JP2014004210A - 液体噴霧装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】霧化粒子径の異なる噴霧粒子を同時に発生できる液体噴霧装置を提供する。
【解決手段】液体噴霧装置は、貫通孔6の形成された薄板状のメッシュ部1と、メッシュ部1に液体を供給する給液部と、を備え、貫通孔6を通過させて液体を霧化し噴出する。メッシュ部1には、互いに断面形状の異なる複数の貫通孔6A,6Bが形成されている。
【選択図】図11

Description

本発明は、液体噴霧装置に関し、特に、液体を霧化して噴出するための液体噴霧装置に関する。
薬液などの液体を霧化して噴出する液体噴霧装置は、一般的に、液体を貯留する貯液部と、多数の微細孔を有するメッシュ部と、メッシュ部に当接するように配置される振動源と、を備える。メッシュ部と振動源との間に、貯液部から液体が供給される。メッシュ部と振動源との間に供給された液体は、振動源が振動することによって、微細孔を通して外部に向けて噴霧される。従来の液体噴霧装置は、たとえば、特開2006−297226号公報(特許文献1)および特開平7−256170号公報(特許文献2)に開示されている。
特開2006−297226号公報 特開平7−256170号公報
液体噴霧装置はたとえば、液体状の呼吸器系疾患の治療薬を霧状にして送り出し、患者がその霧を吸込むことによって患部に治療薬を投与する用途などに使用される。従来の液体噴霧装置では、均一な孔径の貫通孔を形成したメッシュ部が用いられ、メッシュ部の貫通孔を通過させて薬液を霧化し噴出することで薬液ミストを発生していた。この場合、メッシュ部の場所によって噴霧状態が異なることに起因して薬液ミストの粒径にある一定のバラツキが発生するものの、薬液は体内のある一定部位にしか到達できない。そのため、患者の体内の複数の部位に薬液を届かせるためには、孔径の異なる複数のメッシュ部を使用して複数回薬液を吸込む必要があり、患者に負担を強いることになり使い勝手に劣る問題があった。
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、その主たる目的は、霧化粒子径の異なる噴霧粒子を同時に発生できる液体噴霧装置を提供することである。
本発明に係る液体噴霧装置は、貫通孔の形成された薄板状のメッシュ部と、メッシュ部に液体を供給する給液部と、を備え、貫通孔を通過させて液体を霧化し噴出する。メッシュ部には、互いに断面形状の異なる複数の貫通孔が形成されている。
上記液体噴霧装置において、メッシュ部の一定範囲毎に貫通孔の断面形状を異ならせてもよい。メッシュ部の径方向に貫通孔の断面形状を異ならせてもよく、この場合、メッシュ部の中央部と周縁部との一方から他方に向けて漸次または段階的に貫通孔の断面形状を変化させてもよい。貫通孔は、相対的に断面積の大きい大面積孔と相対的に断面積の小さい小面積孔とを含み、大面積孔と小面積孔との一方がメッシュ部の中央部に形成され、他方がメッシュ部の周縁部に形成されてもよい。
上記液体噴霧装置において、メッシュ部の全体に亘って断面形状の異なる貫通孔を分散させてもよい。貫通孔は、相対的に断面積の大きい大面積孔と相対的に断面積の小さい小面積孔とを含み、メッシュ部の全体に亘って大面積孔と小面積孔とが分散して形成されてもよい。
なお、大面積孔と小面積孔とは相対的に異なる二つの断面形状を有する貫通孔を例示的に表現するものであり、メッシュ部に形成される貫通孔の断面形状が二つの形状のうちのいずれかであることを限定するものではない。すなわち、当該大面積孔および小面積孔とは異なる断面形状の貫通孔がメッシュ部に形成されていてもよい。たとえば、大面積孔と小面積孔とに加えて、大面積孔よりもさらに断面積の大きい貫通孔、大面積孔と小面積孔との中間の断面積の貫通孔、または、小面積孔よりもさらに断面積の小さい貫通孔がメッシュ部に形成されてもよい。
上記液体噴霧装置において、メッシュ部の一定範囲毎に貫通孔の疎密を変化させてもよい。貫通孔は、メッシュ部の中央部において疎に形成され、メッシュ部の周縁部において密に形成されてもよい。または貫通孔は、メッシュ部の中央部において密に形成され、メッシュ部の周縁部において疎に形成されてもよい。
上記液体噴霧装置において、メッシュ部は樹脂製であってもよい。
本発明の液体噴霧装置によると、霧化粒子径の異なる噴霧粒子を同時に発生することができるので、患者の体内の異なった部位、たとえば上気道と肺とに、同時に薬液を到達させることが可能になる。
実施の形態1における液体噴霧装置の外観構成を示す斜視図である。 実施の形態1における液体噴霧装置に備えられるボトルユニットを示す斜視図である。 実施の形態1における液体噴霧装置に備えられるボトルユニットの分解した状態を示す第1斜視図である。 実施の形態1における液体噴霧装置に備えられるボトルユニットの分解した状態を示す第2斜視図である。 実施の形態1における液体噴霧装置に備えられるボトルユニットの分解した状態を示す断面図である。 図2中のVI−VI線に沿った矢視断面を示す斜視図である。 図6に対応する断面図である。 図7中におけるメッシュ部の近傍を拡大して示す断面図である。 実施の形態1における液体噴霧装置に用いられるボトルユニットの噴霧時の状態を示す断面図である。 実施の形態1のメッシュ部の構成の概略を示す斜視図である。 図10中のXI−XI線に沿うメッシュ部の部分断面図である。 メッシュ部の貫通孔を通過させて液体を霧化する動作を示す断面模式図である。 変形例のメッシュ部の構成の概略を示す部分断面図である。 実施の形態2のメッシュ部の構成の概略を示す斜視図である。 図14中のXV−XV線に沿うメッシュ部の部分断面図である。 図14中のXVI−XVI線に沿うメッシュ部の部分断面図である。
本発明に基づいた各実施の形態について、以下、図面を参照しながら説明する。各実施の形態の説明において、個数、量などに言及する場合、特に記載がある場合を除き、本発明の範囲は必ずしもその個数、量などに限定されない。各実施の形態の説明において、同一の部品、相当部品に対しては、同一の参照番号を付し、重複する説明は繰り返さない場合がある。特に制限が無い限り、各実施の形態に示す構成を適宜組み合わせて用いることは、当初から予定されていることである。
[実施の形態1]
(液体噴霧装置100)
図1を参照して、本実施の形態における液体噴霧装置100について説明する。図1は、液体噴霧装置100の外観構成を示す斜視図である。本実施の形態の液体噴霧装置100は、呼吸器系疾患の治療薬を患者に投与するために使用される、いわゆるメッシュ式のネブライザである。液体噴霧装置100は、本体部20およびボトルユニット30を備える。
(本体部20)
本体部20は、表面に電源スイッチ21を有する。本体部20の内部には、液体噴霧装置100を駆動する(後述するホーン振動子40を振動させる)ための電源(図示せず)および電気回路(図示せず)などが設けられる。ボトルユニット30は、本体部20に対して着脱可能に取り付けられる。
(ボトルユニット30)
以下、ボトルユニット30の詳細について、図2〜図8を参照して説明する。図2は、ボトルユニット30を示す斜視図である。図3は、ボトルユニット30の分解した状態を示す第1斜視図である。図4は、ボトルユニット30の分解した状態を示す第2斜視図である。図5は、ボトルユニット30の分解した状態を示す断面図である。
図6は、図2中のVI−VI線に沿った矢視断面の斜視図である。図6においては、図示上の便宜のため、メッシュ部1(図3〜図5参照)(詳細は後述する)は図示されていない。図6においては、同様に、メッシュ部1、支持部材50,52、および密閉支持パッキン51についても図示されていない(これらについても詳細は後述する)。図7は、図6に対応する断面図である。図8は、図7中におけるメッシュ部1の付近を拡大して示す断面図である。
図2〜図5に示すように、ボトルユニット30は、メッシュ部1(図1,図3〜図5参照)、貯液部としてのボトル部31、および、振動源としてのホーン振動子40(図3〜図5参照)を備える。
(メッシュ部1)
メッシュ部1には、多数の微細な貫通孔が形成されている。詳細は後述されるが、メッシュ部1(図1,図3〜図5参照)は、ホーン振動子40の先端部41の表面42に対向し、表面42に当接するように配置される。メッシュ部1は、樹脂製であり、金型を使用した金型成形品である。メッシュ部1を形成する樹脂材料としては、たとえばポリアミド系樹脂、ポリエステル、シンジオ型ポリスチレン、ポリサルフォン、ポリエーテルサルフォン、ポリエーテルエーテルケトン、ポリエーテルイミド、ポリアミドイミド、PPS(polyphenylene sulfide)、エポキシ、フェノール、ポリイミドなどが挙げられる。樹脂成形における加工性の観点から、たとえばポリサルフォン、ポリエーテルエーテルケトン、PPSを材料とすることが好ましい。
メッシュ部1は、金属製であってもよい。たとえばメッシュ部1は、所定の比率で合金されたNi−Pd(ニッケル−パラジウム)などのニッケル合金もしくは白金などで形成されてもよい。または、メッシュ部1はセラミックス製であってもよい。たとえばメッシュ部1は、アルミナ、ジルコニアもしくは炭化ケイ素などで形成されてもよい。
本実施の形態のメッシュ部1は、独立した一つの部材として形成されているが、この構成に限られるものではない。たとえば後述する支持部材50または支持部材52とメッシュ部1とが一体に成形されるなど、メッシュ部1は任意の部材の薄板状の一部分であってもよい。
(ボトル部31)
図5〜図8を参照して、ボトル部31の底面は、傾斜するように形成される。ボトル部31の内部には、薬液などの液体L(図7参照)が貯留される。
ボトル部31には、ホーン振動子40とは反対側に位置する注液口33と、ホーン振動子40に近づくにつれ徐々に細くなる先端開口32とが設けられる。注液口33を閉塞するように、キャップ35が取り付けられる。キャップ35は、支持部35Tによって矢印AR35方向(図2参照)に回動可能に支持される。
キャップ35がボトル部31に取り付けられることによって、ボトル部31の注液口33は閉塞される。キャップ35が注液口33を閉塞した状態は、キャップ35の上部に設けられた固定部35Kによって保持される。
ボトル部31の先端開口32は、ホーン振動子40の先端部41に対向している。詳細は後述されるが、ボトル部31内に貯留された液体Lは、ホーン振動子40の先端部41の外側から、先端部41の表面42に供給される。
ボトル部31は、大容量部分Bと、この大容量部分Bに先端開口32を通じて連通し、ホーン振動子40の先端部41に対向する小容量部分bとを有する。小容量部分bは、霧化された薬液を噴霧するボトルユニット30の開口部60の内壁62(図6参照)とホーン振動子40の先端部41との間において、環状の空間S(図5参照)を形成する。
(ホーン振動子40)
図5および図6を参照して、上述のとおり、ホーン振動子40は、ボトル部31の先端開口32に対向するように配置される。ホーン振動子40は、ボトルユニット30に設けられた開口部60の下側に位置する。ホーン振動子40の上側において、開口部60に対して後述する内側メッシュキャップ57が着脱可能に取り付けられる。
(支持部材50・支持部材52)
図7および図8(ならびに図3〜図5)を参照して、支持部材50および支持部材52は、メッシュ部1を支持部材50および支持部材52の間に挟んだ状態で、互いに嵌合可能に構成される。メッシュ部1は、ホーン振動子40の先端部41上において、互いに嵌合する支持部材50および支持部材52によって挟持される。支持部材50および支持部材52は、メッシュ部1を挟持しつつ、メッシュ部1がホーン振動子40の表面42に対して近接対向するようにメッシュ部1を固定する。
(密閉支持パッキン51・内側メッシュキャップ57)
互いに嵌合する支持部材50および支持部材52は、環状に形成される密閉支持パッキン51の内周部に取り付けられる。互いに嵌合する支持部材50および支持部材52は、密閉支持パッキン51によって、内側メッシュキャップ57に取り付けられる。密閉支持パッキン51の外周部が、内側メッシュキャップ57に嵌合する。密閉支持パッキン51によって、支持部材50,52と内側メッシュキャップ57との間の空隙が密閉される。
内側メッシュキャップ57は、ボトルユニット30に設けられた開口部60を覆うように、開口部60の周りに取り付けられる。内側メッシュキャップ57は、内側メッシュキャップ57の支持部57Tが、ボトル部31側に設けられた支持部38Tによって回動可能に軸支される。
内側メッシュキャップ57が開口部60の周りに取り付けられた状態においては、密閉支持パッキン51によって、内側メッシュキャップ57と開口部60との間に形成される空隙が密閉される。当該密閉によって、ボトル部31内に貯留された液体Lおよび液体LLは、ボトル部31から外部に漏れないように保たれる。これにより、液体噴霧装置100を傾けた場合であっても、ボトル部31の内部の液体Lおよび液体LLが外部に漏れることはない。
上述のとおり、内側メッシュキャップ57の支持部57Tが、ボトル部31側に設けられた支持部38Tによって回動可能に軸支される。当該構成によって、内側メッシュキャップ57は、内側メッシュキャップ57の内側にメッシュ部1、支持部材50,52、および密閉支持パッキン51を一体的に取り付けた状態で、開口部60に対して着脱自在に取り付けられる。
内側メッシュキャップ57にメッシュ部1が取り付けられているため、内側メッシュキャップ57を開口部60に対して取り外す(内側メッシュキャップ57を回動させる)ことで、メッシュ部1を容易に洗浄することが可能となっている。
(液体噴霧装置100の動作)
ボトルユニット30を本体部20(図1参照)に取り付けた液体噴霧装置100を机上などに置いた状態では、図7のようにボトルユニット30は水平になり、ボトル部31内の液体Lはボトル部31の底部に溜まっている。
図9は、ボトルユニット30の噴霧時の状態を示す断面図である。液体噴霧装置100を手で持ってホーン振動子40側に傾けると、図9のようにボトルユニット30が傾き、ボトル部31の大容量部分Bの液体Lが先端開口32から小容量部分bの空間S内に流入する。空間S内の液体LLは、ホーン振動子40の先端部41の外側から、先端部41の表面42とメッシュ部1との接触部近傍に到達する。
この状態で、本体部20の電源スイッチ21(図1参照)を押せば、ホーン振動子40が超音波振動し、メッシュ部1とホーン振動子40の先端部41の表面42との超音波振動により、液体LLがメッシュ部1の微細孔を通して噴出され、開口部60(図3〜図5参照)から霧状の液体LLが噴霧される。この噴霧中において、本実施の形態における液体噴霧装置100では、メッシュ部1に形成された多数の貫通孔のうち、一部の貫通孔は第一の断面形状を有し、他の貫通孔は第一の断面形状と異なる第二の断面形状を有し、メッシュ部1には互いに断面形状の異なる複数の貫通孔が形成されているため、粒子径の異なる液体LLの液滴が同時に発生する。
ボトル部31の大容量部分Bの液体Lが微少量になっても(図9参照)、小容量部分bの液体LLは、上記したようにホーン振動子40の先端部41と内壁62(図6参照)との表面張力により、霧化部近傍まで上昇し、さらにホーン振動子40の振動によりメッシュ部1まで供給されることができる。
(メッシュ部1の詳細)
以下、本実施の形態における液体噴霧装置100(図1参照)に用いられるメッシュ部1について詳細に説明する。図10は、実施の形態1のメッシュ部1の構成の概略を示す斜視図である。図11は、図10中のXI−XI線に沿うメッシュ部1の部分断面図である。本実施の形態1のメッシュ部1は、薄板状の外形を有しており、平面形状が円形状である。円板形状のメッシュ部1は、円の中心付近の中央部2と、円の外周付近の周縁部3とを有する。メッシュ部1には、複数のノズル状の貫通孔6が形成されている。貫通孔6を通過する液体LLが貫通孔6へ流入する側のメッシュ部1の表面を入口面1B(図11参照)とし、液体LLが貫通孔6から流出する側のメッシュ部1の表面を出口面1A(図11参照)とすると、貫通孔6は、メッシュ部1の入口面1Bから出口面1Aに至るまで、メッシュ部1を厚み方向に貫通して形成されている。
なお、図10および後述する図14では、メッシュ部1の中央部2と周縁部3の一部とに形成された一部の貫通孔6が、代表的に図示されている。つまり、これらの図において貫通孔6が図示されていないメッシュ部1の部位においても、貫通孔6(大面積孔6Aまたは小面積孔6B)が形成されており、貫通孔6はメッシュ部1の全体に亘って形成されている。典型的には、一枚のメッシュ部1には、数千個の貫通孔6が形成されている。また、以下の図面では、理解を容易にするために、実際のメッシュ部1に形成される貫通孔6よりも、メッシュ部1に対し貫通孔6の断面形状を大きく誇張して図示していることに留意されたい。
複数の貫通孔6は、相対的に断面積の大きい大面積孔6Aと、相対的に断面積の小さい小面積孔6Bと、を含む。メッシュ部1には意図的に、互いに断面形状の異なる複数の貫通孔6が形成されている。メッシュ部1の一定範囲毎に異なる断面形状の貫通孔6が形成されており、メッシュ部1の径方向に沿って貫通孔6の断面形状が異なっている。ここでいう貫通孔6の断面形状とは、貫通孔6の中心に沿ってメッシュ部1を厚み方向に切断した断面に現れる当該貫通孔6の形状を意味し、貫通孔6の断面積とは、貫通孔6の中心に沿ってメッシュ部1を厚み方向に切断した断面に現れる当該貫通孔6の断面の面積を意味する。
図10および図11に示す例では、メッシュ部1の中央部2に大面積孔6Aが形成され、メッシュ部1の周縁部3に小面積孔6Bが形成されている。メッシュ部1の周縁部3から中央部2に向けて貫通孔6の断面形状が変化し、メッシュ部1の周縁部3から中央部2に向けて段階的に貫通孔6の断面積が大きくなるように、貫通孔6は形成されている。
図11に示す断面は、大面積孔6Aの中心と小面積孔6Bの中心とを通る面であって、図11に示すように、この断面に現れる大面積孔6Aの断面積は小面積孔6Bの断面積よりも大きい。一方、出口面1Aに開口する大面積孔6Aの径D1と、出口面1Aに開口する小面積孔6Bの径D2との径は等しい。すなわち、径D1,D2には、D1=D2の関係が成立する。大面積孔6Aと小面積孔6Bとは、出口面1Aに開口する開口の径が等しいものの、断面形状が異なるために断面積が異なり、その結果、大面積孔6Aの断面積は小面積孔6Bの断面積よりも大きくなっている。
図10に示す一例のメッシュ部1では、中央部2は大面積孔6Aが形成される範囲を示し、周縁部3は小面積孔6Bが形成される範囲を示す。中央部2と周縁部3との境界は、メッシュ部1の径方向の任意の位置において、所望の径を有する液体LLの噴霧粒子を必要な量発生できるように、最適に設定される。
図11に示す本実施の形態の貫通孔6は、漏斗状の形状に形成されている。貫通孔6は、入口面1Bにおいて最大の径を有し、出口面1Aに向かって径が漸次縮小し、出口面1Aの近傍では直管状となり、出口面1Aに開口する。大面積孔6Aと小面積孔6Bとは、出口面1A近傍の直管状部分がメッシュ部1の厚み方向において延びる長さにおいて相違する。小面積孔6Bの直管状部分は、メッシュ部1の厚み方向の長さが相対的に長く、大面積孔6Aの直管状部分は、メッシュ部1の厚み方向の長さが相対的に短い。大面積孔6Aと小面積孔6Bとは、直管状部分よりも入口面1B側において、同一の曲率で湾曲する曲面形状の内壁面を有している。入口面1Bに開口する大面積孔6Aの開口径が入口面1Bに開口する小面積孔6Bの開口径よりも大きくなり、その結果、大面積孔6Aの面積は小面積孔6Bの面積よりも大きくなっている。
貫通孔6は、図11に示す形状に限られず、任意の形状に形成することが可能である。たとえば、貫通孔6の形状は、円錐状または角錐状であってもよく、中折れした円錐状または角錐状であってもよく、円柱と円錐との組み合わせ形状であってもよく、角柱と角錐との組み合わせ形状であってもよい。たとえば、大面積孔6Aと小面積孔6Bとを円錐状に形成し、出口面1Aにおける大面積孔6Aの径D1と小面積孔6Bの径D2とを等しくするとともに、大面積孔6Aのテーパ角度を小面積孔6Bのテーパ角度よりも大きくすることで、大面積孔6Aの断面積を小面積孔6Bの断面積よりも大きくしてもよい。
図12は、メッシュ部1の貫通孔6を通過させて液体LLを霧化し噴出する動作を示す断面模式図である。ホーン振動子40は、図12中の上下方向に超音波振動する。ホーン振動子40は、メッシュ部1に形成された貫通孔6の内部に液体LLを供給するための給液部としての機能を有する。以下の説明において、噴霧粒子の径が具体的な数値として示されるが、この数値は、液体噴霧装置100で発生する噴霧粒子の分布におけるピーク値を示すものである。つまり、実際に液体噴霧装置100から発生する噴霧粒子の粒子径は分布しており、以下に示す直径の噴霧粒子が最も多く発生するものの、具体的に示された粒子径を有する噴霧粒子のみが液体噴霧装置100から発生するのではないことに留意されたい。
図12中に白抜き矢印で示す、ホーン振動子40がメッシュ部1に近接する方向に移動するとき、メッシュ部1とホーン振動子40の先端部41の表面との間に供給された液体LLが貫通孔6から押し出され、微細な霧状の液体の粒子が発生する。大面積孔6Aから噴出する液体粒子LP1は、大面積孔6Aの径D1(図11参照)よりも大きい直径を有する。小面積孔6Bから噴出する液体粒子LP2は、小面積孔6Bの径D2(図11参照)よりも大きい直径を有する。たとえば、出口面1Aにおける開口の直径が3μmの貫通孔6から噴出される噴霧粒子は、5μmの直径を有する。なお、このような貫通孔6の径と噴霧粒子の直径との関係は一例であり、異なる条件下においては噴霧粒子が貫通孔6の径よりも小さい直径を有する場合もある。
大面積孔6Aの容積が小面積孔6Bよりも大きいので、大面積孔6Aの内部には、小面積孔6Bと比較して、より多くの量の液体LLが貯留され得る。ホーン振動子40の振動に伴って大面積孔6Aから押し出され噴出する液体LLの量は、小面積孔6Bから押し出され噴出する液体LLの量と比較して、より多くなる。そのため、大面積孔6Aから噴出する液体粒子LP1の直径は、小面積孔6Bから噴出する液体粒子LP2の直径よりも大きくなる。
多様な断面積の貫通孔6が形成されているメッシュ部1では、発生する粒子径の分布幅が広がっており、霧化粒子径の異なる噴霧粒子、すなわち液体粒子LP1,LP2を同時に発生することができる。一枚のメッシュ部1から異なる粒子径の液体の噴霧粒子を発生させることができるので、このメッシュ部1を使用した液体噴霧装置100では、患者の体内の異なった部位に同時に薬液を到達させることが可能になる。
たとえば、鼻または咽喉に薬液を沈着させるためには10μm以上の粒子径が必要であり、上気道に薬液を沈着させるためには5〜10μmの粒子径が必要であり、気管支に薬液を沈着させるためには3〜5μmの粒子径が必要であり、肺胞に薬液を沈着させるためには1μm以下の粒子径が必要である。治療すべき患部に薬液が沈着し易いように、貫通孔6の断面形状を任意に調整することで、患部の治療に適した粒子径の薬液ミストを発生させることができる。たとえば、大面積孔6Aから噴出される液体粒子LP1の直径が10μmであり、小面積孔6Bから噴出される液体粒子LP2の直径が3μmであるように、貫通孔6の断面形状を調整してもよい。またたとえば、液体粒子LP1の直径を5μmとし、液体粒子LP2の直径を3μmとするように、貫通孔6の断面形状を調整してもよい。
液体粒子LP1,LP2の径を最適に管理するためには、大面積孔6Aおよび小面積孔6Bの断面形状を高精度に管理してメッシュ部1を作製する必要がある。本実施の形態のメッシュ部1は、樹脂材料を原料として金型成形により製造されるので、貫通孔6の形状を高精度に管理することが可能である。
樹脂製のメッシュ部1は、高精度に製造された金型を使用した成形品として作製することができるので、貫通孔6の断面形状を自在に調整することができる。したがって、適切な形状および寸法の金型を準備することで、任意の断面形状の大面積孔6Aおよび小面積孔6Bの形成された本実施の形態のメッシュ部1を容易に製造することが可能である。
図13は、変形例のメッシュ部1の構成の概略を示す部分断面図である。図13に示す変形例では、メッシュ部1の中央部2に小面積孔6Bが形成され、メッシュ部1の周縁部3に大面積孔6Aが形成されている点で、図10に示す例と異なっている。メッシュ部1に形成される大面積孔6Aと小面積孔6Bとの配置は任意であり、図10に示す配置としても、図13に示す中央部2に小面積孔6Bを形成し周縁部3に大面積孔6Aを形成する配置とし、メッシュ部1の中央部2から周縁部3に向けて段階的に貫通孔6の断面積を大きくする構成としてもよい。図10,13のいずれの場合でも、一枚のメッシュ部1から霧化粒子径の異なる噴霧粒子を同時に発生できるという上述した効果を、同様に得ることができる。
以上説明した実施の形態1では、メッシュ部1に互いに断面形状の異なる大面積孔6Aと小面積孔6Bとが形成されており、メッシュ部1を厚み方向に貫通する貫通孔6が相互に異なる二種類の断面積を有する例について説明した。この例に限られず、貫通孔6は三種類以上の断面積を有してもよい。たとえば、大面積孔6Aと小面積孔6Bとに加えて、大面積孔6Aよりもさらに断面積の大きい貫通孔6、大面積孔6Aと小面積孔6Bとの中間の断面積の貫通孔6、または、小面積孔6Bよりもさらに断面積の小さい貫通孔6が、メッシュ部1に形成されてもよい。貫通孔6が多数の異なる断面形状を有する場合、図10および図13に示すメッシュ部1の径方向に段階的に貫通孔6の断面形状を変化させる構成に替えて、メッシュ部1の中央部2と周縁部3との一方から他方に向けて漸次貫通孔6の断面形状を変化させることも可能である。
[実施の形態2]
図14は、実施の形態2のメッシュ部1の構成の概略を示す斜視図である。図15は、図14中のXV−XV線に沿うメッシュ部1の部分断面図である。図16は、図14中のXVI−XVI線に沿うメッシュ部1の部分断面図である。実施の形態2のメッシュ部1は、メッシュ部1の全体に亘って断面形状の異なる貫通孔6が分散しており、メッシュ部1の全体に亘って大面積孔6Aと小面積孔6Bとが分散して形成されている点で、実施の形態1と異なっている。実施の形態2のメッシュ部1では、図15に示すように、メッシュ部1の中央部2に大面積孔6Aと小面積孔6Bとの両方が形成されており、図16に示すように、メッシュ部1の周縁部3にも大面積孔6Aと小面積孔6Bとの両方が形成されている。
実施の形態2のように、メッシュ部1の全体に大面積孔6Aと小面積孔6Bとの両方を形成し、小面積孔6Bに囲まれる大面積孔6Aを形成しても、実施の形態1において説明した霧化粒子径の異なる噴霧粒子を同時に発生できる効果を、同様に得ることができる。大面積孔6Aと小面積孔6Bとの配置は任意であって、たとえば、貫通孔6が過剰に密集して形成され局所的にメッシュ部1の強度が低下することを回避できることを考慮して、任意の位置に大面積孔6Aと小面積孔6Bとを形成してもよい。
また実施の形態2のメッシュ部1では、メッシュ部1の一定範囲毎に貫通孔6の疎密を変化させており、メッシュ部1の中央部2において貫通孔6が疎に形成され、メッシュ部1の周縁部3において貫通孔6が密に形成されている。液体の噴霧粒子は、上述した通り、ホーン振動子40の超音波振動によって発生する。そのため、噴霧粒子はメッシュ部1の中央部2においてより発生し易く、メッシュ部1の周縁部3では相対的に噴霧粒子が発生しにくいと考えられる。
そこで、メッシュ部1に形成される貫通孔6の密度を意図的に分布させ、典型的には噴霧粒子の発生しやすい中央部2において貫通孔6を相対的に疎に形成し、噴霧粒子の発生しにくい周縁部3において貫通孔6を相対的に密に形成する。これにより、メッシュ部1の全面において、より均一に液体の噴霧粒子を発生させることができる。したがって、液体噴霧装置100を用いて、液体の噴霧粒子をより多量にかつ安定して発生させることが可能になる。中央部2と周縁部3との境界において貫通孔6の密度の分布を変化させる構成のほか、メッシュ部1の中心から外周へ漸次貫通孔6の密度を増加させてもよく、メッシュ部1の中心から外周へ段階的に貫通孔6の密度を増加させてもよい。
以上説明した実施の形態2では、メッシュ部1の径方向に貫通孔6の疎密を異ならせ、メッシュ部1の中央部2から周縁部3に向けて貫通孔6の密度を大きくする例について説明した。この例に限られず、メッシュ部1の周縁部3から中央部2に向けて漸次または段階的に貫通孔6の密度を大きくし、メッシュ部1の中央部2において貫通孔6を密に形成し、メッシュ部1の周縁部3において貫通孔6を疎に形成してもよい。メッシュ部1に形成される貫通孔6の疎密は、噴霧粒子の所望の粒子径に対応して、任意に設計することが可能である。また、メッシュ部1を厚み方向に貫通する貫通孔6が、相互に異なる二つの断面積を有する大面積孔6Aおよび小面積孔6Bを含む例について説明したが、この構成に限られるものではない。つまり、メッシュ部1には、所望の粒子径に対応する三つ以上の異なる断面積を有する貫通孔6が形成されてもよい。
なお、これまでの説明においては、ホーン振動子40の超音波振動によって液体の噴霧粒子を発生させる例について説明したが、ホーン振動子に替えてSAW振動子が用いられてもよい。または、メッシュ部の入口面もしくは出口面に任意の振動子を接触させて、液体の噴霧粒子を発生させてもよい。
以上のように本発明の実施の形態について説明を行なったが、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。この発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味、および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明の液体噴霧装置は、霧状の呼吸器系疾患の治療薬を患者に吸入させ、患者の体内の異なった部位に治療薬を同時に到達させるための液体噴霧装置に、特に有利に適用され得る。
1 メッシュ部、1A 出口面、1B 入口面、2 中央部、3 周縁部、6 貫通孔、6A 大面積孔、6B 小面積孔、30 ボトルユニット、40 ホーン振動子、41 先端部、42 表面、100 液体噴霧装置、LL 液体、LP1,LP2 液体粒子。

Claims (11)

  1. 貫通孔の形成された薄板状のメッシュ部と、
    前記メッシュ部に液体を供給する給液部と、を備え、
    前記貫通孔を通過させて前記液体を霧化し噴出する、液体噴霧装置であって、
    前記メッシュ部には、互いに断面形状の異なる複数の前記貫通孔が形成されている、液体噴霧装置。
  2. 前記メッシュ部の一定範囲毎に前記貫通孔の断面形状を異ならせた、請求項1に記載の液体噴霧装置。
  3. 前記メッシュ部の径方向に前記貫通孔の断面形状を異ならせた、請求項2に記載の液体噴霧装置。
  4. 前記メッシュ部の中央部と周縁部との一方から他方に向けて漸次または段階的に前記貫通孔の断面形状を変化させた、請求項3に記載の液体噴霧装置。
  5. 前記貫通孔は、相対的に断面積の大きい大面積孔と相対的に断面積の小さい小面積孔とを含み、
    前記大面積孔と前記小面積孔との一方が前記メッシュ部の中央部に形成され、他方が前記メッシュ部の周縁部に形成される、請求項1から請求項4のいずれかに記載の液体噴霧装置。
  6. 前記メッシュ部の全体に亘って断面形状の異なる前記貫通孔を分散させた、請求項1に記載の液体噴霧装置。
  7. 前記貫通孔は、相対的に断面積の大きい大面積孔と相対的に断面積の小さい小面積孔とを含み、
    前記メッシュ部の全体に亘って前記大面積孔と前記小面積孔とが分散して形成されている、請求項1または請求項6に記載の液体噴霧装置。
  8. 前記メッシュ部の一定範囲毎に前記貫通孔の疎密を変化させた、請求項1から請求項7のいずれかに記載の液体噴霧装置。
  9. 前記貫通孔は、前記メッシュ部の中央部において疎に形成され、前記メッシュ部の周縁部において密に形成される、請求項8に記載の液体噴霧装置。
  10. 前記貫通孔は、前記メッシュ部の中央部において密に形成され、前記メッシュ部の周縁部において疎に形成される、請求項8に記載の液体噴霧装置。
  11. 前記メッシュ部は樹脂製である、請求項1から請求項10のいずれかに記載の液体噴霧装置。
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