JP2013534658A - サービス配信条件変更管理 - Google Patents

Abstract

通信ネットワーク（ＲＴ）内でユーザ端末（ＴＵ）によって確立された進行中の通信に関連するサービスを使用する条件の変更を管理するために、サーバは、ネットワーク要素から来た第１の要求の受信後に、ユーザのアカウントがサービスを使用する条件の変更を有するサービスの配信を許可しないことを判定し、前記要求は、通信に関するサービスの識別子およびサービスを使用する条件の変更を定義するパラメータを含み、ネットワーク要素がサービスを使用する条件の別の変更を定義する別のパラメータを含む第２の要求をサーバに送信するために、サーバは、サービスの配信がサービスを使用する他の条件でのみ認可されることを示すコードを含む応答をネットワーク要素に送信する。

Description

本発明は、ユーザ端末によって確立された現在の通信に関連するサービスを配信するための条件の変更の管理に関し、より具体的には、サービスを配信するための代金請求条件の変更の原因となるサービスを配信するための条件の変更の管理に関する。

文献３ＧＰＰ ＴＳ３２．２９９は、課金トリガ機能（ＣＴＦ）モジュールとオンライン課金システム（ＯＣＳ）モジュールとの間のリアルタイム課金のためのＲｏインターフェースを定義する。

トリガ機能および再認可機能は、サービスを配信している間、ＣＴＦモジュールが監視しなければならないイベントを定義する。そのようなイベント−例えば位置の変更またはサービスの品質の変更−が行われるときはいつでも、ＣＴＦモジュールは、サービスの変更に適応するためにＯＣＳモジュールのための再認可をトリガしなければならない。

ＯＣＳモジュールはＤｉａｍｅｔｅｒセッションによってサービスの配信を監視し、Ｄｉａｍｅｔｅｒセッションの間、課金は予約ユニットによって実行される。サービスの配信中に、料金に影響を与える可能性がある変更が行われた場合は、ＣＴＦモジュールは、更新された条件で新しいユニットを予約するためのメッセージを生成しなければならない。

例えば、変更は、会議の参加者の数の変更もしくはマルチメディア・コールにおけるメディアのタイプの変更、またはサービスの品質の変更でもよい。

その変更に続いて、ＯＣＳモジュールは、サービスを要求しそのサービスの代金を支払っているユーザのための更新された条件で行われる新しいユニットの予約を拒否する可能性がある。例えば、更新された条件を有するサービスは、クレジットを有しない特定のサブアカウントにその代金が請求される可能性がある。

現在、ＤｉａｍｅｔｅｒＲｏプロトコルは、サービスを配信している間は条件変更を許可しない。ＯＣＳモジュールが訂正された課金条件でサービスを配信することができない場合は、ＯＣＳモジュールは、障害に対応する属性−値対（ＡＶＰ）によって満たされたフィールドを含む結果−コードを有する応答を送信し、この応答はＤｉａｍｅｔｅｒセッションおよびサービスの配信を終了する。

３ＧＰＰ ＴＳ３２．２９９

本発明の一目的は、サービスに関連する課金条件が偶然に変わるときはいつでもサービスの連続性を保証することにより前述の欠点を改善することである。

この目的を達成するために、電気通信ネットワーク内のユーザ端末によって確立された現在の通信に関連するサービスの使用条件の変更を管理するための方法は、電気通信ネットワーク内に含まれるサービスについて、
通信のネットワークのリソースの使用を監視しながら課金イベントを生成することができるネットワーク要素から入来し、通信に関連するサービス識別子およびサービス使用条件変更を定義するパラメータを含む第１の要求を受信した後に、
ユーザのアカウントがサービスの使用条件の変更を有するサービスの配信を許可しないことを判定し、ネットワーク要素が第２の要求をサーバに送信するために、サービスの配信がサービスを使用するための他の条件でのみ認可されることを示すコードを含む応答をネットワーク要素に送信するステップであって、第２の要求は、第１の要求に含まれているパラメータとは異なるサービス使用条件変更を定義する別のパラメータを含む、ステップを含む。

有利には、本発明は、課金条件の条件変更を許可する追加の特徴を電気通信ネットワークに提供する。言い換えれば、サービスを配信するための条件が偶然にも変更され、ＯＣＳモジュールを備えるサーバがもはや変更された条件の下でサービスを配信しその代金を請求することができない場合は、ＯＣＳモジュールは、ＣＴＦモジュールを含むネットワーク要素がサービスを終了するのではなく他の条件の下でサービスを配信し続けることができるようにする。

本発明はまた、電気通信ネットワーク内でユーザ端末によって確立された現在の通信に関連するサービスの使用条件の変更を管理するための方法であって、通信のネットワークのリソースの使用を監視しながら課金イベントを生成することができるネットワーク要素において、
サーバが、ユーザのアカウントがサービス使用条件変更を有するサービスの配信を許可しないことを判定し、サービスの配信がサービスを使用するための他の条件でのみ認可されることを示すコードを含む応答をネットワーク要素に送信するために、第１の要求をサーバに送信するステップであって、前記要求は、通信に関するサービスの識別子およびサービス使用条件変更を定義するパラメータを含む、ステップと、
第２の要求をサーバに送信するステップであって、第２の要求は、第１の要求内に含まれるパラメータとは異なるサービス使用条件変更を定義する別のパラメータを含む、ステップとを含む方法に関する。

本発明の他の特徴によれば、第２の要求内に含まれるパラメータは、第１の要求の送信前の古いサービス使用条件に一致しない第１の要求内に含まれる要求された条件変更とは異なる新しいサービス使用条件変更を定義することができる、または第２の要求内に含まれるパラメータは、第１の要求の送信前の古いサービス使用条件に一致する新しいサービス使用条件変更を定義することができる。

本発明の他の特徴によれば、応答は、ネットワーク要素が別の要求をサーバに送信することができる期間を定義する有効期間を含んでよく、その期間の期限が切れると、セッションは要求が送信されなかった場合は終了する。

本発明はまた、電気通信ネットワーク内のユーザ端末によって確立された現在の通信に関連するサービスの使用条件の変更を管理するためのサーバであって、
通信のネットワークのリソースの使用を監視しながら課金イベントを生成することができるネットワーク要素から来る第１の要求の受信後に、サービスを使用するための条件の変更を有するサービスの配信をユーザのアカウントが許可しないことを判定するための手段であって、前記要求は通信に関するサービス識別子およびサービスの使用条件変更を定義するパラメータを含む、手段と、
ネットワーク要素が第２の要求をサーバに送信するために、サービスの配信がサービスを使用するための他の条件でのみ認可されることを示すコードを含む応答をネットワーク要素に送信するための手段であって、第２の要求は、第１の要求に含まれるパラメータとは異なるサービス使用条件変更を定義する別のパラメータを含む、手段と
を備えるサーバに関する。

本発明はまた、電気通信ネットワーク内でユーザ端末によって確立された現在の通信に関連するサービスの使用条件の変更を管理するためのネットワーク要素に関し、ネットワーク要素は、通信のネットワークのリソースの使用を監視しながら課金イベントを生成することが可能であり、
サーバが、ユーザのアカウントがサービス使用条件変更を有するサービスの配信を許可しないことを判定し、サービスの配信がサービスを使用するための他の条件でのみ認可されることを示すコードを含む応答をネットワーク要素に送信するために、第１の要求をサーバに送信するための手段であって、前記要求は、通信に関するサービスの識別子およびサービス使用条件変更を定義するパラメータを含む、手段と、
第２の要求をサーバに送信するための手段であって、第２の要求は、第１の要求内に含まれているパラメータとは異なるサービス使用条件変更を定義する別のパラメータを含む、手段と
を備える。

本発明はまた、サーバ内およびネットワーク要素内に実装されることが可能であるコンピュータ・プログラムに関し、前記プログラムは、プログラムが前記サーバおよび前記通信デバイス内で実行されたとき、本発明の方法によるステップを実行する命令を含む。

本発明および本発明の利益は、添付の図を参照する下記の説明を検討することによってより良く理解されるであろう。

サービスを配信するための条件の変更を管理するための本発明の一実施形態による通信システムの概略ブロック図である。 本発明の一実施形態によるサービスを配信するための条件の変更を管理するための方法のアルゴリズムである。

図１を参照すると、本発明による通信システムは、電気通信ネットワークＲＴ、ユーザ端末ＴＵ、課金トリガ・モジュールＭＤＴ、および課金制御モジュールＭＣＴを備える。

本説明の残部では、用語モジュールは、少なくとも１つの特定のタスクを実行するように構成されたデバイス、ソフトウェア・プログラム、またはコンピュータ・ハードウェアおよびソフトウェアの組合せを示してよい。

電気通信ネットワークＲＴは、有線ネットワークでも無線ネットワークでもよく、または有線ネットワークおよび無線ネットワークの組合せでもよい。

ユーザ端末ＴＵは、電気通信ネットワークＲＴ内で、例えば別のユーザ端末との通信を確立することができる。ユーザ端末ＴＵは、例えば、地上回線電話もしくは移動電話、電子電気通信デバイス、またはユーザにとって個人的なものである物体でもよく、さらに携帯情報端末（ＰＤＡ）もしくはスマートフォンでもよく、８０２．１ｘ規格のうちの１つに準拠した公衆無線ローカル・エリア・ネットワーク（ＷＬＡＮ）もしくは無線ローカル・エリア・ネットワークまたはワールドワイド・インターオペラビリティ・フォ・マイクロウェーブ・アクセス（ＷｉＭＡＸ）プロトコルを使用するミディアム・レンジ・ネットワークのアクセス端末に接続されることが可能である。

課金トリガ・モジュールＭＤＴおよび課金制御モジュールＭＣＴは、インターネット・タイプの電気通信ネットワークＲＴを介して相互に通信する。一変形形態では、課金トリガ・モジュールＭＤＴおよび課金制御モジュールＭＣＴは、ローカル・エリア・ネットワークを介して、またはネットワークＲＴを通しての専用回線を介して相互に通信する。

課金トリガ・モジュールＭＤＴおよび課金制御モジュールＭＣＴはそれぞれ、アプリケーション・サーバなどの異なるサーバに実装されてよい。

課金トリガ・モジュールＭＤＴの特定の機能は、課金制御モジュールＭＣＴによって認可されたサービス・ユニットの助けを借りてサービスが配信されることを保証することであり、課金トリガ・モジュールＭＤＴは、そうするために課金制御モジュールＭＣＴを定期的にトリガする。

課金制御モジュールＭＣＴの特定の機能は、サービスを配信するためのサービス・ユニットの認可された数を判定すること、およびサービス・ユニットのその認可された数を含む応答を課金トリガ・モジュールＭＤＴに送信することである。その目的のために、モジュールＭＣＴは、サービスの代金を請求するために使用されるべきアカウントまたはサブアカウントに関連する料金を判定することが可能であり、料金に基づいて、およびアカウントまたはサブアカウントに残っているサービス・ユニットの数に基づいて、サービス・ユニットの認可された数を判定することが可能である。

さらに、課金制御モジュールＭＣＴが、課金トリガ・モジュールＭＤＴによって送信された、サービスのために実際に使用されているユニットの数を受信したときはいつでも、モジュールＭＣＴは、対応するアカウントまたはサブアカウントをデクリメントする。

本説明の残部全体にわたって参照される本発明の一実施形態によれば、電気通信ネットワークＲＴは、ＩＰマルチメディア・サブシステム（ＩＭＳ）ネットワークに接続されたパケット・ネットワークである。

ユーザ端末は、セッション開始プロトコル（ＳＩＰ）に準拠した通信を使用して、例えば別の端末とＩＭＳネットワークに接続された電気通信ネットワークＲＴを通して通信することができると仮定する。例えば、通信は、オーディオ・コンテンツおよび／またはビデオ・コンテンツ、またはインスタント・メッセージに関するマルチメディア・フローの交換に相当する。ユーザ端末によって確立された通信はまた、ウェブサーバまたはマルチメディア・コンテンツ・サーバなどのサービス・サーバとの通信でよい。

ユーザが契約しているサービスを含むユーザのプロファイルは、ユーザの識別子、登録情報、アクセス・パラメータ、およびユーザが契約しているサービスを呼び出すのに必要とされる情報を特に含むデータベースを管理するホーム・サブスクライバ・サーバ（ＨＳＳ）サーバに保存される。一実施形態では、ＨＳＳサーバは、Ｄｉａｍｅｔｅｒプロトコルを使用するＩＭＳネットワークの他のエンティティと対話する。

端末によって開始された通信の制御は、特に３つの通話状態制御機能（ＣＳＣＦ）制御エンティティ、すなわちエンティティ・プロキシＣＳＣＦ（Ｐ−ＣＳＣＦ）、エンティティ問合せＣＳＣＦ（Ｉ−ＣＳＣＦ）、およびエンティティ・サービングＣＳＣＦ（Ｓ−ＣＳＣＦ）によって、ＩＭＳネットワーク内で実行される。

エンティティＰ−ＣＳＣＦは、ＩＭＳネットワークにおける第１の接触点であり、そのアドレスは、パケット・データ・プロトコル（ＰＤＰ）コンテキストがＳＩＰメッセージを交換するためにアクティブ化されたときにユーザ端末によって見つけられる。

エンティティＩ−ＣＳＣＦは、エンティティＰ−ＣＳＣＦおよびＨＳＳサーバと通信して、ＨＳＳサーバに保存されているユーザのプロファイルに基づいてエンティティＳ−ＣＳＣＦをユーザに割り当てる。

エンティティＳ−ＣＳＣＦは、ユーザ端末によって確立された通信セッションを制御し、ユーザが契約しているサービスを呼び出すことを担当する。

課金トリガ・モジュールＭＤＴは、ユーザ端末によって確立された通信のコンテキストを監視し、予め定義されたコンテキスト・データ・セット内の少なくとも１つのデータの値が変化したかどうかをチェックする。このコンテキスト・データは、電気通信ネットワークによって提供され、通信に関連するものである。このコンテキスト・データは、例えば、通信のビット・レート、または通信のサービスの品質、または通信において使用されるメディアのタイプに相当する。

課金トリガ・モジュールＭＤＴが、所与の期間の期限切れまたはコンテキスト・データ値変更を検出したときはいつでも、モジュールＭＤＴは、課金制御モジュールＭＣＴがモジュールＭＤＴに通信の料金の変更に関する情報を提供することができるように、課金制御モジュールＭＣＴにクエリする。課金トリガ・モジュールＭＤＴおよび課金制御モジュールＭＣＴは、例えばＤｉａｍｅｔｅｒ・Ｒｏプロトコルによって、相互に通信する。

課金制御モジュールＭＣＴは、オンライン課金システム（ＯＣＳ）に含まれてもよく、ＩＭＳネットワーク内のどこかほかのところに配置されているサーバでもよい。

課金トリガ・モジュールＭＤＴは、アプリケーション・サーバまたはゲートウェイＧＰＲＳサポート・ノード（ＧＧＳＮ）ゲートウェイなどのネットワーク要素に含まれてもよい。例えば、課金トリガ・モジュールＭＤＴは、ネットワークにおいて課金イベントに関する関連情報を収集し、通信のネットワーク・リソースの使用を監視するための中心点である課金トリガ機能（ＣＴＦ）を実行する。

課金トリガ・モジュールＭＤＴが含まれているネットワーク要素は、通信のネットワーク・リソースの使用を監視しながら課金イベントを生成することができる。

課金制御モジュールＭＣＴは、パラメータのセットおよび価格に関連するそれらのパラメータの値に基づいて、現在の通信の現在の価格を判定する。パラメータは、通信に関連し、ネットワークによって提供されたコンテキスト・データに部分的に対応してもよく、またはコンテキスト・データ・セットに基づいてもよい。

一実施例では、通信において使用されるメディアのタイプに関するパラメータがあり、その値は「ビデオ」または「オーディオ」のいずれかでよい。このパラメータの値は、通信において使用されるメディアのタイプに対応する１つのコンテキスト・データの値に等しくてよい。他の実施例では、パラメータは、通信において使用されるビデオの解像度タイプであり、その値は、「高」または「低」でよい。そのパラメータの値は、通信のビット・レートおよび通信のサービスの品質に対応するコンテキスト・データ値から推論されることが可能である。他の実施例では、パラメータは、オーディオ会議の参加者の数であり、その値は「３」から「５」までの間に含まれてよい。

図２を参照すると、本発明の一実施形態によるサービスを配信するための条件の変更を管理するための方法は、通信システム内で実行されるステップＥ１からＥ６を含む。

本方法は、以下で、一例としてＩＭＳネットワークに接続された電気通信ネットワークＲＴに関連して説明される。

ステップＥ１において、端末ＴＵがネットワークＲＴ内で例えばメディア・サーバと通信を確立する。端末は、課金トリガ・モジュールＭＤＴに通信セッション開始メッセージを送信する。このメッセージは、例えば、「ＩＮＶＩＴＥ」メッセージであり、ユーザによって要求された通信のタイプの識別子を特に含み、この通信のタイプは、例えばセッションまたはビデオ・セッションに相当する。課金トリガ・モジュールＭＤＴは、ユーザのプロファイルおよび通信に関するサービスのタイプを識別する。モジュールＭＤＴは、課金制御モジュールＭＣＴにクレジット制御要求（ＣＣＲ）を送信して、端末ＴＵによって確立された通信に関するサービスを使用するための認可を要求する。

要求ＣＣＲは、特に、サービスの識別子ＩｄＳおよび要求されたサービス・ユニット（ＲＳＵ）の数を含む。サービス・ユニットは、通貨単位または電話のクレジット・ユニットに相当してもよい。要求ＣＣＲは、サービスを使用するための初期条件を定義する少なくとも１つの通信パラメータＰａｒｌをさらに含み、パラメータＰａｒｌは、潜在的に電話会議の参加者の数、例えば「３」に等しいか、またはビデオの解像度、例えば「低」に等しい。

ステップＥ２において、課金制御モジュールＭＣＴが、通信に関するパラメータ値のセットおよび識別子ＩｄＳによるサービスのタイプに基づいて、通信の初期価格を判定する。課金制御モジュールＭＣＴは、サービスがユーザのアカウントに基づいて配信されることが可能であること、すなわち、アカウントがサービスの配信を認可するのに十分なユニットを含むかどうかを確認する。

課金制御モジュールＭＣＴは、特に、付与されたサービス・ユニット（ＧＳＵ）の数を含むクレジット制御応答（ＣＣＡ）を生成する。

ＧＳＵの数は、通信の間にわたってデビットされるユニットの最大数に相当し、ユニットがすべてデビットされた後は、課金トリガ・モジュールＭＤＴは、再度ＲＳＵの数を要求するために、課金制御モジュールＭＣＴに自動的にクエリしなければならない。

課金制御モジュールＭＣＴは、課金トリガ・モジュールＭＤＴに応答ＣＣＡを送信する。

ステップＥ３において、例えばユーザによって、例えば電話会議の参加者の数を増やすことにより、またはビデオの解像度を高めることにより、サービスを使用するためのプリファレンスが変更される。

課金トリガ・モジュールＭＤＴは、課金制御モジュールＭＣＴに要求ＣＣＲを再度送信する。要求ＣＣＲは、特に、サービスの識別子ＩｄＳ、ＲＳＵの別の数、および使用されたサービス・ユニット（ＵＳＵ）の数を含む。ＧＳＵがすべてデビットされた場合は、数ＧＳＵは数ＵＳＵに等しい。

要求ＣＣＲは、サービスを使用するための条件を定義する通信パラメータＰａｒＣをさらに含み、パラメータは潜在的に例えば「４」に等しい電話会議の参加者の数、または例えば「高」に等しいビデオ解像度である。

ステップＥ４において、課金制御モジュールＭＣＴは、サービスを使用するための条件の要求された変更が、価格条件およびユーザのアカウントに基づいて、サービスの配信を許可するかどうかをチェックする。

課金制御モジュールＭＣＴは、ユーザのアカウントがサービス使用条件変更を有するサービスの配信を許可しないことを判定する。課金制御モジュールＭＣＴは、例えば、サービスの配信がサービスを使用するための他の条件でのみ認可されること、すなわち、サービスが条件変更で配信されることは不可能であるが、古い条件または潜在的に他の条件で配信されることは可能であることを示す４０２０に等しい結果コード（ＲＣ）を有するメッセージを生成する。

課金制御モジュールＭＣＴは、課金トリガ・モジュールＭＤＴにコードＲＣおよび有効期間ＶＴを含む応答ＣＣＡを送信する。有効期間ＶＴは、課金トリガ・モジュールＭＤＴが、端末ＴＵによって確立された通信に関するサービスを使用するための認可を再度要求することができる期間を定義し、この期間の期限が切れると、セッションは要求がなされなかった場合は終了する。

ステップＥ５において、課金トリガ・モジュールＭＤＴは、サービスを使用するための変更された条件を拒否し、古い条件でまたは潜在的に他の条件でサービスを配信し続けることを決定することができる。

課金トリガ・モジュールＭＤＴは、要求ＣＣＲを再度生成する。

要求ＣＣＲは、特に、サービスの識別子ＩｄＳおよびＲＳＵの別の数を含む。要求ＣＣＲは、サービス使用変更条件を定義する通信パラメータＰａｒＣ２をさらに含み、パラメータは潜在的に、サービスを使用するための古い条件に相当する、再度例えば「３」に等しい電話会議の参加者の数または再度例えば「低」に等しいビデオ解像度である。したがって、古い条件は、サービスの配信が受け入れられた最後の条件、すなわち、ステップＥ１における要求ＣＣＲの送信の前のサービスを使用するための条件に相当する。

課金トリガ・モジュールＭＤＴは、ＲＳＵを有する要求ＣＣＲを送信する。

一変形形態では、要求ＣＣＲは、ステップＥ３において要求された条件変更とは異なる新しいサービス使用条件変更を定義する通信パラメータＰａｒＣ２を含み、サービスを使用するための古い条件に相当せず、パラメータは潜在的に、例えば「中」に等しいビデオ解像度である。

ステップＥ６において、課金制御モジュールＭＣＴは、サービスを使用するための条件に基づいて通信の現在の価格を判定し、サービスがユーザのアカウントに基づいて配信されることが可能であること、すなわちアカウントがサービスの配信を認可するのに十分なユニットを含むことをチェックする。

課金制御モジュールＭＣＴは、課金トリガ・モジュールＭＤＴに応答ＣＣＡを送信し、応答は特にＧＳＵの数を含む。

本明細書に記載の本発明は、通信の価格変更を管理するための方法、サービス、およびネットワーク要素に関する。本発明の一実装によれば、本発明の諸ステップは、サーバまたはネットワーク要素に組み込まれたコンピュータ・プログラムの命令によって判定される。プログラムは、前記プログラムがサーバおよびネットワーク要素内でそれぞれロードされ実行されたとき、本発明の方法の諸ステップを実行するプログラム命令を含む。

したがって、本発明はまた、本発明を実施するのに適したコンピュータ・プログラム、特に情報メディア上のまたは情報メディア内のコンピュータ・プログラムに適用される。このプログラムは、任意のプログラミング言語を使用することが可能であり、本発明の方法を実施するのに望ましい部分的にコンパイルされた形または任意の他の形などのソース・コード、オブジェクト・コード、またはソース・コードとオブジェクト・コードとの間の中間コードの形でよい。

Claims (9)

1. 電気通信ネットワーク（ＲＴ）内でユーザ端末（ＴＵ）によって確立された現在の通信に関連するサービスの使用条件の変更を管理するための方法であって、前記電気通信ネットワーク内に含まれているサーバにおいて、
   前記通信の前記ネットワークのリソースの使用を監視しながら課金イベントを生成することができるネットワーク要素から入来し、前記通信に関する前記サービスの識別子（ＩｄＳ）およびサービス使用条件変更を定義するパラメータ（ＰａｒＣ）を含む第１の要求（ＣＣＲ）を受信した後に、
   前記ユーザのアカウントがサービスを使用するための条件の変更を有するサービスの配信を許可しないことを判定し（Ｅ４）、前記ネットワーク要素が第２の要求（ＣＣＲ）を前記サーバに送信する（Ｅ５）ために、前記サービスの前記配信が前記サービスを使用するための他の条件でのみ認可されることを示すコード（ＲＣ）を含む応答（ＣＣＡ）を前記ネットワーク要素に送信するステップであって、前記第２の要求（ＣＣＲ）は前記第１の要求に含まれているパラメータとは異なるサービス使用条件変更を定義する別のパラメータ（ＰａｒＣ２）を含む、ステップ
   を含む方法。
2. 前記第２の要求内に含まれている前記パラメータ（ＰａｒＣ２）は、前記第１の要求の送信の前の古いサービス使用条件に一致する新しいサービス使用条件変更を定義する、請求項１に記載の方法。
3. 前記第２の要求内に含まれている前記パラメータ（ＰａｒＣ２）は、前記第１の要求内に含まれている要求された条件変更とは異なり、前記第１の要求の前記送信の前の前記古いサービス使用条件に一致しない新しいサービス使用条件変更を定義する、請求項１に記載の方法。
4. 前記応答（ＣＣＡ）は、前記ネットワーク要素が前記サーバに別の要求を送信することができる期間を定義する有効期間を含み、この期間の期限が切れると、セッションは要求が送信されなかった場合は終了する、請求項１乃至３のいずれか１項に記載の方法。
5. 電気通信ネットワーク（ＲＴ）内でユーザ端末（ＴＵ）によって確立された現在の通信に関連するサービスの使用条件の変更を管理するための方法であって、前記通信の前記ネットワークのリソースの使用を監視しながら課金イベントを生成することができるネットワーク要素において、
   サーバが、前記ユーザのアカウントが前記サービス使用条件変更を有する前記サービスの前記配信を許可しないことを判定し（Ｅ３）、前記サービスの前記配信が前記サービスを使用するための他の条件でのみ認可されることを示すコード（ＲＣ）を含む応答（ＣＣＡ）を前記ネットワーク要素に送信するために、前記サーバに第１の要求（ＣＣＲ）を送信するステップ（Ｅ３）であって、前記要求は、前記通信に関する前記サービスの識別子（ＩｄＳ）およびサービス使用条件変更を定義するパラメータ（ＰａｒＣ）を含む、ステップと、
   前記サーバに第２の要求（ＣＣＲ）を送信するステップ（Ｅ５）であって、前記第２の要求（ＣＣＲ）は、前記第１の要求に含まれているパラメータとは異なるサービス使用条件変更を定義する別のパラメータ（ＰａｒＣ２）を含む、ステップと
   を含む方法。
6. 電気通信ネットワーク（ＲＴ）内でユーザ端末（ＴＵ）によって確立された現在の通信に関連するサービスの使用条件の変更を管理するためのサーバであって、
   前記通信の前記ネットワークのリソースの使用を監視しながら課金イベントを生成することができるネットワーク要素から来る第１の要求（ＣＣＲ）の受信後に、前記ユーザのアカウントがサービスを使用するための前記条件の変更を有する前記サービスの前記配信を許可しないことを判定するための手段（ＭＤＴ）であって、前記要求は、前記通信に関する前記サービスの識別子（ＩｄＳ）および前記サービスの使用条件変更を定義するパラメータ（ＰａｒＣ）を含む、手段と、
   前記ネットワーク要素が前記サーバに第２の要求（ＣＣＲ）を送信する（Ｅ５）ために、前記サービスの前記配信が前記サービスを使用するための他の条件でのみ認可されることを示すコード（ＲＣ）を含む応答（ＣＣＡ）を前記ネットワーク要素に送信するための手段（ＭＤＴ）であって、前記第２の要求（ＣＣＲ）は、前記第１の要求に含まれているパラメータとは異なるサービス使用条件変更を定義する別のパラメータ（ＰａｒＣ２）を含む、手段と
   を備えるサーバ。
7. 電気通信ネットワーク（ＲＴ）内でユーザ端末（ＴＵ）によって確立された現在の通信に関連するサービスの使用条件の変更を管理するためのネットワーク要素であって、前記通信の前記ネットワークのリソースの使用を監視しながら課金イベントを生成することが可能であり、
   サーバが、前記ユーザのアカウントが前記サービス使用条件変更を有する前記サービスの前記配信を許可しないことを判定し（Ｅ３）、前記サービスの前記配信が前記サービスを使用するための他の条件でのみ認可されることを示すコード（ＲＣ）を含む応答（ＣＣＡ）を前記ネットワーク要素に送信するために、前記サーバに第１の要求（ＣＣＲ）を送信するための手段（ＭＣＴ）であって、前記要求は、前記通信に関する前記サービスの識別子（ＩｄＳ）およびサービス使用条件変更を定義するパラメータ（ＰａｒＣ）を含む、手段と、
   前記サーバに第２の要求（ＣＣＲ）を送信するための手段（ＭＣＴ）であって、前記第２の要求（ＣＣＲ）は、前記第１の要求に含まれているパラメータとは異なるサービス使用条件変更を定義する別のパラメータ（ＰａｒＣ２）を含む、手段と
   を備えるネットワーク要素。
8. 電気通信ネットワーク（ＲＴ）内でユーザ端末（ＴＵ）によって確立された現在の通信に関連するサービスの使用条件の変更を管理するためのサーバ内に実装されることが可能であるコンピュータ・プログラムであって、プログラムが前記サーバ内でロードされ実行されたとき、
   前記通信の前記ネットワークのリソースの使用を監視しながら課金イベントを生成することができるネットワーク要素から入来し、前記通信に関する前記サービスの識別子（ＩｄＳ）およびサービス使用条件変更を定義するパラメータ（ＰａｒＣ）を含む第１の要求（ＣＣＲ）を受信した後に、
   前記ユーザのアカウントがサービスを使用するための前記条件の変更を有する前記サービスの前記配信を許可しないことを判定し（Ｅ４）、前記ネットワーク要素が第２の要求（ＣＣＲ）を前記サーバに送信する（Ｅ５）ために、前記サービスの前記配信が前記サービスを使用するための他の条件でのみ認可されることを示すコード（ＲＣ）を含む応答（ＣＣＡ）を前記ネットワーク要素に送信するステップであって、前記第２の要求（ＣＣＲ）は、前記第１の要求に含まれているパラメータとは異なるサービス使用条件変更を定義する別のパラメータ（ＰａｒＣ２）を含む、ステップ
   を実行する命令を含むコンピュータ・プログラム。
9. 電気通信ネットワーク（ＲＴ）内でユーザ端末（ＴＵ）によって確立された現在の通信に関連するサービスの使用条件の変更を管理するためのネットワーク要素内に実装されることが可能であるコンピュータ・プログラムであって、前記ネットワーク要素は、前記通信の前記ネットワークのリソースの使用を監視しながら課金イベントを生成することが可能であり、前記プログラムが前記サーバ内でロードされ実行されたとき、
   サーバが、前記ユーザのアカウントが前記サービス使用条件変更を有する前記サービスの前記配信を許可しないことを判定し（Ｅ３）、前記サービスの前記配信が前記サービを使用するための他の条件でのみ認可されることを示すコード（ＲＣ）を含む応答（ＣＣＡ）を前記ネットワーク要素に送信するために、前記サーバに第１の要求（ＣＣＲ）を送信するステップ（Ｅ３）であって、前記要求は、前記通信に関する前記サービスの識別子（ＩｄＳ）およびサービス使用条件変更を定義するパラメータ（ＰａｒＣ）を含む、ステップと、
   前記サーバに第２の要求（ＣＣＲ）を送信するステップ（Ｅ５）であって、前記第２の要求（ＣＣＲ）は前記第１の要求に含まれているパラメータとは異なるサービス使用条件変更を定義する別のパラメータ（ＰａｒＣ２）を含む、ステップと
   を実行する命令を含むプログラム。

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