JP2013545869A5 - - Google Patents
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Description
特定の例示的実施形態に関連させて本発明の実施形態を説明したが、これらの特定の実施形態は説明を目的としているのであって、限定を目的とするものではなく、当業者には他の変形例も想起可能であろう。
また、本願は以下に記載する態様を含む。
(態様1)
繊維強化ポリマー樹脂の製造方法であって、
強化する繊維を、第1のポリマー樹脂を用いてコーティングすることと、
コーティングされた繊維を、第2のポリマー樹脂に埋め込むことと
を含む方法。
(態様2)
第1のポリマー樹脂のねじれ変形能力は第2のポリマー樹脂よりも大きい、態様1に記載の方法。
(態様3)
第1のポリマー樹脂は耐熱樹脂である、態様2に記載の方法。
(態様4)
繊維の弾性率は、第1のポリマー樹脂の弾性率より高い、態様2に記載の方法。
(態様5)
繊維を、
炭素繊維、
ガラス繊維、
有機繊維、
金属繊維、及び
セラミック繊維
からなる群より選択することをさらに含む、態様1に記載の方法。
(態様6)
第1のポリマー樹脂のコーティングの上に第3のポリマー樹脂のコーティングを適用することをさらに含み、第3のポリマー樹脂のねじれ変形能力は、第1のポリマー樹脂よりも大きいが第2のポリマー樹脂よりも小さい、態様1に記載の方法。
(態様7)
向上したねじれ変形能力を有する繊維強化樹脂複合材であって、
ポリマー樹脂マトリックス、
マトリックス中に保持された強化繊維、及び
繊維とマトリックスとの間での荷重伝達を改善するための、繊維上のコーティング
を含む繊維強化樹脂複合材料。
(態様8)
コーティングは、樹脂マトリックスよりも大きいねじれ変形能力を有するポリマー樹脂を含んでいる、態様7に記載の繊維強化樹脂複合材料。
(態様9)
コーティングは、各々が樹脂マトリックスのねじれ変形能力よりも大きなそれぞれ異なるねじれ変形能力を有するポリマー樹脂の第1及び第2の層を含んでいる、態様7に記載の繊維強化樹脂複合材料。
(態様10)
繊維にはマトリックス樹脂が含浸している、態様7に記載の繊維強化樹脂複合材料。
(態様11)
繊維は、それぞれ異なる剛性及び強度を有する少なくとも二組の繊維を含んでいる、態様7に記載の繊維強化樹脂複合材料。
(態様12)
繊維は、
炭素繊維、
ガラス繊維、
有機繊維、
金属繊維、及び
セラミック繊維
からなる群より選択される、態様7に記載の繊維強化樹脂複合材料。
また、本願は以下に記載する態様を含む。
(態様1)
繊維強化ポリマー樹脂の製造方法であって、
強化する繊維を、第1のポリマー樹脂を用いてコーティングすることと、
コーティングされた繊維を、第2のポリマー樹脂に埋め込むことと
を含む方法。
(態様2)
第1のポリマー樹脂のねじれ変形能力は第2のポリマー樹脂よりも大きい、態様1に記載の方法。
(態様3)
第1のポリマー樹脂は耐熱樹脂である、態様2に記載の方法。
(態様4)
繊維の弾性率は、第1のポリマー樹脂の弾性率より高い、態様2に記載の方法。
(態様5)
繊維を、
炭素繊維、
ガラス繊維、
有機繊維、
金属繊維、及び
セラミック繊維
からなる群より選択することをさらに含む、態様1に記載の方法。
(態様6)
第1のポリマー樹脂のコーティングの上に第3のポリマー樹脂のコーティングを適用することをさらに含み、第3のポリマー樹脂のねじれ変形能力は、第1のポリマー樹脂よりも大きいが第2のポリマー樹脂よりも小さい、態様1に記載の方法。
(態様7)
向上したねじれ変形能力を有する繊維強化樹脂複合材であって、
ポリマー樹脂マトリックス、
マトリックス中に保持された強化繊維、及び
繊維とマトリックスとの間での荷重伝達を改善するための、繊維上のコーティング
を含む繊維強化樹脂複合材料。
(態様8)
コーティングは、樹脂マトリックスよりも大きいねじれ変形能力を有するポリマー樹脂を含んでいる、態様7に記載の繊維強化樹脂複合材料。
(態様9)
コーティングは、各々が樹脂マトリックスのねじれ変形能力よりも大きなそれぞれ異なるねじれ変形能力を有するポリマー樹脂の第1及び第2の層を含んでいる、態様7に記載の繊維強化樹脂複合材料。
(態様10)
繊維にはマトリックス樹脂が含浸している、態様7に記載の繊維強化樹脂複合材料。
(態様11)
繊維は、それぞれ異なる剛性及び強度を有する少なくとも二組の繊維を含んでいる、態様7に記載の繊維強化樹脂複合材料。
(態様12)
繊維は、
炭素繊維、
ガラス繊維、
有機繊維、
金属繊維、及び
セラミック繊維
からなる群より選択される、態様7に記載の繊維強化樹脂複合材料。
Claims (10)
- 繊維強化ポリマー樹脂の製造方法であって、
強化する繊維(24)を、第1のポリマー樹脂(26)を用いてコーティングすることと、
コーティングされた繊維を、第2のポリマー樹脂(22)に埋め込むことと
を含み、第1のポリマー樹脂のねじれ変形能力は第2のポリマー樹脂(22)よりも大きい、方法。 - 第1のポリマー樹脂(26)は耐熱樹脂である、請求項1に記載の方法。
- 繊維(24)の弾性率は、第1のポリマー樹脂(26)の弾性率より高い、請求項1または2に記載の方法。
- 繊維(24)を、
炭素繊維、
ガラス繊維、
有機繊維、
金属繊維、及び
セラミック繊維
からなる群より選択することをさらに含む、請求項1に記載の方法。 - 第1のポリマー樹脂(26)のコーティングの上に第3のポリマー樹脂(28)のコーティングを塗布することをさらに含み、第3のポリマー樹脂(28)のねじれ変形能力は、第1のポリマー樹脂(26)よりも大きいが第2のポリマー樹脂(22)よりも小さい、請求項1または2に記載の方法。
- 向上したねじれ変形能力を有する繊維強化樹脂複合材料であって、
ポリマー樹脂マトリックス(22)、
マトリックス中に保持された強化繊維(24)、及び
繊維とマトリックスとの間での荷重伝達を改善するための、繊維上のコーティング(26)を含み、コーティング(26)は、樹脂マトリックス(22)よりも大きいねじれ変形能力を有するポリマー樹脂を含んでいる、繊維強化樹脂複合材料。 - コーティングは、各々が樹脂マトリックス(22)のねじれ変形能力よりも大きなそれぞれ異なるねじれ変形能力を有するポリマー樹脂の第1及び第2の層を含んでいる、請求項6に記載の繊維強化樹脂複合材料。
- 繊維(24)にはマトリックス樹脂(22)が含浸している、請求項6または7に記載の繊維強化樹脂複合材料。
- 繊維(24)は、それぞれ異なる剛性または強度を有する少なくとも二組の繊維を含んでいる、請求項6から8のいずれか一項に記載の繊維強化樹脂複合材料。
- 繊維は、
炭素繊維、
ガラス繊維、
有機繊維、
金属繊維、及び
セラミック繊維
からなる群より選択される、請求項6から9のいずれか一項に記載の繊維強化樹脂複合材料。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US12/967,512 US20120149802A1 (en) | 2010-12-14 | 2010-12-14 | Composites having distortional resin coated fibers |
US12/967,512 | 2010-12-14 | ||
PCT/US2011/060472 WO2012082280A1 (en) | 2010-12-14 | 2011-11-11 | Composites having distortional resin coated fibers |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
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JP2013545869A5 true JP2013545869A5 (ja) | 2014-12-25 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2013544489A Active JP5931911B2 (ja) | 2010-12-14 | 2011-11-11 | ねじれ樹脂コート繊維を有する複合材料 |
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---|---|
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EP (1) | EP2652016B1 (ja) |
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JPS62275133A (ja) * | 1987-02-07 | 1987-11-30 | Toho Rayon Co Ltd | 炭素繊維強化熱可塑性樹脂組成物 |
EP0612787A1 (en) * | 1993-02-25 | 1994-08-31 | Gencorp Inc. | Polyester-flexible polymer block copolymer coated fiber structures and utilization thereof in a polymer matrix |
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KR20110041469A (ko) * | 2008-07-17 | 2011-04-21 | 에스.에이. 나노실 | 보강된 열경화성 중합체 복합재의 제조 방법 |
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2010
- 2010-12-14 US US12/967,512 patent/US20120149802A1/en not_active Abandoned
-
2011
- 2011-11-11 WO PCT/US2011/060472 patent/WO2012082280A1/en active Application Filing
- 2011-11-11 EP EP11794884.4A patent/EP2652016B1/en active Active
- 2011-11-11 CN CN2011800598611A patent/CN103261286A/zh active Pending
- 2011-11-11 JP JP2013544489A patent/JP5931911B2/ja active Active
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