JP2013545382A - 方向情報を取得する装置および方法、ならびにシステムおよびコンピュータプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】複数のマイクロフォン信号から、またはマイクロフォン信号の複数の成分から方向情報を取得する装置は、異なる実効マイクロフォンルック方向が当該マイクロフォン信号または成分に関連づけられており、マイクロフォン信号またはマイクロフォン信号の成分から大きさ値を求めるように構成された結合器を備えている。結合器はさらに、任意の実効マイクロフォンルック方向を表す方向情報アイテムが当該任意の実効マイクロフォンルック方向に関連付けられたマイクロフォン信号またはマイクロフォン信号の成分の大きさ値に応じて重みづけられるように、実効マイクロフォンルック方向を表す方向情報アイテムを結合して方向情報を取得するように構成されている。
【選択図】図1
Description
のように求められる。
のように計算することができる。ここでK(k)は周波数依存の正規化係数である。その値はマイクロフォンの構成、例えばマイクロフォンの距離および/あるいはそれらの指向性パターンに依存する。U(kn)の残る成分Uy(k,n)(およびUz(k,n))は適切なマイクロフォンのペアを複数組み合わせることによって同様に決定することができる。
によって与えられる。ここでcは音の伝わる速さを表す。
図1は、本発明の1つの実施形態による装置100を示している。複数のマイクロフォン信号1031〜103N(P1〜PNとも表記する)またはマイクロフォン信号の複数の成分から方向情報101(d(k,n)とも表記する)を得る装置100は結合器105を備えている。結合器105は、マイクロフォン信号またはマイクロフォン信号の成分から大きさの値を求めるように構成されており、かつ、任意の実効マイクロフォンルック方向を表す方向情報アイテムがその任意の実効マイクロフォンルック方向に関連付けられたマイクロフォン信号のあるいはマイクロフォン信号の成分の大きさ値に応じて重みづけされるように、マイクロフォン信号1031〜103Nに関連付けられた実効マイクロフォンルック方向を表している方向情報アイテムを線形結合して、方向情報101を得るように構成されている。
として定義することができる。ここでPi(k,n)は、周波数タイル(k,n)に関連付けられるi番目のマイクロフォンの信号(あるいはi番目のマイクロフォンのマイクロフォン信号Piの成分)を表す。
となる。
上記説明においては、方向情報(DOA)の推定のみを考慮している。方向コーディングという点からは、音場の拡散性についての情報がさらに必要となり得る。真っ向からのアプローチは、推定されたベクトルd(k,n)あるいは決定された方向情報をアクティブサウンドインテンシティベクトルIa(k,n)の反対方向と単に同一視するだけで求められる。すなわち、
である。
本発明のさらなる実施形態は、複数のマイクロフォン信号から、あるいはマイクロフォン信号の複数の成分から方向情報を取得する方法を創出する。ここで、異なる実効マイクロフォンルック方向がマイクロフォン信号と関連付けられている。
通常知られているように、方向情報を抽出するのに音圧の大きさを使用するのは、全方向性マイクロフォンを用いるときには現実的ではない。実際、音が伝わってマイクロフォンに到達するまでの距離が異なるゆえの大きさの違いは、通常は測定するには小さすぎ、そのために大部分の公知のアルゴリズムは位相情報に主に頼っている。実施形態は、方向パラメータ推定における空間エイリアシングの問題を克服する。以下に述べるシステムは、到来方向に依存するマイクロフォン信号に測定可能な大きさの差が存在するように適切に設計されたマイクロフォンアレイを使用する。マイクロフォンスペクトルのこのマグニチュード情報(のみ)は、それから推定プロセスにおいて用いられる。位相項が空間エイリアシングの効果によってダメになるからである。
1.互いに異なる方向を向く複数の指向性マイクロフォン(すなわち、カージオイ
ドマイクロフォンのようなノンアイソトロピックなピックアップパターンを有す
る)を採用するか、または、
2.各マイクロフォンあるいは各マイクロフォン位置について、それ特有の散乱お
よび/あるいはシャドウイング効果を実現する。これは、例えばマイクロフォン
構成の中心に物理的な物体を採用することによって実現することができる。適し
た物体は、散乱および/あるいはシャドウイング効果によって公知のやり方でマ
イクロフォン信号の大きさを変化させる。
図9はシステム900のブロック図を示している。このシステムは装置、例えば図1に係る装置100を備えている。さらに、システム900は、装置100の複数のマイクロフォン信号の中の第一のマイクロフォン信号1031を取得するための第一の実効マイクロフォンルック方向9031を有する第一の指向性マイクロフォン9011を備えている。第一のマイクロフォン信号1031は第一のルック方向9031に関連付けられている。さらにシステム900は装置100の複数のマイクロフォン信号の中の第二のマイクロフォン信号1032を取得するための第二の実効マイクロフォンルック方向9032を有する第二の指向性マイクロフォン9012を備えている。第二のマイクロフォン信号1032は第二のルック方向9032に関連付けられている。また第一のルック方向9031は第二のルック方向9032とは異なる。例えば、ルック方向9031,9032は反対向きである。このコンセプトをさらに拡張したものを図3に示す。ここでは4個のカージオイドマイクロフォン(指向性マイクロフォン)はカルテシアン座標系の対向する方向を向いている。マイクロフォン位置は黒で囲んで示している。
図10は、複数のマイクロフォン信号またはマイクロフォン信号の複数の成分から方向情報101を取得する装置、例えば図1に係る装置100を備えているシステム1000を示している。さらにシステム1000は、装置100の複数のマイクロフォン信号の中の第一のマイクロフォン信号1031を取得する第一の全方向性マイクロフォン10011を備えている。さらに、システム1000は、装置100の複数のマイクロフォン信号の中の第二のマイクロフォン信号1032を取得する第二の全方向性マイクロフォン10012を備えている。さらにシステム1000は、第一の全方向性マイクロフォン10011と第二の全方向性マイクロフォン10012との間に配置されており、第一の全方向性マイクロフォン10011の整形された実効応答パターンが第一の実効マイクロフォンルック方向10031を備え、第二の全方向性マイクロフォン10012の整形された実効パターンが第二の実効マイクロフォンルック方向10032を備えるように第一の全方向性マイクロフォン10011および第二の全方向性マイクロフォン10012の実効応答パターンを整形するシャドウイングオブジェクト1005(散乱オブジェクト1005とも表記される)を備えている。言い換えると、全方向性マイクロフォン10011,10012の間にシャドウイングオブジェクト1005を用いることによって、これら2つの全方向性マイクロフォン10011,10012の間の距離が小さいとしても全方向性マイクロフォン10011,10012間の測定可能な大きな大きさの違いを得ることができるように、全方向性マイクロフォン10011,10012の方向上の挙動を得ることができる。
<5.4.1 相関に基づくアプローチ>
このセクションでは、方向パラメータ推定にマイクロフォン信号の大きさ情報のみを用いる代替的なアプローチを提案する。それは、マイクロフォン信号のマグニチュードスペクトルと、モデルあるいは測定から求められた、それに対応する先験的に定められたマグニチュードスペクトルとの相関関係に基づいている。
と定義する。
このセクションでは、方向パラメータ推定にマイクロフォン信号の大きさ情報のみを用いる代替アプローチを提案する。それは、示されている例では大きさ情報のみを処理するという例外付きで、よく知られているrootMUSICアルゴリズム(非特許文献9)に基づいている。
で計算される。ここで(・)Hは共役転置を表し、E{・}は期待値演算子である。期待値は、普通、実際の応用においては時間的および/または空間的平均プロセスによって近似される。Rの固有値分解は、
と書くことができる。ここでλ1・・・Nは固有値であり、Nはマイクロフォンあるいは測定位置の数である。今、強い平面波がマイクロフォンアレイに到達するとき、1つの相対的に大きい固有値λが求められ、他の固有値はすべてゼロに近い。後者の固有値に対応する固有ベクトルは、いわゆる雑音部分空間Qnを形成する。この行列は、最も大きい固有値に対応する固有ベクトルを含む、いわゆる信号部分空間Qsに直交する。いわゆるMUSICスペクトルは、
で計算することができる。ここで調べられるステアリング方向φについてのステアリングベクトルs(φ)は、前のセクションにおいて紹介したアレイマニフォールドSMから得ることができる。MUSICスペクトルP(φ)は、ステアリング方向φが音の真のDOAと合うときに最大となる。したがって、音のDOAであるφDOAは、P(φ)が最大となるようなφを求めることによって決定することができる。すなわち、
である。
<5.5.1 序論>
音の到来方向の解析は、マルチチャネルオーディオファイルから、または複数のマイクロフォン信号から空間音響のパラメトリックな表現を提供するいくつかのオーディオ再生技術において用いられている(非特許文献10、11、2および3)。空間音再生に加えて、解析された方向は、音源定位およびビームフォーミングのような応用でも用いることができる(非特許文献12および5)。この例では、さまざまな応用においての空間音の録音および再生のための処理技術、方向オーディオコーディング(DirAC)の観点で方向の解析を述べる(非特許文献2)。
エネルギ解析を用いた方向の推定は、音エネルギの正味の流入の方向および大きさを表すサウンドインテンシティベクトルに基づいている。解析については、音圧pおよび粒子速度uを、B−formatの全方向信号Wおよびダイポール信号(カルテシアン方向のX,YおよびZ)をそれぞれ用いて音場の1つのポイントにおいて推定することができるる。音場を調和させるために、ここで提示するDirACの実行においては、20msの時間窓で短時間フーリエ変換(STFT)として時間周波数解析をB−format信号に適用する。次に瞬間アクティブサウンドインテンシティ、
を、ダイポールが、
図11は対向するマイクロフォン間の間隔がdである4個の全方向性マイクロフォンのアレイを示している。
のように対向するマイクロフォンの信号を互いから減算することによって音圧勾配として取得される。
のように計算され、この上限より上では方向は誤って推定される。
空間エイリアシングとシャドウイングによるマイクロフォンの指向性とが高周波数での音圧勾配の利用を妨げるので、信頼できる方向推定について周波数の範囲を拡張する方法が望まれている。ここで、オンアクシス方向が外側かつ反対方向であるように配置された4個の全方向性マイクロフォンが提案される広帯域の方向推定方法において採用される。図12はこのようなアレイを示しており、平面波からの音エネルギの異なる量が異なるマイクロフォンで収録される。
のように減算することによって近似されるとき、エネルギ差が2Dサウンドインテンシティベクトルの推定を可能にするものと仮定する。
前述したように、マイクロフォンによるシャドウイングがエネルギ勾配を計算するのに有効であるような周波数を、振動板のサイズが決定する。空間エイリアシング周波数fsaをエネルギ勾配を用いるための周波数限界値flimと合わせるには、マイクロフォンをアレイにおいて互いから適切な距離だけ離して配置しなければならない。ゆえに、あるサイズの振動板を有するマイクロフォン間の間隔を定義することをこのセクションで述べる。
のようにデシベルで計測することができる。ここでΔLは全ての方向にわたって積分されたトータルピックアップエネルギに対するオンアクシスピックアップエネルギの比である(非特許文献15)。さらに各周波数における指向性指数は、振動板の周と波長との比の値、
に依存する。ここで、rは振動板の半径であり、λは波長である。またλ=c/flimである。比の値kaの関数としての指向性指数DIの依存性は、非特許文献15においてシミュレーションによって示されており、図13に示すように単調増加する関数である。
のように計算される。
ここでは本例で論じた方向推定方法を、無響測定およびシミュレーションを用いてDirAC解析において評価する。正方形内の4個のマイクロフォンを同時に測定するかわりに、比較的大きな振動板を有する一個の全方向性マイクロフォンを用いてインパルス応答を複数方向から測定した。次に、測定された応答を、図12に示すように正方形に配された4個の全方向性マイクロフォンのインパルス応答を推定するのに用いた。その結果、エネルギ勾配はマイクロフォンの振動板サイズに主に依存していた。したがってセクション5.5.5で述べたように間隔の最適化を検討することができる。明らかに、アレイの4個のマイクロフォンは、到来音波に、より効果的にシャドウイングを与え、方向推定は単一のマイクロフォンの場合からいくらか向上する。上述した評価は、異なる振動板サイズを有する2個の異なるマイクロフォンでも適用される。
本例は、全方向性マイクロフォン間の音圧およびエネルギ勾配がそれぞれ低周波数、高周波数で計算され、サウンドインテンシティベクトルを推定するのに用いられるときに、広いオーディオ周波数範囲で音の到来方向を解析する装置/方法を提示する。この方法/装置は、高周波数でエネルギ勾配を計算するために測定可能なマイクロフォン間レベル差を提供するような比較的大きな振動板サイズを有する反対方向を向いている4個の全方向性マイクロフォンからなるアレイとともに用いられた。
まとめると、本発明の実施形態は、マイクロフォンスペクトルの大きさ(のみ)を考慮することにより音場の方向パラメータを推定する。これは、実際にはマイクロフォン信号のマイクロフォンの位相情報が不明瞭な場合に、すなわち空間エイリアシングが起こるときに特に有用である。所望の方向情報を抽出するために、本発明の実施形態(例えばシステム900)は、異なるルック方向を有する指向性マイクロフォンの適切な構成を用いる。あるいは(例えばシステム1000内)、方向依存の散乱およびシェーディング効果を生じさせるオブジェクトをマイクロフォン構成に含めることができる。ある商用マイクロフォン(例えば大きな振動板のマイクロフォン)において、マイクロフォンカプセルは比較的大きなハウジング内に搭載されている。結果として起こるシャドウイング/散乱効果は、本発明のコンセプトを用いるには既に十分であり得る。さらなる実施形態によると、マイクロフォン信号の位相情報も考慮に入れる、本発明の実施形態によって行われる大きさに基づくパラメータ推定は、伝統的な推定方法との組み合わせで適用されることもできる。
Claims (19)
- 複数のマイクロフォン信号(1031〜103N,P1〜PN)から、またはマイクロフォン信号(103i,Pi)の複数の成分(Pi(k,n))から方向情報(101,d(k,n))を得る装置(100)であって、異なる実効マイクロフォンルック方向は前記マイクロフォン信号(1031〜103N,P1〜PN)または前記成分(Pi(k,n))に関連づけられており、
マイクロフォン信号(Pi)またはマイクロフォン信号(Pi)の成分(Pi(k,n))から大きさ値を求めるように構成され、任意の実効マイクロフォンルック方向を表す方向情報アイテム(bi)が、当該任意の実効マイクロフォンルック方向に関連付けられた前記マイクロフォン信号(Pi)の、またはマイクロフォン信号(Pi)の前記成分(Pi(k,n))の大きさ値に応じて重みづけられるように実効マイクロフォンルック方向を表す方向情報アイテム(b1〜bN)を結合して前記方向情報(101,d(k,n))を取得するように構成されている結合器(105)を備えている、装置(100)。 - マイクロフォン信号(Pi)に関連付けられた実効マイクロフォンルック方向は、そのマイクロフォン信号(Pi)を取得するマイクロフォンが最大応答を有する方向を表している、請求項1に記載の装置(100)。
- 前記任意の実効マイクロフォンルック方向を表す前記方向情報アイテム(bi)は、前記任意の実効マイクロフォンルック方向に向いているベクトルである、請求項1または2に記載の装置(100)。
- 前記結合器(105)は、前記大きさ値が前記マイクロフォン信号(Pi)のスペクトルサブ領域(k)を表すスペクトル係数(Pi(k,n))の大きさを表すように前記大きさ値を求めるように構成されている、請求項1から3のいずれか1つに記載の装置(100)。
- 前記結合器(105)は、前記マイクロフォン信号(P1〜PN)の、または前記成分の時間周波数表現に基づいて前記方向情報(101,d(k,n))を得るように構成されている、請求項1から4のいずれか1つに記載の装置(100)。
- 前記結合器(105)は、任意の時間周波数タイル(k,n)について前記方向情報(d(k,n))を得るために、前記任意の時間周波数タイル(k,n)に関連付けられた大きさ値に依存して重みづけられた前記方向情報アイテム(b1〜bN)を結合するように構成されている、請求項1から5のいずれか1つに記載の装置(100)。
- 前記結合器(105)は、複数の異なる時間周波数タイルについて、前記異なる時間周波数タイルに関連付けられた大きさ値に依存して異なって重みづけられた同一の方向情報アイテム(b1〜bN)を結合するように構成されている、請求項1から6のいずれか1つに記載の装置(100)。
- 第一の実効マイクロフォンルック方向は前記複数のマイクロフォン信号の中の第一のマイクロフォン信号に関連しており、
第二の実効マイクロフォンルック方向は複数のマイクロフォン信号の中の第二のマイクロフォン信号に関連しており、
前記第一の実効マイクロフォンルック方向は前記第二の実効マイクロフォンルック方向とは異なり、
前記結合器は、前記第一のマイクロフォン信号または前記第一のマイクロフォン信号の成分から第一の大きさ値を求め、前記第二のマイクロフォン信号または前記第二のマイクロフォン信号の成分から第二の大きさ値を求め、前記第一の実効マイクロフォンルック方向を表す第一の方向情報アイテムと前記第二の実効マイクロフォンルック方向を表す第二の方向情報アイテムとを、前記第一の方向情報アイテムが前記第一の大きさ値によって重みづけられ、前記第二の方向情報アイテムが前記第二の大きさ値によって重みづけられるように結合して前記方向情報を得るように構成されている、請求項1から7のいずれか1つに記載の装置。 - 前記結合器は、前記大きさ値に基づいて二乗した大きさ値を求めるように構成されており、前記二乗した大きさ値は、前記マイクロフォン信号(Pi)の、または前記マイクロフォン信号の前記成分(Pi(k,n))のパワーを表し、前記結合器は、前記任意の実効マイクロフォンルック方向に関連付けられた前記マイクロフォン信号(Pi)の、または前記マイクロフォン信号(Pi)の前記成分(Pi(k,n))の前記二乗した大きさ値に応じて方向情報アイテム(bi)が重みづけられるように前記方向情報アイテム(b1〜bN)を結合するよう構成されている、請求項1から8のいずれか1つに記載の装置。
- κ>0である、請求項10に記載の装置。
- 前記結合器は、第一の周波数範囲においては、前記マイクロフォン信号(P1〜PN)のまたは前記マイクロフォン信号(Pi)の前記成分(Pi(k,n))の前記大きさ値に基づいて、かつ位相とは独立して前記方向情報(d(k,n))を得るように構成されており、
前記結合器は、第二の周波数範囲においては、前記マイクロフォン信号(P1〜PN)の、または前記マイクロフォン信号(Pi)の前記成分(Pi(k,n))の位相に依存して前記方向情報を得るようにさらに構成されている、請求項1から11のいずれか1つに記載の装置。 - 前記結合器は、前記方向情報アイテム(bi)が前記大きさ値に応じてのみ重みづけられるように構成されている、請求項1から12のいずれか1つに記載の装置。
- 前記結合器(105)は、前記方向情報アイテム(b1〜bN)を線形結合するように構成されている、請求項1から13のいずれか1つに記載の装置(100)。
- 請求項1から14のいずれか1つに記載の装置(100)と、
前記複数のマイクロフォン信号の中の第一のマイクロフォン信号(1031)を取得するための、第一の実効マイクロフォンルック方向(9031)を有する第一の指向性マイクロフォン(9011)と、
前記複数のマイクロフォン信号の中の第二のマイクロフォン信号(1032)を取得するための、第二の実効マイクロフォンルック方向(9032)を有する第二の指向性マイクロフォン(9012)と、
を備え、
前記第一のマイクロフォン信号(1031)が第一の実効マイクロフォンルック方向(9031)と関連付けられており、
前記第二のマイクロフォン信号(1032)が第二の実効マイクロフォンルック方向(9032)と関連付けられており、
前記第一の実効マイクロフォンルック方向(9031)は前記第二の実効マイクロフォンルック方向(9032)とは異なる、システム(900)。 - 請求項1から14のいずれか1つに記載の装置(100)と、
前記複数のマイクロフォン信号の中の第一のマイクロフォン信号(1031)を取得するための第一の全方向性マイクロフォン(10011)と、
第二のマイクロフォン信号(1032)を取得するための第二の全方向性マイクロフォン(10012)と、
前記第一の全方向性マイクロフォン(10011)と前記第二の全方向性マイクロフォン(10012)との間に配置されており、前記第一の全方向性マイクロフォン(10011)および前記第二の全方向性マイクロフォン(10012)の実効応答パターンを、前記第一の全方向性マイクロフォン(10011)の整形された実効応答パターンが第一の実効マイクロフォンルック方向(10031)を備えるとともに、前記第二の全方向性マイクロフォン(10012)の整形された実効応答パターンが前記第一の実効マイクロフォンルック方向(10031)と異なる第二の実効マイクロフォンルック方向(10032)を備えるように、整形するシャドウイングオブジェクト(1005)と、
を備えているシステム(1000)。 - 前記指向性マイクロフォン(9011,9012)または前記全方向性マイクロフォン(10011,10012)は、前記実効マイクロフォンルック方向(9031,9032,10031,10032)に向いているベクトルである方向情報アイテムの和が、前記方向情報アイテムの1つのノルムの±30%という許容差範囲内でゼロとなるように構成されている、請求項15または16に記載のシステム。
- 複数のマイクロフォン信号から、またはマイクロフォン信号の複数の成分から方向情報を取得する方法(800)であって、異なる実効マイクロフォンルック方向は前記マイクロフォン信号または前記成分に関連付けられており、
マイクロフォン信号から、またはマイクロフォン信号の成分から大きさ値を求めること(801)と、
任意の実効マイクロフォンルック方向を示す方向情報アイテムが、当該任意の実効マイクロフォンルック方向に関連付けられたマイクロフォン信号またはマイクロフォン信号の成分の大きさ値に応じて重みづけられるように、実効マイクロフォンルック方向を表す方向情報アイテムを結合して、方向情報を得ること(803)と、
を包含する方法。 - コンピュータ上で動作するときに、請求項18に記載の方法を実行するためのプログラムコードを有するコンピュータプログラム。
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