JP2014010744A - 情報処理装置とその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】情報処理装置とその制御方法において低消費電力化を図ること。
【解決手段】第1の空気流A1で冷却される第1の電子部品15を収容すると共に、第1の空気流A1から生成された第1の排気流B1が排出される第1の部屋11と、第2の空気流A2で冷却され且つ第1の電子部品15よりも発熱温度が低い第2の電子部品16を収容すると共に、第2の空気流A2から生成された第2の排気流B2が排出される第2の部屋12と、建物1の屋内INと屋外OUTのいずれかに第1の排気流B1の出口Ext1を切り替える第1の切替部V1と、屋内INと屋外OUTのいずれかに第2の排気流B2の出口Ext2を切り替える第2の切替部V2と第1の切替部V1と第2の切替部V2を制御する制御部40とを有する情報処理装置による。
【選択図】図2

Description

本発明は、情報処理装置とその制御方法に関する。
高度情報化社会の到来に伴い、データセンタ内の情報処理装置において大量のデータが扱われるようになりつつある。その情報処理装置にはデータを処理するための計算機が設けられるが、データ数の増大に伴い計算機の発熱量も増加する傾向にある。
発熱した計算機を効率的に冷却するデータセンタとしてコンテナ型データセンタがある。コンテナ型データセンタは、コンテナ内に計算機と専用の空調機とをまとめて収容することにより、計算機で発生した熱をコンテナ内に閉じ込めて、空調機で計算機を効率的に冷却するデータセンタである。
但し、このように専用の空調機を設けると、その空調機の消費電力の分だけコンテナ型データセンタの消費電力が増大するので、コンテナ型データセンタには省エネルギ化の点で改善の余地がある。
また、情報処理装置内の複数の回路基板を高温基板と低温基板の二種類に分け、その各々を別系統の空気流で効率的に冷却することも提案されている。この方法では専用の空調機を用いていないものの、情報処理装置を出た高温の排気流によってデータセンタ内で冷房運転をしている空調機の負担が生じ、当該空調機の消費電力が増加するおそれがある。
特開平05−102688号公報
情報処理装置とその制御方法において低消費電力化を図ることを目的とする。
以下の開示によれば、第1の空気流で冷却される第1の電子部品を収容すると共に、前記第1の空気流から生成された第1の排気流が排出される第1の部屋と、第2の空気流で冷却され且つ前記第1の電子部品よりも発熱温度が低い第2の電子部品を収容すると共に、前記第2の空気流から生成された第2の排気流が排出される第2の部屋と、建物の屋内と屋外のいずれかに前記第1の排気流の出口を切り替える第1の切替部と、前記屋内と前記屋外のいずれかに前記第2の排気流の出口を切り替える第2の切替部と、前記第1の切替部と前記第2の切替部を制御する制御部とを有する情報処理装置が提供される。
また、その開示の他の観点によれば、建物の屋内の設定温度が前記建物の屋外の外気温よりも高いとき、第1の電子部品を冷却した第1の排気流の出口を前記屋内にすると共に、前記第1の電子部品よりも発熱温度が低い第2の電子部品を冷却した第2の排気流の出口を前記屋外にするステップを有する情報処理装置の制御方法が提供される。
以下の開示によれば、第1の空気流と第2の空気流の各々で第1の電子部品と第2の電子部品を空冷するため、情報処理装置を冷却するための専用の空調機が不要となり、その空調機の消費電力を削減できる。
また、発熱温度に応じて第1の電子部品と第2の電子部品の各々を第1の部屋と第2の部屋に分けて収容するため、これらの部屋から排出される第1の排気流と第2の排気流の各々の温度に差が生じる。その温度に応じて第1の排気流と第2の排気流のいずれかを室内に戻すことで、室内の空調機の負担を軽減して更なる省エネルギ化を実現できる。
図1は、本実施形態に係る情報処理装置が設置された建物の断面図である。 図2は、本実施形態に係る情報処理装置の断面図である。 図3は、本実施形態における第1の吸気配管、第2の吸気配管、第1の排気配管、及び第2の排気配管の接続例を示す図である。 図4は、本実施形態に係る情報処理装置の制御方法を説明するためのフローチャートである。 図5は、本実施形態に係る情報処理装置の各温度での状態を模式的に示す表である。
以下に、添付図面を参照しながら本実施形態について説明する。
図1は、本実施形態に係る情報処理装置10が設置された建物1の断面図である。
建物1は、事務所やサーバルームであって、その床1xの上に複数の情報処理装置10が設置されると共に、屋内INと屋外OUTとを仕切る壁1yを備える。
このうち、屋外OUTは、温度制御がされない自然環境下にあり、その温度は外気温T1に等しい。外気温T1は、屋外OUTに設置された外気温センサ5によって測定され、その測定結果が外気温情報ST1として外気温センサ5から出力される。
一方、屋内INには空調機2が設置されており、その空調機2によって屋内INの実温度T2は人間の活動に適した温度に制御される。
空調機2としてはパッケージエアコンを使用し得る。空調機2は、暖房運転と冷房運転が可能であって、ユーザが設定した設定温度T3に実温度T2が近づくように屋内INの温度を制御する。
なお、実温度T2は、屋内INに設置された室内温度センサ6によって測定され、その測定結果が室内温度情報ST2として室内温度センサ6から出力される。また、空調機2の設定温度T3は、設定温度情報ST3として空調機2から出力される。
また、情報処理装置10は、サーバ等の計算機であって、その正面にユーザインターフェース8を備える。ユーザインターフェース8は、モニタ8aとキーボード8bとを有しており、これらを介してユーザが情報処理装置10にデータの入出力を行う。
各情報処理装置10には吸気ダクト18と排気ダクト19とが接続される。
本実施形態では、後述のように屋内INと屋外OUTの各温度に応じてこれらのいずれかから空気流を取り込み、吸気ダクト18を介してその空気流を情報処理装置10に供給することにより情報処理装置10の内部を空冷する。
そして、空冷後の暖かな排気流は、排気ダクト19を介して屋内INと屋外OUTのいずれかに排出される。
なお、吸気ダクト18と排気ダクト19の各々には、これらのダクトを屋内INと屋外OUTのいずれかに選択的に連絡するための切替部が設けられるが、図1ではその切替部を省略している。
図2は、一つの情報処理装置10の断面図である。
なお、図2において、図1で説明したのと同じ要素には図1におけるのと同じ符号を付し、以下ではその説明を省略する。
図2に示すように、情報処理装置10は、内部に免震台9を備えた外部筐体14を有しており、その外部筐体14の外側側面に上記のユーザインターフェイス8が設けられる。
このように外部筐体14の外側にユーザインターフェース8を設けることで、外部筐体14の内側にユーザインターフェース8を収める空間を確保する必要がなくなり、外部筐体14を小型化して情報処理装置10の設置面積を低減できる。
また、上記の免震台9の上には、第1の部屋11と第2の部屋12とを備えた内部筐体13が載置される。
このうち、第1の部屋11には、CPU(Central Processing Unit)やメモリユニット等のように発熱温度が高くなり易い第1の電子部品15が収容される。以下では、第1の電子部品15としてCPUを例にして説明する。
CPUは、自身の温度T6が閾値T0を超えたときに自発的にクロック周波数を低減して過剰な発熱を防止する機能を有する。当該機能の実現のために、CPUは自身の温度T6を常に監視し、その温度T6をデバイス温度情報ST6として外部に出力する。
なお、温度T6は第1の電子部品15の実際の温度であるが、第1の電子部品15としてCPU以外の部品を用いる場合には、その部品に温度センサを設けて当該温度センサから上記のデバイス温度情報ST6を出力させればよい。
一方、第2の部屋12には、第1の電子部品15よりも発熱温度が低い第2の電子部品16が収容される。そのような第2の電子部品16としては、例えば、HDD(Hard Disk Drive)やルータ等がある。第2の電子部品16は、上記の第1の電子部品15と協働して一つの計算機としての機能を実現する。
なお、この例では部屋の数が第1の部屋11と第2の部屋12の二つの場合について示しているが、部屋の数はこれに限定されず、三以上の部屋を内部筐体13に設けてもよい。本実施形態では内部筐体13内に部屋を簡単に増設でき、拡張性が高い。
また、上記の吸気ダクト18は、第1の部屋11のみに連通する第1の吸気配管21と、第2の部屋12のみに連通する第2の吸気配管22とを有する。
第1の吸気配管21の途中には、第1の吸気ファン25と第2の吸気ファン35が設けられており、これらのファンによって第1の電子部品15を冷却する第1の空気流A1が生成される。
なお、第1の空気流A1の風量が十分得られる場合には、第1の吸気ファン25と第2の吸気ファン35のいずれかを省いてもよい。
また、第2の吸気配管22の途中には、第2の電子部品16を冷却するための第2の空気流A2を生成するための第3の吸気ファン27と第4の吸気ファン36が設けられる。
第1の空気流A1と同様に、第2の空気流A2の風量が十分得られる場合には、第3の吸気ファン27と第2の吸気ファン36のいずれかを省いてもよい。
一方、上記の排気ダクト19は、第1の部屋11のみに連通する第1の排気配管31と、第2の部屋12のみに連通する第2の排気配管32とを有する。
このうち、第1の排気配管31は、第1の空気流A1から生成された第1の排気流B1を情報処理装置10の外部に排気するものであって、排気を促す第1の排気ファン26を内側に備える。なお、排気が十分に行える場合には第1の排気ファン26を省いてもよい。
また、第1の部屋11には第1の排気流B1を排出する第1の開口11aが形成されており、その第1の開口11aには第1の排気温度センサ33が設けられる。第1の排気温度センサ33は、第1の排気流B1の温度T4を測定し、その測定結果を第1の排気温度情報ST4として出力する。
一方、第2の排気配管32は、第2の空気流A2から生成された第2の排気流B2を情報処理装置10の外部に排気するのに使用され、排気を促す第2の排気ファン28を内側に備える。なお、排気が十分に行える場合には第2の排気ファン28を省いてもよい。
また、第2の部屋12には第2の排気流B2を排出する第2の開口12aが形成されており、その第2の開口12aには第2の排気温度センサ34が設けられる。第2の排気温度センサ34は、第2の排気流B2の温度T5を測定し、その測定結果を第2の排気温度情報ST5として出力する。
なお、吸気ダクト18と排気ダクト19の各々の途中にはフレキシブル管17が接続されており、そのフレキシブル管17が変形することで、外部筐体14から内部筐体13に伝わる振動を軽減することができる。
図3は、上記の第1及び第2の吸気配管21、22と、第1及び第2の排気配管31、32の接続例を示す図である。
なお、図3において、図1と図2で説明したのと同じ要素にはこれらにおけるのと同じ符号を付し、以下ではその説明を省略する。
図3に示すように、第1の排気配管31と第2の排気配管32には、それぞれ第1の切替部V1と第2の切替部V2が設けられる。
第1の切替部V1は、建物1の屋内INと屋外OUTのいずれかに第1の排気配管31を連絡する三方弁であって、その流路を制御することにより第1の排気流B1の出口Ext1を屋内INと屋外OUTのいずれかに切り替えることができる。
また、第2の切替部V2は、屋内INと屋外OUTのいずれかに第2の排気配管32を連絡する三方弁であって、その流路を制御することにより第2の排気流B2の出口Ext2を屋内INと屋外OUTのいずれかに切り替えることができる。
更に、第1の吸気配管21と第2の吸気配管22には、それぞれ第3の切替部V3と第4の切替部V4が設けられる。
このうち、第3の切替部V3は、屋内INと屋外OUTのいずれかに第1の吸気配管21を連絡する三方弁であって、その流路を制御することにより第1の空気流A1の入口Ent1を屋内INと屋外OUTのいずれかに切り替えることができる。
そして、第4の切替部V4は、屋内INと屋外OUTのいずれかに第2の吸気配管22を連絡する三方弁であって、その流路を制御することにより第1の空気流A2の入口Ent2を屋内INと屋外OUTのいずれかに切り替えることができる。
これらの第1〜第4の切替部V1〜V4は、制御部40が出力する第1〜第4の制御信号S1〜S4によって制御される。
制御部40は特に限定されない。制御部40としては、情報処理装置10内に設けられたサーバや、建物1内で用いるパーソナルコンピュータを使用し得る。
その制御部40は、既述の外気温情報ST1、室内温度情報ST2、設定温度情報ST3、第1の排気温度情報ST4、第2の排気温度情報ST5、及びデバイス温度情報ST6に基づいて、上記の第1〜第4の制御信号S1〜S4を生成する。
このような構成によれば、各温度情報ST1〜ST6に基づいて、屋内INと屋外OUTのいずれかに各空気流A1、A2の各々の入口Ent1、Ent2を切り替えたり、屋内INと屋外OUTのいずれかに各排気流B1、B2の各々の出口Ext1、Ext2を切り替えたりすることができる。
その切り替え方法について、図4を参照しながら説明する。
図4は、本実施形態に係る情報処理装置の制御方法を説明するためのフローチャートである。
また、図5は、各温度における情報処理装置10の状態を模式的に示す表である。
図4の最初のステップP1では、情報処理装置10の電源をオンにすることにより、第1の電子部品15と第2の電子部品16の各々の電源をオン状態にして、これらの電子部品によるジョブの処理を開始する。
次に、ステップP2に移り、外気温T1と空調機2の設定温度T3とを比較する。この比較は、制御部40が外気温情報ST1と室内温度情報ST2とに基づいて行う。
外気温T1と設定温度T3との大小関係は、空調機2により屋内INで暖房と冷房のどちらを行っているのかの判断材料となる。
例えば、設定温度T3が外気温T1以上(T1≦T3)のときは、外気温よりも高い温度の室内温度をユーザが望んでいるということであり、空調機2は暖房運転をしていると判断できる。また、これとは逆に設定温度T3が外気温T1よりも低い(T1>T3)ときは、外気温よりも低い温度の室内温度をユーザが望んでいるということであり、空調機2は冷房運転をしていると判断できる。
そして、ステップP2において、設定温度T3が外気温T1よりも低く(T1>T3)、空調機2が冷房運転をしていると判断されたときは、ステップP3に移る。
そのステップP3では、デバイス温度情報ST6に基づいて、制御部40が第1の電子部品15の温度T6と上限温度T7との比較を行う。
ここで、上限温度T7は、第1の電子部品15に許される最高温度であって、その値はユーザが設定する。設定の仕方も特に限定されないが、第1の電子部品15がCPUの場合、第1の電子部品15の温度T6が既述の閾値T0を越えるとクロック周波数が低減してCPUのパフォーマンスが下がるので、閾値T0よりも数℃低い温度に上限温度T7を設定するのが好ましい。
第1の電子部品15の温度T6と上限温度T7との大小関係は、第1の電子部品15を積極的に冷却すべきか否かの判断材料となる。例えば、温度T6が上限温度T7を超えている(T6>T7)ときは、温度T6が更に上記の閾値T0を越えてCPUのクロック周波数が低下するおそれがあるので、第1の電子部品15を積極的に冷却すべきと判断できる。
ステップP3において第1の電子部品15の温度T6が上限温度T7よりも高い(T6>T7)と判断された場合にはステップP4に移る。
ステップP4に移る前提条件は、上記のように空調機2が冷房運転をし、かつ、第1の電子部品15を積極的に冷却すべき場合である。
よって、冷房運転中の空調機2に負荷をかけないように、ステップP4では第1の切替部V1と第2の切替部V2の各々の流路を屋外OUTに接続することにより、第1の排気流B1と第2の排気流B2の各々の出口Ext1、Ext2を屋外OUTとする。
これにより、暖かな各排気流B1、B2で室内INの温度が上昇するのを防止して、冷房運転中の空調機2で消費電力が増加するのを抑制できる。
また、本ステップP4では、第3の切替部V3の流路を室内INに接続することにより、第1の空気流A1の入口Ent1を室内INにする。これにより、空調機2で冷却された第1の空気流A1で第1の電子部品15を積極的に冷却することができ、第1の電子部品15のパフォーマンスが低下するのを防止できる。
なお、第1の電子部品15よりも発熱温度が低い第2の電子部品16は、第1の電子部品15のように積極的に冷却する必要はない。よって、本ステップP4では、屋外OUTから取り込んだ第2の空気流A2で第2の電子部品16を冷却し、室内INの冷気を無駄に消費しないようにする。このためには、第4の切替部V4の流路を屋外OUTに接続すればよい。
一方、ステップP3において、第1の電子部品15の温度T6が上限温度T7以下(T6≦T7)であると判断された場合にはステップP5に移る。
温度の大小関係がT6≦T7のときは、第1の電子部品15の温度が上限温度T7に達するまで余裕があるので、室内INの冷気を無駄に利用して第1の電子部品15を積極的に冷却する必要はない。
よって、本ステップP5では、第3の切替部V3の流路を屋外OUTに接続することにより、第1の空気流A1の入口Ent1を屋外OUTにし、屋外OUTから取り込んだ第1の空気流A1で第1の電子部品15を冷却する。
なお、第2の電子部品16についても、ステップP4と同様に、屋外OUTから取り込んだ第2の空気流A2で冷却する。
更に、ステップP4と同様に、第1の排気流B1と第2の排気流B2を屋外OUTに排出することにより、これらの暖かな排気流によって空調機2の負担が増えるのを防止する。
一方、ステップP2において、設定温度T3が外気温T1以上であり(T1≦T3)、空調機2が暖房運転をしていると判断したときは、ステップP6に移る。
このようにステップP6を行う前提条件は空調機2が暖房運転をしていることであるが、暖かな第1の排気流B1と第2の排気流B2を屋内INに戻すことで、これらの排気流によって室内の温度が上がり空調機2の負担を減らすことができる。
但し、第1の排気流B1や第2の排気流B2が室温よりも低温である場合にこれらを混合して室内INに戻しても室内温度がかえって低下してしまい、排気流による空調機2の負担軽減の実効が得られなくなってしまう。
そこで、本ステップP6では、第1の排気流B1と第2の排気流B2のどちらを屋内INに戻すのかの判断材料を得るために、屋内INの実温度T2、第1の排気流B1の温度T4、及び第2の排気流B2の温度T5の大小を比較する。この比較は、制御部40が、室内温度情報ST2、第1の排気温度情報ST4、及び第2の排気温度情報ST5に基づいて行う。
ここで、各温度についてT5<T2≦T4の関係が成り立つときにはステップP7に移る。
関係T5<T2≦T4により、第2の排気流B2の温度T5は屋内INの実温度T2よりも低いことになるが、この状態で第2の排気流B2を屋内INに戻しても、屋内INの実温度T2はかえって低下して暖房運転中の空調機2の負担が増えてしまう。
よって、この場合には、第2の切替部V2の流路を屋外OUTに接続することにより、第2の排気流B2の出口Ext2を屋外OUTとし、低温の第2の排気流B2で屋内INが冷されないようにする。
一方、関係T5<T2≦T4により第1の排気流B1の温度T4は屋内INの実温度T2以上であるため、第1の排気流B1は屋内INの暖房に使用できる。
よって、本ステップP7では第1の切替部V1の流路を屋内INに接続することにより、第1の排気流B1の出口Ext1を室内INにし、第1の排気流B1で屋内INを暖房して暖房運転中の空調機2の負担を軽減する。
なお、ステップP7を行う前提条件は空調機2が暖房運転をしていることであり、この場合には外気温は屋内INの実温度よりも低いため、屋内INの空気よりも屋外OUTの空気を利用したほうが第1の電子部品15と第2の電子部品16を効率的に冷却できる。
よって、本ステップP7では、第3の切替部V3と第4の切替部V4の各々の流路を屋外OUTに接続することにより、第1の空気流A1と第2の空気流A2の各々の入口Ent1、Ent2を屋外OUTとする。これについては後述のステップP8とステップP9でも同様である。
なお、外気温が低すぎる場合には、第3の切替部V3と第4の切替部V4の各々の弁の開きを調節して屋外OUTと屋内INのそれぞれから空気を取り込むことにより、適温に調節された第1の空気流A1と第2の空気流A2とを生成してもよい。
一方、ステップP6において、各温度についてT2≦T5<T4の関係が成り立つと判断された場合にはステップP8に移る。
この場合は、関係T2≦T5<T4が成り立つことにより、第1の排気流B1と第2の排気流B2の両方の温度T4、T5が屋内INの実温度T2以上であるため、第1の排気流B1と第2の排気流B2の両方を屋内INの暖房に使用できる。
よって、本ステップP8では、第1の切替部V1と第2の切替部V2の各々の流路を屋内INに接続することにより、第1の排気流B1と第2の排気流B2の各々の出口Ext1、Ext2を屋内INとする。これにより、第1の排気流B1と第2の排気流B2の両方で室内INが暖められ、暖房運転をしている空調機2の負担を軽減することができる。
一方、ステップP6において、各温度についてT5<T4<T2の関係が成り立つと判断された場合にはステップP9に移る。
この場合は、関係T5<T4<T2が成り立つことにより、第1の排気流B1と第2の排気流B2の各々の温度T4、T5が屋内INの実温度T2よりも低いため、これらの排気流を室内INに戻すと室内INの温度が下がってしまう。
そのため、本ステップでは、第1の切替部V1と第2の切替部V2の各々の流路を屋外OUTに接続することにより、第1の排気流B1と第2の排気流B2の各々の出口Ext1、Ext2を屋外OUTとする。これにより、第1の排気流B1と第2の排気流B2によって室内INの温度が冷えるのを防止して、暖房運転をしている空調機2の負担が増えるのを抑制できる。
上記のようにステップP4、P5、P7〜P9を終了した後はステップP10に移る。
ステップP10では、情報処理装置10を継続して使用するかどうかを制御部40が判断する。その判断基準は特に限定されないが、本実施形態では情報処理装置10で処理すべきジョブがない場合には継続して使用しない(NO)と判断し、処理すべきジョブがまだある場合には継続して使用する(YES)と判断する。
ここで、継続して使用する(YES)と判断した場合には再びステップP2に戻る。
一方、継続して使用しない(NO)と判断した場合には、ステップP11に移り、制御部40が第1の電子部品15と第2の電子部品16の各々の電源をオフ状態にすることにより、情報処理装置10の電源をオフにする。
その後、ステップP12に移り、制御部40の制御下において、第1〜第4の切替部V1〜V4の全ての流路を屋内INにする。これにより、第1〜第4の切替部V1〜V4を介して外気が情報処理装置10の内部に侵入するのを防止でき、外気によって第1の電子部品15や第2の電子部品16が腐食する危険性を低減できる。
以上により、本実施形態に係る情報処理装置の制御方法の基本ステップを終える。
上記した本実施形態によれば、建物1の屋内INや屋外OUTから取り込んだ空気流A1、A2で第1の電子部品15と第2の電子部品16を冷却する。そのため、情報処理装置10を冷却するための専用の空調機が不要となり、その空調機の消費エネルギの分だけ省エネルギ化を実現できる。
気象庁による2008年の東京の気象データによれば、年間で外気温が35℃を超えるのは0時間であり、外気温が34℃を越える時間もわずかに8時間だけである。仮に35℃が第1の電子部品15の上限温度T7である場合、1年のうちの大部分は外気で第1の電子部品15を冷却することができ、高々8時間だけのために専用の空調機を使用するのはコスト的に無駄である。本実施形態によれば、専用の空調機を用いないことによりこのような無駄なコストを削減でき、情報処理装置10の導入コストを低廉化することもできる。
更に、図4のステップP7においては、第1の排気流B1の出口Ext1を屋内INに切り替え、第2の排気流B2の出口Ext2を屋外OUTに切り替える。
このように第1の排気流B1のみを屋内INに戻すことで、第1の排気流B1よりも温度が低い第2の排気流B2によって屋内INの実温度が低下するのを防止し、実温度の低下が原因で暖房運転中の空調機2の負担を増大するのを抑制できる。
しかも、屋内INに戻された第1の排気流B1によって室内INの実温度が高くなるので、暖房運転中の空調機2の負荷が減ってその空調機2の省エネルギ化を図ることができる。
例えば、情報処理装置10の全体の消費電力が40kWでそのうちの60%の電力が第1の電子部品15で消費されている場合には、24kW(=40kW×60%)の熱エネルギが第1の排気流B1によって室内INに輸送される。よって、この場合には、24kWの廃熱を暖房に再利用して空調機2の省エネルギ化を実現できる。
また、ステップP4のように第1の空気流A1の入口Ent1を屋内INに切り替え、第2の空気流A2の入口Ent2を屋外OUTに切り替えることで、冷房運転中の空調機2で冷却された第1の空気流A1で第1の電子部品15を積極的に冷却することができる。
しかも、そのステップP4では第1の電子部品15よりも発熱温度が低い第2の電子部品16は、屋外から取り入れた第2の空気流A2で冷却するので、室内INの冷気を無駄に消費せずに冷房運転中の空調機2の省エネルギ化を図ることができる。
例えば、情報処理装置10の全体の消費電力が40kWでそのうちの30%の電力が第2の電子部品16で消費されている場合には、12kW(=40kW×30%)の熱エネルギが第2の排気流B2によって輸送される。その第2の排気流B2を室内INに戻すと、空調機2は12kWに相当するエネルギで冷気を生成しなければならなくなるが、本実施形態のように屋外OUTに第2の排気流B2を排気することで空調機2のエネルギを12kWだけ削減できる。
上記のように、本実施形態では外気温T1、室内の実温度T2、空調機2の設定温度T3、第1の排気流B1の温度T4、第2の排気流B2の温度T5、及び第1の電子部品15の温度T6との上限温度T7に応じてステップP4、P5、P7〜P9のいずれかを行う。
以下に、これらの温度の一例について説明する。
(第1例)
・外気温T1…10℃
・室内の実温度T2…25℃
・空調機2の設定温度T3…25℃
・第1の排気流B1の温度T4…20℃
・第2の排気流B2の温度T5…17℃
・第1の電子部品15の温度T6…40℃
・第1の電子部品15の上限温度T7…60℃
この場合は、各温度の大小関係がT1≦T3、T5<T4<T2となるので、ステップP9が行われることになる。
(第2例)
・外気温T1…10℃
・室内の実温度T2…25℃
・空調機2の設定温度T3…25℃
・第1の排気流B1の温度T4…40℃
・第2の排気流B2の温度T5…20℃
・第1の電子部品15の温度T6…40℃
・第1の電子部品15の上限温度T7…60℃
この場合は、各温度の大小関係がT1≦T3、T5<T2≦T4となるので、ステップP7が行われることになる。
(第3例)
・外気温T1…10℃
・室内の実温度T2…25℃
・空調機2の設定温度T3…25℃
・第1の排気流B1の温度T4…50℃
・第2の排気流B2の温度T5…30℃
・第1の電子部品15の温度T6…40℃
・第1の電子部品15の上限温度T7…60℃
この場合は、各温度の大小関係がT1≦T3、T2≦T5<T4となるので、ステップP8が行われることになる。
(第4例)
・外気温T1…30℃
・室内の実温度T2…25℃
・空調機2の設定温度T3…25℃
・第1の排気流B1の温度T4…50℃
・第2の排気流B2の温度T5…30℃
・第1の電子部品15の温度T6…50℃
・第1の電子部品15の上限温度T7…60℃
この場合は、各温度の大小関係がT1>T3、T6≦T7となるので、ステップP5が行われることになる。
(第5例)
・外気温T1…30℃
・室内の実温度T2…25℃
・空調機2の設定温度T3…25℃
・第1の排気流B1の温度T4…50℃
・第2の排気流B2の温度T5…30℃
・第1の電子部品15の温度T6…65℃
・第1の電子部品15の上限温度T7…60℃
この場合は、各温度の大小関係がT1>T3、T6>T7となるので、ステップP4が行われることになる。
以上説明した各実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1) 第1の空気流で冷却される第1の電子部品を収容すると共に、前記第1の空気流から生成された第1の排気流が排出される第1の部屋と、
第2の空気流で冷却され且つ前記第1の電子部品よりも発熱温度が低い第2の電子部品を収容すると共に、前記第2の空気流から生成された第2の排気流が排出される第2の部屋と、
建物の屋内と屋外のいずれかに前記第1の排気流の出口を切り替える第1の切替部と、
前記屋内と前記屋外のいずれかに前記第2の排気流の出口を切り替える第2の切替部と、
前記第1の切替部と前記第2の切替部を制御する制御部と、
を有することを特徴とする情報処理装置。
(付記2) 前記制御部は、
前記屋外の外気温、前記室内の設定温、前記室内の実温度、前記第1の電子部品の温度、前記第1の排気流の温度、及び前記第2の排気流の温度の少なくとも一に基づいて、前記第1の切替部と前記第2の切替部とを制御することを特徴とする付記1に記載の情報処理装置。
(付記3) 前記設定温度が前記外気温よりも高いとき、
前記制御部の制御下において、前記第1の切替部が前記第1の排気流の前記出口を前記屋内に切り替え、前記第2の切替部が前記第2の排気流の前記出口を前記屋外に切り替えることを特徴とする付記2に記載の情報処理装置。
(付記4) 前記設定温度が前記外気温よりも高く、且つ、前記室内の前記実温度が前記第2の排気流の前記温度よりも低いとき、
前記制御部の制御下において、前記第1の切替部が前記第1の排気流の前記出口を前記屋内に切り替え、前記第2の切替部が前記第2の排気流の前記出口を前記室内に切り替えることを特徴とする付記2に記載の情報処理装置。
(付記5) 前記設定温度が前記外気温よりも高く、且つ、前記第1の排気流の前記温度が前記室内の前記実温度よりも低いとき、
前記制御部の制御下において、前記第1の切替部が前記第1の排気流の前記出口を前記屋外に切り替え、前記第2の切替部が前記第2の排気流の前記出口を前記屋外に切り替えることを特徴とする付記2に記載の情報処理装置。
(付記6) 前記第1の部屋と前記第1の切替部とを連絡する第1の排気配管と、
前記第2の部屋と前記第2の切替部とを連絡する第2の排気配管とを更に有し、
前記第1の切替部は、前記屋内と前記屋外のいずれかに前記第1の排気配管を連絡する三方弁であり、
前記第2の切替部は、前記屋内と前記屋外のいずれかに前記第2の排気配管を連絡する三方弁であることを特徴とする付記1乃至付記5のいずれかに記載の情報処理装置。
(付記7) 前記屋内と前記屋外のいずれかに前記第1の空気流の入口を切り替える第3の切替部と、
前記屋内と前記屋外のいずれかに前記第2の空気流の入口を切り替える第4の切替部とを更に備え、
前記制御部は、前記第3の切替部と前記第4の切替部を制御することを特徴とする付記2に記載の情報処理装置。
(付記8) 前記設定温度が前記外気温よりも低いとき、
前記制御部の制御下において、前記第3の切替部が前記第1の空気流の前記入口を前記屋内に切り替え、前記第4の切替部が前記第2の空気流の前記入口を前記屋外に切り替えることを特徴とする付記7に記載の情報処理装置。
(付記9) 前記設定温度が前記外気温よりも低く、且つ、前記第1の電子部品の前記温度が上限温度よりも低いとき、
前記制御部の制御下において、前記第3の切替部が前記第1の空気流の前記入口を前記屋外に切り替え、前記第4の切替部が前記第2の空気流の前記入口を前記屋外に切り替えることを特徴とする付記7に記載の情報処理装置。
(付記10) 前記第1の部屋と前記第3の切替部とを連絡する第1の吸気配管と、
前記第2の部屋と前記第4の切替部とを連絡する第2の吸気配管とを更に有し、
前記第3の切替部は、前記屋内と前記屋外のいずれかに前記第1の吸気配管を連絡する三方弁であり、
前記第4の切替部は、前記屋内と前記屋外のいずれかに前記第2の吸気配管を連絡する三方弁であることを特徴とする付記7乃至付記9のいずれかに記載の情報処理装置。
(付記11) 前記第1の電子部品と前記第2の電子部品の各々がオフ状態のとき、前記制御部の制御下において、前記第1の切替部が前記第1の排気流の前記出口を前記屋内にし、前記第2の切替部が前記第2の排気流の前記出口を前記屋内にすることを特徴とする付記1乃至付記10のいずれかに記載の情報処理装置。
(付記12) 前記第1の部屋と前記第2の部屋とを内側に備えた筐体と、
前記筐体の外側に設けられたユーザインターフェースとを更に有することを特徴とする付記1乃至付記11のいずれかに記載の情報処理装置。
(付記13) 建物の屋内の設定温度が前記建物の屋外の外気温よりも高いとき、第1の電子部品を冷却した第1の排気流の出口を前記屋内にすると共に、前記第1の電子部品よりも発熱温度が低い第2の電子部品を冷却した第2の排気流の出口を前記屋外にするステップを有することを特徴とする情報処理装置の制御方法。
1…建物、1x…床、1y…壁、2…空調機、8…ユーザインターフェース、8a…モニタ、8b…キーボード、9…免震台、10…情報処理装置、11…第1の部屋、11a…第1の開口、12…第2の部屋、12a…第2の開口、13…内部筐体、14…外部筐体、15…第1の電子部品、16…第2の電子部品、17…フレキシブル管、18…吸気ダクト、19…排気ダクト、21…第1の吸気配管、22…第2の吸気配管、25…第1の吸気ファン、26…第1の排気ファン、27…第3の吸気ファン、28…第2の排気ファン、31…第1の排気配管、32…第2の排気配管、33…第1の排気温度センサ、34…第2の排気温度センサ、35…第2の吸気ファン、36…第4の吸気ファン、40…制御部、V1〜V4…第1〜第4の切替部、T1…外気温、T2…屋内の実温度、T3…設定温度、T4…第1の排気流の温度、T5…第2の排気流の温度、T6…第1の電子部品の温度、T7…上限温度。

Claims (6)

  1. 第1の空気流で冷却される第1の電子部品を収容すると共に、前記第1の空気流から生成された第1の排気流が排出される第1の部屋と、
    第2の空気流で冷却され且つ前記第1の電子部品よりも発熱温度が低い第2の電子部品を収容すると共に、前記第2の空気流から生成された第2の排気流が排出される第2の部屋と、
    建物の屋内と屋外のいずれかに前記第1の排気流の出口を切り替える第1の切替部と、
    前記屋内と前記屋外のいずれかに前記第2の排気流の出口を切り替える第2の切替部と、
    前記第1の切替部と前記第2の切替部を制御する制御部と、
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記制御部は、
    前記屋外の外気温、前記室内の設定温度、前記室内の実温度、前記第1の電子部品の温度、前記第1の排気流の温度、及び前記第2の排気流の温度の少なくとも一に基づいて、前記第1の切替部と前記第2の切替部とを制御することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記設定温度が前記外気温よりも高いとき、
    前記制御部の制御下において、前記第1の切替部が前記第1の排気流の前記出口を前記屋内に切り替え、前記第2の切替部が前記第2の排気流の前記出口を前記屋外に切り替えることを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記屋内と前記屋外のいずれかに前記第1の空気流の入口を切り替える第3の切替部と、
    前記屋内と前記屋外のいずれかに前記第2の空気流の入口を切り替える第4の切替部とを更に備え、
    前記制御部は、前記第3の切替部と前記第4の切替部を制御することを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  5. 前記設定温度が前記外気温よりも低いとき、
    前記制御部の制御下において、前記第3の切替部が前記第1の空気流の前記入口を前記屋内に切り替え、前記第4の切替部が前記第2の空気流の前記入口を前記屋外に切り替えることを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 建物の屋内の設定温度が前記建物の屋外の外気温よりも高いとき、第1の電子部品を冷却した第1の排気流の出口を前記屋内にすると共に、前記第1の電子部品よりも発熱温度が低い第2の電子部品を冷却した第2の排気流の出口を前記屋外にするステップを有することを特徴とする情報処理装置の制御方法。
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