JP2014010674A - 情報管理システム、画像処理装置、制御方法、及び、制御プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】 容易かつ正確に情報を管理することができる情報管理システム、画像処理装置、制御方法、及び、制御プログラムを提供する。
【解決手段】書類Dに文字列16及び文字列16を囲む識別枠17を捺印するための捺印具2と、書類Dの画像情報を処理する画像処理装置3と、を備え、画像処理装置3は、書類Dを撮像可能な撮像部8と、撮像部8により撮像された書類Dの画像情報を記憶する記憶部6と、制御部7と、を備え、制御部7は、撮像部8により撮像された書類Dの画像情報において識別枠17を認識し、識別枠17により囲まれた文字列16を読み取り、読み取った文字列に応じて書類Dの画像情報に分類情報を付加して記憶部6に記憶する。
【選択図】図6
【解決手段】書類Dに文字列16及び文字列16を囲む識別枠17を捺印するための捺印具2と、書類Dの画像情報を処理する画像処理装置3と、を備え、画像処理装置3は、書類Dを撮像可能な撮像部8と、撮像部8により撮像された書類Dの画像情報を記憶する記憶部6と、制御部7と、を備え、制御部7は、撮像部8により撮像された書類Dの画像情報において識別枠17を認識し、識別枠17により囲まれた文字列16を読み取り、読み取った文字列に応じて書類Dの画像情報に分類情報を付加して記憶部6に記憶する。
【選択図】図6
Description
本発明は、書類の画像情報を管理する情報管理システムに関する。また、この情報管理システムのための画像処理装置、制御方法、及び、制御プログラムに関する。
一般的に、複数の書類を種類ごとに分類して管理するときは、種類ごとに分類した書類をそれぞれ公知のクリアファイル(例えば特許文献1参照)に収納したり、公知の付箋を付したりして管理をすることがある。例えば、複数の書類として見積書類、報告書類、重要書類、及び、保存書類がある場合に、これらの書類をそれぞれの種類ごとに分類し、例えば見積書類を見積書類用のクリアファイルに収納し、報告書類を報告書類用のクリアファイルに収納するなどして、複数の書類を管理することがある。
しかしながら、上記のような書類管理では、ユーザーが複数の書類を手作業で分類しなければならないので、煩わしさがあり、また、分類を間違えることもあった。また、分類した書類を閲覧するときも、その都度クリアファイルから書類を取り出さなければならないので煩わしさがあった。また、例えばユーザーが机で作業しているときに、書類が机の上に散乱してしまい、作業効率が悪くなることがあった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、容易かつ正確に情報を管理することができる情報管理システム、画像処理装置、制御方法、及び、制御プログラムの提供を目的とする。
本発明は、上記課題を解決するための情報管理システムであって、書類に文字列及び当該文字列を囲む識別枠を捺印するための捺印具と、前記書類の画像情報を処理する画像処理装置と、を備え、前記画像処理装置は、前記書類を撮像可能な撮像部と、前記撮像部により撮像された前記書類の画像情報を記憶する記憶部と、制御部と、を備え、前記制御部は、前記撮像部により撮像された前記書類の画像情報において前記識別枠を認識し、前記識別枠により囲まれた文字列を読み取り、読み取った前記文字列に応じて前記書類の画像情報に分類情報を付加して前記記憶部に記憶する、情報管理システムである。
このような構成によれば、捺印具により文字列が捺印された書類を撮像部により撮像することにより、文字列に応じて書類の画像情報を分類することができるので、情報を容易に管理することができる。また、識別枠を認識し、当該識別枠により囲まれた文字列を読み取り、読み取った文字列に応じて書類の画像情報を分類するので、画像情報を正確に分類することができる。よって、本発明によれば、容易かつ正確に情報を管理することができる。
また、上記情報管理システムにおいて、前記画像処理装置は、前記撮像部により撮像された前記書類の画像情報を表示可能な表示部を備え、前記制御部は、前記書類の画像情報を前記表示部に表示することが好ましい。
あるいは、本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、文字列及び当該文字列を囲む識別枠が捺印具により捺印された書類の画像情報を処理する画像処理装置であって、前記書類を撮像可能な撮像部と、前記撮像部により撮像された前記書類の画像情報を記憶する記憶部と、制御部と、を備え、前記制御部は、前記撮像部により撮像された前記書類の画像情報において前記識別枠を認識し、前記識別枠により囲まれた文字列を読み取り、読み取った前記文字列に応じて前記書類の画像情報に分類情報を付加して前記記憶部に記憶する、画像処理装置であってもよい。
あるいは、本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、書類に文字列及び当該文字列を囲む識別枠を捺印するための捺印具と、前記書類の画像情報を処理する画像処理装置と、を備える情報管理システムを制御する制御方法であって、前記画像処理装置は、前記書類を撮像可能な撮像部と、前記撮像部により撮像された前記書類の画像情報を記憶する記憶部と、制御部と、を備え、前記制御部が、前記撮像部により撮像された前記書類の画像情報において前記識別枠を認識するステップと、前記識別枠により囲まれた文字列を読み取るステップと、読み取った前記文字列に応じて前記書類の画像情報に分類情報を付加して前記記憶部に記憶するステップと、を実行する制御方法であってもよい。
あるいは、本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、書類に文字列及び当該文字列を囲む識別枠を捺印するための捺印具と、前記書類の画像情報を処理する画像処理装置と、を備える情報管理システムを制御する制御プログラムであって、前記画像処理装置は、前記書類を撮像可能な撮像部と、前記撮像部により撮像された前記書類の画像情報を記憶する記憶部と、制御部と、を備え、前記制御部に、前記撮像部により撮像された前記書類の画像情報において前記識別枠を認識するステップと、前記識別枠により囲まれた文字列を読み取るステップと、読み取った前記文字列に応じて前記書類の画像情報に分類情報を付加して前記記憶部に記憶するステップと、を実行させる制御プログラムであってもよい。
本発明の情報管理システム、画像処理装置、制御方法、及び、制御プログラムによれば、容易かつ正確に情報を管理することができる。
以下、本発明の実施形態について添付図面を参照して説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る情報管理システムの概略構成図であり、(a)は捺印具の斜視図であり、(b)は画像処理装置の斜視図である(図1の(a)と(b)は異なる縮尺で示している。)。また、図2は、捺印具により捺印された書類の平面図である。
図1及び図2に示すように、情報管理システム1は、書類Dに捺印するための捺印具2と、書類Dの画像情報を処理する画像処理装置3とを備えている。書類Dとしては、特に限定されないが、世間一般に用いられている様々な種類の書類を例示することができ、例えば、見積書類、報告書類、重要書類、保存書類等を挙げることができる。また、その他にも、ユーザーの選択により任意の複数の書類を用いることができる。
次に、捺印具2について説明する。捺印具2は、本体10と、本体10に対して回転可能に取り付けられた回転体11と、回転体11を回転させるための回転つまみ13と、を備えており、ユーザーが本体10を把持して書類Dに対して捺印をするものである。本体10の先端部には開口部14が形成されており、この開口部14に回転体11が配置されている。図3は、回転体の断面図である。この回転体11は、ほぼ四角柱状に形成されており、回転つまみ13に接続された回転軸12を回転中心として回転する。回転体11の各側面にはそれぞれ、書類Dに捺印するための捺印部15,15・・・が形成されており、回転体11が回転することにより、各捺印部15が開口部14を介してそれぞれ外部に露出する。図4は、捺印部の正面図である。捺印部15は、文字列捺印部151と、文字列捺印部151を囲む四角い枠形の枠捺印部152とを備えており、文字列捺印部151により文字列16を捺印することができ、枠捺印部152により文字列16を囲む枠形の識別枠17を捺印することができる。捺印のためのインクは予め捺印部15に染み込ませておいてもよく、或いは、捺印する度に捺印部15に付着させてもよい。また、インクの色は予め設定された識別色(本実施形態では、朱色)を用い、後述する画像処理装置3により認識し易い色を用いることが好ましい。
各捺印部15の文字列捺印部151は、それぞれ異なる文字列の印面を有しており、それぞれ固有の文字列16を書類Dに捺印することができる。本実施形態では、各文字列捺印部151により「見積書類」、「報告書類」、「重要書類」、「保存書類」の文字列16をそれぞれ捺印することができる。ここで、文字列は、複数の文字の配列だけでなく、1つの文字のみも含む概念である。また、枠捺印部152は、本実施形態では2重線の枠としているが、これに限定されるものではなく、1本線(単線)の枠や3重線の枠にしてもよい。この枠捺印部152により書類Dに識別枠17を捺印することができる。
回転つまみ13は本体10の側面に配置されており、ユーザーが回転つまみ13を指でつまんで回転させることにより回転体11を矢印のように回転させることができ、この回転により、複数の捺印部15をそれぞれ切り換えて、捺印したい文字列16に対応する文字列捺印部151を選択することができる。
次に、画像処理装置3について説明する。図5は、画像処理装置のブロック図である。図5に示すように、画像処理装置3は、パソコン30と、パソコン30に接続されたスキャナ31とを備えており、パソコン30は、表示部4、入力部5、記憶部6及び制御部7を備えており、スキャナ31は、撮像部8を備えている。
表示部4としては、液晶ディスプレイや有機ELディスプレイ等の公知の表示デバイスを用いることができ、その表示画面上に画像情報等を表示することができる。また、入力部5としては、ユーザーの操作により情報を入力できる公知のキーボードやマウスを用いることができる。
記憶部6は、情報処理のためのプログラム及びデータを記憶する公知のハードディスク又は半導体メモリなどの記憶媒体により構成されている。この記憶部6は、撮像部8により撮像された書類Dの画像情報を記憶することができる。画像情報は、例えば、jpeg及びgifなどのファイル形式により記憶される。また、記憶部6には、情報管理システム1を制御するための制御プログラムが記憶されている。また、記憶部6には、予め設定された識別色(本実施形態では、朱色)の情報が記憶されている。また、記憶部6には、読み取りを許可する文字列のホワイトリストが記録されている。本実施形態では、ホワイトリストとして「見積書類」、「報告書類」、「重要書類」、「保存書類」の文字列が予め登録されている。また、記憶部6はその他にも各種の情報を適宜記憶することができる。
制御部7は、プログラム及びデータに基づいて情報処理をする公知のCPUなどのプロセッサにより構成されている。この制御部7は、記憶部6に記憶された情報管理システムの制御プログラムを実行することにより、上記の各構成要素を制御することができる。情報管理システムの制御の詳細については、以下に説明する。
撮像部8としては、レンズを通して入射する被写体像を撮像する公知の構成であり、例えば、アナログ電気信号を出力するCCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等の撮像素子を含み、レンズを通して入射する被写体像を光電変換し、撮像素子からのアナログ電気信号をデジタル電気信号に変換して画像データを出力するものを用いることができる。
次に、上記のような構成を備える情報管理システムを制御する制御方法について説明する。この制御方法は制御プログラムにより実行される。図6は、情報管理システムの制御方法のフローチャートである。
本実施形態に係る情報管理システムでは、まず、ユーザーが捺印具2により書類Dに捺印をする(ステップS1)。より詳細には、捺印具2の回転体11における複数の文字列捺印部151の中から、ユーザーが捺印したい文字列捺印部151を選択して書類Dに捺印をする。例えば、見積りに関する書類Dに「見積書類」の文字列を捺印したり、重要事項が記載された書類Dに「重要書類」の文字列を捺印したりする。このときの書類D及び文字列については、ユーザーが任意に選択することができる。ユーザーが捺印をすると、文字列捺印部151により文字列16が捺印され、枠捺印部152により識別枠17が捺印され、図2に示すように、書類Dに文字列16及び当該文字列16を囲む識別枠17が表示される。本実施形態では枠捺印部152を2重線の枠としているので、識別枠17が2重の枠で表示される。
次に、ユーザーが撮像部8により、文字列16及び識別枠17が捺印された書類Dを撮像する(ステップS2)。より詳細には、スキャナ31に書類Dをセットしてスキャンすることにより、スキャナ31に内蔵された撮像部8によって書類Dの画像を読み取る。
ユーザーが撮像部8により書類Dの撮像をすると、制御部7は、撮像した書類Dの画像情報を記憶部6に記憶する(ステップS3)。また、制御部7は、必要に応じて書類Dの画像情報を補正する。画像情報の補正方法としては、特に限定されるものではないが、例えば、画像の対角線上の2点の座標を基準にして歪みを補正する公知の補正方法を用いることができる。また、制御部7は、この書類Dの画像情報において、識別枠17を認識する(ステップS4)。識別枠17を認識する方法は特に限定されるものではないが、例えば次のような方法が挙げられる。図7は、識別枠の認識方法のフローチャートである。図7に示すように、識別枠17を認識するときは、まず制御部7が、書類Dの画像情報から予め設定された識別色(本実施形態では、朱色)の画素を抽出する(ステップS51)。識別色の画素を抽出する方法としては、RGB値の対比により目的の色を抽出する公知の方法を用いることができる。次に制御部7は、抽出した部分が2重の線になっている場合は、この2重線を膨張及び収縮処理して、1本の線(単線)に変換する(ステップS52)。2重線の検出は、例えば閾値を用いて境界を検出する公知の処理方法により行うことができる。次に、制御部7は、識別色に基づいて抽出した部分からエッジを検出する(ステップS53)。エッジの検出には、画素値の差分から勾配を求める公知のエッジ検出方法を用いることができる。続いて、制御部7は、エッジ検出された線の交点を求め、この交点に基づいて、エッジ検出された線によって形成されている矩形を抽出する(ステップS54)。次に制御部7は、抽出した矩形をチェックする(ステップS55)。より詳細には、抽出された矩形が四角形であるかをチェックし、四角形以外の形状(三角形等)を省く。また、抽出された矩形の大きさをチェックし、所定の範囲外の大きさの矩形を省く。これにより、小さすぎる矩形や大きすぎる矩形を省くことができる。また、制御部7は、矩形の縦横の比率をチェックし、所定の範囲外の比率になっている矩形を省く。その後、抽出した矩形の線が2重線で表示されたものであるか否かを判定し(ステップS56)、2重線であると判定した場合には、その矩形を識別枠17として認識する(ステップS57)。なお、本実施形態では枠捺印部152を2重線の枠として、識別枠17を2重線で表示したので、識別枠17を認識するときの判定基準を2重線としたが、例えば識別枠17を3重線で表示した場合には、3重線であるか否かを判定基準にすることができる。
以上のようにして識別枠17を認識した後、制御部7は、書類Dの画像情報において、識別枠17に囲まれた文字列16を読み取る(ステップS5)。より詳細には、文字を光学的に識別して電気信号に変換する公知の光学文字認識(OCR:Optical Character Recognition)により文字列16を認識し、認識した文字列が予め設定されたホワイトリストに登録されている場合は、この文字列を読み取る。本実施形態では、ホワイトリストに登録された「見積書類」、「報告書類」、「重要書類」、「保存書類」の文字列を読み取ることができる。
続いて制御部7は、読み取った文字列16に応じて、書類Dの画像情報に分類情報を付加して記憶部6に記憶する(ステップS6、S7)。より詳細には、制御部7は、読み取った文字列16に対応する分類情報をメタデータとして画像情報に付加する。分類情報としては特に限定されるものではないが、本実施形態では、文字列「見積書類」、「報告書類」、「重要書類」、「保存書類」に応じて、これと同じ分類情報「見積書類」、「報告書類」、「重要書類」、「保存書類」を用いている。これにより、例えば、「見積書類」の文字列16が捺印された書類Dの画像情報に、「見積書類」という分類情報がメタデータとして付加され、画像情報と分類情報とが関連付く。また、その他の分類情報「報告書類」、「重要書類」、「保存書類」についても同様に、書類Dの画像情報に関連付く。また、制御部7は、分類情報が付加された書類Dの画像情報を記憶部6に格納する。これにより、文字列16が捺印された書類Dの画像情報が、文字列に対応する分類情報によって分類された状態で記憶部6に記憶される。また、書類Dの画像情報を記憶部6に記憶するときは、制御部7は、分類情報に対応するフォルダを生成し、そのフォルダに書類Dの画像情報を格納することができる。例えば、「見積書類」の場合は、認識した文字列16(見積書類)に基づいて、「見積書類」のフォルダを生成し、そのフォルダに「見積書類」の画像情報を格納することができる。
以上のような構成を備える情報管理システムによれば、捺印具2により文字列16が捺印された書類Dを撮像部8により撮像することにより、文字列16に応じて書類Dの画像情報を分類することができるので、情報を容易に管理することができる。また、識別枠17を認識し、当該識別枠17により囲まれた文字列16を読み取り、読み取った文字列に応じて書類Dの画像情報を分類するので、画像情報を正確に分類することができる。よって、本発明によれば、容易かつ正確に情報を管理することができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明の具体的な態様は上記実施形態に限定されるものではない。例えば、上記実施形態では、捺印具2は、回転体11を備えることにより複数の文字列16を捺印できる構成であったが、この構成に限定されるものではなく、1種類の文字列16のみを捺印する捺印具2を複数用いる構成であってもよい。この場合は、文字列捺印部151が互いに異なる複数の捺印具2を準備しておき、ユーザーが捺印したい文字列の捺印具2を選択することにより、書類Dに選択した文字列16を捺印することができる。
また、上記実施形態では、画像処理装置3は、パソコン30及びスキャナ31を備える構成であったが、この構成に限定されるものではなく、公知のスマートフォン、携帯電話機、PDAなどであってもよい。図8は、他の実施形態に係る画像処理装置の(a)正面図及び(b)裏面図であり、図9は、この画像処理装置のブロック図である。図8及び図9において、上記の実施形態と同様の構成部分については、同一の符号を付してその説明を省略する。図8及び図9に示すように、他の実施形態に係る画像処理装置は、スマートフォンとして構成されており、表示部4、記憶部6、制御部7、撮像部8およびタッチパネル9を備えている。タッチパネル9は、ユーザーが表面をタッチしたときにそのタッチ位置を認識可能な公知のタッチパネルであり、表示部4の上に重ねて配置されている。このタッチパネル9としては、抵抗膜方式、表面弾性波方式、電磁誘導方式、静電容量方式等、公知の方式のものを用いることができる。また、このタッチパネル9をユーザーがタッチすることにより、各種の入力をすることができる。例えば、タッチパネル9のタッチにより、撮像部8による撮像、表示部4における表示の指示を入力することができる。このような構成によっても、上記実施形態に係る画像処理装置3と同様に、書類Dの画像情報を処理することができる。
また、分類情報によって分類した書類Dの画像情報を表示部4に表示することもできる。この場合は、ユーザーが入力部5(例えばキーボード)に分類情報(例えば「見積情報」)を入力する。そうすると、制御部7は、入力された分類情報(例えば「見積情報」)に基づいて記憶部6を検索し、当該分類情報(例えば「見積情報」)が付加された書類Dの画像情報を抽出する。そして、抽出した画像情報を表示部4に表示する。これにより、分類情報に対応した書類Dの画像情報が表示部4に表示される。また、この画像情報を図示しないプリンターなどに出力することもできる。
1 情報管理システム
2 捺印具
3 画像処理装置
4 表示部
5 入力部
6 記憶部
7 制御部
8 撮像部
9 タッチパネル
10 本体
11 回転体
12 回転軸
13 回転つまみ
14 開口部
15 捺印部
16 文字列
17 識別枠
30 パソコン
31 スキャナ
151 文字列捺印部
152 枠捺印部
2 捺印具
3 画像処理装置
4 表示部
5 入力部
6 記憶部
7 制御部
8 撮像部
9 タッチパネル
10 本体
11 回転体
12 回転軸
13 回転つまみ
14 開口部
15 捺印部
16 文字列
17 識別枠
30 パソコン
31 スキャナ
151 文字列捺印部
152 枠捺印部
Claims (5)
- 書類に文字列及び当該文字列を囲む識別枠を捺印するための捺印具と、
前記書類の画像情報を処理する画像処理装置と、を備え、
前記画像処理装置は、
前記書類を撮像可能な撮像部と、
前記撮像部により撮像された前記書類の画像情報を記憶する記憶部と、
制御部と、を備え、
前記制御部は、
前記撮像部により撮像された前記書類の画像情報において前記識別枠を認識し、
前記識別枠により囲まれた文字列を読み取り、
読み取った前記文字列に応じて前記書類の画像情報に分類情報を付加して前記記憶部に記憶する、情報管理システム。 - 前記画像処理装置は、前記撮像部により撮像された前記書類の画像情報を表示可能な表示部を備え、
前記制御部は、前記書類の画像情報を前記表示部に表示する、請求項1に記載の情報管理システム。 - 文字列及び当該文字列を囲む識別枠が捺印具により捺印された書類の画像情報を処理する画像処理装置であって、
前記書類を撮像可能な撮像部と、前記撮像部により撮像された前記書類の画像情報を記憶する記憶部と、制御部と、を備え、
前記制御部は、
前記撮像部により撮像された前記書類の画像情報において前記識別枠を認識し、
前記識別枠により囲まれた文字列を読み取り、
読み取った前記文字列に応じて前記書類の画像情報に分類情報を付加して前記記憶部に記憶する、画像処理装置。 - 書類に文字列及び当該文字列を囲む識別枠を捺印するための捺印具と、前記書類の画像情報を処理する画像処理装置と、を備える情報管理システムを制御する制御方法であって、
前記画像処理装置は、
前記書類を撮像可能な撮像部と、
前記撮像部により撮像された前記書類の画像情報を記憶する記憶部と、
制御部と、を備え、
前記制御部が、
前記撮像部により撮像された前記書類の画像情報において前記識別枠を認識するステップと、
前記識別枠により囲まれた文字列を読み取るステップと、
読み取った前記文字列に応じて前記書類の画像情報に分類情報を付加して前記記憶部に記憶するステップと、を実行する制御方法。 - 書類に文字列及び当該文字列を囲む識別枠を捺印するための捺印具と、前記書類の画像情報を処理する画像処理装置と、を備える情報管理システムを制御する制御プログラムであって、
前記画像処理装置は、
前記書類を撮像可能な撮像部と、
前記撮像部により撮像された前記書類の画像情報を記憶する記憶部と、
制御部と、を備え、
前記制御部に、
前記撮像部により撮像された前記書類の画像情報において前記識別枠を認識するステップと、
前記識別枠により囲まれた文字列を読み取るステップと、
読み取った前記文字列に応じて前記書類の画像情報に分類情報を付加して前記記憶部に記憶するステップと、を実行させる制御プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012147418A JP2014010674A (ja) | 2012-06-29 | 2012-06-29 | 情報管理システム、画像処理装置、制御方法、及び、制御プログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012147418A JP2014010674A (ja) | 2012-06-29 | 2012-06-29 | 情報管理システム、画像処理装置、制御方法、及び、制御プログラム |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2014010674A true JP2014010674A (ja) | 2014-01-20 |
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JP2012147418A Pending JP2014010674A (ja) | 2012-06-29 | 2012-06-29 | 情報管理システム、画像処理装置、制御方法、及び、制御プログラム |
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- 2012-06-29 JP JP2012147418A patent/JP2014010674A/ja active Pending
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