより、接続部12Cは、遊びを持たせた状態で、ブラケット5にスムーズに嵌め合わせることができ、その後、凸部11dが歯1aの前面で当て止められることで、接続部12Cは、がたつき無くブラケット5に固定保持することができる。
ここで、接続部12Cに遊びを持たせた状態でブラケット5に嵌め合わせるのは、ブラケット5に歯石が付着すると、歯石が障害となって、接続部12Cがブラケット5に嵌め合わせにくくなるからである。また、接続部12Cに遊びを持たせることで、形状が異なる複数種類のブラケット5にも適用することができる。このため、接続部12Cに遊びを持たせると、ブラケット5に対して接続部12Cががたつくことになる。そこで、接続部12Cをがたつき無くブラケット5に固定保持することが必要になる。
図6(c)(d)に示す第4例の接続部12Dは、硬質の合成樹脂で横向きU字形状に形成され、両端部から後方に延在する上下一対の摘み板部12dは、振動板11aの両面と隙間を隔てて対向するようになる。
接続部12Dの底部には貫通孔12cが形成され、振動板11aの先端の凸部11dが貫通孔12cに挿入されている。接続部12Cと振動板11aとの間には、振動板11aの凸部11dをブラケット5の方向に付勢するばね22が設けられている。
振動板11aの両面には、摘み板部12dを矢印gの方向に摘んだときに、摘み板部12dの端部で振動板11aをばね22の付勢力に抗して矢印fの方向に移動させるための傾斜部11fがそれぞれ形成されている。
そして、一方の手の指で摘み板部12dを摘むことで、振動板11aは、傾斜部11fにより、ばね22の付勢力に抗して矢印fの方向に移動する。この状態で、接続部12Dの爪部12aをブラケット5の窪み5aに嵌め合わせ、その後、摘み板部12dから指を離す。すると、振動板11aの凸部11dがばね22の付勢力でブラケット5の方向に付勢されることで、凸部11dが歯1aの前面で当て止められるようになる。これにより、接続部12Dは、遊びを持たせた状態で、ブラケット5にスムーズに嵌め合わせることができ、その後、凸部11dが歯1aの前面で当て止められることで、接続部12Dは、がたつき無くブラケット5に固定することができる。また、一方の手の指だけで振動板11aを移動操作できるので、操作性が良好になる。
図7(a)(b)に示す第5例の接続部12Eは、硬質の合成樹脂で横向きU字形状に形成されて、ブラケット5の上下部の窪み5aに側方からスライドさせて嵌め合わせることで(矢印d参照)、両端部の爪部12aが窪み5aに係合するようになる。逆に、側方にスライドさせることで係合を外すことができる。
接続部12Cの底部にはねじ孔12eが形成され、振動板11aの先端のねじ11gがねじ孔12eにねじ込まれている。
そして、振動板11aを矢印hの方向に回してねじ11gを緩めながら、振動板11aを矢印fの方向に移動させた状態で、接続部12Eをブラケット5に嵌め合わせる。その後、振動板11aを矢印hと逆の方向に回してねじ11gを締めると、振動板11aのねじ11gがブラケット5の前面で当て止められるようになる。これにより、接続部12Eは、遊びを持たせた状態で、ブラケット5にスムーズに嵌め合わせることができ、その後、ねじ11gがブラケット5の前面で当て止められることで、接続部12Eは、がたつき無くブラケット5に固定することができる。
図7(c)(d)に示す第6例の接続部12Fは、振動板11aの上面に、ヒンジ部12gで摘み板部12fを上下揺動可能に支持している。振動板11aと摘み板部12fとの間には、摘み板部12fの先端側を振動板11aの先端側の方向に付勢する板ばね23が設けられている。
摘み板部12fの先端下部と振動板11aの先端上部には、ブラケット5の窪み5aに上下方向から挟み込むことで(矢印i参照)、窪み5aに係合する爪部12h,11hがそれぞれ形成されている。
そして、一方の手の指で摘み板部12fを板ばね23の付勢力に抗して矢印iの逆の方向に揺動させた状態で、接続部12Fをブラケット5に前方から嵌め込み、その後、摘み板部12fから指を離す。すると、摘み板部12fの爪部12hが板ばね23の付勢力でブラケット5の方向に付勢されることで、その爪部12hと振動板11aの爪部11hとがブラケット5の窪み5aの底部で当て止められるようになる。これにより、接続部12Fは、ブラケット5をスムーズに挟み込むことができ、その後、各爪部11h,12hがブラケット5の窪み5aの底部で当て止められることで、接続部12Fは、がたつき無くブラケット5に固定保持することができる。
図8(a)(b)に示す第7例の接続部12Gは、硬質の合成樹脂で横向きU字形状に形成されて、U字状のカップ部分に第1軟質充填材25Aを充填するようになっている。第1軟質充填材25Aは、例えば酢酸ビニル樹脂であり、チューインガムのような軟質性と粘着性とを有している。
そして、ブラケット5に前方から第1軟質充填材25Aを押し付けることで(矢印e参照)、第1軟質充填材25Aは、ブラケット5の外形状に倣って変形しながら、その粘着力でブラケット5に固定保持されるようになる。逆に、接続部12Gを後方に強く引くことで、第1軟質充填材25Aをブラケット5から剥離させることができる(剥離タイミングは後述する。)。このようにして、接続部12Gは、第1軟質充填材25Aの粘着力によって、ブラケット5に着脱可能に固定保持されるようになる。
第1軟質充填材25Aに代えて、第2軟質充填材25B−1を充填することができる。第2軟質充填材25B−1は、例えば光重合レジンであり、常時はゲル状の軟質性を有しており、外部刺激である紫外線を照射すると、重合して硬化するものである。
そして、ブラケット5に前方から第2軟質充填材25B−1を押し付けることで(矢印e参照)、第2軟質充填材25B−1は、ブラケット5の外形状に倣って変形する。この変形した状態で紫外線を照射することで第2軟質充填材25B−1が硬化して、接続部12Gは、硬化した第2軟質充填材25B−1によって、ブラケット5に固定保持されるようになる。逆に、接続部12Gを後方に強く引くことで、第2軟質充填材25B−1が破壊されて、ブラケット5から取り外せるようになる(破壊タイミングは後述。)。このようにして、接続部12Gは、第2軟質充填材25B−1の硬化によって、ブラケット5に着脱可能に固定保持されるようになる。
第2軟質充填材25B―1に代えて、第2軟質充填材25B−2を充填することができる。第2軟質充填材25B−2は、例えば歯科用印象材であり、シリコーン製の2液は常時はゲル状の軟質性を有しており、2液を混合すると化学反応により硬化するものである。
そして、ブラケット5に前方から第2軟質充填材25B−2を押し付けることで(矢印e参照)、第2軟質充填材25B−2は、ブラケット5の外形状に倣って変形する。この変形した状態で所定の時間が経過することで第2軟質充填材25B−2が硬化して、接続部12Gは、硬化した第2軟質充填材25B−2によって、ブラケット5に固定保持されるようになる。逆に、接続部12Gを後方に強く引くことで、第2軟質充填材25B−2が破壊されて、ブラケット5から取り外せるようになる(破壊タイミングは後述。)。このようにして、接続部12Gは、第2軟質充填材25B−2の硬化によって、ブラケット5に着脱可能に固定保持されるようになる。
ここで、第1軟質充填材25Aの剥離タイミング、第2軟質充填材25B―1,25B−2の破壊タイミングは、接着部12Gに荷重〔例えば、付与される振動荷重よりも大きく、ブラケット5の接着強度(100N程度)よりも小さい荷重〕が作用したときとするのが好ましい。
図8(c)(d)に示す第8例の接続部12Hは、硬質の合成樹脂で下向きU字形状に形成されて、U字部分の空間に第1軟質充填材25A、第2軟質充填材25B−1,25B−2のいずれか1つを充填するようになっている。
この接続部12Hは、ブラケット5と歯1aに上方から軟質充填材25(A,B−1,−2)を押し付けることで(矢印j参照)、軟質充填材25(A,B−1,−2)をブラケット5と歯1aの外形状に倣って変形させることができる。
前記各接続部12(A〜H)は、ブラケット5に着脱可能に固定保持するものであったが、図9(a)(b)の第9例の接続部12Iように、ワイヤー6に着脱可能に固定保持することもできる。
この接続部12Iは、硬質の合成樹脂で下向きU字形状に形成されて、ワイヤー6に上方から嵌め合わせて係合させることができ(矢印j参照)、逆に、接続部12Iを上方に持ち上げて係合を外すことができる。
接続部12Iの底部には貫通孔12cが形成され、振動板11aの先端の凸部11dが貫通孔12cに挿入されている。接続部12Iと振動板11aとの間には、振動板11aの凸部11dをワイヤー6の方向に付勢するばね22が設けられている。
そして、一方の手の指で接続部12Iを摘み、他方の手の指で振動板11aをばね22の付勢力に抗して矢印fの方向に移動させた状態で、接続部12Iをワイヤー6に嵌め合わせ、その後、振動板11aから指を離す。すると、振動板11aの凸部11dがばね22の付勢力でワイヤー6の方向に付勢されることで、凸部11dの先端円弧部分がワイヤー6で当て止められるようになる。これにより、接続部12Iは、遊びを持たせた状態で、ワイヤー6にスムーズに嵌め合わせることができ、その後、凸部11dがワイヤー6で当て止められることで、接続部12Iは、がたつき無くワイヤー6に固定保持することができる。
前記各接続部12(A〜I)は、歯1aの前面にブラケット5を取付けることを前提としたが、図9(c)(d)の第10例の接続部12Jように、歯1aの裏面に取付けたブラケット5にも適用することができる。
すなわち、振動板11aを前方に延長させて、先端が歯1aの裏面と対向するようにU字状に折り曲げて(オーバーハング)、この折り曲げ先端に接続部12Jを設ける。
接続部12Jは、硬質の合成樹脂で横向きU字形状に形成されて、歯1aの裏面のブラケット5の上下部の窪み5aに側方からスライドさせて嵌め合わせることで(矢印d参照)、両端部の爪部12aが窪み5aに係合するようになる。逆に、接続部12Jを側方にスライドさせることで係合を外すことができる。
接続部12Jの底部には貫通孔12cが形成され、振動板11aの先端の凸部11dが貫通孔12cに挿入されている。接続部12Jと振動板11aとの間には、振動板11aの凸部11dをブラケット5の方向に付勢するばね22が設けられている。
そして、一方の手の指で接続部12Jを摘み、他方の手の指で振動板11aをばね22の付勢力に抗して矢印fの方向に移動させた状態で、接続部12Jをブラケット5に嵌め合わせ、その後、振動板11aから指を離す。すると、振動板11aの凸部11dがばね22の付勢力でブラケット5の方向に付勢されることで、凸部11dが歯1aの裏面で当て止められるようになる。これにより、接続部12Jは、遊びを持たせた状態で、ブラケット5にスムーズに嵌め合わせることができ、その後、凸部11dが歯1aの裏面で当て止められることで、接続部12Jは、がたつき無くブラケット5に固定保持することができる。
前記各実施形態では、歯列1の特定の1本の歯1aに振動を付与するものであった。これに対して、震動源10(A〜C)から振動伝達部11(A〜C)を複数に分岐させ、分岐させた振動伝達部11(A〜C)の各接続部12(A〜J)を複数の歯1aのブラケット5にそれぞれ取付けることができる。このようにすれば、歯列1の特定の複数本の歯1aに同時に振動を付与することができる。
以上のように、本発明に係る歯科用振動付与装置は、歯科矯正用装置を装着した歯列の特定の歯に振動を付与する歯科用振動付与装置であって、振動源と、前記歯科矯正用装置に接続する接続部と、前記振動源で発生する振動を前記接続部に伝達する振動伝達部とを備え、前記接続部は、前記歯科矯正用装置に着脱可能に固定保持されることを特徴とするものである。
これによれば、ブラケットとワイヤーを使用した歯科矯正用装置によるエッジワイズ治療が矯正治療の主流であることに着目したものである。そして、振動源と振動伝達部と接続部とで構成して、接続部を歯科矯正用装置に着脱可能に固定保持するものである。
すなわち、装置は、振動源と振動伝達部と接続部とで構成できるから、コンパクトかつ軽量となる。また、接続部は、歯科矯正用装置に着脱可能に固定保持するから、振動を付与する歯の変更が容易となる。さらに、接続部は、歯科矯正用装置に着脱可能に固定保持された状態で振動が付与されるから、歯に付与される振動が変化しなくなる。なお、特定の歯は、1本だけに限るものではなく、複数本でも可能である。
前記歯科矯正用装置は、歯科矯正用ブラケットであり、前記接続部を固定保持するものである構成とすることができる。
これによれば、既設の歯科矯正用ブラケットをそのまま利用して歯に振動を付与することができる。
前記歯科矯正用装置は、歯科矯正用ワイヤーであり、前記接続部を固定保持するものである構成とすることができる。
これによれば、既設の歯科矯正用ワイヤーをそのまま利用して歯に振動を付与することができる。
前記振動源、前記振動伝達部、前記接続部の各部材の内、少なくとも一つの部材は、他の部材と分離可能である構成とすることができる。
これによれば、振動源に対して、振動伝達部や接続部が分離可能であるから、これらの連結部分を手操作で分離することで、振動伝達部や接続部を1回使用の使い捨て(ディスポーザブル)として簡単に交換できて衛生的である。
前記振動源、前記振動伝達部、前記接続部の各部材の内、少なくとも一つの部材は、外部から所定の衝撃力が作用したときに、他の部材と分離可能である構成とすることができる。
また、これらの連結部分を、所定の衝撃力〔例えば、付与される振動荷重よりも大きく、ブラケットの接着強度(100N程度)よりも小さい荷重〕が作用したときに分離することで、自然に外れ落ちるようにすれば、歯科矯正用装置が歯から脱落することを未然に防止できるので、安全である。
前記接続部は、前記歯科矯正用装置に嵌め合わせることで着脱可能に固定保持される構成とすることができる。
これによれば、接続部を歯科矯正用装置に嵌め合わせる簡単な操作だけで、歯科矯正用装置に着脱可能に固定保持することができる。
前記接続部は、前記歯科矯正装置を挟み込むことで着脱可能に固定保持される構成とすることができる。
これによれば、接続部を歯科矯正用装置に挟み込むことで、歯科矯正用装置に着脱可能に固定保持することができる。また、接続部ががたつき無く固定保持されるようになる。
前記接続部に第1軟質充填材が充填され、第1軟質充填材は、前記歯科矯正装置に押し付けることで、前記歯科矯正装置の外形状に倣って変形しながら粘着力で固定保持される構成とすることができる。
これによれば、接続部の第1軟質充填材を歯科矯正装置に押し付けるだけで、歯科矯正用装置に着脱可能に固定保持することができる。
前記接続部に第2軟質充填材が充填され、第2軟質充填材は、前記歯科矯正装置に押し付けることで、前記歯科矯正装置の外形状に倣って変形しながら食い込み、外部刺激又は化学反応で硬化して固定保持される構成とすることができる。
これによれば、接続部の第2軟質充填材を歯科矯正装置に押し付け、外部刺激又は化学反応で硬化させることで、歯科矯正用装置に着脱可能に固定保持することができる。
前記接続部に所定の荷重が作用したとき、第1軟質充填材は剥離し、第2軟質充填材は破損することで、前記歯科矯正装置から取り外し可能である構成とすることができる。
これによれば、接続部の軟質充填材を歯科矯正装置から取り外す際に、所定の荷重〔例えば、付与される振動荷重よりも大きく、ブラケット5の接着強度(100N程度)よりも小さい荷重〕が作用したときに、剥離または破損するようにすれば、歯科矯正用装置を歯から脱落させることなく、接続部を歯科矯正装置から取り外すことができる。
1 歯列
1a 歯
2 歯科矯正用装置
3 歯科用振動付与装置
5 歯科矯正用ブラケット
5a 窪み
6 歯科矯正用ワイヤー
10A〜10C 振動源
11A〜11C 振動伝達部
12A〜12J 接続部
25A 第1軟質充填材
25B−1,25B−2 第2軟質充填材

Claims (10)

  1. 歯科矯正用装置を装着した歯列の特定の歯に振動を付与する歯科用振動付与装置であって、
    振動源と、前記歯科矯正用装置に接続する接続部と、前記振動源で発生する振動を前記接続部に伝達する振動伝達部とを備え、
    前記接続部は、前記歯科矯正用装置に着脱可能に固定保持されることを特徴とする歯科用振動付与装置。
  2. 前記歯科矯正用装置は、歯科矯正用ブラケットであり、前記接続部を固定保持するものであることを特徴とする請求項1に記載の歯科用振動付与装置。
  3. 前記歯科矯正用装置は、歯科矯正用ワイヤーであり、前記接続部を固定保持するものであることを特徴とする請求項1に記載の歯科用振動付与装置。
  4. 前記振動源、前記振動伝達部、前記接続部の各部材の内、少なくとも一つの部材は、他の部材と分離可能であることを特徴とする請求項1に記載の歯科用振動付与装置。
  5. 前記振動源、前記振動伝達部、前記接続部の各部材の内、少なくとも一つの部材は、外部から所定の衝撃力が作用したときに、他の部材と分離可能であることを特徴とする請求項1に記載の歯科用振動付与装置。
  6. 前記接続部は、前記歯科矯正用装置に嵌め合わせることで着脱可能に固定保持されることを特徴とする請求項1に記載の歯科用振動付与装置。
  7. 前記接続部は、前記歯科矯正装置を挟み込むことで着脱可能に固定保持されることを特徴とする請求項1に記載の歯科用振動付与装置。
  8. 前記接続部に第1軟質充填材が充填され、第1軟質充填材は、前記歯科矯正装置に押し付けることで、前記歯科矯正装置の外形状に倣って変形しながら粘着力で固定保持されることを特徴とする請求項1に記載の歯科用振動付与装置。
  9. 前記接続部に第2軟質充填材が充填され、第2軟質充填材は、前記歯科矯正装置に押し付けることで、前記歯科矯正装置の外形状に倣って変形しながら食い込み、外部刺激又は化学反応で硬化して固定保持されることを特徴とする請求項1に記載の歯科用振動付与装置。
  10. 前記接続部に所定の荷重が作用したとき、第1軟質充填材は剥離し、第2軟質充填材は破損することで、前記歯科矯正装置から取り外し可能であることを特徴とする請求項8または9に記載の歯科用振動付与装置。
JP2012149822A 2011-12-16 2012-07-03 歯科用振動付与装置 Pending JP2014012047A (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012149822A JP2014012047A (ja) 2012-07-03 2012-07-03 歯科用振動付与装置
EP12857073.6A EP2792330A4 (en) 2011-12-16 2012-12-14 VIBRATION TRANSMISSION FOR DENTAL USE
US14/365,244 US20140335467A1 (en) 2011-12-16 2012-12-14 Vibration imparting device for dental use
CN201280062167.XA CN104039261A (zh) 2011-12-16 2012-12-14 齿科用振动赋予装置
KR1020147019692A KR20140105829A (ko) 2011-12-16 2012-12-14 치과용 진동 부여 장치
PCT/JP2012/008027 WO2013088742A1 (ja) 2011-12-16 2012-12-14 歯科用振動付与装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012149822A JP2014012047A (ja) 2012-07-03 2012-07-03 歯科用振動付与装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2014012047A true JP2014012047A (ja) 2014-01-23

Family

ID=50108214

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012149822A Pending JP2014012047A (ja) 2011-12-16 2012-07-03 歯科用振動付与装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2014012047A (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007116654A1 (ja) * 2006-03-28 2007-10-18 Matsushita Electric Works, Ltd. 歯列矯正装置
JP2011116695A (ja) * 2009-12-03 2011-06-16 Tokuyama Dental Corp 歯科インプラント用セメント
WO2011134071A1 (en) * 2010-04-30 2011-11-03 Smilesonica Inc. Ultrasonic methods and devices for dental treatment

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007116654A1 (ja) * 2006-03-28 2007-10-18 Matsushita Electric Works, Ltd. 歯列矯正装置
JP2011116695A (ja) * 2009-12-03 2011-06-16 Tokuyama Dental Corp 歯科インプラント用セメント
WO2011134071A1 (en) * 2010-04-30 2011-11-03 Smilesonica Inc. Ultrasonic methods and devices for dental treatment

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2013088742A1 (ja) 歯科用振動付与装置
US8708701B2 (en) Vibrating dental plate and accessories
US9662184B2 (en) Vibrating dental devices
JP6033905B2 (ja) 矯正装置
HK1126645A1 (en) Dentition correcting device
WO2008065761A1 (fr) Dispositif orthodontique
JP2013506496A5 (ja)
TW200744543A (en) Dentition correcting device
US20150265375A1 (en) Dental vibration application method and dental vibration application device
US9597162B2 (en) Vibrating orthodontic device
US11197740B2 (en) Orthodontic correction device
US20140342300A1 (en) Class ii/iii corrector accomodating bite plates
JP2018537245A (ja) 歯科用微小振動装置
WO2009022986A3 (en) Dental retainer
KR101592421B1 (ko) 상악 치열 교정 장치
CN107440806A (zh) 一种口腔科专用医疗器械
JP6993467B2 (ja) 歯科用振動装置および歯列矯正方法
JP2014012047A (ja) 歯科用振動付与装置
JP2005319254A (ja) 口腔清掃用マウスピース上下に同時に効果的な振動を与える装置
US20130040262A1 (en) Removing Primary Teeth And Loosening Permanent Teeth
Mah Investigation of frictional resistance on orthodontic brackets when subjected to variable moments
Khan et al. A comparative study to evaluate the retention of conventional retention sleeve material versus retention. sil 600 in implant-retained overdentures: in vitro: study
KR101282332B1 (ko) 치아 이동 가속기
JP3143085U (ja) 口腔美整装着具
CN116847804A (zh) 被连接至更大质量体用于增加振动的口腔护理嘴部件

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20140227

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140624

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20140624

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20140909

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20140916

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20140916

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20140916

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20141210

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150622

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20160418

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20160418

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160607

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20161227