JP2013544478A - ランキングアルゴリズムを使用するセル再選択 - Google Patents

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Abstract

一実施形態によれば、第1のセル上にキャンプしているワイヤレスセルラー電気通信デバイスによって使用するための方法が提供される。方法は、デバイスにおいて、優先順位ベースの再選択アルゴリズムに適用可能であり、別のセルに適用可能でもあるパラメータを選択するステップと、第2のセルから受信された信号の属性を測定するステップと、選択されたパラメータおよび測定された属性に少なくとも基づいて、ランキングアルゴリズムに従って、再選択のために第2のセルを評価するステップとを含む。デバイスおよびコンピュータ可読媒体も提供される。

Description

本開示は、セルラー電気通信システムに関し、より具体的には、セルラー電気通信システムのセル上にキャンプしているモバイルデバイスにおけるセル再選択の方法に関する。
一般的なセルラー無線システムでは、ワイヤレス電気通信デバイスが、1つ以上の無線アクセスネットワーク(RAN)を介して1つ以上のコアネットワークと通信する。UMTSシステムでは、そのようなデバイスは、一般的にはユーザ機器(UE)と呼ばれ、GSM(登録商標)システムでは、そのようなデバイスは、一般的には移動局(MS)と呼ばれる。これらの用語は、同等に見なすことができる。本明細書の説明では、両方の用語が交換可能に使用されてもよいが、本開示は、主に、GSM(登録商標) EDGE無線アクセスネットワーク(GERAN)からUMTS地上波無線アクセスネットワーク(UTRAN)または進化型UMTS地上波無線アクセスネットワーク(e−UTRAN)へのセル再選択に関するため、MSという用語が主に使用されることを留意されたい。しかしながら、本開示は、このタイプのセル再選択に限定されないことが明確となるであろう。
移動局(MS)は、とりわけ、携帯電話(セルラーまたはセル方式電話としても知られている)、ワイヤレス通信能力があるラップトップ、および携帯情報端末(PDA)等の種々のタイプの機器を含む。これらは、携帯用、手持ち式、ポケットサイズであってもよく、または例えば、自動車に設置されてもよく、無線アクセスネットワーク(RAN)を用いて音声またはデータ信号あるいは両方を伝達してもよい。当然ながら、MSは、移動性ではなくてもよく、ある場所に固定されてもよい。この状況では、移動という用語は、単純に、デバイスの通信能力を指してもよい。
以下では、グローバルシステムフォーモバイルコミュニケーションズ(Global System for Mobile Communications;GSM(登録商標))、ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションズシステム(Universal Mobile Telecommunications System;UMTS)、ロングタームエボリューション(Long Term Evolution;LTE)、および特定の規格が参照される。しかしながら、本開示は、いずれの特定の移動電気通信システムまたは規格に限定されることも目的とされないことを理解されたい。
無線アクセスネットワーク(RAN)は、特定のセル地域に分割された地理的地域の範囲にわたる。各セル地域は、UMTSではノードBまたはLTEでの進化型ノードBと呼ばれ得る、少なくとも1つの基地局によってサービス提供される。各セルは、セルでブロードキャストされる、一意的な識別子によって識別されてもよい。基地局は、セル上にキャンプしているMSとの無線インターフェース上で無線周波数において通信する(これらは、基地局の範囲内にあるMSのうちのいくつかまたは全てであってもよい)。いくつかの基地局が、基地局の種々の活動を制御する、無線ネットワークコントローラ(RNC)に接続されてもよい。RNCは、一般的には、コアネットワークに接続される。各セルは、とりわけ、UMTS地上波無線アクセス(UTRA)等の特定の無線アクセス技術(RAT)を実装する。GERAN(グローバルシステムフォーモバイルコミュニケーションズ(GSM(登録商標))/GSM(登録商標)進化型高速データレート(EDGE)無線アクセスネットワーク)では、無線アクセスネットワークは、任意の特定のセルについて基地局サブシステム(BSS)の機能性をともに実装する1つ以上の基地局(BTS)および1つ以上の基地局コントローラ(BSC)を含んでもよい。
アイドル状態であるときに、MSは、検出または候補セルがサービングセルよりもむしろ接続に良好に適するかどうかを識別するために、それが現在接続されている、またはキャンプしているセル(しばしばサービングセルとして知られている)以外の検出された電気通信セルの性質を評価する。アイドルモードである間にサービングセルを自律的に変更するMSのプロセスは、セル再選択として知られている(しかし再選択はアイドルモードまたは純粋に自律的なセル変更あるいは両方に制限されなくてもよい)。電源投入後にMSが最初にセル上にキャンプするプロセスは、セル選択として知られている。セル再選択の基準は、受信信号強度および信号品質等のものを含んでもよい。これらの基準と関連付けられるパラメータは、サービングセルでブロードキャストされ、または別様に伝送されてもよい。セル再選択(および選択)のための要件のうちの1つは、候補セルが好適であることであってもよい。好適性の基準は、信号強度および/または信号品質(MSによって受信されるような、候補セル基地局によって伝送される信号を指す)に関係する基準を含んでもよい。好適性計算で使用される基準のうちのいくつかは、候補セルの周波数に同調した後にMSによって復号されなければならないパラメータに基づく。候補セルからのパラメータの復号は、MSにとって電力集約型となり得る。このようにして復号された好適性パラメータに基づく定期的な評価は、バッテリ寿命が限定されているモバイルデバイスでは特に望ましくない。
この問題に対する既存の解決法は、ごく最近に復号された好適性基準パラメータを記憶して再利用することである。この解決策は、参照することにより本明細書に組み込まれ、本明細書で「45.008仕様」と呼ばれる、3GPP TS 45.008仕様V9.4.0で概説される。45.008仕様の第6.6.5節、第6.6.6節、および第6.6.7節は、それぞれ、「GSM(登録商標)からUTRANへのセル再選択のためのアルゴリズム」、「優先順位情報に基づくRAT間セル再選択のためのアルゴリズム」、および「CSGセルおよびハイブリッドセルへのセル選択および再選択」と題された、セル再選択プロセスを説明する。第6.6.5節で定義されるアルゴリズムは、「ランキングアルゴリズム」として表されてもよく、第6.6.6節で定義されるアルゴリズムは、「優先順位ベースのアルゴリズム」として表されてもよい。これらの用語は、本明細書の説明の全体を通して使用されてもよい。
既存の解決法によれば、候補セルの好適性を評価するときに、そこから好適性パラメータがごく最近復号された、セルの好適性パラメータが使用されてもよい。この解決法は、MSのバッテリ使用量または長期所要電力を削減し得るが、固有の限界を持つ。具体的には、例えば、MSが候補セルの好適性を軽視しやすく、したがって、再選択するべきときにセルに再選択しない。これは、例えば、候補セルの好適性パラメータが適用されているものと同じではないため、その好適性を計算するために使用されるパラメータが不正確であるためとなり得る。代替として、MSは、セルを再選択のための有効セルと誤って見なし、続いて、無駄に候補セルの周波数に同調し、そのセルからパラメータを復号する場合がある。これは、広範囲の閾値パラメータが、MSが潜在的に再選択し得るセルに適用可能である場合に、特に問題となり得る。これらの閾値パラメータのうちの1つ以上は、記憶されたときに、異なる値が適用可能であるネットワーク内で別のセルを誤って評価するように使用される場合がある。
あるシナリオ例では、オペレータは、アイドルモードにあるデバイスが、1つの周波数のセル上にキャンプし、接続モードにある、すなわち、アクティブな進行中データまたは音声通話を伴うデバイスが、異なる周波数のセル内で動作することを希望し得る。オペレータは、好適性基準を用いて、特定の周波数へのアイドルモード再選択を阻止することによって、これを達成し得る、すなわち、好適性基準は、MSがこれらの基準を満たす可能性が非常に低くなるように設定される。このシナリオでは、MSは、プロセスでかなりの量の電力を使用して、好適性のためにセルを一貫して評価する。加えて、MSが、他のセルの好適性計算で再利用するために、これらの不正確なパラメータを記憶している場合、MSは、それがキャンプするべきセル上にキャンプしない場合がある。
サービングセルは、優先順位ベースの再選択をサポートする場合、随意で、セル上にキャンプしているMSに、優先順位ベースの再選択アルゴリズムの一部としてセルの評価に使用されるパラメータの表示を伝送してもよい(ブロードキャストメッセージで伝送することを含む)。しかしながら、優先順位ベースの再選択のサポートは、非LTE対応デバイスにとって随意的である。LTE対応デバイスについては、優先順位ベースの再選択が使用されなければならない。優先順位ベースの再選択は、いずれのリリース7以前のデバイスでもサポートされていない。
加えて、例えば、セルがGERANセルである場合に、優先順位ベースの再選択がサービングセルで適用可能ではない可能性がある。例えば、わずかな重複LTE受信可能範囲がある場合に、LTEが展開されるときでさえも、オペレータが優先順位ベースの再選択をサポートするようにGERANネットワークをアップグレードしない可能性は十分にある。したがって、LTEセルまたは近くのUTRANセルが優先順位ベースの再選択をサポートする可能性が最も高く、重複または近くのGSM(登録商標)セルはサポートしない場合がある。優先順位ベースの再選択をサポートするデバイスは、その現在のサービングセルが優先順位ベースの再選択をサポートしない場合、ランキングアルゴリズムに従った再選択を行うように依然として要求される。そのようなものとして、どのような理由であれ、優先順位ベースの再選択が適用可能ではない、上記で挙げられる実施例等のシナリオが生じる場合がある。
優先順位ベースの再選択が適用可能ではなく、MSが以前に復号されたパラメータを記憶しているシナリオでは、UMTSまたはLTE対応セルが利用可能であるが、MSがそれを(誤って)好適であると見なさないときに、MSは、適切であるよりも長くGSM(登録商標)セル上にキャンプしたままとなり得る。加えて、または代替として、セルが好適な再選択であるか否かを決定するために、アイドルモードであるときのMS側で電力集約型復号および計算が必要とされてもよい。記憶された閾値が高すぎる場合、あまりにも容易に候補セルを軽視し、閾値が低すぎる場合、必要とされるべきではなかったときに復号および評価を行う。
本開示は、セルランキング再選択を行うときに、候補セルをどのようにして効率的かつ効果的に評価するかという問題に対処する。本開示は、候補セルを誤って軽視するリスクを回避しながら、候補セルの周波数に同調し、候補セルから好適性パラメータを復号する必要性を最小化する。
本願で立案される実施形態は、概して、電子デバイスにおけるセル再選択の方法に関し、具体的には、ランキングアルゴリズムに従ったセル再選択に関する。実施形態は、計算が行われるたびに候補セルの周波数に同調し、そのセルから好適性パラメータを復号する必要なく、不適切に候補セルの周波数に同調し、好適性パラメータを復号する必要があるというリスクを最小化しながら、再選択を行うときに候補セルを効率的に評価してもよい。
一実施形態によれば、第1のセル上にキャンプしているワイヤレスセルラー電気通信デバイスによって使用するための方法が提供され、方法は、デバイスにおいて、
優先順位ベースの再選択アルゴリズムに適用可能であり、および別のセルにも適用可能なパラメータを選択するステップと、
第2のセルから受信される信号の属性を測定するステップと、
少なくとも選択されたパラメータおよび測定された属性に基づいて、ランキングアルゴリズムに従って、再選択のために前記第2のセルを評価するステップとを含む。
ある実施形態では、方法はさらに、評価に基づいて、第1のセルから第2のセルへの再選択を行うステップを含んでもよい。加えて、評価は、セルが再選択要件を満たすか否かを決定するステップを含んでもよく、第2のセルは、測定された属性が、所定量だけ選択されたパラメータを超えられなかった場合、再選択要件を満たさないと決定される。所定量は、ゼロであってもよい。代替として、所定量は、10デシベル(dB)であってもよい。
ある実施形態では、優先順位ベースの再選択アルゴリズムに適用可能であり、および別のセルにも適用可能なパラメータを選択するステップは、第1のセル内で受信されるシステム情報からパラメータを復号するステップを含んでもよい。いくつかの実施形態では、優先順位ベースの再選択アルゴリズムに適用可能であり、および別のセルにも適用可能なパラメータを選択するステップは、デバイス上のデータ記憶からパラメータを取り出すステップを含んでもよく、パラメータは、デバイスが以前に第3のセル上にキャンプしていたときにデバイスによって記憶された。さらに、デバイスは、どのようにして該パラメータが得られたかという記憶された表示を有してもよい。
ある実施形態では、パラメータは、1つ以上の特定の周波数と関連付けられてもよく、1つ以上の特定の周波数において動作するセルのみに適用可能であってもよい。さらに、パラメータは、特定の周波数と関連付けられてもよく、その周波数において動作するセルのみに適用可能であってもよい。
ある実施形態では、方法はさらに、デバイスが、優先順位ベースの再選択アルゴリズムに適用可能であり、および別のセルにも適用可能なパラメータを決定できなかった場合、少なくとも測定された属性、およびセルのシステム情報ブロックから得られる第1の記憶された好適性パラメータに基づいて、第2のセルを評価するステップを含んでもよい。加えて、第1の記憶された好適性パラメータは、第2のセルが動作する周波数と関連付けられる。
ある実施形態では、方法はさらに、第1の記憶された好適性パラメータが利用可能ではない場合、少なくとも測定された属性、およびワイヤレス無線ネットワークのセルのシステム情報ブロックから得られる第2の記憶された好適性パラメータに基づいて、第2のセルを評価するステップを含んでもよく、第2の記憶された好適性パラメータは、第2のセルが動作しない周波数と関連付けられる。
ある実施形態では、第1のセルは、GSM(登録商標) EDGE無線アクセスネットワーク(GERAN)のセルである。パラメータは、随意で、最小必要な受信レベルを示してもよい。さらに、測定された属性はまた、受信信号コード電力(RSCP)であってもよい。ある実施形態では、第1および第2のセルは、同じワイヤレス無線ネットワークのものであってもよい。代替として、第1および第2のセルは、異なるワイヤレス無線ネットワークのものであってもよい。ある実施形態では、第1および第2のセルは、同じワイヤレス無線アクセス技術のものであってもよい。代替として、第1および第2のセルは、異なるワイヤレス無線アクセス技術のものであってもよい。
一実施形態によれば、第1のセル上にキャンプしているワイヤレスセルラー電気通信デバイスが提供され、デバイスは、使用中に、
優先順位ベースの再選択アルゴリズムに適用可能であり、および別のセルにも適用可能なパラメータを選択すること、
第2のセルから受信される信号の属性を測定すること、
少なくとも選択されたパラメータおよび測定された属性に基づいて、ランキングアルゴリズムに従って、再選択のために前記第2のセルを評価すること
を行うように適合される。
ある実施形態では、デバイスはさらに、評価に基づいて、第1のセルから第2のセルへの再選択を行うように適合されてもよい。加えて、評価は、セルが再選択に好適であるか否かを決定するステップを含んでもよく、第2のセルは、測定された属性が、所定量だけパラメータを超えられなかった場合、好適ではないと決定される。所定量は、ゼロであってもよい。代替として、所定量は、10デシベル(dB)であってもよい。
ある実施形態では、優先順位ベースの再選択アルゴリズムに適用可能であり、および別のセルにも適用可能なパラメータを選択するステップは、第1のセル内で受信されるシステム情報からパラメータを復号するステップを含んでもよい。いくつかの実施形態では、優先順位ベースの再選択アルゴリズムに適用可能であり、および別のセルにも適用可能なパラメータを選択するステップは、デバイス上のデータ記憶からパラメータを取り出すステップを含んでもよく、パラメータは、デバイスが以前に第3のセル上にキャンプしていたときにデバイスによって記憶された。さらに、デバイスは、どのように該パラメータが得られたかについての記憶された表示を有してもよい。
ある実施形態では、パラメータは、1つ以上の特定の周波数において動作するセルのみに適用可能であってもよい。さらに、パラメータは、特定の周波数と関連付けられてもよく、その周波数において動作するセルのみに適用可能である。
ある実施形態では、デバイスが、優先順位ベースの再選択アルゴリズムに適用可能であり、および別のセルにも適用可能なパラメータを決定できなかった場合、デバイスはさらに、少なくとも測定された属性、およびセルのシステム情報ブロックから得られる第1の記憶された好適性パラメータに基づいて、第2のセルを評価するように適合されてもよい。加えて、第1の記憶された好適性パラメータは、第2のセルが動作する周波数と関連付けられる。
ある実施形態では、第1の記憶された好適性パラメータが利用可能ではない場合、デバイスはさらに、少なくとも測定された属性、およびワイヤレス無線ネットワークのセルのシステム情報ブロックから得られる第2の記憶された好適性パラメータに基づいて、第2のセルを評価するように適合されてもよく、第2の記憶された好適性パラメータは、第2のセルが動作しない周波数と関連付けられる。
一実施形態によれば、本明細書で説明される実施形態のうちのいずれかの動作を実行するようにデバイスによって実行することができる、命令をその上に記憶している、コンピュータ可読記憶媒体が提供されてもよい。
本教示の他の側面および特徴は、以下の具体的実施形態の説明を再検討すると、当業者に明白となるであろう。
ここで、添付図面を参照して、本開示の実施例を詳細に説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態を実装するために好適な概略システムを示す。 図2は、セル再選択のための既知のランキングアルゴリズムのフロー図を示す。 図3は、セル再選択を行うときに好適性パラメータを記憶する既知の方法のフロー図を示す。 図3は、セル再選択を行うときに好適性パラメータを記憶する既知の方法のフロー図を示す。 図4は、本開示の実施例を図示するフローチャートを示す。 図5は、本開示のさらなる実施例を図示するフローチャートを示す。 図6は、本開示の具体的実施例を図示するプロセスを示す。 図7は、本開示のさらなる具体的実施例を図示するプロセスを示す。
異なる図で使用される同じ数字は、同様の要素を表す。
GSM(登録商標)/EDGE(GSM(登録商標)/EDGE無線アクセスネットワーク、GERAN)、UMTS(UMTS地上波無線アクセスネットワーク、UTRAN)、またはLTE(進化型UMTS地上波無線アクセスネットワーク、e−UTRAN)タイプの無線アクセスネットワークは、一般的には、地理的地域の範囲にわたる複数のセルを含み、そのそれぞれは、異なる無線アクセス技術(RAT)を実装してもよい。上記で説明されるように、サービングセルとして知られているセルにいったん接続された移動局(MS)は、候補セルとして知られている他の検出されたセルを評価して、それらがサービングセルよりも接続に好適となるかどうかを決定してもよい。セルに接続されたときに、MSは、セル上にキャンプしていると呼ばれる。本明細書での説明では、MSは、「セル内にある」、「セル上にキャンプしている」、または「サービングセル」と呼ばれてもよい。これらの用語は、交換可能に使用されてもよく、MSがダウンリンクデータのために呼び出されることを定義してもよい。本明細書の説明は、2Gおよび3Gを指してもよい。2GはGSM(登録商標)を指してもよく、3GはUMTSまたはLTEネットワークを指してもよく、該用語は交換可能に使用されてもよい。
本明細書の説明の全体を通して使用される、「ランキングアルゴリズム」および「優先順位ベースの再選択アルゴリズム」という用語によって、以下を意味する。
ランキングアルゴリズムでは、セルの無線測定(おそらくオフセットおよび/または倍率によって修正され、かつおそらく最小閾値の対象となる)が比較され、再選択は、概して、そのようにして最高ランク付けされたセルに行われる。ランキングアルゴリズムでは、異なる周波数上のセル、または異なる無線アクセス技術を使用するセルが、直接比較され、したがって、相互に対してランク付けされてもよい。無線測定(または例えば、受信セル信号品質または電力に基づく導出値)は、候補セルの比較の主要基礎である。ランキングアルゴリズムの実施例が図2に示されている。
優先順位ベースの再選択アルゴリズムでは、セル(一般的には、それらの動作周波数および/または無線アクセスに従ってグループ化される)は、優先順位を割り当てられる。これらの優先順位は、該当する場合、どのセルにデバイスが再選択するべきかを決定するときに、セルが考慮される一次手段である(隣接セルの無線測定が二次検討事項である)。(優先順位レベルに加えて、サービングセルの測定等に基づいて、他の考慮が行われてもよいことに留意されたい。)現在の3GPP優先順位ベースの再選択に従って、優先順位は、周波数ごとの基準で(すなわち、同じ無線アクセス技術および同じ搬送波周波数を使用して動作する全てのセルが同じ優先順位を割り当てられるように)、または(GSM(登録商標)セルの場合)無線アクセス技術ごとに割り当てられる(異なる搬送波周波数で動作するGSM(登録商標)ベースの技術に従って動作するセルは、同じ優先順位を割り当てられてもよい)。具体的には、異なる優先順位のセルの無線測定は、相互に比較される必要がない(しかし、無線測定は、それぞれの優先順位にかかわらず、最小キャンピング/サービス基準を満たすか否かをチェックするため、または測定閾値に対してそれを評価するために、任意のセルで使用されてもよい)。例えば、1つの優先順位のセルが、より低い優先順位のセルのいずれの無線測定も考慮することなく、全ての適用可能な再選択基準を満たすと決定することができる。
図1は、ネットワークシステムの概略図を示す。一般的には、各無線アクセスネットワーク(RAN)は、ワイヤレス通信デバイス、MS110、および残りの無線アクセスネットワークとの間に無線リンクを提供するように、無線アクセスデバイス106を含む。これらの無線アクセスデバイス106は、GSM(登録商標)では基地局およびUMTSではノードBとして知られている。LTE内のRANは、e−ノードBのみを備える。GSM(登録商標)およびUMTSでは、RANはまた、無線ネットワークコントローラ(RNC)または基地局コントローラ(BSC)、102、104と、基地局とを備え、RNCおよびBSCは、1つ以上のコアネットワーク(一般的には、パケット交換サービスに対して少なくとも1つ、および回路交換サービスに対して1つ)に接続される。たとえ物理的に同一場所に、または同じユニット内にあり得るとしても、RNCは、3G基地局(ノードB)に接続し、BSCは、2G基地局に接続する(その場合、組み合わせられたBSCおよび基地局が、基地局サブシステム(BSS)の機能性を果たす)。コアネットワーク(図示せず)は、公衆陸上移動ネットワーク(PLMN)100と関連付けられ、単一のRANが、複数のPLMNのコアネットワーク(図示せず)に接続することが可能である。
各UMTSセルは、周波数および一次スクランブリングコードによって一意的に識別される。概して、セルは、基地局、ノードB、eノードB、または同様のエンティティによって地理的地域上でブロードキャストされるセル識別子からMS110によって一意的に識別することができる、無線ネットワークオブジェクトを指す。単一の物理ノードBは、複数の周波数で、または複数のスクランブリングコードを用いて、あるいは両方で動作してもよいため、1つよりも多くのセルを生成してもよい。候補セルは、最終的に、サービングセルと同じPLMNに接続されてもよい。
図2は、ランキングアルゴリズムに従ったセル再選択プロシージャ中にMSによって行われる、既知のプロセスを図示するフロー図を示す。図2を参照すると、プロセスはステップ201から始まる。ステップ202では、セル測定、例えば、周波数内、周波数間、およびRAT間セル測定が、MSによって生成または受信される。ステップ203では、ランク値が各セルに対して計算される。一実施例では、これらのセルは、サービングセルおよび隣接セルである。セルランキング基準Rの形態でランク値を計算するために使用可能な計算の一実施例は、参照することにより本明細書に組み込まれ、本明細書では25.304仕様と呼ばれる、3GPP TS 25.304仕様、V8.1.0の第5.2.6.1.4節「アイドルモードでのユーザ機器(UE)プロシージャおよび接続モードでのセル再選択のためのプロシージャ」で説明されている(その節でのR、サービングセルおよびR、隣接セルの計算を参照)。その実施例では、ランク値は、25.304仕様の第5.2.6.1.4節で設定された条件を満たす場合に、セルに対して計算される。
ステップ204では、セルがランク値に基づいて順序付けられる。一実施例では、サービングセルよりも良いランク値を有するセルのみが考慮され、これらはリストにコンパイルされる。ステップ205では、結果として生じるセルランキングリストが作成される。ステップ206では、サービングセルが最良である(すなわち、最高ランク値を有する)ことをMSが見出した場合には、MSはサービングセル上にキャンプしたままであり、プロセスはステップ202に戻る。
ステップ206で、サービングセルが最良ではない(すなわち、最高ランク値を持たない)ことをMSが見出した場合には、ステップ207で、MSが最高ランク値を伴う隣接セルに再選択しようとする。この目的を達成するために、208で、チャネル(一実施例では、一次共通制御物理チャネル(PCCPCH))が設定され、209で、システム情報(一実施例では、マスタ情報ブロック(MIB)およびシステム情報ブロック(SIB)の形態である)が隣接セルから読み出され、210で、セルが好適なセルであるというチェックが行われる。好適なセルは、MSがキャンプしてもよいセルであり、実施例は、許容信号強度を有する、および/または禁止位置地域内にない、および/または禁じられていない、および/または自動検索について正しい公衆陸上移動ネットワーク(PLMN)に属するセルを含む。セルが好適である場合、UEは211で隣接セル上にキャンプする。セルが好適なセルではない場合、プロセスは202に戻る。プロセスは212で終了する。
上述のように、図2で示されるプロセスは、セルからのシステム情報、したがって、選択のためのセルの好適性を決定するために、候補セル上にチャネルが設定されることを要求する。これは、MSにとって特に電力集約型であり、時間がかかる。サービングセルがGERANセルである場合には、しばしば、ランキング計算の結果として、ランキングリストの中の隣接セルより下になる可能性が高い。その結果として、MSは、好適性について隣接セルを繰り返しチェックし、したがって、システム情報を復号するように、これらのセル上でチャネルを設定し得る。
隣接セルから受信されるシステム情報は、そのセルが好適であるとMSが決定する可能性が低くなるように、好適性のパラメータを含有する場合があり得る。パラメータは、セルがそのセル上にキャンプし得るように、ネットワークオペレータによって設定される場合がある。このシナリオでは、MSは、プロセスで大量かつ不必要な電力を使用して、セル上にチャネルを繰り返し設定する。
あるシナリオ例では、オペレータは、アイドルモードにあるデバイスが、1つの周波数のセル上にキャンプし、接続モードにある、すなわち、アクティブな進行中データまたは音声通話を有するデバイスが、異なる周波数のセル内で動作することを希望し得る。オペレータは、好適性基準を用いて、特定の周波数へのアイドルモード再選択を阻止することによって、これを達成しようとし得る、すなわち、好適性基準は、MSがこれらの基準を満たす可能性が非常に低くなるように設定される。上記のシナリオでは、MSは、プロセスでかなりの量の電力を使用して、好適性のためにそのようなセルを一貫して評価する。
MSの所要電力を削減するために、以前に復号された好適性パラメータを記憶してもよいことが以前に提案されている。好適性基準の記憶を必要とするための理由は、(そうでなければ、そのセルに適用可能な好適性基準を決定するために読み出される必要がある)候補セルのSIBを最初に読み出す必要なく、これらの基準を使用して、MSが候補セルを評価することを可能にすることである。多くの場合、セルは、基準を満たさず、このセルのさらなる評価は必要とされず、したがって、これらの基準を満たさないセルからSIBが読み出される必要がないため、以前の試行からの基準を記憶することは、バッテリ消費を有意に削減することができる。
しかしながら、ネットワークが上記で説明されるように構成される場合、具体的には、記憶されたパラメータが、アイドルモード再選択が制限されることを目的としているセル、すなわち、達成不可能(またはほとんど達成可能ではない)パラメータを伴うセルと関連付けられる(すなわち、セルから復号される)場合に、そのような記憶が問題を引き起こし得る。記憶された好適性基準が満たされる可能性が低いため、MSは、再選択を試行しない(MSは、標的セルのシステム情報を読み出すことなく、したがって、実際に、好適性基準がこのセルに対して満たされることを決定することができず、この段階で再選択を放棄してもよいことに留意されたい)。ある状況では、MSは、UMTSセルがより適切となる場合に意図されるよりも長く、GSM(登録商標)セル上にキャンプしたままとなり得る。
図3は、記憶されたパラメータを使用する、セル再選択の既知のプロセスを図示する。適用可能なアルゴリズムは、45.008仕様で概説されている。具体的には、それぞれ「GSM(登録商標)からUTRANへのセル再選択のためのアルゴリズム」、「優先順位情報に基づくRAT間セル再選択のためのアルゴリズム」、および「CSGセルおよびハイブリッドセルへのセル選択および再選択」と題された、45.008仕様の第6.6.5節、第6.6.6節、および第6.6.7節である。
図示されたプロセスは、MSがサービングセル上にキャンプしている、ステップ302から始まる。使用される構成およびアルゴリズムに応じて、隣接セルがサービングセルから受信され(ステップ304)、再選択パラメータがそのリストから復号される(ステップ306)。次いで、MSは、候補セルを識別し、測定を行う(ステップ308)。これらは、とりわけ、信号強度および信号品質を含んでもよい。次に、ステップ310で、MSは、候補セルが再選択基準を満たすか否かを決定する。この試験は、サービングセル内で受信されるパラメータから導出することができる基準に限定されてもよい。場合によっては、サービングセル内でブロードキャストされるパラメータ、およびそれが記憶された好適性パラメータを有するか否かに応じて、MSは、記憶された好適性パラメータに基づいて候補セルを評価することを省略してもよい。候補セルが再選択基準を満たさない場合、セルが容認可能ではないため、プロセスが再開する(ステップ312)。
ステップ312から314の間(図示せず)で、サービングセルが、再選択アルゴリズム内で「好適性試験」の代わりに使用される受信信号コード電力(RSCP)パラメータを伝送する場合には、候補セルは、それが記憶された好適性パラメータを有するか否かにかかわらず、これらに対して評価される。この試験が終了して合格した場合(図示せず)、プロセスはステップ318へ進む。
候補セルが容認可能である場合、MSは、以前の試行からの記憶された好適性パラメータを有するかどうかをチェックする(ステップ314)。もしそうであれば、候補セルは、これらの記憶されたパラメータに基づいて好適性基準を満たすか否かを決定するように評価される(ステップ316)。候補セルが好適性基準を満たさない場合、セルは容認不可能と見なされ、プロセスが再開される(ステップ312)。セルが記憶されたパラメータに基づいて好適性基準を満たす場合には、MSは、セル上にチャネルを設定し、候補セルからシステム情報を取得する(ステップ318)。同様に、MSが以前の試行からの記憶された好適性パラメータを持たない場合、MSは、セル上にチャネルを設定し、候補セルからシステム情報を取得する(ステップ318)。
次いで、セルの好適性が、システム情報の中のパラメータを使用して評価される(ステップ320)。候補セルが好適性基準を満たす場合、MSはセル上にキャンプする(ステップ324)。候補セルが好適性要件を満たさない場合、セルは容認可能ではないと見なされ(ステップ312)、MSはサービングセル上にキャンプしたままである。
第6.6.5節「GSM(登録商標)からUTRANへのセル再選択のためのアルゴリズム」は、上記で説明され、ランキングアルゴリズムに基づく再選択好適性を決定するためのアルゴリズムを概説する。ランキングアルゴリズムは、優先順位ベースの再選択が、例えば、ネットワーク構成またはデバイス能力によるものではない場合に使用される。一般的には、優先順位ベースの再選択が好ましい。例えば、LTEに対応できるデバイスは、優先順位ベースの再選択をサポートしなければならない。ランキングアルゴリズムでは、GERANからUTRANへの再選択のための1つの基準は、CPICH RSCPベースの基準と呼ばれてもよい。CPICHは共通パイロットチャネルを表し、RSCPは受信信号コード電力を表す。参考までに、45.008仕様の第6.6.5節で定義されるアルゴリズムの抜粋は、以下の通りであり、FDDは周波数分割双方向を表し、MSは移動局を表す。
「3Gセル再選択リストがUTRAN周波数を含む場合、MSは、少なくとも5秒毎にサービングセルに対する値RLA_C、および少なくとも6つの最強非サービングGSM(登録商標)セルの各々を更新するべきである。
次いで、MSは、以下の場合に、好適な(TS 25.304参照)UTRANセルを再選択するべきである:
−TDDセルについて、測定されたRSCP値がRLA_Cの値を超える
−サービングセルおよび好適な(3GPP TS 03.22参照)非サービングGSM(登録商標)セルの全てについて、5秒の期間にわたって値XXX_Qoffsetだけ超える
−FDDセルについて、以下の基準が5秒の期間にわたって全て満たされる
1.その測定されたRSCP値が、サービングセルのRLA_Cの値および好適な(3GPP TS 03.22参照)非サービングGSM(登録商標)セルの全てを値XXX_Qoffsetだけ超える
2.その測定されたEc/No値が値FDD_Qmin以上である、および
3.MSによってサポートされる場合、その測定されたRSCP値がFDD_RSCP_threshold以上である。
15秒以内の以前に発生するセル再選択の場合、XXX_Qoffsetは、以下の場合に5dBだけ増加させられる
−FDD_RSCP_thresholdは、これらのパラメータが利用可能であれば、Qrxlevmin+Pcompensation+10dBに等しい、そうでなければ−∞である(基準が有効ではない)
−QrxlevminはUTRAN FDDセル内の最小必要RXレベル(dBm)である(3GPP TS 25.304参照)
−Pcompensationはmax(UE_TXPWR_MAX_RACH-P_MAX,0)(dB)である(3GPP TS 25.304参照)
−UE_TXPWR_MAX_RACHは、RACH上のUTRAN FDDセルにアクセスするときにMSが使用してもよい最大TX電力レベル(dBm)である(3GPP TS 25.304参照)
−P_MAXはUTRAN FDDモードでのMSの最大RF出力電力(dBm)である(3GPP TS 25.304参照)
−FDD_QminおよびXXX_QoffsetはサービングセルのBCCH上でブロードキャストされる。XXXは、他の無線アクセス技術/モードを示す。
注記:UTRANセルが好適であるか否かを決定するために必要とされるパラメータは、UTRANセルのBCCH上でブロードキャストされる。MSは、UTRANセルのBCCHを復号する前に、UTRANセルに向かった再選択を開始してもよく、UTRANセルが好適ではない場合にサービスの短い中断につながる。
MSは、同等のPLMNのUTRAN FDDセルから復号されるときはいつでも、上記のUTRANセルRSCP好適性基準パラメータを記憶してもよい。ごく最近復号されたパラメータは、全てのUTRAN FDDセルに向かった有効再選択基準である。このパラメータのリストは、PLMN選択後に消去されてもよい(3GPP TS 23.122参照)。
上記のアルゴリズムにおける好適の定義は、セル選択基準が満たされることを要求することに留意されたい。UMTSセルに対するこれらの基準は、3GPP TS 25.304仕様、第5.2.3.1.2項で定義されている。参照される好適性パラメータは、QrxlevminおよびPcompensation(UE_TXPWR_MAX_RACHに依存する)である。
仕様の以降のリリースについては、上記の項目3の中の「MSによってサポートされる場合」という語句が除去され、仕様の以降のリリースに従う移動局にとって、この検討事項を強制的にした。
FDD_RSCP_thresholdの定義もまた、以下のように読めるように以前に修正されている:
−「FDD_RSCP_thresholdは、FDD_RSCPminがサービングセル上でブロードキャストされる場合、FDD_RSCPmin-min((P_MAX-21dBm),63dB)に等しく、それ以外の場合、これらのパラメータが利用可能である場合、Qrxlevmin+Pcompensation+10dBであり、そうでなければFDD_RSCPminのデフォルト値である。」
加えて、アルゴリズムの「MSが記憶してもよい」で始まる段落は、以下のように読まれるように更新された:
「MSは、UTRAN FDDセル上にキャンプしようとしながら、同等のPLMNのUTRAN FDDセルから復号されるときはいつでも、上記のUTRANセルRSCP好適性基準パラメータを記憶するべきである。同等のPLMNの1つのUTRAN FDDセルからのごく最近復号されたパラメータは、全てのUTRAN FDDセルに向かった有効再選択基準である。このパラメータのリストは、PLMN選択後に消去されるべきである(3GPP TS 23.122参照)」。
この変更は、以下の理由で行われた。
「FDD_RSCPminパラメータがGSM(登録商標)サービングセルのブロードキャストにおいて提供されない場合、FDD_RSCP_thresholdは、UTRANセルのブロードキャスト情報から導出される。これらのパラメータは、各UTRANセルに対して異なり得る。
どのUTRANセルから、いつMSがこれらのパラメータを読み出すべきか、およびいつそれらが再読されるべきかは不明確である。さらに、1つのUTRANセルのパラメータセットが、全てのセルに向かう再選択、またはパラメータが読み出されたUTRANセルのみに向かう再選択に有効であるか否かは不明確である。」
この仕様への変更が行われたときに、概要が以下のように挙げられた。
「MSは、同等のPLMNのUTRAN FDDセル上にキャンプしようとするときにパラメータセットをリフレッシュするべきであり、したがって、GSM(登録商標)セル上にキャンプしている間に、UTRAN隣接セルからこのパラメータを読み出すように要求されないことが明確にされている。
さらに、UTRANセルから受信されるパラメータは、全てのUTRAN FDDセルに向かった有効な再選択基準であることが明確にされている。」
前述のように、好適性基準の記憶を必要とする理由は、最初に候補セルのシステム情報ブロック(SIB)を読み出す必要なく(そうでなければ、そのセルに適用可能な好適性基準を決定するために読み出される必要がある)、これらの基準を使用して、MSが候補セルを評価することを可能にするためである。多くの場合、セルは、基準を満たさず、このセルのさらなる評価は必要とされない。したがって、以前の試行からの基準を記憶することは、これらの基準を満たさないセルからSIBが読み出される必要がないため、バッテリ消費を有意に削減することができる。
優先順位ベースの再選択が適用されないときのみ、第6.6.5節が適用されることが上記で記述された。具体的には、第6.6.5節は、「この項でのアルゴリズムは、優先順位情報に基づくセル再選択アルゴリズム(第6.6.6項参照)の使用のための条件が満たされない場合に、GSM(登録商標)からUTRANへの再選択に使用されるべきである」と述べている。第6.6.6節「優先順位情報に基づくRAT間セル再選択のためのアルゴリズム」は、優先順位ベースの再選択基準が、特定の優先順位を有するものとして(同じ周波数上にあり、同じRATを使用する)一式のセルをオペレータが構成することを可能にし、異なる優先順位を異なるRATまたは周波数あるいは両方に割り当てることができると定義する。同じRATの複数の周波数が、優先順位レベルを共有してもよい。2つの周波数は、異なるRATに使用される場合、優先順位レベルを共有することができない。第6.6.5節で定義され、上記で論議されるアルゴリズムと同様に、標的または候補セルが、25.304仕様で定義され、上記で説明されるように好適であるという要件がある。参考までに、45.008仕様の第6.6.6節で定義されるアルゴリズムの抜粋は、以下の通りである。
「次いで、MSは、以下の基準が満たされる場合、別の無線アクセス技術の好適な(UTRANについては3GPP TS 25.304およびE−UTRANについては3GPP TS 36.304を参照)セルを再選択するべきである。S_non−serving_XXXは、非サービングRAT間セルの測定品質であり、XXXは、他の無線アクセス技術/モードを示し、以下のように定義される:
−UTRANセルについて、セルの周波数に対するUTRAN_Qrxlevminを引いたセルの測定されたRSCP値である
−E−UTRANセルについて、THRESH_E−UTRAN_high_Qが提供されない場合、セルの周波数に対するE UTRAN_Qrxlevminを引いたセルの測定されたRSRP値であり、そうでなければ、THRESH_E−UTRAN_high_Qが提供される場合、セルの周波数に対するE−UTRAN_QQUALMINを引いたセルの測定されたRSRQ値である
(...)。
別のRAT間周波数のセルへのセル再選択は、(示される順序で評価される)以下の条件のうちのいずれかが満たされる場合に行われるべきである:
−より高い優先順位のRAT間周波数の1つ以上のセルのS_non−serving_XXXが、時間間隔T_re−selectionの間にTHRESH_XXX_high(またはE−UTRAN標的の場合、提供されるならばTHRESH_E−UTRAN_high_Q)よりも大きい;その場合、移動局は、優先順位の高いものから順に再選択するためにセルを考慮し、およびS_non−serving_XXXの高いものから順に、同じRAT間周波数または同等優先順位のRAT間周波数のセルを考慮し、上記の条件を満たす第1のセルを再選択するべきである
−S_GSM(登録商標)の値が、時間間隔T_re−selectionの間にサービングセルおよび全ての測定されたGSM(登録商標)セルに対するTHRESH_GSM(登録商標)_lowよりも低い;この場合、移動局は、以下の順序でRAT間セルを再選択のために考慮し、以下の基準を満たす第1のセルを再選択するべきである
−S_non−serving_XXXが時間間隔T_re−selectionの間にTHRESH_XXX_low(またはE−UTRAN標的の場合、提供されるならばTHRESH_E UTRAN_low_Q)よりも大きい、より低い優先順位のRAT間周波数のセル;これらのセルは、優先順位の高いものから順に考慮され、同じRATのセルについては、S_non−serving_XXXの高いものから順に考慮されるべきである
−いずれのセルも上記の基準を満たさない場合、時間間隔T_re−selectionの間に、S_non−serving_XXXが少なくとも特定のヒステリシスH_PRIOだけサービングセルのS_GSM(登録商標)よりも高い、RAT間セル;これらのセルは、S_non−serving_XXXの高いものから順に考慮されるべきである。
UTRAN FDDセルは、上記の基準に加えて、その測定されたEc/No値がFDD_Qmin−FDD_Qmin_Offset以上である場合のみ選択されるべきである。
E−UTRAN_QminがE−UTRAN周波数に対して提供される場合、その周波数上のE−UTRANセルは、上記の基準に加えて、その測定されたRSRQ値がE−UTRAN_Qmin以上である場合のみ選択されるべきである。
THRESH_E−UTRAN_high_QがE−UTRAN周波数に対して提供される場合、およびE−UTRAN_RSRPminが提供される場合、その周波数上のE−UTRANセルは、上記の基準に加えて、その測定されたRSRQ値がE−UTRAN_RSRPmin以上である場合のみ選択されるべきである。E−UTRAN_RSRPminが提供されない場合、デフォルト値が使用されるべきである。
禁止セルのリストに含まれるE−UTRANセルは、セル再選択の候補として見なされるべきではない。E−UTRAN周波数上の最強セルが禁止セルのリストに含まれる場合、移動局は、その周波数上の最強有効セル(第8.4.7項参照)を再選択してもよい。
別の無線アクセス技術(例えば、UTRANまたはE−UTRAN)のセルへのセル再選択は、好適なGSM(登録商標)を見出すことができない場合、MSがRAT間セルからGSM(登録商標)セルを再選択した後の5秒以内に起こるべきではない。
移動局が、専用信号を通して受信される共通優先順位または個別優先順位のいずれか一方を適用し、優先順位が、あるRAT間周波数のみに利用可能である場合、優先順位が利用可能ではない、または閾値がサービングセルによって提供されない周波数に属するセルは、測定のため、およびセル再選択のために考慮されるべきではない。
「正常にキャンプしている」状態(3GPP TS 43.022参照)にある移動局が、専用信号を通して受信される個別優先順位を適用し、優先順位がサービングセルに利用可能ではない場合、移動局は、任意のGSM(登録商標)セル(サービングセルを含む)が最低優先順位(すなわち、8つのネットワーク構成値よりも低い)を有すると見なすべきである。
「任意のセル上にキャンプしている」状態(3GPP TS 43.022参照)にある移動局は、専用信号を通して受信される個別優先順位を無視するべきであり、好適なセルを見出そうとしながら、サービングセルのシステム情報から受信される優先順位を適用するべきである。移動局がCS音声サービスをサポートする場合、MSは、システム情報の中で提供される優先順位にかかわらず、(好適ではないが)容認可能なE−UTRAセルを再選択することを回避するべきである。
注記4:MSが容認可能なセル上にキャンプしている場合、それらの削除につながる事象が起こるまで、個別優先順位は破棄されない。」
セルが45.008仕様の第6.6.6節に従った優先順位ベース再選択をサポートする場合、その隣接セルのリスト、つまり「隣接セルリスト」(これは、個々のセル、または隣接セルが動作する周波数、あるいは両方を識別してもよい)を、セル上にキャンプしているMSに伝送する。リストとともに、System Information Type 2quater(SI2quater)メッセージが、上記の抜粋ではUTRAN_Qrxlevminと呼ばれる、リストの中の1つ以上のセルに適用可能なパラメータを示してもよい。サービングセル内でブロードキャストされる、候補セルのこのパラメータ、すなわち、UTRAN_Qrxlevminは、好適性チェックで使用されるような候補セルによって送信される、対応するRSCP閾値に密接に関係することが通常動作において期待される。そのようなものとして、このパラメータは、RSCPベースの基準が満たされない限り、候補セルによってブロードキャストされるシステム情報の電力集約型復号および評価を伴わずに、セルがその基準を満たすか否かをMSが識別することを可能にする。
しかしながら、優先順位ベースの再選択のサポートは、非LTE対応デバイスにとってはオプションのままである。LTE対応デバイスについては、優先順位ベースの再選択が使用されなければならない。また、優先順位ベースの再選択は、リリース7以前のデバイスではサポートされていない。加えて、例えば、セルがGERANセルである場合、優先順位ベースの再選択がサービングセルで適用可能ではない可能性がある。特にLTE受信可能範囲の縁の付近で、LTEが展開されたときでさえも、オペレータが優先順位ベースの再選択をサポートするようにGERANネットワークをアップグレードしない可能性は十分にある。したがって、LTEセルまたはUTRANセルが優先順位ベースの再選択をサポートする可能性が最も高い一方で、重複または近くのGSM(登録商標)セルはサポートしない場合がある。優先順位ベースの再選択をサポートするデバイスは、そのような場合において、古い6.6.5規則、すなわち、ランキングアルゴリズムに従った再選択を使用するように要求される。このシナリオでは、UMTSまたはLTE対応セルが利用可能であるが、MSがそれを好適であると見なさない、または電力集約型システム情報受信および復号が必要とされるときに、MSが適切であるよりも長くGSM(登録商標)セル上にキャンプしたままとなり得るという点で、上記で説明される問題が該当する。
サービングセル内でブロードキャストされる優先順位ベースの再選択(PBR)RSCP閾値パラメータは、オプションであり、ネットワーク構成で設定される。パラメータは、最小必要測定RSCPレベルとなる(相関する)可能性が高い。加えて、PBRパラメータは、特定の値としてブロードキャストされ、1つ以上の明示的に信号伝達された周波数と関連付けられてもよく、またはパラメータ値とともに明示的に信号伝達されない周波数のセルとともに使用される「デフォルト」値としてブロードキャストされてもよい。パラメータは、パラメータと関連付けられる同じ周波数において動作するセルのみに適用可能である。デフォルト値は、隣接セルリストの中の周波数のみに適用される。ブロードキャストデフォルトパラメータの実施例は、3G優先順位パラメータ説明構造体内で符号化されるDEFAULT_UTRAN_QRXLEVMINパラメータであり、明示的に信号伝達された周波数と関連付けられるパラメータの実施例は、反復UTRAN優先順位パラメータ構造体(3GPP TS 44.018 v.10.3.0参照)内で符号化されるUTRAN_QRXLEVMINパラメータである。いずれのパラメータもセル内でブロードキャストされない場合、アルゴリズムは、使用される値、すなわち、このシナリオではUTRAN_Qrxlevminとして特定する。PBRパラメータは、ネットワーク構成によりセル内でブロードキャストされていない場合があり、またはMSによって完全に受信されていない場合がある。
上記で説明されるパラメータの特性の実施例は、以下の通りである。
現在記憶されているQrxlevmin値(3Gセルから得られる)は、−115から−24dBmの範囲を有し、3Gセルのシステム情報にそれを含むことが強制的であるため、デフォルト値がない。Qrxlevminは、そのセルに対する好適性パラメータである。
Pcompensationは、45.008仕様の第6.6.5節でも現在参照されている、セル内でブロードキャストされる1つ以上のパラメータから(少なくとも部分的に)導出される、さらなる好適性パラメータである。その値は、0dBとなる可能性が最も高い。
ランキングアルゴリズムで使用するためのSI2quaterの中のレガシーでオプションの情報:
<3G Additional Measurement Parameters Description struct>::=
<FDD_Qmin_Offset:bit(3)>
−−FDD Parameters
<FDD_RSCPmin:bit(4)>;
FDD_RSCPminについては、範囲が−114から−84dBmであり、デフォルトが−102dBmであり、記憶されたQrxlevmin値が利用可能ではなく、信号伝達されたFDD_RSCPminがない場合に適用される。
優先順位ベースの再選択のためにリリース8に導入されるSI2quaterの中の優先順位ベースの再選択パラメータ:
<Priority and E−UTRAN Parameters Description struct>::=
{0|1<Serving Cell Priority Parameters Description:
<Serving Cell Priority Parameters Description struct>>}
{0|1<3G Priority Parameters Description:
<3G Priority Parameters Description struct>>}
{0|1<E−UTRAN Parameters Description :
<E−UTRAN Parameters Description struct>>};。
<3G Priority Parameters Description struct >::=
<UTRAN_Start:bit>
<UTRAN_Stop :bit>
{0|1<DEFAULT_UTRAN_PRIORITY:bit(3)>
<DEFAULT_THRESH_UTRAN:bit(5)>
<DEFAULT_UTRAN_QRXLEVMIN:bit(5)>}
{1 <Repeated UTRAN Priority Parameters:<Repeated UTRAN Priority Parameters struct>>}**0;
DEFAULT_UTRAN_QRXLEVMIN(5ビットフィールド)
これらのフィールドは、3GPP TS 45.008で定義されるように、優先順位に基づくRAT間セル再選択アルゴリズムに使用される。反復UTRAN優先順位パラメータ構造で明示的に記載されていない3Gセル再選択リストに含まれる任意のUTRAN周波数は、これらのデフォルトパラメータ値が割り当てられるべきである。[...];DEFAULT_UTRAN_QRXLEVMINフィールドは、UTRAN_QRXLEVMINフィールドとして符号化される。
存在する任意のパラメータは、これらのパラメータに対して移動局によって保持される任意の古いデータを上書きする。
<Repeated UTRAN Priority Parameters struct>::=
{1<UTRAN_FREQUENCY _INDEX:bit(5)>}**
{0|1<UTRAN_PRIORITY:bit(3)>}
<THRESH_UTRAN_high:bit(5)>
{0|1<THRESH_UTRAN_low:bit(5)>}
{0|1< UTRAN_QRXLEVMIN:bit(5)>};。
表1は、3GPP TS 45.008からのUTRAN_QRXLEVMINの既存の定義を挙げる(最後の3列は、範囲、パラメータを符号化するために使用されるビット数、情報が送信されるチャネル、つまり、ブロードキャスト制御チャネル、ダウンリンクを示す)。
関心の周波数に適用可能なUTRAN_QRXLEVMINおよびDEFAULT_UTRAN_QRXLEVMINパラメータの有無の複数の考えられる組み合わせがある。以下の表は、各々の場合にどの値が適用されるかを特定する。
注記1:上記の表2では、反復UTRAN優先順位パラメータ構造体は、その内側で符号化されるUTRAN_FREQUENCY_INDEX値によって識別される、1つ以上の周波数と関連付けられる。この文脈での「関心の周波数」は、候補セルが動作している周波数を意味する。
(本開示の実施例)
本開示によれば、ランキングアルゴリズムに従って候補セルを評価するときに、優先順位ベースの再選択アルゴリズムの一部として受信されるパラメータが使用されることが提案される。優先順位ベースのパラメータは、サービングセルまたは以前の非サービングセルからMSにおいて受信されていてもよい。
図4は、本開示の具体的実施例を表すフローチャートを示す。具体的実施例では、プロセスは、MSがGSM(登録商標)セル上にキャンプしている状態で始まる(ステップ400)。MSがセル再選択またはセル選択を使用することによってサービングセル上にキャンプしているかどうかは無関係である。随意で、MSは、UMTSまたはLTE隣接セルリストを取得する。これは、サービングセル内でブロードキャストされてもよく、または別様に取得されてもよい(ステップ402)。再度、随意で、MSはまた、利用可能であればFDD_RSCPminを取得してもよい(ステップ404)。FDD_RSCPminは、ネットワークオペレータによるセルの構成に応じて、サービングGSM(登録商標)セルで利用可能であってもなくてもよい値である。それは、UTRAN FDDセル再選択のためのRSCPの最小閾値を定義する。
ステップ406では、MSは、UTRAN_Qrxlevmin値を取得する。上記で説明されるように、この値は、優先順位ベースの再選択情報とともに、またはその一部として送信されるパラメータである。MSは、異なるセルのRATにかかわらず、そのセルから値を以前に取得していてもよい。そのようなものとして、図4のフローチャートの特定の順序は不可欠ではないことが理解されるであろう。UTRAN_Qrxlevminの値は、本明細書ではFREQ1と呼ばれる、特定の周波数と関連付けられてもよい。
ステップ408では、MSは、周波数FREQ1、すなわち、優先順位ベースの再選択パラメータ(UTRAN_Qrxlevmin)と関連付けられる同じ周波数上にある、3Gセルを検出することが例証される。次いで、MSは、信号強度または信号品質等のセルの特性を識別するように、セルの測定を行ってもよい(ステップ410)。
ステップ412では、候補セルが再選択に好適であるか否かを決定するために、優先順位ベースの再選択(PBR)パラメータ、すなわち、そのセルの周波数FREQ1に対するUTRAN_Qrxlevminが使用される。候補セルが、このパラメータに基づく要件を満たさない、または超えない、例えば、セルからMSによって受信される信号の特性が閾値を超えない場合、プロセスが停止し、MSがGSM(登録商標)セル上にキャンプしたままとなる(ステップ414)。
FREQ1に対するPBRパラメータUTRAN_Qrxlevminに基づいて、候補セルが要件を満たす、または超えることが決定された場合には、MSは、候補セルへの再選択を行ってもよい(ステップ420)。セルの属性は、例えば、0dBまたは+10dBであり得る所定量だけ、閾値を超える必要があってもよいことに留意されたい。随意で、セルが他の適用可能な再選択基準を満たさない場合(ステップ416)、プロセスが停止してもよく、MSがGSM(登録商標)セル上にキャンプしたままとなってもよく、再選択は、候補セルに行われなくてもよい(ステップ418)。
加えて、および随意で、MSが新しいセル内内にキャンプしているときに、登録更新が行われてもよい(ステップ422)。この登録更新は、MSが新しいセルまたは新しい登録地域に再選択したことをネットワークに明示的に通知してもよい。加えて、および随意で、データが新しいセル(図示せず)内のネットワークに伝送され、ネットワークから受信されてもよい(424)。登録更新ステップ(ステップ422)は、例えば、ルーティング地域更新、位置更新、複合ルーティング地域更新、または類似物を含んでもよい。登録更新に関するさらなる情報については、参照することにより本明細書に組み込まれる、3GPP TS 24.008仕様、「移動無線インターフェース3層仕様;コアネットワークプロトコル;段階3」を参照されたい。
本開示による、ランキングアルゴリズムでのPBRパラメータの使用に加えて、どのパラメータがMSによって使用されるべきかという好ましい順序付けを概説する、優先順位付けまたは優先スキームが提供される。
優先規則を決定するために、パラメータの性質を評価することが賢明であってもよい。この点に関して、パラメータを記憶するときに、パラメータをパラメータの性質の表示と関連付けることが賢明であってもよい。これの実施例は、以下の通りである。
PBRパラメータ値は、優先順位ベースの再選択に関係するシステム情報の一部としてサービングセル内で得られていてもよく、あるいはMSが以前にキャンプしている、異なるまたは同じRATのセル等の異なるセルから受信されていてもよい。
加えて、決定されたPBRパラメータが、サービングセルによって、または上記のように別様に明示的に信号伝達されたかどうか、あるいはPBRパラメータが特定または事前構成デフォルト値から導出されるかどうか、あるいはPBRパラメータがDEFAULT_UTRAN_Qrxlevmin等のデフォルト値を示す受信したパラメータから導出されるかどうかを決定することが賢明であってもよい。これは、PBR好適性パラメータの精度および信頼性に影響を及ぼす。
また、周波数特有のパラメータが、周波数上のセルへの以前の再選択またはセル選択試行によって得られた、正しい周波数に利用可能であるか否かを決定することも可能である。さらに、MS上のデータ記憶の中の記憶されたパラメータと、再選択試行の一部以外として、周波数上のセルからパラメータを復号することによって、周波数特有のパラメータが得られているかどうかを関連付けることが賢明であってもよい。この場合において、デフォルトPBR再選択パラメータが、信号伝達されるよりもむしろ特定される、パラメータの使用は、異なる周波数のセル内で信号伝達されるデフォルト値に関して、異なる優先レベルを有してもよい。例えば、特定デフォルト値は、たとえ周波数特有であっても、デフォルト周波数値ほど確実ではない場合がある。
一実施例では、候補セル(上記のようなサービングセルであってもなくてもよい)と同じ周波数において動作するセルから得られた、記憶されているパラメータは、異なる周波数を有するセルから得られたパラメータよりも確実と見なすことができる。この相違の1つの理由は、携帯電話ネットワークオペレータによるセルの可能な構成であり、すなわち、異なる周波数において動作するセルは、意図的に異なる好適性要件を有し得る。加えて、そのセルへの再選択試行から復号されるパラメータは、同じ周波数において動作する別のセルよりもむしろセル自体から受信されているため、異なる信頼性を有し得る。
PBRパラメータの性質の上記の区別を考慮すると、好ましい実施形態では、以下の優先レベルが適用されてもよい。これらの相対的優先レベルは好ましいにすぎないことが注目に値する。実際に、PBRパラメータは、任意の特定の順序に従って使用されてもよい。
好ましくは、候補セルの周波数に対する周波数特有のパラメータは、候補セルの周波数以外の周波数に(付加的に)適用される、非周波数特有のパラメータに優先する。
好ましくは、サービングセル上にキャンプしている間に得られるパラメータは、別のセル上にキャンプしている間に得られるパラメータ、または別のセル内でブロードキャストされるパラメータに優先する。
好ましくは、信号伝達されるよりもむしろ特定されるパラメータ、具体的には、パラメータのデフォルト値が、明示的に伝達される(信号伝達されるDEFAULT値を用いることを含む)値よりも低い優先度となる。
上記の具体的実施例では、周波数特有の特定値が、異なる周波数と関連付けられる信号伝達値よりも低い優先度となる。
PBRパラメータは、得られて使用するために選択されたときに、例えば、セルの周波数およびパラメータと関連付けられる周波数に基づいて、1つ以上のセルに適用可能と見なされてもよい。従来、MSは、PBRパラメータを使用することによって、そのパラメータが適用可能であるセルを評価しようとするのみであってもよい。上記で説明されるように、PBRパラメータは、本開示によるランキングアルゴリズムで利用されるときに、PBRパラメータが最初に適用可能ではないセルを評価するために、MSによって使用されてもよい。一実施例では、PBRパラメータと関連付けられるものとは異なる周波数において動作するセルが、そのPBRパラメータを使用してMSによって評価されてもよい。
図5は、上記の優先レベルの具体的な好ましい実施例を図示するフローチャートである。再度、この順序付けは例示的にすぎない。
ステップ500では、MSが周波数FREQ1上で動作するUTRANセルを検出している状態で、プロセスが始まる。このセルは、この実施例では候補セルと呼ばれる。MSが、サービングセル、この実施例ではGERANセルから、周波数FREQ1と関連付けられるUTRAN_Qrxlevmin値を取得している(ステップ502)には、この値は、再選択のためにセルの適切性を決定するために閾値の基礎として使用される(ステップ504)。
続いて、いずれのPBRパラメータも利用可能ではない場合(SI2quaterメッセージが完全には受信されていない場合がある、またはMSもしくはセルがこの機能性をサポートしない場合がある)、および好適性パラメータが、サービングセル内にキャンプしている間の候補セルと同じ周波数FREQ1を有するセルから得られている場合(ステップ506)には、これらのパラメータは、閾値計算の基礎として使用されるべきである(ステップ508)。この場合において、好適性パラメータは、同じRATを有し、サービングセル上にキャンプしている間の候補セルと同じ周波数を使用するセルからのシステム情報(SIB)の回収の結果として、記憶されていてもよい。これは、失敗または成功した再選択試行の結果としてのものであってもよく、すなわち、MSは、システム情報を復号するように他のセルの周波数に同調していてもよい。MSは、将来の使用のために、パラメータを記憶し、パラメータをセルの周波数と関連付けていてもよい(この場合、候補セルおよびパラメータが得られたセルは同じであってもよいことに留意されたい)。
いずれの好適性パラメータも、サービングセル内にキャンプしている間に得られたFREQ1上で動作するセルから記憶されていない場合には、MSは、FREQ1と関連付けられるPBRパラメータが別のセル内で得られている、すなわち、サービングセル内で得られていないかどうかをチェックしてもよい(ステップ510)。これらのPBRパラメータが取得されている場合には、ランキングアルゴリズムで閾値の基礎として使用することができる(ステップ512)。
いずれのPBR好適性パラメータも取得されていない場合には、MSは、以前のセル上にキャンプしている間に得られた周波数FREQ1上のUTRANセルからの記憶されたパラメータを使用することができるかどうかを決定する(ステップ514)。これらが利用可能である場合、記憶されたパラメータは、ランキングアルゴリズムで閾値の基礎として使用することができる(ステップ516)。
周波数FREQ1と関連付けられる記憶されたパラメータがない場合には、プロセスは既知の方式で継続する。例えば、ステップ518で、サービングセルがオプションのFDD_RSCPmin値を利用可能にする場合には、これは、45.008仕様で示される方式で、閾値の基礎として使用される(ステップ520)。好適性パラメータが、候補セルとは異なる周波数(FREQ2)上で動作しているセルに対して記憶されている、すなわち、FREQ2≠FREQ1である(ステップ522)場合には、この値は、閾値の基礎として使用することができる(ステップ524)。この値は、例えば、周波数FREQ2上で動作するセル上の以前の再選択試行から得られていてもよい。45.008仕様通りに、上記のパラメータのうちのいずれもMS上で利用可能ではない場合には、MSは、DEFAULT値、例えば、DEFAULT FDD_Qminを使用するべきである(ステップ526)。
図6は、実施形態の具体的実施例を示す。示されるように、MS600は、第1のセル602上にキャンプしている(ステップ608)。このセルはGSM(登録商標)セルである。このセル602上にキャンプしている間に、MS600は、ネットワーク構成に応じて、特定の周波数と関連付けられても関連付けられなくてもよい、1つ以上のPBRパラメータを随意で含む、SI2quaterメッセージをセル602から受信する(ステップ610)。次いで、MSは、とりわけ、信号強度および信号品質を識別するように、候補セルを検出して測定してもよい(ステップ612)。次いで、MS600は、候補セルの周波数と関連付けられる、SI2quaterの一部として受信したパラメータ、すなわち、UTRAN_Qrxlevminを使用して、候補セルを評価する(ステップ614)。候補セルがパラメータに基づく基準を満たした場合には、MS600は、候補セル604へ再選択するように、適切な後続のステップを続ける(ステップ616)。これらのステップが成功した場合には、いったんセル604上にキャンプすると、MSは、新しいセル上にキャンプしていることをネットワークに知らせるように、登録更新を行ってもよい(ステップ618)。
別の具体的実施例が図7に示されている。例示的なプロセスは、MS600がセル2 606上にキャンプしている、ステップ708から始まる。一般的に、MSがセル2上にキャンプしている必要はなく、このステップは例示的にすぎない。このセルは、任意の無線アクセス技術、例えば、GSM(登録商標)、UMTS、またはLTEのものであってもよい。ステップ710で、MS600は、サービングセル、この場合はセル2 606から、優先順位ベースの再選択パラメータを受信する。アイドルモードである間に、MS600は、GSM(登録商標) RATを使用して動作する、セル1 602の特性を検出して測定する(ステップ712)。このセルが好適であり、適用可能な再選択要件を満たす場合、MS600は、セル1 602へ再選択する(ステップ714)。この実施例では、セル1 602へ切り替えるプロセスは、再選択として表される。しかしながら、MSがセル1 602へ移動する、プロセスの部分720は、実際には、セル変更の任意の方法によるものであってもよいことが明確となるであろう。実施例は、とりわけ、ハンドオーバ、再選択、およびリダイレクトを含む。
MS600は、GSM(登録商標)セル1 602上にキャンプしているときに、UMTS RATを使用して動作し得る、候補セル604の特性を検出して測定してもよい(ステップ716)。プロセスのこの時点で、MS600は、セル1 602上にキャンプしている間に、送信されていない、またはまだ受信されていないため、優先順位ベースの再選択パラメータを受信していない。次いで、MS600は、以前にセル2 606上にキャンプしているときにそれから受信した、記憶されたPBRパラメータを使用して、候補セル604を評価する(ステップ718)。候補セル604がこれらのパラメータと関連付けられる要件を満たす場合には、MS600は、そのセルへ再選択する(図示せず)。
45.008仕様の第6.6.5節のテキストを参照すると、本開示の原則を具現化する具体的実施例は、以下の通りである:
「[...]。
次いで、MSは、以下の場合に、好適な(TS 25.304参照)UTRANセルを再選択するべきである:
−TDDセルについて、測定されたRSCP値が、5秒の期間にわたってTDD_Qoffset以上である
−FDDセルについて、以下の基準が5秒の期間にわたって全て満たされる
1.その測定されたRSCP値が、サービングセルのRLA_Cの値および好適な(3GPP TS 03.22参照)非サービングGSM(登録商標)セルの全てを値FDD_Qoffsetだけ超える
2.その測定されたEc/No値が値FDD_Qmin−FDD_Qmin_Offset以上である
3.その測定されたRSCP値がFDD_RSCP_threshold以上である。
以前の15秒以内に発生するセル再選択の場合、FDD_QoffsetまたはTDD_Qoffsetは、5dBだけ増加させられる
−Ec/NoおよびRSCPが測定された数量である(第8.1.5項参照)
−FDD_RSCP_thresholdが以下に等しい:
− UTRANセルの周波数に対するUTRAN_QRXLEVMINがサービングセル内でブロードキャストされる場合、UTRAN_QRXLEVMIN+10dBであり、それ以外の場合、
− これらのパラメータが利用可能であり、候補セルと同じ周波数において動作するセルによって得られている場合、Qrxlevmin+Pcompensation+10dBであり、それ以外の場合、
− UTRANセルの周波数に対するUTRAN_QRXLEVMINがサービングセル以外のセル内でブロードキャストされる場合、UTRAN_QRXLEVMIN+10dBであり、それ以外の場合、
− FDD_RSCPminがサービングセル上でブロードキャストされる場合、FDD_RSCPmin−min((P_MAX−21dBm),3dB)であり、それ以外の場合、
− これらのパラメータが利用可能であり、異なる周波数において動作するセルによって得られている場合、Qrxlevmin+Pcompensation+10dBであり、そうでなければ、
− FDD_RSCPmiのデフォルト値である
−QrxlevminはUTRAN FDDセル内の最小限必要なRXレベル(dBm)である(3GPP TS 25.304参照)
−Pcompensationはmax(UE_TXPWR_MAX_RACH−P_MAX,0)(dB)である(3GPP TS 25.304参照)
−UE_TXPWR_MAX_RACHは、RACH上のUTRAN FDDセルにアクセスするときにMSが使用してもよい最大TX電力レベル(dBm)である(3GPP TS 25.304参照)
−P_MAXはUTRAN FDDモードでのMSの最大RF出力電力(dBm)である(3GPP TS 25.304参照)
−FDD_Qmin、FDD_Qoffset、ならびに随意でFDD_RSCPminおよびFDD_Qmin_Offsetは、サービングセルのBCCH上でブロードキャストされる
−TDD_Qoffsetは、サービングセルのBCCH上でブロードキャストされる。
注記1:UTRANセルが好適であるか否かを決定するために必要とされるパラメータは、UTRANセルのBCCH上でブロードキャストされる。MSは、UTRANセルのBCCHを復号する前に、UTRANセルに向かった再選択を開始してもよく、UTRANセルが好適ではない場合にサービスの短い中断につながる。
注記2:FDD_RSCPminがブロードキャストされる場合、最適なGSM(登録商標)からUTRANへの再選択性能は、UTRAN受信可能範囲境界領域におけるUTRANセルが+24dBm UE電力に対して計画された場合に達成される。
注記3:パラメータTDD_Qoffsetは、標的UTRAN TDDセルに向かった再選択の絶対閾値である。
MSは、UTRAN FDDセル上にキャンプしようとしている間に、同等のPLMNのUTRAN FDDセルから復号されたときはいつでも、上記のUTRANセルRSCP好適性基準パラメータを記憶するべきである。同等のPLMNのUTRAN FDDセルからのごく最近復号されたパラメータは、全てのUTRAN FDDセルに向かった有効な再選択基準である。このパラメータのリストは、PLMN選択後に消去されるべきである(3GPP TS 23.122参照)。加えて、MSは、サービングセルと同じPLMN(または同等のPLMN)内の任意のセルから復号されたときはいつでも、それらの(複数の)関連周波数とともにUTRAN_QRXLEVMINパラメータを記憶してもよく、所与の周波数に対するごく最近受信したパラメータのみが、使用されるべきである。
注記4:UTRAN_QRXLEVMINは、DEFAULT_UTRAN_QRXLEVMINフィールドを用いて、明示的または暗示的に信号伝達されてもよい(3GPP TS 44.018参照)。
注記5:UTRAN_QRXLEVMIN値が得られたセルは、GSM(登録商標) セルである必要はない。
本開示は、主に方法に関して説明されるが、当業者であれば、本開示はまた、ハードウェア構成要素、ソフトウェア、または2つの任意の組み合わせを介したものであろうと、あるいは任意の他の方式によるものであろうと、説明された方法の側面および特徴のうちの少なくともいくつかを行うための構成要素を含む、手持ち式電子デバイス等の種々の装置も対象とすることを理解するであろう。また、その上に記憶されたプログラム命令、またはコンピュータ可読プログラム命令を搬送するコンピュータデータ信号を含む、事前記録記憶デバイスまたは他の同様のコンピュータ可読媒体等の装置とともに使用するための製造品は、説明された方法の実践を促進する装置を対象としてもよい。そのような装置、製造品、およびコンピュータデータ信号もまた、本開示の範囲内に入ることを理解されたい。
本明細書で使用されるような「コンピュータ可読媒体」は、携帯用コンピュータディスケット、ハードディスクドライブ(HDD)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読取専用メモリ(ROM)、消却・プログラム可能型読取専用メモリ(EPROM)またはフラッシュメモリ、コンパクトディスク(CD)、デジタル多用途ディスク(DVD)、またはBlu−ray(登録商標)TMディスク等の光ディスク、および固体記憶デバイス(例えば、NANDフラッシュまたは同期型ダイナミックRAM(SDRAM))を含むが、それらに限定されない、コンピュータまたはコンピュータデバイスによって使用または実行するための命令を記憶することができる、任意の媒体を意味する。
本開示の例示的実施形態は、任意の特定のオペレーティングシステム、システムアーキテクチャ、モバイルデバイスアーキテクチャ、サーバアーキテクチャ、またはコンピュータプログラミング言語に限定されない。
上記で提示される種々の実施形態は、実施例にすぎず、本明細書で説明される革新の変化例が、当業者に明白となるであろう。実施形態は、それらの特性から逸脱することなく、いくつかの形態で実装されてもよいため、上記の実施形態は、特に指定がない限り、先述の説明の詳細のうちのいずれによっても限定されないが、むしろ、添付の請求項で定義されるようなその範囲内で広く解釈されるべきであることも理解されたい。したがって、請求項の範囲またはそのような範囲の同等物内に入る種々の変更および修正は、添付の請求項によって包含されることを目的としている。
説明されるような方法は、特定の順序で動作を実行させることに留意されたい。しかしながら、状況が許可する場合、行われる任意の動作の順序を変化させることができ、したがって、本明細書で説明されるような順序は、限定的となることを目的としていない。
また、方法が説明されている場合、方法を実行するように配設されたデバイスに対しても保護が求められることも意図され、特徴が相互から独立して請求されている場合、これらは他の請求された特徴とともに使用されてもよいことにも留意されたい。
さらに、本明細書で説明される装置は、ワイヤレス電気通信デバイス、またはUTRANあるいは他のユーザ機器、またはアクセスネットワーク構成要素等の単一の構成要素、例えば、相互と通信している複数のそのような構成要素の組み合わせ、またはそのような構成要素のサブネットワークあるいはフルネットワークを備えてもよいことに留意されたい。
実施形態は、3GPP仕様に関して本明細書で説明されている。しかしながら、説明される方法および装置は、本明細書で参照される仕様またはそれらのバージョンに限定されることを目的としないが、将来のバージョンまたは他の仕様に適用可能であってもよい。

Claims (41)

  1. 第1のセル上にキャンプしているワイヤレスセルラー電気通信デバイスによって使用するための方法であって、
    該方法は、該デバイスにおいて、
    優先順位ベースの再選択アルゴリズムに適用可能であり、別のセルに適用可能でもあるパラメータを選択することと、
    第2のセルから受信される信号の属性を測定することと、
    該選択されたパラメータおよび該測定された属性に少なくとも基づいて、ランキングアルゴリズムに従って、再選択のために該第2のセルを評価することと
    を含む、方法。
  2. 前記評価に基づいて、前記第1のセルから前記第2のセルへの再選択を行うことをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記評価は、前記セルが再選択要件を満たすか否かを決定することを含み、前記第2のセルは、前記測定された属性が、所定量だけ前記選択されたパラメータを超えられない場合、該再選択要件を満たさないことが決定される、請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記所定量は、ゼロである、請求項3に記載の方法。
  5. 前記所定量は、10デシベル(dB)である、請求項3に記載の方法。
  6. 優先順位ベースの再選択アルゴリズムに適用可能であり、別のセルに適用可能でもあるパラメータを前記選択することは、前記第1のセルの中において受信されるシステム情報から該パラメータを復号することを含む、請求項1〜5のうちのいずれかに記載の方法。
  7. 優先順位ベースの再選択アルゴリズムに適用可能であり、別のセルに適用可能でもあるパラメータを前記選択することは、前記デバイス上のデータ記憶から該パラメータを取り出すことを含み、該パラメータは、該デバイスが以前に第3のセル上にキャンプしていたときに該デバイスによって記憶された、請求項1〜5のうちのいずれかに記載の方法。
  8. 前記デバイスは、前記パラメータがどのように得られたかについての記憶された表示を有する、請求項7に記載の方法。
  9. 前記パラメータは、1つ以上の特定の周波数と関連付けられ、該1つ以上の特定の周波数において動作するセルのみに適用可能である、請求項1〜8のうちのいずれかに記載の方法。
  10. 前記パラメータは、特定の周波数と関連付けられ、その周波数において動作するセルのみに適用可能である、請求項1〜9のうちのいずれかに記載の方法。
  11. 前記デバイスが、優先順位ベースの再選択アルゴリズムに適用可能であり、別のセルにも適用可能であるパラメータを決定できない場合、
    前記測定された属性、およびセルのシステム情報ブロックから得られた第1の記憶された好適性パラメータに少なくとも基づいて、前記第2のセルを評価することをさらに含む、請求項1〜10のうちのいずれかに記載の方法。
  12. 前記第1の記憶された好適性パラメータは、前記第2のセルが動作する周波数と関連付けられる、請求項11に記載の方法。
  13. 前記第1の記憶された好適性パラメータが利用可能ではない場合、
    前記測定された属性、およびセルのシステム情報ブロックから得られた第2の記憶された好適性パラメータに少なくとも基づいて、前記第2のセルを評価することをさらに含み、該第2の記憶された好適性パラメータは、該第2のセルが動作しない周波数と関連付けられる、請求項11または12に記載の方法。
  14. 前記第1のセルは、GSM(登録商標) EDGE無線アクセスネットワーク(GERAN)のセルである、請求項1〜13のうちのいずれかに記載の方法。
  15. 前記パラメータは、最小限必要な受信レベルを示す、請求項1〜14のうちのいずれかに記載の方法。
  16. 前記測定された属性は、受信信号コード電力(RSCP)である、請求項1〜15のうちのいずれかに記載の方法。
  17. 前記第1のセルと第2のセルとは、同じワイヤレス無線ネットワークのものである、請求項1〜16のうちのいずれかに記載の方法。
  18. 前記第1のセルと第2のセルとは、異なるワイヤレス無線ネットワークのものである、請求項1〜16のうちのいずれかに記載の方法。
  19. 前記第1のセルと第2のセルとは、同じワイヤレス無線アクセス技術のものである、請求項1〜18のうちのいずれかに記載の方法。
  20. 前記第1のセルと第2のセルとは、異なるワイヤレス無線アクセス技術のものである、請求項1〜18のうちのいずれかに記載の方法。
  21. ワイヤレスセルラー電気通信デバイスであって、
    該デバイスは、
    第1のセル上にキャンプすることと、
    優先順位ベースの再選択アルゴリズムに適用可能であり、別のセルに適用可能でもあるパラメータを選択することと、
    第2のセルから受信された信号の属性を測定することと、
    該選択されたパラメータおよび該測定された属性に少なくとも基づいて、ランキングアルゴリズムに従って、再選択のために該第2のセルを評価することと
    を行うように適合される、デバイス。
  22. 前記デバイスは、前記評価に基づいて、前記第1のセルから前記第2のセルへの再選択を行うようにさらに適合される、請求項21に記載の無線セルラー電気通信デバイス。
  23. 前記評価は、前記セルが再選択に好適であるか否かを決定することを含み、前記第2のセルは、前記測定された属性が所定量だけ前記パラメータを超えられない場合、好適ではないことが決定される、請求項21または22に記載のワイヤレスセルラー電気通信デバイス。
  24. 前記所定量は、ゼロである、請求項23に記載のワイヤレスセルラー電気通信デバイス。
  25. 前記所定量は、10デシベル(dB)である、請求項23に記載のワイヤレスセルラー電気通信デバイス。
  26. 優先順位ベースの再選択アルゴリズムに適用可能であり、別のセルに適用可能でもあるパラメータを前記選択することは、前記第1のセルの中において受信されるシステム情報から該パラメータを復号することを含む、請求項21〜25のうちのいずれかに記載のワイヤレスセルラー電気通信デバイス。
  27. 優先順位ベースの再選択アルゴリズムに適用可能であり、別のセルに適用可能でもあるパラメータを前記選択することは、前記デバイス上のデータ記憶から該パラメータを取り出すことを含み、該パラメータは、該デバイスが以前に第3のセル上にキャンプしていたときに該デバイスによって記憶された、請求項21〜26のうちのいずれかに記載のワイヤレスセルラー電気通信デバイス。
  28. 前記デバイスは、前記パラメータがどのように得られたかについての記憶された表示を有する、請求項26に記載のワイヤレスセルラー電気通信デバイス。
  29. 前記パラメータは、1つ以上の特定の周波数において動作するセルのみに適用可能である、請求項21〜27のうちのいずれかに記載のワイヤレスセルラー電気通信デバイス。
  30. 前記パラメータは、特定の周波数と関連付けられ、その周波数において動作するセルのみに適用可能である、請求項21〜29のうちのいずれかに記載のワイヤレスセルラー電気通信デバイス。
  31. 前記デバイスが優先順位ベースの再選択アルゴリズムに適用可能であり、別のセルに適用可能でもあるパラメータを決定できない場合、該デバイスは、
    前記測定された属性、およびセルのシステム情報ブロックから得られた第1の記憶された好適性パラメータに少なくとも基づいて、前記第2のセルを評価するようにさらに適合される、請求項21〜30のうちのいずれかに記載のワイヤレスセルラー電気通信デバイス。
  32. 前記第1の記憶された好適性パラメータは、前記第2のセルが動作する周波数と関連付けられる、請求項31に記載のワイヤレスセルラー電気通信デバイス。
  33. 前記第1の記憶された好適性パラメータが利用可能ではない場合、前記デバイスは、
    前記測定された属性、およびセルのシステム情報ブロックから得られた第2の記憶された好適性パラメータに少なくとも基づいて、前記第2のセルを評価するようにさらに適合され、該第2の記憶された好適性パラメータは、該第2のセルが動作しない周波数と関連付けられる、請求項31または32に記載のワイヤレスセルラー電気通信デバイス。
  34. 前記第1のセルは、GSM(登録商標) EDGE無線アクセスネットワーク(GERAN)のセルである、請求項21〜33のうちのいずれかに記載のワイヤレスセルラー電気通信デバイス。
  35. 前記パラメータは、最小限必要な受信レベルを示す、請求項21〜34のうちのいずれかに記載のワイヤレスセルラー電気通信デバイス。
  36. 前記測定された属性は、受信信号コード電力(RSCP)である、請求項21〜35のうちのいずれかに記載のワイヤレスセルラー電気通信デバイス。
  37. 前記第1のセルと第2のセルとは、同じワイヤレス無線ネットワークのものである、請求項21〜36のうちのいずれかに記載のワイヤレスセルラー電気通信デバイス。
  38. 前記第1のセルと第2のセルとは、異なるワイヤレス無線ネットワークのものである、請求項21〜36のうちのいずれかに記載のワイヤレスセルラー電気通信デバイス。
  39. 前記第1のセルと第2のセルとは、同じワイヤレス無線アクセス技術のものである、請求項21〜38のうちのいずれかに記載のワイヤレスセルラー電気通信デバイス。
  40. 前記第1のセルと第2のセルとは、異なるワイヤレス無線アクセス技術のものである、請求項21〜38のうちのいずれかに記載のワイヤレスセルラー電気通信デバイス。
  41. 命令がその上に記憶されているコンピュータ可読記憶媒体であって、該命令は、請求項1〜20のうちのいずれかに記載の動作を実行するために、デバイスによって実行されることができる、媒体。
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