JP2013525932A - スケジュールベースのデータライフサイクル管理 - Google Patents

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Abstract

1つまたは複数のデータイメージのそれぞれのための、別々のライフサイクルポリシを定めるためのシステムおよび方法。バックアップサーバが、第1のデータ記憶媒体から第2のデータ記憶媒体にデータイメージを移し始める時点を示す、第1の時点値を選択するように構成される。この時点値は、暦日付および1日のうちの時間(複数可)に相当する。ライフサイクルポリシを定めるために、バックアップサーバは、層状の記憶階層の中の各データ記憶媒体についてそれぞれの時点値を選択し続けるように構成される。バックアップサーバは、コピー先データ記憶媒体へのデータイメージの移動完了検出時に、コピー元データ記憶媒体上のデータイメージのコピーを削除するようにさらに構成することができる。さらに、バックアップサーバは、2つ以上のライフサイクルポリシ間のスケジューリングの競合を検出することができる。

Description

本発明は、コンピュータ処理の分野に関し、より詳細には、データイメージのための時間ベースのライフサイクルポリシを定めることに関する。
コンピュータメモリの記憶域およびデータ帯域幅が増加するにつれ、企業や産業界が日々管理するデータの量および複雑さも増す。社内で管理され得るデータの大部分は、会社や作業グループのために管理されるコンテンツを含む。そのような情報には、電子的な文書、発表、タスク、ディスカッショントピック等が含まれ得る。この情報の業務上の価値にもよるが、特定の情報へのアクセスは安全かつ非公開であり得るのに対し、他の情報はより広範な、または一般からのアクセスさえ有する場合がある。
記憶されるデータの様々な例は、極めて重要な情報をしばしば含み得るので、データの喪失を防ぐために、情報サーバおよびエンドユーザシステムのコンテンツをバックアップ記憶域にバックアップすることができる。そのような場合、専用サーバおよび記憶サブシステムが、バックアップシステムを含むことができる。バックアップシステムは、データをバックアップするためのデータ量および時間を減らしてマシンを保護しようとする。一部の方法は、重複排除を使用してバックアップするデータの量を減らすが、そのような方法は、実施するのに時間およびネットワーク帯域幅を依然として消費する場合がある。例えば、ネットワークを介し、スケジュールされたバックアップをエンドユーザのラップトップ上で実行するには、増分バックアップでさえ、ファイルを走査し、変更されたファイルを検出するのに時間がかかる。このように走査し、ファイルを検出するには、重複排除または他の方法を使用する前に大量の時間がかかる。
バックアップを行う際に大量の時間がかかることに加え、多数のエンドユーザシステムに基づく情報技術(IT)インフラを管理し、サポートすることは大きな課題を示す。IT管理者は、データバックアップおよびデータ保護、データ復旧、復元および再始動、アーカイビングおよび長期保持、ならびに記憶アーキテクチャを管理するのに必要な日々の処理および手続きのための管理システムを開発することができる。情報ライフサイクル管理(ILM)と呼ぶことができるこの管理システムは、コンピューティング装置上の記憶システムを管理するための1組の戦略を指す。ILMの動作面での態様には、情報をその実用寿命の間中、効果的に管理するために特定のポリシを適用することが含まれる。
ILMを利用することは、ある記憶階層から別の記憶階層へ、ユーザがバックアップイメージを自動的に移動させることを可能にする。現在の方法は、バックアップイメージの複製をいつ行うのかを決定するために、可能な限り早い(ASAP)手法、使用可能容量法、またはデータ分類法を利用する。しかし、対応する記憶リソースが別のバックアップ操作または他の操作によって利用されている場合があるので、ASAP手法を利用することは問題をはらむ。使用可能容量法に関してもやはり、別の操作がその記憶リソースにアクセスしている可能性がある。さらに、一貫性のある結果をもたらす、使用可能なディスク空き容量を求めることは困難な場合がある。最高水準値などの所定の限度を高く設定しすぎる場合、使用可能な記憶空間が不十分であることが原因で、1回または複数回のバックアップ操作が失敗する可能性がある。最低水準値などの所定の限度を低く設定しすぎる場合、使用可能な一部の記憶空間を十分活用できない場合がある。データ分類に基づく解決策では、データが別の記憶階層にあまりに早く移動される場合があり、そのデータは他の記憶階層の中にあるので復元操作が長引く。またあるときは、データが別の記憶階層にあまりに遅く移動される場合があり、現在の記憶階層をほぼ一杯にする。今度は、バックアップ操作が持続時間の点で長くなり、キャパシティコストが高くなる。
上記の内容に鑑みて、データイメージのための時間ベースのライフサイクルポリシを定めるための改善されたシステムおよび方法が求められる。
データイメージのための時間ベースのライフサイクルポリシを定めるためのシステムおよび方法を考える。
一実施形態では、コンピュータシステムが、複数のデータ記憶媒体に結合されるバックアップサーバと、その複数のデータ記憶媒体に含まれるデータ記憶媒体に結合される少なくとも1台のクライアントコンピュータとを含む。このデータ記憶媒体は、クライアントコンピュータに対応するデータイメージのバックアップコピーを記憶する。バックアップサーバは、複数のデータ記憶媒体のうちの第2の記憶媒体にデータイメージを移し始める時点を示す、第1の時点値を選択するように構成される。この時点値は、暦日付および1日のうちの時間(複数可)に相当してもよい。一実施形態では、この第2のデータ記憶媒体は、層状の記憶階層の中で、第1のデータ記憶媒体よりも低い階層に関連する。例えば、第2のデータ記憶媒体は、第1のデータ記憶媒体よりもアクセス頻度が低くてもよい。第2のデータ記憶媒体は、勤務時間中の日々のアクセスではなく、データ復旧操作用に使用することができる。
第2の記憶媒体は、層状の記憶階層の中の最終記憶媒体に相当しなくてもよい。ライフサイクルポリシを定めるために、バックアップサーバは、層状の記憶階層の中の各データ記憶媒体についてそれぞれの時点値を選択し続けるように構成することができる。バックアップサーバは、コピー先データ記憶媒体へのデータイメージの移動完了検出時に、コピー元データ記憶媒体上のデータイメージのコピーを削除するようにさらに構成することができる。さらに、バックアップサーバは、スケジューリングの競合を検出することができる。スケジューリングの競合を定める基準には、他のライフサイクルポリシに関連する暦情報および1日のうちの時間または他の時間増分、データイメージおよび個々のバックアップイメージそれぞれのデータクラスまたは業務上の価値、記憶媒体それぞれの現在の使用可能容量、スケジュールされた各ライフサイクルのバックアップ/複製操作ごとの、スケジュールされた移動を完了した時点での記憶媒体それぞれの予測(推定)使用可能容量、各記憶媒体内のデータ形式のそれぞれをなす各データイメージの大きさ、ならびに記憶媒体のそれぞれに対するバックアップ/複製操作のデータ転送速度のうちの少なくとも1つが含まれ得る。
以下の説明および添付図面を参照することにより、これらのおよび他の実施形態が理解される。
情報ライフサイクルの一実施形態を例示する、全体的なブロック図を示す。 時間ベースのライフサイクルスケジューリングの一実施形態を例示する、全体的なブロック図を示す。 データイメージのための時間ベースのライフサイクルポリシを定める方法の、別の実施形態を例示する流れ図を示す。 ネットワークアーキテクチャの一実施形態を例示する、全体的なブロック図を示す。
本発明は様々な修正および代替形態を許すが、特定の実施形態を例として図示し、本明細書で詳しく説明する。ただし、図面および図面に対する詳細な説明は、本発明を開示する特定の形態に限定することは意図せず、逆に本発明は、特許請求の範囲によって定める本発明の趣旨および範囲に含まれるあらゆる修正形態、等価物、および代替形態を範囲に含むことを理解すべきである。
本発明を完全に理解できるようにするために、以下の説明では多数の具体的詳細を記載する。ただし、本発明はこれらの具体的詳細なしに実施できることを当業者なら理解されよう。場合によっては、本発明を不明瞭にすることを回避するために、よく知られている回路、構造、信号、コンピュータプログラム命令、および技法は詳しく示していない。
図1を参照して、情報ライフサイクル100の一実施形態の全体的なブロック図を示す。情報ライフサイクル100、または単純にライフサイクル100は、作成および最初に記憶してから、データが使われなくなり、削除される時点までの情報システムのデータおよび関連メタデータの流れの管理を示す。データイメージは、少なくとも1つまたは複数の情報ファイル、関連メタデータ、およびディレクトリ、フォルダ、サブフォルダなどの関連記憶構成情報を含むことができる。データイメージ150は、データ記憶媒体110上に記憶することができる。一実施形態では、時点t1において、データイメージ150をデータ記憶媒体110上に最初に記憶する。別の実施形態では、時点t1より前の期間にわたりデータイメージ150をデータ記憶媒体110上に記憶していても、時点t1をライフサイクル100の最初の時点として選択することができる。
一実施形態では、データ記憶媒体110は、1台または複数台のクライアントコンピュータのデータを記憶するために使用する、ファイルシステムに関連するディスクドライブとすることができる。スケジュールされたバックアップ操作は、データ記憶媒体120などの別の記憶媒体上に記憶される、データイメージ150のコピーを作成することができる。スナップショットイメージ152が、データイメージ150のコピーに相当することができる。スナップショットイメージ152内の1つまたは複数のファイルは、データイメージ150を記憶するために使用される形式とは異なるファイル形式を含むことができる。バックアップ操作は、情報技術(IT)管理者による、所定のスケジュールイベントとすることができる。スナップショットイメージ152を作成するバックアップ操作は、利用できる特定の時間窓の間にスケジュールすることができ、その利用できる特定の時間窓の間、データ記憶媒体120の同時アクセスが生じないように決定が下される。例えば、バックアップ操作が行われているときに、不図示の別のライフサイクルポリシがデータ記憶媒体120に同時にアクセスしていないと判定することができる。一実施形態では、スナップショットイメージ152を作成した後、データ記憶媒体110からデータイメージ150を削除し、または失効させることができる。この削除は、IT管理者によるスケジュールに応じて、スナップショットを作成した直後に、またはその所定時間後に行うことができる。
上記に記載したプロセスは、データイメージ150のその後の移動についても繰り返すことができる。ライフサイクル100内に示すデータの流れについて続けると、図1内に複製1として示す、その後の所定の複製操作が、スナップショットイメージ152をデータ記憶媒体120からデータ記憶媒体130に移すことができる。その後のこの複製操作は、最初のバックアップ操作を完了した、図1内に遅延1として示す所定の遅延後に行うことができる。スナップショットイメージ152内に記憶されたデータのコピーを作成し、複製イメージ154によって図1内に示す。本明細書で使用するとき、用語「複製」は、データイメージの最初のバックアップ操作後に行うコピー操作を指し、複製操作はスナップショットイメージに対して、またはスナップショットイメージの他の後続のコピーに対して行われる。
複製イメージ154を作成する複製操作は、利用できる特定の時間窓の間にスケジュールすることができる。例えば、時点t3と時点t4との間に生じる時間窓は、第1の複製操作について利用できる時間窓である。一実施形態では、特定した時点値t3およびt4は、グラフィカルユーザインターフェイス(GUI)を備えるバックアップアプリケーションを利用するシステム管理者が選択することができる。特定した所与の時点値は、1つまたは複数の条件によって適格と認めることができる。さもなければ競合が生じる可能性があり、GUI内のメッセージをシステム管理者に提示して、既存のライフサイクルポリシに対応する1つまたは複数の記憶された値を修正することにより、競合を解消する機会を与えることができる。例えば、第1の複製操作(図1内に複製1として示す)のための時間窓用の1つの条件は、その時間窓が、バックアップ操作のための時間窓と所定の閾値を超えて重複しないことであり得る。一実施形態では、この条件は、重複を一切認めなくてもよい。別の実施形態では、この条件は、30分または他の選択された持続時間の重複を認めることができる。閾値は、バックアップ操作および第1の複製操作によるデータ記憶媒体130の同時アクセスについての許容範囲を、もしあれば示すことができる。さらに、不図示の他のデータイメージについて、他のバックアップ操作および複製操作が行われていてもよい。所与のデータ記憶媒体の同時アクセスは、バックアップ操作および複製操作の両方を十分遅くして、許容できる所定の持続時間内にこれらの操作を終えることを妨げる場合がある。
上述の重複条件に加え、スケジューリングの競合が発生したかどうかを判定するために、他の条件も使用することができる。例えば、2つ以上のデータイメージに対応する、第1の複製操作のための2つ以上の時間窓は重複しても構わないと決定することができる。スナップショットイメージ152および不図示の別のスナップショットイメージのために、時点t3と時点t4との間の時間窓を使用することができる。時点値t3は、スナップショットイメージをデータ記憶媒体120からデータ記憶媒体130に最初に移動可能にする時点を示すことができる。複製するためにどのスナップショットイメージを第1に優先させるのかについての選択は、特定した時点値t3に加えて他の条件に基づくことができる。これらの他の条件には、コピー元データ記憶媒体またはコピー先データ記憶媒体の現在の使用可能容量、対応するデータイメージの業務上の価値、データイメージの古さ、およびデータイメージの大きさのうちの少なくとも1つが含まれ得る。他の条件も可能であり、考えられる。データイメージ150の削除と同様に、複製イメージ154を作成した後、データ記憶媒体120からスナップショットイメージ152を削除し、または失効させることができる。この削除は、複製イメージ154を作成した直後に、またはその所定時間後に行うことができる。
上記に記載した移動プロセスは、システム管理によって定められるように、あと数回繰り返すことができる。例えば、図1内に複製2として示す、もう1つの複製操作が、複製イメージ154をデータ記憶媒体130からデータ記憶媒体140に移すことができる。その後のこの複製操作は、前の複製操作を完了した、図1内に遅延2として示す所定の遅延後に行うことができる。複製イメージ154内に記憶されたデータのコピーを作成し、複製イメージ156によって示す。スナップショットイメージ152の削除と同様に、複製イメージ156を作成した後、データ記憶媒体130から複製イメージ154を削除し、または失効させることができる。この削除は、複製イメージ156を作成した直後に、またはその所定時間後に行うことができる。一実施形態では、データ記憶媒体140は、データイメージ150をオフサイトの記憶位置、オンサイトのテープ記憶媒体、または他の場所に送る前の、データイメージ150のライフサイクル内の最終データ記憶媒体であり得る。
データ記憶媒体110−140は、層状の記憶域を表すことができる。層状の記憶域は、合計の記憶コストを減らすために、様々な種類の記憶媒体に様々なデータクラスを割り当てることを含むことができる。データクラスは、所定のデータ保護レベル、システム性能目標、所定の業務上の価値、およびデータの利用頻度のうちの少なくとも1つに基づくことができる。データを特定の媒体に自動で割り当てるために、1つまたは複数の所定のポリシをソフトウェア内で利用することができる。
層状の記憶域の一例は、極めて重要なまたは最近アクセスしたファイルを記憶するための第1の層を含むことができる。第1の層の記憶域は、ダブルパリティRAID(安価/独立したディスクの冗長アレイ)など、高価かつ高品質の媒体上にデータを記憶することができる。この層状の記憶域は、財務ファイルおよび分類されたファイルを記憶するための第2の層を含むことができる。第2の層は、従来のストレージエリアネットワーク(SAN)内のより安価な媒体上にデータを記憶することができる。層状記憶システム内の層の数が増えるにつれ、データの業務上の価値および対応する記憶域のコストは両方とも低下し得る。例えば、この層状の記憶域は、イベント駆動型ファイル、滅多に使用しないファイル、または未分類のファイルを記憶するための第3の層を含むことができる。第3の層は、記録可能なコンパクトディスク(CD−R)またはテープ上にデータを記憶することができる。データ記憶媒体110−140に使用するための記憶域の種類の選択は、所与のデータイメージ150のデータクラスに基づくことができる。
次に図2を参照して、時間ベースのライフサイクルスケジューリング200の一実施形態の全体的なブロック図を示す。4つのデータイメージのそれぞれについてのライフサイクルの一部を図示する。イメージ2などのデータイメージを例にとり、バックアップ操作が時点t30において始まり、時点t30から時点t32までの持続時間の間続くようにスケジュールされていることが見て取れる。このバックアップ操作は、媒体1と呼ぶデータ記憶媒体へのメモリ書込みアクセスを含む。時点t33においてその後のバックアップ操作が始まる前に、時点t32から時点t33までに示す所定の遅延が発生する。一実施形態では、本明細書で使用するとき、用語「バックアップ」は、データセットをコピーし、別の形式に変換し、(例えば起こり得る将来の復元のために)記憶するプロセスを指す。一実施形態では、用語「複製」は、形式を変更することなしに、データセットのコピーを作成し、記憶するプロセスを指す。あるいは複製は、コピー元の位置にコピーを残すことなしに、データセットをある位置から別の位置に移すことを伴い得る。他の実施形態では、バックアップは形式の変更を伴わなくてもよく、または複製は、何らかの形式変更を伴ってもよい。そのような数多くの代替的実施形態が可能であり、考えられる。第1の複製は、時点t33から時点t36までの持続時間の間続くことができる。この第1の複製操作は、媒体1からのメモリ読取アクセス、および媒体4へのメモリ書込みアクセスを含む。データ記憶媒体、媒体1および媒体4は、層状記憶システムの異なる層の中に含まれてもよい。
図2に示すように、データイメージ、イメージ2に関する例について続けると、時点t36と時点t38との間に第2の所定の遅延が発生し得る。第2の複製は、時点t38から時点t41までの持続時間の間続くことができる。この第2の複製操作は、媒体4からのメモリ読取アクセス、および媒体8へのメモリ書込みアクセスを含む。データ記憶媒体、媒体4および媒体8は、層状記憶システムの異なる層の中に含まれてもよい。その後、不図示の1つまたは複数の遅延および複製操作が生じてもよい。さもなければ、所定の遅延の後、層状の記憶域からデータイメージ、イメージ2を削除することができる。図2に示すように異なる時点において発生するが、データイメージ、イメージ1、イメージ3、およびイメージ4についても同様の操作および遅延を示す。
印を付けた時点間の持続時間として、スケジュールされた時間窓を示す。例えば、イメージ1の複製操作のための時間窓は、時点t31と時点t34との間である。イメージ2のバックアップ操作のためのスケジュールされた時間窓は、時点t30と時点t32との間である。あるいは、時間窓は、暦日付および1日のうちの時間(複数可)に相当する所与の開始時間に始まる、持続時間によって指定することができる。例えば、時点t31と時点t34との間の持続時間を2時間とすることができる。時点t31は、3月14日の5:00AMの時間に相当することができる。したがって、イメージ1の複製操作は、3月14日の5:00AMに始まり、3月14日の7:00AMに終わるように指定することができる。その結果、2時間の時間窓が特定の暦日付上で生じるように指定される。
図2に示すスケジューリング情報は、グラフィカルユーザインターフェイス(GUI)上でIT管理者に提示することができる。暦情報、1日のうちの時間または他の時間増分、データイメージおよび個々のバックアップイメージそれぞれのデータクラスまたは業務上の価値、記憶媒体それぞれの現在の使用可能容量、スケジュールされた各ライフサイクルのバックアップ/複製操作ごとの、スケジュールされた移動を完了した時点での記憶媒体それぞれの予測(推定)使用可能容量、各記憶媒体内のデータ形式のそれぞれをなす各データイメージの大きさ、記憶媒体のそれぞれに対するバックアップ/複製操作のデータ転送速度、データ記憶媒体の相対的または絶対的な財務コスト、ならびにバックアップ/複製操作がスケジュールされた時間窓よりも早く終了すると推定される推定加速窓(例えばイメージ2では、複製は、時点t33と時点t36との間のスケジュールされた窓ではなく、時点t33と時点t35との間の加速窓内で終了すると推定することができる)のうちの少なくとも1つなど、説明図を簡略化するために不図示の追加情報をGUI内でユーザに提示してもよい。上記の基準をユーザに提示することに加え、上記の基準を使用してスケジューリングの競合を検出することができる。スケジューリングの競合の検出について次に説明する。
スケジューリングの競合を検出することは、所与の記憶媒体が2つの異なるライフサイクルポリシによってアクセスされる期間を少なくとも特定することを含む。例えば、図2に示すスケジューリング200を参照して、時点t31と時点t32との間に、媒体1として示す記憶媒体は、イメージ1の複製操作に由来するメモリ読取アクセスと、イメージ2のバックアップ操作に由来するメモリ書込みアクセスとを有する。この同時アクセスは、個々のアクセスのそれぞれの開始時間を遅らせ、さらに各アクセスについてのそれぞれの持続時間を長引かせる可能性がある。その結果、これらの操作は十分遅くなり、ことによるとスケジュールされた時間窓のうちで終わらない可能性がある。ここでは、イメージ1の複製操作のためのスケジュールされた時間窓は、時点t31と時点t34との間である。イメージ2のバックアップ操作のためのスケジュールされた時間窓は、時点t30と時点t32との間である。
競合を検出することは、所与の記憶媒体が、日々の業務活動のためにアクセスされる期間を特定することも含むことができる。例えば、バックアップ操作を平日の8:00AMから6:00PMの間にスケジュールしてはいけない場合がある。ユーザは、バックアップ操作に由来するメモリ読取アクセスを有することになる、それぞれのデータ記憶媒体にアクセスする。同様に、第1の複製操作をこれらの業務時間中にスケジュールしてはいけない場合がある。ユーザは、複製操作に由来するメモリ読取アクセスを有することになる、復元操作用のそれぞれのデータ記憶媒体にアクセスし得る。これらの時間中は操作をスケジュールしてはならないことをIT管理者に示すために、これらの時間窓をGUI内のウィンドウペインの中でブロック状態として示すことができる。
所与のデータイメージのための所与のライフサイクルポリシのバックアップ/複製操作をスケジュールするとき、提案した時間窓についてスケジューリングの競合を検出することは、先に説明した提示基準をさらに含むことができる。例えば所与のデータ記憶媒体について、提案した時間窓は、以前にスケジュールされたライフサイクルの時間窓と重複しない可能性があるが、その所与のデータ記憶媒体が容量最高水準値に達していることがある。上記に記載した基準を使用する他の検査の組合せも可能であり、考えられる。競合が自動で検出され、GUIのウィンドウペインなどによりIT管理者に提示される場合、データイメージのライフサイクルに関するバックアップ/複製操作をスケジューリングする負担はより少なくなる可能性がある。
所与のデータイメージのためのライフサイクルポリシを定義する段階の間、GUIによる時間ベースの手法は、競合を検出するための可能な解決策をさらに提供することができる。例えば、前にスケジュールされた操作の時間窓またはデータ記憶媒体に関する新たな値を、ソフトウェアアプリケーションが決定することができる。この先行バックアップ/複製操作は、提案したバックアップ/複製操作と同じデータ記憶媒体にアクセスし、それにより競合を引き起こしている場合がある。新たな値は、先行操作が依然として成功裏に完了することを可能にし、次に、提案した操作をスケジュール可能にすることができる。例えば、ユーザは、先行操作を4時間続くようにスケジュールしている場合がある。ソフトウェアアプリケーションは、バックアップイメージの大きさおよびデータ記憶媒体のデータ転送速度から、先行操作が3時間続き得ると判断することができる。したがって、どちらの方向が競合を解決するのかに応じて、先行操作を1時間早めてまたは1時間後方へスケジュールすることができる。先行操作に関するどんな新たな値も、GUIによりユーザに提示することができる。
競合の解決策を見つけることについて続けると、上記に記載した解決策と同様に、ソフトウェアアプリケーションは、提案したバックアップ/複製操作の時間窓またはデータ記憶媒体に関する新たな値を決定することができる。ユーザによる選択を利用し、このアプリケーションは、1つまたは複数の新たな値が可能かどうかを判定するために計算を実行し、可能な場合、その新たな値をGUIによりユーザに提示することができる。この計算は、競合を検出するための先に列挙した基準を入力として含んでもよい。
GUIによりIT管理者に情報を提示することに関して上記に記載したように、データイメージの時間ベースのライフサイクルポリシの定義は時間窓を含むことができる。情報ライフサイクルを決定するとき、この時間窓は、データクラス、使用可能容量、データ転送速度、および他の手法と組み合わせることができる。ソフトウェアアプリケーションによって提供され、GUIまたはコマンドラインインターフェイスによって提示される時間窓は、所与のデータイメージについてバックアップ/複製操作をいつ、どのデータ記憶媒体上で行うのかをユーザが厳密に指定できるようにする。
ユーザは、暦に基づく手法を利用し、Symantec NetBackup(登録商標)などのバックアップアプリケーション内で、それぞれのバックアップ/複製操作のための日付および時間窓を指定することができる。バックアップアプリケーションは、各コピー先またはデータ記憶媒体に時間ベースのスケジュールを関連させ、もしくは結び付けることができる。このようにして、ユーザが、少なくともスナップショットのコピー先およびバックアップ/複製のコピー先を含むデータ記憶ライフサイクルポリシを作成すると、それぞれのバックアップ/複製操作にスケジュールが結び付けられる。スケジュールは、操作のそれぞれをいつ行うのかを規定する。例えば、スナップショットイメージを作成した後、複製操作を2週間後に行って、そのスナップショットイメージをディスク記憶域に移すことができる。この2週間の間、スナップショットイメージを使用してデータ復旧を行うことができる。2週間後、そのスナップショットイメージは失効し、削除されることが見込まれ得る。したがって、それぞれのデータイメージの複数のコピーが保たれることはない。ディスク上のそれぞれのバックアップイメージを長期保存のためにテープに移すために、複製操作において定めた第2のスケジュールを使用することができる。この第2のスケジュールは一ヶ月後の予定でもよい。
図3を参照して、データイメージのための時間ベースのライフサイクルポリシを定める方法300の一実施形態の概要を示す。解説目的で、データはウェブサイトに対応するものとして記載する。ただし、本明細書に記載の方法および機構は、他のウェブサイトでないデータにも適用することができる。上記に記載したコンピュータシステム100内に具体化されるコンポーネントは、概して方法200に従って動作することができる。解説目的で、この実施形態における各ステップは順番に示す。ただし、別の実施形態では、一部のステップは図示するのと異なる順序で行うことができ、一部のステップは同時に実行することができ、一部のステップは他のステップと組み合わせることができ、一部のステップはなくてもよい。
ブロック302で、ライフサイクル内のバックアップおよび複製操作用のポリシをデータイメージのために決定する。例えば、このポリシは、層状の記憶域の中の層の数、記憶媒体の種類および数、イメージを所与の記憶媒体上に記憶すべき持続時間、特定の操作をブロックする1日のうちの時間等を決定することを含むことができる。ブロック304で、ユーザは、所与の記憶層上の所与のデータイメージのバックアップ/複製操作に関する時間ベースのスケジュールを提案することができる。このスケジュールは、暦日付、1日のうちの時間、対応するデータイメージの対応する先行の移動後の所定の持続時間など、ある時点の指示を含むことができる。提案したスケジュールを指定するために、ユーザは、GUI内のウィンドウを選択し、GUI内のウィンドウを選択/ドラッグし、コマンドライン上に値を入力し、またはそれ以外の方法を行うことができる。スケジューリングの競合を検出するには、先に記載した基準を利用することができる。
提案した時間ベースのスケジュールについて競合が検出されず(条件ブロック306)、情報ライフサイクルに関する記憶層の終わりに達していない場合(条件ブロック308)、ブロック310で、ライフサイクル内の次の記憶層を選択することができる。現在スケジュールしているデータイメージの情報ライフサイクルは、対応するデータ記憶媒体に関連する、提案された時間ベースのスケジュールを有し得る。次いで、方法300の制御流れは、ブロックAを経由してブロック304に戻る。ブロック304で、次に提案する時間ベースのスケジュールを入力することができる。情報ライフサイクルに関する記憶層の終わりに達する場合(条件ブロック308)、かつスケジュールするデータイメージがさらにある場合(条件ブロック312)、ブロック314で次のデータイメージを選択する。現在スケジュールしているデータイメージの情報ライフサイクルは、対応するデータ記憶媒体に関連する、提案された時間ベースのスケジュールを有し得る。次いで、方法300の制御流れは、ブロックAを経由してブロック304に戻る。ブロック304で、次に提案する時間ベースのスケジュールを入力することができる。ライフサイクルをスケジュールするために、それ以上データイメージがない場合(条件ブロック312)、ブロック316で、ライフサイクルの時間ベースのスケジューリングが完了する。あるいは、方法300の制御流れは、条件ブロック306に戻ることができる。例えば、IT管理者は、競合しない複数のライフサイクルポリシをスケジュールすることができる。しかし、バックアップサーバ上で実行されるアプリケーションによって検査されない競合が、後で起こり得る。新たなスケジューリングは行われていないが、ことによると競合は依然として起こる可能性があり、競合を解消するために1つまたは複数の既存のライフサイクルポリシを修正することができる。
提案した時間ベースのスケジュールについて競合が検出され(条件ブロック306)、競合する先行バックアップ/複製操作のスケジュールを、他の競合を引き起こすことなしに成功裏に変更できると判定される場合(条件ブロック318)、ブロック322で、決定した変更を行うことができる。変更の決定は、先に記載したように行うことができる。先行バックアップ/複製操作の情報ライフサイクルを修正し、または加速して、対応するデータ記憶媒体に関連する新たな定義を定めることができる。さらに、現在スケジュールしているデータイメージの情報ライフサイクルは、対応するデータ記憶媒体に関連する、提案された時間ベースのスケジュールを有し得る。次いで、方法300の制御流れは、ブロックAを経由してブロック304に戻る。ブロック304で、次に提案する時間ベースのスケジュールを入力することができる。
提案した時間ベースのスケジュールについて競合が検出され(条件ブロック306)、競合する先行バックアップ/複製操作のスケジュールを、他の競合を引き起こすことなしに成功裏に変更できないと判定される場合(条件ブロック318)、ブロック320で、現在のデータイメージおよび現在のデータ記憶媒体について提案したスケジュールを変更する。提案される変更は、先に記載した計算を使用して提供することができる。さもなければ、提案される時間ベースのスケジュールをユーザが調節するために、システムの基準をGUIなどによりユーザに提示することができる。次いで、方法300の制御流れは、ブロックAを経由してブロック304に戻る。ブロック304で、次に提案する時間ベースのスケジュールを入力することができる。
次に図4を参照して、ネットワークアーキテクチャ400の一実施形態を示す。ネットワークアーキテクチャ400は、ネットワーク480を介して互いに、ファイルサーバ490に、およびバックアップサーバ450に相互接続される、アプリケーションコンピュータシステム422およびクライアントコンピュータシステム420を含む。バックアップサーバ450には、ディスク記憶域460およびディスク記憶域462が結合される。ネットワーク480は、無線接続、ダイレクトローカルエリアネットワーク(LAN)接続、インターネットなどの広域ネットワーク(WAN)接続、ルータ等を含む様々な技法を含むことができる。ネットワーク480は、同じく無線とすることができる1つまたは複数のLANを含んでもよい。ネットワーク480は、リモートダイレクトメモリアクセス(RDMA)ハードウェアおよび/またはソフトウェア、伝送制御プロトコル/インターネットプロトコル(TCP/IP)ハードウェアおよび/またはソフトウェア、ルータ、中継器、スイッチ、グリッド、ならびに/または他のものをさらに含むことができる。
ネットワークアーキテクチャ400の様々な実施形態において、アプリケーションコンピュータシステム422は、ビジネスに不可欠なアプリケーションをホストする任意の数のサーバおよびデータベースサーバを表す。クライアントコンピュータシステム420は、サーバ、デスクトップPC、ラップトップ、ハンドヘルドコンピュータなど、任意の数の据置き型コンピュータまたはモバイルコンピュータを表す。クライアント420は、少なくとも単一のプロセッサ402およびメモリ媒体430を含むことができる。クライアント420は、ソフトウェアアプリケーションの命令を実行するためにプロセッサ402を使用することができる。クライアント420は、そのメモリ媒体430上に1つまたは複数のソフトウェアアプリケーションを含むことができる。例えば、クライアント420は、バックアップエージェント414を含むことができる。同様に、クライアント420は、クライアント内で仮想環境を作り出し、維持する際に使用するための仮想化エージェント412を含むことができる。
一部の実施形態では、システム422および420は、動作環境、例えばベースOS416および/または仮想OSレイヤ436などのオペレーティングシステムを含むことができる。様々な実施形態において、提供されるベースOS416は、MS−DOS(登録商標)、MS−WINDOWS(登録商標)、OS/2(登録商標)、UNIX(登録商標)、Linux(登録商標)、Solaris(登録商標)、または他の知られているオペレーティングシステムが含まれる、様々なオペレーティングシステムのどれでもよい。一部の実施形態では、システム422および420は、IT管理者によって提供される、レイヤの共通のイメージを使用する仮想OSレイヤ436しか有さない。他の実施形態では、システム422および420は、ベースOS416および仮想OSレイヤ436の両方を有する。オペレーティングシステムは、システムのハードウェアとソフトウェアアプリケーションとの間でインターフェイスすることができる。
システム422および420のコンポーネントについて続けると、ファイルシステム430が含まれてもよい。ファイルサーバ490、バックアップサーバ450、または他の任意のコンピュータシステムもしくはサーバ上のファイルシステムと同様に、ファイルシステム440は、データを記憶し、組織化し、操作し、取り出すための専用データベースとして動作することができる。ユーザは、ファイルシステム440を介して、対応するデータ記憶媒体上に記憶されたディレクトリを閲覧することができる。
ネットワークアーキテクチャ400内のファイルサーバ490は、データを記憶するように構成される任意の種類のサーバとすることができる。一実施形態では、ファイルサーバ490は、ネットワーク接続ストレージ(NAS)装置とすることができる。ファイルサーバ490は、コンピュータシステム422および420、ならびに他の情報サーバ(不図示)にファイル記憶サービスを提供することに特化したコンピュータとすることができる。ファイルサーバ490上のオペレーティングシステムおよび他のソフトウェアは、ファイルシステムの機能、ファイルへのアクセス、およびこれらの機能の管理を提供する。ファイルサーバ490は、論理的で冗長な記憶コンテナまたはRAIDアレイ(安価/独立したディスクの冗長アレイ)へとしばしば構成される、1つまたは複数のハードディスクを含むことができる。データ492は、ファイルサーバ490のハードディスクの1つまたは複数に記憶することができる。
ファイルサーバ490は、ファイルシステムレベルでデータの記憶を行うことができる。ファイルサーバ490は、(UNIXシステム上で普及している)ネットワークファイルシステム(NFS)、(MS Windowsシステムで使用される)SMB/CIFS(サーバメッセージブロック/共通インターネットファイルシステム)、(Apple Macintosh Computersで使用される)AFPなどのファイルベースのプロトコルを使用することができる。図4の例では、ファイルサーバ490上のファイルは、ネットワーク480内に含まれるネットワークファイルシステム(NFS)インターフェイスを介してアクセスすることができる。
次にバックアップ記憶装置460を参照して、装置460は、ネットワークアーキテクチャ400内のデータのバックアップコピーを記憶するために使用することができる。バックアップデータ494は、データ492のコピー、コンピュータシステム422および420内に含まれるデータのコピー、ならびに他の情報サーバ(不図示)内に含まれるデータのコピーを記憶することができる。バックアップ記憶装置460は、1つまたは複数のハードディスク、テープ駆動機構、サーバブレード、または専用装置からなる数種類の記憶域を含むことができ、またはそのような記憶域にさらに結合されてもよく、RAM、フラッシュRAM、MEMS(微小電子機械システム)記憶域、バッテリバックアップ付きRAM、および/または不揮発性RAM(NVRAM)など、様々なメモリ装置を含むことができる。バックアップ記憶装置462は、装置460上に記憶されたデータのバックアップコピーを記憶するために使用することができる。バックアップ記憶装置462は、バックアップ記憶装置460について上記に列挙したメモリ装置のうちの1つまたは複数を含むことができる。一実施形態では、バックアップ記憶装置460上にイメージをコピーすると、ファイルサーバ490上に記憶された対応するデータを削除することができる。同様に、バックアップ記憶装置462上にイメージをコピーすると、バックアップ記憶装置460上に記憶された対応するデータを削除することができる。先に説明した、所与のデータイメージの情報ライフサイクルを定めるために使用する時間ベースのスケジュールは、バックアップ記憶装置460および462のそれぞれに関連することができる。
一実施形態では、ネットワークアーキテクチャ400内のバックアップサーバ450は、バックアップアプリケーション458を含むことができる。このバックアップアプリケーション458、または「バックアップマネージャ」は、メモリ媒体470上に記憶され、1回または複数回のバックアップ操作を行うためにプロセッサ452によって実行可能なプログラム命令を含むことができる。バックアップ操作は、部分的バックアップまたは完全バックアップを、例えばあるコンピュータシステム上に、またはあるコンピュータシステムから別のシステムに作成すること、あるコンピュータシステム上で、またはあるコンピュータシステムから別のコンピュータシステムに復元機能(例えば部分的もしくは粒度の細かい復元機能、または完全な復元機能)を実行することを含むことができ、他の操作も含むことができる。バックアップマネージャ458は、先に説明した、所与のデータイメージの情報ライフサイクルを定めるための時間ベースのスケジューリングをユーザが実行できるようにし得る。
バックアップサーバ450上のバックアップマネージャ458は、データ492の様々な種類のバックアップを作成するように構成することができる。例えば、イメージベースの、ファイルベースの、または他の種類のバックアップを作成することができる。一部の実施形態では、バックアップマネージャ458は、ファイルサーバ490などの特定のシステムのバックアップを作成するようにバックアップマネージャ458に指図する、ユーザ入力を受け取ることができる。一部の実施形態では、バックアップマネージャ458は、特定のシステムのバックアップを自動で作成することができ、例えば、バックアップマネージャは、特定のシステムの定期的バックアップを実行するようにスケジュールすることができる。バックアップマネージャ458は、バックアップまたはファイルサーバイメージ474を、仮想ハードディスク(VHD)形式、V2I形式、仮想マシンディスク形式(VMDK)形式などの一般に知られているファイル形式で作成し、記憶することができる。
データバックアップ操作の説明を続けると、一実施形態では、バックアップサーバ450上のバックアップマネージャ458が、ファイルサーバイメージ474など、データ492のバックアップを作成し、それをバックアップ記憶装置460上に記憶することができる。別の実施形態では、バックアップマネージャ458が、バックアップをバックアップサーバ450上に、例えば図示のようにバックアップサーバ450のメモリ媒体470上に記憶することができる。さらに他の実施形態では、バックアップマネージャ458が、バックアップを代わりに別の装置上に、例えばネットワーク480を介して接続される別のコンピュータシステム(別のサーバなど)上に記憶することができる。
一実施形態では、バックアップマネージャ458は、ファイルサーバ490を使用することなしに、コンピュータシステム422および420のバックアップを直接作成することができる。そのようなバックアップは、ファイルサーバ490上でまだ更新されていない可能性がある、コンピュータシステム422および420上のデータを保護するために実行することができる。一部の実施形態では、コンピュータシステム422および420がネットワーク480に接続されている場合、バックアップマネージャ458が、コンピュータシステム422および420のファイルごとのバックアップを自動で作成することができる。この場合、コンピュータシステム422および420の毎日または週に1回スケジュールされたバックアップなど、スケジュールされた定期的バックアップを実施することができる。
バックアップを作成する一環として、バックアップマネージャ458は、対応するファイルまたはデータイメージに関連するカタログメタデータ456も作成することができる。クライアント420上のデータのバックアップなどのバックアップ操作中にバックアップマネージャ458が作成するカタログメタデータ456は、ファイルのためのメタデータを含むことができる。メタデータには、データ名、データの大きさ、データのフィンガープリント、バッチ番号、ならびにデータの種類、バージョン番号、所有権、許可、最終更新日時、誤りコード等のうちの少なくとも1つまたは複数が含まれ得る。バッチ番号は、関連するバックアップエントリを作成した特定のバックアップ操作を識別するために使用することができる。他の形式のメタデータおよび/または識別情報が当業者には明らかになるであろう。カタログメタデータ456は、例えば後でブラウジングを復元するために使用可能であり得る。
代替的実施形態では、クライアント、サーバ、および記憶域の数および種類は、図4に示す数および種類に限定されないことを指摘しておく。サーバ、デスクトップ、ラップトップ、およびモバイルクライアントのほぼ任意の数および組合せを、モデムバンク、ダイレクトLAN接続、無線接続、WANリンク等の様々な組合せを介して、ネットワークアーキテクチャ400内で相互接続することができる。また、様々な時点において、1台または複数台のクライアントがオフラインで動作することができる。さらに、モバイルユーザがあちこち移動して、ネットワークアーキテクチャ400に接続し、ネットワークアーキテクチャ400への接続を断ち、ネットワークアーキテクチャ400に再接続するとき、個々のクライアントの接続の種類は動作中に変わり得る。
様々な実施形態において、本明細書に記載した方法および機構の一部または複数の部分が、クラウドコンピューティング環境の一部を形成することができる。そのような実施形態では、1つまたは複数の様々なモデルに従い、リソースをサービスとしてインターネットを介して提供することができる。そうしたモデルには、サービスとしてのインフラストラクチャ(IaaS)、サービスとしてのプラットフォーム(PaaS)、およびサービスとしてのソフトウェア(SaaS)が含まれ得る。IaaSでは、コンピュータインフラストラクチャがサービスとして送られる。そのような場合、コンピューティング装置は概してサービスプロバイダが所有し、運営する。PaaSモデルでは、ソフトウェアソリューションを開発するために開発者が使用するソフトウェアツールおよび基礎をなす装置がサービスとして提供され、サービスプロバイダによってホストされ得る。SaaSは、典型的にはサービスプロバイダがソフトウェアをサービスとしてオンデマンドでライセンス供与することを含む。サービスプロバイダは、ソフトウェアをホストすることができ、またはソフトウェアを所与の期間にわたり顧客に展開することができる。上記のモデルの多数の組合せが可能であり、考えられる。
上記の実施形態をかなり詳細に説明してきたが、上記の開示を完全に理解すれば、数多くの変形および修正が当業者に明らかになる。特許請求の範囲は、そのようなすべての変形および修正を包含するように解釈されることを意図する。

Claims (20)

  1. 1つまたは複数のデータイメージのそれぞれのライフサイクルポリシを定めるための方法であって、
    第1のライフサイクルを定めるために、第1のデータ記憶媒体上に記憶されたデータイメージを選択するステップと、
    前記第1のライフサイクルを定めるステップであって、
    前記第1のデータ記憶媒体から第2のデータ記憶媒体に前記データイメージを移し始める時点を示す、第1の時点値を特定するステップ、および
    前記第2のデータ記憶媒体から第3のデータ記憶媒体に前記データイメージを最初に移動可能にする時点を示す、第2の時点値を特定するステップ
    を含む、前記第1のライフサイクルを定めるステップと、
    前記第1のライフサイクルに対応するデータを記憶するステップであって、前記データは、前記データイメージ、前記第1の時点値、前記第2の時点値、前記第1のデータ記憶媒体、および前記第2のデータ記憶媒体を識別するデータを含む、データを記憶するステップと
    を含む、方法。
  2. 前記第1のデータ記憶媒体から前記第2のデータ記憶媒体への前記データイメージの移動がバックアップ操作を含み、前記第2のデータ記憶媒体から前記第3のデータ記憶媒体への前記データイメージの移動が複製操作を含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記複製操作中に前記データイメージを移すために、利用できる1つまたは複数の時間窓をユーザに提示するステップであって、前記利用できる1つまたは複数の時間窓は、前記バックアップ操作のための時間窓と所定の閾値を超えて重複しない、提示するステップをさらに含む、請求項2に記載の方法。
  4. 前記特定した第2の時点値に加え、前記複製操作中の前記データイメージの前記最初の移動の許可が、前記第2のデータ記憶媒体または前記第3の記憶媒体の現在の使用可能容量、前記データイメージの業務上の価値、前記データイメージの古さ、および前記データイメージの大きさのうちの少なくとも1つによってさらに適格と認められる、請求項3に記載の方法。
  5. 競合を検出するステップをさらに含み、前記競合は、2つ以上のライフサイクルポリシが、所与のデータ記憶媒体のスケジュールされた同時アクセスを含むこと、所与のデータ記憶媒体の使用可能容量が、所定の閾値に達したこと、スケジュールされた移動を完了した時点での所与のデータ記憶媒体の予測使用可能容量が、所定の閾値に一致すること、および所与のデータイメージを移動するための予測持続時間が、使用可能な時間窓を超えることのうちの少なくとも1つを含む、請求項2に記載の方法。
  6. 前記競合を検出することに応答して、前記競合に対応するメッセージを提示し、既存のライフサイクルに対応する1つまたは複数の記憶された値を修正する機会をユーザに与えるステップをさらに含む、請求項5に記載の方法。
  7. それぞれの時点値に到達したこと、および特定した他の任意の適格値に到達したことを検出することに応答して、前記データイメージを複製操作中に移動するステップをさらに含む、請求項4に記載の方法。
  8. それぞれのコピー元データ記憶媒体からの前記データイメージの移動が完了したことを検出することに応答して、前記それぞれのコピー元データ記憶媒体上の前記データイメージのコピーを削除するステップをさらに含む、請求項7に記載の方法。
  9. バックアップサーバと、
    ネットワークと、
    前記ネットワークを介して前記バックアップサーバに結合される1台または複数台のクライアントコンピュータと
    を備え、
    前記バックアップサーバが、
    第1のライフサイクルを定めるために、第1のデータ記憶媒体上に記憶されたデータイメージをユーザが選択できるようにし、
    前記第1のライフサイクルを前記ユーザが定められるようにすることであって、前記定めることは、
    前記第1のデータ記憶媒体から第2のデータ記憶媒体に前記データイメージを移し始める時点を示す、第1の時点値を特定すること、および
    前記第2のデータ記憶媒体から第3のデータ記憶媒体に前記データイメージを最初に移動可能にする時点を示す、第2の時点値を特定すること
    を含む、前記第1のライフサイクルを前記ユーザが定められるようにし、
    前記第1のライフサイクルに対応するデータを記憶することであって、前記データは、前記データイメージ、前記第1の時点値、前記第2の時点値、前記第1のデータ記憶媒体、および前記第2のデータ記憶媒体を識別するデータを含む、データを記憶するように構成される、
    コンピュータシステム。
  10. 前記第1のデータ記憶媒体から前記第2のデータ記憶媒体への前記データイメージの移動がバックアップ操作を含み、前記第2のデータ記憶媒体から前記第3のデータ記憶媒体への前記データイメージの移動が複製操作を含む、請求項9に記載のコンピュータシステム。
  11. 前記バックアップサーバが、前記複製操作中に前記データイメージを移すために、利用できる1つまたは複数の時間窓をユーザに提示するようにさらに構成され、前記利用できる1つまたは複数の時間窓は、前記バックアップ操作のための時間窓と所定の閾値を超えて重複しない、請求項10に記載のコンピュータシステム。
  12. 前記特定した第2の時点値に加え、前記複製操作中の前記データイメージの前記最初の移動の許可が、前記第2のデータ記憶媒体または前記第3の記憶媒体の現在の使用可能容量、前記データイメージの業務上の価値、前記データイメージの古さ、および前記データイメージの大きさのうちの少なくとも1つによってさらに適格と認められる、請求項11に記載のコンピュータシステム。
  13. 前記バックアップサーバが、競合を検出するようにさらに構成され、前記競合は、2つ以上のライフサイクルポリシが、所与のデータ記憶媒体のスケジュールされた同時アクセスを含むこと、所与のデータ記憶媒体の使用可能容量が、所定の閾値に達したこと、スケジュールされた移動を完了した時点での所与のデータ記憶媒体の予測使用可能容量が、所定の閾値に一致すること、および所与のデータイメージを移動するための予測持続時間が、使用可能な時間窓を超えることのうちの少なくとも1つを含む、請求項10に記載のコンピュータシステム。
  14. 前記競合を検出することに応答して、前記バックアップサーバが、前記競合に対応するメッセージを提示し、既存のライフサイクルに対応する1つまたは複数の記憶された値を修正する機会をユーザに与えるように構成される、請求項13に記載のコンピュータシステム。
  15. それぞれの時点値に到達したこと、および特定した他の任意の適格値に到達したことを検出することに応答して、前記データイメージを複製操作中に移動することをさらに含む、請求項12に記載のコンピュータシステム。
  16. 前記バックアップサーバが、それぞれのコピー元データ記憶媒体からの前記データイメージの移動が完了したことを検出することに応答して、前記それぞれのコピー元データ記憶媒体上の前記データイメージのコピーを削除するようにさらに構成される、請求項15に記載のコンピュータシステム。
  17. 1つまたは複数のデータイメージのそれぞれのライフサイクルポリシを定めるためのプログラム命令を記憶するコンピュータ可読記憶媒体であって、前記プログラム命令は、
    第1のライフサイクルを定めるために、第1のデータ記憶媒体上に記憶されたデータイメージを選択し、
    前記第1のライフサイクルを定めることであって、
    前記第1のデータ記憶媒体から第2のデータ記憶媒体に前記データイメージを移し始める時点を示す、第1の時点値を特定すること、および
    前記第2のデータ記憶媒体から第3のデータ記憶媒体に前記データイメージを最初に移動可能にする時点を示す、第2の時点値を特定すること
    を含む、前記第1のライフサイクルを定め、
    前記第1のライフサイクルに対応するデータを記憶することであって、前記データは、前記データイメージ、前記第1の時点値、前記第2の時点値、前記第1のデータ記憶媒体、および前記第2のデータ記憶媒体を識別するデータを含む、データを記憶する
    ために前記プロセッサによって実行可能である、コンピュータ可読記憶媒体。
  18. 前記第1のデータ記憶媒体から前記第2のデータ記憶媒体への前記データイメージの移動がバックアップ操作を含み、前記第2のデータ記憶媒体から前記第3のデータ記憶媒体への前記データイメージの移動が複製操作を含む、請求項17に記載のコンピュータ可読記憶媒体。
  19. 前記プログラム命令が、前記複製操作中に前記データイメージを移すために、利用できる1つまたは複数の時間窓をユーザに提示するためにさらに実行可能であり、前記利用できる1つまたは複数の時間窓は、前記バックアップ操作のための時間窓と所定の閾値を超えて重複しない、請求項18に記載のコンピュータ可読記憶媒体。
  20. 前記特定した第2の時点値に加え、前記複製操作中の前記データイメージの前記最初の移動の許可が、前記第2のデータ記憶媒体または前記第3の記憶媒体の現在の使用可能容量、前記データイメージの業務上の価値、前記データイメージの古さ、および前記データイメージの大きさのうちの少なくとも1つによってさらに適格と認められる、請求項19に記載のコンピュータ可読記憶媒体。
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